映画監督・北野武の最新作にして、自ら“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉を飄々と演じ、明智光秀を西島秀俊、狂乱の天下人・織田信長を加瀬亮が演じる映画『首』。公開されるや否や、「世界のキタノの集大成」「こんな戦国時代劇が観たかった!」と話題騒然となっている本作の冒頭7分36秒の映像が限定公開された。名だたる戦国武将たちが「信長の跡目を継ぎ、天下を獲ってのし上がる」という正義も大義もない血まみれの争いを描いた本作は、そのタイトル「首」の題字が切り落とされるシーンから幕を開け、戦で首を取られた侍からサワガニが出てくるという衝撃的な映像で幕を開ける。冒頭映像は、その後の容赦ない血飛沫と暴力、そして登場人物たちの死を予感させる仕上がりだ。物言わぬ首なしの侍とサワガニから一転、舞台は信長(加瀬亮)に謀反を起こした荒木村重(遠藤憲一)の戦シーンに。1年半の長きに渡る戦いで信長は勝利するものの、村重は逃亡。“可愛がっていた”家臣である村重に裏切られた上に逃げられた信長は、秀吉(ビートたけし)、光秀(西島秀俊)ら家臣を集め村重の捕縛を命じ、なおかつ自分亡き後の跡目についてまで明言する。「ハゲが勝手に決めるな!このドクソたあけが!!」「働きしでー(次第)で跡目を選んだるに、俺のために死ぬ気で働け!」など、撮影時にかなり苦戦したという早口の河内弁で家臣を罵倒し、飛び蹴りを炸裂する加瀬さんの“天下人”に注目。「何をされるかわからない」恐怖ととに、「跡目」という餌をうまく使いこなし、家臣を巧みに動かす信長のカリスマ性も垣間見えるシーンにもなっている。この冒頭映像はKADOKAWA公式YouTubeとニコニコ生放送にて期間限定公開されている。◆YouTubeリンク※12月14日(木)20時~2024年1月4日(木)23時59分まで限定公開※年齢制限が設定されています◆ニコニコ生放送開場:12月15日(金)20時50分開演:12月15日(金)21時終了:12月15日(金)21時08分『首』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:首 2023年11月23日より全国にて公開ⓒ2023KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltd
2023年12月14日北野武監督の最新映画『首』(11月23日公開)の本予告と本ポスターが25日、公開された。同作は、原作・監督・脚本・編集を北野武が務める最新作。天下統一を掲げる織田信長(加瀬亮)は激しい戦いを繰り広げていたが、その最中に家臣・荒木村重(遠藤憲一)が反乱を起こし姿を消す。信長は家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じるが、明智光秀(西島秀俊)はなぜか村重を殺さず匿う。村重の行方が分からず苛立つ信長は、思いもよらない方向へ疑いの目を向け始めるが、それはすべて仕組まれた罠だった。波乱の展開が、 “本能寺の変”に向かって動き出すこととなる。○織田信長(加瀬亮)・羽柴秀吉(北野武)ら武将たちが集結本予告は、野ざらしにされた屍が転がっている戦場、燃え上がる本能寺が映し出されて始まる。大義も情けも無い狂乱の戦国の世を生きる織田信長(加瀬亮)・羽柴秀吉(北野武)・徳川家康(小林薫)・明智光秀(西島秀俊)ら武将たち、そして忍・芸人・百姓と、それぞれの野望・欲望・裏切り・策略が入り乱れるさまが描かれている。さらに、荒木村重(遠藤憲一)、難波茂助(中村獅童)、曽呂利新左衛門(木村祐一)、羽柴秀長(大森南朋)、黒田官兵衛(浅野忠信)、千利休(岸部一徳)といった日本映画界を代表する錚々たる俳優陣も登場。燃え上がる本能寺や、血肉飛び散る“山崎の戦い”が映し出され、スケール感と迫力のある映像となっている。本予告と同時に本ポスターも完成。狂気を纏う天下人・織田信長、“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀をはじめ、徳川家康、秀吉を支える軍師・黒田官兵衛、秀吉の弟の羽柴秀長、秀吉に憧れる百姓・難波茂助、徳川家康、千利休ら狂乱の戦国の世を生きる曲者たちの眼光の鋭さから強い覚悟・野望・欲望が感じられるものになっている。本作で明智光秀を演じた西島は本作の台本を読んで独特の世界観を感じたという。「生きるか死ぬかの毎日で、首だけになってしまえば、地位も名誉も何もないという無常観。死と隣り合わせの日々の中、滑稽なことと笑った直後に悲惨なことが起きたり……他の監督では感じることのできない、北野監督ならではの世界観があった」。また織田信長を演じた加瀬も「北野監督は色々な戦いを経てトップに立った方。その中で色々を感じたことをあらゆるキャラクターに散りばめていて、それぞれの武将たちには監督の人生とも重ねられると思った」というのが最初の印象だったと明かした。西島は『Dolls』(2002年)以来の北野組への参加となり「急遽追加になったシーンで大掛かりなセットを組んだのに1カットで終わったことがあった。準備にいくらかけても『ここは撮り切った、もう大丈夫』という判断、切り替えは当初と変わらない。今回も直前で追加になった大掛かりなシーンがあって、すごい労をかけたのですが、ヒキのカットを撮ってすぐ終わってしまう。そういったところに監督の美学を感じたし、ずっと変わっていないと感じた」と撮影中のエピソードを交えて振り返った。一方で『アウトレイジ』シリーズにも出演した加瀬は「今までは助監督を通じて演出を受けていたが、今回は北野監督が直接現場に来て、一言ふた言おっしゃってくれることが多く、丁寧な演出を多く受けた感じがした」と話す。また「すぐ本番に行くという恐怖がある」と北野組を振り返るのは大森。何もするなという空気を感じながらも、役者として何もしないわけにもいかず「一度、どこまで許されるのか、北野監督との気配でせめぎ合うというか……でもこれは本当に怖い。よっぽどのことがないと北野監督は『もう1回』っておっしゃらないんですよ。何回も同じことをやるのも大変ですが、1回しかできないという緊張感。これもすごく感じました」と、それぞれが北野監督と過ごした撮影時間を明かした。
2023年09月25日北野武監督の最新作で“本能寺の変”を描く映画『首』から、キレ味抜群のバイオレンスと笑いをはじめとした北野ワールドのエッセンスが全開な本予告と本ポスターが解禁となった。解禁となった本予告の映像冒頭は、野ざらしにされた屍があまた転がっている戦場、燃え上がる本能寺が映し出されて始まる。大義も情けもない狂乱の戦国の世を生きる織田信長(加瀬亮)、羽柴秀吉(北野武)、徳川家康(小林薫)、明智光秀(西島秀俊)ら武将たち、そして忍、芸人、百姓…。それぞれの野望・欲望・裏切り・策略が入り乱れるさまが鮮烈に描かれている。さらに、荒木村重(遠藤憲一)、難波茂助(中村獅童)、曽呂利新左衛門(木村祐一)、羽柴秀長(大森南朋)、黒田官兵衛(浅野忠信)、千利休(岸部一徳)といった日本映画界を代表する錚々たる俳優陣も登場。燃え上がる本能寺、血肉飛び散る“山崎の戦い”…信長の跡目をめぐる死闘の果てに待ち受けているものとは!?息を呑むような緊張感と、北野作品史上随一のスケール感とド迫力の映像が完成した。カンヌ国際映画祭フォトコールにてそして本ポスターには、狂気を纏う天下人・織田信長、“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀をはじめ、秀吉を支える軍師・黒田官兵衛、秀吉の弟の羽柴秀長、秀吉に憧れる百姓・難波茂助、徳川家康、千利休ら狂乱の戦国の世を生きる曲者たちの眼光の鋭さから強い覚悟・野望・欲望が感じられる。さらに、モノクロでスタイリッシュな本ポスターに入っているタイトルと同じ赤文字の「狂ってやがる。」というキャッチコピーが人間の奥底に眠る計り知れないおぞましさ、無骨さを際立たせ、強烈な印象を与えるビジュアルに仕上がった。本作で明智光秀を演じた西島さんは、台本を読んで独特の世界観を感じたという。「生きるか死ぬかの毎日で、首だけになってしまえば、地位も名誉も何もないという無常観。死と隣り合わせの日々の中、滑稽なことと笑った直後に悲惨なことが起きたり…他の監督では感じることのできない、北野監督ならではの世界観があった」とコメント。また、織田信長を演じた加瀬さんも「北野監督は色々な戦いを経てトップに立った方。その中で色々を感じたことをあらゆるキャラクターに散りばめていて、それぞれの武将たちには監督の人生とも重ねられると思った」というのが最初の印象だったと明かす。カンヌ国際映画祭レッドカーペットにて西島さんは『Dolls』(2002年)以来の北野組への参加。「急遽追加になったシーンで大掛かりなセットを組んだのに1カットで終わったことがあった。準備にいくらかけても『ここは撮り切った、もう大丈夫』という判断、切り替えは当初と変わらない。今回も直前で追加になった大掛かりなシーンがあって、すごい労をかけたのですが、ヒキのカットを撮ってすぐ終わってしまう。そういったところに監督の美学を感じたし、ずっと変わっていないと感じた」と撮影中のエピソードを明かす。一方で『アウトレイジ』シリーズにも出演した加瀬さんは、「北野監督が直接現場に来て、ひと言ふた言おっしゃってくれることが多く、丁寧な演出を多く受けた感じがした」と話す。「すぐ本番に行くという恐怖がある」と北野組を振り返るのは大森さん。何もするなという空気を感じながらも、役者として何もしないわけにもいかない。「一度、どこまで許されるのか、北野監督との気配でせめぎ合うというか…でもこれは本当に怖い。よっぽどのことがないと北野監督は『もう1回』っておっしゃらないんですよ。何回も同じことをやるのも大変ですが、1回しかできないという緊張感。これもすごく感じました」とそれぞれが北野監督と過ごした撮影時間を明かしている。『首』は11月23日(木・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:首 2023年11月23日より全国にて公開ⓒ2023KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltd
2023年09月25日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)の学生向けティーチインイベントが4日に都内で行われ、宮沢氷魚、大友啓史監督、井元隆佑プロデューサーが登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。オファーをもらった時の感想について、宮沢は「これまで若い人が明智光秀を演じた作品がなかったので、ハードルがあった」という一方で、「大友監督の作品ということもあり、新しい解釈がされて、素晴らしい明智になるのではと前向きな気持ちになりました」と振り返る。自身の身長が184cmあることから「時代劇に出られるとは思っていなかった」という宮沢に、大友監督も「リアルに再現しようと思うとできないことが多い」と同意しつつ、「“温故知新”、真似をするのではなく、取り入れたものを違うものとして吐き出すことが大事」「“見目麗しい光秀”という脚本を読んだ時に、宮沢さんしか思い浮かばなかった」と、熱烈なオファーだったことを明かした。イベントは「新しい時代劇を若い人にも届けたい」「これからの映像業界の未来を担う若い世代と映画の話がしたい」という大友の強い思いから実現に至ったそうで、客席には多くの学生が集まった。専門学生からは「日本の映画は国内向けに作られることが多いのが現状だが、今後海外に向けて作品を発信する意味で、どのように働きかけていきたいか」という質問が上がり、宮沢は「クリエイションをしている身としては、日本だけではなく世界的に伝わるものを常に作りたいと思っている」という一方で、「遠い人に気を向けていると、一番近い人に届かない」「いいものを作るだけ」と自身の志を述べる。また「配役を決める上で一番重視している点」を聞かれると、「自分を純化できる俳優が好き」と大友監督。「他人の人生を生きることは大変」「役に対する献身さ」を重視すると説明した。そしてこの日、客席には、映画を鑑賞しイベントに参加しに来ていた俳優・鈴木福の姿も。「“温故知新”という言葉の通り、色々な名作を勉強しつつ、これから新しい俳優になっていかないといけないということは常に感じています。新しいものを作る上で、取捨選択とその判断基準を教えてください」という俳優ならではの質問が投げられた。