「以前は公園にお子さんをベビーカーに乗せて、遊びにくる渡部さんと佐々木さんの姿をよく見かけました。渡部さんがブランコに乗った佐々木さんを後ろから楽しそうに押していたことも。それが騒動以降、ぱたりと見かけなくなりました」(近隣の主婦)近所でも評判のおしどり夫婦だったアンジャッシュ・渡部建(47)と佐々木希(32)夫妻。しかし6月11日発売の『週刊文春』で渡部が複数の女性と不倫していたことが発覚。六本木ヒルズの多目的トイレに女性を呼びつけ、行為に及んだのちに金銭を渡すという醜態まで明かされ、非難が殺到していた。「8本のレギュラーを抱えていた渡部さんですが、報道直前に各番組へ出演自粛を申し入れました。好感度をウリにしていただけに、いずれの番組も降板は避けられないでしょう」(広告代理店関係者)報道翌日の12日、妻の佐々木は自身のインスタグラムでこう謝罪した。《この度は、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません。今回の件について、夫婦でしっかりと話し合いをしようと思います》冷静なコメントを出した佐々木だが、心では泣いていた。「佐々木さんは、渡部さんが週刊誌の直撃を受けた直後にすべての説明を受けました。最初はショックと怒りで渡部さんを問い詰めましたが、子どもを第一に考えて、家では気丈にふるまっているそうです」(テレビ局関係者)しかし、“おこもり”協議中の佐々木は意外にも関係修復に前向きだという。佐々木をよく知るファッション関係者は言う。「希ちゃんは今も渡部さんと同じマンションにいるそうです。自宅から出ずに、買いものや犬の散歩は親しい知人が手伝っているといいます。ワイドショーでは連日、今回の件が報道されているので、動画配信サービスで映画やドラマを見ていると聞いています。夫婦の今後についても話し合いを進めているそうですが、現時点で希ちゃんには離婚する意思はないみたいです」夫の悪質な裏切りを受けても、離婚を選択しない佐々木。そこには彼女の“憧れ”が影響していた。「交際当初から希ちゃんは渡部さんにベタぼれで、その関係は今も変わっていません。仕事関係の集まりに渡部さんを連れてくることもあり、みんなの前でも彼のことを“わっくん”と呼んで本当に仲よしなんです。また2人のお兄さんに囲まれて育ったこともあって、にぎやかな家庭に憧れています。最近も子供を抱きながら『この子にきょうだいができたらいいな』と話していたそうです。“夢に描いた家庭をまだあきらめたくない”という思いで立て直そうとしているのでしょう」(前出・ファッション関係者)渡部の“裏の顔”も影を落としていた。「渡部さんは家庭では亭主関白で、有機野菜などを使ったヘルシーな手料理を佐々木さんにオーダー。恋愛学にも精通し、記念日をきちんと祝ったり、定期的にプレゼントを贈ったりして、佐々木さんのツボを押さえることで、彼女の心を支配してきました」(テレビ局関係者)夫婦問題研究家で離婚カウンセラーの岡野あつこさんは、佐々木が離婚しない理由についてこう推測する。「佐々木さんは、ご主人がいなくてもお仕事はありますし、経済的な理由で別れないということではないでしょう。不倫されても、離婚しない女性の中には、責任感が強いが故に『私にも責任が……』と考える方がいます。また不倫以外は家庭で問題がなかったということもあるでしょう。日常生活の中で家族として子育てに向き合っていたり、夫としての務めを果たしていた場合は、離婚しないというケースもよく見受けられます」「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月24日人間とAIとの結婚生活を描く、新しい愛の形を問うSFヒューマンコメディ「ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~」。この度、主演の梶裕貴が演じる摘木健一が発する“イイ声”のセリフのシーンを集めた特別予告編が公開された。近未来の京都を舞台に、人間とAIとの恋愛、そして結婚生活を描く小説「ぴぷる」を、全8話で連続ドラマ化。人型AIと結婚することを選んだサラリーマンの摘木健一を声優の梶さん、その妻となるAIぴぷるをアヤカ・ウィルソン、ぴぷるの開発者・深山楓を大原櫻子が演じるほか、忍成修吾、山田悠介、加治将樹、濱田マリらが出演する。今回到着した映像では、「キス…とかできたりする?」「AIの何がそんなにダメなんですか!?」などと、個性豊かな登場人物たちに翻弄される摘木の喜怒哀楽が30秒にギュッと詰め込まれている。WOWOWオリジナルドラマ「ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~」は5月18日より毎週月曜日深夜0時よりWOWOWプライムにて放送(初回2話連続放送・第1話のみ無料放送/全8話)。(cinemacafe.net)
2020年05月18日女優でモデルの佐々木希(ささき・のぞみ)さんが、2020年5月14日に自身のインスタグラムを更新。約10年前の写真を公開し、多くの反響が寄せられています。佐々木希、ギャル感強めな過去の自分に「恥ずかしい」佐々木希さんは、自身も出演していたバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン 特別編集版! ゴチ20年分の涙と笑いの名場面大放出! 永久保存2時間SP』(日本テレビ系)を宣伝。同番組に出演していた、約10年前の写真を公開しました。 View this post on Instagram A post shared by 佐々木希 (@nozomisasaki_official) on May 14, 2020 at 3:00am PDT当時の佐々木希さんは、明るめの髪色に濃いめのメイクが印象的なギャルテイスト!今の雰囲気とは異なるビジュアルに多くのファンが反応し、「懐かしい」「かわいすぎ!」とのコメントを寄せています。・今はすっかり薄メイクだけど、濃いメイクの希ちゃんも大好き!・ゴチに出てる希ちゃん、懐かしい!今も昔も美しい…。・ギャルな希ちゃんもかわいい!また見られて嬉しいよ!!そんな佐々木希さんは同日に改めて番組をPR。現在の姿を披露し、「過去の映像は恥ずかしいけどぜひ!」と呼びかけました。 View this post on Instagram #ゴチになります 過去の映像恥ずかしいけど是非! リモートでも出演します #ぐるナイ A post shared by 佐々木希 (@nozomisasaki_official) on May 14, 2020 at 3:34am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの動画や写真も見ることができます。今も昔も美しい佐々木希さん。これからも素敵な姿を見せてほしいですね!佐々木希の料理に「これはちょっと…」との声が上がった理由は?渡部建との夫婦仲は順調?[文・構成/grape編集部]
2020年05月15日俳優の吉沢悠がこのほど、都内のスタジオで特別ラジオ番組『追悼・萩原健一傷だらけの天使ラジオ~天使のビルに集う人たち』 (文化放送/27日19:00~20:00) のナレーション収録を行い、収録後に取材に応じた。3月26日に死去した俳優の萩原健一さんを偲ぶ同番組は、代表作であるドラマ『傷だらけの天使』(日本テレビ系)のロケ地であり、ファンの聖地として知られる東京・代々木会館、通称「傷だらけの天使ビル」(※現在は解体工事中)に集う人たちのインタビューをベースに展開されていく。吉沢は「これ、形見分けでいただいたんですよ」と言って、木の額縁に大切そうに保管された黄色のスカーフを見せてくれた。吉沢と萩原さんは、2016年に放送されたNHK BSプレミアムのドラマ『鴨川食堂』で共演した間柄。吉沢含めた『鴨川食堂』のメンバーは、萩原さんの訃報を受けて追悼式を行ったらしく、その時に関係者から譲り受けたという。収録を終えた吉沢は「改めて萩原さんのことを想う時間になりました」としみじみ。番組の中で様々な世代のファンが『傷だらけの天使』への思いを語っていたことに触れて、「これだけ時代が経ってても愛される普遍的な作品だったんだな」と感じつつ、「ファンの方にとってアンチヒーローというか、自分のできないことをやって、夢を見させてくれた人だったんだなと強く感じました」と話した。初めてごあいさつさせていただいたのは、『鴨川食堂』ドラマ撮影スタート時の主要キャストが一同に介するタイミング。そこで吉沢が見たのは、主演を立てて後ろのほうに位置取り、ニコニコと優しそうな笑みを浮かべている萩原さんだったという。恐る恐るあいさつすると、「そっか、そっか。お願いしますね」と気さくに応じてくれ、「何、この仏様みたいな方は!」と驚いたことを振り返った。しかし、いざ本番になると「ガラッと目の色が変わった」と言い、「あの時たしかご病気されていたと思うんですよ。身体の調子も100%じゃなかったと思うんです。それでも目の生きてる感じが、もう、映像で見た若い頃の萩原さんと変わらなかった」と証言し、「ちょっと目をそらしちゃうくらいの目力でしたね」と振り返った。そんな萩原さんを総じて「色気のかたまり」と形容した吉沢。「若い時はギラギラした色気、往年は座ってるだけ感じる色気というか…。この人の中で、いろいろな痛みとか楽しみとか、散々やってきてこうなってるのかな、みたいな。それもある意味、色気ですよね」と回顧していた。
2019年08月24日ミルク(MILK)原宿本店の地下1階「ヴィクセン・プロダクツ(VIXEN PRODUCTS)」にて、博覧会「丸尾末広博覧会」が開催される。期間は、2019年7月15日(月)から8月4日(日)まで。「丸尾末広博覧会」は、『少女椿』などで知られる漫画家・丸尾末広をテーマに、ファッション・カフェ・アートを融合させたイベント。丸尾末広の残酷ながら美しい世界を五感で体感することができる。会場では、過去にもコラボレーションした経験のあるミーウィー(MEEWEE)と丸尾末広が再びタッグを組み、アイテムの先行販売や受注受付を行う。先行販売されるのは、丸尾末広の絵をコラージュをプリントしたビックTシャツ。ワンピースとしても着られるオーバーサイズで、男性の着用も可能だ。また、タイツが先行販売されるほか、総柄ワンピースやスウェット、トートバックが受注商品としてラインナップする。併設のカフェスペースでは、丸尾末広の世界観を再現した限定メニュー「MARUO SUEHIRO SAVED ICE SET」が登場。血液を模したベリージュースに、『少女椿』のキャラクター・カナブンの目玉を表現したゼリーが入った血液ドリンク、汁が出るジュースカプセルや目玉ゼリーをトッピングしたかき氷などがセットになっている。アートでは、映画『少女椿』の美術を担当した佐々木健一によるインスタレーション作品を公開。その他、丸尾末広のジークレー作品の展示販売も実施される。【詳細】「丸尾末広博覧会」開催期間:2019年7月15日(月)~8月4日(日)営業時間:12:00~19:00(L.O. 18:30)会場:ヴィクセン・プロダクツ住所:東京都渋谷区神宮前6-29-3 KY ビルB1TEL:03-6419-7798■ミーウィー×丸尾末広 限定アイテムTシャツ 8,860円+税Tシャツ総柄 13,600円+税ワンピース2種 36,800円+税※先行販売:Tシャツ、タイツ※受注受付:ワンピース、スウェット、スカート、トートバック■カフェメニューマルオ スエヒロ シェイブ アイスセット 1800円+税
