及川光博と黒木メイサのW主演によるWOWOWの連続ドラマW「悪貨」の完成披露試写会が11月18日(火)に開催。及川さん、黒木さんが互いの印象や意外なエピソードを語り合った。島田雅彦の同名サスペンス小説を実写化。ホームレスが手に入れた100万円。実はそれは精巧に作られたニセ札だったが、あっという間に社会に流通していく。いったい誰が何のために仕組んだのか?警視庁の捜査官のエリカはマネーロンダリングの潜入捜査の過程で大富豪の投資家・野々宮に行き着くが…。及川さんは、詰めかけた多くのミッチーファンにノリノリで投げキッス&決めポーズで喝采を浴びる。今回、大富豪の野々宮を演じる上で「虚無感、復讐心、哀愁やもの哀しさを意識しましたが、だんだん、もの哀しくなって、クランクインして暗くなりました…」と苦笑交じりに述懐。黒木さんは、捜査官でありながら捜査線上に浮かんだ野々宮に惹かれていくという役どころで「難しいけどやりがいのある充実した時間を過ごしています!」と手応え充分のよう。1話目から華麗なアクションを披露しているが「(アクションシーンは)好きですね。(撮影の日は)朝からすごいテンションでした」と笑顔でふり返った。ちなみに、莫大な金額の札束が登場するシーンがあるが、権野元監督によると「全て本物」で、金額は「246億円」。及川さんは、この札束を前に「興奮しました。人生、考えちゃいましたね」とふり返った。及川さんと黒木さんは初共演となったが、及川さんは黒木さんについて「何とも素晴らしいDNAで生まれてきたという印象」とまずその美貌に目を奪われたそうだが、「勝手に『クールな大人』というイメージを持っていて、僕のシュールなギャグとか無視されそうだなと思ってたんですが、あどけない笑顔とのギャップにやられました!」とメロメロ。さらに、台湾ロケの打ち上げでみんなで焼肉に行ったそうだが「焼肉奉行でした」と素顔を明かし、黒木さんも「肉には触らせません!」とニヤリ。一方、黒木さんは及川さんについて「野々宮を演じている顔と及川さんとミッチーと…不思議とつかみどころがなく、どれが本物?と思ってしまう」と評す。及川さんに“お姫様抱っこ”をされるシーンもあるそうで「やはり女性は緊張します。『重い』と思われたらどうしよう?と思うし、監督が『お姫様抱っこで』と言った時は『マジかぁ…!』と思った(笑)。でも軽々と持ち上げてくれてキュンとしました。嬉しかったです」と幸せそうな笑みを浮かべていた。WOWOW連続ドラマW「悪貨」は11月23日(祝・日)より毎週日曜夜21:00放送(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年11月19日11月23日からWOWOWでスタートする連続ドラマW『悪貨』(毎週日曜 22:00~ 全5話)の完成披露試写会イベントが18日、都内で行われ、W主演の及川光博と黒木メイサ、権野元監督が出席した。島田雅彦が放つ戦慄の金融サスペンス小説を、及川光博と黒木メイサのW主演キャストで映像化した同ドラマ。あまりに精巧なニセ札がばらまかれたことを発端に、若き大富豪の野々宮(及川)、警視庁捜査二課の捜査官・宮園エリカ(黒木)、ニセ札鑑定のスペシャリストら、それぞれの思惑と欲望が渦巻いていく。及川は「虚無感と復しゅう心、漂う哀愁というか物悲しさを意識して演じましたが、クランクインしてから、確実に暗くなっています(笑)」と話し、黒木は「難しい役どころではあるんですが、やっていてすごくやり甲斐もありますし、充実した時間を過ごせていると思いました」と満足げ。そんな黒木は冒頭から派手なアクションシーンを披露しているが、「アクションは好きですね。朝からすごいテンションでしたよ」と明かし、権野監督は「怖いぐらいでしたよ。『本当に強いんだろうな~』と思いました」と観客を笑わせた。及川と黒木は同ドラマが初共演。