新型コロナウィルス対策で話題を呼んだ人物と言えば、大阪府の吉村洋文知事(44)。独自の基準「大阪モデル」を立ち上げて感染者数の増加を食い止めたうえに、俳優さながらのイケメンとあって、女性たちの熱視線を集めている。あの、上沼恵美子(65)も「何も聞くことはないの、ただ、生で会いたい♪」と先日、番組でおねだりしちゃったほど。暗くなりがちなご時世のなか、吉村知事の人気は熱くなるばかり。「吉村寝ろ」というワードがTwitterのトレンド入りするほどだが、なぜ、ここまで支持されるのだろうか。「ポイントは知事の『ほくろ』と『光るおでこ』『涙袋』『細いあご』です」そう語るのは、今、最も当たるといわれている占い師、ラブちゃんことLove Me Do。最新著書『1秒で分かる!人相術』(光文社・1,500円+税)でも有名人の顔相を今までにないユニークな角度から鑑定し、話題を呼んでいる彼が、吉村知事の顔相を見定める!■波乱万丈さを表すほくろの数「知事はほくろが多いんです。窪田正孝さん(31)や、東出昌大さん(32)もそうですが、顔にほくろが多い人は苦労が多かったり、人より様々な経験をする傾向にあります。桑田真澄さん(52)も野球選手時代から波乱万丈の人生を送っていますよね」特に目立つのがあごにあるほくろ。「あごにあるとカリスマ的魅力を発揮します。椎名林檎さん(41)も同じようなところにあります。口に近いほくろでもあるので、発言も魅力的になるようです」「左のこめかみにあるほくろは、夫婦運の良さを表します。元CAという美人の奥様の支えがあって、今の活躍があるのかもしれません。このほくろは女運の良さも表すので女性を惹きつける魅力も持っています。鼻すじの左側にあるほくろはサポートぼくろと言って、奉仕精神が旺盛で、周りの人のことを考えたり、人に尽くすようになります。大阪府民のことを第一に考えて動いているのでしょう」吉村知事の広く光るおでこにも、成功の相が表れているという。「仕事運を表すおでこは広いほど運が良く、光って輝いて見えるのは、絶好調である印。知事のように生え際が真っすぐな人は、頑固な職人気質で、一度決めたことは必ず実行する、という決断力にも長けています。今回の新型コロナウィルスへの対策にも、筋の通ったところが見えました。あごが細く頬も痩せてシャープな輪郭ですが、こういう逆三角形の顔の人は変化が好きで、人とは違ったことをすることを好む傾向があります。大阪だけは違う対策をしよう、と考えて成功したようです。口の左端が上がっていて少し歪んで見えますが、これは本音と建て前を上手く使い分けられる、という政治家向きの相。高校時代は偏差値70、大学卒業後は弁護士や税理士もされていますが、政治家が適任なのでしょうか。また、性欲を表す涙袋がくっきりしているので、性的エネルギーも旺盛だし、異性にとてもモテます。今後は女性問題に気を付けたほうがいいかもしれませんね」【PROFILE】Love Me Do(ラブちゃん)占い師、風水師、占星術家。東洋、西洋の占術に精通し、『有吉ジャポン』(TBS系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などテレビ・ラジオ出演多数。現在、最新著書『1秒で分かる!人相術』が光文社より発売中。
2020年06月05日2020年6月2日、情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に、大阪府の吉村洋文知事がリモートの形で出演。番組中にした、自身の性格にまつわる発言が反響を呼んでいます。吉村知事「僕は腹黒いほうだと思います」番組中、MCを務める宮根誠司アナウンサーは、元大阪府知事である橋下徹さんのことを話題に。宮根アナウンサーは、橋下さんが吉村知事について「腹黒い」と話していたことを取り上げ、「橋下徹はなんで吉村知事を腹黒いとかいうんですかね?」と尋ねます。吉村知事は顔をほころばせて笑い、こう答えました。いや、あの実際に僕は性格がいいほうじゃないし、腹黒いほうだと思います。いろいろ評価いただいてるんですけど、過剰評価じゃないかなって思っていてですね。腹黒いは腹黒いです。ただ、政治は一生懸命やっていこうと思っています。公職である限りは。情報ライブ ミヤネ屋ーより引用吉村知事は、自身の性格を「腹黒いと思う」と認めた上で、政治への意気込みをキッパリと宣言。さらに「自分は橋下さんと同じぐらいの腹黒さです」といい、スタジオの笑いを誘いました。発言に対し、視聴者からは次のようなコメントが相次いでいます。・最高!腹黒い知事が素敵です。・面白い。その腹黒さが、エネルギッシュな行動力につながるんですね。・本当に腹黒い人は、自分のことを「腹黒い」とはいわないと思う。・笑いで終わらせるのが、大阪らしくてすごく好き。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に、寝る間も惜しんで取り組んでいる吉村知事。決しておごることのない真摯な姿勢で、時にはユーモアをまじえつつ公務をこなす姿は、多くの人の心をつかんだようです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月03日新型コロナウィルス対策で自粛解除に向けた独自の基準「大阪モデル」を定めるなど、数々の陣頭指揮で注目されている大阪府の吉村洋文知事(44)。その手腕を支持する声は日に日に高まっており、テレビで見ない日はないほどだ。そんななか、会見を見た人たちから心配する声が上がっている。《吉村知事やせたね…》《吉村知事の痩せ方ハンパないやだ!心配すぎる》5月10日放送の「そこまで言って委員会」(読売テレビ)では「2キロくらいやせました。体調は大丈夫ですけど」と語っていたが、1年前の写真と比べると“2キロ減”以上痩せたように見える。これまでも知事の体調を気遣う人は多く、Twitterでは「#吉村寝ろ」がトレンド入り。それを受け、4月11日には吉村知事がこうつぶやいていた。「ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう」だがコロナ禍との戦いは依然として続いており、対応に追われる吉村知事。その激務ぶりは、大阪府のHPからも見ることができる。たとえば昨日5月14日のスケジュールは以下の通りだ。11時05分 庁内執務11時20分 打ち合わせ(商工労働総務課、企画室推進課)11時45分 打ち合わせ(政策課)13時00分 公明党大阪府議会議員団からの緊急要望14時05分 記者会見15時30分 庁内執務20時00分 新型コロナウイルス対策本部会議記者会見や会議などが目白押しなのだ。さらには連日のようにテレビ出演も。4月のスケジュールを確認してみたところ、「出席業務なし」は週末などの4日のみ。庁内執務以外の会議・会見・テレビ出演などの数は59件に上っていた。吉村知事は14日夜の対策本部会議で、休業要請を段階的に解除すると決定した。適用は16日0時から。政府の緊急事態宣言は継続されているものの、「大阪モデル」を7日連続で達成したとして独自判断で経済活動の再開に踏み出す。その決定会議後の記者会見で、吉村知事はこう語っている。「これまでは防戦一方だったが、コロナと共存する第2のステージに入った」大阪のリーダーの戦いは、これからも続く。
2020年05月15日新型コロナウィルス対策で自粛解除に向けた独自の基準「大阪モデル」を定めるなど、数々の陣頭指揮で注目されている大阪府の吉村洋文知事(44)。各メディアによると、5月12日の会見で医療従事者にエールを送るため、1人あたり10万円から20万円のクオカードを5月中に支給すると発表。この特例ともいえる対応に注目が集まっている。なお財源は、4月27日に創設された「新型コロナウイルス助け合い基金」から拠出される。最前線で感染者の治療などにあたる医療従事者や職員を支援するために設けられた基金だ。13日現在で、17億円を超える寄附が寄せられている。クオカード支給には、約6,000人を対象に約9億円が拠出されるという。クオカードにした理由は、「現金よりも迅速に処理できる」というスピード重視。さらに、感謝を伝えるメッセージカードを送付できるメリットもあるという。文案は吉村知事によるものであり、直筆メッセージが添えられるという。吉村知事は同日、《文案も自分で考え直筆メッセージ作ります。特筆すべきはこれが税金ではなく、寄付を頂いた皆様の気持ちの所と思ってます》とTwitterで思いを明かした。基金創設から約2週間という迅速さ、そしてメッセージを送付するという吉村知事に称賛の声が集まっている。《スピーディーな事務作業が可能となり、更にメッセージカードの同封とは素晴らしいアイデア それにしても、本当に次から次へと手を打つ知事の姿に感服です》《なるほど!そうゆう理由でQUOカード!!スピード&メッセージのWメリットですね。ホンマ素晴らしいとしか良いご報告、ありがとうございます!》《税金じゃなくて寄付。吉村知事の采配に賛同した者のお金です。貰う方じゃなくて寄付する人の気持ちの先にお配りいただけるのは、本当に嬉しいです》他にも吉村知事は休業や自粛解除後に備えて、施設や店舗などの利用先で感染者が出た場合にメールで通知する「大阪コロナ追跡システム」も発表。任意の利用となり、プライバシーを守るためQRコードを活用するという。新型コロナウィルス感染者が多い9都道府県を対象に行われた日経新聞の世論調査では、「最も評価する知事」のトップとなった吉村知事。府民のために知恵を絞る知事に、エールが寄せられている。
