2020年10月31日に、俳優の大竹しのぶさんがInstagramを更新。子育てをしていた時期に撮影された、ハロウィンの仮装を公開しました。大竹しのぶが、子供たちとギャング一家に!同年現在、30代になった2人の子供を持つ母親である、大竹さん。子供たちが幼稚園に通っていた頃、毎年のように友人宅に集まってハロウィンをしていたそうです。大竹さんは、娘でありタレントのIMALUさんについて「この頃の娘は、いつも私の半径503のところにいました」とつづり、懐かしい写真を披露しました。 この投稿をInstagramで見る 大竹しのぶ(@shinobu717_official)がシェアした投稿 - 2020年10月月31日午前6時10分PDT懐かしい写真がありました。幼稚園のお友達のお家に毎年集まってやっていたなあ。私達は、今回はギャングの一家ですこの頃娘はいつも私の半径50センチの所にいましたshinobu717_officialーより引用ハロウィンにノリノリな様子の長男と、心細そうに大竹さんのそばを離れないIMALUさんの対照的な姿にクスッとさせられますね。写真から、楽しそうな笑い声が聞こえてきそうです。さらに、大竹さんは2008年にこの世を去った、タレントの飯島愛さんの誕生日であることについてコメント。そして今日は飯島愛ちゃんのお誕生日でもあります。愛ちゃん、48歳だぁ。shinobu717_officialーより引用飯島さんが生きていたら、2020年で48歳になっていたため、大竹さんは「愛ちゃん、48歳だぁ」と呼びかけるようにつづりました。大竹さんの投稿に対し、ネット上ではさまざまな反応が寄せられています。・ハロウィンの仮装、みんな楽しそう!かわいい。・素敵な家族写真にグッときました。大竹さんの笑顔も最高です。・誕生日を覚えてくれていて、飯島さんも嬉しいと思います。きっと天国で喜んでいますね。懐かしい写真で子育てに励んでいた時期を振り返るとともに、親交のあった飯島さんの誕生日を祝った大竹さん。ハロウィンの日につづられた、愛情のこもった投稿は、多くの人の心を温めました。[文・構成/grape編集部]
2020年11月02日大竹しのぶ主演、林遣都ら豪華共演で、2021年1月8日(金)よりBunkamuraシアターコクーンにて上演される舞台「フェードル」。そのビジュアルが解禁された。「フェードル」は、フランスの劇作家ジャン・ラシーヌがギリシャ悲劇「ヒッポリュトス」から題材を得て創りあげ、1677年1月1日、ブルゴーニュ座で初演された金字塔的な作品。悲劇へと向かう女性の姿を描く美しく輝く台詞、神話的世界をもとに表現した抵抗しがたい破滅的激情は、演劇の醍醐味を堪能できる要素が凝縮されている。フランスを代表する哲学者ヴォルテールをして「人間精神を扱った最高傑作」と言わしめた歴史的名作。これまでサラ・ベルナール、ヘレン・ミレンなど、時代を彩る名女優たちが演じてきた主人公を演じるのは、2017年の初演で圧巻の演技を魅せた大竹しのぶ。フェードルの義息子・イッポリット役には、高い演技力を発揮する林遣都。そのほか、瀬戸さおり、谷田歩、酒向芳、西岡未央、岡崎さつき、キムラ緑子と個性豊かなキャストが集結し、愛に翻弄され、感情と感情がぶつかり合う悲劇を熱演する。「フェードル」は2021年1月8日(金)~1月26日(火)Bunkamuraシアターコクーンにて公演。(text:cinemacafe.net)
2020年10月23日福士蒼汰がダークヒーローを演じる「DIVER-特殊潜入班-」の3話が10月6日にオンエア。今回は安藤政信演じる伊達の娘が狙われるという展開に。伊達の“派手ファッション”と、ラストに登場した寺脇康文に大きな注目が集まっている。「グランドジャンプ」(集英社)連載の大沢俊太郎の「DIVER-組対潜入班-」をドラマ化。10代の頃は窃盗や暴力事件の常習犯だったが、高いIQや身体能力が認められ、秘密裏に結成された「潜入捜査官チーム」(通称“D班”)の一員として、犯罪者逮捕のためには仲間をもだまし、多少の犠牲もいとわない冷酷非道な“DIVER(ダイバー)”黒沢兵悟を福士さんが演じる本作。幼い頃から成績優秀、防衛大学を首席で卒業し海上自衛官としてエリートコースを歩んでいたが、ある真相をつかむために“D班”に参加する佐根村将には野村周平。兵庫県警組織犯罪対策課で事件現場の指揮をとりながら、裏で“D班”を束ねる伊達直哉には安藤さん。彼らに協力する闇医者の皆本麗子にが片瀬那奈。ホワイトハッカーとして彼らを手助けする宮永壮一に浜野謙太。“D班”を秘密裏に結成し陰で操る同県警本部長・阿久津洋子にりょうといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。神戸の中華街で刺殺事件が発生、被害者の飯島洋介は8年前、伊達が逮捕した殺人犯だったが、親族が警察の天下り先企業の重役だったことで、警察は証拠を捏造、飯島は減刑されていた。さらに伊達の元に8年前の事件関係者の家族が相次いで誘拐されているとの情報が。宮永がダークウェブを調べると伊達もターゲットになっており、ひとり娘の亜紀(宮野陽名)の身にも危険が迫っていると考えた伊達は休みを取って亜紀を守ろうとするが、伊達の自宅に覆面男が現れ亜紀を誘拐。1人で捜査を始める伊達だが亜紀を誘拐したのは兵悟と佐根村で、亜紀はD班のもとに匿われていた…というのが今回のストーリー。誘拐犯は8年前の事件で妻と子どもを失った丸山で、佐根村たちに追い詰められた丸山は自殺しようとするも、伊達がぎりぎりのところで止める。しかし丸山は同じ刑務所にいた8年前の犯人の1人を殺害し、結局自殺してしまう…というラストだった。伊達にスポットが当たった今回のエピソード、「安藤政信さんの出番が多くて、ずっとキュンキュンしながら観てました」「安藤政信がイケ散らかしてるドラマ」など、伊達を演じる安藤さんに注目した視聴者からの声が続々とSNSに投稿される。また「安藤政信くんがカッコイイーーしかも刑事ーー派手なファッションの刑事」「あんな派手スーツに派手シャツ似合う刑事とか他にいない」など伊達のファッションにも多くの反応が。そしてラストでは兵悟が寺脇康文演じる男性に銃口を向けるシーンも。「ここで寺脇康文くるか!」「寺脇さん気になる!気になる!!早く続きが見たい」と、寺脇さんの出演にも大きな注目が集まっている。(笠緒)
2020年10月06日『COCOONMovie!!』初日舞台挨拶が6日にBunkamuraシアターコクーンで行われ、松尾スズキ、大竹しのぶ、宮沢りえ、小池徹平、中井美穂(MC)が登場した。同企画はシアターコクーン過去作品の収録映像蔵出し上映会となっており、芸術監督の松尾がこの20年間シアターコクーンで上演した作品の中から3作品(『女教師は二度抱かれた』『キレイ-神様と待ち合わせした女-』『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』)、初代・芸術監督である串田和美作品(『もっと泣いてよフラッパー』)、二代目・芸術監督である蜷川幸雄作品(『下谷万年町物語』)、松尾が“演劇を始めたころの素朴な喜び”を求めプロデュースした二人芝居『命、ギガ長ス』と、その創作過程を追った WOWOWオリジナル・ドキュメンタリー『ノンフィクションW 松尾スズキ 人生、まだ途中也』を上映する。演劇の配信なども増えているものの、松尾は今回の試みについて「大きなところでやったものは大きなところで見たいんじゃないか。どうせならコクーンという劇場が空いてる時間を使って、過去のものいっぱいありますから、上映できる機会があれば」と意図を明かす。大竹は「自分の出てる劇場中継とか見ること自体があまり好きじゃなくて。『アップになるな~!』みたいな」と苦笑。「あとは全体を見てお芝居なので……というのがあったんですけど、松尾さんのお話を聞いて、今だからこそできることだし、劇場の空気を味わいたいと思ってこの企画を考えてくれたことが素敵だなと思います」と称賛した。ラインナップの中でも、蜷川幸雄演出の『下谷万年町物語』に出演していた宮沢は「それまでも何度かご一緒できる機会があったんですけど、何せ弱虫な私はとけこむことができなくて。『下谷万年町物語』で改めて『ここで飛び込まなきゃ私はダメになると思ったところがあった」と振り返る。「本当にもう希望と絶望のシーソーに乗っているような。毎日稽古で叱咤を受け、死に物狂いでやってて、本番も暗転前にヒロポンを持って踊るシーンがあるんですけど、終わった直後にもう立てなくて。これ以上できないという限界を毎日超えていた」と語った。『キレイ-神様と待ち合わせした女-』に出演した小池は、「松尾さんが『歌を聞かせてくれ』というので、アカペラでWaTの『僕のキモチ』を1人で歌ったのを覚えています」と明かす。松尾は「小池君はコクーンのデビューが『キレイ』だったんだよね。すごく力が入ってます。力が入った小池君を見てください」と紹介し、小池は「ありがとうございます」と苦笑していた。
