世界の一流カンパニーとして人気を二分するパリ・オペラ座バレエ団、英国ロイヤル・バレエ団のスターたちが集い、それぞれの珠玉のレパートリー、さらには彼らがひとつの作品で共演する合同プログラムを上演するオペラ座&ロイヤル夢の共演〈バレエ・スプリーム〉が、この夏、実現する。3月上旬のパリ・オペラ座バレエ団日本公演期間中、出演者たちがプレス懇談会に出席し、公演への抱負を語った。オペラ座&ロイヤル 夢の競演 〈バレエ・スプリーム〉チケット情報公演に参加する精鋭ダンサーたちとともに現れたのは、パリ・オペラ座チームのスーパーバイザーを務めるオレリー・デュポン(パリ・オペラ座バレエ団芸術監督)。「これはとても野心的なプロジェクト。英国ロイヤル・バレエ団は素晴らしい、豊かなバレエ団で、日本のお客さんにふたつの異なった流派を見比べていただける素晴らしい機会になる」と、自身が選りすぐったダンサーたちを紹介した。パリ・オペラ座バレエ団の最高位、エトワールとして日本公演初日の主役を担ったマチアス・エイマンとミリアム・ウルド=ブラームをはじめ、昨年暮にエトワールに任命されたばかりのレオノール・ボラックとジェルマン・ルーヴェ、懇談会前夜にエトワールに任命され、会場を興奮の渦に巻き込んだユーゴ・マルシャン、デュポンが「素晴らしいショーマン」と太鼓判を押すプルミエ・ダンスールのフランソワ・アリュ。彼らが踊るのは、オペラ座自慢のレパートリーの数々だ。エイマンとウルド=ブラームがAプロで踊るのは、ヌレエフ版『白鳥の湖』第2幕のパ・ド・ドゥ。「新世代のエトワールたちと共演できることは、貴重な経験」(エイマン)、「皆さんに舞台をお見せできるのは幸せ」(ウルド=ブラーム)とふたりは話す。ボラックとルーヴェも、同『白鳥の湖』より第3幕のパ・ド・トロワをAプロで踊る。ともにエトワール任命の日に踊った作品だけに、その思いは特別のよう。「踊れることが楽しみ。ジェルマンは完璧なパートナーです」(ボラック)、「彼女は、私を物語世界へ導いてくれる頼もしいダンサー」(ルーヴェ)。アリュがBプロで踊る『レ・ブルジョワ』(コーウェンベルグ振付)は、テクニックと芝居心が求められるユニークな作品。「個性を発揮できると思います」と自信をのぞかせる。マルシャンが、Bプロの『グラン・パ・クラシック』(クゾフスキー振付)他で共演するのは、日本出身初のプルミエール・ダンスーズとして話題のオニール・八菜。「彼女とともにフランスのバレエを国際的に広めることができ、嬉しい」とコメント。「素晴らしいコラボレーションとなる」と、デュポンも新たな試みへの期待感に胸を躍らせているようだ。公演は7月26日(水)から30日(日)まで、東京・文京シビックホール 大ホールにて。チケットぴあではインターネット先行を3月30日(木)午前10時より受付。取材・文:加藤智子
2017年03月24日企画展「シルバニアファミリー展 わくわくミュージアム2017 in横浜人形の家」が神奈川・横浜人形の家で2017年3月11日(土)から5月7日(日)まで開催される。誕生から30年以上たった現在でも、世代を超えて世界中で愛され続けるシルバニアファミリーが横浜人形の家にやってくる。本展では懐かしい初代ファミリーから新シリーズまでその時代に合わせて進化し続けるファミリーや、細部まで拘った家具ら約300種を展示する。見どころのひとつである4メートルを超える特大ジオラマでは、シルバニア村でくらすファミリーの様子が見渡せる。また、小さなシルバニアファミリーの仲間が、大きな部屋に登場し、まるで自分がシルバニア村の一員になったかのような気分で、うさぎやリスたちと一緒に記念撮影ができる。1部屋をまるごと使った大型プレイルームでは、思う存分シルバニアファミリーで遊ぶことができるほか、スペシャルショーなどの体験型イベントも展開され、大人から子供までが楽しめる充実の展覧内容となっている。【開催概要】「シルバニアファミリー展 わくわくミュージアム2017 in横浜人形の家」日時:2017年3月11日(土)~5月7日(日)会場:横浜人形の家3階 企画展示室住所:神奈川県横浜市中区山下町18開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)休館日:毎週月曜休館(祝日の場合は翌平日)観覧料:大人(高校生以上) 300円、小人(小・中学生) 150円※別途入館料(大人400円/小人200円)が必要。© EPOCH
2017年02月24日ラッセ・ハルストレム監督の実写版『くるみ割り人形』の製作が、2018年の公開に向けて進んでいます。キャストは金平糖の精役にキーラ・ナイトレイ、人形使いのドロッセルマイヤー役にモーガン・フリーマン、少女クララ役にマッケンジー・フォイという魅力的なメンバー。公開前にストーリーを確認しておきたいと思っていたら、このタイミングで英国ロイヤル・バレエの「くるみ割り人形」が映画館で上映されると聞き、“映画館でバレエ鑑賞”を初体験してきました。「くるみ割り人形」のタイトルはよく耳にしますし、何と言ってもチャイコフスキーの音楽が有名です。しかし、日本ではほかのポピュラーなバレエの演目「シンデレラ」、「ロミオとジュリエット」などと比べると、詳しい内容はあまり知られていないかもしれません。私も「くるみ割り人形をもらった少女クララが、人形と一緒にねずみの王様と戦った後に不思議なお菓子の国への冒険へ繰り出す」というざっくりとした知識しかなく不安だったのですが、「英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン2016/17」の『くるみ割り人形』は、そんな初心者を置き去りにしない構成で作られています。バレエの舞台を見に行ってみたいけど、初めの一歩が踏み出せない…そんな人に自信を持ってオススメしたいのが“映画館でバレエ”という鑑賞スタイルです。■至れり尽くせりの解説付き&舞台裏が覗ける!映画館でバレエ鑑賞といえば、文字通り、バレエの開幕から閉幕までを撮影したものを見るというイメージがあるのでは?ところが、この『くるみ割り人形』では、練習風景、キャストや伝説的振付師ピーター・ライト(なんと90歳!)へのインタビュー(物語の解説もアリ)、バレリーナたちがトゥシューズの扱いにどんな工夫をしているかなどの裏話が第1幕と第2幕それぞれの前に流れ、演目に興味や親近感を沸かせます。物語の流れを聞いた直後に実際のバレエを見られるので、内容も理解しやすいのです。■特等席を独り占め!ダンサーの表情や光る汗までをも堪能4階建ての円形観客席を有する世界最高のレベルを誇る名門歌劇場「英国ロイヤル・オペラ・ハウス」。この劇場でわずか2か月前に上演された「くるみ割り人形」を、素晴らしいカメラワークにより、特等席で見ているかのようなゴージャス感に浸れます。オペラグラスなしに、ダンサーの豊かな表情、息づかい、汗まで目に出来るのは、“映画館でバレエ鑑賞”の最大のメリットでしょう。映画2本分のわずかな価格(特別料金:一般3,600円、学生2,500円)で極上のひとときを味わえるのもポイントです。■“体力大賞”は金平糖の精&王子!日本人ダンサーも出演見どころは、挙げたらきりがないほどたくさんありますが、中でも思わず息を止めて見入ってしまうのは、第2幕の金平糖の精と王子のパ・ド・ドゥ。