2020年05月13日「もう寝ずに頑張ってるのが伝わってくるわ。ウチらみたいな主婦同士で話す機会があると、最近は必ず吉村知事の話が出るねん」大阪市のある主婦は、こう熱弁をふるう――。3月以降、新型コロナウイルス対策に追われる吉村洋文大阪府知事(44)の顔にはクマができ、やつれが目立つようになった。そんな彼の仕事ぶりを評価する人が続出。ツイッター上で《吉村寝ろ》という言葉がトレンド入りするほどだ。評判のよさは一般府民からだけではない。大阪維新の会所属の吉村知事だが、“敵”である他党議員からも――。「街頭演説でバッタリ出くわしても、吉村さんのほうから『やあ』と手を上げて挨拶しに来てくれる。気さくでさわやか。“敵”なのですが、悪い印象は正直ないです」(他党議員)吉村知事は、大阪府河内長野市の生まれ。サラリーマンの父親の次男で、兄弟は兄が1人。中学時代の愛読書は公民の教科書で、このときから早くも司法を志していたという。高校からはラグビーにもまい進。府立生野高校の同級生は、当時をこう振り返る。「文武両道が校訓の高校ですが、校訓そのもののような生徒でした。性格は今のイメージとは反対で、口数も少なく、みんなを引っ張っていくリーダータイプでは決してなかった。みんながしゃべりきったあとに、落ち着いた感じで最後にボソッと言って、みんなの意見をまとめるようなタイプです」別の同級生は、高校時代と現在で外見がまったく変わっていないことに驚いていると話す。「市議に立候補したときに新聞で顔写真見て、一発で“あ、吉村君や”とわかりました。イケメンだって女性の支持が厚いみたいですけど、高校時代モテたという話は聞いたことがありませんね(笑)」「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月24日2020年4月19日、情報番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)に大阪府の吉村洋文知事が生放送で出演。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)について議論を交わしました。番組の最後に、MCの宮根誠司さんから「政府に何かいいたいことはありますか」と聞かれた吉村知事。吉村知事は、コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされたり、収入が激減してしまったりした企業を救うため、家賃の支払い猶予を与える法案を必ず作ってほしいといいます。その理由について、吉村知事は真剣な表情でこのように述べました。僕がぜひ国会議員のみなさんにお願いしたいのは、今、中小企業で一番困っているのは家賃ですから。家賃の固定費を、休業しているところは支払いを猶予するという法案。これは作れますから。ぜひ、国会議員のみな様にやってもらいたいと思っております。これ、やらなかったもう全員給料ゼロでいいんじゃないですか?国会議員は給料ゼロ。だってお店は給料ゼロでやってるんだから。そのぐらいの気持ちでやらないと、法律なんかできないですよ。Mr.サンデーーより引用あえて強い言葉を使い、「実現できなければ、給料はなしという覚悟で取り組んでほしい」という思いを明かした、吉村知事。吉村知事がいうように、営業できず収入が激減した状態で家賃を払い続けるのは、中小企業や個人経営にとってダメージが大きいでしょう。家賃の支払いに猶予を与えることで、倒産や閉店などの最悪のパターンを逃れることができるかもしれません。番組放送後、「必ず実現してほしい」という強い想いが伝わる吉村知事の言葉に対し、称賛の声が寄せられました。・吉村知事、よくぞいってくれた!「そうだ、そうだ!」といいそうになりました。・ストレートにいってくれてスカッとした。政治家にはこれくらいの気持ちで国を支えてほしいですね。・完全に同意。給料ゼロで支払いをしなくてはならない国民の気持ちを考えてくれ。吉村知事の活動に対し、Twitterでは『#吉村寝ろ』というハッシュタグが話題になりました。投稿はどれも、吉村知事の応援や心配をするものばかりです。真剣に取り組んでいる姿を目にしてきたからこそ、今回の発言から多くの人が吉村知事の熱意を感じたのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月20日GENERATIONS from EXILE TRIBEの中務裕太が14日、GENERATIONSのツイッター公式アカウントを通じ、同日にリリースした新曲「ヒラヒラ」の振り付け動画を公開した。この動画は、新型コロナウイルスによる自粛ムードを受け、「自宅で簡単に、そして“おうち時間”を少しでも楽しい時間にしてほしい」という思いから投稿されたもの。中務は、「外出自粛で大変な日々が続いていますが」と前置きし、「GENERATIONS2020年第一弾シングル“ヒラヒラ”の簡単に踊れる大サビ部分を一緒に踊っていただいておうち時間を楽しく有意義な時間にしていただければと思います」と呼び掛けている。さらに中務は、インスタグラムのストーリーでも「#ヒラヒラリレー」のハッシュタグと共にバトンリレーを開始。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣、岩谷翔吾へと渡され、同日に陣も投稿。バトンは与那嶺瑠唯へと繋がれた。今までメンバーが培ってきた多くの「経験」というパーツを新たに組み上げることによって、「新たなGENERATIONSが始動する」という意味が込められている同曲。動画を見たファンからは、「元気になったよ、ありがとう」「引き続き外出自粛頑張ります」「おうち時間が楽しくなりそう!」「やった!!踊れるようになった!」「いつかライブで一緒に踊れるように完璧に覚えます!」といった喜びの声が寄せられている。
2020年04月15日2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、大阪府を含む7都府県に緊急事態宣言が発令されました。コロナウイルスの感染拡大防止のため、各都道府県の知事たちは対応に追われています。そんな中、Twitterでは、懸命に頑張っている大阪府の吉村洋文知事に対し『#吉村寝ろ』というハッシュタグが数多く投稿されました。『#吉村寝ろ』とともに投稿されたコメントの一部をご紹介します。・吉村知事は本当に頑張っている。でも、少し休んだらどうですかね。あなたが倒れたら元も子もない。・いや、ほんま。いろんな番組にも出て、行政もやってる。大変やと思うわ。・吉村知事は若いのに、ほんまにようやってくれてる。・大阪府民として、吉村知事の頑張りをずっと見てきました。本当に、大阪のために頑張ってくれてありがとうございます。・吉村知事がいう通り、私らは家におるから。だから知事、寝てや。休んでや。吉村知事の熱意は、多くの大阪府民へしっかりと伝わっているようですね。頑張っている吉村知事のためにも、みんなでコロナウイルスを収束させようという大阪府民の意気込みが感じられます。そして、このハッシュタグに対し、今度は吉村知事自身が「ちゃんと寝ています。しんどいのはみな様のほうです」とコメントしました。 #吉村寝ろ 対策奔走の吉村大阪府知事気遣うツイート相次ぐ →ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう。 — 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) April 11, 2020 多くの気遣いに応えた、吉村知事の「コロナウイルスをみんなで乗り越えよう」というコメントには元気づけられますね。この投稿に、「泣いた。素晴らしいリーダーだ!」「吉村知事、ありがとう!大阪府民も一致団結して頑張ろう!」などの称賛や感謝の声が多く寄せられました。Twitterでは、東京都の小池百合子知事に対しても『#百合子頑張れ』『#小池寝ろ』などのハッシュタグとともに応援する声が多く投稿されています。大変な時だからこそ、国民を想って頑張ってくれているリーダーたちに、エールを届けたいですね![文・構成/grape編集部]
2020年04月14日フリーアナウンサーの田中みな実とお笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が29日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開幕した国内最大規模のファッションイベント「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」(TGC)にMCとして登場した。今回、新型コロナウイルスの影響で無観客での開催となり、内容をより適した形で再構築した上でLINE LIVE(生中継)にて実施。配信は、前編が29日13時50分から18時6分、後編が18時13分から21時6分までを予定している。MCは、4回連続となる田中みな実と2回目の挑戦となる吉村。オープニングで吉村は「どーも! よろしくお願いします!」とテンション高く登場し、「始まりましたね! 素晴らしいくらいに声が響きますね。気持ちいいですね」と話した。そして、「いやー盛り上がってますね。この奥に、日本中でいろんな方が見てくださっていると思ったら、吉村テンション上がってます!」と配信で見ている観客を意識し、田中が「吉村さん、長丁場ですから」と心配すると、「私は早めに飛ばして後半は田中さんに任せるというスタンスで」と返した。そして、「LINE LIVEといえどもパワーは届きますから、ぜひみなさん力をこちらに送り込んでいただければ。大成功させましょう!」と呼びかけた。今回のテーマは「I・TGC」(※・はハートマーク)。テーマを象徴するキービジュアルは、写真家・映画監督の蜷川実花氏が手掛け、ガールズ心をくすぐる蜷川氏の世界観をたっぷり味わうことができる作品となっている。撮影:蔦野裕
2020年02月29日吉村界人と武田梨奈がW主演し、企画もした映画『ジャパニーズ スタイル/Japanese Style』を製作。2人からコメントも到着した。2019年の大晦日。「巨大な絵を完成させようとする男」と、「袋とじを綺麗に開ける特技を持つ女」が空港で偶然の出会いを果たした。2人の男女はとある事情により、トゥクトゥクに乗って横浜の街をさすらうことに。彼らはその道中で惹かれあっていくが、それと同時に互いの秘められた過去が徐々に明らかになっていく――。本作は、“やり残したこと”を抱えた2人の男女が偶然出会い、大晦日の空港から年越し間際で賑わう横浜までの道中を、トゥクトゥクに乗ってさすらうロードムービー。主演の吉村さんは、『百円の恋』『ディストラクション・ベイビーズ』「獣になれない私たち」などに出演、武田さんは『ドクムシ』や「ワカコ酒」シリーズなどに出演する若手俳優。吉村さんは「今抱えてる不安も歓喜も、一旦全て置いて乗るしかないジェットコースターに自ら僕は乗りました。滑稽かも知れませんが、実体験でも想像でも少しの恥ずかしげもなく監督は自分の心を形にした作品だと思います」と本作への思いを語る。そして武田さんは「初めて企画から映画に携わらせていただきました。居酒屋で12時間話し合ったり、時に喧嘩したり、私たちは日々、映画への想いをぶつけ合いました」と製作をふり返り、「映画作りの全てをゼロから触れて、私の役者人生において、一生忘れられない瞬間が幾つも訪れました」と貴重な体験だったと明かす。さらに「劇中で出てくる『ジャパニーズスタイル』という言葉は日本語で『袋とじ』と言います。今作は、様々な袋とじから生まれる物語です。このタイミングで、この時代に、この瞬間に、この映画を生み出すことが出来た奇跡を、どうか世界中のスクリーンに届けられますように」と願った。本作は「背徳の夜食」シリーズのアベラヒデノブがメガホンをとり、2019年と2020年をまたぐ大晦日から、1月4日までの計5日間で撮影が敢行された。監督は「新年を迎えた瞬間、僕たちは撮影中で、しかも本番中だった。クレージーだ。年末は休め。心の底から思う。だが、僕たちは映画を撮らなきゃいけなかった!12月31日から始まり、1月4日にクランクアップを迎えた僕たちは、まるで浦島太郎みたいな想いで、渋谷を眺めた。やっと帰ってきた。2020年?なんだ2020って?今は、2019年だろ?そんな感覚!」とふり返り、「成し遂げるべき事を成し遂げないまま迎える大晦日は、エキサイティングで、地獄だ。吉村界人、武田梨奈演じる主人公はそんな1日を、ドキュメントみたいに、生きた!」とコメントしている。なお、本作は現在絶賛編集中、公開日は未定となっている。(cinemacafe.net)