2020年10月06日『COCOONMovie!!』初日舞台挨拶が6日にBunkamuraシアターコクーンで行われ、松尾スズキ、大竹しのぶ、宮沢りえ、小池徹平、中井美穂(MC)が登場した。同企画はシアターコクーン過去作品の収録映像蔵出し上映会となっており、芸術監督の松尾がこの20年間シアターコクーンで上演した作品の中から3作品(『女教師は二度抱かれた』『キレイ-神様と待ち合わせした女-』『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』)、初代・芸術監督である串田和美作品(『もっと泣いてよフラッパー』)、二代目・芸術監督である蜷川幸雄作品(『下谷万年町物語』)、松尾が“演劇を始めたころの素朴な喜び”を求めプロデュースした二人芝居『命、ギガ長ス』と、その創作過程を追った WOWOWオリジナル・ドキュメンタリー『ノンフィクションW 松尾スズキ 人生、まだ途中也』を上映する。『女教師は二度抱かれた』に出演した大竹は、「とにかく阿部(サダヲ)ちゃんとか大人計画の方のお芝居がびっくりで、毎日楽しいんですけど、大人計画の方って舞台ではあんなに思い切ったことなさるくせに普段はすごい喋らなくて、おとなしくて。恥ずかしがり屋なのかよくわからないところがある」と振り返る。「私は誕生日だったんですけど、普通は稽古場でハッピーバースデーとかやるのに何にもなく終わっちゃって。そうなんだって思ったら帰りにプロデューサーの方が『しのぶさん、お誕生日おめでとう』ってケーキをくれて、『そんならみんなで言ってくれたらいいじゃんか!』と言ったのが思い出です」とエピソードを披露した。さらに大竹が「『松尾さん、お誕生日おめでとうくらい言ってださいよ』と言ったら、『僕はそういうの苦手なんで』と言ってそれからずっと変わってないです」と訴えると、松尾は「その後からやるようになりました」と苦笑。また、同作には星野源が出演し音楽も務めたが、大竹は「すごくいい、覚えやすいし独特なメロディ」と星野の楽曲を称賛する。「源ちゃんも繊細な方でした。みんな繊細だからいやになっちゃいます。でも大好きなんです」とラブコールを送った。
2020年10月06日2020年9月21日に、俳優の大竹しのぶさんがInstagramを更新。同月19日に、娘でありモデルのIMALUさんが31歳の誕生日を迎えたことを明かしました。大竹しのぶが、IMALUを出産した時の家族写真を公開大竹さんは、IMALUさんを出産した際の家族写真を公開。そこには元夫であり、IMALUさんの父親である明石家さんまさんが嬉しそうに寄り添う姿が写っていました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 大竹しのぶ(@shinobu717_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月20日午前9時08分PDT19日は娘の31歳の誕生日でした。家族ぐるみでお付き合いしているお寿司屋さんでお祝いしました。あれから31年経ったなんて。さんまさんがまた例のキャンドルを持って来てくれたけど、私達が最初ほど、リアクションしなかったので、なんなぁやあ!と言っていた子供達に、自分の若い頃の話を面白おかしくする彼、その一つ一つに驚く私、お前、これ言うたやろ❣️と言われても、本当に覚えてなかった。まさか、彼がす、す、相撲部だったなんて。shinobu717_officialーより引用「あれから31年経ったなんて」と感慨深く思い出を振り返る大竹さん。IMALUさんの誕生日を、家族みんなで祝ったことを明かしています。投稿に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。・家族の絆を感じる、素敵な写真!さんまさんの表情がやわらかい。・IMALUさん、誕生日おめでとうございます。子供の成長は胸にジーンときますよね。・読んで温かい気持ちになりました。さんまさんは、いつも人を楽しませようとしてくれる人だと思います。大竹さんは、明石家さんの誕生日にも、家族で集まってお祝いしたことを告白していました。家族間の仲のよさがうかがえますね。大竹しのぶの息子がプレゼントを渡すと?明石家さんまの『粋な反応』に、グッとくるいつもは離れていても、何かのきっかけで集まれたり、ふとした時に連絡したりできる家族の存在は、時に人を強くさせるものです。どんな形であれ、そこに愛情と確かな信頼関係があれば、絆は続いていくのだと気付かされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月21日俳優の大竹しのぶさんが、2020年9月4日にInstagramを更新。元夫である、お笑いタレントの明石家さんまさんと、息子さんのツーショット写真を公開しました。明石家さんまの『粋な反応』大竹さんの連れ子であり、明石家さんと血のつながりはないという息子さん。明石家さんの誕生日に、自らプレゼントを買いに出かけたといいます。その後、誕生日プレゼントに『コーヒーメーカー』を買ってきた息子さんを見て、大竹さんは心の中で「絶対に持ってるに決まってるのになぁ」と思いつつも、様子を見守ることに。息子さんからのプレゼントを開けた瞬間、明石家さんは…。彼の誕生日、昼間ふらっとプレゼント買いに行ってくると出かけた息子。何を買ってきたのか心配だったのですが、聞けばコーヒーメーカーだとか。絶対に持ってるに決まってるのになあと少し不安な気持ちで、いよいよプレゼントを渡す時間が。開けた途端、さんまさんが言った言葉。「2日前に壊れたんやあ」これに対してみんながわあと盛り上がり、私も本当に良かったなあと。家に帰って聞いてみるとかなり高価なものだったみたいで。だって本当にあげたいものあげたかったから。と。shinobu717_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 大竹しのぶ(@shinobu717_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月3日午後8時37分PDT明石家さんは、プレゼントの中身を見るやいなや、息子さんに「2日前に壊れたんやあ」と告げたのです。そのひと声に、周囲にいた人はみんな歓声を上げ、大竹さんもホッと胸をなでおろしました。息子さんと明石家さんが家族として過ごした期間は4年。大竹さんは、彼らがまぎれもない家族として、強い絆で結ばれていることを実感し、幸せな心地になったといいます。ボスと息子が過ごしたのはたった4年。それでも今もこうして繋がっているという事や、大人になったなぁとしみじみ、思ったり、私自身が幸せを感じる夜になりました。ありがとう。shinobu717_officialーより引用一連の出来事に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。・素敵な親子関係ですね。・胸がジーンとしました。お2人ともいい笑顔です。・いろんな親子の形があるんだと思いました。さんまさんの反応に、愛を感じます。家族は血のつながりでも、一緒に過ごした期間の長さでもなく、心でつながるものなのだと思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月04日来年1月より、大竹しのぶ主演舞台「フェードル」(演出・栗山民也)がBunkamuraシアターコクーンにて上演決定。2017年上演の傑作を、今回キャストも新たに再演する。「フェードル」は、フランスの劇作家ジャン・ラシーヌが、ギリシャ悲劇「ヒッポリュトス」から題材を得て創りあげ、1677年ブルゴーニュ座で初演。1680年コメディ・フランセーズ(国立劇場)のこけら落としでも上演された、17世紀フランス古典文学の最後を飾る金字塔的な作品。悲劇へと向かう女性の姿を描く、美しく輝くセリフ、神話的世界をもとに表現した抵抗しがたい破滅的激情は、演劇の醍醐味を堪能できる要素が凝縮されている。日本では、2017年4月8日より、大竹さん主演、現代演劇界の重鎮、栗山民也演出で初演。演劇批評で大竹さんの圧巻の演技などが評価され、第52回紀伊國屋演劇賞で個人賞を受賞した。初演時は平岳大、門脇麦らが出演したが、今回の再演ではキャストを新たに上演。主人公のフェードルは大竹さんが再び挑み、フェードルの義息子・イッポリット役は、連続テレビ小説「スカーレット」への出演が話題となった林遣都に決定。栗山さん、大竹さんと初タッグとなる。大竹さんは「300年以上も前に書かれたこの戯曲の世界にまたゆけることが、本当に嬉しいです。愛と哀しみの中で、激しく生きるフェードルを演じることは、役者としての原点に戻るような気がします」と今回の再演を喜び、「一回一回、全身全霊で演じ切りたい。そう、お客様の前で」とコメント。林さんは「古代ギリシャの物語を栗山民也さんの演出、大竹しのぶさんと共演という、今の自分にとってはスケールの大きすぎるお話だと感じています」と参加へ心境を語り、「今とは見違えるほどの姿をお見せできるよう、毎日必死に大切に取り組みたいと思います」と意気込んでいる。ほかにも、瀬戸さおり、谷田歩、酒向芳、西岡未央、岡崎さつき、キムラ緑子の出演が決定している。●ストーリー舞台は、ギリシャ・ペロポンネソス半島の町トレゼーヌ。行方不明となったアテネ王テゼ(谷田歩)を探すため、息子イッポリット(林遣都)は国を出ようとしていた。一方、テゼの妻フェードル(大竹しのぶ)は病に陥っていた。心配した乳母のエノーヌ(キムラ緑子)が原因をききだすと、夫の面影を残しつつ、夫には失われた若さと高潔さに輝く継子イッポリットへの想いに身を焦がしていると白状する。苦しみの末、フェードルは義理の息子に自分の恋心を打ち明ける。しかし、イッポリットの心にあるのは、テゼに反逆したアテネ王族の娘アリシー(瀬戸さおり)。イッポリットはフェードルの気持ちを拒絶する。そんな中、テゼが突然帰還し――。舞台「フェードル」は2021年1月8日(金)~26日(火)Bunkamuraシアターコクーンにて上演、ほか地方公演あり。(cinemacafe.net)
