山田孝之さんが発起人を務める「MIRRORLIAR FILMS」プロジェクトの第3弾で、山田さん自身が監督として登場。その監督作『沙良ちゃんの休日』の主演が南沙良さん。山田さんと、山田さんが注目する南さんの視線の先にあるものは。山田孝之が監督として撮る俳優・南沙良。今、ふたりが注目する世界。――山田孝之さんが監督を務められた短編映画『沙良ちゃんの休日』創作経緯と南沙良さんの起用の理由、そして南さんはオファーを受けて思ったことを伺えますか。山田:映画冒頭の、歩いている女性と男性が交差していく絵は、何年か前から頭にあってメモしてあったんです。今回はそれを広げて映画にしようと思って、脚本家の小寺(和久)くんと話し合いながら物語を組み立てていった感じです。南さんとは、『ゾッキ』という映画で少しだけご一緒させていただいたご縁があったのと、一方的にですけれど南さんが出演されていた、とあるCMがすごく好きだったのもあって。なんというか、絶妙な表情をされるんですよね。普段何を考えているんだろう、今何を思っているんだろうって探りたくなる。その空気感が今回の作品に欲しかったんです。南:…嬉しいです。私もご一緒させていただいたときに、また機会があればとは思っていたんですけど、どんな中身か知らない状態で『沙良ちゃんの休日』ってタイトルを聞いたのでびっくりして…。山田:そりゃ戸惑いますよね。南:どういうことだろう、と…。山田:映像の最後にタイトルを出したいと考えていて、なんかかわいいタイトルにしたかったんです。でも一応、オファーのときにタイトルが嫌なら変えます、とはお伝えしていた気がします。南:戸惑いはしましたけどとても面白そうだったので、ぜひご一緒させていただきたいなと。――変わったお話ですよね。観た後に考えさせるというか。山田:僕としては、わりとわかりやすい話ではあると思っているんですけど…。ただ、もっとわかりやすいエンターテインメント作品というものがある一方で、そうじゃないものもあっていいという気持ちはあります。単純に好みとして、観終わった後、あれってどういうことだったんだろうって1回では理解できない作品が好きなんですよね。それについて誰かと話すのも好きなんで、僕は映画がコミュニケーションのツールになってくれたらって思っているんです。南:…私も脚本を1回読んだだけではわからなかったです。でも、私自身が映画に限らず小説も漫画も、1回じゃ理解できないことを考えるのが好きなんで…。――南さんは言葉数は多くないですが、ご自身で文章を書かれていますし、インタビューを読んでいても、頭と心でいろんなことを考えている方なのかなと思います。南:普通ですよ。とくに面白くもないですし…。山田:さっき手芸をされるって話していましたけど、どういったときにやられるんですか?南:手芸というか洋服を作ったりするのが好きなんです。縫ったり、ミシンをかけたり、無心になりたいときに刺繍したり。以前、お仕事で自分の想像の中の女の子に着せる洋服を作ったこともあります。山田:すごい面白いアプローチ。南:しゃべるのがあまり得意ではないんです。でも、文章で自分の言葉を伝えるとか、何かを作ったりすることとかは好きでした。山田:書くことも作ることもお芝居も、全部表現なわけで、南さんはきっと表現が好きなんでしょうね。好きというか、表現したくなっちゃうというか。僕も俳優だけじゃなくプロデューサーをやったり監督をやったり、曲作って歌も歌ったりしていますけれど、自分にとっては全部が同じ“表現”なんですよね。俳優なのに…って言う人もいるけれど、そもそもそれを僕は職業として捉えていないんです。やりたい表現をそのときにやっていたり、やらなきゃいけない必然性を感じるものもあるし。――南さんの中で演じることは、どのような位置にあるものですか。南:昔から俳優さんになりたいってずっと思っていたんです。それは自分じゃない誰かになりたかったんですね。自分じゃない誰かになったら何か起こるんじゃないかと。それで、別の人になれる俳優という職業ってかっこいいなと思って。ですので同じ表現でも、文章を書いたり服を作ったりするのとは、向き合う意識としては少し違う気がしています。――今回の「MIRRORLIAR FILMS」プロジェクトは、映画監督だけでなく、いろんな方が監督として参加していますよね。いつか南さんが作り手として参加する可能性もあるわけですか?山田:なにせ文章を書かれる方ですからね。脚本を書いてみたら、自分で撮ってみたくなったり、自分で演じてあの人に撮ってほしいってなったり、するかもですね。南:できるかわからないですが…。山田:一応、我々は“だれでも映画を撮れる時代”を謳ってますからね。映画監督というと難しいイメージがありますけど、今の時代、スマホでも撮ろうと思えば撮れる時代なわけだし、やりたいと思ったらやっちゃえばいいじゃんって思うんです。このプロジェクトに参加してるのも、ベテランの監督だったり、注目されている映像作家だったり漫画家さんとか、いろんな人がいて。そのほうがなんか面白いじゃない?――南さんは監督に興味は?南:ぜひ挑戦してみたいです。山田:おおすごい!――山田さんのように、映像でアイデアが浮かぶことはありますか。南:映像はないですね。お仕事でエッセイだったり短い文章を書いたりはしますけれど…。山田:今はまだそこにピントが合ってないんでしょうね。監督をやってみようってなったらきっと、普段とは違う視点で物事を見るようになると思うんだよね。そうやって気になるものをメモしているうちに勝手にストーリーができてくると思うから。南:それも面白そうですね。やまだ・たかゆき1983年10月20日生まれ、鹿児島県出身。俳優として活躍する傍ら、近年では自身がプロデューサーとして数々の映画やドラマの制作に携わるほか、映画『ゾッキ』シリーズでは共同監督のひとりを務めている。ジャケット¥95,700ベスト¥146,300シャツ¥52,800パンツ 参考商品シューズ 参考商品(以上Vivienne Westwood/ヴィヴィアン・ウエストウッド インフォメーションcontact@viviennewestwood-tokyo.net)みなみ・さら2002年6月11日生まれ、東京都出身。モデルを経て、’18年の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では数々の映画賞で新人賞を受賞。放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ほか、主演映画『この子は邪悪』も公開予定。ドレス¥48,000パンツ¥36,000(共にTOGA PULLA/TOGA原宿店TEL:03・6419・8136)靴はスタイリスト私物MIRRORLIAR FILMS Season3 『沙良ちゃんの休日』年齢、性別、職業やキャリアなどの垣根を越え、「だれでも映画を撮れる時代」に自由で新しい映画製作の実現を目指し発足された短編映画プロジェクトの第3弾。発起人のひとりでもある山田孝之さんが監督を務めた本作は、南の島を訪れた沙良ちゃん(南沙良)と、見知らぬ男(紀里谷和明)との邂逅を描いた作品。ほかに渡辺大知さんや松居大悟さん、李闘士男さんなどが監督として参加。現在公開中。※『anan』2022年5月25日号より。写真・宮崎健太郎スタイリスト・五月桃(山田さん)道券芳恵(南さん)ヘア&メイク・南辻光宏(山田さん)藤尾明日香(南さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月19日南沙良主演、大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、玉木宏ら共演、先日、世界三大ファンタスティック映画祭の1つ、第42回ポルト国際映画祭のファンタジー部門にて審査員スペシャルメンションを獲得した『この子は邪悪』が、9月1日(木)より公開決定。ティザービジュアル&特報が解禁となった。この度、解禁となったティザービジュアルは、主人公・花(南さん)を中心に、少年・純(大西さん)、母・繭子(桜井さん)、父・司朗(玉木さん)と共に、顔に火傷を負った花の妹・窪月(くぼ るな)が左右に並んでいる。一見、幸せそうに見える家族写真は何故か切り刻まれており、“世にも奇妙な家族の話”というキャッチコピーが、その不穏さと危うさを醸し出すビジュアル。また、大胆に切断された写真をよく見ると、無表情の花、笑顔の純と足元のウサギ、対照的な表情が組み合わされた繭子と司朗、マスクの月と手元のぬいぐるみなど、“みんなおかしい”というキャッチコピー通り、作品への想像力を掻き立てる細かいギミックが多数盛り込まれていることに気づく。一方、公式にて公開された特報では、メリーゴーランドに乗る幸せそうな4人の家族が不慮の事故に遭うシーンから始まる。花は心に傷を負ったまま、5年の歳月が流れるが、そんなある日、司朗が植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。「お母さんだよ、目を覚ましたんだ」と嬉しそうに言う父と、母と抱き合う妹を見て違和感を覚える花。それ以来、父も妹も母もみんなおかしいと感じていた花は、「あの人はお母さんじゃなかった」と純に助けを求め、純も優しい眼差しで「大丈夫だよ、僕がそばにいるから」と花に寄り添うが…。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演する南さん、「鹿楓堂よついろ日和」で好演を見せた大西さん、「真犯人フラグ」の桜井さんと「マイファミリー」の玉木さん、そして『ノイズ』の片岡翔監督が放つ、予想外の展開と想定外の結末が待ち受けるストーリーに注目だ。さらに、映画公開に先駆け、7月8日(金)より本作の小説版が徳間文庫より発売されることも決定している。『この子は邪悪』は9月1日(木)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この子は邪悪 2022年9月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2022「この子は邪悪」製作委員会
2022年05月16日女優の南沙良が主演を務める映画『この子は邪悪』(9月1日公開)のティザービジュアル、および特報が16日に公開された。同作はオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品の映画化作。心理療法室院長・窪司朗(玉木宏)の娘である花(南)はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り母(桜井ユキ)は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負った。その事故で心に深い傷を抱えていた花のもとに、母の心神喪失の原因を探る高校生・四井純(大西流星)が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は「この人、お母さんじゃない」と違和感を覚える。この度、解禁となったティザービジュアルは、主人公・花を真ん中に、少年・純、母・繭子、父・司朗と共に、顔に火傷を負った花の妹・窪月が左右に並んでいる。一見、幸せそうに見える家族写真は何故か切り刻まれており、“世にも奇妙な家族の話”というキャッチコピーが不穏さと危うさを醸し出すビジュアルとなっている。切断された写真をよく見ると、無表情の花、笑顔の純と足元のウサギ、対照的な表情が組み合わされた繭子と司朗、マスクの月と手元のぬいぐるみなど、“みんなおかしい”というキャッチコピー通り、作品への想像力を掻き立てる細かいギミックが盛り込まれている。特報はメリーゴーランドに乗る幸せそうな4人の家族が不慮の事故に遭うシーンから始まる。花は心に傷を負ったまま5年の歳月が流れるが、司朗が植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。「お母さんだよ、目を覚ましたんだ」と嬉しそうに言う父と、母と抱き合う妹を見て、違和感を覚える花。それ以来、父も妹も母もみんなおかしいと感じていた花は、「あの人はお母さんじゃなかった」と純に助けを求め、純も優しい眼差しで「大丈夫だよ、僕がそばにいるから」と花に寄り添う。不穏なシーンが盛り沢山な特報となっている。(C)2022「この子は邪悪」製作委員会
2022年05月16日女優の南沙良とお笑い芸人のあばれる君が出演する、ポケモンカードゲームの新CM「HOP STEP POKECA」編 Mission1が、14日より放送される。新CMでは、南があばれる君と初共演。様々なミッションを通してポケモンカードゲームプレイヤーとして成長していく南の姿を描いている。南が、指令書を開くと「ポケモンカードであばれる君に勝利せよ」と書かれており、扉を開けるとそこにはあばれる君がすでにスタンバイ。2人は早速対戦をスタートする。撮影では、対戦相手が誰なのか知らずに撮影に臨んだ南。扉を開けた先にあばれる君がスタンバイしているというドッキリに、「びっくりした~!」と驚きのリアクションを見せた。また、2人はCM内で実際に対戦し、約2時間にわたって計3戦を行っている。■南沙良&あばれる君インタビュー――今回のCM撮影はいかがでしたか?南:最初どなたと対戦するか聞いていなくて、扉を開けた時にあばれる君さんがいらっしゃって、とてもびっくりしました!あばれる君:いつもドッキリを仕掛けられる側で、仕掛ける側は初めてだったので、心臓がバクバクでしたね! 沙良ちゃんが入ってきた時は、透明感がありすぎて、人間じゃなくて“春のそよ風”が入ってきたのかと思いました(笑)。――あばれる君をポケモンに例えると何ですか?南:カイリキーですね。全体のフォルム? が似ていて、あばれる君さんと重なります!あばれる君:光栄です! 僕のお気に入りのポケモンです!――今回のCMのテーマは「HOP STEP POKECA」ですが、これからステップアップしていきたいことは何ですか?南:今年20歳になるので、車の免許を取りたいですね。あばれる君:検定をどんどん受けていきたいですね。周りの芸人が笑いを取っていっているんで、僕は資格を取ろうと思っています(笑)。――今回のCMの見どころは何ですか?南:あばれる君さんとは3回も対戦してすごく楽しかったので、その楽しさが伝わればいいなと思いますし、皆さんに是非興味を持っていただけたらなと思います。あばれる君:撮影ではリアルに対戦をしているので、その臨場感や、2人の目線のアングルを是非楽しんでいただきたいですね。「ポケモンカードゲーム」をやっていない人でも、楽しんでもらえるCMだと思います!