2020年01月11日神尾楓珠と池田エライザのW主演で贈る連続ドラマ「左ききのエレン」。この度、連ドラレギュラー初出演となるシンガーソングライター・石崎ひゅーい、吉村界人、久保田紗友ら豪華キャストの出演が明らかとなった。原作は、2016年3月からcakesにて連載がスタートし、cakesクリエイターコンテストで特選を受賞したかっぴーによる同名漫画。2017年10月からは「少年ジャンプ+」にてリメイク版が発売されている。自らの才能の限界に苦しみながらも、いつか“何者か”になることを夢見る朝倉光一(神尾楓珠)。一方、圧倒的な芸術的才能に恵まれながらも、天才ゆえの苦悩と孤独を抱える山岸エレン(池田エライザ)。高校時代に運命的に出会った2人はやがて、それぞれ大手広告代理店のデザイナー、N.Y.を活動拠点とする画家としての道を歩むことになるのだが…。凡才と天才、相対する2人の敗北や挫折を通して、その先に“本当の自分”を発見するまでをリアルに描き出す青春群像劇となっている。そんな本作に今回、歌手、モデル、俳優など様々な分野で才能を発揮する、まさにこの作品にぴったりの豪華キャスト陣が決定。朝倉光一が憧れる売れっ子クリエイターで広告代理店・目黒広告社の上司・神谷雄介役に、今作で連ドラレギュラー初出演となる石崎ひゅーい。抜群のセンスとデザイン力で若くして会社のエースとなる。コメント原作、面白くて一気読みしてしまいました。モノ作りに携わる人間として心に響く言葉が溢れていて、ハッとさせられました。神谷役はかなりできる男で、今までに僕が演じたことのない役柄なのでワクワクしているし挑戦だと思っています。光一の同級生で、山岸エレンの幼なじみ・加藤さゆり役は「花にけだもの~Second Season~」の中村ゆりか。計算高く、学生時代は恋人である光一との現実的な将来設計を常に考えていた。現在はエレンと共に働いている。コメント主人公が、仕事の働き方へのイメージに反し、仕事を始めてみると段々と自己主張ができなくなり、本当にこのまま人生を歩むのか、果たして勇気を持って行動に起こすのか。そんな彼の生き方について、深く考えさせられました。それぞれのキャラクターがどれも印象的で、映像として仕上がるのが本当に楽しみです。是非、皆さまにご覧いただけたら嬉しいです!光一の後輩で愛嬌のあるコピーライター・三橋由利奈役に「恋のツキ」の今泉佑唯。若くして才能があるコピーライターで、光一のことをやや下にみているという設定。コメント原作を読ませていただき、自分に"才能"がないと感じ、そんな現実と向き合いながらも何事にも一生懸命な主人公の姿に、胸が締め付けられました。私が演じる三橋由利奈は、論理的で要領が良く、主人公のことを心配して明るく励ましたりと、好感を持って頂けるキャラクターなので、私も現場では常に明るくいるよう心がけています。壁にぶつかって挫けそうな人や、夢を追いかけている人たちを勇気づける作品なので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです。光一の会社の先輩で営業部の流川俊役に、『Diner ダイナー』『太陽を掴め』の吉村界人。入社当時はコピーライターを目指していたが、ある事件をきっかけにクリエイティブの人たちを憎むようになる。コメントこの作品は人生の厳しさを語るものではなく、生きる中でこぼれ出た僅かな美しさを知ることができるものだと思います。地球上にいる誰かに刺さり、その心に1ミリでも共存できたら、とても意義があると思います。この作品に参加させて頂ける事に本当に感謝しています。営業部・流川(吉村さん)の部下・朱音優子役には「きみが心に棲みついた」の田中真琴。同期の光一のことを気にかけている。コメント私は朱音優子という役を頂きました。その優子のとあるセリフが自分自身に刺さったり、光一の天才じゃない自分に悩む姿がリアルで、自分と重なりました。台本を読み進めていく中で、読むだけでも自分があまりにも感情的になってる事に気付きました。そのくらい面白い作品です。一生懸命朱音優子を演じます。よろしくお願いします。そして園宮製薬の社長令嬢・園宮千晶役に、『サヨナラまでの30分』の久保田紗友。経験も浅いうちに若くして宣伝部長に就任し、目黒広告社との案件が責任者としての初めての仕事となる。コメント今回演じさせて頂く千晶は社長令嬢で、不器用で壁にぶつかりながらも一生懸命な子です。私自身も今まで挑戦したことのないような役柄で緊張する部分もありますが、楽しみながら演じたいと思います。圧倒的な集中力を武器に世界を席巻するカリスマファッションモデル・岸あかり役に『午前0時、キスしに来てよ』の八木アリサ。高校生の頃からファッションモデルとして活躍し、若い人達のカリスマ的な存在で、エレンとは違うタイプの桁違いの才能を持つ。コメント"魅せる"天才であるモデル 岸あかりを演じさせていただきます。私もあかりと同じくモデルのお仕事をさせていただいているのですが、私自身は天才ではありません。あかりは信念や人生観もくっきりとある魅力的なキャラクターなのでかなり気合を入れて演じて行かなければと思っています。原作は黒髪ボブヘアがトレードマークですが、ドラマ版では180度違った髪型で表現をさせてもらっています。ドラマ版の世界観もお楽しみに。一切の妥協を許さず、光一ら部下に厳しくあたる優秀なクリエイティブディレクター・柳一役には「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート」の丸山智己。実力はあるが人間性に難があり、内外問わず敵が多い。コメント何者でもない自分に焦り、失望し何者かになりたくてもがく光一の姿に、かつての自分を重ねては身につまされる思いで原作を読みました。とてもやりがいのある役で楽しんで演じつつ、関西人のキャラクターなので毎回苦戦しています笑。デザイン以外には興味が持てない柳の中に、チラッと見える人間性のようなものをどこかで感じていただけたら幸いです。「左ききのエレン」は10月20日より毎週日曜24時50分~MBSにて、10月22日より毎週火曜25時28分~TBSにて放送開始(MBS初回は10月20日25時15分~)。TBSの1話放送直後より、動画配信サービス「U-NEXT」にて独占見放題配信。(text:cinemacafe.net)
2019年09月20日●加藤浩次の助言で自由な笑いに「楽になった」お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、マルチな才能で存在感を増している。かつては“破天荒キャラ”として注目を集めていたが、今ではMCとして進行を務めたり、ひな壇でもほかの共演者にツッコミを入れて盛り上げたり、全体を左右する重要な役割を番組やイベントに合わせて器用にこなす。さらに、吉本芸人によるボーイレスクショーの座長としても奮闘中だ。そんな吉村に自身のキャラや役割について話を聞くと、「破天荒は捨てました!」と宣言。時代の変化、そして、求められる役割の変化に適応させてきたそうで、現在の自身の役割について、全体を円滑に回す「潤滑油」「成立屋」と表現した。また、現在の芸風に影響を与えたという極楽とんぼ・加藤浩次の言葉も明かしてくれた。――幅広く活躍されていますが、芸人としての目標を教えてください。よく言っている理想は、“僕を目指して芸人をやる人”か“僕を見て芸人をあきらめる人”、そういう人が出てくる存在になりたいんです。どっちかに影響があるというのは目指しているところです。――どちらにせよ影響力がすごい人ということですね。それと、芸人が難しく考えるようになっちゃったんですよ。「お笑いとは」っていうのを突き詰めるようになってしまって、僕は北海道出身でその文化に育っていなかったので、下ネタも変顔も、そういうのも笑っていたなって。芸人がお笑いを小さくしないようにしようかなと思っています。――先日テレビ番組で、同じ北海道出身の加藤浩次さんについて「恩があって好きなんです」とコメントされていましたが、加藤さんへの“恩”について具体的に教えてください。加藤さんが若い時から一緒にやってきた方に比べたら薄いかもしれないですけど、過ごしてきた時間は濃厚で、飯を食いに行ったり、いろんなイベントや番組を一緒にやったり。そういった時間もそうですが、ほっとしたというか、加藤さんのこの言葉があって楽になったなっていうことがあったんです。――それはどんな言葉だったのでしょうか?テレビに出たくて、売れたくて、コントの大会や漫才の大会とか、いろいろネタをやっていたんです。そのとき加藤さんと飲みに行ったら、「お前、北海道の人だから、コントとか漫才とか別に見てなかっただろ」って言われて、「あ、そっか」って。確かに、北海道は新喜劇やっているわけではないですし、ネタの大会があるわけでもなく、ドッキリとかを見てきたんです。そうだよなって思ってちょっと楽になって、いろんなものを見るようになって視野が広がったら今の感じになったので、恩恵はありますよね。――ネタに縛られない自由な笑いということですね。そうですね。加藤さんのコンビのネタもたまに見ますが、ひどいですからね!(笑) 何も決めずにやったり、なんだこの時間はっていうときもありますけど、最後はバーンって盛り上がって帰っていきますから。こういうこともありなんだって。●“破天荒”は「世の中が求めていない」と痛感――そういった経緯で“破天荒キャラ”が生まれたのかなと思いますが、最近はそのイメージからも変わってきて、全体の盛り上げ役、まとめ役のようなイメージが強いように感じます。破天荒って今の時代違法なんですよね。コンプライアンスどころではなく、法に引っかかるくらいのレベルになっちゃっているので、捨てました! この間、生ごみの日に(笑)。今の時代に合わせて。――今の時代において、破天荒は受け入れられないと痛感した具体的な出来事がありましたら教えてください。昔は車をぶつけて笑っていたのが、今はダメなんだなって。ネットの番組も厳しくなってきているようで、媒体ではなく世の中がそれを求めていないんだと感じました。ネタをやっていても、昔は「じじい」「ばばあ」って言ったらウケていたのが、今はウケないんですよ。みんなが優しくなったっていうのと、その世代の人たちが見るようになったんだと思います。――最近はMCとしても活躍されていて、必然的に求められる役割が変わってきたというのもありそうですね。MCとか回しで破天荒っていうのはなかなか難しいですよね。本物の破天荒も見ちゃったから。山根(明)会長とか(笑)――山根会長と比べていたんですか!? でもやはり、全体をまとめるという役割を意識されるようになったということでしょうか?そんなこともないですけど、役割がそういう役割なので。何でも屋さんですね。この人の企画を成立させるとか、水と油の性格の人たちを同じ舞台に立たせて円滑に回すとか、成立屋! 潤滑油! ローション! って感じじゃないですか!?■プロフィール吉村崇1980年7月9日生まれ、北海道札幌市出身。2000年に同じく北海道出身で東京NSC5期生の徳井健太とお笑いコンビ・平成ノブシコブシ(旧名コブシトザンギ)を結成。フジテレビ『ピカルの定理』、『ノンストップ!』、テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』、『くりぃむクイズ ミラクル9』など、数々のテレビ番組で活躍し、ニホンモニターの調査による「テレビ番組出演本数ランキング」で上位にランクインするように。2017年に吉本芸人によるボーイレスクショー「Butterfly Tokyo」を立ち上げ、プレゼンター「T.YOSHIMURA」としても活躍している。