井元プロデューサーは「やったことのないことに対して、怖いけど向かって行くというのが大事」、大友監督は「他人からどう見られるのではなく、自分がどう思うかが大事」「今の時代に目を向けて、自分に正直になること」、宮沢は「その瞬間瞬間をその役として生きていれば、自然と評価が追いついてくる」と、それぞれの立場から回答した。そして最後の質問として「映画館で映画を観ることのメリット」というテーマが飛び出すと、「同じ空間で一つの物を体験できることは映画館でしかしえない、それも思い出として残る」と井元プロデューサー。宮沢は、「自分と作品の繋がりだけを楽しむことができるのが映画館」と述べ、大友監督は「映画が一番人間の感情が見えるメディア。まだ見ぬ感情を大スクリーンを通して“追体験”できるし、訴求力が強い」と、映画館という場所の強みをそれぞれアピールした。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年03月04日織田信長と濃姫が生きた激動の30年を描く感動スペクタクル巨編『THE LEGEND & BUTTERFLY』。木村拓哉と綾瀬はるかに続き、第2弾キャストとして伊藤英明、中谷美紀、北大路欣也、宮沢氷魚、市川染五郎の出演が明らかになった。綾瀬さん演じる濃姫の脇を固めるのは、濃姫の侍従・福富平太郎貞家役の伊藤さん、幼い頃より姫を見守り支えてきた濃姫の筆頭侍女・各務野役の中谷さん、濃姫の父で美濃のマムシという渾名でも知られる斎藤道三役の北大路さん。また、「偽装不倫」や現在放送中の「ちむどんどん」などに出演、本作が時代劇初出演の宮沢さんが、織田家の家臣でありながら本能寺で謀反を起こした明智光秀。時代劇映画初挑戦の歌舞伎界新世代スター、染五郎さんは、織田家家臣・森可成の息子で信長の側近中の側近・森蘭丸を演じ、フレッシュなキャストが木村さん扮する信長を支える。▼キャストコメント・伊藤英明東映70周年記念作品であり、主演の信長役が木村拓哉さん、さらに大友監督が信長の生きた時代を撮るということで、台本以上のものが必ず出来上がるだろうと楽しみでした。内容としては信長と濃姫夫婦の純愛ストーリーですが、いち歴史ファン、信長ファンとしては、どういう解釈で一つの作品になっていくのか、その過程を見たくて出番がない日でも現場に顔を出していました。私が演じた貞家は、濃姫の目付け役、お守役という役どころです。自分の中で役の中に通る筋のようなものを見つけて、演じるというよりは、現場で貞家が「生きている」という感覚を持ち楽しみながら参加させていただきました。完成した映像を観るのが待ち遠しいです。・中谷美紀各務野は綾瀬さん演じる濃姫にお仕えする立場なので、濃姫への愛情を胸に秘めていて、彼女が可愛くて仕方がない、言うことを聞かないお転婆ぶりまでもが愛おしいという気持ちで演じていました。また、以前ご一緒させていただいたこともある大友監督から、ある種、濃姫が憧れるような存在であってほしいとのご要望がありました。信長の正室の濃姫は、その立場のためささやかな日常を楽しむゆとり、普通の幸せを感じることが許されていない。各務野と濃姫、2人が得られる幸せの違いを際立たせてほしいというご依頼で、その点も大事に演じています。壮大なスケールの作品で、この中に存在させていただいただけで本当に贅沢なことだなと思い、幸せでした。・宮沢氷魚オファーをいただいたときは大変嬉しかったですが、すぐ「本当に頑張らなければ」というプレッシャーが一気に襲ってきたのを覚えています。自分がクォーターで、髪や目の色が茶色だったり、身長が184cmあったりもするので、そもそも時代劇に出られると思っていなかったので、脚本を読み込み、過去の映像作品を観て、自分なりに明智光秀についてリサーチや勉強をしました。そしてあえて自分にしか出せない明智を演じてみようという思いに至りました。ただ立っているだけなのに、何を考えているのだろうと感じるような不思議な雰囲気をまとっている、自分自身とシンクロした、自分にしかできないミステリアスな明智を作り上げてきたつもりです。・市川染五郎台本を読み、殿のため忠義を尽くして生き抜いた蘭丸の姿を純粋にかっこいいと思い、自分で演じてみたいと、お話を受けさせていただきました。木村さんとの共演シーンが多く、クランクインした日から信長の、後ろに炎が燃え盛るような気迫に圧倒されましたが、木村さんは殺陣の稽古を見てくださり、刀の持ち方のアドバイスもしていただいて勉強になりました。所作が歌舞伎と違う部分も多く難しいこともありましたが、殺陣では今回ちゃんと刀を合わせることができて、歌舞伎とはまた違った実戦感が楽しかったです。殿のために生きている蘭丸なので、殿が命令する前にすでに対応しているような頭の回転の早さが見えればいいなと思い意識して演じました。・北大路欣也戦国という滾る時代の中で、激しく美しく熱く燃える男と女の紡ぎ合い、ハラハラドキドキ興奮と感動の内に脚本を読み切りました。斎藤道三と織田信長、その運命の出逢いから道三の中で奮い立つ夢と希望、そしてその願いを濃姫に託したいという想い。そういった想いを意識してこの役を演じ、まさに男が男に惚れた、道三の一面を表現しました。自然体で受け止めて下さった、スタッフの皆様に感謝しています。1956年(昭和31年) 映画「父子鷹」でデビューさせて戴いて以来66年、先人の方々が築き上げてこられた大きな山を、今も登り続けています。「東映70周年記念」と冠がついたこの作品に出演出来た事の喜びを嚙み締めております。『THE LEGEND & BUTTERFLY』は2023年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:THE LEGEND & BUTTERFLY 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年09月02日俳優の木村拓哉が主演を務める映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』(2023年1月27日公開)の出演者が2日、公開された。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。濃姫(綾瀬)の侍従・福富平太郎貞家(ふくずみへいたろうさだいえ)役を伊藤英明、濃姫の筆頭侍女・各務野(かがみの)役を中谷美紀、美濃の戦国大名で濃姫の父親・斎藤道三役を北大路欣也がそれぞれ演じ、主演級の豪華俳優陣が綾瀬濃姫の脇を固めている。織田家の家臣でありながら本能寺で謀反を起こした明智光秀には宮沢氷魚、そして織田家家臣・森可成の息子で信長の側近中の側近・森蘭丸には時代劇映画初出演となる市川染五郎が扮し、フレッシュなキャストが木村信長を支える。○伊藤英明 コメント東映70周年記念作品であり、主演の信長役が木村拓哉さん、さらに大友監督が信長の生きた時代を撮るということで、台本以上のものが必ず出来上がるだろうと楽しみでした。内容としては信長と濃姫夫婦の純愛ストーリーですが、いち歴史ファン、信長ファンとしては、どういう解釈で一つの作品になっていくのか、その過程を見たくて出番がない日でも現場に顔を出していました。私が演じた貞家は、濃姫の目付け役、お守役という役どころです。自分の中で役の中に通る筋のようなものを見つけて、演じるというよりは、現場で貞家が「生きている」という感覚を持ち楽しみながら参加させていただきました。完成した映像を観るのが待ち遠しいです。○中谷美紀 コメント各務野は綾瀬さん演じる濃姫にお仕えする立場なので、濃姫への愛情を胸に秘めていて、彼女が可愛くて仕方がない、言うことを聞かないお転婆ぶりまでもが愛おしいという気持ちで演じていました。また、以前ご一緒させていただいたこともある大友監督から、ある種、濃姫が憧れるような存在であってほしいとのご要望がありました。信長の正室の濃姫は、その立場のためささやかな日常を楽しむゆとり、普通の幸せを感じることが許されていない。各務野と濃姫、2人が得られる幸せの違いを際立たせてほしいというご依頼で、その点も大事に演じています。壮大なスケールの作品で、この中に存在させていただいただけで本当に贅沢なことだなと思い、幸せでした。○宮沢氷魚 コメントオファーをいただいたときは大変嬉しかったですが、すぐ「本当に頑張らなければ」というプレッシャーが一気に襲ってきたのを覚えています。自分がクォーターで、髪や目の色が茶色だったり、身長が184cmあったりもするので、そもそも時代劇に出られると思っていなかったので、脚本を読み込み、過去の映像作品を観て、自分なりに明智光秀についてリサーチや勉強をしました。そしてあえて自分にしか出せない明智を演じてみようという思いに至りました。ただ立っているだけなのに、何を考えているのだろうと感じるような不思議な雰囲気をまとっている、自分自身とシンクロした、自分にしかできないミステリアスな明智を作り上げてきたつもりです。○市川染五郎 コメント台本を読み、殿のため忠義を尽くして生き抜いた蘭丸の姿を純粋にかっこいいと思い、自分で演じてみたいと、お話を受けさせていただきました。木村さんとの共演シーンが多く、クランクインした日から信長の、後ろに炎が燃え盛るような気迫に圧倒されましたが、木村さんは殺陣の稽古を見てくださり、刀の持ち方のアドバイスもしていただいて勉強になりました。所作が歌舞伎と違う部分も多く難しいこともありましたが、殺陣では今回ちゃんと刀を合わせることができて、歌舞伎とはまた違った実戦感が楽しかったです。殿のために生きている蘭丸なので、殿が命令する前にすでに対応しているような頭の回転の早さが見えればいいなと思い意識して演じました。○北大路欣也 コメント戦国という滾る時代の中で、激しく美しく熱く燃える男と女の紡ぎ合い、ハラハラドキドキ興奮と感動の内に脚本を読み切りました。斎藤道三と織田信長、その運命の出逢いから道三の中で奮い立つ夢と希望、そしてその願いを濃姫に託したいという想い。そういった想いを意識してこの役を演じ、まさに男が男に惚れた、道三の一面を表現しました。自然体で受け止めて下さった、スタッフの皆様に感謝しています。1956年(昭和31年) 映画「父子鷹」でデビューさせて戴いて以来66年、先人の方々が築き上げてこられた大きな山を、今も登り続けています。「東映70周年記念」と冠がついたこの作品に出演出来た事の喜びを噛み締めております。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年09月02日永瀬廉主演「新・信長公記」の3話が8月7日放送。萩原利久演じる明智の「アメリカンドッグ」の発音に「じわじわ来てる」「頭から離れない」などの声が続出。小澤征悦演じる家康の「ネオ江戸幕府を作る」宣言もSNS上で大きな話題になっている。甲斐谷忍の「新・信長公記~ノブナガくんと私~」をドラマ化、未来を舞台に戦国オタクの博士が作り出した戦国武将のクローンたちが高校生となって銀杏高校に集結、学園のてっぺんを目指す新しい学園天下獲りエンターテインメントとなる本作。銀杏高校特進クラス1年で、干し柿好き、学校でもスルメを焼いて食べている織田信長を永瀬さんが演じるほか、昔の歴史を学ばなくなったこの時代に戦国オタクをしている日下部みやびに山田杏奈。頭脳派で交渉術に長けているが中学時代はギャングチームだった明智光秀に萩原さん。転校生として特進クラスへ入学してくる徳川家康に小澤さん。サル顔高校生の豊臣秀吉に西畑大吾(なにわ男子)。輝く歯も美しい平和主義の上杉謙信に犬飼貴丈。コスプレ好きな独眼竜男子・伊達政宗に三浦翔平。頭脳明晰な黒田官兵衛に濱田岳。前回家康に敗北した武田信玄に満島真之介。信長に恋する本多忠勝に阿部亮平。銀杏高校のAI理事長・別府ノ守与太郎に柄本明といった面々が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話では家康の次のターゲットはランキング2位の秀吉ではと噂されるなか、みやびは武将をクローンとして蘇らせた博士の息子だという人物から、家康が幼少期に父親を殺したこと、みやびの歴史の知識を活かし武将たちをコントロールして家康を止めてほしいと言われる。そんななか家康は「24時間以内に明智光秀を倒す」という旗印を提出。武将たちは明智が1000%負けると考えていたが、翌朝になって状況は一変。明智は武将たちと交渉し反家康同盟を結成、武将たちは協力し、24時間明智を匿うことに…というストーリーが展開。図書室に隠れている明智、同盟に参加してない信長だが図書室に現れ「力を貸さないが友人としてならここにいてもいい」と、明智と握手を交わす。2人は図書室で一夜を明かすのだが、そこで干し柿が苦手だという明智に信長は「ではこれを食え」とアメリカンドッグを差し出す。