「東京ラブストーリー」の坂元裕二や「高校教師」の野島伸司など数々の脚本家を輩出してきた“ヤングシナリオ大賞”。この度、「第27回フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞作の「超限定能力」がドラマ化される事が決定。また本作のキャストに、竜星涼、太賀、永野芽郁といったフレッシュな俳優陣が顔を揃えることが明らかとなった。今回、2061編の応募の中から大賞に選ばれた本作の作者・青塚美穂は、先日発表された第41回「城戸賞」佳作も受賞した実力の持ち主で、「将来は月9を書きたい」と意欲を見せている。また、本作のプロデューサーは「“電車内で駅名が見える”という設定が抜群に面白く、身近な着眼点ゆえ誰もが共感できる作品。また、主人公の成長を描く中で人間に対する温かさがにじみ出ている」と本作を評している。漫然とした日々を過ごす大学4年生の主人公は、ある日、通学中に頭を打って目を覚ますと“人が降りる駅”が見えるようになってしまう。電車の中でしか使えない些細な“超限定能力”。とってもショボい…でも意外と使える。その能力をフル活用し始める主人公。しかし、そこにはとんでもない副作用があった。自堕落に生きてきたひとりの青年がこの“超限定能力”と向き合った時、彼の人生に大きな転換点が訪れる。就職活動がうまくいかない親友とのすれ違い、“降りる駅が見えない”女子高生との交流といった人間関係の中で、主人公はどう変わっていくのか――。本作の主人公・秋山舜太郎を演じるのは、「黒蜥蜴」や『orange』の公開も控える竜星さん。本作がフジテレビ初主演となり、この冬ブレイク間違いなしとも言われれる彼は、「自分の学生時代に少し似ている部分があると思いました。やがて自分の将来と対峙しないといけないと気づく瞬間があるので、そこはきっちり見せたいと思います」と自身の役どころについて語り、「主人公が成長する物語なので、同世代の人たちにも、将来などちょっと蔑ろにしていたことを見直すきっかけを提示できたらうれしいと思っています」と作品についてもコメントを寄せている。また、主人公の親友・斎藤宜秀役には「恋仲」(フジテレビ)でも主人公の愛すべき幼なじみ役を好演し、話題をさらった太賀さんが務め、さらにキーマンとなる女子高生のヒロイン・橋田美雪役には、『俺物語』のヒロインに抜擢され、今年の全国高校サッカー選手権大会応援マネージャーにも決定した永野さんが好演。太賀さんは自身の役について「ノブは性格的には真面目で不器用なんですが、舜に対して、親友でありながらも常に“なんで俺じゃないんだろう”ってうらやましく感じている役だと思います」と語り、「ノブに共感する人って少なくないと思うんです。うそのないよう、丁寧に気持ちの変化などを表現できたら、と思っています」と語った。ヒロインを演じる永野さんは「ここまで追い詰められるという役は初めてだったので、ある意味、挑戦でした。物語の最後に向かって感情が変わっていくので、どうしたらその変化を表現できるか、というのが難しく、そこも挑戦でした」と挑戦の連続だったことを明かした。そのほか、主人公の通う大学の教授に紺野まひる、ルー大柴、ダンディ坂野、武藤敬司らも出演することが決定している。「超限定能力」は12月20日(日)24時45分~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月08日東京の街を舞台に有村架純&高良健吾を迎えて贈る2016年1月スタートの“月9”「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」。この度、本作の追加キャストが発表され、NHK朝ドラ次回作のヒロインに決定している高畑充希、「AAA」の西島隆弘、そして映画・ドラマと出演が絶えない森川葵、坂口健太郎が参加することが分かった。初回の舞台は2010年秋。北海道で暮らす音(有村架純)と、福島から上京して東京で暮らす練(高良健吾)という、普通に生活していたら決して交わることのなかった2人が、北海道で運命的に出会うところからドラマはスタートする。自分の夢や希望を封じ込めて生きてきた音と、そんな彼女がずっと大切にしてきた一通の手紙を偶然にも手にしてしまった練。そんな2人が北海道の田舎町で出会い、それぞれの抱えてきた思いに触れ合うことで、新しい一歩を踏み出し、やがて2人の間に恋が生まれる…。本作は、「東京ラブストーリー」「Mother」「最高の離婚」と数々の名作を世に送り出してきた脚本家・坂元裕二が繊細なタッチで描き出す青春群像ラブストーリー。それぞれにつらい過去を背負っているにも関わらず明るく前向きに生きようとする主人公の音と練の2人を中心に、彼らを取り巻く4人の男女の思いが複雑に絡み合いながら物語が進んでいく。今回、決定したキャスト陣は、過去の自分を脱ぎ捨て、東京の街で華やかに生きる都会の女・日向木穂子に高畑充希。偉大すぎる父への愛憎を抱きながら父に戦いを挑み、負けを繰り返しながらも自分自身を見失わないためにもがき続ける男・井吹朝陽に、西島隆弘。ダサい田舎女から脱却し、都会の色に染まろうとして必死で背伸びし、都会の闇の部分に陥っていく市村小夏に、森川葵。類いまれなルックスを武器に東京の隙間を縫うようにして生きる自由奔放な中條晴太に坂口健太郎という最も注目を集める若手俳優たち。そんな彼らと共に2010年の秋に始まり、2016年の春に終わる物語を、10時間以上の長さをかけて「人を好きになる瞬間」、「その思いがかなわなかったときの痛み」、そして「そうして生まれた恋心の変化」といった、恋愛だからこそ生まれる心の変遷を丁寧に描く。<以下、キャストコメント>■高畑充希(日向木穂子役)制作陣やキャストの名前をひとりひとり聞くたびに、私の中の好奇心が爆発して、居ても立っても居られなくなりました。参加できて幸せです。(脚本家の)坂元さんの言葉のパワーがさく裂していて、何度でも読み返したい台本でした。私の演じる木穂ちゃんは、心の中がこんがらがっていて、もろくて、かわいそうな人です。キャラクターの魅力に置いていかれないように頑張ります!■西島隆弘(井吹朝陽役)月9に出演させていただく事は初めてで約2年、“芝居”から離れていた事で恐れ多い気持ちですが、とても楽しみです。ワクワクしてます。■森川葵(市村小夏役)(音と練の間に入る)そこが一番自分の力のいれどころだと思っています。ハラハラするドラマだと思うのでじっくり見ていただきたいです。■坂口健太郎(中條晴太役)初めての月曜9時、初めての坂元さんの脚本ということでうれしく、とても楽しみな気持ちになりました。ラブストーリーの面白さ、はかなさを、色んな世代の方に向けて発信したいです。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は2016年1月より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日俳優の織田裕二が、4年ぶりの映画となる『ボクの妻と結婚してください。』(2016年秋公開)で主演を務めることが18日、発表された。本作の原作は、放送作家・樋口卓治氏による同名小説。テレビ業界の第一線で働く敏腕放送作家が余命宣告を受け、家族の未来のために残された時間を使って、自身の妻の"最高の結婚相手"を探しだす物語だ。映画には、織田のほか、吉田羊、ネプチューン・原田泰造、高島礼子も出演。『阪急電車 片道15分の奇跡』(11年)や21日に公開を控える『レインツリーの国』の三宅喜重監督がメガホンを取る。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12年)以来、4年ぶりの映画主演で、主人公・三村修治役を務める織田は、「ようやく自分のやるべき作品と役柄に出会うことができた」と感激。さらに、「(オファーを)いただいた時に、まず面白いタイトルだなと思いました。そして脚本を読んでクスッと笑えて、すぅーっと涙が流れました。こんな役は演じた事がありません」とも話し「今、僕はこの作品に出会えてとてもうれしいです」と喜びをかみしめている。修治の妻・彩子役の吉田も「タイトルからしてもう見たい」と織田同様に題を知らされた時点でひかれていた様子。続けて、「台本を読ませていただいたらこれまたさらに見たい。映画が完成した時、この『見たい』をきちんと『満足』にかえられるよう、精いっぱい『妻』の務めを果たしたい」と意気込む。織田については「ずっとテレビで見ていた憧れの方。その方と夫婦役でお芝居させていただけるなんてこの上ない喜び」と感情をあらわにした。修治が見初めた"結婚相手"の伊東正蔵を演じる原田は、役柄を「真面目で誠実な男」と分析。台本を読んだ際を思い出し、「織田さん演じる修治の家族を思うまっすぐな気持ちに胸が熱くなりました。そして、結婚っていいなあと改めて思いました」と話す。一方の高島は、結婚相談所を経営する修治の良き理解者・知多かおり役。「死が人ごとと思えなくなった最近、この物語は勇気を持たせてくれる。家族、友人たちの存在に感謝したくなる」「切ないのに、楽しいと思える心温まるストーリーです」と本作の魅力を語っている。(C)2016「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
