あしかがフラワーパークが「ふじのはな物語~大藤まつり2019~」を開催。予定期間は、2019年4月13日(土)から5月19日(日)まで。あしかがフラワーパークは、1968年、栃木県足利市堀込町に「早川農園」としてオープン。以来「250畳の大藤」として愛されてきた。都市開発の為、1997年、現在の所在地である足利市迫間町(はさまちょう)に移設し、「あしかがフラワーパーク」として開園。園のシンボルである、大藤4本と80mもある白藤のトンネルは栃木県天然記念物に指定されている。「ふじのはな物語~大藤まつり2019~」は、そんな藤の開花時期に合わせて毎年開催される春の一大イベント。訪れる時期によって、様々な色合いの藤を鑑賞できるのがポイントで、うす紅、紫、白、黄色の順番で約1ヶ月間色とりどりの花々を楽しめる。樹齢150年におよぶ600畳敷きの藤棚を持つ大藤や、白藤やきばな藤で出来たトンネルなど、350本以上の藤が咲き誇る光景はまさに圧巻だ。またその幻想的な空間は、『今夜、ロマンス劇場で』のロケ地として使用されたほか、アメリカのテレビ局CNNより「2014年 世界の夢の旅行先10ヶ所」に日本で唯一選出されたスポットでもある。なお4月中旬から5月上旬にかけては、5000株以上のツツジが開花。1,000種類を超える多彩なツツジの鑑賞も、藤と共に楽しめる。【開催概要】あしかがフラワーパーク「ふじのはな物語~大藤まつり2019~」会期:2019年4月13日(土)~5月19日(日)時間:7:00~18:00 ※4月18日(木)~5月12日(日)の期間はライトアップ予定の為、21:00まで営業場所:あしかがフラワーパーク住所:栃木県足利市迫間町607入園料:大人 900円~1,800円、子供 500円~900円/夜の部(17:30~21:00)大人600円~1,500円、子供300円~800円※開花状況によって変動有。※開催期間、ライトアップ期間も、開花状況によって変動する可能性有り。アクセス:JR「あしかがフラワーパーク」駅より徒歩3分※写真は全て過去開催時のもの【問い合わせ先】あしかがフラワーパークTEL:0284-91-4939
2018年04月12日無添加&オーガニックのドッグフードなどでおなじみのブランド〔わんのはな〕から、大人気の無添加おやつ「ゼオライトビスケット」を使用したお正月限定ギフトが発売中。ご自身の愛犬へお年玉や、帰省などの際に実家の愛犬、ペットが大好きなお友達へプレゼントしたりするのにオススメです♪いますぐオーダーしたい、かわいい迎春ギフト♪2017年12月から〔わんのはな〕より《わんのはな迎春ギフト》が新発売しています!大人気の無添加おやつ《ゼオライトビスケット》と、北海道産ホッケを熊笹とブレンドして作られた《どさんこホッケ熊笹ショートスティック》をセットにしたギフトです♪ラッピングは「ポチ」と「鯛」の2種類から選べますよ。どちらもとってもかわいくて迷ってしまいます。〔わんのはな〕のお得な福袋は2種類♪1.《わんのはな福袋1000》販売価格1,000円(税込)また、《わんのはな福袋1000》が2017年12月26日から予約受付中です。〔わんのはな〕で人気なおやつ3種が入ったお得な福袋になっています♪下記12種類の中から1,400〜1,700円分のおやつが入っていますよ。届くまで中身が分からないドキドキ感も、楽しいですよね。限定100個の販売になっているので、オーダーはお早めに!・わんのはなゼオライトココナッツビスケット35g・わんのはなゼオライトビスケット35g・わんのはな乳酸菌ビスケットヤギミルク35g・わんのはな乳酸菌ビスケットムラサキイモ35g・わんのはなOZカンガルージャーキーレバー20g・わんのはなOZラムパフジャーキーcube18g・わんのはなラム熊笹ショートスティック40g・わんのはなどさんこホッケ熊笹ショートスティック40g・わんのはなナチュレボーログランデ25g・わんのはなナチュレボーロミックス(レギュラー&ムラサキイモ)25g・わんのはな焼きいもcube20g・わんのはな鶏ささみチーズcube20g2.《わんのはな福袋3000》販売価格3,000円(税込)こちらは〔わんのはな〕で人気のおやつ8種が、4,200〜4,750円分も入っていてとってもお得です♪下記12種類の中から6種類のおやつと、《わんのはなカルシウムボーロブルーベリー50g》《わんのはなカルシウムボーロ紅いも50g》のいずれかと、《わんのはなどさんこラム熊笹スティック90g》《わんのはなどさんこタラ熊笹スティック90g》のいずれかが入っていますよ。こちらも限定30個の販売となっているので、オーダーを急いで!・わんのはなゼオライトココナッツビスケット35g・わんのはなゼオライトビスケット35g・わんのはな乳酸菌ビスケットヤギミルク35g・わんのはな乳酸菌ビスケットムラサキイモ35g・わんのはなOZカンガルージャーキーレバー20g・わんのはなOZラムパフジャーキーcube18g・わんのはなラム熊笹ショートスティック40g・わんのはなどさんこホッケ熊笹ショートスティック40g・わんのはなナチュレボーログランデ25g・わんのはなナチュレボーロミックス(レギュラー&ムラサキイモ)25g・わんのはな焼きいもcube20g・わんのはな鶏ささみチーズcube20gまとめ以上、〔わんのはな〕のキュートな迎春ギフトと福袋を紹介しました!無添加のおやつなので、安心して愛犬に食べてもらえますね。ぜひおうちや周りのかわいいワンちゃんたちへ、プレゼントしてあげてくださいね♪わんのはな
