妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。口唇口蓋裂について調べるとその壮絶さに愕然。不安でいっぱいになってしまうちょるりさんでしたが、 「生まれてくるのは口唇口蓋裂児ではなく僕たちの子」「不安以上に楽しみや期待が大きい」と話す夫の言葉に少しずつ前を向けるようになっていきました。おなかの子が口唇口蓋裂と宣告されてから約1週間後。紹介された病院で詳しく検査してもらうことに。 夫の言葉を胸に病院へ受診しに行くと… 先生は併わせて「語弊があるかもだけど、口唇口蓋裂は手術で治していくことができるし、命に関わることはまずありません」とも仰っていました。 「口唇口蓋裂というだけで悲観することはない」ということと、「現状を受け入れ心構えをしておくように」ということをやさしく諭してくださったのだと思います。 そして心構えをする必要があるのは、私たち夫婦以外にもいて……。 「口唇口蓋裂ではないかも…!?」と期待を持つちょるりさんでしたが、期待通りにはならず、落胆。さらに、医師からの「合併症」のお話に心配が大きくなっていきます。しかし、医師の「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか?」という言葉を胸に、ちょるりさんは口唇口蓋裂と合併症を受け入れ、赤ちゃんを守る覚悟を決めました。 自分の子どもの病気と向き合っていくのは不安や悩み、心配事も多く、ひとりで抱え込んでしまっているママも多いかもしれません。そんなとき、ちょるりさんが出会った医師のような、赤ちゃんとママのこれからを一緒に考えて寄り添ってくれる人がいると、ママもパパも安心できますよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月06日第1子である長女を妊娠していたときは、総合病院ながら産婦人科がメインの大きめな病院で出産を控えていました。人気の病院で待合室はいつも患者さんで溢れかえってはいたものの、陣痛室や分娩室などは他の病院より充実していたので、出産時に混みあうようなことはないだろうと思っていたのですが……。破水したのは満月の日長女は出産予定日を1週間過ぎても生まれてこず、「次の健診までに陣痛がこなければ誘発分娩」と医師に言われて、びくびくしながら過ごしていました。誘発分娩は何となく怖かったので、たくさん歩いたり、陣痛が来ると言われるジンクスを片っ端から試してみたりしましたが、すべて空振り。 しかし、運命の健診を2日後に控えた満月の日、0時前にふと起き上がると、体の中で風船がはじけるような音がして下腹部が濡れていく感触がありました。破水したのです。 タクシーで病院へ産婦人科に電話をすると、すぐにきてほしいとのことでした。タクシーに乗って病院へ着くと、すでに1台のタクシーが停まっていておなかの大きな妊婦さんが出てくるのが見えます。 何もかも初めてでドキドキしていた私は、「仲間がいる! ひとりじゃない!」ととりあえずホッとしましたが、その後もう1台タクシーが訪れ、あっという間に3室の陣痛室が埋まってしまいました。「普段から患者さんが多いからこんなものなのかな」と思いつつも、助産師さんたちの様子がいつもより切羽詰まっているような気がしました。 10人が同時に出産!?破水からの出産で24時間以内に出産する必要があった私は、バルーンや陣痛促進剤を使った誘発分娩となりました。今まで味わったことのない痛みに悶えながら、「今から和痛にできたりしませんか?」と近くにいた助産師さんに弱音を吐いてしまった私。 しかし、助産師さんの返事は「ごめんね、一応聞いてみるけど今10人ぐらいお産中だから無理だと思う……」という驚きの内容でした。言葉通り助産師さんはそのまま私の出産が終わるまで結局戻ることなく、私は12時間以上の陣痛をどうにか耐えて長女を出産しました。 中秋の名月と満月が重なった日長女を出産後、新生児室に行くと13人もの新生児が並んでいました。うち10人は、私が長女を出産した同じ日に生まれた赤ちゃんとのこと。病院側は陣痛室が足りず、入院用の部屋に設備を運んで対応したそうです。 私が産気づいたのはのはただの満月の夜ではなく、数年に一度の中秋の名月と満月が重なる夜でした。「満月の日は生まれやすい」という説を聞いたことはあったものの、これほどまでとは思っていなかったので本当に驚きました。 先日、長女から「クラスメイトに同じ誕生日の子がいた」という話を聞いて、「あのときの1人かも」と不思議な気持ちになりました。あれから次女、長男と2人の子どもを産みましたが、同じ日に同じ病院で10人出産というのはあのときだけです。満月の力を実感した忘れられない出産です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。
2023年09月06日『中絶薬』が日本での使用が認められたことはご存じですか?避妊をしていても望まない妊娠をしてしまうケースがあるようで……。今回は、MOREDOORの大人気tiktokより、オリジナル漫画「日本での『中絶薬販売』についてどう思う?」から、展開を予想していただきより中絶薬について理解していただけるような漫画クイズをお届けします!まさか……ここでクイズです!避妊をせず性行為してしまった高校生カップルの妊娠が発覚しました。彼女は彼氏に「妊娠した」と報告します。その時、彼女は彼氏にある『お願い』をしました。そのお願いとは一体何でしょう?ヒントは、彼女は受験を控えています。どうする……?正解は『中絶の同意書の記入』!タイミングが悪いため出産ではなく中絶を選んだ彼女。現在では、従来の病院で施術してもらう形ではなく中絶薬の使用が認可されています。価格が高い分、従来の方法より体への負担が軽減されることもありますが、10万円を高校生が用意するのは難しいですよね。今回のようなケースだけではなく本人が望まずに妊娠してしまうときもあります。そんなとき、周りの人はできるだけサポートして寄り添えると素敵ですね。もしあなたの目の前で同じ状況に立ち会ったら、こんなときどう対処しますか?■作画:@makimaki.san■脚本:ちゃんまり※この漫画はフィクションです※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年09月05日皆さんは、義家族の行動に激怒したことはありますか?