俳優の中村倫也が、検索数が急上昇した人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2018」の俳優部門賞を受賞し5日、都内で行われた発表会に出席した。トロフィーを受け取った中村は、「ついさっきまでピンと来てなかったんですけど、この重さはワンクリックの結集なんですね」と重みを実感。「すごいですね。ありがたいです」と感謝した。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の正人役で注目を集めた中村。MCの今田耕司から「鈴愛をあんな振り方したらダメ」と言われると、「現場でも芽郁ちゃんとずっと『付き合っちゃえばいいのにね』って」とヒロインを演じた永野芽郁との会話を明かした。また、朝ドラの反響について「すさまじかったです。道を歩いてたら70、80代のおじいちゃんが『朝出てるね』って」とエピソードを交えて語った。ドラマに映画に引っ張りだこの中村のストレス発散法は、無心になってうさぎの動画を見ることだそう。「動物全部好きなんですけど、気がつくと夜中3時くらいになっているときがあります」と説明。「飼いたいんですけどね」と言い、「今、ハムスター2匹と古代魚を飼っています」と明かした。さらに、今田が「モテるでしょ?」と女性関係に切りこむと、「鈍感なのかもしれないですけど、わからないですね」と笑う中村。好きな女性のタイプについて「もうすぐ32歳になるんですよ。なので、わかんなくなってきました。何かあったんでしょうけど、僕のこと好きでいてくれたらいいやって思ってきました」と変化を明かすと、今田が「何があったんや!」とツッコんだ。「Yahoo!検索大賞2018」は、「Yahoo!検索」のデータをもとに、前年に比べて検索数が急上昇した人物や作品などに贈られるもの。集計期間は2018年1月1日から11月1日まで。
2018年12月05日11月25日放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」に俳優の中村倫也がゲストとして登場、親交の深い芸能人がVTRで中村さんの魅力を語ったり、高尾山へロケに繰り出すなど、ドラマや映画とは違う中村さんの姿が見られた本番組に大きな反響が寄せられている。番組では中村さんと親交のある芸能人がVTR出演、中村さんの魅力について語った。舞台で共演した小池栄子は「今、売れてることにビクビクしてるんじゃないか」と中村さんの現在の心境を分析、さらに「悪い女がつかないように(中村さんには)旬にならないでくすぶってて欲しい」とコメント。これに対しSNS上には「中村倫也の古参みたいなこと言ってて最高か」「普段悶々と思っていることを小池栄子がズバッと言ってくれて、ちょっとすっきりした」「ありがとう!小池栄子!これからも頼む」など共感したファンからの投稿が続々上がっていく。その後VTR出演した宮川大輔は中村さんの“変顔画像”をみせながら「クレイジーだから振り切れる」とその性格を分析、しかし中村さんは「大輔さんも変わってる。一緒にカラオケに行って尾崎豊を歌ってたらいきなりキスされた」と“反論”。視聴者からは「私も尾崎豊を歌ってる中村倫也にキスしたい」「私もキスしたい」などの声が上がる。さらに番組の後半では高尾山へロケに。パワースポットと呼ばれるたこ杉の脇にある“ひっぱり蛸”に「億万長者になれますように」とお願いし、煩悩をはらう男坂を上がる際には、自らの煩悩について「最近セリフ覚えるのに時間がかかるから、セリフの少ない役が来ないかな」と語ったり、「絶対大吉ですよ」と言いながらおみくじをひいて凶が出ると“ぼそっ”と「クーリングオフできるのかな」とつぶやく中村さん。その独特のテンポ感や言葉のチョイスのセンスに「癒されるな~」「声のトーンがまた落ち着く」などの感想が多数。今回の番組で“素”の中村さんを知った視聴者からは「こんな物腰柔らかな人なのね」「思ってたキャラと違う。...んーなんかいい!!」などの感想がツイートされているほか「中村くんの素っ気ない感じ好き(笑)」「倫也さんってほんとユーモアあって好き」などの声も多数。「一人ロケでこのトーク力はすごい!」「バラエティーもいける気がする」など、そのキャラクター性が俳優以外でも活きるのではないかという意見も寄せられていた。俳優として今年に入り大ブレイクした中村さんだが、本番組などのバラエティー出演をきっかけにさらに活躍の場が広がりそうな予感だ。(笠緒)
2018年11月25日現在放送中のドラマ「今日から俺は!!」にて、すでに“メインゲスト”として出演が決定していた俳優・中村倫也の役柄がついに発表された。西森博之のヤンキーギャグ漫画を実写化した本作は、主演の賀来賢人が“金髪パーマ”三橋貴志役を熱演するほか、伊藤健太郎、清野菜名、橋本環奈ら人気若手俳優、さらにムロツヨシや佐藤二朗ら本作の脚本・演出を手掛ける福田雄一作品お馴染みの俳優が出演。若手キャストが繰り広げる、もはや顔芸とも言える変顔、ムロさんの金曜日とのギャップなどなど、様々な方面で話題を呼んでいる。注目の若手だけでなく、本作には超豪華な“メインゲスト”や“スペシャルゲスト”も登場。第1話では小栗旬、第3話では柳楽優弥が登場し大いに盛り上がりを見せていたが、今回“メインゲスト”として出演のみが発表されていた中村さんの役柄が判明。その役柄は、“東京のワル”紅野。出演発表時、「今回は、洗練されたファッションに身を包み、三橋と伊藤をひたすらイラつかせるシティ派の不良という役」と中村さん自身が説明していた紅野。原作でも人気の高い、千葉VS東京が繰り広げられる「VS東京もん編」に登場し、ユタカ(平埜生成)、ゴロー(池田純矢)と共に、ここまで無敗無敵の三橋(賀来さん)&伊藤(伊藤さん)に初黒星をつける…!?「頑張ってチャラついた男を演じました。あ、久しぶりにアクションも頑張りました」と明かしていた中村さん。今回到着した写真では、飛び蹴りをしているようなカットも!頑張ったというアクションにもぜひ注目したい。さらに、“スペシャルゲスト”ではあの人が、世代にはたまらない、あの恰好で登場するという。「今日から俺は!!」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年11月04日俳優の中村倫也が、11日より全国で放送される日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」の新テレビCM「Simejiってご存知?」編で、初のママ役に挑戦している(一部地域を除く)。新CMでは、中村が、「Simeji」を使いこなすイケてるママ役に挑戦。カラフルなワンピースで子供と登場した“Simejiママ”が、「何にもしていないキーボードって、すっぴん晒すのと同じじゃない?」とママ友に対してドヤ顔で言い放つ。また、同日に「Simeji」の機能を紹介する全7種のWEB動画も公開。中村演じるイケてるママの名言で機能を説明する動画や、顔文字を自身の顔で表現する動画など、Simejiの魅力を“Simejiママ”節全開で紹介している。撮影は9月某日に実施。中村は、現場に入ると早速子供役の女の子に「ママです」と声をかけ、撮影開始前からすっかりママに。撮影中の話し方や歩き方など細部までママらしさにこだわっていたという。なお、衣装やアクセサリーなど、随所にSimeji(シメジ)をあしらわれている。