2022年05月13日女優の南沙良が出演する、秦基博「Trick me」のミュージックビデオが14日(21:00〜)に公開される。秦にとって約1年ぶりのニューシングルとなる同作のMVは、気鋭の映像監督・鈴木健太氏が担当。「記憶の中にあるたくさんのワンシーンを1本に」というコンセプトのもと、ハッとするような南の豊かで繊細な表情やさり気ない仕草を全編にわたって掬いとることで、楽曲に込められた揺れ動く恋愛感情を表現している。■秦 基博コメント「Trick me」という歌が持つ、揺らぎ、曖昧さやそこに香る切なさ。鈴木健太監督によって切り取られたその瞬間瞬間の連なりは、とても美しくて儚くて、気づけばその映像の中に惹き込まれている、そんなMVになっていると思います。そして、そこに浮遊する、言葉にもならない感情を、南沙良さんの吸い込まれそうな表情や仕草が表現してくださっています。「Trick me」のMVをぜひお楽しみください。■南沙良 コメントこれまでも秦さんの曲は好きで聴いていたので、出演の話を聞いて素直にとても嬉しい気持ちでした。「Trick me」を初めて聴いた時は、入り方からおしゃれでロマンティックな曲という印象でしたが、聴くたびにそのイメージが変わってくる曲だなと感じました。今回とても新鮮な撮影で、私自身、お芝居というよりも、表情でいかに表現するかということを考えながらの撮影でした。これほど寄りだけという撮影が今までなかったので少し緊張もありましたが、現場はとても和やかな雰囲気で楽しく撮影することができました。素敵な映像に仕上がって感動しました。■鈴木健太監督 コメント曲を聴いた時、自分の記憶のなかにあったたくさんのワンシーンを一気に思い出しました。いろんな人がそれぞれの記憶の引き出しから、自分なりに共感できる曲だと思います。だからこそMVで「こういうストーリーの曲」と規定しないように、「記憶のなかにあるたくさんのワンシーンを、一人の主人公の表情のみで描くMV」を考え、その表現力を持つ方として南沙良さんを最初にイメージしました。秦さんにもお話ししたところ是非とのことでオファーさせていただきました。1日でたくさんの表情やシチュエーションを撮影しまいたが、南さんには撮りたいものを一瞬で理解していただき、ひとつひとつの表情のニュアンスの変化が素晴らしく、1日とは思えない長い月日の一瞬一瞬を感じさせるものでした。撮影後、組み上がったものを初めて見た時、最初にこの曲を聴いた時と同じように、自分の記憶の中のいろんな情景が浮かぶような感じがして嬉しかったです。
2022年04月14日昨年放送された『ドラゴン桜』で南沙良の存在を認識したという人も多いかもしれない。デビュー作『幼な子われらに生まれ』に『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』など、映画を中心に存在感を発揮し、デビュー当初からその演技力の高さは折り紙つきだったが、『ドラゴン桜』で一気にお茶の間での知名度を高めた。さらに放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に源頼朝(大泉洋)と北条政子(小池栄子)の娘・大姫役で出演することになっており、さらなる飛躍を遂げることは間違いない。そんな南が出演する映画『女子高生に殺されたい』が公開!古屋兎丸の人気漫画を原作に、タイトルそのまま女子高生に殺されるという願望を抱き高校教師になった男の“自分殺害計画”を描いた異色のサスペンスである本作で、主人公の教師・春人(田中圭)が、自分を殺してくれる理想の女子高生の候補のひとりとして標的と見定める少女・真帆を演じている。本作しかり、常に役柄の心情に丁寧に寄り添い、その内面を繊細に演じるが、演技については本人曰く「うまく説明ができない(苦笑)」という“本能型”。今年20歳を迎える若き実力派に話を聞いた。――オファーが来る以前から、原作の漫画を読んでいたそうですね?南元々本を読むのは好きなんですが、特にああいうテイストは好きで、本屋さんで見つけて、気になって手に取ってみたんです。タイトルから「どんな内容なんだろう?」と思って、読んでみたらまさかの展開で……(笑)。最初のイメージと違っていたんですけど、すごく面白かったです。――その後、映画化されることになりオファーが届き……。南真帆役と聞いて「え?あの女の子か……」と思いました。お芝居するのは楽しみでしたね。最初に原作を読んだときに感じた展開の読めないドキドキ感が映画の台本にもありました。特に親友のあおい(河合優実)との関係性が気になって、どんな掛け合いをして、どういうお芝居になるのか楽しみでした。――真帆について、南さんはどういう女の子だと感じましたか?役作りに関しても教えてください。南自分に自信がなくて、不安を常に抱えているような繊細な女の子だったので、演じる上でもそこは意識しましたね。ただ、現場に入る前に作りこんだりという準備はあまりしていなくて。今回は監督とも役についてそんなにお話もしていなくて、自分の中でなんとなくイメージを持ちつつ、現場でとりあえずやってみる感じでした。――保健室で過ごすことの多い親友・あおいを常に気遣う優しい女の子で、優等生でもありますが、物語が進むにつれて、真帆が抱えている多面的な部分が見えてきます。南どこか自分でも「おかしい」と思っていて、自分の中でなにかが起きているのを感じつつ、でも頑張って「普通でいなきゃ」という意識を抱えているというところは、お芝居をしながらも感じていました。――普段から、役柄について論理的に組立てたり、セリフを繰り返し練習したりということはあまりしないんですか?南そうなんです。ただ、今回は監督から「こうして」「こういう感じに」と言われることがほとんどなく、自由にやらせていただきました。でもやっぱり、自分の頭の中で考えても、実際にやってみると、出てくるものが全然違うんですよね。むしろあれこれ考えずに目の前のお芝居に集中しようと。そんな感じです(笑)。――デビュー作『幼な子われらに生まれ』のときも、母親の再婚相手を演じた浅野忠信さんの演技に「素直に反応した」とおっしゃっていました。そうやって目の前の相手との対話ややりとりに反応するというのは今も変わらず?南そうですね、ずっとそういう感じです。だから、役作りとかについて、なかなか言葉で説明ができないんです(苦笑)。――そういう臨み方に“恐怖”は感じないですか?南「怖い」っていうのはあまりなくて、「楽しい」という感覚の方が大きいかなと思いますね。家でひとりで台本を読んでいても、相手のお芝居がどういうふうに来るのか全く分からないので、現場で実際にお芝居をしてみないと、自分のセリフもどんなふうに出てくるか分からないのですが、それが楽しいですね。「役を引きずることが全くないんです。役のせいでつらいと感じることもない」――「女子高生に全力で殺されたい!」と願う主人公の教師・春人を田中圭さんが演じると聞いたときの印象は?南「え?田中圭さん?どんな感じになるんだろう?」って思いました。実際に現場でお会いしたら、明るくてお茶目な方で、優しいし……、こんなテイストの作品ですけど(笑)、現場はすごく温かかったです。――本作の真帆は自分の中に“闇”を抱えている少女でしたが、これまでの作品でも、心の傷や葛藤、思春期ならではのコンプレックスや生きづらさなどを抱えた少女を多く演じてきました。そうした役を演じる撮影期間中は、どういう精神状態で過ごしているんですか?南それが私、役を引きずることが全くないんです。カットがかかると切り替わるような感じで、役のせいで「つらい」とか感じることは全然ないですね。――こうしたなにかを抱えた少女の役柄を演じる面白さ、役柄が自身に影響を与えてくれる部分はありますか?南こういう役と通じるところが自分の中にもあるというのは、いつも強く感じています。だからこそ実際にお芝居をしていて苦痛に感じるようなこともなくて、どちらかというとお芝居しやすいという感覚が強いんですよね。そういう意味で、素直に役の気持ちに寄り添い、共感することが多いし、演じていて面白いなと思います。――逆に、普通の人とかけ離れた狂気をはらんだ役であったり、『ドラゴン桜』で演じたような、今どきの明るい役の方が難しさを感じる部分もありますか?南そうですね、思いきり明るい役のときは、苦労した部分はありました。私自身はそんなに明るいタイプではないので(苦笑)。――今回のように学校を舞台にした作品で、同世代の俳優さんと共演する機会も増えてきたかと思います。南ここ最近、同世代の方とお芝居できることが増えてきて、新鮮です。作品で学校生活を体験しているような感覚で楽しいですね(笑)。――先ほどおっしゃっていたように、真帆とあおいの友情も作品の中で重要な要素のひとつとなっています。南さん自身は親友と呼べる存在はいらっしゃいますか?南出かけたりするのも母親が多くて、友達のような感じの関係性なんですよね。なんでも相談するかというと、そういうわけでもないけど(笑)、でもいつも一緒で安心感がありますね。反抗期みたいなことも全然なかったですし。――現場で同世代のみなさんとはどんなふうに距離を縮めたり、関係性を築いてるんですか?南私がそれを教えてほしいくらいです(笑)。――10代の半ばで女優としての活動を始めて、もうすぐ二十歳ですね。今年は大河ドラマへの出演もあり、周りから見ると理想的とも言えるような着実なステップアップを遂げているように思えますが、ご自身はここまでの道のりをどんなふうに受け止めていますか?南デビュー当時、なにか目標を掲げていたわけでもなく、とりあえず「お芝居をしたい!」ということしか考えていなかったし、今、自分で振り返ったり、考えたりすることもあまりないんですけど、でもここ最近、お芝居させていただける環境にいられるということが、すごく幸せなことなんだなというのを強く感じています。この先もそれが続いたらいいなと強く思っています。――10代でやり残したことはないですか?南どうでしょう(笑)?特に……ないかな?――20歳を迎える心境は?南よく聞かれるんですけど、自分の中では「誕生日だな……」くらいで特になにもなく(笑)。20歳とは関係ないですが、運転免許を取りたいかな?時間があれば。――運転してみたいんですか? 車で行きたいところとかありますか?南いや、一応、免許は持っておこうかな……と(笑)。取材・文:黒豆直樹撮影:川野結李歌『女子高生に殺されたい』上映中ぴあアプリでは南沙良さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2022年04月13日南沙良が主演を務め、共演に大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、玉木宏と豪華キャストを迎えた映画『この子は邪悪』が、世界三大ファンタスティック映画祭の一つであるポルト国際映画祭にて審査員スペシャルメンションを授与された。本作は、『嘘を愛する女』や『哀愁しんでれら』などクオリティの高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品を映画化。過去の事故により心に深い傷を負った心理療法室の院長の娘と、母の心神喪失の原因を探る青年が出会い、次第に恐ろしい出来事へと巻き込まれていく…。この度、ポルトガルの都市ポルトで開催されたポルト国際映画祭において、本作はファンタジー部門審査員スペシャルメンションを授与された。1980年に始まったポルト国際映画祭は、ファンタジーとポルトを合わせた造語“ファンタスポルト”の愛称で親しまれ、シッチェス・カタロニア国際映画祭やブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の一つに数えられる。ファンタジーやホラー、SFなどのジャンル映画に特化し、過去には『セブン』(1996)、『キューブ』(1999)、『パンズ・ラビリンス』(2007)など数々の名作を輩出。近年では同じく「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」作品の『ゴーストマスター』(2020)が、昨年度はJホラー『樹海村』が最優秀作品賞を獲得しており、本年度も多数の邦画作品がノミネートされるなかでの審査員スペシャルメンション授与となった。本作の監督・脚本を務めた片岡翔は「この作品は脚本に3年かけ、完成までに4年の月日がかかりました。途中何度も挫けそうになることがあったけれども、素晴らしいスタッフとキャストに恵まれて出来上がった作品です。ポルト国際映画祭で上映させて頂き、そのうえ素敵な賞まで頂き本当に幸せなことだと思っています」と喜びをコメント。また、「このような時期でなければ、ぜひ現地に行って自分の映画を観たかったと残念に思いますが、これを機にまた新たな作品でポルト国際映画祭に参加できたら嬉しいです」と次回作への意欲ものぞかせた。本作で心理療法室院長の娘である花を演じるのは、初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でブルーリボン賞をはじめ数々の新人賞を受賞し、若手実力派として注目を集める南沙良。共演には、昨年CDデビューを果たし、俳優としても活躍の場を広げ今作が映画単独初出演となる大西流星(なにわ男子)。また、映画『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』からドラマ「真犯人フラグ」まで話題作に出演する桜井ユキ、『極主夫道 ザ・シネマ』やドラマ「桜の塔」、放送中のドラマ「マイファミリー」など幅広い役柄を演じている玉木宏らが出演する。『この子は邪悪』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この子は邪悪 2022年全国にて公開予定(C) 2022「この子は邪悪」製作委員会
