綾野剛、松田龍平、中村倫也、安田顕ら豪華俳優を迎えた大友啓史監督最新作『影裏』。公開を間近に控えた本作から、本編の魅力がぎゅっと詰まったロング予告映像が到着した。今回到着した映像では、綾野さん演じる主人公・今野が転勤先の岩手・盛岡で同い年の同僚・日浅(松田さん)と出会い、酒を酌み交わし、釣りをするなど心を許していく様子が映し出される。しかしその日々の中には、後に見えてくる日浅の裏の顔を思わせるシーンも。そして夜釣りに出かけた2人は、些細なことで雰囲気が悪くなってしまい、「知った気になるな。お前が見ているのはほんの一瞬光が当たった所だってこと」と意味深な言葉を放つ日浅。その日を最後に日浅は失踪。父親に縁を切られていたことや、同僚に借金していたことなど、彼の全く違う顔を知ることになる。また、一足先に本作を鑑賞した著名人から多くのコメントが到着。石川慶監督(『愚行録』)は「真っ黒な影のその奥を、そうやっていつまでも覗き込んでいると、ふいに生々しい“真実”が顔を出す。映画がなすべき仕事だ、と強く思った」と述べ、瀬々敬久監督(『64-ロクヨン-』『友罪』)も「人間が立ち向かえない自然という怪物。人はずっと昔からそこを経験してきたし、これからも抗い続ける。実は3・11以降も以前もない。そして人も謎であるということ。この映画が指し示してくれたことは途轍もなく大きい。破壊の跡からは、小さな芽が生まれ、育つ。この映画には生きていくことが充満している」と絶賛。俳優・江口洋介は「『るろうに剣心』の撮影中、『影裏』の撮影を終えた大友監督が、地方は孤立する。という言葉を何度も口にしていたのを覚えている。盛岡は監督が生まれ、育った場所だ。光の当たらない人間の影に強く踏み込んだ、見応えのある作品だ」と語っている。『影裏』は2月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:影裏 2020年2月14日より全国にて公開©2020「影裏」製作委員会
2020年02月01日2月14日公開の映画『影裏』の完成披露試写会が30日、都内で行われ、綾野剛、松田龍平、大友啓史監督が出席した。第157回芥川賞受賞作である沼田真佑の同名小説を、NHKの大河ドラマ『龍馬伝』やドラマ『ハゲタカ』、映画『るろうに剣心』シリーズなどの話題作を手掛ける大友啓史監督が映画化した本作。大友監督の故郷でもある岩手・盛岡を舞台に、失踪して初めて知った親友の光と影に向き合う男の姿を描く。大友監督の作品は綾野が『るろうに剣心』以来、松田が『ハゲタカ』以来の出演に。綾野は「オファーは素直にうれしかったですね。大友さんが大切にしている原作を映画化するということですごく光栄でしたし、龍平くんともしっかりした共演は初めてだったので、楽しみが溢れていたことを覚えています」とオファー時の心境を明かし、松田も「(『ハゲタカ』から)すごく空きましたね。俺はずっと大友さんとやりたいなと思っていたんですが、このタイミングでご一緒できたことに意味があると思ったし、実りある豊かな撮影でした」と満足げ。そんな2人について大友監督は「2人と仕事がしたかったというのがありましたし、(原作を)読んでいる最中に2人の顔が浮かんできたんです。それ以外考えられなかったですね。2人じゃなかったらやってなかったかもしれないです」と明かしつつ、「とにかく2人が無事現場に来てくれさえすればと。この2人のやり取りを逃さず記憶すれば、何かが生まれると思ったので、特にオーダーしたことはありません」と全幅の信頼を寄せているようだった。映画のタイトルにちなんだ「実際にやってみて違っていたものは?」という質問に、松田は「本当にくだらないことしかないんですよ」と断りを入れつつ、「最近スーパーで美味しそうなイチゴをパックで買ったんです。家に帰ってお皿に盛って食べようと思ったら裏側が小さい野いちごみたいなのがいっぱい生えていてショックを受けました。そうだよな、安かったしと思って」と答えると綾野や大友監督はもちろん、会場も大爆笑。続けて松田は「その話には続きがあって、小さいイチゴの方が美味しかったんです。くだらない話ですみません(笑)」と苦笑い。そんな松田を綾野は「一見朴訥で掴みどころがない印象ですが、チャーミングな人なんですよ」とフォローしていた。映画『影裏』は、2月14日より全国公開。
2020年01月31日『るろうに剣心』シリーズや『3月のライオン』の大友啓史監督が綾野剛と松田龍平を迎えて贈るヒューマンミステリー『影裏』。今回、1月26日の綾野さんの誕生日に合わせ、『楽園』『閉鎖病棟』に続いて繊細な心を持つ主人公を演じた彼の新場面写真が到着した。主人公・今野秋一を演じる綾野さんは、NHK連続テレビ小説「カーネーション」(’11)でヒロインの恋の相手役を演じて脚光を浴び、『そこのみにて光輝く』(’14)で第88回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞、『日本で一番悪い奴ら』(’16)で第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど、出演作が途切れることなく、数多くの賞を獲得し俳優としての地位を築き続けてきた。本作では、会社の転勤で盛岡に移り住み、慣れない地でただひとり心を許すことができた同僚・日浅典博(松田龍平)に不思議な魅力を感じ、次第に特別な感情を抱いていく複雑な役柄を熱演。今回解禁された場面写真にも、日浅と幸せな日々を過ごし、愛おしそうに彼を見つめる今野の姿が収められている。そんな今野役を綾野さんは、「大友監督とその都度ディスカッションして作っていく、セッションしている感じでした。僕が役を通してやるべきことは、ちゃんと今野が存在しているということを証明する、それだけです」と、撮影時は特に具体的な準備をすることなく作り上げたと語る。しかし、いつも共に過ごしていた親友が突如として姿を消してしまう。いなくなって初めて知った日浅の光と影を見つめながら、今野が再生していく姿を描く本作。綾野さんは、「本作で大事にしたのは、”佇む”というのを忘れないこと。この物語は、今野の目線で紡がれていかなきゃいけないと思っています。時間の流れに逆らわず、置いていかれずに今野という役のタイムをしっかりと持つ。それがこの作品にとって、血や肉となって本当の意味で今野の主観の映画になると思います」と語る。綾野さんは、2019年に出演した『楽園』、第43回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した『閉鎖病棟 ―それぞれの朝―』、そして2020年公開作1本目となる『影裏』を含めた3作品を、それまでの5年間で取り組んできた方法論を全て捨てて、大変化を遂げた3部作と自ら語っている。すでにマスコミ試写で本作を鑑賞した関係者からは「綾野の最高の演技を観た!」「綾野だからこそできる役」と最高傑作との声が上がっており、複雑な心情を繊細に表現し、観る者の心に訴えかける綾野さんの演技を劇場で確かめてみてほしい。『影裏』は2月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:影裏 2020年2月14日より全国にて公開©2020「影裏」製作委員会
2020年01月26日北村誠吾・地方創生担当大臣(72)が9月14日、地元・長崎県佐世保市で会見を行った。同県は石木ダムの建設に揺れているが、それにちなんで北村大臣が「誰かが犠牲に」と発言したためネットで物議を醸している。石木ダムは川棚川流域の治水と佐世保市への利水を目的に75年に建設が決まったが、地権者からの反対があり本体着工ができていない。いっぽうで国は13年に事業認定、県も家屋などの強制収用の手続きを進めている。そんななか、「長崎県は石木ダムの必要性を十分に説明してきたのか」「42年前の計画は現在でもふさわしいのか」と妥当性を問う声が。また約538億円にものぼる税金を投じて美しい景観にダムを作るということもあり、坂本龍一(67)や伊勢谷友介(43)といった著名人たちも建設を反対している。にもかかわらず予定地の明け渡し期限は11月18日となっており、立ち退かなければ行政代執行が可能となる。北村大臣は14日、会見で過去の佐世保の大渇水に言及。そして地域の発展のためにも新たな水源が必要であると強調した。地権者の水没予定地への愛着を理解しながらも「何かを犠牲にして人々は生きている」と発言。さらに県と市について「地権者が『協力せざるを得ない』『収用に至らざるをえない事情があったんだ』と思うような歩み寄りや真剣さが必要」と話し、こう持論を展開した。「みんなが困らないように生活するためには、誰かが犠牲、協力して、人のために役に立とうという精神で世の中は成り立っている」15日の朝日新聞によると、北村大臣は自身の発言について「互いに犠牲的精神を発揮し、助け合って世の中は回っていると一般論を言った」と説明したという。しかしこの北村大臣の発言に、Twitterでは否定的な声が上がっている。《犠牲になる「誰か」が、自分自身だったり、自分の身内だったことがあるのか》《自己犠牲は犠牲を強いる側が賞揚しちゃいかんだろう》《多数の利益のために少数者が犠牲になれ…こういう理解がおかしい人には絶対に権力を持たせてはいけないという典型的な暴言》北村大臣は11日の就任記者会見で担当分野の政策を問われた際、答えに窮し「これから勉強させていただきたい」とコメント。さらに13日の会見で視察に訪れたい地域を問われたところ、「どこへということは特別に私としてはない」「この役所が受け持っている仕事はたくさんあるが、そこら辺を正確にまだ把握できていない。正確な認識をしたうえで取り組んでいきたい」などと発言していた。
2019年09月17日松田龍平(36)の誕生日当日となった、5月9日の午後8時。都内の自宅マンションに迎車のタクシーが停まった。まもなくマンションのエントランスから現れたのは、長身でモデル風の女性。振り向くと、むくれ顔で後ろをじっと睨みつけている。20代とおぼしき、満島ひかり(33)似の美女だ。松田はこの女性を追いかけるように出てくると、周囲をはばからず自宅前で2人の“大ゲンカ”が始まったのだ。迎車タクシーを待たせたまま、女性が松田に「なんで行っちゃうの!?」と詰め寄っている。声を荒げ、涙ぐみながら思いをぶつける女性に、たじろぐ松田。口論が5分ほど続いたすえ、松田は彼女を残して1人でタクシーに乗り込むが、このままではまずいと思ったのか、タクシーを降りてまた女性のもとへ。しかし、2人の話し合いはどこまでも平行線の様相だ。最後は「ごめん、もう行かなくちゃ」とバツが悪そうに言い残すと、女性を置き去りにしてふたたび待たせていたタクシーに乗り込み、夜の街へ消えて行った――。松田といえば、17年12月にモデルの太田莉菜(31)との離婚を発表。昨年12月には、人気ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)で共演した黒木華(29)との“お台場映画デート”が一部週刊誌で報じられた。だが、双方の事務所は「男女のお付き合いではありません」と交際を否定していた。離婚から1年半、ついに新恋人ができたのだろうか。「彼女は一般人で、もともと龍平さんの大ファン。出会ってすぐに意気投合して以来、親しくしているそうです。誕生日当日も、龍平さんの自宅で“おうちデート”を楽しんだと聞いています」(松田の知人)“修羅場”を演じた女性を振り切って、松田がタクシーで向かった先は、閑静な住宅街にある和食店。芸能人も数多く通う、クエや金目鯛などの高級魚の鍋が名物の予約困難な人気店だ。9時ごろ、店に着いた松田を迎え入れたのは男だらけの一団。「前々から約束していた役者仲間たちとの飲み会があったので、彼女と揉めてしまったようですね。でも、彼は人一倍、友情に熱い男。ましてや離婚直後の辛い時期に励まし、支えてくれた仲間への感謝の思いも強いですからね。彼女を優先してドタキャンするわけにもいかなかったのでしょう」(映画関係者)数年前までは、元妻との長女(9)を幼稚園に送り迎えし、公園で一緒に遊ぶ姿も近所でたびたび目撃されるなど、理想的な“イクメン夫”だった松田。だが、そんな幸せ家族が突然、崩壊してしまう事態に――。「16年の夏ごろ、龍平さんが長期ロケに出ている間に莉奈さんが家を出て行ってしまったそうです。一部では、莉奈さんと若手俳優の不倫疑惑も報じられました」(芸能関係者)本誌は“妻の家出”騒動があったちょうど2年前の5月、松田の誕生日当日の様子を報じている。別居してひとり移った現在の自宅マンションには、弟の松田翔太(33)と妻の秋元梢(31、当時は未婚)が駆けつけていた。「離婚のショックから立ち直れない兄を少しでも励まそうと、翔太さん夫妻は頻繁に龍平さんを誘い出しては、一緒に飲みに行ったり音楽フェスやクラブに出かけたりしていました。最近になってようやく恋愛にも前向きになれてきたようです」(前出・知人)冒頭の女性について所属事務所に問い合わせると「プライベートなことは本人に任せています」との回答があった。誕生日の夜、松田が仲間との祝宴を終えて店から出て来たのは、約2時間後の午後11時すぎ。日付の変わらないうちにとばかり、早めに宴を切り上げた松田は、すぐにタクシーに乗り込むと帰路についた。帰りを心待ちにしていた彼女とは無事に仲直りできたのかな!?