今回は、義母からの出産祝いをめぐるエピソードを紹介します。イラスト:まがうら長女を出産したとき…義母からの出産祝い!中身を見て唖然…いりません!!義母はよかれと思って大量の古着を持ってきたのかもしれませんが…。嫁は不快に思ってしまった様子。今回のことで、義母と嫁の関係が悪化しないといいですね…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月05日口唇口蓋裂をもって生まれてくる赤ちゃんの苦難を思い、不安でいっぱいになってしまう私。一方夫は元気で前向き! 「不安以上に楽しみや期待が大きい」と話してくれて、少しずつ前を向けるようになっていきました。おなかの赤ちゃんはこれからどんな苦労をするんだろう……。不安でいっぱいの私に対し、夫は超ポジティブ!? 「不安もあるけどそれ以上に楽しみ!」そんな夫が頼もしくて涙… 赤ちゃんの口唇口蓋裂について調べれば調べるほど、これからの大変さに不安になってしまう……。 そんなちょるりさんに対し、前向きでやさしい旦那さん。単にポジティブなだけでなく、病気に対してしっかり学んでくれた上で現状を受け入れてくれる姿は頼もしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月05日産院の先生の励ましもあり、「大丈夫」と自分に言い聞かせながら病気と向き合おうとするちょるりさん。でも調べれば調べるほど不安が募って……。先生に励まされた私はやる気に満ちていた。赤ちゃんに疾患があるとしても、できることをしてあげたい。 口唇口蓋裂について調べものをすると、出てきた情報は… 「大丈夫、大丈夫」と自分を励ましながら口唇口蓋裂について学ぼうとしたちょるりさん。 検索すると、出てきたのは、おなかの赤ちゃんをこれから待ち受ける困難の数々でした。 不安になってネットで調べれば調べるほど、さまざまな情報が目に入ってしまい、余計不安になってしまうことってありますよね……。 信頼できる情報元であるかを確認することはもちろん、不安なときはあえて調べず医師に相談するというのも一案なのかもしれません。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月04日妊婦健診でおなかの赤ちゃんに「口唇口蓋裂」の可能性があると告げられた私。ショックのあまり放心状態に……。そんな私に先生がかけてくれた言葉は。おなかの赤ちゃんには、先天性疾患「口唇口蓋裂」の可能性があるらしい。 口唇口蓋裂って、どんな疾患? 聞き慣れない病名に放心状態になりつつも、「ちゃんと大きくなれますか?」それだけはなんとか聞いた……。 「大丈夫、大きくなれます!」力強い先生の応援に励まされたのでした。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月03日皆さんはパートナーに浮気をされた経験はありますか?今回は「娘が本当の娘じゃなかった話」を紹介します!イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。『娘が本当の娘じゃなかった話』なある日、主人公は娘の運動会に遅れて参加します。すると妻が借り物競争に出ていて、そのお題は「大切な人」でした。家族を選ぶだろうと、わかりやすい場所に移動した主人公でしたが…。妻が選んだのは、なんと別の男性だったのです。浮気が発覚!?運動会がきっかけで妻の浮気を知ってしまい、ショックを受ける主人公。そこに浮気相手の奥さんが近づいてきて声をかけられます。そして「浮気の証拠は揃っているので、協力しましょう」と提案されたのです。奥さんは浮気の証拠として、妻と浮気相手の音声も録音していて…。耳を疑う内容出典:モナ・リザの戯言「娘が僕の子じゃない…?」とさらにショックを受けた主人公は真実を知り、最終的に離婚を決意したのでした。裏切った妻娘が自分の子ではないという、衝撃の事実を知ってしまった主人公。妻の裏切りが許せず、離婚を決意したエピソードでした。(CoordiSnap編集部)
2023年09月02日妊娠23週の妊婦健診の日。いつもより検査に時間がかかったけれど、最初は何の疑いもしていなかった。診察室に呼ばれるとそこには院長先生が。告げられた衝撃の言葉とは……。普段と違って検査に時間のかかった妊婦健診。赤ちゃんは大きくなっているか聞こうとすると……。 妊婦健診でのエコー写真。写っていたお顔には… ※訂正:(誤)検診の意味→(正)健診の意味 院長先生から告げられたのは「口唇口蓋裂」の可能性。体中の血の気が引く思いをしたちょるりさん……。 ちょるりさんは現実を受け止めようとしています。 でも「普通って当たり前じゃない」頭でわかっていても、 私には関係ないと思ってしまいがちですよね。 自分ごと、と捉えることの難しさを感じてしまいます。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月02日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:モナ・リザの戯言妊娠を報告したら信じられない理由で子どもを諦めるように言われた結果主人公は義実家で義両親と一緒に暮らしています。ある日、主人公の妊娠が判明しました。義母に妊娠について報告すると…。まさかの義母の言葉出典:モナ・リザの戯言義母は「おばあちゃんになるとイメージが崩れる」「産むのはやめて」と言い出します。信じられない理由に主人公は絶句し、義父も慌てて義母をたしなめました。数ヶ月後、主人公は病院で子どもを産みます。するとさっそく義母が子どもを見にきました。問題さあ、ここで問題です。その後産まれた孫を見て義母はどうなったのでしょう?ヒントずっと産むことを反対していたのですが…。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「一目見てメロメロになった」でした。その後、義母は子どものあまりの可愛さに、すぐに連れて帰ろうとします。急な態度の変わりように呆れてしまう主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月01日「やっと赤ちゃんに会える」と思った出産直後、赤ちゃんは検査へと連れていかれてしまった。顔を見ることも抱っこもしてあげられないまま……。妊婦健診にやけに時間がかかったのは、赤ちゃんに異常が見つかったからだった。