及川が「ご覧のとおり素晴らしいDNAで生まれてきた印象で、クールで大人というイメージでしたが、あどけない笑顔を時折見せて、そのギャップにやられました。台湾ロケの打ち上げを兼ねて焼肉パーティーをしたら、その時は焼く焼く!焼肉奉行でしたね」と明かすと、黒木は「肉は触らせません!」とにんまり。その黒木は及川について「野々宮を演じている顔と及川さんの顔とミッチーの顔と、不思議に掴みどころがありませんでした。気さくに話してくれるが、どれが本物の及川さんなんだろうかと考えることはありますが、それを忘れちゃうぐらいに魅力がたくさんありました。及川さんにお姫抱っこをしてもらったシーンは、軽くスッと持ち上げてくださってキュンとしちゃいました」とすっかり魅了された様子だった。
2014年11月19日10月、第27回東京国際映画祭の特別招待作品としての上映に合わせ、来日することが決まった、『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督の最新作『天才スピヴェット』。このほど、本作をひと足早く鑑賞した著名人たちから絶賛コメントが到着!なかでも、先日、20年ぶりに家族の喜劇映画『家族はつらいよ』の製作を発表した日本映画界の巨匠・山田洋次監督が、特別に直筆でコメントを寄せていることが分かった。本作は、弟を失った10歳の天才科学者スピヴェットが、権威ある科学賞を受賞したことから、その授章式でスピーチをするため、アメリカ大陸を横断しようとする“壮大なスケールの家出物語”。ジュネ監督は自身初となる3Dで徹底的に映像を作り込み、独自の世界観をスクリーンの細部にまで取り入れて、観る者をまさに夢の旅へ連れ出してくれる。山田監督は、「諷刺という武器を手に、この世を支配する俗物の大人たちを痛快に切り捨てる。この監督の知性と才能に拍手を」と、熱い想いを込めて直筆でコメント。本作を大変気に入り、たて続けに2回も鑑賞したほどで、このように筆を取ることは特別だという。さらに本作には、「ももいろクローバーZ」に多数楽曲を提供する音楽クリエイターのヒャダイン、センセーショナルな作風で幅広い世代から支持を受け、昨年の森美術館での単独個展も大盛況だった現代美術家の会田誠、「Mr.Children」や「ゆず」などのPVやアートワークなどを手掛けるコミュニケーションディレクターの森本千絵、新潮文庫“yonda?”のパンダなどで知られる人気イラストレーター100%ORANGEの及川賢治、『フラッシュバックメモリーズ 3D』がスマッシュヒットとなった映画監督の松江哲明、ひとり娘を持つモデルの豊田エリーさん、『人のセックスを笑うな』の原作者である作家の山崎ナオコーラなど、様々な著名人たちもコメントを寄せる。みな、ジュネ監督の世界観と、監督とともに来日する天才子役、カイル・キャトレット演じるスピヴェットの可愛らしさと賢さに、すっかり虜になってしまった様子だ。<著名人コメント>ヒャダイン(音楽クリエイター)3Dの新解釈!新しいオモチャを使いこなすジュネ監督の感性、美しさと切なさが入り混じった映像力に大拍手!!会田誠(美術家)独特の暖かみというか善人性みたいなものが、全編において微量づつ滲み出ているような、不思議な雰囲気。アメリカが舞台の話だからこそ、ハリウッドの監督との微妙にして決定的な違いを味わいました。森本千絵さん(goen°主宰、コミュニケーションディレクター)ジュネの作品は、とてもリアルだ。だからこそ、たくさんの魔法のようなものが見えてくるのかもしれない。奇妙なロマンスにうっかり包まれ、傷もうっとりと微笑みながら癒えていった。悔しいほどに好きな作品。松江哲明(映画監督)動く絵本のような楽しさと、天才の孤独を同時に味わえる魔法のような3Dに圧倒された。まるで映画自体が少年の心のよう!100%ORANGE/及川賢治(イラストレーター)発音しにくいけど繰り返し呼びたくなる名前スピヴェット。がんばれ!スピヴェット。可愛い!スピヴェット。