2022年04月11日俳優の田中圭が「女子高生に殺されたい」と不穏な台詞を口にする展開が注目されている、映画『女子高生に殺されたい』(公開中)。漫画家・古屋兎丸氏による同名コミックを実写化した同作は、女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人(田中)の9年間に及ぶ、前代未聞の “自分”殺害計画を描く。今回は、主人公の春人を演じた田中と、春人の計画に巻き込まれる女子高生・佐々木真帆を演じた南沙良にインタビュー。「伸び代しかない」南たちを教師役の立場から見ていた田中は、若い役者たちの姿から刺激を受けていたという。○■演技を見て「すごいじゃん」――今回の共演でお互いの印象はいかがでしたか?南:私は幼い頃から田中さんのことをテレビで拝見していたので、明るくて無邪気でかわいらしいイメージが強かったんですけど、実際お会いしてお話ししてみてその印象は変わらなかったです。優しい方ですし、無邪気でかわいらしいです(笑)田中:本当に!? 現場で無邪気さ出してなかったよ! 隠していたはずなのに、恥ずかしいな(笑)。他のキャストがすごく若かったというのもあるし、コロナ禍で本当にお話ができなかったから。スタンバイ中や楽屋でもみんなソーシャルディスタンスをとっていて、本を読んでる人もいれば、休んでる子もいるし、コミュニケーションが取りにくくて。南:そうでしたね。田中:僕からの印象は、とにかく静かで「絶対、人見知りだ」というところからの初対面でした。僕はコロナ禍じゃなければガンガンしゃべりかけるタイプですが、世代の差もあったし今回はあまりしゃべりかけられなくて「一緒にお仕事をしていて申し訳ない」くらいに思っていました(笑)。でも、お芝居に対しての取り組み方は本当にかっこいい。難しい役だったので、現場で沙良ちゃんのお芝居を見た時にプロデューサーと一緒に「すごいじゃん」という話をしていました。素敵な女優さんで、今後が楽しみだな、と。――南さんはどんどん色々な作品にも出られていますが、その勢いも感じましたか?田中:感じました。ちょうど撮影の時にも賞を獲られていて。南:嬉しいです。褒めていただけて恥ずかしいですけど……光栄です。難しい役なので自分でもどうやってお芝居をしたらいいのか掴むのが大変でしたが、田中さんがすごく狂気に満ちていたので、私も感情を引き出されて、感謝しています。――今回演じられたキャラクターには強さを感じる一面もありましたが、お二人が自分で「ここは強い」と思うのはどのようなところでしょうか?南:人見知りがすごい強くて……。2人:(笑)南:いつも、人と打ち解けるのに時間がかかります。田中:別に人見知りでもいいじゃないか、とも思うよ。打ちとければ、しゃべるんでしょう?南:なんとなくは。田中:なんとなくでいいんですよ。南:でも、夜は強いです。あまり眠くならなくて、いつまででも起きていられるので、遅い撮影とかも大丈夫です。田中:僕は……何ですかね? 基本的に強い!2人:(笑)田中:いや、わからないな……たとえばメンタル面で色々と気にしないという強さはあると思うのですが、もちろん羞恥心も持っているし。実は誰が強くて誰が弱いのか、見た通りではないこともある。ただ、僕も夜は強いです。なんなら撮影が終わるワンシーン前とかが1番元気です。終わりが見えてきたらすごい元気になります(笑)○■高校生の時は「推しを…」「ちょっと不真面目」――ちなみに、タイトルにもなっている「女子高生」時代はどのように過ごされていましたか?南:私は、常に“推し”をおっかけて生活していました(笑)。女子高生時代に限らず、小さい時から今も変わりません。中学生の時に初めてコミケに行って、そこから毎年行っています。――アニメなどがお好きなんですよね。“推し”は誰なんですか?南:ヒプマイ(ヒプノシスマイク)の白膠木簓と、B-PROJECTの阿修悠太が大好きで、かわいいし存在だけで元気をもらって「私も頑張ろう」という気持ちになれます。――田中さんの高校時代はいかがでしたか?田中:僕が高校の時は勉強もドロップアウトしていたし、バイトしながら仕事のオーディションに行って、彼女と過ごして、青春をしているようなしていないような日々でした。――その時からの夢を今叶えているということでしょうか?田中:夢と言えるほどの夢でもなかったかもしれません。ここまでずっとこのお仕事をするようになっていくなんてまったく思っていなかったし、すごく普通の高校生でした。でも、普通の人よりは、ちょっと不真面目だったかな(笑)。楽しかったし、今回も僕は沙良ちゃんをはじめとした若いキャストの姿を見て、毎日「いいな」と思っていました。伸び代しかないじゃないですか。これからいくらでも作れるし、壊せる。ある程度年齢を重ねると、自分が積み上げたものを一度壊すのも大変なんです。今回キラキラしている皆さんとお仕事できて、役者云々ではなく刺激をもらっていました。――ありがとうございます。改めて、今作での見どころも教えてください。南:もともと原作を読ませていただいていたので、私自身完成した作品を見るのが楽しみでした。先の読めない展開で、色々なところから色々なものが飛んでくると思うので、楽しんでもらえたらなと思います。田中:変わった願望を持っている春人が9年間を使って練った「自分殺害計画」が、緻密な脚本になり、先の読めない展開の面白さになっています。加えて映像もすごくかっこいいので、その2つはぜひ見てください。あとはぜひ複数回見て、2回目は僕のセリフに注目してみると、実は笑えるところもあると思います。■田中圭1984年7月10日生まれ、東京都出身。ドラマ『WATER BOYS』(03年)で注目を集め多数の映画、ドラマに出演。2018年の主演ドラマ『おっさんずラブ』で大ブレイク。主な出演作にドラマ&映画『図書館戦争』シリーズ(13、15年)、『相棒シリーズ X DAY』(13年)、『スマホを落としただけなのに』(18年)、『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』(19年)、『mellow』(20年)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21年)、『総理の夫』(21年)、『そして、バトンは渡された』(21年)、『あなたの番です 劇場版』(21年)などがある。■南沙良2002年6月11日生まれ、東京都出身。映画『幼な子われらに生まれ』(17年)で女優デビュー。初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18年)で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価される。その他、映画『居眠り磐音』(19年)、『もみの家』(20年)、ドラマ『うつ病九段』(20年)、『六畳間のピアノマン』『ドラゴン桜』(21年)、映画『太陽は動かない』(21年)、Netflix映画『彼女』(21年)など、出演作多数。2022年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や、ZIP!朝ドラマ『サヨウナラのその前に Fantastic 31 Days』などに出演。映画『この子は邪悪』(22年)では主演を務める。
2022年04月06日映画『女子高生に殺されたい』(4月1日公開)の公開記念舞台挨拶が都内で行われ、田中圭、南沙良、河合優実、莉子、茅島みずき、細田佳央太、城定秀夫監督が登場した。同作は漫画家・古屋兎丸の画業20周年記念作品として発表された同名コミックの実写化作。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人(田中)の9年間に及ぶ、前代未聞の “自分”殺害計画を描く。演じた役について「簡単な言葉で言ってしまえば、1番皆さんに馴染みある言葉で『変態』」と言いつつ、映画を見た友人からは「応援したくなった」と言われ嬉しかったという田中。南は「見てもらったら分かると思うんですけど、狂気、変態さが普段の田中さんからは想像できないようなものになってる」とギャップを明かす。莉子は「2人だけのシーンが多かったんですけど、私がTikTokをやっていることを知ってていただいて、『TikTokってどうやってやるの?』ということを聞かれた印象がすごくあって。私たちの世代にも目線を合わせて話題を作って下さる田中さんはやっぱりプロだなと感じました」と感謝。田中は「会話の糸口を必死で見つけようとして……」と苦笑する一方で、「僕はやらないですけれども、みんなで宣伝でやったら、慣れているのかなと思ってたけどめちゃめちゃ戸惑ってた」と振り返り、「いつの時代も戸惑うんだなと思いました」とまとめていた。
2022年04月02日女優の南沙良が、俳優の山田孝之が監督を務める映画『沙良ちゃんの休日』(5月6日公開)で主演に起用されることが10日、わかった。同作は、“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画を、オムニバス形式で4シーズンに分けて公開するプロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」の第3弾にラインナップされる。同作では、昨年山田が監督を務めた映画『ゾッキ』にも出演した南が主演し、山田がメガホンをとる。また、Season2でタッグを組んだ紀里谷和明監督も出演予定。今回の主演抜てきを受け、南は「またご一緒できたらと思っていたのでとても嬉しかったです」とコメント。「山田監督とお会いする度に、なんだか背筋が伸びる気持ちになります。丁寧に説明していただき、お芝居をしやすい環境を作ってくださる」と山田への感謝の気持ちを話した。タイトルを聞いた感想を聞かれると「作品名だけ聞いた時は、頭の中が『?』マークで埋まりました……!」と内容が予想できなかったことを明かし、沖縄で行われた撮影についても「天候とおいしいご飯に恵まれ、肩の力を抜いて撮影することができました。また今回は、“南沙良”として撮影に臨んだのでなんだか不思議な感覚でしたが、とても楽しい撮影でした」と振り返った。コメントは以下の通り。■山田孝之与えられたのは自由な表現の時間。制限が無いと聞けば、人は自分で制限をどんどん増やすから面白い。予算は? 日数は? 人数は? 機材は? 納品は? 自分一人スマホを片手に佇むこともできるし、熟考の末予算を増やし結集させることもできるだろう。5分〜15分の短い時間の意味は、強さも弱さも全てを含めた己との戦いから始まる。既に100で恐れているから未来は明るい。
