クリスマスにプレゼントを届けてくれるサンタクロースは、多くの子供にとって夢のような喜びをもたらしてくれる存在でしょう。しかし、一方で「我が家にはサンタクロースが来なかった」「クリスマスにはさびしい思いをした」という声も。クリスマスに苦い思い出を抱く人は少なからずいます。サンタクロースが嫌いだった武井壮幼い頃に、両親の離婚を経験している、タレントの武井壮さん。幼いうちから家にサンタクロースが来なくなったことがきっかけで、その存在を嫌いになってしまったそうです。その後、武井さんは自分で貯めたお金を握りしめて店に行き、大人たちと同様に並んで、欲しかったロボットのおもちゃを購入。クリスマスにはそのおもちゃで遊んだのでした。子供の頃、早めにやって来なくなったサンタクロースが嫌いで自分で貯めたお金で地元亀有のおもちゃ屋『くさま』に並んでクリスマスに超合金のロボットを買って遊んだ大人になったら髭の生えてないサンタがたくさんやってきた来ないサンタのプレゼントは『生きる力』だったのかな メリークリスマス— 武井壮 (@sosotakei) December 25, 2020 他人から与えられるプレゼントは嬉しいものですが、汗水流して働いて、自分の力で手に入れたものは、また違った感動をもたらすはずです。武井さんは、当時のことを振り返り「来ないサンタからのプレゼントは『生きる力』だったのかな」とつづっています。ネット上では、武井さんのエピソードに対し、次のようなコメントが寄せられました。・武井さんの発想が素敵だと思う。・心にしみた。すぐに手に入るのではなく、未来につながるプレゼントをもらったと考えると深いね。・涙が出てしまった。世界中のサンタクロースが来ない子供たちのもとに『生きる力』が届きますように。ある程度、環境に左右されやすい子供の時と比べて、大人になると選択肢が増え、自分の力で人生を変えていくことができるようになります。子供の頃の経験が、未来の自分に影響を及ぼしたり、成長につながったりすることもあるでしょう。悲しさや胸の痛みが、いつの日か得難い経験として、自分の中で整理できたなら…と思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月26日武井壮さんがYouTubeチャンネル『武井壮百獣の王国』で、自分の経験談を元に語った『大人の育て方』を公開しています。過去に行われた講演を公開した形の動画ではあるものの、その内容から注目を集めている動画…多くの人に影響を与えるであろう内容をぜひご覧ください。武井壮さんは、2015年8月『世界マスターズ陸上競技選手権』(4×100mリレー/40~44歳の部)で優勝したり、動物の倒し方を考えたり、ジャングルでサバイバルをやったりと、地上最強の百獣の王を目指してさまざまな挑戦を続けています。そんな武井壮さんですが、幼少期は母親も父親もいない環境で、兄弟2人で家事をこなしながら学校に通うという生活をしていたそうです。そのような生活でいろいろな我慢をしてきたこともあり、「大人になったら絶対に自分の好きなことをやって暮らしていく」と決めた武井壮さんは、大好きなスポーツでトップになってお金を稼ぐことを目指しました。そして、実際に陸上競技・十種競技で日本チャンピオンに。ところが、スポーツで日本一になるだけではお金を稼げないという事実に直面したといいます。そこから、「どうやったらお金を稼げるようになるのか」を考えるうちに、「どういったことに社会的価値があるのか」を悟ったようです。スポーツ好きの子供を持つ親にとって考えさせられる話でした。親は子供に好きなことを思いっきりさせてあげることだけでなく、「自分がやっているスポーツがどんな経済価値・社会的価値を持っているのか」を教えることも大事な務めなのかもしれません。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年12月24日「36でしょ、今?俺も36のときは、誰も俺のこと知らなかったから。俺は39歳でデビューだからーー」武井壮(47)は、みんなのたかみち(36)にこう語りかけた。「世の中には(人を楽しませる力があるのに)知られてなくて力を発揮できていない人っている。俺も実際そうだったからーー。たかみちの明るいキャラクターだったら、番組に出ればぜったい認知されるし、いまそういうお仕事している人と遜色ないことができると俺は思っている」尊敬する人からそんな言葉を贈られて、たかみちは大きな体を震わせ号泣した――。■NHKの子供向け番組、初の“マスター”みんなのたかみちという芸人がいる。185センチの長身に、アフロっぽい髪型とオーバーオールがトレードマーク。芸歴は15年目。最近はピン芸人として活動することが増えたが、「プリンセス金魚」というコンビを組んでいる。全国区の番組に出たこともあるが、けっして知名度は高くない。だが、ひとたび“舞台”に上がれば、観客たちは腹を抱えて笑い、万雷の拍手をたかみちにおくる。今を時めく芸人も人気ユーチューバーでも、これほどの笑い声は集められないかもしれない。小さなお客さんたちを前にした舞台ではーー。みんなのたかみちは子供の前で抜群の強さを誇る芸人だ。今年8月には、2組の芸人がネタを披露して子供の投票で勝敗を決める「わらたまドッカ〜ン」(NHK Eテレ)という番組で、番組史上初の「わらたま芸人マスター」に輝いた。4勝した者に与えられる「マスター」の称号。4回以上出演した者のなかには、テツandトモやアンガールズ、小島よしお、ジャングルポケット、オジンオズボーンなど、たかみちよりもずっと知名度のある芸人も含まれている。だが、4戦4勝で誰よりも早くこの称号にたどり着いたのは、たかみちだった。「子供は自分が好きなものが好き。知名度がなくても『誰やねん』てならずに、おもしろいと思えば笑ってくれますから」コテコテの関西弁で、そう語るたかみち。子供に愛され、武井壮も手放しで褒めるたかみちだが、もともとはまったく違うタイプの芸人だった。プリンセス金魚は、たかみちと大前りょうすけ(36)の、京都の中学の同級生によって2005年に結成されたコンビだ。端正の顔立ちの大前が妄想ぎみにボケて、たかみちがハイテンションにツッコむというのが得意のスタイル。デビュー3年目の2008年にはNHK新人演芸大賞の決勝に進出。ナイツやオリエンタルラジオ、天竺鼠など、そうそうたる顔ぶれと競っている。すぐに関西お笑い界の期待の星として注目を集めた。「いちばん多いときは関西ローカルの番組で5、6本レギュラーがあったと思います。バイトせんでも食うていけるようになりましたし、街を歩いてたら、女の子に声かけられたり、劇場の前で出待ちしてもらえたり(笑)。でも、ずっと悔しい気持ちが消えへんかった。ご飯とか食べてても、隣のテーブルから聞こえてくるのは、やっぱり全国放送のお笑い番組の話が多いやないですか。いつか東京で勝負せなあかんという気持ちがあったんです」2013年、満を持して東京に進出する。「ロンドンハーツ」(テレビ朝日)や「『ぷっ』すま」(テレビ朝日)などの人気番組に出演する機会にも恵まれたが、ブレイクには至らない。ほどなくして、バイトも始めた。上京して4年目、“お笑い第7世代”たちが頭角を現しつつあった2016年。浮上のきっかけが見つからないなか、相方の大前が東海地方のラジオ番組のパーソナリティに抜擢された。月曜から金曜まで毎朝7時からの生放送。大前は名古屋に拠点を移すことに。一緒に名古屋に行けば、プリンセス金魚としての仕事も得られたかもしれないが……。「相方はちゃんと現実を見てたと思います。僕は“夢見る夢子ちゃん”なんかもしれませんね。まだ東京でやり残したことがあると思った。ピンネタもやってないし、ロケ芸人とか何かしら可能性が残ってるんちゃうかって」たかみちは1人東京に残ることを選んだ。2016年10月、プリンセス金魚は“遠距離コンビ”になった。定期的にコンビで漫才を行う機会はあるが、普段の舞台には1人で立たなくてはならない。「地獄みたいでしたよ(笑)。もうずっとスベってたんで。漫才にはツッコミがあるけど、ピンの芸だとボケだけで笑わせないといけない。漫才とはぜんぜん違った……。コントやったり、歌ネタや漫談やったり、1年ぐらい迷走していましたね」ピンで舞台に立つようになっておよそ1年、道が見つかった。お笑いコンビ・土佐兄弟の“弟の方”、有輝(26)と喫茶店で話しているときに「たかみちさんは“切ない系”のネタが合うと思いますよ」と言われた。「“切ない”ことって何かなと考えたんです。昔、ファミレスで、相方が『トイレ行ってくるわ』と立って、30分くらい帰ってこなかった。不思議に思って『いまどこおんの?』と電話したら『家』って言われて、こっちは『帰ったん!?』となったことを思い出しました。それと、幼稚園ぐらいのころ、遊園地で両親がふざけて僕から離れて物陰に隠れたことがあった。置いていかれたと思ったときの、あの心細さを思い出したんです」そこから生まれたのが「帰ったん?」という異色のネタだ。一緒にいたのに、いつの間にか帰られてしまう。あり得そうなシチュエーションから始まり、とんでもないタイミングでも置いていかれる。残されたたかみちはそのたびに「帰ったん?」と切ない顔をする。これを舞台でやったら、ピンで芸をするようになって初めてウケた。「寝てたん?」「食べたん?」など、「帰ったん?」から派生した“切ない瞬間”シリーズは十八番のネタとなった。そんなとき、このネタを観た番組スタッフから「わらたまドッカ〜ン」のオファーがきた。「『帰ったん?』は子供にウケるネタだと思ってなかったんですが、めちゃくちゃウケたんです。 2回目出たときにも、ウケて。このときはじめて『自分は子供にもいけるんや』と気付きました」だが、その自信はすぐにくじかれることになる。知り合いのすすめで、保育園でネタを披露する機会を得たが……。「ぜんぜんダメでした(笑)。『わらたま』の子らは小学生が多い。保育園の子はもっと小さかった。甘く考えてたんですよ。