2018年10月11日俳優の中村倫也が高校教師役で出演するニキビ治療啓発動画『ニキビも、悩みも、小さなうちに。』が14日、WEB限定で公開された。この動画では、おでこにできたニキビに悩み自信が持てない女子高生と先生との甘酸っぱいやり取りが繰り広げられる。高校教師役は中村倫也、女子高生役は西本まりん。CMの楽曲は、曽我部瑚夏による女子高生の心情を歌詞にしたオリジナルソングとなっている。また、動画公開に合わせて、撮影の裏側をおさめたメイキング動画や、独占インタビュー動画もWEB限定で公開された。中村は動画の見どころについて「今回の作品は、女子生徒の乙女心に尽きるんじゃないですかね。彼女のニキビに悩みつつ、恋をしてるのかしてないのかは分かんないですけど、なんかそういうちょっとした青春な感じが、この高校の撮影を通じて、“ヒシヒシ”と感じています」とコメント。高校生時代、特に印象に残っている出来事を聞かれると「もっぱら勉強の虫だったので、優等生で来ていたので。まぁ、嘘なんですけど(笑)」とふざけてから、「文化祭とか楽しかったですね。出し物を考えて、クラスTシャツとか作ったり。体育祭とかイベント事は一致団結じゃないですけど、印象に残っていますね。キラキラしていたな、と思いますね。思い返すと。あとは…もっぱら、恋ですね」と語った。そして、ニキビに悩んでいる人に向けて「この作品を通じて、ニキビをどういう風に処置したらいいのかを学べると思いますので、是非参考にしていただいて、素敵な人生を歩んでいただければと思います。やっぱりニキビ1つでちょっと人の目が気になってしまったり1日ハッピーじゃなくなったりする素敵な乙女心をお持ちの方も多いと思いますのでぜひ適切な処置を施してやってください」とメッセージを送った。
2018年09月14日先日、無事クランクアップが伝えられたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」に、癒し系の“マシュマロ男子”として話題となった“マアくん”こと中村倫也が再登場することが判明。中村さんからコメントが到着した。◆“鈴愛”永野芽郁、娘にフィギュアスケートをやらせたい!9月3日(第133回)から始まる第23週以降、舞台が再び東京に移る本作。現在放送中の第22週「何とかしたい!」では、ヒロイン・鈴愛(永野芽郁)が娘の“かんちゃん”こと花野(山崎莉里那)にフィギュアスケートをやらせてあげたいという思いから、再上京を決意する展開に。鈴愛は個性豊かな人々に刺激を受け、モノづくりという新たなステージに進んでいく。そして、再上京を果たした鈴愛は、18歳のときにふられたマアくんこと朝井正人(中村さん)と再会を果たすことに!◆中村倫也、「律と鈴愛に何をもたらすのか。ご期待ください」6月7日(第58回)放送以来の登場となる中村さんは、「しばらく会ってなかった友人と話すと、『大人になったなあ~』と感心することと、『相変わらずだなコイツ』と妙に安心してしまうこと、あると思います。朝井正人、再登場、39歳。すずめちゃんとの初恋を経て、彼は何を学んだのか。そして20年を経て、彼はどんな大人になったのか。律と鈴愛に何をもたらすのか。ご期待ください」と気になるコメント。また、制作統括・勝田夏子氏は「アラフォーになってよりスマートに、より癒し系に、よりつかみどころなく?……かどうかはわかりませんが、とにかくオトナになって、鈴愛、律とからんでいきます」と明かしており、青春時代に“いろいろあった”3人が再会して、改めてどんな関係を育んでいくのか、楽しみな展開が待ち受けていそうだ。◆第22週「何とかしたい!」あらすじ花野が自分のお小遣いに手をつけていないことを知った鈴愛。本人に事情を聞くと、お金をためてフィギュアスケートを習いたいのだと打ち明ける。やりたいことを初めて口にした花野の思いに応えてやりたい鈴愛は、なんとかできないかと律(佐藤健)に相談するが、スケートをやらせるためには、名古屋のスケートリンクまで通わなければいけないことがわかる。一方で、名古屋でアパートを借りるほどの経済力もない鈴愛は、どうすれば花野にスケートをさせてやれるか頭を悩ませる。そんな中、“ヒットエンドラン”という会社を経営する津曲(有田哲平)から連絡があり、以前鈴愛から預かった岐阜犬のアイデアが、大手のおもちゃメーカーに採用されたので会いたいという。後日、岐阜までやってきた津曲は、岐阜犬の権利を買い取りたいと鈴愛に契約額を提示。すると鈴愛は、代わりに雇ってほしいと言い出し…。連続テレビ小説「半分、青い。」はNHK総合にて月~土曜午前8時~8時15分、午後0時45分~1時のほか放送中。(text:cinemacafe.net)
2018年08月28日演じていることを感じさせない、自然体な表情に惹き込まれる。一見“ゆるふわ”な、中村倫也さんの素顔を追いかけました。中村倫也さんは、ふんわりとした穏やかな空気を纏ってふらりとスタジオに現れた。その立ち居振る舞いには気取りがなく余裕すら感じさせながら、W杯の話題を楽しげに語る姿にはやんちゃさものぞかせる。――俳優という道を選択された時、世間をザワつかせるような存在にとか、職人的な堅実な方向にとか、何か目指した形はありました?中村:両方ありましたよ。でも、当時、僕への需要がなかったんで、自分はしっかり下積みをやらなきゃいけないタイプなんだなって気づかされました。僕らの世代には、『ごくせん』とか『花ざかりの君たちへ』とか、若手の登竜門的作品がありましたが、かすりもしなかった。23~24歳の頃、河原雅彦さんと飲んでいた時に「キャスティングに倫也の名前を出しても、動員がないから通らないって言われるから、早く売れて」って言われたんです。やりたいことをやりたい人とやるには、ある程度の影響力が必要だと自覚した出来事でした。それで、そこからはちゃんと二兎を追おうと。20代の初め頃から、舞台では難しい役を振られることも多く、メインを張らせていただいたこともありますが、世間に広く知ってもらうためにはテレビドラマにも出ていかなくちゃと思ったんです。いまは、演技派俳優みたいに言っていただけるようになりましたが、それも一過性なんだろうなと思ってるところがある。そういう脳みそなんです。――評価されて、浮かれるみたいなことはないんでしょうか?中村:最近はもうないです。若い頃は、謎の野心と自信がありましたけど、いろんな通過儀礼でへし折られましたんで。大事なのはそこから何を積み重ねていくかだと思うんですけれど、その都度、向き合うべきことをやってきたら、たまたまいろんな人に面白がってもらえて、こんな感じになりました(笑)。僕は自分の成功体験をあてにしないというか…やったことのないことをやって、そこでいっぱい失敗したいんです。――失敗は、恐れない?中村:死にはしないですから。次の仕事で5倍取り返せばいいだけで。どんな経験も、それが傷になるか糧になるかは本人次第な気がするんです。自分自身が地面にしっかり根を張って立って、関わり合ってきた人としっかりコネクトしていれば、屋根を設えてもらえたりもするわけで。