すると明智は「アメリカンドッグ大好きなんだ」と笑顔で頬張る…。その際の「アメリカンドッグ」の発音に「明智のアメリカンドッグの発音が良かったのがじわじわ来てる」「アメリカンドッグの言い方天才かwwwww」「僕、アメウェリカンドッグ大好きなんだよね。が頭から離れない」などの声が。またそのセリフに対する信長の反応にも「アメリカンドッグのくだりはクローンとかなく15歳の男子高校生って感じだったな」「信長と明智のアメリカンドッグのやり取り好きすぎる」「アメリカンドッグのシーン、ちょっと素の永瀬廉がいたよね?」といった反応も多数。終盤では、みやびが特進クラスの生徒たちが武将のクローンであることを知っていることを聞いた家康が、自分の真の目的は「ネオ江戸幕府を作ること」だと明かす。その瞬間からTwitterのタイムラインには「ネオ江戸幕府…すごいワード」「…ネオ江戸幕府来た~!」「ネオ江戸幕府笑笑笑笑」「ネオ江戸幕府(じわ……)」など、“ネオ江戸幕府”のワードが怒涛のように溢れる事態になっている。【第4話あらすじ】「天下を獲る」と旗印に掲げた信長。信玄は家康に信長の旗印は家康への“宣戦布告”なのではと言い、二人は一触即発の雰囲気に。そんななか家康が「誰かを倒す」と旗印を提出。誰を狙うか明かさなければいつ狙われるかわからない。戦いに備えにくい家康の戦法に武将たちがざわつくなか、2年の十川八郎が倒され、家康は再び「誰かを倒す」と旗印を提出する…。「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」は毎週日曜22:30~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年08月08日●「振られる側を演じたからこそ」気づけた重圧今、「報われない、当て馬役」と聞くと真っ先に思い浮かぶのは、間宮祥太朗の名ではないだろうか。3月に最終回を迎えたドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)、前クールの『#リモラブ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)、さらに遡ると2018年のNHK朝の連続小説『半分、青い。』でも結果的にヒロインとはうまくいかない役を演じていた。報われない役が続くがどう捉えているのか。直筆エッセイ&フォトブック『色』(ワニブックス)も注目を集めている間宮を直撃すると、そこには“報われない役だからこそ”見える景色があった。「報われない役が続きますね」。そうド直球の質問を投げると、ふっと笑みを浮かべ、「だって、報われないんですもん!俳優は脚本の流れには逆らえない。俺がどれだけ報われたくて動いても、報われないものは報われないという現実を痛感したという感じです」と苦笑い。“役だから”と割り切っている一方で「ドラマで最終回の1話前くらいになると『おお、幸せそうでいいなぁ~』と思って見ていましたね。『お幸せに~』みたいな(笑)」と少し羨ましい気持ちもあるようだ。立て続けに当て馬を演じたことで、「また報われない系?」「間宮さん報われて」など同情の声も相次いだが、『ボス恋』の中沢役も『#リモラブ』の五文字役も、視聴者から愛される人気キャラに。SNS上では「私は中沢パイセンが好きです」「私は五文字派です」といった声が相次いだ。そして、間宮自身、二番手だからこそ気付いたことがあるという。「ヒロインと結ばれる役を演じる難しさもあるんだろうなと思いました。結ばれるからこそ、結末に説得力を持たせないといけない。なので、“最終的に選ばれなくてはいけない責任”もあるんじゃないかと。“こっち側”にはそういう責任はないですから(笑)。でも、それに気づけたのは振られるほうのアングルを演じたからこそですね。あと、ラブコメだと、視聴者はヒロインに感情移入してヒロインをフィルターにドラマを見るので魅力的に映り続けなければいけない。そういうプレッシャーがあるのかな」重圧に気づくもヒーロー役への思いが枯れたわけではない。報われる役を演じたい?と問うと「もちろん、ありますよ!」と即答し、「役者を続けることはパラレルワールドで生きているようなもの。演技をやっていれば俺が幸せになれる世界線もきっとある。その時が来れば『俺だって幸せだよ!』と言いたいですね(笑)」●直筆エッセイで「内面的な潜在意識を理解できた」報われない役で話題をさらった間宮だが、月刊誌『プラスアクト』(ワニブックス)にて直筆エッセイの連載が開始されるやいなや「字がきれい!」とその達筆さにも注目が集まった。美文字の理由は「字がきれいに書けないと大人になって恥ずかしい思いをするよ」という祖母の教えで、「小さい時から反復して字を書かされていた」からだ。「それが結果的によかったですね」と感慨深く振り返る。同誌での連載は「色」をテーマとした直筆エッセイ。例えば「金色」を取り上げた回では金色と聞いて思い浮かべたことや、「金剛力士に似ていると言われたことがある」というエピソード、そして好きな海外俳優を綴っており、色だけに囚われない自身にまつわる様々な事柄を文字に起こしている。連載を経て「自分の中に濃く残っているものが浮き彫りになりました。何気ない思い出や生活している中で意識していない感覚みたいなものを掘り起こして文章として成立させる作業だったから、自分の内面的な潜在意識を理解できた」と充実の表情。また「文章を脱線させるのが好き。1つのテーマを与えられてそこから自分なりに派生させていく作業は楽しかったです。人生も思わぬ方向にズレていくほうがいい。脱線した先で道草を食べるのが好きなんですよ。それが文章にも表れているのかな」と話す。これまで掲載された直筆エッセイに加え、撮り下ろし写真とインタビューを収録したオールカラー208ページにわたる『色』(発売中)。自分と向き合った本が1冊にまとまり、「サイン以外で文字を書く機会がほとんどない。直筆の連載はすごくいい機会をいただいた。やっぱり書くことはいいなぁ」としみじみと感謝した。●「いつ若手俳優という認識が外れてもいいように」大河ドラマ初出演となった『麒麟がくる』では、主人公・明智光秀(長谷川博己)のいとこ・左馬助という重要な役どころを熱演。続々と話題作に出演し、今年7月には人気マンガ原作の映画『東京リベンジャーズ』の公開が控えるなどこれからも話題が絶えなそう。順調に思える俳優人生だが、本人は「いつまで若手俳優でいられるかわからない。いつの日か若手俳優だと思われなくなる」と自分自身に警鐘を鳴らす。「演じる役も、求められる芝居スキル、存在感も変わってくるだろうし。そこにこっちから照準を合わせにいくわけではないですが、いつ若手俳優という認識が外れてもいいように地肩は作っておきたい」。ヘアメイク:三宅茜スタイリスト:津野真吾(impiger)衣装:TUNAGI JAPAN、LIDNM、BRAND SELECT
2021年04月20日都内の閑静な住宅街にある高級マンション前に止まった2台の大型トラック。業者が荷台から段ボール箱を次々と運び出していく。そして、そばでその様子を見守る一人の女性。グレーのコートにジーンズというラフな装いをした鈴木京香(52)だ。爽やかな冬晴れに恵まれた2月中旬のこの日、京香は引っ越しを決行していた。ほどなくして、軽やかな足取りで新居へと向かっていく京香。その姿はまるで、数日前に大役を終えた“旦那”との新しい生活を今か今かと待ち望んでいるようだった――。2月7日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。最終回の平均視聴率は18.4%を記録。全話の平均視聴率は14.4%となり、ここ数年の大河ではいちばんの好成績となった。その最大の立役者が主人公・明智光秀を演じた長谷川博己(43)だ。大役を有終の美で締めくくった長谷川だったが、その道のりは過酷なものだった。「放送開始直前の’19年11月に帰蝶役の沢尻エリカさん(34)が麻薬取締法違反の容疑で逮捕。沢尻さんの出演シーンを撮り直すため、初回放送を2週間遅らせる事態に。放送が開始したと思ったら、次はコロナ禍で4月から約3カ月間、撮影がストップ。年をまたいで放送されたのは、大河史上初のこと。そんななか、長谷川さんは常に共演者やスタッフに声をかけて、座長として現場を牽引していました」(NHK関係者)長谷川は苦難の日々をこう振り返っている。《最初は、1年以上という先の見えない長い道のりへの恐れから、悲観することもありましたが、スタッフや共演者の皆さんの支えもあり、最後まで演じきることができました》(『ステラ』’21年2月12日号)■『麒麟』スタッフ魅了した京香の差し入れ力そんな長谷川を陰から支え続けていたのが、恋人の京香だ。「’10年放送のドラマ『セカンドバージン』(NHK)での共演をきっかけに、’11年初頭から長谷川さんと鈴木さんは交際に発展。役者の先輩でもある京香さんが長谷川さんに演技についてよくアドバイスしていたといいます。また京香さんは今回の大河にあたり、長谷川さんを近くで支えるために主なロケ地である京都にセカンドハウスを借りることを提案。オフは2人で過ごし、長谷川さんにとって貴重な癒しの時間となっていたそうです」(制作関係者)撮影現場でも京香の“気遣い”は評判だったようだ。「あるとき、長谷川さんが差し入れしてくれた和菓子が京香さんお気に入りのお店のものでした。京香さんと仕事をしたことのあるスタッフが、長谷川さんに『京香さんも好きなお店ですよね?』と尋ねたら、照れながら笑っていたといいます」(前出・NHK関係者)’13年秋ごろから京香のマンションで同棲を開始し、破局報道が出たこともあったが、10年間にわたって交際を続けてきた長谷川。昨年5月に同棲解消が報じられるも、12月に本誌はふたたび京香のマンションから仕事に向かう長谷川の姿を目撃している。京香と“つかず離れず”の関係を続けてきた長谷川だが、大役を務め終えた今、“決着”をつけるべく動きだしたという。その一つが冒頭の引っ越しだ。「これまで長谷川さんは、京香さんと同居するマンションの近くにも部屋を借りて、いったりきたりする“半同棲”状態でした。ですが、引越し先では本格的に2人で暮らすことを考えているそうです。そのため荷物も多く、引っ越しは2日がかりになったと聞いています。新居は最大で家賃が200万円前後という高級マンション。部屋も広くペット飼育も可能で、数年前から京香さんと一緒に飼い始めたトイプードルのことも考えての選択なのでしょう」(長谷川の知人)■長谷川が亡き父と交わした“約束”そして、長谷川には“完全同居”の先に見据えているものがあるという――。「京香さんと付き合い始めたころの長谷川さんはブレークしたばかりで、“格差カップル”と言われたことも。“京香さんにふさわしい男になるまでは結婚しない”という気持ちで役者業に全力投球していたそうです。京香さんもそんな長谷川さんの気持ちを尊重して、応援し続けていました。そして、大河の主演を務めるまでの役者に。そこで10年間寄り添い続けてくれた京香さんへのケジメとして新居での2人暮らしを決断したそうです。事実婚という形になると聞いています。5月からは京香さんが出演する朝ドラ『おかえりモネ』の放送が始まります。大河終了直後に引っ越しをしたのも、京香さんが慌ただしくなる前に少しでも一緒にいられる時間を増やすためなのだと思います」(前出・長谷川の知人)長谷川が大河終了後に、京香との“結婚”を決断した陰には、亡き父との約束もあるようだ。「今回の大河で長谷川さんと共演した坂東玉三郎さん(70)は、長谷川さんのお父さんで建築史家の堯さん(享年83)と20代から交流がありました。堯さんは長谷川さんに『玉三郎さんと共演する姿が見たい』と常々話していたといいます。’19年4月に堯さんはがんで亡くなってしまいましたが、玉三郎さんとの共演を果たした長谷川さんは『天国の父に恩返しができた』と喜んでいたそうです。長年の夢をかなえたことも、今回の決断に影響を与えているのでしょう」(前出・長谷川の知人)大河では安寧な世界の象徴として描かれた麒麟。最終回で、長谷川演じる明智はドラマをこう締めくくっている。「麒麟は、この明智十兵衛光秀が必ず呼んでみせる、と」人生に安らぎをもたらした京香という“麒麟”とともに、長谷川は次なる世界に向かってまた駆けてゆく――。「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月16日2月7日に放送された最終回の視聴率が18.4%と有終の美を飾った大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)。