たとえバレエの初心者であっても「ものすごく高度で、ものすごく体力を消耗する踊り」のオンパレードだというのが一目瞭然です。ペア、王子、金平糖の精、ペアの順で間髪を入れずにハードな踊りが続くのですが、ツラそう、大変そうなネガティブなイメージは一切にじませず、気品高く優雅に観客を魅了するプロ意識の高さ!王子役のフェデリコ・ボネッリも金平糖の精役のローレン・カスバートソンも、踊りだけでなくビジュアルもパーフェクトな美しさで、目を楽しませてくれます。アラビアン・ダンサーとして出演している日本人の平野亮一さんも、ミステリアスかつ力強い踊りで会場を盛り上げます。「くるみ割り人形」はクリスマスのお話なので時期は少しずれていますが、クリスマスのお祭りムードはいつ見てもワクワクするもの。今年のクリスマスに舞台のバレエ「くるみ割り人形」を見ることを目標に、映画館で予習するのもいいかもしれませんね。「英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン2016/17」は、現在公開中の『くるみ割り人形』を含め、バレエは『眠れる森の美女』など5本、オペラは『蝶々夫人』など3本が今後公開されます。それぞれ上映期間はわずか1週間で1日1回と限られているので、お見逃しなく!(Hiromi Kaku)
2017年02月11日ブロンドヘアにパーフェクトスタイルを誇る、生きたバービー人形のようなジジ・ハディッドが、本物のバービー人形の一員になった。7日(現地時間)、インスタグラムに定番のバービー人形と隣り合うジジ版バービーの画像をアップしたジジ。2体ともヤシの木に囲まれたマリブのストリートを背景に、ジジがイメージモデルを務める「トミー・ヒルフィガー」のロゴTシャツとデニムのショートパンツを着用している。ジジは「これが私だなんて信じられない! とても光栄だわ、ありがとう」とバービーを販売するマテル社の感謝を綴った。バービーのオフィシャルアカウントでは、バービーとジジ版バービーがセルフィーを撮影している画像も見られる。この画像はジジ版バービーの顔がはっきりと見えるのだが、本物のジジに生き写しでそのクオリティの高さに驚かされる。「Us Weekly」によると、ジジのバービーは、モデルのアシュレイ・グラハム、ゼンデイヤらセレブのバービが売り出されたのと同じシリーズ「Sheroes」の1体として、今後発売されることが想定されている。本日、「トミー・ヒルフィガー」とジジがコラボした2回目のショーがL.A.で行われる。ショーの一日前に「トミー」のTシャツを着たジジ版バービーのお披露目ができ、喜ぶジジだった。(Hiromi Kaku)
2017年02月09日江戸時代の大坂に歴史を遡る文楽は、太夫、三味線、人形遣いの“三業(さんぎょう)”の技芸員により上演される人形浄瑠璃で、ユネスコ無形文化遺産にも認定されている日本を代表する伝統芸能だ。大阪の文化である文楽を応援したいと2015年に在阪民放放送局5局が立ち上げ、ナレッジキャピタルと共に開催したのが『うめだ文楽』だ。『うめだ文楽』は次代を担う若手技芸員が中心の公演を実施。毎回、文楽ビギナーも楽しめる演目の上演やバラエティ豊かなゲストたちとのトークを行い、「親しみやすい」と好評を得ている。「うめだ文楽2017」チケット情報1月30日(月)には、グランフロント大阪北館6階の飲食スペース、UMEKITA FLOOR(ウメキタフロア)で『うめだ文楽』とUMEKITA FLOORとのコラボレーションパフォーマンスが行われる。このパフォーマンスでは、普段は客席からしか観ることができない人形を目の前で楽しめるほか、まるで人の様な動きや、衣裳や小道具、技芸員たちの息の合った演技に間近で触れられる貴重な機会となっている。出演は、人形遣いの吉田幸助・桐竹紋吉・吉田玉彦・吉田簔之。『うめだ文楽2017』の本番で上演される演目「義経千本桜」から、「静御前」と「狐」の人形2体がフロア全体を回遊する。このイベントは1日限り。12:30/20:00/22:30の3回行われる予定。『うめだ文楽2017』は3月24日(金)から26日(日)まで大阪・グランフロント大阪 北館4F ナレッジシアターにて開催。チケットは発売中。■「うめだ文楽」×UMEKITAFLOOR コラボパフオーマンス[日時]1月30日(月)12:30/20:00/22:30(※各30分程度計3回)[会場]グランフロント大阪北館6F UMEKITA FLOOR[出演]吉田幸助・桐竹紋吉・吉田玉彦・吉田簔之(人形遣い)※予定
2017年01月19日女優の波瑠が2日、自身のブログで着物姿を披露し、「めちゃくちゃ美人」「お人形さんみたい」などと反響を呼んでいる。「ふるさと。」と題したブログで、「今回は朱色の振袖を着させていただきました」と、2016年5月号からスタートした雑誌『婦人画報』の連載企画「波瑠のきもの・いろいろ」(2017年1月号)での着物姿を披露。「ずっしりと重たい朱色の本振袖。職人さんたちが重ねた時間と想いが染みていますからね」とつづった。そして、「赤、とひとくくりに呼ぶのはあまりにもったいないですよね。朱色、緋色、茜色と、もっと他にもたくさんの色がそれぞれの名前を持っています」とコメント。「種類分けをしたり、物事に線を引くことをゴールにしてしまうのはちょっと切ないです。『それ』を『何』と呼ぶことができなくても、知識の幅を広げて深めて、ひとつひとつを感じようとする瞬間を大切にしたいものですね」と思いを記した。この投稿に、「波瑠ちゃん似合ってる」「めちゃくちゃ美人」「お人形さんみたい!」「ほんとに癒されるし、元気の源です!」「波瑠ちゃん、ホント着物姿似合いますね~」「朱色のお着物姿、本当に綺麗です~!」「今日のブログはすごく心にしみますw」と絶賛の声が上がっている。波瑠はまた、「先日、おともだちのなっちゃんを家に呼んでもつ鍋を食べました」と、高校生の頃から仲良くしている友人と食事をしたことも報告。「博多の明太子をつかって卵焼きも作りましたよ。卵焼きをくるくるするのは、子供の頃からの密かな特技です。笑」と手作りした卵焼きの写真も公開した。
2016年12月02日食事を楽しみながら演劇も楽しめる、「劇メシ」演劇をもっと身近に、気軽に楽しんでいただきたいという想いから始まった食事を楽しみながら観る演劇「劇メシ」。レストランを丸ごと舞台にし、客席で劇を行う。通常の劇場では一定の距離があるけれど、「劇メシ」は客席に役者が立つので、実際に体感する迫力が違います。レストラン全体が舞台。新感覚の360度演劇レストランの一角を使って演劇を行うのではなく、レストラン全体が舞台。店内360度で行われる演劇の中心で観ることができるので、まるでドラマの中に入り込んだような感覚を味わうことができます。岩手県のご当地アイドルとして話題の加村真美がヒロイン岩手県のご当地アイドルとして活動していた、加村真美が初の舞台に挑戦するところも魅力の一つ。圧倒的透明感を持つ彼女を間近で見れるのはこの劇メシだけ。その他にも、圧倒的演技力が印象的な横大路伸、元アイドリング!!のメンバーフォンチー、3年B組金八先生、ごくせんにも出演している佐々木仁など、実力派の役者が本当にその場にいるような演技を魅せてくれます。episode.04『なんでもないトマトなのに』本公演で4回目となる劇メシは、復讐系ミステリーに挑戦。