――ドラマ『半分、青い。』『崖っぷちホテル!』、映画『孤狼の血』と、近作だけでも役の幅が広いですが、これまでの仕事で、「この役が自分に来るなんて」と思った役はありましたか?中村:たいがいは驚かないんですが、『孤狼の血』は驚きました。まず、自分が演っている画が浮かばなかったです。白石(和彌)監督のなかで、いけるっていう目処が立っていたんだとは思いますが、見た目もこんなツルンとしていますし、人を殴ったこともないし、こんなペースでしゃべりますし、ヘラヘラしてますし…。――中村さんの場合、どんな役を演じていても、現実と地続きのリアルな手触りを感じます。中村:作品によっても、役柄によっても求められているものは違いますからね。なかには腕力で持っていかなきゃいけない時もあるし、共演者とのバランスを見て調整して。中村倫也が頑張っている、というのは絶対にバレちゃいけないとは思っています。――月並みですけれど、転機になった作品というと…?中村:よく聞かれるんですけれど、無数にあるんで本当に困るんです。やってない作品を出そうかな?(笑)――(笑)。では、こういう作品、こういう役のオファーを待ってます、というものはありますか?中村:いろいろやってきたなかで、恋愛ものは楽しいなと思います。恋愛すると、ちゃんとダサくなれるんですよね。ダセー奴って楽しいんです。感情移入しやすいし。――憧れのシチュエーションは?中村:(ドヤ顔の笑顔で)美女11人とのシェアハウス、でしょ。――オファー来たらどうします?中村:もしやったら、誰にも観られたくないです。ただ鼻の下を伸ばしているだけになりそうで…。――では、憧れる恋愛シチュエーションも伺っていいですか?中村:安心と安全の…『D-room』のような恋愛ですよ。…ってもう逃がしてよ。恥ずかしいんだから(笑)。――では、お仕事のない時はどんなことをされていますか?中村:…教えずにいたら、みなさんに気になってもらえますかね?――…では趣味とか?中村:あったら目をキラキラさせてしゃべってると思います。普通なんで内緒ぶってるだけなんです。八百屋行って、肉屋行って、家に帰って、台本を読んで寝る。ほんと普通なんです。芝居以外、何もないんですよ。なかむら・ともや1986年生まれ。東京都出身。俳優。’05年、映画『七人の弔』でデビュー。10月26日公開の映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』や『美人が婚活してみたら』(’19年公開)などの出演作が控える。シャツジャケット¥32,000(カベル/HEMT PRTEL:03・6721・0882)シャツ¥6,480中に着たTシャツ¥7,560(共にブラケットTEL:03・6416・8079)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年8月8日号より。写真・尾身沙紀(io)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・松田 陵(Y’s C) インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年08月05日俳優・中村倫也(31)が1日、ブログを更新。自身初の著書「中村倫也 最初の本『童詩(わらべうた)』」発売当日に、書籍化について「物創りの身としてこの上ない幸せです」と心境を明かした。「童詩」と題した投稿で、「記念すべき〝最初の本〟発売日。」と書き出し、「いくつになっても童心を忘れず、楽しみながら詩を歌いたい。それをみんなに届け、手渡し、記憶の中で旋律が続くように、歌い継がれるように。心踊る瞬間に出会えるように。そんな人間に、役者に、僕はなりたい」と、タイトル『童詩』に込めた思いに言及。「この造語はただのタイトルではなく、生き様の宣言になるような言葉を選んでつけました。僕らしく、一筋縄ではいかない、めんどくさいタイトル、心底気に入っております。笑」と明かした。同書は、雑誌『プラスアクト』が約5年にわたり追いかけてきた軌跡を1冊の本にまとめたもの。「なんだかんだと、あれよあれよと言う間に5年も続き、まさか一冊の作品群になるとは。しかも沢山の方々に手にとっていただけるとは。物創りの身としてこの上ない幸せです」と書籍化を喜び、「しかもまあ~ずっしりと重量級な本を。笑 完成した本を持って、マネージャーが『百科事典』と呼んでいました。なるほど、この分厚さに15万字という文字数を見れば、確かに中村倫也の解体新書なのかもしれません」とコメントした。さらに、「なにはともあれ一歩も外に出たくなくなるような連日の猛暑に、家でゆっくりとそうめんでもすすりながらヒラリハラリとページをめくってください。きっと色んな旅ができるはず」とファンに呼びかけ、「この作品が、少しでも皆さんの人生の栄養になり、童のような気持ちで明日を迎えられたら、僕は幸せです。じゃ、シーユー。」と締めくくった。
2018年08月02日シネマカフェが中村倫也を“ネクストブレイク男子”の1人に選んだのは、2016年初頭のこと。大ヒットドラマ「下町ロケット」を経て「お義父さんと呼ばせて」にレギュラー出演、主演映画『星ガ丘ワンダーランド』も控えていたことから、「次に来る“塩顔系”の若手演技派」として紹介した。そして2018年5月、いまや最新映画、NHK連続テレビ小説、民放連続ドラマ、世界Hulu配信ドラマと4本の作品に出演!その観る者を翻弄する役ヘのなりきりぶりで“カメレオン俳優”の名をほしいままにし、その都度、SNSを沸かせている。そんな中村さんの現在、目にすることができる“4つの顔”に迫った。■スカウトでデビューし、舞台で演技力が開花1986年12月24日生まれ、東京都出身の中村さん。高校1年のとき、松坂桃李、菅田将暉などを要する所属事務所にスカウトされ、養成所で演技を学び、ダンカンが監督・脚本を務めた2005年の映画『七人の弔』でデビュー。同年の村川絵梨がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「風のハルカ」にも出演した。吉高由里子、賀来賢人ら生徒役が超豪華な「太陽と海の教室」(2008年)では岡田将生をパシリ扱いする御曹司役を務め、大河ドラマ「天地人」(2009年)は終盤で豊臣秀頼役を演じるなど、ドラマのゲスト出演を数多くこなしていたが、主戦場は舞台だった。やがて、2012年にブロードウェイミュージカルの日本版「RENT」で主要キャストに抜擢され、芸能生活10周年の2014年に初座長を務めた「ヒストリーボーイズ」で「第22回読売演劇大賞」優秀男優賞を受賞したあたりから、ジワジワと注目を集め始める。是枝裕和監督の『そして父になる』(2013)、映画版『海月姫』(2014)、大河ドラマ「軍師官兵衛」などに出演。2015年は『マエストロ!』『ピース オブ ケイク』ほか出演映画が5本も公開され、舞台版「ライチ☆光クラブ」では、映画で古川雄輝が演じた“絶対君主”ゼラを演じ切った。ふり返れば、確かに2016年はターニングポイントの1つだったかもしれない。「お義父さんと呼ばせて」では渡部篤郎の息子で蓮仏美沙子の兄・葉理男を演じたが、彼には“女装”というヒミツの趣味があることが発覚。