その放送から数日後、主人公・明智光秀を演じた長谷川博己(43)と長年にわたって交際を続ける恋人・鈴木京香(52)の引っ越し現場を本誌は目撃した――。「京香さんが選んだ新居は家賃200万円前後の高級マンション。これまで長谷川さんとは半同棲状態でしたが、新居では本格的に長谷川さんと一緒に生活すると聞いています。交際開始してから10年たちますが、今回の引っ越しで2人は事実婚状態になるそうです」(長谷川の知人)新しい愛の巣での生活に向けて京香も“身辺整理”をしていた。「4年ほど前に京香さんは、都心にある広さ150平方メートルほどのマンションを購入しています。値段は4億円前後で、住んではいなかったものの、長谷川さんと結婚後に住む部屋として考えていたともいいます。しかし、昨年1月にそのマンションを売却しているんです。今回の引っ越しについては長谷川さんとかなり前から相談していて、話し合いの結果、売却して今回のマンションに住むことに決めたそうです」(京香の知人)京香は最近、引越し準備に追われていることを感じさせるような発言をしている。《整然とした暮しにもあこがれますが、自分にはできないことがわかったので、たくさんのものに囲まれていても、すっきりと暮らせる方法はないものか、今模索中です(笑)》(『ミセス』’21年3月号)新たなステージに到達した長谷川と京香。これまで以上に高め合いながら最強の“役者夫婦”として過ごしていくようだ。「京香さんは昨年4月に個人事務所を有限会社から株式会社に移行し、自身も代表取締役社長に就任しています。ここ1年ほどドラマに出ずっぱりの京香さんですが、今後さらに積極的に女優業を続けていくための下準備として移行したそうです。長谷川さんはしばらくオフを満喫するそうですが、今年中に久々の舞台出演が控えているといいます。ある映画への出演も内定しているそうです」(舞台関係者)「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月16日《みなさんの応援のおかげで無事、最終回を迎えることができました。本当にありがとうございました!》こうつづったのは、大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)の公式Twitter。2月7日、最終回を迎えた同作。スポニチアネックスによると視聴率は18.4%(ビデオリサーチ調べ。関東地区)、そして最高瞬間視聴率は21.6%を記録したという。冒頭のツイートののち、公式Twitterは主演・長谷川博己(43)のコメント動画をアップ。すると投稿から18時間ほどで9.1万もの“いいね”を記録し、さらにコメント欄には《1年間欠かさず見ることが出来て本当に良かったです》《麒麟がくる番外編見たいです!!!》《素敵な大河ドラマをありがとうございました!》と称賛の声が相次いでいる。そんな有終の美を飾った「麒麟がくる」だが、放映前から一波乱があった。昨年11月、帰蝶役に決まっていた沢尻エリカ(34)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのだ。「当時、すでに10話まで撮影されていたため撮り直しすることに。現場は大混乱でしたが、長谷川さんは『一番大変なのは代役の方』と一致団結を呼びかけていました。そして、代役に選ばれたのが川口春奈さん(25)です。時代劇未経験だったため、当初は戸惑いもあったようですが、無事演じ切りました。川口さんは大河効果もあり、現在CM契約は13社。ピンチをチャンスに変えたといえるでしょう」(制作関係者)■沢尻の逮捕に続いて、新型コロナ。視聴率の急落も「いだてん」ではピエール瀧(53)が逮捕され、さらにチュートリアル・徳井義実(45)の法人所得の無申告も明らかに。そして沢尻の逮捕と“番狂わせ”の続いた大河だが、「麒麟がくる」は新型コロナにも見舞われた。「沢尻さんの逮捕を受け、初回は2週間遅れでスタートしています。ただでさえイレギュラーななか、新型コロナの影響で2カ月半もの間、撮影を中断することに。そうして大河史上初めて、年をまたいでの放送となりました」(前出・制作関係者)また初回の視聴率は19.1%だったものの、回を重ねるごとに数字がダウン。初回から約1ヵ月後となる、昨年2月16日の放送回では13.2%に。約6ポイントもダウンすることとなった。「近年の大河に比べて下がるペースが速すぎたため、心配の声も上がっていました。もともと主人公の明智光秀は『本能寺の変』で織田信長を自害に追い込んだこと以外、あまり知られていません。そのため放送が始まっても関連書籍があまり出版されず、盛り上がりに欠けるところもありました。しかし、放送を続けていくなかで固定ファンが生まれました。そうして最終回が近づくにつれ、視聴率も持ち直すことに。地道にいい作品を作り続けてきた結果といえるでしょう」(民放局のドラマスタッフ)苦難を乗り越えた「麒麟がくる」。座長の長谷川や出演者、そしてスタッフ一同、胸を撫で下ろしていることだろう。
2021年02月08日2020年、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、世界は大きく変わりました。不要不急の外出を控えるよう呼びかけられ、旅行やエンターテインメントを自由に楽しむことが制限。また、買い占めや、感染者の増加など悲しいニュースを見る機会も多かったと思います。しかし、せめて年末年始だけは笑って過ごしませんか。2020年、grapeで紹介したちょっと笑える記事をまとめてご紹介します!ペットのイタズラからおばあちゃんの優しいミスまで…思わず抱腹絶倒!明智光秀から手紙が届く!?もしも、『本能寺の変』が起こった時にハガキという連絡ツールがあったら…。細かく作りこまれたハガキに笑わずにはいられません!「皆の衆~!『謀反のお知らせ』じゃ~!」市役所からのハガキに爆笑お風呂場で愛猫を洗ったところ?ペットと言葉が通じなくても、苦手なものや好きなものは伝わってくるもの。特に、お風呂に入ることが苦手なペットは多いようです。愛猫が油断していたところを捕まえ、すかさずお風呂場で洗うと…。「オレ人間ユルサナイ…」風呂場でブチ切れる猫『数分後』の姿がこちらですおばあちゃんの手作りマスクが何かおかしい…コロナウイルスの影響で、手作りのマスクが流行。ある日、祖母から手作りのマスクをもらい装着の「感想が欲しい」といわれたため着けてみると…。「使ったら感想を教えてください」おばあちゃんの手作りマスク、着けたら腹筋崩壊親子で思わず「あっ…」トイレットペーパーや、クッションなどを荒らす猫のイタズラ。飼い主の想像以上のことをされると、困ってしまいますよね。思わず犯人の「あっ…」という声が聞こえそうな、イタズラの犯行現場を撮影した写真に反響が上がりました。猫の『犯行現場』をスクープ!本音ダダ漏れなお顔をご覧ください三重県にあった貼り紙に吹き出す!日本の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカ。しかし、希少なだけに、ニホンカモシカのことはあまりよく知られていません。思わずクスっとしながらも、新しい知識を教えてくれるポスターがこちらです。「誰が、シカや」三重県のポスターに2万人が吹き出す思わず笑ってしまうような投稿の数々。2021年は、2020年よりも笑顔の数が増える1年になるといいですね![文・構成/grape編集部]
2020年12月30日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期ーー。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。今年6月に離婚を発表した西村まさ彦。不遇時代から支え続けた糟糠の妻との別れを決断した西村だが、そこには“裏”が。これまで幾度も女性トラブルが報じられながらも信じ続けた元妻に西村が行った“仕打ち”を知人が怒りの告発ーー(以下、2020年7月14日号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま“円満離婚”とも報じられていますが、実情はまったく異なります。夫妻を知る関係者たちは、記事に驚いていますよ」そう語るのは、俳優・西村まさ彦(59)と、“元妻”であるA子さんの古くからの知人だ。2人の離婚がスポーツ紙に報じられたのは6月23日。「記事によれば、夫妻は10年ほど別居しており、今年6月に入って離婚調停が成立したそうです」(芸能関係者)西村は24歳のときに劇団文化座に入り、すでに俳優生活も35年。最近ではNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、主人公・明智光秀(長谷川博己・43)の叔父・明智光安を演じて、好評を博した。「『古畑任三郎』シリーズでブレークしましたが、20代のときは“食えない時期”もあったのです。そんな彼を経済的に支えていたのが2歳年下のA子さんでした。当時の彼女は劇団員で、’90年ごろにはラジオのパーソナリティも務めていました。A子さんの妊娠がわかり、2人が入籍したのは’94年だったと思います。男の子にも恵まれましたが、残念ながら結婚生活は平穏とは言いがたかったのです」(前出・古くからの知人)結婚したころから、西村は俳優として注目を浴び始めたのだ。またそのいっぽう、スキャンダルも報じられるようになる。「’99年に車を運転中に接触事故を起こし、その場を立ち去ってしまったのですが、実は助手席にある女優が同乗していたと報じられています。また同じく’99年には、別の愛人女性を事務所の社長に就任させたという報道もありました」(前出・芸能関係者)当時、妻・A子さんとの別居も取り沙汰されていたが、西村本人は週刊誌の取材に対し、こう答えている。「(郊外にある自宅とは別に都内に)マンションを借りているんです。女房子供のことは大切に思っているし、9時~5時の仕事だったら毎日帰りますよ。でもそんな仕事じゃないですからね」西村の不倫報道を目の当たりにし続けたA子さんの心境について、前出の知人はこう語る。「もちろんA子さんも夫のスキャンダル発覚には悩んでいました。しかし彼女は俳優としての西村氏のことは尊敬していたでしょうし、敬虔なクリスチャンでもあったため、“離婚”という選択肢はなかったのです」’01年、A子さんは女性週刊誌の取材にこう答えていた。「(夫があまり帰宅しないのは)仕事がありますから、それも仕方がないことだと思っています。いろいろな女性と噂も立てられたこともありましたが、私は夫を信じていますから……」また前出の知人によれば、西村とA子さんは、スポーツ紙に報じられたようにずっと別居したきり、というわけではなかったという。「別居10年と書かれていた記事も読みました。しかし事実は異なります。たとえば’14年に西村氏は、“家族で暮らすために”と、事務所名義で世田谷区内に新築マンションを購入しています。A子さんも、『これで夫婦もやり直せるかも』と、思っていたようです。しかし、その生活も長くは続きませんでした。西村氏が別の部屋を借りて、また出ていってしまったからです。さらに’17年ごろからは、『(世田谷区の)マンションから出ていけ』と言うようになったり、弁護士を立てて強硬に離婚を迫るようになったのです……」それでもクリスチャンであるA子さんは、当初は離婚に応じる気はなかったという。だが1年ほど前に転機が訪れた。A子さんが乳がんに侵されていることが判明したのだ。「手術を受けなければいけない状態にあることがわかり、A子さんは夫からの離婚宣告に抵抗する気力を喪失してしまいました。ついには彼女も調停に応じることになりましたが、西村氏が非情にもA子さんが闘病中で気弱になっていることを利用した形です。A子さんが手術を経て、ようやく退院することができたのは6月24日、離婚報道翌日です。西村氏の事務所関係者は“円満に話し合い、離婚が成立した”と、取材に語っていますが、A子さんは病室で離婚報道を知ったとき、どんな思いを抱いたことでしょうか……」そこで離婚の経緯について西村に取材を申し込むと、女性マネージャーが代わりに彼のスタンスについて説明することになった。「西村は不器用で、コミュニケーションが苦手な面があります。特に芝居の仕事を抱えているときは、周囲とほとんど口をきかなくなることもあるのです。そんな彼が60歳を迎える前に、俳優という仕事をより充実させるために、自分らしく生きるために離婚という人生の決断を下したのです。離婚については、ずいぶん前から話し合いをしてきたと聞いています。その結果、A子さんの乳がん闘病の時期と、離婚成立の時期が重なっただけです」ーー西村さんはA子さんの乳がん闘病を知っていたそうですが、治療が落ち着いてから離婚届を提出するという選択肢は検討しなかったのでしょうか?「(西村は)病気のことは聞いていました。だから医師の診断書を提出するように、こちらの弁護士が先方に要請したこともありましたが、診断書を見せてもらうことはできませんでした。A子さんも調停の場には出席していましたし、もし闘病中だから離婚の時期を延ばしたいというのであれば、A子さん本人がそう主張すべきだったと思います」ーーもともとの夫婦別居の原因は、西村さんの女性関係だったという報道もありますが?「近年で私が知る限りでは、西村にそういった女性関係はなかったと思います。別居や離婚は夫婦の問題ですから、はたから見ているだけではわからない事情などもあったのではないでしょうか」確かに夫婦の事情は、他人には理解しがたいこともあるだろう。だが西村のマネージャーの説明を聞いても、“円満離婚”という印象を持つことはできなかった。