とあるレストランに集まった7人の男女の過去に起こした事件がきっかけで起こる。毒が入っているかもしれないトマトをいきなりコックが提供し、「目の前に置かれたトマトを食べずにいられることができれば、あなた方の勝ちです」と意味深な一言をきっかけに、なんでもない晩餐が一人の少女の死をめぐる復讐劇へと変わっていきます。公演情報<購入方法>チケットは事前販売。こちらから購入することができます。<公演日・開演時間>11月20日(日)13:00/20:0011月22日(火)20:0011月23日(水)13:00/20:0011月25日(金)20:0011月26日(土)13:00/20:00※ 上演時間 約1時間<料金>5,724円チケット代・食事付(プレート・サイドディッシュ・スープ)※ ワンドリンク制<出演>横大路伸、加村真美、フォンチー、佐々木仁、荒川泰次郎、吉田俊大、木村竜也、K-SUKE、今井由希、SaUrI、西村彩有里、近藤カコ、木下桜<脚本>えのもとぐりむ<演出>私オム【演劇】×【レストラン】という新感覚リアルエンターテインメントをぜひ体感してみてください。
2016年11月20日横浜ランドマークタワーにて、クリスマスイベント「Landmark Bright Christmas 2016~くるみ割り人形とめぐる夢の物語~」を開催。期間は2016年11月10日(木)から12月25日(日)まで。ドックヤードガーデンで毎日開催されているプロジェクションマッピング。本イベントでは、クリスマスを舞台にしたバレエの名作「くるみ割り人形」をモチーフにした映像を期間限定で見ることができる。かつて造船所のドックであった会場では、高さ約10メートルもの巨大な石壁が観客の視界を180°囲むような独特な形状をしおり、まるで自分が映像の中に入っているような臨場感を味わうことができる。雪が降るクリスマスイブの夜を舞台に、人形と少女が舞い踊る不思議な世界観を、迫力たっぷりの大画面で再現。圧倒的な美しさと神聖さに魅了される。さらに、ランドマークプラザ1階にあるサカタのタネ ガーデンスクエアでは、高さ約8mのクリスマスツリーが登場。作中で、主人公の少女・クララが夢の中で小さくなってしまうシーンをテーマにしたこの巨大ツリーでは、自分がクララのように小さくなってお話の中に迷い込んだような感覚を楽しめる。その他にも、館内にはトリックアートのフォトスポット等も設置。クリスマスのムードを一気に盛り上げてくれるイベントだ。【詳細】Landmark Bright Christmas 2016~くるみ割り人形とめぐる夢の物語~期間:2016年11月10日(木)~12月25日(日)会場:ランドマークプラザ1階 サカタのタネ ガーデンスクエア他住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1【問い合わせ先】ランドマークプラザTEL:045-222-5015
2016年10月07日ラッセ・ハルストレムがメガホンを取るディズニーの実写版映画『くるみ割り人形』のについて、新しい情報が入ってきた。「The Wrap」によると、タイトルは『The Nutcracker and the Four Realms』(くるみ割り人形と4つの王国)に決まり、以前から決定していた名門バレエ団アメリカン・バレエシアターのプリンシパル・ミスティ・コープランドとモーガン・フリーマンに加え、マッケンジー・フォイが新たに決定、キーラ・ナイトレイが交渉中だそうだ。『トワイライト』シリーズでロバート・パティンソンとクリステン・スチュワートの娘レネズミー役や、『インターステラー』でマシュー・マコノヒーの娘役を演じて天才子役と称えられたマッケンジーがクララ役を演じる。キーラは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに出演して以来、ディズニーと良好な関係を保っており、『くるみ割り人形』で金平糖の精役を打診されているという。映画は1816年に発表されたE.T.A.ホフマンの「くるみ割り人形とねずみの王様」をベースにしており、生命を宿したクララのくるみ割り人形が邪悪なネズミの王様と闘い、クララを冒険に連れ出すというストーリー。1892年の初演以来、バレエ界で高い人気を誇る物語だ。映画の公開日は未定。(Hiromi Kaku)
2016年08月17日「・・・古いダンボール箱から、子どもの頃に可愛がっていたぬいぐるみたちを取り出していました。(その箱は実際には存在しません)夢ではそれがベッドの下にしまってあって、、大人になってから久しぶりに取り出したという状況のようでした。動物園や水族館で買ってもらった動物や海の生き物のぬいぐるみがたくさん入っていて、一番のお気に入りだったであろう小さなクマのぬいぐるみを取り出したところで、目が覚めました。夢に出てきたクマのぬいぐるみは現実で可愛がっていた過去があったわけではなく、目覚めてから『なんで?』と思った夢でした。」30代女性会社員が見た夢で、彼女は長い付き合いのある親しい友人から、転職・引き抜きの誘いを受けているそうですが、キャリアアップの気持ちはあっても今の会社が安定して待遇がいいので、迷っているそう状態だったようです。ぬいぐるみは、何らかの一方通行のコミュニケーションを反映します。物事が進展しない可能性を意味するので、とりあえず現状維持のほうがいいかもしれません。それでは、おもちゃ・人形にまつわるいくつかのシンボルをご紹介しましょう。■人形の夢人形を見る夢は、身近な人とのコミュニケーションの不調和、またはその時期の孤独感をあらわします。一方的な人間関係や一方通行になりがちなコミュニケーションを反映します。■ブロック・積み木の夢「・・・色とりどりの積み木のような小さな箱を重ねています。辺りには誰もいません。私一人でその箱のバランスを保ちながら、慎重に重ねています。箱のかたちはばらばらで、三角形のものや台形のものなど、安定した正方形のものはありません。それをひとつひとつ重ねています。何度やっても途中で崩れ、最初からやり直そうと焦っているところで目が覚めました。」これは20代女性の夢の実例です。イメージの通り、この夢は現状の試行錯誤を反映します。積み木や箱の夢、または箱型のオブジェが変化しながら出現する夢は、単純作業による疲労感、心身の試行錯誤、生活リズムの乱れを反映します。■動くおもちゃの夢これは男性の夢に多いのですが、動力付きのおもちゃで遊ぶ夢は、問題解決の模索、課題の試行錯誤を反映します。おもちゃを動かす、動き始めるおもちゃのイメージは、その課題の解決を暗示します。反対に、おもちゃが動かなくなる、壊れるイメージは問題・課題の停滞を暗示します。■ぬいぐるみの夢ぬいぐるみの夢は、基本的に一方通行のコミュニケーションを反映します。人形と同様のニュアンスになりますが、人形の場合はもっとも身近な・身近だった人物を象徴し、過去に交流した人物をあらわします。ぬいぐるみの場合は現在の身近な人物を象徴します。■人形にまつわる不思議な夢「・・・小学校5年生の時にみた、今でも忘れられない夢です。当時とても仲の良かった友達の家で遊んでいると、彼女は『○〇ちゃん(私の名前)に見せたいものがある』と言って、キッチンの床下に入り、狭い通路を歩いて、親も知らないという秘密の小部屋に私を案内してくれました。