念願の次女を授かり、いよいよ出産の日。「おめでとうございます。女の子ですよ」無事に生まれてよかった! 早く赤ちゃんに会いたい! 約2時間のスピード出産。赤ちゃんを抱っこしようとすると… やけに時間のかかった妊婦健診。このときはまだ、のんきに構えていた。 だって自分の赤ちゃんに何かあるかもなんて、夢にも思っていなかったから。 妊娠中にお子さんの病気や異常がわかった方は、どのように受け止められましたか? 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月01日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんにはふみちゃんという妹がいるのですが、子どものころから少し「あれ?」と感じることが多くありました。そんな矢先、「就職したはずの妹が解雇になった」と母親から電話を受けたはちみつこさん。結局ふみちゃんははちみつこさんが住むB市に引っ越すことが決まったものの、家賃はすべて母親持ち。自分とあまりにも違う扱いを不公平に感じ、はちみつこさんはふみちゃんへのイライラを抑えられません。はちみつこさんがふみちゃんにイラ立ちを募らせていたのは、当時の仕事上での待遇にも原因があったようで……?そして3年後。妹との関係は… しばらくの間ふみちゃんと距離をおいていたはちみつこさん。そんな2人の関係を変えるきっかけとなったのは、はちみつこさんの出産でした。母親から、ふみちゃんははちみつこさんにずっと憧れていること、女性としての幸せを望めない可能性があることなどを聞いたのです。親になったからこそ、母親のふみちゃんへの気持ちを理解できるようになったはちみつこさん。今ではピンチのときに助けてもらうなど、ふみちゃんを頼りにしています。まだふみちゃんを心配に思うこともあるはちみつこさんですが、限りある人生の中で、家族と暮らす「今」という時間を大切にしたいと思っているのでした。 はちみつこさんが感じたように、「親になって初めてわかった」という経験をしたことがある方は多いでしょう。たしかに、マイペースなふみちゃんとしっかりもののはちみつこさんに対し、母親の対応は平等ではなかったかもしれません。 ですが、母親はどちらの子のこともしっかりと愛していたはず。 人のきょうだい関係を羨ましく感じることもあるかもしれませんが、家族の存在は何にも代えがたいものです。 自分の家族だからこそ築ける、かけがえのない関係を大切にしていきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月31日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:モナ・リザの戯言究極の二面性を持った男と結婚してしまった結果主人公は夫と息子と3人暮らしをしています。夫は家族には優しいのですが、近所ではゴミの分別をしないなど迷惑行為を繰り返す厄介な人として認知されていて…。そんな夫の数々の迷惑行為に対して、謝罪しているのはいつも主人公。その度に夫へ注意しますが、なかなか改善してはくれませんでした。苦情が来なくなり…出典:モナ・リザの戯言あまりに夫への苦情が続いたため、限界を感じた主人公。「改善しないなら離婚する」と伝えると、慌てた夫は今後迷惑をかけないことを約束。その後苦情は落ち着き、夫が改心してくれたのだと安堵しました。問題さあ、ここで問題です。改心したはずの夫は何をしてしまったでしょうか?ヒント夫は我慢している分、ストレスを抱えていました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「人様のBBQにクレームをつけた」でした。隣人がBBQをしているのが目に入った夫。すぐに言いがかりをつけ「通報する」と怒鳴ります。しかしその後、逆に通報されてしまい、夫は警察に連行されていったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年08月31日第一子を妊娠し、初めての出産後に私が後悔したことがありました。その1つが、「断捨離」です。産前にしっかり身の回りの物を整理しておくべきだった……と、学んだ経験をお伝えします。 出産前、甘かった私の考え妊娠時、わが家は1LDKの賃貸マンションに住んでいて決して広いとはいえない間取りでした。産後すぐは子どもの部屋も必要ないし、経済的にもマイホームの購入はまだ早いと考えていました。 出産準備においても、ミニマリストへの憧れから買う物は必要最低限に抑え、どうしても必要なら買い足そうと思っていたのです。夫婦2人の物もさほど多くなく、リビングが子どもの部屋になるくらいだから大丈夫なはず、と想像しました。まさかこんな考えが覆されるとは知る由もなく……。 藁にもすがる思いで……いざ育児が始まってみると、初めての子育ては想像以上にてんやわんやとなりました。右も左もわからず、困ったことはネットに頼り情報収集。ママたちの体験談を見れば見るほど足りない物・欲しい物・あったら助かる物が湧いて出てきて、買い足してしまうのです。 出産前は必要ないと思っていた物も、子どもと私がお互いにラクになるならとついポチッ。さらに出産祝いもいただき、産後増えた物はおもちゃ、バウンサー、家電などなど数知れず。子育てがぐんと快適にはなったものの、部屋自体の収納スペースが少ないため収納ボックスを購入して応急処置をすることにしました。結果、部屋がとんでもなく狭くなってしまったのです。 引っ越さないと無理?!そんなわけでミニマリストとは程遠い生活となったわが家は、急きょ引っ越しを決意。3LDKで一部屋を子ども部屋と想定し、広めのリビングの家に決定しました。 大急ぎで引っ越し準備を進める中で、邪魔になっていた物に気づきました。それは妊娠前に着ていた洋服などです。子育てで自分の時間もろくに取れない環境でおしゃれを楽しむ余裕は私にはなくなっていたからです。 子どもが生まれた当時は初めてのことばかりでうまくいかないことも多く、余裕も自信もなくしてしまっていたと思います。私は便利なグッズに頼ることで時間も心もゆとりができることは確かだと感じたので、出産前に身の回りの物を整理をしておけばよかったと後悔しています。 イラストレーター/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:山崎 飛鳥3歳女の子のママ。芸術系大学に在学中の学生主婦。「芸大生で学生ママ」ならではのリアルな体験を執筆中。
