秋も深まり、里芋の美味しい季節がやってきました。みなさんは里芋を普段どんな料理に使っていますか?煮っ転がし、煮物、味噌汁…。色々浮かんではくるものの、里芋というと「和」のイメージが強く、味付けもワンパターンになっていませんか?そんなときには、里芋を使って、たまにはイタリアンなんていかがでしょうか?材料(作りやすい分量*4~6人分)・里芋:中サイズ15個程度(正味400g)・ベーコン:50~100g程度・トマト缶:1缶・たまねぎ:1個・塩:小さじ1/2程度・お好みのハーブ:適量作り方1.では、早速作ってみよう。生の里芋を使う場合は皮を厚めにむいて塩を全体にまぶします。ぬめりが出てきたら水でよく洗います。(冷凍の里芋を使う場合は工程1と2は飛ばしてください)2.里芋と水を入れて中火にかけ、沸騰後7分程度下茹でしておきます。 3.茹でている間にほかの材料を用意しておきます。たまねぎは粗めのみじん切り、ニンニクは輪切りにして爪楊枝などで中心の芽の部分を取り除きます。ベーコンは2cm幅くらいに揃えて切ります。ホールタイプのトマト缶の場合は適当に潰しておきます。4.フライパンにニンニクとベーコンを入れ、火をつけます。弱火でゆっくり炒めて香りを出します。5.香りが出てきたら玉ねぎも加えて弱火~中火でよく炒めます。(かるく炒める程度でもOKですが、時間がある場合はじっくり炒めたほうがコクが出て美味しくなります。)6.炒め終わったら、里芋とトマト、そして缶半分の水を入れます。7.お好みのハーブも加えて、たまに底のほうから混ぜながら15分程度中火で煮込みます。8.竹串などを刺してみてやわらかくなったのを確認してから塩で味付けをします。味付け後5~10分程煮て完成。半日~1日置くとより味が馴染みます。里芋の自然なとろみで、トマトソースも美味しく仕上がります。余ったら里芋を少し潰してパスタソースとして使うのもおすすめです。和風も良いけれど、たまにはイタリアンな味付けで旬の里芋を味わってみませんか?
2012年11月01日突然ですが、9月15日は何の日だか皆さんご存知ですか?実はこの日は日本ひじき協会が制定した「ひじきの日」です。ひじきには鉄分やミネラルがたっぷり含まれていて健康にもかかせない食材です。でも、ひじきと言われると思いつくのはひじき煮やサラダばかりで、味付けもワンパターンになっていませんか?ひじきを使って、簡単&豪華に!たまにはこんなレシピいかが?材料(作りやすい分量*2~3人分)・パプリカ:1個・あさり:200g程度・トマト:1/2~1個(ミニなら7~8個程度)・ひじき:乾燥10g(生なら100g程度)・白身魚:お好みのものを適量・白ワイン、水:各100cc・ニンニク:1~2片・オリーブオイル:大さじ1~2杯・塩胡椒、お好みのハーブ:各適量作り方1.では、早速作ってみよう!まずはアサリの準備から。大きめのバットやボールに3%の塩水を作ってアサリを入れます。(1Lのペットボトルか牛乳パック1本分の水に塩大さじ2杯程度が目安。)アサリはザルに入れて、塩水はアサリの頭が少し水面から出るくらいの量にします。新聞紙などを上にかぶせて、暑すぎず寒すぎない、できるだけ暗く静かな場所に置きます。3~4時間置いて砂抜きをしたら、貝と貝をこすり合わせるようにしてよく洗い流します。2.乾燥ひじきの場合は20~30分間水につけてもどし、洗って水気をきります。(生ひじきの場合は洗って水気をきるだけでOK)3.トマトとパプリカは食べやすい大きさに適当に切ります。ニンニクはみじん切りにしておきます。4.白身魚はお好みのものを使って下さい。(今回はカレイの切り身を使用しました。)塩を両面にしっかりふって、水気をペーパータオル等でとっておきます。(においや鱗が気になる場合はさらに熱湯を上からかけるか、鍋に沸かした熱湯に数秒間、魚をくぐらせます。その後冷水で洗って、鱗や血合い、ぬめり等を取り除きます。)5.フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、広げてから火をつけます。弱火で加熱して香りが出てきたら魚の表面のみをかるく焼き、一度取り出します。6.火を止めて同じフライパンにひじき→パプリカ→トマトの順番で入れていきます。トマトは中心をあけるように入れ、終わったら火をつけます。7.中心に白身魚を戻し入れ、水とワインを注ぎます。お好みのハーブも加えてふたをし、中火~中弱火で3~4分加熱します。8.アサリの口が開いたらOK。スープを味見してみてから塩胡椒で味を調節して完成です☆ワインやパンと一緒に。パスタと合わせても美味しいです。ひじきは元々海の食材。アサリや魚との相性も実はバッチリなのです。普段マンネリ化しがちな“ひじき”を、たまにはちょっと変わったレシピで楽しんでみませんか?
