佐川急便は5月8日、4月よりスマートフォンを利用した「電子サイン」を一部エリアで開始したことを発表した。これにより、スマートフォンの画面に専用のタッチペンでサインするだけで荷物の受領が可能になる。今まで受領印データの提供は配達日翌日以降の対応となっていたが、電子サインにより、最短5分で確認が可能となる。また、複数個の荷物に対しても一括サインができるため、顧客の時間を短縮できる。同社は、2017年度までに全国の配達員5万人にスマートフォンを配備することを想定している。配達員にスマートフォンを持たせることで、顧客に新商品や新サービスの情報を画面で見てもらい、その場で提案するといったことも可能になるという。
2015年05月09日佐川急便とリバリューは10月21日、リバース・ソリューション分野(返品物流等の静脈物流分野)における業務提携契約の締結を発表した。運輸・物流事業者の佐川急便と、返品・余剰品等のアセット・リクイデーター(資産の流動化・販売促進)となるリバリューは、同提携により、商品の在庫管理・入出荷から、返品回収、返品・滞留商品の検品・再流通までをワンストップで行うサービスを業界で初めて実現する。2012年3月から佐川急便が開始している「リバース・ソリューション」サービスを一層強化し、新たな価値を創出・提供することで、コストの最適化など、荷主企業様の物流課題を解決する狙いだ。提供する機能は、佐川急便の「物流ソリューション(在庫管理・入出荷オペレーションノウハウ)」と、リバリューの「リクイデーション(適正なプライシング)」、豊富な流動化ネットワーク、検査・検品ノウハウとなる。これにより、ECサイトや一般小売、卸、メーカーといった各業態の荷主企業は、事業環境変化への素早い対応やコストの最適化などの実現が可能だという。
2014年10月22日佐川急便と佐川フィナンシャルは、9月24日から新サービス「SAGAWA後払い」の提供を開始すると発表した。SAGAWA後払いは、通信販売などで購入者が商品を受け取ったあとに、コンビニなどで支払いができる決済サービス。現在、通信販売ではクレジットカード決済が主流になっているが、「決済後に商品が手元に届くかどうか不安」「カード情報の漏えいが心配」という消費者の声もあり、事業者が後払い決済に対応することの重要度は増しているという。SAGAWA後払いは、消費者が購入した商品の代金をいったん佐川フィナンシャルが立替える仕組みで、通信販売事業者にとっても代金未回収のリスクを背負わずにすむメリットがある。
2014年09月17日「佐川男子」を舞台化するイケメン俳優集団ネイキッドボーイズ。同舞台に出演するメンバーが3月某日、都内某所にある佐川急便研修センターで「佐川男子」を一日体験した。NAKED BOYZ『佐川男子』チケット情報ネイキッドボーイズは事務所の垣根を越えて2010年に結成、舞台を中心に活躍する俳優集団だ。5月15日(水)からスタートする第5回本公演では『佐川男子』を、「チーム配達」と「チーム集荷」のふたつのユニットに分かれて交互上演。日々の仕事から生まれる数々のエピソードをもとに、ひたむきに生きる佐川男子の姿を、歌とダンスを交えてコメディタッチに描いていく。メンバーたちは実際に佐川急便で行われている研修を体験。整列の俊敏さ、挨拶の仕方、配達の際のお客様対応など学んだほか、実際の研修の様子も見学。「運ぶのは荷物ではなく、お客様の心」という佐川急便の企業精神を体感した。研修終了後、チーム集荷主演の服部喜照は「とても貴重な体験でした!佐川急便さんに恥じないよう、絶対に舞台を成功させたいと思います!」と、佐川男子のような清々しい笑顔で公演への意気込みを語った。NAKED BOYZ ACT V 『佐川男子』は5月15日(水)から19日(日)まで、東京・築地ブディストホールにて。チケット発売中。