中村さんの女装姿は反響を呼び、ドラマ最終回を前に中村さん自身も葉理男ならぬ“ハリコ”の画像を投下するほど。さらに、「闇金ウシジマくん Season3」“洗脳くん編”での怪演ぶりも大きな話題となった。■昨年は映画5本&ドラマ8本をこなし、今年は「ホリデイラブ」が話題に2017年は、ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門で正式上映された『愚行録』や、『3月のライオン』『笑う招き猫』『あさひなぐ』『先生!、、、好きになってもいいですか?』と5作の映画に出演。ドラマでは、「スーパーサラリーマン左江内氏」でムロツヨシ、「新宿セブン」で上田竜也(KAT-TUN)の“バディ”として印象を残し、「伊藤くん A to E」では夏帆に思いを寄せる脚本家“クズケン”を好演した。そうかと思えば、この3月まで放送されていた、あの「ホリデイラブ」だ!中村さん演じる妻に浮気をされた“サレ夫”・井筒渡が相手に反論の余地も与えないほど一方的にまくしたて、キレまくる、ドS男子どころではない鬼畜ぶり。その独壇場は“渡劇場”と称され、「わたるん」というカワイすぎる(?)呼び名も定着し、何度もトレンド入り。浮気をした妻(松本まりか)もかなりしたたかだったので、どっちもどっちな夫婦ではあったが、同クールに登場した「きみが心に棲みついた」の向井理や「トドメの接吻」の新田真剣佑と並んで“狂気的男子”とも呼ばれた。そんな中村さんがいま、「わたるん」とはとても同一人物には思えないほどの振り幅で、さまざまなキャラの男子を演じ分けている。■ゆるふわなモテ男子・朝井正人連続テレビ小説「半分、青い。」自ら「マシュマロ男子」と呼ぶ、ゆ~るくて、ふわふわした雰囲気のモテキャラを演じているのが、「半分、青い。」。現在、舞台は東京に移り、少女漫画家・秋風羽織(豊川悦司)に弟子入りしたヒロイン・鈴愛(永野芽)と大学生になった幼なじみ・律(佐藤健)はそれぞれ新生活がスタートしたが、5月12日(土)放送回に愛猫とともに初登場して以来、ちょっとした事件となっているのが、中村さんが演じる“マアくん”こと朝井正人の存在。律の大学の同級生で、アパートの隣人。複数の女性にモテながらも「別れ際はよく切れるナイフでスパッと。これ鉄則」とちょっぴり残酷なところも見せつつ、北海道訛りを隠すために“一文節ずつしか喋らない”という奇特キャラ。しかも、律とは因縁めいた過去があり、すっかり意気投合。「毎日かわいいマアくんが見られるなんてしあわせ」という声が聞こえる中、律とともに弓道部に入ったため、胴着姿も披露する。今週の予告映像には「鈴愛ちゃんの彼氏の正人」と自己紹介するシーンがあり、目が離せない展開が待ち受けていそうだ。■職人ツンデレ男子・江口竜二ドラマ「崖っぷちホテル!」また、4月からスタートした日本テレビ系日曜ドラマ「崖っぷちホテル!」では、“ホテル界の風雲児”・宇海直哉(岩田剛典)が立て直そうとする、崖っぷち老舗ホテルの競艇狂いの総料理長・江口を務めている。だが、宇海が下した早速の人事異動で総料理長を降格させられ、代わって新人パティシエのハル(浜辺美波)が務めることに!本作では、朝ドラのゆるふわな“マアくん”正人とは、テンションが真逆ともいえる。普段は競艇新聞ばかり見ており、底抜けに明るく天然なハルのツッコミ係だ。とはいえ、料理のこととなれば真剣そのもので、たとえ総料理長ではなくとも「料理ができればいい」「(お客に)おいしいと言ってもらいたい」という職人魂が、江口から透けて見えるようになってきた。最初は宇海を快く思っていない様子だったが、謎多き宇海の懐に入り込めるのは、もしかしたら江口だけかも。チームワークの良さが番組公式SNSからも伝わってくるが、ハルとの名(迷)コンビの行方と宇海の“荒療治”に興味は尽きない。後3時間#中村倫也 #クシャ感 #たまらないです #崖っぷちホテル #崖ホテ【公式】崖っぷちホテル!さん(@gakehote_ntv)がシェアした投稿 - 2018年 5月月13日午前3時36分PDT■ギラつく“狂犬”男子・永川恭二映画『孤狼の血』そんな中、役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介など豪華キャストが集結し、2018年の映画界を代表する“事件”となりそうな『孤狼の血』(白石和彌監督)にも中村さんは出演している。<警察小説×『仁義なき戦い』>と評された柚月裕子の原作を映画化した本作は、近ごろの日本映画ではあまり見られない熱さとバイオレンス描写が話題となっており、週末興行ランキングでは初登場3位と好スタート。中村さんが演じるのは、尾谷組の一之瀬(江口さん)の元で働く若きヤクザ・永川恭二。白石監督が言うように、まさに「狂犬」そのものの血の気の多い若者で、刑事の大上(役所さん)に対しても、敵対する組員たちにもにらみを効かせ、ついにはある行動を起こす重要なキャラクターの1人だ。ちなみに、単なる偶然…ではないと思うが、本作のキャッチコピー「血湧き肉躍る」が「半分、青い。」のナレーションで言及されていたこともあった。■キレ者(?)刑事男子・柴田達也「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」そして、上記の3作とも、「左江内氏」の腰巾着お巡りさんとも異なる、段違いにしっかりとしたキャラクターなのが本作。警視庁捜査一課の柴田巡査部長を演じており、礼紋警部(滝藤賢一)が何かと警察部外者のシャーロック(竹内結子)を頼りにするのが面白くない。BBC版「シャーロック」でいえば、ロンドン警視庁のサリーや鑑識のアンダーソンのような立場ではあるが、日本オリジナルのキャラクターとなっている。「カットがかかっても永遠にアドリブで続けられる」と滝藤さんがコメントするように、この2人のコンビや、シャーロックと和都(貫地谷しほり)も加わった4人の会話シーンは、奇怪な事件を扱いながらもコミカルで見逃せない。本作は、Hulu×HBO Asia共同製作であり、世界19か国で配信されることにも注目だ。なお、WEBショートムービー「言えなかった男篇」(AGC旭硝子)では、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八監督と初タッグで、ミュージカルで培った圧巻の歌声とパフォーマンスを披露している。その歌声や身のこなしの素晴らしさは、映画やドラマで引っ張りだことなっても、舞台俳優・中村倫也の魅力を改めて思い起こさせてくれる。今後は秋公開の『オズランド笑顔の魔法おしえます。』、2019年公開の『美人が婚活してみたら』なども控えている中村さん。朝の顔となって、さらなる層にファンを広げた後はどんな“男子”を演じてくれるのだろうか?(text:Reiko Uehara)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年05月17日●エーススタッフのバラエティが日テレを包囲『ザ!鉄腕!DASH!!』を擁し、視聴率トップを独走する日本テレビ打倒を掲げ、各局がエース級のスタッフと大物タレントで相次ぎ新番組を投入した。