2019年07月20日女優の佐々木希が18日、東京・iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズで行われた「謎の生きもの水族館」のオープニングイベントに登場した。お菓子メーカー・ロッテのキシリトール啓発活動の一環として開催される同展は、むし歯の原因菌のひとつであるミュータンス菌をはじめとする口の中に潜む菌を、デジタル技術で表現・展示し、その生態を体験することができるむし歯菌のテクノロジーアート展。7月19日~24日に同所で開催される。オープニングイベントでは、“お客様第一号”として「謎の生きもの水族館」を体験した佐々木が、キシリトールを意識した白×緑ファッションで登場。巨大な顔が描かれたパネルの口の中から現れ、「迫力がすごいですね。お口の中から出てくるなんて初めてです。貴重な体験です。今流行りの“映え”です!」と興奮気味に話した。そして、同展について「大人でも楽しめる。すごく楽しみました」と大満足の様子で、「菌をたくさん見ることがないので、好奇心が沸いてくる。気持ち悪いんだけど可愛い。見ちゃうんですよね」と口の中の菌に興味津々。菌に迫られる類似体験ができるプロジェクションマッピングエリアについても「一歩一歩前に行くのが楽しい。早くみなさんに体験してもらいたい」とアピールした。また、同じくひと足早く同展を体験した小学生2人に、むし歯菌にまつわるクイズを出題。ヒントも出しながら一緒にクイズを楽しみ、元気いっぱいの2人を見て「元気ですし、しっかりしているし、びっくりしました。このままスクスク育ってほしいですね」と目を細めた。最後に、「大人でも子供でも絶対楽しめる空間になっています。菌についてたくさん学ぶことができますし、虫歯になりたくないと思うので、ぜひ勉強して帰ってもらいたいと思います」と魅力を伝え、“巨大な口”について「ここでぜひ写真を撮って、“映え”なのでインスタなどにアップしたらいいのかなと思います。私も撮りました。おすすめです。ぜひ遊びに来てください」と呼びかけた。
2019年07月18日6月30日放送のNHK大河ドラマ「いだてん」に萩原健一さん(享年68)が登場した。高橋是清役を演じた萩原さんにとって遺作となった同作。視聴者からは《萩原健一氏の威厳、「いだてん」史上最高の緊張感》《存在感が重厚で凄かった》《いだてんが最後だと思うと淋しい》など声が上がっている。そんななか、28日に萩原さんの代表作であるドラマ「傷だらけの天使」の舞台になった東京・代々木のビルが解体されると判明した。ファンにとっては“聖地”とも言える場所だ。ドラマの最終回では、ビルが解体されるストーリーだった。放送開始から45年がたち、ついに現実となってしまった。このドラマについて萩原さんは著書「ショーケン」で述懐していた。萩原さんはアイデアが浮かぶたび、監督の恩地日出夫氏や脚本家の市川森一さん(享年70)などに昼夜問わず電話をかけて相談をしていたという。さらに印象的なオープニングの“朝食シーン”は時間がなく、アドリブだったとも明かしていた。そんな萩原さんの思い出の場所が失われようとしている。ファンからは《あぁ、いよいよなくなるのかぁ》《ショーケンと共に去るのね》《目に焼き付けておきたい》と惜しむ声があがっている。
2019年07月01日明確な答えがない時代を生きる子どもたち。今後、どんな力が求められているのでしょうか?「観察力」「推論する力」「他者を受容して理解する力」「再考する力」「表現力」、そして「自ら学ぶ力」と「コミュニケーション能力」。並べてみれば、きりがありませんね。では、どうすればこれらの能力を身につけることができるのでしょう?その答えとして、上記の全ての力を育てるために有効な手段のひとつ、「対話型鑑賞法」をご紹介しましょう。アメリカ発の新しい美術鑑賞教育法「対話型鑑賞」とは対話型鑑賞法(Visual Thinking Strategies)とは、アメリカ発の新しい美術鑑賞教育法です。対話型鑑賞法について語るうえで欠かせない著作 Visual Thinking Strategies の訳者である、元京都造形芸術大学アートプロデュース学科教授、アート・コミュニケーション研究センターの福のり子氏の言葉をご覧ください。ニューヨーク近代美術館(MoMA)教育部の部長を務めた本書の著者フィリップ・ヤノウィン(Philip Yenawine)は、鑑賞教育における知識偏重型の指導に疑問を抱き、長年の調査・研究・実践を踏まえて新たな指導方法を開発した。それがヴィジュアル・シンキング・ストラテジー(VTS)である。「アート作品は文字に頼らない視覚的なもので、親しみやすい部分と謎めいた部分をあわせ持っている。また、解釈が開かれており、幅広い層に訴えかけるテーマを扱っている。さらに、多様かつ複雑で、概念と感情の両方を喚起するという特性を持っている。」こうした美術作品の特性を活かし、VTSでは対話を介してグループで作品をみるという鑑賞方法を提唱している。ヤノウィンは、対話型鑑賞を通して子ども達にさまざまな力がつくことを、その理論的背景、そして数々の実践例を紹介しながら説得力をもって私たちに語ってくれている。VTSを介して彼らが身につけていく「複合的能力」とは、観察、解釈、根拠をもった考察、意見の再検討、そして複数の可能性を追究する力などである。(引用元:フィリップ ヤノウィン 著, 京都造形芸術大学アートコミュニケーション研究センター 訳(2015),『学力をのばす美術鑑賞』,淡交社.)アートは現象!?鑑賞者と作品の間で何が起こるのか一般的にはアートとは、表現者側の活動として捉えられる側面が強いものです。つまり、表現者が働きかけるためにとった手段、媒体、対象などの作品やその過程が、アートだと思われがちです。しかしアートとは、表現者あるいは表現作品と、鑑賞者とが相互に作用しあうことにより、精神的・感覚的な変動を得ようとする活動だとも言えるでしょう。対話型鑑賞法では、鑑賞者側の活動に重点を移し、作品と鑑賞者の間に起こる現象をアートと捉えています。作品を解釈するのは、鑑賞者自身です。そしてその解釈は、鑑賞者それぞれが育った環境や経験、好みや思考の特性によって異なります。対話を通して鑑賞者の視点から作品を捉えるとき、人間にとっての知覚のメカニズムが反映されます。つまり、個人の認知や認識の過程、さらには思考形成の過程を探ることの手がかりが得られるのです。これは、子どもたちの心や知の発達に大いに役立つことでしょう。対話による鑑賞で「他者を受容して理解する力」が育つ本来人間は、見たいものを見たいようにしか見ません。同様に、聴きたいものを聴きたいようにしか聴きません。これが先入観を生み、相互理解を妨げ、ひいては偏見を生み出す原因となっています。しかし、対話型鑑賞を続けることによって、さまざまな視点や解釈の可能性を受け入れることができるようになります。自分は絶対にAだと思ったのに、隣の子はBだと言っている。さらに、Cだと考えている人もいる。このように、自分とは異なる他者の意見にふれることで、先入観のしがらみから自分自身を解放できるのです。論理的思考力・自ら学ぶ力・観察力・共感力・表現力が養われる対話の経験を通して、論理的な思考力が養われることは言うまでもありません。なぜなら、自身の考えを他者に理解してもらうためには、自分の思考回路を順序立てて説明することが求められるからです。さらに、周囲の人々の様々な意見に出会うことで、もともとの自分の考えを再考する機会にも恵まれることでしょう。同時に、自分自身の視点や思考の特性を知り、検証するという、自己との対話も始まります。自己対話は、自ら自分自身を育て、主体的に学ぶことを学ぶという、セルフ・エディケーション能力への道を拓いていきます。さらに、鑑賞する喜びから感動できる力、作品に対する「観察力」や「共感力」が育まれます。加えて、イメージの構想力や言語による「表現力」、それを相手に円滑に伝え合う「コミュニケーション能力」も伸びていきます。対話を通して培われた「鑑賞する力」は、次第に「表現する力」を育てることにつながっていくのです。もちろん、対話型鑑賞に参加する子どもたちだけでなく、親御さんにも大きなメリットがあります。子どもたちとの対話を通して親御さん自身も、自分の思考の特性に気づかされるはずです。そして、我が子の思考や感性、そこから生じる行動を、より深く理解することができるようになるでしょう。人間の知の基本フレームは、小学生の時期に形成される発達心理学の観点では、人間の知の基本フレームは小学生の時期に形成されると言われています。思考や感性が形成されるこの大切な時期に、あらかじめ定められた解答を単に繰り返すだけの作業や、一問一答式のテスト結果などの目先の成果を優先してしまうと、どうなるでしょう。子どもたちの自ら学び創造する力、じっくりと考える力、他者を理解する力を削いでしまうのではないでしょうか。作品とのまっすぐな対話を通して、将来役に立つであろうさまざまな能力を育んでいくために。他者との深い対話を通して、子どもたちの想像力に富んだ未来を切り拓いていくために。親子の豊かな対話を通して、家族の幸せな時間を共有し、相互理解を実現するために。ぜひ、親子で「対話型鑑賞」に取り組んでいただけたらと思います。次回からは、私がこれまで「対話を通した創造的鑑賞」と称して子どもたちと行なってきた数多くの事例を示しながら、実際の対話による鑑賞の方法をご紹介していきましょう。(参考)■対話型鑑賞法フィリップ ヤノウィン 著, 京都造形芸術大学アートコミュニケーション研究センター 訳(2015),『学力をのばす美術鑑賞』,淡交社.岡崎大輔(2018),「なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか」, SB Creative.鈴木有紀(2019),「教えない授業――美術館発、「正解のない問い」に挑む力の育て方 」,英知出版.エイミー・E・ハーマン著(2016), 「観察力を磨く 名画読解」,早川書房.上野行一(2011),「私の中の自由な美術-鑑賞教育で育む力」,光村図書出版.上野行一(2014),「風神雷神はなぜ笑っているのか(対話による鑑賞完全講座)」,光村図書出版.奥村高明(2015),「エグゼクティブは美術館に集う(「脳力」を覚醒する美術鑑賞)」,光村図書出版.アメリア・アレナス(2005),「MITE! ティーチャーズ・キット」〈1〉〈2〉〈3〉,淡交社美術手帖編集部(2019),「美術手帖 19年2月号 みんなの美術教育」,美術出版社.■アートを現象として捉えるマルティン・ハイデッガー 著, 関口浩 訳(2008),「芸術作品の起源」,平凡社.ジャック・デリダ著, 高橋允昭 , 阿部宏慈 訳(2012),「絵画における真理」〈上〉法政大学出版局今道友信(1973),「美について」,講談社.佐々木健一(2004),「美学への招待」,中央公論新社.■教育心理学レフ・セミョノヴィチ ヴィゴツキー著, 柴田義松 訳(2001),「新訳版・思考と言語」,新読書社.佐藤公治(2015),「ヴィゴツキーの思想世界――その形成と研究の交流」,新曜社.ジャン・ピアジェ 著, 滝沢 武久 訳(1972),「発生的認識論」,白水社.■対話型鑑賞法造形芸術の効果パウル・クレー 著, 土方定一, 菊盛英夫, 坂崎乙郎 訳(2016),「造形思考」〈上〉〈下〉,筑摩書房.ヴァシリー ・カンディンスキー 著, 宮島久雄 訳(2017),「点と線から面へ」,筑摩書房.