2019年05月14日「服は内臓」。 着れば 「俺はこういう奴だったんだっ」とわかって、 この一着さえあれば、 バイクでどこまでもいける、 そんな気分にさせたいの。 ―― 『衣装術2』インタビューよりスタイリストを自称しない日本を代表するスタイリスト、北村道子が新刊『衣装術2』を発売した。同書では、浅野忠信や松田龍平ら人気俳優34人、写真家6人との10年にわたるコラボレーションを記録した写真126点と、録り下ろしインタビューを収録。北村が手がけた比類なき映画衣装やスタイリング、撮影の背景にとどまらず、アートや、仕事論、自身のルーツまで、縦横に語りつくしている。撮影:鈴木親 <登場する俳優>窪塚洋介・松田龍平・新井浩文・安藤サクラ・水原希子・村上淳・門脇麦・東出昌大・りょう・染谷将太・浅野忠信・オダギリジョー・池松壮亮・村上虹郎・高良健吾 他<写真家>鈴木親・高柳悟・鶴田直樹・富永よしえ・大森克己・荒井俊哉【プロフィール】北村道子 (きたむら・みちこ)1949年、石川県生まれ。サハラ砂漠やアメリカ大陸、フランスなどを放浪ののち、30歳頃から、映画、広告、雑誌等さまざまな媒体で衣裳を務める。2007年に映画『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』で第62回(07年)毎日映画コンクール技術賞を受賞した。著書に『Tribe』『COCUE』(以上 品切)、『衣裳術』(小社刊)がある。【書籍情報】『衣装術2』出版社:リトルモアA5判/並製/192ページ 装幀:大橋修、表紙:門脇麦価格:2,000円
2019年02月05日土屋太鳳×北村匠海×小関裕太というフレッシなキャストが集結した青春映画『春待つ僕ら』。土屋さん演じる主人公・美月をめぐって劇中でライバル関係になる北村さんと小関さんが、それぞれの女性へのアプローチについて明かした。美月と同じクラスで、校内で大人気のバスケ部員・永久(とわ)を演じる北村さん。そして、美月の幼なじみの亜哉(あや)を演じる小関さん。「永久は、さりげないボディタッチや、頭ポンポンとかは全然できないんです(笑)」という北村さんは、自身が演じたキャラクターをそう分析しつつ、「僕自身も永久っぽい部分もがあって、永久のように不器用に伝えていく感じだと思います」と女の子へのアプローチ方法を明かす。また、小関さんも、「僕も割と亜哉に似ているなと思うので、寄り添うタイプかな」と自身の演じたキャラクターに似ていると言う。■美月と惹かれ合うのは、ごく自然な成り行き不器用な恋愛観を明かした北村さんは、劇中での美月と永久の関係について「出会った瞬間は好きではないけど、お互いにとって“運命的に出会った”感じを出してほしいと監督から言われました」と明かし、「タイミングとか何かのきっかけではなく、物語が進んでいくうちに、2人が何も考えずにじわじわと距離が縮まる感じで演じました」と不器用な永久が美月に惹かれたのは、ごく自然な成り行きだったと語る。一方で、好きな人に寄り添うタイプの小関さんは、美月に対する亜哉の感情を「美月がなかなか一歩踏み出せないところが、亜哉にとっては可愛らしくて守ってあげたい。幼少期から励ましてあげたい、背中を押してあげたいと思っていて、大人になってからもその気持ちは大きくなっていきます」と告白。永久のように日々の中で惹かれ合う恋愛とは異なり、亜哉の渡米で一度は離ればなれになってしまうも、美月への気持ちを日々募らせていたことに触れた。■火花バチバチ!?「永久は内側に燃えるような情熱がある」と小関さんそんな美月へ想いを募らせる永久と亜哉だが、「永久は、クールで冷静に見えるけど、内側に燃えるような情熱がある。亜哉に対する対抗心もあって、それに亜哉も気づいている」と小関さん。亜哉は自身の美月への想いの深さに自信を持ってはいるが、永久の美月への想いに脅威を感じている、と自身でも認めている。果たして美月の心を動かすのは、永久か?亜哉か?美月をめぐる対決だけでなく、永久と亜哉はバスケでも熱い対決を繰り広げることになる。バスケと、友情、そして恋。彼らをはじめ様々なキャラクターたちが紡ぎ出す青春の物語は、この冬、心を熱くしてくれそうだ。『春待つ僕ら』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:春待つ僕ら 2018年12月14日より全国にて公開©あなしん/講談社 ©2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会
2018年12月25日新垣結衣&松田龍平のW主演、脚本・野木亜紀子で贈る、本音と本能にフタして生きる大人たちのラブ(かもしれない)ストーリー「獣になれない私たち」。本日12月12日(水)の最終回放送を前に、新垣さん、松田さんが高級ホテルの一室で揃ってクランクアップを迎えたことが分かった。新垣さんが「常に笑顔」で「仕事は完璧」、誰からも好かれる愛され女・深海晶を、松田さんが「世渡り上手」で「人当たりがよい」が、誰のことも信用しない敏腕会計士・根元恒星を演じ、それぞれがそんな自分から脱却して“獣になる”(?)様を描く本作。そんな2人が揃ってクランクアップを迎えたのは、都内某所にある高級ホテルの一室!最終話の重要なシーンの撮影が終わったところで、演出の水田伸生から花束を手渡された。■新垣結衣、社長が怖くて「もうセリフも覚えたくない」ときも松田さんは撮影現場をふり返り、「本当に色々と楽しかったです。(ビアバー)5tapもそうですし、(自分が演じた)恒星の事務所だったり、色々思い出深い場所がたくさんあります。撮影中は、皆さんの作品にかける熱意と笑顔に癒されました」とコメント。続いて、新垣さんは役に入り込んだゆえの苦労を激白。「晶という役が想像以上に最初のころはしんどくて、もうセリフも覚えたくないなとか、(九十九社長に)怒られたくないなとか、怒鳴られたくないなとか思っていた」と明かしたが、「最終話を撮りはじめたころから、あと2、3話やってもいいんじゃないかなと(笑)。もうちょっと晶を通して色々な人と関わりたいなって思っている自分がいて、すごく幸せなことだなと思いました」と語った。■気になる最終話あらすじは…九十九(山内圭哉)の社員を大切にしない仕事のやり方に抗議をしたところ、逆に「お前がいなくても会社はどうにでもなる。辞めればいい」と言われてしまいショックをうけた晶(新垣結衣)。一方、家族を救うために始めた粉飾決算への加担を「もうやめさせてくれ」と頭を下げて頼むも、抜け出せなかった恒星(松田龍平)。傷ついた心のまま一夜を共にした2人は、あの夜のお互いの気持ちが分からずモヤモヤしていた。5tapでちゃんと向き合って話そうとした晶と恒星だったが、会社を休んだ晶を心配した松任谷(伊藤沙莉)と上野(犬飼貴丈)がやって来たり、京谷(田中圭)が訪ねて来たりと大混乱!落ち着いてようやく本音で話そうとした2人に、今度は呉羽(菊地凛子)から着信が。収束しない過去の男性関係でのバッシング記事やネットでの悪評によって、これ以上、夫のカイジに迷惑をかけないため呉羽はある大きな決断をする。その一部始終を見届けた晶と恒星だったが、“獣になれず”に生きてきた2人が最後に自分自身で選ぶ人生は…!?なお、最終話でも放送後30分限定のスペシャルプレゼントクイズを実施。12月12日(水)正午ごろ、番組公式HPにUPされる「けもなれクイズ」の動画をチェック、放送をリアルタイムで視聴し、放送終了後30分間だけ番組公式HPに開設される特設ページでクイズに答えると、正解者全員に新垣さんと松田さんが最終回・最後のシーンのロケ地で撮影したレアなスペシャルオフショット画像がプレゼントされるという。「獣になれない私たち」最終話は12月12日(水)22時より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年12月12日俳優・小栗旬(35)のハリウッドデビューがついに決定!作品は、20年公開予定の映画『ゴジラVS.コング(仮)』だという。本誌11月6日号でも、小栗が一家で“ロサンゼルス移住”を決意したと報じたばかり。全世界が注目する大作への切符を手に入れた小栗。だが、それは偶然手にしたものではない。そこにいたるまでには並々ならぬ努力があったという。「小栗さんは今年に入ってから現地との交渉や、語学学習のために何度か渡米する姿が目撃されています。また今年公開された『銀魂2』では筋骨隆々ぶりが注目されていました。『女装するために筋トレした』なんて言われていましたが、ゴジラデビューに向けて着々と体を鍛えていたようです。実際、デビュー作でも激しいアクションを求められることになりそうです」(映画会社関係者)数多くの作品に出演してきた小栗。ハリウッドデビューのきっかけを作ったのは意外な作品だった。「14年に公開された小栗さん主演映画『ルパン三世』の北村龍平監督(49)です。アメリカを拠点に活動する北村監督はDGA(全米映画TV監督組合)に所属。現地に強いパイプを持っています。アメリカ進出に際しても、小栗さんは何度か相談していたみたいです」(前出・映画会社関係者)だが近年、森崎ウィン(28)や浅野忠信(44)などハリウッドに挑戦する俳優は増えている。映画パーソナリティのコトブキツカサさんはこう語る。「ハリウッドではアジア人の仕事枠が増えているんです。そこにはアメリカだけではなく、世界規模でヒットさせたいという思惑があるようです。また近年では多様性を重視し、白人ではない俳優も起用しようという機運が高まっています。さらに、ハリウッドではジャッキー・チェンやブルース・リーのように、アジア人俳優=アクションという印象が強い。ご自身で殺陣をアレンジされるなど、アクションに造詣の深い小栗さんはまさしくぴったりでしょう」そんな彼に強力なライバルがいるという。「今年、アクション映画『パシフィック・リム:アップライジング』でハリウッドデビューした新田真剣佑さん(21)です。高校までアメリカで過ごした新田さんは英語力もネイティブクラス。さらに、お父さんは“サニーチバ”の愛称で海外からも人気を集める千葉真一さん(79)です。彼の息子ということも認知度アップに大きく貢献しているでしょう。今後も海外へ羽ばたいていく可能性は高いと思います」(前出・映画会社関係者)日本以上に競争社会のアメリカ。成功をおさめた日本人俳優には“ある共通点”があるとコトブキさんは分析する。「最低限の英会話スキルはもちろん必要ですが、なにより演技を楽しむこと。オーディション文化のハリウッドでは、落ちることを気にしていては生き残っていけません。渡辺謙さん(59)も『とにかく役者としてやっていけるのが楽しい』とオーディションそのものを楽しんでいる様子でした。そして、チャンスを増やすために重要なのは現地で生活することです。日本でオファーを待つのではなく、向こうに行くことで話もどんどん舞い込んできます。なので、小栗さんがLAへの移住を決断したことはハリウッドへの大きなアピールになるでしょう」コトブキさんは小栗の海外進出が日本映画界にとってもよい起爆剤になると期待を寄せる。「綾野剛さん(36)や山田孝之さん(35)のように小栗さんを慕っている俳優はたくさんいます。そんな兄貴分的なポジションの小栗さんがハリウッドに進出することで『じゃあ俺も!』と触発されて挑戦する人が増えてほしいと思います」