2020年08月28日2020年7月18日、30歳という若さでこの世を去った、俳優の三浦春馬さん。訃報から約1か月が経過した今でも、著名人やファンは、言葉にならない悲しみを抱えています。大竹しのぶ「昼に夜に何度も見ていた動画」2020年8月25日、俳優の大竹しのぶさんがInstagramを更新。三浦さんが撮影したという、舞台『地獄のオルフェウス』の芝居前に、ストレッチをする大竹さん、俳優の水川あさみさん、同じく俳優の西尾まりさんが映る動画を投稿しました。 View this post on Instagram A post shared by 大竹しのぶ (@shinobu717_official) on Aug 24, 2020 at 7:33pm PDT大竹さんは、投稿の冒頭に「この1か月、昼に夜に何度も見ていた動画です」と添え、次のようにつづっています。この一ヶ月昼に夜に何度も観ていた動画です。芝居の前のストレッチ。私達はいつも4人一緒にワイワイ言いながらアップしていました。春馬くんが撮影した私達です。辛くて悲しい結末で激しい芝居だったけど、一回一回本番で全て出し切れるように頑張るためのアップです。笑ってばかりだったけど。一回一回生き切るために役者と言う者は舞台に立ちます春馬はもう本当に生き切っちゃったんだ。そしてちょっとしばらく休憩をしているんだ。ゆっくり休んでいいよ、春馬。でも会ったらお説教だねって3人で話しました。私達はまだ頑張って芝居を続けてゆくよ。頑張るshinobu717_officialーより引用「役者は、一回一回生き切るために舞台に立つ」という大竹さん。「春馬はもう本当に生き切っちゃったんだ」と、さびしさをにじませました。きっと、舞台で役に打ち込む三浦さんの姿を間近で見ていた大竹さんだからこそ、感じ取れるものがあったのでしょう。「私たちはまだ頑張って芝居を続けていくよ」と、三浦さんへ固い決意の言葉を送っていました。動画には、さまざまなコメントが寄せられています。・動画を見ながら、しのぶさんの言葉を読んで泣きました。まだなかなか受け止めきれていませんが、少しずつ前を向こうと思います。・笑う春馬くんの声を、久しぶりに聞きました。天国でもたくさん笑ってくれているといいな。・まだ胸が締め付けられますが、大竹さんの動画を見て少し元気になれました。演者にも愛される春馬くんは本当に素敵な人だったんだなと、改めて認識…。ありがとうございます。三浦さんは、大竹さんの演じる姿を、そっと見守ってくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年08月25日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)により、私たちの生活は大きく変わりました。それと同時に、これまで見落とされがちだった問題点が浮き彫りとなり、改善に向けた動きも加速しています。お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の2人は、2020年6月28日にYouTubeで公開された動画の中で、コロナウイルスが感染拡大を続ける中、聴覚障害を持つ人たちが直面している問題について言及。その内容に「伝えてくれてありがとう」と感謝と称賛の声が寄せられています。動画の中で、『サンドウィッチマン』の単独ライブを収録したDVDが、聴覚障害を持つ人たちでも楽しめるようにと、字幕が表示できる仕様になっている点について触れた、伊達みきおさん。続けて、コロナウイルスによりマスクを着用する人が増えた今、聴覚障害を持つ人が抱えている問題についても語っています。今さ、みんなマスクするじゃん。(マスクを着用した状態で)こうやってると、「何を喋ってるかまったく分からない」と。「怒ってるか笑ってるかも分からない」。喋ってると聞こえる方はいろいろ分かるけど。聴覚障害者の方って、口の動きで理解してることも多いんだって。もちろん、手話とかもありながら。口の動きで、例えば「おはよう」とか。(そしたら)おはようございますってなるわけですよ。【公式】グレープカンパニーチャンネルーより引用マスクの着用で口元が隠れることの問題点を、聴覚障害を持つ知人からの話で知ったという伊達さん。さらに、口だけでなく眉の動きでも、聴覚障害を持つ人たちは相手の話していることを読み取っているのだと紹介しています。その上で、伊達さんはマスクの中心部分だけが透明のフィルター素材に切り替わっている特別なマスクを紹介。口の動きが分かるため、聴覚障害を持つ人も、相手とのコミュニケーションがとりやすくなるといいます。【ネットの声】・聴覚に問題がある人たちに配慮し、字幕スーパーを入れていることを始めて知りました。素晴らしいです。・『サンドウィッチマン』の2人のように発言力のある人がいってくれたことで、こうした問題がもっと知られるようになればいい。・知らなかった情報を教えてくれて、ありがとう。聴覚障害を持つ人たちが、マスクで口元の動きが隠れてしまい、相手とのコミュニケーションに苦労していることは、以前から一部で指摘されています。そのため、行政機関では、会見に同行する手話通訳者のマスクを透明のものに切り替えるなど、対策がとられてきました。しかし、まだまだ聴覚障害を持つ人たちが一般にも周知されているとはいいきれません。コメントにもあるように、サンドウィッチマンの2人が動画で紹介したことにより、この問題が広く知られるきっかけになったのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年06月30日「情けないよホント…」2020年6月19日、お笑いタレント『サンドウィッチマン』の伊達みきおさんが自身のブログで怒りの声を上げています。伊達さんの怒りの矛先は、お笑いタレント『ナイツ』の塙さん。塙さんは同月15日にブログで長年愛用した携帯電話の端末をスマートフォンに機種変更したことを報告していました。塙さんの突然の『ガラパゴス携帯(以下、ガラケー)卒業』に、ガラケー仲間だったサンドウィッチマンの2人は衝撃を受けたとのこと。伊達さんのブログには『ガラケー』を使っていた頃の塙さんの写真とともに、こんなコメントがつづられていました。悪い事は言わない……この頃(写真)をよく思い出して欲しい。この…緑色の携帯を肌身離さず常に持ち歩き、何かあれば携帯にメモし…写真に収めていた。正直……俺は、怒りを通り越して今は笑ってるよ。あそこまでガラケーをフル活用し、ガラケーを愛していた人間が、そう簡単にスマホに移行出来るはずがない。伊達みきおオフィシャルブログーより引用「あんな1個しかないボタンのスマホにくら替えするなんて」と塙さんの心変わりを嘆いた伊達さん。さらに、同じく『ガラケーユーザー』の相方、富澤たけしさんの写真をアップし次のように語ってます。こうしないと、通話が出来ないんだよ。携帯の背中にあるスピーカーからしか相手の声が聞こえないんだよ…。2年前からずっとだ。伊達みきおオフィシャルブログーより引用伊達さんは壊れていても買い換えない富澤さんの『ガラケー愛』を称賛しつつ、塙さんに「まだ間に合う。ガラケーに戻して、また赤外線で連絡先を交換しようぜ」と優しく呼び掛けていたのでした。ネット上には「ガラケーへの愛がハンパなくて面白い」「富澤さんのはさすがにガラクタだと思う」「塙さん、2人のために戻ってあげてください」などコメントが多数寄せられています。ガラケーユーザーの絶滅が危惧される中、数少ない生き残りとなったサンドウィッチマン。仲間の裏切りや端末の寿命を乗り越え、長く使い続けてほしい…そう願わずにいられませんね![文・構成/grape編集部]
2020年06月19日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが18日、オフィシャルブログを更新し、アンジャッシュ・渡部建のYouTubeチャンネルにゲスト出演したことを報告した。伊達は、「芸能界のグルメ王といえば……まぁ、賛否はあれど(笑)…やはりアンジャッシュの渡部さんが筆頭」とした上で、「全国各地の美味しいものを探求している渡部さんのYouTubeチャンネル『アンジャッシュ渡部ちゃんねる』に、僕が出演しました!!」と明かした。出演したのは「緊急企画!Zoomでサンド伊達に電話!」。渡部は、伊達がブログで紹介していた仙台の「定義山三角あぶらあげ」を取り寄せ、Zoomを通じてオススメの食べ方などを聞いて実食した。その中で、渡部は「あなたに1つ注意があるのよ」と切り出し、「今まで毎回この話カットになってるんだけど、『この人、グルメじゃないですよ。すげぇ変なラーメン屋に行ってましたよ』っていう話」と苦笑。「全然グルメじゃないの知ってますよ、こっちは」と返す伊達に、「カットになってるからいいけど、毎回するのやめてくれ(笑)!」とクレームを入れた。さらに、伊達から「走って××に食べに行ってたの見てましたから」と店名まで暴露され、動画上では爆発音で伏せられていたものの、渡部は「名前ダメなんだって出したら! 名前出すからオンエアできないのよ! 『くそマズイラーメン屋に渡部さんが行ってた』って(笑)。伊達ちゃん、バカでしょ? テレビ何年やってるの。名前出すからオンエアされないのよ!」とツッコミを入れ、2人は爆笑していた。