2019年08月16日●月1開催で定着「ようやく根付いてきた」お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、服を脱いでいく過程の“じらし”をショーとして楽しむパフォーマンス「バーレスク」の男性版「ボーイレスク」に力を注いでいる。吉本芸人によるボーイレスクショー「Butterfly Tokyo」を2017年に立ち上げ、今年で3年目に突入。ともに活動しているイシバシハザマのハザマ陽平、てのりタイガーのムラジュンらと共にインタビューに応えてくれた吉村は、「少しずつ根付いてきた」と手応えを語る。昨年9月には、ニューヨークで行われた世界3大バーレスクイベント「NewYork BurlesqueFestival」に参加し、エンターテインメントに対する桁違いの思いに刺激を受けたそう。発想も広がったようで、8月16日に東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで開催するスペシャル公演「Butterfly Tokyo ~Premium~」では、公演前から観客をもてなす新たな試みにも挑戦する。そんな吉村の将来的な目標は、常設の会場で毎日のように開催すること。「もう1回バブルを作りたい」と意気込んでいる。――はじめにボーイレスクショーを始めた経緯を教えてください。吉村:2017年に始めたんですが、バーレスクのショーを観に行って面白いなと思ったんです。僕はチップを渡すのもすごい好きで、昔ラスベガスに行ったときにチップの渡し方が“ファンタジスタ”と言われて、“チップ芸”ってあるんだなって。忍者っぽい動きで渡したり、メガネに挟んで渡したり、いろんな渡し方をしたら喜んでくれて、そういう盛り上がり方ができるのもいいなと思いました。今は月1くらいで開催しています。――会場はずっと同じですか?吉村:はじめは新宿2丁目で2年間くらいやって、今年の6月から銀座でやるようになりました。8月は渋谷でやりますが、ホームは銀座になる予定です。――新宿2丁目から銀座に変えた理由は?吉村:2丁目もすごくよかったんですが、今後メンバーを増やしたいと思っていて、そのためには踊るスペースが狭かったんです。また、2丁目だとなかなか足を運びにくいという人も、銀座だと入りやすいかなと。もう1つ、2丁目だと早い時間帯しかとれなかったので、夜お酒が飲める時間にやりたいと思いました。――メンバーはどうやって決めたのでしょうか?吉村:僕はもともとプレゼンターという役割だったので、パフォーマンスはハザマをメインに、踊りがうまい人、顔がいい人、筋肉がある人など、いろんな人を集めたんです。僕はスケジュールが合えばMCをやっていたんですけど、いつの間にか毎回出て踊るように。やっぱ契約って口じゃダメなんだなって(笑)ハザマ:ダメですよ!――これまでボーイレスクショーを3年やってきて、やりがいをどう感じていますか?吉村:3年間、月1で物事をやるというのは、けっこうなことだと思う。今ではお客さんも練習に入れて公開稽古を週3くらいでしていて、お客さんも一緒に身体を動かしています。ゆくゆくはそこからパフォーマーを出していけたらとも思っているんです。3年でようやく根付いてきたなと。まだまだ小さな根付きですけど、もっと深く根を張れば大きくなるのかなという最中。発芽したかしてないくらいですね!――週3回くらい稽古ということですが、吉村さんはどれくらい参加されているんですか?吉村:僕はあまり参加できていなくて、個別練習をしています。映像をもらって深夜にやったりしています。ハザマ:いやいや、個別練習も(笑)吉村:実際はほとんど練習はやってないですね。渋谷のイベントで新作をやるので、それは3回くらい練習して本番を迎えますけど。――体を鍛えられているのかなと思ったのですが、肉体改造はしているんですか?吉村:全然鍛えてないです(笑)。でも体型はそんなに関係ないんです。海外でも、太っている男の人もスーパーパフォーマーとして活躍していますし。●世界3大バーレスクイベント出演で「度胸がついた」――昨年9月に、「NewYork BurlesqueFestival」に出演されましたが、どういう経緯で出演が決まったのでしょうか?吉村:予選が映像審査なんです。本戦ではなく前夜祭のステージでしたが、こっちで映像を撮って送ったら受かったんです。ハザマ:通過する確率はむちゃくちゃ低くて、奇跡なんです。振り付けの先生が大会に出られた経験があって、審査が通るように計算して演目を作ってくれて、受かることができました。――海外でのステージはどんな経験になりましたか?吉村:ニューヨークで、しかも初めて外で公演をやったので、すごくいい経験になりました。信じられないくらい緊張もしましたし、芸歴も18、19年くらいですけど、久しぶりに公演でネタ合わせしたみたいな、それくらいの緊張感でやったのは久しぶりでした。ハザマ:会場の大きさもお客さんのリアクションもショーの受け入れ方も、日本と全然違うなと感じました。ムラジュン:出演前後のリアクションが真逆で、アメリカはいいものはちゃんといいって手のひら返して称賛してくれるだなと。僕たちは最初「I LOVE NEWYORK」ってデザインされたお揃いのパーカーを着ていたんですけど、それが逆効果で、日本人がなめた態度で来ているって捉え方をしている方もいたと思うんですけど、パフォーマンスが終わると「すごかったよ」「よかったよ」ってみんな声をかけてくれました。吉村:別の機会にまたニューヨークに行ったらその評判が広まっていて、外国人もそうですけど、向こうで働いて日本人の方が「みんな話してましたよ」って話していて、たった1回出ただけでもこんなに広がるし、すごい興味を持ってくれるという意味では、エンターテインメントに対する思いが桁違いだなと感じました。――海外での経験によって成長したなと感じていることはありますか?吉村:度胸がつきました。初めての経験をしたというのもありますし、外国の人を盛り上げることができるんだと思ったら、度胸がついた気がします。――ニューヨークのステージはピースの綾部祐二さんは見に来られましたか?吉村:綾部さんは亡くなったんじゃないかな?(笑)ハザマ:ご存命ですよ!吉村:探したんですけど、そのときは会えなかったんです(笑)――吉村さんがニューヨークでパフォーマンスしたというのは、綾部さんとしてはすごく刺激を受けたんじゃないですか?吉村:どうでしょうかね。表には出さない人ですから。でもそこからインスタのアップは激しくなったというか、意識しているなというのはありますね(笑)●目標は常設会場で毎日開催! 日本で大会開催も――8月16日の渋谷でのショーはどのような内容に?吉村:もともと年に1回は大きいところでやろうと思っていて、去年も同じ場所でやったんですが、今回は金額が一律ではなく2万円、4万円の席も作って、近い遠いだけではないサービスをやるんです。4万円の席は、東京タワーで集合してリムジンで巡って、メンバーがお酒をついだりしながら会場に向かい、みんながエスコートするという内容で、こういった仕組みは初めてです。ハザマ:やることがだんだんゴージャスになっています。吉村さんの発想が、日本のお笑いのネタライブではなく、すべてがショーという風になっていますね。――それは、ニューヨークでの経験が影響しているのでしょうか?吉村:それはあると思います。向こうでショーを見たり、ベガスに行ってショーを見たりしたときの圧倒的な格差というか、でも後ろの人も前の人たちを見てすごい楽しんでいて面白いなって。こういうショーをやって、もう1回バブルを作りたい。政治とかに任せるのではなく、こっちでノリでやっちゃおうぜっていう感じです(笑)――今後の目標は?吉村:チップ文化を根付かせたいというのがありますし、今は月1ですけど、常設のクラブみたいなところで毎日のようにできるお客さんの数、タレントの数、それを実現したいですね。――常設はいつ頃目標に考えていますか?吉村:東京オリンピックが終わったくらいですかね。オリンピックのために建てたけど、終わったら使いようがないっていうような施設があるかもしれないじゃないですか。そういうところでできたらいいなと思います。――メンバーの人数を増やすというのはどれくらい?吉村:来てくれれば来てくれるだけいいと思います。なぜかというと、こっちから支払うギャラより、いただいたチップで食べていければいいわけですから、直接お客様が育ててくれるというか、SHOWROOMの投げ銭みたいなシステムですよね。それのもっと原始的なことをやっているだけなんで、やりたい人は吉本じゃなくても、芸人じゃなくてもいいです。門戸は広く!――常に募集している形ですか?吉村:ずっと募集しているんですけど、±0です。たまに抜けたり、僕がたまに強引につれてきたり、ほぼほぼ変動ないです(笑)――来年のオリンピックにあわせて海外の方も日本に来ますが、海外の人に日本のボーイレスクを見せたいという思いも?吉村:見せたいですね。だからちょっと和のテイストというか、忍者だったり侍だったり、J-POPとかも入れていけたらいいなと思っています。あと、日本でも大会ができたらいいなと。ベガス、ニューヨーク、ロンドンで3大大会が行われていますが、東京でもできたらいいなと思っています。
2019年08月14日高畑裕太(25)が芸能活動を再開すると8月3日に発表された。今月16日から上演される舞台「さよなら西湖クン」で復帰する。突然の復帰に、Twitterでは「高畑裕太」がトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいる。デイリースポーツによると同作の演出は、高畑が過去に所属していた「石井光三オフィス」に籍を置く和田憲明氏。和田氏が開催したワークショップとオーディションに参加し、高畑は合格を勝ち取ったという。15年3月から放送された朝の連続テレビ小説「まれ」(NHK総合)に出演し、知名度を上げた高畑。同年8月、本誌に登場し「母(高畑淳子)も、『役者の顔になったね』と言ってくれました」と明かしていた。しかし16年8月、映画撮影で滞在していた群馬県内のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行を加えたとして高畑は強姦致傷容疑で逮捕。被害者側とは示談が成立したため不起訴処分となり、同年9月に釈放。しかし石井光三オフィスとのマネジメント契約が解除となり、芸能活動は事実上の休止状態となった。釈放から1週間後、高畑は埼玉県内にある心療内科の専門病院に入院。退院後は引きこもり生活を送ることになった。事件8カ月後17年4月、芸能関係者は本誌にこう語っていた。「髪もひげも伸ばしっぱなしでボサボサ。知人が見ても裕太さん本人と気付かないくらい、事件前とは外見もかなり変わってしまったと聞きます」映画「いつまた、君と」に出演予定だった高畑だが、前出の芸能関係者は「彼は自分が並ぶはずだった舞台挨拶の写真を見て、落ち込んでいるみたいです」とも明かしていた。抱き続けていた芸能界の夢。晴れて復活を果たす高畑は、活動を軌道にのせることができるのだろうかーー。