2023年08月31日“実際に体験するまで知らなかったこと”はありますか?それが、妊娠・出産に起きたこともあるようで……。今回は、ママぺい(@mamapeeei)さんの体験談を描いた人気漫画『無痛分娩で出産した話』からワンシーンをお届けします!無痛分娩……ママぺいさんは本格的な不妊治療にチャレンジ後、妊娠が判明し、出産準備を進めているところでした。ついに臨月を迎えていたある日、彼女が入院グッズの準備をしていると、トイレで“おしるし”を発見します。その後陣痛を感じたことから産院へ向かい、ついに無痛分娩の“麻酔処置”を乗り越えたママぺいさん。さらに人工破水の処置をしたことで、ここからお産が一気に進み……?助産師が言った事とは?「目は閉じないで!」ママぺいさんは懸命にイキみ続けながらも、助産師のアドバイスに従います。その後、やっと元気な赤ちゃんを出産するのでした……!この漫画に読者は『初めての経験だと思うので何から何まで分からないことだらけだと感じました。』『助産師さんに色々質問して後々困らないような出産にしたい。』『目を閉じないでイキむのは辛い。』と初めての経験に対する声が集まりました。思わず閉じてしまいそう……実際に出産を体験しないと、イキむ際に目を閉じてはいけないなんてわからないものですよね……。その後のお話でママぺいさんは、ついに出産した赤ちゃんと対面し、喜びの涙を流します。分からないことがたくさんある妊娠、出産……あなたなら、どう対処しますか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人ひとりに合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mamapeeei)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月28日きょうだい児として育ったはちみつこさん。きょうだい児とは、障害や病気などを兄弟姉妹に持つ子どものこと。はちみつこさんには、ふみちゃんという妹がいるのですが……?先天性の疾患で4歳のときに手術をすることになったふみちゃん。その間、はちみつこさんの生活はというと……。一番大変なのはふみちゃんだから…我慢しなきゃ 母親や妹に会えないだけでなく、夜は父親も不在という1カ月間を過ごしたはちみつこさん。 寂しさや心細さを感じますが、子どもながらに我慢しなければいけない状況だということはわかっていたようです。 ようやくふみちゃんが入院生活を終え母親と一緒に家に帰ってきたあとは、安堵の涙を流しながら眠るほどだったそう。そして何事もなく日常生活は元通り……。かのように思ったはちみつこさんですが、このころからふみちゃんに違和感を覚えるようになったというのでした。 環境の変化を受け入れるしかなかった、当時6歳のはちみつこさん。自分のわがままが大好きな両親を困らせてしまうことを、よくわかっていたのでしょう。そして小さい体で手術や長い入院期間に耐えたのはふみちゃんも同様。頑張る2人の娘たちを見て、両親もさぞ心を痛めたのではないでしょうか。全員にとってつらい時期だったかもしれませんが、乗り越えられたのはお互いを思い合えるはちみつこさんの家族だからこそ。 これからは、幸せいっぱいの生活が待ち受けていることを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年08月27日皆さんは、パートナーとの生活に不満を感じたことはありますか?今回は「出産間際に旦那に家出された話」を紹介します。『出産間際に旦那に家出された話』妊娠中の主人公は、夫とふたり暮らし。出産予定日まであと2ヶ月に迫ったある日のこと、急に夫が「父親になる自信がないから家を出る」という置き手紙を残して家出してしまいます。困惑した主人公は懇意にしてもらっている夫の上司に相談。すると上司は「一泡吹かせてやろうよ」と夫への反撃を提案してくれました。翌日、上司は夫や社員たちが集まるオンライン会議で夫が家出したことを暴露。いつもは反抗しないくせに…出典:Instagram「スカッとドラマ」会議で大恥をかくこととなった夫。自分のしたことは棚に上げ「あいつ仕事関係の人にチクりやがった…」と激怒。その後、夫は主人公に連絡して逆ギレし、夫婦のバトルが勃発したのでした。仕返しされた夫妊娠中の妻を置いて家出した身勝手な夫。妻を不安にさせている分、反撃されてもしかたないかもしれませんね。(lamire編集部)(イラスト/スカッとドラマ@sukatto_drama)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2023年08月27日皆さんは、家族にお弁当を作ったことはありますか?今回は娘に時短弁当を持たせた女性のエピソードを紹介します!偏食の娘の弁当作り偏食に合わせた弁当作りは大変ある日、寝坊してしまい…娘の一言にちょっとショック…手間をかけたおかずより、冷凍食品が美味しいと言われてしまうと少し複雑ですね…。冷凍食品なら、手間と時間がかからなくていいとポジティブにとらえることもできそうです。(Grapps編集部)
2023年08月27日妊娠中は、体調や精神面だけでなく夫との関係でも悩みが出てくる方もいるのではないでしょうか。妊娠後、想像していた妊娠生活とは違い頭を抱えた体験談を描く漫画家もちみかん(@mochi_mikan_0123)さん。今回は、そんなもちみかんさんの体験談を描いた漫画『不安だらけの妊娠記録』からワンシーンをご紹介します!※こちらのお話はあくまでももちみかんさん個人の体験談です。赤ちゃんは無事で……主人公のもちみかんさんは、妊娠検査薬で陽性が判明。しかし、もちみかんさんは突如トイレで出血し、病院に行くことになります。心配するもちみかんさんですが、赤ちゃんは無事だと判明し……。夫は他人事で……ノリが軽く……里帰りする?この漫画に読者は『色々と相談してもなんだかどこか他人事なこの旦那さんの態度に誠実さが感じられなくてとても嫌です。』『これでも一応旦那は旦那なりに考えて発言しているのかも知れないですが、父親にこれからなるわけですしもう少し真剣に考えてくれてもいいですよね。』『父親になる自覚を持ってほしいです。』と夫の対応に対して厳しい声が多く集まりました。