2020年05月18日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが23日、オフィシャルブログを更新し、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった女優の岡江久美子さんについて言及した。伊達は「岡江久美子さん…。」と題してブログを更新し、「岡江久美子さんの死去…驚きました。。。連想ゲームの頃からファンだったので、TBS『はなまるマーケット』のコーナー『はなまるカフェ』に出演出来た時は本当に嬉しかった事を思い出してました。」とつづった。そして「コロナウイルス…腹立つなぁー本当に。日本、世界の医学博士や製薬会社の方々……この、憎きコロナウイルスを完全に消滅させる薬の開発を、何卒早急に宜しくお願い致します。世界を救って下さい。」と記し、「岡江久美子さんの御冥福を心からお祈り致します。合掌」と追悼した。岡江さんは今月3日に発熱し、6日に容体が急変して入院。ICU(集中治療室)で治療を受け、その後、PCR検査で新型コロナウイルス感染が判明していたという。
2020年04月23日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが10日深夜、オフィシャルブログを更新し、東日本大震災の発生から9年を迎える心境をつづった。2011年3月11日、サンドウィッチマンは東北でのレギュラー番組のロケで宮城・気仙沼市を訪れ、撮影の合間に被災。以来、募金や復興支援活動を積極的に行ってきた。伊達は「9年。そして10年目へ」と題し、「3月11日がまたやってきた。あの日から丸9年か」と感慨深げに「全国からのご支援やご協力、応援により、東北の沿岸は元気に絶賛復興中です!」と呼びかけ、9年の歩みを振り返った。「震災直後にボランティアで被災地に入って下さった方が、そのまま移住して新しい街作りに携わってくれたり、被災地に住む地元の方の人柄に惚れ、移住したり…そんな話をよく聞きます。沢山の人や建物、沢山の思い出を失った出来事でしたが、震災をきっかけに、様々な人生が新しく生まれてもいるんですね。9年経った被災地…ある地域では、今や被災地とは思えない程に整備がされ、震災前の町並みを忘れるくらい復活を遂げている所もあります。勿論、内情は色々とまだ問題があるでしょうけど」毎年、この時期に震災についての思いをブログにつづってきた伊達。「年月が経つにつれ、地域の格差が出てきており、復興のスピードやその町に対する期待感というのか、住んでる方々の『この町を元気にして全国からお客さんを呼ぶぞ!』という気持ちの格差が出てきている様な感じもします」「震災後、仕方なく町を離れてしまった方が多い地域等は特に。故郷を建て直すには、やっぱり地元民の力強い意志や行動力がないと難しい」と吐露し、「今週の、フジテレビ『バイキング』の中で、坂上忍さんと我々が一緒に宮城県へロケに行ったVTRが流れています。こうゆうのが本当に有り難いです。こうして、東北の元気や笑顔、美味しいもの、そして感謝を伝えられる番組や企画はこれからも続いて欲しいです」と番組などで取り上げられることに感謝した。そして、「3月11日。9年にもなると、震災直後には防災グッズを購入したり、お水や食料を備蓄したり…そんな事も今ではすっかり忘れてしまってる方もいると思います。毎年、この日は改めて襟を正す1日になれば良いですね」と期待を寄せ、「では、東松島市から、気仙沼へ向かいます。11日は、震災から9年の気仙沼を色々と回ります」と報告。「いつも東北の被災地を気に掛けて頂きありがとうございます」と結んでいる。
2020年03月11日女優・寺島しのぶの長男・寺嶋眞秀が、セガの人気ゲーム「ソニック」シリーズをハリウッドで実写化した映画『ソニック・ザ・ムービー』(3月27日公開)で、主人公・ソニックの幼少期となるベビーソニックの日本語吹替を担当することが26日、明らかになった。本作が声優初挑戦となる。ベビーソニックは、映画オリジナルキャラクターにして、全世界で初お披露目となるキャラクター。この役の吹き替えに、寺島しのぶを母親にもち、2017年に歌舞伎の初お目見得を果たし、昨年は除菌スプレーのCMに出演し歌唱を披露するなど、幅広い活躍を見せる寺嶋眞秀が抜てきされた。アフレコ当日は緊張した面持ちだったが、ディレクターから丁寧に説明を受けて本番へ。最初にセリフパートを収録し、最後に冒頭の島を走り回る際の叫び声や笑い声を収録。「今やったやつより、もう少し元気にできる?」「今度は、もう少し生意気そうにやってみようか?」などと、ディレクターの言葉をしっかりと聞いて、一言一言ゆっくりと収録した。また、笑い声がなかなかうまくできずにいると、周りが寺嶋をくすぐったり笑わせたりし収録に臨んだ場面も。ベビーソニックが「いえーい!」と両手両足を広げて空を舞うシーンでは、大人たちがベビーソニックと同じように手足を広げ「ほら、こんな感じだよ!」と見本を見せた。眞秀は収録を終え、「アフレコは楽しかったです。でも、ベビーソニックが、笑ったり、叫んだりするところは難しくて、くすぐられたので笑うことができました。自分の声が入った映像を観たけれど、面白かったです」とうれしそうに語った。(C)2020 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年02月27日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお(45)が、人目に触れない場所で行った“善行”が話題だ。伊達の後輩芸人・田中光(37)が2月4日に、Twitterでこう明かした。《事務所の洗面所のドアを開けたら、手洗い場を綺麗に拭き上げているサンドウィッチマン伊達さんがいた》と報告。続けて、《「まぁ、たまにしか事務所来ねぇからこれくらいはな。変なとこ見られちゃったなぁ」と照れ臭そうに言った。なんてかっこいい先輩なんだろう》と称賛した。このツイートは、5日18時の時点で14.5万件の「いいね」を記録。フォロワーからも伊達を称賛するコメントが相次いだ。《かっこ良すぎるわ。俺も真似しよう》《本当に素晴らしい方ですね…!素敵なエピありがとうございます》《典型的な「人は見かけによらない」人。もともと好きだけど更に好きになりました。かっこいい…》07年の『M-1グランプリ』で優勝し、確かな実力と愛されキャラですぐさま大ブレイクしたサンドウィッチマン。いっぽうで、彼らが育った宮城県も大きな被害を受けた東日本大震災が発生した際は、震災孤児等を支援する『東北義援金』を開設。今も、ファンと一緒に被災地に行く『東北応援バスツアー』を実施するなど、慈善活動にも力を入れてきた。そして、『好きな芸人ランキング』では1位を獲得するまでにいたった彼らだが、伊達の“人格者ぶり”も注目を集めてきた。「伊達さんは芸人になる前は、福祉用具を扱う会社で営業をしていました。芸人になってから、耳が不自由な知人に『お笑いDVDを見たことがない』と言われたそうです。そこからヒントを得て、ライブDVDに日本語字幕を付けるといった工夫も。さらに今後に活かすために、全国にある聴覚障害者の団体にDVDを送って感想を募ったそうです。こういった誰かを思いやる行動に、人気の秘訣があるのでしょう」(テレビ局関係者)伊達の小さな行動が、ますます好感度を上げたようだ。
2020年02月05日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが23日、オフィシャルブログを更新し、前日にテレビ朝日・ABCテレビ系で生放送された漫才王座決定戦『M-1グランプリ2019』決勝戦の感想をつづった。過去最高となる5,040組が参加した今年の『M-1グランプリ』。ファーストラウンドで7番目に登場したミルクボーイが『M-1グランプリ』史上最高得点でトップ通過し、最終決戦でも勢いそのまま勝利した。2007年の『M-1グランプリ』で7代目王者となったサンドウィッチマン。伊達は、「いやぁ、今年のM-1グランプリも楽しかったなぁ」と振り返り、「(相方の)富澤が今年も審査員で出演している為、僕は家でピザを食べながら家族とTVで観ていました」と自宅で見守っていたことを明かした。続けて、「本当に、全体的に例年よりもレベルの高いM-1だったと思います」と絶賛し、「みーんな面白かった! 漫才ってまだまだ色んなスタイルや切り口があるんだなー」と発見もあった様子。中でも驚いたのは「『ぺこぱ』の大きな成長」で、「数年前、NHK『笑ら削り』という番組で共演した以来かなぁ。本当に漫才が巧くなり面白かった!」と共演時からの急成長に感動する。また、優勝したミルクボーイのネタを見たのは初めてで、「笑ったなぁ。島田洋七師匠みたいなしゃべり方で…堂々として滑舌も良いし面白かった! 優勝、おめでとうございます」と祝福しながら、「まったくの無名で、オッサンみたいなコンビが優勝か…ん? なんか12年前と少しかぶるなぁ」と自身とも重ね合わせた。伊達が「一番笑った」のは、かまいたち。「元々、彼らのネタは好きで…漫才の技術力とセンスと安定感はぶっちぎりでしたね」と高く評価し、「『かまいたち』『和牛』しかり、コンテストものは新参者が比較的有利。でも、和牛もかまいたちも…ちゃんと決勝戦常連の意地は見せた」と両組が不利な立場だったことも補足した。「しかし、あれからもう12年か。。。過去の振り返りのVTRにも俺ら少ししかうつらなくなってきたもんな(笑)」と少々寂しげな伊達。「決勝に出場した全組! みんな素晴らしかったです」と決勝戦出場組を称賛しつつ、「敗者復活戦、カミナリと東京ホテイソンもしっかりウケてたし! 残念ながら復活はならなかったけど…。でも、そうやって悔しさを積み上げて行くのも経験、後に必ず自分達の時代はくるから。頑張って!」と惜しくも決勝の場に立てなかったコンビにも激励の言葉を送っている。