2020年12月30日「第37回『信長公と蘭奢待』では、織田信長(染谷将太)打倒で挙兵した足利義昭(滝藤賢一)が、どのように描かれるか期待していました。ところが、義昭が最も頼りにしていた武田信玄(石橋凌)をはじめ、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)、浅井長政(金井浩人)といった武将があっさり死んでしまい、信長VS.義昭の攻防が一気にスルーされて……。とくに長政は、その死をナレーションのみで語られる“ナレ死”扱いだったのは残念でした」20日放送の『麒麟がくる』について、こう語るのは戦国時代に詳しい歴史学者の渡邊大門さん。放送終了後、ネット上でも『何で重要な後半戦をナレ死で終わらせるの?もったいない!』『怒涛の急展開。前半期と時間の配分が全然違う』『足利義昭&駒(門脇麦)のシーンは不必要』といった疑問や不満の声が多く上がっていた。ドラマでは浅井長政がナレ死したため、長政の正室・市(織田信長の妹)や、その2人の間に生まれた3人の娘、茶々、初、江についてもまったく描かれなかった。おそらく、今後のストーリーの中で、とくに重要な役どころとして登場することがないからだと推察できる。だが、ネット上でそんな批判が飛び交うのも、今回の大河に期待するファンが多いという証拠。20日放送の同時間帯の裏番組には、テレビ朝日系「M-1グランプリ2020」、フジテレビ系「鬼滅の刃」〈柱合会議・蝶屋敷編〉があったために、視聴率の低下が懸念されていた。結果は、「M-1~」は19.8%、「鬼滅の刃~」が14.4%と、予想通り高視聴率をマーク。ところが、「麒麟がくる」も最近の通常回とほぼ変わらずの12.2%をキープ(※視聴率数字はいずれも関東地区の平均世帯視聴率、ビデオリサーチ調べ)。大河ファンにとっては、お笑いや話題のアニメよりも、やはり本能寺の変に向けてどんな展開になるのか、オンタイムでチェックしたいという人が多かったのだろう。そして、次回放送(第38回『丹波攻略命令』)では、いよいよ明智光秀(長谷川博己)が残した功績の中でも有名な丹波攻めが始まる。天正3年(1575年)、光秀は信長から丹波攻略を命じられ、ここから約4年にわたる苦難の戦いの幕が上がる。はたして、ドラマではどのように描かれるのか――。「天正7年(1579年)の丹波八上城の攻防で、光秀が丹波の土豪衆に宛てた文書が残っています。『敵兵を1人たりとも残さず抹殺せよ。首の数に応じて恩賞を与える』といった内容で、光秀の残酷で非情な一面を記した史料(『小畠家文書』)です。光秀は波多野秀治が居城とする八上城を包囲して、砦を作って兵糧攻めで追い込んだ。ドラマでは、信長の非情な比叡山焼き討ち命令に反し、光秀は女、子どもは逃がしたというように描かれていました。しかしこの丹波攻略では、光秀自身がかなり残酷なことをやっていたのです」(渡邊さん)史実では、丹波攻略のクライマックスとなる八上城の攻防までに、味方の裏切り、敵軍の攻勢による一時撤退、そして妻の死など、光秀にはさまざまな苦難が待ち受けている。だが、光秀は丹波攻めを再開した2年後に、八上城を陥落させて丹波を平定。信長から賞賛を受けるのだ。「丹波攻略における光秀の非情な一面については、これまでのドラマ展開からして、あまりよろしくないシーンとなるため、またナレーションでスルーするのではないでしょうか」(渡邊さん)光秀が丹波を平定した後、信長の権力はさらに強まる。「本能寺の変の前年、天正9年(1581年)、信長は己の強さを見せつけるために、軍を京に総動員して大規模な軍事パレードを行います。いわゆる『京都御馬揃え』です。史料には、招待された正親町天皇が喜ばれたと記されていますが、歴史研究者の間では、信長が天皇を威圧するためにやったという説が根強くあります。ドラマの中で、これから朝廷と信長の関係性をどのように描いていくのか、注目しています」(渡邊さん)最終回まで残り7話。次回放送から、明智光秀の次女・たま(後の細川ガラシャ)役として芦田愛菜、正親町天皇(坂東玉三郎)の嫡男、誠仁親王役に加藤清史郎らが登場する。元天才子役が大河ドラマで見せる“大人の演技”にも注目していきたい!
2020年12月26日「本能寺の変」に向けて盛り上がってきたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。だが、ネット上では、「架空の人物が出過ぎ」「史実とファンタジーのバランスが偏りすぎていて見ていて退屈」「一体誰を主人公とした話か解らなくなる時がある」などなど、一部の視聴者からの不満の声も少なくない。なぜか?戦国時代に詳しい歴史学者の渡邊大門さんはこう語る。「そもそも明智光秀に関する史料は永禄11年(1568)10月、信長が義昭を推戴して京に上洛したころぐらいからしか残っていません。ドラマの前半では斎藤道三(本木雅弘)に仕えていたとか、越前に行ったことが描かれていましたが、これらはほとんど想像の話なのでわかっていません。このような話は“二次資料”といって、江戸時代以降にできた系図や編纂物に書かれたことを基にして作られているのでしょう」たしかに今回の大河ドラマでは名だたる戦国武将たちよりも、医師・望月東庵(堺正章)をはじめ、東庵の助手・駒(門脇麦)、旅芸人一座の女座長・伊呂波太夫(尾野真千子)といった架空の人物が重要な場面に深く関わりながら、ストーリーをつなげているようにもみえる。そして“あり得ない史実”の当事者としてもたびたび登場してくる。「第36回『訣別』では明智十兵衛(後の光秀、長谷川博己)が三条西実澄(石橋蓮司)の付添人として、帝である正親町天皇(坂東玉三郎)と言葉を交わすシーンがありました。普通に考えれば、あり得ません。ましてや町医者の東庵が天皇と碁を指していましたが、これはもっとあり得ない(笑)。公家の中でも五位以上の位の人しか昇殿できませんから。仮に言葉を交わすとしても、庭中でひざまずいて顔を上げられない状態での接見ぐらいでしょう」(渡邊さん)いっぽう大河ファンから高評価だったのが、『訣別』のラストシーン。織田信長(染谷将太)と対峙することを決めた足利義昭(滝藤賢一)の前で、十兵衛が涙ながらに決別を告げる。その鬼気迫る演技が感動を呼んだ。ところが、史実はかなり違うようで……。「じつは所蔵されている明智光秀書状には、その1年ぐらい前の元亀2年(1571)に十兵衛は出家をする覚悟で義昭のもとを離れたがっていたことが記されています。ちょうど坂本城の城主になったころです。京に上洛した当初、十兵衛は信長にも義昭にも仕える立場で両者の調整役でしたが、途中から義昭に対して嫌気がさしていたと思われます。つまり、書状を出した時点で、義昭に対して命がけで忠誠を誓うほどの主従関係ではなかったということです」(渡邊さん)こうした批判が飛び交うのも、大河に期待する視聴者が多い証拠でもある。残り8話。史実とフィクションがどのような演出で展開されていくのか、しっかりと見届けたい。
2020年12月20日女優の木村文乃が、12月21日に7年振りとなるカレンダー『木村文乃カレンダー2021』(ワニブックス 2,700円税別 B5版)を発売する。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00~)では、主人公・明智光秀を支える正室・熙子を演じ、テレビ朝日系ドラマ『七人の秘書』(毎週木曜21:00~)では主演を務めている木村。現在Instagramのフォロワー数は241万人を誇る。テーマを「日常にいる木村文乃」とし、装丁から内容まで木村自身が徹底的にこだわり抜いた。エアメールが届いたかのような仕様の封筒の中のカレンダーには、まるで一緒に旅をし、休日を共に過ごしているかのような温かい写真が満載。カメラマンは、トラベルフォトグラファーとして女性らしく柔らかいカットに定評がある、もろんのん氏が務めた。そして木村が最もこだわった、自身の趣味でもあるスキューバダイビングシーン。こちらは水中カメラマンの鍵井靖章氏が担当し、たくさんのイルカと泳ぐカットは圧巻の出来となっている。都内と能登で撮り下ろされたカットから、今回は足湯に笑顔を見せるカット、スキューバダイビングを楽しむカット、上目遣いで食パンをかじるキュートなカットが公開された。久しぶりのカレンダー発売に木村は「長らくお待たせしました! SNSが充実している昨今に、あえてお手紙風と言うところにこだわってみました。あのワクワクをお届けできたらうれしいです」とこだわった点を挙げ、「今月はどこに居るのかな? と新しくカレンダーをめくる楽しみを感じていただけたら幸いです!」とメッセージを送った。トライストーン通販はすべて直筆サイン入りで、トライストーン用特典ポストカード1枚が付属。ワニブックス通販は抽選直筆サイン入りで、オリジナル消印がカレンダー本体に押印され、ワニブックス用特典ポストカード1枚が付属する。
2020年11月20日贅沢なひと時を京都で!!京都府長岡京市の柳谷観音は、11月1日から秋の紅葉イベント「柳谷観音 紅葉ウイーク」を開催します。柳谷観音の歴史は古く、平安時代より天皇家公家を初めとして、眼病平癒の寺として信仰を集めています。イベント期間中は、明智光秀の娘・細川ガラシャが長岡京にいたことにちなんで細川家の紋入り「御本尊御朱印」が頂けます。インスタ映え間違いないスポット京都には、インスタ映えする紅葉スポットが数多くありますが、人気急上昇中なのが「柳谷観音 楊谷寺」です。柳谷観音では、数年前から紅葉シーズンに手水鉢の上に紅葉をグラデーションさせたおもてなしを行っています。これがSNSで紅葉グラデーションが美しい「紅葉のなないろ花手水」と呼ばれ、インスタ映えスポット話題となっています。柳谷観音紅葉ウイーク 開催概要柳谷観音紅葉ウイークの開催期間は、11月1日~12月6日 9時~16時(16時半 完全閉門)、志納料は500円、共通券(入山料+上書院特別拝観料)1,000円です。開催期間中には、龍の花手水、寺宝庫特別展示、上書院特別公開(15時まで ※共通券が必要)、紅葉特別ライトアップ(人数限定)などが行われています。他にも数量限定の各種御朱印を頂くこともできます。この時期にしか味わうことができない京都の美しい紅葉を眺めに訪れてはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※柳谷観音のプレスリリース※柳谷観音 楊谷寺の公式サイト
