俳優の山﨑賢人が8日、都内で行われた主演映画『羊と鋼の森』(6月8日公開)の公開初日舞台挨拶に、鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌、光石研、三浦友和、橋本光二郎監督とともに登場した。同作は宮下奈都による同名小説を映画化。「2016年 本屋大賞第1位」「2016年 キノベス第1位」「2015年ブランチブックアワード大賞」など数々の賞を受賞し、直木賞にもノミネートされた。北海道で育った青年・外村直樹がピアノの調律師・板鳥宗一郎に出会い、調律師の世界で生きていくようになる。映画『orange-オレンジ-』の橋本光二郎監督がメガホンをとった。「みなさんどうだったんだろうな、と思いながら……今日は本当にありがとうございます」と最初に挨拶をした山﨑だが、コメント後、マイクを通さず鈴木に「だめだあ! 調律しないと!」と訴えかけたという。事前に「コメント力を調律してきたんです」と豪語していたというが、鈴木につっこまれると「できてなかったです!」と反省していた。会場には山﨑のファンも多く、うちわやボードで「台湾」や「鹿児島」など住んでいる土地をアピールする人も。三浦は「賢人、賢人、賢人、の中に一つ『友和』って」と自身のうちわを見つけ、「嬉しいな。ありがとう、という気持ちです」と感謝を表した。また、鈴木は撮影中のエピソードを披露。「みんなで食事に行って、みんなでホテルに帰ってる時に、僕と賢人で、『どうする? 若者チームでもう一軒くらい行こうか』と相談していたら、『ほら』という言葉が聞こえて。後ろを向いたら、光石研さんが1万円を持って、『これで飲みに行きなさい』って」と、明かす。鈴木は「こういう先輩にならないといけない」と尊敬を表したが、一人スーツでなかったことをいじられていた光石は「衣裳は間違えるんだけどね」と苦笑していた。作品にちなみ、「背中を押される言葉、人」について聞かれると、萌音は「悩んだり、困ったりした時はいつも妹に頼ります。妹がいつも背中を押してくれます」と妹の萌歌を見る。萌歌も「まさしく私も。私たち、お仕事のこととか全部共有しちゃって、相談もお互いするので、すごい姉に助けられることも多くて」と姉妹愛を見せると、萌音は「どうも」と改めて頭を下げていた。最後には、原作者である宮下からの手紙も届けられた。山﨑について「美しい容姿ゆえに役作りの上で不自由なこともあったのではないか」と心配していたというが、「才能に迷う、不器用な新人調律師が、一歩一歩手探りで進んでいく姿がそこにあって、きっと山﨑賢人という俳優もそうやって一歩ずつ恐れながら、焦りや不安を抱えながら、コツコツ歩き続けてきたのだろうと感じ、胸が熱くなりました」と印象を語る。「あなたに外村を演じていただいてよかったです。ありがとうございました」と感謝の言葉で手紙を結んだ。山﨑は「すごい嬉しいです」と感無量の様子。「自分も1番お芝居に悩んでいた時期だったりして、それを外村にぶつけようと思って頑張っていたので。それを先生に言っていただけて、本当に嬉しいなと思います」と撮影の日々を振り返りながらしみじみと喜んでいた。
2018年06月08日ゲストのお悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その6月3日(日)今夜放送回はゲストに女優の上白石萌音と上白石萌歌の姉妹を招くほか、キャスターの古舘伊知郎、ラグビー選手の姫野和樹、モデルの加藤遊海らも出演する。2011年に第7回東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞、その後『舞妓はレディ』で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、大ヒットした『ちはやふる』シリーズに『溺れるナイフ』などの映画から、「ホクサイと飯さえあれば」ではドラマ初主演、昨年放送の日曜劇場「陸王」でも大きな印象を残したほか、声優としても『おおかみこどもの雨と雪』や、2016年公開の『君の名は。』ではヒロイン・宮水三葉を演じ、同作を日本映画史上に残るメガヒットに導いたのも記憶に新しい姉の萌音さん。一方、姉と同じ第7回東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得、ティーン誌のモデルとして活動しながらドラマ「幽かな彼女」や映画『脳漿炸裂ガール』『金メダル男』『ハルチカ』などの作品に出演、ミュージカル「魔女の宅急便」や舞台「星の王子さま」などで女優としても活動する妹の萌歌さん。映画『羊と鋼の森』で姉妹共演している2人が今夜「行列」のスタジオに登場。今回が姉妹バラエティー初共演となる2人のトークに注目だ。姉の萌音さんが大物俳優Tとの“NG連発”撮影秘話を明かすほか、古舘さんの“マジギレ映像”を公開。番組収録中に舌打ちしてきた女優Kとはいったい?また古舘さんの“過剰モノマネ芸人”もスタジオに登場。ミスユニバース日本代表となった加藤さんが極貧サバイバル生活の過去を告白、さらに苦手な芸人を実名で明かす。ラグビー日本代表の姫野さんが食べたいという“幻のオムライス”も必見!上白石さん姉妹が共演している映画『羊と鋼の森』は6月8日(金)より全国東宝系にて公開。2016年本屋大賞に輝く同名小説を映画化。北海道に暮らす高校生・外村直樹が、ピアノの調律師との出会いをきっかけに、自身も同じ道を歩もうと奮闘する姿を描く同作。外村を演じて主演を務めるのは山崎賢人、調律師としての道を歩み始めた外村が出会う高校生姉妹、和音(かずね)と由仁(ゆに)を萌音さんと萌歌さんがそれぞれ演じるほか、三浦友和、鈴木亮平、堀内敬子、仲里依紗、城田優、佐野勇斗、森永悠希、光石研、吉行和子らも出演する。「行列のできる法律相談所」は6月3日(日)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:羊と鋼の森 2018年6月8日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018「羊と鋼の森」製作委員会
2018年06月03日6月8日公開の映画『羊と鋼の森』の完成披露試写会が20日、都内で行われ、山崎賢人、鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌らが出席した。2016年の「本屋大賞」を受賞し、累計発行部数110万部を超えた宮下奈都の同名小説を実写映画化した本作。ピアノの調律に魅せられ、ピアノと繋がる人々との出会いを通して成長していく青年・外村直樹の物語を描く。主人公の外村直樹に山崎賢人、直樹の先輩調律師・柳に鈴木亮平、直樹の人生を変えるピアニスト姉妹を上白石萌音と上白石萌歌の姉妹がそれぞれ演じている。完成披露試写会が行われたこの日は、試写会前の舞台あいさつに主演の山崎らキャスト陣と橋本監督が登壇。山崎は「(舞台となる北海道の)トムラウシという場所に行ったことがないんですけど、読んでいるとその風景が想像できました。セリフも宮下さんが書かれた素敵な言葉が多く、登場人物もそれぞれが魅力的でした」と原作や台本の感想を述べ、「調律師という仕事は知りませんでしたが、役者という仕事をやる上で色々感じたことを照らし合わせて表現できたらそれが一番リアルだと思い、そうすれば皆さんに伝わると思いながらやりました」とコメント。その山崎が演じた直樹の人生を変えるピアニスト姉妹を演じた上白石萌音は「初めて妹と共演ができた私の人生にとって大切な一本がようやく始めの一歩を踏み出せて、とてもうれしく思います」と妹・萌歌と初共演した本作の試写会に満足げだったが、ピアニスト役には苦労したようで「監督から分厚い楽譜を渡され、そこから特訓の日々でした。本当のピアノと向き合う時間が長かったですね」と振り返った。舞台あいさつの後半には、久石譲が作曲した本作のエンディングテーマ「The Dream of the Lambs」の演奏を担当した辻井伸行が登壇し、エンディングテーマなどを生演奏。それを間近で見た山崎は「こんなに近くで聴かせてもらえるなんて本当の貴重なこと。本当に辻さんの力強さと気持ちで弾いている感じがすごく感動しました」と絶賛し、上白石萌音も「(劇中で演じた)和音の理想の音というか、私が思い描く和音の音は辻さんの繊細で柔らかくて力強い音で、ずっと焦がれていました。この音にどれだけ支えられたか分かりません。感無量です」と感激しきりだった。映画『羊と鋼の森』は、6月8日より全国公開。
2018年05月21日香港映画祭にインディーズ映画ながら異例の選出をされた話題の作品『少女邂逅』が、6月30日から新宿武蔵野館、イオンシネマ板橋ほか全国順次公開。©2017『少女邂逅』フィルムパートナーズ『少女邂逅』は、若手映画監督・ミュージシャンの登龍門となっている「MOOSICLAB2017」に向けて製作された作品。同映画祭では全7回の上映をすべて満員で終え、観客賞を獲得した。2017年5月に公開された特報予告編は総再生数162万回を突破し、国境を超えてアジア圏を中心にSNSでも話題沸騰となっている。監督を務めたのは、大学生時代の2013年『さよならスピカ』が早稲田映画祭りで観客賞、審査員特別賞を受賞した枝優花。主演にはミスiD2016グランプリに輝き、歌手・大森靖子にも存在感を絶賛された透明感を放つ美少女・保紫萌香と、RADWIMPSのアルバム『人間開花』のジャケット写真が話題になり、ファッション雑誌『装苑』の所属モデルでもあるモトーラ世理奈。200人以上の応募者の中から選ばれた2人に華を添える音楽には「転校生」名義で活動していたミュージシャン・水本夏絵が参加。©2017『少女邂逅』フィルムパートナーズ弱冠23歳の新鋭監督・枝優花が手掛けた本作の原案は、14歳の頃の実体験だ。いじめをきっかけに声が出なくなった小原ミユリ(保紫萌香)は、自己主張もできず、周囲にSOSを発信するためのリストカットをする勇気もない。そんなミユリの唯一の友達は、山の中で拾った蚕。ミユリは蚕に「紬(ツムギ)」と名付け、こっそり大切に飼っていた。「君は、私が困っていたら助けてくれるよね、ツムギ」この窮屈で息が詰まるような現実から、いつか誰かがやってきて救い出してくれる――とミユリはいつも願っていた。ある日、いじめっ子の清水に蚕の存在がバレ、捨てられてしまう。唯一の友達を失ったミユリは絶望するが、その次の日、ミユリの通う学校に「富田紬」という少女(モトーラ世理奈)が転校してくる――。©2017『少女邂逅』フィルムパートナーズいじめによって“場面緘黙症”となり、声が出なくなってしまった監督自身の経験を軸に、2017『少女邂逅』フィルムパートナーズ蚕のように容姿も中身も変容する少女たちの残酷でありながら、まばゆい青春映画を完成させた。一般公開前から国内外で話題沸騰の本作。ぜひ劇場に足を運んでみては?【作品情報】『少女邂逅』監督・脚本・編集:枝優花出演:保紫萌香、モトーラ世理奈公開日:6月30日 新宿武蔵野館、イオンシネマ板橋ほか全国順次公開配給:SPOTTED PRODUCTIONS