2022年03月10日2022年1月21日、俳優の仲里依紗さんがInstagramを更新。公開された5枚の写真に、反響が上がっています。仲里依紗「髪をサラサラにしたら…」ハイセンスでカラフルなファッションをすることで知られる、仲さん。身に着ける小物や洋服に合わせてか、近年ではブルーやハイトーンカラーのヘアスタイルを楽しんでいました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 仲里依紗 RIISA NAKA(@riisa1018naka)がシェアした投稿 同日、仲さんは暗めのヘアカラーにしたことをInstagramで報告。「髪をサラサラにしたら女優みたいになってウケる」という冗談とともに、投稿された写真をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 仲里依紗 RIISA NAKA(@riisa1018naka)がシェアした投稿 美しいサラサラヘアを披露する仲さん…の後ろには、同じく俳優で夫の中尾明慶さんが写っています!自然でやわらかな笑顔を浮かべる2人。写真からは、夫婦の仲のよさが見て取れますね。投稿には19万件以上の『いいね』と、ファンから「きれいすぎる」「最高のツーショット」「仲よしで素敵」などのコメントが殺到しました。おしどり夫婦としても知られる、仲さんと中尾さん。今後も2人は、テレビドラマや映画にとどまらず、YouTubeやSNSなど、マルチな活躍で私たちを魅了してくれるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年01月26日俳優の今井翼、女優の南沙良、声優の森川智之が26日、都内で行われた「Amazonオーディブル 戦略発表会 2022」に出席した。世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazonオーディブル(以下、オーディブル)は、1月27日より日本向けの会員プランを定額「聴き放題」制へ移行。オーディブル会員は、12万以上のオーディオブックとポッドキャストの対象作品を聴き放題で楽しめる。この移行に伴い、新たな作品を配信開始する。新たな作品として、DCコミック『The Sandman(サンドマン)』の日本語音声版を制作。ナレーターを今井翼、サンドマン役を森川智之、デス役を南沙良が演じる。今井は「初めてオーディブルに参加させていただいたんですけど、とても重厚感のあるサンドマンが日本に初上陸ということで、記念すべきときにナレーションを担当させていただけるというのは非常に光栄なことですね」とコメント。南は「初めて挑戦するジャンルのお仕事だったので不安はあったんですけど、とても光栄な気持ちで思い切って挑戦させていただきました」と語った。森川は「お話をいただいたときに声優冥利に尽きるというか、声優の起源は、ラジオドラマからなんです」と説明した上で、「時代を経て新しいコンテンツ、オーディブルとして、最新の技術を使ったオーディオでドラマを作れるその一端を担えるということで、すごく光栄に思うしうれしく感じました」と喜びを語った。
2022年01月26日女優の仲里依紗が出演する、リクルート・SUUMOの新CM「仲さんの写真いっぱいでイメージふくらむ」編が、26日より放送される。新CMでは、仲がエレベーターの壁にもたれかかりながら「忙しい……住まい探しをする暇ない」と悩みを吐露する。すると突然エレベーターのドアが開き、物件写真がたくさん浮かんだ空間が目の前に現れ、スーモに手を引かれながら物件写真を見てまわる。そして住まい探しを楽しんだ仲が、「いい物件みっけ!」と満面の笑みで喜びを表現する。「忙しい。住まい探しする暇ない」というセリフの撮影では、監督からの指示を受けてすぐにいろいろなバリエーションを披露。また、「いい物件みっけ!」と言うシーンは、本当に優良物件を見つけたかのようなリアルなリアクションと表情を見せていた。■仲里依紗インタビュー――今回のCMが決まった感想は?家を見るのが大好きで、SUUMOで毎日物件の検索をしていたのですごくうれしかったです。今の家もSUUMOで探しましたし、次の家も探し中です。――CM撮影を終えられた感想は?やっぱり忙しい合間にも簡単に家探しができるということを伝えたいと思い撮影しました。私自身も同じ立場なので、リアルなCM撮影になったのが良かったです。あとスーモと初めて共演できてとても嬉しかったです。――今のお住まいの満足度は?もう少し広さが欲しいと思いますが95点です。日当たりがいいところがすごく好きです。だから観葉植物がどんどん伸びます。日当たりが良すぎて、観葉植物も常夏だと思ってそうです(笑)。――憧れの物件は?すごくサウナが好きで、サウナ付き物件が最近増えてきているので気になります。あと両親が来たときのために、ゲストルームが付いている物件も憧れます。――2022年の抱負を漢字1文字で表すと?「虹」です。人生色鮮やかにということです。カラフルが大好きなので、「虹」という1文字にしました。いろんなことが起きても、カラフルにハッピーに立ち向かおうという意味です。
2022年01月25日映画『この子は邪悪』が、2022年9月1日(木)に公開される。主演は南沙良、なにわ男子・大西流星も出演。不可思議な“家族と愛”の物語『この子は邪悪』は、『嘘を愛する女』『哀愁しんでれら』『先生、私の隣に座っていただけませんか?』といった作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品を映画化するもの。かつて一家で交通事故に遭った家族が、“恐ろしい出来事”へと巻き込まれていき...。観るものを引き込む不可思議なストーリーで、「家族」や「愛」の形を描く。<映画『この子は邪悪』あらすじ>かつて一家で交通事故に遭い、心に傷を負った少女・窪花。心理療法室を営む父・司朗は脚に障害が残り、母・繭子は植物状態に、妹・月は顔に火傷を負った。そんな花のもとに、自分の母の奇病の原因を探る少年・四井純が訪れる。やがて花は純と心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年ぶりに目を覚ました繭子を連れて家に帰って来る。司朗は“奇跡が起きた”と久々の家族団らんを喜ぶが、花は“あの人はお母さんじゃない”と違和感を覚える。その時、街では謎の奇病が広がっていた・・・。主演に南沙良&共演に“なにわ男子”大西流星主人公・窪花(くぼはな)...南沙良かつて一家で大きな交通事故に遭ったことで、心に深い傷を抱える主人公。植物状態から目を覚ました母に違和感を覚えて...。主演を務めるのは、初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でブルーリボン賞をはじめ数々の新人賞を受賞し、話題を集めた女優・南沙良。2021年は日曜劇場「ドラゴン桜」、2022年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演した、注目の若手実力派女優だ。四井純(よついじゅん)...なにわ男子・大西流星花と出会い、心を通わせていく高校生。演じるのは、2021年にCDデビューを果たし、ドラマ「鹿楓堂よついろ日和」などで俳優としても活躍の場を広げているなにわ男子・大西流星。大西流星単独で映画出演するのは初となる。窪繭子(くぼまゆこ)...桜井ユキ交通事故で5年間植物状態だったはずの花の母親。ある日突然、植物状態から目を覚ますが...。担当する桜井ユキは、映画『コンフィデンスマン JP -ロマンス編-』などに出演し、ドラマ「真犯人フラグ」での怪演も話題を集めている。窪司朗(くぼしろう)...玉木宏花の父親で、何よりも家族のことを大切に思っている心理療法室の院長。『映画 極主夫道』やドラマ「桜の塔」、大河ドラマ「青天を衝け」など、幅広い役柄をこなす玉木宏が脇を固める。片岡翔が描く衝撃のエンディングに注目監督・脚本は、脚本家として『町田くんの世界』や『ノイズ』、ドラマ「ネメシス」などを手がけ、『さよなら、ムッシュ』をはじめ3冊の小説を執筆している片岡翔。長編3作目となる映画『この子は邪悪』について、片岡翔は「先の読めない展開を練りに練り、想像できないエンディングを用意しています。観て損はさせません」と意気込みを寄せており、スリリングな展開や衝撃の結末が見どころとなりそうだ。ちなみに、『この子は邪悪』の物語の中心となる窪家は当初洋館をイメージしていたが、美術からの「あえて和風にしたら面白いのでは?」というアイディアにより、障子や飾り絵が美しい日本家屋に決定。作家・澁澤龍彦の自宅を参考に洋風なソファなどの家具を置く事で、和洋折衷な邸宅空間を演出している。主題歌はゲスの極み乙女 「 悪夢のおまけ 」主題歌は、ゲスの極み乙女が書き下ろした新曲「悪夢のおまけ」。ボーカル /ギターの川谷絵音は「“ゲスの極み乙女では『泣きながら踊る』をテーマに曲を書いてきましたが、今回は『壊れながら踊る』が根本にあります。それは映画を見ればわかります。」とコメントを寄せている。【詳細】映画『この子は邪悪』公開日:2022年9月1日(木)監督・脚本:片岡翔出演:南沙良、大西流星、桜井ユキ、渡辺さくら、桜木梨奈、稲川実代子、二ノ宮隆太郎、玉木宏製作:「この子は邪悪」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント、ハピネットファントム・スタジオ、C&I エンタテインメント、TC エンタテインメント)製作幹事:カルチュア・エンタテインメント制作プロダクション:C&I エンタテインメント、Lamp.配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017 準グランプリ作品企画 GREEN FUNDING 賞2022年/カラー/シネマスコープ/5.1ch/100分/映倫区分:PG12
2022年01月20日南沙良主演映画『この子は邪悪』の公開が決定。恐ろしい出来事へと巻き込まれていく女子高生を演じる。心理療法室院長・窪司朗の娘である花は、かつて一家で交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り、母は植物状態に、妹は顔に重度の火傷を負った。その事故で心に深い傷を抱えていた花のもとに、母の心神喪失の原因を探る高校生・四井純が現れる。花は、純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は違和感を覚える。「この人、お母さんじゃない」――。本作は、『嘘を愛する女』『哀愁しんでれら』『先生、私の隣に座っていただけませんか?』などを輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品の映画化。脚本家として『町田くんの世界』や『ノイズ』などに携わり、本作が長編3作目となる片岡翔が監督を務める本作。片岡監督は「先の読めない展開を練りに練り、想像できないエンディングを用意しています。観て損はさせません」と公開に向けて語った。「ドラゴン桜」『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』などに出演した南さんが演じるのは、主人公・窪花。一家で大きな交通事故に遭ったことで、心に深い傷を抱える役どころで、シリアスな演技に挑戦。南さんは「過去に辛い経験があり暗いものを抱えている難しい役でしたが、とてもあたたかい現場でリラックスしてお芝居をすることが出来ました」と撮影をふり返り、「お芝居をしているなかで、この物語の不思議な世界観に、私自身引き込まれる瞬間が何度かありました。家族の形というものが複雑化していく中で、『愛』の形を考えることのできる作品だと思いますので、皆様是非ご覧ください」とメッセージを寄せている。