2015年11月18日あっという間に3か月が経ち――1月クールドラマが全て最終回を迎えました。なんだか、駆け抜けるように2015年がスタートした印象でございます。【ドラマニア】な筆者と致しましては今クール、全体を通して“涙”を誘う作品が多かった気がしますね。今日はそんな点も踏まえ、毎クール恒例<勝手にベスト3>をセレクトさせていただきました!■第1位:アラサー女子にとっては“耳の痛い”台詞ばかり――でも、なぜか病みつきになる「問題のあるレストラン」坂元裕二さんの書き下ろし脚本×ドラマ「最高の離婚」スタッフによる強力タッグということで、放送当初からその“あるある”具合に着目していたのですが…なんでしょう?予想のはるか上を行く“耳の痛い”台詞の連続にカウンターパンチをくらった、この感じ。公式ホームページには「思いっきりスカッと笑えて思わずホロッと泣ける」とありましたけど、アラサーな私にとっては「号泣の中にこそ生まれる爽快な笑い」でした(笑)。ひとつひとつの台詞、毎話の構成が本当に素晴らしかったです!この作品はキャストもドンピシャで、特に主演・真木よう子さんの脇を固める若手勢が最高でしたね。二階堂ふみさん、高畑充希さん、松岡茉優さんと言えば、まさに2015年を彩る3名と言っても過言ではありません。男性キャストも、東出昌大さん&菅田将暉さんが扮する現代風ちょいクズ男子の妙な存在感が活きていました。時代を風刺した、こういった作品をもっともっと見てみたい!そんな願望に改めて気づかされる一作でしたね。■第2位:プライベートでも仲の良い2人が魅せる名演技――“面白過ぎる副音声”が大きな話題となった「ウロボロス」20年前のある事件を追うため、それぞれが刑事そしてヤクザとなり、秘密裏にバディを組んで警察の闇を暴いていく本格警察ドラマ「ウロボロス」。プライベートでも交流が深いという若手実力派俳優、生田斗真さん×小栗旬さんという名コンビが見事な演技合戦を魅せてくれました。途中何度か「この2人、ちょっと打たれ強過ぎじゃない!?」と思うアクションシーンもありましたが(笑)、そこは原作が漫画ということでOKです。どんでん返しが次々と畳み掛けるように明かされていく仕上がりが非常に面白かったですね。また、これは作品自体とはあまり関係ありませんけれども、副音声「ウラバラス」がこんなにもニュースで取り上げられるとは…驚きました。小栗さん演じる竜哉の腹心を演じたムロツヨシさんの際どい(だけど作品の流れとはほぼ無関係ない(笑))感想トークが延々と繰り広げられるのですが、ネット上では「もっと聞きたい」「再副音声放送して欲しい」と大好評!私もまた聞きたいファンのひとりです。■第3位:美し過ぎるラブシーンに注目――一度は言われてみたい台詞に毎話ドキドキ!?「セカンドラブ」そして最後がこちらの作品。ほぼ全話に渡り描かれたラブシーンが「美し過ぎる」と話題沸騰!これまでに「セカンドバージン」「ガラスの家」など、数々の恋愛名作ドラマを手がけてきた脚本家・大石静さんの絶妙な遊び心が存分に詰まった一作を第3位に入れさせていただきました。大人がハマるスキャンダラスなラブストーリー“夜メロ”という新たなジャンルが生まれた瞬間です。中でも、亀梨和也さん演じるコンテンポラリーダンサー・平慶が恋人役の深田恭子さんに放つ真っ直ぐな一言にドキッ!?「会いたい。電話じゃイヤだ」「一緒に暮らそう。もう帰るな」など、女性なら誰しも一度は言われてみたいと願っている、心の中のウズウズを直撃してくれました。また逆に、深田さんサイドから年上女子の大人な一言として、「これだけ?好きだったら私を抱いて」など刺激的な台詞にも注目が集まっていましたね。同じアラサー女子世代の中には、こうしたドラマチックな台詞を一度くらいは言ってみたいという願望があるのかも…?ドラマを見て笑うことも涙することも、ドキドキすることも――全ては“共感”から生まれるもの。ぜひ、あなたに合った作品を探してみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2015年03月27日フジテレビ系連続ドラマ「問題のあるレストラン」の制作発表会見が1月7日(水)、東京都内で行われ、主演の真木よう子、共演の東出昌大、高畑充希、松岡菜優、臼田あさ美、YOU、安田顕、田山涼成、吹越満、杉本哲太が出席。真木さんの“爆弾発言”で、会場が爆笑とどよめきに包まれた。パワハラ・セクハラが横行する、最低な男社会に反旗を翻す女性たちの姿を描いた内容にちなんで「嫌いな男」を聞かれた真木さんは、YOUさん、臼田さん、高畑さんらが「ケチ」「態度が横柄」「嘘つき」とそつのない返答をする中で「お金を無心する男」と一人実感を込めてシミジミ。リアルすぎる告白に共演者たちが爆笑する中、司会者から「そういう経験がおありですか?」と水を向けられると、「はい、厳しかったです」とクールに答えつつ「もう、今は大丈夫です」と意味深に微笑み、会場をどよめかせた。一方、杉本さん演じる横暴な社長・雨木の娘で人間嫌いのフリーター役の松岡さんは「父親の雨木社長が本当に大嫌い。去年は『じぇじぇじぇ!』なんてやっていましたけど、今年は本当に嫌い。今は杉本さんの笑顔が憎いです」と「あまちゃん」で共演した杉本さんの役柄としての豹変ぶりに苦い顔。松岡さんをはじめ、ほとんどの女性陣から役柄を非難されてしまった杉本さんだったが「それは全部、役作りに活かします」と嬉しそうに宣言していた。またこの日、女優・杏さんとの結婚後初の公の場となった東出さんは、入籍したことについて言及しなかったが「人間性に欠陥があって、温度の低い役。すべて自分が正解だと思っていて、悪気なく悪い事を言う人」と役柄を紹介し「今まで演じてきたことのない役なので、存分に毒気を出したい」と意気込み。真木さん演じるたま子を弄ぶシェフ役で「悪意があって利用してやると言う風には思っていないようだけど、恨まれても仕方がないかな?」とダーティーな役どころを分析していた。同作は、同系連続ドラマ「最高の離婚」を手がけた脚本家・坂元裕二による、書き下ろしのオリジナルコメディ。“ポンコツ女”のレッテルを貼られた女性たちが、人生のどん底から這い上がるために裏原宿でレストランを立ち上げる様を描く。フジテレビ系連続ドラマ「問題のあるレストラン」は1月15日(木)22時~スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年01月07日GYAOとヤフーが運営する無料映像配信サービス「GYAO!」では現在、織田裕二主演の映画『踊る大捜査線』シリーズが無料で配信されている。映画『踊る大捜査線』シリーズは、織田裕二演じる刑事・青島俊作がさまざまな事件の解決に挑む物語。現在、『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』(~1月4日)と『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(~1月11日)の2作品が配信されている。『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』は、腹部に刺しゅう用の糸で縫合した手術跡のある水死体が発見され、猟奇殺人事件へと発展していくストーリー。そして、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、観光客でにぎわう東京・お台場で次々に起こる凶悪事件に、青島ら湾岸署の刑事が挑む。また、1月5日~18日には、ユースケ・サンタマリア演じる犯罪交渉人・真下正義課長を主人公とするスピンオフ映画『交渉人 真下正義』が、1月12日~25日には、柳葉敏郎演じる室井慎次警視正を主人公とする『容疑者 室井慎次』も配信される。