2019年06月02日「弟の急逝により、私たち親族の動揺はいまもおさまりません……」と語るのは、埼玉県内に住む故・萩原健一さん(享年68)の実姉。ショーケンという愛称で親しまれたスターの逝去から2カ月。彼を知る人々は、いまも寂寥感を募らせ続けている。実姉のもとにも、萩原さんを偲ぶファンレターが届いているという。「(ファンの方は)どうやって私の居場所を知ったものでしょうか。でも《ずっとショーケンさんの存在に励まされていました》《苦しいときには歌を聴いて力をもらいました》といった文面を拝読して、弟はいい人たちに応援されていたんだなぁとあらためて感じました。生前は(離婚や逮捕など)いろいろお騒がせしましたが、ファンでい続けてくれた人たちには本当に感謝しています」5月17日には、萩原さんの最後の著書である『ショーケン最終章』(講談社)が発売された。昨年10月から今年2月にかけて行われた9回のインタビューをまとめたものだ。著書の担当編集者は、出版の経緯について次のように語る。「昨年秋に萩原さんから、『自分の口で真実を語りたい』というお申し出がありました。すでに“余命1年半”という宣告を受けていらしたそうです。萩原さんは映画やドラマに関するご自分なりの演技論を持っているのに、それが世間にはうまく伝わっていないという思いを長年抱いていたようです。それから月に2回ほどのペースでご自宅に伺ってインタビューしましたが、声にも張りがあって、滑舌もしっかりしていました」『ショーケン最終章』には、往年の名作である『傷だらけの天使』『太陽にほえろ』から最晩年の作品までの制作秘話がつづられている。なかでも萩原さんが存命中に放映されたなかでは最後のドラマになった『不惑のスクラム』(NHK総合)にまつわるエピソードは非常に印象的だ。’11年に人間ドックに入ったことで発見されたGIST(消化管間質腫瘍)は、一度は切除手術が成功したものの、その4年後の’15年に再発し、萩原さんは抗がん剤による治療を続けていたという。『不惑のスクラム』出演のオファーがあったのは’18年のこと。“末期の胃がんを患っている初老のラガーマン”という役柄に萩原さんは不思議な因縁を感じたという。だが主治医は猛反対だった。《ドラマ出演の可能性を尋ねると、主治医からは即座に「ダメです」と否定された。「いますぐ入院していただきたい。そういう段階です」》(『ショーケン最終章』より)「自殺行為」とも言われた撮影だったが、妻のリカさん(57)は萩原さんの気持ちを尊重し、出演に賛成してくれたのだ。萩原さんはドラマの設定について、プロデューサーにこう提案したという。「好きなラグビーができるのは、家庭があってこそ、支える妻があってこそなんじゃないか」それは、自分が俳優という仕事に取り組めるのは妻の支えがあってこそ、という萩原さん自身の実感だったのだ。撮影は無事に終了したものの、《病状はその短期間で急速に進行していた》という。しかし著書からは命を削った最後のドラマへの満足感が強く伝わってくる。前出の担当編集者が続ける。「インタビューの際は奥様もいつも同席してくださいました。8年間の結婚生活については奥様のほうが詳細に記憶していて、補足してくださることもありましたね」冒頭でファンたちへの“お礼”を話してくれた萩原さんの実姉は、こんな“感謝の思い”も語っていた。「弟にとって最後の結婚になりましたが、リカさんには本当にお世話になりました。あの方がいたから、弟も闘病に耐えることができたのだと思います。とても甲斐甲斐しい看護で、私は弟に『奥さんの言うことを聞きなさいよ』と、言うぐらいでした」天国の萩原さんも“最期の花道”を飾らせてくれた愛妻に感謝していることだろう。
2019年05月24日4月20日、元男闘呼組で俳優の岡本健一(49)がトーク番組の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)にゲスト出演。レギュラー出演しているHey! Say! JUMPの伊野尾慧(28)との共演にファンが喜びYahoo!トレンドランキング2位に「岡本健一」がランクインし話題となっている。岡本健一の息子である岡本圭人(26)はHey! Say! JUMPのメンバー。伊野尾は同じグループに所属している。番組冒頭、伊野尾は岡本健一に対し「ジャニーズ事務所の先輩であると同時に息子さん、岡本圭人はHey! Say! JUMPのメンバーなので、友達の家に遊びに行く感覚で行くと健一さんが登場する」と岡本との複雑な関係を説明。さらに、伊野尾は岡本とのエピソードを披露。「圭人の家に遊びに行った時に健一さん急に登場してきたりしてリンゴを剥いてくれて」と話し出し、最初は岡本がリンゴを剥いている姿を見守ったというが、次第に「八乙女光も一緒にいる中で 健一さんがリンゴ剥いてくれてるぞって 俺らどうする?って。先輩だから やりますよ って言った方がいいのかパパだから見守ってる方がいいのか どっちがいいんだ?」と2人で悩んだそうだが、「結果 パパ~って言っていただきました」とほっこりするエピソードを紹介した。番組を見ていたファンからは「けーとのお父さんと伊野ちゃんの仲も分かったし、けーとの名前出てたし何もかもが良すぎた」「メレンゲの気持ち 伊野ちゃんと岡本健一さんが一緒にいる世界」「メレンゲの気持ちさぁ、岡本健一さん(圭人桾のお父様)と伊野尾桾が共演してるの普通に凄い」と伊野尾と岡本の共演に感動するコメントが多く見られた。
2019年04月20日4月8日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」枠では先日逝去した俳優の萩原健一氏を追悼して、萩原さんの代表作でもある探偵ドラマ「傷だらけの天使」の第1話と最終話を急きょオンエアする。「ザ・テンプターズ」のボーカルとして17歳で歌手デビューすると、解散後は映画の道へ。当初は裏方志向だったが1972年公開の『約束』での演技が評価され、「太陽にほえろ!」のマカロニ刑事役も大きな話題を呼び本格的に俳優の道を歩むことになった萩原さん。映画『青春の蹉跌』でキネマ旬報の最優秀主演男優賞を受賞し、勢いづいたところで出演したのが本作「傷だらけの天使」である。その後も黒澤明監督の『影武者』、鈴木清順監督の『カポネ大いに泣く』、深作欣二監督の『いつかギラギラする日』など日本を代表する監督たちと仕事を続け、現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にも高橋是清役で出演するなど最近まで精力的に俳優業をこなしていた萩原さんだが、3月26日に68歳でその生涯に幕を下ろした。「傷だらけの天使」は1974年10月から75年3月まで放送され、萩原さん演じる探偵事務所「綾部情報社」の調査員・木暮修が、水谷豊演じる調査員の乾亨と権力や体制の理不尽さなど非情な社会と向き合っていくという作品。今回は第1話「宝石泥棒に子守唄を」と最終話「祭りのあとにさすらいの日々を」を放送。第1話は、修が貴子(岸田今日子)の命令で宝石店に押し入り多額の宝石類を強奪するが、子どもにケガをさせたことから仕事は思わぬ方向に進んでしまう…という展開。最終話は修が暮らすペントハウスが突然取り壊されることになり、綾部事務所も全員姿を消す。京子(ホーン・ユキ)から貴子が修を連れて海外へ逃亡しようとしていると聞きすがる亨を振り切って、出て行こうとするのだが…というストーリー。「映画天国」枠「傷だらけの天使」は4月8日(月)深夜25時59分~日本テレビでオンエア。(放送予定だった『ホットロード』は後日改めて放送)(笠緒)
2019年04月08日4月7日、木村拓哉(46)のラジオ番組『木村拓哉 Flow』(TOKYO FM)に元男闘呼組の岡本健一(49)が出演。そこでの木村へのアドバイスに、称賛の声が殺到している。ジャニーズ事務所の先輩にあたる岡本。木村はSMAPとしてデビューする以前から岡本と親交が深かったといい、思い出話を披露した。男闘呼組で活動していた当時の岡本は髪の毛を伸ばしたり、ピアスをあけたりとハードロックの影響をうけていたという。木村はそんな岡本の影響を受け、「先輩がやってるなら俺もやろう」と金髪にメッシュを入れたと告白した。また木村がブレイクし始めたころ、岡本は事務所から「拓哉のことで相談がある」と呼び出されたそうで、「事務所の偉い人と担当マネージャーから『拓哉が髪の毛を伸ばしたり、メッシュを入れたり、ピアスをしたり……。あなたからものすごい悪い影響を受けているから、やめなさいって言ってあげて』と言われた」と明かした。だが後日、木村を呼び出した岡本は「今とにかく好きなことを全部やれ!髪を伸ばしたいなら膝まで伸ばせ、絶対切るな!って言ったのを思い出したよ」と木村に別のアドバイスをしたと振り返った。そんな岡本のアドバイスに称賛の声が殺到している。「二人の思い出話最高過ぎた!!!!!『やりたいこと全部やれ』マネージャー含め事務所の上の人の願いとは異なることを話した岡本大先輩、最高!!!!!」「岡本さん事務所から注意される。にもかかわらず、拓哉には『今のうちやりたいこと全部やっとけ。なんなら髪も膝まで伸ばせ』とアドバイス!かっこいい先輩だね」「今の拓哉くんがあるのは岡本くんのおかげ!」放送後、Yahoo!トレンドランキングに「岡本健一」がランクイン。知られざる男同士の交流は、ファンの胸を打ったようだ。
2019年04月07日3月26日、ショーケンの愛称で親しまれた、俳優で歌手の萩原健一さんが都内の病院で亡くなった。享年68。新元号発表を目前にして、昭和を代表するスターがまた1人逝ってしまったのだ。萩原さんは11年から8年間も消化管間質腫瘍(GIST)との闘いを続けていた。10万人に1~2人しか発症しない、希少がんの1つで日本人では胃に発生することが多いという。3回の結婚と離婚のほかにも多くの女性と恋に落ちてきた萩原さんの最期を看取ったのは、妻でモデルの冨田リカさん(57、本名・萩原理加)だった。萩原さんとリカさんが出会ったのは’09年10月、月刊誌『美ST』の対談だ。その後、萩原さんが猛アプローチして’11年2月に入籍。しかし、その直後にGISTが発見され、結婚生活のほとんどが闘病生活となったが、2人はその事実を限られた友人たちにしか明かしていなかったのだ。本誌が萩原さんとリカさんをインタビューしたのは結婚5年目の’15年11月。当時、萩原さんは14年ぶりの連続ドラマ『鴨川食堂』の撮影に臨んでおり、演技論も熱く語り続けた。その元気な姿からは、まさかがんと闘っているとは想像もできなかった。だがインタビュー前に萩原さんがポツリともらした言葉は印象的だった。「夫婦で取材に応じるのは、今回が最初だけど、きっと次はないんじゃないかな」自分の命がもう長くはないことも悟っていたのだろうか。萩原さんのその言葉どおり、“最初で最後の夫婦インタビュー”となってしまったのだ。“永遠の不良少年”とも呼ばれた萩原さんだったが、取材中は終始穏やかで、少し前にシンガポールに移住したことも教えてくれた。《実はいまは、2人で相談して拠点を東南アジアに移しているんです。1年ぐらい前からかな。今後もしばらくは、仕事がないときは海外で過ごすことになると思います》(本誌’15年12月8日号・以下同)現地生活のすばらしさについて夫妻は口々に語っていた。