2017年12月26日埼玉県加須市にある「加須はなさき水上公園」の夏期プールが、2017年7月15日(土)からオープンします。営業期間は9月3日(日)までです(7月18日~20日は休園)。ここでは、加須はなさき水上公園の夏季プールの魅力や、そのほかおすすめスポット、交通アクセスなどをご紹介します。今年の夏はご家族と、お友達と、恋人と、忘れられない最高の思い出を作りませんか。「加須はなさき水上公園」夏季プールの魅力は?埼玉県にある「加須はなさき水上公園」は、大きな公園施設です。プールだけでなく、バーベキュー場や、アスレチックゾーンのある広場など、老若男女が一年を通して遊べるエリアがいくつもあります。●バラエティーに富んだ6種類のプールエリアプールエリアは、夏以外の季節は釣り池として利用されています。こちらを、毎年夏は夏期プールとして開放。今夏の開放期間は7月15日(土)~7月17(月)と、7月21日(金)から9月3日(日)までです。「加須はなさき水上公園」の夏季プールの魅力は、バラエティーに富んだプールが6種類もあるというところ。スライダーや流れるプール、波のプールの他、幼児プールや多目的プール、そしてジェットプールまであります。子供も大人も楽しめる、夏の思い出作りにぴったりのプールです。●プールで思い切り遊んだ後にバーベキューを楽しめる!「加須はなさき水上公園」はプールのほかにも魅力がたっぷりです。バーベキュー場が併設されており、プールのほかにバーベキューが楽しめます。たくさん泳いだ後のバーベキューは最高に美味しいこと間違いなし!バーベキュー場は材料と器具、火器は各自持ち込みとなりますが、火器1台につき広場利用料として1日820円(2台なら1640円)で使用することができるので、ご家族で行っても格安です。バーベキュー場の利用は10:00~16:00(片付け時間を含む)となります。また、公園内にはサイクリングゾーン、アスレチックなどの遊び場も豊富。一日中飽きることなく楽しめます。「加須はなさき水上公園」へのアクセスは?専用の駐車場は1,200台まで駐車可能ですが、夏季は混雑も予想されるため、公共交通機関を使って行くことをおすすめします。東武伊勢崎線花崎駅から徒歩15分で「加須はなさき水上公園」の入り口へ到着し、そこからプールエリアまでは徒歩10分以内です。駐車料金は、夏季プール期間は、普通車820円・大型車1,640円かかります。利用時間も午前8時から午後6時30分までと指定がありますので、車をご利用の方はご留意ください。「加須はなさき水上公園」で、夏の思い出をたくさん作ってくださいね。スポット詳細名称:加須はなさき水上公園所在地:〒347-0022 埼玉県加須市水深1722開園期間:2017年7月15日(土)~7月17日(月)、7月21日(金)~9月3日(日)まで営業時間:9:00~17:00(7月21日~8月16日は18:00まで)休園日:夏季プール期間中は無休料金:大人720円、こども210円(小学生・中学生)、ファミリー券1,650円(大人2人、こども2人入園可)※中学生は証明できるもの(生徒手帳等)の提示が必要※小学校就学前の方は無料。その他詳しくはHPをご覧下さい。電話番号:0480-65-7155公式サイト:
2017年07月14日お笑い芸人のはなわ(40)が7日、自身のブログを更新。4日に公開した曲「お義父さん」の動画が再生数4万回を超えたことを報告するとともに、ファンから寄せられているたくさんの感想に感謝した。はなわは、妻の誕生日である3月4日にこの動画を公開。そのときのブログでは、昨年の誕生日に、義父に宛てた実話の歌「お義父さん」をサプライズでプレゼントしたことを明かし、「この歌は先日行われた僕の単独ライブで歌ったのですが、たくさんの方が感動したと言ってくれました。ママをいつも応援してくれる皆様に、ぜひ聴いてほしいと思い、記念日の今日このブログからyoutubeに公開することにしました」と公開した理由を説明した。7日のブログでは、毎日投稿している息子たちのお弁当の写真と、ロケの様子をつづり、最後に「『お義父さん』の再生回数が40,000回を超えました」と報告。公開後、ファンからたくさんのコメントが寄せられたはなわは「たくさんの感想ありがとうございます!」とメッセージを送った。なお、8日時点で再生数は5万5,000回以上となっている。同楽曲について、お笑い芸人の陣内智則も自身のツイッターで「この曲…いつ聴いても泣けてくるな。」とコメント。ファンからも「ほんとに素敵です。涙が溢れてしまいました。」「いい歌で泣けました…」「こんな歌詞を書けるはなわさん、とっても優しいんだろうなぁ…」「お義父さんの歌とても泣けました」「涙出ました」などと感動の声が寄せられている。
2017年03月08日古河電工グループのKANZACCは2月26日、水流型のマイクロ水力発電機「ENEFALL-DAN 5215」を新たに開発し、プロトタイプを完成したと発表した。水力発電では水量と落差を利用して発電するが、発電機の設置にあたっては大掛かりな土木工事が必要となるケースが多く、発電設備と合わせた設置コストが大きいという課題があった。同水力発電機は水流型で、高低差が小さな川や水路でも発電が可能。全長1635mm、直径400mm、重量85kgという持ち運びができる大きさで、水路に沈めるだけで設置が可能なため、大幅なコスト削減が期待できる。また、ゴミ詰まりしにくい構造で、維持管理が容易となっている。同社は今後、河川用水路などの小水路において、小電力発電の展開を図っていくとしている。
