人気ミステリー作家・米澤穂信のデビュー作、青春学園ミステリー「氷菓」が実写映画化されることが決定。主演には人気沸騰中の若手俳優、山崎賢人と広瀬アリスを迎え、来年公開を予定している。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする「省エネ主義」の高校1年生折木奉太郎。神山高校でも安穏とした“灰色”の高校生活を送るつもりでいた奉太郎だったが、姉の命令で廃部寸前の「古典部」に入部することになってしまう。嫌々部室へと向かった奉太郎は、そこで、“一身上の都合”で古典部に入部してきた少女・千反田えると出会う。一見清楚なお嬢さまといった印象のえるだが、その正体は一度「わたし、気になります!」となると誰にも止められない、好奇心のかたまりのような少女だった。中学からの腐れ縁、福部里志と伊原摩耶花も入部し、活動目的が不明なまま、ここに新生古典部が発足した。えるの好奇心に巻き込まれるうちに、神山高校で起こる不思議な出来事を次々と解き明かしていく奉太郎。そんな奉太郎の推理力を見込んだえるは、彼にある依頼をする。「10年前に失踪した伯父がえるに残した言葉を思い出させてほしい」という、一見荒唐無稽に見えたその依頼は、思いがけず、33年前に起きたとある事件へとつながっていき…。奉太郎たちは、33年前に発行された古典部文集「氷菓」と歴史ある学園祭に秘められた「真実」を解き明かすべく、歴史の中に埋没し伏せられてきた謎に挑んでいく――。原作はシリーズ累計205万部を突破し、ミステリーランキング3冠の人気ミステリー作家・米澤氏の同名デビュー作。「<古典部>シリーズ」の第1作で、コミカライズ・アニメ化もされ、コミックス累計90万部、アニメBD&DVDも累計19万枚を突破。また11月30日(水)には、シリーズ最新作「いまさら翼といわれても」の発売も控えている。「やらなくてもいいことなら、やらない」文化系省エネ男子・折木奉太郎演じるのは、ドラマ「好きな人がいること」や『L・DK』『オオカミ少女と黒王子』『四月は君の嘘』など様々な作品でメインキャストを務め、また来年には『一週間フレンズ。』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の公開も控える、いま人気沸騰中の山崎さん。本作では、自身初となる“学生探偵”に挑戦する。そして、ヒロイン・千反田える役には、『探偵ミタライの事件簿』や公開を間近に控えた映画『L -エル-』では主演を務める広瀬さん。好奇心のかたまりなお嬢様というキャラクターを魅力たっぷりに演じる。山崎さんは、省エネ男子という役柄のため「感情や動きに無駄が無いように気をつけました」と話し、また「とても素敵な作品になったと思います。ほろ苦い青春ミステリーを是非楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメント。一方、久々の制服にテンションが上がったと語る広瀬さん。山崎さんとは3回目の共演ということで、「いい意味で緊張せず、お互いを高めあいながらお芝居出来たと思います」と撮影も順調だったよう。さらに、「学園もの=恋愛が多いですが今回の氷菓という作品は学園ミステリーということでまた新しい形の青春が味わえると思います」と本作について話し、「原作ファンの方にもぜひ見て頂きたいと思っています。全く違ったカラーをもったそれぞれの登場人物の噛み合ってるようで噛み合ってないやりとりにもぜひ注目して頂きたいです」と見どころも語った。監督には、『バイロケーション』『劇場版零~ゼロ~』などを手掛ける実力派女流監督・安里麻里。また安里監督は、今回脚本も兼任する。主演の2人について安里監督は「ちょっと世の中を斜に見て、ひねくれているようで実はとても優しくて実直な心を持つ奉太郎は、山崎さんの柔和な表情の陰に少しクールなところを感じさせるたたずまいにぴったり」「笑うと向日葵の花が咲いたような華やかさがあり、でも凛として姿勢が正されている雰囲気も持つ、そんな広瀬アリスさんがまさしく適役」と2人ともはまり役とコメントしている。『氷菓』は2017年、公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月22日みなさんはテレビ番組やパーティーで使ったお花が、どういう運命を辿っているかご存知ですか?実は、たった1時間、1日だけで役目を終えた花は捨てられてしまうのです。その、捨てられてしまう花をドライフラワーに新しい価値を生み出すのが『SHY FLOWER PROJECT』。