2018年05月03日アイドルグループ・ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大が、主演舞台『雲のむこう、約束の場所』の初日挨拶に、高田翔(ジャニーズJr.)、伊藤萌々香(フェアリーズ)、湖月わたる、松澤一之、浅野温子とともに登場した。同作は、『君の名は。』のヒットでも知られる新海誠監督のが2004年に手掛けた初長編アニメーション『雲のむこう、約束の場所』を舞台化。戦後、南北に分断されたもうひとつの日本を舞台に、国境を越える小型飛行機・ヴェラシーラを製作しようとする若者の姿を描く。高校生役に、学ラン姿で現れた辰巳は「31なんですけど、日本中どこ探しても、こんなにキラキラキュンキュンしている31歳はいないんじゃないかなと思うくらい、ステージ上でキュンキュンキラキラさせていただいています」ときっぱり。「映像もきれいで、実際に原作の映像を映しながらお芝居をさせていただく。僕たちも世界に入り込める作品になりました」とアピールした。同じく学ラン姿の高田が「最終稽古がすごい熱量で、本当に泣きそうになったんですよ」と明かすと、辰巳から「泣いてないんかい」とツッコミが入る。高田は改めて「これから本番なので泣くのはとっとこうと。原作のファンの方にも満足していただける作品になっていると思います」と自信を見せた。「ソワソワして、1時間以上早く入ってしまって余計にソワソワしている」という伊藤は、「緊張もありますが、楽しんで演じていきたいなと思います」と意気込みを語る。しかし、途中で言葉に詰まってしまい、「すごい緊張してるんだなと」と自身に対して苦笑。周囲からも「珍しい! いつも緊張しないのに」と驚かれていた。フォトセッション時には、率先してパネルを取りに行くなど主演ながら謙虚な様子を見せていた辰巳。浅野が手を辰巳の耳に押し付けると、「なんで耳やってるんですか。ここからキラキラ出てます?」と苦笑。「人生で、浅野さんにこんな風にやっていただけるとは思いませんでした。母に自慢します」と喜んでいた。東京公演は東京国際フォーラム ホールCにて4月20日〜4月24日、大阪公演はNHK大阪ホールにて5月2日。
2018年04月20日竹中直人と生瀬勝久による演劇ユニット“竹生企画”の第3弾『火星の二人』が、4月10日、東京・シアタークリエで開幕。その本番直前、マスコミ向けのフォトコールが行われ、竹中と生瀬、さらにヒロインの上白石萌音が現在の心境を語った。【チケット情報はこちら】物語は竹中演じる朝尾の家に、生瀬演じる志波が訪れたところから始まる。そこには朝尾の妻・素美(高橋ひとみ)と息子の正哉(池岡亮介)、その彼女のさやか(上白石)の姿も。実は朝尾はある事故から奇跡的に生還し、志波はその話を聞きたいとやって来たのだ。だがそんな志波自身も、同じ事故のもうひとりの生き残りであることがわかり…。生瀬の声がけに竹中が応じ、2011年に始動した竹生企画。その大きな魅力は、やはり個性派俳優ふたりの濃密なやり取りを、生の舞台で堪能出来るという点だろう。シャイな竹中は照れつつも、「生瀬くんと僕が絡んでいるだけで、それはもう見どころと言えるんじゃないかな」と自信を覗かせ、生瀬も「大河ドラマと『Shall we ダンス?』と『シコふんじゃった。』の竹中さんと、『トリック』と『ごくせん』の僕がやるわけですから(笑)」と、この組み合わせがいかに贅沢であるかをアピールする。そんな強力なふたりに挟まれた上白石は、本作への参加を「ものすごく嬉しい」と胸躍らせながらも、稽古中は「毎日落ち込んで家に帰っていた」と振り返る。「スポーツ選手の競技を見ていると、自分にも出来そうって思う瞬間がありますよね。それと同じで、共演者の皆さんがすごく自然にやられるので、私もすぐに出来るものだと思っていたら全然出来なくて…。でも本当に毎日楽しくて、学ぶことが多すぎて、溢れてしまいそうな稽古場でした」と充実の表情を浮かべる。また本作は、全国15か所を巡る大規模なツアーを敢行。その中のひとつである鹿児島は上白石の故郷であり、かつて習い事の発表会でも立ったことのある、思い出深い舞台だという。それだけに「わっぜ嬉しいです!」と鹿児島の方言を用いて喜びを表現。そんな上白石に、竹中と生瀬は「いいねー」とメロメロの様子だった。過去の2作同様、作・演出を手がけるのは倉持裕。竹中とのタッグはすでに6作目となるが、本作はその竹中に「また新たな、すごい倉持裕の世界を感じた」と言わしめるほどの仕上がり。また生瀬も「新しい倉持ワールドが出来たと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と、その出来栄えのよさに胸を張った。舞台『火星の二人』は25日(水)まで東京・シアタークリエで上演。その後、全国を巡演。取材・文:野上瑠美子
2018年04月13日女優の片山萌美が10日、東京・秋葉原のソフマップで最新DVD&ブルーレイ『そんなバカンス』(ともに発売中 DVD:4,104円税込 ブルーレイ:5,184円税込 販売元:ハピネット)の発売記念イベントを行った。DVD&ブルーレイ『そんなバカンス』の発売記念イベントを行った片山萌美2012年に行われた「ミス日本2012」で「ミス日本 ネイチャー」に輝き、以降はグラビアやモデルとして活動していた片山萌美。昨今は女優業にも意欲的で、2月から公開中の映画『富美子の足』では主演も務めた。そんな彼女が、通算2枚目となるDVD&ブルーレイをリリース。昨年11月に訪れた沖縄でロケが行われ、92cmのGカップバストと抜群のスタイルを披露している。約2年ぶりとなる最新作について片山は「今回のコンセプトは女子旅となっています。沖縄って何回か撮影で行かせていただいていますが、仕事だと海や人気のないところが多いんです。でも今回は女子旅なので、観光地にも行きました」と説明し、お気に入りを「スカートでひらひらさせながら水に入っているシーンがあるんですが、そこは是非たくさん見て欲しいなと思います」とアピール。セクシーな衣装については「カフェの2階で撮影させていただいた写真は私の中でセクシーだなという印象が強いですね。白の何の変哲もない普通のビキニなんですが、久々にこういう普通のビキニを着たなと(笑)。レースの下着っぽい衣装もあったんですが、真っ白の水着ってあまりなかったし、逆にエロいなって思います」とセクシーアピールした。女子旅で沖縄に行くという今回のDVD。それにちなみ「女子旅に行きたくなった?」という質問には「あんまりないですね(笑)。女子と一緒にお酒を飲んでワ~っていうタイプではないので。温泉でまったりしたいという思いが強くなりました」と回答した片山に「素敵な男性と?」と報道陣が畳み掛けると「素敵な男性も良いですね~。ご縁がありましたら」と笑顔を見せていた。
2018年03月11日上野動物園の人気者シャンシャン(香香)、初の本格撮りおろし写真集『こんにちは! シャンシャン』が2018年2月23日(金)に発売される。上野動物園で29年ぶりに一般公開された赤ちゃんパンダ・シャンシャン。2017年12月の一般公開では、抽選制で観覧者を募り、応募倍率が最大約140倍という圧倒的ブームを巻き起こした。その後、2月になってからは整理券配布による先着順にて公開。今もなおその人気は変わらない。『こんにちは! シャンシャン』では、誕生から2000日以上上野動物園に通い続ける、上野パンダウォッチャーの高氏貴博が撮影した写真を収録。一般公開でシャンシャンを見ることができなかった人には待望の写真集だ。ピンクがかったフワフワの毛並み、そしてお母さんのシンシンに甘える様子など、今しか見ることができない貴重な瞬間をおさめている。なお、新米パパ&ママの写真や中国のパンダ研究施設で誕生した赤ちゃんパンダの写真、『図解なんかへん な生きもの』の著者・ぬまがさワタリの描きおろしイラストなども収録されている。【詳細】書籍『こんにちは! シャンシャン』定価:本体1280円+税発売日:2018年2月23日判型:A5判ページ数 : 127P