2015年01月03日お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓を主演迎え、第26回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作「隣のレジの梅木さん」がドラマとなり放送される決定。共演者にテレビ・映画・舞台と幅広い分野で活躍する有村架純、実力派女優の神野三鈴や、特別出演として安達祐実らが出演していることが明らかになった。本作は、「自分のラーメンを作りたい」という情熱をもって、昼はスーパー、夜はラーメン店・永楽で働く主人公が、ぽっちゃりした体型を同僚からからかわれ、恋人の家族からはイジメに遭うも、妊娠をきっかけに、新たな一歩を踏み出すまでを描く物語。坂元裕二(『東京ラブストーリー』『最高の離婚』)や野島伸司(『101回目のプロポーズ』『高校教師』『ひとつ屋根の下』)といった数々の有名脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」において第26回の大賞を受賞した作品だ。主人公・梅木響子を演じるのは、芸人として活躍する一方、12月27日(土)より公開される能年玲奈・主演映画『海月姫』でもオタク女子のひとりとして強烈なキャラクターを演じる馬場園梓(アジアン)。主演が決まったとき馬場園さんは「(主演の話が来た時には)『え、マジですか?え?マジですか?ん?え?マジで?マジ!?マジですか?』って5、6分聞いてました(笑)。(梅木さんの境遇は)私自身とリンクするところが多い。卑屈な部分もあるんですけど、思ったことは全部口に出したり、平気で舌打ちしたりとか、“人にどう思われてもいい”みたいなところが好きです」と語る。馬場園さん演じる響子の同僚で、人には言えない悩みを抱えた美人女子大生・沢村美香を演じるのは、朝ドラをきっかけに幅広い活躍を見せる若手女優・有村架純。そんな2人を温かく見守りつつも、自身も家庭に悩みを抱えて生きる黒崎清子を、実力派女優の神野三鈴。そして特別出演として、黒崎清子の夫の不倫相手を安達祐実が出演する。そのほかにも山中崇、永岡卓也、宇野祥平、小篠恵奈、高泉淳子、田島令子と実力派俳優陣が脇を固める。共演の有村さんは、「一人ひとりのキャラクターが、決して仲良しでもなければ特別な関係でもないんですが、お互いが“私よりももっとつらい人がいた”と思いながら比べ合って、影響し合って、支え合っている。楽しんで見ていただいて、いろいろと感じていただければ嬉しいです」とコメント。主演の馬場園さんとの共演については、「馬場園さんは、すごく優しく素敵な方。お互い関西人なので、話すときは関西弁で『どんな食べ物が好き?』とか、他愛もないお話をしてます」と和気あいあいとした雰囲気の中で撮影が行われているようだ。スーパーを舞台に繰り広げられる、幸せのためにもがくヒューマンコメディー。馬場園さんを始めとした豪華女優陣が扮する個性的なキャラクターに注目してみて。「隣のレジの梅木さん」を12月21日(日)深夜24時40分~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日2015年1月よりフジテレビにて放送される、女性応援コメディードラマ「問題のあるレストラン」のキャストが発表された。主演には『さよなら渓谷』「MOZU」など数々の話題作に出演する真木よう子、さらに脇を固める豪華キャストに東出昌大、二階堂ふみら最旬俳優陣が出演することも明らかとなった。脚本を手がけるのは、真木さんも出演した「最高の離婚」で、そのリアルな描写や数々の名ゼリフが大きな話題を集めた坂元裕二。等身大の女性を描くことに定評のある坂元氏だが、今回は、得意の社会派ネタを材料に親近感のある語り口で、エッジの効いたコメディーを描く。理不尽な男性社会の会社を辞め、手作りで女性たちに向けたレストランを立ち上げる主人公・田中たま子。しかし始めたレストランは、問題を抱えた女性ばかりが集まってしまったため、問題が頻発。けれども、共通の敵を持つことで彼女たちは一致団結し、死ぬ気の勝負に打って出ることに。敵は、いままで散々彼女たちを苦しめてきた男たち。合言葉は、「絶対にあいつらを見返してやる!」――男たちに宣戦布告し、自分たちなりの勝利の道を模索していくのだが…。本作で凝り固まった男性社会に真っ向勝負を挑む、真木さん。「SP 警視庁警備部警護課第四係」「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」「最高の離婚」など数々のドラマで凛とした存在感を放ってきた彼女が、フジテレビ連続ドラマで主演を務めるのは今回が初めてとなる。「いままでそれほどドラマをたくさんやってきたわけではないので、不慣れな部分があるのですが、『最高の離婚』でご一緒した坂元さんと並木監督というチームだったので、特に不安もなく、いまはただどんな作品になっていくのだろうな」と出演に対する思いを語る。また、役柄については「まだ1話だけなので見えてない部分も多くありますが、ただ仕事ができてパリッとしているだけの女性ではなく、みんなを集めて屋上でレストランを開こうと考えてしまうぐらい、頭の柔らかい女性だと思います。ですので、自分の課題としても、堅くなりすぎず、かといっておバカさんでもない女性というのをきちんと出せれば、と思っています」。真木さん扮する女性たちのリーダー・たま子にとって、恋の相手であり、敵対する相手にもなっていくシェフ・門司誠人を演じるのは東出昌大。NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」で国民的人気を博し、胸のすく食べっぷりを見せた彼が、今度はシェフとして料理界で活躍する役を演じる。本作について「個性豊かな人物たちの会話が、愛くるしく感じた」と語る東出さんは、「いわゆる“悪い男”の役をいままであまり演じた事がないので、自分のそういう面をどれだけ引き出せるか楽しみです」とコメント。さらに真木さんと一緒にレストランをやっていく個性あふれるメンバーに、二階堂ふみ、高畑充希、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で話題をさらった松岡茉優。そのほか、臼田あさ美、YOU、心優しいゲイのパティシエ役に安田顕とユニークで魅力的なキャストが集結。一方、たま子と敵対するライバル店の調理場担当見習いに、映画『海月姫』で女装にも挑戦した菅田将暉。ライバル店関係者で、セクハラ、差別、いじめなどのありえない言動を繰り返す元上司たちを吹越満、田山涼成という実力派俳優2人が好演。さらに、たま子がもともと勤めていた飲食業会社のカリスマ社長であり、たま子ら女性たちの最大の敵に、杉本哲太が決定している。“おいしい”魅力がいっぱい詰まった極上のドラマに豪華俳優陣はどのように“味付け”をするのだろうか。ドラマ「問題のあるレストラン」は2015年1月より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日中田裕二が11月19日(水)にアルバム『BACK TO MELLOW』とライブDVD『SONG COMPOSITE SPECIAL IN NIHONBASHI』をリリースする。オリジナルアルバムとしては1年2ヶ月ぶりとなる同作は、配信限定でリリースされた『薄紅』のアルバムミックスを含む、全11曲を収録。初回限定盤に付属しているDVDには『薄紅』のミュージックビデオと、同作のレコーディングに迫ったドキュメンタリー映像が収められている。また、同時発売のライブDVDは、今年の6月に発売したカバーアルバムのリリースを記念したツアーより、7月6日に東京・日本橋三井ホールで行なわれたライブの模様を収録している。中田裕二は、ニューアルバムのリリースを記念した全国ツアーを、2015年1月24日(土)埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3より開催。3月7日(土) 北海道・札幌 cube garden公演まで、全14公演を行なう。チケットの一般発売は12月13日(土)より。ただし、3月5日(木)宮城公演は1月17日(土)、3月7日(土)札幌公演は12月20日(土)より発売開始。■アルバム『BACK TO MELLOW』11月19日(水) 発売【初回限定盤: CD+DVD】3,300円+税【通常盤: CD】2,800円+税■Live DVD『SONG COMPOSITE SPECIAL IN NIHONBASHI』11月19日(水) 発売4,000円+税■中田裕二 TOUR’15 "BITTER SWEET"1月24日(土)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3(埼玉県)1月25日(日)水戸ライトハウス(茨城県)1月31日(土)GOLDEN PIGS RED STAGE(新潟県)2月5日(木)IMAGE(岡山県)2月6日(金)DRUM LOGOS(福岡県)2月14日(土)柏PALOOZA(千葉県)2月15日(日)日本橋三井ホール(東京都)2月20日(金)KYOTO MUSE(京都府)2月21日(土)梅田クラブクアトロ(大阪府)2月23日(月)熊本B.9 V1(熊本県)2月28日(土)エレクトリック・レディ・ランド(愛知県)3月1日(日)横浜ベイホール(神奈川県)3月5日(木)仙台Rensa(宮城県)3月7日(土)cube garden(北海道)
2014年11月14日中田裕二の配信限定EP『薄紅』が10月8日(水)よりiTunesで先行配信が開始された。11月19日(水)にリリースされるニュー・アルバム『BACK TO MELLOW』からのリードシングルとなる同作。表題曲「薄紅」のほか、すでにライブで披露されている「誘惑」、さらに2曲の新曲「モーション」、「Steady」を加えた全4曲が収録されている。すでにiTunesアルバム総合チャート1位を獲得するなど、注目を集めている同作。iTunes以外の主要配信サイトでは、この後随時配信がスタートする。今後の予定は公式サイトなどでご確認を。■配信限定EP『薄紅』2014年10月8日(水)iTunes先行配信※その後主要配信サイトにて随時配信<収録曲>1. 薄紅2. 誘惑(NHK”ユアソング”10・11月楽曲)3. モーション4. Steady★★以下のリンクより「中田裕二」をお気に入り登録して、チケット情報をGETしよう!!