なんと無数の人形だけが部屋いっぱいに並べられ、どれも同じ女の子の人形でした。私が人形を手に取って見ているうち、友達はいなくなっていて何度呼んでも返事がありません。なぜか彼女の小さな声だけが聞こえてきて、人形の顔を見ると、どの人形も涙を流して泣いていたのです。怖くて彼女の名前を呼びながら、目を覚ましました。どうしてこんな夢を憶えているかというと、それから数日後、突然彼女は家庭の事情でどこかへ引っ越してしまったからです。複雑な家庭の子だったので、今でも彼女とは連絡がついていません。」これは20代女性の夢の実例です。人形は自分もしくは身近にいた人の分身です。もしも人形にまつわる夢を見たら、誰かを思い出してみてください。(梶原まさゆめ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月14日「小池千枝の軌跡~100年の情熱」展を長野・世界の民俗人形博物館で開催。会期は2016年9月3日(土)から11月29日(火)まで。本展では、世界の民俗人形博物館が所蔵する小池が世界各地で収集した人形たちを展示。さらに、彼女の教え子であるデザイナー達や、彼女に影響を受けたアーティストたちの作品の展示やワークショップを行い、ファッションの可能性を次世代に伝えていく。彼女の教え子としては、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)やケンゾー(KENZO)など16名の世界で活躍するファッションデザイナーが参加。さらに、津森千里や丸山敬太は展示を行うほか、11月27日(日)には堀田瑞枝を交えてファッショントークを開催する。さらに、彼女の影響を受けた次世代を担う作家としては、まるでモノではなく生命体のような躍動感をもった帽子を製作し、アートとファッションを媒介する帽子デザイナー、日爪ノブキや、ニットデザイナーのサイチカなどが展示を行う。【開催概要】小池千枝の軌跡~100年の情熱会期:2016年9月3日(土)〜11月29日(火)会場:世界の民俗人形博物館住所:長野県須坂市大字野辺1367-1 ※水曜日は休館日開館時間:9:00~17:00入館料:500円 (中学生以下無料)■作品展示デザイナーヨウジヤマモト、ケンゾー、ケイタ マルヤマ、ツモリチサト、まとふ、ヒロコ コシノ、コシノジュンコ、MINE MAY、トクコプルミエヴォル、4298 SHIZUKA KOMURO、アツロウ タヤマ、キョウコ ヒガ、ALBEROBELLO、OSAMU MAEDA、YOSHIKI HISHINUMA、ATELIER MANIS■ファッショントーク (パネルディスカッション)開催日:11月27日(日)会場:メセナホールゲストパネリスト:津森千里・丸山敬太、堀田瑞枝※諸事情により出展者、パネリストが変更する場合あり
2016年08月05日ディズニーが企画中のライブアクション版『くるみ割り人形』の主演に、マッケンジー・フォイが決まった。フォイは、クリストファー・ノーランの『インターステラー』で、マシュー・マコノヒーの娘の幼い時代を演じて注目された。その他の情報正式なタイトルは『The Nutcracker and the Four Realms』。監督には、ラッセ・ハルストレム(『サイダーハウス・ルール』『ショコラ〈2000年〉』『HACHI 約束の犬』)が決まっている。フォイは『インターステラー』で放送映画批評家協会賞にノミネーションされた。最近はアニメ『リトルプリンス 星の王子さまと私』に声の出演もしている。同作品は、アメリカではもともとパラマウントが劇場公開する予定だったが、公開予定日直前に取りやめ、来月5日に、Netflixがストリームを開始する予定になっている。文:猿渡由紀
2016年07月28日特別展「鉄腕アトム ロボットと暮らす未来展」が横浜人形の家で開催される。期間は2016年7月16日(土)から9月25日(日)まで。近年、人形のひとつとも考えられるロボットが注目を浴びはじめ、人の手では困難な作業を行ったり、人の話し相手になるなど、人々の暮らしを支え始めている。ロボット技術の研究がさらに進めば、マンガ『鉄腕アトム』に描かれた未来のようになるのではないだろうか……。本展では、そんな現実と空想の双方から「ロボットと暮らす未来」を紹介する。第1章では、ロボットが人と友だちになることや、同じ職場で肩を並べて働くようになる時代など、『鉄腕アトム』に描かれるロボットと人の共存する暮らしを、作品解説と複製原稿によって紐解いていく。また、手塚治虫の直筆原稿の展示や、アトムとの記念撮影コーナーも設置。さらには、アトムを知らない子どもたちも楽しめるぬりえコーナーを設けるなど、家族で楽しめる展示内容となっている。そして第2章では、生活支援ロボットの実用化・普及を進める取り組みとして、神奈川県を中心に行われている「さがみロボット産業特区」についての資料を展示。実際に活躍中のロボット「パルロ(PALRO)」や「火山対応ロボット」が登場する。【開催概要】特別展「鉄腕アトム ロボットと暮らす未来展」会期:2016年7月16日(土)~9月25日(日)場所:横浜人形の家住所:神奈川県横浜市中区山下町18開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)※但し、8月の土日祝は18:00まで(最終入館17:30)※毎週月曜休館(但し、祝日の場合は翌平日)料金:大人(高校生以上) 800円、小人(中学生・小学生) 500円※上記観覧料で常設展も観覧可能。© Tezuka Productions
2016年07月17日今年で36年目となる、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』。7月9日、明治神宮球場にて行われた「東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ」の始球式にピーターパン役の唯月ふうかが登場した。【チケット情報はこちら】当日は選手も含め、球場に集まった東京ヤクルトスワローズファンのほとんどが緑のユニホームを着用。全体がピーターパン色に染まる中、グラウンドに現れたのは衣装を身にまとった唯月とウェンディ役の入来茉里、片山陽加らだ。可愛らしい姿に球場からは「ピーターパン!」「可愛い!」と声援がとぶ。それに応えるように唯月ふうかは笑顔で「いばろうぜ」を歌い出した。「クックーククッ!」の歌詞に合わせて踊るピーターパン達の姿に、球場からは思わず笑みが溢れる。歌唱披露が終わり、いよいよ始球式だ。マウンドに立ち、ぐんっと勢い良く振りかぶって放たれたボールは、ワンバウンドながらもまっすぐバッターボックスへ。キャッチャーが無事にボールを受け取ると、ほっとした表情を浮かべた唯月。球場からは大きな拍手が起こった。始球式終了後、つば九郎と唯月が並んでの会見が始まった。記者から始球式の感想を聞かれると、「あっという間であまり覚えていないが、なんとかキャッチャーの方に届いて良かった」と語った。稽古場や公園で5日間ほど練習をしてきたと言う唯月に対して、つば九郎が持っていたスケッチブックに「甘い」とひと言、一同に笑いが起きた。「球技がとても苦手で、始球式が決まった際にはどうしようかと思ったが、ボールと友達になれて良かった」とピーターパンならではの受け答えに、4年目をむかえる余裕をも感じた。始球式前のパフォーマンスに関しては、「ピーターパンの歌をまさか球場で歌えると思っていなかったので戸惑いがあったが、球場全体が盛り上がってくれて良かった」と笑顔。パフォーマンスと始球式、どちらが緊張したかと聞かれると、衣装での投球が困難だったこともあり始球式と即答するも、ボールが緑色に塗られていたり、グローブに葉が描かれていたりと至るところにピーターパンらしさが散りばめられていることに、パワーがもらえたと元気よく答えた。きっと球場にいた子供や大人たちも、見事に始球式を終えた唯月からパワーをもらったに違いない。本公演は7月24日(日)から8月3日(水)東京・東京国際フォーラム ホールC、8月17日(水)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットは発売中。