2016年02月26日北区役所は1月26日、旧古河庭園(東京都北区)の日本庭園内にある18本の紅・白梅のうち、3本の紅梅が見頃を迎えたことを発表。同園サービスセンターによると、暖冬の影響で2015年12月下旬に紅梅の蕾(つぼみ)がほころび始め、例年よりも2週間ほど早く見頃を迎えたとのこと。同園にある日本庭園(約20,800平方メートル)内の梅園(約600平方メートル)には、18本の梅が植えられている。3本の紅梅のほか、同園に9本ある白梅も蕾を膨らませ、2月上旬ごろには見頃を迎える予定。ほかにも、1本の木に紅と白の花をつける珍しい品種「思いのまま」(2本)にも膨らんだ蕾が確認でき、名前の通り自由に淡紅色・紅色・白と咲き分ける梅の開花も間近となっているという。2016年度の園内の梅は、3月上旬ごろまで楽しむことができる見通しとなっている。同園サービスセンターは、「暖冬の影響でとても早く紅梅が見頃となり、白梅はこれから花が開き始めるので、いつもよりも長く梅を楽しんでいただけると思います」とコメントしている。旧古河庭園(西ケ原1-27-39)へは、JR上中里駅・東京メトロ南北線西ケ原駅徒歩7分/JR駒込駅徒歩12分)。入園料は一般150円、65歳以上は70円(小学生以下、都内在住・在学の中学生無料)で、開園時間は9時~175時まで(入園は16時30分まで)。
2016年01月26日「ちゃんと作る、ちゃんと食べる」。これは映画『はなちゃんのみそ汁』のなかで主演の広末涼子さんが幾度となく口にしたセリフだ。乳がんを宣告された千恵(広末)が、自分がいなくなっても娘のはなが元気に暮らしていけるようにと、おみそ汁の作り方を教える、料理を教える、生きていくことを教える──母と娘の“約束”を描いている。乳がんと闘う女性が主人公ではあるけれど、泣かせるだけの感動作ではなく、笑って泣ける温かい家族の物語。それが広末さんをはじめ、阿久根知昭監督が目指したものだった。「この物語は実話で原作があります。ドキュメンタリーもあり、テレビドラマ化もされていて、みんなが知っているお話でもある。だからこそ映画でしか描けないことをやりたい、悲しく苦しい闘病記にしたくない…という思いがありました。とは言え、私の演じた千恵さんは病気と向きあい命と向き合いながら生きた女性なので、矛盾しているかもしれません。それでも病気のシリアスさを押さえて、彼女がどんなふうにポジティブに生きようとしたのか、それを前面に出したかった」。広末さんがそんなふうに千恵さんを演じようと思ったのは、夫の安武信吾さんと娘のはなさんに実際に会ったときに感じたことがきっかけとなった。「最初は千恵さんがどんな人だったのか、おふたりに取材をして千恵さんに近づきたいと思っていましたが、お会いしたときに、私が千恵さんを演じること、滝藤賢一さんが信吾さんを演じること──映画のキャスティングをとても喜んでくださいました。その笑顔を見たとき、映画のなかで千恵さんがキラキラ輝いていたら、おふたりに喜んでいただけるのではないか…と。それで“ポジティブで明るい”千恵さんを演じようと思いました。いつもなら“自分だったらどうするだろう?”と、役柄を自分に置き換えて考えることもありますが、今回はいつもと違い、自分のなかに内存する母性が自然と湧き上がってくるというか、自然体でお芝居できたというか、まるで千恵さんと同化しているような感覚でした」。母親の強さと優しさを千恵さんを通して伝えるためにも「絶対に泣かない」と心に決めて現場に入ったそうだが、「やっぱり泣きそうになってしまうシーンもありましたね…」と感情を抑える苦労もあったと語る。その表情はやはり母の顔だ。「涙を見せないことが母親の強さであり優しさだと思います。守るべきもの(=娘)のことを考えると、自分が泣いている場合ではない、と。だから私も泣いてはダメだと言い聞かせながら演じていました。それでも、娘に生きていく術を教えようとするなかで、ときには怒ることもある。そういうシーンでは怒っているのに泣きそうになっていました。きっと千恵さんも葛藤があったのだろうなと想像しましたし、はなちゃんの言葉からも役作りのヒントをもらいました。初めて会ったときにひとつだけ聞いたことがあるんです。『ママはどんな人だった?』と。はなちゃんはお淑やかでキチンとした女の子なのですが、ママのことを(優しいだけではなく)『恐かった』って言ったんですね。その言葉を聞いて、彼女のなかで千恵さんは思い出と一緒に美化されているのではなく、ずっと“お母さん”として生き続けているんだとわかりました。だから私は等身大のリアルな母親を演じればいいんだと、背中を押してもらいました」。はなちゃんが千恵さんから教えてもらった最初の料理は、おみそ汁。「ちゃんと作る、ちゃんと食べる」という母の言葉を胸に毎日おみそ汁を作って、彼女は成長していく。また、この映画のなかで使っている“お味噌”は、安武信吾さんとはなさん監修のもとに作られた味噌、千恵さんとはなさんが大好きだという豆腐とワカメのおみそ汁は劇中にも登場する。広末さんにも思い出のおみそ汁があると言う。「思い出したのは、私の母の言葉でした。学生時代、試験の日は必ず『お味噌汁を食べていきなさい』と言われていたのを思い出したんです。年頃になるとご飯よりもパンを食べたくなる時期があって、パンなのに何でおみそ汁?いらないのになぁと思っていたのですが、私の母も体のことを考えてくれていたんだな、おみそ汁で体調を整えてほしいという理由があったんだなと、この映画を撮影しながら母親のあたたかさに気づきました」。誰もが幼い頃に作ってもらった我が家のおみそ汁を思い出すだろう。そして、思い出に寄り添うように広末さんのなかで生まれた新たな気づきも素敵だ。「私はなんて欲張っているのだろうと思ったんです。仕事が忙しいことは女優として求められていることで嬉しいことなのにおうちの事をする時間が欲しくなったり。逆に、おうちの事をしていると仕事のための何かをしたくなったり、つい欲深くなってしまいがち。でも、この現場にいるときはすべてのことが有難くて感謝の気持ちでいっぱいになりました。撮影はとてもハードで、声楽や三線のレッスン、方言を身につけることなど1日24時間では足りなくて、家族にもなかなか会えませんでしたが、今の自分にできる最大限のことをしよう、あれもこれも求めるのではなくきちんと優先順位を決めて欲張らずに自分にできる精一杯のことをしよう、と考えるようになりました。感謝と謙虚な気持ち──この映画が教えてくれた大切な気づきです」。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)