2014年10月10日3か月って本当にあっという間ですよね。気がつけば、楽しい楽しい夏休みも、そして幅広いジャンルのドラマが詰まりに詰まった7月クールも終了してしまいました。そこで今日は、毎度“勝手ながら”選ばせていただいております、お気に入りのドラマランキングを発表!う~ん、今回は悩みに悩んだ結果、熱き男たちの演技がキラリ光ったこちらの3作品をセレクトさせていただきました。■第1位:13年経っても変わらない久利生公平に“ほっ”――伝説のドラマ「HERO」2014年の夏クールは、このドラマ無くして語ることはできません。フジテレビ・月9に13年ぶりに見事返り咲いた伝説のドラマ「HERO」です。これまで【ドラマニア】コラムでも何度かご紹介して参りましたが、最終回を終え平均視聴率21.3%と、昨今の同枠数字と比較してとても好調な結果に。「キャストが変わって大丈夫か!?」「今の時代に久利生公平は合うのか?」など、続編放送に高まる心配の声を大きく撥ねのけ、新生「HERO」(メンバーの変化はあくまで“時代の流れ”。久利生自身も、変わっている部分と変わっていない部分が非常にリアリティあふれる形で再現されていましたよね!)として復活を遂げました。2001年の時のように、木村拓哉さん演じる久利生検事の恋愛面が描かれることがなかったのがやや残念ではありましたが…、その分、2014年らしい角度での事件・法律、深く考えさせられる部分が非常に多かった気が致します。勝村政信さんや大塚寧々さんなど懐かしいキャストのゲスト出演や、初回から大きな話題を呼んだ児玉清さんの写真出演など、作品に携わる全ての人が一丸となって挑んでいる情熱が伝わってくるドラマに仕上がっていたのではないでしょうか。先日フジテレビ社長が「また続編を…」なんておっしゃっている発言がニュースとなっていましたが、果たしてどうなる!?今後の動向から、まだまだ目が離せませんよ~。■第2位:“マニア”にはたまらない!?――10名のベテラン脚本家が描いた「おやじの背中」日曜劇場でオムニバスだなんて大丈夫!?最初はそう思ったこちらのドラマ。しかしながら、豪華10名の脚本家さんの名前を見た瞬間から、その不安は一気に期待に変わりました。実際に全ての放送を終えた今でも、「やっぱりベテランの皆さんはさすがだな」という感想を抱いております。中でも、具体的に強く印象に残っているのは、以下の3作品。坂元裕二さんの「ウエディング・マッチ」(役所広司・満島ひかり)、木皿泉さんの「ドブコ」(堀北真希・遠藤憲一)、三谷幸喜さんの「北別府さん、どうぞ」(小林隆)です。いずれの作品も、感動の“涙”はもちろん、どんな時でも決して“笑顔”を忘れないで…というメッセージが自ずと伝わってくるような、とてもコミカルな仕上がりになっていましたよね。親子ってどう描いても、つい恥ずかしくなってしまいがちな部分なのに…、それを笑わせてくれるところが本当にスゴイなぁと感動。このように、見る人によって十人十色な楽しみ方ができるのがオムニバスドラマの良いところです。自分のお気に入りの物語を見つけて、是非大切な誰かと一緒に見ていただきたいドラマとなっていますよ。■第3位:現代を代表する“演技派”が勢揃い!――涙ナシでは見られない「若者たち 2014」「昼顔」や「同窓生」など、恋愛面で面白いドラマもたくさんラインナップされていたので、今回は本当にセレクトに悩みました。…ですが、そんな中でも、様々な要素で視聴者の胸を強く打ってくれた「若者たち 2014」を抜かすことはできませんでしたね。皆さんはこのドラマ、ご覧になりましたでしょうか?主演の妻夫木聡さんを始め、瑛太さん、満島ひかりさん、柄本佑さん、野村周平さんら佐藤兄弟に、毎話「これでもか!」というくらい泣かされたこのドラマ(今思い出しても涙が出てきます…泣)。劇中の台詞にもありましが、“どこか古い臭い生き方”をしている主人公の背中が、お金の大切さ、恋愛の意義、そして“生きる”ということ難しさ…。誰もが一度はぶつかったことがあるであろう壁を、不器用ながらにブチ破っていく姿がとても印象的に映し出されていましたね。また、3人の監督が毎回それぞれの視点で演出するという試みも非常に面白く、「世代によって強調する部分が違うのかな?」と素人ながらに楽しませていただきました。役者一人一人のアップの演技に耐えうるというか、とにかく皆さん上手いんです!圧巻とはまさにこのこと(笑)。ある意味同業のライバルとして映る兄弟役の皆さんの姿を見ていて、これからのドラマ・映画界が益々楽しみになってくる、そんな一作だったのではないでしょうか。さて、次回の【ドラマニア】では10月クールドラマのラインナップをご紹介予定です。お楽しみに~。(text:Yuki Watanabe)
2014年10月08日池井戸潤の小説を原作にしたWOWOWのドラマ『株価暴落』の完成披露試写会が10月7日に都内で開催され、主演の織田裕二をはじめ、高嶋政伸、瀬戸康史、石橋凌、板尾創路が第1話上映後に行われた舞台あいさつに登壇した。舞台挨拶の模様メガバンクと再建中の巨大スーパーを舞台にした本作。白水銀行でスーパーの一風堂への追加融資が議題に上がるが、審査部の板東(織田)は自らの信念から追加融資に断固反対を貫く。社内での“敵”が増える中、一風堂で爆弾による脅迫事件が起き…。ドラマ『半沢直樹』やWOWOWでドラマ化された『下町ロケット』『空飛ぶタイヤ』など池井戸原作のドラマ化が続くが、織田にとっては池井戸作品初挑戦で、銀行員を演じるのも初めて。「やっと来たなという感じだった」と語り「前2作(『空飛ぶタイヤ』『下町ロケット』)を観せていただき、このチームとやれると興奮しました」と喜びを口にする。高嶋が演じた二戸は、銀行内で板東と敵対し、様々な策略を仕掛ける。ふたりの対決は大きな見どころだが、織田と初共演となった高嶋は「初日を迎える前に3回は夢に織田さんが出てきました。セリフが出てこないという恐ろしい夢で、織田さんが(怒った口調で)『次、誰?』と言って、ますます出てこなくなるんです。怖くてしょうがなかった」と苦笑交じりに明かす。いざ、現場で実際に対峙してみると「織田さんの目を見てやり合うと、いかに板東という役を愛し、細やかに緻密に作ったかが分かって、そこから二戸が生き生きと動き始めました」と明かす。織田はそんな高嶋について「日々、輝いていって楽しそうに悪を満喫していてうらやましかった」と羨望を口にする。板東は言いたいことをズバッと言っているように見えて「誰も言わないことを言わざるを得ないので、だいぶ気を遣ってる」と分析。客席を見渡し「みなさんも会社でそういうことあるんだろうと思います」と実感のこもった言葉を漏らし、笑いを誘っていた。また、織田と石橋は1994年放送のドラマ『お金がない!』以来の共演。織田は久々に再会した石橋について「相変わらず、タフさとクールさを持ち合わせていらっしゃった」と20年ぶりの再共演の喜びを語っていた。連続ドラマW『株価暴落』10月19日(日)放送スタート毎週日曜夜10:00 全5話(第1話無料放送)
2014年10月08日俳優の永山絢斗、高橋一生、女優のハマカワフミエが14日、都内で行われたWOWOWの連続ドラマW『モザイクジャパン』の記者会見に出席した。坂元裕二脚本、水田伸生演出による同ドラマは、セックス産業で潤う田舎町を描く社会派エンタテインメント作品。東京の証券会社をリストラされた理市(永山)は帰郷して、新鋭企業・GALAXYZに再就職する。しかし、アダルトビデオを手がける会社だったため、オフィス内やトイレなどいたるところで"絡み"の撮影が行われ――というストーリーで、ドラマは18日23時から毎週日曜放送(全5回)。撮影が楽しかったと言う主演の永山は、「凝り固まった世の中をすり抜けて、爆弾を投下するような作品。(演じるのは)怖かったけど、自分の中でも冒険だったし、新しい向き合い方ができた」と満足げな笑みを見せ、ヒロインの座を射止めたAV女優役のハマカワは、「終始楽しくやらせていただきました。難しい題材だったけど、スタッフも役者も何とか良い作品にしようと一体感のある現場でした」とにっこり。会見には、演出の水田監督も出席したが、「中身を知らないで引き受けたけど、脚本を読んで『しまった!』と。本当に難しかった。もう嫌だ」とこぼしつつ、「いつもより一生懸命やってしまった。みんなで心を合わせて作った」と胸を張った。ドラマの中では様々なセックスシーンが描かれるが、永山は"男体盛り"に挑戦しており、「マグロの頭が冷たいし、両手両足には手錠が掛けられてて。お腹を壊したけど、良い経験になりました」と苦笑いで振り返り、モザイクをかけたいシーンを聞かれると「何個もあるけど……、ハメ撮りシーンは照れくさい。ハメ撮りはやったことが無いから、練習も出来ないし」と赤裸々に語る場面も。そんな過激シーン連続の撮影について、GALAXYZ社長役の高橋も「宮地真緒さんにシャンパンを口移しするシーンで、勢い余って絢斗くんにキスしちゃった。すごく嫌そうな顔してたので、申し訳無い」とエピソードを明かして謝罪すると、永山は「おいしいシャンパンでした」と苦労を共にした同志を労っていた。