今回は、その廃棄花ドライフラワーで、とってもかわいいアロマストーンを作ってきました♡『SHY FLOWER PROJECT』って?テレビ番組やパーティー、イベントの装飾花。日本では、きれいなまま1日や1時間などで捨てられてしまう花が少なくないのが事実。まだ、花は元気なのに!!!“助けてと叫ぶ事のできない すべての花のために”2013年にはじまった「SHY FLOWER PROJECT」はそんな”廃棄花”をクリエイティブに再生し、価値を変えるアートプロジェクトなんです。このプロジェクトでは、花の救出から始まります。お花屋さん・結婚式場・企業の受付など、花を捨てなければならない場所から花を回収して救出!そして、救出した花をドライフラワーや押し花にして、長く再生し続けられるように加工をします。加工した花は作品として再生!!廃棄花は、アクセサリーやインテリアグッズとして、美しく生まれ変わるんですよ♡廃棄花ドライフラワーで、アロマストーンを作ってみよう!この日、新宿駅直結の商業施設「NEWoMan」で行われたワークショップは、『廃棄花ドライフラワーのアロマストーンづくり』。アロマストーンは、アロマオイルの香りを楽しむためのディフューザーで、素焼きの石や好みの形に成形した石膏を材料に使います。電気や水や火を使わず、アロマストーンとお好みのアロマオイルがあれば、すぐに使えるんですよ♪また、アロマオイル本来の香りがやさしく広がるのが、アロマストーンの特徴です♡香りが薄くなってしまっても、アロマオイルを垂らせば何度も使えるのもいいですよね。玄関やトイレ、クローゼットなどなど、どこにおいてもOKな、優れたディフューザーなんです。そんなアロマストーンと廃棄花のドライフラワーは、どちらも環境にやさしいもの。エコでいい香りが楽しめるって、とっても素敵だと思いませんか、、、?今回のアロマストーンづくりで用意されていたのは、・石膏・水・型・スプーン・つまようじ・ドライフラワーでした!石膏さえ手に入れれば、割と簡単に作れます♪どうやら100均の石粉粘土でもできるみたいです!用意されていたドライフラワーは、色とりどり♡どの色もかわいくて、何色をベースにするか悩みます。。。ビビッドピンクなローズがかわいい、ピンクセットを選びました♡ドライフラワーも決まったので、アロマストーンづくりスタート!!まず、紙コップに2cmぐらいの水を入れ、そこに石膏を入れる、入れる、入れる!石膏が水を吸うので、思った以上に入れられることにびっくり。コップのすみっこにも、石膏を入れて、ダマや石膏不足にならないようにします。しっかり石膏を入れられたら、スプーンでまぜまぜ。真っ白でさらさらな液体。おなかがすいていた私はおいしそうと思ってしまいました。(食べちゃダメですよ♡笑)混ざったら、型に石膏を流し込んでいきます。石膏の量はお好みで、とのことだったので、たくさん入れてみました。石膏が、ヨーグルト状にとろとろ〜となるまで、しばし放置。その間に、ドライフラワーのレイアウトを決めます。どの花を入れようかなーと思案中。石膏がヨーグルト状になってきたら、ドライフラワーを置いていきます♪ポイントは、ドライフラワーの下の部分を水で濡らすこと。この一手間で、石膏とドライフラワーがしっかりとくっつくそうです。まずは、大ぶりなケイトウの花を配置しました。もこもこな姿が、なんとも愛らしいですよね♡途中の姿。さらにドライフラワーを乗せていきます♪完成♡発色のよいケイトウとローズを中心に、仕上げてみました。NEWoManのオープン時に飾られていたというかすみ草も乗せて。なんとも愛らしいアロマストーン♡←自己満足。高さがあるドライフラワーも使ったので、立体的になった気がします。ドライフラワーを乗せ終わったので、この子は一旦お休み。。。乾くまでそっとしておきます。続いて、もうひとつ作ります。次は、色水を使ってアロマストーンを作ることに。赤、青、緑とカラフルな色がある中、私が選んだのは黒。笑黒が好きなんです。。カラーサンプルもあったので、参考にしてみました。赤は石膏と混ぜるとサーモンピンクになるんですね!ちなみに、黒はグレーになります。私は、もう少し薄いグレーにしたかったので、水と黒い色水を半分ずつにして、薄めてみることにしました♪1つ目同様に、石膏を入れてよーくまぜまぜ。。。今度は四角い型に流し込みます。淡いグレーになって、色づくりは大成功☆ヨーグルト状になってきたら、ドライフラワーを置いていく作業♪淡いグレーのアロマストーンに、ブルーの花をちりばめています。