2018年02月26日ワコマリア(WACKO MARIA)から、ブランド初となる陶器を使用したお香立てが、パラダイストウキョウ及びワコマリア オンラインストア、ワコマリア 正規取扱店で発売。マリア像をモチーフに製作したお香立ては、それひとつだけで、強烈なインパクトのあるインテリアだ。頭の上の設置個所でお香を焚くと、目や背中の穴からじんわりと煙が出で立ち、まるでマリア像を取り込むベールのように白い影が揺れる。フロントにあいた穴は十字架を表し、そして後ろの穴は星型に。他にはない、ワコマリアらしいエッジの効いたデザインとなっている。また、インセンスブランド「クンバ(KUUMBA)」とコラボレーションしたスティックインセンス、エアーフレッシュナー、フレグランスペーパーも登場。"パラダイス"をイメージしてデザインされた香りのこちらも併せてチェックしてみて。【詳細】■MARIA INCENSE BURNER ※発売中取り扱い店舗:パラダイストウキョウ及びワコマリア オンラインストア、ワコマリア 正規取扱店価格:20,000円+税カラー:ホワイト■クンバ×ワコマリア取り扱い店舗:パラダイストウキョウ及びワコマリア オンラインストア、ワコマリア 正規取扱店価格:スティックインセンス 1,800円+税、エアーフレッシュナー 3,000円+税、フレグランスペーパー 1,500円+税
2018年02月20日2018年1月3日に地上波で初放送される新海誠監督の長編アニメーション映画『君の名は。』。このほど、ヒロイン・三葉の声を担当した上白石萌音が、新たに“声”を吹き込んだ “特別PRスポット”が登場。さらに、新海監督が自らエンドロールを特別編集することも分かった。田舎暮らしの女子高校生・三葉と、東京に住む男子高校生・瀧という出会うはずのない2人の時空を超えたラブストーリーを、新海監督らしい緻密で美しい映像美で描いた本作。ヒロイン・三葉の声を担当した上白石さんは、本編のアフレコからはすでに1年半以上が経過しているが、今回、地上波での初放送にあたり、“特別PRスポット”のナレーションを手掛けることになった。■上白石萌音「“画”を見るだけで当時の感情がよみがえって」「新海監督の映像はすごい。“画”を見るだけで当時の感情がよみがえってきました。また三葉に会えてうれしい!」と、ブランクを感じさせず、スッと三葉になりきってアフレコに臨んだ上白石さん。“特別PRスポット”には映画の中の三葉のセリフをもじったバージョンもあり、「セリフを生まれ変わらせたものがまた皆さんの心に届くなんて、本当にうれしいです。ぜひこのPRスポットを観て1月3日の夜を楽しみにしていただきたいです」と笑顔でコメント。『君の名は。』について、「この映画に出会う前と後では180度違う、といっても過言ではないぐらいの作品ですね。それはどの映画、どの作品でも同じではあるのですが、特に『君の名は。』という作品を通じて私のことを知って下さった方々がたくさんいらして…。そういう意味では、人生の大きな転機を作ってくれた作品です」と、自身も思い入れたっぷり。また、「よく皆さんからリクエストされるのが、『瀧くん』と名前を呼びかけるセリフ」だそうで、「その呼びかけは、やはりこの『君の名は。』というタイトルにもつながりますし、作品の大きな象徴だと思います。また、神木隆之介さんの三葉っぷりが、女子にも決してかなわない、“圧倒的な女子力”を発揮しているので、そこはもう存分にキュンキュンしてほしいなと思います!」と、“見どころ”もちらり。さらに、「何回でもこの作品との出逢いを繰り返したいなと思うくらい、初めて『君の名は。』を観たときの感動は、私にとって忘れ難いものとなっています」と視聴者に向けて語り、「私も3日の夜はもちろん、『君の名は。』を観ます!楽しみにしています!」と宣言した。■神木隆之介も「お正月は家族で『君の名は。』」宣言!!そして、主人公・瀧役を演じた神木さんからも、地上波初放送を直前に控えてメッセージが到着!地上波初放送について「自分が関わらせていただいた作品をお正月に見ていただく機会はそうそうないので、うれしい気持ちでいっぱいです」と、喜びの思いを披露。また、「お正月は毎年、家族でゆっくりしているので、今年は『君の名は。』を見たいと思います」と、自身も3日の放送を楽しみにしていることを明かし、「瀧くんのシーンで特に注目してほしいところ」として、「三葉と入れ替わったときとそうでないときの声色は意識しました。特に屋上のシーンは意識して演じましたので、注目していただければと思います」と、上白石さん同様に語ってくれた。■新海監督「瀧と三葉は2人のために描いたキャラクターのような気がします」そんな瀧と三葉を演じた神木さん、上白石さんについて、新海監督もまた、「瀧と三葉は映画を作る前と公開されて時間が経った後とで、だいぶ僕の中の印象が変わったキャラクターですね。作り始めたときは当然キャストは決まっていなかったので、一般的な、誰とでも置き替え可能な少年少女として発想したのですが、いま、自分にとって瀧は完全に神木隆之介くんで、三葉は完全に上白石萌音ちゃんのイメージになっていて、彼らのために書いたキャラクターのような気がしています」とコメント。「あの2人の声を切り離しては考えられないですし、なんだか性格まで似ているような気がしますね」とも語っている。さらに新海監督は、今回の放送のためだけに監督自らが編集した、この日しか見ることができないエンドロールを特別に制作。新海監督も太鼓判を押す2人の声の熱演に、特別編集のエンドロール。映画本編はもちろんのこと、最後の最後までオンエアから目が離せなくなりそうだ。『君の名は。』は2018年1月3日(水)21時~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月26日東京・品川にある原美術館では、創業者であり館長の原俊夫が自ら選定した「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展(My Favorites: Toshio Hara Selects from the Permanent Collection)」を、前期と後期に分けて2018年1月6日より開催する。草間彌生「自己消滅」1980 年 ミクストメディア サイズ可変©Yayoi Kusama一つひとつ丹念に収集した1950年代以降の絵画、立体、写真、映像、インスタレーションなど所蔵作品約1,000点の「原美術館コレクション」から、館長の原俊夫が初めて自ら選びキュレーションするコレクションが揃う。1970年代後半より1980年代前半までの初期収蔵作品を主とする前期を2018年1月6日から3月11日まで、企画展の開催などをきっかけに収蔵された作品を主とする後期を3月21日から6月3日まで行い、約40年に渡る原美術館の活動の一端を紹介する。ナム ジュン パイク「キャンドルテレビ」1980 年 テレビ、ろうそく 33x41x24 cm©Nam June Paik前期は、アメリカの作家で戦後絵画に大きな影響を与えた抽象表現主義のジャクソン・ポロックやマーク・ロスコ、その後続世代を代表するロバート・ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズ、世界を席巻したポップアートの代表者であるアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンシュタインなどの作品を展示。前衛的、実験的精神に溢れたヨーロッパの作家たちとして、絵画のジャン・デュビュッフェやカレル・アペル、彫刻のアルマンやセザール、ジャン・ティンゲリー。日本の作家からは、戦後日本美術を牽引した今井俊満、河原温、工藤哲巳、宮脇愛子などの作品が集結する。また、今も現役で活躍する草間彌生、篠原有司男、杉本博司、李禹煥、さらに世界に影響を与えたアジアの作家として、ナム・ジュン・パイクや艾未未(アイ・ウェイウェイ)などの作品が一堂に会する。蜷川実花「PLANT A TREE」2011 年 C プリント 48.5x72.8 cm©mika ninagawa Courtesy of Tomio Koyama Gallery後期は、安藤正子、荒木経惟、ヤン・ファーブル、加藤泉、ウィリアム・ケントリッジ、森村泰昌、奈良美智、名和晃平、蜷川実花、野口里佳、マリック・シディベ、杉本博司、束芋、ミカリーン・トーマス、アドリアナ・ヴァレジョン、やなぎみわの作品展示を予定。詳細は後日、ウェブサイト()にて発表する。原美術館の歴史を物語る作品が集結する貴重な機会、現代美術の魅力を存分に感じてみては。【イベント情報】現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展会期:2018年1月6日〜6月3日(前期1月6日~3月11日/後期3月21日〜6月3日)会場:原美術館住所:東京都品川区北品川 4-7-25時間:11:00〜17:00(祝日を除く水曜は20:00まで)休館日:月曜(祝日は開館)、1月9日、5月1日(展示替え休館3月12日~20日)
2017年12月21日長年の伝統と和の気品が宿った美しい香り「Juttoku.」は、和の香りと歴史を届けるお香の専門店です。置いておくだけでほのかに薫るお香Juttoku.の「印香」は、まるで和菓子のようなルックス。女性らしく季節感があり、部屋に置いておくだけで風情が醸し出されるようなデザインです。日本の縁起物などをモチーフに、和のエッセンスがギュッと凝縮されています。体内に吸い込む香りだからこそ、体に優しい素材を使っているのが「Juttoku」のこだわり。原料には合成香料を使用せず、希少な天然香料の良質な部分だけを厳選しています。インド・東南アジアなどから目利きが輸入した本場の香料による、心に染み入るような香りを楽しみましょう。自分らしい香りを生み出す「お香作り体験」自分好みの香りをブレンドできるお香作り体験は、他ではなかなかできない貴重な体験です。練り合わせて作ったお香を抜型にはめて作る「印香」作り体験(60分)では、9つの香料を組み合わせて世界にたったひとつの香りを作れます。まず、使用する原料と日本のお香の説明を受けます。お香の歴史や基礎知識、使い方まで一通り学べるので、お香をより楽しむためのヒントがもらえます。しっかり知識を吸収したら、お香作りにチャレンジ。自由に原料を選んで丁寧に調合し、自分だけの印香を作ります。道具は全て用意されているので、手ぶらでOK!深い香りに癒されたい時にぴったりのワークショップです。家に帰ってからそのまま焚いて香りを満喫できるので、仕事で疲れている時やリラックスしたい時、家に大切な人を招く時などにおすすめ。半身浴中にかたわらに置いていくだけでも、やさしく濃密な香りで心身が癒されます。文/萩原かおりスポット情報スポット名:Juttoku.住所:東京都 新宿区弁天町 23番地ホワイトキューブ101電話番号:03-6205-5211