2014年05月15日永山絢斗・主演、「Woman」「Mother」の坂元裕二・脚本&水田伸生・演出でAV業界に乗っ取られた田舎町を舞台に贈る問題作、連続ドラマW「モザイクジャパン」から、5月18日(日)より放送の第1話の場面写真が到着。また、本作でAV女優役に抜擢された新鋭・ハマカワフミエと、『白ゆき姫殺人事件』にも出演中の実力派・宮地真緒からコメントが到着した。東京の証券会社をリストラされた常末理市(永山絢斗)は、地元に帰郷。両親の勧めで、田舎町には不釣合いなモダンな自社ビルを持つ「(株)GALAXYZ」への再就職を果たした。若き社長・九井良明(高橋一生)が率いるGALAXYZグループは、何とアダルトビデオを中心にさまざまな事業を手がける新鋭企業。職場には短すぎるスカートの制服を着た美女があちこちに…。理市はその中で一際純粋さを放っている木内桃子(ハマカワフミエ)が気になり出す。だが、彼女たちは実は全員AV女優で、就業中もオフィス内やトイレなどいたるところで“絡み”の撮影が行なわれていた。理市は、このセックス産業で潤う田舎町で、破滅・成功・絶望・快楽のすべてを経験していくことに――。これまで一切の本編映像が公開されることのなかった本作だが、今回解禁されたのは、3枚の劇中ビジュアル。困惑の表情を魅せる永山さんの背後では、もしや“絡み”の撮影真っ最中!?そんな永山さん演じる主人公・理市が思いを寄せる桃子役ハマカワさんも、妖しげな表情で何者かを見上げている。また、高橋一生演じる若き社長・九井とNO.1AV女優役を務める宮地さんもただならぬ雰囲気の様子で、R15+指定相当ドラマとあって、禁断のシーンばかりだ。さらに、本作でオーディションを勝ち抜いた新鋭女優・ハマカワさんは、「悩みました。AV女優という、あまりに遠く離れたところで生きている桃子という役を私が生きられるのか、不安でした」と、ヒロインに決定直後の気持ちを語る。「ですが、脚本を頂いて考えが変わりました。桃子が、面白い。台詞も言動もとんちきながら、最後まで読み終わったころにはもう、桃子をどこか遠くの人と感じなくなっていました。一筋縄では行かない物語と、なんだかちぐはぐな理市との行く末、見守って頂けたら幸いです」とコメントした。また、九井社長の愛人でNo.1女優・美織を演じた宮地さんは、「この作品の台本を読んだ時、『絶対にやりたい!』と思いました。刺激的で、ブラックで、カオス。こんなに面白い台本に出会えるなんて!美織さんという役で、色んな意味で一皮も二皮も剥けてしまうような、そんな素敵な感覚の中でお芝居できていることを、とても嬉しく思います」と、体当たりで挑む本作への意気込みを語っている。さらに、特設サイトでは、劇中の映像を使用した予告編が本日4月27日(日)深夜0:15から解禁となる。田舎町を乗っ取った不気味なAV企業の内部を覗いてみて。連続ドラマW「モザイクジャパン」(R15+指定相当)は5月18日(日)23:00スタート。(上原礼子(cinema名義))
2014年04月27日「Woman」「最高の離婚」「東京ラブストーリー」など数々のヒットドラマを生み出してきた脚本家・坂元裕二が、永山絢斗を主演に迎え、WOWOW連続ドラマWに初参戦。“AV業界”の裏側に踏み込んだ、社会派エンターテインメント「モザイクジャパン」を手がけることが明らかとなった。東京の証券会社をリストラされた常末理市(永山絢斗)。仕方なく帰郷すると、なぜか、故郷の町全体が明らかに色めき立っていた。理市は両親の勧めで、田舎町には不釣合いなモダンな自社ビルを持つ(株)GALAXYZへの再就職を果たす。若き社長・九井良明(高橋一生)が率いるGALAXYZグループは、実はアダルトビデオを中心にさまざまな事業を手がける新鋭企業だった!職場には短すぎるスカートの制服を着た美女ばかり。理市は、その中でひときわ純粋さを放っている木内桃子(ハマカワフミエ)が気になり出す。だが、彼女たちは、全員AV女優。就業中もオフィス内やトイレなど、いたるところで絡みの撮影が行なわれていた。理市はこのセックス産業で潤う田舎町に巻き込まれ、破滅、成功、絶望、快楽のすべてを経験していくことに――。リアルで心の痛いところを突き刺すセリフや緻密な物語展開で知られる、脚本家・坂元裕二が、R指定の本作で手がけるのは、セックス産業で潤う田舎の街を舞台にあぶり出す、“モザイク”にかかったAV業界、ひいては深い人間心理や日本社会の暗部だ。主演は、映画『クローズEXPLODE』『ふがいない僕は空を見た』などで知られる若手実力派俳優・永山絢斗。さらに、連続ドラマW「ヒトリシズカ」などに出演した高橋一生ら、魅力的なキャストが斬新なテーマに臨む。オーディションを勝ち抜き、AV女優役として体当たりの演技に挑む新人女優たちにも注目だ。主人公・常末理市を演じる永山さんは、「帰郷し親しかった人々の変化に感じる葛藤や、AV業界で仕事をしていく上で生まれる失望感、恋愛を交えて出る向上心などを誠実に演じたいと思っています」と意気込む。そして、「素晴らしい脚本に色を付け、自分で自分にかけてしまっているモザイクを取り除くことが出来たら、僕も少し成長出来るかもしれません」と、本作のテーマに斬り込む深いコメントを寄せてくれた。また脚本を手がける坂元さんは、「テレビ番組作りの原点とは、誰もが興味を持っているけど、誰も知らないことを、誰でも見れる場所にさらけ出すことと考え、アダルトビデオの世界で取材を重ねました。結果、150分中、140分はWOWOWでしかできないであろうドラマとなりました」と語っている。「幾重にも重ねられたモザイクを消しながら私たちが見つけたものは、この国の社会システムそのものでもあります。モザイクとは何か、モザイクの向こうには何があるのか。ないのか、そんなことをこの物語の中で考えていただければと思います。『モザイクジャパン』というタイトルですが、内容にはモザイクをかけていません」。そんな坂元さんの意欲作を演出するのは、映画『なくもんか』『謝罪の王様』などを手がけ、坂元さんとはドラマ「Mother」「Woman」などでもタッグを組んできた水田伸生。「坂元さんの着眼点に驚かされ、感服している。今回は感服を超えて、驚愕だわ…。こりゃ、民放地上波ではできないわ…。やると決めたWOWOWも凄いわ…。私は、坂元裕二さんとWOWOWに鍛えられている」とコメント。「空飛ぶタイヤ」では自動車業界を、「パンドラ」では製薬業界を、「震える牛」では食肉偽装問題など、民放では扱えない様々なテーマに果敢に挑んできたドラマW。今回も、一筋縄ではいかない社会派ドラマとなりそうだ。連続ドラマW「モザイクジャパン」(R15+指定相当)は5月18日(日)夜11:00スタート。(上原礼子(cinema名義))