2つ目ともなると、コツをつかんできているのでどんどん進めていきます。細かな作業は、つまようじを使いながら慎重に、、、他のみなさんもとっても真剣!!カメラを無視して、ドライフラワーを配置しています。私もドライフラワーと戦って、できあがりました♡ロイヤルブルーの花びらと、さわやかな緑をのせてみました。じゃーーーん!達成感!!!ふわふわなねこじゃらしがかわいい♡←自己満足。ビビッドピンクとロイヤルブルー。なんとも私の好みがわかりやすい、アロマストーンになりました!最初に作ったアロマストーンは、石膏が固まってきてほのかに温かくなっていました。壊さないように、丁寧に型から外していきます。できたー!!!石膏もしっかりと固まり、ドライフラワーをがっちりと支えてくれています☆石膏部分は、つるっとしながらもしっとりとした触感でした。うれしくて、フォトジェニックな壁でぱちり。参加者全員のアロマストーン。それぞれ、個性がよく出てておもしろいです!実際にアロマオイルを振りかけてみると、とってもいい香り♡見た目もかわいくて環境にやさしい、廃棄花ドライフラワーのアロマストーンができました!おまけ。『SHY FLOWER PROJECT』の代表をご紹介。『SHY FLOWER PROJECT』の代表、古橋あや香さん。2人の男の子のママで、この日も次男「かんちゃん」と一緒にいました♡あや香さんは、本プロジェクトの代表をしつつ、cakesでコラムを書く、コラムニストでもあるんです。この日は、TBSの取材が来ていたので、終始ファンキーなメガネをつけてましたよ!廃棄花ドライフラワーで作った、ファンキーかわいいメガネ♡2つあるということは、もちろん。つけます。笑このメガネ、とってもかわいかった♡廃棄花ドライフラワーは、いろんなものに使えるんですね♪『SHY FLOWER PROJECT』は、年に数回ワークショップを開催しているそうです。みなさんもお時間があれば、廃棄花ドライフラワーに触れてみませんか?『SHY FLOWER PROJECT』Facebookページ『SHY FLOWER PROJECT』 WEBサイト◇・・◇・・◇・・◇・・◇・・◇筆者profile名前:anmitsu [あんみつ]愛知県出身、都内在住のLIMIA公式ライター。1985年生まれの乙女座、A型、左利き。電車とスキニーパンツをこよなく愛する5歳の息子といるおかげで、気がついたら鉄子の仲間入り。(1番好きな電車はラピート♡)好物はあまいものと辛いもの。どうぞよろしくお願いします!
2016年10月27日俳優・伊原剛志がテレビ東京系ドラマ『ヤッさん~築地発! おいしい事件簿~』(7月スタート 毎週金曜20:00~)に主演することが3日、わかった。同作は原宏一『ヤッさん』(双葉文庫)を映像化。移転前の築地市場を舞台に、宿無し無一文でありながら食の天才のヤッさん(伊原)が、青年・タカオとともに、”食”を冒涜するハイエナたちを成敗していく。テレビ東京ドラマ初主演、そしてゴールデンタイムの連続ドラマ初主演となる伊原は「『男はつらいよ』の寅さんのような、『孤独のグルメ』のような、今までにやった事のないような役で、興奮しています」と喜びを語る。自身の演じる”ヤッさん”については、「移転を迎える築地を舞台に、ホームレスとしての矜持を持って、人とのつながりを大事にし、食を愛する男」と表現した。テレビ東京の稲田秀樹プロデューサーは、今作を「『食』にまつわる様々な人間トラブルや悪党どもの悪行を、宿ナシ自由人の主人公たちがバッサリと気持ち良く裁いていく物語」と説明。食にまつわる話なだけに「美味しい食べ物情報も満載」の予定だ。稲田プロデューサーは、主人公・ヤッさんを演じる伊原について「この人しかいない」と語り、「海外での活躍や、朝ドラで見せた新境地も記憶に新しく、今もっとも『旬』で『新鮮』で『粋』な男」と評価。「疲れた週末の夜に欠かせない、一服の清涼剤のようなサプリのようなドラマです」とコメントを寄せた。