萩原「日本では、ずっと闘ってきて本当に嵐のような人生だった気がするんだよ。それがね、アジアの家では、買い物をしてカフェでお茶を飲んで、家に帰ったら、家内の作ったごはんを食べて……。これがね、本当に幸せなんだ」リカ「確かに海外にいるほうが、気持ちが楽になるのか、(主人の)表情も、笑ったり、泣いたりと豊かになります」スター・萩原健一が、リカさんといっしょに見つけたのは、“ささやかだが人間らしい幸せ”だったのだ。リカさんは、萩原さんにその生活を続けさせるために全力を尽くしていたのだろう。彼女は繰り返し、“人間として幸せになってほしい”と、語っていた。《萩原の妻を務めるのは並大抵のことではなく、一日一日が真剣勝負で……。主人も俳優として最終章をむかえました。俳優は幸せなどを削って、作品に身を投じている人もいるそうで、主人もそうだったと思います。ただ私の幸せは、“人間・萩原敬三(※本名)”が幸せになることで、主人が笑顔で仕事をしてくれることが何よりもうれしいんです。》インタビューで萩原さんは目を潤ませながらリカさんへの感謝の言葉をはっきりと口にしていた。「……僕は家内と出会っていなければ死んでいたんじゃないかな。彼女と結婚して本当に人生が変わったんだ……」それから3年、萩原さんの容体が急変したのは今年3月25日。病院に救急搬送されたが、翌日に帰らぬ人となった。夫婦最期の病室についてリカさんはこうコメントしている。《本人の強い意向により、病のことは公表せずに参りました。最期は、とても穏やかで安らかに、ゆっくりゆっくり、眠る様に息をひきとりました》“病気のことなどで騒がれず、俳優として毅然と逝きたい”という美学を理解してくれた妻に看取られた萩原さん。だがリカさんにはまだ安息の日々は訪れていないようだ。弔意を伝えた編集部にリカさんからはこんなメッセージが寄せられた。《主人に最期の花道を歩かせることが私の最期の役目です。だからまだ気を抜くことはできません》たとえ逝去後であっても俳優・萩原健一の姿を汚させない……、“夫の花道”を追求し続ける妻の姿に、天国の萩原さんは、あの日のように目を潤ませていることだろう。
2019年04月02日萩原健一さんが消化管間質腫瘍のため、3月26日に亡くなった。68歳だった。各メディアによると萩原さんは11年から闘病していたが、本人の意向で病名を公表していなかったという。「67年に若干17歳でザ・テンプターズのボーカルとしてデビューした萩原さんは、俳優業に進出。『太陽にほえろ!』『傷だらけの天使』『前略おふくろ様」(すべて日本テレビ系)といった名作ドラマで一躍大スターとなりました。晩年も09年の映画「TAJOMARU」で日本映画批評家大賞・審査員特別男優賞を受賞。昨年には22年ぶりの新曲をリリースし、大きな話題に。ミュージシャンとしても個性派俳優としても、多くのファンを魅了してきました」(芸能関係者)そのいっぽう私生活は破天荒そのもので、“永遠の不良”と呼ばれることも。交通事故や恐喝騒動、4度の結婚で世間を賑わした。何より話題となったのが83年、大麻所持で逮捕されたことだった。人気俳優として活躍するさなかだったため、非難の声が殺到。実はその際に頼りにしたのが瀬戸内寂聴さん(96)だった。萩原さんは判決が出た翌日に「寂庵」へと向かい、剃髪。各地で2週間に及ぶ厳しい修行をした後、「監獄より辛かったけど、想像もしない世界で、いままでできなかった体験をした」とまっすぐな瞳で語ったという。そんな萩原さんに寂聴さんは「寂照」という名前を与えた。もともとテレビドラマの原作者と主演俳優として出会った2人だが、以来親交を深めていった。生前の萩原さんは、寂聴さんを“お母さん”と呼ぶほど慕っていたという。03年に萩原さんは、13年ぶりにライブツアーを開催。そのキッカケも寂聴さんだった。本誌03年11月25日号で、萩原さんはこう感謝の思いを語っていた。「やるきっかけになったのは、お世話になった瀬戸内先生がもう80歳を過ぎてるじゃない?いまのうち何かご恩返しをと思ったら『コンサートしてよ』というんだよね」萩原さんは10年に還暦を迎えた際も、寂聴さんからの言葉を明かしている。「瀬戸内先生ともよく話したけど、躓いて絶望感に包まれても、決して自分を嫌いにならないことだよね。自分を愛せない人間を他人が愛してくれるわけないからね。そんなことを心がけて、過ごしていきたい」(「女性自身」10年1月26日号)そんな萩原さんのことを寂聴さんは、我が子のように可愛がっていた。本誌10年9月7日号では「いろいろな事件を起こすたびにハラハラさせられますけど、“出来の悪い子供ほど可愛い”っていうでしょう」としたうえで、こう話していた。「彼は母性本能をくすぐるんです。何かあると私のところに“お母さ?ん”と電話してくるのですけど、どんなに悪いことをしても憎めない。男には、しっかりしていて頼れるタイプと、なんだかちっとも頼りにならないタイプがいるでしょう。ショーケンは頼りにならないタイプで、なんだか見捨てられない」本物の親子のような仲だった2人。“一人息子”を無くした寂聴さんの心痛は想像に難くない。
2019年03月29日ショーケンの愛称で親しまれた俳優で歌手の萩原健一さんが26日に消化管間質腫瘍(GIST=ジスト)のため亡くなったことを、28日に所属事務所が発表した。68歳だった。俳優・歌手として日本の芸能界に輝かしい功績を残した萩原さんだが、プライベートでは3度の離婚を経験。さらには4度も逮捕されるなど、破天荒な生涯だった。そんな萩原さんの“素顔”に密着した番組が話題になっていた。「09年9月放送のドキュメント番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)で、『ショーケンという「孤独」』と題して密着していました。ショーケンさんはカメラの前で本音をさらけ出しており、『彼があそこまで自分をさらけ出した番組はなかなかない』と業界からも注目を集めていました」(芸能記者)萩原さんは恐喝事件で逮捕され、05年6月に懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決を受け活動休止。番組では、復帰に向けて始動する萩原さんに密着していた。「白いスーツを着こなしてスーパーへ買い物に行き、1日1食の自炊生活。親戚の家に行くと叱責され、映画『TAKJOMARU』(09年公開)では役作りに苦悩する姿などがカメラに収められていました。当時は独身だったこともあり、孤独感をにじませていました。しかしその後、11年に妻でモデルの冨田リカさん(57)と結婚。ショーケンさんは明るくなったといわれるようになりました。今回、彼は愛する冨田さんに看取られて天国へと旅立ちました。最後は孤独じゃなかったのです」(前出・芸能記者)最愛の妻と過ごしたことで、萩原さんの心から孤独感はぬぐい去られていたはずだ。
2019年03月29日俳優の萩原健一さん(本名:萩原敬三さん、享年68)が3月26日、都内の病院で亡くなっていたことが分かった。病名はGIST(消化官間質腫瘍)で11年からひそかに闘病生活を送っていたが、本人の強い希望で公表を控えていたという。実は、萩原さんは闘病中だった15年12月、妻でモデルの富田リカさん(57)と本誌のインタビューに答えている。萩原さんは終始リカさんに感謝しきりで、《僕は家内と出会っていなかれば死んでいたんじゃないかな。彼女と結婚して本当に人生が変わったんだ》と話していた。2人は09年10月、月刊誌『美ST』(光文社)での対談がきっかけで出会った。萩原さんの猛アプローチで交際が始まり、11年2月に入籍。萩原さんにとっては4度目の結婚だった。本誌のインタビュー当時は結婚5年目で、夫婦円満ぶりがうかがえた。また本誌では10年ごろから東南アジアに拠点を移したことを告白。インタビューの最後には、萩原さんは顔をほころばせながらこう語った。《何事も決めつけることはせずに、これからも家内といっしょに生きていきたい。(中略)人生ってそれでいいんだよな》余生は愛する妻と過ごしたい。そう願った萩原さんはリカさんに見守られながら天国へと旅立ったという――。
2019年03月28日アイドルグループ・けやき坂46の柿崎芽実、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、小坂菜緒が11日、都内のスタジオで動画配信サイト「SHOWROOM」の生配信を行い、単独シングルデビューが決定したことを報告したともに、グループ名を"日向坂46"と改名することも発表した。3月27日に単独シングルデビューすることが決定したけやき坂46。この日生配信された「SHOWROOM」で発表され、3月5日6日には神奈川・横浜アリーナでデビューカウントダウンライブを開催することも。さらには単独のオフィシャルサイトもオープンすることを報告した中、最後にはサプライズとしてグループ名を"日向坂46"に改名することも発表された。配信後には報道陣の取材に応じたメンバーたち。キャプテンを務める佐々木久美は「"日向坂46"と聞いた時は、温かい雰囲気を感じました。すごく可愛い名前だし、グループカラーが空色で、空まで高く飛べるという意味も込められているみたいですから、考えて下さった方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜び、「このメンバーでシングルデビューするのが夢だったので、現実になってうれしいです。アルバムは昨年6月に出させてもらいましたが、シングルデビューということで、もっとたくさんのことに挑戦できるグループになってもっと高く飛べるように頑張りたいと思います」と決意新たに。グループの改名が一番の夢だったという齊藤は「これからメジャーに出ていく時にひながらけやきは素敵なんですけど、絶対に欅坂46と混乱すると思いました。その話はメンバーとしてましたね」とその理由を説明しながら、「正直一番の夢でした。前に私たちのライブで『日向です』と言ったことがあります。これからは私たちの活動すべてが日向でいられるような日向坂46でいたいですね」と意欲を見せた。けやき坂46として3年間活動してきた彼女たち。佐々木美玲が「普通の女の子が出来ない活動をさせていただきました。振り返ってみると、楽しいことも多かったんですが、先輩方がテレビに出演しているのを見て憧れだったり葛藤したこともたくさんありました。でも2期生や3期生が入ってきて、21人全員で日向坂46としてデビューできるというお話を聞けたので、これからが本当に楽しみです」と笑顔。そんな彼女たちのけやき坂46では、かつて長濱ねるも活動していた。長濱には直接伝えてはいないそうだが、佐々木久美が「改めてねるちゃんがいたからこその私たちなので、みんなで改めてお話はしたいと思っています」と長濱に報告することを約束していた。