2018年11月13日新垣結衣と松田龍平がW主演で贈るドラマ「獣になれない私たち」(けもなれ)が先週、放送開始となり、仕事にも恋にも問題を抱えながら“常に笑顔で心をすり減らす”新垣さん演じる主人公に、多くの働き女子から共感の声が止まらない!明日10月17日(水)に放送される第2話では、そんな新垣さん決死の反撃(!?)がはじまり、“毒舌男”松田さんや“恋人”田中圭との関係に悶絶する視聴者が続出することになりそうだ。「逃げるは恥だが役に立つ」「掟上今日子の備忘録」などの脚本家・野木亜紀子と新垣さんが4度目のタッグを組んだ本作。初回放送は、ECサイト制作会社に勤務する晶(新垣さん)が、社長である九十九(山内圭哉)からのパワハラ指令や、同僚の松任谷(伊藤沙莉)や上野(犬飼貴丈)のミスに振り回され、笑顔で完璧に仕事をこなす一方で実は身も心もすり減らしている姿、恋人・京谷(田中さん)との問題にも思い悩む姿がリアルに描かれ、視聴者からの共感と共に大きな反響を呼んだ。そんな中、行きつけのクラフトビールバーで出会った毒舌男、会計士の恒星(松田さん)と本音で会話するシーンもあり、今後2人がどういう関係になっていくのか、先が読めない展開も注目を集めている。さらにラストシーンでは、晶が革ジャンにサングラスとイメージを一新するような“戦闘的”なファッションに身を包み、九十九に仕事内容の改善を突きつけるシーンがコミカルに描かれ、放送後は次週からの晶の反撃に期待を寄せる声も多数上がっていた。■気になる第2話、“恋人”田中圭との関係に暗雲?年下男子からの告白も!?明日放送の第2話では、晶と恋人の京谷との出会いを描いた回想シーンや、元カノ・朱里(黒木華)との問題を解決できずにいる京谷に対して「他の人、好きになりたい」と漏らしてしまう晶の気持ちが描かれるシーンなど、思わず胸キュンしてしまうような甘く切ないラブの要素も満載となっている様子。そして、「恋に落ちた瞬間、鐘の音が聴こえるらしい」という呉羽(菊地凛子)の話に首をかしげる晶と恒星が急接近!?その上、突然、晶に「好きになってもいいですか?」と問いかけるダメダメな“年下男子”の同僚・上野の告白など、第2話では大人たちの“ラブかもしれない”ストーリーが加速していきそうだ。第2話・あらすじすべての仕事を1人でこなしていることに業を煮やした晶は、社長の九十九に業務分担の改善要求書を突きつけ、決死の抵抗を開始。一方、恒星は初対面の会社社長・勝俣(八嶋智人)から、粉飾した税務申告書類に判を押してくれと頼まれていた。その晩、クラフトビールバー・5tapで出くわした晶と恒星。呉羽の話題になり、「呉羽は恋に落ちた瞬間、鐘の音が聴こえるらしい」と話す恒星。一目惚れをしたことがない晶は、どんな音かと首をかしげるが、それがわからないのは恒星も同じだった。翌朝、有給休暇中の晶は、同僚の上野が大事な契約書を持ったまま無断欠勤していることを知り、急遽、上野のアパートを訪ねることになるが、そこで「好きになってもいいですか?」と思わぬ発言をされることに!また、恋人の京谷と一緒に元職場仲間のBBQに参加した晶。周りから結婚のことなどに触れられ、笑顔ながらに京谷のことをかばっていたが、ついに本音を漏らしてしまい…。「獣になれない私たち」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2018年10月16日映画『泣き虫しょったんの奇跡』の公開記念舞台あいさつが8日、東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテで行われ、松田龍平、永山絢斗、渋川清彦、新井浩文、松たか子、窪塚愛流、豊田利晃監督、原作でプロ棋士の瀬川晶司五段が出席した。実在する棋士・瀬川晶司五段を劇中で演じた主演の松田。「大きなアクションがある訳ではないので、静かな中で何気ない動作が効いてくると思ったんです。瀬川さんは頭を触る癖があるので、それをやりすぎたら豊田監督から『やめてくれ』と言われました(笑)」と苦笑いを浮かべ、豊田監督から「芝居かなと思ったら、プライベートでもずっと触っていたので頭洗ってなかいのかなと(笑)」と注意した理由を説明された松田は「どういう意味ですか!」と返す場面も。そんな松田に対し、本作で映画初挑戦となった窪塚洋介の息子・愛流は「うまく演技ができるのか不安だったんですが、自分なりに精一杯やろうと思いました。難しかったんですが、自分ってすごいんだと思いました」と自画自賛すると、新井が「窪塚くんは初めての舞台あいさつだから、豊田監督といじろうと思いましたが、龍平を見てホッとしたと思いますよ。20年やってこれですから(笑)」と会場の笑いを誘っていた。舞台あいさつの最後には、将棋の普及に貢献したということで、日本将棋連盟常務の森下卓氏から初段免状を贈呈された松田。受け取る前は「全然弱いんですけど大丈夫ですかね?」と謙そんするも、いざ初段の免状を受け取ると「松田初段です」と笑わせて「僕に挑戦したい方がいればどしどし受けて立つので」とすっかり棋士になった気分。また、本作については「いろんな人の思いが詰まった映画に出演することができて、本当に幸せです。瀬川さんの半生を感じながら、自分と重ねて素晴らしい体験ができました」と満足げだった。将棋界に奇跡をもたらした異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的作品『泣き虫しょったんの奇跡』を、豊田利晃監督によって映画化された本作。幼い頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司は、プロ棋士の年齢制限の壁に阻まれて大きな挫折を経験するが、プロになるために人生を賭けた2度目の挑戦へと踏み出す、というストーリーとなっている。
2018年09月09日俳優の北村諒が26日、東京・池袋のアニメイト池袋本店でムック本『編集長・北村諒「Another Life」』(発売中 2,900円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。同書は、俳優が編集長となり、コンセプトや企画内容を考えて本の中で表現するムック本シリーズの第2弾。今回は『あんさんぶるスターズ!』や『刀剣乱舞』、『弱虫ペダル』といった人気漫画やゲームの舞台で2.5次元俳優として人気を呼んでいる北村諒が編集長に。タイトルにもなっている『Another Life』の通り、北村がもしも違う人生だったら? というテーマで7つの人生を写真などで表現している。この日の発売記念イベントは、編集長としてファンに名刺を渡すということで、スーツ姿で登場した北村。本の内容について「今、役者という人生を歩んでいますが、ファンの方に役者じゃない自分だったらどういう職業だったのか、どういう人生を送っていたのかということを詰め込んだ本になっています」と紹介し、お気に入りの写真を「レーサーの写真ですね。実際に鈴鹿サーキットで運転しました。刺激的でしたが、めちゃくちゃ怖かったですよ。レーサーのすごさを身をもって知ることができたので、すごくいい経験になりました」と満足げ。続けて「役者ではない人生を本の中でさせていただきました。役者になる前のことなど昔のことが書いてあるインタビューもありますので、北村諒を新たに知ることができると思います。隅々まで堪能していただければ」とアピールした。同書の中には芸姑の写真も収録されている。「性別が違ったものをやってみたくて芸姑さんを選びました。女性特有の職業を考えた時に、キャバクラよりは芸姑さんかなと(笑)」と芸姑を選んだ理由を説明し、実際にお座敷に通って芸姑の所作を学んだそうだが、「本当に所作が素晴らしくて、女将さんたちの所作は1日2日じゃ身につかないですね。すぐに出来るものではないと感じました」と反省の弁も。とは言うものの、芸姑の所作には感動を覚えたらしく、「首や手の角度、お客様に対して話しかけるポジションみたいなものが、自然に形として出来上がっていました。女性特有の所作だったり、美しさがすごく感じられたし、それを間近で見れてよかったですね」と刺激を受けた様子だった。
2018年08月27日俳優の松田龍平が主演を務める映画『泣き虫しょったんの奇跡』(9月7日公開)の本編映像が22日、公開された。同作は、異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的作品『泣き虫しょったんの奇跡』(講談社文庫刊)を原作に、豊田利晃監督がメガホンを握る。小学生の頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田龍平)は、プロ棋士の年齢制限の壁に阻まれて大きな挫折を経験するが、「やっぱり、プロになりたい」と人生をかけた2度目の挑戦へと踏み出す。今回公開されたのは、豪華キャストが集結した共演シーン。日本将棋連盟のプロ棋士養成機関「奨励会」に入会した瀬川(松田)が、「満26歳までに四段に昇段しなければプロ棋士になれない」という年齢制限ルールを噛み締めながら対局に臨むシーンだ。同じく奨励会で共にプロを目指す面々として、妻夫木聡、染谷将太、永山絢斗、遠藤雄弥、早乙女太一がそれぞれ将棋を指し合う姿が描かれる。背中を丸め食い入るように将棋盤を見つめる妻夫木、『3月のライオン』『聖の青春』に続き3度目の“将棋映画”出演が板についている染谷、そして長い前髪を垂らしながら落ち着きなく扇子を触る早乙女など、人気俳優たちが真剣に将棋に向かうレアな姿となっている。瀬川五段は撮影前から映画に参加し、将棋指導としてキャスト陣に指し方や所作などを実際にレクチャー。大体のキャストが将棋のルール自体は知っていたものの、すべての意味を理解していたほうが演じやすいだろうということから、プロと同じような所作で、将棋そのものを勉強してもらったという。キャスト陣はいずれも熱心に将棋に向き合い、瀬川五段も「この期間に著しく上達された方も多くいらっしゃって、龍平さんも最初とは段違いに強くなられましたね」とそ長っぷりを絶賛した。キャスト陣は撮影の合間にも将棋を指し合い、瀬川五段が見た中で最も熱中して上達したのは永山だったという。