夫なりに考えている……?無痛分娩や里帰りについて、もちみかんさんを思った意見なのかもしれません。しかし、そんな夫の態度がもちみかんさんをモヤモヤさせるのでした……。出産に関して夫のノリが軽く感じたら……あなたなら、どうしますか?監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」※実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mochi_mikan_0123)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月27日あなたの身近な人も、見た目だけでは分からない病気を持っているかもしれない……。今回は、実体験をもとにしたMOREDOORのオリジナル創作漫画『起立性調節障害って知ってますか?』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。【あらすじ】毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。佳純は寝つきが悪く、朝起きれずに遅刻を繰り返します。学校の先生や母は佳純を責めます。しかしその後、病院で検査すると“起立性調節障害”だと判明。異常な眠気は病気のせいだったのです。佳純は周囲の助けを借りつつ、上手く病気と付き合えるようになり……。先生にも褒められ……ここでクイズです!日常生活の工夫もあり、症状が改善していると診断を受けた佳純。この後、医師から治療に効果的な意外な行動を聞きます。その内容とはいったいどんなものだったでしょうか?ヒントは日常で簡単に取り入れられるものです。意外な治療法とは?正解は「筋トレ」!治療には、足の筋トレやストレス解消も効果的だと伝えられた佳純と母。どちらも起立性調節障害と関連しているとは少し意外ですよね。この後佳純は、さらに日常での様々な工夫を凝らしながら起立性調節障害を乗り越えていくのでした。佳純と母の努力……起立性調節障害だと診断を受けてからの、佳純と母の治療に対する積極的な姿勢は素晴らしいですよね。薬などを飲まなくても、日々の習慣の改善や、周りからの理解、助けがあれば症状は改善される可能性があるということがわかりましたね。みなさんはこの漫画を読んでどのように感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年08月27日あなたは、自分のパートナーと価値観の違いを感じたことはありますか?中には、結婚前に話していた妊娠出産に対する考えが、結婚後にガラリと変わってしまうという人も……。今回は、漫画家にちゃん(@nichan_comi)さんの、友人の実話をもとにした『私は子どもを産みたくない』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!眠れないまま朝になり……夫とは、子どもを持たないという前提で結婚したリノさん。理由はリノさんに持病があるからなのですが、周りのおめでたラッシュで夫は子どもを欲しくなったようで……。ここでクイズです!昨夜の話のせいで朝からイライラしているリノさん。特に、夫のどのような言葉にイライラしているでしょうか?ヒントは、妊娠出産は女性がするものです……。イライラしているのは……正解は、「一緒に頑張りたい」と言ったから!病気というリスクを抱えながら妊娠出産をするのは自分なのに、と納得がいかないリノさん。このあと、再び夫と話し合いをしますが、出産や育児に対するお互いの考えに違いがあると気づくのでした。こんなときどうする?妊娠出産をするのはリノさん本人なので、こんな言葉をかけられても納得いきませんよね。今回のリノさんは、夫の気持ちをないがしろにはできず、改めて話し合いをするべきだと考えました。結婚後に子どもを欲しがる夫……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nichan_comi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月26日ウーマンエキサイト編集部のライターが今回、独自目線の感想と心に残った場面を交えてご紹介するコミックは「2人目は巨大児でした」。主人公・ミロチは念願だった2人目の子どもを妊娠。喜びでいっぱいでした…が、なんとその子は巨大児だったのです!巨大児を妊娠したらどうなるの? 1人目と同じ産院でちゃんと出産できる? 実体験をもとにした妊娠出産レポートです!■難産を経験したけれど 2人目がほしい…!1人目の出産は難産で、産んだ直後は2人目なんて考えられないと思っていたミロチ。しかし、時が経つとともに2人目がほしいという気持ちがムクムクと膨らみます。年齢的になかなか授からないだろうと思っていたのですが、2人目妊娠がわかり…。■まだ序の口って…つわりのピークはこれから!?徐々につわりが酷くなるミロチ。1人目を出産した産院で2度目の検診へ。2人目は1人目の時よりつわりが軽いと思っていたミロチだけど、先生からは序の口と言われてしまい…。これ以上ひどくなるの?!こちらは投稿者のエピソードを元に、昨年8月12日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。ここからは、ネタバレになるかも!? ライターが印象的だったシーンを紹介します!■主人公に感情移入せずにはいられない!ライター感涙の名場面妊娠中、悪阻がひどくても待ってくれない仕事や家事。それだけでも大変なのに、ミロチは妊娠8カ月が過ぎた頃ある人間関係のトラブルに巻き込まれてしまいます。強かったはずの自分がまるでコントロールできず、仕事中に溢れ出してしまう涙。家族もお腹に子どももいるのに、消えてしまいたいとまで思い詰めてしまいます…。読んでいて一番つらい回でした。仕事や子育てもあるミロチは、妊娠期をただ穏やかに過ごすとはいかず、情緒不安定に陥ってしまう期間も。読みながらお腹の子に触るのではと心配せずにはいられませんでした。妊婦の生活ってほんとうに大変です…!(vol.9)■家族や産院、主人公を取り巻く人々の温かさに胸熱1人で色んな事を抱え込み悩み落ち込むミロチと話し合おうとする夫。しかし言ったところで変わらないと飲み込みかけますが…「良い方法を一緒に考えよう」と食い下がる夫にすべてをぶちまけるのでした。