2020年10月28日ジャニーズJr.江田剛主演舞台『Nightmare Hospital ~七つの罪に花束を~』が、草月ホールで12月2日(水)~12月6日(日)に上演される。この度、本舞台のキャスト、配役が発表された。『Nightmare Hospital ~七つの罪に花束を~』は、『スクアッド』、そして2020年1月の『のべつまくなし・改』でも江田と組んだ、劇作家で劇団ホチキス主宰の米山和仁脚本・総合演出のもと、この年末に今年二度目のタッグで臨む、ちょっぴり怖いハートウォーミングコメディだ。なぜか男性なのに妊娠してしまうやくざの鉄砲玉で主人公の赤井田祐三役に江田、その祐三とへその緒で繋がり、人にも見える形で魔界での誕生を待つ“魔界の王”役を、同じくジャニーズJr.の稲葉光が演じる。このふたりのほか新たなキャストも決定。祐三の献身的な妻であり、祐三の女癖の悪さなども持ち前の朗らかさで乗り切ってしまう女性・赤井田恵役に、映画『カケグルイ』、また新進気鋭の演出家、杉原邦夫の主宰するプロデュース舞台公演KUNIO14『水の駅』の出演などで注目されている菊池真琴。とあるミッションのために人間界に降り立った天使・英聖子役に、CM出演から声優まで幅広い活動を続けている女優の水崎綾。高校時代の同級生で神父の上泉を助けたいと思っている医者・木野寺実役に劇団ホチキスの実力派俳優・山崎雅志、主人公祐三の舎弟・八千代勇役には、同じく劇団ホチキス所属の山本洋輔。また、もともとは天才科学者と呼ばれつつ神の導きによって神父になった木野寺の友人・上泉順也役に、『イケメン戦国THE STAGE~明智光秀編~』にて主演の明智光秀を演じた橋本全一。稲葉演じる魔界の王の試練をサポートする魔界の住人・露木魔佐人役に、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで切原赤也役をきっかけに人気を集める原嶋元久。そして、魔界の王の母であり、魔界の王女を見守る・セリーヌディオンヌ魔蛭役は、本作では演出も務める劇団ホチキスの小玉久仁子に決まった。公式サイトでのオフィシャル先行販売は、10月26日(月)より開始される。江田、稲葉のコメントは、以下の通り。■江田剛(ジャニーズJr.)脚本を担当される米山さんとは、これまでも多くの作品でご一緒していて、稽古が始まる前からいろいろアイデアを出し合ったり、意見交換をしているので、既にいい作品になる予感がしています。今までは内気な青年の役が多かったのですが、今回はヤクザの組員という初めてアウトローな役をやるので、ワクワクしています。クリスマスに向けてほっこりできるストーリーなので、ぜひ私の出産に立ち会っていただけたらと思います!■稲葉光(ジャニーズJr.)今回、“魔界の王”役を務めさせていただきます。江田(剛)演じる男性の赤井田から生まれてくる、という一風変わった作品。江田とはお互い気心知れた仲ですが、一緒に舞台上で演じるのは初めてなのですごく楽しみです。2020年の締めくくりとして、心温まる作品となっておりますので、ぜひ会場に足を運んでいただけると嬉しいです。舞台『Nightmare Hospital ~七つの罪に花束を~』草月ホール12月2日(水)~12月6日(日)※山崎雅志の「崎」は、「たつさき」
2020年10月26日俳優として活躍している長谷川博己(はせがわ・ひろき)さん。その抜群の演技力やビジュアルで、男女問わず多くの人から支持されています。そんな長谷川博己さんの若い頃と現在の写真を比べてみました!長谷川博己の若い頃に「イケメンすぎる」の声長谷川博己さんは、2001年に『文学座附属演劇研究所』に入所。2002年に初舞台を踏んでいます。2007年には舞台『シェイクスピア・ソナタ』に出演。公開舞台稽古前の会見の様子がこちらです!後方・長谷川博己2007年今よりもほっそりとした顔立ちですが、イケメンぶりはこの頃から変わりませんね。以降もさまざまな作品で俳優としてのキャリアを築いた長谷川博己さんは、2010年にドラマ『セカンドバージン』(NHK)に出演。当時の写真がこちらです!長谷川博己2010年最初の写真と比べて、顔つきがぐっと大人っぽくなっています。そして、2011年にはドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)に出演。同作は高視聴率を記録し、さらに注目を集める存在になりました。長谷川博己の現在の姿もかっこいい!2020年9月現在、長谷川博己さんはインスタグラムやツイッターの公式アカウントは持っていませんが、出演した作品や共演者の公式SNSにたびたび登場しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 大河ドラマ「麒麟がくる」スタッフ【公式】 (@nhk_kirin_official) on Aug 8, 2020 at 3:13am PDT この投稿をInstagramで見る はじめてのオフショット! お待たせいたしました♀️ まずはもちろんこの方、光秀さんのお写真を…!! ロケの合間、うまのバンカーくんとの2ショットを撮影させていただきました。 (凛々しい…) 明日は午後1時5分から、第四回『尾張潜入指令』、再放送です。 うごいてさらに凛々しい光秀さんをご堪能ください! みなさまハッピーバレンタインです #長谷川博己 #明智光秀 #光秀 #麒麟がくる 大河ドラマ「麒麟がくる」スタッフ【公式】 (@nhk_kirin_official)がシェアした投稿 - 2020年 2月月14日午前1時30分PST この投稿をInstagramで見る 07/28木曜ヒルナンデス!スタジオゲストの長谷川博己さん、石原さとみさんです。 辛いものが平気な長谷川さんとピリ辛もちょっと苦手な石原さんからのお知らせはこちら。 お二人が出演する 映画『シン・ゴジラ』 7/29から全国ロードショー公開です! 史上最大のゴジラ、必見です! 初の政治家役の長谷川さん ヒロイン役の石原さとみさんの演技にも注目です! 是非劇場でご覧下さい。 (c)日本テレビ #ヒルナンデス #長谷川博己 #石原さとみ #ゴジラ #7月29日公開 ヒルナンデス! (@hirunandesu_ntv_official)がシェアした投稿 - 2016年 7月月28日午前12時52分PDT この投稿をInstagramで見る #長谷川博己 さんとも。 大野拓朗 (@takuro.ohno)がシェアした投稿 - 2016年 7月月29日午前7時27分PDTどの写真の長谷川博己さんもダンディでかっこいいですね。投稿があるたびにファンは「ぜひインスタグラムをやってほしい」という声を次々に寄せています。2020年大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)では主人公の明智光秀を演じるなど、大忙しの長谷川博己さん。さらなる活躍からますます目が離せません!長谷川博己とはどんな人?大河ドラマで好スタートを切る人物の素顔とは?[文・構成/grape編集部]
2020年09月30日俳優の岡宮来夢が、8月29日に世界文化遺産 比叡山延暦寺で、配信ライブ「世界文化遺産 比叡山延暦寺ライブ2020」を行なった。2019年からミュージカル『刀剣乱舞』 シリーズに鶴丸国永役として出演し、抜群の歌唱力でも話題を呼ぶ岡宮。今回の配信ライブは昼の部、夜の部と2回にかけて行われた。公演売上の一部は、新型コロナウィルスの対応を行なっている医療従事者へ募金される。配信は朗読劇パートとライブパートにわかれており、昼公演は東塔、夜公演は阿弥陀堂が舞台となった。岡宮は幻想的な扮装で現れ、「猿と書いて、えん」と名乗る。猿により、1571年の織田信長による延暦寺焼き討ちの様子が読み上げられ、岡宮は信長、豊臣秀吉、明智光秀、そして延暦寺の僧など、歴史の重要人物たちを朗々とした声音で演じ分けた(『炎の暁に刻の思いをはぜる』)。さらにもう1本、猿自身を思わせるような男が登場する、違う時を生きる男女の恋物語も(昼の部:『猿が語る夢綴り ー楽ー』 夜の部:『猿が語る夢綴り ー哀ー』)。延暦寺内の様子と朗読がリンクし、世界を創りあげていた。ライブパートでは一転、岡宮自身に戻り、立て続けに2曲披露すると目の前にいない観客に向けて「盛り上がっていますか〜!? 歓声ありがとうございます!」と明るく語りかける。「このお話をいただいてから一生懸命練習してきて、自信を持ってやれているので、今日1日で比叡山ライブが終わってしまうのは寂しい気がします」と心境を吐露。「比叡山延暦寺に撮影で来させていただいた時もすごく思ったんですけど、ものすごいパワーを感じます。1200年この場所を守ってきたわけですから」「いろんな場所を巡らせていただいて、写真を撮らせていただいて、どこにいても霊力の高まりを感じます」と場所の持つ力を感じている様子だった。最後の曲「ソライロ」の前には、「この曲でラスト、すごく寂しいです。またやりたいなあ、比叡山延暦寺ライブ。今後とも僕も自分の力を持てる限り全て出して、応援してくださるみなさんに恩返しができたらなと思ってますし、暗いニュースが続く中で、少しでもみなさんの心が明るくなる、優しい気持ちになれる活動をしていけたらと思っています」と思いを新たに。さらに「こんな素敵なところでできるなんて、自分の人生の中でもあるのか。想像してないですからね」と笑顔を見せる岡宮。「コロナ禍で自分もできなくなったお仕事もあったりして、寂しい、悔しい思いをしてきたところは少なからずあったんですけど、スーパーポジティブシンキング人間なので、生きてればなんかいいことある、みたいな気持ちをすごい持ってる。悔しい思いをすることはあるけど、前を向いて、充電期間と捉えたり、自分のマインドが明るくなるような考え方を常にしています。そういうパワーをみなさんに与え続けられたらと思います」とファンへのメッセージを贈った。同公演は、イープラス「Streaming+」で、9月12日20時より昼の部、9月13日20時より夜の部の再ライブ配信が決まっている。○セットリスト朗読劇・『炎の暁に刻の思いをはぜる』・『猿が語る夢綴り ー楽ー』(昼の部) / 『猿が語る夢綴り ー哀ー』(夜の部)ライブ・「Wherever you are」・「Don’t tell me lies」・「Breath of memories」(昼の部) / 「朔を見る」(夜の部)・「親愛なる君に」・「ソライロ」
2020年09月01日「“円満離婚”とも報じられていますが、実情はまったく異なります。夫妻を知る関係者たちは、記事に驚いていますよ」そう語るのは、俳優・西村まさ彦(59)と、“元妻”であるA子さんの古くからの知人だ。2人の離婚がスポーツ紙に報じられたのは6月23日。「記事によれば、夫妻は10年ほど別居しており、今年6月に入って離婚調停が成立したそうです」(芸能関係者)西村は24歳のときに劇団文化座に入り、すでに俳優生活も35年。最近ではNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、主人公・明智光秀(長谷川博己・43)の叔父・明智光安を演じて、好評を博した。「『古畑任三郎』シリーズでブレークしましたが、20代のときは“食えない時期”もあったのです。そんな彼を経済的に支えていたのが2歳年下のA子さんでした。当時の彼女は劇団員で、’90年ごろにはラジオのパーソナリティも務めていました。A子さんの妊娠がわかり、2人が入籍したのは’94年だったと思います。男の子にも恵まれましたが、残念ながら結婚生活は平穏とは言いがたかったのです」(前出・古くからの知人)結婚したころから、西村は俳優として注目を浴び始めたのだ。またそのいっぽう、スキャンダルも報じられるようになる。「’99年に車を運転中に接触事故を起こし、その場を立ち去ってしまったのですが、実は助手席にある女優が同乗していたと報じられています。また同じく’99年には、別の愛人女性を事務所の社長に就任させたという報道もありました」(前出・芸能関係者)当時、妻・A子さんとの別居も取り沙汰されていたが、西村本人は週刊誌の取材に対し、こう答えている。「(郊外にある自宅とは別に都内に)マンションを借りているんです。女房子供のことは大切に思っているし、9時~5時の仕事だったら毎日帰りますよ。でもそんな仕事じゃないですからね」西村の不倫報道を目の当たりにし続けたA子さんの心境について、前出の知人はこう語る。「もちろんA子さんも夫のスキャンダル発覚には悩んでいました。しかし彼女は俳優としての西村氏のことは尊敬していたでしょうし、敬虔なクリスチャンでもあったため、“離婚”という選択肢はなかったのです」’01年、A子さんは女性週刊誌の取材にこう答えていた。「(夫があまり帰宅しないのは)仕事がありますから、それも仕方がないことだと思っています。いろいろな女性と噂も立てられたこともありましたが、私は夫を信じていますから……」また前出の知人によれば、西村とA子さんは、スポーツ紙に報じられたようにずっと別居したきり、というわけではなかったという。「別居10年と書かれていた記事も読みました。しかし事実は異なります。たとえば’14年に西村氏は、“家族で暮らすために”と、事務所名義で世田谷区内に新築マンションを購入しています。A子さんも、『これで夫婦もやり直せるかも』と、思っていたようです。しかし、その生活も長くは続きませんでした。西村氏が別の部屋を借りて、また出ていってしまったからです。さらに’17年ごろからは、『(世田谷区の)マンションから出ていけ』と言うようになったり、弁護士を立てて強硬に離婚を迫るようになったのです……」それでもクリスチャンであるA子さんは、当初は離婚に応じる気はなかったという。だが1年ほど前に転機が訪れた。A子さんが乳がんに侵されていることが判明したのだ。「手術を受けなければいけない状態にあることがわかり、A子さんは夫からの離婚宣告に抵抗する気力を喪失してしまいました。ついには彼女も調停に応じることになりましたが、西村氏が非情にもA子さんが闘病中で気弱になっていることを利用した形です。