2014年04月03日中田裕二が12月23日(日・祝)に全国ツアー「TOUR ’12 "IMPERIAL SUITE"」の追加公演を東京・赤坂BLITZで行う事が決定した。【公演情報はこちら】全国ツアー「TOUR ’12 "IMPERIAL SUITE"」は10月18日からスタートし、12月18日(火)大阪・umedaAKASOまで行われるが、急遽追加公演が決定。追加公演のチケット一般発売は11月17日(土)より。なお、公式サイトでは10月26日(金)午後10時から11月5日(月)午後11時までオフィシャルHP先行を実施。■中田裕二TOUR ’12 "IMPERIAL SUITE"10月18日(木) 札幌 PENNY LANE 24(北海道)10月21日(日) 高崎 club FLEEZ(群馬県)10月26日(金)日本橋三井ホール(東京都)10月27日(土)日本橋三井ホール(東京都)10月31日(水)KYOTO MUSE(京都府)11月1日(木)神戸チキンジョージ(兵庫県)11月3日(土・祝)熊本Be-9 V1(熊本県)11月4日(日)福岡DRUM LOGOS(福岡県)11月9日(金)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3(埼玉県)11月10日(土)HEAVEN’S ROCK Utsunomiya VJ-2(栃木県)11月17日(土)郡山 Hip Shot Japan(福島県)11月22日(木)浜松 Live House 窓枠(静岡県)11月23日(金・祝)名古屋 Electric Lady Land(愛知県)11月25日(日)柏PALOOZA(千葉県)11月30日(金)岡山IMAGE(岡山県)12月1日(土)広島ナミキジャンクション(広島県)12月7日(金)仙台Rensa(宮城県)12月8日(土)盛岡club change WAVE(岩手県)12月15日(土)水戸ライトハウス(茨城県)12月16日(日)横浜Bay Hall(神奈川県)12月18日(火)大阪 umeda AKASO(大阪府)■中田裕二TOUR ’12 "IMPERIAL SUITE"追加公演12月23日(日・祝)赤坂BLITZ(東京都)※3歳未満入場不可。3歳以上チケット必要。
2012年10月29日2011年1月に惜しまれつつも解散したバンド、椿屋四重奏。バンドのボーカル&ギターでリーダーであった中田裕二が、1stアルバムから10か月、9月19日(水)に自身のレーベル“NIGHT FLIGHT”から2ndアルバム『MY LITTLE IMPERIAL』をリリースする。自身のルーツである70~80年代の歌謡曲/ニューミュージックを現代的な解釈で昇華させた音楽性はバンド時代からブレることなく、今作ではさらに色濃く表れている。中田裕二 全国ツアー情報『MY LITTLE IMPERIAL』をリリースに寄せて、中田裕二がインタビューに応じてくれた。「70年代80年代もそうで、歌謡曲と言えども、しっかり世界の音楽を取り入れていて。歌にどういう飾りを付けるか、服を着せるかっていうところの面白さが、歌謡曲の醍醐味かなと思います。それを、やってみたいと思いますね」と語る中田。また「自分でアイドルのプロデュースとか、ずっとやりたいと思っていたんです。だから、自分のレーベルで募集しちゃおうかなとも思ってるんですよね。変わったアイドルとか(笑)。“新しい歌謡曲を作っていく”という同じ志を持っている人がいれば、一緒にやってみたいなと思います」と、自身のレーベルに対しても意欲を示している。中田裕二は、10月18日(木)・札幌PENNY LANE24を皮切りに、全国ツアー「TOUR’12“IMPERIALSUITE”」をスタートさせる。インタビューの全容は@チケットぴあ『今週のこの人!』のコーナーにて掲載中。
2012年09月11日1997年の放送開始からファンを魅了した人気シリーズの完結編『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が全国で封切られ、9日に、主演を務める織田裕二をはじめ、共演する深津絵里、ユースケ・サンタマリア、水野美紀、脚本を手掛けた君塚良一、メガホンを執った本広克行監督が東京・台場のシネマメディアージュで“公開御礼舞台あいさつ”に登壇した。その他の写真7日の公開初日からわずか2日間で、観客動員50万人を記録。織田は7日~9日の3日間で東京・日比谷、札幌、福岡、大阪、名古屋、東京・台場と6会場9回の舞台あいさつに立ち、「ただいまー! 弾丸出張を命じられて、今(台場に)戻ってきました」とゴールに感慨もひとしお。この日は久しぶりに“青島コート”も着用し、ファンは見納めになるかもしれない“勇姿”を目に焼き付けた。ミュージシャンとして全国各地でツアーを行った経験もある織田だが、“青島俊作”として東京・大阪以外の都市に足を運ぶのは今回が初めて。「どの街も『こんな熱さ、なかなかない』と思うほどすごかったですね。どこに行っても温かく迎えていただいた」と、いつも以上に熱く燃え上がる織田。なんと名古屋に水野が、大阪には柳葉敏郎がサプライズで飛び入りし、会場を沸かせたのだとか。水野にとっては7年ぶりのシリーズ復帰で「卒業式のような場に、こうして皆さんと一緒にいられるのは本当に嬉しい」と感激していた。深津は本作の公開後、初めてファンの前に登場し「皆さんに15年もの間、愛され続け、育てていただいた作品に参加できて光栄」。舞台出演のため、日比谷で行われた初日舞台あいさつは欠席しており「すごく盛り上がったと聞いて、すごくうらやましかった」と本音をこぼすと、ユースケ・サンタマリアが「そりゃ、もうハンパなかった。(ロンドン五輪の)メダリストのパレードあったでしょ。あれとほぼ同じ状況」と笑いを誘っていた。最後に織田は「僕らはムービー1(98年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE』)で出し切った感もあった。それでも、ここまで続けることができたのは、ファンの皆さんの力があってのこと。悲しい出来事や別れもあったが、今は続けたい気持ちもある」と胸中を吐露。それでも「でも下手なものは作れないし、これで最後。ごめんね」とキッパリ断言し、15年分の感謝をこめて、深々とファンに頭を下げていた。『踊る大捜査線 THE FINAL新たなる希望』公開中
2012年09月10日12月20日に急性肝不全のため急逝した森田芳光監督(享年61)の葬儀ならびに告別式が12月24日(土)に行われ、織田裕二、北川景子、黒木瞳、三田佳子ら監督の作品を彩った俳優陣や映画関係者ら400名が参列した。23日の通夜に続いて多くの映画関係者や一般のファンが葬儀場に足を運び、監督に最後の別れを告げた。黒木さんは弔辞で、大ヒットした『失楽園』での監督との初対面を「初めてお会いしたとき、私は『この役は私でいいんですか?』と尋ねましたよね?監督は『あなたがいい。あなたじゃなきゃいけないんです』とおっしゃってくださり、そのまっすぐな瞳を見て『私の女優人生をこの監督に賭けてみよう』と思いました」とふり返り、「今日の日は、映画のワンシーンだとおっしゃって下さい」といまだ信じられぬ、監督の早逝の悲しみを語った。三田さんは、『おいしい結婚』での監督との初めての仕事について「新鋭監督らしいオーラが素敵でした。若い監督からのオファーは新鮮で私もウキウキしていました」と懐かしそうに述懐した。『間宮兄弟』で映画デビューを飾った北川さんは突然の訃報が信じられない様子で、泣きじゃくりながら報道陣の前に姿を現した。「最初にオーディションでお会いしたとき、監督に『私が誰か分かりますか?』と聞かれたのですが、新人で緊張していて『すいません、分かりません』と答えたら笑顔で『監督の森田です』と言ってくださったのを思い出しました。恩師のような人でお慕いしてきたので」としゃくり上げた。監督から「ありのままの北川さんが素敵だと思うので、やめないで女優を続けてほしい」と言われたと明かし「その言葉通りに続けてきたので本当に大きな存在です」と悲痛な思いを語った。同じく『間宮兄弟』に出演した「ドランクドラゴン」の塚地武雅は「映画の仕事をさせてもらっているのも監督のおかげ。感謝してもしきれない」と思いを吐露。「照れ屋でこっちにイタズラを仕掛けてきて『ヒヒヒヒ』って笑ってた顔が浮かんできます」と思い出を語った。法名は故人の名前と映画から一文字ずつ取った常然院釋芳映(じょうねんいんしゃくほうえい)。遺影の周りには監督が好んだ白い花が供えられた。棺には参列者がつづった監督への手紙が入れられ、森田組のスタッフたちに抱えられて午後1時、出棺となった。喪主を務めた妻で森田作品のプロデューサーでもある和子さんは「映画関係者のみなさまで(思いを)引き継いでやってほしい」と参列者に向かい思いを語った。■関連作品:わたし出すわ 2009年10月31日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2009アスミック・エースエンタテインメント武士の家計簿 2010年12月4日より全国にて公開© 2010「武士の家計簿」製作委員会僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:森田芳光監督の訃報に、松山ケンイチ「やっぱり寂しいです」松山ケンイチ、大河ドラマ「平清盛」放送目前で気合を注入!第36回報知映画賞、『八日目の蟬』が作品賞&主演女優賞の2冠!松山ケンイチ、中井貴一演じる父親が理想の父親像?松山ケンイチが船上で加藤浩次と死闘!「平清盛」呉ロケを公開
