読書を愛し、自身も表現活動に携わる、文筆家・木村綾子さんとモデル・前田エマさん。文学と焦がれや高まりの関係、焦がれを感じる好きな作品についてなど、あれこれ語っていただきました。木村綾子&前田エマが考える、文学における焦がれの正体木村綾子:“焦がれる”という言葉から連想したのは、届かなさ、わかり合えなさ、一方通行の思い…そんな満たされなさを抱える相手に抱く思いでした。そんな本を今日は持ってきましたが、前田さんのセレクトも楽しみにしてきました。前田エマ:私もです!私は今までの人生でトップレベルで好きな本を持ってきました。欠けているからこそ求め、憧れ、そして“焦がれる”。すごく共感します。木村:私は、たとえ肉体的な交わりがあっても、人間は本質的にひとりだという孤独感から逃れられないからこそ、官能が刺激されると思うんです。そういう意味で、村田沙耶香さんの作品は、自分自身の肉体に対する違和感や反感まで突き詰めていて凄みがあります。性というものを徹底的に疑うんですよね。たとえば『地球星人』では、男女が結婚するのに性は必要なのかを疑うし、『しろいろの街の、その骨の体温の』では生理や女性性を疑う。前田:私は『しろいろの~』が村田作品でいちばん好きでお守りのような本です。多くの作家が今日まで繰り返し孤独と寂しさ、“動物としてのヒト”と“人間としての人”との葛藤を描いてきました。体を重ねるほど相手が遠くなる普遍的な感情もたまらない。木村:前田さんは、気になるところに付箋をつけるんですね。私は角を折り曲げちゃうんです。前田:読み返してみたら付箋を貼っている箇所の多くが匂いの描写でした。それも香水のような芳香ではなく、汗の酸っぱさや肉体が交わったときに漂う湿った匂い。匂いは私にとってとても大事なんでしょう。木村:血なまぐさいのも官能をくすぐられませんか。田村俊子の『生血』は、一晩男の人と過ごし処女を喪失した翌日から物語は始まります。赤い金魚を眺めて生理を思い出し「目刺しにしてやりたくなる」とか、生殖と殺意が同居しているような表現が頻出します。前田:官能が死と隣り合わせというのはよくわかります。『本格小説』で、死の淵に立つヒロインのよう子に、主人公の太郎が「おまえをずっと殺したかった」と言う場面があるんです。「いつから?」「出会ったときから」。愛しすぎているゆえに究極の感情に至るのはすごく人間らしいなと。その二人の愛の行方は、よう子の生家で住み込みの家政婦をしていた冨美子の視点で描かれます。実は太郎との間に関係があったようなのですが「匂わせ」だけで描かれないんです。直接的な性描写よりずっとノックアウトされました。木村:人間の想像力はたくましいので、実際に書かれている文字情報以上のもの、たとえば自分がしてきた経験や見聞や五感で得たものを同時にそこに読み取ってしまうんですよね。だからこそ、同じ文章が書かれていても、それぞれにイメージするものが違う。私が中学2年生で『仮面の告白』を読んだときに、ちらっと本から目を逸らしたときに映った、銀杏の揺れる枝葉や前の席の男子の背中が生々しくて。小説で描かれている官能が肌感覚と直につながったと感じた瞬間でした。前田:すごい大人びた素敵な中学生ですね(笑)。木村:『溺レる』も、結構暴力的なセックスがあったり、排泄の場面があったり、五感が刺激される作品集です。前田:谷崎潤一郎の『痴人の愛』は外せませんよね。木村さんも谷崎をお持ちですね。木村:『瘋癲老人日記』。谷崎は死ぬまで性や欲望に従順で奔放で、女性の肉感…特に足ですよね、その憧れと渇望の描写がすごい。前田:谷崎の趣味をこれでもかというくらい見せられて笑ってしまう。エロティシズムって滑稽な面もあるのだなあと思います。木村:前田さんは、山田詠美さんもお好きですか。前田:『蝶々の纏足・風葬の教室』は何度も読みました。私は、同性愛者でも異性愛者でも、女の子が最初に焦がれる相手は女の子だと思っていて。ちゃんのまつ毛が長くてキレイだな、触ってみたいな、とか。この一冊には女の子同士の小さな焦がれが、膨れ上がり変化していく様子が描かれているように思います。官能に意味を持たせたり娯楽にするのは大人ですが、決して大人だけのものではないと思います。木村:焦がれるって、人にとって本能的なものかもしれませんね。木村綾子さんselect『溺レる』川上弘美焦がれているからこそ増す8組の男女の愛しさと孤独。男に言われるがままに一緒にあてもない旅を続ける女の愛欲を描く表題作など、全8編。「二人の間に愛やセックスがあっても、決してわかり合えない部分がある寂しさがさまざまなシチュエーションで描かれ、皮膚感覚に迫ってきます」。文春文庫660円『仮面の告白』三島由紀夫男性にも女性にも惹かれる複雑な内面が吐露される。自身の性的指向とアイデンティティに苦悩する青年の告白小説。「直接的な性描写があるわけではないのに、たとえば聖セバスチャンの殉教図を見た〈私〉の内面描写で『ああ、射精したんだな』とわかるんですよね。言葉で官能の魅力を味わえる一冊」。新潮文庫新装版 649円前田エマさんselect『本格小説』水村美苗歴史のうねりと運命的な愛を描く、日本版『嵐が丘』。アメリカンドリームを掴み凱旋帰国した東太郎と、軽井沢のお屋敷の娘・よう子の引き裂きがたい絆はどうやって生まれたのか、運命的な愛に翻弄された登場人物たちの生と死を追う。「冨美子の語りの行間から伝わる太郎への思いが切ないです」。新潮文庫上巻924円、下巻825円『蝶々の纏足(てんそく)・風葬の教室』山田詠美息を詰めるように読む、少女期の繊細な心の動き。〈私〉が語る幼なじみのえり子との関係と成長を描く「蝶々~」を含む全3編を所収。「『風葬~』を、村田沙耶香さんがインタビューで“人生でいちばん読み返した小説”に挙げていたので、手に取った本なのですが、『蝶々~』にもとても感動しました」。新潮文庫572円木村綾子さん(写真右)文筆家。中央大学大学院にて太宰治を研究。現在は文筆業のほか、ブックディレクション、イベントプランニングなどで活躍する。昨年8月より、作者と読者がつながるオンライン書店「コトゴトブックス」をスタート。前田エマさん(写真左)モデル。東京造形大学在学中からモデル、エッセイ、写真、ペインティング、ラジオパーソナリティなど、ジャンルにとらわれない活動が注目を集める。雑誌やウェブメディアでエッセイの連載を多数持つ。※『anan』2022年3月9日号より。写真・小笠原真紀取材、文・三浦天紗子撮影協力・TITLES(by anan編集部)
2022年03月05日二宮和也、有村架純らが出演する新春スペシャルドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」。この度新たに、堤真一、音尾琢真、今野浩喜の出演が明らかになった。本作は、第二次世界大戦中に運命的な出会いを果たすことになる、厳格な日本海軍軍人と陽気なイタリア人たちの国境を超えた友情と恋を描く、実話に基づいた物語。堤さんが演じるのは、日本海軍少佐・速水洋平(二宮さん)の上官、大佐・廣田正。超堅物な速水と違い、お気楽な雰囲気をまとう廣田だが、冷静さと的確な判断力を兼ね備え、部下の扱いに長けている人物。また、速水のお堅い性格をうまく諭しながら、カッペリーニ号改め、帝国海軍伊号第五〇三潜水艦の艦長に速水を抜擢し、帝国海軍のために働かせる。そんな2人の共演は、本作が初めて。堤さんは「プライベートでは会ったことがありましたが、作品での共演は初めましてで、“真面目に役と向き合っているなぁ”と思いました。すごく楽しく撮影もできました」と二宮さんとの初共演をふり返る。今作では、初共演とは思えないほど息ぴったりの2人のコミカルなシーンに注目だ。そして同じく、日本海軍で働く仲間として、速水の部下で、義理人情に厚く、誰よりも速水のことを尊敬している大尉・尾上克郎を音尾さん。速水の同期の少佐で、速水のことを一方的にライバル視する阿部虎太を今野さんが演じることも決定。音尾さんは「事実を題材にした戦争の最中の話ではありますが、どんな時でも希望を持って過ごすことは人間の持っている当然の権利であると感じました。幸せな気持ちになれるストーリーだと思います」と本作について語り、今野さんは「放送日が年始に決まったと聞いて、確かにお正月に合っているドラマだと思いました。家族で見ても、急に気まずくなるようなシーンも無かったはずです。なので、そこにいる全員で見て下さい」とメッセージを寄せた。「潜水艦カッペリーニ号の冒険」は2022年1月3日(月)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月02日タレントの井口綾子が、動くARトレーディングカード「ミライトレカ」を2日に発売することがわかった。同商品は、スマートフォンと連動させることで、トレーディングカードと映像コンテンツを一度に楽しめるフュージョントレーディングカード。ARアプリ「空想レンズ」をかざすことで、映像が動き出す通常カード70種と、映像に加え、音声もついているスペシャルカード20種の全90種がある。オール撮り下ろしの作品で、今までに見たことがない衣装や表情の井口を見ることができる。20日には「購入者限定発売記念イベント」が開催される予定となっている。
2021年11月02日ジャニーズJr./7 MEN 侍の本高克樹と今野大輝が、『Rock Reading「ロビン」~「ロビン・フッドの愉快な冒険」より~』に出演することが21日、明らかになった。アメリカ人作家のハワード・パイル原作『ロビン・フッドの愉快な冒険』を題材にした同作。10月に上演された『幸福王子』に続く、朗読とロックバンドの生演奏という新しいスタイルを用いた“Rock Reading”第2弾となる。主人公のロビン・フッドを演じるのは、『幸福王子』で主演・王子役を務めた本高。そして、ロビンの片腕リトル・ジョンは『幸福王子』でツバメ役を務めた今野が演じる。このたび、往年のロックミュージシャンを思わせるようなメインビジュアルも公開された。前作でも大好評だったミュージシャンが再集結し、音楽ライブのようなリーディングを展開。上演台本・演出は、前作に続き鈴木勝秀氏が務める。東京公演はヒューリックホール東京で10月21日~31日に、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで11月5日~7日に上演される。
2021年07月21日(左から)加藤綾子アナ、出水麻衣アナまたしても“一般人”か。カトパンこと加藤綾子アナウンサーの結婚相手のことだ。有名人の結婚発表で耳にする“一般人”という言葉。しかしながら、この人たちはどうも“世間一般”とはだいぶ異なる場合が多い。その傾向は顕著だ。結婚したフリーアナウンサーの小川彩佳も一般人と結婚したが、結局、お相手は医療系IT企業の社長。推定資産は180億円とも報じられた。また石原さとみのお相手は、年収5000万円超えともされる大手外資系金融マンだった。カトパンのお相手も、フタを開けてみれば、年商2000億円を誇るスーパーマーケットチェーンを経営する39歳の御曹司だった。素性については、すでにいろいろと書かれているが、そのなかでも衝撃的だったのが『FRIDAYデジタル』の報道。6年前にTBSの出水麻衣アナウンサーと熱愛報道があったその相手が、この御曹司と“同一人物”だということを改めて報じたのだ。しかも、当時『FRIDAY』本誌がおさえた、路上キス写真つきで。局アナと“一般人”が繋がるきっかけとは……?スポーツ紙ベテラン記者の弁。「若手実業家や外資系証券マンなどのグループが、西麻布や六本木で夜な夜な合コンを開いているのは有名な話。彼らのあいだで、実はタレントより局アナの方が人気があり、また、局アナたちからしても実業家の人気は高い。かつては局アナと野球選手という組み合わせがよく見られましたが、最近は不安定なスポーツ選手より、将来的に生活に困ることがない上場済みの起業家や、老舗企業の御曹司、堅実なエリートサラリーマンを選ぶ方も増えています」そしてカトパンのお相手も、その“合コン”の常連だったというのだ。“合コン”というと聞こえが悪いが、出会いを求める男女の食事会だ。何も目くじらを立てることはないだろう。出水アナとの出会いもそんなシチュエーションだったかどうかわからないが、結局別れてしまうことに。彼女もカトパンに負けず劣らず才色兼備の女性アナだ。どうして別れてしまったのか。「路チュー写真を撮られた後も交際はしばらく続いていました、両親にも紹介するなどして、結婚も視野に入れていたようです。しかし、その後も彼が頻繁に合コンに参加していたことを出水さんが知って、不信感を抱くように。結局、彼女のほうから別れを切り出したと聞きました。彼は“女子アナのことはあまり知らないけど……”というのが口癖でしたが、実は才色兼備な女子アナが“お気に入り”だったようです」(写真誌記者)これが事実なら“合コン好き”にもほどがある。「カトパンは大丈夫か」なんて声が聞こえてきそうだ。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2021年06月15日加藤綾子「“籍を入れた”という話をLINEで知っただけで、男の子ですからね、細かいことは言わないんですよ(笑)。でもね、結婚はうれしいです」“カトパン”こと加藤綾子アナが、6月7日に結婚を発表。お相手は関東を中心にスーパーや精肉店を約60店舗展開する年商2000億円超の会社を経営するAさんだ。「カトパンは“35歳までに結婚”とか“これからは仕事より家庭”と周囲に漏らすほど結婚願望が強かった。Aさんは39歳ながら、スゴ腕の社長。まさに“玉の輿”って感じですよね」(フジテレビ関係者)発表の翌日、Aさんの両親が住む神奈川県藤沢市の豪邸を訪問。国産高級車から降りてきた母親が喜々として語ってくれたのが冒頭の場面。「カトパンは過去に、元プロ野球選手の片岡治大やメジャーリーガーのダルビッシュ有、『EXILE』のNAOTOとの交際が報じられてきたモテ女。NAOTOとは昨春に破局したものの、間もなくしてAさんと知り合ったそうです」(スポーツ紙記者)■出水麻衣アナの両親が語ったこと交際1年足らずのスピード婚には、Aさんの母親も驚きを隠せない。「結婚が決まる前、1度だけウチにいらしたことがありまして。でもね、それ以来お会いしていないんですよ。基本的には、テレビを通してしか彼女を見ていないので、どんな方なのか、まだあまりわからなくて……。本来なら結婚前に両家の顔合わせをするのでしょうけど、こういうご時世ですから、向こうのご両親とは、まだお会いしたことがないんです」カトパンがスピード婚を決めるほど魅力的なAさんは、過去の恋愛遍歴も派手なよう。「慶應義塾大学のテニスサークル出身で、社会人になってからは局アナとの合コンにもよく参加していました。遊び人と思われがちですが、内面はしっかり者。顔、性格、お金の三拍子がそろっていてとにかくモテる。20代で結婚、離婚を経験していて、前の奥さんとの間にお子さんも2人いますよ」(Aさんの知人)結婚報道の直後には、気まずすぎる“元カノ”の存在もバレてしまった……。「Aさんの元カノはTBSの出水麻衣アナ。6年前、路上で堂々とキスしている写真がフライデーされています。あの写真は強烈でしたが、まさか出水アナの元カレがカトパンと結婚するとは……」(前出・スポーツ紙記者)“路チュー”写真が蒸し返されて、とばっちりを受けた元カノは、複雑な感情を抱いているかも……。おそるおそる出水アナの実家を訪れると、温厚な両親が丁寧に取材に応じてくれた。「もう終わったことだけど……。とても狭い世界ですよね(笑)。(カトパンの)結婚相手がまさか彼だとは思わなかった。確かに、好青年でしたよ。彼のご両親とも顔合わせの食事会を2回しました。でも、ウチは結婚を具体的に考えていたわけではなく、お付き合いの一環で“食事しよう”となっただけです」(父)「当時は込み入ったお話は全然していなかったので、今回の結婚も“おめでたい!”という気持ちだけですよ(笑)」(母)さっそく娘の出水アナから連絡もあったそうで……。「“昔の写真が出ちゃうかもしれないけど気にしないで”って。娘はずいぶん前にお別れしているので、ケロッとしていましたし、本人も“お幸せに”と言って祝福していましたよ」(父)「麻衣は今、大学院にも通って勉強していますし、お仕事も忙しくしています。応援してあげてください」(母)元カノからも祝福されて、カトパンもひと安心!
