花王はこのほど、キャラクター「ムーミン」をデザインした洗濯用商品4種を数量限定発売した。○北欧をイメージさせるホワイトフローラルの香り同商品は、「ムーミン」の作者、トーベ・ヤンソンの生誕100周年の今年に合わせ発売する、北欧のナチュラルな発想や自然のあたたかみを大切にする気持ちを表現したデザインと香りの商品群。香りは、バニラをアクセントにしたホワイトフローラルの香りとなっている。パッケージには北欧デザインを全面に採用。北欧雑貨のデザインは、長く厳しい冬を屋内でも快適で豊かに過ごすために工夫されたものといわれており、自然の素材感、クラフト、あたたかさが特徴だという。トーベ・ヤンソンのイラストを全体にあしらったボトルには、「ムーミン」キャラクターの、ミィやニョロニョロ、スナフキンがあちこちに描かれている。商品は、洗濯用洗剤「フレグランスニュービーズ(粉末)」「フレグランスニュービーズ(ジェル)」(実勢価格各360円・税別)、「エマール」(同320円・税別)、柔軟仕上げ剤「フレア フレグランス」(同400円・税別)の4商品。数量限定での発売。
2014年10月28日北欧のインテリアやデザインは、若い女性を中心に今とても人気ですよね。北欧にある家や部屋の様子を見ると、あんなところで暮らしたいと憧れている人も多いのではないでしょうか。北欧のトレンド情報や北欧関連のグッズやショップを紹介するWEBマガジン 『北欧じかん』 には、北欧のライフスタイル、ハウジング、デザインをテーマに現地レポートやインタビュー、コラムが掲載されているから、憧れの北欧のことがもっと詳しくわかるはず。『北欧じかん』は、ケイアイスター不動産の新築一戸建てブランド 「北欧ハウス」 のブランド・コミュニケーション・サイト。「北欧ハウス」は「北欧の生活美学に学んだ、家族のしあわせを育む住まい」をコンセプトに、家族のじかんや自然の惠みを大切にした住まいです。現在、『北欧じかん』ではオープンを記念して、「本場北欧の暮らしを見に行こう!」キャンペーンを首都圏エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)で実施中。応募は こちら から。(6月30日まで)『北欧じかん』のWEB上で応募すると、抽選で1組2名に、本場の北欧ハウスの見学もできる「デンマーク4泊6日の旅」をプレゼント。実際にデンマークに足を運んで、北欧のステキなライフスタイルを体験するチャンスですね。さらに5名には「ルネ・デューセレクト ムーミングッズ5,000円相当分」、10名には「北欧のお菓子詰め合わせ」がプレゼントされるから、北欧好きな人はぜひチェックして。日本にいても、北欧のインテリアや雑貨を取り入れたり、北欧のライフスタイルを参考にしたりすることはできるはず。また、北欧に住む人々の住居に活かされている家造りやデザイン、暮らし方の工夫を取り入れたアイディアいっぱいの「北欧ハウス」に住むのも、北欧に憧れのある人にはぴったり。ぜひ『北欧じかん』で、憧れの北欧のライフスタイルにさらに興味を深めてみては? キャンペーンへの応募もお忘れなく。・ケイアイスター不動産 公式サイト 「本場北欧の暮らしを見に行こう!」キャンペーンへの応募は こちら から
2014年05月12日ディノス・セシールは通販サイト「セシール」に、女性バイヤーが厳選した、北欧やヨーロッパテイストの雑貨をそろえた390円均一のオンラインショップ「390円均一ショップ petit*cecile(プチセシール)」 を、11月14日にオープンした。○インテリアやキッチン雑貨などが150点同サイトは、取扱商品全ての価格が390円(税別)の“プチ”プライス。取り扱いアイテムは、インテリア、キッチン雑貨、バス・アロマ、ハンガー、収納小物など約150点。女性バイヤーならではの視点で、北欧・ヨーロッパなど海外の雰囲気をもつ、上質でデザイン性の高いある個性派アイテムを取りそろえた。今後は、イチオシ商品を取り上げたコーナーや人気ランキング等を追加し、バレンタインやハロウィンなど、シーズンやイベントに合わせて毎月20~30アイテムずつ商品を追加していく予定だという。
