本田技研工業の中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は、中国で23日から5月2日の期間に開催される『北京モーターショー』において、来年発売予定の量産車のコンセプトモデル「Concept C」と「Concept S」を世界初披露した。Concept Cは、中国市場向けに開発したミドルクラスセダンのコンセプトカーで、龍をイメージした個性的かつスポーティーなデザインを採用したとのこと。商品企画は中国人が主体となって行い、開発では中国と日本のチームが協力。同車をベースとした量産車は、2013年に広汽本田汽車有限公司より発売予定となっている。Concept Sは、中国市場をメインターゲットに開発し、中国から発売開始される新価値乗用ムーバーのグローバルコンセプトカー。同車はハイブリッドシステムを採用し、走りの楽しさと環境対応を両立するとともに、同社独自のパッケージング技術によって広い室内空間を実現したという。同車をベースとした量産車は、2013年に東風本田汽車有限公司より発売予定。そのほかにも、アキュラブランドから今秋より中国で発売予定の小型セダン「ILX」と小型SUV「RDX」を中国で初めて披露。また、次世代スーパースポーツ「NSX コンセプト」も初出展し、3年以内に米国へ投入した後に中国においても順次投入する計画を発表した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日スズキは、中国で23日から5月2日の期間に開催される『北京モーターショー』に同社の合弁企業である「重慶長安鈴木汽車有限責任公司」(以下 : 長安鈴木)と共同で、コンセプトカー2台と長安鈴木で生産する四輪車などの市販車10台を出品すると発表した。出品するコンセプトカーは、軽量化と空力性能の追求により超低燃費を実現するという次世代グローバル・コンパクトカー「G70」と、満充電で約30km(航続距離JC08モード走行)走る生活密着型EV「スイフト・レンジ・エクステンダー」の2台。市販車では、長安鈴木から「アルト」「スイフト」「SX4」「SX4セダン」、昌河鈴木から「ワゴンRワイド」「リアナ」「ランディ」、鈴木中国から「キザシ」「ジムニー」「グランドビターラ」の計10台を出品する予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日日産自動車は、中国で23日から5月2日の期間に開催される『北京モーターショー』において新型グローバルセダンを公表したほか、電気自動車(EV)のコンセプトカー3台を出展したと発表した。今回公表された新型グローバルセダンは、中国における「シルフィ」(中国名 : 軒逸)の次期型モデル。従来型車が持つ高い機能を継承しながら、デザイン、感性品質、室内の広さ、優れた燃費性能など、1クラス上の車格感を持つ新しいセダンとのこと。ロングピストンストロークとツインCVTC(吸排気可変バルブタイミングコントロール機構)により燃焼を最適化した新型1.8リッターエンジン、遊星ギヤを用いた副変速機と小型プーリーを組み合わせて効率を高めて変速比幅を拡大した副変速機付エクストロニックCVT(無段変速機)を搭載する。同車は、東風日産乗用車公司の花都工場で生産予定となっており、2012年半ばに中国で発売、その後約120カ国で順次発売していく予定とのこと。そのほかに出展される電気自動車は、近未来の都会派スマートEVという「PIVO3」、後輪駆動のゼロ・エミッションスポーツカー「エスフロー」、ゼロ・エミッションの多目的小型商用バン「e-NV200」となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日トヨタ自動車は、中国で23日から5月2日の期間に開催される『北京モーターショー』にワールドプレミア3台を含む、38台の市販車・参考出品車を出展したと発表した。今回の北京モーターショーでは、中国常熟市の研究開発センターが開発を進めているハイブリッドコンポーネント搭載車のコンセプトモデル「雲動双擎(ユンドンショワンチン)」を初披露。また、新しいユーザーを獲得するために開発されたという、スモールクラスのグローバル戦略車のコンセプトモデル「TOYOTA Dear~亲(チン)~」のセダンとハッチバックを世界に先駆け披露している。そのほかにも、「86」や福祉車両、各種環境車などを多数出展。プレスカンファレンスにて同社社長の豊田氏は、「ハイブリッドの魅力を、中国で生まれたハイブリッドカーで皆様にお届けしていく」と述べている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日三菱自動車は11日、中国で23日から開催される『2012年北京国際モーターショー』(一般公開は27日から)に、SUV「アウトランダー」の新型(参考出品車)を出品すると発表した。このほか、2012年度中に現地生産が開始される予定のコンパクトSUV「ASX」(日本名 : RVR)マイナーチェンジモデルや、今年でデビュー30周年を迎える「パジェロ」、2011年から中国での販売を開始した「パジェロ スポーツ」など、合計10台(プレスデーは8台)を出展するとのこと。アウトランダーは、クラストップレベルという低燃費と低CO2を実現した環境性能や、先進安全技術の採用、上質で使い勝手の良いインテリアなどが特徴というSUV。販売は今夏よりロシアから始められ、以降は欧州、日本、オセアニア、中国、北米へと展開を進め、中国市場には2012年度中の投入を予定している。ASXは、2010年9月から中国で販売を始めたコンパクトSUV。SUVラインアップを強化するため、2012年度中に同社が50%を出資する新合弁会社での現地生産を予定している。これに伴い、エクステリアを中心としたマイナーチェンジを実施し、デザインもリニューアルされる予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月11日富士重工業は6日、中国北京市で4月に開催される『第12回 2012年北京国際モーターショー』(プレスデーは23日・24日、一般公開は25日から5月5日)に、中国仕様の「2013年型 レガシィ」を出品すると発表した。同車は、デザイン、環境・燃費、走り、安心・安全の4領域に渡る「全性能モデルチェンジ」をテーマに、大規模な改良が施されたとのこと。中国向けモデルには、市場特性を勘案して、存在感を示すエクステリアデザインを施すとともに、車高を上げることで力強いボリューム感を持たせているという。北京国際モーターショーで同社は、2013年型 レガシィ以外にも中国初公開となる「ズバル BZR」を参考出品するほか、2012年に中国で参戦予定の新型ラリーカーの展示を行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日