2017年12月19日上野の「パルコヤ(PARCO_ya)」にて、パンダの“香香”お披露目に合わせた限定グッズやメニューが登場。パンダをモチーフにしたハンカチやウォッチ2017年11月にオープンした上野の新商業施設「上野フロンティアタワー」内に開業したパルコの新施設「パルコヤ」。上野一の人気者であるパンダの“香香”が上野動物園にて初お披露目されることに合わせて、施設内の各店舗より限定グッズやメニューが展開される。手ぬぐい和小物の「濱文様」では、パンダを描いた手ぬぐいを発売。「どーんとパンダ親子」と名付けられた手ぬぐいには、赤ちゃんパンダの“香香”と抱きかかえるママパンダの“真真”の絵柄が描かれ、見ているだけで心がほっこりする。「オールドファッションストア」からは、よく見るとパンダの顔が現れてくるユニークなデザインのハンカチが2018年2月より発売予定。一見パンダに見えないので、女性はもちろん男性も持ちやすい。ウォッチ専門店の「チックタック」からは、ハンドメイド時計を展開する「クルチュアン」に別注したコレクションが登場。手書き風の数字がソフトな雰囲気を醸し出すデザインに仕上がっている。パンダの“黒”色と、パンダの大好物である笹をイメージした“竹”色の2つのレザーベルトが付属する。パンダモチーフのキュートなメニューグッズ以外に、スイーツやフードのパンダメニューも充実。「うえのやぶそば」では、遊びが大好きな小パンダの日常をワンプレートで表現した「ぱんだそば鼓」が提供される。食材を用いて、小パンダ、ブランコ、タイヤ、お花畑といったモチーフをかたどっている。「ディーン&デルーカ カフェ」では、カプチーノを注文して希望すると、パンダを描いたラテアートのスペシャルトッピングを受けることができる。上野を訪れた記念に、写真を撮って記念に残すのもおすすめだ。詳細「パルコヤ」“香香”公開に合わせたグッズ&メニュー住所:東京都台東区上野3丁目24-6■オールドファッションストア/ハンカチ発売予定時期:2018年2月上旬~下旬■チックタック/時計価格:27,000円■濱文様/てぬぐい・どーんとパンダ親子 1,296円・パンダ西郷どん 1.080円■うえのやぶそば/ぱんだそば鼓価格:1,404円※15時以降の提供。■ディーン&デルーカ カフェ/カフェラテ価格:カフェラテS 389円、M 432円、L 486円
2017年12月19日上白石萌音と千葉雄大が主人公を演じることでも話題の『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』が来週より公開。「妖怪ウォッチ」シリーズの主人公・ケータの時代から30年後の世界を描くという本作から、この度5種類の新予告が解禁され、野沢雅子ボイスで蘇る鬼太郎のシーンも公開された。今回公開されたのは、Web限定の「シャドウサイド予告」とテレビで放送される15秒の新予告「鬼太郎編」「バトル編」「ゲスト声優編」「ホラー編」の5本。まず「シャドウサイド予告」は、過去シリーズの「妖怪ウォッチ」とは全く異なる大人向け。Web限定公開となるこの予告では、一新されたキャラクターたちが登場するほか、妖怪ウイルス“鬼まろ”が感染し増殖していく様子も…映画の雰囲気をたっぷり味わうことができる予告編だ。また、鬼太郎の登場シーンを集めた「鬼太郎編」、大迫力のバトルシーンを集めた「バトル編」、主人公天野ナツメと月浪トウマの2人の声演じた上白石さんと千葉さんからのコメントが入った「ゲスト声優編」、そして「シャドウサイド予告」と同様緊迫感あふれるシーンで構成された「ホラー編」と、それぞれいままでの妖怪ウォッチにはない今作の魅力が詰まっている。そして注目すべきなのは、鬼太郎ファミリーの登場シーン!例年とは異なる国民的妖怪「ゲゲゲの鬼太郎」の登場や、鬼太郎の声を“初代”鬼太郎役を演じた野沢さんが担当することが発表されると、「妖怪ウォッチも鬼太郎も大好きなので楽しみ!」「野沢雅子の声は本当に嬉しい!」と大きな反響を集めた。そんな鬼太郎が、今回の予告編でねずみ男、ねこ娘たちと共に登場しており、「鬼太郎編」では、目玉おやじの「おい、鬼太郎!」のお馴染みのセリフも確認することができる。さらに、新予告映像では、今作のエンディングテーマ曲「ようかい体操第一 ゲゲゲの鬼太郎Ver.」の一部が挿入されている。『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月08日2018年2月に上演される舞台『続・時をかける少女』。筒井康隆の小説『時をかける少女』の続編として書かれ、「幻の名作」と言われる小説を原作に、ヨーロッパ企画の上田誠が脚本と演出、主演を上白石萌歌が務め、コメディとして上演される。戸塚純貴、健太郎、新内眞衣(乃木坂46)らも出演。舞台『続・時をかける少女』チケット情報主人公・芳山和子を演じる上白石に話を聞いた。小説『時をかける少女』を原作にしたドラマ『タイム・トラベラー』の続編『続 タイム・トラベラー』(共に1972年放送/NHK)のノヴェライズである本作。記憶を消された芳山和子や幼馴染の浅倉吾朗らの前に再びケン・ソゴルが現れ、物語が動き出す――。上白石は「もともと『時をかける少女』のファンで小説もアニメも観ていたのですが、続編があることを今回初めて知って。気付けば小説を買っていました(笑)」と既に原作は読了。「教室の扉を開けたらその先が宇宙だったりして、想像力が試されるような作品です。場面がどんどん変わっていくので、それを舞台でどう表現するのかも気になりました」。実は本作は、脚本・演出の上田が密かに有していた珠玉の企画。主宰をつとめるヨーロッパ企画でも一貫してコメディを上演し続けている上田らしく、本作もコメディとして描かれるという。これまで舞台では『星の王子さま』王子さま役やミュージカル『魔女の宅急便』キキ役などを演じ「あまり笑いの要素を求められたことがなかった」という上白石にとって初のコメディ作品。「鍛えられそうですし、吸収できることも多そう。『星の王子様』では井上芳雄さんのアドリブに必死についていきましたし、そこで学んだものも出せたらいいな(笑)」と意気込みつつも、「ドラマ『下北沢ダイハード』で上田さんが脚本を書かれた「手がビンになった男」を観たのですが、すごく面白くて。何も考えずに笑っちゃったし、舞台が楽しみになりました」と期待を語る。等身大の高校生役は「自分が制服を着ているうちにこの役ができるのは本当にしあわせだと思っています。多分今しか感じられないことがあると思うから」と、卒業を目前に感慨深い様子。実際の高校生活は「昨日まで舞台に立っていたのに今日からいつも通りの学校生活が始まると、『昨日までのあれはなんだったんだろう』って別人みたいに切り離される感じがあって。いろんな世界を行ったり来たり、ループしてるみたいに感じるんですよ」と、学業と仕事を両立する上白石ならではの体験や感覚が、演じる和子の“タイムワープ”体験とも重なりそうだ。公演は、2018年2月7日(水)から14日(水)まで東京グローブ座にて。その後、2月17日(土)には大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演。チケットは現在、東京・大阪公演ともに抽選先行プレリザーブを受付中。取材・文:中川實穗
2017年12月04日「火花」「君の膵臓をたべたい」などの話題作を抑えて「2016年 本屋大賞第1位」を受賞した原作小説を、山崎賢人と三浦友和の共演で映画化する『羊と鋼の森』。ピアノ調律に魅せられた青年の成長物語となる本作に、“東宝シンデレラ”姉妹としてそれぞれに活躍する上白石萌音と上白石萌歌が初共演、ピアニスト姉妹として連弾を披露することが分かった。原作は、「本屋大賞」をはじめ「2016年 キノベス第1位」「2015年 ブランチブックアワード大賞」も受賞し、史上初の三冠受賞を達成、さらに直木賞にもノミネートされた宮下奈都による小説。北海道の高校に通う外村直樹が調律師・板鳥宗一郎と出会い、感銘を受け、ピアノの調律師として生きていくことを決意、ピアノと繋がる多くの人と出会い、調律師としての自分を探し求めながら成長していく物語だ。山崎さん演じる主人公・外村は、調律師として駆出しのときに、高校生のピアニスト姉妹と出会い、その音色に心を動かされ、調律師として急速に成長を遂げることになる。物語の流れを作る重要な役どころであり、外村の調律師人生を大きく変えることになるピアニスト姉妹役を務めるのは、いまをときめく実の姉妹。姉・佐倉和音を演じるのは、昨年、社会現象を巻き起こした『君の名は。』でヒロインの声を担当し、現在放送中のドラマ「陸王」では山崎さんの妹役を務めている萌音さん。そして、妹・佐倉由仁役には、「キリン 午後の紅茶」CMでの瑞々しい美少女姿で話題をさらい、今年6月にはミュージカル「魔女の宅急便」、来年2月には「続・時をかける少女」で主演を務めるなど、舞台女優としても頭角を現してきた萌歌さん。2人は2011年に開催された第7回「東宝シンデレラ」オーディションで姉妹揃っての受賞を果たし、それぞれ芸能活動をしてきたが、今回の映画で姉妹初共演が実現。家で台本の読み合わせも行っていたという2人。姉妹だからこその、息の合った演技が本作で初披露される。ピアニスト姉妹というだけに、2人での“姉妹連弾”もあり、その華麗な演奏シーンにも注目が集まりそうだ。「現場に入ったときに、家で会っている妹に『おはようございます』というのが面白く、新鮮でした」と姉の萌音さん。