2013年03月27日靴修理サービスチェーン店「ミスターミニット」を運営するミニット・アジア・パシフィックは、佐川急便とコラボした“靴の宅配修理”「楽リペ」サービスを実施している。このサービスは2012年2月より、東京都・神奈川県エリア限定で展開していた。このほど9月3日より、同サービスを千葉県・埼玉県全域へとエリア拡大した。「楽リペ」は写真や現物送付による、事前の見積もりや問い合わせが一切不要の靴修理サービス。価格設定は全国ミスターミニット店舗と同等で、往復送料まで全て含んだ業界最安(ミスターミニット調べ)の明朗会計システムとなっている。注文は、「楽リペ」ホームページにログインすれば、24時間受付可能。佐川急便セールスドライバーが指定住所まで集荷に行くため、面倒な梱包(こんぽう)も不要だという。修理品は注文日より最短3日後の業界最速(ミスターミニット調べ)で、希望住所に佐川急便セールスドライバーが届ける。このほど、同サービスを東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に拡大。修理品の集荷・届けは従来通り、店頭同等価格(往復送料も含む)に据え置き。拡大を機に、希望の集荷場所・届け場所を別々に指定できるサービスを追加した。例えば「東京の勤務先で集荷、千葉県の自宅へ届ける」といった使い方もできる。サービス エリア拡大を記念して、9月3日より、新規の登録会員に「(仮)ご入会特典1,000ポイント」プレゼントキャンペーンを実施している。この新規登録時1,000ポイントは、初回利用時から「実質1,000円」分として使用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日滋賀県守山市の佐川美術館の樂吉左衞門館(らくきちざえもんかん)では、『樂吉左衞門襲名30周年記念17歳の初造りから今日までの自選茶碗展~「僕はこの茶碗一つを作って、家を出た」』を開催中だ。期間は9月23日(日)まで。同展は、樂吉左衞門襲名30周年と『ちゃわんや』(淡交社刊)の出版を記念したもので、樂吉左衞門が17歳時の初造りから現在までの自選茶碗に、折々を語るエッセイや詩を添えて展示している。これまで明かされることのなかった作品誕生の秘話をはじめ、己に課した激しくきびしい日々や、茶の湯に向き合う姿勢がつづられたエッセイや詩から、樂吉左衞門氏の作品制作の道程を一望できる。今回展示される樂吉左衞門の樂茶碗は、17歳初造りの「赤樂茶碗」(1966年)・「皪釉(れきゆう)樂茶碗雪千片」(1987年)、「焼貫(やきぬき)黒樂茶碗白駱」(1986年)、「焼貫黒樂筒茶碗天阿」(1993年)、「焼貫黒樂茶碗篠舟」(2002年)など27点。時を追って樂吉左衞門の作風の変化を見ることができる内容だ。第十五代に当たる樂吉左衞門は、京都に1946年に生まれ、東京芸術大学美術学部彫刻科を卒業。2年間のイタリア留学の後、1981年に第十五代樂吉左衞門を襲名。作品は、伝統に立脚しながらも安住することなく、常に斬新な感覚を示す造形美の世界を表現し続けている。1987年にプリンストン大学「ヴィジティングフェローシップ」を受け渡米。1997年には、ヨーロッパで「RAKUDynastyJapaneseCeramists」展を開催し、樂焼を初めて海外に紹介した。2000年にはフランス政府より「芸術文化勲章・シェバリエ」を受賞。世界的に高い評価を得ている陶芸作家である。国内では、「日本陶磁協会賞」はじめ数々を受賞。また、その作品は、京都の樂美術館、京都国立近代美術館、東京国立近代美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館などに、永久コレクションされている。佐川美術館の樂吉左衞門館の開館時間は、9時30分~17時(入館は16時30分まで)で、月曜日(祝日の場合翌火曜日)が休館日。入館料は、一般1,000円(800円)、高大生600円(400円)、中学生以下無料(保護者の同伴が必要)。※()内は20名以上の団体割引料金。障がいがある方は「障害者手帳」の提示により付添者1名まで無料 なお、佐川美術館は、佐川急便の創業40周年記念事業の一環として、比叡・比良山地を仰ぐ、琵琶湖のほとりに1998年3月22日に開館した。