2016年01月07日広末涼子が、がんでこの世を去った安武千恵さんに扮し、5歳の娘・はなちゃん、夫・信吾の家族との日々をつづったブログを基にしたエッセイを映画化した『はなちゃんのみそ汁』。先週12月19日(土)に、舞台となった福岡にて本作の初日舞台挨拶が行われ、主題歌を担当した一青窈が第一子の出産後初めてイベントに登場、主題歌「満点星」を生披露した。関連書籍やTVドラマ化、教科書への採用など社会現象を巻き起こした、ある家族の日常が満を持して映画化された本作。結婚、妊娠、出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切に生きてきた主人公・千恵を演じるのは、自身も3児の母である広末さん。明るくひたむきに支える夫・信吾を滝藤賢一。はなは、演技経験ゼロの新星・赤松えみなちゃんが初々しく演じている。この日、先行公開の初日を迎えた福岡では、広末さん、滝藤さん、一青さんと阿久根知昭監督が舞台挨拶に登壇。鑑賞を終えたばかりで感動冷めやらぬ中、一青さんによる主題歌「満点星」にのせて広末さんらが登場すると、家族連れなどで満席状態の会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。まず、広末さんは「家族や命の温かさを感じさせてもらえる映画になったのではないかな、と思っています。初日を迎えて、皆さんの温かい笑顔を見ることができて、本当に幸せです。この映画に関われてよかったな、と思います」と初日の喜びを口にする。また、滝藤さんは「安武信吾を演じました、滝藤賢一、ばい。福岡の皆さんと迎えられたことがとってもうれしい、ばい」と博多弁風にあいさつ、客席からは爆笑が起こった。さらに、広末さん演じる千恵の姉役で出演し、出産後これが初イベントとなった一青さんは、「この映画に携わっていた間中、妊娠、そしていま、出産したあとで、私にとってはものすごい人生の大きな変換期をこの映画と過ごすことができました。それを見てくださったことがすごく私の中でうれしい」とコメントした。本作について、広末さんは「本当にどのシーンも大切なエピソードがいっぱい詰まっていて」と前置きし、「急に涙を誘われたり、また笑わされたり、そしたらまた次ちょっと切なくされたり。それがすごく日常的というか、淡々とした日常の中の小さな大切なことを教えてくれるから、すべてのエピソードが愛しくて大切です」と噛みしめるように思いを語る。思い入れのあるロケ地は、実際の安武さんが勤務する西日本新聞社だという滝藤さんは、「僕のファーストシーンで、広末さんと芝居するのも初めてだったので思い入れがありますね。実際の場所でやれるって気持ちが違いますよね」とふり返った。すると、なんと一青さんがサプライズで「満点星」を初めて生披露!本作のために書き下ろしたという主題歌を丁寧に歌い上げて会場中を魅了し、映画の余韻も相まってか、涙を拭う人の姿も見られた。隣で聞いていた広末さんも口ずさみ、体を揺らしながら聴き入っていたが、曲が終わると「滝藤さんが汗を拭いているのか涙を拭いているのか分からなくて」とツッコミが。滝藤さんは「もちろん涙です。生で聴けると思わなかったんで、鳥肌が立ってきました」と、また笑いを誘った。歌い終えた一青さんは、「生まれてくれてありがとうという気持ちを毎日実感しながら、自分の音楽と対峙しているんです。それが実際歌詞に書けて、これから歌い続けていけることが自分にとってもすごくうれしいです」とその思いを明かし、阿久根監督も「この曲を作っていただいて映画の魅力がさらに増したと思います。ありがとうございます」とコメントした。さらに広末さんは、「この映画の力というか、もしつらいことがあったり困難があっても、きっと打ち勝てると思わされる力強い歌声」と大絶賛を送り、続けて「この映画もみなさんの勇気につながったらうれしいなと改めて感じさせられました」と語り、舞台挨拶は温かな感動に包まれ、終了した。『はなちゃんのみそ汁』はテアトル新宿&福岡県内にて先行公開中、2016年1月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月21日ブログからドラマにもなった、感情を揺さぶられるテーマの映画『はなちゃんのみそ汁』。女性の強さや深さを表現するためになるべく涙は見せたくなかったという、主演・広末涼子さんの思いとは?* **「とても難しいテーマですし、実際にあったお話なので結末もわかっていたのですが、最初から自分の中で変わらなかったのが“ただの辛い闘病記にはしたくない”ということでした。映画として楽しめること、そして生きることの素晴らしさが伝わる作品にしたくて、この役を明るく演じ切ろうと決めました。なので、悲しいだけじゃなく、“笑って泣ける”作品になっていると思います」とはいえ、撮影中にはどうしても感情が抑えきれず、涙が溢れそうになったこともあったそう。「そんな時はすごく反省しました。がんが再発しても、常に笑顔を大切にしていた千恵さんのことを思うと、自分が泣いている場合じゃないなって。彼女ならきっと娘のはなちゃんや夫の信吾さん、残される家族のことをいちばんに考えたと思いますし、それが母親とての強さであり、やさしさなんだと改めて感じました」撮影が行われたのは今年の3月。広末さん自身、一人の母親として現場で感じることもあったそう。