姉妹共演だからこそ、「リラックスして役に入れましたし、芝居の上でも遠慮することもありませんでした」と語る。役柄と似ているところもあるそうで、「姉として『しっかり』しなきゃという気持ち、由仁に対してジェラシーを感じる姿など、私も妹の心の強さ、ポジティブさをうらやましく思うときがあった」とコメント、劇中の姉妹には「お互いを意識して高め合える和音と由仁は『理想の姉妹だね』!」と、萌歌さんと話しているという。天真爛漫で多くの人を魅了するピアノを奏でるという由仁役の萌歌さんは、「由仁は和音と違って跳ねるような音色を奏でるので、そのような曲のピアノの音色を聴くことで役作りをしていきました」と明かし、「役の中で、姉と自分のピアノを比較したり、意識したりする部分があり、そういうところは妹として実際に共感する部分がありました」と語る。気になる連弾のシーンでは、「練習してきたピアノの個性を、姉とぶつけ合うのが楽しかった」と、初の姉妹共演に手応えを覗かせている。『羊と鋼の森』は2018年6月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日『時をかける少女』の続編となる「続・時をかける少女」初の舞台化が決定。主演に上白石萌歌を迎え、上田誠脚本・演出のもと、2018年2月7日(水)から2月14日(水)まで東京グローブ座で、2月17日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。先行チケットは予想を上回るほど申し込みが殺到したため、東京では2月13日(火)に1公演追加し、大阪も同日1公演追加、さらに2月20日(火)高知での公演も決定した。「続・時をかける少女」あらすじ筒井康隆が手掛ける『時をかける少女』は、青春小説の名作として世代を超えて愛され続けている人気作。これまで原田知世、仲里依紗といった人気女優や細田守監督を迎えてアニメ映画化されるなど、時代を超えて物語が綴られてきた。その続編となる「続・時をかける少女」では、主人公の芳山和子が、クラスメイト深町一夫=未来人ケン・ソゴルと恋に落ちる模様が描かれる。ケン・ソゴルが開発したラベンダーの香りがする薬で、時空を移動するタイムトラベル超能力を得た和子。しかし、ケンが未来へ帰るタイミングで、彼との記憶すべてが消されてしまう。月日は流れ、高校生になった和子。そこに再びケン・ソゴルが現れ、行方不明の科学者を一緒に捜索することに。失ったはずの記憶を取り戻し、再びケン・ソゴルと恋に落ちることとなる和子を待ち構えているものとは…。主演は、現役高校生女優の上白石萌歌主人公・芳山和子を演じるのは、女優の上白石萌歌。第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得し、2017年にはミュージカル「魔女の宅急便」で主演を、現在はCM「キリン 午後の紅茶」で澄んだ歌声を披露している。まだ現役の高校生である上白石は、舞台上でどんな姿を見せてくれるのだろうか。未来人ケン・ソゴル役に戸塚純貴、乃木坂46の新内眞衣も参加和子の相手役であり、再び姿を現す未来人ケン・ソゴル役を務めるのは、戸塚純貴。福田雄一監督作品などに出演し、変幻自在な演技力で注目を集めている俳優だ。そして、和子の幼なじみの浅倉吾郎役は健太郎、和子がタイムトラベルをした過去で出会う女性は乃木坂46の新内眞衣が担当する。さらに、過去へ漂流した3人の科学者には石田剛太、諏訪雅、土佐和成、彼らを追う捜索隊のメンバーには永野宗典が選ばれている。終演後にはトークショーも開催また、東京公演の終演後には、トークショーが複数開催される。2月9日(金)には、 出演者の新内眞衣と以前ラジオ番組で共演したお笑いコンビ・三四郎、2月11日(日)には脚本・演出の上田誠と古くから親交のあるいとうせいこうが登壇する。なお、追加公演が決定した2月13日(火)には、脚本・演出の上田誠をはじめとする全出演者が集結し、豪華な顔ぶれが揃ったトークショーが開催される。【イベント詳細】オールナイトニッポン50周年記念公演 「続・時をかける少女」出演:上白石萌歌、戸塚純貴、健太郎、新内眞衣(乃木坂46)、石田剛太、諏訪雅、土佐和成、永野宗典、島田桃依、中山祐一朗、バッファロー吾郎A MEGUMI■東京公演開催期間:2018年2月7日(水)~2月14日(水)場所:東京グローブ座住所:東京都新宿区百人町3-1-2料金:全席指定 S席:7,800円 A席(3F):6,800円 学生シート:3,000円チケット問い合わせ先:チケットぴあインフォメーション TEL:0570-02-9111※東京追加公演は、2018年2月13日14:00より開演。また全日程機材席も開放され、客席として追加。■大阪公演開催日:2月17日(土) 14:30、18:30場所:森ノ宮ピロティホール住所:大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5料金:全席指定 7,800円チケット問い合わせ先:キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888■高知公演開催日:2018年2月20日(火)19:00会場:高知県立県民文化ホール オレンジホール住所:高知県高知市本町4丁目3-30料金:全席指定前売 7,000円、当日 7,500円、学生シート 3,000円チケット問い合わせ先:高知県立県民文化ホール TEL:088-824-5321■チケット発売日:2017年12月16日(土)AM10:00(東京・大阪共通)東京:チケットぴあ/イープラス大阪:チケットぴあ/イープラス/ローソンチケット/CNプレイガイド/楽天チケット※東京公演は、全日程機材席を開放した追加客席分及び、2018年2月13日(火)の追加公演分のチケットは、2018年1月21日(日)10:00より発売。■トークショー2月9日(金)19:00の回 三四郎、2月11日(日)18:00の回 いとうせいこう、2月13日(火)14:00の回 脚本家・上田誠、全出演者が登壇【問い合わせ先】プラグマックス&エンタテインメントTEL:03-6276-8443(C)2018「続・時をかける少女」製作委員会
2017年11月19日上白石萌歌主演舞台「続・時をかける少女」が、来年2月より上演される。この度、上白石さん演じる芳山和子を取り巻く個性豊かな全キャストが決定し、全キャストが集合したビジュアル&コメント映像が到着。さらに東京公演に加え、大阪公演も決定した。主人公・芳山和子はクラスメイト深町一夫=未来人ケン・ソゴルと恋に落ち、彼の開発したラベンダーの香りがする薬で、時空を移動するタイムトラベルの超能力を得るが、ケン・ソゴルが未来へ帰る際、彼に関わるすべての記憶を消されてしまう…。それから月日が流れ、高校生になった和子の前に再び彼が現れ、「未来から来た3人の科学者を一緒に探してほしい!」と和子はケン・ソゴルと行方不明の科学者を捜索するはめに…。記憶を失ったはずの和子は、再びケン・ソゴルと時を超え、そしてもう一度彼に恋をする――。映画化やドラマ化もされ、世代を超えて愛され続けている筒井康隆の青春小説の名作「時をかける少女」。「続・時をかける少女」は、これを原作にドラマ化した「タイム・トラベラー」の続編「続 タイム・トラベラー」の書籍化。ドラマ放送から45年の時をかけ、初の舞台化に挑む。主演の上白石さんは、「時をかける少女」でタイムトラベルの超能力を得、深町一夫(実は未来人のケン・ソゴル)に恋心を抱きながらも記憶を消されてしまった主人公・芳山和子を演じる。そして今回、全キャストが発表!再び和子の前に現れ、行方不明になった3人の科学者の捜索を依頼する未来人ケン・ソゴル役を演じるのは、『先輩と彼女』『ライチ☆光クラブ』などに出演し、「痛快TV スカッとジャパン」でもお馴染み戸塚純貴。和子の幼なじみの浅倉吾郎役には、2014年に俳優デビューし、『デメキン』「仰げば尊し」「アシガール」に出演、本作が舞台初挑戦となる健太郎が抜擢。和子とケン・ソゴルと浅倉吾郎、3人の関係に注目だ。また物語の鍵となる役どころ、和子がタイムトラベルをした過去で出会う訳ありのホステス役を「乃木坂46」新内眞衣。過去へ漂流した3人の科学者を石田剛太、諏訪雅、土佐和成。彼らを追う捜索隊のメンバーを永野宗典と、いまや最もチケット入手が困難な劇団となったヨーロッパ企画メンバーも多数出演。捜索隊隊員メンバーには青年団の島田桃依、捜索隊隊長にはヨーロッパ企画ファンにも馴染み深い「阿佐ヶ谷スパイダース」中山祐一朗。タイムトラベルを研究する謎の人物をバッファロー吾郎A、和子たちを後押しする先生をMEGUMIが演じる。なお、チケット一般発売は12月16日(土)10時よりスタート(東京・大阪共通)。オールナイトニッポン50周年記念公演 「続・時をかける少女」は2018年2月7日(水)~2月14日(水)東京グローブ座、17日(土)森ノ宮ピロティホールにて上演。(cinemacafe.net)