2021年06月14日加藤綾子(2017年9月)カトパンことフリーアナウンサー加藤綾子が6月6日に電撃結婚した。国民的好感度アナの結婚だけにそれだけでも大きな衝撃だったが、さらに世間を驚かせたのはお相手の素顔。神奈川県内を中心に、スーパーや精肉店を運営し、年商2000億円を誇る企業の2代目社長、しかも人望あるイケメンという、スーパーハイスペック男子だったのである。カトパンにとっては義母となる、夫の母は『週刊女性』の直撃に、「加藤さんが出演されている番組は、息子がお付き合いする前からずっと見ていましたので、お名前もお顔も存じ上げていましたから、それはビックリしましたよ。息子たちが幸せに過ごせるよう祈っています」そう喜びの声を寄せてくれた。だが、取材を進めるとこんな声も入ってきた。■気品と風格漂うイケメンシニア「カトパンの実家も負けてないんですよ。お父さんは30年以上にわたり、世界を飛び回った大手商社マンです。それもただのビジネスマンではなく、エネルギー関連の公的機関に携わったり、国際会議のパネリストも務めるなど、発展途上国の生活レベル向上に尽力されてきた方なんです。現在はコンサルタント企業を経営し、ベンチャー企業の監査役を務めたことも。また英検1級の英語力を活かし英語関連の書籍も出版しています」(カトパンが在籍していたフジテレビ関係者)カトパン父、「チチパン」が経営する企業のサイトを覗いて見ると、風格と気品漂うイケメンシニアの写真が飛び込んできた。うん、カトパンは父親似であることがわかる。さらに感銘を受けるのは、チチパンがサイトに記したメッセージ。具体的な文面は伏せるが「日本をさらに良い国にしていきましょう」という趣旨の熱い文言が綴られていた。チチパンを電話で直撃すると、残念ながら「取材はすべてお断りしている」と丁寧な対応。カトパンは2017年4月放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)で社会人2年目の夏休みに家族でスイスを旅行し、雄大な自然に心打たれ、また初めて仕事について両親と語り合ったことでそれまで「辞めたい」と悩んでいたアナウンサーの仕事を続ける決意ができたと語っていた。話はそれるが、2年前の熱愛報道でカトパンが『EXILE』『三代目J SOUL BROTHERS』、NAOTOと訪れていたのもスイスである。彼女にとってそれほど思い入れのある場所なのだ。きっとカトパンは社会人2年目のスイスで、チチパンの熱き言葉に勇気づけられたに違いない。家族ぐるみで末永くお幸せにーー。
2021年06月12日加藤綾子(2020年5月)6月7日、一般人男性との結婚を発表したのはフリーアナの加藤綾子。お相手について“一般男性”ということしか公表しなかったために、ネットではその“素性”についてさまざまな憶測が飛び交っていたが、同日夜に『文春オンライン』が報じたのが《カトパン電撃婚お相手『一般男性』は年商2000億円企業の2代目社長だった!》なる記事だった。「東京や神奈川を中心に約60店舗のスーパーマーケットを展開し、年商2000億円を誇る企業の2代目社長」であると伝えたのだ。「男性は慶応大学経済学部出身の39歳。食品会社勤務を経て、実父が経営する会社に入社。8年前に代表取締役に就任した“2代目社長”であることが記事に書かれていました。また、食品スーパーマーケットの運営のほか、手造りハムやソーセージなどの製造や販売、食品の輸入なども手掛け、2020年度にはグループ全体の売上が2000億円を超えたことも。さらに、加藤さんの父親にも直撃取材をして喜びの声を引き出しているので、このプロフィールはかなり正しいものでしょう」(スポーツ紙記者)■NAOTOと破局したばかりなのにそのことがきっかけでネットでは“捜索”作業が始まり、「この人か」という人物がすぐに特定されることに。『文春』に書かれていた条件に“かなり当てはまる”として、現在、該当するスーパーのホームページはアクセス急増によってサーバーダウンする事態にまで発展してしまった。情報が拡散されるごとに、ネット上では、「年商2000億円稼ぐ男を一般男性とは呼ばない」「やっぱり金目当て」「(交際していた)EXILE ・NAOTOと破局したばかりなのに早くない?」といった声もみられた。確かにここ数年でみても2020年に石原さとみが結婚した“一般男性”は年収5000万円の大手外資系金融マンで、2019年に結婚したフリーアナウンサーの小川彩佳のお相手は医療系IT企業の社長で推定資産が180億円とも伝えられた。ともに“一般人”の域を超えているような気もするが、カトパンのお相手とされるAさんの人柄はいかに──。社内の人間は以下のように話す。「慶応大学を卒業、スーパーも親から受け継いだ“2代目”ということですが、まったくボンボンといった感じではありません。むしろかなり能力が高く、社内では“若きカリスマ”扱いですよ」■社長から従業員への手紙まだ39歳、同僚らが口を揃えて「誰にでも礼儀正しいと」称するその男は、仕事術からも人格者ぶりがにじみ出る。「本社も貸事務所のビルの一室にあり、わずか17坪ほどの驚くほど質素。社長は“俺が俺が”と前に出てくるタイプではなく、影の存在に徹していて、全く社長然とした感じはありません。事業は関東を拠点にしていたのですが、関西進出も成功させました。そのウラにあるのは地道なコストカットのなかで良質なものを提供するという精神ゆえ。ゴルフが趣味で、常に笑顔で周りを盛り上げているとの話も聞きました。ご結婚されるというのが本当であれば、テレビでみる加藤さんとお似合いな感じがしますね」(前出・スーパーの従業員)また、コロナ禍がはじまったばかりの2020年4月にはこんな計らいも、「3月ごろからグループ総出でマスクを買い集めていたそうで、従業員とその家族のために大量のマスクを支給したそうです。届いたマスクには社長直々からの手紙が入っていて、《恥ずかしいことに、〇〇(※編集部註:店名)で扱うのは得意なものだけと決めておりますため、商品のほとんどが食べ物です。普段は商材として扱うことの無い、不慣れなマスクを仕入れたもので、もしかすると、作りの悪いものが交ざっていることがあるかもしれません。その時はどうかご容赦ください》と書かれていたそうです。誠実な内面が伝わってきますよね」(競合店の店員)カトパンが選んだのは相当な人格者であったようだ。サーバーにアクセスが集中し、サイトがパンク状態の同社に「結婚の事実確認」をしようと電話をかけたところ、電子音で、《当事務所ではコロナウイルス感染対策のため在宅勤務にしております。ご用の方はお手数をおかけしますがファックスにてご連絡をお願いします》とのアナウンスが。これも辣腕がなせるマスコミを煙に巻く技なのだろうか……?