2016年07月11日5月7日、甲子園球場で行われた阪神VS東京ヤクルト戦の試合前に、『三谷文楽 in 大阪 其礼成心中』の作・演出を務める三谷幸喜を模した文楽人形・みたに君がファーストピッチセレモニーに登場した。『三谷文楽 in 大阪 其礼成心中』チケット情報みたに君を遣うのは、人形遣いの吉田一輔、吉田簑之、吉田簑悠。当日の朝、40分ほど人形の動きを練習し、投球練習は甲子園球場の練習場で行った三人。「藤浪晋太郎選手の投球フォームを参考に練習しました。文楽の人形らしい投球を、ノーバンでできたら」と意気込みを語った一輔。本番では、みたに君と一輔、簑之、簑悠がマウンドに上がると大きな歓声に包まれた。ファーストピッチセレモニーではワンバウンドし、目標のノーバンには届かなかったが、見事な投球に再び甲子園球場が沸いた。生粋の阪神ファンという一輔は「マウンドに上がれて気持ちよかったです。ただ、ノーバンにならず残念でした。もし次に機会があったら、ストライクを取りたいです!」と感想を語った。『三谷文楽 in 大阪 其礼成心中』は2012年に渋谷・パルコ劇場で初演し、2014年には京都公演を実施。2016年は「其礼成心中」の舞台でもある待望の大阪公演が決定した。近松門左衛門の『曽根崎心中』をベースに、大坂・曽根崎の天神の森で普通に暮らす夫婦の営みを描いた人情喜劇。笑いと涙が溢れる三谷流文楽が、聖地・大阪に遂に上陸する。『三谷文楽 in 大阪 其礼成心中』は7月1日(金)より森ノ宮ピロティホールにて。チケット発売中。
2016年05月09日こんなドタバタ劇、あるわけない!と思っても、小粋でリアリティ溢れる会話に笑えれば、思い切り楽しめるのがラブ・コメディ。キャラクターが信じられないほど極端な性格でも、憎めないくらいチャーミングなら、ありえなくてもつい許しちゃう、そんな気分になりませんか?名匠ピーター・ボグダノヴィッチの新作『マイ・ファニー・レディ』は、曲者揃いの登場人物たちが、入り組んだ複雑かつやっかいな人間関係の中から、幸せを見つけ出す物語。リアルな設定の物語ではないけれど、リアリティ溢れる感情にきっと共感できるストーリーです。ヒロインは、若手ハリウッド女優のイジー。かつて高級コールガールだったこともあっけらかんと告白しちゃう、裏表のない性格です。そんな彼女が女優として成功したきっかけとなったのが、自分でコールガールを部屋に呼んでおきながら、イジーに「仕事をやめるなら、3万ドルをあげる」と言った演出家のアーノルドとの出会い。二人が出会ったことから、人間関係がぐぐっと入り組み始めます。イジーが前職を辞し、初めて得たのが偶然にもアーノルド演出の舞台作品。その作品の脚本家ジョシュアがイジーを女性として気に入り、イジーの元顧客の老判事は彼女に固執しストーキング、さらに老判事とイジーのセラピストがジェーンという同一人物で、さらにジェーンはジョシュアの彼女だったり…と、もう複雑すぎ!どこかとぼけた彼らが、話をどんどん面倒にしていくのですが、これが最後には上手く収まるところに収まるところが、やはり名匠の腕の見せ所なのでしょう。描かれている恋愛騒動も、あくまでも他人事なので楽しく笑って見ていられるのが観客の特権。さらには舞台がニューヨークだけに、女性たちがシックでファッショナブルなのも見どころ。いかにも、いまどきのニューヨーカーらしく、ブラックでミニマルなアイテムに身を包んでいるのですが、ベルトやバッグ、シューズなどの小物合わせが、明日から参考にできそうで興味を引かれるところなのです。なかでも、最も洗練されているのが、ジェニファー・アニストン演じるセラピストのジェーン。ファッションはシンプルなのに上質なものを選んでいるのがすっきりと無駄のないデザインに表れていて、いかにもN.Y.のセレブリティといった趣き。黒いトップとボトムスというコーディネートでも、細いホワイトのベルトですっきりウエストマーク。大ぶりのトートバッグも黒で合わせてすっきりインテリジェントな雰囲気にまとめているのも、お見事です。でもこの人が何しろ人の話を聞かず、常に“me,me,me…”の自己中心人間。セラピストとしてはおろか、人間としても問題ありの要注意人物。彼女が、物語をどう引っ掻き回すかも面白さのひとつです。社会的に成功しているからといって内面は安定しているわけじゃないというところが、皮肉にも現代的。それは、ほぼすべての登場人物に共通しているわけですが、こんなところが実にピーター・ボグダノヴィッチ的な笑いなのです。色恋のどたばたも、どろどろの感情も、実にスタイリッシュに描いてしまう名匠の手腕、ぜひ非日常的な劇場という空間でお楽しみください。(text:June Makiguchi)
2015年12月17日ヒルトン東京(東京都新宿区)は11月6日~12月25日、デザートブッフェ「くるみ割り人形・クリスマスデザートフェア」を1階「マーブルラウンジ」にて開催する。時間は14時30分~17時30分。料金は大人3,600円、子供2,200円(いずれも税・サービス料別)マーブルラウンジでのデザートフェアは今年から開始したもので、1月に実施した「ストロベリーデザートフェア」をはじめ、5月には「恋するプリンセス」シリーズを展開している。今回開催する同フェアは、物語『くるみ割り人形』がテーマ。王子様に変身したくるみ割り人形と少女がさまざまな王国を訪れる場面からヒントを得て、「雪の王国」「お菓子の王国」という異なる2つの国を設定し、30種類のクリスマススイーツとテーマに合わせたデコレーション用意する。また初の試みとして、同ホテルエグゼクティブ・ペストリーシェフのダヴィッド・ギマレス氏が仕掛ける"魔法のデコレーション"を披露する。白を基調にシルバーとブルーをアクセントにした「雪の王国」では、バニラスポンジケーキでココナッツムースを包みココナッツフレークで仕上げる「ホワイトクリスマス ブッシュ・ド・ノエル」、三日月形のクッキーにアイシングを施した「ヘーゼルナッツ レモンクッキー」などのデザートがブッフェ台に並ぶ。ジンジャーブレッドで作るお菓子の家や、マカロンツリーが華やいだクリスマスを演出する「お菓子の王国」には、「パネットーネ」やアーモンドとフルーツの焼き菓子「クリスマス パン・ド・ジェーヌ」、「クリスマス・シュトーレン」などヨーロッパの伝統的なクリスマススイーツが多数登場する。さらにテイクアウト用として販売するクリスマスケーキのうち、「チョコレート&キャラメル クリスマスログ」「マロン&ラムレーズンショートケーキ」の2種類をデザートブッフェで提供。そのほかにも、「クリスマスホットチョコレート」や5種類のスパイス入り「ホットワイン」、一口サイズの焼き菓子「メープル&ピーナッツのシュシュ」「コールドマーブルアイスクリーム」や「クリスマスプディングフランベ」などが楽しめる。