2017年11月16日上白石萌音と千葉雄大が主人公を演じることでも話題の『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』の本予告映像がこのほど到着。あわせて、“伝説の猫妖怪・ジバニャン”や脇を固めるキャラクターの“新ボイス”キャストが発表された。「妖怪ウォッチ」シリーズの主人公・ケータの時代から30年後の世界を描くという本作は、「ゲゲゲの鬼太郎」の登場など例年とは異なる新要素が満載。先日には、主人公の天野ナツメを上白石さんが、月浪トウマを千葉さんが演じることが決定し、さらに注目度が急上昇中だ。そんな中、新たに本作に参戦するキャストが発表!30年の時を経て「伝説の猫妖怪」と変貌したジバニャンの声を担当するのは、悪役からコミカルなキャラまで演じ分ける実力派声優の黒田崇矢。さらに、エンマ大王のライバルであり、「妖怪ウォッチ」屈指のイケメンキャラと早くも噂されている蛇王カイラの声を、「コードギアス 反逆のルルーシュ」「xxxHOLiC」「暗殺教室」「おそ松さん」の福山潤が担当する。そして、鬼太郎ファミリーの声優陣も発表。ねずみ男役には、初代・ねずみ男を演じた大塚周夫を父に持つ大塚明夫。ねこ娘役を「美少女戦士セーラームーン」土萠ほたる/セーラーサターン役の皆口裕子、目玉おやじ役をドラマ「水木しげるのゲゲゲの怪談」でも同役を務めた島田敏。そのほか、田村睦心(有星アキノリ役)、平川大輔(コマさん役)の出演も決定した。到着した予告編では、主人公を演じる上白石さんと千葉さんの声も収録。今作では、妖怪たちは普段の姿=「ライトサイド」と戦闘形態「シャドウサイド」という2つの姿を手に入れており、新たに解禁された「シャドウサイド」のジバニャンのバトルシーンは必見。黒田さんが声をあてる「伝説の猫妖怪」の名に相応しい“渋カッコいいジバニャン”も覗くことができる。予告の最後にはついに「ゲゲゲの鬼太郎」ファミリーも姿を現している。『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月27日映画化やドラマ化がされ、世代を超えて愛され続けている青春小説の名作「時をかける少女」(著・筒井康隆)。その続編となる「続・時をかける少女」が、上白石萌歌・主演で初の舞台化が決定。主人公の女子高生タイム・トラベラーを演じる上白石さんのセーラー服姿を収めたティザービジュアルとともに、コメント動画も公開された。1972年、「時をかける少女」を原作にドラマ化したNHK「タイム・トラベラー」が好評を博した脚本家の故・石山透氏が、筒井氏の原作から離れ、“続編”として自ら創作してドラマ化した「続 タイム・トラベラー」。その後、同ドラマの脚本として書籍化したものを、今回、45年の時をかけて初の舞台化。主演を務めるのは、第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリでデビューを果たし、2017年ミュージカル「魔女の宅急便」で主演を務め、その後、舞台「星の王子様」に出演。現在放送中のCM「キリン 午後の紅茶」では澄んだ歌声を披露し、話題を読んでいる上白石さん。今回の舞台では、「時をかける少女」から月日が経ち、再び時空を超え、未来からきた青年に恋をする女子高生の芳山和子役に扮する。主演を務めるにあたり上白石さんは「現役で制服が着られる最後の年に、この作品に出会えたことをとても嬉しく思います。高校生であるいまだけの自分の感性を頼りに、和子と共に思い切り駆け抜けたいと思います!」と意気込みをコメント。「多くの方に愛され、わたしも大好きな作品である『時をかける少女』に続編があるということをお話をいただいてから初めて知りました。すぐに原作を読みましたが、非現実的な世界と日常との間で揺れる和子の姿に思わず背中を押してあげたくなりました。この世界観が舞台上でどのように広がっていくのか、いまから胸が高鳴ります」と、自らも期待を寄せている。また、脚本と演出を務めるのは、「来てけつかるべき新世界」にて第61回岸田國士戯曲賞を受賞し、『夜は短し歩けよ乙女』『曲がれ!スプーン』など映画・ドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成も手掛ける劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠が担当。本作の舞台化について、「数年前、『時かけ』に『続』があると知ったときはひっくり返りそうになりました。読むと、ラベンダーの香りを残して未来へと去っていったケン・ソゴルが、堂々とまた帰ってきて和子に迷惑をかけまくっていました。そして、また記憶を消す消さない言っているという。それが夫婦漫才のようで、これをコメディにできないかと思い立ちました」とコメントを寄せている。現役高校生の上白石さんが演じる、等身大の“「時かけ」少女”のその後。幻の続編ともいうべきタイムスリップ・ラブコメディを、SFコメディの旗手・上田さんと、コメディ舞台初挑戦となる上白石さんとのタッグでどう描くのか、期待していて。オールナイトニッポン50周年記念公演 「続・時をかける少女」は2018年2月7日(水)~2月14日(水)東京グローブ座にて計10公演予定、その後、地方公演を予定。(text:cinemacafe.net)
2017年10月20日青春小説の名作『時をかける少女』(筒井康隆著)の続編『続・時をかける少女』の初の舞台化が決定した。主演は女優の上白石萌歌(17)、脚本・演出はSFコメディの旗手であるヨーロッパ企画の上田誠氏が手掛ける。1972年に『時をかける少女』をドラマ化したNHK『タイム・トラベラー』が好評を博し、続編として筒井康隆氏の原作から離れ、脚本家・石山透氏が『続・タイム・トラベラー』を創作しドラマ化。その後、ドラマの脚本を『続・時をかける少女』として書籍化し、今回45年の時をかけて初の舞台化が実現する。本舞台の主演を務めるのは、第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリでデビューを果たし、2017年ミュージカル『魔女の宅急便』で主演を務め、その後、舞台『星の王子様』に出演、また現在放送中のCM「キリン 午後の紅茶」では澄んだ歌声を披露し話題の女優上白石萌歌。『時をかける少女』から月日が経ち、再び時空を超え、未来からきた青年に恋をする女子高生の芳山和子役を演じる。上白石は「私も大好きな作品である『時をかける少女』に続編があるということをお話をいただいてから初めて知りました。すぐに原作を読みましたが、非現実的な世界と日常との間で揺れる和子の姿に思わず背中を押してあげたくなりました。この世界観が舞台上でどのように広がっていくのか、今から胸が高鳴ります」とコメント。「現役で制服が着られる最後の年に、この作品に出会えたことをとても嬉しく思います。高校生である今だけの自分の感性を頼りに、和子と共に思い切り駆け抜けたいと思います!」と意気込んでいる。脚本と演出を務めるのは、『来てけつかるべき新世界』にて第61回岸田國士戯曲賞を受賞し、映画・ドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成も手掛ける劇団ヨーロッパ企画の上田 誠が担当。上田は本作の舞台化について「数年前、『時かけ』に『続』があると知ったときはひっくり返りそうになりました。読むと、ラベンダーの香りを残して未来へと去っていったケン・ソゴルが、堂々とまた帰ってきて和子に迷惑をかけまくっていました。そしてまた記憶を消す消さない言っているという。それが夫婦漫才のようで、これをコメディにできないかと思い立ちました」とコメントを寄せている。オールナイトニッポン50周年記念公演『続・時をかける少女』は、東京グローブ座で2018年2月7日~14日に上演。その後、地方公演も予定している。(C)2018「続・時をかける少女」製作委員会
2017年10月20日10月15日から始まった役所広司(61)主演のドラマ「陸王」。初回視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタート。役所の脇を山崎賢人(23)や竹内涼真(24)ら人気の若手、光石研(56)やピエール瀧(50)ら演技派が固め話題を呼んでいる。 中でも役所の長女を演じる上白石萌音(19)が、若手女優の注目株として評されているという。 「音楽教師だった母の影響で幼少期からピアノやミュージカル、クラシックバレエなどを学んできました。11年に周囲の勧めで東宝『シンデレラ』オーディションを受けたところ絶賛され、審査員特別賞を受賞。グランプリを受賞した妹・萌歌(17)とともに鹿児島から上京すると、すぐさま頭角を現してきました」(芸能記者) 14年公開の映画『舞妓はレディ』では800名超のオーディション参加者から選ばれ、映画初主演。周防正行監督(60)から「平成のオードリー・ヘップバーン」と賞賛され新人賞も総なめにしたが、勢いはそれだけにとどまらない。今度は女優と歌手の“二刀流”を目指すこととなったのだ。 「昨年公開の大ヒットアニメ映画『君の名は。』でヒロインの声優をつとめ、劇中歌の『なんでもないや』などが入ったRADWIMPSのアルバムで昨年10月に歌手デビューを果たしました。穏やかそうに見えますがかなりの負けず嫌い。もともと妹に負けて悔しかったため、女優業も歌手業も高いレベルを目指し続けた。そんな人一倍努力した結果が、今の姿。芸能界からも『逸材』との呼び声が高まっています」(音楽業界関係者) その負けず嫌いが発揮され、見事なセッションが実現していたという。 「昨年9月、『君の名は。』の大ヒット御礼舞台あいさつにRADのメンバーが来場しました。その際に野田洋次郎(32)からセッションを即興で提案されましたが、断ることなく野田のギター伴奏に合わせて『なんでもないや』を熱唱。場内の客や関係者をうならせていました」(イベントを取材した記者) 「陸王」で役所らの演技を“吸収”し、女優としてもさらにレベルアップしそうだ。