2016年06月03日色にこだわった花飾りを制作するアトリエ染花による「Romantic flower展」が、5月19日から6月12日まで表参道ヒルズのパスザバトン(PASS THE BATON)内にあるPASS THE BATON LITTLE PAVILIONで開催される。1980年代、日本の女の子たちをトリコにしたロマンティックなフリルやレースがついたワンピース、ブラウスの胸元にいつも飾られていたコサージュ。同展では、そんな時代をイメージし、パスザバトン内にロマンチックな花々をいっぱいに集めた空間をつくり上げた。会場では、カラフルなブライダルブーケやヘッドアクセサリー、フラワーかごバックなどのファッション小物を中心に展開。前回の展示で大人気だった花びらを詰め込んだアソートボックスや、デッドストックの花だけを使った花飾りも販売される。また、ウェディングアイテムのレンタル&オーダーショップ・クリオマリアージュ(Cli'O marriage)と共同制作した1点もののフラワーウェディングドレスも特別展示販売される予定だ。【イベント情報】「Romantic flower展」会場:PASS THE BATON LITTLE PAVILION(パスザバトン表参道店内)住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:5月19日~6月12日時間:11:00~21:00(日曜日・祝日は20:00まで)
2016年05月15日『花より男子 The Musical』に注目が集まっている。“花男”こと、『花より男子』といえば、少女漫画誌『マーガレット』にて長年連載をされた人気コミック。これまでに、日本のみならず台湾や韓国でもドラマ化され高視聴率を記録している。日本では映画やアニメ、小説といった二次作品が次々と生み出され、すべてが大ヒットを呼んだ。もはや社会現象となっているその理由は、登場人物たちのずば抜けた格好よさと、誰もが憧れる夢のストーリーだ。基軸は、裕福な生徒が通うセレブな学校に入学した庶民家庭で育った牧野つくしが、御曹司グループである『F4』と対立しながらも、胸キュン、笑い、涙ありの人情を織りなすラブストーリー。主要キャストに抜擢された、新鋭の若手俳優5人にも注目が集まる。『花より男子 The Musical』チケット情報松下優也(X4)(道明寺司役)「オファーを頂いた時、感動しました。人気は知っていたので、まさか自分が道明寺司を演じるとは夢にも思いませんでした。でも、道明寺を知るにつけ、今ドキでない彼と自分が少し被る気がします。僕は舞台自体が久しぶり、久々の舞台が“花男”なんてとても光栄です」白洲迅(花沢類役)「“花男”のミュージカル化だけでも朗報ですが、あの花沢類が僕?って驚き。ドラマの撮影中に情報が解禁になったので、メークさんや衣装さんからはヒューヒュー言われ、大騒ぎでした」真剣佑(西門総二郎役)「僕も同じく映画の撮影中だったので、キャストやスタッフの方々から、“素敵、がんばってね”と応援の声をたくさんいただきました」上山竜治(美作あきら役)「確かに女子たちの反応は凄まじい。“花男、本当に好きです。道明寺さん!西門さん、花沢類、カッコいい!”って言われますが、僕が演じる美作ファンはマニアが多いみたい(笑)。でも、とにかく愛されていることを感じます」加藤梨里香(牧野つくし役)「私もオーディションに受かった時は、近所の方たちがケータイや新聞を持ってきて、“リリカちゃん、載ってるよ!”って大騒ぎ。学校でもみんな集まってきて、事の重大さに緊張。今は喜びが強まって、無意識に叫んだりしてます(笑)」そして更に制作陣には日本屈指のトップクリエイターたちが集結。脚本を担当するのは、『八犬伝』『ブルームーン』『鉈切り丸』など多くの作品で高い評価を得る青木豪。また、演出は『宝塚 BOYS』『サンセット大通り』などを手がけ、名だたる演劇賞を総なめにする鈴木裕美。音楽はポルノグラフティやいきものがかりなどのプロデュースを手掛け、音楽界を牽引する本間昭光。「どこで歌ってどこで踊るのか。原作を活かしながら、新しい作品をみんなで作り上げていくので、ぜひ生で体感してください」(松下)世界初となる『花より男子』のミュージカル化で、新たなる伝説が巻き起こりそうだ。公演は1月5日(火)から24日(木)まで、東京・シアタークリエにて。チケットぴあではインターネット先行を10月25日(日)昼12時より受付。取材・文:生嶋マキ
2015年10月23日オアシスティーラウンジが展開する台湾カフェ「春水堂(チュンスイタン)」は7月21日、豆花(トウファ)シリーズから「マンゴーかき氷豆花」と「タピオカかき氷豆花」(各税込700円)を夏季限定で発売した。販売は9月30日まで。「豆花」は台湾の伝統的な豆乳スイーツ。夏になると、豆花の上にシャリシャリのかき氷をかけて食べるのが一般的であるという。「マンゴーかき氷豆花」は、マンゴーの甘酸っぱさが特徴とのこと。「タピオカかき氷豆花」は、オリジナルのタピオカを使用しており、もちもちした食感が楽しめるという。なお両商品、しっとりと炊きあげた十勝産大納言小豆をトッピングしている。販売店舗は、ルミネ新宿店を除く全店舗。