2019年02月12日スティーヴ・マーティン作の舞台『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』が2019年4月、5月に上演される。1997年の日本初演から出演する岡本健一と川平慈英に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、同時代を生きながらも会うことはなかった画家ピカソと物理学者アインシュタインがもし出会っていたらどんな化学反応が起こるのか?を描くファンタジック・コメディ。1993年にシカゴで初演され、日本では1997年と2000年に今回同様ランダル・アーニーの演出で上演。19年ぶりの上演となるが、引き続き岡本健一と川平慈英が出演し、三浦翔平、村井良大の4人の役をシャッフルした2チームで上演する。約20年ぶりの上演となることについて、川平は「これは僕の大大大好きな作品なんです。なぜなら、僕が大師匠だと思っているスティーヴ・マーティンが作ったっていうことがひとつと、もうひとつは演出家のランダル・アーニーさん。彼との出会いは大きかった。いろんな意味でポジティブな化学反応、再び、という感じです」と喜ぶ。岡本もランダルの演出は「楽しい時間しかなかった」と振り返り、「でも稽古場では“これで大丈夫なのかな?”と思うことも多かったですよ。おもしろいのかな?っていう。しかもアメリカンコメディだから日本人の感覚と合うのか心配もしましたし。だから“笑いがなくてもいいや!”という気持ちで挑んだのですが、実際に幕が開くとお客さんは笑っていて。おもしろかったですね」と語る。2チーム制となる今回、「チームROSE」ではピカソを岡本、アインシュタインを川平、シュメンディマンを村井、未来からの訪問者を三浦が演じ、「チームBLUE」ではピカソを三浦、アインシュタインを村井、シュメンディマンを川平、未来からの訪問者を岡本が演じる。チームROSEで当時と同じ“20代の”ピカソとアインシュタインを演じるが、岡本は「当時、(本作にも登場するピカソの作品)『アヴィニョンの娘たち』をニューヨークまで観に行き、これを描いた人をやるんだ…と思ったことを覚えています。あれから約20年経ちますが、男の人は特に歳をとればとるほど子供になっていくと思うので……僕らもよりアホな子供になるんじゃないかな(笑)」、川平は「稽古で“人生を邁進している人間をやれば自然とアインシュタインになる”“あなたがエンジョイしてるのを見たい”と言われたのを覚えています。20年の間にいろんな気付きがあって、“コントロール”という意味での成長はしていると思うのですが、でもそれがプラスにいくかはわからないのでね。子供のままやろうと思います!」公演は4月25日(木)から5月9日(木)まで東京・よみうり大手町ホール、5月12日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。チケットぴあでは1月12日(土)から1月15日(火)まで抽選先行を受付。取材・文:中川實穗
2019年01月10日アイドルグループ・けやき坂46の佐々木久美が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2018 AUTUMN/WINTER」に出演した。佐々木は「REDYAZEL」ステージで、グリーンを基調とした花柄のミニスカワンピースでスラリと伸びた美脚を披露。堂々とランウェイを歩き、先端ではマフラーに両手を添え、にっこり笑顔でポーズを決めた。今回、けやき坂46より加藤史帆、小坂菜緒、佐々木久美、高本彩花の4人がモデル出演した。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。18回目となる今回は幕張メッセにて、「Heart Warming」をテーマに人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催し、観客3万3,300人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2018年09月17日声優・鈴村健一が総合プロデュースを務める、即興劇「AD-LIVE(アドリブ)」をご存じだろうか?大まかな世界観と、「電話が鳴る・誰かが来る」といった舞台上で起こるいくつかの出来事が決められているのみで、出演者の役柄もセリフもすべてアドリブによって紡がれる90分──そんな前代未聞の即興劇「AD-LIVE」は、今年で10周年を迎える。初代『AD-LIVE』をリブートした“究極のアドリブ”がテーマそもそも、声の芝居に特化した声優がなぜ舞台劇をプロデュースしようと思ったのだろう。そのヒントは、鈴村さんが声優を目指しデビューしたのが90年代だったというところにある。「もともと声優という職業は、俳優がアルバイト的にやる仕事でした。その流れで、僕が声優について勉強していた時代は…今みたいに声優に特化したレッスンだけでなく、いろんなスタイルの勉強法があったんです。なかでも僕は、演劇畑のお師匠さんに師事していたので、20代半ばぐらいまではずっと演劇について勉強していて。『舞台をやりたい』と思うのは、僕にとっては自然なことだったんです。」演劇を学ぶなかで、鈴村さんがとくに惹かれたのがエチュード(即興劇)と呼ばれる演劇メソッドだ。その場で生まれた設定やセリフを瞬時に“役として”感じとり、芝居を止めることなく繋げていく。「養成所時代はエチュードが苦手だった」という役者が多いなか、鈴村さんは即興で芝居することが「非常に面白かった」と語る。「演劇の空間では、発したセリフがそのまま真実に変わります。例えば『僕は医者だ』と言えば、その空間では医者になれるのがお芝居なんですよね。『自分じゃないものになりたい』という願望の原点って、まさにこれだと僕は思っていて。役として言ったことが真実に変わっていく感覚が僕は若い頃からすごく好きだったので、そうやってセリフがどんどん真実に変わっていくところを…お芝居のトレーニングとしてではなく、舞台上でお客さんに観てもらうっていうのは相当面白いんじゃないかと、二十歳のときに思いついたのがきっかけです」。こうして鈴村さんの構想が初めてカタチとなったのが2008年。以降、“声優による、90分の即興劇”という前代未聞の舞台は話題となり、ライブビューイングも含めると、いまや7万人に近い観客動員数を誇る人気の公演へと成長する。そこまでに至った理由のひとつとして、鈴村さんをはじめ演出スタッフ陣が毎回新しいテーマや設定、仕掛けを用意していることが挙げられるだろう。「毎回同じフォーマットで作って円熟させていく、というエンターテインメントの作り方もあると思いますが、僕はとにかく新しいことが好きなんです。“毎回違う”というドキドキ感を僕も味わいたいし、お客さんにも味わってほしい…でも今回は10周年ということで、一度しっかりとふり返る必要があるんじゃないかと思ったんですね」。これまでのAD-LIVEをふり返り、行き着いたのは2008年、前進座(吉祥寺)で行なった初回公演だった。地球最後の日を洋館で迎える登場人物たち。電話が鳴る、停電する、死体を見つける、隕石が落ちるといった出来事が各公演共通して差し込まれる以外には制約がないなか、それぞれが自由に状況を受け止め、演じきった初回公演は、鈴村さんにとって忘れられない舞台となった。「構造としてはいちばんシンプルでしたね。各公演、器は共通しているけれど、中に何を入れてもOKというスタイルで、どんな展開にも成り得るように作られていた。ならば、10周年となる今年は原点に戻って、この初代AD-LIVEを“今の自分”で作ってみたらどうだろうと思ったんです。そこで思いついたのが、“世界観だけが決まっているなか、設定を含めたすべてを出演者に委ねてみる”ということだったんですね。初代AD-LIVEでは『隕石が落ちてきたから、電源が切れたんだろう』と、役者がみんな同じ想像をしていましたが、今回は『停電を仕掛けたのは俺だ』と言い出す役者が出てくる可能性もある。そういう意味で、今年のテーマには“究極のアドリブ”を掲げているんです」。「大きな化学変化を起こしたい」こだわりの人選とマッチング“究極のアドリブ”をテーマに掲げた「AD-LIVE 2018」は、初参加となる石川界人、福圓美里、前野智昭の3名を加えた総勢18名の声優により繰り広げられる。6月末に行なわれた出演者発表会でも、すでに各ペアの個性が光るやり取りが垣間見られたが、この絶妙な人選とマッチングはどのようにして決められているのだろう。「AD-LIVE 2018」出演者「まず第一に、僕が『この人のAD-LIVEが見たい』と思う人にお声がけして、『この2人が組んだら面白いんじゃないか?』と想像を広げていく作業を行ないます。例えば今回の関智一さんと福圓美里ちゃんペアは、2人とも演劇を自分でプロデュースしていて、座長を務めていらっしゃいます。そんな2人がガチンコで即興劇をやったらどうなるんだろう?って…本当に見たくて(笑)、マッチングしましたね」。加えて、鈴村さんがマッチングするうえで重視しているのは、役者たちの相性だ。声優としてアフレコ現場で顔を合わせることが多いメンバーゆえ、人間性はもちろん、それぞれがどういったタイプの役者なのかを互いに熟知していることもAD-LIVEの面白さに繋がっている。「“地ならしタイプ”と“荒らしタイプ”といいますか…ひとつずつ丁寧にストーリーを構築していく役者さんを“地ならしタイプ”とすると、出てきたものをバンバン拾って勢いで繋いでいく、出たとこ勝負の役者さんが“荒らしタイプ”ですよね。この2タイプでペアを組むのが、いちばんスタンダードなマッチングです。一方、“地ならしタイプ”同士だと緻密にストーリーが構築されていく可能性があるし、“荒らしタイプ”同士だと本当にワケのわからないことが起こる可能性もある(笑)。そんななかで、大きな化学変化が起きそうなペアを考えていくんですね。“地ならしタイプ”同士が、スーッと2人で地ならししたまま終わってしまうなんていうのは面白くないですから」。例えば今回トップバッターを務める寺島拓篤&中村悠一ペアは、“地ならしタイプ”と“荒らしタイプ”がピッタリとハマりそうなマッチングだという。鈴村健一&寺島拓篤/「AD-LIVE(アドリブ)」2018年発表会「寺島くんは、非常に緻密な構築をするタイプで…芝居のなかに布石を置いていって、後でそれをちゃんと回収して、物語を繋げることができるんですよね。それに対して中村くんは、前に出てくれたときに『自分の舞台をイメージして、朝から晩までシミュレーションを繰り返した』と言っていたぐらい“予習型”ではあるんですけど…なんていうのかな?やろうとすることが、荒唐無稽なんですよね(笑)。2人とも準備してくるタイプではありますが、優等生の寺島くんと、暴れん坊の中村くん。このペアはたぶん大きな化学変化が起こるだろうと思っています」。出演者発表会で独特な空気を作り出していた、櫻井孝宏&前野智昭ペアも面白い。初代AD-LIVEから出演し、今回3年ぶりに登場する櫻井さんと、初参加の前野さんをマッチングしたのにも深い理由があった。櫻井孝宏&前野智昭/「AD-LIVE(アドリブ)」2018年発表会「前野くんは非常にクールですが、虎視眈々と面白いことを爆発させようといつも狙っているタイプ。これって実は、櫻井くんも同じなんですね。なので、同系統の2人を合わせたいと思ったんです。それに…前野くんには以前から何度も声をかけていましたが、『まだちょっと俺には早いっす』って断られていて(笑)、いよいよ出てくれることになったので、万全の状態で挑んでほしい。