2021年06月08日2021年6月7日、『カトパン』こと、アナウンサーの加藤綾子さんが結婚を発表。電撃結婚に祝福の声がたくさん寄せられました。加藤綾子アナが一般男性と結婚「電撃結婚すぎる」「おめでとう」の声加藤さんは、その後自身のInstagramを更新し、改めて結婚を報告。「たくさんの方からお祝いの言葉をいただき、少しずつ実感が湧いてきたところです」とつづり、ある奇跡が起きたことを明かしました。そしてちょっとだけ早く祝福してくれたカメさんサボテンですあの蕾が2日前に真っ白な綺麗な花を咲かせてくれましたこの花は1日しか咲かないみたいなのですがきっとタイミングをみて咲かせてくれたんだと勝手に思っておりますayako_kato.officialーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 加藤綾子(@ayako_kato.official)がシェアした投稿 なんと、1年のうち1日しか咲かないというサボテンの花が加藤さんの結婚を祝福するかのように咲いたというのです!「きっとタイミングをみて咲かせてくれた」という加藤さん。これまで加藤さんは大事にサボテンの世話をしてきたのでしょう。そのため、サボテンに思いが伝わって加藤さんの結婚を一緒に祝ってくれたのかもしれませんね!投稿には、さまざまな著名人やアナウンサーからも祝福の声が寄せられていました。・おめでとうございます。サボテンも祝ってくれたんだね。・すごいですね!末永くお幸せに…!・見事な2輪の花。夫婦が並んでいるようですね。サボテンの花のように、夫婦2人で前に進んでいくような幸せな日々を過ごしてもらいたいですね![文・構成/grape編集部]
2021年06月08日2021年6月7日、『カトパン』の愛称で知られるアナウンサーの加藤綾子さんが結婚を発表しました。相手は一般男性とのことです。元フジテレビアナウンサーである加藤さんは、長年MCを務めた情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)に、直筆のコメントを寄せて、結婚の報告をしました。お相手は一般の方です。どんな時も自然体で心穏やかな人柄に惹かれ、彼と共に人生を歩んでいきたいと思いました。互いに感謝の気持ちを忘れず、笑顔あふれる温かい家庭を築いていけたらと思っております。めざましテレビーより引用また、今後について加藤さんは「これまで通り仕事は続けていきたい」とつづっています。ちなみに結婚式や披露宴は未定とのこと。加藤綾子アナの結婚に、軽部真一アナは…『めざましテレビ』でタッグを組んできた軽部真一アナウンサーは、結婚の発表前に、加藤さんから連絡をもらったそうです。加藤さんは、軽部さんに結婚報告をしたうえで「またゆっくり話す機会をもてたら」といっていたといいます。軽部さんは、加藤さんの結婚を次のように祝福しました。実質のね、『めざまし』初公開のメッセージもね、本当にきれいに書いてありますけれども。なんといってもね、トム・クルーズやディカプリオをも魅了した、世界の綾子が「ついに結婚かー!」ということですよね。めざましテレビーより引用軽部さんは、加藤さんの結婚を、これまでの仕事ぶりをまじえてユーモアたっぷりに祝福。スタジオには笑いがあふれました。ネット上では、加藤さんの結婚発表に対し、次のような声が上がっています。・電撃結婚すぎてビックリした。・カトパンもついに結婚か…。・こういう明るいニュースは嬉しい。加藤さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2021年06月07日「ミス青山コンテスト2017」の準ミスグランプリでタレントの井口綾子が14日、自身初のカレンダー発売を発表し、合わせて表紙カットを公開した。公開された表紙カットは、もっちりとした白い肌が“モッツァレラボディ”と呼ばれる井口の魅力が存分に溢れた、くっきり谷間と癒やしの笑顔が印象的な水着でのショット。井口は「久しぶりに夏らしい水着の撮影をしたり、おうちデート風な彼女感ある写真だったり四季折々色々な衣装、表情を楽しめると思うので、1年間ぜひ私と一緒に過ごしてもらえたら」と衣装や撮影内容を明かす。また「カメラマンさん、メイクさん、スタイリストさんも仲のいい女性のスタッフさんとわいわい『こういうことしたらかわいいんじゃない!?』とか相談しながら楽しく作ったので男性はもちろん、女性が見ても楽しめる内容になっていると思います」と女性ファンにも本作をアピールした。また、12月27日にブックファースト新宿店で発売記念イベントを開催することも決定。前売り整理券は、本日より店頭にて発券される。
2020年11月14日木村綾子さんがさまざまな業界で活躍する「働く女性」に、今のその人に寄り添う本を処方していくこちらの連載。自粛期間を終え、久しぶりの対談となった今回のゲストは、ハナコでお馴染みの村田倫子さん。モデル業の傍ら、洋服をつくったり、執筆したりと、さまざまな職種を軽やかに行き来する彼女の姿勢に、木村さんも興味津々…!今回のゲストは、モデルの村田倫子さん。個性的なファッションセンスだけでなく、最近では “カルチャー色強め” のライフスタイルでも注目を集める村田さん。Hanako.tokyoでの連載コラム『カレーときどき村田倫子』では、自ら取材・執筆を担当し、溢れんばかりの “カレー愛” を炸裂させています。今年5月には念願だった自身のアパレルブランド『idem(イデム)』もスタートさせました。話題は、5月に立ち上げた『idem(イデム)』について。木村綾子さん(以下、木村)「はじめまして。…やっと会えましたね!(笑)実は、村田さんとの対談は4月初旬に予定していたんですが、タイミング悪く自粛期間に入ってしまい…。「二子玉川 蔦屋家電」に来られたのも、3ヶ月ぶりなんです。ここでお会いできるのをずっと待ってました!」村田倫子さん(以下、村田)「私もすごく楽しみにしていました!対談や撮影も、こうして復活できて良かったです…!」木村「お互いにこの数ヶ月は、これまでの価値観や経験則が覆される日々を過ごしてきたと思うんですよね。生活や仕事のスタイルも世界規模で大きく変わりつつあって。だから、4月に話せていたかもしれないことと、今日これから話すことはきっと全然違ってくるんだろうなとも思うんです」村田「はい!私にとってもこの数ヶ月は、いままで経験したことのないレベルの挑戦の日々でした」木村「自粛期間中、ご自身のブランドを立ち上げられたんですよね?」村田「そうなんです。『idem(イデム)』というブランドを立ち上げて、5月28日にはオンライン販売をスタートさせました」木村「東京都の緊急事態宣言が解除されたのが5月25日だから、解除を待望していた意気込みが日付からも伝わってきます」村田「企画自体は去年から動いていたんです。でも、新型コロナウイルスの影響もあって、春には「諦めるしかないのかなぁ…」ってところまで落ち込んじゃって…。でも、こんな状況だからこそ、みんなが少しでも明るい気持ちになるような洋服を届けようと気持ちを切り替えて、やっとその日を迎えました」木村「実際にスタートして、どうですか?「届ける」という意味ではモデルのお仕事で長くそれをしてきたと思うんですけど。そこに「作る」という工程が加わった今、洋服と向き合う姿勢は変わりました?」村田「すごく変わりました!今までは、自分が媒体になって「伝える」っていうのを意識してきたつもりだったんですけど、今では 「ものづくりをしてる」 って感じがすごくします!」木村「いつか自分のブランドをやりたいって気持ちは昔からあったんですか?」村田「はい。昔から自分自身を評価されることよりも、アイデアや、自分がいいなと思うモノを評価してもらえることの方が嬉しく感じることが多かったんです。だから今は自分でつくったお洋服に対して、何かしら反応をもらえるっていうのがすごく楽しいですね。ポジティブな反応もネガティブな反応も全部学びになってます」木村「自分が指揮を執る洋服作りの現場は、どういうものですか?既存のブランドとコラボするのとはやっぱり全然違います?」村田「違いますね。 企画から制作、撮影、流通、SNSの運用まで、チームで連携を取りながらやっているんですが、クリエイティブディレクターはブランドの顔にもなるので…。経験があって得意なジャンルもあれば、ゼロから勉強しなくちゃ分からないジャンルもあって…。特にコロナ禍での販売にオンラインシステムは必須なので、そのシステムの管理がめちゃくちゃ大変!(笑)」木村「そんなことまでされているんですね!」村田「しかも、ローンチ初日からシステムエラーでお客さんにご迷惑をかけてしまって。本当に心が痛いスタートでした…」木村「いままでなら、実際に来て見て着て、買ってもらえれば済んだことも、オンラインでフォローしなくちゃいけないですもんね」村田「オンラインで顔が見れない分、お客さんの声をできるだけすくいとるようにしてます。インスタなどに届くDMも、細かくチェックをしたり、『idem』に対する反応にはできるだけ真摯に答えたいと思ってます」木村「でも、その誠意ある対応ひとつひとつが、『idem』の信頼に繋がっていくんだと思います。『idem』は、“クリエイター”・村田倫子のブランドなんだって」村田「そうだといいんですが。おかげさまで、より一層気が引き締まりました」木村「ずっと気になってたんだけど、今日のそのワンピース、もしかして『idem』!?」村田「残念ながら、今日のは違うんです。実はまだ私の分が届いていなくて…」木村「自分のが最後なんですね(笑)そういうところにも村田さんの人間性がにじみ出てます」エピソードその1「ブランド名は本から引用しました」木村「ブランド名はどういう意味なんですか?」村田「『idem』って言葉は、原田マハさんの本からの引用なんです。『ロマンシエ』っていう小説に出てくる、リトグラフ(石版画)工房が「idem」っていう名前で。シャガールやミロなどのアーティストが集っているような場所なんですが、皆から愛されていて素敵だなと思って」木村「素敵ですね。村田さんは本を読む人だって聞いていたので、きっと洋服づくりをしている時にも、インスピレーションを受けたりしているんだろうなって思っていました」村田「原田さんの作品は読む度に新しい気づきや学びを与えてくれるので昔から大好きなんです。ついこのあいだは『サロメ』を読みました」木村「原田さんの『サロメ』面白いですよね。この小説は、オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』の英語版に挿絵を提供した画家オーブリー・ビアズリーの人生を追いながら美術史の謎にも迫ったいわゆる“創作”なんですが…。ワイルドの『サロメ』は読んだことありますか?」村田「まだないんです。でも原田さんの小説を読んで、原典も読んでみたいと思っていたところでした!」木村「戯曲『サロメ』は、多くの言語で翻訳や翻案がされていて、日本でも、古くは森鴎外が訳したり、三島由紀夫が演出したりしてるんですよ」村田「そんなにたくさんの人が!何から手にしたらいいのか迷っちゃいます」処方した本は…『サロメ(平野啓一郎)』光文社出版/2012年初版刊行「同じ作品も、違う目線から見てみると面白いよ」と木村さん。木村「現代に生きている女性の感覚に鋭敏な村田さんに読んでもらいたい翻訳版といえばこれ!平野啓一郎さんが訳した『サロメ』です」村田「え、そんな選び方があるの!?平野さんの『サロメ』のオススメ理由、聞いてもいいですか?」木村「まずは読みやすさ。古典だけど、現代の私たちが普段使ってる言葉で会話が重ねられているから、すっと入っていけるところ。でも、物語はきわめて原典に忠実だから、ワイルドの世界観を堪能できる。そしてなんと言っても平野訳『サロメ』の素晴らしいのは、主人公・王女サロメの描き方!少女的な愛らしさと残虐さ、純真ゆえの潔癖、それによって訪れる悲劇的な運命が、すごくしっくり来たんです」村田「翻訳する人が変わると、描かれ方も大きく変わってくるんですね」木村「原田さんの『サロメ』を通して、ビアズリーの描いたサロメの絵に妖艶な毒婦的な印象を持っているとしたら、平野訳とのギャップをいっそう楽しめるんじゃないかな」村田「いまのお話を聞きながら、私は洋服にも通じる部分があるなって思ってました。オーソドックスなカットソーでも、着る人が変われば雰囲気も変わるし、アレンジ次第で違う魅力が引き出されるから面白いんですよ。翻訳作品にもそんな楽しみ方があるんですね!」エピソードその2「クリエイティブの勉強がしたい」木村「『idem』のお洋服は、どうやって作り上げているんですか?」村田「イメージやコンセプトづくりは私が担当しています。パターンを引くことはまだできないので、デザイナーさんにどうにかこうにかニュアンスを伝えて。二人三脚でひとつずつカタチにしていってる感じです」木村「じゃあクリエイティブは、ほぼ二人で?」村田「そうなんです。WEBサイトとかInstagramの世界観、あとはモチーフや下げ札、梱包の箱なんかも自分たちで考えましたね。あ、ブランドのロゴは私の手書きです!」木村「いいですね!洋服作りもきっといろんなプロフェッショナルが集って一つのブランドを作っていると思うんですけど、本の世界でもそういうのを感じられるとしたらこれっていう一冊があります!」村田「あるんですかそんなのが…!最近、クリエイティブの勉強がしたいと思って『Pinterest(ピンタレスト)』でデザインばかり見ていたところなんです」処方した本は…『ブックデザイン365(松村大輔)』パイ インターナショナル出版/2020年初版刊行真剣な眼差しでページを覗き込む村田さん。木村「これは本の装丁を集めた図鑑みたいなつくりになってるんですけど、書籍の概要、用紙の情報やデザインコンセプト、編集者やデザイナーの名前など、一冊の本に携わった人とその思いが事細かく紹介されています」村田「すごい、こんな本があるんですね。いつまでも見ていたくなるような装丁が並んでいます…!」木村「本の顔を眺めるのって、すごく楽しいですよね。とくに単行本は、表紙だけでじゃなくて紙質や文字のフォント、組み方に至るまで、本当に細やかなこだわりを物語と一緒に味わえるのが最大の魅力だと思っているんです。でもそういう情報までは、本には明文化されていないから、こうしてまとめてくれるのは嬉しいですよね」村田「物語を読み終えてから、この本で改めて情報に当たることで、「あ、だからこういうデザインになったんだ」って思いを馳せるのも楽しそうです」木村「パラパラ見てるだけでも、「私、この人の作品ばかりに惹かれるな」っていうのが出てくるんじゃないかな」村田「「この本とこの本がこの人で繋がってる!」みたいな。屋台骨を支える人の仕事に触れられる本は、いまの私に必要な刺激です」エピソードその3「カレーにハマった理由」木村「私、村田さんのカレー連載が好きで、よく見ているんですけど。