また、単独では初の映画出演となる「なにわ男子」大西流星が、花と出会い、心を通わせていく高校生・四井純。玉木宏が、花の父親で心理療法室の院長・窪司朗。「真犯人フラグ」での怪演が話題の桜井ユキが、ある日突然、父が連れて帰ってくる植物状態だったはずの花の母親・窪繭子を演じることも明らかになった。▼キャストコメント・南沙良過去に辛い経験があり暗いものを抱えている難しい役でしたが、とてもあたたかい現場でリラックスしてお芝居をすることが出来ました。初めて共演させていただいた大西さんは、お芝居の合間に台本を確認していたりとても真面目な印象が残っています。今回、初めて挑戦させていただくテイストの作品だったので少し緊張していましたが、監督とお話を重ねながら丁寧にお芝居をさせていただきました。お芝居をしているなかで、この物語の不思議な世界観に、私自身引き込まれる瞬間が何度かありました。家族の形というものが複雑化していく中で、「愛」の形を考えることのできる作品だと思いますので、皆様是非ご覧ください。・大西流星僕が演じた四井純くんは、名前の通りとても純粋で、母親の謎の病の原因を探るべく自分から行動できる子です。実際の僕自身より遥かに大人で逞しいなと思いました。普段感じることのない感情になり、演じるのは難しかったですが、監督と話し合いながら純くんの人柄や作品の世界観を作り上げることができ、自分にとって勉強となる時間でした。南さんは年下ながら、僕よりしっかりとされていて、自分を持っている俳優さんです。玉木さんは色々と気に掛けてくださり、撮影中はまだCDデビューが決まっていなかったので、「デビューできるといいね」と仰ってくださったのも嬉しかったです。『この子は邪悪』は不思議な世界観で引き込まれていく映画となっています。人間模様がリアルに描かれており、所々ヒヤッとするシーンもあります。様々なキャラクターの視点でご覧いただくと、より楽しめると思います。・桜井ユキ脚本の前半は隙のない完璧な母親というイメージだったのですが、後半にかけての変化に「完璧」を求めるからこその脆さ、揺るがない思いに自分が演じる役ながらも恐怖を感じました。現場の思い出は、真夏だった事もありとにかく暑かったです(笑)。ただ、そんな中の連日の撮影だったので夏の思い出みたいな現場でした。その中でも家族全員で集まるシーンはとても印象深く残っています。幸せなシーン、シリアスなシーン、両方とも。「~だろう」をたくさん裏切られていく映画です。様々な愛の形を皆さまに観て頂きたいですし、最後まで見届けて頂けたらと思います。・玉木宏台本を読み終わった時、静かで怖くて不思議な話だけど、共感出来る。そう思いました。私が演じたのは何の変哲もない、妻や子供、家族に対し愛情深い男です。この作品の中で起こることは、実際には起こり得ない事だと思いますが、もしかしたら、いつかどこかで起こり得るかもしれないと思わされる怖さがあります。南さんは、凛とした佇まいで、静かな強さを感じる女性でした。撮影は酷暑で、皆朦朧としながら撮影していましたが、南さんは集中力が高く頼もしかったです。大西くんは、撮影時はまだ「なにわ男子」としてのデビュー前でしたが、真摯に撮影に臨む姿がキラキラしていて、心根の優しさもある華のある男性だと思いました。人が当たり前に抱いている家族を想う事、人を想う感情をグルッと回ってもう一度考えさせられる様な不思議な魅力のある映画だと思います。ご期待ください。『この子は邪悪』は2022年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:この子は邪悪 2022年全国にて公開予定(C) 2022「この子は邪悪」製作委員会
2022年01月17日女優の南沙良が映画『この子は邪悪』(2022年公開)の主演を務めることが17日、明らかになった。同作はオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品の映画化作。心理療法室院長・窪司朗(玉木宏)の娘である花(南)はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り母(桜井ユキ)は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負った。その事故で心に深い傷を抱えていた花のもとに、母の心神喪失の原因を探る高校生・四井純(大西流星)が訪れる。花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は「この人、お母さんじゃない」と違和感を覚える。主人公・窪花を演じるのは、初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でブルーリボン賞をはじめ数々の新人賞を受賞し、若手実力派として注目を集める南。現在OA中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源頼朝の愛娘・大姫役を演じ、昨年は日曜劇場『ドラゴン桜』でも話題を呼んでいる。今回は暗い過去を持つシリアスな役柄に挑戦し、かつて一家で大きな交通事故に遭ったことで、心に深い傷を抱える花を繊細に演じている。共演には昨年CDデビューを果たし、俳優としても活躍の場を広げ、ドラマ『鹿楓堂よついろ日和』に出演中の大西流星(なにわ男子)が単独で初の映画出演。花の父親で、何よりも家族のことを大切に思っている心理療法室の院長・窪司朗を玉木宏、交通事故で5年間植物状態だったはずの花の母親・窪繭子を桜井ユキが演じる。監督・脚本を務めた片岡翔は、本作が長編3作目。これまでに、脚本家として『町田くんの世界』や『ノイズ』、ドラマ『ネメシス』などに携わる。また、2017年には小説「さよなら、ムッシュ」を発表し、今までに3冊の小説を執筆している。○南沙良 コメント過去に辛い経験があり暗いものを抱えている難しい役でしたが、とてもあたたかい現場でリラックスしてお芝居をすることが出来ました。初めて共演させていただいた大西さんは、お芝居の合間に台本を確認していたりとても真面目な印象が残っています。今回、初めて挑戦させていただくテイストの作品だったので少し緊張していましたが、監督とお話を重ねながら丁寧にお芝居をさせていただきました。お芝居をしているなかで、この物語の不思議な世界観に、私自身引き込まれる瞬間が何度かありました。家族の形というものが複雑化していく中で、「愛」の形を考えることのできる作品だと思いますので、皆様是非ご覧ください。○大西流星 コメント僕が演じた四井純くんは、名前の通りとても純粋で、母親の謎の病の原因を探るべく自分から行動できる子です。実際の僕自身より遥かに大人で逞しいなと思いました。普段感じることのない感情になり、演じるのは難しかったですが、監督と話し合いながら純くんの人柄や作品の世界観を作り上げることができ、自分にとって勉強となる時間でした。南さんは年下ながら、僕よりしっかりとされていて、自分を持っている俳優さんです。玉木さんは色々と気に掛けてくださり、撮影中はまだCDデビューが決まっていなかったので、「デビューできるといいね」と仰ってくださったのも嬉しかったです。『この子は邪悪』は不思議な世界観で引き込まれていく映画となっています。人間模様がリアルに描かれており、所々ヒヤッとするシーンもあります。様々なキャラクターの視点でご覧いただくと、より楽しめると思います。○桜井ユキ コメント脚本の前半は隙のない完璧な母親というイメージだったのですが、後半にかけての変化に「完璧」を求めるからこその脆さ、揺るがない思いに自分が演じる役ながらも恐怖を感じました。現場の思い出は、真夏だった事もありとにかく暑かったです(笑)。ただ、そんな中の連日の撮影だったので夏の思い出みたいな現場でした。その中でも家族全員で集まるシーンはとても印象深く残っています。幸せなシーン、シリアスなシーン、両方とも。「〜だろう」をたくさん裏切られていく映画です。様々な愛の形を皆さまに観て頂きたいですし、最後まで見届けて頂けたらと思います。○玉木宏 コメント台本を読み終わった時、静かで怖くて不思議な話だけど、共感出来る。そう思いました。私が演じたのは何の変哲もない、妻や子供、家族に対し愛情深い男です。この作品の中で起こることは、実際には起こり得ない事だと思いますが、もしかしたら、いつかどこかで起こり得るかもしれないと思わされる怖さがあります。南さんは、凛とした佇まいで、静かな強さを感じる女性でした。撮影は酷暑で、皆朦朧としながら撮影していましたが、南さんは集中力が高く頼もしかったです。大西くんは、撮影時はまだ「なにわ男子」としてのデビュー前でしたが、真摯に撮影に臨む姿がキラキラしていて、心根の優しさもある華のある男性だと思いました。人が当たり前に抱いている家族を想う事、人を想う感情をグルッと回ってもう一度考えさせられる様な不思議な魅力のある映画だと思います。ご期待ください。○監督・脚本:片岡翔 コメント脚本に四年、三十回以上の改稿を重ねた本作。ちょっと異常とも言えるその脚本に、素晴らしいキャスト、スタッフが集ってくださり、感謝の気持ちで一杯です。皆様のおかげで、誰も観たことがないような、最高に面白い映画ができました。主人公の花は物凄く繊細な感情表現が求められる役なのですが、南さんは僕が求めていることを少ない言葉で理解して、一発で的を射抜いてくる。その感覚の鋭さ、天才性に驚きました。大西さんは撮影中の成長が凄まじく、クライマックスでは仕事を忘れて見入ってしまうほどの芝居を見せてくれました。今後、俳優としても大活躍されるだろうと確信しています。普段あまり映画を観ない方にも、映画好きな方にも楽しんでもらえる作品を目指して作りました。先の読めない展開を練りに練り、想像できないエンディングを用意しています。観て損はさせません。是非劇場のスクリーンでご覧頂きたいです。(C) 2022「この子は邪悪」製作委員会
2022年01月17日女優の南沙良が出演する、ポケモン・ポケモンカードの新CM「それぞれの出会い」編が、12月1日より放送される。新CMでは、ポケモンカードをまだあまり知らない南が、子どもから大人まで多くの人たちがパックを開封する様子を見て回り、様々なカードを知っていく。最後には南自身もパックを開封し、初めてポケモンカードを手にするという内容だ。撮影数日前に初めてポケモンカードをプレイしたという南。現場では共演した子供から同ゲームを教えてもらう場面も見られ、初めて見るカードに興味津々の様子だった。また、撮影の待ち時間にはマネージャーと対戦する姿も。ポケモンカードの先輩である子供たちに教えてもらいながら、善戦するが負けてしまい、悔しがる姿に現場は和やかな雰囲気に包まれた。■南沙良インタビュー――今回のCM撮影はいかがでしたか?楽しかったです。私自身、ポケモンカードゲームを始めたばかりだったので、今回の撮影をすごく楽しみにしていました。――好きなポケモンはなんですか?「カムカメ」というポケモンなんですけど、好きというか、マネージャーさんに少し似ていて、なんか……親近感を覚えました。――好きなポケモンカードはなんですか?始めたばかりでまだすごく初心者なんですけど、好きなカードは「ホップ」です。「ホップ」をすごく信頼しています。お気に入りのポイントは、自分の山札を3枚引けるところです。――ポケモンカードゲームをやってみてどうでしたか?まだ数回しか対戦したことがないんですけど、マネージャーさんと、今日も待ち時間に対戦していました。私自身、すごく頭を使うカードゲームが苦手というかすごく得意じゃなくて、トランプとかもいつも負けていたんですけど、だからポケモンカードゲームって難しいイメージがあって、でも説明を聞いてから、やり始めたら意外と難しくなくて、気づいたら夢中になっていました。――学生との撮影もありましたが、どんな学生生活を送っていましたか?私は学生らしい学生生活がなかったんですけど、割と、端っこで本とか呼んでいるタイプの学生だった気がします。――今回のCMはカードとの出会いがテーマになっていますが、最近なにか素敵な出会いはありましたか?私、すごくサメが好きなんですけど、この間水族館に行ったら、ホホジロザメの剥製があって、すごくテンションが上がりました。素敵な出会いだなと。――最後にみなさんへメッセージをお願いいたします。今回のCMでは、出会いの期待感やワクワク感が表現されています。みなさんもぜひポケモンカードゲームを通して、素敵な出会いを体験してみてください。