2013年11月18日シンプルモダンな家具にテキスタイルで遊ぶ。そんな北欧インテリアの魅力にはまったオーナー夫婦がオンラインでスタートさせたファブリックと雑貨の店「ルネ・デュー」。すでに関西圏および東京・渋谷にオフストアがあるが、6店目となる神戸店が神戸国際会館SOL地下2階(神戸市中央区御幸通8-1-6)にオープンした。神戸SOL店の売り場面積は約40坪。北欧を中心に、ヨーロッパの生地ブランドと契約を結び、取り扱う生地の種類は約500種と国内有数の品揃え。スウェーデンのデザインスタジオ「ビヨルクフォース」はじめ、一般的な北欧ファブリックのイメージを超えるデザインバリエーションに驚かされる。現地のメーカーから直輸入し、『ルネ・デュー』でしか買えないブランドも多い。インテリア・アイテムとして人気のファブリック・パネルに加え、カーテンはもちろん、オリジナルスツールやランプシェード、クッションカバーやバッグといった商品は、自分で好きな生地を選んで作るセミオーダーが可能。生地は10cm単位で販売、またハーフ幅での購入もできる。ファブリックの価格帯は¥4,000~¥5,000/m程度が中心だ。ファブリックや自社で企画デザインした小物の他、デンマークの「ルーシーコース」(lucie kaas)社の復刻アイテムやノルウェーの陶器メーカー「フィッギオ」(FIGGJO)のテーブルウエアなど、レトロで温かみのある北欧アイテムのラインナップも楽しい。
2013年10月03日フィンランドとスウェーデン、そしてロンドンのアーティストたちの、16のとっておきの庭をセレクトして紹介した本『北欧と英国のアーティストたちの庭』がジュウ・ドゥ・ポゥムより発売。表紙を飾るのは、2012年にヘルシンキで行われたワールド・デザイン・キャピタルで、シニア・コミュニケーション・オフィサーを務めたフィンランドのマーリットさんのお庭。春から夏までの間はクンプラ市民農園のコテージ付きのお庭を住まいにしているそうで、1927年の開園当時から残る、りんごなどの果樹や色とりどりの季節の花々がとてもきれい!イギリスでガーデンデザイナーをしているジニーさんのお庭は、白いウッドデッキが印象的。マウント・エトナ・ブルームと呼ばれる木の、黄色い花とのコントラストもすばらしく、ゆったりとしたひとときを過ごせそう。デッキから続く橋で小さな池を渡った先には、ハーブや草花が彩るナチュラルな空間が。フィンランドでスタイリストをしているアヌさんと、デザイナーのミッコさんのお庭。ふたりはパキラ市民農園の中にコテージ付きのお庭を持ち、子どもたちの学校がお休みのときはほとんどここで過ごしているとか。家庭菜園から収穫した採れたてのルバーブを使い、屋外のキッチンでホームメイドパイを焼いてくれたときの様子も紹介されている。スウェーデンの建築家、オレフさんのお庭は、海沿いから大きな丘の頂上まで広がる、セーデルマルム島の市民農園。子どものころから憧れていたというツリーハウスから眺める絶景には、ご本人も大満足の様子。フラワーガーデンや、ハーブ園、菜園など12ブロックに分けられたお庭からも、そのこだわりがうかがえる。ユニークなデザインの日時計や、陶器の人形、動物のオブジェといったデコレーションもポイント。個性豊かで、アイデア満載のお庭の数々が見られる本書は、インスピレーションを与えてくれるのはもちろんのこと、そのステキな暮らしぶりも垣間みられ、隅々まで楽しめること必至。春におすすめの一冊だ。『北欧と英国のアーティストたちの庭』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5変型・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社