「命と向き合うことについて、改めて考えることが多かったです。特に現場にいる時は、生きていることがとにかくありがたくて、毎日が感謝の連続でした。今回の撮影は時間も限られていたので体力的にもハードだったのですが、『千恵さんの頑張りに比べたら、こんなの全然平気だ』と思って、精一杯頑張って乗り切りました。この作品を通して自分自身もひと回り成長できたと感じています」◇ひろすえ・りょうこ1980年7月18日生まれ。高知県出身。デビューは1995年。『鉄道員』『おくりびと』『ゼロの焦点』など、数々の映画に出演。主演を務めるのは2013年の映画『桜、ふたたびの加奈子』以来、約2年半ぶりとなる。ニット¥28,000(SAYAKADAVIS/TOMORROWLAND TEL:03・5456・1063)ピアス¥18,000(COCOSHNIC TEL:03・3497・1309)◇『はなちゃんのみそ汁』がんでこの世を去った千恵、33歳。彼女が家族との日々を綴ったブログをもとに、2012年に出版された同名エッセイを映画化。12月19日(土)テアトル新宿&福岡県内先行公開。2016年1月9日(土)より全国拡大公開スタート。※『anan』2015年11月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・平野真智子(NOMA)ヘア&メイク・山下景子(KOHL)取材、文・瀬尾麻美
2015年11月05日広末涼子が主演を務め、滝藤賢一、一青窈など豪華キャストが出演し、ベストセラーとなった実話エッセイを映画化する『はなちゃんのみそ汁』。このほど、本作が12月19日(土)よりテアトル新宿&福岡にて先行公開、2016年1月9日(土)より全国公開となることが決定。温かいまなざしで愛娘を見つめる広末さんの姿が印象的な、ポスタービジュアルが解禁となった。ある日、乳がんを宣告された千恵(広末さん)。見えない不安に怯える千恵に、恋人の信吾(滝藤さん)は優しく寄り添いプロポーズ、2人は晴れて夫婦となる。やがて、抗がん剤治療の影響で卵巣機能が低下し、出産をあきらめていた千恵に、妊娠が判明。だが、出産するということは、がんの再発リスクが高まり、自らの命が危険にさらされることを意味していた。周りの支えで命を懸けて産むことを決意し、はなを無事出産した千恵。しかし、再び病魔が彼女を襲う。「私がいなくなっても、はなが暮らしていけるように…」。千恵はまだ幼い娘に、鰹節を削り、だしをちゃんととって作るみそ汁から、料理や家事の大切さを教えていく――。原作は、がんのためこの世を去った33歳の千恵さんと5歳の娘と夫、そんな家族の日々をつづったブログを基にした同名エッセイ。常に明るくひたむきに生きる安武一家の姿が日本中で大きな話題を呼び、関連書籍の出版やTVドラマ化、教科書への採用など社会現象を巻き起こした作品が、ついに映画でも登場する。結婚、妊娠、出産という人生の転機をがんと共に生き、食の大切さを娘に伝えようとした千恵を演じるのは、先日、3児の母となった広末さん。また、明るくひたむきに彼女を支える夫・信吾を滝藤さん、千恵の姉役を一青さんが務め、はな役には、1,000人超の応募者から選ばれた演技経験ゼロの新星・赤松えみなが抜擢された。監督&脚本は、ギネス認定された“世界最高齢の映画初主演女優”赤木春恵に岩松了、加瀬亮らが出演し、2013年キネマ旬報ベストテン日本映画第1位に輝いた『ペコロスの母に会いに行く』で脚本を手がけた阿久根知昭。本作で初のメガホンを握る。完成したポスタービジュアルには、広末さん演じる千恵と、えみなちゃん演じる娘・はながキッチンで手を取り、にこやかに向かい合う姿が。残り少ない命を覚悟した千恵が、自分がいなくなってもはなが元気に暮らしていけるようにと、鰹節を削るところから始めるみそ汁づくりを通して、“ちゃんと作ってちゃんと食べる”というメッセージを伝える重要なシーンを切り取っている。温かいまなざしで、娘を愛おしそうに見つめる表情が印象的な広末さん。本作で描き出される、おいしくてあったかくて、かけがえのない日々を象徴するビジュアルに仕上がっている。『はなちゃんのみそ汁』は12月19日(土)よりテアトル新宿&福岡にて先行公開、2016年1月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月03日ベストセラーエッセイを広末涼子主演で映画化する『はなちゃんのみそ汁』のポスタービジュアルが解禁された。本作は12月19日(土)よりテアトル新宿・福岡で先行公開される。その他の画像原作のエッセイは、結婚、妊娠、出産という人生の転機を、がんと闘いながら過ごした安武千恵さんとその家族によるブログが基になっている。千恵さんはエッセイで、自分がいなくなっても家族が元気に暮らしていけるように“ちゃんと作る、ちゃんと食べる”という食の大切さを、みそ汁づくりなどの料理を通して伝えており、2012年に書籍化されると、関連書籍の発売やテレビドラマ化、教科書への採用など大きな反響を呼んだ。ポスタービジュアルは、千恵役の広末が、娘のはなちゃん(赤松えみな)に台所で、みそ汁づくりを教える重要なワンシーンを捉えたもの。残り少ない命を覚悟した千恵は、“生きる力”を身につけてほしいと、鰹節を削ってみそ汁を作ること、そしてある“約束”を5歳のはなちゃんと交わす。映画では、夫の信吾役を滝藤賢一、千恵の姉役を一青窈が演じ、『ペコロスの母に会いに行く』で脚本を担当した阿久根知昭が、監督と脚本を務める。公開に先がけ、9月12日(土)より“オリジナル万能手ぬぐい”付のムビチケカード(1400円/税別)が各上映館にて発売される。『はなちゃんのみそ汁』12月19日(土)よりテアトル新宿&福岡先行公開2016年1月9日(土)より全国拡大公開