2021年11月26日女優の宮沢りえ、南沙良が出演する、江崎グリコ「ポッキーチョコレート」のWEBムービー「娘の帰省、家族の絆」編が22日、公開された。宮沢と南が親子役で共演する「ポッキーと、とある家族の物語」シリーズの第10作目となる今作は、「キモチ重なる、キズナ深まる。」というテーマのもと、ポッキーを分かち合うことでお互いの胸の内を理解し、心を通わせ合う“家族の絆”がテーマの物語である。16歳から同シリーズに出演し、今年で19歳になった南。撮影セッティング中、宮沢がふと思い出したようにスマホを取り出し、「これ、沙良ちゃんと同じぐらいの年齢の時の私」と自身の写真を披露する場面が。南が「美しい……」とつぶやくと、宮沢は「この頃は色々変化があって大変なのに、沙良ちゃんはとても落ち着いていて、すごいよね」と称賛。そして「私も沙良ちゃんみたいな落ち着きがほしいな(笑)」と茶目っ気たっぷりに話していた。
2021年10月22日女優の仲里依紗さんが、YouTubeチャンネル『仲里依紗です。』で、ちょっと斬新な『お風呂動画』を公開中です。いつも忙しそうな仲さんですが、この日、仕事が終わって帰宅したのは、なんと午前3時過ぎ。そこから、YouTubeの動画撮影をしようというのですから、頭が下がります。今回は編集時間がとれないということで、ノーカットでお風呂の動画を撮影しようとしたようなのですが…。ここで、ある悲しい事実に気づいてしまいます。「最悪~」と連発する仲さん。一体何があったのでしょうか。早速、動画をご覧ください。疲れ果てた1日の終わりに、ゆっくり湯船につかろうとして、湯をはっていないことに気づいたときのショック…筆者も経験者なので、痛いほど分かります。どっと疲れが増したような気になるんですよね。でも、そこで動画を諦めないのが、仲さんのすごいところ。いかに早くシャワーを浴びられるのか『世界新記録』を目指す、とコンセプトも気持ちも切り替えて、ノーカット動画の撮影を続行します。カメラのアングルの都合上、ヤンキー座りになってしまった仲さんが浴室に消えた後、ひたすら映し出されるのは、一部モザイクのかかった洗面所の風景。そして、シャワーの音混じりに、仲さんの実況が聞こえてきます。思っていたのとはだいぶ違う『お風呂動画』を前に、待つこと約10分…。浴室から出てきた仲さんは、この間、ずっと待たされていた視聴者のことを「大丈夫かな」と心配していましたが、意外にも「面白かった」「この感じ大好物」と、視聴者には大好評だったようです。動画を撮影しながらの慌ただしいシャワータイムに、仲さんの疲れは癒えなかったかもしれません。きっと、この動画を見た人は、そんなありのままをさらけ出してくれる仲さんの様子と、猫の『おかか』ちゃんとのかけ合いに、癒されたのではないでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年09月30日一般的に休日とされる土曜日。しかし、子供を持つ親にとっては「家事に追われる土曜日」でもあります。女優の仲里依紗さんのYouTubeチャンネル『仲里依紗です。』の動画でも、土曜の大変さについて熱く語っています。土曜日といえば、洗濯物がいつもより多いのは子供を育てる家庭ではよくある話です。1週間学校で使った体操着などが一気に出されるため、休日にもかかわらず洗濯は休むことができません。さらに、いつもは給食を食べている子供たちが家にいるとなると、朝食のあとすぐに昼食、あっという間に夕飯の時間がやってきます。『作って食べて』の繰り返しだけでもぐったりするのに、キッチンにはあっという間にコップやグラスが溜まります。このように、休日の家事に対する愚痴を誰しも持っているのではないでしょうか。仲里依紗さんが動画の中で話しているのは『土曜日の上履き』と『天気がいいがためにやらねばならない家事』について。土曜日の仲里依紗さんの愚痴ざんまいは、YouTube動画をご覧ください。友達と愚痴をいっているかのような錯覚を起こし、不思議と気分がスカッとするかもしれません。仲里依紗さんの愚痴に共感する人も少なくないはずです。晴れた土曜日の使命感には共感しかありません。洗って干して洗って干して、天気がよくて嬉しいはずの土曜日は、逆に疲れてしまいます。仲里依紗さんに合わせて「がんばれ、がんばれ、お母さん」と自分を奮い立たせながら、土曜日を乗り越えたいですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年07月25日■前回のあらすじケガの後もずっとフォローを続けてくれる直樹コーチ。そんな彼に、沙里は思わず夫・涼太の文句を言ってしまって… >>1話目を見る 夫が二日酔いで帰ってきたときに「俺はお前と美優のために生きてるわけじゃない。家から出ていけ」と言われてからすでに何日も経っていましたが、ずっと夫からは無視され続けていました。そんなある日。美優が学校に行っている昼間の時間帯に、直樹コーチから連絡が来ました。奥さんとの夫婦仲が冷え切っていることを相談され、私の相談にも乗ってもらったりしているうちに話は盛り上がり…コーチの過去の話になりました。次回に続く(全31話)毎日21時更新!ウーマンエキサイトのTwitter( @WomanExcite )をフォローすると、このマンガの更新を最速でお知らせ!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2021年07月03日女優の南沙良、お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春、千葉のローカルスター・ジャガーらが、21日より放送される日清食品「カップヌードル」新CM「8つの味」編(15秒、30秒)に出演する。今回のCMは、今年で発売50周年を迎える「カップヌードル」8つの定番の味をアピールする映像をそれぞれ制作。合計8本の映像を分割画面で同時に放映するという新しい手法にチャレンジしている。CM画面中央の南が「今からカップヌードルのいろんな味のCMを同時に流すよ! 好きな味を一つ選んでこうやって見てね!」と、映像の見方をジェスチャーを交えながら説明し、「ではスタート」と掛け声をかけると、8つの映像が一斉に開始。そして、中央の画面でダンスを披露し、おにぎりを食べ、お茶を飲む南と全くリンクすることなく、中央下の画面では、庄司がチーズ星人と再共演を果たし、中段右の画面には千葉のローカルスター・ジャガーが登場する。CM撮影時、南は他の画面との相性などを検証するため、様々なパターンのセリフや演技に挑戦。数え切れないほどのテイクを重ねたという。
2021年05月21日ヴィーガン素材への切り替えや残布・残糸の活用など、より良い未来のために動きだすブランドが続々登場中。注目女優の南沙良さんが、軽やかに着こなします。服を生まれ変わらせる。アップサイクルなものづくり。残布を繋ぎ合わせたタンクトップとデニムは、使われる生地によって風合いが異なる一点もの。手仕事ならではの温もりを感じられる。タンクトップ¥8,250(スリュー/ATENOY)info@sreu.jpデニム¥42,900(ジェーン スミス フォー RHC/ロンハーマン TEL:0120・008・752)ヴィーガンレザーベルト¥27,060(ナヌーシュカ/ヒラオインク TEL:03・5771・8809)別注レースアップエスパドリーユ¥31,900(キタン/RHCロンハーマン TEL:0120・008・752)環境に配慮した素材が体を優しく包み込んでくれる。柔らかなオーガニックコットンを重ねて楽しむ。マクラメベスト¥99,550リング(上) 参考商品(共にナヌーシュカ/ヒラオインク)プリーツドレス¥61,600エアバッグ素材エスパドリーユ¥13,200(共にキタン TEL:03・5539・5013)中に着たコットンティアードスカート¥36,300(カーサフライン TEL:03・6447・5758)イヤカフ、上から¥22,000¥25,300リング(下)¥20,900(以上フォーヴィレイム/IMCFフォーヴィレイム事業部 TEL:03・6809・0080)私たちのエシカルな選択が作り手の生活に繋がる。インドの伝統を大切に守るブロックプリントを配したシャツは、異国情緒を感じる色合いも魅力。ロングシャツ¥17,600下に敷いたファブリック¥9,900(共にエスゼット ブロックプリント/サザビーリーグ TEL:03・5412・1937)ネックレス、S・D 各¥16,500G¥15,400(以上バージュエリー/ジェムプロジェクター TEL:03・6418・7920)かごバッグ¥10,450(バリ・ワークスタット/ショールーム 233 TEL:03・6859・8112)ブーツ 参考商品(ナヌーシュカ/ヒラオインク TEL:03・5771・8809)纏う瞬間だけでなく、その先までハッピーに。端切れ素材を再利用した色とりどりのドレスと存在感大のハットですっかり夏モード。天然ゴムと植物染料で作られたビーチサンダルとも相性抜群。ハット¥34,760(ナヌーシュカ/ヒラオインク)パッチワークドレス¥209,000(ソーン/ロンハーマン TEL:0120・008・752)ブレスレット¥70,400(トムウッド/ステディ スタディ TEL:03・5469・7110)サンダル¥30,800(カルロッタ レイ/PR01.TOKYO TEL:03・5774・1408)着なくなった服も自ら再構築して楽しむ。「映画やドラマを見ていると、好きな登場人物の格好を真似したくなっちゃうんです」と話す南沙良さん。目当てのアイテムはいつも古着屋を巡って探しているそうだが、イメージに合うものが見つからなかった時には、ミシンを使って自ら洋服にアレンジを加えることも多いのだとか。「今回、残布を再利用したアイテムをいくつか着ましたが、私も服をリメイクするのが好きなんです。着なくなったデニムを解体してトップスを作ったり、ハンカチや靴下にワンポイントの刺繍を施したり。デニムは生地が硬いので縫うのがとても大変でしたが、そうやって手を動かすことで“自分だけのオリジナル”に生まれ変わるのがうれしいんですよね。サステナブルなアイテムは作り手のこだわりと愛情を強く感じられるところも魅力だと思います。私もこれからもっといろんなものを作ってみたくなりました」みなみ・さら2002年生まれ、東京都出身。雑誌『nicola』の専属モデルを経て、‘17年に女優デビュー。高い演技力が注目を集め、数々の賞を受賞する。4月2日より公開の映画『ゾッキ』や4月15日全世界同時配信のNetflix映画『彼女』、4月スタートの日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)、2022年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)にも出演予定。※『anan』2021年4月7日号より。写真・後藤啓太(W)スタイリスト・宇都宮千明ヘア&メイク・藤尾明日香取材、文・大場桃果(by anan編集部)
2021年04月03日お笑いコンビ・キャイ~ンが2日、YouTube公式チャンネル『キャイ~ンのティアチャンネル』で、さまぁ~ずのコンビ仲について語った。「Wikipedia検証! キャイ~ン本人がチェックしてたら思い出話が止まらない!!」と題した今回の動画では、Wikipediaに書かれたコンビのプロフィールや歴史が正しいかどうかをチェックしながら、当時を振り返っていく。その中の「ウドの天野に対する溺愛ぶりが有名で、『お笑い界一仲の良いコンビ』と称される。さまぁ~ずの三村マサカズからも『デビューからこれだけ変わらないコンビも珍しい』と言われるほど仲が良い」という記載を読み上げた天野ひろゆきは「俺たちから言わせるとさまぁ~ずさんの方が仲いいよね」と反論。ウド鈴木も「仲いいよね、本当に」と同意する。コンビ仲を表すエピソードとしてウドは、「お仕事で、さまぁ~ずさんと一緒に新幹線で名古屋へ移動するときに、2人並んでたもんね」と、さまぁ~ずが隣同士の席に座っていたことを回顧。しかし、その近くでキャイ~ンも隣の席に座っていたようで「俺と天野くんも並んでるから、そこを通った人は『お笑いコンビって仲いいんだな』って思ったよね」と、結果として2組の仲の良さが明らかに。天野はさまぁ~ずの関係性について「本当にどっちも必要としてるっていう。お互いを」と話し、「大竹さんがガンガン行く人じゃないから、三村さんがボケやすい道を切り開いてる」と、コンビという観点から関係性の魅力を語った。