2015年07月21日今も昔も、数多のデザイナーが好むフラワーモチーフ。しかし、ムッシュ・ディオールほど深く花を愛し、これほど見事に美しく花々を取り入れたデザイナーは他に例をみない。彼にとって花々は、この世で女性の次に美しい絶え間ないインスピレーションの源だった。『花々は神がこの世に与えた、女性の次にもっとも美しいものである』-クリスチャン・ディオールムッシュ・ディオールと花の出会いを紐解いてみると、幼少期にまで遡る。グランヴィルの生家には草花の溢れる美しい庭園があり、植物への愛情は自然と育まれていった。自ら植物の標本集をつくり、芳しいバラの庭園で何時間も過ごした経験は、後にデザイナーになった彼のクリエーションにおけるあらゆる原点となる。時に、そのノスタルジックな思い出は一輪のスズランに託され、ファッションショーでは幸運を招くラッキーチャームとして必ず彼のボタンホールに飾られていた。『私はここグランヴィルにて、最も甘美で、感嘆に満ちた想い出を過ごしました。それどころか、私の人生、私のスタイルのほとんど全てを、その境遇と建物から影響をうけています』-クリスチャン・ディオール『花のような女性たち、ファム フルール』花々は、ムッシュ・ディオールのクリエーションに次々と彩りを加えていった。素材として、アイテムとして、カラーとして、シルエットとして、そして香りとして。彼の代名詞ともいうべき"ファム フルール(=花のような女性たち)"では、シルエットに花を取り込み、柔らかな肩、花開いたような胸元、蔓植物のようにほっそりとしたウエスト、花冠のように大きなスカートなど、女性の曲線をより美しく描きだした。そして、花々がムッシュ・ディオールにとってインスピレーションの泉であり続けたように、彼の志を継ぐデザインナーや調香師にとっても、彼の遺した美しいイマジナリーガーデンは、永遠の原点として今でもメゾンに脈々と受け継がれている。そんな美しい花々に出会いに、最新コレクションが並ぶ表参道ブティックのフラワーコードを探しに出かけてみよう。
2015年05月06日母の日に、これまでとちょっと趣向を変えてカーネーション以外の花を贈ろうかなと考えることはよくあるかもしれません。そこでオススメなのが、「幸せが飛んでくる」が花言葉の胡蝶蘭です。胡蝶蘭といえば、豪華で華やか! お祝い事などで目にする機会も多く、年に一度、感謝の気持ちを込めてお母さんに贈るのにはぴったりな花です。ただ、実際に贈るとなると、場所を取るし、お手入れも難しそう…。贈るのを少し躊躇してしまったこともあるのではないでしょうか。でもミニ胡蝶蘭なら、通常の胡蝶蘭の美しさはそのままに、大きさは手のひらサイズ。これなら気軽に贈れそうです。お家のインテリアにもなじみそう。小さいながらもインパクトは十分! かわいらしさと美しさを兼ね備えた贈り物として、ちょっとしたサプライズになりそう。さらに、蘭のお花は1ヵ月以上も咲き続けるため、長くお母さんに喜んでもらえるはずです。ミニ胡蝶蘭は、ピンクのストライプがおしゃれな「ダイヤモンドミキ」、白い花びらに紅色の花姿が美しい「リトルジェム」、優しいピンクと白のカラーがキュートな「マルコチャン」の3種類から選べます。このミニ胡蝶蘭と、ハート型のクッキー(5枚)をセットにした「シェリー」(通常価格4,500円/税込)は、母の日当日お届けギフト商品として、 こちら から注文できます。お花は熊本の小さな島にある農場から新鮮・高品質のお花を直接届けてくれるので、クオリティも安心。限定ハート型クッキーも、熊本県民なら知らない人はいないと言われる名門「お菓子の香梅」のものというこだわりで、お母さんへの感謝の気持ちがしっかり伝わりそうです。今年の母の日は、定番のカーネーションではなく、ミニ胡蝶蘭を選んでみましょう。お母さんの期待を大きく超えるプレゼントに、ステキな笑顔が見られそうです。・森水木のラン屋さん 公式サイト