2017年10月19日上白石萌音と千葉雄大が、新たな「妖怪ウォッチ」の幕開けとなる劇場版シリーズ最新作『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』で主人公役を演じることが決定。新たな妖怪ウォッチ継承者として、史上最強の妖怪と戦いを繰り広げる。本作の舞台は「妖怪ウォッチ」シリーズの主人公・ケータの時代から30年後の世界。登場人物はみな一新され、新しい妖怪ウォッチの継承者が誕生することが明らかにされていたが、その新たな主人公役を、上白石さんと千葉さんが演じるという。■上白石萌音/ケータの娘!天野ナツメ役大ヒットを記録した『君の名は。』でヒロインの声を担当し、女優だけでなく歌手としても注目を集め、現在放送中のドラマ「陸王」にも出演している上白石さん。演じる新主人公は、新たな妖怪ウォッチ「妖怪ウォッチ エルダ」を手にする13歳の女の子・天野ナツメ。なんとこのナツメは、ケータの娘であるという。先陣を切って戦うナツメのような役は憧れだと言う上白石さんは、「『妖怪ウォッチ』は大人にも子どもにもずっと愛され続けているアニメなので、凄く光栄に思っています。演じるナツメは真っ直ぐで、でもおとぼけなところもあったり、親しみやすくて自分の友だちのように見てもらえるキャラクターです。そんな親しみやすさを声にこめたられたらと思っています」と意気込んだ。■千葉雄大/正義と悪の間で葛藤する…月浪トウマ役そして、ナツメとは別の新たな妖怪ウォッチ「妖怪ウォッチ オーガ」を手にする13歳の少年・月浪トウマを演じるのが千葉さん。千葉さんと言えば、「天装戦隊ゴセイジャー」のゴセイレッドで俳優デビュー。その後、様々な作品で活躍し現在放送中の連続ドラマ小説「わろてんか」では、主人公・てんに大きな影響を与える兄役で出演し人気を博す。トウマは、闇に囚われ、正義と悪の間で葛藤するというシリーズではいままでにいないタイプのキャラクター。ジバニャンと戦うシーンも登場するそうで、“チバVSジバ”の戦いに注目が集まること必至だ。千葉さんは、「今回の映画では、いままでの妖怪ウォッチの雰囲気もありつつ、大人でもグッとくる内容になっています。その一端を担うのが、トウマだと思うので、繊細でどこか孤独を感じている少年を演じられたらと思います」と話し、上白石さんについても「お芝居はもちろんですが、声がすごく綺麗な女優さんだと思うので、勉強させて頂きたいです」とコメント。「みんなでなにかを成し遂げることの大切さや普段気付かないけど支えてくれる人の温かさなども描かれる大人でも楽しめる作品だと思います。アクションシーンも大迫力です。ぜひ、劇場でご覧下さい!」と呼びかけている。ちなみに、妖怪を“召喚”して戦うナツメに対し、妖怪を自らに“憑依”して戦うトウマを演じる千葉さん。上白石さんは千葉さんとはずっと共演したいと思っていたそうで、「作品ごとに新しい千葉さんがそこにいて、トウマと同じく千葉さん自身も“憑依型”の役者さんなのではないかなと思っています」と印象を明かした。『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月18日2018年春公開の映画『放課後戦記』の公開決定会見が28日、都内で行われ、市川美織(NMB48)、りりか、青島心、井上美那、窪田美沙、大野未来、小泉萌香、新田祐里子、片岡沙耶、野々宮ミカが出席した。昨年公演されて大きな話題を集めた舞台『放課後戦記』の劇場版となる本作は、舞台同様に主演を務めるNMB48の市川美織の映画初主演作。舞台版に新たなストーリーとキャスト陣を迎え、学園を舞台に少女たちの殺し合いを描く。この日は主要キャストによる公開ポスター撮影が行われ、その後に報道陣を集めての記者会見。主演の市川は「映画化ということで舞台版とは違ったストーリーで2回も演じさせていただいてうれしいです」と笑顔。舞台と映画の違いには「舞台ではより大きく皆さんに戦っているシーンを見ていただきたいので、大きく動きました。映画となると枠内で収めないといけませんから。刀の光り方とかも勉強になりましたし、見せ方が難しいなと思いました」と感想を語った。その市川と前回の舞台版でダブル主演を務めたりりかは「舞台版では(市川と同じ)瀬名を演じさせていただきましたが、今回は違う憑対(つつい)役を演じます。憑対の方が自分に近いので、違和感なく演じられました」と異なる役柄も手応えを掴んでいる様子だった。会見中には来年の春に公開されることも発表。市川が「公開が決まりました! 2018年春にシネ・リーブル池袋ほか、全国公開を予定します」と告知し、「東京でも大阪でも全国で観られるということで、私は(出身地の)埼玉と(NMB48の本拠地)難波、(レモン大使の)広島と3つ掛け持ちしている身なので、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです」とアピールしていた。
2017年09月28日役所広司主演で贈る、池井戸潤の小説を原作に描く新ドラマ「陸王」。この度、大ヒット映画『君の名は。』でヒロインの声を担当したことでも注目を集めた女優・上白石萌音が、本作に出演することが決定した。ドラマは、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む、感動の企業再生物語。宮沢の息子を山崎賢人が演じるほか、竹内涼真、風間俊介、音尾琢真、光石研、キムラ緑子ら豪華キャスト陣が脇を固める。■上白石萌音/役所広司演じる「こはぜ屋」社長の娘・宮沢茜役そんな中、役所さん演じる宮沢の娘・茜役に、女優・歌手・声優と活動の幅を広げている上白石さんが決定。第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の最終回でドラマデビューを果たした上白石さん。長編アニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』では声優を務め、『舞妓はレディ』『ちはやふる』シリーズなどに出演。そんな上白石さんが今作で演じる茜は、宮沢の娘であると同時に、山崎さん演じる大地の妹にあたる。大地を小馬鹿にするところもあるが、とても家族思いな女子高生だ。今回の役柄について「天真爛漫でありながら、常に家族のことを考え、しっかりと見ている女の子」と説明する上白石さんは、「彼女が何気なく放つ芯のある言葉の数々にわたし自身も背中を押してもらいつつ、こはぜ屋の大きな挑戦を茜なりに支えられたらいいなと思います。このチームの一員である幸せを噛み締め、わたしも全力で走ります!」とコメント。■和田正人/実業団「ダイワ食品」陸上競技部の部員・平瀬孝夫役また、竹内さん演じる物語のキーマン、茂木裕人も所属する実業団「ダイワ食品」陸上競技部の部員・平瀬孝夫役に、大河ドラマ「おんな城主 直虎」「黒革の手帖」に出演する和田正人。実は、大学4年生のときに日本大学陸上競技部の主将を務め、箱根駅伝にも2度の出場経験を誇る和田さん。今作では、チームへの気遣いができるマラソンへ熱い思いを持つ選手を演じており、アスリートとして活躍した和田さんの走りにも注目だ。和田さんは「まさか再び、実業団ランナーとして駅伝を目指すチャンスが与えられるなんて。本当に人生は面白いものだなと、どこか運命めいたものを感じています」と出演決定の驚きと喜びを明かし、「僕が演じる平瀬という役には、奇しくも、僕自身がランナーとして経験をした、栄光と挫折、苦労や悩みがたくさん詰まっています。汗と涙で濡れながら、必死に生きた時代のひとつひとつのドラマを、平瀬と共に、当時よりもより熱く生きられたらと思います」と意気込み。■佐野岳/竹内涼真演じる茂木裕人のライバル・毛塚直之役さらに、茂木のライバルである「アジア工業」陸上競技部の部員・毛塚直之役を「仮面ライダー鎧武/ガイム」「下町ロケット」『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』の佐野岳が演じることも決定!佐野さんは“スポーツ男子”としても知られ、「最強スポーツ男子頂上決戦」で総合優勝3回の実績を残し、「オールスター感謝祭」の名物コーナー「赤坂5丁目ミニマラソン」での優勝経験も。そんな佐野さん演じるエリートランナー・毛塚とライバル茂木の白熱した戦いは必見。本作に必ず出たいと強く思い、オーディション前からトレーニングを重ねていたと明かす佐野さんは、「ここまで長い時間をかけ撮影に入る作品は自分としては初めてで、とても良い緊張感を保てています。2年前に『下町ロケット』で素晴らしいキャスト・スタッフの方々と共にお仕事をさせて頂き、自分の中で何かが変わったと思える池井戸作品に今回また参加できることを噛み締めながら、そして『陸王』を観て明日も頑張ろうと思ってもらえるように精一杯頑張ります」とコメントを寄せている。そのほか、「ダイワ食品」陸上競技部員役としてマラソン大会で熱い走りを見せる立原隼人役には、お笑いコンビ「げんき~ず」の宇野けんたろう。加瀬尚之役に前原滉、内藤久雄役に花沢将人、さらに佐藤俊彦、石井貴就、安藤勇雅、山本涼介がランナー役として出演する。日曜劇場「陸王」は10月15日(日)より毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月26日女優の上白石萌音が16日、千葉・幕張メッセで開催中の「Rakuten GirlsAward 2017 AUTUMN/WINTER」に出演し、ライブを披露した。大ヒット映画『君の名は。』でヒロイン・宮水三葉の声を演じブレイクした上白石。白いワンピース姿で登場した上白石は1曲目で、RADWIMPSが歌う『君の名は。』の主題歌の一つ「なんでもないや」のカバーを披露し、会場を映画の世界に包み込んだ。そして、「きれいで可愛い人たちがオシャレな服を着て闊歩するという、心も目も満たされる日に、私も呼んでいただいて歌わせていただき、うれしく思います。ありがとうございます」とあいさつ。さらに2曲目で、7月12日に発売した1stオリジナルアルバム『and...』に収録されている楽曲「ストーリーボード」を歌い上げた。「GirlsAward」は、2010年から年2回、東京・代々木第一体育館を拠点とし、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催してきた日本最大級のファッション&音楽イベント。16回目となる今回は、同イベント初となる新天地の幕張メッセに場所を移してパワーアップ。人気モデルによるファッションショーや、アーティストによるライブステージを展開する。撮影:蔦野裕