心の中で何度も応援しながら夢中になっていました。天才!スピヴェット!!MEG(シンガー・デザイナー)何かを成すのに必要なのは、ただひたすらなタフさと、ほんの少し人の痛みがわかること。その間に隠れているものに、面白さがある。IMALU(タレント・アーティスト)愉快でちょっと切ない、まさに絵本のような映画。デビュー作とは思えないカイル・キャトレットの演技に引き込まれます!佐藤文隆(京都大学名誉教授・NPO法人あいんしゅたいん名誉会長)「凡ようは心のカビよ」と「みんなこの家を出ていくんだ」、この二つの台詞をつなぐ物語だ。挑戦には帰るところが必要なのだ。豊田エリー(モデル)ジュネ監督の世界に浸る、夢のようなひと時。うんうん、窓を伝う水滴のようには生きられない、でもそれが人間の愛らしさなんだよね。栗原類(モデル・俳優)視聴者である我々が徐々にスピヴェットをまるで親戚と勝手に思ってしまうような持って行き方が憎いです。セットや映像も素晴らしく、ポップアップ・ブックのような感覚で楽しめる映画だと思うので、大画面で観る事をお薦めします。絵美里(モデル)可愛い世界が大好きな女の子のための、男の子の大冒険。愛しすぎますっ!山崎ナオコーラ(作家)映画はオモチャだ。笑って観て遊んでいるうちに、自分の人間らしさを思い出させてくれる。スピヴェットくんとその家族の人間っぽさが画面で弾けていた。『天才スピヴェット』は11月、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開(3D/2D)。(text:cinemacafe.net)
2014年09月28日「同一雑誌の表紙イラストの連続制作期間が世界一」としてギネス世界記録を保持するイラストレーター・及川正通の映画イラストレーションが、久しぶりにぴあが発売した映画雑誌「ぴあ Movie Special 2012-2013」の表紙を飾り、本日より全国の書店でお披露目となった。復刻した過去の表紙イラスト画像雑誌「ぴあ」の休刊後も、その手を休めることなくいくつかの新作を発表している及川氏だが、今回の作品はアン・リー監督の新作で来年1月25日(金)公開を予定している『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の“トラと(無名の)少年”をフックにしたもの。著名な人物ではなく“映画作品そのもの”を描いたのは、雑誌「ぴあ」休刊以来初だ。及川氏といえばタレント、俳優、ミュージシャン等の“人物”の特徴的な表情がまず浮かびがちだが、元々雑誌「ぴあ」の初期の頃は映画の世界観全体をテーマにした作品も多く、今回も、独特のタッチと愛嬌のある作風は、ファンには懐かしくもあり新しさも感じさせる仕上がりとなっている。「ぴあ Movie Special 2012-2013」は、2012年に公開された800本弱の作品のチラシをほぼ全網羅したカタログや、2013年の先取りカタログや最新トピックをまとめた特集などを凝縮したボリューム満点な1冊。年末年始に1年をふり返りながら来年を展望したい人にはピッタリだ。また、及川氏の1300点以上の作品を一堂に介した横須賀美術館(神奈川県)で開催中の「ヨコスカ―東京―ぴあ 及川正通 イラストレーションの世界」は今週末16日(日)までの開催となる。「ぴあ Movie Special 2012-2013」発売中