2021年02月05日女優の南沙良が、28日発売のファッション雑誌『NYLON JAPAN』(カエルム)3月号に登場し、単独12ページにわたって特集される。南は、2018年に公開された初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で、報知映画賞、ブルーリボン賞など、数々の映画賞を受賞。今年は、ドラマ『六畳間のピアノマン』(NHK 2月6日開始)、映画『太陽は動かない』(3月5日公開)、『ゾッキ』(春公開)への出演を控え、2022年放送のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源頼朝の愛娘・大姫役を演じる。同誌3月号の特集テーマは「NYLON’S NEXT 2021」。NYLON JAPANが今年プッシュするフレッシュな人物を部門ごとに表彰する企画で、「女優部門」を受賞した南の特集では「南沙良がオンリーワンに輝く理由」が紐解かれる。そのほか「NYLON’S NEXT 2021」では、アーティスト部門にYOASOBI、俳優部門に渡邊圭祐などが表彰されており、ボーイズグループ部門で栄冠に輝いたSnow Manが同誌3月号の表紙を飾る。
2021年01月28日女優でモデルの南沙良(18)が、コピーライターの登竜門であるコンテスト「第58回宣伝会議賞」の新イメージキャラクターに起用された。宣伝会議賞は、広告界で活躍するコピーライターやプロの書き手を多数輩出しているコンテスト。1962年にスタートし、今年58回目を迎える。イメージキャラクターには広告業界が今注目している女優が起用されており、真木よう子(第38回)、足立梨花(第48回)、水曜日のカンパネラ・コムアイ(第54回)、清原果耶(第56回)、白石聖(第57回)らが務めてきた。今回は、江崎グリコ「ポッキー」や「キリン 午後の紅茶」、ソフトバンク「SoftBank 学割」などの CM に出演する南が新イメージキャラクターに選ばれた。日常生活の中での「言葉」や「広告」について、「言葉を扱うって難しいな、といつも思っています。私は、自分の感情に『しっくりくる言葉』を探したり、選んだりするのに時間がかかってしまうので、言葉選びや使い方には、日々難しさを痛感しています。広告は普段から目にする身近なものですが、その中にも目を引く言葉もあれば、勇気づけられるような言葉もあって、言葉の存在感の大きさに改めて気づかされますね」 と印象を語る南。同賞の応募者に向けて、「言葉は『自分らしさ』が反映されるものですよね。自分の想像力や好奇心を言葉で表現できる機会はそう多くないと思うので、ぜひたくさんの方に応募していただきたいと思います」とメッセージを送っている。「第58 回宣伝会議賞」の応募受付は10月1日から11月19日まで。南は、全国主要駅・主要書店に掲出中の公式ポスターや、月刊『宣伝会議』の表紙を飾る。
2020年10月02日YouTubeチャンネル『仲里依紗です。』で配信している動画『仲里依紗の休日24時間密着して観察してみたよ』では、タイトル通り休日の飾らない姿を配信しています。動画の中では、仲里依紗さんが話すことはほぼなく、用事を淡々とこなしている姿が映し続けられています。仲里依紗さん本人が、説明したりツッコんだりしている動画なのですが、動画に映る姿やツッコミに共感と驚きの声が集まっています。仲里依紗さんは休日をどのように過ごしているのでしょうか。まずは動画をご覧ください。仲里依紗さんは息子さんを育てしながら働くママです。動画では休日もママ業をこなしながら自分磨きに励んでいましたね。その飾らない姿に、コメント欄には多くの声が集まっています。・めっちゃおしゃれでかわいい格好をしつつ、残り物を食べるめっちゃ普通なお母ちゃんで親近感湧きまくり。・里依紗ちゃん休日なのに忙しすぎる!!ほんとに尊敬します。・この忙しい休日を過ごして、ヘトヘトなはずなのにこんなに綺麗なのはなぜ。すごいよぉ。芸能人の休日といえば、優雅に過ごしているイメージがありますが、仲里依紗さんの休日は、家事・育児をしながら綺麗でいるために努力をする忙しいものでした。休日には見えない1日に驚きしかありません。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年09月27日女優として数々の映画やドラマで活躍している仲里依紗(なか・りいさ)さん。美しいビジュアルや明るい人柄で、男女問わず支持されています。そんな仲里依紗さんに「ハーフなの?」との声があることや、意外な家系、英語力など、さまざまな情報をご紹介します!仲里依紗はハーフ?父親が「イケメン!」と話題仲里依紗さんの父方の祖父はスウェーデン人で、父親はハーフ。母親は日本人なので、仲里依紗さんはクォーターです。日本人離れした白い肌や通った鼻筋から、その血を受け継いでいることが分かります。そんな仲里依紗さんが、2017年6月18日に両親のツーショットをインスタグラムに投稿。「若かりし頃の両親が美男美女すぎる」と話題になりました。 この投稿をInstagramで見る 父の日 いつも カッコイイ パパが 大好き❣️ #fathersday #若い頃のパパとママ Riisa Naka / 仲 里依紗 (@riisa1018naka)がシェアした投稿 - 2017年 6月月17日午後7時15分PDT確かに2人ともモデルのように美しいですね…。特に父親は高身長でかなりのイケメン!俳優として活躍していてもおかしくないくらいのかっこよさです。投稿で仲里依紗さんは「いつもかっこいいパパが大好き」とつづり、自慢の父親であることをアピール。するとファンは「これだけかっこよければ、自慢したくなる」「こんなパパが欲しかった!」とたくさんの反響を寄せています。また、2019年11月18日には幼少期に撮影された父親とのツーショットをアップ。こちらの投稿も、「パパ、男前すぎ!」と話題になりました。 この投稿をInstagramで見る 今日はだいすきなパパの誕生日❤️ お祝いで北海道からカニを送りました❣️ 食べてるパパの写真送られてきて パパ可愛いシリーズが増えた❣️ うふふ☺️☺️☺️ 身体には気をつけてまた素敵な一年にしようね✨ おめでとう㊗️ Riisa Naka / 仲 里依紗 (@riisa1018naka)がシェアした投稿 - 2019年11月月18日午前4時27分PSTさらに、2020年1月23日には両親とディナーを楽しんだ時のスリーショットを公開。 この投稿をInstagramで見る 2020.01.22 . 昨日は両親の結婚記念日でした❣️ ㊗️31年✨ ちょうど仕事で両親が東京来ていたから ディナーを予約してあげてたの❤️ そしたらまさかの私、撮影が早く終わってしまい、記念日ディナーに合流できてしまった❗️笑 . しかも真ん中座ってるし主役感笑笑 . でもパパママはコース料理のおしゃれなお店とか緊張するけん里依紗が来てくれてよかったばいって言ってくれました…笑 . 31年目も仲良く 私の一番の理想の夫婦でいてね❤️ おめでとう . #デザートの飾りの食べれるお花を全部食べた #パパかわいい #メインのお肉を選ぶときパパにお肉取られないようにパパと同じ種類にしてた #ママかわいい Riisa Naka / 仲 里依紗 (@riisa1018naka)がシェアした投稿 - 2020年 1月月23日午前3時01分PST両親の31回目の結婚記念日を祝うために、レストランを予約したという親孝行な仲里依紗さん。仕事が早く終わったため、思いがけず自分まで参加できたことを喜ぶとともに、両親の大切な記念日を祝福しています。最後には「31年目も仲よく私の一番の理想の夫婦でいてね。おめでとう」とコメント。すると、仲里依紗さんの夫である俳優の中尾明慶(なかお・あきよし)さんも反応し、「素敵な家族だ」とメッセージを寄せました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る キツネさん 32歳のお誕生日おめでとう いつも家族や周りのみんなを明るくしてくれてありがとう . 私達バチバチに喧嘩するけど なぜだか普通に仲良くなってしまう❗️笑 なんでだろ〜ね謎 . そんな他愛もない日常に感謝してこれからも家族3人楽しく過ごしましょ . 身体に気をつけて健康第一で おめでとう☺️ @akiyoshi0630nakao Riisa Naka / 仲 里依紗 (@riisa1018naka)がシェアした投稿 - 2020年 6月月30日午前5時26分PDT この投稿をInstagramで見る キツネさんは いつも記念日に手紙くれるんだな嬉しくて涙が出てしまう キツネさんは連絡もマメだし優しいし子供のお友達にも大人気だし太っ腹で美味しいご飯たくさん食べさせてくれるけどスーパーせっかちで毎日時間ない時間ないってすごしてるし話は100倍盛るし相変わらず靴下は脱ぎっぱなしでその辺は成長しないけど本当に本当に素敵な人❤️ でも写真撮るのは恥ずかしいしふざけてしまうのは死ぬまでそうなんだろうな〜✏️☺️笑 Riisa Naka / 仲 里依紗 (@riisa1018naka)がシェアした投稿 - 2019年 4月月18日午前6時37分PDT仲里依紗さんには、両親に負けないくらいの幸せな家庭を築いてほしいですね!仲里依紗ハーフっぽい写真が話題に仲里依紗さんはスウェーデン人と日本人のクォーターですが、2020年7月8日にインスタグラムに投稿した写真が「ハーフみたい」「外国人ぽい」と話題になりました。その写真がこちらです! この投稿をInstagramで見る YouTubeで地雷メイクしました もう二度とやらない⚠️⚠️⚠️ みてねぴぇん . . #呪怨のとしおくん #歌舞伎役者 #バカ殿さま #オラフ Riisa Naka / 仲 里依紗 (@riisa1018naka)がシェアした投稿 - 2020年 7月月8日午前4時46分PDTこの日は巷でブームになっている『地雷メイク』に挑戦していた仲里依紗さん。もともと白い肌をさらに白くし、赤いアイシャドウや、しっかりと引いたアイラインで目元を大きく見せています。また、2020年5月9日に投稿した自撮りショットも、日本人離れしていると注目されました。 この投稿をInstagramで見る . 髪も肌も唇もボロボロだけど アプリでなんとかなる時代に感謝w . 今日夜20時にYouTubeアップします❤️ おウチでサウナ♀️動画だよ〜♨️ みてねー❤️ みんなで一緒にお風呂へGO〜 . #鼻くそじゃないよ #勝手にアプリが鼻下にキラキラつけたよ #この位置にキラキラつけるの #オシャレなのかは謎 Riisa Naka / 仲 里依紗 (@riisa1018naka)がシェアした投稿 - 2020年 5月月9日午前2時21分PDTアプリによってアーティスティックに加工されている1枚ですが、整った目鼻立ちがさらに強調されています。投稿を見たファンは「海外のアーティストみたい!」「やっぱり美人すぎる」とコメント。あらためて、仲里依紗さんの美しさに気付かされたようです。仲里依紗、英語をドラマのために特訓仲里依紗さんは2019年に放送されたドラマ『二つの祖国』(テレビ東京系)に日系2世の天羽エミー役で出演。主演の小栗旬(おぐり・しゅん)さん演じる日系2世の夫、天羽賢治と離ればなれになり、残されたリトルトーキョーで残酷な事件に巻き込まれるという大役を演じています。また、天羽エミーは日本での教育を受けておらず、感情が高ぶると英語を発するという役柄。