2015年09月03日古河電気工業(古河電工)は6月16日、信州大学 カーボン科学研究所と共同で、世界トップクラスの導電率を実現したカーボン・ナノチューブ(CNT)導体の開発に成功したと発表した。また、同成果をもとに、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「低炭素社会を実現する炭素材料実用化プロジェクト」助成事業に、「ナノ炭素材料軽量導線の開発」テーマとして提案し採択されたとのことで、今後は、信州大に一部を委託した上で、2年間でCNTを用いた軽量電線の開発を行い、電線として実用に耐え得るサンプルを完成させる予定だとしている。
2015年06月18日クリーク・アンド・リバーのアーキテクト・エージェンシーはこのほど、茨城県古河市にて、高齢者向け賃貸マンションを「ゴルファーズ・マンション(仮称)」にリノベーションする、と発表した。○マンション内でもゴルフを楽しめる同物件は、全国賃貸管理ビジネス協会と提携した、「建築士と創る賃貸物件:3+(ミタス)・プロジェクト」企画案件の受注第1号。プロジェクトでは、複数の建築士によるコンペを実施し、企画プランを決定。同様に施工会社もコンペ形式で選定することでコストの最適化を図れることが特徴となる。また、建築士が設計監理を行うことで、競争力・収益力に優れたより品質の高い賃貸物件を実現するという。今回同社がプロデュースする「ゴルファーズ・マンション」は、3つの設計プランの中から選ばれた、国内でも例の少ないゴルフ好きのためのマンション。茨城県古河市の高齢者向け賃貸マンションをリノベーションする。同エリアは、車で1時間圏内に25カ所以上のゴルフ場がひしめき合い、周辺にはゴルフショップや練習場なども多く点在するゴルファーにとってのメッカだ。同物件には、ゴルファーのための設備をふんだんに設置。マンション内でもゴルフを存分に楽しむことができる。約2,200平米の土地に建つ2階建ての建物には21戸の部屋があり、「パターラウンジ」「バンカー練習場」「ゴルフシミュレーター」などの共用練習設備を設置予定。1階南側の部屋の庭には、住人専用の「鳥かご練習場」、ラウンジには「大型スクリーン」のあるコミュニティスペースも設け、腕を磨きながら、新しいゴルフ仲間を作ることもできるマンションとして生まれ変わる。設計は、スタジオ・エイチ・プラスが行い、2015年9月の完成を予定している。
2015年06月08日「旧古河庭園」(東京都北区)では5月9日~6月7日、春バラの見ごろの時期に合わせて「春のバラフェスティバル」が開催される。旧古河庭園は、約90種180株の華やかなバラが咲き誇る洋風庭園と大正ロマンを感じさせる重厚な洋館、そして、京都の名庭師・七代目小川治兵衛氏による風情ある日本庭園を味わえるなど、和洋の趣を楽しめる庭園。同イベントは今年で15回目を迎え、期間中は「春バラと洋館のライトアップ」や「春バラの音楽会」、「春バラの人気投票」などを実施する。「春バラと洋館のライトアップ」は5月15日~24日の日没~21時に、バイオリンやビオラ、チェロなどで奏でる「春バラの音楽会」は洋館横芝生広場にて5月9日・30日・6月6日各日12時、15時(各回約30分)に行う。また、園内のナンバーワンのバラを決める「春バラ人気投票」のほか、約60分の無料「庭園ガイド」も実施する(月~金曜日は各日14時より、土曜・日曜日は各日11時と14時より)。さらに、期間中は芝生広場アプローチに「ローズショップ」が登場し、バラにちなんだグッズや軽飲食、バラの苗木等を販売する。開催期間は5月9日~6月7日9時~17時(最終入園は16時30分)、ライトアップ期間の5月15日~24日は21時(最終入園は20時30分)まで。なお、ローズショップは10時から閉園の30分までとなる。
2015年04月15日ファナックと古河電気工業(古河電工)は4月14日、産業用光ファイバーレーザーの基幹部品である高出力レーザー・ダイオード・モジュール(LDM)の開発・製造・販売を行う新会社FFレーザを設立すると発表した。2015年度上期中の設立、2016年4月の営業開始を予定しており、両社が50%ずつ出資する。資本金などの詳細は今後協議の上、決定していくという。ファイバーレーザーは切断や溶接用途として金属加工分野で用いられており、炭酸ガスレーザーに比べて吸収率が高く、薄い板金切断で高速に加工ができる、消費電力が低いなどのメリットがある。
2015年04月15日広島ホームテレビはこのほど、同局の人気番組「鯉のはなシアター」を収録した「鯉のはなシアター VOL.2」が、4月24日にポニーキャニオンから発売されることを明らかにした。同番組は、市民球団として地元の広島市民に愛され続けている広島東洋カープの長い歴史の中から、感動のストーリーを見つけて紹介する深夜番組。今回、発売するVOL.2では、近年活躍した選手のエピソードや、ファンから反響の多かった放送回を厳選して収録した。「病魔と闘い続けウイニングボールを掴んだ男(水谷実雄)」「明日に向かって吹け! 鯉のメロディー(中川静夫・石田隆夫・前原日出夫)」「赤ゴジラが支え 支えられた鯉夫婦との絆(嶋重宣)」「エース佐々岡を創り上げた母子の約束(佐々岡真司)」「光に満ちた213勝投手 陰の人間秘話(北別府学)」など。特典映像として、「北別府学 公開収録時のトーク映像」や「水谷実雄&前田智徳の師弟関係 未公開インタビュー」、「支配人・桝本壮志の楽屋トーク」も収めた。初回購入特典として、オリジナルステッカー(予定)も用意する。価格は3,024円(税込)。広島ホームテレビ ぽるぽる SHOP、全国主要書店、カープグッズショップで販売する。現在、先行予約を受け付けている。