もう結構長く続いているんですよね?」村田「わ、嬉しいです!あの連載はHanako.tokyoの前から続いているので、実はもう4年目になります」木村「カレーって、メジャー故に難しいジャンルだと思うんですよ。水野仁輔さんやメタ・バラッツさんのカレーの表現方法みたいに、作ってもプロ、書いてもプロって人もいるし…。そういう人の中で、4年続けてこられた秘訣は何だと思いますか?」村田「私はお店の背景にフォーカスを向けることを意識的にやってます。大げさじゃなくて、カレーには作り手の人生が反映されてる気がしていて…。それがお皿に盛られて自分の目の前に提供されるまでの背景に思いを馳せて、いつも文章を綴っています」木村「確かにカレーって、その味の成り立ちに思いを馳せたくなりがちです(笑)。食のエッセイを書くうえでは、誰かの文章を参考にされたりしていますか? 」村田「実は、結構感覚的にやってきてしまったなという部分が大きくて。最近、表現の幅に限界を感じる瞬間が出てきてるんです」木村「ずっとカレーですもんね。「辛い」「深い」「マイルド」「スパイシー」あとは、うーん…、他にどんな形容詞があるだろう(笑)」村田「そうなんです。一皿一皿が私にとっては全然違う味なので、どうしたら読者に伝わるかなっていうのはいつも考えているんですが。もう少し違った見せ方や切り口が欲しいなっていう気持ちはありますね」木村「食エッセイは本当にたくさん出ているけど、名著とされているものから読んでみるのがいいかも」村田「芯があるものを読んでみたいです!」処方した本は…『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる(石井好子)』暮しの手帖社出版/1963年初版刊行木村「ここ見て。“フアグラ”って書いてある!」木村「この本は、初版が1963年だから、ベストセラー中のベストセラーですね。シャンソン歌手の石井好子さんが、フランス留学中、下宿先のマダムに作ってもらったオムレツの話から始まって、それを食べたときの風景や情景が、まるで匂い立つような表現で綴られているの」村田「私、タイトルから結構タイプです…!」木村「バターは“バタ”、オーブンは“天火”、フォアグラは“フアグラ”とかってレトロな表現もあるんだけど、まったく古びた印象を受けず、むしろ「いま使いたい!」って思っちゃう気品さえ伺えて。これって書き手のセンス故だよなぁ…って、読む度うっとりしちゃいます」村田「装丁もかわいいですね」木村「これは花森安治さんのデザインですね。文庫版と単行本、ちょうど両方あるけど、ここまで話してきた感じだと、村田さんには敢えて単行本をオススメします!」木村さんとの対談を終えて。対談後、「こうやって自分のことを知ってくれた上で、お勧めしてもらえるのはすごく嬉しい。どれも普段読まないジャンルばかりだったので尚更…!」と話してくれた村田さん。時間をかけて選んだ数冊を、大切そうに抱えながらレジに向かう姿が印象的でした。村田さんのお洋服への愛がいっぱいに詰まった『idem』の全貌はこちらから。ぜひ覗いてみてください~!idem ONLINE STORE
2020年07月01日※写真はイメージですコロナの影響から自宅にいる時間が増えた人は多い。生活の場が心休まる場ならいいが、そうではない人もいる。「道路族」という言葉をご存じだろうか。明確な定義はないが「自宅周辺の道路で人の迷惑を考えない行動をする親と、その子ども」を指し、ネット上では批判が絶えない。騒ぎ声がうるさい、花壇を荒らす、自転車で暴走する、車を傷つける、家に上がり込むなどの被害が指摘されている。ひどいものでは精神的被害による服薬治療や引っ越しを余儀なくされるなど、人生を変えられてしまった人もいる。今野綾子さん(仮名)は10年前に袋小路道路を囲む新興住宅地に自宅を購入。周辺の12世帯も同時期に入居した。乳幼児がいる共働きの世帯が多く、町内会役員は当時、小学生の息子を持つ今野さんが引き受けたが、その後は毎年、役員を押しつけられる流れになった。夫が手術・入院中も役員の仕事で苦労し続け精神的につらかった今野さんは3年後に町内会を脱退した。同じ時期から今野さんへの無視が始まり、また、周辺住民が親子そろって道路で遊ぶことも盛んになった。■苦情を言ったら村八分に以前は幼稚園の近くに住み、子どもの声が煩(わずら)わしいとも思わなかった今野さん。だが、密集した戸建ての室内には、クルマ型の乗用玩具の音、子どもたちや母親の騒ぐ声が想像以上に響く。鬼ごっこやボール遊びで庭に入り込み、花が傷むこともあったが、付き添いの母親は注意することもなかった。受験を控えた息子のため、窓を閉めきり耳栓でしのぐ生活に、今野さんは食欲が失(う)せ不眠が続いた。何度か話し合い、「迷惑にならない程度の音で遊んでください」と夫は頼んだが、周辺住民は「町内会員以外は意見を言う資格はない、騒音に該当しない」と繰り返す。それからは徐々に嫌がらせへと発展。陰口を言い合う母親の声も室内まで聞こえた。逃げるように毎日外出していた今野さんは心療内科へ通院するように。それでも近所の人と顔を合わせれば挨拶をしていたが、無視は続いた。やがて嫌がらせはエスカレート。ある住民男性は無言でにらみつけ、バイクや車のエンジンを吹かして通り過ぎるようになった。暴言を吐かれ、脅迫状すら届く。「山の中に引っ越せば」「病気を盾にした自己中」と言われ、夫が家の前で住民に取り囲まれ警察ざたになったときには「今野さんがうるさいと怒鳴ってきた」と嘘をつかれた。薬は強くなり量も増え、ついに救急車で搬送された。堪えかねた今野さんは’17年3月、警察に告訴状を提出。住民男性は迷惑防止条例の違反容疑で書類送検、略式起訴され罰金30万円が科せられた。現在は民事訴訟が係争中だ。今野さんの代理人・豊福誠二弁護士は「これは村八分。誰か1人でも分別があれば、こうはならない」とあきれる。多額のローンを組んで家を買った人は、逃げ場がない。「道路族という言葉は強烈な印象がありますが、今野さんのケースは当てはまるように思います。社会の自己修復力が働かない場合は第三者に相談するしかありません」他方、「家の前で遊ばせたら道路族と言われてしまうのかな」と心配する声もある。今野さんの被害は明らかな嫌がらせであり、条例違反だ。ただ、ひと口に道路族といっても明白な違法行為ばかりでなく被害の中身も、とらえ方も幅がある。常識に対する感覚も個人によって違う。道路族という言葉は、ともすればレッテル貼りになりかねない危うさをはらむ。ネット上では実際、子どもが道路で遊ぶ動画を無断でアップしたり、住所をさらしたり、行きすぎた振る舞いも目につく。そもそも都市部では公園ですら「ボール遊び禁止」の場所もあり、公共の遊び場自体が減っている。筆者の子どもは公園で「邪魔だ!」と高齢男性に杖(つえ)を振り回されたことがある。どこが安全な遊び場なのかわからず困っている親は少なくない。事故や犯罪に遭わぬよう、目が届く自宅前で子どもを遊ばせたい保護者もいる。このような現実がある中、道路族の問題にどう向き合うべきだろうか。平本さおりさんは、ラッシュ時に毎日、ベビーカーで保育園に通う中、電車内で「邪魔だ!」と怒鳴られた経験がある。そうしたことから、子連れの母親が嫌がらせを受けたり、ベビーカーを蹴られたりする「子連れヘイト」の問題に取り組み続けてきた。『子連れ100人カイギ』の実行委員長として、仲間とともに東京都に訴えかけ「子育て応援車両」の導入につなげた。平本さんは「家で静かに過ごしたい人、子どもを家の前で遊ばせたい人、双方に理由があるんですよね」と話す。シェアハウスで子育てをする中で「子どもが苦手」という人に出会った。家族のような関係だからこそ「どうして苦手?どう調整できる?」と聞くことができたという。「どちらの主張が正しいという話ではなく、お互いの間にある解決策を考えることが必要ではないでしょうか」一方、「道路族もベビーカーの問題も、都市化に伴う人口過密という社会の問題でもある」と指摘するのは、ニッセイ基礎研究所の坊美生子さん。互いに節度を持ち、道路で遊ぶことが成り立つ地域もあるが、「トラブルの発生時に利害調節機能を持っていることが大切です」と話す。新興住宅地では知らない人同士が突然に出会うケースが多く、人口は過密化するのに暮らしは断絶する、現代社会ならではの難しさがある。「知っている子が悪いことをするとイタズラになるけれど、あまり知らない子がやると、犯罪(扱い)になる」そう語るのは『あそびの生まれる場所「お客様」時代の公共マネジメント』の著書がある、NPO法人『ハンズオン埼玉』理事の西川正さんだ。「大切なのは、ルールよりも“折り合い”。対話が成立すればお互いの自由は守れます。迷惑行為をきっかけに出会ったとしても、直接文句を言いにきてくれた人とは、仲間になれることもあるんです」西川さんはこんなエピソードを話してくれた。コロナ禍で公共施設が次々と閉まる中、西川さんの友人が運営する子どもの遊び場は行政とも協議して施設を開け続けた。虐待などで、家族の中にいることが困難な子どもたちもいるからだ。しかし「なぜ自粛しないのか」と、ひとりの女性が電話をかけてきたという。友人はじっくりと話を聞いて受け止めたあとに、施設を開けている理由を丁寧に説明したところ、女性も最終的には納得してくれたという。トラブルが活動の理解へつながるきっかけになったのだ。道路族をめぐる問題でも、人との関わりを厭わず、互いの話を聞くことが解決の糸口になるのかもしれない。(取材・文/吉田千亜)【PROFILE】吉田千亜◎1977年生まれ。フリーライター。福島第一原発事故で引き起こされたさまざまな問題や、その被害者を精力的に取材している。近著に『孤塁双葉郡消防士たちの3・11』(岩波書店)がある
2020年06月18日木村綾子さんがさまざまな業界で活躍する「働く女性」に、今のその人に寄り添う本を処方していくこちらの連載。前回に引き続き、今回もハナコラボ・パートナーから寄せられたアンケートをもとに、木村さんがご自宅の本棚からピッタリの一冊を提案してくれました。今回も、木村さんのご自宅からお届け!前回に引き続き、ハナコラボ・パートナーから寄せられた、ちょっぴりプライベートなお悩みをもとに、木村さんがご自宅の本棚からピッタリの一冊をセレクト。今回は『Hanako.tokyo』でも連載を持つ “あの人” や、Hanako本誌にもよく登場する “あの人” からのお悩みが届きました。担当編集・植村とのZoom会議の様子をどうぞご覧ください~!前回に引き続き、自宅から“本処方”に臨んでくれた木村綾子さん。担当編集の植村。前回紹介された『女がそんなことで喜ぶと思うなよ(鈴木涼美)』を読んで、最近女性に対しておどろおどろしい気持ちになっているんだとか。お悩み その1「プレゼントにぴったりの一冊を知りたい」編集・植村(以下、植村)「1人目は、フリーランスでPRをされている児島麻理子さん。前回に引き続き、面白いリクエストをいただきました」木村綾子さん(以下、木村)「Bar連載の方だよね。あれから私もつい見ちゃうようになったんだけど、先月の回、動画レシピついてなかった?!」植村「そうなんです、僕も驚きました!今回もなかなかのイケメンバーテンダーが登場してましたね(笑)前回は “お酒のお供になる本” とのことでしたが、今回は “お友達へのプレゼント” ということですね」木村「相手のことを思いながらする本選びって、幸せだよね。今回は画家のお友達だから、彼女の創作に何かインスピレーションを与えられるような本を贈れたら、最高だね!」処方した本は…『祝婚歌(谷川俊太郎 )』書肆山田出版/1981年初版刊行『祝婚歌(吉野弘)』『祝婚歌(吉野弘)』「著名な詩人が「愛」をテーマに紡いだ言葉に触れられる」(木村さん)木村「この本には、詩人の谷川俊太郎さんが選んだ、結婚にまつわる詩が27収められているの。谷川さんの序詩からはじまって、室生犀星、茨木のり子、田村隆一、金子光晴、佐藤春夫…、著名な詩人が「愛」をテーマに紡いだ言葉に触れられるから、結婚祝いとしてじゃなくても、私はけっこう贈り物として選ぶこともある一冊なんだ。絵を描く人が、詩を読んでどんな感想を抱くかも、気になるなぁ!」植村「装丁も素敵ですね。たしかにプレゼント向きかも。ちなみに木村さんは文章を書くとき、何かからインスピレーションを得ることはありますか?」木村「うーん。そうだなぁ…。直接のインスピレーションとは違うかもしれないけど、私は原稿に行き詰まったときは料理をすることが多いかな。私、料理ってあんまりレシピとか見ずに感覚でやっちゃうんだけど、これとこれ組み合わせてみようとか、あれも入れてみようとかやってるうちに、不思議と頭の中が整理されていくんだよね」植村「おもしろいですね!」木村「今回あらためてこの本のタイトルにもなっている吉野弘さんの「祝婚歌」を読み返してみたんだけどね…。「正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気付いているほうがいい」っていう言葉がすごく響いたなぁ。自粛期間中、SNSにものすごく言葉が飛び交ったでしょう? たとえそれが正しかったとしても間違っていたとしても、言葉の威力は凄まじくって、人を救うし傷つけもする。私自身、このタイミングでこの詩に再会できてよかったよ。児島さんに感謝しなくっちゃ」お悩み その2「年齢にあったお洒落を楽しみたい」植村「続いては、大木南さん。主婦の方からです。彼女は今まで着ていた洋服が、急に自分と合わなくなってきているみたいで悩んでおられます」木村「これ、私も経験があるんだけど、30代ってこういう時期が何度か訪れるんだよ!何年も着れてた服や、好きで毎シーズン買ってたブランドの服が、あれ?なんかしっくりこない!どうして!?みたいな」植村「読んでいた雑誌や、好きだったお店とかも変わってくる感じですか?!」木村「変わるというか、変えざるを得なくなるっていうか…。ファッションってときに残酷なまでに現実を突きつけてくるから、すごいよね。もう似合わなくなっちゃったのに、「でも私はこういうのが好きだから!」って意固地に変化を認めないでいると、いわゆる “イタい” 人になっちゃう訳で…。年齢にあったお洒落っていうのはすごく大切なことだと思うな」処方した本は…『40歳までにオシャレになりたい!(トミヤマユキコ)』&『オシャレな人って思われたい!(蜂なゆか)』ともに扶桑社出版/2018年初版刊行「オシャレを通して自分と向き合っていく、痛快で実用的でもあるエッセイ」(木村さん)木村「お悩みメールからでは、大木さんのファッションの傾向がどういうものなのかまでは分からなかったから、今回は2冊紹介してみよう!タイプは違うんだけど、どちらも、オシャレにまつわる悩みや葛藤を赤裸々に綴りながら、オシャレを通して自分と向き合っていく、痛快で実用的でもあるエッセイです」植村「たしかに、表紙のイラストを見ても、お二方の ”オシャレ” のニュアンスは少し異なりそうですね」木村「トヤマユキコさんの本には、“おもしろい服好き”を自認している彼女が、個性的なファッションを選んで「オシャレ圏外」に出ることで、世間のファッションチェックをかわし続けてきた過去を乗り越えるべく、試行錯誤を重ねる様が描かれているの。