A子さんが手術を経て、ようやく退院することができたのは6月24日、離婚報道翌日です。西村氏の事務所関係者は“円満に話し合い、離婚が成立した”と、取材に語っていますが、A子さんは病室で離婚報道を知ったとき、どんな思いを抱いたことでしょうか……」そこで離婚の経緯について西村に取材を申し込むと、女性マネージャーが代わりに彼のスタンスについて説明することになった。「西村は不器用で、コミュニケーションが苦手な面があります。特に芝居の仕事を抱えているときは、周囲とほとんど口をきかなくなることもあるのです。そんな彼が60歳を迎える前に、俳優という仕事をより充実させるために、自分らしく生きるために離婚という人生の決断を下したのです。離婚については、ずいぶん前から話し合いをしてきたと聞いています。その結果、A子さんの乳がん闘病の時期と、離婚成立の時期が重なっただけです」――西村さんはA子さんの乳がん闘病を知っていたそうですが、治療が落ち着いてから離婚届を提出するという選択肢は検討しなかったのでしょうか?「(西村は)病気のことは聞いていました。だから医師の診断書を提出するように、こちらの弁護士が先方に要請したこともありましたが、診断書を見せてもらうことはできませんでした。A子さんも調停の場には出席していましたし、もし闘病中だから離婚の時期を延ばしたいというのであれば、A子さん本人がそう主張すべきだったと思います」─―もともとの夫婦別居の原因は、西村さんの女性関係だったという報道もありますが?「近年で私が知る限りでは、西村にそういった女性関係はなかったと思います。別居や離婚は夫婦の問題ですから、はたから見ているだけではわからない事情などもあったのではないでしょうか」確かに夫婦の事情は、他人には理解しがたいこともあるだろう。だが西村のマネージャーの説明を聞いても、“円満離婚”という印象を持つことはできなかった。「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年06月30日中村倫也主演、小池栄子、小芝風花らが共演した「美食探偵 明智五郎」が6月28日の放送で最終回を迎え、SNSには中村さんの“和装”と“風呂上がり&パジャマ”姿に視聴者が歓喜の声を上げているほか、キャストに対する賞賛もあふれている。中村さん演じる明智五郎が、自ら生み出した殺人鬼“マグダラのマリア”と対決していく本作。小池さんが“マグダラのマリア”を、小芝さんが移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で明智の助手となる小林苺をそれぞれ演じる。また北村有起哉が捜査一課の刑事・上遠野透役、佐藤寛太が上遠野の部下・高橋達臣役、富田望生が苺の友人・桃子役、マリアファミリーとして武田真治がシェフ・伊藤役、志田未来が林檎役、仲里依紗がれいぞう子役、武田玲奈が地下アイドルのココ役で出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。苺が拉致され救出に向かった明智だが、マリアは明智とともに奈落の底に落ち遺体も発見されない。だが事務所で待つ苺と桃子のもとに明智が無事戻る。それからマリアがらみの犯罪は起こらなくなり、苺は“明智がマリアを手にかけたのでは?”という疑惑を抱きながら過ごしていた。それから半年、明智の母・寿々栄すずえ(財前直見)が事務所を訪ね、実家「扇屋」の系列ホテルで開かれるサミットで供出される和菓子の選定会に駆り出される。しかし当日、会場にマリアファミリーが現れ、毒入り和菓子を紛れ込ませたことで、総理ら要人が毒に侵され外務大臣が死亡するという国家的事態に…というのが最終話のストーリー。苺はファミリーに再び拉致され、明智も呼び出され、明智とマリアの“最期の晩餐”が繰り広げられるのだが、そこに上遠野たちがやってきて、マリアをかばった伊藤が撃たれ、マリアは再び崖に落ち、明智は探偵を辞める…というラストだった。冒頭で明智の和服姿、ラストで風呂上がり&パジャマ姿が披露され、視聴者からは「明智さん和服お似合い」「和装爆イケすぎて直視できない」「風呂上がりのパジャマの中村倫也の破壊力」「さすがこのドラマは中村倫也のことをよくわかってる!」などの声がSNSに殺到。また和装に黒ドレスと様々な衣装で明智との“最終対決”に臨んだマリアを演じた小池さんにも「かっこいいがあってるのか?色っぽいのが正しいのか?いや美しい?もう言葉じゃ無理」「マグダラのマリアは小池栄子さんのハマり役」「気迫と妖艶さと切なさと。毎回すごかった」という感想が。前回の放送でもその演技力が高く評価されていた苺役の小芝さんにも「小芝風花ちゃん可愛すぎじゃちくしょう!」「やっぱり風花ちゃんが最高すぎる」など、改めて賞賛の声が送られていた。(笠緒)
2020年06月29日中村倫也主演、大ヒットメーカー・東村アキコの初サスペンス漫画が原作にした日曜ドラマ「美食探偵明智五郎」。6月21日(日)放送された第8話のラストでは、まさかの展開を迎えたが、この度、ついに迎える最終話のあらすじが明らかになった。※以下8話のネタバレを含む表現があります。ご注意ください。殺人鬼“マグダラのマリア”(小池栄子)と共に、奈落の底に身を投げた明智五郎(中村さん)。SNS上では「明智は死んだの?」「明智さんとマリアどうなったの?生きててほしい」「明智さん、出てきますよね?」など、主人公・明智の生死が不明な中、最終話がどうなるのか予想するコメントが多数寄せられていた。今回解禁された最終話では、明智はマリアとともに奈落の底に消えた日の夜、探偵事務所に戻ってくることが明らかに。奈落の底へ身を投げて姿を消した明智とマリア。心配する苺(小芝風花)の前にその夜、明智が戻ってくるが口は閉ざしたまま…。半年後、細々と探偵業を続けていた明智は、母・寿々栄(財前直見)から実家の系列ホテルで開かれる重要な和菓子の選定会に駆り出される。しかし選定会当日、再び動き出したマリア・ファミリーの暗躍により、和菓子に盛られた毒で政府要人が死亡する大惨事に!一方、異変に気づいた苺は伊藤(武田真治)に拉致されてしまう。明智は事件の真相を問う上遠野警部(北村有起哉)たちにマリアの存在を隠したまま、マリアから招待された“最後の晩餐”へ。そこには、衝撃の結末が待ち受けていた…!明智が運命を共にするのは、苺か、それともマリアなのか!?最終話は30分拡大版となっている。「美食探偵明智五郎」最終話は6月28日(日)22時~(30分拡大SP)。(text:cinemacafe.net)
2020年06月25日東村アキコの原作を中村倫也主演でドラマ化した「美食探偵 明智五郎」の8話が6月21日にオンエア。マリアから苺を守る明智に「過保護」の声が殺到するとともに、ラストの小芝風花の演技に「胸が痛い」「心震える演技」と賞賛する声も上がっている。食に通じる私立探偵・明智五郎に中村さん、明智が愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の小林苺に小芝さん、明智が生み出した“マグダラのマリア”に小池栄子。苺の友人で“助手二号”の桃子に富田望生。マリアの手に堕ちたファミリーたちとして志田未来、武田真治、仲里依紗。捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉、高橋達臣に佐藤寛太といったキャストが集った本作。苺の友人で地下アイドル“爆音エンジェルズ”メンバーのココ(武田玲奈)が、ストーカーと化したファンの“ルシファー”こと田畑(森永悠希)の暴走に悩み、苺の紹介で明智がボディーガードをすることになったが、マリアがココに接触。毒キノコを使ったナポリタンを田畑にふるまわせ、田畑はライブハウスで倒れる…というのが前回のあらすじ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。その後意識を取り戻す田畑だが、マリアファミリーによって病院から連れ去られてしまう。一方、ココが田畑に食べさせたのが、一度症状が改善してから7日後に死に至る“ドクツルタケ”だと気づいた明智も病院へ急ぐが、そこに田畑の姿はなく代わりに現れたマリアから、次は苺を殺すと告げられる。明智は苺を守るため「事務所で一緒に暮らさないか」と提案。桃子と3人での生活が始まるが…というのが今回のストーリー。苺の代わりに食材に買い出しに出かけ、デリの仕事も自粛しろと告げる…苺を守ろうとするあまり彼女を束縛しまくる明智の姿に、ネット上では一斉に「過保護」の声が上がる。「過保護の明智さんたまらん」「明智さん、、、セコムみたい」といった反応が上がる一方で「急に過保護になった明智さん、好きー」という声も多数。だが、明智の心配をよそにデリの仕事を再開した苺に、マリアの魔の手が迫る。ケータリングで向かった先で捕われの身となった苺。そこに現れた明智にマリアは自らと共に最期を迎えようとせまる。そんな明智に苺は「私はあなたのことが好きです。だから行かないで!」と絶叫する…。この“涙の絶叫告白”に「小芝風花ちゃんめっちゃ演技上手い」「心震える演技を魅せる」「泣きの演技だれよりも好き」など絶賛の声が集まる。そんな苺と対峙するマリアを演じた小池さんにも「小池栄子史上最高の小池栄子」「小池栄子さんの芝居はさすがすぎ」などの感想が寄せられている。(笠緒)
2020年06月22日中村倫也主演「美食探偵 明智五郎」が放送再開。6月14日放送の7話は苺の旧友・ココがマリアの手にかかるという展開。ココ役の武田玲奈の“闇落ち演技”に称賛の声が集まるとともに、4話に登場した“れいぞう子”みどりの“マリアファミリー入り”に驚きの声も上がっている。幼いころから美食を味わい続けたことで、食に対し尋常ならざるこだわりを見せるようになった私立探偵の明智五郎を中村さんが演じる本作。明智に浮気調査を依頼したことがきっかけで自らの内に隠された狂気に目覚め、明智への歪んだ愛から殺人を繰り返す“マグダラのマリア”に小池栄子。明智がいつもランチに利用する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で、明智に恋したことでマリアから狙われることになる小林苺に小芝風花。苺の友人・桃子に富田望生。捜査一課の上遠野透に北村有起哉、上遠野の部下・高橋達臣に佐藤寛太。マリアの“ファミリー”として殺人に加担する林檎に志田未来、伊藤に武田真治、“れいぞう子”ことみどりに仲里依紗といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。苺の学生時代からの友人で、今は地下アイドル“爆音エンジェルズ”のメンバーとして活動するココ(武田さん)が、熱烈なファン・田畑(森永悠希)からストーカー被害を受けていると相談され、苺は明智に相談しボディーガードをお願いすることに。自宅まで押しかけてくる田畑から逃れるため、ココだけでなくメンバーも含め明智の事務所で共同生活が始まるのだが、明智はココが摂食障害に苦しんでいることに気づく。さらに明智の事務所を監視していたマリアたちがココに接触。追い詰められたココに、田畑を毒殺させようとする…というのが7話のストーリー。今回、マリアによって“堕天使”へと変貌を遂げていくココを演じた武田さんの演技に「武田玲奈の闇堕ち良かった」「ラストステージの演技が凄く光ってた!」など称賛が相次いで寄せられる。「堕天使も仲間入りしそうな予感」と“マリアファミリー”入りを予想するツイートも。また仲里依紗演じる“れいぞう子”ことみどりが生きていたことが判明。今回よりマリアファミリーに加わったれいぞう子に「れいぞう子生きてたのは驚き!」「れいぞうこちゃん生きてたか…」などざわめきの声が上がっている。(笠緒)