2011年12月25日公開中の織田裕二主演作『アンダルシア 女神の報復』のロングランを受け、物語の舞台であるスペインに感謝の意とヒットの報告を行なうため、織田と本作でメガホンをとった西谷弘監督が、六本木にあるスペイン大使館に表敬訪問を行った。その他の写真スペイン国の大使、ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ閣下とがっちり握手を交わした織田は、「スペインの街と人々の協力があって撮影ができたことを感謝しております。スペインと日本のスタッフみんなが言葉の壁を乗り越え同じ映画人として通じ合い、この作品に情熱をかたむけ、それが映画にも出ていたと思う」と、スタッフ・キャストを代表して感謝の言葉を伝えた。大使は「スペインと日本は歴史や文化的なことを含め、過去と現代が混合して存在しているという共通性がある。スペインを舞台にした素晴らしい作品を作っていただいたことを、織田様と西谷監督に感謝申し上げたい。映画というものは人が人を知るうえでの最高のツールだ。私もぜひこの作品を観たい。スペイン側からも日本に撮影に来てもらい、交友関係を継続していけたらとなるこのような機会を継続していけたら」とコメント。織田は「今、映画館に行くと上映していますので、大使にも本国スペインのみなさんにもぜひ観ていただきたい」とPRすると大使は「大使館としても本作を推薦したい。本国で上映されればヒットすることは間違いない」と話した。最後に織田は「こうして文化的な交流ができたことを大変光栄に思っております。いつの日かまた素晴らしい映画を作れる日を楽しみにしております」と笑顔を見せた。映画『アンダルシア…』は、織田が外交官・黒田康作を演じるシリーズ第3弾。スペインを舞台に、北部の公国・アンドラで起こった日本人投資家殺害事件の調査にあたった黒田が、国際犯罪の巨大な闇に巻き込まれ命がけの任務に挑む。『アンダルシア 女神の報復』公開中
2011年08月02日公開中の映画『アンダルシア 女神の報復』主演の織田裕二と西谷弘監督が8月2日(火)、スペイン大使館を訪問し、ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ駐日スペイン大使に謁見した。外交官・黒田康作の活躍を描く人気シリーズの劇場版第2弾となる本作。バルセロナ、そしてタイトルにもあるアンダルシア地方でおよそ1か月にわたるロケが敢行された。織田さんはポルテラ大使とガッチリと握手を交わし「撮影は大変でしたが、スペイン、そして街の人々の協力があったからこそできました」と感謝を伝えた。西谷監督も「準備も含め、半年ほどスペインに滞在し、スタッフやキャストの半分近くが現地の方でしたが、彼らの協力のおかげで映画が完成しました。彼らが日本に来て、映画を観て興奮しているのがすごく嬉しいです」と笑顔で語った。風習や文化の違うスタッフとの撮影について、監督曰く、「通常は映画を撮り終わる頃になってやっとお互いの気持ちが分かり合うものですが、今回はスペインのスタッフは人の気持ちに立って動いてくれて、こちらも正直に向き合うことができた。通常の半分くらいで距離が縮まりました」と述懐。大使は織田さんと監督の訪問を感謝すると共に「私たちの国の素晴らしい場所で撮影していただき、また、スペイン人のスタッフと良好な関係を築いたというとこが素晴らしいと思います」と喜びを語った。大使からスペインの印象を尋ねられた織田さんは「以前にもバルセロナやアンダルシアを訪れたことはあったんですが、あの暑さを体験して、あのきつさの中でフラメンコや闘牛が生まれたんだなと感じました。そのエキスが映画に注入されていると思います」と語り、「ぜひ閣下にも映画を観ていただいて、ぜひ本国のみなさんにも観てほしいです!」とスペインでの配給の実現を熱望。大使は「ぜひ拝見したいと思います。スペイン人は日本のものを受け入れようとする気持ちを強く持っています。日本の人々やいろいろなものがスペインにとっては魅力のタネと言えます。日本人の目から見たスペインのイメージを見るいい機会ですし、ぜひ、大使館としても推していけたらと思います」と協力を約束した。大使からは「映画は人が人を知るよいチャンスです。ぜひこうした機会を今後も継続していければ」と映画を通じての両国のさらなる交流の要望に、織田さんも「ぜひ、また素晴らしい映画が作れるのを楽しみにしています」と満面の笑みで応じていた。『アンダルシア 女神の報復』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:黒木メイサ、鮮やかなブルードレスで登場!理系女子に期待の眼差し伊藤英明、インターポール役の参考に銭形警部?「ルパン」見るも15分で「何か違う」織田裕二、20年ぶりの「キターッ!」絶叫も新しい命は「まだ来ないですね」織田裕二、ネタバレぎりぎり!伊藤英明に銃を向けられ「怖かった!」織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年08月02日「キターッ!」という織田裕二の叫びが懐かしい、目薬「サンテFX」(参天製薬)のCMが第1作の誕生から20年を経て、再び織田さんを迎えて復活!6月15日(水)、「サンテFX 発売20周年記念プロジェクト」の記者発表会が織田さんも出席して行われ、新CMもお披露目となった。織田さんは1991年の「サンテFX」発売開始に際して初代イメージキャラクターに就任し、1996年までに計8本のCMに出演。20周年を記念して“原点回帰”の意味を込めて、再び織田さんが出演して新CMが製作された。この日、上映されたCMで織田さんは、これまで以上の力強さと長さの「キターッ!」を披露。その後、会場に姿を現すと「みなさんのニコニコしていらっしゃる顔を見てホッとしました」と照れくさそうな笑みを浮かべた。今回、久々の出演の話が届いたときは「キターッ!という気持ちだった」と織田さん。「(サンテFXが)20年経っても第一線にあることが嬉しいですし、関わったスタッフから『またやってくれ』と言っていただけるのも嬉しかった」と語った。新CMに関しては「なぜ、あんなに力んで『キターッ!』と言うのか、目薬を差していただければ分かると思います」と自信満々。「リングに上がるような気持ちで、過去の自分に負けないように言ってやろうと思いました」と撮影をふり返った。この日は、20年前に作られた第1作目のCMなど過去のシリーズも上映されたが「いま見ると、若いですね。当時、(このCMで着ている)3枚1,000円のTシャツをよく着てたのを思い出しました」とちょっぴり恥ずかしそう。集まった報道陣からは「新しい命の誕生は?」との質問も出たが、「まだ来ないですね」とサラリとかわしていた。こちらのCMは6月18日(土)よりオンエア。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:織田裕二、ネタバレぎりぎり!伊藤英明に銃を向けられ「怖かった!」織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待福山雅治『アマルフィ』続編に出演!バルセロナで織田裕二と再会