天羽エミーを演じた仲里依紗さんの英語の発音が「きれいすぎる!」と話題になり、ネット上には「全然違和感がない」「ネイティブっぽい」と、その英語力を絶賛する声が続出しました。そんな仲里依紗さんは、役のクオリティを高めるために英語のレッスンを受講。一生懸命に取り組んだと話し、作品の中で頑張った成果を存分に発揮しています。みなさんで海外へ行って、お食事も出来て、本当に地平線が見えそうなロケ地へも連れてっていただいて、日本では出来ない経験ができたので、すごくいい思い出になりました。あとみんなで英語のレッスンを一生懸命やりました!『二つの祖国』オフィシャルサイトーより引用2013年2月に更新されたツイッターでは「絶対に英語ペラペラになってみせる!!」と宣言していた仲里依紗さん。公用語は違いますが、多くの人が英語が得意であることで知られるスウェーデン人の血を引いていることを、誇りに思っているようです。絶対に英語ペラペラになってみせる!!よーし\(^o^)/やってやるわよー!スウェーデンの血が入ってるからか昔から発音は褒められるけど会話が全くできない…(´・_・`)海外でファッションを極めるためには必修科目やから!本気で頑張る— Riisa Naka 仲里依紗 (@riisa1018naka) February 13, 2013 仲里依紗さんには、これからも素敵な姿を見せてほしいですね。仲里依紗プロフィール生年月日:1989年10月18日出身地:長崎県身長:162cm血液型:B型趣味:音楽、映画鑑賞、ファッション15歳の時に地元・長崎県から上京し、雑誌『CANDy』のモデルオーディションに参加。そこでグランプリを獲得し、専属モデルとして活動を始める。2006年には声優を務めたアニメ映画『時をかける少女』や、2010年に公開された実写版で主演を演じ、注目されるように。同年には映画『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』で、ゼブラクイーン役を務め、大きな話題になる。以降も数々の映画やドラマに出演。実力派の女優として活躍している。仲里依紗と中尾明慶はケンカ中でも仲よし?不倫に関する考えかたがスゴい[文・構成/grape編集部]
2020年09月11日岡田健史と南沙良がW主演を務めるショートドラマ「これっきりサマー」が8月、NHKで放送決定。名手・木皿泉が、高校生男女の“これっきり”の夏を描く。夏の甲子園大会が中止になり、町中から同情されている高校球児の薫(岡田健史)。うんざりしているところに、ロックが大好きな同級生・香(南沙良)が現れる。香もまた、夏フェスが中止になってがっかりしていた。会話を交わしはじめたふたりだが、常にソーシャルディスタンスを保ち、マスクに阻まれている。やがて、それぞれにかける相手の本当の思いに気がついた薫と香は――。夏の甲子園への出場と夏フェスへの参加、それぞれかけがえのない青春の1ページを奪われてしまった2人の高校生が出会い、不器用に近づいていくふたりを描く本作。「中学聖日記」が大きな注目を集め、現在放送中の「MIU404」の九重役もいま話題の岡田さんが演じるのは、高校球児・藤井薫。「2020年の全高校野球児の姿を具現化できるように、自分の記憶、そして今、目の前で起きている事実を拾って精一杯演じきりました」と出演した感想を語った岡田さんは、「この作品が2020年という時代を胸に刻み、後世に語り継がれるひとつの原動力となる作品になりますように」と願う。一方、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『無限ファンデーション』などに出演する南さんは、ロックが大好きな水守香を演じる。「実際にマスクを着用し距離感を守りながら臨むお芝居は初めてでしたので新鮮に感じました」と撮影をふり返り、「こういう時だからこそ、ご覧になった方が、少しでも明るく晴れやかな気持ちになってくだされば、と思います」とコメントしている。またこの2人のほかにも、一木美貴子、村上ショージが出演している。大阪発ショートドラマ「これっきりサマー」は8月、NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2020年08月04日心に不安を抱える若者たちが、親元から離れて共同生活を送る「もみの家」。16歳の彩花は周囲に馴染めず、ふざけた寮生から農作業中に突き飛ばされて泥だらけに。その場を無言で後にした彩花だったが、たまたますれ違った高齢女性・ハナエから「つらかったね。偉かったねぇ」と慰められ、堰を切ったように泣き崩れる――。映画『もみの家』(公開中)で彩花を演じた南沙良(17)にとって、ハナエ役の大女優・佐々木すみ江さんとの共演は「大切な宝物」となった。大河ドラマ『篤姫』やNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』など数多くの作品で名を残してきた佐々木さんは、2019年2月に90歳でこの世を去ったが、その前年に出演したのが『もみの家』だった。2017年公開の映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビューを飾った南沙良。三島有紀子監督の言葉を胸に演技と向き合い続け、『もみの家』では佐々木さんと数々の感動シーンを繰り広げる。南にとって、佐々木さんとの共演はどのような意味を持つのか。「大切な宝物」を振り返ってもらった。○■役柄との共通点は「コンプレックス」――作品公式サイトのコメントによると、「彩花に対して少し近親憎悪に似た感情」が生まれたそうですね。彩花と重なる部分がすごくあって。例えば、人との距離感をうまくつかめないところとか、そういう自分の嫌いな部分が重なって見えたんです。自分の嫌いな部分が似ていて、そこがすごくお芝居をするたびに思い出してしまって……(笑)。――そういった経験はこれまでなかったんですか?自分と重なる役もありましたが、コンプレックスに感じている部分がここまで重なるのは初めてです。それは小さい頃から感じていたことで、例えば、彩花と同じように周りの反応を気にしすぎてしまうところとか。もともと物事を客観的に見てしまうことが多くて、「今こうなったのは私のせいなのかな……」とか考えこんでしまうこともあるんです。そういうところは彩花とすごく似ていると感じます。――そのコンプレックスとどのように向き合ってきたんですか?それが、今でも解決できていないんです(笑)。監督が、「彩花だったらどうしたい?」「彩花だったらどうすると思う?」と頻繁に問い掛けてくださっていたので、役と自分の共通する部分と向き合うことができたんだと思います。――撮影が一年を通して行われるのも、この作品ならではですね。今回の撮影で初めて富山に行かせていただいて、普段自然と触れ合う機会があまりなかったのでいろいろなことが新鮮でした。空気がおいしくて、景色がきれいで。温泉に行った時、露天風呂から見上げた星空にとっても感動しました。撮影は15歳の終わり頃から16歳にかけて。それだけ長期間、同じ役を演じることは初めてのことでしたが、あまり作り込まずに臨みました。その瞬間に感じたことや気づいたことは忘れないように、次に来た時に思い出せるようにメモしておきました。――特別なメモ帳があるんですか?小さい頃から、手帳に日記をつけるようにしています。普段はあまり読み返すことはないですが、今回でいえば時間が経ってから再び現場に入る時に読み直して、以前の気持ちを思い出しながら撮影に臨んでいました。○■小さい頃から「違う何かになりたい」――いろいろな感情の涙が印象的でした。泣きの演技をどのように捉えていますか?ありがとうございます。得意か不得意か……自分では分かりませんが、実際に現場に入ってその時の空気を感じ取っています。――小さい頃から女優の夢があって、叔父さんがオーディションに応募したことがデビューのきっかけになったそうですね。「女優になりたい」というか、小さい頃から「違う何かになりたい」と思っていて。クラスの中心にいるような女の子に憧れたときは、「あの子みたいな人になりたいな」とか。自分とは違った視点で何かを見てみたくて、そういうことをお仕事にしている女優さんはすごくかっこいいなと子どもながらに思っていました。――それが「仕事」となると、理想と現実のギャップは感じませんでしたか?最初の映画が、『幼な子われらに生まれ』という三島有紀子監督の作品でした。お芝居をどうしたらいいのかもよく分からなくて現場に入っていた私に、三島監督が「お芝居をしようとしなくていいんだよ。相手からもらったものに対して、沙良が役を通して思ったことや感じたことを相手に投げればいいだけだから」とアドバイスしてくださったんです。それが今でも心に残っています。○■佐々木すみ江さんの情熱に感銘――本作では、佐々木すみ江さんとも共演シーンが数多くありました。残念ながら昨年2月に亡くなられましたが、思い出に残っていることはありますか?そうですね……佐々木さんはお芝居に対する姿勢がすごく印象に残っています。ご一緒させていただいたシーンでは監督と佐々木さんと話し合いながら進めていく流れで、そういう中でお芝居に対する情熱がすごくすてきだなと思って。――エンドロールには、佐々木すみ江さんへの追悼文も記載されていました。南さんから、佐々木すみ江さんに伝えたいことはありますか?佐々木さんとお芝居させて頂いた時間は、私にとってすごく大切な宝物になっています。あの凛とした美しい佇まい。大変おこがましいのですが、私もそんな女性になれたらいいなと思います。――佐々木さんは晩年まで現役を貫いた方でした。南さんが今、思い描いている将来像はありますか?そうですね。私もこの仕事をずっと続けられたらいいなと思っています。今はすごくお芝居をさせていただいて幸せなので……(マネージャーの方を向いて)これからもお願いします(笑)!――心に不安を抱えた若者を受け入れる「もみの家」。主宰者・泰利が、入居希望の保護者に「家族も、われわれも、時間をかけて、その固い殻を破る手助けをするんです」と説明するシーンがありました。南さんはこれまで、「殻を破る」ような経験はありますか?一番最初のオーディション、ニコラのオーディションに行った時に、叔父が薦めてくれたんですね。小さい頃から、「女優さんになりたい」と言い続けていたら、叔父が『ニコラ』のオーディションがあることを教えてくれて。それで受けることになったんですけど、すごく緊張して。もともと人見知りで、人前で自分の考えを話すのもすごく苦手なんです。面接があったので、「これはもう、どうしようもないな……」と諦めつつ、すごく勇気をふりしぼって会場に行ったのを覚えています。気合いで乗り切りましたが、自分が何を言っているのか途中で分からなくなって(笑)。オーディションに受かったと聞いたときもビックリしました。――その叔父さんは、今のご活躍について何かおっしゃっていますか?何も言ってこないです(笑)。でも、私が出た作品はたぶん観てくれていると思います。私にとっての恩人です。■プロフィール南沙良(みなみ・さら)2002年6月11日生まれ。第18回ニコラモデルオーディションのグランプリを受賞。女優としては、映画『幼な子われらに生まれ』(17/三島有紀子監督)に出演し、デビュー作ながらも、報知映画賞、ブルーリボン賞・新人賞にノミネート。2018年公開の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18/湯浅弘章監督)では映画初主演で、第43回報知映画賞・新人賞、第61回ブルーリボン賞・新人賞、第33回高崎映画祭・最優秀新人女優賞、第28回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞。以降も、『21世紀の女の子』(19/松本花奈監督)、『居眠り磐音』(19/本木克英監督)、『無限ファンデーション』(19/大崎章監督)などの映画に出演している。江崎グリコ「ポッキー」、「キリン 午後の紅茶」イメージキャラクター、ソフトバンク「SoftBank学割」CMキャラクターを務めている。
2020年04月04日