2013年04月09日油を使った料理のあとに困るのは、使った食器やフライパンなどの洗いもの。洗剤を使ってもなかなかきれいにならなくて、面倒ですよね。そんなとき、身近なもので食器などの油汚れを簡単にきれいにしてくれるものは、一体どれでしょうか。Q.食器などの油汚れを簡単にきれいにしてくれるものは?A.砂糖を溶かした水B.塩を溶かした水C.小麦粉をといた水(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答C.小麦粉をといた水解説小麦粉が含まれた液体をつくり洗いものをすると、小麦粉がある程度油汚れを吸い取ってくれるので、洗剤で洗うときよりも簡単にきれいになります。天ぷらやホットケーキを作ったあと、ボールに残った粉(溶いてあってもOK)を捨てずにとっておき、洗いものに使うと無駄になりません。スパゲッティやうどんのゆで汁も、同じように使えますよ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月04日ペット用品を取り扱っているアニーコーラスは、肥満気味の犬や猫のためのペット用食器「カラープレート60」を販売している。希望小売価格は3,465円。同商品は、ドライフードの目安容量がひと目で分かるように、皿の底部分3カ所にスリキリを基準にした表示がある。左から10g・20g・30gと10g単位になっており、最大60gまで簡易計量ができるという。また、アニーレッド、オリーブ、ターコイズ、ブラックなど12種類のカラーバリエーションを用意。適応種は、体が5kg程度までの超小型犬、小型犬、猫となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月29日アキレスは9月中旬より、北欧のシューズブランド「Tretorn(トレトン)」を、全国の百貨店およびセレクトショップ、靴専門店にて展開する。「Tretorn」は、スウェーデンのヘルシンボリでラバー製品メーカーとして、ヘンリー・ダッカー氏によって創業。北欧(スカンジナビア)文化をルーツに、1950年からスニーカーの生産販売を開始。1960年代には当時プレッピースタイルのアイコンでもあった第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディ氏が、1970年代にはテニスのスタープレイヤー、ビョルン・ボルグ氏が代表モデル「Nylite(ナイライト)」を愛用。これを受けて欧米や日本でも当時の若者の間で人気を博した。近年においても、有名アパレルブランドとのコラボレーションなどで再注目され、昨年には創業120周年を記念し、ニューヨークのソーホー地区に旗艦店がオープンしている。ブランドコンセプトは、おもに北欧スタイルを称賛する機能商品やレジャー商品を創造すること。スウェーデンの国民性のごとく、シンプルながら機能性とスタイリッシュさを備えた商品を提案する。9月中旬より展開される商品としては、2012年秋冬モデルのスニーカーやラバーブーツなど、12タイプ(メンズ9タイプ、レディース3タイプ)を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日イデーが、7月21日(土)より、イデーショップ 自由が丘店をはじめ全店にて、初春の南スウェーデンでイデーが直接買い付けを行ったアンティーク家具や雑貨を一堂に紹介し、展示販売を行う「スカンジナビアン サマー ~北欧アンティークのある暮らし~」展が開催される。サイドテーブルやチェストなどの小家具から、イングヴ・エクストロームやカール・アクセル・アッキング、イルマリ・タピオヴァラらの名作チェア、さらに空間にアクセントを与える雑貨まで、合計300点以上の品々。家具商品は日本国内で必要なメンテナンスも施されているのもポイント。またこれにあわせて、セキユリヲさんをはじめ北欧のライフスタイルやクラフトに造詣の深い方々を招き、「北欧アンティークのある暮らし」により親しめるための写真展やトークショー、ワークショップ、フリーマーケット等を開催。この夏、イデーショップでスカンジナビアン サマー、北欧の夏をたのしんではいかが?≪ イベント ≫(1)【写真展】加治枝里子 写真展雑誌「TRANSIT」をはじめ国内外で幅広く活躍する気鋭の写真家 加治枝里子さんが北欧で撮り下ろした、未発表作も含む数々の写真を展示。