“子供ってなんでも笑うやろ”と思ってたから。ちゃんと向き合わなあかんと思いました」セリフが聞きとりづらくても、ネタがわかりにくくても、大人は想像力で補ってくれる。だが、小さな子供はそんなことはしてくれない。声の大きさに、話すスピード、身振り手振りまで、すべて見直した。そうして挑んだ“リベンジ戦”は子供たちの笑顔であふれた。たかみちは頻繁に保育園や幼稚園に呼ばれるようになった。仲のいい芸人仲間と、子供向けのイベントも開催するように。飽きさせないように、ゲームを考案したり、歌も作ったりした。「ほかの芸人に『もっと大人を笑かしていきましょうよ』みたいに言われることもあります。でも、子供を笑かすってめっちゃ深い。学ぶことは多いんです。それに、子供だけを笑かしても、実はあかん。子供たちの後ろではお父さんやお母さん、先生とかが見てますから。子供たちだけ喜んでも、大人もおもしろくないと、次は呼ばれません」子供を笑わせられるようになると、大人向けの舞台でも笑い声が増えた。自分がおろそかにしていたものが改善され、ネタの完成度は上がっていった。小さな観客たちの舞台から学んだことは多かった。自分のネタに自信を深めつつあったなか、コロナがきた。多くのイベントが中止になった。ライブやイベントを主戦場とするたかみちにとって、死活問題だ。なにより、ネタを人に見てもらう機会がなくなった。「どうしようと思って、インスタライブの配信を毎日することにしました。夕方、ご飯を食べたタイミングでお母さんとかと一緒に観てもらえるように、子供向けに自分で作った歌を配信することにしたんです」だが、なかなか再生数は伸びない。ライブ視聴者が一桁のときもあった。そんななか、武井壮が自分のYouTubeチャンネルにたかみちを出演させてくれた。そこでかけられたのが冒頭の言葉だ。武井はたかみちのやっていることをずっと見守り、おもしろいと評価してくれていた。涙が止まらなくなった。「ほんまありがたいですよ。武井さんは少しでも宣伝になればって、僕の名前と写真がラッピングされた原付スクーターをプレゼントしてくれて。今後コロナがどうなるかわかりませんが、頑張るしかないですよね。1月3日の『わらたま』のスペシャルで僕のこと取り上げてくれるそうです。とにかく、いろんな人にネタをみてもらいたい。来年2月15日には『ワタナベお笑いNo.1決定戦 2021』の決勝もありますから、予選を勝ち抜いて出たいですね。最終的には常にテレビに出ているような芸人になりたい。まだまだ道は遠いですけど」相方のラジオは好評を博し、今や大前は東海地方で複数のラジオ番組のパーソナリティを務める売れっ子だ。地元テレビの出演機会も増え、東海地方では誰もが知る顔になりつつある。一方、みんなのたかみちは……まだまだ道を模索中。「36のときは誰も俺のこと知らなかったから」。いつか笑いながらそう言える日がくることを信じて、夢を追いかけている。【PROFILE】みんなのたかみち(プリンセス金魚)ワタナベエンターテインメント所属。本名・高道淳史。1984年5月30日、京都生まれ。京都産業大学在学中に、大前りょうすけとプリンセス金魚を結成。趣味は少女漫画鑑賞で、蔵書は1千冊を超える。自分のYouTubeチャンネルで2020年内に登録者3,070(みんなの)人に届かなければ3,070kmマラソンを走るという企画にチャレンジ中。
2020年12月18日2020年11月29日、タレントの武井壮さんはTwitterを投稿。その内容が反響を呼んでいます。武井さんは、スポーツ競技の指導者が、試合に負けた選手に『しがちな対応』について、苦言を呈しました。試合に負けた罰に『グランド10周走ってこい』なんてのは指導じゃねえ。。試合に負けたら各選手に必要な能力を分析して、それを獲得するのに必要で有効なトレーニングや技術練習を与えて、栄養補給の知識を与えて、休養時のデータを取らせて、体を育てつつ技術を上げ、自分は戦術を学ぶもんじゃないか?— 武井壮 (@sosotakei) November 28, 2020 部活動などで試合に負けた際、指導者が選手に「グラウンドを10周走らせる」といった行為はよく聞かれます。武井さんはこれを批判し、指導者がすべきなのは「分析と戦術を学ぶこと」だと話しました。ネット上では、投稿に賛同する声が相次いでいます。・正論に拍手。いまだに根性論がまかり通っている。息子の部活顧問にアナウンスしたいくらいです。・罰を受けるべきは指導者です。そもそも『負けた罰』という意味がよく分かりませんね。・本当にその通り。負けたら指導者の力不足。勝利は選手の頑張りです。・負けると罰が待っているとなると、「罰を受けないために失敗しちゃいけない」と思ってスポーツを楽しめなくなる。負けた選手を責めるのでなく、次の時のためにしっかり対策をすることの大切さを述べた武井さん。スポーツだけでなく、さまざまな分野でいえることかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月30日2020年11月24日、タレントの武井壮さんがTwitterを更新。その内容に「とても大事なこと」「その通り」などの声が相次いで寄せられました。陸上・十種競技で日本チャンピオンなどの記録を持つ武井さん。どんな目標も突破してきたのかと思いきや、これまで何度も目標を立てては諦めてきたというのです。しかし、諦めてもあることだけは一度もしたことがないといいます。それは…。オレは何度も目標を立てては諦めてきたけど、辞めたことは一度もない今ダメなら一度諦める、経済的にダメならいつかできる時に、人がいなければ出会いに行ってから、知識が足りなきゃ学んでから、強さが足りなきゃ鍛えてから。そうすることで何度でも挑戦できて適したタイミングでチャレンジできる— 武井壮 (@sosotakei) November 24, 2020 「諦めたことはあっても、やめたことは一度もない」と明言する武井さん。挑戦に適したタイミングが来るまで待ってチャレンジすることの大切さを訴えました。投稿には称賛の声が相次いでいます。・やめると諦めるの違いですね。読んでて涙が出てきた。・めちゃくちゃかっこいい!このコロナ禍だからこそ、余計心に響く。・目標を実現するためにそのモチベーションを持ちつづけるのって、すごいことだよね。・とても大事なことだと思います!努力は裏切りませんね。『やめたことは一度もない』と強くいい切れるのは、常に武井さんが意識しているからでしょう。結果を残すには、タイミングを見計うのも大切。何かにチャレンジしようと思っている人は、じっくりとその時を待って、挑戦してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2020年11月24日多くのTV番組で活躍する武井壮さん。最近は鋭い言動がネットで称賛されるなど、コメンテーターとしても活躍していますが、元々は十種競技元日本チャンピオンという実績に裏付けられた身体能力の高さが注目を集めました。Youtubeで見せつける高すぎる身体能力とは?そんな武井さんの真骨頂ともいうべき、身体能力を生かしたYoutubeチャンネル『武井壮百獣の王国』で公開された動画が話題です。今回のゲストは、ミネソタ・ツインズに所属する現役メジャーリーガーであり、チーム最優秀投手にも選出されたマエケンこと前田健太投手。マエケンさんがピッチャーとして、武井さんがバッターとして3打席対決します。ちなみに、武井さんの年齢は47歳(2020年11月現在)。どんなスポーツであっても、一部の例外を除き、現役で活躍している選手がいるような年齢ではないのですが…。過去には同Youtubeチャンネルの動画で、格闘家の朝倉海さんや那須川天心さんらと対決して勝利するなど、身体能力の高さを見せつけています。果たして今回の結果は…気になる結果は、ぜひ動画でご覧ください。ちなみに、役割を入れ替え、ピッチャー武井さん、バッターマエケンで3打席対決した動画は、Youtubeチャンネル『マエケン チャンネル KENTA MAEDA』で公開されています。こちらでも、緊張感のある対決が繰り広げられていますよ。『百獣の王』という名に恥じない活躍を見せた武井さん。もはや芸能人やタレントという枠ではなく、ただのトップアスリートという気もしますが…。今後の活躍からも目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2020年11月12日柿澤勇人、南沢奈央、須藤蓮、石井一孝が出演するKOKAMI@network vol.18『ハルシオン・デイズ 2020』が10月31日(土)に開幕する。主演の柿澤と作・演出の鴻上尚史に話を聞いた。鴻上が「コロナ禍での5月、6月頃のSNSの荒れ方を見ていて、これは今やるべき芝居になると思いました」と語る本作。2004年の初演では自殺系サイトで出会った4人の物語として上演されたが、今回2020年版に書き換えられ、ツイッターの「♯自殺」で出会った4人の物語として上演される。しかし暗い物語ではない。「もともと僕の芝居は、劇場に来る時よりも出る時に元気になってほしいというのがテーマですが、今回は特にそう思っています。今だからこそ、初演より楽しいものにしたい。観て悲しい気持ちになるものには絶対にしたくない。『生きようぜ!』という芝居になればいいと思っています」(鴻上)柿澤は「出演作が次々と中止になり、今年は舞台上で芝居をすることはないんだろうなと思っていた時に声をかけていただいて、作品にも惹かれたし、嬉しかったです」と喜んで出演を決めたが、その後迷いが訪れたことを明かす。「この作品は“自死”もテーマのひとつですが、最近、僕の友人や近しい人が死を選ぶという出来事があって。『鴻上さん、俺、できるかな』という話はしました。そしたら鴻上さんは“生きろ”というのがテーマなんだと言ってくださって。それで『よし、やろう』と思いました」。稽古が始まり、出演者については「面白い4人だと思います。よくまあこれだけ個性の違う4人が集まったなと(笑)。しかも、それぞれがそれぞれの役柄にすごく合ってるんですよ。ここまで合ってるとは思わなかったな」と鴻上。柿澤が演じる原田雅之を「カッキー(柿澤)っぽい」と言うと、柿澤は「うそだ!」と笑うが、鴻上は「うそじゃないよ(笑)。『引き受けなくていいじゃん、そんなたくさんのものを』というものをちゃんと引き受ける。その誠実さがカッキーにあると思うから」と印象を明かした。作品について柿澤は「いろいろ抱えた4人が集まるお話ですが、人が集まるといいこともあるし、バカみたいなこともある。単純にみんなで飯を食うだけでもこんなに面白いんだ、とか、そういうものを楽しんでもらいたいです」。柿澤が「舞台って楽しいな、芝居って楽しいなと、僕も思いたいし皆さんにも感じてもらいたい。観終わった頃には、『明日も生きよう』とか『がんばってまた舞台観に行こう』という気持ちになってもらえたら」と語る本作は、10月31日(土)から11月23日(月・祝)まで東京・紀伊國屋ホール、12月5日(土)・6日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。