2015年11月02日東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、互いにリスペクトする画家と人形作家の展覧会「トレヴァー・ブラウン&三浦悦子 二つの聖餐 -闇から光へ-」を開催する。会期は11月6日~11月15日。開館時間は10:00~19:30。入場無料。同展は、互いにリスペクトする画家のトレヴァー・ブラウンと人形作家の三浦悦子の作品40余点を展覧販売するもの。ブラウン氏と三浦氏の作品で表現される少女たちは、皆傷を負ったもの、何かの理由で(あるいは自らの意志で)不完全な姿になったものが登場するが、痛々しい姿を淡々と誇らしくさらしている姿は不気味でもあり、愛おしくもある。彼女たちは、己の身体に傷や痣、縫い目など欠損があることを自ら美しいと確信しており、不完全故に完全な身体であることの優越性や、自己肯定の獲得により、屈折とは異なる自己愛が逆説的に他者への優しさに還元されてゆくことを伝えているという。世の中には、哀しく痛ましい過去や記憶から消去したい悲壮な思い出「心的外傷=トラウマ」をリセットをする為に自ら命を絶つものや、自傷に走るものが存在するが、それらは生きたいが故の生に対する逆説であると同展では分析されている。しかし、心の痛みや苦痛は臨界点に達すればその先にあるものは絶望や死ではなく、恐れから親しみへ、同展のタイトルにもあるように、「闇から光へ」コペルニクス的転回が起きると捉えているということだ。また、同展に合わせ、トレヴァー・ブラウンと三浦悦子の新刊画集をそれぞれ刊行。ふたりのサイン会が開催される。開催日時は11月14日16:00~。参加に際しては、作品・新刊画集の購入が必要となる。
2015年10月08日©TRIPPING!昨今、経済や人材など多方面にわたり交流が深まっている神奈川県とベトナム。両地域のさらなる相互理解と交流を目的に9月18日(金)から20日(日)の3日間、横浜市・みなとみらい地区および神奈川県庁・日本大通りを会場に、「ベトナムフェスタ in 神奈川~越Beyond the NEXT!~」が開催される。ベトナムをもっと身近に!「ベトナムをもっと身近に。その次の未来のために。」をテーマに、ステージイベントやライブパフォーマンス、ベトナム映画上映など多岐にわたるコンテンツが集結!来場者約20万人を見込む国内最大級のベトナムイベントとして開催を予定している。幻想的なランタンに彩られる「ベトナムランタンナイト」©TRIPPING! イメージであり実際のものとは異なりますベトナム中部の世界遺産都市・ホイアンの「ランタン祭り」を思わせる、幻想的な「ランタンナイト」やベトナムと神奈川県で生産された約1万本の花を使った花の絨毯「インフィオラータ」、さらにはベトナムの民族芸能「水上人形劇」など目で楽しむコンテンツも充実。その他、日本の伝統文化・和太鼓パフォーマンスやベトナム映画上映、ライブパフォーマンスなどベトナムと日本文化に触れられる3日間となっている。©ASEAN-Japan Centre イメージであり実際のものとは異なりますベトナムを直に感じる3日間。ぜひ出かけてみてはいかが。ベトナムフェスタ in 神奈川~越Beyond the NEXT!~日 時:2015年9月18日(金)~20日(日)場所:経済プログラム・・・・・ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル/9月18日文化交流プログラム・・・日本大通り、神奈川県庁本庁舎9月19日11:00~17:00※ランタンナイト17:00~21:009月20日10:00~17:00詳 細 :
2015年09月10日アメニティサポートはこのほど、東京都・人形町の薪釜焼きピザ専門店「人形町ピザバル」で9種類のピザが楽しめる食べ放題メニューの提供をランチ限定で始めた。同メニューは、オーダーバイキング形式のピザの食べ放題。注文を受けてから焼きあげるため、焼きたてのピザが楽しめるという。定番の「マルゲリータ」をはじめとして、「ディアボロ」や人気の「ハニーゴルゴンゾーラ」など全9種類のピザが食べられる。より多くの種類を楽しんでもらおうと、通常のナポリピザよりもサイズを小さくして提供しているという。また生地にフランスパンの粉を使うことで、軽めの食感になるよう仕上げているとのこと。価格は税込1,000円。ランチタイムの営業時間は12時~14時(日曜日・祝日は休み)。
2015年09月07日現在放送中のTVアニメ『それが声優!』の劇中歌を集めた「それが声優! E.P.スピンオフムービー主題歌集」の3曲目に釘宮理恵が本人役として歌唱した劇中劇『探偵喫茶スパイラルカフェ』の主題歌「この世はスパイラル!」が収録されることが明らかとなり、それにあわせて、試聴用のトレーラーも公開された。TVアニメ『それが声優!』は現役声優である、あさのますみが自身の経験をもとに声優業界の舞台裏を3人の新人声優の成長とともに描いた作品。アニメの中ではメインキャラクターの双葉・いちご・鈴の3人がアフレコに参加したり、オーディションを受けたりとさまざまなシーンが登場する。「それが声優! E.P.スピンオフムービー主題歌集」の3曲目に収録されることが発表された「この世はスパイラル!」は、釘宮理恵演じる釘宮理恵が主演を務める『探偵喫茶スパイラルカフェ』の主題歌としてアニメ本編で初公開された。YouTubeではコミックマーケット88の最終日8月16日(日)までの期間限定で『探偵喫茶スパイラルカフェ』のダイジェスト映像とともに楽曲試聴のできるトレーラーも公開されている。「それが声優! E.P.スピンオフムービー主題歌集」には、釘宮理恵(cv. 釘宮理恵)が歌う『探偵喫茶スパイラルカフェ』の主題歌「この世はスパイラル!」のほか、AKINO from bless4が歌う『仏戦士ボサツオン』の主題歌「愛と絶望のイデア」、堀江由衣(cv. 堀江由衣)が歌う『クロネコ・オブ・エターニャ2』の主題歌「ヒーローじゃなくていい」の3曲が収録される。そのほか詳細は、『それが声優!』コミックマーケット88ブース情報をチェックしてほしい。○「この世はスパイラル!」試聴用トレーラー(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年08月11日昭和の人気人形劇を初めて舞台化する『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』が12月、井上芳雄、安蘭けいの出演で上演される。原作は1964年から69年の5年間、NHK人形劇シリーズとして放送され、個性的な登場人物、奇想天外な物語で人気を博した大ヒット作。故井上ひさしが脚本に携わったことでも知られている。舞台版の脚本は宮沢章夫と山本健介が書き下ろし。演出と美術を串田和美が手がける。ギャングのマシンガン・ダンディ役に井上芳雄、こどもたちを率いるサンデー先生役に安蘭けい。そのほか、山下リオ(博士役)、小松和重(テケ役)、山田真歩(プリン役)、内田紳一郎(ダンプ役)、小松政夫(トラヒゲ役)、白石加代子(ドン・ガバチョ役)らが出演する。公演決定にあたり串田は「『ひょっこりひょうたん島』はひょっこり現れて、ひょっこり消えていったような気がする。それがみんなの心に残っている。観なかった人たちの心にも。まだ生まれていなかった人たちの心にも。それは気づかぬうちにそっと、しかし、したたかに成長しているような気もする。再会するのが楽しみな、成長する記憶のような舞台をつくってみたい。それは飛びっきり楽しく、飛びっきり贅沢な芝居の姿になるだろう」とコメントを寄せている。公演は12月15日(火)から28日(月)、2016年2月3日(水)から11日(木・祝)まで、東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンにて。12月公演のチケット一般発売は9月26日(土)より。