2012年12月14日雑誌「ぴあ」の表紙を1975年9月から描き、ギネス記録を保持するイラストレーター・及川正通の最新イラストレーションが公開された。9月26日(水)に発売となる雑誌「ぴあ Special Issue~山下達郎“超”大特集号~」の表紙として、ミュージシャンの山下達郎を描いたものだ。及川正通が山下達郎を描くのは約17年ぶり。1995年に発売された「ぴあ」の表紙以来、今回が2度目となる。初のオールタイムベスト・アルバム『OPUS~ALL TIME BEST 1975-2012~』(初回限定盤はボーナスディスク1枚付き、計4枚組)を9月26日(水)にリリースするミュージシャンの山下達郎とぴあがコラボレーションした同誌は、山下達郎の“超”ロング・インタビューはもちろん、100門突撃!「100Q-Returns」や、webアンケートやSNSを通して募集された投稿による「YOUと“達郎”PIA」など、雑誌「ぴあ」の名物企画のほか、竹内まりやのインタビューも掲載。また、映画、音楽、演劇などの各ジャンルページに加え、表紙を書き下ろした及川正通のインタビューと表紙イラストの制作過程なども紹介される。ぴあMOOK「ぴあ Special Issue~山下達郎“超”大特集号~」は、全国の書店および一部のコンビニエンスストア、ネットショップ、CDショップなどで発売開始。「ぴあBOOKSHOP」では購入者に先着順で及川氏による表紙イラストのクリアファイル特典も展開される。なお、及川正通は9月29(土)から12月16日(日)まで、横須賀美術館にて『ヨコスカ-TOKYO-ぴあ及川正通イラストレーションの世界』と題した個展を開催。ぴあ作品約200点を中心に、横須賀さいか屋時代の制作物も展示され、昨年よりライフワークとして取り組んでいる大型イラストレーションの第1弾「ヨコスカ」が初披露となる。来年の1月26日(土)~3月24日(日)は、郡山市立美術館で『現代の浮世絵師及川正通展』の開催も控えている。
2012年09月19日東北が生んだ国民的作家・宮沢賢治の代表作を80年の時を経て、アニメーション映画として蘇らせた『グスコーブドリの伝記』。6月12日(火)に世界最速となるジャパン・プレミアが行われ、ボイスキャストを務めた小栗旬を始め、忽那汐里、草刈民代、そして杉井ギサブロー監督と音楽担当の小松亮太が宮沢さんゆかりの地、岩手県花巻市で舞台挨拶を行った。美しきイーハトーヴの森を舞台に、厳しい自然と向き合う主人公・ブドリが家族と故郷を守るために奮闘する姿を描く本作。原作は三陸沖地震や大規模な冷害に何度も見舞われるという厳しい環境の中でも故郷を愛した宮沢さんの思いが込められた傑作である。まず現地に到着した一行を出迎えたのは、花巻市の幼稚園児たち。サプライズとばかりに本作の主題歌である「生まれ来る子供たちのために」(小田和正)を園児たちが大合唱するという歓迎を受けた。さらに今春、花巻市では「(宮沢)賢治まちづくり課」という新しい課が設立されたが、小栗さんはこのセレモニーに駆けつけた花巻市・大石市長から「ぜひ『賢治課』課長を務めていただきたい!」と告げられ、宮沢さんが愛用していた帽子のレプリカが贈呈された。これに小栗さんは大感激の面持ちで「とても光栄です!“小栗賢治”として、賢治が愛した岩手の土地を1日ですが、映画と共にPRしたいです!」と語った。次に向かったのは、ジャパン・プレミアの会場となった宮沢さんの母校・花巻農業高校。本作を鑑賞した生徒たちからの割れんばかりの歓声の中、舞台挨拶に登壇した小栗さんは「まんず、花巻さ来るごとできだじゃ(ようやく、花巻に来ることができたな~)。みなさん、映画は楽しんでいただけましたか?熱気ムンムンの体育館ですね(笑)」と岩手訛りを交えて挨拶。さらに、「教科書にも“花巻農業高校”と出てきて、テストのために暗記しました。その学校に来ることになるなんて、思ってもいませんでした」(忽那さん)、「27年前の『銀河鉄道の夜』の映画化から、久しぶりに花巻に来ました。ただ、この学校は初めてです。こういう自然の中で、賢治が作品を作っていたと思うと感慨深いですね」(杉井監督)とそれぞれに思いを口にした。劇中では愛する家族を守ろうとするブドリの奮闘を通して、家族の絆の大切さが描かれているが、役を通じての感想を聞かれ、先日結婚したばかりの小栗さんは「うちは仲の良い家族なので、自分と全く違うブドリのようになったらどうなるんだろうと思ったり…未来に生まれ来る子供たちのことを考えたりしました」。