2019年12月23日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが30日、オフィシャルブログを更新し、お笑いコンビ・アンタッチャブルが復活したことについて感激の思いを記した。柴田英嗣がゲスト出演した29日放送のフジテレビ系『全力!脱力タイムズ』に、山崎弘也がサプライズ出演。10年ぶりに2人そろってテレビ出演を果たして漫才を披露したことで、芸人仲間からも歓喜と祝福の声が続々と上がっている。伊達は羽田空港から車で自宅に帰ろうとしたところ、車中で同番組を視聴。駐車場で見入ってしまったという。「羽田から車で自宅に帰ろうとしたら、テレビでアンタッチャブルの柴田さんが漫才らしきものをしていて…。面白くて駐車場でそのまま見ていたら、何と!本来の相方・山崎さんが出てきて…。あのファストフードの漫才が!いやぁ、すげー嬉しかった!超久々のアンタッチャブルさんの漫才、最高でした!めちゃくちゃ楽しそうに漫才する柴田さんと山崎さん…」伊達は、「お2人が昔からお世話になっている有田さんの番組で、こうして何となく復活するという(笑)」「またその関係性とかが見えてきて、羨ましさとか…あと何だか嬉しくてちょっと涙出ましたわ」と告白。たまらず、柴田に連絡したという。「柴田さんに会う度に、山崎さんの事を『あんな面白れーヤツいないよ!』って柴田さん言ってたし。で、その番組『脱力タイムズ』を見たあと、柴田さんにメールした。『柴田さん!漫才最高でした!ありがとうございました!』と。すると…『なんのありがとうございましただよ!そんな事よりスマホにしろ!ありがとうね』と」「あー。良かった」と余韻に浸る伊達。「漫才界にとっても、こんな嬉しい事はない。いやー。良かった!」とこの話題を締めくくっている。
2019年11月30日明石家さんま(64)が元妻の大竹しのぶ(62)とバラエティー特番『誰も知らない明石家さんま』(日本テレビ系)で共演すると、11月19日に日本テレビ公式サイトで発表された。17年12月に放送された『第3回明石家紅白!』(NHK総合)でも、大竹とデュエット披露したことがあったさんま。2人きりの対談ロケは初めてで、同番組は12月1日に放送される予定だ。公式サイトによると「さんまの素顔に迫るサプライズロケ」をテーマに、“一人の男”としてさんまの知られざる一面を掘り下げるという。ディレクターもいないなか、さんまと大竹はゆかりある寿司店で対談。過去の大喧嘩話や、新婚当時の思い出話を披露するという。SNSでは《これは絶対観たい!》《見ますよ!!!》といった声が上がっている。さんまと大竹といえば86年に『男女7人夏物語』(TBS系)で初めて共演、88年に結婚した。89年9月には、IMALU(30)が誕生。だが、92年に大竹がIMALUの親権を持つかたちで離婚した。いっぽう離婚したものの、さんまと大竹は27年間にわたりプライベートで良好な関係を築いてきた。18年9月に大竹の母が逝去した際も、さんまは大竹に寄り添っていたという。朝日新聞で連載している大竹のコラム『まあいいか』(2月1日付)では、息子の誕生日をさんまとともに祝う写真が。さらに大竹は《昨年9月に母が亡くなった時も、彼は真っ先に駆けつけ一緒に母を送ってくれた》と明かしていた。また7月17日に誕生日を迎えた大竹は、インスタグラムにこんなエピソードも披露していた。《元夫からもラインが。HBと書かれた次に来た言葉が、ご苦労さん だった。なんなんダァ》離婚後も仲睦まじさが垣間見えるさんまと大竹。そんな2人にこんな声が上がっている。《離婚しても仲良しって素敵な関係だね》《なんかいい温度感だよね》《理想の離婚像と書いていいか分からないけど、いい元夫婦》
2019年11月20日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが16日、オフィシャルブログを通じ、Kis-My-Ft2の紅白初出場を祝福した。キスマイは、今年大みそかの『第70回NHK紅白歌合戦』に出場することが決まり、14日の発表会見で、「令和初の紅白ということで7人で力を合わせて、(ジャニー喜多川)社長に感謝を込めながら頑張っていきたい」と意気込みを語っていた。伊達は「紅白おめでとう」と題した記事で、「念願の、いや悲願の初出場!」「良かったぁー本当に」と喜び、「メンバーみんなから、喜びのメールが届きました」と直接報告があったことも明かした。「曲もCMで使用されたり、大規模なコンサートやバラエティーでも大活躍だもんね」と振り返り、「一緒に番組やらせて貰ってますが、メンバー7人、本当に気持ちの良い兄ちゃん達です」と人柄も絶賛。「きたやん、たいちゃん、横尾くん、たまちゃん、せんちゃん、にか、宮田くん」「おめでとうさん!」とそれぞれに祝福のメッセージを送っている。サンドウィッチマンとキスマイは、テレビ朝日系『10万円でできるかな』(毎週月曜20:00~)で共演中。伊達は、7月27日放送のラジオ番組『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送/毎週土曜22:30~23:00)にゲスト出演した際にも、「キスマイって、いつもプレゼントをくれるんですよ。しかも、ちゃんとメンバーが選んで買いに行ってる」「たまにキスマイが違う芸人と絡んでると嫉妬するんだよ。俺らのとき、こんな笑顔見たことないなって」とメンバー愛を伝えていた。
2019年11月16日加藤シゲアキ主演スペシャルドラマ「悪魔の手毬唄~金田一耕助、再び~」に、「ジャニーズWEST」小瀧望と女優・寺島しのぶが参加することが分かった。ミステリー&ホラー小説界の巨匠・横溝正史が生んだ金田一耕助シリーズは、探偵推理小説の金字塔として圧倒的人気を博し、昭和、平成と時代を越えて幾度となく映像化されてきた不朽の名作群。中でも「悪魔の手毬唄」は、作者自身が傑作と語ったミステリー作品で、怨念めいた村で起きる血で血を洗う争いが描かれる。今回出演が明らかになった2人が演じるのは、物語の舞台である鬼首村(おにこうべむら)にある温泉旅館「亀の湯」の女主人・青池リカと、リカの息子で美しき容姿の青年・青池歌名雄。2人は悲しい過去を背負いながらも、固い絆で結ばれる親子だ。数々の映画や舞台、テレビドラマで唯一無二の演技派俳優として活躍を続ける寺島さんが演じるリカは、歌名雄と娘の里子の母で、20年前、里子を妊娠中に悲惨な事件で夫・源次郎を亡くしていた。しかもその犯人、恩田幾三はいまだに行方不明だという。目下の悩みは、愛する息子のこと。歌名雄と村一番の実業家である仁礼家の娘・文子との縁談話が持ち上がっているが、当の歌名雄は由良家の娘・泰子と恋仲で…。今回の役について「さまざまな愛憎がリカの中で渦巻いており、なぜそうなったのか、さまざまな部分を自分なりに読み込んで演じたいと思っております」と意気込んだ寺島さんは、「横溝正史氏の作品が今の時代に何が伝わるのか、何を伝えられるのか、出演者ですが視聴者の方々の感想がとても気になります」と放送が楽しみだとコメント。一方、アイドルであり「白衣の戦士!」「決してマネしないでください。」など俳優としても活躍する小瀧さんが演じる歌名雄は、村の男性陣の中で随一の色男で、思いを寄せる女性は数知れず。恋仲の泰子と結婚の約束をしているが、家族のことを考えると自分の思いを貫いていいのか悩みは尽きない。しかしそんな中、泰子が滝つぼで死んでいるのが発見される――。歌名雄役の小瀧さんは「今まで出演してきたドラマのテイストと全然違いましたし、“かなり難しいな!”と思いました。個人的な印象ですが、この役が僕にとってターニングポイントになる気がしています」と印象を明かし、単発ドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」以来3年ぶり2度目の共演となる加藤さんについては「そんなに久しぶりな感覚はないですし、またご一緒できてすごくうれしいです!」と喜んだ。また、母役の寺島さんについては「まさにお母さん!すべてを包み込んでくれる感じです。お芝居では圧倒されると同時にすごく興奮もしています。学ばせていただきたい、吸収したいという気持ちで日々過ごしていますし、ご一緒させていただけてとても幸せです」と初共演した感想を語っている。そして加藤さんも「歌名雄は難しいキャラクターだと思います。男ですけど“悲劇のヒロイン”のような人物。(小瀧と)お互いの成長を感じられたらうれしいです」と再共演に喜びのコメントを寄せている。スペシャルドラマ「悪魔の手毬唄~金田一耕助、再び~」は12月21日(土)21時15分~フジテレビにて放送。※時間変更の場合あり(cinemacafe.net)