いつも一生懸命なミロチに寄り添ってくれる夫。何事も思い切って言葉にする大切さに気づかされる場面です。(vol.11)ミロチの大好きな優しい看護師さん。落ち込むミロチを励ましてくれます。2人目の出産とはいえ不安はつきもの。いつでもミロチを肯定してくれる看護師さん、私の傍にもいてほしい…!(笑)(vol.8)そんな紆余曲折を経て総合病院への転院が決まったところで今度こそホンモノの陣痛が…?「総合病院なら大丈夫」と思っていたのに…突然元の産院に駆け込むことになり、無事には帰れないかもしれないと急に不安に襲われるミロチ。しかし明るい助産師さんや先生のノリに力づけられ、今度こそいよいよ出産…?ミロチを見届けようと、沢山の助産師たちが集まります。ミロチが産院の人たちと紡いできた絆を感じます。それにしても集まり過ぎかな…?!(笑)(vol.30)2人目とはいえ、4000kg超えの巨大児を出産するだけでも大変な事なのに、人間関係の問題、コロナ禍での出産など、様々なストレスが主人公ミロチを襲います。ひとつひとつに全力投球のミロチ。読み進めるうちに、そんな姿を応援していました。緊迫の中にも笑いもあり、涙もあり、感情は忙しいです…!さまざまな問題が次々降りかかる中でミロチに近い人々が優しく見守ってくれていることが救いでした。人は一人では生きていけず、頼り頼られることで、日常が存在しているということに気づかされます。▼漫画「2人目は巨大児でした」
2023年08月25日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「里帰り出産中に受けた、自宅隣人からのクレーム」を紹介します。杏子(きょうこ)は、夫の文人(ふみと)と娘の愛(あい)との3人家族。最近隣に引っ越してきた梨花(りんか)は5人家族で、小学生の息子が3人います。とてもにぎやかな様子で、杏子は羨ましく思っていました。そのうち、3歳の娘にも妹や弟ができたらいいなと思っていたところ……。 お隣ママと仲良く過ごす日々。そして…お隣の梨花は杏子のかかりつけの病院で働き出し、またアレルギー持ちの子どもを持つ母親同士ということもあって、急速に2人は仲良くなっていきました。連絡先を教え合い、情報交換などを頻繁にしています。また、子どもがいるとなにかとご近所には気を遣ってしまいますが、お互いさまということで気楽に付き合える関係になっています。 それから3カ月。ついに杏子のもとに、ふたたびコウノトリがやってきました。文人と杏子は喜びますが、どうしても1人目のときの大変さを思い出してしまいます。2人育児はもっと大変だろうなと思うと、不安で不安で。そこで、文人は里帰り出産を提案します。 賛成する杏子ですが、心配は娘・愛のこと。杏子の実家には猫がいて、アレルギーのある愛は長期間実家で過ごせません。また、保育園を長く休ませることも懸念事項でした。それならばと、文人が自宅で愛の面倒を見ることにしたのです。愛を任せることに不安がないといったら嘘になりますが、杏子は思い切ってひとり里帰りすることにしました。 隣人からのありえないクレームある夜のこと。突然、梨花から杏子のもとに連絡が入りました。「こんな夜中に小さな娘さんをひとりにするなんて…… 」「親として最低です、警察に連絡します」「え、待って、夫は? 」意味不明な内容に杏子は驚きつつも、梨花から状況を確認し、すぐに行動を起こしました。聞いたところ、最近は毎晩のようにママを探して泣き叫んでいるというのです。駐車場を見ると車もない。梨花は、杏子と文人が娘を放ってどこかへ出かけていると思ったのです。 そこでさっきのクレームとなったわけですが、杏子が里帰り出産の話を出すと「あ!すっかり忘れていた」と梨花。ならば、文人はどうしたのかという話になり……。杏子が何度か電話をかけてみたのですが、全然出ず。もう夫は頼りにならないため、自宅から4時間の実家から駆けつけることに。 信用できる関係性を育みたい…ようやく連絡がついたとき、夫のいた場所といえば…… ホテル。浮気ではなく、そういうサービスを利用しただけ。そう言い訳をする文人に、杏子は開いた口がふさがりませんでした。愛を寝かせてから出かけたし、食事も食べさせていたと偉そうに言いますが……。 3歳の子どもを放って出かけるなんて、どうかしている! 何かあったらどうするつもりだったのか。愛が毎晩大声で泣き叫ぶ羽目になったのは、全部文人のせいなのに。杏子は文人に強い不信を感じ、即離婚を決めました。 現在、文人と杏子親子は養育費と慰謝料だけの関係になりました。しかし、今でもお隣さんの梨花とはずっと仲良くしています。子どもを預かってもらったり、一緒に遊びに出かけたり。我が子以外にも愛情を持って接してくれます。本来なら、夫ともそういう関係性を築きたかったのですが…… 。家族であろうと、友だちであろうと、信頼できる関係性を育み、ともに協力して子育てしたいものですね。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年08月20日皆さんは、妊娠していることを伝えるかで悩んだことはありますか?今回は「妊娠を秘密にしたいという夫に困った話」とその感想を紹介します。イラスト:Yukko夫の友達の家に遊びに行くことにつわりが落ち着く妊娠中期に入った主人公。夫が「友人の家に遊びに行かない?」と提案してきます。でもサプライズにしたいので妊娠のことは秘密にしてほしいと言われ困惑しますが…。ノリの悪い妻と思われそうでモヤモヤ出典:愛カツ主人公は夫の頼みを聞き入れ、妊娠のことは秘密にする約束をし、当日を迎えました。久しぶりに会ったということで夫と友達は盛り上がり朝まで飲み明かすことに。夕飯だけ一緒に食べて帰るつもりだったのに…。妊娠を知らない友達は「盛り上がろうぜ!」と主人公にもお酒をすすめてきます。妊娠について伝えられないため、断るたびにモヤモヤする主人公でした。読者の感想夫は楽しかったかもしれませんが…。ちゃんと友達に説明しない夫が悪いと思います。もう少し妻にも気を遣ってもらいたいものです。(28歳/女性)夫の気遣いのなさにイラッとしました。妊婦だということを分かっているのでしょうか?自分の楽しさ優先でしか考えていない行動に、父親としての自覚がまだまだ足りたいと感じました。(40歳/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年08月20日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。