2015年07月08日田口トモロヲ監督が監督を務め、多部未華子と綾野剛が共演する『ピース オブ ケイク』の劇中劇実際の舞台化「ツチノコの嫁入り」のキャストが発表され、主演を山本裕典が務めることが明らかになった。劇中劇「ツチノコの嫁入り」は、映画『ピース オブ ケイク』の中で、もともと衣装デザイナーを夢見ていた主人公の志乃(多部さん)が、劇団の衣装としてキャリアを積み始めるきっかけとなる舞台である。先日、「劇団 めばち娘」が実際に旗揚げされることが報じられたが、このたび発表されたのは9月17日(木)~9月27日(日)の期間、渋谷のCBGKシブゲキ!!で上演される「ツチノコの嫁入り」のキャスト陣。看板俳優の天ちゃんを演じるのは、舞台のみならず映画、TV、雑誌と幅広く活躍する山本裕典。座長の千葉は、演劇集団キャラメルボックスの阿部丈二が演じる。さらに、菜月チョビ、丸尾丸一郎といった劇団「鹿殺し」のメンバーをはじめ、THE CONVOY SHOWメンバー、ミスFLASH ファイナリスト、「アイドリング!!!」の元メンバー、元AV女優など、さまざまな経歴をもつ異ジャンルの面々が一同に集結。「劇団 めばち娘」旗揚げをより一層盛り上げる。舞台「ツチノコの嫁入り」は、自分たちの存在を認めない人類に対し、復讐を誓うツチノコの生き残りをかけた壮大な悲劇のストーリー。原作・映画の中では数シーンしか描かれていなかった今作を膨らまし、劇中劇の完全版を「劇団鹿殺し」の丸尾丸一郎 作・演出のもと上演する。映画とはまた違うディープな魅力を発揮するであろう本舞台。映画の公開と合わせて、上演を心待ちにしたい。『ピース オブ ケイク』は9月5日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。「劇団めばち娘」公演「ツチノコの嫁入り」 は、9月17日(木)~9月27日(日)にCBGKシブゲキ!!にて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日初登場の矢田真純ちゃん♪少ないアイテムで時間をかけずにお人形さんフェイスになれるメイクだよ。ぱっちりな瞳とピンクの頬で甘くてキュートな雰囲気に仕上がりました。参考にしてね!メイクのコツ・ポイントライトカラーをのせてくすみをとばして目元を明るくする。目元をはっきり大きくみせるために目尻側を濃いめにのせる。ラインは細めにひいて目尻はタレさせるよ。目の下に横長にのせてお人形さんみたいな可愛いらしい印象に。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年05月27日美&健康をサポートするベジエのイメージキャラクター株式会社KIYORAが運営するベジエのイメージキャラクターに、人気女優・安田美沙子が起用された。ベジエは美と健康をサポートする商品を提供するブランドで、野菜や果物が数多く使用された健康や美容に役立つ“粉末スムージー5種類”を展開している。安田の起用については、“健康的で活動的なシンボル”としての彼女の印象と、同ブランドが提唱している“ポジティブダイエット”がピッタリ一致したこと。同ブランドの商品購入ターゲットになる年齢層の女性から人気が高いことが採用理由だという。安田美沙子について1982年生まれで 京都府出身。テレビやタレント、CMおよび雑誌などで活躍。最近では女優として、NHK連続テレビ小説の「カーネーション」に登場した。2014年に結婚し、お料理レシピの本「“またあれ作って”といわれる、幸せご飯レシピ」を初めて発行。日々料理のテクニックを磨いている。ベジエのブランドコンセプトベジエ (vegie)は、ダイエット(Diet) & 野菜(vegetable)から誕生したブランド。多忙な現代の人達を対象として、【洗練】【健康】【手軽】で積極的な“インナービューティー”を提唱する。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社KIYORA プレスリリース (PR TIMES)・株式会社KIYORA・安田美沙子オフィシャルブログ「MICHAEL」
2015年05月20日マウスコンピューターは24日、同社ゲーミングブランド「G-Tune」公式キャラクター「G-Tuneちゃん」のキャラクターソング「Burning The Soul」を発表した。同日よりiTunes Storeにて販売開始し、価格は税込250円。ボーカルは従来通り、Gちゃん役に声優の小山剛志氏、Tuneちゃん役に声優の南條愛乃氏を起用。キャラクターソングは、「G-Tuneちゃんデスクトップカスタマイズテーマ」、「G-Tuneちゃんハイレゾリューションボイス」に続く新コンテンツとなる。キャラクターソング販売を記念し、G-TuneちゃんのMMD(MikuMikuDance)モデルを用いたミュージックビデオもYouTubeで公開される。ビデオ制作は第13回MMD杯でG-Tune賞を受賞した「ろんちーの」氏が手がけている。
2015年04月24日“ハローキティ”や“マイメロディ”などキャラクター商品を展開するサンリオが男性向けに訴求する新キャラクター「Shinkaizoku(シンカイゾク)」を発表した。2014年9月に発表した「HELLO KITTY MEN」に次ぐ第2弾となる。新キャラクターは、深海魚をモチーフに、小学校低学年の男児に向けて開発したもの。テーマは男児が好む“海のロマン・未知の世界”。収集・知的好奇心をくすぐる多くのキャラクターを起点に、世界観・ストーリー性のある展開で、知育要素も持たせ、子どもの知的好奇心を高めるため、多面的に展開できるキャラクターとなれる存在を目指していくという。キャラクターは、現時点でメンダコ、ラブカ、ダイオウグソムシなどの深海魚をモチーフにした22種類展開予定。3月11日から直営店や百貨店などでタオルやバッグなどのキャラクターグッズが販売される。また、今後はグッズだけでなく、教材やイベントにも 登場するなど、様々な形で深海の魅力を伝えるべく、子どもや保護者たちと接触する企画プロモーションを展開していく方針。新キャラクターを主軸に、最終的には3 年間で小売りベースで80億円規模の売り上げ目標を掲げている。(C)2014,2015 SANRIO CO., LTD.