2015年03月13日日本橋三越本店が本格的な春のアイテムを各階でフィーチャーするキャンペーン「はなばな祭―花のテロワール―」を全館規模で開催している。3月3日まで。同店では、“新しい季節を迎える高揚感”や、“日本の美意識やカルチャー”“自然への感謝”を来店客に五感で感じることができるよう、全館を花で装飾し、春のムードを創出している。同キャンペーンのメインビジュアルは、フラワーアーティストの東信と、東京を拠点に活動するクリエーティブユニット「カッペス(KAPPES)」がコラボレーションし、現代的なジャパンクリエーションのイメージを誕生させた。日本の伝統的素材で作られた花器と、江戸園芸や盆栽などの植物をフォトコラージュの様式で展開しながら一つの植物を描くと同時に、トリミングや接写の組み合わせにより、花器と植物の最も美しい瞬間を個や群で構成しているビジュアルに仕上がっている。会期中は、花のライフスタイルマガジン『花時間』がキャスティングしたフラワーアーティストの永塚慎一や久保数政らの作品が各階のメインスポットに展示される他、同店ファッションフロアを中心に、約400体のマネキンがフラワーヘッドドレスやフラワーハットで装飾される。また、花をテーマに店内各所でプロの音楽によるサプライズミニコンサートも開催。「ヤマハ(YAMAHA)」とのコラボレーションでは、フルートやバイオリン、ギターなどの楽器の演奏を体験したり、最新のオーディオ機器を楽しむこともできる。同店7階「はじまりのカフェ」では、インストアコンサート(22日、25日、28日、3月1日)や管楽器・弦楽器体験会(3月1日)、アコースティックギター体験会(28日)が開催される。同店5階のデイリー和食器の売り場では、「花器自在 ―くらしの中に流れる花と器のJAZZ―」と題し、好きな器を花器に見立て自由に花を活けるコーナーが設けられ、陶芸家・新見麻紗子の水鉢(4万7,000円)、金属造形作家・角居康宏のシリンドロ(2万円)が販売される。アトリエ ルクール主宰の加藤弘恵によるワークショップ(28日14時から、16時から/器・材料費込み5,000円)も開催され、型にとらわれない、自由にセンス良く花を活けるちょっとしたコツや、手入れの方法を学ぶことができる。
2015年02月22日古河電気工業(古河電工)とUACJは1月29日、HDD向けアルミニウムメモリディスク用ブランク材の販売、技術サービス、開発マネジメントを行う会社を設立することで基本合意したと発表した。急激な成長を遂げているクラウドサービスを支えるデータセンターや、高画質のテレビ番組などを録画する家庭において、HDDの需要は年々増加する傾向にあり、HDDの高密度化が求められ、メモリディスクの要求品質も高まっている。現在、ブランク材については、UACJがアルミニウム素材を古河電工に供給し、古河電工がブランク材に加工して販売している。両社は、品質、技術対応、材料開発に関して、連携しながら取り組んでいるが、さらなる高品質化への対応には、より連携を強化し、素材から加工まで一貫した品質、技術サービスを提供する体制の構築が必要となってきた。そして今回、ユーザーの要望に、より的確かつタイムリーに応えていくため、ブランク材についての販売、技術サービス機能を統合し、開発マネジメント機能を付加した新会社「株式会社 古河UACJメモリーディスク」を設立することで基本合意した。なお、新会社は4月1日より営業を開始する予定で、初年度の売上高は約60億円を見込んでいる。
2015年02月02日死にゆく女性とその夫、そして幼い娘の実話に基づく映画『はなちゃんのみそ汁』の撮影を前に12月4日(木)、記者会見が行われ、主演の広末涼子に滝藤賢一、主題歌を手がける一青窈、阿久根知昭監督、そして本作のモデルとなった安武はなさんと父親の信吾さんが出席した。乳がんを患い余命いくばくもない母親が幼い娘に何を遺せるかを考えた末、みそ汁作りを通して愛情と生きていく強さを伝える。安武信吾さんと娘のはなちゃん、そして亡くなった千恵さんの共著という形で出版され、13万部を超えるベストセラーとなった原作が映画化される。広末さんは「脚本を読んでたくさん笑い泣きしました」と述懐。これまでにドキュメンタリー番組が作られ、ドラマ化もされているが、広末さんはドキュメンタリーを見ていたそうで、今回のオファーに「二つ返事で『出演したいです』と伝えました」と語る。試行錯誤の末に書かれた脚本については、改めて「声を出して笑いそうなのに、涙が止まらなくて…。飛行機で読んで、(涙目を落ち着かせるために)空港で保冷剤を買いました(笑)。でも『悲しい』『苦しい』『つらい』ではない涙だと感じました」と語った。母としてひとりの女性として、千恵さんの姿に共感する部分も多かったようで「食事を大事にし、笑いを大事にし、そして娘のはなちゃんを大事にするという三本柱があるから、地に足がついている」と語る。撮影はこれからであり、はなちゃん役のオーディションは現在も進行中だが「ドラマとも原作とも違う映画になる予感がしています。絶対にいい映画になります。泣かせるでも考えさせるでもなく、笑い泣きする温かい映画をみんなで作りたいです」と意気込みを口にした。はなちゃんは、現在もお母さんから教わったみそ汁を毎朝、作っているそうだが、この日は登壇陣と報道陣のためにわざわざみそ汁を作り振る舞ってくれた。みそも手作りで「かつおぶしと昆布でだしを取って、油揚げとワカメと豆腐を入れました」とやや緊張した表情で語ったが、広末さんや滝藤さんの「おいしい!」「すごい」という絶賛の声に嬉しそうな笑みを浮かべていた。亡くなった母の役を演じる広末さんと初めて対面し「お母さんは広末さんみたいに、そんなに美人じゃないけど…笑顔がとても似ていると思います」と少し照れくさそうに語る。