開催期間:8月9日(木)~8月31日(金)開催場所:イデーショップ 自由ヶ丘店(2)【トークショー】「シンプルを楽しむ北欧の幸せの作り方」トークショー書籍「シンプルを楽しむ北欧の幸せの作り方」の制作に関わった、セキユリヲさん×加治枝里子さん×明智直子さんによるトークショー。北欧のフィーカ(お茶会)を楽しみながら書籍の制作秘話や北欧の豊かな暮らしについての話される。さらに展示会中は、書籍販売と本の中でも紹介している北欧のクラフトアイテムの販売も行う予定。 開催日時:8月11日(土)14:00~15:00 開催場所:イデーショップ 自由ヶ丘店 参加費:1,000円(フィーカ代込) 定員:30名 ※要予約(3)【フリーマーケット】イデー マーケット スペシャル 「ノルディック フリーマーケット」イデーショップ 自由ヶ丘店で毎月第3土曜日に開催しているイデー マーケット。そのスペシャル版として、アンティークやクラフトアイテムから食べ物まで、北欧の蚤の市を体感できるマーケットを開催。 開催日時:8月18日(土)11:00~日没迄 開催場所:イデーショップ 自由ヶ丘店(4)【ワークショップ】セキユリヲさんによるカード織りのバンドづくりワークショップ スウェーデンで古くから民族衣装などに使われる、細幅の織物をつくる人気のワークショップ。初心者の方にもおすすめ。 開催日時:8月25日(土)①12:00~14:00 ②15:00~17:00 開催場所:イデーショップ 自由ヶ丘店 参加費:3,850円(材料費込) 定員:各8名 ※要予約(5)【特別メニュー】自由が丘ベイクショップ 「スカンジナビアン フィーカ メニュー」イデーショップ 自由ヶ丘店 4階にある、自由が丘ベイクショップでは北欧の食を楽しむスペシャルメニューを展開。・シナモンロール:伝統的なレシピで作る、カルダモンの香りとシナモンシュガーの北欧ブレッド(200円)・リハプラト:フィンランドの定番、マッシュポテト&マッシュルームソース、自家製のジャムで食べるミートボール(1,470円)開催期間:7月21日(土)~8月31日(金)お問合せ:自由が丘ベイクショップ TEL:03-3723-2040(6)【アンティークガラス雑貨展】「エリック・ホグラン」展 スウェーデン出身の人気ガラス作家、エリック・ホグランの色鮮やかでプリミティブな作品を中心に、アンティークを展示販売します。 開催期間:7月21日(土)~8月31日(金) 開催場所:デリエ イデー(7)【インテリアコーディネート】北欧アンティークを加えたコーディネートの提案人気のデザイナー作品(二子玉川店はイルマリ・タピオヴァラ、東京ミッドタウン店はイングヴ・エクストローム)を中心に、デザイナーの紹介を交えお部屋のシーンに組み合わせたコーディネートで展示販売。開催期間:7月21日(土)~8月31日(金)開催場所:イデーショップ 二子玉川店 / 東京ミッドタウン店※各イベントの詳細は、各店舗へお問い合わせください。お問い合わせ:株式会社イデー 公式サイト ■Scandinavian Summer Antique furniture & Object / 北欧アンティークのある暮らし開催期間:2012年7月21日(土)~8月31日(金)開催場所:イデーショップ 自由が丘店 TEL:03-5701-7555 イデーショップ 二子玉川店 TEL:03-5797-3023 イデーショップ 東京ミッドタウン店 TEL:03-5413-3455デリエ イデー(新丸ビル) TEL:03-5224-5571イデーショップ ヴァリエテ(渋谷ヒカリエ) TEL:03-6434-1641イデーショップ ヴァリエテ(西武池袋) TEL:03-5958-8366アタッシェ ドゥ イデー(ルミネ有楽町) TEL:03-5222-1586イデーショップ オンライン