草刈さんは「子供たちへの愛情から来る重みのある一言一言を、セリフとして伝えることがいままでにない経験でした」と改めてふり返った。そして、最後に小栗さんは「花巻からこの映画をスタートできたことがとても嬉しいです。ここから全国に届けていきたいと思います」と挨拶し、宮沢賢治ゆかりの地でのPRを締めくくった。『グスコーブドリの伝記』は7月7日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:グスコーブドリの伝記 2012年7月7日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012「グスコーブドリ製作委員会/ますむらひろし
2012年06月13日宮沢賢治『銀河鉄道の夜』『風の又三郎」』を原作とした映画、『グスコーブドリの伝記』が7月7日より全国公開される。『あらしのよるに』の杉井ギサブローが監督、声の出演は小栗旬、忽那汐里、佐々木蔵之助など実力派が勢ぞろい。その『グスコーブドリの伝記』とコラボして絵本を制作したのが清川あさみ。「Zipper」「CUTiE」などで人気雑誌のモデルを務めながら、女優たちに刺繍をほどこし動物に変身させる「清川あさみの美女採集」など、アーティストとして人気を博している彼女。その華麗で繊細な世界観が、若い女性を中心に大きな支持を集めている。今回、映画を清川あさみ流に絵本にした「宮沢賢治作『グスコーブドリの伝記』」は、彼女の第五作目にあたり、6月27日(予定)に発売される。これを記念して、絵本の原画を展示した“清川あさみ展Another World~宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」~”が同時開催されるので注目したい。“清川あさみ展Another World~宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」~”では、清川の絵本の原画だけでなく、映画の原画も公開される。また、清川は映画をイメージした限定コラボビジュアル『budori』も制作。美しい繊細な刺繍が、映画の世界をより魅力的に引き出してくれる。映画『グスコーブドリの伝記』を観て、清川は次のコメントを寄せた。「この物語はひとりの小さな勇気あるブドリという男の子が立派に成長していくお話。自然というものは最も美しく、最も厳しいという事をこの物語に教えられました。このようなタイミングで日本の美学を表現出来た事を嬉しく思います。イーハトーブの森と幻想的な美しい日本の風景を愛に溢れるブドリと一緒に体感して下さい」【ストーリー】イーハトーヴ森の木樵りの息子として両親と妹と穏やかに暮らしていたブドリは、森を襲った冷害のため家族を失くし、一人ぼっちに。それでもブドリは、生きるために一生懸命働き、やがて成長し火山局に勤めるようになる。そこに再び襲ってきた大きな冷害。あの悲劇を繰り返さないため、ブドリは決心する。みんなのために、自分ができることを行いに―。作品情報声の出演:小栗 旬、忽那汐里、柄本 明ほか原作:宮沢賢治監督・脚本:杉井ギサブロー主題歌:小田和正「生まれ来る子供たちのために」公開:7月7日(土)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー 映画公式サイト