「水に浮かぶ美術館」称されるぜいたくな空間の中に、日本画家の平山郁夫(1930年~2009年)、彫刻家の佐藤忠良(1912年~2011年)、陶芸家の樂吉左衞門の展示館が設けられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日佐川アドバンスは7日、福岡地区で「介護旅行(外出支援)サービス」の取り扱いを開始した。同サービスの九州での取り扱いは旅行業界初となる。同サービスは、「家族に気兼ねなく旅行に行きたい」、「孫の結婚式に参列したい」など、要介護の高齢者の旅行や観劇、お墓参りなどの身近な外出へのニーズに対応している。専門の訓練を受け、資格を持つトラベルヘルパー(外出支援専門員)が同行。介護が必要な高齢者や家族が、安心して旅行や外出を楽しむことができるというものだ。すでに同社では、2010年10月から東京地区で、2011年10月には大阪地区でも同サービスの提供を開始。その後、四国地区で同様のサービスを展開する穴吹トラベルと業務提携を結び、取り扱い地域を拡大してきた。今後は10月に名古屋地区・仙台地区で開始し、サービスエリアを広げていく計画とのこと。さらに同社では、同じSGホールディングスグループの一員である佐川急便との連携により、同サービス利用時に、旅行バッグなどを事前にホテルに配送しておくことで身軽に旅行ができるよう、自宅と宿泊先間の手荷物配送(オプション)の取り扱いもスタートさせる。※トラベルヘルパーは内閣府認証NPO法人日本トラベルヘルパー協会が認定。また、トラベルヘルパーは株式会社SPI あ・える倶楽部の登録商標。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月08日こんにちは、おーまえです。京都のちょっといいこと、連載5回目の今回は、京都の涼です。京都も夏本番!盆地で湿度が高く、蒸し暑いのが京都の夏の特徴。ジリジリ、ムシムシしていて本当に京都の暑さって身体に堪えるんですよねー。そんなこともあって、昔から涼をとりながら夏の風情を楽しむ、鴨川納涼床や川床などの文化が生まれました。さて、そんなあっつい京都の夏。市内の中心地に比べると−5°の気温差があると言われる京都の奥座敷、鞍馬-貴船へ出かけてきました。鞍馬へは、出町柳駅から叡山電車へ乗っていきます。ただ昨年の台風の影響で現在も市原駅までの運行となっていますので、ご注意を。1日も早い復旧を願うばかりです。叡電市原駅からはバスに乗り換えて鞍馬へ向かいます。▲市原駅は無人駅。緑がいっぱいののどかな駅周辺。鞍馬寺は、西暦770年建立の歴史あるお寺で、また牛若丸が修行をした場所など、伝説もいっぱいです。鞍馬山はお山自体が尊天の御神体と考えられており、天狗が住むと言われる京都屈指のパワースポット。なるほど、見るからに圧倒されるパワーを感じるお寺です。山門をくぐって参道を30分ほど登って本殿へ。ケーブルカーを使って登る方法もあるので脚力に自信のない方もご安心を。▲バスを降りたらすぐに登場!幻想的で神々しい雰囲気が漂っています。▲途中にある神社も厳かな雰囲気。立派な杉の木が目を引きます。そこからもうひと頑張り。清少納言も『枕草子』で「近うて遠きもの、鞍馬のつづら折りという道」と書いた「木の根道」を通って川床の名店が立ち並ぶ、まさに京都の涼の聖地、貴船へ向かいます。歩いて約40分ほどの道のりです。▲これが木の根道。すごい迫力です。▲山を下ると川のせせらぎが。ついに貴船へ到着!やはり街中よりも少し涼しい気が!それに川の流れる音が聞こえることで、気持ちも洗われるようです。川床料理のお店の間を少し歩けば、貴船神社に到着です。▲青紅葉が美しい貴船神社。縁結びで有名です。ここも京都市内かと疑いたくなるくらい、清涼感のある場所でした。いつかはリッチに川床で流しそうめんや懐石料理を楽しんでみたいものです。京都へ住んでいてもなかなか近くて遠い鞍馬と貴船。大人がしっとり涼を楽しむ地域としておすすめです。ぜひ足を運んでくださいね。今月の京都のちょっといいことは、ここまで。また来月お会いしましょう! おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2001年12月05日