野暮ったく見えないグレーのパーカーの着方、とか、素敵女子の肩掛けカーディガンはなぜズリ落ちない!?とか、結婚式のたびにタンスに死蔵されるワンピース問題、とか…。雑誌を参考にしたり、自腹切って買い物をしたり、プロの手ほどきを受けたりしつつ、自分で自分の見た目をコントロールする術を身につけていくから、同志を得たような気持ちで読めるんじゃないかな?」植村「ご自身が試着している写真やイラストも満載で、実用的ですね!」木村「いっぽう、峰なゆかさんの本は、過去の経験から、非オシャレな人がオシャレを頑張ろうとすればするほど、オシャレからは遠ざかってしまうことは理解した。それならせめて、オシャレな人って錯覚されるような人を目指そう!って観点が斬新で面白いんだよね」植村「峰なゆかさんって『アラサーちゃん』の作者でもありますよね。あの鋭い視点がオシャレにフォーカスしたとしたら…。想像するだけでもう面白いです!」木村「「峰さんは本体がもう雌ヒョウ!って感じだから、これ以上ヒョウ要素足しじゃダメですよ!」って言われたことをきっかけに、自分に似合う服を見つめ直していく話とか、好んでヒールを履いてるのに、男性から「俺はスニーカー“で”いいんだよ」って言われたときの違和感とか…。かかと角質との戦いや、アンチエイジング、デリケートゾーンのケアについてまで…!ファッションはもちろんだけど、ライフスタイルそのものの美学を観察&分析しているから、普段あんまり人に聞けないような情報も得られると思うな」お悩み その3「弱音や悩みを人に言いにくい」植村「最後は菅原草子さん。職業は弁護士!『Hanako.tokyo』で4月から、お悩み相談の連載をスタートさせた方ですね」木村「見た見た!『テイクアウトで注文したけど、会計後にイートインにしたくなった…これって大丈夫?』ってやつでしょう?!」植村「そうです!ハナコ版の “ギョーレツ” みたいな感じですよね」木村「彼女もきっと面白い方だよね。だって、武装のために、あの最難関試験とも呼ばれる司法試験をクリアして弁護士になっちゃうなんて!(笑)」植村「僕も、そのモチベーションでそこまで行ってしまえるのか!って感心していました。いま興味がすごいです…」処方した本は…『漂うままに島に着き(内澤旬子)』朝日新聞出版出版/2016年初版刊行「いろんな偶然の重なりに身を任せて人生の大きな決断をしてしまえる姿に、さっぱりした気持ちよさを感じる」(木村さん)木村「著者の内澤さんとは、何度か一緒におしゃべりをしたことがあるんだけど。本当に素敵で、強い芯を持ったしなやかな方なんだよね。でも実はそんなに常に自信持って生きてきたわけじゃないよってことを、この本の刊行イベントのときに話してくれたことがあって」植村「まさに、今の菅原さんですね」木村「この本には、文筆家・イラストレーターとして東京で生活されていた内澤さんが、乳がん治療と離婚を経験されたのち、40代で単身、小豆島に移住すること決めた顛末が描かれているの」植村「どうして、小豆島なんですか?!」木村「それがまさにタイトルにある通り、“漂うままに”で、そんな風に、いろんな偶然の重なりに身を任せて人生の大きな決断をしてしまえる姿にも、さっぱりした気持ちよさを感じるんだよ。でも実際には、外見や性格のイメージからかけられた、「内澤さんが地方で暮らせるわけがない」っていう呪いの言葉と戦っていたり、それこそ、またいつ再発するかも分からない病気への不安を抱えていたりもして…。それでも島での生活を始めた彼女は、初めて出会う人との付き合いを通して、改めて自分を知っていくの。場所が変わっても変えられない部分や、変えられないと思ってたけど思いの外簡単に変えられた部分、それから、まったく新しい一面も…」植村「お悩みを寄せてくれた菅原さんは、弁護士さんなので、今の場所や職を離れられない理由もたくさんあると思いますが、内澤さんの生き方を通して、彼女自身も自分を見つめ直せるかもしれないですね」木村「そうね。資格を取ったり、キャリアを築いたり、年収を上げたり…。努力して得て、磨き続けてきた武器はもちろん自分の強みになるけど、自分がどんな仕事をしていようとどんな過去を持っていようと「ここにいていい」って受け入れてくれる人の存在ほど頼もしいものはないもんね。菅原さんにとってのそういう存在が見えてくる一冊になったらいいな」ちょっとだけ、ひと言(ゆるめ)。この連載用の、ZOOMを使っての撮影(スクリーンショットのこと!)も今回で2回目。「照明はないし(いっつもないか!)画像は荒いしで大丈夫かな」とか心配していたけど、案外これもこれで盛れているような気がしてきて、楽しくなってきている今日この頃。本にまつわる他のお仕事状況はというと…。オンラインという場所で本と人とを繋げる方法にももいろんな可能性が見えてきて、現地でのイベントができるようになったらこりゃ、リアル+オンラインで更に賑やかになっちゃうじゃんと相変わらず前向きに、ひらめきを形にするべく日々奮闘中。この連載も、次回はどんな形でお目にかかれるのでしょうか兎にも角にも引き続き、お楽しみに〜!
2020年06月03日木村綾子さんがさまざまな業界で活躍する「働く女性」に、今のその人に寄り添う本を処方していくこちらの連載。外出自粛でゲストを迎えての対談が叶わなかった今回、ハナコラボ・パートナーから寄せられたアンケートをもとに、木村さんがご自宅の本棚からピッタリの一冊を提案してくれました。今回は、木村さんのご自宅からお届け!外出自粛でゲストを迎えての対談が叶わなかった今回、ハナコラボ・パートナーから寄せられた、ちょっぴりプライベートなお悩みをもとに、木村さんがご自宅の本棚からピッタリの一冊を提案してくれました。会ったことのない彼女たちの素顔をアンケートの文体から想像したり、時にはお名前をそっとGoogleで検索してみたり。担当編集・植村とのZoom会議の様子をとくとご覧あれ!自宅から“本処方”に臨んでくれた木村綾子さん。後ろに映る本棚の存在感がすごい…!ハナコラボ・パートナーから届いたアンケート封筒を掲げる、担当編集の植村。お悩み その1「お酒のお供になるような本を知りたい」編集・植村(以下、植村)「1人目は、フリーランスでPRをされている児島麻理子さん。お酒のお供になるような本を知りたいとのことですね。彼女はお酒業界で広報をされていて、「Hanako.tokyo」では、Barの連載も担当しています」木村綾子さん(以下、木村)「私その連載さっき読んでたんだよ!なんか、顔の濃いバーテンダーさんがいっぱい出てくるよね(笑)」植村「そうなんです。通称、“イケメン連載”と呼ばれていて、編集部内の女性陣にも人気の連載です(笑)編集として児島さんと一緒に連載を進めているのが、木村さんとも仲のいい荒川なんですが、いつもキャッキャ言いながら取材に出かけていきますね」木村「職権乱用!(笑)いやでも、仕事は楽しいのがいちばんよね。さてさてお悩みだけど、お酒好きの人って、まずは今晩どんなお酒を飲むか決めてから、じゃあなに食べようかなって考えたりするじゃない?ワインならイタリアン。日本酒に魚。みたいな…。だとしたら、これだっていう一冊があるよ!」処方した本は…『ひとり家飲み通い呑み(久住昌之)』日本文芸社出版/2012年初版刊行木村「本棚の中でこの一冊が光って見えたからね、いま(笑)著者の久住昌之さんは『孤独のグルメ』の原作者としても有名で、ご自身もお酒を飲むのが大好きな方なの」植村「以前、坂上由貴さんがゲストでいらした回でも、久住さんの旅の本をご紹介されていましたよね?」木村「『ニッポン線路つたい歩き』だ!ほら、彼女ものんべい横丁の女将さんで、お酒を飲むのが好きだったじゃない?久住さんの書く文章って、気負ってなくて、ゆるっとしたなかにもピリッとスパイスが効いていて、大好きなんだ。お酒のお供にもちょうどいいよ」植村「この本は、お酒にまつわるエッセイですか?」木村「うん。「おでん de カップ酒」とか、「焼きそば de ホッピー」とか、このお酒にはこの肴!って感じに、短い読み物がたくさん入ってるから、一緒の組み合わせで晩酌しながら読んだら楽しいと思うな。あとね、ときどき毒舌になるところも、酔っぱらい“あるある”って感じでウマイんだよね。“ワインにチャーハン。トレンチコートにビーチサンダルってセンスじゃない?”とか(笑)」植村「“トレンチにビーサン”!例えがすごい(笑)」木村「食のこだわりって、ほんと人間性が出るじゃない?自分だったらどうかなぁ…とか考えだしたら深みにはまりそうだから、深酒しないようにしなくちゃなんだけど(笑)」お悩み その2「1人での食事を楽しめるようになりたい」植村「続いては花堂歩見さん、会社員の方からです。ランチは会社のデスクでさっと済ませたり、夜もお仕事が遅くなるせいで、定食屋さんなどで召し上がることが多いみたいですね」木村「『友人や家族と食事をするときはとっても楽しい』とも書いてあるから、たぶん彼女は、“1人ごはん”の楽しみ方が、まだちょっと見いだせていないのかな。…いやでも待てよ。1人で食べるごはんの楽しさって、考えてみたら何だろう。…何!?」植村「う〜ん、僕は次またこの店に来るとしたら、誰と来たら楽しいかなっていう妄想をしています」木村「え、なにそれ。なんかエロいな植村(笑)」植村「この味は絶対アイツが好きそう!だとか、この見た目で出てきたらアイツなら写真撮るだろうな!とかってありません?」木村「“アイツ”じゃないでしょ?“あのコ”でしょ?(笑)私は、隣のテーブルとか遠くの方から聞こえてくる人の話を、ラジオみたいに聞きながらご飯食べるのが結構好きで。ああ、今日もみんなお疲れさま!お互いがんばって生きたね!!って気持ちになるんだよね」植村「人の話から、思いを馳せるわけですね!」木村「盗み聞きしてるわけじゃないからね!(笑)1人だからこそ、ひとつの空間に点在するコミュニティを傍観できるのが楽しいなって。あと、「え、そんな話オープンな場所でしちゃっていいの!?」ってくらいキワキワの話まで聞こえてきちゃって、一人でドキドキしたりね(笑)それで言ったらもう、鈴木涼美(ご友人)のこれしかないだろうと思ったの!」処方した本は…『女がそんなことで喜ぶと思うなよ(鈴木涼美)』集英社出版/2019年初版刊行木村「私はもう、鈴木涼美が同世代の作家として存在してくれてることに日々感謝してるくらいに彼女の書くものが好きなんだけど。この本では、女の子の表の声と裏の声が同時に味わえるよ。主に男の人に対しての。どうだ、怖いだろう?(笑)」植村「副題の、「〜愚男愚女愛憎世間今昔絵巻〜」って言葉も、おどろおどろしいです(笑)。この本、めちゃくちゃいろんな書体使ってて、文字の大きさもころころ変わって、なんというか、これが女心ってやつなのか!?」木村「んふふ。そんな遊び心も効いてるよね。ちなみにタイトルの「女がそんなことで喜ぶと思うなよ」は、30代の女ならチョロいでしょってスタンスで涼美ちゃんを口説いてきたおじさんに対して出てきた言葉、ってことを、あとがきでも言ってるんだけどね。いわゆる「中年」という世代に突入した女性の、恋愛や老いと向き合う葛藤と諦めと抗いが、たいへんウィットの効いた悪口とともに味わえるよ。男性は覚悟して読んでほしい」植村「承知しました!(笑)でもきっと、人の恋愛話を盗み聞きしているような気持ちで読めちゃうんでしょうね」木村「そうなの。ちなみに、この本のどこかに深夜の三茶で白子パスタを食べてる女性3人が出てくるんだけど。実はそれ、涼美ちゃんと私、あとさっきも出てきたHanakoの荒川さん(笑)。内容は、ここでは言えない。読んでくれ!」植村「えー!僕、すぐその本探してみます(笑)」お悩み その3「自分がいい母親をできているかが不安になる」植村「最後は木村美和子さん、主婦の方からです。お子様が生まれて、少し気持ちに余裕がなくなってきているタイミングですね」木村「彼女の抱える悩みの切実さが伝わってくる文面です。ただ、どうしようもなく私はまだ独身で、人の親になったこともないから、簡単に「気持ち、わかります」みたいな共感目線でのアドバイスはしちゃいけないことだよね。だからこそ、本の力を借りようと思う」処方した本は…『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある(犬山紙子)』扶桑社出版/2020年初版刊行木村「この本は、実際の“夫婦”を取材することで、さまざまな夫婦がどんな問題を抱え、どんな対処法で乗り越えてきたかがまとめられた一冊。“夫婦とはそもそも他人であり、他人同士が円満に暮らすためには、知恵と歩み寄りが必要”という考えがベースにあるから、どちらか一方に加担したり、どちらか一方を責めたりすることなく、フラットな立場で問題を見つめているの。木村美和子さんが、いま、不安の矛先を夫に向けてしまいがちだというなら、ぜひこの本を読んでもらいたい」植村「これ、同世代の友人が読んでいて、僕も気になっていた本でした」木村「そう、私も、男の人からの感想をよく聞くんだよね。というのも、この本って決して夫婦だけの問題をケアする本ではないなと読んでいて思ったんだ。今の時期、人とのコミュニケーションで悩んでいる方って多いと思うんだよね。新型コロナウイルスによって、世界の「常識」がまったく変わってしまったから。仕事における人間関係とか、友人との付き合い方にも…。さまざまな悩みに置き換えて読めるはず」植村「家事分担や育児分担、不倫やセックスレス、不妊症、それにパートナーの精神疾患まで、すごく具体的な話が紹介されてますね」木村「そうなんだよ。夫婦を“組織”と捉えて、分担制にしてみたっていう試行錯誤や、子供を一人の“他人“として接することで、対等に意見してくれる関係が築けたっていう具体的な成功例を提示してくれるのは頼もしいよね。あと、犬山自身も、結婚3~4年目までカウンセリングに通っていたことや、夫の鬱に気づけなかった要因などを告白していて、そこには覚悟を感じたんだよね。人に取材をするのなら、自分自身とも向き合うべきだ、っていう。この一冊が木村美和子さんにとってのワクチンみたいな存在になったらいいなと本気で思います」木村さんから、皆さまへのメッセージ。「こんにちは!木村綾子です。みなさん、元気でお過ごしですか?これまで経験したことのない状況が、いまなお世界規模で続いています。私はと言うと、春から新しく「蔦屋書店」で企画のお仕事をご一緒しはじめた矢先の緊急事態宣言。まさか、本屋を訪れる自由さえ奪われてしまうとは…!でも、不思議と気持ちは前を向いています。その理由を考えてみたとき、次々頭に浮かんでくるのは「本」と「人」でした。本を開けば、私たちはどこまでだって行くことができます。物語があれば、離れていても同じ時間を過ごすことができます。今回の連載も、そうでした。みなさんからの声をきっかけに、本にたどり着いて、これを読んでいるあなたに届く。そしてあなたから、また誰かの元へーー。ワクワクします。本の中はどこまでも自由で、広い。ときどき迷子になったりしながら、また会える日まで楽しく過ごしましょう!」