2020年10月26日小芝風花主演の痛快な社会派ラブコメディ「書類を男にしただけで」に、竜星涼、水沢エレナ、奥野壮、高橋メアリージュンら追加キャストの出演が明らかになった。セクハラ上司を背負い投げして会社をクビになり、転職活動中にうっかり性別欄を間違えて記入したことで、箕輪祐希はずっとあこがれていた大手広告代理店の採用試験に“男性”として合格、そのまま男性として入社することを決意。女性であることがバレないように奮闘しながら仕事を頑張る中で、かつて心ときめいた男性に再会してしまう――。そんな主人公・祐希を演じる小芝さんを取り巻くのも個性派キャストたち。祐希が転職先で出会う、中身は永遠の中学生男子のコピーライター・杉田哲也役には、ドラマや映画の注目作への出演が相次ぎ、今年1月期の日曜劇場「テセウスの船」での演技も注目された竜星涼。祐希の転職先の同僚で、“職場の華”として扱われながらも自分の生き方に不安を感じている須藤あやか役には、役柄と同世代の水沢エレナ。いまどきな後輩社員の鈴井翔平役は、「仮面ライダージオウ」で主演を務めた注目の若手俳優・奥野壮が演じる。そして、祐希が男として働く後押しをする産業医の柏木未来には、「私の家政夫ナギサさん」での好演も記憶に新しい高橋メアリージュン。祐希が転職先で異動となる第7営業部の部長・古橋敏之役にデビット伊東。さらに、祐希らが働く第7営業部のビッグクライアントとなる信玄堂の社長・渡辺リカを友近が演じる。個性豊かなキャラクターを、幅広い世代の多様な実力派俳優陣が演じ、脇を固める。時代は多様性を尊重し、女性の活躍する場も年々増えている傾向にあるが、その一方で男性優位な文化は色濃く残っているのが現実。本作は、そんな現実を「ラブコメディの世界を借りて、明るく切なく、そして痛快に蹴飛ばしたい」という思いから入社5年目の女性プロデューサーが企画したオリジナルドラマ。「性別など関係ない!」と簡単に言える世の中ではないからこそ、「お互いの個性が尊重され、自分のなりたい自分でいられて誰にも傷つけられることのない、そんな世界になりますように」という願いを込めて、ハートフルに描いていく。新キャストからコメント到着竜星涼僕が演じる杉田は、イケメンだけどちょっと“変人”なタイプですが、結構皆さんの身近にもいるキャラクターだと思います。自分の好きな漫画のキャラクターを妄想しながら、それが普段の言動にも出てくるタイプだと思うので、そこを意識して、新しい竜星涼を見てもらえればと思います。風花ちゃんとも7年ぶりくらいの共演で、男装もキマっていたので一緒に演じるのが楽しみです。杉田というキャラクターも魅力的で、台本も面白くて、しっかりとしたメッセージ性もありながら笑ってもらえる1時間になっていると思います。見てくださった方が、周りにいる人それぞれの個性を愛せるようになったらうれしいです。水沢エレナ実際に自分と同年代の役柄で、セリフ自体に読んでいてとても共感できたので、視聴者の方も共感してくださる方が多いと思いと思います。私が演じるあやかが今までの溜まってきた気持ちを伝えるシーンがあるのですが、台本を読んだ時点で胸にグッときたので、年齢が近しい女性の背中を押せるように、しっかりと言葉一つ一つに気持ちを込めて大切にお芝居していきたいです。全体的にはコメディタッチな部分も多いですし、見てくださる方が元気に、前向きな気持ちになれるような作品になればと思いますので、よろしくお願いします。奥野 壮今回演じるのは自分の年齢よりも年上なので、新鮮で楽しみです。しっかりとこの作品に馴染んで陰ながら支えていければと思います。物語の入り口は「そんなこと起こる!?」というところから始まりますが、働く女性の日常をいつもとは違った角度から見ていただける作品だと思うので、そこを楽しんでいただきたいです。悩んでいる人たちの気持ちが少し楽になるような作品になればいいなと思います。高橋メアリージュン私の演じる柏木はクールな女性で、所々に出てきては主人公に大きな影響を与える役どころです。しっかりと主人公を励ましたり、背中を押してあげられたらなと思います。台本がとても面白くて、女性としてとても共感できますし、すごくポジティブな気持ちになりました。男女の偏見に限らず、人と比べることなくみんなが対等な世の中になればいいなと思いますし、見ていてスカッとできる気持ちのいい作品になっていると思いますので、ぜひご覧ください。デビット伊東今まで演じてきた役柄はちょっと心のどこかに闇というか、一物を持ったような役柄が多かったのですが、今回ストレートで気持ちのいいまっすぐな上司の役柄を演じられてうれしいです。台本を読んで思ったのは、セクハラやパワハラが問題になっているのには、コミュニケーションに”愛”が足りてないということです。今の若い子たちが感じていること、会社の中でもがいていることを台本から感じとったので、きちんと演じて伝えていきたいです。今回、キャストもスタッフもとても若くて、自分のことはさておき、若手の役者陣がいかに活きるかを考えて、みんながしっかりと輝けるようにしたいと思います。友近今回、社長の役をやらせていただくのですが、私的には興味のある役柄ですね。コントにならないようにリアルな感じを出しつつ、社長としてのどっしりとした印象が出せるようにしたいと思います。主演の小芝風花ちゃんはとても可愛いですし、以前ご一緒した際も本当にお芝居がお上手で、コミカルな演技もとてもチャーミングなのでまた共演できてうれしいです。さまざまな偏見がまだ世の中にたくさんあると思います。視聴者の方が少し考えたりしながらも、コメディの部分ではホッとできるような作品にできればと思います。気になるあらすじは…?箕輪祐希(小芝さん)はセクハラ上司を背負い投げしたことが原因で前職をクビに…。転職活動も不採用の嵐。そんな中、最終選考まで通過した1社…それはずっとあこがれていた広告業界最大手の一つ「インサイトエージェンシー」。祐希は気を引き締めて「インサイトエージェンシー」の最終選考でもある健康診断に行くが、そこで自分の性別が男性として登録されていることが発覚。健康診断を担当する医師・柏木未来(高橋メアリージュン)に「ここで女だって言ったら落とされるよ」と言われ、祐希の頭の中には“女として失敗し続けた過去”が走馬灯のように駆け巡り…。祐希は「男で天下取ってやる」と性別を偽り、そのまま男として入社することを決意。女性であることがバレないように奮闘しつつ仕事を頑張る。しかし、かつて心ときめいた男性、杉田哲也(竜星涼)に再会し…!?「書類を男にしただけで」は10月11日(日)14時~TBSにて放送(※一部地域をのぞく)。(text:cinemacafe.net)
2020年09月25日後を絶たない、芸能人の薬物使用。2020年9月8日には、俳優の伊勢谷友介氏が大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。伊勢谷氏は数々の映画やテレビドラマのヒット作に出演。ボランティア活動にも力を入れるなど、幅広く活躍しており、各方面で多大な影響を及ぼすと見られています。そんな中、タレントの武井壮さんは、同年9月10日にTwitterを更新。芸能人の違法薬物使用について苦言を呈しました。芸能界でいま出演者として頂いている立場やイメージ、収入や役割は多くの制作関係者の皆様、番組にスポンサーして頂いてる企業の皆様、共演者また所属事務所の皆さん全ての協力とそれを観てくれる多くの人達のお陰で成立してる。。能力や知識、技術だけじゃなく、『信用』が大きな商品なんだよ。。— 武井壮 (@sosotakei) September 10, 2020 大きな報酬を頂いて、素晴らしい自由が手に入るけど、その自由を法律で禁止された薬物などに使うべきじゃない『世界各国で合法なのに』なんて関係ない禁止薬物を扱う違法行為が生業の業者との取引は反社会的行為です。皆様から頂いた信用をそんな事には絶対に使用しないと当たり前の事だけと誓います— 武井壮 (@sosotakei) September 10, 2020 「芸能界での仕事は、関係者やそれを観てくれる人のおかげで成立する」と、芸能人における『信用』の重要さをつづった武井さん。大麻使用が海外の一部の国で承認されていることから、擁護する声もありますが、武井さんは「世界各国で合法でも関係ない。違法行為をする業者との取引は反社会的行為だ」ときっぱり指摘。「自分は信用をそんなことに使わない」と改めて宣言していました。ネット上では武井さんの投稿に、多くの賛同の声が寄せられています。・「全くその通り」としかいいようがない。ド正論です。・好きな芸能人が、逮捕されて画面で観れなくなったらつらい。観ている側の気持ちを想像してほしいですね。・信用を得ることはすごく大変だけど、失くすのは本当に一瞬。失くした信用の回復はもっと難しい。