広末さんは「勝手に抱きしめたくなっちゃいました!」と愛情あふれる眼差しではなちゃんを見つめていた。千恵さんが生前、大好きだったという「ハナミズキ」を歌う一青さんは本作のために新たに主題歌を手がける上、広末さんの姉の役で出演もする。「はなちゃんと一緒に話して(曲のイメージを)膨らませていきたい」と語る。また自身の母親の看病が満足に出来なかったという悔いが心の中にあるそうで「(映画の中で)千恵を目いっぱい看病したいです」と言葉に力を込めた。『はなちゃんのみそ汁』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日東京糸井重里事務所は、Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の多目的スペース「HOBONICHIのTOBICHI」にて、新創刊のライフスタイル雑誌「つるとはな」1誌のみを扱う期間限定ショップ「ひとつの雑誌だけを売る本屋さん」をオープンする。開店日時は10月22日~26日 11:00~20:00。本レポートでは、オープンに先がけて行われた創刊記者発表会で語られた内容をお届けする。「つるとはな」は、マガジンハウスのライフスタイル雑誌「ku:nel」創刊を手がけた岡戸絹枝氏が編集長を務め、新潮社で「考える人」と「芸術新潮」の編集長を兼任していた松家仁之氏が編集制作を務めるライフスタイル雑誌。両名が出版社を退職し、フリーランスになったこと、そしてジャンルは違えど"人に話を聞いて作る雑誌"を手がけていたことなどからタッグを組み、そこに元日本コカ・コーラヴァイスプレジデントの佐藤真氏が加わって、雑誌と同名の会社を立ち上げて創刊に至った。誌名は、岡戸氏と共に「ku:nel」の創刊を手がけた編集者・ 鈴木るみこ氏の祖母、そして岡戸氏の祖母の名前から取ったのだという。アートディレクターは、「ku:nel」を手がけた有山達也氏が担当している。創刊号に関しては、雑誌広告は三越伊勢丹1社のみで、「この雑誌でしか読めない広告」を実現するため、宣伝部と協業して作り込んだコンテンツが掲載されるとのこと。出版取次は介さず、同社が直接やりとりした書店やAmazonなどのWeb流通、そして「ほぼ日刊イトイ新聞」での販売を実施する。誌名の由来、そして「人生の先輩に聞く」というサブコピーから分かるように、創刊メンバーから見て"先輩"と呼べるような年代の人々にインタビューを行い、その生き方を描く記事を掲載する。創刊号にインタビューが掲載されている料理家のホルトハウス房子氏は80歳、パートナーのレイモンド氏は95歳だ。このほか、イタリア文学者・須賀敦子氏の生前友人に宛てた手紙を発見後初めて公開するなど、文学研究者やファンにとって大きなトピックも用意されている。立ち位置としてはいわゆる「シニア層」ターゲットの雑誌であるように思われるが、マーケティング的な観点から"シニア層の関心事"と設定されているような、老後の預金や健康などを扱うものではないという。「つるとはな」という雑誌について、松家氏は「編集長・岡戸絹枝自身が抱く、"これからどうやって年を取っていけばいいのだろう"という関心から生まれたもの」なのだと解説した。この出版不況にあって新たに雑誌を創刊することに対して、松家氏は「紙のメディアにはまだ役割があります。少なくとも今後20~30年はあると思いますし、紙のメディアの方が頑張れば、50年にも及ぶかと思います。電源がなくても読めますし、紙が持つ質感やビジュアル、ぱらぱらと「めくる」マテリアルとしての魅力は失われていません」と断言。「出版界の人間が(紙のメディアを)過小評価し、自信を失いすぎている」とも付け加えた上で、「もっと面白いコンテンツを作ることで、読者を動かすことはできるという確信のようなものはあります」と語った。紙の可能性を語る一方、Webの力にも期待しているということで、同社のサイトには書店からの問い合わせ窓口を設置。販路を広げながら、ゆくゆくは書籍を発行する予定もあるとコメントした。なお、期間限定ショップでは、10月24日に岡戸氏と松家氏、そして「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里氏の3名によるトークイベントを開催。一般入場はすでに締め切られているが、「ほぼ日刊イトイ新聞」上にてテキスト中継が行われるという。ショップに関する詳細は「TOBICHI」のWebページにて確認してほしい。
2014年10月22日古河電気工業(古河電工)は9月18日、超高速光デジタルコヒーレント伝送装置の主要部品である小型ITLA(Integrable Tunable Laser Assembly)を発表した。超高速400Gbps光デジタルコヒーレント伝送の実現のために、周波数効率の向上を目指した技術開発が進められており、16QAM(quadrature amplitude modulation)多値変調技術、ナイキストフィルタ技術、周波数帯域をフレキシブル使用する光エラスティック技術などが検討されている。このような高速伝送システムに使用される光源には、小型、低消費電力、高性能が要求される。同製品は、従来のITLAと同じOIF規格を維持したまま、小型化、低消費電力化、高性能化を実現したレーザ光源である。小型パッケージモジュールの開発、ならびに電気回路の工夫を行うことで、従来の半分以下のサイズとなる37.5×20×7.5mmを実現し、消費電力はレーザチップの性能向上などにより、従来比30%の低減を達成したという。なお、同製品は、主要部材である半導体チップを日本国内で製造し、タイの光部品製造会社にてモジュール組立を行う。9月より量産を開始した。
2014年09月19日