2020年05月06日タレントやグラビアアイドルとして活躍している井口綾子(いのくち・あやこ)さんが、2020年4月9日放送のバラエティ番組『じっくり聞いタロウ 〜スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系)に出演。兄との衝撃的なエピソードを語り、共演者や視聴者を驚かせました。井口綾子は兄のキスで毎朝起きる?番組の冒頭で、お酒を飲みに行くのが大好きであることを明かした井口綾子さん。泥酔して記憶がなく、どのようにして家に帰ったのかが分からないこともあるのだとか。そんな井口綾子さんは現在、3人の兄との4人暮らし。ベッドが3つしかなく、兄と一緒に寝ているといいます。共演者が「本当のお兄ちゃん!?」「嫌じゃないの?」と驚く中、井口綾子さんの口から、さらに衝撃的なエピソードが語られました。お兄ちゃんは毎朝私のほっぺにチューして起こしてくれる。私が起きる時間じゃなくてもお兄ちゃんが起きた時にしてくれる。じっくり聞いタロウ 〜スター近況(秘)報告~ーより引用この告白にスタジオからは「えーっ」と悲鳴が。さらに、共演者からは「エロマンガじゃないですか」といったツッコミも入っていました。視聴者からも、驚きの声が寄せられています。・兄と一緒のベッド…。それはすごいね。・兄がうらやましいと思ったのは俺だけ?・いろいろ、妄想してしまう。井口綾子ってどんな人?井口綾子さんは青山学院大学在校時に芸能活動を開始。同大学のミスコンテスト『FRESH CAMPUS CONTEST』に出場し、準グランプリを獲得しています。その後、2018年に現在の所属事務所『レプロエンタテインメント』に所属。週刊誌『週刊プレイボーイ』でグラビアアイドルとしてデビューすると、色白でもっちりしたスタイルから『モッツァレラボディ』と評され、注目を集めました。何かと話題を集める井口綾子さんの、今後の活躍にも注目です!井口綾子のインスタは『かわいい』と『セクシー』が共存!モッツァレラボディが「じっくり見られる」[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日グラビアでも活躍するタレントの井口綾子が、30日発売の『週刊スピリッツ』18号(小学館)の表紙を飾った。『週刊スピリッツ』の表紙を飾る井口綾子“モッツァレラボディ”と表現される井口は、2017年に準ミス青学を受賞後、芸能活動を開始。2019年3月に大学を卒業し、現在はバラエティ番組やラジオ番組など、幅広く活躍している。今回が同誌初表紙となった井口は、白い砂浜、青い海、そして太陽の下、ビキニ姿で色白むっちり“モッツァレラボディ”を大胆公開。天真爛漫な表情からドキッとするような大人の顔まで、バラエティ番組での姿とはまた違った自然体の素顔を見せている。井口は「スピリッツさんの表紙を飾らせてもらうのは初めてだったのですごく嬉しかったです。私で務まるのかちょっぴり不安ですが、コンビニや書店で見るのが楽しみでドキドキします」とコメント。また、注目してほしいポイントについて「沖縄の味のあるホテルの屋上で撮った白いレースのロングワンピースで撮った写真は、カメラマンさんに『銀行強盗してきた感じで!』と言われながら撮ったのでいつもより少しかっこいいクールな感じになっていると思います!」と語っている。なお、スピリッツが運営するサイト「スピリッツアイランド」にて、本誌では掲載されない井口のアザ―カットが公開されている。(C)小学館・阿部ちづる/週刊ビッグコミックスピリッツ
2020年03月30日「ミス青山コンテスト2017」の準ミス青山でタレントの井口綾子が、3日発売の『FLASH』2019年12月17日号(光文社)で同誌初表紙を飾った。井口綾子“モッツァレラボディ”と表現される美ボディを誇る井口は、数々の雑誌で表紙に抜擢されるほどグラビア人気が急上昇中。『FLASH』初表紙を飾った今回、巻頭グラビアにも登場し、お嬢様らしい表情から少し大人びた表情まで9ページのボリューム満点の内容に。水着姿などで美ボディを披露している。井口は準ミス青学受賞後に芸能界入り。今年3月に大学を卒業した後はさまざまな番組に出演。天真爛漫なキャラクターで人気を集めている。先日、初対面の男性と7日間同居生活をする『ダブルベッド』(TBS)エピソード2への参加も発表された。今回のグラビアについて、井口は「腕やお腹を重点的にトレーニングしました。自分では頑張った割に理想の体になれないなあと落ち込んでいたのですが、撮影時、カメラマンさんやスタッフの方にくびれが綺麗に出てる! と褒めていただいて、少し自分の自信になりました! 出来上がった誌面を見て半年前よりも少し引き締まったかな? と自分でも実感できてうれしかったのでぜひ見ていただきたいです!」とコメント。グラビアの反響について「グラビアきっかけでわたしを知ってくれてSNSなどでグラビア見て好きになりました! と愛の告白をたくさんしてくれる方が増えた」と明かし、「やっと自分の中でモッツァレラボディが定着してきました! このキャッチフレーズのおかげでモッツァレラボディってなに!? と会話のきっかけになったりいじってくださることが増えてとってもうれしいです。モッツァレラボディという名称に愛着が湧いてきてしまいました。笑より多くの方に私のことを知っていただくことができたらうれしいです!」と話している。(C) 松田忠雄/光文社、週刊 FLASH
2019年12月03日「ミス青山コンテスト2017」の準ミス青山でタレントの井口綾子が、18日発売の『週刊プレイボーイ』No.48(集英社)の表紙と巻頭グラビアに登場した。井口綾子が『週刊プレイボーイ』の表紙と巻頭グラビアに登場約半年ぶりの週プレ表紙登場となった今回、初めて沖縄でのグラビア撮影を敢行。ストーリー性のある撮影に挑戦し、今の魅力が詰まった豪華9ページとなっている。水着姿で“モッツァレラボディ”と称される美ボディを披露。海ではしゃぐ天真爛漫な姿だけでなく、普段は見せないディープな表情なども必見だ。井口は「現役女子大生時代の笑顔で明るい雰囲気だけではなく、今回は少し大人になった私を表現できているのではないかと思います!」と魅力を伝え、「ストーリーを考えながら表情やポーズを変えるのは、撮影に臨む前は難しそうだなあと思っていましたが、いざ撮影してみるととっても楽しくて夢中になってしまいました。衣装が変わるごとに場面や心境が変わった雰囲気で表現した姿が読者の皆様に伝わって、成長した私を見ていただけたらうれしいです!」とメッセージ。また、“モッツァレラボディ”という表現について「『モッツァレラボディってなに!?』と興味を持っていただけることが多くて、最初は正直自分でモッツァレラボディの説明をするのが恥ずかしかったんですけど、最近はうれしくなってきました!(笑)」と喜んでいるそうで、「今回もさらに進化したモッツァレラボディを期待していただけるとうれしいです!」とアピールしている。
2019年11月18日加藤綾子フリーアナウンサーの“カトパン”こと加藤綾子と『三代目J SOUL BROTHERS』のリーダー、NAOTOの交際が発覚した。『週刊文春』が報じているのだが、それによると9月中旬、ふたりはスイスを訪れていたようだ。目撃された場所はマッターホルンの麓にある五つ星リゾートホテル。記事にはサングラス姿のふたりが公園を散歩してツーショットを撮っていたとあり、ホテルのレストランで朝食をとっているふたりを目撃した宿泊客の証言もある。この数日前にもスイスの別の高級ホテルで目撃されているようで、休みを合わせて旅行をしていたのは間違いないようだ。■ボケボケの写真が1枚だが、記事のタイトルにある《婚前旅行》を裏付けるにはファクトが少ない気がしてしまうのだが……。カトパンのプロフィールや過去の交際報道、NAOTOのプロフィールや現在の活躍ぶり、ふたりが出会ったきっかけ、などは記事中でも書かれている。しかし、それ以上の具体的な交際期間や、ふたりが結婚に向かっているということを示す具体的記述があまり見当たらない。今年の正月にもフィンランド旅行に行っていたようで、その際に同じ飛行機に同乗した客の話こそあれど、その証言内容は“ふたりの行き先がイヴァロだった”ということくらい。親しい知人や友人の話もなく、このスイス旅行以外の“交際データ”が取材力に定評のある『文春』にしては、あまり多くないのが気になるところだ。記事中では旅行先にスイスを選んだ理由について、かつてテレビ番組でカトパンが「スイスは特別な場所」と語っていたことを引用し、“そこに彼と一緒に訪れたということはきっと深い意味がある”と思わせるような構成になっている。そして、たった1枚だけ記事中に掲載されたふたりの写真。カトパンは後ろ姿だし、写真はボケボケで、かなりズームした携帯かスマホのカメラで撮ったものにみえる。おそらく居合わせた観光客が撮って『文春』に提供したものではないだろうか。公園を散歩して顔を寄せ合ってツーショットを撮っていたという描写も、記者が目撃したかの描写になっているが、目撃者の情報をもとにしている可能性が高い。また、画質の悪い写真以外に記事中で使用されているのは、カトパンを日本で直撃したときの写真と、HPから引用したふたりが泊まったホテルの画像のみ。つまり、きっとこのスクープは『文春』スタッフが何日も張り込みを続け、あるいはヨーロッパまで追いかけるなど、渾身の取材でゲットしたものではない、ということが推測できる。『文春』は交際情報を掴んでいたのかもしれないが、これまで、カトパンとNAOTOの噂が出たことはなく、普通なら、ここからデータ収集のために取材・張り込み開始となるはずだが、記事からはその様子がつかめないのだ。直撃取材に対し、カトパンは「すいません」と頭を下げただけだったというが、両事務所に問い合わせたところ、《プライベートは本人に任せております。いいお付き合いをさせていただいていると聞いております》と交際の事実を認めたという。こういってはなんだが、それほど経費をかけずに、無駄な労力も使わずにスクープをゲットできたのは、ベッキーの『ゲス不倫』以降、あまたのスクープを報じたことで“文春砲”と呼ばれるまでになった同誌にタレコミが集中するからなのかもしれない。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌などで取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2019年09月28日ドラマ『ブラックペアン』打ち上げでの加藤綾子『週刊文春』の報道で、EXILE兼三代目J SOUL BROTHERSのNAOTOとの熱愛が発覚したフリーアナウンサーの加藤綾子。同誌では二人が9月中旬にスイスの高級ホテルで過ごす様子を報じている。まさに“文春砲”を食らった、という感じだが、双方の所属事務所とも同誌の問い合わせに「いいお付き合いをさせていただいていると聞いております」と、あっさり交際を認め、拍子抜けするほど。好きな女性アナウンサーランキングでも常に上位に食い込み、好感度は絶大。2016年にフジテレビからフリーに転身し、NHK朝の連ドラ『半分、青い。』やTBS系『ブラックペアン』で女優業も開始。また、この4月からはフジテレビ系ニュース番組『Live News it』のメインにも抜擢(ばってき)されるなど、報道キャスターにも進出。まさに向かうところ敵ナシの状態だが、弱点があるとすれば好感度(特に男性)が高すぎるゆえのやっかみの声と、ニュースを扱うには知識が不足ぎみ、と見られていることだろうか。週刊女性PRIMEが運営する掲示板『プライムちゃんねる』では、『ニュース番組が苦戦!加藤綾子について』というスレッドを設置。『Live News it』キャスターとしての彼女について感想を募集した。今回はそちらに集まったコメントをまとめ、好感度とやっかみの見事な“せめぎ合い”を見ていただきたい。まずは、ニュースキャスターとしての知識に疑問を呈する声。「政治経済の話題のとき、(解説の)風間(晋)さんにただ意見を聞いているだけ。知識自体はあまりないように思います。その他のニュースにおいても自分の意見をもっと出してほしいです」「知識や見識の蓄積がないし、それは表情やコメントに出てしまい隠せない。ブレグジットや米中貿易摩擦のニュースなんかのときは特に。本当に報道でやっていきたいなら毎朝日経新聞を要約することから初めてみては」「NHKの『世界へ発信!SNS英語術』という番組にカトパンが出て見ていたんだけど、政治的・歴史的トピックに対するコメントが幼稚すぎ(雰囲気だけで何も言っていない)てこれでアナウンサーかい、とびっくりした」■「私の周囲では愛されていますよ」ただし、知識以外の進行能力やコミュニケーション力、持ち前の好感度については評価する向きも多かった。「教養や見識は弱点かもしれないけど、品格はあるから不思議。知ったかぶりせず、風間さんへの質問もうまい。愛嬌だけじゃない総合力(人間力といったらほめすぎ?)の人なんだと見直した」「番組開始の当初から世間から注目されているにもかかわらず落ち着いた司会ぶりで、その存在感にスゴみを感じています。九州地方に大雨が降っているときも、刻一刻と変化する気象状況を冷静に伝えていて、生放送にも順応していると感じました」「原稿を読み間違えることがほとんどない。また、英語の発音も何気にいい。大谷翔平のニュースの時も、対戦相手の選手の名前を正しいイントネーションで発音していた。人気のかげには地味な実力あり」「私の周囲ではけっこう愛されていますよ。特にコーディネートがうまく、皆オフィスファッションのお手本にしています」また、何といってもそのルックスへの羨望や、転じてのやっかみの声が見られた。「いつもオープニングでその可愛さに卒倒しそうになる。キムタク(木村拓也)アナが高飛び込みの新星、玉井陸斗選手の年齢制限について説明しているときの、相槌(あいづち)やリアクションが可愛かった!」「マッチ棒のような顔の小ささと、愛嬌系の美形がうらましい。こんなルックスに生まれたら人生楽しいだろうなー」「男ウケのすべてが詰まったそっち方面の横綱。夜の方が向いてるんじゃ」「一時期の田中みな実みたいにわかりやすいブリッ子じゃなく、穏やかに微笑みつつ男を虜(とりこ)にする罪な女。彼氏や夫をいちばん近づけたくないタイプ」総合的に考えると、課題の知識教養は進行能力と好感度でカバーし、視聴率の低迷が伝えられながらも健気に頑張っている状況か。ところで、交際報道の翌日、番組内で、田中律子らに「ダンスとか踊っちゃうの?」などと熱愛イジリを受けたカトパン。ニュースを伝えるより、主人公になるほうが似合っている!?