2018年08月22日新垣結衣と松田龍平が、日本テレビ10月期放送のドラマ「獣になれない私たち」でW主演を務めることが決定。『恋するマドリ』以来11年ぶりの共演で、「逃げるは恥だが役に立つ」野木亜紀子脚本のオリジナルラブストーリーに挑戦する。◆「逃げ恥」野木亜紀子が描く“理性的すぎるオンナとオトコ”の恋――本作は「逃げるは恥だが役に立つ」「掟上今日子の備忘録」の野木氏が、現代に生きる人々のリアルを徹底的にこだわって描く、「全ての頭でっかちなオトナ」に贈る新しいラブストーリー。メインキャストで出演する映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』が現在公開中、今年30歳となった新垣結衣が演じるのは、仕事に恋に悩む“等身大の現代女性”だ。「常に笑顔」で「仕事は完璧」、誰からも好かれ、愛されているオンナ・深海晶、30歳。仕事でも恋でもプライベートでも、みんなに気を遣いガマンし続けていたら、仕事では次から次へと仕事を任され、さらにこき使われる。彼氏も彼女の優しさに甘え続け、気づけば理想の女を演じている。「私、何のためにこんなに頑張ってるんだっけ?誰かをすごく好きになって、素直に恋をしたいだけなのに」――。一方、主演作『泣き虫しょったんの奇跡』が9月に公開を控える松田龍平が演じるのは“世渡り上手な毒舌男”根元恒星、33歳。そんな根元は女にモテるエリート会計士だが、本当は調子よく振る舞っているだけで、全てを冷めた目で見ている。誰のことも信用しないし、無防備に人を愛せるほど馬鹿じゃない。順調だった仕事は、思いがけずヤバイ案件に片足を突っ込み限界寸前…。そんな“心に堅い鎧を着込んだオンナとオトコ”が、仕事終わりのクラフトビールバーで偶然出会うことに!赤の他人だからこそ2人が本音でぶつかる中で、傷つきながら自分らしく踏み出す姿を、笑いと切なさを織り交ぜて描く。◆新垣結衣「心がふわっと軽くなるようなドラマに」本作のオファーを受けて、「なにより楽しみたい」と語る新垣さんは、「主人公のように、嫌なのに、変えたいのに、勇気が出ないまま今と戦ってる人は実はたくさんいるのかなと思います。やっぱり見てくださる方には、好きになってもらったり応援したくなったり、笑ってもらえる晶にしたいです。カチカチになった心がふわっと軽くなるようなドラマになったらいいなと思います」とコメント。野木氏とは、「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の備忘録」「逃げるは恥だが役に立つ」に続いて4作目のタッグとなった今回。「本当に信頼する方」と野木氏について語る新垣さんは、「またご一緒できて本当に感謝です。なんともいえない安心感があります。それと同時に、だからこそのプレッシャーもあります。脚本に込められた野木さんからの期待と課題に応えられるように頑張りたいです」と意気込み。また共演する松田さんについては「嬉しいです!とても貴重な事だと思います。当時私はまだ高校生で本当に子供だったので、今回はご迷惑をおかけしないように、そして当時とはまた違ったお芝居のやり取りができるように頑張りたいと思います」と前回の共演をふり返った。◆松田龍平「変なことになれば最高」本作についてまず「面白くなりそう」と語る松田さんは、「男と女の人間模様が交差して変なことになれば最高ですね。楽しみです」とコメント。演じる根元恒星については、「感じたまま演じたいです。言いたいことを正直に言えてしまう人だと思うのでそう言う意味でも」と意気込みを語っている。「獣になれない私たち」は10月、毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年08月14日将棋界の歴史を変えた感動の実話を映画化した『泣き虫しょったんの奇跡』の完成披露舞台挨拶が7月3日(火)、TOHOシネマズ新宿にて行われ、主演の松田龍平のほか、共演者や豊田利晃監督など、総勢10名が顔をそろえた。■映画PRを振られた松田龍平「侍ジャパンの映画」!?松田さんのボソボソ語る口調は、公私共に仲良しの野田洋次郎&新井浩文を中心にクスクス笑いを巻き起こす。映画のPRを振られた松田さんは、「本当にいい映画、勇気をもらえる映画だと思います」と言うと即座に言葉に詰まり、「宣伝文句、考えておかないと…すみません…。侍ジャパンの映画」とW杯にかけて言うと、場内は爆笑。新井さんは「もう1回、チャンスをお願いします!」と観客に呼びかけると、気を取り直した松田さんは「将棋は日本でしかない国技、みたいな。合っているかな?違うな…。日本の魂がこもっている将棋の世界で奮闘する、瀬川さん含め周りの人間ドラマが色濃く描かれています」と最後はキレイにまとめていた。『泣き虫しょったんの奇跡』は、将棋界で本当に起きたサクセスストーリーを、豊田監督と松田さんによる16年振りのタッグで届ける。幼い頃からプロ棋士を目指して生きてきたしょったんこと瀬川晶司の夢は、年齢制限の壁にぶつかり、あっけなく断たれた。普通のサラリーマンとして日々を送っていたが、アマ名人になっていた親友との再会などの出来事で、改めて将棋の面白さを痛感したしょったんの、二度目の挑戦が始まる。■将棋最弱は妻夫木聡&染谷将太現場でも将棋をさしあっていたというキャスト陣。誰が一番強いかという話に及ぶと、駒木根隆介は、「強かったのは僕です、恥ずかしいけど(笑)」としながらも、ほかに強いのは「新井さん」と名指した。バトンを受け取った新井さんは「うち、もっぱら麻雀が得意です。確かにそこそこですけど、逆で最弱はブッキー(妻夫木聡)と、染谷(将太)!最弱ですね。お互いニカニカしていて、ずっと1日中終わらなかった(笑)」と朗らかにエピソードを明かした。さらに、新井さんは、かつては将棋が弱かった松田さんが強くなっていたことに驚いたと話し、「2~3週間前くらいかな。飲んでいるときに龍平が暗い顔をして『伸び悩んでいる。将棋が強くならない…』って言っていた(笑)。伸び悩むってどういうこと?」と松田さんに振ると、松田さんは「壁にぶち当たった」と几帳面に答えた。最終的に「どこを目指しているかよくわからないけど、さすが龍平」と新井さんに突っ込まれていた。そのほか、完成披露舞台挨拶には、渋川清彦、松たか子、小林薫、國村隼、瀬川晶司五段(原作者)が登壇した。『泣き虫しょったんの奇跡』は9月7日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:泣き虫しょったんの奇跡 2018年9月7日より全国にて公開©2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会©瀬川晶司/講談社
2018年07月03日将棋界に奇跡をもたらした異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説を、豊田利晃監督がメガホンをとり、松田龍平主演で映画化する『泣き虫しょったんの奇跡』。この度、妻夫木聡、松たか子、永山絢斗など12名の超豪華キャストが、松田さん演じる晶司を支えるキャラクターで出演することが決定。さらに、本作の特報映像も公開された。■ストーリー地味でおとなしくて何の取り柄もなかったしょったん(瀬川晶司)が、初めて周囲から認められたのが将棋だった。ライバルや師匠との出会いを経てめきめき実力をつけ、プロ棋士の登竜門である奨励会に入会。しかし「26歳までに四段昇格」という鉄の掟のプレッシャーから、肝心なところで勝てなくなり…ついに年齢制限に阻まれ退会を余儀なくされてしまう。大きな挫折から絶望と喪失感に襲われる晶司。だが、そこに残っていたのは将棋が大好きな自分の気持ち、そして仲間の支えだった――。改めて将棋の楽しさに触れ、アマで頭角を現したことで前代未聞のプロ再挑戦が始まる!■晶司と苦楽を共にする「奨励会員」たち本作は、幼い頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司が、一度は夢破れたが、周囲に支えられながら再び夢を実現させるためにひたむきに挑戦していく感動の実話。そんな晶司と共に四段昇格を目指し、苦楽を共にする仲間の一人、新藤和正役には『アンフェア the end』『真田十勇士』『エルネスト もう一人のゲバラ』など様々な話題作に出演する永山絢斗。若さゆえにやんちゃで生意気な態度を取り、新藤らとぶつかることもある奨励会員・村田康平役を『ヒミズ』『寄生獣』『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』などに出演し、世界にも活躍の場を広げる染谷将太。畑中良一役を『愛の渦』『ヒメアノ~ル』や舞台でも活躍を見せる駒木根隆介。山川孝役を豊田作品の常連としてもお馴染みの渋川清彦。清又役を多数の映画・ドラマ作品で名脇役として活躍を見せる新井浩文。加東大介役を『座頭市』への出演で注目を集め、最近では劇団☆新感線の舞台出演も話題となった早乙女太一。冬野渡役を『悪人』で日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞で主演男優賞を受賞した妻夫木聡が演じる。■松たか子&國村隼ら豪華俳優陣が脇を固める!ほかにも、晶司の小学生時代に多大な影響を与えた担任教師・鹿島澤佳子役を松たか子、中学生時代の晶司に将棋の道を教える将棋クラブの席主・工藤一男役をイッセー尾形、奨励会退会後、再びプロを目指す晶司を支える藤田守役を小林薫、そして晶司の両親役に、美保純と國村隼が決定。■キャストコメント到着妻夫木さんは、「豊田監督にオファーを頂けたことが何より嬉しかったです。また、原作の瀬川さんと同じ高校ということも、勝手ながら運命的なものを感じていました」と本作への出演を喜び、「僕は出演者の中でたぶん一番将棋が下手でした。染谷くんと将棋最弱王決定戦なるものをやったのですが決着がつかなかったので今度じゃんけんしておきます」と撮影中のエピソードも明かした。豊田監督の世界に中学のときから憧れていたという染谷さんは、「そこに招き入れて下さったことに感謝しています。そして、こんなに将棋映画に関われることに驚きです」と話し、撮影中は黙々と将棋を指していたが「自分はいっこうに強くなれませんでした」とも語っている。また永山さんは、「自分は幸福者だなぁと思えた日々でしたし、大好きな作品になりました」と撮影をふり返り、松さんは「現場では、瀬川さんもいらっしゃったので、ご本人の前で、影響を与えた先生でいるのは、とても緊張しましたが、しょったんはもちろん、生徒のみんなと目線をあわせてあげられたら、と思っていました。かかわった全ての人が熱い想いで作ったこの映画の成功を、心から祈っています」とコメントを寄せている。同時に公開された特報映像では、大勢のマスコミ陣を背に対局を行う、松田さん演じる晶司の姿が映し出されスタート。晶司を陰ながら支える親友でありライバル・悠野(野田洋次郎)のほか、小林さんや妻夫木さん、松さん、國村さん、染谷さんなど、今回発表された晶司の夢を支える個性豊かな人物たちも登場。また、照井利幸によるメロウなギターのサウンドが本映像に彩りを添えている。『泣き虫しょったんの奇跡』は2018年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月16日錦戸亮主演で贈る、現在公開中の衝撃のヒューマン・サスペンス『羊の木』。