2012年05月25日『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』など、数々の名作を送りだした宮澤賢治原作の映画『グスコーブドリの伝記』の主役ブドリ役を俳優の小栗旬が務め、妹のネリ役を女優の忽那汐里が演じることが発表された。その他の写真本作は、美しいイーハトーヴの森で両親や妹と穏やかに暮らしていた主人公のブドリが、突然森を襲った冷害で家族を失うが、それでも希望を失わずに精一杯生きていく姿を描いた感動の物語。『銀河鉄道の夜』のアニメ化を手がけた杉井ギサブローが監督を務めている。原作者の宮澤は東北岩手出身者であり、その生涯で数々の災害に見舞われた。それでも故郷を愛し続けた彼は、作中で東北の森を題材に自身が経験してきた自然の脅威や被害を描いている。今回主役を演じる小栗は、宮澤作品ならではの日本語の豊かさ溢れる原作のファンだそうで、映画の仕上がりにも惚れ込んでいるとのこと。希望を失わず立ち向かっていく主人公の役柄について、「想いがすごく強いキャラクターなので、台本をもらった時に彼のまっすぐさ、ひたむきさが声のトーンに出ればと思った」と意気込みを語っている。また、昨年放映されたドラマ『家政婦のミタ』で注目を浴びた忽那が演じるのは、寂しくても兄に愚痴をこぼさない健気な妹役。今回が声優初挑戦で、「本当に声だけで演技するのが初めてなのでとても緊張しましたが、楽しく演じさせていただきました」とコメントしている。本作は、7月7日(土)より全国で公開する。『グスコーブドリの伝記』7月7日(土)全国公開
2012年03月09日岩手県が生んだ文豪・宮澤賢治原作のアニメーション作品『グスコーブドリの伝記』で、主人公・ブドリの声を小栗旬、ブドリの妹・ネリを声優初挑戦となる忽那汐里が務めることがこのほど明らかになった。イートハーヴの森の木こりの父親と母親、そして妹と穏やかに暮らすブドリ。しかし、突然の天災で家族を失くした彼は一人ぼっちになってしまう。それでも希望を失わず、妹・ネリを探し続けるブドリの長い長い旅が描かれる。主人公・ブドリ役に抜擢された小栗さんは、「想いがすごく強いキャラクターなので、台本をもらったときに彼のまっすぐさ、ひたむきさが声のトーンに出ればいいなと思いました。(原作は)宮澤賢治の日本語の豊かさがあふれていて大好き」と、作品の出来に惚れ込んでいる様子。また、寂しくてもお兄ちゃんのブドリに愚痴をこぼさない健気な妹・ネリを演じた忽那さんは、「本当に声だけで演技をするのが初めてなので、とても緊張しましたが、楽しく演じさせていただきました」と、初挑戦ながらもアニメーションに命を吹き込む“声優”という仕事を満喫したようだ。名作『銀河鉄道の夜』のスタッフによって描かれる本作。原作ファンにとどまらず、映画ファン、アニメファン注目の作品となりそうだ。『グスコーブドリの伝記』は7月7日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:グスコーブドリの伝記 2012年7月7日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012「グスコーブドリ製作委員会/ますむらひろし
2012年03月09日これからも美しく歳を重ねて…宝塚歌劇団で月組、星組の娘役トップを務め、退団後もCMにドラマにと女優として多彩に活躍を続ける檀れい。彼女が27日、及川光博と結婚したことを明らかにした。双方の所属事務所が連名のファクスで報告している。挙式や披露宴の予定は今のところなく、“おめでた”の情報もないようだ。交際期間中には一時期距離をおいたこともあった大人の恋だったそうで、27日婚姻届を提出し、晴れてゴールインとなったということだ。きっかけはあのドラマでの共演!出会いのきっかけとなったのは、2009年11月より撮影開始、昨年元日放送の「相棒Season8・元日スペシャル」での共演。ファクス内容によれば「支え合い、高め合って、笑顔で歳を重ねていけるよう努力してまいります」ということだ。有名人同士の大人婚として注目度も高い。資生堂やサントリーの金麦CMなど、世の理想の恋人に挙げられることも多い彼女だが、この幸せを得て、これからもいっそう美しく、輝きを増して多彩に活躍してくれることを期待したい。元の記事を読む
2011年07月29日