2019年08月03日俳優・吉村界人が7月9日(火)、エヴァーグリーン・エンタテイメントに所属したことを自身のSNSで発表した。吉村さんは「この度は、私事で申し訳ありませんが2019年7月9日よりエヴァーグリーン・エンタテイメントに所属することとなりました」と報告。続けて、2月15日をもって退社した前事務所「オフィス作」についても触れ、「前社の社長である松田美由紀さんには、本当に未熟な自分をこれまで育てて頂き大変感謝しております。今の僕の全てでした。言葉にはできないほど大変お世話になりました」と感謝。「その上で、今僕はもう一度しっかり自分を見つめ直し、また1から自分を叱ってもらえる稀有な新たな場所で表現を続けさせていこうと決めさせて頂きました」と今回の移籍について明かしている。今回の発表に対し、ファンからは「いつも応援してます 頑張ってね」「いつでもどこでも応援してます!」「応援してます!吉村さんの活躍楽しみにしてます!」といった応援コメントが寄せられている。新たな所属事務所エヴァーグリーン・エンタテイメントには、溝端淳平、池田エライザ、佐野岳、栗原類らが在籍。すでに、事務所のTOPページには吉村さんの写真と共に、プロフィールも閲覧できるようになっている。1993年2月2日生まれ、現在26歳の吉村さん。2014年に自主制作映画『ポルトレ-PORTRAIT-』で映画主演デビューを飾り、『百円の恋』や『お前はまだグンマを知らない』『モリのいる場所』「100万円の女たち」「獣になれない私たち」などに出演。現在は、藤原竜也主演『Diner ダイナー』、「銀杏BOYZ」の峯田和伸と岡田惠和が紡ぐ『いちごの唄』が公開中、そして中川龍太郎監督最新作『わたしは光をにぎっている』が待機作として控えている。(cinemacafe.net)
2019年07月09日俳優の小関裕太が14日、都内で行われたTANAKAホールディングスの新CM発表会に出席した。『半分、青い』(NHK総合ほか)や『新しい王様』(TBSほか)などに出演の小関裕太が、同社のイメージキャラクターに起用され、新CM「金のタマゴ」編が3月18日より全国で放映される。同CMでは、小関がおなじみの"純金積立コツコツ~♪"の歌を口ずさみながら、可能性を表す金のタマゴを持って様々なジャンルに挑む子どもたちと"可能性"や"笑顔"を表現するストーリーとなっている。CM衣装で登場した小関は「小さい頃に聴いていたCMだったので、これを歌うようになったんだなという嬉しさがありました」とオファー時の心境を明かしつつ、「撮影はあっという間でしたよ。1日で撮り終えたんですが、子どもたちの笑顔に包まれての撮影だったのであっという間に終わりました」と撮影は順調に進んだという。同CMでは純金のタマゴを持って撮影に臨み、「一番最初に感じたのは、警備員さんがたくさんいる環境でした。私生活でこれだけ大きな純金を手にすることがないので、緊張しましたね。手汗が出てしまいました」と振り返った。CMで歌った歌詞の一節にちなみ、「現在コツコツやっていることは?」という質問に、「もともと身体が硬いので、毎日ストレッチするようにしたり体幹トレーニグを毎日するようになりました。やらないとすぐ戻るので必死にやっていますよ(笑)」と回答。また、今後の目標について「自分の目標は素敵な30代を過ごすこと。そのためには趣味を広げることもそうですし、広げるだけではく濃厚に身に着けなければいけないというのが目標です」と語り、「先日、共演した森山未來さんとリハーサルスタジオにいた時、物体が落ちていると思ったら人間だったんです。関節が柔らかすぎて、一つの物体になっていたんですが、それが森山さんでした。人間がこんなに柔らかくなれるんだ! と思いました(笑)。そんな30代になりたいですね」と森山を理想の30代にあげていた。
2019年03月15日同作は、日本のマラソンの発祥といわれ現在も160年以上にわたり受け継がれている、安政遠足(あんせいとおあし)を舞台にした土橋章宏の小説『幕末まらそん侍』を実写映画化。日本を代表する超豪華キャストと、アカデミー賞受賞歴を持つ世界的スタッフが集結した。青木は最初の挨拶時に「健! 健! 裕太! 菜奈!」と、観客の持つ応援うちわやボードに注目。「あ、"太裕"になってるよ、裕太じゃなくて!」と観客をいじり、隣の小関は爆笑で崩れ落ちてしまう。青木は「(映画を)ご覧になってる間も足元に置いてね。(応援対象が)いらっしゃいますから。この時間も楽しんでください」と、上映中の観客の様子まで想像していた。三郎を演じた小関は、裏設定について話を振られると「ちょっと恥ずかしいんですけど……」と苦笑。「なんでこの若者が荒くれ者に混ざったのかなというのが、答えがずっと見つからなくて」という小関は、準備期間中に助監督らとテーブルを囲み、「台本にはないけど、前夜に会ってたらどういう会話をするのかやってみて」と考えさせられたという。小関が「行き着いたのが、失恋」と設定を明かすと、佐藤や森山は微笑ましかったのか、笑顔に。小関は「周りから見たら大したことのない失恋かもしれないけど、己を壊したい、壊してみたいという事で、命を投げ打って参加したんじゃないかなという裏設定です」と明かした。また、平成の間にやりたいことを聞かれた小関は「今、山奥でロケ中で、旅のしおりに『街灯がない』『イノシシが出るので外を出ないでください』と書かれているんです。今年は亥年だし、年男だし、イノシシに出会いたいです!」と宣言し、青木から「しおりに書くほど危ないっていってんの。しおりに書くほど!」と指摘される。さらに「イノシシに出会ったらどうするのか」という質問には「……喜ぶ」と答え、会場中の笑いを誘っていた。
2019年02月23日吉村界人主演舞台「またここか」が9月28日(金)から10月8日(月・祝) まで、東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERで上演される。ガソリンスタンドを舞台にした、異母兄弟を含む男女4人の危うい愛の会話劇だ。【チケット情報はこちら】2度目の演出となる豊原功補と、坂元裕二の脚本という、付き合い長く互いの魅力を知るタッグ。坂元はこれまでテレビドラマ『カルテット』『最高の離婚』『それでも生きてゆく』『anone』など数々のヒットドラマ作品を世に送り出しおり、今回は本舞台のための当て書き&書き下ろしとなる。脚本について豊原は「テレビドラマだと女性を主人公に描くことが多いですが、今回は男兄弟の話。かなり新しい気がする」と期待しているようだ。主演は、今回が初舞台の吉村界人。出演が決まった時には、緊張で逃げ出したかったそうだ。しかし同時にワクワクもしたと言う。「正念場。この舞台をクリアしないと役者としてやっていけない。自分をぶつけないといけない状況がきた」と力が入る。ガソリンスタンドで働く青年の役と知り、「ガソリンスタンドに行きバイトの相談をしました。「数時間になるのですが、見学だけでも」と頼みましたが、さすがにできなかった」と真顔で振り返る。これまで吉村は映画「モリのいる場所」や連続ドラマ「スモーキング」などで強い印象を残してきた。しかし役作りのために舞台の現場にまでリサーチしたことはなかったそうだ。初舞台に対する気合いの入りようが伺える。これを知った豊原は「嬉しいですね。俺も頑張ります」と笑顔を見せた。吉村が演じるのは、秘密を持ち、危うさのある青年・近杉。自らの妄想におびえるという役どころだが「やっちゃいけないことをやりたくなる衝動、わかります」と共感をつかんでいる。当て書きのため、稽古を重ねていくうちに役が変化し、吉村にしかできない舞台になるだろうことも楽しみだ。ほかの出演者は、舞台俳優として長年独特の存在感を放ってきた岡部たかし。映画『あゝ、荒野』で印象的なヒロインを演じた木下あかり。ナイロン100℃の小園茉奈。豊原は「負担はそれなりにあるだろうけれど、大丈夫でしょう」と信頼を見せる。取材の最後に豊原は、吉村について「異質感のある俳優で、一歩先へ行こうともがいている印象がいいなと思っていた。実際に会うと、役者に、芝居に、真剣に向き合ってる人だと言う印象。出っ張った感じが面白いですね」と期待が高まる様子だ。公演のチケットは発売中。取材・文:河野桃子
2018年08月30日吉本興業は21日、都内で会見を開き、秋元康氏プロデュースによるアイドルグループ・吉本坂46を結成することを発表。お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇は、オーディションに応募する意欲を見せ、また、メンバーに入ってほしくない人としてウーマンラッシュアワーの村本大輔を挙げた。平成ノブシコブシの吉村崇吉本坂46は、乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾。よしもと所属タレント約6000人を対象にしたオーディションでメンバーを決める。芸歴・男女不問、ユニットの芸人でも個人でのエントリーとなる。ガチで歌う本気のアイドルユニットで、ソニーミュージックからメジャーデビュー予定。活動開始は年内を予定しており、目標は「東京ドーム公演」「紅白歌合戦出場」とのことだ。会見には、陣内智則、次長課長の河本準一、平成ノブシコブシ、南海キャンディーズのしずちゃん、ジミー大西ら所属タレント約100人が出席。吉村は「恋愛は禁止ですか?」「37の独身の恋愛ってなんなんだろう」と恋愛禁止のルールを心配しつつ、「笑顔で楽しいアイドルになりたいと思います」と意気込みを語った。また、入ってほしい人を聞かれると、吉村は「河本さんに入ってほしい。すごい前向きなのでぜひ入ってもらいたい」と、会見で迷わず応募を宣言した河本を推薦。さらに、入ってほしくない人を聞かれると、「村本ですよね」と不仲を認めているウーマンラッシュアワーの村本大輔を挙げ、「単純に嫌い。やめてアメリカ行くみたいですから早く行ってほしい」と話した。
2018年02月21日俳優の吉村界人が27日、東京・ユーロスペース渋谷で行われた映画『サラバ静寂』(1月27日公開)の公開初日舞台挨拶に、SUMIRE、若葉竜也、森本のぶ、斎藤工、宇賀那健一監督とともに登場した。同作は娯楽が禁止された近未来の日本を舞台に、音楽に出会ってしまった若者たちの解放を描く青春SFロードムービー。吉村は「映画が好きで、表現したい一心でやっていて、やれることにすごく感謝しています」と初日の気持ちを表した。宇賀那監督は、2週間という撮影期間を「短い期間ではあったんですけどいろんなことにこだわっていたので、ロケ地が本当に廃墟。だからこそ生まれたリアリティのある芝居です」と振り返った。「斎藤工さんもこだわっていただいて……」と話を向けると、斎藤は「チュッパチャプスを買いに行っただけです」と謙遜する。撮影中、吉村らに若い力を感じていたという斎藤は「ここ(映画館)に入った時にも、すさまじい二酸化炭素の量を感じまして」と笑顔に。「後味も少しビターで、素敵な映画。雪がやや残る、ややいかがわしい渋谷の街を、この映画の余韻に浸りながら歩いてください」と観客にメッセージを送り、「週末の渋谷は危険なので」とニヤリと注意喚起した。トーク中には、マイクの電池が切れてしまうハプニングも発生した。斎藤が「地声で行きましょう」と促し、監督・役者陣も地声で話すなど対応。斎藤自身も新たなマイクが渡されるまで、観客に向かって地声でトークを繰り広げていた。