2016年秋に勃発したこの"日7戦争"を、数多くのコラムや著書でテレビバラエティを分析してきた、てれびのスキマ氏はどう見ているのか――。○ついにゴールデン進出のテレ朝、狂っていたTBS「ストレートに見たい人は日テレ見りゃいいんですよ、敵わないもん、映像で」古舘伊知郎は、フジテレビでそう堂々と言い放った。11月6日に始まった新番組『フルタチさん』での一幕だ。この『フルタチさん』の開始で、いよいよ"日7戦争"が本格的に開戦した。日曜夜7時といえば圧倒的に日本テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』が強い時間帯だ。TOKIOがさまざまなことに挑戦するこの番組は、古舘の言うとおり、映像の説得力が絶大だ。その後の時間帯に控える『世界の果てまでイッテQ!』と併せ、他局を圧倒する高視聴率を出し続けている。そんな日曜7時が、この秋の改編で大きく注目されるようになった。テレビ朝日では『日曜もアメトーーク!』がスタート。その名の通り、これまで局を代表する人気番組にもかかわらず、木曜深夜にとどまり続けていた『アメトーーク!』が、ついに日曜ゴールデンタイムに進出したのだ。しかも、木曜深夜を残したまま。演出はもちろん、テレ朝バラエティ班のエース・加地倫三である。このところ"狂った"ような編成をしているTBSは、やはり狂っていた。なんとあの伝説の下世話番組『クイズ☆タレント名鑑』を、『クイズ☆スター名鑑』とタイトルを変え復活させたのだ。熱いファンに支持されていた番組とはいえ、当時も決して視聴率を取れる番組とは言い難かった番組。無謀ともいえる挑戦の演出はやはりTBSのエース・藤井健太郎だ。テレビ東京は、引き続き伊藤隆行プロデューサーによる『モヤモヤさまぁ~ず2』。この10月から、アシスタントを狩野恵里アナウンサーから、3代目の福田典子アナウンサーに変更したことで話題になった。このように、各局のエーススタッフによるお笑いバラエティが日テレを包囲したのだ。かつてないほど人気番組がひしめき合うこととなった。それにフジテレビの『フルタチさん』が加わった。なお、NHK総合では『NHKニュース7』『ダーウィンが来た!』という盤石の流れ。Eテレでは「感動ポルノ」批判などで大きな話題となった『バリバラ』が放送されている。○初回から日テレの牙城は崩せず"日7戦争"の火ぶたが切られたのは、『スター名鑑』と『アメトーーク』が初回スペシャルを組み、『モヤさま』もスペシャルで狩野アナの卒業と、新アシスタントの発表をした10月16日だった。迎え撃つ日テレも『鉄腕!DASH!!』と『イッテQ』のコラボレーション企画という、これ以上ない強力な企画で対抗。結果、視聴率は『DASH×イッテQ』が20.5%で圧勝。『日曜もアメトーーク!』は9.3%、『クイズ☆スター名鑑』は5.1%、『モヤさま』は6.8%にとどまった。そして『フルタチさん』が始まった11月6日は、城島茂と山口達也がサメ退治を学びに宮古島に行った『鉄腕DASH』が19.4%で揺るがず、「マイナー部活芸人」の『アメトーーク!』(8.0%)、伝統の「北」シリーズ「北赤羽」の『モヤさま』(7.1%)、『スター名鑑』を休止して放送された『ピラミッド・ダービー』スペシャル(7.6%)を寄せ付けなかった。新番組『フルタチさん』も8.2%で、日テレ、NHKに次ぐ3位と健闘したものの、日テレの牙城を崩すことはできなかった。●異質に映る『フルタチさん』○腹をくくる古舘伊知郎『フルタチさん』は、「世の中でひっかかること」を「通りすぎず、ちゃんと引っかかっていく番組」だという。初回では「トランプタワーがセントラルパークの眺望を独占できる理由」や「どうやって教科書の歴史は変わるのか?」といった「ひっかかる」疑問を解説したり、古舘自身が「Yahoo!ニュース」の編集部に潜入。「ヤフトピ」がどうやってできていくのかをレポートした。また、「おしゃべりモンスター」といわれる古舘伊知郎の脳を最新のMRIで検証したりもした。まだまだ手探りながら、「ケーキ戦争が渦巻いている中で、銀座で古ーい言問だんごのお店を開く」と番組開始前に語っていたように、純お笑い系の番組が重なっているこの時間帯の中で差別化するという戦略は成功しているといえるだろう。何より異質に映るのは、スタッフの"発注"通り役割をこなす司会者が多い昨今のバラエティ番組の中で、古舘伊知郎は自らが前面に立って、自らの色をハッキリと打ち出し、責任をまっとうしているように見えることだ。その腹のくくり方は12年間ため込んだ知識と鬱憤(うっぷん)の賜物だろう。「破れかぶれになってますね」『フルタチさん』で開口一番、古舘が言ったように、日テレに挑む民放各局は"負け戦"必至だ。だが、「ぶつかりながら、へこたりながらやっていきたい」という古舘の言葉は他の局の番組も同じ思いだろう。『スター名鑑』も『アメトーーク』も『モヤさま』も、視聴率至上主義に迎合されることなく、自ら「面白い」と思えることを表現している。『鉄腕!DASH!!』も同じだ。加えて言えば『イッテQ』も、ここに来てなお、みやぞんのような新たな"スター"を作り上げている。○かつての"土8戦争"のようにきょう13日放送の『フルタチさん』では、無声映画に弁士として古舘が実況に挑戦するという。『スター名鑑』は「クイズ!あいつ今ネタ何してる?」といういかにも『スター名鑑』らしい悪意を漂わせた新クイズが行われるようだ。『モヤさま』も、さまぁ~ずが「田舎エロス」と形容し、「出だしたか?」と言う新アシスタント・福田アナのキャラクターが徐々に発揮されてきた。面白い番組が重なってしまうのは視聴者としてはうれしい悲鳴だ。ちょっと分散してくれればいいのに、と正直思う。だが、かつて"土8戦争"の盛り上がりとともにテレビが活気づいたのと同じように、"日7戦争"がもっともっと盛り上がり、各局がしのぎを削っていけばまたテレビが活気を取り戻すはずだ。古舘伊知郎は『フルタチさん』の中で、自らをも鼓舞するように言った。「テレビよ、奮起せよ!」視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。戸部田誠(てれびのスキマ)1978年生まれ。テレビっ子。ライター。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『コントに捧げた内村光良の怒り』(コア新書)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)などがある。