それにはやっぱり、櫻井くんと組み合わせるのがベストなんじゃないかと思ったんです。というのも、櫻井くんは究極の“柳型”なんですね(笑)。どんな相手が来ても、どんな大きい打撃を受けても、しなってからビーンと戻れるんです」。櫻井さんが“柳型”であることを強く印象付けたのは、2014年の櫻井孝宏&森久保祥太郎ペアで行なった、「AD-LIVE史上、記憶に残る回のひとつ」と言われている舞台だった。櫻井孝宏&森久保祥太郎ペアで行なった「AD-LIVE」2014年公演の場面写真「森久保くん演じる“多重人格者”を、櫻井くんが驚くほどキレイに捌いた回でしたね。人格がコロコロ入れ替わる森久保くんを…まあ、まずAD-LIVE初登場でそんな攻め手を持ってきた森久保くんがオカシイんですけど(笑)、それを櫻井くんが驚いた表情ひとつ見せずに、『あなたは何々という人格ですね?』って、舞台上で常にメモをとりながら(笑)、ひとつずつ受け止めていく。あの柳のような櫻井くんの性質って本当にすごいなあと思っているので…初参加の前野くんが自由に振舞えるように、ペアを組むならば絶対に櫻井孝宏だろうと思いました」。価値観から外れる瞬間を生み出すのが“エンターテインメント”前野さんが出演をためらったように、90分間の即興劇という前代未聞の舞台は、初参加の役者にとって未知なる領域である。出演前は「ほぼ全員が」不安を訴える一方で、一度「AD-LIVE」の舞台に立った役者はその魅力にとりつかれ、「また出たい」と必ず言うそうだ。中村悠一&鳥海浩輔/「AD-LIVE(アドリブ)」2017年公演の場面写真「『ほぼ全員』と言いましたが、櫻井孝宏くんと宮野真守くんは不安を訴えなかったですね。とくに宮野くんは、『面白そう!』ってニコニコしていたのを覚えています(笑)。ともあれ、みなさんが不安や緊張を抱えて挑むAD-LIVEですが、もうひとつ…これは100パーセント、全員が『面白かった。また出たい』と言ってくれます。それってやっぱり、即興がお芝居の原点だからだと思うんです。お芝居というのは『起きた出来事にどう対応していくか』なんですね。すなわち…乱暴な言い方をすれば、リアクションの羅列だと思うんです。セリフを覚えたのちに、それを忘れて、あたかもいまその瞬間に生まれた言葉のように喋る…それぐらい新鮮に反応したいというのが僕ら役者が目指しているところで、そういう意味でAD-LIVEって、起きたことに新鮮に反応できるように作ってあるので、お芝居の原点に触れられる舞台でもあるんです。だからみんな、『改めてお芝居って面白いなと思えた』って言ってくれるのかなあと、個人的には思っています」。なかでも梶裕貴は、「AD-LIVE」に強く魅了されたひとりと言えるだろう。2014年から3年続けて出演し、今回2年ぶりに戻ってきた梶さんは、「去年なぜ出なかったのか、自分でもわからない。それくらいAD-LIVEが好き」と出演者発表会で語っていたほど「AD-LIVE」愛に溢れている。梶裕貴&堀内賢雄/「AD-LIVE(アドリブ)」2016年公演の場面写真「梶くんはAD-LIVEのことが本当に好きで…彼のなかでは“声優である”ということがすごく大きな割合を占めていますが、だからこそ、声優の世界ではないところから声優に還元される何かを得たいと貪欲に渇望しているんです。そんな彼にとって、AD-LIVEはまさに自分が望むような、声優とは違うところで何かを得られるものがある場なんでしょうね。声優さんがやっているけれど、声優ファンだけじゃなく、誰にでも見てもらえる舞台というつもりで僕も作ってきましたから…梶くんが2014年に初めて出てくれたときに、『これは誰に見せても笑ってくれるし、感動してくれるものだと思います』と言ってくれて、僕は自信を持てたし、その思いはいまでも変わらないです」。梶裕貴&羽多野渉「AD-LIVE(アドリブ)」2018年発表会“誰にでも見てもらえる舞台”を目指して「AD-LIVE」を作ってきたように、鈴村さんは常に声優という枠にとらわれない視点で自身の表現を行なってきている印象だ。2008年から続けているソロアーティストとしての音楽活動はもちろんのこと、最近では実写映画『亜人』(2017年)に出演したことも話題になった。これらすべてに共通するのは“エンターテインメントの世界で表現する”ということ。では、エンターテインメントを通して鈴村さんはいったい何を伝えたいのだろう?「それについて、僕もたまに考えるんですけど…2018年のいまの時点で思っているのは、『驚いてもらいたい』、これがいちばん大きい気がします。AD-LIVEでは何が起こるかわからない驚きがありますし、音楽活動では僕が書いた詩を読んだ人が『こんな考え方もあるんだ!』と思ってくれることだってある…これってひとつの驚きだと思うんです。普段は静かな人が、僕のライブでは自然と大きな声を出して一緒に歌って『声が枯れました』なんていうお手紙もよくいただくんですが、それだって驚きですよね。そういった…自分にとっての価値観から外れる瞬間を生み出すのがエンターテインメントであってほしいと僕は常に思っているので、そこがやっぱりいちばん大きいですね」。声優とは“何でもできる仕事”だと信じて25年間やってきた「価値観から外れる瞬間を生み出すのがエンターテインメント」という基準で考えると、できることは無限に広がっていく。例えば、鈴村さんが若い頃から夢として抱いている「飲食店の店主になりたい」というのも、彼の言うエンターテインメントの延長線上にあると考えると、実はそこまで荒唐無稽な話ではないというのがわかる。「飲食ってエンタメだなと思っているんです。そもそも僕は高校時代、『将来は声優か調理師になるか』の二択で考えていましたから。『調理師の道に進んでいたら、僕はどうなってたかな?』っていまでもよく思います。でも、よく考えてみると…これだけいろんなことができるようになったいまだからこそ、役者のまま飲食店をやってもいいんじゃないかな?とも思うんです。若い頃はそんな器もなかったけれど、もう40歳も半ばになろうとしていますから、自分で自分にリミッターをかける必要はないんじゃないか。誰に何を言われようと、いまやりたいことをやっていきたい…なんだか、若い頃よりもいまのほうがエネルギッシュになっている感覚がありますね」。声優という職業が時代とともに変わってきたことも、鈴村さんにとっての追い風になっているのだろう。というのもいまの時代、声優たちはアニメのアフレコや洋画の吹き替えといった声に特化した仕事だけでなく、音楽ライブやバラエティ番組、テレビドラマ、実写映画への出演など、幅広く活動しているからだ。だからこそ、例えば「鈴村健一が飲食店を始めた」と言ってもほとんど違和感なく受け入れられることが容易に想像される。それこそが、時代とともに大きく変わった声優という仕事の良い点であるのだと思う。「ええ、まさにそうだと思います。僕は19歳で声優業界に入りましたが、そのときに『声優って何でもできそうな仕事だな』と思ったんです。当時はそこまで自由な環境ではなかったけれど、僕はずっと『そうなるといいな』と思って25年間やってきました。みんなで飲みに行って酔っぱらった勢いで夢を語ると、『お前、何やりたいの?役者だろ?』って先輩によく怒られましたが、僕はそうじゃないと思っていたし、いつか時代が変わるだろうと信じてやってきた。そうしたら、やっぱり時代は変わって…自分たちで範囲を決めて、『ここからはみ出さないように、声優としてやっていこう』って思っていたのが、『あれ?はみ出してみたら面白い!』って、すごくシンプルなことに気付いて、一緒に楽しんでくれる人が増えてきたんですよね。そうやってはみ出したことが、すべて役者としての表現に還元されるという実感を得られたのも大きいです。AD-LIVEはまさにその象徴的なものだと思います」。以前「僕は100パーセント、エンターテインメントの分野に存在していて、そこに居なければ存在意義を持たない」と語っていた鈴村さん。エンターテインメントにかける情熱は、彼の存在意義そのものだ。そんな鈴村さんの信念が詰まった究極のエンターテインメント「AD-LIVE」は、10周年を迎えて、さらに加速していく。「おかげさまで10周年を迎えることができました。最初はチケットも売れずに苦戦していたAD-LIVEですが、いまやライブビューイングも含めて7万人に近い方が観てくださる公演となりました。僕が二十歳のときに抱いた小さなイメージから始まったものが、たくさんの方に支えられてここまで来れたことが本当に嬉しいですし、そこにあぐらをかいていたらダメだとも思っています。AD-LIVEらしさを失わずに、常に新しいものをしっかりと提示し続けられるように、観てくださったみなさんが『観てよかった』と思えるものを作れるように…一生懸命準備していますので、ぜひ遊びに来ていただきたいです。そして、今後も支えていただければ幸いです。これからもAD-LIVEをよろしくお願いします」。「AD-LIVE(アドリブ)」2018年発表会(text:とみた まい/photo:You Ishii)
2018年09月14日2009年の『ヘンリー六世』に始まり、『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と鵜山仁の演出で、浦井健治、岡本健一らを迎えシェイクスピアの歴史劇を上演してきた新国立劇場。その集大成とも言える『ヘンリー五世』がまもなく幕を開ける。【チケット情報はこちら】前作『ヘンリー四世』(2016年)では、浦井はハル王子として、放蕩三昧の暮らしを送ったかと思えば、あっさり悪い仲間たちと手を切り、戴冠しヘンリー五世に即位した。本作では冒頭から、王子時代の若気など一切感じさせぬ、怜悧かつ威厳に溢れた王の姿を体現。ハル王子時代はヘッドフォンを首から下げ、ハイテンションの芝居が印象的だったが、今回は王冠に王笏、ローブという“王道”スタイルで、目は据わり、セリフ回しにもどっしりと重みが感じられる。仏王の挑発を落ち着いて受け止め、裏切り者の諸侯を苛烈に処断し、戦争となれば、先頭に立って躍動し、勇ましく兵たちを率いていく。『ヘンリー四世』でタイトルロール、つまりハル王子の父親を演じたのは、昨年、急逝した中嶋しゅう。演出の鵜山は「このシリーズはいわば、浦井健治がいろんなものを食べて、成長していくという話。しゅうさんのことも含めて、いろんな“エコー”を背負って、吸収し、変化していくのを感じる」と浦井が背負うドラマに言及する。そんな王が象徴する「国家」と相反する「個」を象徴する存在として描かれるのが、王にとっては王子時代の悪友であるピストル。前作に続き、岡本が演じているが、こちらは子どもがそのまま大きくなったかのような悪童ぶり。言葉遣いは乱暴で酒好き。欲張りで器が小っちゃく、勇ましいことは言いつつも戦には及び腰、しかし仲間の命のために奔走する情の厚さも持つ男を岡本は人間臭く、魅力的に演じている。鵜山はこのピストルを「大義名分よりも個の幸せや欲望。大陸を巻き込んだグローバルに対するローカルを象徴している」と評す。浦井と岡本は過去のシリーズでは、様々な関係性で一騎打ちを見せてきたが、本作では直接やりあうシーンはない。