2020年06月15日全く異なる生き方の女性たちの自立を描いた、山内マリコによる同名小説を映画化した『あのこは貴族』。この度、主要キャストとして門脇麦と水原希子が出演することが決定した。主演を務めるのは、「トドメの接吻」や『愛の渦』、本作と同じ山内マリコ原作の『ここは退屈迎えに来て』などに出演し、本年度のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、長谷川博己演じる明智光秀に生涯にわたって影響を与えるヒロイン・駒役を好演している門脇麦。本作では都会に生まれ、婚活に余念がない箱入り娘の華子を演じる。共演には、『ノルウェイの森』や『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』などに主演し、また女優だけでなくモデル、デザイナーと多彩に活動し、常にその動向から目が離せない水原希子。本作では地方から上京し、自力で都会を生き抜く美紀を演じる。監督を務めるのは、『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子監督。同じ都会に暮らしながら、全く異なる生き方をする2人の人生が交差したとき、それぞれが自分の居場所を見つめ、恋愛や結婚だけではない自分の人生を切り開こうとするシスターフッドムービーの新境地を描く。■コメント門脇麦(榛原華子役)この度、映画『あのこは貴族』で榛原華子役を演じさせて頂きました。家柄の事、出身の学校、職業。私達は無意識のうちに世間から、そして自ら自分の人生に線引きをし、それを全うすべく日々を過ごしている部分が少なからずあるのではないかと思います。この物語は、そんな窮屈さを感じながら生きる2人の女の子が、少しづつ自分を解き放っていくお話です。『グッド・ストライプス』を観てから、いつかご一緒したいとずっと思っていた岨手監督。さり気ないト書き1行が監督の手によって、みるみるうちに胸をきゅっと掴まれるようなシーンに変わっていく様に何度も高揚しました。皆様が映画館に足を運べる日常が、1日でも早く訪れることを祈っています。『あのこは貴族』がたくさんの方に届きますように。水原希子(時岡美紀役)この度、『あのこは貴族』で地方生まれの時岡美紀役を演じさせて頂く事になりました。そして大好きな門脇麦さんをはじめとする素敵な共演者の方々に沢山刺激を受けながら共演させて頂けた事をとても嬉しく思います。初めて岨手監督とお会いした時、とても柔らかい印象。でも現場に入ると、明確に指導して下さり、全てのシーンにおいて、フラットにディスカッション出来た事、疑問や不安から解放してくれて、監督の包容力で等身大の自分として、素直な感情を制限なく自由に表現する事が出来たと思います。この映画は境遇の全く違う2人が、自分らしく生きる事、自分にとって本当の幸せとはどういう事なんだろうと葛藤しながらも、悩みと変化の中で成長し、自立していく事でより自由になり解放されていく。29歳、地方育ちの私にとって、とても共感の多い作品でした。女性のみならず、色んな方が自分で自分の人生を選択していく事の大切さに共感して頂ける作品になっていると思います。岨手由貴子(監督)監督を務めた岨手由貴子です。『あのこは貴族』は出自も生きる階層も違う二人の女性が、これまでどんな風に生きてきて、これからの日本をどう生きるのかを描いた作品です。多くの選択肢が用意されているわけでもなく、器用にベストな選択ができるわけでもない。それでも自分の足で立ち、生きていく。そんな原作の持つスピリットを、素晴らしい俳優陣が血の通った物語に昇華してくれました。タイプの違う二人の女性、「華子」と「美紀」を演じた門脇さんと水原さん。お二人は芝居や役柄へのアプローチも異なる、まさに“タイプの違う”役者さんでした。けれど、対峙するのではなく、お互いを認め、共存する。そうやって、それぞれのやり方で「華子」と「美紀」の人生を生き、体現してくれました。そんなお二人の在りようは、まるで劇中の彼女たちそのもので、初号試写のあと普通の女の子に戻って楽しくおしゃべりする姿に、とても幸福なキャスティングだったことを実感させられました。普通に生きることすら困難な時代だからこそ、これまで頑張ってきた自分を肯定してあげたくなるような、誰かにとっての特別な一作になることを願っています。ぜひ、多く方に見ていただきたいです。『あのこは貴族』は2021年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年06月02日中村倫也主演、小池栄子、小芝風花、佐藤寛太らが出演する「美食探偵 明智五郎」の特別編が先週より放送されているが、5月31日(日)今夜はその第二夜が放送される。“マリアファミリー”たちの秘密に迫るエピソードを明智のナビゲートで楽しめる。一流デパートの御曹司として育ち、食に対し尋常ならざるこだわりを見せる私立探偵の明智五郎に中村さん。中村さんによって地味な主婦から連続殺人鬼へと変貌した“マグダラのマリア”に小池さん。なかば強引に明智の助手役になってしまった移動弁当屋「いちご・デリ」の店主・小林苺に小芝風花。明智に捜査を邪魔され疎ましく思っている捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉。上遠野の部下・高橋達臣に佐藤寛太。超お嬢様な苺の友人・桃子に富田望生。マリアに取り込まれ“ファミリー”となったフレンチ店のオーナーシェフ・伊藤役で武田真治。青森のリンゴ農家の娘、林檎に志田未来といったキャスト。今回の「特別編 第二夜」では、自分の店を批判していた悪質レビュアーを殺めた伊藤が、その事件の数日後、ギャルソン・野中(赤楚衛二)から驚愕の秘密を打ち明けられる…というサイドストーリー。そして夫・和宏(落合モトキ)を殺害、バラバラに解体した仲里依紗演じる主婦・みどりの“キッチンハラスメント”の実態に迫るエピソードをメインに、明智のナビゲートで“スペシャルメニュー”をお届けしていく。撮影休止に伴いいったん放送が休止している本編だが、近日放送予定の7話では、新たな“マリア・ファミリー”として武田玲奈が出演。武田さんが演じるのは地下アイドル・ココ。ココは苺の高校時代の同級生で、ファンのストーカー行為を苺に相談したことから明智と知り合い、ボディガードをしてもらうことになるが、それを知ったマリアがココのSNSにDMを送って…というストーリーが展開するという。ココのストーカー・田畑役で「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」も記憶に新しい森永悠希も出演。豪華なゲストの共演にオンエアへの期待が高まる。「美食探偵 明智五郎」特別編 第二夜は5月31日(日)22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年05月31日「5月17日から中盤の『越前編』に入った大河ドラマ『麒麟がくる』ですが、染谷将太(27)が演じる織田信長の存在感も増しています。実弟・信勝に死を迫るシーンも圧巻でした」そう語るのはテレビ局関係者。弟が見舞いと称して持参した水が毒入りであることを見抜き、『お前が飲めえええ!』と、鬼のような形相で弟に迫る姿に、圧倒された視聴者たちも多かったようだ。「“新しい信長像を演じている”“信長が怖すぎる”と、評判を呼んでいます。明智光秀(長谷川博己)と織田信長の関係がどう変転していくのかも、ドラマの大きな見どころになります。今後の染谷の演技に期待が高まっているのです」(前出・テレビ局関係者)役柄では家族関係に苦しんでいる染谷だが、実生活では’15年1月に女優・菊地凛子(39)との結婚を発表し、2児にも恵まれている。染谷・菊地夫妻を知る映画関係者は、次のように語る。「インタビュー取材では、ほとんど奥さんやお子さんについては語らないのですが、スタッフに『懐かしい駄菓子に再会できたり、面白い絵本を知ることができたりと、子供たちのおかげで発見も多いですね』と、話していたこともありました。1年半ほど前に、東京都内のスーパーで買い物をする染谷さん一家を見かけたことがあったんです。菊地さんがカートを押して、お子さんを染谷さんが抱っこしていました。菊地さんが仕事で留守のときは、彼がお子さんたちの世話もしていると聞いていましたが、確かに買い出しにも慣れた様子でしたね」本誌は結婚が発表された当時、神奈川県内に住む菊地凛子の母を取材していた。当時も“婿”である染谷を、“好青年”と絶賛していたが、その印象は5年たったいまも変わらないようだ。本誌の取材に、母親はイクメンぶりなどを語ってくれた。「もちろん『麒麟がくる』は、いつも楽しみに見ています。信長が怖い?でもふだんの将太さんはとても優しくて気さくな方なんです(笑)。百合子(菊地凛子の本名)も、父親が大好きでしたが、孫たちも将太さんが大好きです」菊地の父は、彼女が小学生のころに逝去している。「百合子が仕事で自宅を空けているときでも、将太さんは孫を連れてうちに遊びに来てくれることもあるんです。おかげで私もいっしょに近くの公園で遊べたり。最近はコロナのせいで孫たちにも会えないのですが、将太さんがスマートフォンでテレビ電話をかけてくれます。孫の顔を見ながら話ができるので、気分も明るくなりますよ。百合子には『世間には将太さんみたいないい人はいないんだから』と、言っていますが、娘も『大丈夫。私がいちばんわかっているから』と、答えていたので安心しています」婿の大河での熱演と孫たちとのテレビ電話が、義母の活力になっているようだった。「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年05月29日中村倫也が超グルメな私立探偵を演じる「美食探偵 明智五郎」。5月24日(日)の放送回は「特別編」として地上波未放送のオリジナルストーリーを主人公・明智五郎のナビゲートでお届けする。「海月姫」「東京タラレバ娘」「偽装不倫」など多くの作品がドラマ、映画化されてきた東村アキコの初サスペンス漫画を映像化した本作。一流デパートの御曹司で美食家、類まれなグルメの見識を使い殺人事件を解決しながら、自らが生み出した殺人鬼“マグダラのマリア”と対決する探偵・明智五郎に中村さん。明智がランチに利用している移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で、無理やり助手として事件解決に加わるはめになった小林苺に小芝風花。平凡な専業主婦だったが明智に夫の浮気調査を依頼したことをきっかけに、本当の自分に目覚め殺人鬼へと変貌していく“マグダラのマリア”に小池栄子。いつも明智に捜査を邪魔され疎ましく思っているが、愛娘にかける想いは強く“良きパパ”でもある捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉。上遠野の部下だが、明智に崇拝に近い尊敬の念を抱き、捜査情報などを伝えてしまう高橋達臣に佐藤寛太。苺の友人で実家は超お金持ち、いつの間にか助手“二号”となっていた桃子に富田望生。マリアに取り込まれ“ファミリー”となった青森のリンゴ農家の娘・林檎に志田未来、同じくファミリーのフレンチ店オーナーシェフ・伊藤に武田真治といったキャスト。今夜の特別編第1弾は、明智が“美食家”になったきっかけとなった少年時代や、“マリアファミリー”林檎の哀しい生い立ちに迫るエピソードが描かれた地上波未放送のエピソードをお届け。「美食探偵 明智五郎 特別編」は5月24日(日)22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年05月24日現在放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」に出演する新たな出演者が発表。今井翼、金子ノブアキ、榎木孝明という3名のキャストが明らかになった。本作は、長谷川博己演じる明智光秀を主役に、その謎めいた前半生にフォーカスした池端俊策のオリジナル。岡村隆史、門脇麦、染谷将太、伊藤英明、石川さゆりら豪華キャストが顔を揃える。今井さんが演じるのは、織田信長の家臣・毛利新介。信長の馬廻として仕え、桶狭間では服部一忠と共に今川義元に肉薄し、首級をあげる人物。大河ドラマへは「元禄繚乱」「義経」に続き今回で3作目の出演となる今井さんは、「今川義元にとって重要な回に出演できたこと、心から感謝しております。今川義元を討ち取るという要の役を演じるにあたり、毛利新介の出世欲、強い執念を目的に演じさせていただきました。身に余る演出をつけていただき、胸が高鳴る時間を過ごさせていただきました」と撮影をふり返り、「壮大な桶狭間の戦いのシーンに是非ともご注目ください」と視聴者へメッセージを寄せている。また、信秀や信長に仕える織田家宿老・佐久間右衛門尉信盛役を金子さん。越前・朝倉家の家臣・山崎吉家役は榎木さんに決定。「久しぶりに大河ドラマの現場に帰ってくることができました。本当にうれしいです」と出演を喜んだ金子さんは、「ここまでに培った全てを注ぎ込む所存です」と意気込み。そして榎木さんは「山崎吉家は朝倉家に仕えた文武両道の武人で、外交にも長たけた人物とありました。そこまで聞くとあとは自分の中で自由に魅力的な人物像を作っていこうと思います」と話し、「サバイバルゲームのような下克上の戦国時代を必死で生きる、肚の据わった武将をイメージしています」とキャラクター像を語っている。大河ドラマ「麒麟がくる」は毎週日曜日20時~NHK総合・BS4K、毎週日曜日9時~BS4K、毎週日曜日18時~BSプレミアムにて放送中。(cinemacafe.net)
2020年05月18日