2016年11月13日2015年の年間平均視聴率18.3%と、日曜19時台でトップを走る日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』(19:00~19:58)。この打倒に向け、今回の10月改編では、ほかの各局から強力な新バラエティ番組が次々に投入されることになった。テレビ朝日は、木曜23時台の『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』を、日曜19時台(18:57~19:58)でも放送し、週2回放送の体制に。「絵心ない芸人」「運動神経悪い芸人」などの人気企画を抱え、これまで何度もゴールデンタイムで特番を放送して結果を残しており、満を持しての進出となる。加地倫三ゼネラルプロデューサーは、激戦区での戦いにも「どんな感じになるのか、自分でも楽しみにしている部分はあります」と話している。TBSは、加藤浩次・赤江珠緒の『この差って何ですか?』を火曜19時台に移動させ、『クイズ☆スター名鑑』を投入。2010~2012年に日曜20時枠で放送されていた、ロンドンブーツ1号2号・田村淳MCの『クイズ☆タレント名鑑』を復活させるもので、菊野浩樹編成部長は「一部の視聴者の熱狂的なファンがついた番組ですけど、演出の藤井健太郎がパワーアップして、進化した番組として戻ってくる」と期待を語る。過去の人気クイズに加え、新クイズも登場する予定だ。フジテレビは、古舘伊知郎メインの2時間バラエティ『フルタチさん』(19:00~20:54)がスタート。宮道治朗編成局次長は「私のテレビ人生をかけて、日曜を戦っていきたい」と意気込む。同局では、火曜深夜にも古舘メインで新番組『トーキングフルーツ』(24:25~24:55)を編成し、両番組が連動する展開も想定しており、宮道局次長は「他局のバラエティとは一線を画すキャスティング、企画が展開されることになる」と予告した。テレビ東京は、現在放送中の『モヤモヤさまぁ~ず2』(18:30~19:54)を引き続き編成。アシスタントの狩野恵里アナウンサーが秋で卒業することが発表されているが、高野学編成部長は6日の改編説明会で「後任が誰になるのかを含めて、話題性で対抗していければ」と戦略を語る。ちなみに、後任を局アナから選ぶかどうかは「それを含めて、今日のところは人選中」とした。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年09月06日MCに「雨上がり決死隊」(宮迫博之・蛍原徹)を迎えて毎週木曜日の23時15分から放送されている人気バラエティー番組「アメトーーク!」(テレビ朝日)が、10月から日曜のゴールデンタイムに進出することが決定。現在の木曜の枠はそのままに、週に2回の放送となることが発表された。2003年から、13年以上にわたって人気バラエティー番組として放送されてきた本番組。今回、新たに日曜のゴールデンタイムという枠が増え、週に2回の放送が開始される。深夜とゴールデンという2つの枠となるにあたり本番組の演出・ゼネラルプロデューサーである加地倫三は「マニアックなテーマをポップに発信していくというスタンスは変わらず、子どもから大人までゲラゲラ笑えるような番組にしていきたいと思っています」とコンセプトを明かした。収録スケジュールに「正直しんどいです(笑)」とぶっちゃけるのは番組MCの宮迫さん。これまで昼に1本、夜に1本撮影というスケジュールで、その間には帰宅し家族との時間を過ごしていたそうだが、加地氏より「今後はその空き時間にもう1本撮ることになるかも(笑)」と言われると「いや、それはアカンアカン!(笑)」と思わずツッコミ。蛍原さんは「僕らもそうだけど、スタッフのほうが大丈夫かなと思う」と心配し、宮迫さんも「演者もスタッフも疲れきってクオリティ下がってしまったらしょうがないからね」と、本数が増えることで質が下がってしまわないかと不安げな様子も…。一方で子どもも視聴するゴールデンタイムが増えることでの意気込みも強く、「日曜はやっぱりゴールデンですからね。子どもたちが見て面白いものがいいですよね」と宮迫さん。加地氏も「これまでにゴールデンで放送したスペシャルも、子どもたちがたくさん見てくれていたみたい。だからわかりにくいことはあまりやらずにいたいです。僕らが子どもの頃って毎週楽しみにしていたバラエティー番組があったでしょう?そんな番組を作りたいと思って…」と抱負を語っている。「アメトーーク!」は毎週木曜日23時15分~から、「日曜もアメトーーク!」は10月から毎週日曜18時57分~テレビ朝日系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月05日テレビ朝日系『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』(毎週木曜23:15~24:15)が、10月から日曜ゴールデンタイムでも放送されることが4日、分かった。毎週日曜(18:57~19:58)枠で放送され、継続する従来の木曜23時台と、週2回の放送となる。2003年4月に月曜24時台でスタートし、13年以上にわたって続く同番組は、お笑いコンビ・雨上がり決死隊のMCで、「絵心ない芸人」「中学のときイケてないグループに属していた芸人」「運動神経悪い芸人」といった、さまざまな"くくり芸人"を集めた企画を中心に人気を集めてきた。これまでも特番でゴールデンでの放送はあったが、いよいよレギュラーとして進出することになる。宮迫博之は、週2回の放送に「正直しんどいです(笑)」と本音を吐露しながら、「いまのスケジュールの中で収録がどうハマっていくのかな」と心配。これまでは、昼間に1本収録し、その日の深夜にもう1本収録するスタイルで、その間に1回帰宅していたそうだが、加地倫三ゼネラルプロデューサーが「今後はその空き時間に、もう1本撮ることになるかもしれない(笑)」と予告すると、宮迫は「いや、それはアカンアカン!」、蛍原徹も「僕らもそうだけど、スタッフのほうが大丈夫かなと思う」と思いやった。長きにわたって番組が愛されている理由について、宮迫は「トーク番組なんだけど、集団コントみたいなところがある。みんなで協力し合って同じ方向を向いてできるトーク番組、という面では他の番組とは違うかな」と分析。蛍原は「身内というか業界の中の人や芸人仲間たちから面白いと言ってもらえるようになったところから始まって、それが徐々に世間に広まっていったような気がしますね」と振り返る。これまでで印象に残っている回に、宮迫は「運動神経悪い芸人」と回答。「膝がうまく曲がらない"ヒザ神"(フルーツポンチ・村上健志)とか、ボケでもあんな動きはできないから衝撃受けたんですよ(笑)」と理由を語る。一方の蛍原は「絵心ない芸人」を挙げ、「僕も絵心がないので、(ゲストの)芸人さん側の気持ちがわかる回なんです」と共感していることを明かした。あらためて、日曜ゴールデンでの展開について、宮迫は「子供たちが見て面白いものがいいですよね」と構想。一方で、加地GPは「あまりゴールデンと深夜ということにとらわれずにやっていってもいいのかもしれないですね。撮ってみてから逆にしてみたり…」と思案しながら、激戦区での戦いに「どんな感じになるのか、自分でも楽しみにしている部分はあります」と期待を語った。最後に3人は、自身にとって『アメトーーク!』とは?との質問に回答。宮迫は「芸人さんの遊園地」、蛍原は「僕らの軸となっているとても大切な番組」、加地GP「芸人さんとの部活動」と、それぞれ表現した。なお、同局でバラエティ番組が週2回放送されるのは、2010年7月から2011年9月まで、水曜23時台に『シルシルミシル』と、日曜19時台に『シルシルミシルさんデー』という、くりぃむしちゅー出演の番組が放送されてた時期以来、5年ぶりとなる。