2015年04月13日お部屋に花を飾っただけで、一気に空気が華やいだり、居心地のよい空間に変わったりした経験はありませんか。たった一輪の花でも、大きな存在感でもって心を癒してくれますよね。そんな美しい花を、生活に取り入れるヒントを得られそうなイベントが行われます。それは、5月23日(木)から28日(火)まで、松屋銀座8階イベントスクエアにて開催されるマミフラワーデザインスクール講師による作品展、マミフラワーデザイン展 2013「花、ディスカヴァリー」です。マミフラワーデザインスクールは、総長であるマミ川崎さんがアメリカ留学時代に触れた「暮らしの中で触れ合う自然な花の使い方」を日本に普及しようと1962年に設立した日本初のフラワーデザイン学校。それから半世紀以上にわたり、植物との触れ合いを通して日々の暮らしの中で楽しさを見つけ、豊かな心を育むことを理念に揚げてきたそう。そこにマミフラワーデザインスクール主宰の川崎景太さんがアーティスティックな感性をプラスすることで世界から注目される学校になったそうだから、このデザイン展も要注目ですよね。今回は、タイトルを「花、ディスカヴァリー」と題し、「金属」「土・石」「木・竹」「紙」の4つの素材をテーマにそれぞれの素材特徴を追求した作品が展示されます。花からは遠いイメージの素材もあるので、どんな作品なのか気になります。会期中は、マミフラワーデザインスクール校長であり花文化研究者の川崎景介さんが、会場を回りながら各作品のポイントを分かりやすく解説する「ギャラリートーク」も合わせて開催されるので、作品をじっくり堪能できそう。さらに毎日、マミフラワーデザインスクール本部講師が日々の生活に花を取り入れて楽しむヒントを披露する「花のミニデモンストレーション」や手軽に作れて持ち帰ることができる「花のワークショップ」、「人気作品投票イベント」が行われます。投票に参加すると、マミフラワーデザインスクールでのレッスンが割引になる等の投票者特権もあるから、お気に入りの作品を見つけて投票してみては?(詳細は こちら )そして、このデザイン展のハイライトは、2014年ソチ冬季オリンピック出場を目指す日本代表を応援するために、マミフラワー発祥の地でもある東京都大田区の町工場が中心となって作った初の国産「下町ボブスレー」を、川崎景太さんがアーティスティックにアレンジするという異色のコラボ作品。ボブスレーと花がどんな風にコラボしているのか、初お披露目となる作品だけにこれも注目したいですね。5月24日には、特別企画として、7月20日に封切りされる映画『シャニダールの花』の監督、石井岳龍さんと、川崎景介さんのトークショーも行われます。人間と花の関係性を通して、世界の新たな見方を大胆に表現したこの映画の歴史背景や文化に触れるトークを聞けば、新たな花の見方が発見できるかも。このデザイン展では、会期を前期・中期・後期と分け、各々100点以上、計300点以上もの作品に触れられるとのこと。たくさんの花、そして作品を見れば、その美しさに心癒されるだけでなく、植物を暮らしの中に取り入れデザインすることの楽しさやヒントが得られそう。ぜひ足を運んでみては?・マミフラワーデザインスクール 公式サイト ・マミフラワーデザイン展 2013 「花、ディスカヴァリー」 公式サイト 【イベント概要】期間 : 2013年5月23日(木)~28日(火)開場時間 : 前期 23日10:00~20:00、24日10:00~18:00中期 25日10:00~20:00、26日10:00~18:00 後期 27日10:00~20:00、28日10:00~17:00 会場 : 東京・松屋銀座店8 階イベントスクエア
2013年05月22日モードな真っ黒ショートに変身ファッション雑誌「Ranzuki」のモデルとしてデビューし、一躍人気ファッションモデルに。現在は結婚して母として、またファッションショーや「JELLY」の専属モデルとしても活躍するなど、仕事も家庭も充実させている森摩耶。先日、17日発売の「JELLY」3月号で、また自身のオフィシャルブログで、第2子の妊娠も発表した。そんな美ママモデルの彼女が、26日のオフィシャルブログで、「NEW ME!!!!」と題し、新しいヘアスタイルでイメチェンした姿を公開している。髪色は漆黒の真っ黒に、そしてバッサリと大胆にカットして、ショートスタイルに変身だ。妊娠中対策も万全?!シンプルでありながら、トップモデルのモード感を見る者に強く感じさせるアーティスティックなショートヘアで、彼女の目ヂカラの強さやシャープさのある美しさも際立っているようだ。自身もずっとやってみたかった髪型なのだと語っている。妊娠も2回目の経験とあって、慣れた様子。妊娠中はどうしても髪の毛の状態など、パサパサになりがちなのだといい、その対策としても、黒髪なショートを選択したのだそうだ。ぐっと新しい魅力をみせた彼女。ブログ記事のなかで自身も、身につける洋服やメイクもこの変身で見え方はかなり変わるだろうと言及している。そんな変化も「楽しみ楽しみ!!」とコメントしており、マタニティライフも美しく、充実した時として、幸せに過ごしているようだ。元の記事を読む