2019年09月27日フリーアナウンサーの加藤綾子が、25日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ホンマでっか!?TVSP』(21:00~22:54)で、「私もいつか手ブラを目指して…」とリップサービスで笑いを誘う場面があった。今回、フリーアナウンサーの田中みな実がゲスト出演し、「女子アナと共演すると仲が悪いと勝手に仕向けられ対立構造にさせられる」という不満を告白。番組の進行を務める加藤とも週刊誌などで「仲が悪い」と書かれるが、「お互い嫌い合うほど存じ上げないんです、お互いのことを。ね?」と加藤に同意を求めながら不仲説を否定し、加藤は無言でうなずいた。その後、評論家たちが田中について分析。印象評論家の重太みゆき氏は、雑誌『an・an』の表紙で田中が“手ブラ”ショットを披露し、自分をさらけ出したことで女性ファンが憧れ始めたと語った。その話題のときにさんまが突然、「鼻息荒いって」と加藤をいじり、ブラックマヨネーズの小杉竜一も「加藤さんのEカップの話がなかったから怒ってるんですか?」と乗っかると、加藤は「思ってないですよ!」と否定。さらに、吉田敬が「加藤さんも手ブラ写真出さないと、我々は全員田中さんの味方をしてしまう」と言い、さんまが「なんか加藤言うたれ!」と振ると、加藤は「私もいつか手ブラを目指して…」とリップサービスでスタジオを沸かせた。
2019年09月26日加藤綾子『週刊文春』で報じられた加藤綾子とEXILEのパフォーマー兼、三代目J SOUL BROTHERSのリーダーNAOTOとの熱愛。あまりに“降って湧いた感”の強い組み合わせに、世間も驚きでひっくり返っていることだろう。周囲に「35歳までには結婚して出産したい」と漏らしているというカトパン、そんな彼女がNAOTOと“スイスの5つ星ホテル”に宿泊していたというエピソードとともに打たれたタイトルはズバリ、『ヨーロッパ「婚前旅行」』である。ネットニュースのコメント欄には《意外すぎる》という声とともに、《カトパンはプロ野球選手とか実業家を狙っているのかと思った……》《医者や野球選手じゃないのが、意外な感じした》といった発言も多々見られた。■怒りを飛び越える“驚き”確かに、かつてカトパンの熱愛相手として報道されてきたのは’13年に西武ライオンズ野手だった片岡治大、翌年のダルビッシュ有であったりと野球選手が多かったのは事実。清楚系で明るく長年“人気No.1女子アナ”の座に君臨しながら、いわゆる“ザ・芸能人”との熱愛も報じられてこなかったこともネットニュースの「意外!」の声を集めているゆえんかもしれない。言われてみればダンサーより実業家との熱愛のほうがイメージどおりな気もしてくる(ビジュアル的にNAOTOは“若手ベンチャー社長”っぽくみえなくもないけど……)。その一方で、NAOTOのファンは突然の熱愛発覚に怒り心頭……なのかと思いきや、こちらも世間と同じく『驚き』が勝(まさ)った反応のほうが多かった。彼はこれまで週刊誌などで熱愛がいっさい報じられてこなかった。それがいきなりいくつものハードルを飛び越えて「婚前旅行」っていうのだから、目の前が真っ暗になるのも無理はない。あまりに不意打ちでボロボロになったファン心理にさらに追い打ちをかけたのが『文春』に両人の所属事務所が、《プライベートは本人に任せております。いいお付き合いをさせていただいていると聞いております》とコメントしたことだ。NAOTOファンからすれば、「そろって同じ文を出して“打ち合わせ済みです”みたいなノリ出すのやめてー!そしてお願いだからコメントは“お友達のひとりだと聞いております”とかにしといてーー!(泣)」といった心境だろう。カトパンを叩きたくてもあまりの不意打ちと追加攻撃により、『驚きで固まる』ことしかできなかったのかもしれない。■『ベンジャー』と呼ばれてそもそも、野球選手や実業家、医者と付き合いそうなイメージのカトパンがなぜEXILE系を選んだのだろうか──。今の風貌からはまったく想像ができないが、彼女は’08年のフジテレビ入社1年目に『週刊現代』(10月18日号)に“ガングロコギャル時代”のプリクラを掲載されている。そのタイトルがなかなかイカつい。《スーパー綾子ガングロ金髪でホストとツーショット》さらっと学生時代のホストとの2S写真が流出しているじゃないか。プリクラ画像のキャプションにはご丁寧に、《モノクロではわかりづらいが、現物をみるとかなりのガングロだ》の注意書きも。しかしながら、それはまぎれもなく今のビジュアルとは180度方向性の異なる“コゲパン”時代があったことの証明だ。また同年の『週刊朝日』(10月31日号)がカトパンの経歴について扱った記事のなかで、同じ埼玉県内の公立中学に通った後輩が衝撃のコメントを寄せている。《加藤さんは、『ベンジャー』と呼ばれる10人ほどの女子不良グループの一員だったんです。ベンジャーとは『便所に集まってだべってる者』の意で、『不良で美人』でなければ与えられない称号でした。加藤さんはその中でも目立っていて憧れの的だった》そう。カトパンは『ベンジャー』だったのである。しかも当時、同校はすごく荒れていて、窓ガラスが何者かに50枚近く割られる事件が起こったり、ケンカ・喫煙も当たり前だったとか。続けてその後輩は《そんな中でもベンジャーはトップクラスの不良グループ。ベンジャーのいるトイレは怖くて使えなかった》とも回想している。あくまで後輩の印象だが、なぜトイレに?もっと快適な溜まり場があったのではないか。そんな疑問が消し飛ぶほど、単純に怖えぇ。そう考えてみると、芸能界では体育会系に位置づけられ、ヤンキー層からの支持もアツいEXILEと結ばれるのはある種の必然だったのかもしれない。元トップクラスの不良なら『メンバーとスタッフで集まり、一晩でレモンサワーを2500杯飲んだ』というEXILEの伝説的エピソードにも男気を感じるのかも……。カトパンをアナウンサーではなく、元ベンジャーのメンバー・AYAKOと置き換えてみると、非常に納得のいくカップルにみえてきてならない。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2019年09月25日二宮和也と伊藤綾子の同棲報道にファンは──’20年末をもって無期限活動休止が決定している嵐。伊藤綾子との結婚がいっこうに認められないこと対し、二宮和也が事務所へ不満を爆発しているという“お家事情”が活動休止に影響を与えているというのも、すでに多くの媒体が報じているところだ。そんななか、『女性自身』(10月1日号)がスクープを掲載、《独占目撃!! 二宮和也(36)”愛の巣”「3億円豪邸」も購入──結婚決意の同棲をスタート》とタイトルが打たれたその記事には、今年の春先にふたりが都内の一等地に3億円もするマンションを購入し、同棲生活を楽しんでいると書かれている。これまでは二宮が住むマンションに伊藤が通う半同棲を守ってきただけに大ニュースだ。■「自宅から出てきた」写真じゃないWEB版の記事には《豪雨のなか、伊藤はエステへと出かけていった》というキャプションとともに、自宅から出てきたと思しき伊藤の写真も掲載されている。また、白い高級車が道路へと滑り出していく写真には《慣れた様子で二宮との新居から車で出かける伊藤》という説明がなされている。しかし、とある週刊誌記者はその“文言”に疑問を唱えている。「WEB版ではあたかも自宅を出てきた瞬間の伊藤を捉えたかのような記述をしていますが、おそらくこの場所は彼女が通うエステ店の近くで、自宅付近ではないですね。“新居から出かける”の写真も同様に、エステの近くの駐車場から出たタイミングのものだと思われます。同誌にはマンションを出入りするふたりを“たびたび目撃している”とあり、取材の過程上、当然それらの様子も写真に収めているはずなのですが……」なぜこのような疑問を生むキャプションになってしまったのか。その背景にはかねてからジャニーズファンの間で問題になっている“やらかし”たちの暴走が大きく関係しているのだという。「ファンのなかにはタレントへのストーカー行為も辞さないような“やらかし”と呼ばれる過激派がいます。伊藤さんは交際発覚当時からブログで“匂わせ”行為をしていたりと、特に嵐ファンから目の敵にされている存在です。今の住居は賃貸ではなく、ふたりで住むために購入したところですから、セキュリティに関してはかなり神経を尖らせていると思いますよ」(芸能プロ関係者)週刊誌がスクープを報じる際、その事務所に記事掲載の“ご報告”をするというのが業界の慣例となっている。熱愛など大きなネタが報じられると、発売当日からそのタレントの所属事務所が何かとてんわやんやになることが目に見えているからだ。「今回の二宮さんの同棲記事に関しては、きっと掲載の連絡を受けたジャニーズ事務所から“自宅前の写真だけは掲載しないでくれ”という交渉があったと思いますよ。過激なファンたちのなかには自宅周辺の看板や標識といった小さい情報から自宅を探し当てる手練れも多いですから。WEB版の記事となると、特にカラーで鮮明な写真がネット上にアップされますから特定作業がはかどるんです」(前出・週刊誌記者)そういったわけで、スクープ記事に使用されている写真は伊藤が通うエステの周辺のものがほとんどなのだが、すでにそこにもファンは目を光らせているらしく──。「エステを終え、台湾スイーツを買って帰宅する伊藤さんの写真も掲載されているのですが、彼女の右手に握られたその容器がとても特徴的なかたちをしているんですね。その形状と台湾スイーツという組み合わせから、すでに彼女が商品をテイクアウトした店を特定しているファンもいるとか」“やらかし”たちの包囲網は二宮の自宅へとジリジリ近づいている……?<取材・文/野口侑弥>◎週刊誌記者・編集を経てフリーに。現在も取材活動を続けている。
2019年09月20日モデルの井口綾子がパーソナリティを務めるMBSラジオの新番組『アッパレ!ラジオトーカーやってまーす』(毎週土曜 23:30~)が、7月6日より放送されることが決定した。番組では、パーソナリティの井口とゲストのトークだけではなく、リスナーによるトークを音声配信サービス「Radiotalk(ラジオトーク)」で募集し、採用された音声を活用して放送される。井口に聴きたいことや番組からのお題を Radiotalkに音声で吹き込み、「#いのやる」をつけるだけで応募できるとのことだ。また、 Radiotalk内で配信されている一般人による優れたトーク番組を放送する企画も行う予定だ。募集するお題として、「井口綾子に話してほしいテーマ、 行ってほしいところ」「Radiotalkでこんなことを話してるから聞いてみて!」「この配信がおもしろい!」などが予定されている。