木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平ら豪華キャストが出演することで話題の本作から、この度、劇中に登場する奇祭“のろろ祭”の場面写真がシネマカフェに到着した。吉田大八監督が描く奇祭“のろろ祭”とは――?毎年恒例で行われるのろろ祭。“のろろ様”は、さびれた港町・魚深に祀られている神で、決してその姿を見てはならないと言われている。そして、魚深の崖には巨大なのろろ像があり、祭りの日に2人の生け贄がそこから飛び込むと、一人は助かり、もう一人は沈んだまま死体が揚がらない、という話が言い伝えられているのだ。のろろ祭が始まると住民は自宅に帰り、のろろ様を先頭に異形の集団が魚深の町を練り歩く…。そんなのろろ祭は、魚深の新住民となり、それまで交わることのなかった元殺人犯たちが一堂に会する唯一のシーン。到着した場面写真では、松田さん演じる宮腰のほっかむり姿や、普段大人しく気弱な福元(水澤さん)が泥酔し大暴れする場面、その姿を面白がり写真撮影を始める杉山(北村さん)など、元殺人犯たちの姿が確認できる。また、白い衣装に身を包んだ集団が町を歩く異様な光景も写し出されている。『羊の木』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2018年02月10日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回は『羊の木』(2月3日公開)に出演する松田龍平について、吉田大八監督に話を聞いていく。松田は1999年に映画『御法度』でデビューし、その年の新人賞を独占する。映画『青い春』(02)の主演以降、『まほろ駅前』シリーズ(11、14)、『探偵はBARにいる』シリーズ(11、13、17)など話題作に出演。さらに『舟を編む』(13)では第37回アカデミー賞ほか、多数の主演男優賞を総なめにした。最新作となる『羊の木』では、過疎対策としてある町に受け入れられた元殺人犯で、錦戸亮演じる主人公・月末と交流を深めていく宮腰一郎を演じる。○松田龍平の印象開き直るわけじゃないけど、宮腰は言葉で説明できるような役になったらつまらないと思っていました。決して逃げではなく、自分なりに目指すべき宮腰に対してできるだけ誠実であろうとすれば、そうなってしまうんです。だって人間の言葉で捉えられるなら、人間の枠内にあるってことだから。当然松田くんとも撮影の前に何度か話し合ったのですが、僕が言葉を尽くして説明しながら、最後の最後で宮腰の芯に対して触れられないという苦しさを、彼のほうで感じ取ってくれて、自分が引き受けるしかないという覚悟を持ってくれたことで、宮腰という役がギリギリで成立したような気がします。あんなにフレンドリーで穏やかに見えながら、人間の枠におさまらない何かが、輪郭から少しずつにじみ出ている。彼が覚悟して演じてくれたおかげで、ただ立っているだけ、ただ歩いているだけで、何かざわざわしたものを感じる宮腰になったと思います。それは観ているこちらが人間だからですよね。もちろん松田龍平は人間だけど、宮腰は人間じゃない。普通に考えたら「そんな役、できるわけがない」で終りなんだけど、「求められたら、やるしかない」というのもまた松田くんだから、もし彼じゃなければどうなっていたか、全く想像がつかないですね。この無謀な賭けに付き合ってくれた松田龍平という俳優に、感謝するしかないです。○映画『羊の木』でのおすすめシーン文(木村文乃)に引き続き、やっぱり全編通してギターを持っている姿が別の意味でグッときますね。ギターが、ギター以上の何かになっている。たとえばギターを間に挟むことで、月末と宮腰の友情は儚い艶を帯びるし、いちばん最後に弦を爪弾いてからポツリと言う台詞が、宮腰の心からの叫びのようで、僕にはたまらないほど切なく聞こえます。■吉田大八監督1963年生まれ、鹿児島県出身。CMディレクター として国内外の広告賞を受賞する。2007年『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で長編映画監督デビュー。同作は第60回カンヌ国際映画祭の 批評家週間部門に招待され話題となる。その後 『クヒオ大佐』(09)、『パーマネント野ばら』(10) とコンスタントに作品を発表。『桐島、部活やめるってよ』(12)で第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞を受賞した他、国内の各映画賞を賑わせた。『紙の月』(14)でも第38回日本アカデミー賞 優秀監督賞受賞、主演の宮沢りえにも数々の映画賞をもたらした。17年は、三島由紀夫の異色のSF小説を映画化した『美しい星』の公開の他に、作・演出を手掛けた舞台「クヒオ大佐の妻」の上演が評判となる。
2018年02月04日綾瀬はるかと坂口健太郎が初共演する映画『今夜、ロマンス劇場で』。この度、本作で“大スター役”で登場する北村一輝の衝撃的な場面写真が到着した。北村さんが演じるのは、映画監督を夢見る健司(坂口さん)が勤務する京映撮影所の看板スターで、大人気映画『ハンサムガイ』シリーズの主演を務める超ナルシストなイケメン俳優・俊藤龍之介。彼はどんなトラブルにも動揺しない、超ポジティブな性格の大スターで、劇中では大物オーラをこれでもかと周囲にふりまいているのだが、その様子が覗ける場面写真が今回公開。■中世ヨーロッパの貴族を彷彿とさせる衣装も違和感なし!映画『テルマエ・ロマエ』では、次期ローマ皇帝候補・ケイオニウス役を好演し、日本人という枠を超越していた北村さん。本作でも日本人には似合わないだろうと思われる、真っ白なフリルが目を引く中世ヨーロッパの貴族を彷彿とさせる衣装、見事にイケメンに着こなしている。■大物スターらしく白いスーツで京映撮影所の大人気映画『ハンサムガイ』シリーズの主演を務める看板スターである俊藤。この場面写真は、大物スターらしく白いスーツをピシッと着こなし、自身が看板スターであることをモノクロお姫様・美雪(綾瀬さん)にアピールしているシーン。周囲の取り巻きも一緒に『ハンサムガイ』を全力でアピール!■いかなるときも美しく!続いての写真は、撮影中にケガをしたのか頭に氷袋を乗せる姿、車いすで包帯ぐるぐる巻きになりながらもTV番組に出演を果たしている姿、さらにピンクのスーツをさらりと着こなすも、なぜかペンキまみれな姿…。ケガをしようと、ペンキまみれになろうと、大スターは凛とした佇まいを見せ、美しさを損なわない!しかし、撮影中にケガとは…『ハンサムガイ』シリーズはアクションシーン満載の作品なのだろうか?■一見誰かわからない、連獅子姿でもハンサム!クランクアップなのか、花束を抱え連獅子姿の場面写真。顔を白く塗り、一瞬誰だかわからぬ風貌だが、凛とした表情にどこか美しさを感じる。俊藤が命を懸ける『ハンサムガイ』シリーズの過去タイトルは、『帰って来たハンサムガイ!』『レッツゴー! ハンサムガイ』といった、俊藤の格好良さが際立つものばかり。本作では彼の天才的なアイディアにより、前衛的かつ独創的だと語る“妖怪ミュージカル”の撮影風景が覗けるという。彼の活躍も見逃せない。『今夜、ロマンス劇場で』は2018年2月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月26日俳優の松田龍平が13日、都内で行われた映画『羊の木』(2018年2月3日公開)の完成披露試写会に、錦戸亮(関ジャニ∞)、木村文乃、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、吉田大八監督とともに登場した。同作は、講談社イブニングKC刊の同名コミックを実写化。『がきデカ』の山上たつひこが原作、『ぼのぼの』のいがらしみきおが作画を務め、凶悪犯罪に手を染めた元受刑者たちを受入れた港町で起こる数々の事件や住民と元受刑者の不協和音などを描く。役作りについて聞かれた松田は「割と何も考えないでやった」と回答。松田とのシーンが多かった錦戸は「お仕事をするのも会うのも初めてだったんですけど、年は一個上ですもんね、龍平くんの方が。だからまあまあ、探り探りですよ」と明かした。さらに錦戸は「何度か飲みに行かせていただいたり、そういうのを重ねていくうちに、今は緊張せずに話せる」と語り、「撮影当初は緊張してました」と告白した。すると松田も「僕も緊張してて、探りながら」と互いに緊張していたことを明かし、「映画の中でもファーストシーンで、戸惑いがいい感じで出てたなと思った」と、結果的に初対面のシーンにぴったりだったと満足げにしていた。そんな2人に挟まれた木村は「すごい不思議な空気感で」と苦笑する。「3人が初めて顔を合わせるシーンで突然、台本には書いてないのに松田さんが小躍りし出して。宮腰(松田)はこういう人だし、この人に振り回されるんだろうなという気がした」と役にもつながるアドリブだったと振り返った。また、衝撃のある同作にちなんで「衝撃的なできごと」を聞かれた松田は、「さっき説明を受けた時に、『驚くエピソードを用意します』と言ってくれたのかと思って。楽しみにしていたら、自分が言うんだった」と天然発言で会場を笑わせる。「何も考えてなかったから、自分のことばかり考えてたんですけど、結局見つからなくて」と困惑すると、錦戸も「今、衝撃受けたんですからね」とフォローしていた。