2012年07月25日山田家は夫婦二人暮らしのわりに、食器の洗い物の量が多いと思う。我らは共働きのため、家事を夫婦で分担しており、食器の洗い物に関しては基本的に僕が担当している。中でも特に目を引くのが、コップ類と小さなスプーン類の多さである。僕は小さなスプーン類を滅多に使わず、コップも毎日ひとつしか使わないため、そのほとんどがチーが使用したものであることはあきらかだ。毎回の食器洗いのたびに、使用済みコップとスプーンが、それぞれ平均5個ずつぐらい流しの中で発見されるわけだ。うーん、これはいったいどういうことだろう。スプーン類はたぶん料理に使ったのではないかと推測できるのだが、コップに関してはまったく解せない。チーは一人しかいないのに、なぜにそんなに何種類ものコップを使うのだろうか。というわけで、チーをじっくり観察した。観察スタートは夕飯後の食器洗いが終わってからだ。つまり、この時点で家に使用済みコップやスプーンがひとつもない状態である。その日の夕飯後、チーはソファーでくつろぎながらテレビを観ていた。すると途中で立ち上がり、冷蔵庫に向かった。中から冷えたウーロン茶を取り出し、洗いたてのコップになみなみと注ぐ。そしてウーロン茶入りのコップを持ったままソファーに戻り、その後は再びテレビ鑑賞に没頭。これにて、ひとつ目のコップを消費したことになる。その後、チーはテレビに飽きたのか、パソコンの前に移動し、ネット遊びを始めた。ウーロン茶のコップはまだ半分残っているものの、ソファーのそばに置きっぱなしだ。ほどなくして、チーが再び立ち上がった。今度はキッチンの調理台の脇にある梅酒のボトルに手をかける。そして新たなコップを取り出し、梅酒のロックを作り出したのだ。チーは梅酒を飲みながら、しばらくネット遊びに興じた。そして飽きると、今度は風呂に入った。もちろん梅酒入りのコップはパソコンの脇に置きっぱなしである。中身も半分以上残っている。ウーロン茶に続いて、ふたつ目のコップ消費とコップ放置だ。数分後、風呂からあがってきたチーは、今度は冷蔵庫から牛乳を取り出し、それをマグカップに注いだ。そしてレンジでチンをして、即席のホットミルクを作る。チーは寝る前にホットミルクを飲む習慣があるため、特に珍しい光景ではない。しかし、問題はこのホットミルクさえ、最後まで飲まなかったことだ。チーはホットミルクを六割程度飲んだあと、そのマグカップをダイニングテーブルの上に置き、再びパソコンの前に座った。どうやらネット遊びの後半戦が始まったようだ。さっきの梅酒を飲むのかな? そう思って注視してみたものの、チーはそれにも手をかけなかった。もちろん飲み残したウーロン茶にも目もくれず、一心不乱にキーボードを叩いている。きっとフェイスブックなどを通じて、誰か友達と交信しているのだろう。何がおもしろいのかはまったくわからないが、なぜか薄ら笑いを浮かべていた。いつのまにか深夜2時ごろになり、そろそろ寝ようという段になった。チーはテレビやパソコン、部屋の電気などをすべて消し、いよいよ寝室に向かう。結局、ウーロン茶のコップも、梅酒のコップも、ホットミルクのマグカップも、すべて飲み残したまま、部屋のあちこちに放置されている。夜の食器洗いが終わったあとの短時間で、一気に3つもコップ類を消費するとは、なかなかいい度胸である。これを洗うのは僕なのだ。すると、チーは寝室に向かう途中で、はたと足を止めた。何かを思いついたように高速回転で踵を返し、再びキッチンに戻る。いったい何をするのかと僕が観察していると、チーは寝る前の水分補給とばかりに冷蔵庫からウーロン茶を取り出し、それを”また新たなコップ”に少しだけ注ぐと、一気に飲み干した。なんと、もったいない使い方だ。僕は唖然とした。ウーロン茶なら、ソファーのそばに置いたままのコップにまだ入っているじゃないか。まずは、それを全部飲みきろうよ。そんな僕の気持ちも露知らず、チーは消費したコップを悪びれることなく流しの横に置き、そのまま就寝と相成った。僕は仕方なく、残された計4つの使用済みコップ類を再び洗う。片付けに関してはコマボーイの僕だけに、コップ類が放置されたまま寝るわけにはいかない。しかも、どこでどう使ったのか見落としてしまったが、使用済みの小さなスプーンまであった。もしや梅酒のロックを作ったときに、かきまぜで使ったのだろうか。話はこれで終わらない。