2016年09月05日●年々上がっていく『9係』の視聴率テレビ局が一斉に衣替えを行う春の番組改編。今回も各局、課題の時間帯に新番組を投入したり、リニューアルを図ったりと、録画視聴が増える中でリアルタイム視聴を取り込むためのタイムテーブルを作成した。この戦略を考えるのが、"テレビ局の中枢"とも言われる「編成部」。今回は、民放キー局の「編成部長」に、春改編を総括してもらい、今後の展望についても語ってもらった。2番目に登場するのは、視聴率争いで2位につけるテレビ朝日。"万年4位"と言われたのは遠の昔で、すっかり上位グループが定位置となったが、その原動力でもある機動的な編成が、この春改編でも威力を発揮したようだ。(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区)――吉田慎一社長が4月の定例会見で、今年の春の改編について「強い手応えを感じている」と話されていました。まずは連続ドラマが好調でしたね。全話の平均視聴率は『警視庁捜査一課9係』が12.3%、『グッドパートナー 無敵の弁護士』が10.8%、『警視庁・捜査一課長』が10.3%となり、4月クールの民放連続ドラマのベスト5に3作品が入りました。なかなか難しい時代ですが、その中でも安定した結果で踏ん張ったのは、良かったと思います。――連続ドラマがプライム帯全枠で平均2ケタをキープしたのはテレ朝さんだけです。特に『9係』は、今シーズンがこの3年で一番良かったんです。平均11.4%→11.8%→12.3%と、どんどん上がってきています。11年目で年々上がっているのは、非常にうれしいです。――『捜査一課長』の内藤剛志さんも、シリーズ化を意気込んでいました。めちゃくちゃ気合入ってますよね! 僕も尊敬する人で、熱くて紳士的なんです。「必ずホシを挙げる!」という名セリフがあるんですが、本当は「ホシを挙げろ!」だったのを、部下たちに偉そうで失礼だというとことで、内藤さんのアイデアで変えたんです。――23時台の『不機嫌な果実』も好調でした。芸能人の不倫ニュースが次々に出る中で、抜群のタイミングでしたね(笑)4月から方々より取材を受けました(笑)。ドラマの準備は相当前からやるので、このタイミングでの放送は本当にたまたまなんです。放送枠の「金曜ナイトドラマ」は、これまで全部で618回放送されているんですが、その中でも『不機嫌な果実』は多くの若い女性からの支持を頂きました。――バラエティに目を向けると、春改編で大きかったのは『ロンドンハーツ』と『世界の村で発見!こんなところに日本人』(ABC制作)の枠移動ですよね。長い期間をかけて作業してきて、ようやく悲願を成就したんですが、移動して良い結果が出ています。『金曜★ロンドンハーツ』はここまで、移動前の火曜の前クール平均と比較して+1.3ポイントの平均11.0%で、これは全局の4月クールの新番組・移動番組で1位です。金曜の『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『ミュージックステーション』からの縦の流れが非常にうまくいきました。引っ越しというのはなかなか難しい作業なんですが、現場でも相当丁寧に作業をしてもらいました。1月という早い段階から移動を発表し、宣伝を始め、何より加地倫三ゼネラルプロデューサーの金曜21時に合った演出プランもハマりました。『―日本人』の方も、『林修の今でしょ!講座』『みんなの家庭の医学』と、大人の視聴に耐えられる縦の流れで、金曜の前クールから+2.0ポイントとなっています。―――移動といえば『ビートたけしのTVタックル』も、月曜23時台から日曜昼になりましたね。こちらも同時間帯で前クール+1.2ポイントで、6月19日には8.1%をマークしました。昼帯の激戦区に、いい形で乗り込んでいけたかなと思っています。――バラエティの新番組では、深夜からゴールデンに進出した『あいつ今何してる?』がスタートしました。初回11.8%でスタートして、現在平均10.3%です。6月22日に放送した3時間スペシャルが12.2%と徐々にエンジンがかかってきました。深夜に放送していた時から旋風を巻き起こしていた番組で、1月のゴールデンの特番で12.9%をとったので、半年で一気に19時台に昇格できました。――『あいつ今何してる?』もそうですが、『しくじり先生』も『ぶっちゃけ寺』も深夜のレギュラー化から半年でゴールデンに進出しています。テレ朝さんは相変わらず、この判断が早いですね。深夜で成功した体験をすぐにゴールデンへというプレースタイルは、若いチームもよく分かっているので、命がけで頑張って這い上がって来てくれます。ここのところ、ゴールデンに上げた番組が踏ん張ってくれていますね。――そうすると若い制作者の方が中心になるので、現場も活性化しますよね。この4月から23時台では『橋下×羽鳥の新番組(仮)』も始まりました。こちらも、討論スタイルになってからいい形で上がってきました。8%台を連発して、右肩上がりになっています。(C)テレビ朝日 (C)ABC●日曜ゴールデンを再強化しなければ――深夜2時台で始まった『あるある議事堂』も早速ゴールデンで特番放送されました。テレ朝さんの編成にはそうした機動力をすごく感じるのですが、先日急きょ放送を決められた『猪木vsアリ』でも、その姿勢が見えました。これは(早河洋)会長から提案があって、総合編成局長と相談して、すぐやろうと決めました。月曜の朝いちにアイデアをもらって、昼には決定して、夕方にはスタッフを招集して、放送予定だった『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』の編集を止めて、そのスタッフの何人かに協力してもらい、4日間で2時間特番を作りましたからね(笑)。数字はどう出るか分からなかかったですが、やはり『猪木vsアリ』を中継した局として、このタイミングで放送しなかったら、ファンにも視聴者にも失礼だなと思い、『キリトルTV』もスポーツの番組でしたので、理解してもらえると考えて編成しました。ラストのナレーション原稿は、私が書いたんですよ(笑)――さすがスポーツ局ご出身ですね(笑)。ところで、この春の改編といえば、『報道ステーション』も大きく変わりましたね。古舘伊知郎さんの後を継いだ富川悠太キャスターが頑張っています。6月15日は初めて15%台の大台を突破して、翌16日にも15.2%をとりました。昨日もスタッフを激励しに行ったのですが、沸いていました。――古舘さんも、その前の『ニュースステーション』の久米宏さんも、フリーアナウンサーで成功された方がキャスターに就いてきた中で、局アナである富川アナがメインになっても結果を残しているのは、どのように分析していますか?当然視聴者の皆さんから支えられている"報ステ"のブランド力もありますし、富川アナは番組の立ち上げから12年間、現場で汗をかいてきたので、その若さや行動力、情報を伝えるパワーが、評価されているのだと感じています。――朝の情報番組『グッド!モーニング』『羽鳥慎一モーニングショー』も好調と聞いています。テレビ朝日は長らく朝の時間帯が課題でした。僕の同期が編成部の報道担当として、報道・編成・バラエティから人を集めてチームを作り、改革の会議を始めたんです。