2018年01月27日名優・山崎努と樹木希林の初共演で話題を呼ぶ『モリのいる場所』。画家・熊谷守一をモデルに沖田修一監督がメガホンを取る本作の新キャストとして、若手演技派俳優・吉村界人をはじめ、加瀬亮、光石研、青木崇高ら豪華俳優陣の出演決定、「昭和49年懐かしのお茶の間」の風景とともにコメントが到着した。■あらすじ時流にも無頓着、自分のやりたいことだけに夢中になる画家の守一、通称モリは94歳。ともに人生の荒波を乗り越え、ちょっと変わった夫との暮らしを楽しむ妻・秀子76歳。自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、モリの描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、モリは妻の秀子と2人の生活をしているが、毎日のように来客が訪れる。若い写真家、温泉旅館の主人、隣人の佐伯さん夫婦、郵便屋や画商や近所の人々、そして、得体の知れない男…。今日もまた、モリとモリを愛する人々の、可笑しくて温かな1日が始まる。■若手からベテランまで!追加キャスト発表山崎さん(80)と樹木さん(74)の初共演が話題となっている本作に、このほど、20代から60代までの個性豊かな俳優たちの出演が発表された。モリに惚れ込み、モリの写真を撮ることに情熱を燃やすカメラマン・藤田に、沖田監督と同世代で現在の日本映画を牽引する演技派・加瀬亮(42)、その藤田のアシスタントとして現場に連れてこられた鹿島に、TVドラマ「僕たちがやりました」で一躍注目を集め、『ビジランテ』『サラバ静寂』とこれからの日本映画を支える気鋭監督とのタッグが続く若手演技派の吉村界人(24)の出演が決定。さらに、経営する温泉旅館の看板を描いてもらうためにやってくる朝比奈に、多数の映画・TVで名バイプレイヤーとして大活躍する光石研(56)、熊谷家の隣のマンション建設のいかつい現場監督・岩谷に、『るろうに剣心』シリーズ、『雨にゆれる女』の青木崇高(37)、マンション・オーナー水島役に、映画に舞台にと才人ぶりを発揮する吹越満(52)、熊谷家の家事を手伝うモリの姪・美恵ちゃんには、名舞台女優・池谷のぶえ(46)、そしてモリの家に入り浸る画商・荒木役に、沖田組常連のきたろう(69)など、とびきり個性的で魅力的なキャストが勢ぞろい!■吉村界人&加瀬亮らコメント到着『南極料理人』をはじめ『キツツキと雨』『横道世之介』『滝を見にいく』『モヒカン故郷に帰る』など、国内外で高い評価を受ける沖田監督作品への出演について、キャストたちは「詩人のまどみちおにも通じるような熊谷守一の宇宙に興味をもっていたので。監督はじめ、今回参加するいろんな人の感じ方を知りたくて出演を決めました」(加瀬さん)、「熊谷×沖田×山崎×樹木。この魅力全開なスクエア映画を断る俳優はいません!現場では、最高に幸福な時間が流れておりました。有難うございました!」(光石さん)とコメント。今回、初の沖田組参加となる吉村さんは、監督の印象を「技術からは学ぶことができないその人の話し方や動きを、甘受してくださる方でした。僕は僕でいいんだと、思えました」と語り、山崎さんとの共演について「絶え間ない緊張感がありました。僅かですがお話させていただいたときに、僕は到底、聞くだけで精一杯でしたが、初心だけは、忘れたらいけないんだ。という感覚だけは感じました。それは、心も行動も。気構えが素晴らしかったです」と感銘を受けた様子。樹木さんに対する「生きていてお会いしたことないくらい稀有な方でした。映画、音楽、恋、仕事の話をしました。とても大切な時間になりました。ただ僕のことをジュリーと呼んでいましたけど…もう一度ご一緒したいです。必ず」というコメントからも、世代を超えた出演者たちの化学反応がうかがえる。また、山崎さんとの共演も出演の決め手になったという青木さんが「リラックスして関係性を探っていけたのでとても楽しかったです。樹木さんが現場で色んなアイデアを出されていたのが印象的でした」と撮影時を振り返っているほか、「まず、台本をいただいて、自分がどの役をやるのかは気にせず一度読んでモリの魅力に胸がきゅっとなり、二度めに樹木希林さんとの共演シーンがあると知り、お尻の穴がきゅっとなりました」(吹越さん)、「沖田監督の世界にどっぷり浸かることができる喜びで参加させていただきました。現場での誰よりもワクワクしている様子の監督に接して、ますますファンになりました。」(池谷さん)、「沖田監督が好きだから」(きたろうさん)とコメントを寄せるなど、数々の作品へ出演を果たしてきた名俳優たちも、沖田監督独特の世界観と、それを支える山崎さん・樹木さんの名タッグに惚れ込んでいるよう。12月1日から熊谷守一の没後40年・大規模回顧展がはじまるなど、映画ファンのみならず美術ファンからも熱い注目が集まる『モリのいる場所』。人と人との懐かしく温かいつながりを描く本作を楽しみにしていて。『モリのいる場所』は2018年5月よりシネスイッチ銀座、ユーロスペース、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月07日吉村界人を主演に、浅野忠信とCharaの愛娘SUMIRE、若葉竜也という注目の若手俳優が出演する宇賀那健一監督による『サラバ静寂』。本作に、斎藤工も出演していることが分かった。俳優として、映画『着信アリfinal』や大河ドラマ「龍馬伝」などに出演、初監督作『発狂』が数々の国際映画祭で上映され、続けて監督した3作品がカンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーに入選。2016年に公開された『黒い暴動』も注目を集めた宇賀那監督が、企画・脚本から手がけた本作。音楽や映画、小説など、一切の娯楽が禁止された架空の日本を舞台にすることでも話題を呼んでいる。このたび、主人公ミズト(吉村さん)とトキオ(若葉さん)たちを追い詰め、音楽を心から憎んでいる警察官・杉村役で、映画『昼顔』や『去年の冬、きみと別れ』などに出演する斎藤さんの出演が決定。高橋一生・主演『blank13』で長編初監督をし、移動映画館 「cinema bird」の主催など、幅広い活躍をしている斎藤さんが驚くほどの怪演を見せている。また、斎藤さん演じる杉村と同じく警察官の三島役で、「オフィスMORIMOTO」代表にして、『アウトレイジ最終章』『亜人』『沈黙-サイレンス-』など映画やテレビで活躍中の森本のぶ、そして映画『ケンとカズ』で主演を務めたカトウシンスケらの出演も明らかになっている。キャストコメント到着■斎藤工(杉村役)海外の映画祭等に行く度に痛感するのは、若いチームだとか、バジェットがどうだとか、日本でどんな状況だとか、そんなことは映画には全く関係なくて、そんなことを観に来てる人間は居なくて、それらを凌駕する“何か”が宿り、届くか否かでしかない。その“何か”を船頭である宇賀那監督から感じた気がしました。■森本のぶ(三島役)人は映画や音楽が無くても生きていけるのかもしれませんが、戦後の日本人を支えたのはやはり娯楽。映画や音楽を見聞きすることで人々の希望になったと思います。いまでも映画・音楽を禁止する国が実際にあるらしいですが、日本も近い未来そんなことになり、兼ねないと思えるリアリティーがこの映画にはあるとおもいます。自分が演じさせて頂いた三島役はそんな近未来の世の中で警察官という立場でありながら…難しい役どころを演じさせていただきました。『サラバ静寂』は2018年1月27日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月07日大森南朋×鈴木浩介×桐谷健太がトリプル主演を務め、鬼才・入江悠監督がオリジナル脚本でメガホンをとる『ビジランテ』。本作に、若手俳優随一の個性派・吉村界人や、「日活ロマンポルノ」リブート・プロジェクト作品で注目を集めた間宮夕貴、岡村いずみの出演が明らかとなった。『SR サイタマノラッパー』劇場版三部作で躍進を遂げ、現在公開中の『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』が全国映画動員ランキング3週連続No.1に輝いた入江監督が、“長男”大森さん、“次男”鈴木さん、“三男”桐谷さんという実力派俳優を主人公の三兄弟に迎えて贈る本作。監督の地元・埼玉を舞台に、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突をオリジナル脚本で描いた衝撃のノワールだ。タイトルの「ビジランテ」とは、警察や法律が機能してない世界で、自分たちの力・判断で自分たちを守ろうとする “自警団”の意味を持つ。そんな本作に出演することになったのは、同世代の人気若手俳優の中でも、独特の個性と魅力にファッション界など多方面から熱い視線が集まる吉村さん(24)。鈴木さん演じる次男・二郎とともに地元の自警団で活動する石原陸人に扮する。どこか危険な雰囲気を漂わせる鬱屈した感情を抱えた若者を“危うく”かつ“妖しく”演じる吉村さんは、「僕は、オーディションのときから、陸人は僕しかいないんだ!と強く思っていました。だから決まったときは1人小さく頷きました。入江監督のようにオリジナルでこういう作品をやる監督はいま稀有ですし、こういったテイストが僕は好みでもあるので、ここで他の作品とも、先輩方とも、勝負するんだと、冷静に想像しました。冷静と情熱の間で、胸騒ぎがしてました」と、アツく真摯にコメント。また、大森さん演じる長男・一郎とともにヤクザに追われて逃げてきたサオリ役を務めるのは、間宮さん(26)。「日活ロマンポルノ」45周年を記念したリブート・プロジェクト『風に濡れた女』で主演を努め、「第26回 日本映画プロフェッショナル大賞」にて新進女優賞を受賞しており、本作では大森さんとの激しい絡みのシーンも体当たりで演じ切る。「1月の撮影、己との戦いはありますが、寒さとの戦いも激しく、キャスト、スタッフ、命を削って撮影しました。入江悠監督の世界に入っていままでの人生をかき乱されました」と間宮さん。「こだわりの強さ、粘り強さ。現実なのか映画の世界なのかわからない状態で五感を研ぎ澄ました作品です。この作品に出会ったことで私は大きく変われた自信があります。皆様も心が震えて、燃えてグチャグチャにかき乱されて欲しいです」と気になるコメントを寄せる。さらに、桐谷さん演じる三男・三郎の経営するデリヘルで働く亜矢役を演じる岡村さん(27)は、同リブート・プロジェクトの行定勲監督『ジムノペディに乱れる』にて初ヌードを披露し、「第59回ブルーリボン賞」新人賞を受賞するなど役柄の幅を広げている。