後半、ふたりが顔を合わせるシーンでは、ピストルは目の前の相手が王でかつての悪友であることを認識せぬまま、王に対する評価を口にする。「直接、ぶつからないのが厄介(笑)。このすれ違いを掘り下げていくと何か見えるんじゃないか」(鵜山)。もうひとり、物語…というよりも歴史の歯車を大きく回すことになるのが、中嶋朋子が演じるフランス王女でヘンリー五世に嫁ぐことになるキャサリン。英語の会話もままならぬ状態で、“戦果”として英国に渡ることになるが、彼女の存在が『ヘンリー六世』、そして『リチャード三世』へと繋がっていくことを想像しながら見ていると、英語を必死で練習し、片言で受け答えをするコミカルなやり取りがどこか恐ろしく感じられる。『ヘンリー五世』は5月17日(木)より東京・新国立劇場中劇場で上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2018年05月16日ハンサムなセットアップから可憐なレースを覗かせて。カジュアルなTシャツ+リネンスーツのシンプルなコーディネートに、レース素材を1枚重ねるだけで今年らしい表情に。指の先まで覆う着こなしがほどよくセクシー。シースルートップス¥17,000(アイレネ/ルシェルブルー TEL:03・3404・5370)Tシャツ¥7,000(タンタン/アダム エ ロペ TEL:0120・298・133)ジャケット¥120,000パンツ¥65,000(共にヒリヤー バートリー/ビオトープ TEL:0120・298・133)ピアス¥7,500パールチェーン¥11,500(共にマンデイ エディション/ジェムプロジェクター TEL:03・6418・7910)大胆なカラーブロックも、ライトな素材で抜け感を。裾がスカラップ状になったレースガウンは、鮮やかな発色のグリーンに一目惚れ。主張のある色同士の組み合わせでも、計算された肌見せによりトゥーマッチにならない。レースガウン¥128,000(タロウホリウチ/ヒラオインク TEL:03・5771・8809)キャミソール¥30,000(アカネ ウツノミヤ/ブランドニュース TEL:03・3797・3673)パンツ¥24,000ヘアバンド¥7,500(共にヴェニット/ハルミ ショールーム TEL:03・6433・5395)シューズ¥44,000(ネブローニ/アダム エ ロペ)ゴールド×ビビッドピンクを大人に着こなすなら。インパクトのある色同士は、色数を抑えるだけで洗練された印象に。一見個性的に思えるセットアップも、実はデザインはシンプル。丈感や股上の深さなど、さりげないこだわりを詰めることでモード感がアップする。ジャケット¥84,000パンツ¥32,200スニーカー¥30,000(以上ジュリアン デイヴィッド/ジュリアン デイヴィッド 神宮前ショップ TEL:03・5875・3144)トップス¥34,000(タロウホリウチ/ヒラオインク)イヤーカフ¥53,000バングル¥138,000(共にシャルロット シェネ/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)同系色でまとめた、上級の異素材テクニック。ジャージー、レース、ニットの異素材アイテムが綺麗にまとまるのは、同系の色使いがポイント。ロングガウンとロングドレスのレイヤードも新鮮なうえ、ユニークなデザインのスカートがより立体感を生む。パンプスを合わせてとことん女性らしく仕上げて。ガウンコート¥17,000(アンティミテ/アンセミック TEL:03・6801・6096)レースドレス¥68,000(タロウホリウチ/ヒラオインク)スカート¥43,000(アカネ ウツノミヤ/ブランドニュース)シューズ、ピアスはスタイリスト私物ささき・のぞみ1988年2月8日生まれ。秋田県出身。女優として活躍するほか、ワンマイルウェア『アンティミテ』も手がける。4月20日スタートのNHKドラマ10『デイジー・ラック』に主演。※『anan』2018年4月4日号より。写真・Takanori Okuwaki(UM)スタイリスト・宮澤敬子(WHITNEY)ヘア&メイク・高橋里帆(Three PEACE)(by anan編集部)
2018年03月28日声優・鈴村健一が総合プロデューサーを務め、人気声優が多数出演し90分間全てアドリブで紡ぐ舞台劇「AD-LIVE」が、舞台を飛び出し、TVに進出することが決定。2月18日(日)にTOKYO MXで放送後、BS11、MBSでも放送されることが分かった。「AD-LIVE」にはこれまで、櫻井孝宏、岩田光央、宮野真守、谷山紀章、浪川大輔、梶裕貴など錚々たる面々が出演。最新作となる「AD-LIVE2017」は鈴村さんのほかに、てらそままさき、鳥海浩輔、中村悠一、関智一、羽多野渉、豊永利行、森久保祥太郎、高垣彩陽、津田健次郎、蒼井翔太、浅沼晋太郎を迎え、“ヒミツ”をテーマに全12公演、異なる世界観・シナリオという過去にない挑戦作となり、ライブ・ビューイングを含めて約7万人を動員した。そんな常に進化をし続ける本作が、「AD-LIVE TV(アドリブティービー)」としてTVに進出することが決定!総合プロデューサーの鈴村さんが、「AD-LIVE」に縁の深いキャストと共に繰り広げる“AD-LIVEな”トークバラエティとなっており、今回は2014、2015、2016に出演した「AD-LIVE」常連の梶裕貴(「進撃の巨人」エレン・イェーガー役 ほか)をゲストに迎え収録。しかし何やらある人に異変が…!?さらに、まさかのあの人がギターを持って登場?なお、アニプレックス公式YouTubeでは、現在番宣CMが公開中。梶さんが思わず「これはヤバイ」と言ったその訳とは…。そしてギターを弾く“あの人”の姿も!「AD-LIVE TV」は、2月18日(日)20時~TOKYO MXにて、19日(月)23時30分~BS11にて、22日(木)27時15分~MBSにて放送(※放送日時は予告なく変更になる場合あり)。「AD-LIVE 2017」Blu-ray&DVDは2月28日(水)より順次発売。(cinemacafe.net)
2018年02月03日1月16日、女優の佐々木希(29)がInstagramに焼き立ての卵焼きの写真を投稿。食欲をそそる適度な焼き加減と卵が美しく巻かれている様子から、佐々木の料理の腕のよさがうかがえる。 以前から「#希んちのごはん」というハッシュタグで自身が作った料理写真を多数紹介してきた佐々木。昨年のクリスマスには前日から仕込んだという丸鶏のローストチキンや、チーズたっぷりのキッシュなどプロ顔負けのメニューにも挑戦。多くのファンがその腕前に感嘆していた。 《本当にお料理上手。主婦として頭が下がります》《レベルが高すぎる。渡部さんがうらやましい》《ぜひ、レシピを教えてほしいです》 15日には「普段一段の曲げわっぱを使っていて二段の曲げわっぱも欲しいなぁとちょうど思っている時に出会いました」と地元秋田県で伝統工芸品の「曲げわっぱ」を購入したことを明かしており、最近は日々の弁当作りにも精を出しているよう。 また「食べる事は毎日欠かせない事。勉強していて損はありませんし、もっと知識が欲しいなぁと」という思いから「食生活アドバイザー」の資格を取得したことも明かしており、今後は料理関連の仕事も増えていきそうだ。 女優としても昨年のドラマ「雨が降ると君は優しい」(Huluオリジナル)でセックス依存症の女性を演じたことを皮切りに、現在公開中の映画『伊藤くんのAtoE』では都合のいい女を演じるなど、役柄の幅を広げている佐々木。 アンジャッシュの渡部建(45)との新婚生活も順調なようで、まさにすべてが順風満帆だ。
2018年01月17日タイガー魔法瓶「Magical Solutions of Wellness」発表会に登場した、類まれなる美しさと可愛らしさを兼ね備えた女優の佐々木希さん(タイガー魔法瓶・新イメージキャラクター)。その健康と美容の秘密は、食事にあるそう。「自分の家でつくるご飯が大好き」と語る佐々木さんの食生活を豊かにしている、タイガー魔法瓶の“食のソリューション”に迫ります。“調理器による健康ソリューションの提案”タイガー魔法瓶の挑戦左:タイガー魔法瓶株式会社 代表取締役社長 菊池嘉聡さん「世界中に幸せな団らんを広める。」を企業理念とし、ダイニング・キッチン・アウトドア製品を取り扱う『タイガー魔法瓶』は、今回新たに、調理器具により「健康社会」へと導くお手伝いを提案。加齢に伴う食の衰えやアレルギー体質、健康・美容のために「おいしい食事」、「食べたい食事」を我慢している人々に向け、「楽しい食事をガマンさせない」調理器具を製造することにより、良質な食生活をサポートする取り組みを、産官学パートナーと連携して開始するのだとか。その発表会には、新イメージキャラクターの佐々木希さんが登場し、自身の「健康・美容」と「食」の関係の深さについて、教えてくれました。「佐々木希」が語る健康と美容野菜たっぷりのお家ご飯が大好き「タイガー魔法瓶」の炊飯器とポットを実家でも使っており、幼い頃から身近な存在であったと語る佐々木さん。「GRAND X(グランエックス)」の土鍋ごはんが特にお気に入りで、愛用しているそうです。※写真は、佐々木さんの愛用品と同じではありません。そんな彼女は仕事柄、体調管理に気を配っているようで、「バランスの良い食事を心がけている。野菜をたっぷり取るようにし、ご飯・納豆・お味噌汁が基本。外食もするけれど、自分の家でつくったご飯が好き」と語ります。料理が得意なことでも知られる佐々木さんは、「自分でつくるとバランスの取れたメニューにできる」と考えているのだとか。アクアパッツァやラタトゥイユのように、野菜をたっぷり取れるご飯が得意とのことで、「お鍋もこの時期はよく食べる」そう。美容のためには「ビタミンC」と「グルテンフリー」美容を考えたとき、野菜のほかにも、ビタミンCが含まれたフルーツも積極的に食べるのだとか。また、美意識の高い方が取り入れている生活習慣“グルテンフリー”もやはり気になるようで・・・。小麦製品の代表でもあるパンを好む彼女は「グルテンフリーのパンをお店で見つけたら食べちゃう」と明かしました。タイガー魔法瓶の「IHホームベーカリー」は、無添加グルテンフリー米粉100%の食パンを、自宅で簡単に焼くことができる優れもの。「CM撮影で実際に食べましたが、もちもちで本当においしくて感動。これからたくさんつくって食べたい」と満面の笑み。では早速、佐々木さんの大感激の、「IHホームベーカリー」と、その他のソリューションについて解説します。グルテンフリーなのにふっくらおいしい!「IHホームベーカリー」近年、健康や美容に関心の高い方や、小麦粉によるアレルギーを持つ人から注目されている「無添加グルテンフリー」。しかしこれまで、小麦粉の代わりに米粉を使うパンにはふっくらさが足りなく、触感があまりよくないところが懸念されていました。そこで、米粉だけでもふっくらおいしいパンが焼ける技術を『農研機構』と『タイガー魔法瓶』が力を合わせることで開発したのが、「IHホームベーカリー」です。家庭で簡単に、おいしくてふっくらとした「グルテンフリーパン」を焼けるなんて最高ですよね。