2012年09月13日今大流行の「塩麹」で使える作り置き調味料ができます!紹介するのは大葉、くるみを使った和風ジェノベーゼソースの作り方。いろんな料理にマッチするので、一度作っておけば、毎日の料理がワンランク上のごちそうに!ジェノベーゼソースはイタリアのジェノバうまれのソースで、バジル、オリーブオイル、にんにく、松の実、チーズ、塩などをペースト状にしたもの。厳密にはいろいろと条件があるのですが、そのへんはユルくいきましょう…。このジェノベーゼソース。パスタにはもちろん、ゆでたじゃがいもや海老・帆立などの魚介類に加えてさっと炒めたり、きれいに並べたトマトとモッツァレラチーズにかけたり、料理上手への階段を二段飛ばし、三段飛ばしで駆け上がれてしまう万能ソースです。今回は、巷で大流行中の塩麹を使って…身近な食材で作るアレンジジェノベーゼソースをご紹介します!●大流行の塩麹! 手作りがおすすめ!塩麹はいろいろなメーカーから販売されていますが、とても簡単な上にかなりお得なので、手作りするのがおすすめです。塩麹に関する本もたくさん出ていますし、インターネットでもたくさんヒットしますが…私が参考にしている作り方をご紹介しておきます。【材料】米麹200g、塩60g、ミネラルウォーター250ml※米麹には生と乾燥があります。乾燥タイプを使用する場合はミネラルウォーターを50ml程度プラスしてください。ボウルに麹と塩を加えて手でほぐしながらよく混ぜ、水を加えて全体を混ぜます。保存容器にうつし、ゆるく蓋を閉めて常温で寝かせます。1日1回混ぜ、常温で7~10日ほど寝かせ、軽くとろみがついたら完成です。たったこれだけ!あとはキッチリ蓋をして冷蔵庫に保存しておけば、半年間くらいもつそうです。●万能! 塩麹紫蘇ジェノベーゼソースさらに、塩麹を使った作りおき調味料、「塩麹紫蘇ジェノベーゼソース」を作ります。定番のジェノベーゼソースはたくさんのバジルや松の実を使い、意外とコストがかかるので、大葉を使った和風のジェノベーゼソースをご紹介します。【材料】作りやすい分量・青じそ…50g・くるみ(ローストする)…40g・にんにく…1かけ・塩麹…小さじ2・オリーブオイル…150mlオリーブオイルを半量残し、その他の材料をすべてミキサーにかけてペースト状にします。残りのオリーブオイルを加え、さらに撹拌してなめらかになったら完成です。清潔な瓶に入れて冷蔵庫で保存します。※塩麹によって味が異なりますので、様子を見ながら調節してください。※くるみはローストした状態で冷凍可能。まとめてローストしておくと便利です。長期保存できるようにパルメザンチーズは加えていませんが、塩麹のおかげで十分コクと深みがあります。その分、ヘルシーなのもうれしいですよね!調理の際に、必要に応じてチーズを加えてください。ちょっとおしゃれでヘルシーな万能作り置き調味料。ぜひ、お試しください!
2012年08月27日「手作りドレッシングの素」を作っておけば、サラダに、和え物に、麺類に、サラダ丼に…ササっと使えて便利です。市販のドレッシングと異なり、手作りドレッシングなら体に脂肪が付きやすいと言われるサラダ油や化学調味料を避けたい方にもピッタリ。添加物も気になる方は、納豆も付属のたれでなく、このたれを使えば無添加!自分で作れば調味料や油をこだわりのもので作ることができます。使うお醤油を薄口醤油にしたり、お酢を米酢や黒酢に変えたり、アレンジも自由自在。米酢はまろやかなので子供も食べやすいですよ。黒酢は体にもいいですね。このたれを野菜にかけ、体に良いとされているエクストラバージンオリーブオイルや亜麻仁油などをかけるだけで、一品出来上がりです。油は一緒に入れておくと酸化してしまうので必ず食べる直前にかけること。忙しくても、体に良いものを摂りたいですね。にんにくが入っているので、お昼にはちょっと…という方は生姜でも。鰹節が全てをまとめてくれます。可愛い瓶に入れ、使うときは食卓に出しても。もちろん、ノンオイルでも、お好みの食材(梅肉、バジル、生姜、スパイスなど)を入れて作って下さい。材料は混ぜるだけなので簡単!水で薄めて、そうめんやうどんのつけだれにしても。ねぎをたっぷりかけて、氷を入れて暑い日にどうぞ!冷や奴・アボカドやトマトを乗せたサラダ丼。冷しゃぶは大根おろしと野菜と一緒に。●手作り和風ドレッシングの素・醤油…大さじ4・酢…大さじ2・鰹節…2g(半パック)・青しそ…3枚・すりごま…少々・にんにくスライス…半片 青しそはみじん切りにし、瓶などに全て材料を混ぜ、冷蔵庫で保存します。使うときは野菜などに直接かけて、少量の油をかけ、混ぜて召し上がって下さい。
2012年08月16日恋に効くレシピシリーズ。本日はひな祭りを記念して、いつもよりちょっぴり手の込んだレシピ、「ハマグリと菜の花の和風クリームパスタ」をご紹介。クリームのカラクリはなんと白みそ!旬の素材菜の花&ひな祭りを象徴する食材・ハマグリによって、一気に豪華な和風パスタが完成。ひな祭り気分も上々のこちらのパスタ、カレがお祭り男というあなたはぜひ作ってみてほしい。「ハマグリと菜の花の和風クリームパスタ」の材料と作り方は こちら
2012年03月03日恋に効くレシピシリーズ。今回は、超忙しくても年越しそばを食べないと今年が終わらない!そんなあなたにおすすめのお手軽「年越し明太トロトロそば」をご紹介。明太子と長芋のとろみが、今年の疲れを癒してくれるはず。新しく始まる年への期待をこめて、紅白カラーでまとめられているこの年越しそば。タイミングを逃して新年に年越しそばを食べる人も多いみたいだけど、そんな時はお餅を入れてもよさそうだね。「年越し明太トロトロそば」の材料と作り方は こちら
2011年12月31日