そして昨年『グッド!モーニング』のチーフプロデューサーに異動して、そこから一気に跳ね上がりました。最近数字が良いので差し入れを持って行くと、スタッフルームに入った瞬間、全員が拍手で迎え入れてくれて、とにかく元気がいいです。――現場の雰囲気が良くなっているんですね。そうです、そうです。やはりテレビって現場の雰囲気が良いとキャスターも含めてその雰囲気が画面から自ずと出てきますし、企画もどんどん良いものが出てきて、数字もどんどん右肩上がりになるんです。6月6日からの週も、7時台は毎日8%を超えて、4月クールの平均は7.8%と、前年同期から2.3ポイント上げています。それで次の『モーニングショー』にもいい形で渡せて数字が上がり、次の『じゅん散歩』も人気で、『ワイド!スクランブル』の第1部も横並びトップで、こうして平日の午前帯が良いと、会社も明るくなりますね。この1年で衝撃的な躍進です!――打つ手打つ手が、次々にうまく行っている印象があります。いや、4月クールはまだ第1段階を突破できたかなという感じですね。現場のチームはもっと数字をとりたいと思っています。これから夏・秋・冬をへて、1年をかけてどういう視聴習慣が作れるかが勝負ですね。――今後の話をお伺いしていきたいのですが、次の7月クールドラマへの期待はいかがですか?まずは『刑事7人』の第2弾が帰ってくるのが大きいですね。そして、テレ朝で初めて遊川和彦さんが脚本を担当する、木曜ドラマ『はじめまして、愛しています。』も、『グッド!モーニング』のように、チームが激アツなんです。遊川さんのリーダーシップもあって、早くも現場がすごく盛り上がっています。それから、昨年の『土曜ワイド劇場』で高視聴率を獲得した『女たちの特捜最前線』も超ご期待。『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』も、原作漫画が面白いですし、料理もドラマも充実しています。――夏休みには3年目となります「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」(7月16日~8月28日)がありますね。編成としての盛り上げも予定されていますか?僕が初代キャプテンだったので、もう全面的にバックアップして、これでもかっていうくらい、四六時中お祭りを取り上げますよ! 地上波に限らず、BSもCSもAbemaTVも含めていたるところで公開放送、中継、収録など、相当な連携があります。特に今年は、7階の社員食堂を「バラエティ食堂」として毎日開放するので、社運もかかっていますよ。――さて、今後の10月の改編の展望もお伺いしたいのですが、課題の時間帯はどこですか?最激戦区である日曜日の夜ですね。あの手この手を使っていろいろやっていますが、月曜から土曜まで良いのに、日曜でガクンと落ちることも結構あります。朝から夕方までは昨年から『報道ステーションSUNDAY』が良い時は8%とか11%もとるコンテンツになってきて、昼の『TVタックル』、午後の『路線バスで寄り道の旅』も好調なので、ゴールデンの砦を、なんとか再強化しなければいけないのが、一番の課題ですね。日テレさんが強い時間帯なので、長年の課題ですが、10月以降もいろんなことは考えています。――『相棒』もシーズン15となって、また始まりますね。そうですね。2000年の土曜ワイド劇場から放送しはじめた『相棒』も16年目に突入し、来年、劇場版も予定しています。それに加え『ドクターX』の第4弾も帰ってきます。テレビ朝日は、一回で終わるのではなく作品を大切にして2回、3回放送していくというのが独特のスタイルかもしれませんね。また、9月1日からは、サッカーワールドカップのアジア最終予選が始まります。1年間かけて、10試合の地上波独占放送がありますので、これが一番大きいですね。(C)テレビ朝日
2016年06月27日俳優・中村倫也が主演を飾る話題作『星ガ丘ワンダーランド』のプレミア上映会が2月10日(水)、都内で行われ、中村さんをはじめ、共演する新井浩文、佐々木希、菅田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊、柳沢翔監督が出席した。昨年は5本の出演作公開に加えて、高視聴率ドラマ「下町ロケット」での好演も記憶に新しい中村さん。豪華なキャスティングが実現した本作について、「皆さんの名前を見て、ビックリしました。贅沢でスリリングな体験だった」とふり返った。星ガ丘駅の「落し物預り所」に勤務する温人(中村さん)のもとに、20年前に突然姿を消した母親の訃報が届き、義理の姉弟の存在が明らかに…。母の死をめぐるミステリーを軸に、温人と兄、そして義理の姉弟という2つの家族が過去と向き合い、未来を見つめる人間ドラマに仕上がった。劇中には中村さんと義理の弟を演じる菅田さんが思いをぶつけ、殴り合うシーンがあり「ボッコボコにしました。もちろん、いろんな気持ちの流れがあってのことなんですけど、結果的には倫也くんの流し目にイラっとして(笑)。あれは倫也くんのせい!」と釈明する菅田さん。同じ所属事務所の先輩である中村さんは「撮影が終わったら、お互い後頭部にナゾの痛みが残って…」と渾身のワンシーンを語った。また、佐々木さんはほぼノーメイクで演技に臨み、「ここまでスッピンに近い役は初めてで、新鮮でした。新しい佐々木希を見てもらえるはず」と新境地に手応え。物語のカギを握る母親役の木村さんは「ここに並ぶ4人を見ると、“濃い”子どもたちだなと思う(笑)」と“わが子”中村さん、新井さん、佐々木さん、管田さんに目を細めていた。『星ガ丘ワンダーランド』は3月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日中村倫也が舞台初主演する『ヒストリーボーイズ』が8月29日、東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。舞台『ヒストリーボーイズ』チケット情報2004年ロンドンで初演されローレンス・オリヴィエ賞を受賞、NYブロードウェイでも上演され高い評価を得ている作品。名門大学を目指すイギリスの男子高校生たちの成長や葛藤、教師たちとの対立を描く。中村は新任の教師役。開幕前に行われた会見では「無理をしてもしょうがないので、自然体でいこうと稽古にはいりました」と初主演に気負いはない。「この作品で面白いのは、あることの結果を最初の1、2幕で提示しているところ。お客さんが後から『あ、あの時のあれは、こういうことなのね』と想像できる楽しみがある」と見どころを話しながら「繊細に演じられたら」と意気込んだ。一方クラスの優等生役で出演する松坂桃李は「悩んで葛藤して稽古場で大きな失敗を繰り返して、セリフのひと言ひと言の深さと面白さが理解できました」と手応えを話していた。出演はほかに、浅野和之、鷲尾真知子、太賀。公演は9月14日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、9月18日(木)から9月21日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。チケット発売中。
2014年09月01日