多くの人から尊敬や憧れの念を抱かれる芸能人は、その大きな『信用』をどう使うか、誰のために使うのか、常に問われ続けるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月11日andymori、ALといったバンド活動と並行してソロ活動を行ってきた小山田壮平さん。初のソロ名義でのアルバム『THE TRAVELING LIFE』のテーマは“旅”。移りゆく情景の中で、懐かしさや高揚感や切なさが、愛おしく去来するような作品だ。根っこはずっと歌なんだなって思います。「旅っていっても、海外旅行とかだけでなく、近所を散歩したり、世界の見方をちょっと変えてみる作業をした時に曲ができることが多いんです。強く心が動いて、自分の中で何か新しいと思う感情や感覚を掴み取るようにして曲を作っていくんですね。引っ越しが好きなんですけど、新しい街に家を構えたら、最初に周りのスーパーや公園を見て、『これからこういうライフスタイルになるんだな』ってことを色々考えるのが好きで。あと、前住んでた街にひとりでただ行ったりするんですよね。その場所に行くことで忘れてた思い出が蘇ってくるのが楽しい。それが音楽に繋がってもいますね。今回のアルバムも、“人生そのものが旅である”っていうものにしたかった。なんでもない日常も時間が経てば懐かしい思い出になったりするので、それもまた旅の一部だと思います」自身初の他作品への書き下ろし曲として、友人である松居大悟監督の映画『#ハンド全力』の主題歌「OH MY GOD」も収録されている。「“全力を出すってなんだろう?”っていうのがテーマになってる映画で。SNSに翻弄される高校生たちがいる一方で、ハンドボールに青春をかけるクラスメイトもいる。自分も、周りの目を気にしてしまって自分の表現を抑え込んでしまうっていうことがよくあって。それをどうするか、というのが自分の音楽活動の中でも、ずっと考えてきたことなんです。映画への書き下ろし曲だからといって書き方を大きく変えても成功しないだろうなって思ったので、他の曲と一緒で、自分の中で湧き出てくるものを大事にした。結局自分から湧き出てくるものしか好きになれないんですね。そうではないものはどうしてもエネルギーが淡いものになってしまう」小山田さんの音楽の軸にはずっと歌があり、そこにはきらめくようなメロディと深い情感を宿す歌詞が伴っている。「小さい時からとにかく歌に惹かれてましたね。人が歌ってるのが好きだし、自分も歌うのが好きで。アレンジにもだんだん興味が湧き始めて。今は鳴ってるすべての楽器を大切に思って作品を作ってるんですけど、根っこはずっと歌なんだなって思います。いろんな音楽のジャンルをやるのも肯定的なんですけど、自分の場合、“側(がわ)”から入ると失敗してしまう。やっぱりずっと内から発信するものを作ろうとしてますね」ソロアルバム『THE TRAVELING LIFE』。DVDにはライブとMV映像が収録。【初回限定盤(CD+DVD)】¥3,800【通常盤(CD)】¥2,800【アナログ盤(2LP)】¥3,500(SPEEDSTAR RECORDS)おやまだ・そうへい1984年、福岡県生まれ。2007年、バンドandymoriを結成し、’14年、日本武道館公演をもって解散。’15年、長澤知之らとALを結成。’16年からソロ名義での弾き語りツアーを行っている。※『anan』2020年9月2日号より。写真・内山めぐみ取材、文・小松香里(by anan編集部)
2020年09月01日加齢にともない、外見はもちろん身体的機能に変化はあるものです。年々体力の衰えを感じ、疲労がたまるような感覚を抱く人もいるでしょう。歳を取ることに関する、元陸上競技選手でタレントの武井壮さんの投稿をご紹介します。「30歳過ぎたらガクッとくるよ」といわれた武井壮が…2020年8月現在、47歳の武井さん。30歳を過ぎてから、自分より年配の人によくこんな言葉をかけられるようになったといいます。「〇〇歳になったら、ガクッとくるよ」きっと、周囲の人は加齢にともなう体力の衰えや疲労の蓄積を「ガクッとくる」と表現したのでしょう。人生の先輩として、加齢による変化に武井さんがショックを受けないよう、配慮したのかもしれません。そんなアドバイスに対し、武井さんは…。30歳過ぎてから五年ごとに『〇〇歳になったらガクッと来るよ』ってみんな言ってくる笑笑オレはガクッと来るどころか五年ごとにグイッと来てる。。その違いは『やったかやらなかったか』それだけだ。。— 武井壮 (@sosotakei) August 24, 2020 俺はガクッとくるどころか、5年ごとにグイッときてる。なんとも心強い言葉…!続けて武井さんは「その違いは『やったかやらなかったか』それだけだ」とつづっています。武井さんは、健康な身体で日々を過ごすために、相応の体力作りをしているのでしょう。ネット上では、武井さんの言葉に対し、さまざまな反響が寄せられています。・分かる!身体を鍛えているので、自分は歳を経るごとに、パワーアップしている気がする。・まさしくド正論。「ガクッとくる」と暗示をかけると、本当にそうなってしまうと思う。・最高にかっこいい言葉をありがとう!胸に刻んで、自分も体力作りをやりたい。武井さんのポジティブな投稿に、元気付けられた人は多くいたようです。加齢にともなう多少の変化は避けられませんが、自分の身体に合わせて、基礎体力をつけるなどの対策はできるもの。年齢と上手に付き合いながら、健やかな生活を送れるよう、自分にできることから始めたいですね![文・構成/grape編集部]
2020年08月25日2020年8月17日、歌手で俳優の山下智久さんが、一定期間の芸能活動自粛処分になったことが発表されました。所属事務所によると、山下さんはアイドルグループ『KAT-TUN』の亀梨和也さんや知人男性と飲食店を訪れた際、酒を提供する店で居合わせた未成年の女性と席をともにしてしまったのだそう。山下さんたちは、店側から女性が「成人している」と紹介を受けており、また飲酒の有無も把握していなかったといいます。この騒動には、さまざまな人が意見を述べました。活動自粛処分となった山下智久対する加藤浩次の『指摘』に、称賛の声活動自粛処分になった山下智久対するカズレーザーの発言が「的確」と話題に武井壮「お店には、客が未成年かどうか確認する義務がある」同月23日に放送された情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演した、タレントの武井壮さん。この騒動を受け「未成年との飲酒を避けるために、どのような対策を取っているのか」という質問に「怪しいと思ったら、お店に相談するべき」と答えました。明らかに若いなという子がいても「大丈夫?何歳?」なんて聞いてしまうと場がシラケてしまう。なので、トイレにいく時とかにお店の人に「ちょっと、あの子の年齢だけ確認しておいてもらってもいい?」ってお願いして。お店はだって、未成年を入れちゃいけないから、確認する義務があるわけじゃないですか。サンデー・ジャポンーより引用また、司会を務めるお笑いコンビ『爆笑問題』の太田光さんは、「反社会勢力との話とも通じるよね」と武井さんの対策方法に賛同。武井さんも「僕が『反社会勢力の人ですか?』なんて確認するわけにもいかないし」と、改めて自分で相手の身分を確認することが難しいなら、お店の人に確認させるべきだとしました。さらに、コメンテーターとして出演していたモデルの『みちょぱ』こと池田美優さんは、芸能人としてマナーやモラルを守る行動を徹底しているとのこと。私、1人でも知らない人がいたら「いかない」っていいます。いっぱい人がいるのが怖いし、信用できないので。年齢以外にも、自分の話ができなくなると思うので、地元の飲み会でも『友達の友達』とかがいたら絶対にいかない。サンデー・ジャポンーより引用池田さんの徹底した対策ぶりに、スタジオ内からは「えらい!」と声が上がっていました。番組の視聴者からは、さまざまな声が寄せられています。・武井さんの発言は、まっとうな意見だ。店側にしっかりと身分証を確認させるべき。それが自分自身と未成年、どちらの身も守ることにつながるよね。・みちょぱさんの行動が、芸能人であることを意識し徹底されていて、好感度が上がった。・最近の若い子は本当に大人びているから、今回のような騒動を繰り返さないためにも、客全員に身分証を見せてもらうようにしてもいいと思うな。未成年の飲酒の問題は、芸能人だけの問題ではありません。未成年の身を守るためにも、飲み会に参加している大人と酒を提供する店で、未成年が飲酒する場を作らないように協力しあうことが大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月23日2020年8月16日に、タレントの武井壮さんがTwitterを更新。明かした子供時代のエピソードが「グッとくる」と話題になっています。子供時代の武井壮が、弁当の店へ行くと…子供の頃に、自分でご飯を作っていたという武井さん。ある日、調理をすることに疲れ、弁当が食べたくなったといいます。近所にある弁当の店に行き、唐揚げ弁当を注文すると、店員からは「大盛りか?」と質問されました。武井さんが「お金がないから、普通でいいです」と答えると…。子供の頃自分でご飯作るの疲れて、唐揚げ弁当食べたくて行った近所の弁当屋で『大盛りか?』って聞かれて『お金無いから普通でいいです』と答えたのに唐揚げもご飯もぱんぱんに詰めてくれたり、焼き鳥一本だけ頼んだら長い串に沢山ぶっ刺して焼いてくれたり、そんな優しさにめちゃくちゃ支えられたなあ— 武井壮 (@sosotakei) August 16, 2020 なんと、店員はご飯を大盛りにし、容器がパンパンになるくらい大量の唐揚げをつめてくれたのです!また、焼き鳥を1本だけ頼んだ日は、あえて長い串にたくさんの肉を刺して焼いてくれたといいます。武井さんは当時を振り返り、「そんな優しさにめちゃくちゃ支えられた」とつづりました。