おいしい「麦めし」が家庭で炊けるタイガー魔法瓶独自の「麦めし」メニューパンのみでなく、おいしくて健康のことも考えられたお米を食べたいという方にお伝えしたいのはこちらのソリューション。健康効果の高い「麦めし」ですが、従来の白米メニューで炊くと、麦は硬くて白米は柔らかすぎ・独特のニオイがするなどの懸念点が。その改善策として、「麦めし給水プログラム」と「土鍋高温炊き上げ&減圧臭い飛ばし」により、おいしく炊けるメニューを、『株式会社はくばく』と共に開発。自宅でおいしい麦めしを食べることが可能に。2018年度には高齢者でも食べやすいご飯が炊ける「さらっとご飯」誕生予定世界でも有数の長寿国である日本。ですが、平均寿命に対し、サポートや介護なく生活ができる健康寿命が短いのがお悩み・・・。健康寿命を短くする理由の一つは、食事による栄養摂取が、老化により難しくなることにあると考えられています。この部分に着目し、「高齢者が食べやすくおいしいご飯の炊飯」が可能な炊飯ジャーを、『兵庫県立大学』と開発中。2018年度の半ば頃、商品化を予定しているのだそう。ご飯を飲み込みやすくすべく、「べたつき」をおさえる技術を2017年に開発。こちらを用いることで、必要なカロリーを無理なく摂取できる未来が待っています。楽しみですね。「質の良い食事」=「美容と健康」佐々木希さん最後に佐々木さんより、「食事は毎日のこと。健康に気を使って質の良い食事を心がけることが健康と美容に繋がる。それを手助けしてくれる『タイガーさん(タイガー魔法瓶)』の商品で、食事を楽しんでいきたい。みなさんもぜひ、タイガーさんのアイテムを使って楽しい食事をして頂けたらと思います」とのメッセージを頂きました。美容と健康を意識するあまり、食事をガマンしてつまらないものにするのではなく、楽しみながら、健康で美しくいられるのが、タイガー魔法瓶の掲げる「Magical Solutions of Wellness」。家での食事を楽しむことで、佐々木希さんのような美しい女性を目指しましょう。左から株式会社はくばく 代表取締役社長長澤重俊さんタイガー魔法瓶株式会社 開発本部 統括マネージャー金丸等さん菊池社長佐々木希さん兵庫県立大学環境人間学部教授・学術博士坂本薫さん国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構矢野裕之さん
2017年11月10日東京・表参道ヒルズにて、「クリスマスイルミネーション点灯式」が11月8日(水)に行われ、佐々木希が出席した。結婚後、夫である渡部建と初のクリスマスを迎える佐々木さんは、当日の予定について、クリスマスは主人も私も仕事があるので、時間があれば皆で集まってホームパーティーをしたいなと思っています。でも、まだ予定は立てていません」と、幸せ全開の笑みを広げた。点灯式に登場した佐々木希昨年の10周年を経て新たなステージに突入した表参道ヒルズでは、色にインスピレーションを受けた作品を手掛けるフランスの建築家兼デザイナーのエマニュエル・ムホーによる、「アート」を取り入れたクリスマスツリーを初展開する。中央に70cmの三角錐を重ねた高さ7mの白いメインツリーがあり、周囲の空間は100色を使用した約1,500本のミニツリーで埋め尽くされ、色鮮やかな印象を受ける。スマートな体を白いレースを基調にしたドレスに身を包み登場した佐々木さんの美しさに、集まった観客からは思わずため息が漏れた。佐々木さんがメインの最後のパーツをはめこむと、周囲のミニツリーが輝き出し、音楽に合わせて中央のツリーが点灯。場内からは「わあっ」という歓声も飛び、佐々木さんも思わず笑みを広げていた。その後、およそ3分間にわたる特別演出を、佐々木さんも興味深そうに眺めた。2017年は結婚という人生の大きなイベントがあった佐々木さん。「本当にたくさんの方から祝福していただいて、感謝でいっぱいの年になりました。ありがたいです、本当に。日々感謝の気持ちを忘れずに、今後もお仕事頑張りたいです」とふり返りつつ、結婚してよかった瞬間を聞かれると、「家に帰って、1日の出来事を話し合ったりするのが幸せですね(笑)」と照れながらもノロけた。ちなみに、2018年は「来年2月で30代に入るんです。健康に気をつけながら、楽しく充実した日々を送れたらと思います」と、きたる30代に向かって誓いを立てていた。白レースのドレスで登場した佐々木希「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2017 with Panasonic Beauty」は11月8日(水)~12月25日(月)の11時~23時まで点灯。(cinamacafe.net)
2017年11月08日女優の佐々木希が7日、都内で行われたタイガー魔法瓶の新成長戦略発表会に出席した。タイガー魔法瓶は、産官学連携によるヘルスケア領域での新しい取り組み「Magical Solutions of Wellness」を発表。その発表会に今年の9月からイメージキャラクターに起用されてCMなどにも出演している佐々木希が登場し、自身の美容法や健康についてのトークセッションが行われた。企業の発表会ということで、清楚な白のワンピース姿で登壇した佐々木。「タイガーさんは炊飯器とかポットでとか、幼い頃から身近にあった印象です。今はタイガーさんのグランエックスの炊飯器を使っていて、お米が本当に美味しいんです」と絶賛し、炊飯器以外でもCMの撮影で同社のホームベーカリーでパンを作ったそうで「モチモチで外側がさっくり。これからたくさん作りたいと思います」と上機嫌。また、タイガーの炊飯器を使用しながら健康管理にも気をつけているようで「このお仕事をしている以上、体調管理は大事ですので、やっぱりバランスの良い食事を摂るように心掛けています。野菜は多めに摂っていますね」と炊飯器をはじめ、同社の調理器具を利用して体調管理に努めているという。さらに、グルメでもある夫・アンジャッシュ渡部建の影響で外食が多いと思われたが、「外食ももちろんありますけど、お家で食べるご飯も好きなんです」と自宅の食事も捨てがたいらしく、よく作るメニューとして「お米を炊いて納豆かけて食べたり、アクアパッツアやラタトゥイユ、今の時期ならお鍋も食べますね」と明かしていた。
2017年11月07日女優の佐々木希が27日、都内で行われた女性誌『with』(講談社)のウエディングイベント「with Wedding Camp 2017」に出演した。佐々木は、同イベントで行われたトークショーに、華やかな装飾が施されたヌーディ―カラーのシースルードレスを身にまとって登場。透け感のあるスカートから美脚をのぞかせ、その美しさに観客はうっとりしていた。また、withモデルによる「およばれ服ショー」ではラストを飾り、白と黒のシースルードレス姿で美肌をチラ見せ。笑顔でランウェイを歩き、会場からは「かわいい」と歓声が上がった。「with Wedding Camp 2017」は、幸せな結婚を夢見る女子200人を招待して開催。佐々木のほか、佐野ひなこ、舟山久美子、吉倉あおい、野崎萌香、愛甲千笑美が出演し、ランウェイを彩った。
2017年10月27日声優の鈴村健一が、佐藤健主演の映画『亜人』(9月30日公開)に出演することが1日、わかった。作は、桜井画門による同名漫画を映画化。研修医の永井圭(佐藤)はある日交通事故に遭って死亡するが、直後に肉体が復活し、生き返る。絶対に死なない新人類【亜人】と発覚した圭は研究施設に監禁され実験のモルモットとなるが、【亜人】仲間に救出される。しかし、人間でいたい圭は亜人の仲間と対立していくことになる。鈴村は報道センターのアナウンサー・岩清水憲明役で登場。同作にはアニメ版『亜人』主人公の宮野真守がナレーションと、亜人同士にしか見えない黒い粒子による人型のようなIBM(インビジブル・ブラック・マター)の声を担当することがすでに発表されているが、鈴村は本人が出演することとなる。亜人最凶のテロリスト・佐藤(綾野剛)が世間を賑わせた際、熱心に情報を伝える。アニメ版『亜人』で、実写版には登場しない戸崎の後輩・曽我部を演じている鈴村だが、今回の出演はその縁からではないという。アクション監督補佐を務める鈴村正樹が鈴村健一の実弟ということでオファーがあり、出演が決定。2007年に放送されていた『仮面ライダー電王』では佐藤健とも共演しており、10年ぶりの再共演となった。○鈴村健一コメント自分が出演していたアニメーションの実写映画作品に声ではなく出演することになるとは夢にも思いませんでした。この度は私の弟、鈴村正樹が本広組の監督補佐ということで、ありがたいことにお声がけいただきました。出演時間はほぼ一瞬ですが、いつもとはちがうフィールドでの撮影はとんでもなく長く感じました。幸いだったのは弟が別の現場に出ていて、撮影をリアルタイムに見られずにすんだことでしょうか(笑)。以前、主演の佐藤健さんとは僕も思い入れの強い作品で共演させていただいたことがあったりと、沢山のご縁が繋いでくれた今回の出演。素敵な経験の場を頂き感謝しております。少しでも本作の彩りになっていれば幸いです。亜人は深いテーマを内包しつつ、エンターテインメント作品としての楽しめる上質な作品です。今回の映画化でまたこの作品に触れる方々が増えることを喜ばしく思っております!皆様、是非劇場の大スクリーンでご覧ください!
2017年09月01日ショーケンこと俳優で歌手の萩原健一(66)が芸能界デビュー50周年記念日にあたる10月25日に7年ぶりニューアルバム「Last Dance」を発売すると、一部スポーツ紙が報じた。 今年は音楽活動を本格始動。5月に東京と大阪のビルボードライブで計4日間8公演を行った。アルバム発売に先立ち、8月2日にはフジテレビ系の音楽特番「FVSうたの夏まつり」で30年ぶりに同局系音楽番組へ出演。9月28日からは自身初のライブハウスツアーを行うなど、精力的に音楽活動をこなす。 「GSバンド『ザ・テンプターズ』のボーカルとしてデビューしたショーケン。同バンド時代から72年に俳優に転身しても“スター街道”まっしぐらでした。90年以降は俳優業が中心で、音楽活動をほとんど行ってきませんでした。そして2000年代に入ってからはあまりオファーがなく、すっかり表舞台から消えていたのです」(映画業界関係者) 04年には交通事故を起こし現行犯逮捕。05年には降板した映画のプロデューサーとのトラブルが発覚。逮捕・起訴され執行猶予付きの有罪判決を受けるなど、“冬の時代”を迎えた。しかしそこから見事に表舞台に復帰。メモリアルデーを華々しく迎えることになった。 「公判で判決が出てから、彼は自分を見つめ直すことに。徹底した食事管理やウォーキングを日課にして体を絞り込みました。11年にはモデルの冨田リカ(55)と結婚。“内助の功”を得て、仕事に集中できるように。そして16年8月には所属タレントと共演したのをきっかけに、所属する個人事務所が大手プロと業務提携。その結果、今の地位を築いたのです。今後ますますメディアへの露出が増えそうだと言われていますね」(芸能デスク) 一部スポーツ紙に対し「気持ち的にはラストダンスではなくてラストスタートにしたい」と、意気込みを語ったショーケン。往年のファンのみならず、全盛期を知らない世代にも存在感をアピールすることになりそうだ。
2017年07月25日