娘の不思議な言動はそれだけではなく、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると言ったり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったりするように。しまいには存在しない保育園の友だちのことまで話し出した娘を見て、環境を変えるため退園を決意。そのまま娘たちを連れてゆる子さんは実家に帰省します。実家でひと息ついたのも束の間、娘の不思議な能力が次々と明らかになります。娘がおなかの中にいたときに呼びかけていた胎児ネームを言い当てたり、生後間もないときの記憶を話し出したりして、ゆる子さんは驚きが隠し切れません。ある日のこと、娘を連れて公園に出かけたゆる子さん。久しぶりのお出かけでワクワクしていたのですが、恐れおののくような出来事が起こってしまいます……。娘との外出中に起こった恐怖の出来事 家の中では、娘の「いるはずのない人が見える」などといった発言はなくなり、安心していたゆる子さん。 ある日、ゆる子さんは娘と一緒に公園へ出かけることに。公園までの道のりを歩いていると……。 「ズキ」 ゆる子さんは突然、頭と肩に痛みを感じました。すると娘が……。 「その手……どうしたの!?」 「黒い手、くっついてる!」 もちろんゆる子さんに黒い手などは見えません。恐怖を感じたゆる子さんは思わずその場から走り出します。 しかし、娘の「ママ……待って……」という声でなんとか我に返ったゆる子さん。公園で遊びたいと泣き出す娘を抱き上げてなんとか帰宅しました。 家に着くと、ゆる子さんの頭と肩の痛みは自然と消えたのですが……。 ゆる子さんは、それからというもの外出が怖くなりふさぎ込んでいったのでした。 ◇◇◇ 公園へ向かう道中で、突然娘さんから肩に黒い手がついていると言われたゆる子さん。恐怖のあまりその場から逃げ出してしまいました。ママだってひとりの人間。恐怖を感じたときなどに取り乱すこともありますよね。ですが、幼いお子さんとの外出は交通事故、誘拐など危険がいっぱいなので、子どもから目を離してしまうことは避けたいもの。外出先で予想外の出来事が起こりパニックになってしまったときは、一度深呼吸をするなどして、冷静な対応を心がけていきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年08月18日穏やかな妊娠期をイメージしていた、アラサーのみかんさんによる妊娠記録です。コロナ禍で立ち会い出産ができないため、夫に手紙を書いてもらっていたみかんさん。ひとりで心細くなったとき、手紙のことを思い出し読み始めます。手紙にはパパになる喜びや不安などが書かれ、最後にみかんさんのことを想う文がつづられていました。感動して涙があふれ、頑張ろう!と思った矢先、痛みのレベルが上がります。もうすぐ生まれるかなと淡い期待を抱きますが、子宮口の開き具合は5cmほど。ひとりで陣痛に耐えますが心細くなり、夫にLINEをしたところ、「明日生まれたら、誕生日は11月23日だよ」と返信が。みかんさんの誕生日と結婚記念日は1月23日、結婚式を挙げた日は3月21日と1・2・3の組み合わせに何かと縁があり、少しテンションが上がりました。気を紛らわせながら陣痛に耐えるみかんさんですが、痛みのレベルがさらに上がり……。 まだ早いかな…迷いつつもナースコール 陣痛の痛みが強くなってきたもちこさん。いきみたい! 体感的には生まれそうな気がしますが、子宮口の開く間隔は1時間に1cmと言っていたし……。少し迷いつつも、ナースコールをして確認してもらいました。すると予定より早くお産が進んでいたため、分娩室へ移ることに。助産師さんは「辛かったねー。準備急いでいるからねー」ともちこさんに寄り添い、励ましの声をかけてくれます。 どのような出産にしたいかを記したバースプランを、事前に提出していたもちこさん。そこに、あらかじめ会陰(えいん)に切り込みを入れる会陰切開はしたくないと書いていました。ですが、万が一の可能性もあるため、切開せずに自然に切れてしまう会陰裂傷とどちらがいいかを聞かれます。ひどい傷になるなら切ってもらったほうがいいかなと思い、「ダメージの少ない方」でと答えました。 そろそろ分娩室に移動しようかというとき、助産師さんからパパに連絡してみる?と言われます。パパと言われ自分の父親を思い出したもちこさんですが、すぐに訂正。ママ・パパと呼ばれたことで、改めて親になることを実感したのでした。 痛みが強く不安になってきたとき、助産師さんの声かけで気持ちがラクになったり、よし頑張るぞ!と出産へのパワーをもらったり……。助産師さんに励ましてもらったという人も多いのではないでしょうか。分娩室へ移ることになったもちこさん。バースプランを叶え、素敵なお産になるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もちみかん
2023年08月15日わが家は娘が2歳後半のときに、2人目のことを考え始めました。2人目を考えたときに悩んだのは、ママっ子だった娘への対応です。そんな悩みを持つ中で、2人目を妊娠・出産しました。上の子が5歳、下の子が2歳になった現在、2人目を産んで本当によかったと思ったエピソードを紹介します。2人目を迷った理由は娘の「パパはイヤ!」娘は手がかかる性格でママっ子だったため、パパと寝たりお風呂に入ったりするのが苦手でした。よく「パパはイヤ! ママがいい!」と言っていたため、2人目が生まれるまでにパパと仲良くなってほしいと考えていた私。 娘とパパが仲良くなれるように、2人だけで出かけてもらおうとしましたが、娘が玄関で「ママがいないと行きたくない」と泣いてしまうことも……。 このまま2人目が生まれたら、子ども2人が「パパはイヤ」と言って、ほとんど私ひとりで2人の育児をしなければならないのでは?と不安に思いながら、ついに出産予定日を迎えました。 赤ちゃん返りはあるものの、娘に変化が!?そして、2人目が生まれました。私が産婦人科に入院中、娘は数日間パパとふたりでしたが、いい子に過ごせていたようです。面会に来てくれたときは、落ち着いている様子でひと安心。 私が退院して自宅に戻ると、娘の赤ちゃん返りが始まりました。すると、あんなにパパはイヤと言っていたのに、パパが赤ちゃんをかわいがっていると「パパ、私も抱っこして」と甘えだした娘。娘の「パパはイヤ」は、2人目が生まれてからかなり和らぎ、パパと出かけたり、よくお話したりしてくれるようになったのです。 下の子もパパが好きなようで、パパも子どもが1人のときより積極的に育児をしてくれています。娘の赤ちゃん返りは大変でしたが、共に乗り越えたことで、パパも子育てに真剣に向き合ってくれるようになりました。2人目を産んだからこその苦労はありますが、喜びや楽しいことも2倍になっています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/森田家著者:松原 りさ5歳・2歳の娘、夫との4人暮らし。パート勤務をしており、趣味は読書とレジャー。読書で得た知識を生かしながらライターとして活動し、自身の体験談を中心に執筆している。