【ネットの声】・古きよき時代ですね。自然と人情や優しさに触れる機会のあった、昔が懐かしいです。・素敵な店員の行動に、心が温まりました。自分もそういう人間になりたい。・自分が子供の頃も、そういうおじさんやおばさんに支えられてきました。武井さんのように、名前も知らない周囲の大人に支えられた経験を持つ人は多いようです。子供の頃に受けた恩や優しさは、大人になってから時折振り返ると、心をポッと温かくしてくれるもの。いつか、また違う誰かにとって、自分がそんな存在になれたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月19日インターネットの普及にともない、気軽に世界中の人と交流できるようになった現代。TwitterやInstagramなどを使って、自分の意見を発信したり、情報を共有したりできることで、世界が広がった人は多いでしょう。その一方で、顔や名前が特定されないことを利用し、特定の人物への誹謗中傷をするなどの行為が、社会問題になっています。武井壮「嫌いなやつの言葉を見て、文句いってる暇があったら…」タレントの武井壮さんが、2020年7月25日にTwitterを更新。ネット上では、毎日のように特定のことがらや著名人の発言などを取り上げて、批判が集中する、いわゆる『炎上騒動』が繰り返されています。武井さんは、たびたび目にするそういった騒動に対し、次のような持論を述べました。Twitterで嫌いな奴の言葉見て文句言ってる暇あったら大好きな人と素敵な時間過ごせ。。1分でも素敵な時間を多く生きろよ。。— 武井壮 (@sosotakei) July 25, 2020 自分が苦手に思う相手の言動に左右され、つい気にかけてしまうことはあるでしょう。武井さんは、そういった時間を無駄ととらえ、好きな人やものに囲まれて過ごすことで、「1分でも素敵な時間を送ってほしい」と訴えたのです。【ネットの声】・それに尽きる!武井さんのように影響力のある人が、こういう考えをどんどん発信してほしい。・完全に同意。限りのある時間がもったいないので、自分は有意義なことに使いたいです。・わざわざ嫌いな人を見て嫌な気分になるより、好きなものや好きな人に囲まれて過ごしたほうが幸せだと思います。人生はたった一度きりで、時間は有限なものです。武井さんのいうように、好きなものやことがらに触れて、有意義な時間を過ごせたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月26日劇団EXILEの八木将康が新型コロナウイルスに感染したことが9日、所属事務所・LDHの公式サイトで発表された。同日、ダンスユニット・エグスプロージョンのおばらよしおも新型コロナウイルスに感染したことが、所属事務所・Showtitleの公式サイトで発表された。八木の感染について、LDHのサイトでは「7月5日の夜、八木が同居する家族の新型コロナウイルス感染が判明したため、それ以降、八木も活動を自粛しておりましたが、翌6日に検査を受け、8日に感染が判明しました」と説明。「症状などは全く出ておらず、現在は平熱を保ち体調を崩すなどの症状もありませんが、保健所と専門家の皆様の指示に従い慎重に対応しております」とし、「引き続き、専門家チーム、行政機関の指導のもと、所属者、スタッフ、関係各位の皆様への感染防止を最優先に、新型コロナウイルス感染予防、拡大防止の処置を実施してまいります」と伝えた。エグスプロージョン・おばらについては、Showtitleのサイトで「7月8日新型コロナウイルスに感染していることを確認致しましたので、ご報告申し上げます」と発表。「おばらよしおは7月5日に発熱し、軽い咳、身体のだるさの症状がございました。昨日、PCR検査の結果を受けまして、保健所の指導に従い、隔離生活・治療を行っております」と説明した。エグスプロージョンは、相方のまちゃあきも7日に感染が発表されており、コンビで感染となった。
2020年07月10日俳優の奥野壮が、映画『灰色の壁~歯車~』(2021年春公開)に主演することが9日、明らかになった。同作は、平成初期の埼玉を舞台に、実話を基に作られたヒューマンドラマ。 バブルが崩壊した暴力団対策法直後、最後の縄張りを死守する暴力団と、自由に街を牛耳る若者たちがいたが、若者の抗争は日に日にエスカレートしヤクザを凌ぐ勢力と化す。暴走する者は次々と少年刑務所に送り込まれ、そこには排他的なルールが待ち構えていた。主演の奥野は今回、暴走族のOBでとあるきっかけから少年刑務所に送り込まれてしまう青年・吉田正樹を演じる。今作では今までの好青年のイメージとは打って変わってリーゼント姿と実際に散髪した坊主姿を披露している。○奥野壮 コメントこの作品のお話を最初にいただいた時、是非やってみたい! と強く思いました。実話に基づいた作品というのは経験が無かったし、元々こういう1人の人間の歴史のようなものを演じてみたかったので願っても無いチャンスだと思いました。また、お芝居の中で坊主になるというのは光栄なことで、今回こうして作品を通して自分のやってみたいことができているというのは幸せなことだと思います。坊主になってから頭が芝生みたいに気持ちが良くて1日5回は頭を撫でています笑。今は気がつくと、別の取材でうまく笑えなくなっている程、無意識に役に入り込んでいます。僕が演じるこの作品の主人公の繊細な心情の変化を丁寧に表現出来たらと思っています。ご本人とも当時どんなことを感じていたか、摺り合わせさせていただき、監督とも意見交換をしながら真摯に役に向き合えているので、今から公開が楽しみですし、皆さんにも是非、この髪型の変化だけでなく、作品のメッセージをしっかりと届けられたら嬉しいです。
2020年07月09日2020年6月10日、厳しい言葉で不倫に関する持論をTwitter上に投稿した武井壮さん。投稿は「その通り」「正論」と反響を呼び、32万以上の『いいね』を集めています。「不倫をした側は、被害者ではない」武井壮の持論に共感の声!10日の投稿で「不倫をする男性側を擁護するつもりはない」とした上で「妻帯者と知って不倫行為を働いたなら、相手側も加害者」と語った武井さんの元には、既婚者の女性から「会いたい」と求めるメッセージや、実際に不倫を働いている女性から相談の連絡が寄せられるといいます。そうしたメッセージに対する武井さんの返答はというと…。子持ちの人妻から『会いたいです』みたいなDM来たり、女友達に妻子持ちの男との交際を『どうしたらいいかなあ?』とか、オレに聞く?『愛されたい、大切にされたいなら人の夫に手出すな!手出すなら、自分も大切にされない覚悟しろ!大切にしない男だからお前に手出すんだから!』と伝えた、もう勘弁や— 武井壮 (@sosotakei) June 11, 2020 相手を軽んじる人だからこそ不倫行為に及ぶのであり、そんな人に「大切にされたい」と望むのはお門違い。「もう勘弁」という武井さんのひと言からは、強い憤りや呆れ果てた心境が伝わってくるようでもあります。【ネットの声】・至極当然のことをいっているのに、なぜか理解できていない人のほうが多い不思議。・自分のしたことって、いつかまた自分に返ってくると思う。「私だけは特別」とか都合よく考えちゃうんだろうな。・そもそも自分の妻すら大事にできない男が浮気相手を大事にするはずがない。武井さん、正論しかいわないな。相手に「自分を大切に扱ってほしい」と望むのは、きっと一般的なことでしょう。しかし、人の道理に反する行為をしておきながら、相手にそう望むのはあまりにも自分勝手といわざるを得ません。コメントにもあるように、武井さんの持論は「至極当然」のこと。投稿に寄せられる反響の大きさも、それを物語っています。武井さんのように考えられる人が増えれば、不必要に傷付く人も減るのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年06月12日2020年5月23日に、22歳という若さでこの世を去った、女子プロレスラーの木村花さん。同月26日、所属事務所はウェブサイトを通して、警察の調査による結果事件性はなく、詳しい死因については「ご遺族のご意向により公表を差し控えさせる」とつづっています。木村さんは生前、SNS上で1日100通にも及ぶ誹謗中傷を受けていたことがあり、著名人からはネットリテラシーの重要性を問う声が上がっています。武井壮「目の前で声で伝えるより心をむしばむ事実がある」タレントの武井壮さんも、SNSにおける誹謗中傷の危険性について言及。同月25日に、SNSで特定の個人に向けて心ない言葉を投げかける行為に対し、異議を唱えました。誰がなんと言おうと、SNSで特定の個人に向けて直接『死ね』『消えろ』のような言葉を飛ばす事は反対です。自分のアカウントでただ叫ぶのはまだ許される、エゴサしなければいいし、陰口の範囲内、けれど直接リプでそれを送る事は規制が必要だと思う。目の前で声で伝えるより心を蝕む事実があるんだから— 武井壮 (@sosotakei) 2020年5月25日 武井さんは「直接相手を傷付ける言葉を送ることは、目の前で口にして伝えるよりも心をむしばむ事実がある」とつづりました。投稿に対し、ネット上では共感の声が上がっています。・的を射ている。・本当にその通り。ちょっと想像したら、相手を傷付けると分かるはずなのに…。・自分も規制が必要だと思う。これ以上苦しむ人が増えてほしくない。いうまでもなく、相手に対し汚い言葉や心ないメッセージを送ることは許されることではありません。人によっては投げかけられたすべての言葉をうのみにし、深く傷付いた結果、自分自身を追い込んでしまう場合もあるでしょう。誹謗中傷を受けた当人にしか分からないショックや心の痛みはあります。中傷でつらい思いをする人を減らすために、SNSにおけるマナーを今一度見直し、社会全体で改革していくべき時なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日いい意味でミュージカル俳優らしくない。