2019年11月07日埼玉県内にある霊園に、長男(34)と長女・IMALU(29)を伴って訪れたのは大竹しのぶ(62)だった。この日、9月1日は昨年、老衰のために逝去した最愛の母・江すてるさん(享年96)の1周忌にあたる。江すてるさんはいま、教師だった夫、そして生後9カ月の赤ちゃんのときに亡くなった大竹の兄といっしょに眠っている。江すてるさんは、シングルマザーでもある大竹のサポートも、長年続けてくれたという。彼女は本誌のインタビューで次のように語っている。《父は、私が二十歳のときに亡くなりましたけど、母はずっと私のそばにいてくれて。結婚してからは家事や子育ての面で協力してくれました》(本誌’10年9月7日号)周囲がみんな認める“働き者”だった江すてるさんに介護が必要になったのは5年ほど前からだったという。大竹はきょうだいや子供たちにも協力を呼びかけ、自宅での見守り介護を続け、“仕事と母のことで精いっぱい。食器一つ、ベッドカバー一枚買っていない”という毎日を過ごしたという。全力疾走の日々が続いていただけに、母との永訣で生まれた喪失感もより大きかったようだ。彼女は朝日新聞でエッセイ『まあいいか』を連載中だが、そのなかでも頻繁に淋しさを訴えている。《「なんだか淋しいなぁ」。深夜、洗濯物を干し終え、誰もいない部屋に私の独り言が空しく響く》(’18年9月21日付)また今年の6月には夏の訪れを大竹は、こう表現している。《母が、苦しみ、もがき、必死に生き抜こうと闘っていたあの夏》《8月、思い出すのも悲しくなる8月》……。この1年、母を失った喪失感“母ロス症候群”に苦しみ続けていた大竹。今年9月1日に訪れた埼玉県の霊園では、彼女は墓前にしゃがみ、目をぎゅっとつぶりながら、2分ほども手を合わせていただろうか。そして子供たちや合流した親族たちが思い思いに江すてるさんに語りかけた後に記念撮影を提案したのは長女・IMALUだった。この“撮影タイム”は意外な効果も生み出したようだ。墓石の横に立ち、声をかけあいながら、カメラやスマホのレンズを向けられるうちに、大竹の表情が少しずつほぐれていく。「江すてるさんはユーモアのある人で、体が弱ってからも、家族たちを笑わせるのが大好きだったそうです」(前出・舞台関係者)誰かが、江すてるさんのありし日のエピソードを披露したのか、大竹や一同は思わず笑顔に。静かな霊園に、楽しげな笑い声が響いたのだった。命日には全開の笑顔を見せることができた大竹。実は“家族の喪失”でうがたれた心の穴を少しずつでも埋めてくれたのは、“家族の絆”だったという。「大竹さんは『母は私に“精神的な強さ”を教えてくれた。だから私は、母がいないことにも負けてはいけないんだ』と言っています。彼女が江すてるさんの不在により淋しさを感じていることを隠そうとしなかったのも、母の思い出をあえて語り続けることで、悲しみを昇華させようと考えていたからなのかもしれません。また、元夫の明石家さんまさん(64)も、親身になって支えてくれたようですね」(大竹を知る舞台関係者)大竹はエッセイで元夫にこんな感謝の言葉を捧げている。《昨年9月に母が亡くなった時も、彼は真っ先に駆けつけ一緒に母を送ってくれた》(’19年2月1日付)2人が離婚したのは27年前だが、その後も交流は続いており、江すてるさん逝去後は、会う機会も増えているようだ。「今年1月29日は長男の34歳の誕生日で、3人で食事をしたそうです。また大竹さんもさんまさんも7月に誕生日を迎えます。今年8月には“ちょっと遅れたお誕生日会”を開き、子供たちやその友人たちも集まって、にぎやかな会になったとか。さんまさんは“名司会者ぶり”を発揮し、みんなを笑わせ続けたそうですが、きっと、大竹さんを元気づけたかったのでしょう」(前出・舞台関係者)9月1日、大竹たちはお墓参り後、霊園内にあるあずまやで、江すてるさんの思い出話に花を咲かせていたという。彼女が“母ロス”から卒業する日も、けっして遠くはないだろう。
2019年09月11日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが21日、オフィシャルブログを更新し、謝罪会見を行ったお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮への思いをつづった。宮迫と亮は20日、都内で開いた会見で一連の闇営業騒動を謝罪。一方で、吉本興業の岡本昭彦社長から、「全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんやったら記者会見やれ。俺にはお前ら全員クビにする力がある」など圧力があったことを告発した。伊達は、「芸人として、やはりこの事は触れずにいられません」と切り出し、「今日のライブ中。楽屋では、宮迫さんと亮さんの会見をみんなで見た」と報告。「とってもお世話になった大好きな先輩2人。顔つき、雰囲気、とてもいつもの二人とは思えない…腹を決めた表情。心からの『申し訳ありませんでした』。何度も。僕は、沢山の方にしっかりと今の気持ちが伝わったと思います」と率直な感想を記した。また、「僕ら、後輩芸人にとって…どうしても出たい影響力のある番組が『アメトーーク!』であり『ロンドンハーツ』でありました」と2人がMCを務める番組を挙げ、「番組でおいしくして頂き、それによって世に出た芸人も数多くいます。事務所の違う我々にとっても、いつも笑顔で優しく接して頂き『また番組に来てな!』と言ってくれる希少な先輩方」とその存在の大きさを説明。さらに、「東北の震災直後、僕らの楽屋に宮迫さんが一人で来られて…地元大変やったな…時間かかりそうやな…と。しばらく楽屋でお話させて頂き、報道を見ておくさんと色々話して持ってきたからと、数百万円の義援金を僕らに託してくれました。亮さんも、よく喫煙所でお会いする度に『東北どうなん?こないだ行って来たよ』『何か俺に出来る事があったら遠慮なく言ってな』といつも言ってくれた。こういう、背中を押してくれたお笑いの先輩がいたからこそ、震災関連の応援を表立って出来た。本当に優しい気持ちをもった先輩」と復興支援の後押しとなったエピソードも明かす。そして、「だからこそ、知らなかったとはいえやってしまった過ちを…とにかく1日でも早く世間の皆様や被害者の方々に謝罪したかったんだと思う」と思いやる伊達。「宮迫さんも亮さんも、引退した訳ではないので、いつかまた一緒に笑いを作りたい」と願い、「お世話になった先輩方に、微力ながら少しでも何かで恩返しさせて頂きたい」と誓っていた。
2019年07月21日「今春から、しのぶさんは自身も所属している芸能プロダクションに息子さんを所属させたそうです。これからは歌舞伎だけではなく、芸能界でも活躍させたいという思いがあるのでしょう」(芸能プロ関係者)2年前にデビューし、今年は3月と4月に東京・歌舞伎座に連続出演した、寺島しのぶ(46)の長男・眞秀くん(6)。「芸能事務所入りした眞秀くんを、しのぶさんはテレビ各局に売り込んでいます。その甲斐あって、4月6日放送の『サワコの朝』と5月17日放送の『A‐Studio』(ともにTBS系)で親子共演を果たしました。舞台慣れしているためか、眞秀くんはリラックスした様子で終始堂々としていましたね。歌舞伎のセリフを披露してみせたり、スタッフの持っていたカンペを見つけて『なんて書いてあるの!?』と言ってスケッチブックを奪ったり、子どもらしいお茶目な一面でスタジオを盛り上げていました(笑)」(テレビ局関係者)眞秀くんは4歳のとき、“将来の夢は仮面ライダー”と語っていたが、いまは“ライダー俳優”に憧れているという。「同じ事務所の俳優・菅田将暉さん(26)は16歳のころに『仮面ライダーW』で主演を務めました。眞秀くんは『いつかあのお兄ちゃんみたいになりたい!』と話しているそうです。今回の芸能事務所入りも、本人の希望をかなえてあげるためだったのだと思います」(前出・芸能プロ関係者)今年5月、『スポーツ報知』のインタビューで歌舞伎役者の夢について聞かれると「半分くらいなりたいかな」と答えていた眞秀くん。だが、寺島は人一倍、長男を歌舞伎役者にすることにこだわっていたはず――。音羽屋の第一子に生まれながらも、女性であるがゆえに歌舞伎役者にはなれなかった寺島。跡継ぎになれるのは、弟・尾上菊之助(41)だけ。彼女はその悔しさをこう振り返っている。《弟が6歳で初舞台を踏んだ時、「どうして年上の私が舞台に立てないの」と腹が立つやら悲しいやらで、それに男中心の梨園ですから、我が家は弟を中心に回っていて、私一人が取り残されていく気がして……》(『週刊現代』15年10月17日号)だからこそ、自分が継げなかった音羽屋の名跡を、なんとしても眞秀くんに継がせたかったのだ。実際、寺島は07年にフランス人のローラン・グナシア氏(51)と結婚した際、会見で「男の子ができたら歌舞伎役者にしたい」と語っていた。「まだ言葉も話せないうちから眞秀くんに父や弟の舞台映像を見せ続け、歌舞伎のイロハを叩きこみました。さらに眞秀くんが2歳のときから日本舞踊を習わせるなど、早くから英才教育に乗り出したんです。そして、17年5月の初お目見えでようやく夢がかないました」(梨園関係者)しかし一転、昨年4月のネットニュースのインタビューでは、寺島は息子の将来についてこう語っている。《歌舞伎の世界はそう簡単にいかないことはよく分かっています。本人がもしやりたいというのなら、やればいい。無理に歌舞伎の世界へ入ってほしいとは思っていません》(18年4月27日配信『仕事DeepDive』)いったい、彼女にどんな心境の変化があったのか――。「ローランさんは、自主性を重んじる教育方針だそうです。眞秀くんが幼いころは、その教育方針の違いから衝突することも多かったとか。でも最近では、しのぶさんも『本人がやりたいことを目いっぱいやらせればいいんだ!』と考え方が変わってきたといいます。また、眞秀くんが今年の4月から小学校に入ったことも大きかったようです。眞秀くんは出身者に歌舞伎役者が多いA学校ではなく、別の有名私立B学校に進学しました。梨園とはまったく関係のないB学校のママ友たちと交流するうちに、寺島さんは『子どもにはさまざまな経験をさせたほうがいい』と考えるようになったのでしょう」(前出・テレビ局関係者)いつの日か、“ライダー歌舞伎”が見られる日が来るかも!?