その翌朝、僕が起きると、チーはすでに会社に出かけていた(チーのほうが朝が早いのです)のだが、リビングに使用済みのコップ類が3つも放置されていたのだ。しかも、スプーンも2つ使用されていた。コップに残った形跡を見る限り、チーが飲んだのはウーロン茶、カフェオレ、そして再びウーロン茶だ。スプーンのひとつはきっとカフェオレを作る際に使ったのだろうが、もうひとつはいったい何に使ったのか。ヨーグルトでも食べたのかもしれない。いずれにせよ、僕はまたも食器洗いを開始した。なんだか一日中、コップを洗っている気がする。もっと効率的な使い方があるはずだと思うのは、僕だけだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月02日北欧フィンランドの巨匠、インテリアデザイナーのエーロ・アールニオの新作、ペンギン型のおきあがりこぼしに、今注目が集まっている。アールニオ曰く、“少々食べ過ぎてしまった”ペンギンの雛たちのまん丸としたお腹が、重たくてゆらゆらと揺れてしまう様子は、実に愛らしくてたまらない。この動きが私たちに日常を離れた癒しを提供してくれる。まあるいお腹の中身は重しが入っていて、約7kgと結構重たい。アーモンド形の目がついた顔は左右非対称で、それが何かペンギンの持つ独特の暖かみを感じさせる。お問い合わせ:Magis Japan株式会社 公式サイト
2012年01月28日ヨーロッパのアーティストたちのアトリエや、おしゃれな雑貨、インテリアを紹介した本などで人気のジュウ・ドゥ・ポゥムの新刊『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』が16(金)より、発売される。本書では、インテリア雑貨から、家具、陶器、文房具、子ども雑貨、北欧ヴィンテージ、ニットや手芸用品、ミュージアムショップ、さらに、かわいいパッケージが自慢のキャンディーショップやオーガニック食料品店まで、ストックホルムにある注目の41店鋪を、ビジュアルとともにたっぷり紹介。表紙を飾るのは、 『Uni(ウニ)』 というオリジナルの子ども服ブランドのショップ。“男の子も女の子も好きなデザインを自由に楽しんでほしい”とのコンセプトのもと、学生時代からの友人同士、リンダさんとサラさんがデザインを手がける子ども服は、エコロジカルな素材を使い、品質にもこだわったものばかり。ほかに雑貨もセレクトして販売している。また、日本でもすっかりお馴染みのスウェーデンを代表するブランド 『10-Gruppen(ティオ=グルッペン)』 のショップも紹介! 店内は、『10-Gruppen』ならではのビビッドなカラーがとっても印象的。 『Iris Hantverk(イーリス・ハントヴェルク)』 は視覚に障害を持つ人たちをサポートするアソシエーションが運営するショップ。視力が不自由な人たちが技術を身につけ、職人として手がけたブラシを中心に、スウェーデンの手工芸品を扱っている。また、 『Manos(マノス)』 は、セラミック作品が並ぶアトリエショップ。繊細で温もりを感じさせる、セラミックアーティストのカリンの作品とともに、アーティスト仲間が手がけた雑貨やオブジェが勢揃いしている。日本でも大人気のスウェーデン作家による作品がずらりと揃う、ヴィンテージ屋 『Wigerdals Värld (ヴィエルダルス・ヴェルド)』 も見逃せないお店。陶器のリサ・ラーソンやスティグ・リンドベリ、ガラスのエリック・ホグランといった作家の、特に50年代から70年代にかけてのヴィンテージ・アイテムが充実。オーナーのマッツさんによる美しいディスプレイも必見!スウェディッシュ・デザインの魅力がぎゅっと詰め込まれた、おしゃれで実用的なガイドブック『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』。ビジュアル満載でインテリアの参考になるのはもちろんのこと、眺めているだけで楽しく、夢が広がる一冊である。『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 上記ショップのリンク先 ※スウェーデン語または英語 『Uni(ウニ)』 『10-Gruppen(ティオ=グルッペン)』 『Iris Hantverk(イーリス・ハントヴェルク)』 『Manos(マノス)』 『Wigerdals Värld (ヴィエルダルス・ヴェルド)』 取材/田辺香