それが柿澤勇人さんの魅力ではないだろうか。ミュージカル界に身を置く俳優の多くは、幼い頃からミュージカル好きだったか、もしくはずっと歌かダンスが得意でミュージカルにたどり着いた、というパターン。しかし柿澤さんは、ミュージカルに出合う高校時代まで、ずっとサッカー一筋でやってきた人。それゆえか、“王子感”を感じさせる多くの同世代のミュージカル俳優のなかにあって、ちょっとしたヤンチャさや屈託のなさは、彼の個性として確立しているように思う。もちろん歌はうまいし、声もよく声量もある。でも舞台を観終わると、歌や曲というよりも、演じるキャラクターの人間味が強く印象に残るのだ。観客に夢を見させるキャラクターというより、身近でリアルな人物を立ち上げる。とくにそれを感じさせたのが『デスノート THE MUSICAL』の夜神月役。名前を書いた人を死なせるノートを手に入れたことで、自らの能力に溺れていく役だが、彼の秀才ぶりよりも、ひたむきな愚かさや精神的幼さを感じさせる月だった。人間くささ。それこそが柿澤さんの役に共感してしまう理由なのだ。幼い頃からずっとサッカー漬けの日々を送っていた柿澤勇人さんの人生を、一本のミュージカルが一変させた。それが高校1年生の時の課外授業で観た劇団四季の『ライオンキング』だ。「それまでミュージカルにまったく触れたことがなくて、観る前は正直ナメてた部分もあったんです。でも、始まって1曲目で心を掴まれて、『俺、これやるわ』って、劇場を出た瞬間に担任の先生に劇団四季の入り方を聞いてました」ここまではよくある話。でも、すごいのは3年後に超難関のオーディションを突破し、劇団四季の研究所に入ってしまったこと。「運が良かったんですよね。その頃ちょうど四季が全国各地の劇場でロングラン公演を打つようになっていた時期で、ちょっとでも可能性があると思われたらチャンスが回ってくる。ただ、その時の僕はダンスも歌もド素人。当時、研究生は毎日朝から夕方までバレエや日舞のレッスンや発声練習がありましたが、終わってからいったん帰宅して仮眠をとった後、夜中にレッスン場に行って自主稽古をしていました。ダンス経験者の同期に教わったり、音大のやつに歌を聴いてもらったり。あの時期が一番たくさんのことを学んだし、吸収させてもらったと思います」厳しい練習を続ける努力や向上心は、サッカーで身に付けたこと。「自分のマインド的に、下手くそだったら練習するしかないっていうのがあります。そもそもミュージカルって技術が必要で、本来1か月や2か月で習得できるもんじゃない。でも、じゃあどうするかといったら、結局やれるのは練習とか努力とかしかないんです」そして入団から半年で舞台デビューし、翌々年にはミュージカル『春のめざめ』日本初演で主役に抜擢。しかし、なんと柿澤さんはその年に四季を退団してしまう。「『春のめざめ』ではクリエイティブのスタッフが海外から来たんですが、それまでの四季のメソッドとは全然違う作り方をしたんですよ。毎日、感情を出せ、叫べ泣け、怒りなんてそんなものかと言われて…。でも、それが面白かったんです。ミュージカルって何なんだろう、舞台って、芝居ってと考えるうち、もう一度演技を勉強し直したいと思うようになって」いまも大切にしている蜷川幸雄さんからの教え。俳優として大きな転機となったのは、故・蜷川幸雄さん演出のストレートプレイ『海辺のカフカ』。「蜷川さんは、つねに芝居とは何かを考えていた人。その方と一緒に作品を作れたことは、すごく大きな経験です。だって、たった1シーンのセリフを実感のこもったものにするために、稽古場に生肉の塊を買ってこさせたりするんですよ。そんな演出家、他にいないですよね。セリフは腑に落ちてないとダメなんだと教えてくださった方です。ミュージカルも根底は芝居。歌をきれいに歌うことより、作品のなかで役として筋を通すことを大事にしています」もうひとついまも大切にしている蜷川さんの言葉がある。それは、「つねに自分を疑え」ということ。「周りに何も言われなくても、これで本当にいいのか、つねに自分でちゃんと考えろとおっしゃっていました。実際、蜷川さんは一度成功を収めた作品の再演の稽古でも怒鳴ってましたしね(笑)」そんな柿澤さんに、目標を伺うと「俳優という仕事でいえば…この先も芝居って何だろうっていう答えを探しながらやっていくだろうと思います」と前置き。「ミュージカルに関していえば、誰もが知ってるような人気作もやりつつ、日本でこれから作られていくオリジナル作品にもどんどん挑戦していきたいと思っています。海外にはすばらしい作品がたくさんありますけれど、日本の作品にだっていいものはある。いま韓国はミュージカルブームですが、負けてられないですよね。日本オリジナルの『デスノート THE MUSICAL』という作品で台湾に行ったんですが、あれが第一歩。すぐには無理でも50年後、ブロードウェイで上演されるきっかけになるような日本発の作品に携われたら嬉しいし面白いなと思っています」夏にミュージカル『スクールオブロック』の主演が控えている。「日本での上演は今回が初。観た方に、いい作品だと思ってもらえるよう臨みたいです」転機となった出演作役の感情から歌に繋げていくことを学んだ作品。劇団四季退団後の最初の舞台が’11年の『スリル・ミー』。「ミュージカルではあるけれど、作品の軸は心理劇。うまく歌うことよりも、役の感情を通すことを大事に演じました」韓国や台湾でも評判を呼んだ日本発のオリジナル。大人気漫画『デスノート』がミュージカルに。’15年の初演と’17年の再演で、主人公の夜神月を演じた。「作品の立ち上げに携われたことは、自分にとって大きな経験でした」かきざわ・はやと1987年10月12日生まれ、神奈川県出身。ミュージカルのみならず、ストレートプレイや映像でも活躍。連続テレビ小説『エール』に出演。シャツカーディガン¥34,000パンツ¥32,000(共にヨーク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥39,000(08サーカス/08ブック TEL:03・5329・0801)シューズ¥23,000(トス/HEMT PR TEL:03・6721・0882)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2020年5月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・松田蓉子取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年05月24日2020年5月現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、多くの人が外出を自粛しています。ゴールデンウィークに予定していた帰省や旅行を中止したり、遊びに行くのをガマンしたり、自宅勤務になったりと、生活にいろいろな影響が出ているでしょう。休みの日も外に出ず、家で過ごしているとどうしても身体がなまってしまうもの。太ってしまいショックを受けている人もいるのではないでしょうか。武井壮が投稿した『家でできる簡単トレーニング』がどこかおかしい同月8日、タレントの武井壮さんがTwitterとInstagramに動画を投稿。なんと、『百獣の王』の異名で知られる武井さんが動画で『家でできる簡単なトレーニング』を教えてくれるというのです。これをやれば上半身の余分な肉が落ち、スッキリした見た目になるといいます。早速ご覧ください!おうちでできる簡単トレーニングみなさんもぜひ上半身がスッキリするよ!! pic.twitter.com/chge13JeDU — 武井壮 (@sosotakei) May 8, 2020 「簡単」とは一体…。両腕のみで全身を支え、足を開いた状態で何回もグルグルと回る武井さん。この動作を「簡単」と思えるのは、一握りの人間ではないでしょうか。武井さんの投稿に対し、「できるかーい!」というツッコミが続出。『百獣の王』ならではのジョークに多くの人が笑ってしまったようです!・まずは逆立ちするところから練習が必要ですね…。・「そうそう!これスッキリするんですよねー!」っていってみたい。・明らかに「できねえだろ!」というツッコミを待っているな…!?中にはこのトレーニングを見事にこなし、動画を公開する人も。とはいえ、やはり「簡単」とはいえないようです…。[文・構成/grape編集部]
2020年05月10日2020年4月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が世界中にいろいろな影響を与えています。コロナウイルスに関するニュースが毎日報じられ、心が不安定になってしまう人も多いでしょう。同月26日、タレントの武井壮さんがTwitterに投稿した『呼びかけ』が話題になっています。武井壮の『緊急事態だからこそ気を付けたいこと』こんな時だからこそ悪口を言わない人を責めない争わない汚い言葉を吐かないを心掛けよう溜まったらひとりで空に向かって遠吠えでもして紛らわそう!!— 武井壮 (@sosotakei) April 26, 2020 不安になると、どうしてもイライラしてしまったり攻撃的になってしまったりしがちです。また、ストレスを発散するためにわざと他人に心ない言葉を投げかける人も少なくないといいます。武井さんは多くの人に向けて「悪口をいわない」「人を責めない」「争わない」「汚い言葉を吐かない」の4つをアドバイスしました。【ネットの声】・悪口はいわず、感謝の言葉をかけられるよう心掛けたいです。・まさに今、接客業をしている人はつらい目に遭っていると思う。気を付けたい。・武井さんのいう通り!自分もストレスが溜まったら迷惑にならない程度に遠ぼえをするようにします!緊急事態だからこそ、冷静さを失ってはいけません。武井さんの言葉は、多くの人が自分の行動を見直すきっかけになったようです。[文・構成/grape編集部]