2023年08月12日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後回しにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……25歳頃、それまでずっと我慢していた生理痛が異常であると気づきました。気分にむらがありすぎるため、病院で受診しました。その結果、月経前症候群(PMS・PMDD)と判明しました。どんな治療を受けましたか?「低用量ピル」を処方してもらい、飲んだら生理痛も、月経前症候群(PMS・PMDD)もましになりました。生理痛については頭痛薬を飲めば普通に動けるくらいによくなりました。ピルを飲んで周期がわかっているため「この日はゆっくり過ごそう」など計画することができ、PMSの症状がひどいときには人と会わないようにするなどの対策を講じられ、おかげで日々の生活でのトラブルがなくなりました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛・PMS・PMDDの症状がある方は、医師と相談して「低用量ピル」の服用を試してみるのもいいと思います。ピルを飲むようになってから、仕事や私生活も安定しました。違和感があるときは早めに婦人科へ生理痛の異常さから病院を受診した投稿者さん。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月10日子どもの性教育はいつから始めた方がいい……?日本の『性教育』は諸外国に比べ遅れているといわれる昨今、我が子への性教育に関する体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの『3歳から性教育を始めた結果』より、ワンシーンをお届けします。娘はどんどん興味を持つように……子どもの頃、“性教育”について教えられなかったちりさん。3歳の娘がいるちりさんは、『子どもの性教育』を早いうちから教えようと決意しました。そこで“性教育”の絵本を購入。絵本を読むうちに少しずつ娘に変化が……。プライベートゾーン、体の構造、生理、困ったときの対応法などの知識が身についてきたのです。娘の5つ目の変化……質問攻撃が始まる……難易度高め……微笑ましい注意……この漫画に読者は『3歳の子供に性教育しようとするちりさんを尊敬しました。まだ知らない言葉や表現も多い人に説明する事は難しいと思いますが、3歳の子にもわかりやすい表現を用いていることが本当に勉強になりますし、ちゃんと理解しようとして鋭い疑問まで浮かぶ子供もすごいと思いました。』『とっても難しい問題ですね。自分から教育をしておいて答えないのも変ですし。自分だったらうまく濁すかもしれないです。』『なかなか小さい子供に教えるのは難しいですね。でも大切なことだから教えないといけないし、その塩梅が大変難しいかと思います。』など、幼い子どもに向けて行う性教育の難しさに共感する声が多く集まりました。親にとっても難しい内容……新しい命が誕生するまでの話は、大人にとっても知らないことがあり、ましてや子どもに向けて上手な説明をするのはかなり難しいこと。幼いころの性教育では、親のプレゼン力も試されているみたいですね……。幼いころからの性教育、あなたはどのように考えますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月10日妊娠・出産は、ママも赤ちゃんも命がけだと言われています。その大変さは、無痛分娩でも共通しているようで……?今回は、ママぺい(@mamapeeei)さんの体験談を描いた人気漫画『無痛分娩で出産した話』から、その後の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!無痛分娩に向けて……本格的な不妊治療にチャレンジ後、1周期目で妊娠が判明し、出産準備を進めていたママぺいさん。ついに臨月を迎えていたある日、彼女が入院グッズの準備をしていると、トイレで“おしるし”を発見します。その後陣痛を感じたことから産院へ向かい、ついに無痛分娩の“麻酔処置”を乗り越えたママぺいさん。担当医の声かけに合わせて、彼女が懸命にイキんでいると……?担当医が叫ぶ!ここでクイズです!この後ママぺいさんは、担当医から“あること”を伝えられます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントは、ついに出産が終わりを迎えるようで……!?担当医の言葉とは?正解は「頭出るよ!」担当医のアドバイスに驚きながらもイキむのをやめ、ついに赤ちゃんを出産したママぺいさん。その後小さなわが子と対面した彼女は、喜びの涙を流すのでした……!こんなときどうする?担当医のアドバイスに従いながら懸命にイキみ、ついに赤ちゃんを出産したママぺいさん、その奮闘に拍手を送りたいですね……!その後お話でママぺいさんは出産した赤ちゃんと対面し、胸がいっぱいになりながらも喜びを噛みしめます。もしあなたがわが子を出産する立場になったら、どんな気持ちになりますか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人ひとりに合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mamapeeei)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月09日