2017年12月13日クランクインをおよそ2週間後に控えた今年2月初旬、都内で行われた『探偵はBARにいる3』の会見の席で、松田龍平は「まだ脚本を読んでなくて…」と告白…。主演の大泉洋から「うそでしょ!? 渡したでしょ、台本」とツッコミを浴び、会場は爆笑に包まれた。とはいえ、松田さんのこの告白が決して「衝撃の」というほどでもなく「まぁわかるかも」となんとなく受け入れられてしまうのは、松田さん、大泉さんのパーソナリティ以前に(それももちろん大きい)、このやりとりが同シリーズの空気そのままだからだろう。役作りだの、久々に役を思い出す作業だのの必要もなく、既にそこには探偵と高田がいた。タイトルにもあるように、主役はあくまで大泉さんが演じる探偵。松田さんが扮する高田は相棒であり、セリフも出番もものすごく多いわけではない。だが、多くのファンが、探偵と高田の関係性こそ本シリーズの魅力であると考えている。札幌の歓楽街・ススキノで暴れまくる最強のバディ誕生の秘密(?)から最新作の魅力まで、2人に話を聞いたが、ここでも会見や劇中さながら、いや、それ以上のゆる~いやりとりが…。――前作『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』から4年が空いての最新作第3弾の公開となります。探偵が、高田の大学院の後輩からの、失踪した恋人の捜索の依頼を受けたことから、とんでもない事件に巻き込まれていきます。大泉:3作目を作ること自体は、前回の『2』がヒットしたので、すぐに決まってたんです。ただ、僕としては脚本をもうちょっと面白く、という気持ちがあって。一度、撮影のタイミングがあったんですけど、もうちょっと面白くするために頑張ってみようと、勇気ある撤退をしたんです。そこで時間をかけて今回、満を持していい作品ができたんじゃないかと。松田:僕は「本なんてどうでもいいじゃないですか。やりましょうよ」って言ったんですけど…(笑)。大泉:龍平くんはそう言いました。2年前の時点で「つまんなくてもいいからやりましょうよ」って。北海道に旅行するんじゃないから、そういうわけにはいかないだろうって(苦笑)。まあ、龍平くんが「僕は『探偵はBARにいる』をやりたいんです」って言ってくれたのは嬉しかったですが、ファンと龍平くんを待たせることになってしまい(笑)、申し訳なかったです。――松田さんは、この3作目に対しての意気込みなどは…。松田:まあ、僕は何でもいいんですけど…。大泉:「何でもいい」とは何事だ!松田:それこそ1作目の時は、シリーズになると思わずに現場に入って、撮影中に大泉さんが「シリーズにしたい」「3作目までは作りたい」って言ってて、それが実現できたのは嬉しいですね。僕自身、ものすごく好きな作品なので。――4年ぶりの撮影で、役を思い出したり「戻ってきたな」と感じる瞬間などは?松田:大泉さんに会うとね。『1』のときから高田という役について自分の中でもイメージはあったけど、大泉さんが吐き出したものを自分なりに受け止めて、感じたいと思っていて、そうやって作っていった部分が大きかったので。――探偵を目の前にしてやり取りすることで高田が形作られていった?松田:ただ今回、4年空いて、それ(過去のシリーズ)をなぞりながらやるのがいいのか? いまの自分の気持ちでやるのがいいのかと迷う部分はありました。自分的に、ちょっと違う高田を見せたいと思いつつ、お客さんが望む、相変わらずの“そこにいてくれる”感じの高田像があるんだろうと。大泉:そんなにいろいろ考えてたんだね(笑)?この人はそういうところ、見せないんでね。僕も松田くんの芝居を見て「あぁ、懐かしいな。戻ったな」って気がよりしてくるところはありましたね。「4年ぶりですぐに役に戻れましたか」ってよく聞かれますが、徐々になんですよね。鏡の前でメイクさんに髪を作ってもらい、衣装を着せてもらって探偵のコートで「うぉっ!」って感じがして、現場に行けばいつものスタッフさんがいて、そこに高田が入ってきたら、(役に入る準備の)アイドリングがいらない感じ。自転車の乗り方を忘れないのと同じでストンと入れるんです。――改めて、お互いの魅力や今回の新作で見えた、いままで知らなかった一面などはありますか?松田:僕の大泉さんのイメージは、とにかく“正直な人”。アクションが大変だと、ちゃんと「いやだなぁ…」って言うんですよ。大泉:(笑)。松田:ありがたいんですよ。「いやですね」って言えるって。逆にストイックに懸命にやられると、こっちも「やんなきゃ!」ってプレッシャーをすごく感じるけど、そういう人じゃなくてよかったです。でも、決めるところはビシッとかっこいいしバランスが絶妙なんですよね。大泉:まあ、僕はどうしてもボヤき癖があるんでね。「文句あるならやめれば」って言われるけど、そういうことじゃない!文句言いながらやるんですよ。でも文句言わずにいられない(笑)。松田:ありがたいですね。でも、たまに「僕が主役だから、あんまり面白いことしないでね」って主演として圧力をかけてくるんですけど…。大泉:ハハハハハ!何だそれ!うそつけよ(笑)!!松田:冗談なのか、半分くらい本気なのか…(笑)。大泉:いやね、この人はわけわかんないことしてくるんですよ、時々。普通の芝居の流れでいうと、おかしな言い方とかをしてきたり。あんまり、そういうところで面白いことされると、主役が目立たないからやめてくれと…。松田:言ってんじゃないですか(笑)。大泉:いや、言ったかもしれないけど(苦笑)、それでやめる人じゃないですからね。いいじゃないか、それくらいは言わせてくれと(笑)。え?高田の魅力?そういうところじゃないですか(笑)?――既に公開された予告編で、探偵がパンツ一丁で漁船の先に縛り付けられ「助けてくれ!」と叫んでるシーンが見られましたが…。大泉:あれは最初、監督に「ガウンを着て、その下にパンツでやってほしい」って言われたんです。その前のシーンでガウンを着てたので。「いや、でも(シーンの経過から)それはおかしい」って話をしたんですけど監督が「そうですよね。でもガウンにパンツの方が画としては面白いんですよね…」って。私も「面白い」って言葉には勝てないから、じゃあ身ぐるみをはがされたことにしようかってああなって。――ガウンさえもなしでパンツ一丁に?大泉:監督は「2カットだけですから」と言ってくれたんですが「いや、面白いものにしたいから、何カットでもやってくれ!」と言いましたよ、僕は。で、最後に監督が「沖に出たい」と言うので「じゃあやりましょう」って。そうしたら「波が高くて撮れませんでした」って。わかるだろ!沖に出たら波が高くなることくらい!松田:でも大泉さんは北海道の人だし、寒さに強いからこのくらいは大したことないのかなって。大泉:やかましい!誰がやっても大変だわ!松田龍平だったらキレてますよ。というか事務所段階でNGですよ。松田:みなさん、求めてるんですよ。大泉さんにそういうのを。大泉:文化ですからね。ここ20年くらい、北海道の人たちは僕がひどい目に遭うのを深夜に見て笑ってるわけですよ(笑)。もう文化!松田:そこは僕の中にも、あまりに大泉さんに全てを任せていいのだろうか?というわだかまりがずっとあったんです。どんな話なのかもわからないまま現場に行って…。大泉:台本、読んできてねーのかよ!どんな話なのか分からずに現場に行っちゃダメでしょ!松田:おいしい北海道のごはんを食べて「最高!」みたいな?そろそろ、それじゃダメなんじゃないかって。大泉:そろそろじゃねーよ。最初からダメだよ!松田:今回は真面目に頑張ろうと。上がってきた台本からも高田の思いを感じられて、僕の思いとリンクする部分もあって、それはありがたかったですね。――6年前の第1作の時点で、このシリーズにおいて探偵だけでなく、探偵と高田という2人のコンビ感がここまで支持され、重要な存在になるとは感じていましたか?大泉:そこは最初から、2人の魅力が出てこないと成立しない映画だなと思ってました。台本の時点でとにかく言ってたのが「高田をちゃんと描いてほしい」ってこと。ただ、難しいんですよ、高田の役って。セリフも多くないし、キャラクターを膨らませるのも大変なんです。松田:大泉さんはいつも「激しいエロスのシーンを高田にやらせろ」って言ってましたよね(笑)?大泉:いや、俺はね、大人のハードボイルド作品として、ちょっとHなシーンが必要じゃないかって前から言ってたんですよ。でも、俺がそういうシーンやるのはイヤだから(笑)、物語と関係ない乱暴なエロスを高田にやらせろって。でも、実際にやらされるのは俺で『1』でおっぱいに挟まれて、『2』ではおっぱい思い切り揉むし…。――絶対に高田がやりそうにない行動ですね…。大泉:なかなか、高田のキャラが膨らまなくて、龍平くんがやるってなって、一体どうなるんだろうって思いましたよ。でも、高田の最初のひと声を聞いただけで、ワーッてイメージが膨らんで「こういう人か。あるある!」って。確か、夜のアクションシーンから入ったんじゃなかったっけ?松田:そうですね。大泉:俺がボコボコにやられてるときにドーンっとやって来て、全員ぶっ倒して。俺が「遅ぇよ!」と言ったら「ごめん。おしっこしてた」って。そのひと声ですっと見えたんです。「なるほど、この飄々とした感じね」って安心しました。――松田さんは、過去にも異なるタイプのバディものには出演されてますが…。松田:僕は、あんまり自分で“バディ”って意識したことないんですよね。バディものだからどうってことでもなく。ただ、大泉さんが面白い人なので、それを素直に楽しみたいな、それが映画の面白さに繋がればいいなってことだけだったりするんですよね。――改めて映画の中で、松田さんから見て探偵がかっこよく見えたシーンは…?大泉:いいねぇ、ぜひ教えてもらいたいね。松田:いやぁ、やっぱり…(しばし沈黙)。パンイチで雪が降る中で、船にくくられての出航が…。大泉:やかましいわ!松田:いや、ヒロインの北川(景子)さんとのやり取りもかっこいいなって思いました(笑)。――大泉さんから、松田さんにここだけは直してほしいと思うところは?大泉:龍平くんは段取りで面白いことやっても、テストを何度かやると飽きちゃって、本番でそれをやってくれないことがあるんでね。本番でもやってくれと。松田:いや、これやったら面白いっていう確証がないから…。(笑いが)取れるかわかんないんでね。取れるならやってもいいんですけど。大泉:俺から見たら確実に取れるんですけどね(笑)。突飛なこと言うとかじゃないのに、絶妙に面白いんですよ。あとね、高田はテストの段階でタバコ吸ってるのに、本番で吸わなかったりするんですよ。なんでかって聞いたら「本番で吸ってもおいしくない」って。確かに本番では、同じシーンを何度も違う角度から撮ったりするから、何本も吸わなきゃいけなかったりして、おいしくなくなるんですけどね。というか、テストのときに吸ってるのはおいしいからなんですね…(笑)。ホント自由なんです(笑)。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2017年12月04日11月21日(火)今夜放送される日本テレビ系「火曜サプライズ」は、映画『探偵はBARにいる3』に出演している大泉洋と松田龍平が「アポなし旅」に、またドラマ「コートダジュールNo.10」から小林聡美と大島優子が「おもてなしグルメ旅」にそれぞれゲスト出演する。本番組は旅とグルメをテーマにしたロケバラエティ。メインMCを務めるウエンツ瑛士がゲストとともに各地をロケする「アポなし旅」のほか、山瀬まみ、石塚英彦、DAIGO、「オリエンタルラジオ」、江原啓之ら様々な出演者によるコーナーも魅力になっている。今回は大泉さんと松田さんが出演作の舞台にもなっている北海道の札幌で「アポなし旅」。MCのウエンツさんがやりたいことを叶えるために大泉さんが次々とオススメのお店に取材交渉。普段見られない大泉さんのモノマネなども見られる波乱の「アポなし旅」をお楽しみに。小林さんと大島さんは「おもてなしグルメ旅」企画に出演。2人は代々木上原で気になっているというオーガニックのお店に向かう。続々登場する絶品料理も見どころだ。大泉さんと松田さんが出演している映画『探偵はBARにいる3』は、12月1日(金)より全国にて公開。アジア最北の歓楽街である札幌・ススキノを舞台に、その街の裏も表も知り尽くした“探偵”(大泉さん)と相棒・高田(松田さん)が活躍するシリーズの最新作となり、今回は失踪した女子大生について調べていくうちに、探偵たちがモデル事務所の美人オーナー・マリと出会う。謎に包まれたマリに翻弄されていくうちに探偵たちはまたもや大きな事件に巻き込まれていく…というストーリー。