2019年06月07日寺島しのぶ、足立梨花、清原果耶、中村ゆり、倉科カナ、伊藤歩という原作キャラクターの再現性を重視した実力派女優たちが集う、「連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー」から特報映像とポスターが解禁となった。本作は人気作家・湊かなえが、人間の情念をえぐり取るように母と娘、姉と妹、友達、男と女の複雑な関係を描き、直木賞候補作となった短編集を連続ドラマ化。登場人物それぞれが犯してしまう過ちは、角度を変えれば成功あるいは幸福にも見えてくる。“人生も人間も、ある一面だけで判断することはできない”ことが、このドラマの最大のテーマとなっている。そんな本作のポスターが完成。寺島さんら6名の主演女優の写真に入っている“タイトル”と“役名”はそれぞれの直筆。“タイトル”には「ポイズンドーター」「ホーリーマザー」など、各話を象徴するキーワードともいえる気になる言葉が並んでいる。加えて、“ポイズンワールド”が垣間見られる特報映像も公開。映像中に流れるのは、子どものころに聞いたことのあるような、懐かしくも、どこか怖さと“中毒性”のあるメロディー。これはドラマオリジナルソングの「だいじな子」。本作の世界観を表現するためにエンディングテーマとして作曲され、ドラマ本編のエンディングでは、各話に登場する“毒(ポイズン)”を抱えた女性たち6名が歌いつなぐ仕掛けも。今回の特報でも、彼女たちの不穏な歌声を耳にすることができる。各話主演女優以外にも、話題性豊かなキャスト陣が並んだ本作。第1話「ポイズンドーター」には注目の若手女優・山田杏奈、「M-1グランプリ」2017年王者でもあるお笑い芸人・村田秀亮(とろサーモン)、ドラマ初出演の元NHKアナウンサーの登坂淳一らが出演。第3話「罪深き女」では、高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が殺人犯役で鮮烈な演技を見せるなど、全話でメインキャスト総勢37名という豪華競演が実現。さらに、ある物語の登場人物が、別の物語でも鍵を握る人物として登場するなど、この“ポイズンワールド”の中には様々な仕掛けが隠されているという。「連続ドラマW湊かなえポイズンドーター・ホーリーマザー」は7月6日22時より毎週土曜WOWOWプライムにて放送(全6話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2019年05月28日女優の寺島しのぶが、5日に放送されたトーク番組『密会レストラン』(NHK総合 23時~)で、昨年9月に亡くなった女優・樹木希林さんの言葉を振り返った。同番組は、寺島とKing & Princeの岸優太がゲストを招き、恋愛遍歴を聞くトークバラエティ。その中で、夏木マリと「歳を重ねた夫婦の愛の育み方」のテーマで対談するコーナーがあり、寺島は「結婚って難しい」と吐露しながら、樹木さんとのエピソードを語り始めた。2007年にフランス人と結婚した寺島。発表後に会った樹木さんは、「結婚したんだってね。異国の人だって?」と反応しながら、「しのぶちゃん。これだけは言っておくけど、誰と結婚しても一緒だから」「結婚したからにはその人を極めた方がいい」とアドバイスされたという。寺島は、「違うと思って結婚するのもあるけど、『結局自分は変わらないから一緒だと思うよ』と言ってくださって」と今でも支えとなっている樹木さんの言葉を思い出し、夏木も「名言ですね」と感激していた。
2019年05月06日「愛に生きる女」を情熱的に演じてきた女優・寺島しのぶと「King&Prince」の岸優太がMCを担当、豪華なゲストを迎え“愛”について学んでいくNHK総合「密会レストラン」が5月5日(日)に放送される。渋谷の某所にひっそりと佇むレストラン――「愛に生きる女」を情熱的に演じてきた女優・寺島さんが密かに営む「密会レストラン」。ここでのルールはただ一つ、「この店に来たら、恥ずかしがらずに、恋の話を楽しむ」こと。このレストランでギャルソンとして寺島さんを手伝いながら“愛”について学んでいくのが、いま一番熱いアイドル「King&Prince」の岸さん。岸さんに愛を教えるゲストとしてスガシカオ、土屋アンナ、夏木マリ、澤穂希、稲川淳二、武井壮、千原ジュニア、「怒髪天」増子直純、ミッツ・マングローブ、「平成ノブシコブシ」吉村崇らが出演。出演者全員の秘密の一面が明かされる“恋愛遍歴ラブヒストリー”を紹介。スガさんは「恋愛偏差値が低すぎた…」と若き日の失恋を告白、土屋さんは「上手な別れ方」を自身の経験を交じえ解説。千原さんは「マスコミに追いかけられる恋」の苦労を語り、女子サッカー元日本代表の澤さんも「夢と愛の間で揺れた過去」を明かすなど、ゲストたちの素の人生が浮かびあがっていく。さらにレストラン特製の密会部屋では夏木さんと寺島さんによる深すぎる大人のラブトークも展開。どんな至言・名言・迷言が炸裂するのか…目が離せない。ジャニーズJr.としての活動中に「仮面ティーチャー」で俳優デビュー、その後「近キョリ恋愛 ~Season Zero~」や「お兄ちゃん、ガチャ」などを経てドラマ、映画と展開した『黒崎くんの言いなりになんてならない』や『ニセコイ』などにも出演。俳優としても躍進中の岸さんだが、昨年デビューし大ヒットを連発中の「King&Prince」としての1stアルバム『King & Prince』が6月19日(水)に発売される。ゲストのスガさんは3年ぶりとなる『労働なんかしないで光合成だけで生きたい』が現在好評発売中。デビュー20周年を迎えたスガさんの魅力が詰まった1作になっている。「密会レストラン」は5月5日(日)23時~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年05月05日4月15日午後9時過ぎ、東京・渋谷にある高級ワインバーへ足早に向かう女性の姿があった。大竹しのぶ(61)だ。大竹は出演している舞台の夜公演を終え、翌日は休演日だった。共演者との中打ち上げだろうか?しかしその2時間後、店から出てきた大竹の隣にいたのは長身の男性!マスクで顔は隠されているが、目元はディーン・フジオカを思わせるイケメンだ。その手には、大竹が入店前に持っていたワインの入った袋がしっかりと握られている。人目につかないよう、手で顔を隠しながら男性の後ろを歩く大竹。男性から呼びかけられると、しばし見つめ合う2人。その姿はまるで恋人のようだ。そしてタクシーに乗り込んだ2人は、寄り添いながら夜の街へと消えていった。気になるお相手の正体は、宮原浩暢(39)。ヴォーカルグループ・LE VELVETSに所属し、ミュージカルを中心に活躍している俳優だった。「昨年11月に大竹さんが主演した舞台『ピアフ』で2人は初共演。宮原さんは、大竹さん演じるエディット・ピアフに才能を見出される歌手を演じました。厳しく突き放すピアフに食らいつく難しい役どころを好演。そんな宮原さんのことを彼女も高く評価していたそうです」(舞台関係者)22歳年下俳優との逢瀬を楽しむ大竹。自身が演じたエディット・ピアフの生き様をまるでなぞるように、大竹も“恋愛至上主義者”の顔を持つ。82年に結婚したテレビディレクターの男性と87年に死別後、その翌年に明石家さんま(63)と再婚。89年には長女・IMALU(29)を出産するも、92年には離婚。その直後から舞台での共演をきっかけに劇作家・野田秀樹(63)と交際をスタート。約5年間にわたる同棲生活を送っていた。「舞台は稽古期間を含めると、2~3ヵ月にわたって長い時間ともに過ごします。その結果、演技から本物の恋に発展することも珍しくありません。大竹さんは芝居に厳しいことで有名ですが、目をかけた俳優には自ら食事や観劇に誘うこともよくあるといいます。そのため、年下からとにかくモテるんです!最近では役者だけでなく、RADWIMPSの野田洋次郎さん(33)やゴールデンボンバーの鬼龍院翔さん(34)らともよくご飯に行っているそうです。今回も宮原さんのことを気に入った大竹さんが、自らアプローチしたのでしょう」(前出・舞台関係者)大竹は自身の恋愛観について、『婦人公論』15年3月10日号で次のように語っていた。《もう結婚はしないとか、男の人と一緒に暮らすなんて考えられないとかも、決めてはいません。何が起こるかわからないのが人生だから。もし素敵な人と出会って生活をともにして最後までいっしょにいましょうということになったら、幸せだろうなぁと思います》“還暦愛”に前向きな姿勢を見せる大竹。しかし、ここ数年は“ある理由”から恋愛を控えていた。「大竹さんは、自宅で母・江すてるさん(享年96)の介護を4年にわたって続けていました。多忙な大竹さんにとって、仕事と介護の両立は決して楽ではありません。しかし最愛の母のため、昨年9月に亡くなるまで片時もそのそばを離れることはなかったそうです」(芸能関係者)そして、母の死から半年。大竹に心境の変化が訪れたという。「介護生活が終わったことで、『もう自分のために生きてもいいのかな』という思いが芽生えたのでしょう。宮原さんとの交流が最近になって増えているそうで、彼の舞台を訪れる大竹さんの姿がたびたび目撃されているといいます。宮原さんも『今日は大竹さんが観に来てくれた!』とうれしそうに話していたそうです。そのため『2人がいい雰囲気らしい』とウワサになっていました」(前出・芸能関係者)そこで本誌は真相を確かめるべく、舞台公演前の大竹のもとを訪れた。楽屋入り直前の大竹に本誌記者はこう切り出した。「15日に宮原さんとお食事に行かれていましたよね?」一瞬「えっ」と戸惑った様子を見せる大竹。しかし、いつもどおり穏やかな口調で口を答えてくれた。――お食事のあと一緒に帰るところを見たのですが、お付き合いされているのでしょうか?「あの、えーと。この前私が彼の芝居を見にいったんです。それであの日、彼が私の芝居を見に来てくれたんです」――そのお礼に食事に行かれたんですか?「そうです、そうです」だが、「お友達なんですか?」という質問には「友達というか……」となぜか口ごもっていた。その直後に慌てて「今でも会ったりと、みんなすごく仲がよくて」と“みんな”という言葉を強調。しかし、この日は2人きりだった。――宮原さんに対してはどんな印象をお持ちですか?「誠実で真面目ないい方です。ただすごくいい仲間なんで、変なふうに思われても……」そう言い残し、大竹は楽屋へと入っていった。気になるのは2人の今後。『からだにいいこと』17年10月号のインタビューで、大竹は結婚についてこう語っていた。《フランスのマクロン大統領夫妻には憧れます、奥様が25歳年上なんですよね。正直いいなあって思います(笑)》まさかの還暦婚もあるかも!?