2011年12月12日リチャード ジノリの定番的な食器「ベッキオホワイト」 「アンティコ」など、伝統的な器。この器を、ミナペルホネンの皆川明さん、イタリアのベテラン女性デザイナー、パオラ・ナヴォーネさんの2人でスペシャルな食器として発売する。パオラさんはベテランながら、女性的でパッショネイトなデザインで、ミラノサローネでも注目されている建築家、デザイナーの一人。リチャード ジノリのアートディレクターも務める。秋のデザインイベントの一環で、伊勢丹新宿店で開かれる「LOVE COMMUNICATION」の中で、期間限定の発売だ。これは2009年にミラノでパオラさんが発表したジノリの食器を使った展示会が発端。このイベントが昨年伊勢丹新宿店で行なわれ、それを見た皆川さんが感激。縁あって今年の3月にパリで2人は会うことができ、今年のコラボレーションが生まれた。そのやりとりが面白い。皆川さんが「LOVE COMMUNICATION」をテーマにさまざまなパターンやモチーフ、イラストを描き、これを使ってパオラさんが、食器を彩った。その一部をご紹介しよう。今回のテーマで一番最初にひらめいたモチーフだと言う。赤と黒が交差するハートの表情がユーモラス。パオラさんは転写シートにこの柄を写し取り、自由にちぎりながら、柄の表れるところ消えるところを無作為にまかせて、表現した。Strappo~ちぎる~まさに愛を表す真っ赤なシリーズ。情熱的なデザインからは、直球で愛が伝わる。San valentino和の静謐さも感じさせるのがこちら。minä perhonen が表現した<愛のはじまり>とは写真の ● が書いてあるデザインモチーフの名前で、 「 × 」、「 = 」はパオラさんデザインによる日本未発売の< blu print >というデザインをあわせて、 blu print というシリーズにしているということ。デザインをのせているベースとなるお皿が、ジノリの ヴェネツィアというシリーズ。Blu printいかにもミナ ペルホネンらしい柄で構成されているのがこちら。手描きのぐるぐる線が描くハート形や、羽根がハートに見える蝶など、ミナ ペルホネンファンにはたまらないはず。値段はプレート¥2,100~、大皿¥15,750~、マグカップ¥5,250~、カップ&ソーサー¥5,250~など。デザイナーの限定アイテムにしては、決して敷居の高いお値段ではない。この機会に、素敵なラブを手に入れてみては。お問い合わせ:伊勢丹新宿店 tel.03-3352-1111photo:Satoshi Yamaguchi Styling:Fumiko Sakuhara取材/本間美紀
2011年10月31日P&Gは、手洗い用食器用洗剤「ジョイ」をリニューアルし、8月中旬より全国にて発売する。P&G調べでは、食器洗いの際「落としにくいと感じる汚れ」は「カレーの汚れ」「保存容器の色つき(ミートソースなど)」「肉のあぶら汚れ」「揚げ物の油」「魚焼きグリル」「ご飯」「納豆」の7つが上位に挙がった。新しいジョイは、これらの落としにくい汚れを一度洗いですっきり落としたいというニーズに応えるため、液体の粘性を上げ、丈夫で豊かな泡立ちを実現。その泡とともに洗浄成分がより効果的に汚れに届くため、落としにくい頑固な汚れを、簡単に落とすことができるという。また、液体の粘性が上がったことで洗剤がスポンジによくとどまるので、洗いもの途中に洗剤の継ぎ足しなく、洗浄力を持続させることができる。落としにくい頑固な汚れも、丈夫で豊かな泡で簡単にズバッと落とすので、快適なキッチンライフが送れそう。お問い合わせ:P&G お客様相談室TEL:0120-021321 プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年08月04日