北川景子が“謎の女”を演じるほか、リリー・フランキー、志尊淳ら共演するキャストにも注目。小林さんと大島さんがドラマ初共演を果たす「コートダジュールNo.10」はWOWOWとHuluによる共同製作で、WOWOW版(全5話)は11月放送スタート(※第1話無料放送)、Hulu版(全4話)は11月配信開始。1話30分×全9話の全く異なるストーリーが展開、友人の葬式で再会した2人、探偵コンビ、社交ダンスの先生と生徒、スナックに集うギターの流しと常連客など、小林さんと大島さんは異なる9つのキャラクターを演じ分ける。豪華なメンバーでお届けする「火曜サプライズ」は11月21日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月21日大泉洋と松田龍平という最高のコンビが贈る人気シリーズ第3弾、映画『探偵はBARにいる3』のジャパンプレミアが10月24日(火)、都内にて行われ、大泉さんと松田さんに加え、出演する北川景子、前田敦子、リリー・フランキー、吉田照幸監督が舞台挨拶に登壇した。大泉さんと共にずっとシリーズに出演している松田さんだが、「改めて『探偵はBARにいる』は面白い。実は、むしろ『4』が観たいと思って、そんな作品になったのが不思議で。『3』でやめようかなと思っていたので」とぶっちゃけると、隣にいた大泉さんが目をひん剥いた。しかし、クールな様子の松田さんが「初めて言いますけど、まさか『4』をやりたいと思える作品になると思わなかったので、自分でも驚いています」と淡々と話すと、大泉さんは「僕は、いささかショック…」と何とか受け止めていた。『探偵はBARにいる3』では、探偵(大泉さん)と相棒・高田(松田さん)が最大の事件に挑む物語。失踪した女子大生の麗子(前田さん)を探すうち、ひとつの殺人事件にあたった探偵。調査を進める中で浮かび上がったのは、モデルクラブのオーナー岬マリ(北川さん)と、冷酷非道な裏社会の北城(リリーさん)だった。真相に近づくにつれ、探偵と高田の歯車も少しずつ狂い出す。吉田監督が「エンドロールの最後まで観てください」と挨拶で告げると、前田さんは、「クレジットの最後まで観ていない!」と焦り出した。すると、大泉さんが「お前、ラストを観ないで『面白かった』って言ったの!?もう1回観に行けよ、もう1回頭から観ろ!」とげきを飛ばした。その様子を黙って見ていたリリーさんだったが「実は、まだ完成したものを観ていないんです。まだ観ていないので大人しくしていた」と、加えて告白…!松田さん、リリーさん、前田さんとマイペースなキャストの発言に頭を抱えた大泉さんは、完成作未見というリリーさんに向かって、「どの面下げてきているんだ!今日、お客さんと観たらどうだ!」と言い始め、止まらずに、「しかも今日やっぱり遅刻してきたし!」とリリーさんの物まねまで披露。「『いやいやいや、(皆の)待ってる感が半端ないね』って、そりゃそうでしょ!」と大激昂の大泉さんの様子に反して、場内も登壇陣も大爆笑だった。『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年10月24日シリーズ2作がスマッシュヒットを記録した映画第3弾『探偵はBARにいる3』のジャパンプレミアが10月24日(火)、都内にて行われ、続投した大泉洋や松田龍平のほか、出演する北川景子、前田敦子、リリー・フランキー、吉田照幸監督がレッドカーペットを歩いた。イベントの終盤に、冬の北海道・ススキノを舞台にした本作にかけて、集まったお客さんや登壇陣に向け、スノーマシーンで雪を撒いた大泉さん。「紙の雪だと思っていた…」と言いながらも、盛大に本物の雪をまき散らした大泉さんは、観客に冗談で「謝れ(笑)」とコールされ苦笑いしていた。『探偵はBARにいる3』は、札幌在住のミステリー作家・東直己の代表作「ススキノ探偵」シリーズの映画化。ススキノを縦横無尽に駆け回る探偵(大泉さん)と相棒・高田(松田さん)の活躍を描くエンターテインメント。今回の依頼主は高田の後輩=原田が、突然失踪した恋人の麗子(前田敦子)を探してほしいというもの。軽い気持ちで依頼を受けた探偵だったが、麗子が風俗店でアルバイトしていたことを知り、その店のオーナーと名乗る岬マリ(北川景子)の巧妙な罠に落ちていく。北川さん、前田さんのほかにゲストキャストとして冷酷非道な裏社会の住人・北条を演じたリリーさんも出演した本作。リリーさんは、「悪人ではあるんですけど、小悪党らしくやろうと。北川さんに乱暴するシーンがあったので、めちゃくちゃ緊張しました」と撮影の思い出をふり返りつつ、「(大泉)洋ちゃんにバー誘ったら、30分で寝ましたよ。次の日はバニーバーに行ったら、また寝て。『探偵はバーで寝る』って」とバラした。大泉さんは「言うの、やめてもらっていいですか!びっくりした、やっぱりバニーの話したか…」とリリー節にタジタジになっていた。ヒロインとして、謎めいた女性役という新境地を踏んだ北川さんは、「私の役について言うとネタバレになるので、ほとんど言えないんです。けど拳銃を持っているシーンがあって、拳銃をぶっ放すということで気持ちよくやりました」と、予告でも見ることができる拳銃シーンについて触れた。さらに、北川さんは「初めて銃を持ったんです。撃つのは気持ちがよかった。本当に火薬を入れて、いい音がするからすごくテンションが上がりました」と、恍惚とした表情を浮かべていた。『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年10月24日「嵐」チームとゲストチームがプラスワンゲストを加えて体感型ゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」。その9月14日(木)今夜放送回は長澤まさみ、松田龍平をはじめとする映画『散歩する侵略者』のキャスト陣をゲストに迎え特別企画ゲームで盛り上がる。長澤さんは、第5回「東宝シンデレラ」グランプリに輝き映画『ロボコン』で初主演、第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その翌年に公開された『世界の中心で、愛をさけぶ』で第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・話題賞を、さらに2006年公開の『涙そうそう』で今度は第30回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。その後も2011年公開の『モテキ』で第35回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、2015年には『海街diary』で第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞と、幾度ものアカデミー賞に輝く。松田さんは、1999年に映画『御法度』で俳優デビューすると日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、キネマ旬報ベストテンなど数々の新人賞を総ナメに。最近では『まほろ駅前』シリーズや『探偵はBARにいる』シリーズ、『舟を編む』などの映画作品からNHK連続テレビ小説「あまちゃん」「営業部長 吉良奈津子」などのドラマまで幅広く活躍。今年1月から放送された「カルテット」も大きな話題となったのは記憶に新しい。さらに『散歩する侵略者』で長澤さん、松田さんと共演する高杉真宙、恒松祐里、光石研、カンニング竹山、「アンジャッシュ」児嶋一哉といったメンバー。そこにプラスワンゲストとして「FUJIWARA」も参戦する。番組では長澤さんが櫻井翔の意外な素顔を明かすほか、松田さんは松本潤の高校時代のあだ名を暴露。特別企画インベーダードミノ対決で繰り広げられる“大接戦”をお見逃しなく。今回のゲストチームが出演している映画『散歩する侵略者』は『岸辺の旅』や『クリーピー 偽りの隣人』で知られる黒沢清監督がメガホンを取り、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台を映画化した作品。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤さん)。夫・加瀬真治(松田さん)は、毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」――真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が、想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは…?第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品されたほか、北米、フランス、オランダ、ベルギー、オーストラリア、ニュージーランド、中国、台湾、韓国など合計21か国での世界公開も決定している『散歩する侵略者』は全国公開中。「VS嵐」は9月14日(木)19時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年09月14日俳優の松田龍平が8日、都内で行われた映画『散歩する侵略者』(9月9日より公開)の完成披露上映会に、長澤まさみ、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、黒沢清監督、原作者の前川知大氏とともに登壇した。同作は、国内外で注目を集める黒沢監督が劇作家の前川氏が率いる劇団・イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」を映画化したもので、数日間の行方不明の後、夫が“侵略者”に乗っ取られて別人のようになって帰ってくるというストーリー。夫の異変に戸惑いを感じながらも夫婦の再生のために奔走する主人公の加瀬鳴海を長澤が演じ、侵略者に乗っ取られた夫の加瀬真治を松田が演じる。撮影で苦労した点を聞かれると、長澤は「鳴海という人は、理由があって大半は怒っているんですけど、それがすごく大変だった記憶があります。怒る感情ってエネルギーを使うので、精神的にも肉体的にも疲れて、不思議な感覚にとらわれた記憶があります」と回顧し、その怒りを受ける松田は「長澤さんのエネルギーだけがともしびと言うか、(自分に)エネルギーが全然なかったので、ひたすら長澤さんだけを見て宇宙人役をやらせていただきました」とコメント。続けて松田は「(長澤が)本当に怖くて…(笑)、撮影の初めのほうはずっと長澤さんが怒っているばかりでした。"なんでこんなに怒っているんだろう"って気持ちになるくらいで、それは宇宙人の気持ちとリンクする部分があって、僕自身、僕なのか、宇宙人なのかという感覚にとらわれるくらい不思議な経験でした」と打ち明けた。また、侵略者が人間の概念を奪っていくという同作の内容にちなみ、"もし誰かの概念をひとつだけ奪えるなら、誰のどんな概念を奪いたい?"との質問に、松田の落ち着きの概念を奪いたいという満島は、「(松田は)すごく繊細でナイーブな人なんですけど、何を考えているのか表に出てこない。そして落ち着きを取った龍平さんがどうなるかも見てみたい」と目を輝かせ、さらに「気温36℃の中で革ジャンを着て涼しそうな顔をして『元気か? 最近』って言っていましたが、暑かったですよね? 全然分からなかったです」と投げかけられた松田は、「今の俺のモノマネ?」と笑い、「なんかタイプが違いすぎて絡みづらい……苦手ですね」とコメントして会場を沸かせた。そして、同じ質問に「児嶋さんの名前(を奪いたい)」と前田が言うと、児嶋は「仕事なくなるわ! 『児嶋だよ!』がなくなったら何もなくなっちゃう…」と自虐。逆に児嶋は「あっちゃん(前田)のあのギャグ。"私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください"っていうギャグ」とイジると、前田は「ギャグじゃない…本気で言ったやつです(笑)」と赤面して突っ込み笑いを誘った。