2019年07月01日打ち上げ会場をあとにする伊藤綾子アナ「伊藤さんのブログに、二宮さんとの交際をうかがわせる写真や記述があったんです。それを見たファンから、二宮さんとの交際を“匂わせている”と思われてしまった。今でも、ネット上では彼女に対する批判の声が多数見られますよ」(ワイドショー関係者)’16年に『女性セブン』で嵐の二宮和也との交際が報じられて以来、たびたび名前があがることが多い元フリーアナウンサーの伊藤綾子。昨年8月には『週刊文春』で、ふたりでモルディブに“婚前旅行”をしたことも報じられている。そんな彼女の意外な近況が聞こえてきた。「ときどき、このお店で伊藤さんを見かけますよ。特に落ち込んでいる様子もなく、すごく元気そうでした。そんな彼女の様子を見ると、二宮クンと別れたようには思えませんね」(常連客)彼女が頻繁に目撃されているのは、都内のネイルサロン『L』だ。「2か月に1回くらい来ているそうです。爪の健康状態を維持するためのケアをしに通っているんだとか」(同・常連客)最近もこのサロンに来ているようで、「1か月くらい前のお昼に見ましたよ。お店には個室と、ほかのお客さんと一緒に座るオープン席があるのですが、彼女はオープン席に座っていました。スタッフと世間話をしているのか、ときどき彼女がいる席のほうから笑い声も聞こえてきましたよ」(居合わせた客)■「匂わせ」ないように心遣い周囲に何を言われても気にする様子のない伊藤。それは、二宮も同様だ。夜になると彼の自宅マンション近くにある居酒屋『A』で人知れずふたりだけの時間を楽しんでいるという。「2年ほど前から、月に1~2回ほど来ているようです。このお店は芸能人が来てもそっとしておいてくれるので、居心地がいいんでしょうね」(『A』の常連客)嵐が活動休止を決めた昨年の6月以降も、変わらずこの居酒屋に来ている。「昨年の11月初めの夜にも来たそうです。二宮さんは帽子を深くかぶって、伊藤さんも大きいマスクをつけていたみたいです。ふたりはほとんど会話することなく、ビール2~3杯に料理を3~4品食べて1時間ほどで帰ってしまったんだとか」(同・常連客)居心地がいい店とはいえ、常に周囲の目を気にしているようだ。「お店に来るときも、帰るときも絶対にふたり一緒に歩くことはないそうですよ」(別の常連客)かねてから結婚が噂されているふたりだが、’20年末で嵐が活動休止に入ることで、その現実味は増す。「グループでの活動を休止した’21年以降にはゴールインするのでしょう。普段の彼からは想像できないかもしれませんが、人一倍、さびしがり屋なんです。少しでも早く、伊藤さんと結婚したいと考えているのでは」(芸能プロ関係者)二宮は過去の雑誌のインタビューで、自身の結婚観をこのように語っている。《結婚って枠組みは何も感じないからなぁ。極端な話、もし彼女がいて、そのコが結婚してって言ったらすぐに結婚しちゃうかも》匂わせカノジョが“妻”になる日も、もうすぐ─。
2019年02月05日今野敏による人気小説「任俠」シリーズより、特に根強く愛され続ける『任俠学園』が、西島秀俊と西田敏行のダブル主演で映画化される。2019年9月27日(金)より全国公開。任侠と人情を重んじる“正統派ヤクザ”が主役、人気小説「任侠」シリーズ「任俠」シリーズは、累計45万部を突破する今野敏による人気小説。善悪の基準が問われる時代、任侠と人情を重んじ、正論で攻めていく地元密着型ヤクザ“阿岐本組(あきもとぐみ)”の活躍を描いた同シリーズは、「仕事をする上でとっても勉強になる!」、「彼らと一緒に働いてみたい!」など書店員からの口コミから人気を博すようになった。そんなシリーズの中でも特に根強い支持を集めるのがる『任俠学園』。高校を舞台に繰り広げられる、⼈情コメディが幕を開ける︕『任俠学園』あらすじ困っている人は見過ごせない、義理と人情に厚すぎるヤクザ”阿岐本組”。組長は社会貢献に目がなく、次から次へと厄介な案件を引き受けてしまう。今度はなんと、経営不振の高校の建て直し。いつも親分に振り回されてばかりの阿岐本組NO.2の日村は、学校には嫌な思い出しかなく気が進まなかったが、“親分の言うことは絶対”!子分たちを連れて、仕方なく学園へ。待ち受けていたのは、無気力・無関心のイマドキ高校生と、事なかれ主義の先生たちだったー。西島秀俊と西田敏行のW主演阿岐本組員である主人公を演じるのは、西島秀俊と西田敏行。日本映画界には絶対に欠かせない2人の俳優の競演が叶った。阿岐本組ナンバー2の日村:西島秀俊西島は、『任俠学園』までに「義理と人情の任俠役を演じてみたい」と熱望し続けていたという。2018年には、『散り椿』や『人魚の眠る家』へ出演、2019年も主演作『空母いぶき』の公開を控える西島が、本作では、時に空回ってしまうお茶目な側面を持つ、昭和過ぎる阿岐本組ナンバー2の日村を演じる。阿岐本組・阿岐本組長:西田敏行そして、西田敏行が演じるのは、西島演じる日村やその弟分たちを、振り回しながらも、そのストレートな言葉で多くの人の心を揺さぶる阿岐本組・阿岐本組長。『釣りバカ日誌』シリーズで20年以上にもわたり演じた“浜ちゃん”の陽気さに、『アウトレイジ』シリーズで日本中を震撼させた強面っぷりをも加えた、西田にしか演じられない“究極のキャラクター”は必見だ。主演を取り巻く個性派俳優そんな阿岐本組組員を迎え撃つべく集まった生徒役には、葵わかなや葉山奨之、桜井日奈子といったフレッシュな顔ぶれが揃う。無気力・無関心の“イマドキ”高校生の彼らと、情熱を燃やす阿岐本組組員とのコミカルなやりとりに注目だ。・小物感満載のチンピラ風ヤクザの稔(みのる)役…伊藤淳史・料理上手の武闘派というトリッキーな男・健一役…池田鉄洋・チャラ男風の金髪若手組員・真吉(しんきち)役…佐野和真・切れ者で頭脳派の徹(てつ)役…前田航昭和を代表するベテラン俳優勢も⽣瀬勝久、中尾彬、光⽯研、⽩⻯、⾼⽊ブー、佐藤蛾次郎といった、パワ ー全開な豪華ベテランキャスト勢も出演。ヤクザの組長から、生徒の父親役まで、様々な役柄に扮するようだ。・永神組の組⻑であり、学園の再建を兄弟分の阿岐本に押 し付けた張本⼈…中尾彬・学園の⽗⺟会代表であり、学園で⽣徒会を務める優等⽣・美咲の父親役…光⽯研・巨⼤ヤクザ 組織・隼勇会組⻑…⽩⻯・学園の校⻑…⽣瀬勝久・⾼⽊組の組⻑…⾼⽊ブー・阿岐本組馴染みのガラス⼯務店・⻄潟役…佐藤蛾次郎『劇場版 ATARU』を手がけた木村ひさしが監督監督は、「99.9 –刑事専門弁護士-」シリーズや「民王」などの人気ドラマ、そして『劇場版 ATARU』を手がけた木村ひさしが務める。原作者の今野が「主人公が主人公だけに、映像化はないものと思っていた」という『任俠学園』をどのように繰り広げるのか。観る機会が減った“ヤクザ”映画を、笑いあり涙ありの温かくコミカルな人間ドラマは、是非スクリーンで。東京スカパラダイスオーケストラが主題歌書き下ろし映画『任俠学園』のため、東京スカパラダイスオーケストラが新曲「ツギハギカラフル」を書き下ろし。主題歌として作品に彩りを添える。なお、東京スカパラダイスオーケストラにとってコメディー映画への書き下ろしは、初めての試みとなる。またそんな東京スカパラダイスオーケストラと、本作で阿岐本組の組長を演じる西田敏行が奇跡のコラボレーションを実現。メンバーの演奏に合わせて、西田が情熱的に歌い上げる楽曲「また逢う日まで」は、劇中の挿入歌として使用される。【詳細】任俠学園公開日:2019年9月27日(金)出演者:西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、池田鉄洋、佐野和真、前田航基、桜井日奈子 ほか原作:今野敏「任俠学園」(中公文庫刊)脚本:酒井雅秋監督:木村ひさし企画・制作プロダクション:ROBOT幹事・配給:エイベックス・ピクチャーズ製作:映画「任俠学園」製作委員会
2019年01月28日アイドルグループ・嵐の二宮和也、フリーアナウンサーの加藤綾子、格闘家のRENAが17日、都内で行われた「平成31年用年賀状 引受セレモニー」に出席した。元日以降に配達する年賀状の引受を開始した日本郵便は、毎年恒例となっている年賀状の引受セレモニーを実施。CMキャラクターの嵐からは二宮和也、そして加藤綾子とRENAが登場し、個性的な進化系年賀状を紹介した。巨大なポストの中から登場した二宮は、前日名古屋で嵐のコンサートを行ったばかりで、「名古屋から帰ってきました」と笑いを誘いながら「こんなにどこから誰かが出てくるマジックは初めてですよ(笑)」と苦笑い。嵐として出演した現在放映中の年賀状CMの話題となり、「本当にいろんな世代の方たちと撮影しました。みんなで集まって年賀状を書くことは年末の風物詩みたいな感じですごく良かったです」と満足した様子だった。この日は二宮が御守の年賀状を、RENAが立体化年賀状を、加藤が押し花の年賀状を紹介。ドラマで共演したことのある加藤に二宮が「若い世代の方にもそうなんですけど、加藤さんみたいなおばさん世代に送るのもできそうですよね」と揶揄する場面も。それには「ちょっと~二宮さんの方が年上ですよ!」と迫った加藤だったが、イベント後の会見では「ドラマでお世話になったので何も言えないですけど、コントみたいでした(笑)。あんなスターに突っ込んじゃって……」と反省しきりだった。この日紹介した個性的な年賀状にちなみ、「嵐のメンバーも個性的?」という質問に二宮は「5人でいるときもそうですけど、1人で仕事をしているところで色んな経験をさせてもらって、それを持って帰ってグループで活動していたりするので、飽きることなくずっと一緒にいますね」とメンバーから刺激を受けているという。また、年賀状にちなんでラブレターの質問が飛んだ加藤は「思いを告白するのもSNSが多いですから、あえて手紙にしたためるのは良いですよね。やってみようかな」と回答した加藤に「出すお相手は?」と報道陣から問われると「いるいないって怖いですね。謝罪会見みたいで(笑)。でも出来たらいいなと思っています」と上手く受け流していた。
2018年12月18日フリーアナウンサーの加藤綾子が16日、自身のインスタグラムを更新。自身のモノマネで知られるお笑い芸人・餅田コシヒカリとの2ショットを添えて、初対面を報告した。加藤は「初対面ー!! 笑餅田コシヒカリさんTEPPENの収録でご一緒しました!!」と2019年1月11日に放送されるフジテレビ系『TEPPEN』の収録で初対面を果たしたことを報告。「自分が2人、、、笑テレビでいつも見ていたので会った時ドキドキしちゃった笑」と感想を述べ、「新年放送です」「是非見てください」とアピールした。餅田も自身のツイッターで「なんと、芸人始めてずっとモノマネさせていただいている、加藤綾子さんと、ついに収録で共演させていただきました!」と報告。「並ぶと色々考えさせられます!!!!」とつづり、「加藤さんすごく優しくて、号泣してる私に声かけてくださいまして、写真まで撮ってくださいました」と2ショット写真をアップした。
2018年12月17日フリーアナウンサーの加藤綾子が29日、東京・渋谷の代々木公園ケヤキ並木特設会場で行われた「青の洞窟 SHIBUYA 点灯式」に出席した。「青の洞窟 SHIBUYA」実行委員会は、 11月30日~12月31日の期間に、渋谷の公園通りから代々木公園ケヤキ並木にかけてイルミネーションを展開する。同所で3回目となる今年のイルミネーションは、人気を博した光が動く"調光演出"に音の演出を追加。会場内で鳴り響く鈴やベルの音色が冬の訪れを感じさせ、目でも耳でも楽しめる"サウンドジェニック"なイルミネーションにバージョンアップしている。白のノースリーブドレス姿で登場した加藤は「暑がりなので最初は大丈夫だと思ったんですが、時間が経つほどすごく寒くなってきました」と苦笑い。同所のイルミネーションを訪れるのは初めてだそうで、「テレビではもちろん拝見してましたしSNSでも話題だったので一度来てみたいと思っていました。今回呼んでいただいて本当にうれしいです」と笑顔を見せた。点灯式では、加藤がボタンを押すと同時に幻想的なイルミネーションの光が点灯。「夢の国、夢の世界という感じがしますね。ブルーが反射してとてもきれいです。より幻想的な光に包まれている感じで感動します」とその美しさに魅了されたようで、「点灯した瞬間にその世界観に入り込んだ感じがして、びっくりしました」と初めての点灯式を楽しんでいた。トークショーでは、残り1カ月を切ったクリスマスの話題になり、予定を問われた加藤は「今年も当日はお仕事です」としつつ、「明日から12月いっぱいまで点灯しているので、1回は来たいと思います」とイルミネーションが気に入った様子。「誰と来たい?」という質問には「誰とでも来たい」と笑みを浮かべつつ「家族と思ったんですけど、家族と言うのもつまらないと思われるから嫌だなと思いましたが、平成最後ですし家族で来たいですね」と回答した。さらに報道陣が「家族が増える予定は?」と結婚を思わせる質問をされると、「具体的な予定がないんですよ」と強調していたが、「結婚願望は昔からあるので、できたら良いですよね。自分が育ってきたような家族を築けたらという思いはあります」と思いも明かしていた。
2018年11月30日