2015年02月03日12月に公開される『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する新キャラクターの画像が公開になった。赤く光るライトセーバーを手にしたキャラクターの名はカイロ・レン。このキャラクターがどのような人物なのかはいまだに謎のままだ。その他の画像本作は、1977年(日本公開は1978年)以降、世界中の映画ファンを熱狂させてきた『スター・ウォーズ』サーガの最新作。その詳細はいまだに明らかになっていないが、J.J.エイブラムスが監督を務め、遠い昔の遥か銀河系の彼方を舞台に、壮大なドラマが描かれる。このほど公開されたカイロ・レンは背を向けており、その顔を確認することはできない。また、剣型の武器ライトセーバーは、柄の部分からも光が出ており、十字型に光を放っている。過去にはダース・ベイダーとダース・モールが赤い光を放つライトセーバーを用いたが、彼もまた“悪”のキャラクターなのか? では、なぜ名前に“ダース(ダーク・ロード・オブ・シスの略)”とついていないのか? 公開まで想像のふくらむ画像になっている。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』12月18日(金) 全国ロードショー
2015年01月09日人形アニメーション『くるみ割り人形』の初日舞台あいさつが11月29日に都内で行われ、有村架純、松坂桃李、藤井 隆、板野友美、増田セバスチャン監督、くるみ割りキティが登壇。タイトルにちなみ、有村がくすだま割り、松坂が瓦割り、藤井がスイカ割り、板野が鏡割りに挑戦した。瓦10枚を前に、松坂本人はやる気満々だったが、関係者はピリピリムード。急きょ、手袋をはめた松坂は、見事にすべての瓦を割り「ドラゴンボールのミスターサタンになった気分」と上機嫌だった。『くるみ割り人形』舞台挨拶その他の写真1979年に劇場公開されたサンリオ製作のコマ撮り人形アニメーションを“リ・クリエイト”。デジタル化したオリジナルのネガフィルムに色彩処理や異なる編集を施し、新撮カットやアニメーションパートも加えた上で3D映像化した。大切なくるみ割り人形をネズミの大群をさらわれた少女クララは、迷い込んだ人形の国で、人形とネズミの戦いに巻き込まれ、くるみ割り人形に隠された悲しい秘密を知る。主人公・クララの声を務めた有村は、「3Dなので、すごい迫力だったと思います。劇場が『くるみ割り』の世界観に包まれたなら嬉しいです」と鑑賞後の観客にあいさつ。一方、物語のカギを握る若き将校フランツを演じる松坂は「劇場の近くにすごい行列ができていたので、すごいなと思ったら、年末ジャンボ(宝くじ)に並んでいる人たちだった」と笑いを誘った。また、作品にちなみ、幼少期の“かわいい思い出”“怖い思い出”を聞かれると、有村は「小学生の頃、好きな男の子のためにバレンタインのチョコレートを買ったが、恥ずかしくて渡せず、自分で食べた」「夜遅くまで起きていると、母親からドア星人が来るっておどされた」と照れくさそうに話していた。『くるみ割り人形』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年11月29日1979年に製作された人形アニメーション『くるみ割り人形』が最新の3DCG技術を駆使し、新たなシーンを加えて甦った。公開を前に主人公のクララとフランツ王子の声優を務めた有村架純と松坂桃李がアフレコ収録の様子と作品の魅力について語ってくれた。その他の写真少女・クララが大切なくるみ割り人形を守るためにめくるめく冒険を繰り広げる姿が色彩豊かな人形アニメーションで描き出される。有村は本作の前にスタジオジブリ作品『思い出のマーニー』のヒロインの声を担当しているが「今回は人形アニメーションということで、普通のアニメーションとはまた違う映像の世界観で、『マーニー』とは違う取り組み、アプローチでやれることが楽しみでした」と今回の挑戦を振り返る。松坂は最初に本作の企画を聞いて「35年前に作られた『くるみ割り人形』が現代の技術で甦るというのはすごいことだとテンションが上がりました」とアナログとデジタルの融合による“リ・クリエイト”に心が躍ったという。有村はクララの声を収録する前に監督の増田セバスチャンと2時間ほどのリハーサルおよび話し合いの時間を持ったという。「実は私が思うクララと監督が持っているイメージが少し違っていて、そこで相談しながら、どこがクララの声の一番良いところなのか探しました。私はクララに対してちょっと品のいいお嬢様のイメージを持ってたんですが、監督は少し甘えた少女のイメージで、その分、少し声のテンションを上げていく作業でした」。松坂は、改めて完成した作品を見て「台本を読んでストーリーはわかっているはずなのに、出来上がりを見て気持ちが、心が熱くなりました」と語る。「次の展開が分かっているのにこんなに熱くなるのは作品が持つ力強さのおかげだと思います」。有村も「自分が演じているのでなかなか客観的に見られないんですが…(笑)」と前置きしつつ「ひとりの少女が旅をして、愛と出会い、大人になる階段を上っていく過程、その成長がステキでした」と微笑む。ちなみに2人は以前、同じ作品に出演した経験はあるが、その時も直接の共演シーンはなく、今回も収録は別々。「今度はぜひ“生身”の芝居で一緒に」という松坂の言葉に「ぜひご一緒したいです」と有村もうなずいた。『くるみ割り人形』11月29日(土)全国ロードショー(3D/2D同時公開)取材・文・写真:黒豆直樹
2014年11月26日