岡村さんは本作の出演にあたり、「入江監督の『太陽』の長回しのシーンに心を射抜かれ、いつかご一緒できたらなと思っていたので、お話をいただいたときは本当に嬉しかったです」とふり返ってコメント。「今回演じた亜矢は、私にとって初めてとなる風俗嬢の役で、大変ではありましたが、監督の熱い想いを感じ、喜びと、なんとか食らいついてやる、という気持ちで挑みました。厳しい寒さの中、スタッフキャストのみなさんと必死で生きた日々は、過酷ながら幸せな時間でした。みなさんにどう受けとってもらえるのか、楽しみでなりません」と、観客の反応に期待を込めている。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月21日数多くの人気若手俳優の中でも独特の個性と魅力にファッション界など多方面からいま、熱い視線が集まっている吉村界人。その存在感で急速に頭角を現し、この夏以降ドラマ、映画と出演作が続々控え、「今年下半期No.1ブレイク」の呼び声も高い吉村さん、その魅力とは!?吉村さんは93年2月2日生まれの現在24歳。同世代の俳優といえば菅田将暉、山崎賢人、福士蒼汰、野村周平、竹内涼真、成田凌といったいずれもこの数年で飛躍を遂げた人気俳優たちがズラリ。まさに“イケメンゴールデンエイジ”と言っても過言ではない世代に生まれた吉村さんは、2014年に『ポルトレ-PORTRAIT-』で映画主演デビューを飾り、アカデミー賞外国語映画賞出品作品『百円の恋』や「信長協奏曲」シリーズなどへの出演を経て2016年公開の『いいにおいのする映画』でW主演。その後は『ちはやふる』や『ディストラクション・ベイビーズ』、『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』など立て続けに出演作が公開。浅香航大、岸井ゆきのといった同世代の俳優たち、そして『ディストラクション・ベイビーズ』でも共演した柳楽優弥らも参加した『太陽を掴め』でミュージシャンのヤット役で再び主演を務めた。今年に入ると「お前はまだグンマを知らない」の轟一矢役でコメディの可能性も開花させ、先日最終回を迎えた日本テレビ系「母になる」では一転、沢尻エリカ演じる主人公・結衣の息子・広を誘拐、その後自殺を図る大学生役を演じ、テレビ東京系「100万円の女たち」では金髪姿で登場するなど、俳優としての底知れぬ可能性を見せ続けている。吉村さんといえば、同世代の若手俳優たちと一味違う独特の雰囲気とセンスが、映画、ドラマ界以外からも大きく注目される存在。特に彼のインスタグラムにはファッション誌のモデルのような個性的なスタイリングの吉村さんが毎回のように登場。SNSでは「おしゃれ感漂うわ~~吉村界人さん好きだわ~~」「吉村界人は存在がアート。不思議。」「インスタ初めて見たけど、まさに表現者という感じで惹かれました」など、その比類なき世界観に魅了されたファンのつぶやきも多数見受けられる。もちろんその内面で培われた感性は演技にもフィードバック。「危ない匂いのする俳優がすきなんだよなぁ吉村界人」「印象的な演技をするなーって思った。」と彼の持つ“危うさ”や“妖しさ”に惹かれる人が続出している模様だ。若手俳優のなかでも比類なき個性で独自の存在感を醸す吉村さんだが、7月19日(水)23時56分~TBS系でスタートする「くりぃむしちゅー」有田哲平、本田翼、「水曜日のカンパネラ」コムアイら個性派キャストが揃った「わにとかげぎす」に出演が決定。また映画最新作となる『獣道』が7月15日(土)よりシネマート新宿ほかで全国にて公開、さらに岡田准一主演、原田眞人監督で贈るスペクタクル・アクションムービー『関ヶ原』が8月26日(土)より公開されるなど、今年後半はより一層吉村さんの姿を目にする機会が増えそう。俳優としてだけでなく“表現者”としてただならぬポテンシャルを秘めた吉村界人の今後の活躍から目が離せない。(笠緒)
2017年06月16日手塚治虫の漫画を、横山裕主演で舞台化した妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」が5月7日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで開幕した。脚本・演出は倉持裕。音楽は宮川彬良。出演は横山のほか、中川翔子、浜野謙太、本仮屋ユイカ、馬場徹、銀粉蝶、竹中直人ら。妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」チケット情報1960年代の東京。その斬新すぎる演出によってテレビ業界を追われた自称・天才TVディレクターの門前市郎(横山)が、“ジレッタ”によって、自分を追放した芸能界に復讐を企て、さらには政治の世界をも巻き込んでいく。“ジレッタ”とは、ヴァーチャル・リアリティのように人間の妄想を他人に共感させることができる仕組み。マスコミ社会を舞台に、人間のなまなましい欲望を風刺する作品の中で、人間の妄想によって立ち上がる“ジレッタ”の世界観は、まさに奇抜で強烈。妄想歌謡劇と銘打たれたように舞台上では、歌や踊り、美術、衣装など様々な要素を駆使して“ジレッタ”が立ち上がり、客席も同時に様々な“ジレッタ”を体験することになる。初日公演前の会見で横山は「歌ってお芝居することが初めての経験で、皆さんに助けてもらいながら稽古しました」と、歌が盛りだくさんの舞台の大変さを語りつつも「キャストそれぞれ登場シーンに歌があるんですけど、それぞれカラーがちがって、本当バラエティ豊富で魅力的な方々が集まったなと思います。どういう化学反応が起きるか。皆さん畑ちがいで歌い方もちがうので、これを楽しんでいただけたら」と公演をPR。横山の座長ぶりについては「横山さんは原作の門前が乗り移っているみたいで、幕が開いた瞬間からギラギラして、すごいオーラ」(中川)、「ずっと集中力が途切れないのがすごい。今回は仕掛けがとっても多くて、スタッフさんと役者をつなぐ橋渡しまでしてくださって、本当に目がいくつあるんだろうと思います」(本仮屋)と共演者から絶賛。出演者同士の雰囲気も良好の様子で、特に横山に毎日飲みに連れて行かれているという浜野について「ちゃんと太ってきてるんですよ。ザ・中肉中背」(横山)、「(原作漫画のキャラクターに)そっくりになってきた」(中川)とかけあい、会場を笑わせた。公演は6月4日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、6月10日(土)~19日(月)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演する。東京公演は立見券、当日券整理番号をチケットぴあにて受付中。
2017年05月09日「大きくなったら何になるの?」と聞くと、「ゾウ!」と答えたり「あそこのコップを持ってきて」と頼むと、見当違いのコップを持ってきたり…。子どもはママの意図と違った返事や行動をすることがありますね。でもそれは、子どもなりに一生懸命に考えた結果です。広野幼稚園(京都府宇治市)では、そんな子どもの言動を28年間記録し続けて、日常の保育や避難訓練に生かしています。あんふぁん読者の「子どもに伝わらなかったこと」を取り上げながら、子どもが勘違いしない伝え方や子どもの勘違いを楽しむ姿勢について聞きました。お話を聞いたのは広野幼稚園(京都府宇治市)/吉村裕園長(左)/木村典子主任(右)よしむら・ゆたか/保育内容から施設まで、さまざまな領域において「オンリーワン」でありたいという考えの下に、幼稚園教育を展開している。著書に「子どもの心とからだを育てる広野幼稚園からのメッセージ」(大修館書店)など。きむら・のりこ/学生時代に広野幼稚園にて教育実習を受けて以来、同幼稚園で23年間教諭を務める。3人の子どもの母。Q.ママが伝えたかった意図が子どもに伝わらなかったことは?※2017年1月11日~31日、Webアンケート、有効回答数1081記録し続けている子どもの言動は約5500件!広野幼稚園の先生たちが、保育中、意外に感じた子どもたちの言葉や行動を記録し始めたのは、1989年のことです。「目的は保育者の実力向上のためです。保育者は子どもの言葉・行動を学ばなければいけませんが、大人の言い方・やり方を押し通してしまうことがあります。記録することで、反省し、次に生かしていくために始めました」と、記録の発案者である吉村裕園長。今では約5500件の事例がデータに保存され、日々更新されています。先生たちは必要に応じて、「音楽会」「避難訓練」などのキーワードを入れて検索し、過去の事例を読むことができるのです。保育歴23年のベテランである主任の木村典子先生も記録を活用しています。「私たちの伝え方がちょっと足りないと、子どもたちはこちらの意図と違った動きをします。それを記録することで、どんな言葉が足りなかったのか、どう言えば伝わったのかを考えます。他の先生たちの記録も読めるので、一人の経験だけで終わらずに、みんなで共有できるのがいいですね」子どもの勘違いを楽しむ気持ちも忘れない子どもの勘違いは子どもが悪いのではなく、大人側の言葉が足りないため、と捉えている先生たちですが、全てにおいて子どもが勘違いしないように大人が伝え方を配慮しなければいけないとは考えていません。「子どもは勘違いをすることで学んでいくことがたくさんあります。例えば、『頭を使って考えなさい』『腹が立つ』などの体の部位を使った表現は、多くの子どもが勘違いします。でも、それによって新しい表現を覚えていきますから、勘違いさせないことが全ていいわけではないですね」と吉村園長。このページで紹介している読者ママの伝わらなかった例の中にも、笑って済ませていいものがあります。吉村園長も、勘違いによって、危険なことが起こらないように注意して、他は「かわいいな」と味わってほしいと言います。■伝わらなかった…1「赤ちゃんを見ててね」と言ってトイレに行ったら…赤ちゃんが転んで泣いているのに、じーっと見ていました。そして誇らし気な顔で「ちゃんと見てたよ」。[宮城県・年中ママ]こう伝えたら?「赤ちゃんが転ばないように」「椅子から落ちないように」などと具体例を出してあげるといいと思います。年中、年長さんだったら「見ててね」よりも、「守ってあげてね」の方がママの意図が伝わるように思います。[木村先生]■伝わらなかった…2「目をパチパチして」と言ったら…目薬を差して言ったのですが、手をパチパチと叩いていました。[愛知県・年少ママ]こう伝えたら?子どもは自分のやってきたことに結び付けて考えることが多いものです。言葉だけでなく、「こうやるんだよ」とやり方を見せてあげるといいですね。[木村先生]■伝わらなかった…3「ちょっと揺らして」と言っておいたら…下の子をバウンサーに座らせ、「泣いたらちょっと揺らしてあげて」と言ったら、下の子が飛んでいきそうな勢いで揺らしていました。[奈良県・年中ママ]こう伝えたら?「ちょっと」「少し」などの加減が分からないことが多いので、「このくらい揺らしてね」と見本を見せると伝わります。[木村先生]■伝わらなかった…4「みんながそろったらご飯を食べよう」と言ったら…白米以外のおかずを全部食べてしまい、「ご飯(白米)はみんながそろってからだよね」と言ってました。[埼玉県・年中ママ]こう伝えたら?