2017年09月16日どこをとっても、唯一無二の面白さ!壮大な世界観をもつSF映画の魅力とは?SFを題材にした作品が大好物という野崎萌香さんに、その魅力と楽しみ方を伝授してもらいました。アンアン読者におすすめの入門作品も、SF的な見どころと一緒に教えてくれます。ぜひ、チェックを!SF映画の世界は広くて深い。余韻まで楽しんで。映画好きで、特にSF作品をよく観ているという野崎萌香さん。「ひとくちにSFといっても、作品によって描かれているものは、まったく違いますよね。エイリアンが出てくるようなものもあれば、恋愛ストーリーをメインにしていたり、“こういう世界になるのかもしれない”と思わせる、現実と繋がっている世界を見せてくれる作品までとさまざま。SFレベルも、宇宙空間を舞台にしている作品と、現実の世界にエッセンスを少しだけ入れたものとでは全然違います。実は、すごく広くて、深い世界なんですよ」楽しみ方や、作品を通じて感じとるものも、たくさんある。「非現実的で美しい映像に感動することもあれば、考えさせられる作品に出合い、“宇宙における人間ってなんだろう”“未来はどうなるの?”と、自問自答を繰り返してしまうことも。観ている最中はもちろん、余韻まで味わえるところも、魅力のひとつですよね」SFビギナーにもおすすめの1本をご紹介します。何度も観たくなっちゃう、良質な逆回転ラブストーリー!『エターナル・サンシャイン』「大好きなミシェル・ゴンドリー監督の、ユニークなアイデアがあふれた、手作り感あるSFの世界が素敵。ジョエルが記憶に逃げ込み、子どもの大きさになる場面では、遠近法が逆になったセットを組み、時間軸が移ったことを表現していて面白いです。色のセンスが抜群で、観るうちに、彼の頭の中にトリップしている感じが味わえる。物語は逆回転で進みますが、気持ちよくなる終わり方で、何度も観たくなる良質なラブストーリーです」主人公のジョエルとクレメンタインのカップルはケンカをして、クレメンタインは怒りのあまり、衝動的に彼の記憶を除去する手術を受ける。それにショックを受けたジョエルは、自分も彼女の記憶を消そうとするが…。監督/ミシェル・ゴンドリー出演/ジム・キャリーDVD¥1,143発売・販売元:ギャガ(C)2004 FOCUS FEATURES,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.のざき・もえかモデル、女優。女性ファッション誌を中心に、幅広く活躍中。近年では、ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』に出演し話題に。公式Twitterは@moeka_nozaki※『anan』2017年8月9日号より。イラスト・神保賢志取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2017年08月08日女優の上白石萌音が16日、神奈川・川崎のラゾーナ川崎プラザで1stオリジナルアルバム『and...』(発売中 2,593円税抜き 発売元:ポニーキャニオン)の発売記念フリーライブを行った。大ヒット映画『君の名は。』や『ちはやふる』、『溺れるナイフ』など、話題作に続々と出演し、一躍脚光を浴びている若手女優の上白石萌音。初のオリジナル・アルバム『and...』を7月12日にリリースした。同アルバムには、フジテレビ系の情報番組『めざましテレビ アクア』のテーマソングでもある「告白」のほか、世武裕子、藤原さくら、名嘉俊(HY)、内澤崇仁 (androp)といったアーティストからの提供楽曲を含めた8曲を収録。ロングセールスを記録したミニアルバム『chouchou』で魅せた"演じるように歌う"と称される上白石の唯一無二な歌の世界が繰り広げられている。三連休の中日ということもあり、会場となった川崎ラゾーナの野外ステージには多くの観衆が詰めかけた中、青いワンピース姿の上白石が登場。「暑い中、ありがとうございます! 短い時間ですが、楽しい時間にしましょう。よろしくお願いします」とあいさつして「暑いので、お水いっぱい飲んで下さいね!」と観客の体調を気遣う場面も。続けて「皆さん立ったまま寝てしまいそうとよく言われますが、今日は寝かせません(笑)」と笑いを誘いつつ、「「『and...』の初めてのライブは、私にとっての初めてのオリジナル曲です」と紹介しながら同アルバムに収録されている「告白」や「きみに」、「ストーリーボード」など4曲を熱唱して訪れた観客をうっとりとさせた。夏真っ盛りということで、MCでは夏休みの話題となり、「夏の思い出? 何だろう…。でもやっぱり学生は宿題に追われますよね。私は8月31日までためる派です! 計画的に出来ないんですよ」と振り返りながら、「宿題は計画的にやりましょうね(笑)」と学生たちに忠告していた。
2017年07月17日女優の上白石萌歌と、ジャニーズJr.内のユニット・Love-tuneの阿部顕嵐が1日、ミュージカル『魔女の宅急便』の公開ゲネプロ、及び囲み取材に、共演の岩崎ひろみ、横山だいすけ、藤原一裕(ライセンス)、白羽ゆりとともに登場した。同作は、角野栄子による児童書を舞台化。原作は27年間にわたり執筆されており、1989年にスタジオジブリがアニメ映画化したことで、世界的に有名な作品となった。独り立ちし見知らぬ街で"お届けもの屋さん"を始める魔女のキキを上白石、空を飛ぶことに憧れる少年・トンボを阿部が演じる。上白石は、頭の大きな赤いリボンもキュートな"魔女"の姿で登場。ほうきにまたがり、プロジェクションマッピングによって映し出される風景を背後に、気持ちよさそうにフライングを披露した。また、全編にわたって透明感のある歌声で客席を魅了する。同作については「ジブリのアニメで知った」というが、「イメージが自分の中でも固まってしまうんじゃないかなと思って」と、映画を見返すことはやめ、原作を読んで役作りをしたという。キキを支えるパン屋のおソノを演じる白羽は「10代の萌歌ちゃん、顕嵐くんのお芝居のやり取りを見ていて本当にきゅんきゅん」と2人の姿を絶賛した。「最初に合わせたところから、少し慣れてきて、また舞台稽古で違う空気に。全部正解だと思うんですよね」と頷き、「その空気を共有できたことで、おソノさんとして2人を見守るというか、『頑張って』という気持ちに自然となれた」と稽古を振り返った。最後にメッセージを聞かれた上白石は、阿部からの「合わせよう」という提案に、2人で軽く打ち合わせ。10代の2人が「せーの」と声を合わせ、「魔女の宅急便、見に来て下さい!」とフレッシュにアピールすると、その場に拍手が起こっていた。
2017年06月01日スタジオジブリのアニメ映画で知られる『魔女の宅急便』が新たにミュージカル化される。脚本・演出は岸本功喜、作曲は小島良太。主役のキキを演じるのは話題の新星、上白石萌歌だ。ミュージカル「魔女の宅急便」チケット情報「子供の頃から『魔女の宅急便』の映画や本で育ったので、本当に驚きました。今日、初めて衣裳を着て、やっと実感が湧きました。共演の方々にお会いしたら、皆さん扮装姿で、うわぁトンボ君だ!オソノさんだ!って、まるで物語の中から出てきたみたいでした。トンボ役の阿部(顕嵐)さんは黒縁のメガネが似合っていました。トンボ君より筋肉がすごくて大人っぽい印象ですが、お芝居したらきっと可愛いトンボ君になるんだと思います」映画での好きなシーンを聞くと、愛くるしい目をキラキラ輝かせた。「満月の夜、自分の故郷から新しい町へと旅立つシーンです。ラジオから『ルージュの伝言』が流れ、輝く町を見下ろしながら、キキは箒に乗って飛んでゆきます。舞台ではフライングもあるそうなのでドキドキです!キキは13歳で旅立ちますが、私も仕事のために地元・鹿児島から13歳で上京しました。不安と楽しみ、故郷への愛おしさ、そんな気持ちはキキと同じかな、と思います。また、ジジが喋らなくなるシーンも印象的です。自分からいろんなものが消える悲しさ、空が飛べなくなる辛さを繊細に演じて、その先、力強く成長していく姿を描きたいです。ジジは子役さんが演じるそうで、きっと可愛いでしょうね!映像も取り入れる演出があるそうなので、きっとお客さんも一緒に飛んでいる気分になれるはずです!」まだ幼さを残す17歳。2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞。映画やドラマ、舞台で経験を積み、最近では紅茶のCMに出演してcharaの『やさしい気持ち』を歌い、その可憐な歌声が評判になった。「歌は大好きです。幼稚園の年長から習い事として、ミュージカルスクールに通っていました。すごく人見知りで、人前に出たくないタイプだったんです。スクールの発表会でひらがなの世界を表現したミュージカルをやったのですが、私は「うーん」と考え込む“う”の役(笑)。オーディションを受けたのも、周りの勧めでした。昔は自分の意思がなかったんです。それでもこの仕事に関わるうちに、どんどん女優になりたい気持ちが膨らんできました」今は、演じることが楽しくて仕方ないという。「お芝居をしていると、自分のどこにそんな感情が隠れていたのか!と驚きや発見がいっぱいあって、ワクワクします。演じることで、新しい自分を知ることができます。ひとつの人生とは思えないくらい、いろんな自分を見てきた気がします。『魔女の宅急便』でも、また新たな自分に出会いたいです」公演は6月1日(木)から4日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、8月31日(木)から9月3日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。東京公演のチケットは発売中。大阪公演は5月20日(土)10:00より発売開始。取材・文:三浦真紀
2017年05月15日