2020年04月26日2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、緊急事態宣言が発令されました。対象となった7都府県を中心に、日本では不急不要の外出を自粛する動きが広まっています。そんな中、タレントの武井壮さんがTwitterに投稿したメッセージが話題です。武井壮「『自分達は大丈夫』を減らしていこう」ある日、通りかかった街の飲食店で、団体の利用客を見かけたという、武井さん。そのグループの人たちは密接した環境で、マスクの着用をせず、笑顔で話をしながら食事をしていたといいます。武井さんは、「自分だけは感染しない」と思いこんでいる人たちに対し、次のようなメッセージを送りました。街に出ると、飲食店でまだグループでマスクもせず笑顔で話してる人を結構見かける。。『自分達は大丈夫』を減らしていこう。。働かなければならない飲食店の従業員の皆さんを守る事も大切だから①なるべくひとりで食べる②喋るのはマスクをして飛沫を飛ばさない③食べる時は無言みんなで守ろう!— 武井壮 (@sosotakei) 2020年4月12日 武井さんは、なるべく1人で食べることや、集団の際はマスクを着用して飛沫感染を防ぎ、無言で食べることを呼びかけました。生活のために働いている従業員をおもんぱかり、飲食店を利用する際に守ってほしい3つのルールを提案したのです。武井さんの呼びかけに対し、ネット上ではさまざまな意見が相次ぎました。・こんな非常時にグループで食事をしているなんて、コロナウイルスへの危機意識が低すぎる。・営業している飲食店には「生活のために開けざるを得ない」などの事情があるはず。せめて従業員を守る行動を心がけてほしい。・飲食店勤務です。お客さんが来てくれるのは嬉しいですが、今の状況に見合った最低限のマナーは守ってほしいです。・本当にそう思います。スーパーなどでも群れてしゃべっている人がいて、感染しないか心配になるので…。感染者数が日に日に増加し、悪化の一途をたどる中、「自分だけは大丈夫だろう」という油断した考えは、自分だけでなく周囲の大切な人をも危険にさらす可能性があります。コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、一刻も早く事態を収束するためにも、「ウイルスはすぐそばに存在している」という意識を強く持って行動したいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月13日ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3でベルナルドを演じるOguriと有澤樟太郎が登場。共にグランドミュージカルのイメージがないふたりだが、新境地へ挑む気合いはすでに十分。実力派揃いのSeason3の台風の目となってくれそうだ。※このインタビューは2月に行われました。いつかグランドミュージカルに出たかったお申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=9790ecdd-9047-410f-a245-f456cb88609b)撮影/岩田えり、取材・文/横川良明ヘアメイク/(Oguriさん)NORITAKE(KIDMAN)、(有澤さん)中元美佳(EKAmake)スタイリング/(Oguriさん)岡本健太郎、(有澤さん)喜多優介衣装協力/(有澤さん)衣装協力:ジャケット¥82,000(meagratia / Sian PR 03-6662-5525)、シャツ¥24,000、パンツ¥33,000(ato/Sian PR 03-6662-5525)
2020年03月26日金沢知樹が作・演出を手掛ける密室サスペンス・コメディ『体育教師たちの憂鬱』が4月に東京・シアタートラムにて上演される。本作で教師役を務める赤澤遼太郎に話を聞いた。【チケット情報はこちら】金沢が主宰する「劇団K助」が初演した本作は、とあるスポーツ名門校の女子校が舞台の物語。体育倉庫で教師と生徒の恋のやり取りが記された交換日記が見つかり犯人探しが始まるが、その中でさまざまな事件や過去が明らかになっていく――というストーリーが展開する。「今回は“初づくし”です!」と意気込む赤澤。「まず、教師役が初めて。僕のことを知っている方はきっと生徒役だと思われたと思います。それがまさかの教師役!」と嬉しそうだ。現在23歳の赤澤は、喜劇『おそ松さん』(トド松役)やMANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN2020~(七尾太一役)など2.5次元舞台を中心に人気を集める俳優で、フレッシュで若々しいイメージは強く、教師役は意外だ。芝居としても、「会話劇で、歌やダンスもない。これまでやってきたこととは違うお芝居になるんだろうなと思っています」と挑戦になりそうだ。「“演じる”ということに関しては、ジャンルでの違いはないと思っていますが、原作ものは、先にキャラクターがいることが大きな特徴で。僕はいつも、なぜそのキャラクターが愛されるのかを考えながら役作りをしていくのですが、今回はオリジナル作品なので、その要素は自分で作ることになる。そこをどうしていくのか…わあ、これめっちゃ楽しみですね!」と笑う。主演は小宮有紗と加藤玲奈(AKB48)。さらにゆっきー(キャン×キャン)、みなみかわ、未来(カムカムミニキーナ)、佐藤江梨子、羽場裕一ら幅広いキャスト陣。「大先輩である羽場さんや佐藤さんと共演させていただけることがすごく嬉しいです。あと僕、同世代の女性とガッツリお芝居をすることがほとんどなかったので。そこも新鮮だし、刺激をもらえそうです」脚本を読んで「今の子、怖いな…って思いました(笑)。現代の話なので、共感もしてもらいやすいと思います。その中で僕の役は、頭が良くて、ものごとを俯瞰していて他人と深く関わろうとしないイメージ。僕自身とだいぶ違うように見えると思いますが、実はそういう一面もあるので。そこと向き合って役作りしていきたいです」。作・演出の金沢は「やさしい方だと聞いています。ご一緒できるのが楽しみです。『あいのり』に出られていた頃を母が観ていたそうで、『“きんちゃん”だよ!』と大興奮してました(笑)」『体育教師たちの憂鬱』は、赤澤が「格式が高いイメージ。出てみたかった劇場です。嬉しいです」と語る東京・シアタートラムにて、4月3日(金)から19日(日)まで上演。チケット発売中。取材・文:中川實穗
2020年02月07日武井壮(46)が1月5日、DA PUMPのKENZO(34)と海外旅行を楽しんでいたところで車上荒らしにあったと報告した。さらにKENZOは紅白で着用していた衣装も盗まれたという。新年早々、ハプニングに見舞われてしまった2人を心配する声が上がっている。12月31日、自身のInstagramアカウントにフランス行きのチケットをアップし《trip to EU》とつづった武井。エッフェル塔の様子や、《グランメゾン東京観てたからどうしてもフレンチ食べたくてパリに来て良かった》といった投稿とともに料理の写真をアップし満喫ぶりを明かしていた。そして1月2日に武井はKENZOとのツーショットをアップし、《KENZOがシャンゼリゼ通りでほふほふしている件。。楽しいようだ。。》と投稿した。以降は武井のアップした動画にKENZOが参加したり、スペインに移動した後に武井が《バルセロナのグラシア通りはマジで走りやすい登り坂や 将来居を構えるに相応しいかもしれん》《パエリアって大地と海の融合よね》とつづるとKENZOも絵文字をリプライするなど仲良しぶりを見せていた。しかし5日、武井は車の窓ガラスの割れた様子をアップ。そして、こうつづった。《車上荒らしやられたー!!!スーツケースも鞄も洋服も全然盗まれたあー!!!総額とんでもねえ!!!!KENZOもスーツケースと紅白の衣装やられたー!!可哀想!!!被害甚大!!パスポートと財布は無事!!!2人で手ぶらで帰る!!!スペインのいい思い出が濁る!!!》その後、武井は《現地の日本人の子達が助けてくれて警察に届出出せてレンタカーも交換して、保険も効いてなんとか事態は収まったよ!!》とInstagramで報告。しかし、ブーツの写真をアップし《今回の旅でお無くなりになった バレンシアガのブーツ 10回も履けなかった さようなら お幸せに》と悲しみをつづっている。またTwitterで武井は《僕らが被害に遭ったモンセラットも美しい素敵な観光地》《悪いのはそうした不法行為を生業にする犯人だから、地元警察には他の人が被害に遭わないよう検挙して欲しいなあ》と投稿し、《オレの旅について来てくれたKENZOにも不安な思いと盗難被害に遭わせてしまって申し訳無い気持ちだし、ファンの皆さんにご心配をおかけしたことを申し訳なく思ってます。。ごめんねえ。。》と謝罪している。新年の思わぬ幕開けとなった武井とKENZO。ネットでは2人を心配し、気遣う声が上がっている。《怖っ!武井さん!!KENZO君!!大変な事に……。命を取られなくて良かった。心配…気をつけてください》《自国でもショックなのに海外でなんて心細いですよね ひどい》《もっと怒ってもいいと思います…結構価値の高いものが盗られてしまったと思うんですけど、大丈夫でしょうか…ホントに心配です…》また紅白の衣装が盗難されたKENZOについて《紅白の衣装まで盗んだとは許せん 犯人こらしめてやりたいわ》といった怒りの声や、《あの衣装また見たいのもあるし、KENZOさんにとって、紅白の衣装がどれほどのものだったか…》《DA PUMPの紅白の衣装を盗まれるなんて、、もう見れる機会ないのかって思うとちょっと悲しい》と悲しむ声も上がっている。同日、《でも2人とも無事に帰路に着きますので皆さんご安心ください。。またいつかリベンジにくるぜ!!待ってろバルセロナ!!》とツイートしている武井。“百獣の王”が再びその地に降り立つ日は近いかもしれない?