2019年04月23日湊かなえの第155回直木賞候補作となった短編集を連続ドラマ化する「ポイズンドーター・ホーリーマザー」。この度、先日発表された寺島しのぶに続き、各話の主演キャストが決定した。原作は、人気作家・湊かなえが、母と娘の関係を軸にしながら人間の情念を抉り取るように描き、第155回直木賞候補作ともなった同名短編集。母と娘、姉と妹、友だち、男と女…愛おしい愚か者たちが織りなす6つの物語には、“ポイズン(毒)”を抱えた女性たちが登場する。「自分は毒親なのか私は毒娘だったのか。今まで生きてきた自分の人生も振り返りつつ、今1人の息子を持つ母としてどういう感情がこの作品に投影できるのか、楽しみ」と語っていた寺島さん。第1話「ポイズンドーター」、そして第2話「ホーリーマザー」では、そんな寺島さん演じる過干渉な母・佳香と、足立梨花演じる逆らえない娘・弓香が2話を通して対峙する。そして、第3話「罪深き女」では清原果耶が全ては自分のせいだと信じ続ける少女・幸奈を、第4話「ベストフレンド」では中村ゆりがライバルに嫉妬心を燃やしながら脚本家を目指す涼香を、第5話「優しい人」では倉科カナが優しすぎて殺人を犯してしまう明日実を、第6話「マイディアレスト」では伊藤歩が奔放な妹と対照的に愛猫だけに心を開いて生きてきた淑子をそれぞれ演じ、原作のキャラクターの再現を重視したキャスティングが実現した。足立さんは「寺島さんの娘役、そして1、2話という大事な話数、表題のお話。不安で仕方ありませんが、頂いた弓香という役を自分なりにやり切ったと思います。寺島さんとのバトルにも注目してほしい」とプレッシャーを乗り越えて演じた役についてコメント。また清原さんは、「撮影中は異世界にのめり込んだような、そんな感覚でした」とふり返りながら役と向き合ったことを明かし、「ただ一つ言えるのは、きっと彼女もこの世界のどこかに存在していて生きているという事。リアリズムを常に掲げ、キャスト・スタッフの皆さんとぶつかり合いながら作り上げました」と手応えを覗かせる。湊氏の原作に「夢中になりました」と明かすのは、「ベストフレンド」のエピソードを担う中村さん。「ライバルに心を燃やす役を演じさせて頂き、誰もが何か頑張っているからこそ抱く、劣等感や不甲斐なさ、悔しい思いに素直に共感しました」とコメント。“優しすぎる”ゆえに殺人を犯してしまうという役に挑んだ倉科さんは、「役で居ることが辛かった」と吐露。「本当に毒々しいドラマだな…完璧に清い人なんているのだろうか? って私は思います。毒があるからこそ生々しい、寧ろ美しく、魅力的、この作品は私達の大好物の作品です」と語る。そして伊藤さんも「この作品の世界観が大好き」とコメント、「とても愛着のある役を演じることができて、とても幸せな時間を過ごすことができました。1話1話濃厚な作品が詰まっています。一瞬一瞬に想いを込めて演技をしているので、是非、皆さんに見て頂けたら」と期待を寄せている。それぞれの場所でそれぞれに生きる女性たちが抱く激しい情念や苦悩、そして冒してしまう過ち。だが、それは見る角度が異なれば成功であり幸福でもある。人生も人間も、ある一面だけで判断してはならない、それがこの作品集の最大のテーマとなっている。彼女たちが棲むある共通した場所、それは執念、恐怖、切迫、呆然、驚愕、爽快、感動、様々な感情が満ち溢れるいわば「ポイズンワールド」。そこに生きる彼女たちのほかにも、総勢数十名以上の実力派俳優たちが豪華競演を果たすという。1話「ポイズンドーター」&2話「ホーリーマザー」ストーリー女優・藤吉弓香(足立梨花)は、自分を思うようにコントロールしようとする母親・佳香(寺島しのぶ)の存在に小さいころから悩まされてきた。佳香は、弓香にとってまさに「毒親」。佳香に反発して上京した弓香だったが、束縛から逃れられていたわけではなかった。佳香が裏で動いたことで男と別れ、大切な仕事を失っていたと知った弓香はトーク番組で佳香を告発、それが大きな反響を呼ぶ。一方、佳香を知る周囲の人間たちから見れば佳香は、決して「毒親」などではなく子ども想いの良き母親だった。弓香の発言を聞いた佳香は、自分の人生をふり返ることになり、「子離れ」を決意するが…。「連続ドラマW湊かなえポイズンドーター・ホーリーマザー」は今夏、WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年04月16日舞台『LIFE LIFE LIFE〜人生の3つのヴァージョン〜』が、6日に初日を迎え、上演台本・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチ、出演の大竹しのぶ、稲垣吾郎、ともさかりえ、段田安則がコメントを寄せた。同作は、全世界で大ヒット作を数多く放ち、日本でも高い人気を誇るフランス人劇作家ヤスミナ・レザの代表作のひとつ。2006年に上演された 『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』以来13年ぶりに顔を合わせた4人が出演する。宇宙物理学者アンリ(稲垣)とキャリアウーマンのソニア(ともさか)夫婦が、自宅の居間でなかなか寝付いてくれない子供に手を焼いていると、翌日に招待していたはずのアンリの上司・ユベール(段田)とイネス(大竹)夫妻が現れる。最近、研究が停滞気味だったアンリは、上司を夕食で接待するはずだったのに、出せる物といったら食べ残しのスナックくらいしかない、という悲惨なシチュエーションから3つのヴァージョンの物語が展開していく。ある夜、同じシチュエーションからスタートする2組のカップルの会話が、 話題の角度やトーンを少し違えるだけで、熱量が異なる"LIFE"に。タイトルの通り、 “3つのLIFE"を堪能できる作品となっている。公演は Bunkamuraシアターコクーンで4月6日〜30日。○ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメントヤスミナ・レザは以前から好きな作家で、日本での上演も多く見てきました。でも、この作品ほど、不思議な流れの戯曲はなかったんじゃないかなあ(笑)。知的シットコムという体裁で前半を終えると、後半から少しずつ少しずつ不条理劇のようなエッセンスが増してきて、一筋縄では紐解けなくなっていく難しさがある。お客様にも細部に渡って生まれるハテナに頭を使って観ていただきたい(笑)。そこが演劇の面白いところであり、豊かさではないかと思うんです。こういう芝居は、他にはなかなかないですね。役者4人と僕を含めた5人で、どの国で上演されてきたものよりも面白い作品に仕上げたいと稽古に集中してきました。いろんな意味で、計算だけでは創り出せない上演になると思います。○大竹しのぶ コメントKERAさんと役者4人で毎日毎日あーでもない、こーでもない、と笑いながら、悩みながら、苦しみながら稽古期間を過ごしてきました。以前出演した『大人は、かく戦えり』もそうでしたが、レザ作品は、これと言って大きな出来事が起きるわけではないんですね。自分たちの日常に近いやり取りの中で、“表の顔"のそのまた裏にある本心が見え隠れして笑ってしまうようなコメディです。そんなちょっとくすぐったい笑いがうまく出せたらいいなと思っています。今回、舞台を360度取り囲んだ客席で、全ての角度からお客様に見られているのも難しい点です。でも、楽しい笑いで劇場全体が包み込まれるよう、皆で頑張ります。○稲垣吾郎 コメント『ヴァ―ジニア・ウルフ〜』から13年も経ったという感じがしないですね。出演者の皆さんや KERAさんとの 関係性ができていたところからのスタートだったので、いいチームワークで稽古に臨むことができました。この脚本は、微妙な言葉や反応の違いで笑いを誘うところがとても洒落ています。シニカルなブラックユ ーモアや人間の醜さ、美しさなどの様々な側面が凝縮されていて、リアルな可笑しみがある作品です。 人生には、「あのときこうすれば……」「あれでよかったのか?」と考える瞬間がありますが、それを巧妙に芝居にしているところが面白いですし、お客様も、ご自分の物語として楽しんでいただけると思います。○ともさかりえ コメントKERA さんの上演台本は、翻訳劇の違和感がなくて、グッと身近に感じられるセリフです。でも、作者が3幕の構造に込めた意図はずっと謎だらけで、日々の稽古を通して、カンパニー全員で謎解きをしていくよ うな濃密な時間を過ごしてきました。四苦八苦する私をよそに、大先輩の大竹さんと段田さんはいつも自然体。日常と演技の境目のなさは、もはや“人間離れ"の領域です(笑)。稲垣さんもご自身のペースをもっていらっしゃるし、頼もしい共演者の皆さんと信頼している演出家KERAさんと再びご一緒できて、 稽古中も、つくづく“恵まれているなあ"と噛みしめていました。○段田安則 コメントヤスミナ・レザ作品は、『大人は、かく戦えり』に続き2作目です。「少人数で激しいバトルの会話劇」という外枠は共通していますが、今回は、1〜3幕それぞれ角度が違う不思議な構造。セリフはシンプルですが、作者が意図することがなかなか掴めず、その手強さに稽古中も頭を抱えながら格闘の毎日でした。 むしろ13年前の『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』との相似性がある作品だったので、時を経て、 再び同じメンバーでこの作品に向き合えたことに感慨を感じています。 それにしてもレザさん、どうしてこんな奇妙な構造の戯曲を考え出したんでしょうね(笑)。撮影:宮川舞子
2019年04月06日