人生経験が少ないので、ご飯が米そのものを指す場合と、食事の意味で使われる場合があることを知りません。「ご飯」を「夕ご飯」と言い換えれば、勘違いしないと思います。[木村先生]■伝わらなかった…5「左右をよく確認して」と交差点で言ってるけど…首を左右に向けているだけで、「安全を確認する」ということが伝わっていないと感じます。[大阪府・年少ママ]こう伝えたら?「右に車が来ていないかな?左に車が来ていないかな?」など、「車が来ていないか見るんだ」ということが分かるように伝えましょう。「右・左」を理解するのが難しいので、指で方向を示してあげてください。[木村先生]子ども目線の分かりやすい伝え方毎日、忙しいママたち。子どもの勘違いに困ったり、ちょっとイラッとなったりすることもありますね。木村先生と吉村園長に、子ども目線の伝え方を聞きました。知っておきたい子どもの苦手な表現 (木村先生)子どもは大人の言っていることが理解できなくても、「分からない」とはあまり言いません。自分の知っている知識や経験に結び付けて、一生懸命に考えます。その結果、時々とんでもない事態になることがあり、大人は「どうしてそんなことするの?」と驚いたり、叱ったりしますが、子どもからしたら考えた上での行動です。例えば、子どもに対して「同じことを繰り返し叱っている」というような場合は、もしかするとお母さんの言っていることを理解できていないのかもしれません。それだけが原因とは限りませんが、まずは伝え方を変えてはどうでしょうか?子どもが苦手とする表現や理解の仕方を覚えておくと、普段の生活でも役立ちます。マンガのように、初めての作業をやってもらうときは、完成形を見せてあげると、勘違いが少なくなります。「ちょっと待ってて」なども、どのくらい待てばいいのか分からないので、「この番組が終わるまで」「長い針が6の所まで」など、具体的に伝えるのがオススメです。苦手な表現と理解の仕方● 「これ」「そこ」などの代名詞「こそあど」が苦手● 時間や程度を表す「ちょっと」「少し」が苦手● 「見ててね」と言われたら、「見ること」を忠実に守るなど、言葉通りに行動する防災・安全のための伝え方の工夫 (吉村園長)地震や火災を想定した避難訓練の際、子どもが予想外の動きをして驚かされることがあります。例えば、火事のときは「ハンカチを口に当てる」と子どもに教えていますが、「さあ、逃げましょう」というときにハンカチが手元にない子は、逃げる経路と反対方向であってもハンカチを取りに行こうとします。2、3年前にあった事例です。子どもはある意味、言葉に忠実です。それ以来、「ハンカチがなければ、着ている服の袖口でもいい」とか、「地震が起きたとき、頭にのせる座布団が近くになければ、絵本でもいい」など、方法は一つではないことをできるだけ伝えるように心掛けています。子どもに正しく伝えたいものの一つに、交通安全のためのルールがあります。それには、「右・左」の理解が重要ですが「右・左」は空間把握の中でも子どもたちには難しい概念です。本園では30年以上前から、視力検査のランドルト環(Cの形)を使って「右・左」を教えています。ランドルト環の形に切り出した厚紙を先生が持ち、「右」を伝えたいときは穴を子どもたちから見て右に向け、「左」の場合は穴を左に向けます。普段の保育の中で、「コップを右側に置きましょう」「椅子の左側に立ちましょう」などと使っているうちに、徐々に「右・左」が分かるようになります。「天使のひと言」を聞き逃していませんか?広野幼稚園の先生たちが日々記録しているのは、子どもたちの言葉や行動の勘違いだけではありません。思わずほほ笑んでしまうような印象深いエピソードも忘れずに書き留めています。それらは先生たちが保育に役立てるだけでなく、保護者の皆さんに楽しんでもらおうと、毎月の園便りの「ほほえみ」というコーナーと、ホームページの「天使のひと言」というコーナーにアップしています。「紹介しているものは特別な例でも何でもなく、子どもは普段の生活の中で、何気なくこうした姿を見せてくれます。きっと園以外の場所でも、子どもたちは大人を笑顔にしてくれるひと言を発したり、行動をしているはずです。お母さん・お父さんたちは毎日忙しいので、もしかすると気付いていないかもしれません。ぜひ、子どもの話に耳を傾けてみてください。今よりもっと育児が楽しくなると思います」と木村先生。先生たちの真似をして、うちの子の「天使のひと言」を書き留めておくと、いい思い出にもなりますね!広野幼稚園HPから 天使のひと言強いからかな朝から少し元気がなかったSくんの手に、 彼が好きな虎の絵を油性ペンで描きました。しばらくして手洗いうがいをして帰ってきた彼は「先生! 先生が描いてくれた虎、強いからまだ残ってるわ!」と嬉しそうでした。赤ちゃんの手みたいだねY君が「先生、赤ちゃんの手だよ」と言いながら袋を渡してくれました。不思議に思いながら中を見ると、そこにはもみじが入っていました。小さな音で合奏の練習で初めて音量の調整に取り組んだときのこと。木琴を演奏している子どもたちに、「ここは優しく、小さめに演奏して」と言うと、 Rちゃんは、肩をすぼめ、膝を少し下げ腰をかがめ、 全身で小さな音を表現しました。監修/西東桂子(あんふぁんサポーター)illustrationYAMAMOTO Mamoru
2017年04月12日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が出演する、ハイチュウプレミアム新CM「もちもち」編が18日より放送される。今回のCMでは、「横山も~ちもち~」というオリジナル”もちもちソング”で同商品の特徴であるもちもち感を表現。横山、柴犬のローラ、猫(スコティッシュフォールド)のボアのほっぺたを”もちもち”と伸ばすことで、商品のもちもち感も表した。スタジオに入ると、先に撮影を行っていたローラを「癒されるわ~」と見守っていた横山。自身の番になると、椅子に座って頬を伸ばされるだけという内容に「俺、何もしてないけど……大丈夫ですか?」と困惑していた。しかし、爆笑するスタッフに「ほっぺたを引っ張られるだけで笑ってもらえるんや」と安心した様子だった。様々な表情を撮影するために、繰り返し頬をのばされると「何回でもやってください。どうにでもしてください。僕は座ってるだけですから……」と苦笑。撮影終了後には、犬のローラと戯れスタッフを癒していた。感想を聞かれると、横山は「何も手応えを感じない……」と笑いながら返答した。
2017年03月17日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕と佐々木蔵之介が28日、W主演の映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の初日舞台あいさつに、共演の北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、橋本マナミ、木下ほうか、小林聖太郎監督とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。出演する俳優もほぼ関西出身者を揃えたが、「東京に魂を売ったか?」という質問に、佐々木、横山、橋本、木下、小林監督がマルのカードを掲げた。「25で上京しましたけど、早い段階で魂を売りました」という木下は「やっぱりね、ガラ悪いじゃないですか大阪って」と説明。東京は「ちゃんと並ぶし、クラクション鳴らさないし、急にどついてくる人いないから」と良さをうったえた。同意を求められた横山が「この前大阪でロケしてて、普通に大阪のおばちゃん近寄ってきて、僕のポケットにそっと飴ちゃん入れていきましたよ」と大阪の”ぐいぐい”エピソードを披露すると、木下は「ありがとうやん、それは」とツッコミ。横山は「だから、いい街ですよね」と大阪をフォローした。また、バツを掲げた濱田は「大阪で活動させていただいておりまして。ここでイエスってやっても嘘になったので」と意図を表した。濱田が「(東京に魂を売ったと言うのも)面白いかなと思ったんですけど、嘘はいけないと思ったので、こっちにしました」と語ると、会場は微妙な雰囲気となり、横山は「なんかすいません本当いつも、後輩が」と謝罪。2人で「へへへ~」と笑って場を収めた。
2017年01月28日お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、きょう16日深夜に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『EXD44』(毎週月曜24:15~24:45 ※一部地域を除く)で、再び自腹の100万円投資に挑戦する。"EXD44"と命名されたテレ朝の若手ディレクターが、映像コンテンツを制作していく同番組。今回は、昨年8月の放送で、自腹資金100万円で人生初の投資に挑戦して、1週間で全額を失ってしまった吉村が、100万円を取り返すべく、再び自腹100万円でハイリスク・ハイリターンの投資に挑む。ロケが行われた昨年12月、「絶対100万円を取り戻したい!」と息巻く吉村は、今回もポケットマネーから100万円の資金を用意。アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ氏が劇的な勝利をおさめた影響で、激しく相場が変動する「トランプ相場」に殴り込む。しかし、専門家が「買い」をアドバイスするにもかかわらず、破天荒な吉村は勝負に出ようと、100万全額を投資して「売り」を選択する。吉村は100万円を取り返すことができるのか、それとも合計200万円を失うことになるのか…。
2017年01月16日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が13日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の完成披露イベントに、共演の佐々木蔵之介、北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。グループ以外の映画主演が初となる横山と、映画出演自体が初となる濵田。「めちゃめちゃ緊張してます」と語る濵田だが、小林監督から「5人くらいの衣装合わせでも緊張していた」と暴露され、「コンサートでも緊張する」と明かすと、先輩の横山から「逆に聞くわ、何が緊張せえへんの?」と質問された。濵田は「家で1人でいる時くらいで」と答え、「いまだに横山くんにごはん誘っていただいても緊張します」と告白した。横山が「その割にばくばく食うよね」と突っ込むと、「いや、美味しいんでね……」と答え、周囲を笑わせた。映画が決まった時も、横山から誘われて家に行ったという濵田だが、「もう気合いが入りすぎて、帰り際に玄関のところで、『横山くん、頑張りましょね!』と言ったんですよ」とエピソードを披露。少し上から目線な物言いに、横山は「『俺が言うはずやな』と思ったんですよ。まさか後輩から『頑張りましょね!』と言われて、『はい』と言いましたけど」と苦笑した。濵田は「あれ、俺、今間違ったかな~と思って」とその時の心境を振り返り「やっと言えました」と安心していた。
2016年12月13日