2017年08月09日札幌・ススキノを舞台に繰り広げられる探偵とその相棒の活躍を描いた、超人気シリーズ最新作『探偵はBARにいる3』。このほど、大泉洋と松田龍平の名コンビの前に立ちはだかる不気味な用心棒役として、最旬若手俳優の志尊淳が出演することが明らかになった。アジア最北の歓楽街である札幌・ススキノ。街の裏も表も知り尽くした“探偵”(大泉洋)とその相棒・高田(松田龍平)が関わる次の事件は、ひとりの女子大生の失踪。ありふれた人探しかと思われた事件の裏には、別の殺人事件の存在が見え隠れしていた。調査を進める中で浮かび上がったのは、モデルクラブの美人オーナー・マリ(北川景子)と、最凶のインテリヤクザ・北城(リリー・フランキー)。卑劣な罠が、次々と探偵と高田に襲い掛かり、やがてもう1つの殺人事件が起こる。高田の敗北、巨額の薬物取引、巧妙なハニートラップ、裏切りに次ぐ裏切り。事態はただならぬ様相を呈し始めていた。そしてマリは、自ら裏社会をも欺き、2人の前にやってくる――。待望のシリーズ3作目に出演することが明らかになったのは、いま最も旬な俳優のひとり、志尊さん。「烈車戦隊トッキュウジャー」の主演で注目を集めて以降、大ヒット映画『帝一の國』への出演、舞台「春のめざめ」で初主演を務め、W主演ドラマ「きみはペット」では特別映像の再生回数が135万回を超えるなど、活躍めざましい若手最注目株として存在感を増している。熱狂的なファンを集める本シリーズを、志尊さんも観客として楽しんでいたそうで「参加が決まったときはとてもうれしかったです。探偵と高田の掛け合いや、お互いの持つ独特の空気感が大好きで。役者として携わっているということを頭に置きつつも、1ファンとして現場に入るのがとても楽しみでした」と、出演の喜びを語る。端正なルックスと変幻自在の演技で女性ファンを胸キュンさせてきた志尊さんが今回演じるのは、リリー・フランキー演じる冷酷非道なヤクザの用心棒・波留(はる)。ビジュアル面にも強いこだわりを見せ、不気味で異様な雰囲気を持つ波留を演じるに当たり、衣裳や髪色なども自ら提案してスタッフと一緒に作りこんでいったそう。これまで演じてきた役のイメージとは異なる、新たなキャラクターについて「すごく異様なキャラクターで、楽しみながら演じさせてもらいました。自分自身でも演じていて、モチベーションがあがる瞬間も多く、撮影が終わった後はすがすがしい気持ちでした」と撮影をふり返っている。今回、探偵と高田の前に立ちはだかるキャラクターとして挑んだアクションシーンについては「総合格闘技をやっていたので、とても楽しみでした。アクションは『絶対に自分でやりたい!』とお願いしていたので、吹き替え(スタント)ではなく全部自分でやりました」という。「やっていてかなり緊迫感があり、毎カット毎カット必死であまり記憶がないほど気合いの入った撮影になりました」とコメント。撮影の合間に時間を見つけては松田さんと練習に挑んだ、という成果が十分に得られた様子だ。志尊さんも「ちょっと緊張感のある部分や、笑いのあるシーンで、波留が作品のスパイス的存在になれたらうれしいです。こういう不気味で異様な役はこれまでなかったので、毎回新鮮でした。この役を通して、僕の新しい姿を見ていただけるチャンスだなと思うので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思います」と意気込みを見せる本作。お馴染みの探偵&高田と、波留の“ガチバトル”を楽しみにしていて。『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月14日大泉洋と松田龍平が演じる、“探偵”と“相棒”のコンビの人気シリーズ第3弾『探偵はBARにいる3』。このほど、本作の“依頼者”北川景子をはじめ、前田敦子、リリー・フランキーも登場する特報映像がWEB初解禁。まさかの展開を迎えていることが分かった。アジア最北の歓楽街である札幌・ススキノを舞台に、その街の裏も表も知り尽くした“探偵”(大泉さん)の活躍を描く本作。今回の依頼は、探偵の相棒・高田(松田さん)が持ち込んだ人探し。失踪した女子大生について調べていくうちに、探偵たちはモデル事務所の美人オーナー・マリに出会い、謎に包まれたマリに翻弄されていく。探偵たちはまたもや大きな事件に巻き込まれていき…。東直己による「ススキノ探偵」シリーズを実写化する本作は、脚本を前2作に引き続き、「相棒」シリーズをはじめ、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや「リーガル・ハイ」などの古沢良太が担当、今回、監督は「サラリーマンNEO」『疾風ロンド』の吉田照幸が務める。このたびの映像では、お馴染みの「最高」のコンビ、探偵と高田に加え、彼らを翻弄していく依頼者マリ(北川さん)、そして先日、新たにゲストキャストとして発表された、冷酷非道な裏社会の住人・北条(リリー・フランキー)と売春組織に所属する疾走した女子大生(前田敦子)も登場。「最悪」依頼者に、とんでもない「最難関」の事件の予感がヒシヒシ…。高田のアクションもある中、映像の最後には、探偵から高田へ「お前はクビだ…」という衝撃のひと言が。まさか、コンビを解消してしまうのか?それで事件を解決することができるのか?これからの展開も見逃せない映像となっている。さらに本作では、「探偵」シリーズには欠かせないススキノの仲間たち、田口トモロヲ、松重豊、マギー、安藤玉恵、篠井英介、片桐竜次が続投し、さらにはヒロイン・マリの過去を知る元・伝説のコールガール、モンロー役の鈴木砂羽も出演する。新たなメンバーも加わったシリーズ第3作に、引き続き注目していて。『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月30日第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、世界中の注目を集めた黒沢清監督作『散歩する侵略者』。長澤まさみと松田龍平は夫婦役で共演したことでも話題の本作が、この度北米をはじめ、フランス、オランダ、ベルギー、オーストラリア、ニュージーランド、中国、台湾、韓国など合計21か国での世界公開が決定。さらに本作の予告編も公開された。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は、毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」――真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が、想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは…?本作は、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞し、国内外で常に注目を集め、『クリーピー 偽りの隣人』でもその手腕を発揮した黒沢監督が、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」を映画化。主人公・加瀬鳴海役を長澤さん、「侵略者」に乗っ取られた夫・加瀬真治役を松田さんが演じるほか、一家惨殺事件の取材中に「侵略者」に出会い、半信半疑ながらも巻き込まれていくジャーナリスト・桜井役に長谷川博己、桜井が密着取材を申し入れる若き「侵略者」たち、天野役に高杉真宙、立花あきら役に恒松祐里。そのほか前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史ら豪華キャストが集結している。到着した予告編では、数日間の行方不明の後、別人のようになって帰って来た夫と戸惑う妻という日常の風景が、「本当は宇宙人なんだ」と、突然“侵略者”を名乗る夫の告白で大きな異変へと発展していく様子が描かれる。その斬新なストーリーは、衝撃のサスペンスから切ない愛のドラマへ――。「愛か?滅亡か?」全く先が読めない展開にますます期待が高まる。さらに、侵略者に密着取材を申し込むジャーナリスト・桜井や、小泉さん、笹野さんら初出し映像も盛り込まれている。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年06月23日俳優・松田龍平が、エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)のスーツを纏い、第70回カンヌ国際映画祭に登場した。松田が身に着けたのは、エルメネジルド ゼニアのスーツとタキシード。スーツは、爽やかなブルートーンのグレンチェック柄で、エルメネジルド ゼニア クチュールのウールシルク素材で仕立てたものだ。シャツはピュア コットン素材を選び、足元はダークグリーンのローファーで抜け感を出した。軽やかな着こなしだが、スーツとシャツを同じブルートーンで統一することで、洗練された印象に映る。一方、レッドカーペットには、シックなタキシード姿で現れた。エルメネジルド ゼニアのコレクションから、1つボタンのタキシードを選び、それに合わせて、コットン地のタキシードシャツ、ボウタイなど、すべてエルメネジルド ゼニアのアイテムでまとめている。落ち着きのあるコーディネートだが、レザーシューズのパテントカーフ素材が上質な光沢感を放ち、程よいアクセントを加えている。なお、松田龍平は、2017年9月9日(土)より全国公開となる映画『散歩する侵略者』に出演。黒沢清監督のサスペンス作品で、女優・長澤まさみと夫婦役を演じる。今回の第70回カンヌ国際映画祭では、映画『散歩する侵略者』の記者会見とプレミア上映を行った。【問い合わせ先】ゼニア カスタマーサービスTEL:03-5114-5300
2017年05月25日