2020年01月05日フリーアナウンサーで女優の八木亜希子(54)が12月24日、線維筋痛症のため休養すると発表された。八木の所属事務所によると、「数日前から原因不明の体調不良が続き、回復の兆しがみられない為、医療機関にて診察を受けたところ、線維筋痛症との診断を受けました」と経緯を説明。さらに「医師からの指示により、しばらくの間全ての仕事をキャンセルし、休養させていただく事になりました」とし、「治療については数日間入院し、その後は通院にて行う予定です」と今後についても報告された。八木が患った線維筋痛症とは、関節や筋肉など全身に激しい痛みが起こる病気とされている。さらに疲労感や頭痛、睡眠障害といった症状から、うつ病を併発するケースもあるという。同日には、毎年恒例番組『明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2019』(フジテレビ系)が深夜に生放送される予定だった。だが八木の休養を受けて、フリーアナウンサーの中野美奈子(40)が代役を務めると発表された。同番組は事前に「不幸だった出来事」を募集し、放送中に明石家さんま(64)と八木が投稿者へ電話をかける。投稿者の「不幸話」が面白ければ合格となり、プレゼントが贈られる。今年で35年目となるさんまと八木のコンビ。その息の合った掛け合いも見どころの一つで、クリスマスイブの“風物詩”となっていた。そのため、Twitterでは八木を心配する声が相次いでいる。《明石家サンタ、今夜放送なのに‥ 残念だ‥ 最近、病気関係の話題が多い様な気がする‥ ゆっくり治して、戻って来て欲しい》《八木亜希子さん…長年続いた明石家サンタが… 残念ですが回復をお祈りしています》いっぽう21日放送のラジオ『八木亜希子 LOVE&MELODY』(ニッポン放送)では、元気な声でクリスマスソングを選曲していた八木。そんな八木にこんな声も上がっている。《明石家サンタに電話出演待ってます!十分に休養してまた元気なお姿見せてください!》《八木さんは無理しないで休んでほしいけど、電話出演してくれるのも期待してしまう。。》
2019年12月24日フリーアナウンサーの八木亜希子(54)が線維筋痛症のため当面の間、休養すると12月24日に発表された。24日は毎年恒例の「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2019」(フジテレビ系)の放送日。放送当日に同番組への出演も中止となり、八木を気遣う声が上がっている。各メディアによると八木は、数日前から原因不明の体調不良が続き医療機関にて診察を受けた。すると全身の筋肉に強い痛みなどが出る線維筋痛症であると判明。しばらくの間、全ての仕事をキャンセルし休養すると決定した。所属事務所は「治療については数日間入院し、その後は通院にて行う予定です」とコメントしているという。00年3月にフジテレビを退社し、フリーアナウンサーに転身した八木。以降はアナウンス業のみならず、女優としてテレビCMやドラマ、映画にも出演。幅広い分野で活躍している。その最中での休止に、ネットでは気遣う声が上がっている。《「死に至る病ではないが死にたくなる程の痛み」と聞いた事あります。とてもお辛いと思いますが、一日も早く良くなります様に祈ります》《これまでもある程度の期間、痛みに耐えつつお仕事をされてきたのではないか。ゆっくり休んで、回復してほしい》さらに線維筋痛症について《まだ日本では医師にさえ認知度が低いし、保険もききません》《著名人が公表することで周りの人にこの病気を理解してほしい》といった声も上がっている。また「明石家サンタ」には恒例のやりとりがある。94年の放送時、「八木さんのファンです」とハガキに書いて投稿した男子高校生がいた。当時のさんまが「どういうところがいいの?」と訊ねたところ、高校生は「いや、別に……」とそっけない態度で返答。スタジオが大爆笑となったことで、以降も様々な投稿者がこのやり取りを真似してきた。そのためネットでは《恒例のくだりが見れないのは甚だ残念》《恒例の『別に』が聞けると思ってたのに》《このやり取り見れんのかあ》と惜しむ声が。いっぽうで「明石家サンタ」の出演休止を「残念」としながらも、八木を労る声が上がっている。《2人の司会と掛け合いはとても面白く、楽しみにしていたので残念ですが、この病気は難病と聞くし、治療に専念して完治を目指してほしいです》《明石家サンタ、八木さんの聖母のような、そしてはしゃぐさんまさんを優しくフォロー時には厳しくな感じの名コンビ、今年は見れないのか、八木さんお大事に》《明石家サンタを待ちわびていたので、突然の告知にショックです。でも、治療に専念してたっぷり休養して…元気になってください!応援してます!》
2019年12月24日KARAの元メンバーで歌手のク・ハラさんが亡くなったことを受け、タレントの武井壮が25日、ツイッターで悲痛な思いをつづった。24日夜、ハラさんの訃報が韓国メディアによって一斉に報じられた。同日にソウル市内の自宅で遺体が見つかったという。武井といえばKARAのファンとして知られ、過去にはツイッターで「KARAのJUMPINのMV最強!!」「でもKARAのLUPINが1番好きなPVだな。。」「身体がバキバキすぎて、KARAのハラとスンヨン連れて火鍋でも食べに行きたい気分。。」などと投稿。ハラさんと日本の芸能事務所・尾木プロダクションの契約が発表された際には、「ハラちゃんがんばれ」とメッセージを送っていた。訃報を受け、「ハラちゃん。。悲しすぎるよ。。」とショックを隠せない様子の武井。「ルパンの頃に戻ってもう一度やり直せたら何か変わるんだろうか。。」と思いを馳せ、「どうか安らかに。。」と追悼している。
2019年11月25日映画『宮本から君へ』(公開中)の公開記念舞台あいさつが28日、都内で行われ、池松壮亮、蒼井優、一ノ瀬ワタル、真利子哲也監督、原作の新井英樹、宮本浩次が出席した。公開2日目となったこの日は、主演の池松壮亮らが登壇して舞台あいさつ。池松は「こんなに作品で"俺"って主語を使った作品はありませんでした。このご時世、"俺"って使う人は宮本浩次さんかローランドさんしかいませんから」と笑いを誘った。蒼井は「初めて週休6日で撮影したいなと思いました。基本的に馬車馬のように働いた方がノリやすく、パンチドランカー的に撮影が進んだ方が好きなタイプなんですけど、今回は3日目で体力や気力を使った感覚があり、ペース配分を間違えたと思いました」とハードな撮影に苦労したようだが、「スタッフさんやキャストの皆さんに助けられ、鼓舞して最後までやりました」と周囲の人々に感謝した。舞台あいさつ後半には主題歌「Do you remember?」を手掛けた宮本浩次も登壇し、キャスト陣らにバラの花束を贈呈して「本当に感動しました。何気なく心を揺さぶるシーンが随所に散りばめられていて本当に素晴らしい映画でした」と絶賛。すると池松は「今日まで2年半、宮本と対峙していましたが、すごく手強い人で、ずっと今日の今日まで宮本に試されているような気分でした。昨日、撮影以来台本を開くと面白いことが書いてあって、池松壮亮や宮本の人生なんてどうでもいいと、突っ切った先に振り向いたら宮本が浮かび上がればいいと思いました」と苦闘した自分を振り返り、涙ぐんだ。新井英樹の同名漫画を真利子哲也監督が実写映画化した本作。人生負けっぱなしの男・宮本(池松壮亮)が愛する靖子(蒼井優)の笑顔を取り戻すため、一世一代の勝負に挑む姿を感動的に描き出す。
2019年09月29日三谷幸喜が作・演出を手掛け、柿澤勇人が主演を務める舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が東京・世田谷パブリックシアターにて上演中。その開幕に先駆けフォトコール(マスコミ向け写真撮影会)と囲み取材が行われた。【チケット情報はこちら】本作は、シャーロック・ホームズファンである三谷が「シャーロック・ホームズは如何にして、偉大なる名探偵になったのか?」をテーマに書き下ろした新作。若きホームズとワトソンが、小説シリーズ最初の作品『緋色の研究』で描かれた最初の事件に遭遇するまでの数カ月間を描く。囲み取材にはホームズ役の柿澤、ワトスン役の佐藤二朗、依頼人ヴァイオレット役の広瀬アリス、そして三谷が出席。三谷は「ホームズは子供の頃から大好きだったので、いつか自分のカタチで新しいホームズができないかなと思っていました」と肝いりの作品であることを明かし、「ホームズにも当然若い時代があったわけで。描かれてない、まだ未熟な彼はどんな人だったんだろうと思ったとき、柿澤さんの芝居を観て“あ、ここにホームズがいた”と思いました」と語る。それを受けて柿澤は「稽古最終日にそのような言葉をかけていただいて。泣きそうでした」と笑顔を見せる。三谷とは初タッグとなる3人。佐藤が「三谷さんは憧れに近い存在。でも憧れと言っていても誰のためにもなりませんので、この期間は忘れて“幸喜ちゃん”と呼んでいます」と話すと、三谷は「柿澤さんも廣瀬さんもすごく一生懸命。でも二朗さんがちょっと僕にはめんどくさい」と仕返し(?)し、取材陣を笑わせる。広瀬が「稽古場での三谷さんは母のよう。やさしく見守ってくださって、やさしくいろいろおっしゃってくださる。“そこで変顔して”とか」と話すと、三谷は「彼女は言えばなんでもやってくれるんです。素敵なおもちゃをいただいたみたい」と絶賛した。最後に柿澤が「皆さんご存知のシャーロック・ホームズが誕生する瞬間が見られると思います。ホームズを知らない方でも楽しめます!」と話した。フォトコールでは冒頭15分を公開。三谷が「最高のホームズ」と語った柿澤は、小説のホームズの片鱗も見せつつも子供のような言動が愛らしい。ホームズが甘え放題わがまま放題の同居相手ワトスンは父親のようで、既に名コンビの香りが漂う。そこに依頼に訪れるヴァイオレットは癖が強く、さてどんな展開に…というところでフォトコールは終了した。公演9月29日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演後、10月3日(木)から6日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、10月12日(土)13日(日)に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホールを巡演。9月7日(土)12:00~立見席・見切れS席をチケットぴあにて販売。取材・文:中川實穂
2019年09月02日