2013年01月28日花図鑑サイト「みんなの花図鑑」を運営する花の製作委員会は21日、「花に関するアンケート調査」結果を発表した。同調査は、12月3日~17日に実施。「みんなの花図鑑」アンケート画面にて、10代~80代の男女1,018サンプル(男性:405人、女性:613人)の回答を取得した。「クリスマスのプレゼントにもらいたい花」を聞いたところ、年代が高くなるにつれて、「シクラメン」の人気が高い結果となった。20代以下ではクリスマスにシクラメンをもらいたいと答えたのが9%だったのに対し、60代以上の人は42%の人がクリスマスにシクラメンをもらいたいと回答。また、若い世代になるにつれてクリスマスローズの人気が高くなる結果となった。「プレゼントされて一番うれしかった花」では、「バラ」が1位に。約4人に1人が一番うれしかったと回答した。以下、「ラン」「コチョウラン」と続く。「パートナーとの仲がとても良い」と答えた人ほど「花が好き」な人が多い結果に。パートナーとの仲が「とても良い」人のうち、花がとても好きな人の割合は69%だったのに対し、パートナーとの仲が「あまり良くない」「非常に良くない」と回答した人のうち、花がとても好きな人は43%だった。また、「パートナーとの仲がとても良い」「そこそこ良い」と答えた人のうち、22%~26%は年に2~3回以上花をパートナーに贈っている。「仲があまり良くない」「非常に良くない」と答えた人で花を年2~3回以上贈っている人は、8%~17%。また、「仲が悪い」と回答した人ほど、花を贈った経験がないことが明らかとなった。調査では、パートナーとの仲が良い人ほど、パートナーに花を贈る頻度が高いと分析している。その他、調査結果の詳細は「花に関するアンケート」結果レポートで参照できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日花の製作委員会は19日より、花図鑑サイト「みんなの花図鑑」において、新たに“花カレンダー”の提供を開始した。同サイトは3,000種以上の花が掲載された国内最大級の花図鑑サイト。新たに加わった“花カレンダー”は、毎月毎日の花の情報が一目でわかるコンテンツとなっている。カレンダーの中には、各テーマに沿った花の画像や花言葉などが表示され、季節の花の旬な情報をすぐに知ることができる。「誕生花カレンダー」では、毎日の誕生日の花(誕生花)がカレンダー上でチェックでき、自分や家族、友達などの誕生花や花言葉を知ることができる。また、花の画像をクリックすることで、その花の詳細な図鑑情報が表示される。「みんなの投稿カレンダー」は、その日に投稿された花の写真のうち、一番人気のあった投稿写真がカレンダー上に表示される。その日に撮影された花もリアルタイムに一覧表示され、当日どんな花が咲いていたのかを知ることができる。「旬の花カレンダー」では、その月に咲いている花をランダムに表示。今月咲いている旬の花をすぐに確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日3つの花々のエキスで身体の内側から健やかにナガセビューティケァ(長瀬産業の100%子会社)は、“くちなしエキス”、“桜の花エキス”、“紅花エキス”の3つの花々のエキスで、身体の内側から健やかな状態に保ち、輝く美しさをサポートする美容食品、「ナガセトリアンヌ」を、2013年2月より新発売する。*画像はニュースリリースより美パワーを閉じ込めた“紅”と“桜”のピンクの粒が「美活」をサポート「ナガセトリアンヌ」は、つややかな透明感のための“くちなしエキス”、糖化に着目した“桜の花エキス”と、毎日のスムーズな流れをサポートする“紅花エキス”のトリプルアプローチが、女性の美しさを内側から元気づけ、ふっくら、つややかな美しさをサポートする美容食品。美パワーを閉じ込めた“紅”(くちなしエキス、紅花エキス、大豆エキス、ローズマリーエキスなど)と“桜”(桜の花エキス、N-アセチルグルコサミン、セラミドなど)の2種のピンクの粒が身体の内から「美活」をサポートするという。元の記事を読む
2012年12月13日花の製作委員会は5日、3,000種以上の花が掲載された花図鑑サイト「みんなの花図鑑」(PC版)をリニューアルした。同サイト内の「花の名前を教えあう」では、花の名前を知りたいユーザー等からの投稿写真を一覧でタイムライン表示。名前を教えあうなどのコミュニケーションをとりやすくしたという。「メール投稿」では、スマートフォンや携帯電話で撮影した写真をメールに添付し、特定の宛先に送信するだけで、花の写真を投稿できるようにした。アプリをダウンロードする必要はないとのこと。散歩中や旅先で見かけた花の名前を知りたいときなどは、メールの件名を空欄にして送信すると、サイト上に「花の名前募集中」と表示される。「開花情報を見る」では、お気に入りの植物園や公園を登録すると、その場所の開花状況がメールで送られてくる。登録地点は3カ所まで。今後は紅葉情報の配信も行うという。今回は「みんなの花図鑑」(PC版)のみのリニューアルだが、追ってスマートフォン専用サイトも更新を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日クールな二枚目から熱血漢、そしてコミカルな三枚目まで幅広い役柄を演じる伊原剛志。彼が企画からプロデュース、そして主演まで務めたショートフィルム『A LITTLE STEP』がまもなく下北沢にあるショートフィルム・シアター、トリウッドにて公開される。俳優のオーディションから撮影に至るまで、全てを本場アメリカで行った本作。わずか十数分の時間に込めた思いとは?伊原さんに話を聞いた。主人公は、アメリカを旅するひとりの日本人と、家族とのすれ違いを感じているアメリカ人の少年。短い時間の中で、登場人物ひとりひとりが抱える葛藤や小さな教訓が散りばめられている。今回のプロジェクトの始まりについて、伊原さんはこう説明する。「もともと、長編映画を企画していまして、脚本がほぼ出来上がっていたんです。この短編の2人を主人公に、彼らが出会うところから始まるんですが、その前にどれくらい出来るかというのを試してみようということになって。そこで、この2人が出会うまでをショートで描いてみようということになって始まったんです」。「アメリカで、どこまでやれるのか試してみたかった」――。そう言葉に力を込める。「(自身が出演した『硫黄島からの手紙』のように)向こうの作品に出たりすることはあっても、日本のものが日本という枠を越えて、というのはなかなかなかった。野球でもサッカーでも、海外に出て行ってというのは盛んですが、映画で日本人が向こうで撮って、というのを出来ないかというのは、ずっと前から考えてました」。そこで描いたのは、タイトルの通り、“小さな一歩”だった。「長編では、父親と息子の話を撮りたかったんです。父が、息子に見せる背中をね。僕自身、実生活で子供が3人いるんですが、子供たちに何が残せるか?といったことはずっと考えてました。それに自分が小さい頃、親父の背中を見て育ってきた。働く姿、生きる姿をね。では、その前のショートで何を描こうか?と考えたとき、登場人物たちがちょっとだけ踏み出す姿、逆に踏み出したいけど踏み出せない姿などを見せられないかと思ったんです」。脚本が完成し、撮影に入ってからも苦労の連続だったようだ。そこには“プロデューサー”の表情の伊原剛志がいた。「一番大変だったのは、その日のうちに決められたカットを撮っていく、という時間との戦い。それから、向こうは組合を通して許可をとっての撮影になるから、それだけですごい分厚い書類が必要になるんです。例えば、子供を出演させるとき、その家庭教師も雇わなくちゃいけないし、勉強するためのトレーラーも用意しないといけない。役者をしているだけじゃ見えないことがたくさんあって、大変でしたがやっぱり面白かったですよ」。今回はプロデューサーだったが、将来的に監督をする気は?と尋ねると、少し目をそらして「まあ、チャンスがあればね…」。さらに尊敬する監督は?と畳み掛けると、照れくさそうに、しかし決して実名を出すことなく「いろいろ…いますよ。まあ、何人かね」。どこかこの人なりの“男の流儀”といったものを感じさせる。「自分を探すために役者をやってる」。この映画を観ると、その言葉が深く心に沁みわたる。長編にも期待したいが、まずは美しい音楽と風景、深みのあるセリフで彩られたショートフィルムを堪能してほしい。9月にはブリリア ショートショートシアターでも本作は上映されるので、こちらも注目!『A LITTLE STEP』ブリリア ショートショートシアターでも9月16日(水)〜10月15日(木)の期間限定で上映。※9月20日(日)19:00からの本編上映後に伊原さんと中村哲平監督を迎えての舞台挨拶&トークイベントを実施。伊原さんのサイン入りプレゼントの抽選会もあり。ブリリア ショートショートシアター■関連作品:A LITTLE STEP 2009年8月22日から8月28日までトリウッド下北沢にて公開
2009年08月20日