2011年06月15日映画『アンダルシア 女神の報復』の完成披露試写会が6月8日(水)、都内で開催され、主演の織田裕二をはじめ、黒木メイサ、伊藤英明に西谷弘監督、そして主題歌を歌うヴォーカルグループ「イル・ディーヴォ」が上映前の舞台挨拶に登壇した。一昨年、劇場公開された『アマルフィ 女神の報酬』とTVドラマ「外交官 黒田康作」(フジテレビ)に続き、織田さん演じる邦人テロ対策室所属の外交官・黒田の活躍を描く本作。小国アンドラで起きた邦人殺害事件に関連した、資金洗浄に絡んだ国際犯罪の真相を追う。会場には、物語の舞台となったスペインの国旗のデザインをあしらった巨大な花道が用意され、壇上にはフルオーケストラが!オーケストラの荘厳な演奏の中を織田さんらが客席後ろから姿を見せると、約4,000人の観客で埋まった会場は歓声に包まれた。演奏に乗って悠々と花道を歩き、壇上に上がった織田さんは「すごい映画ができました」と自信の表情。「(作品を観て)出演者なのにびっくりしました」と完成度の高さをアピールした。黒木さんも映画のお披露目に満面の笑み。「思いの詰まった作品になっているんですの…」と、謎の「の」を残したまま絶句し、会場は笑いに包まれ、伊藤さんも「さっきまでガチガチだったんですが、いまのメイサの“の”で和みました」と笑っていた。この日のために駆け付けたイル・ディーヴォのカルロスは「私の祖国であるスペインのアンダルシアが舞台の作品の主題歌を担当できて光栄です」と誇らしげに挨拶し、会場は温かい拍手に包まれた。劇中、カーアクションにガンアクションと激しいシーンが展開するが、伊藤さんは本物の銃を手にしてアクションシーンに臨んだそうで「空砲なんですけど反動がすごかったです」と述懐。これに対し、織田さんは「(伊藤さんが)嬉しそうな顔をするんですよ」と明かし、さらに「(伊藤さんに)銃を向けられて怖くて仕方なかった」とポロリ。織田さんは外交官で伊藤さんはインターポールの刑事、ということで同僚ではないが味方同士のはずでは…?織田さんのネタバレギリギリのトークに周囲はドキドキ。伊藤さんらが慌ててストップをかけた。思えば、織田さんと伊藤さんの共演は、織田さん主演の「踊る!大捜査線」のスペシャル版で、伊藤さんが深津絵里扮するすみれのボーイフレンドのスキー青年を演じて以来!織田さんは「純粋な青年が海で猿をやり(※伊藤さん主演の『海猿』シリーズ)、かなりたくましくなって、でも中身は少年のままで…」と後輩の成長に目を細めた。メガホンを取った西谷監督は第1作、そしてTVドラマを経て「シリーズに立体感が出てきたと思います」と満足そう。織田さんも『踊る!』の青島に匹敵するハマり役となった黒田康作について「今回は(伊藤さんと黒木さんの)2人がプロなので、(黒田が)負けそうになるところもあって、人間クサさを意識しました」と黒田の変化に言及し、これから映画を観る観客の期待を煽った。『アンダルシア 女神の報復』は6月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待福山雅治『アマルフィ』続編に出演!バルセロナで織田裕二と再会
2011年06月08日福山雅治が『アマルフィ 女神の報酬』の続編『アンダルシア 女神の報復』に出演することが決定!前作に続いて織田裕二と共演することになった。外交官・黒田康作(織田さん)が邦人保護のための任務に従事する姿を描く人気作で、イタリア・アマルフィを舞台にした前作は興行収入36億7,000万円のヒットとなり、同時期に「docomo動画」で配信された連作短編「アマルフィビギンズ」は182万ダウンロードを記録。その後、今年1月からはTVドラマとして「外交官 黒田康作」(フジテレビ)の放送がスタートした。劇場版第2作となる今回は、スペイン北部に隣接する小国・アンドラで日本人投資家の殺害事件が発生。その裏にある、国際テロ組織によるマネーロンダリング(資金洗浄)の謎に黒田が迫る。前作に続き福山さんが演じるのは、黒田が信頼を寄せるジャーナリストで、世界中を駆け回る佐伯章悟。前作ではイタリアで起きた、邦人誘拐事件に際して、黒田に力を貸したが、今回も事件の解決のカギを握るある重要な情報を黒田に提供することとなる。1月上旬、撮影が行われるスペイン・バルセロナに福山さんが到着。『アマルフィ 女神の報酬』以来、久々の再会となった2人はガッチリと握手を交わし、撮影の合間には談笑する姿も見られた。撮影は地中海に面したバルセロネータ海岸沿いの中央郵便局前とカタルーニャ美術館で敢行。織田さんは『県庁の星』で、福山さんは『容疑者Xの献身』で主演を務めた西谷弘監督の作品とあって、息の合った様子で撮影をこなし、現場は終始穏やかな雰囲気だったという。福山さんは「台本を読んで感じたことは“謎”や“伏線”が絡み合った上質なエンターテインメント作品だということです。以前、ご一緒させていただいた西谷弘監督や、織田裕二さん、伊藤英明さん、黒木メイサさんをはじめとした素晴らしいキャストの方々が登場しご覧いただければ必ず楽しめるはずです」と作品の出来ばえに自信をうかがわせる。バルセロナでのクランクインの後、アンドラ公国、そしてタイトルにもあるスペイン・アンダルシア地方での撮影を経て、2月中旬にスペインロケは終了。その後、2月末より日本国内での撮影が始まり、4月中にはクランクアップし、6月上旬に完成する予定。同世代の2人が、情熱の国を舞台にどんなやり取りを見せてくれるのか?『アンダルシア 女神の報復』は6月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:容疑者Xの献身 2008年10月4日より日劇PLEXほか全国にて公開© 2008 フジテレビジョン/アミューズ/S・D・P/FNS27社アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビーアマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:織田裕二は続編に意欲見せるも佐藤浩市は「出れない…」『アマルフィ』盛況スタート無謀な世界遺産ロケで勝負!ハリウッドに待ったかける『アマルフィ 女神の報酬』織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?日本アカデミー賞『おくりびと』が独占追うは『母べえ』&『クライマーズ・ハイ』
2011年04月25日織田裕二が7月27日(火)、東京・お台場シネマメディアージュで、主演映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3/ヤツらを解放せよ!』の大ヒット御礼舞台挨拶を行った。今月3日(土)の公開から3週間で観客動員300万人、興行収入40億円を突破(配給の東宝発表)したことを記念した舞台挨拶で、この日、織田さんと本広克行監督は、邦画史上初という、同一人物による1日10回の舞台挨拶を、都内3か所の映画館で敢行。10回目の最後を飾ったメディアージュで約600人のスタンディングオベーションに出迎えられ、織田さんは「もうヘロヘロでしたが、いまの声援でかなり元気をもらいました。こういうのがあるから、映画作りはやめられない」。本広監督も「ヒットしなければできないことですが、まさか10回もやらされるとは思わなかった」とボヤキつつ「ヘロヘロでしたが、勇気をもらいました。これからも、いいもん作りたいなって思います」と揃って感激した様子。続いて織田さんは客席に向かい、「繰り返し観てくださった方もいると思いますが…」と前置きし、「10回以上観た方?」などと鑑賞回数を質問。同所では最高が13回観た女性と判明すると、嬉しそうな笑顔になり、「さっきのお客さんで20回観た方がいて、『公開から25日しか経っていないですが?』と聞いたら、『会社帰りにレイトショーへ通った』と言ってました」と嬉しそうに報告。「これだけファンの方に待っていただける作品はなかなかないので嬉しい。どうもありがとうございます」と深々と頭を下げた。一方、舞台挨拶の後半は“踊るティーチイン”と題し、観客からの質問に答えるQ&Aコーナーが設けられた。「○○でかかる曲についてどう思うか?」など、小ネタ満載の本シリーズのファンらしいマニアックな質問が続出。織田さんはそのひとつひとつに、丁寧にユーモアたっぷりに答え、ファンとの交流を楽しんだ様子だった。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:夏の陣!『インセプション』が『アリエッティ』、『トイ3』、『踊る3』抑え1位に織田裕二故いかりやさんに「送りだすために『3』作った」織田裕二「泣きそう!」深津絵里のいかりや長介への思いに温かい拍手青島と室井がガッチリ握手!織田裕二の「ただいま」に会場全体「おかえり!」小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!
2010年07月27日織田裕二が7月3日(土)、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇1で行われた主演映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』の初日舞台挨拶で、“先輩”和久平八郎こと故いかりや長介さんへの思いを吐露した。警視庁湾岸警察署を舞台に、刑事課の青島俊作(織田さん)らの人間味溢れる奮闘ぶりや組織内の葛藤を描いたフジテレビ系人気ドラマシリーズの劇場版第3弾。織田さんは、前作までベテラン刑事(スペシャルドラマ「歳末特別警戒スペシャル」から指導員)を演じたいかりやさんと名コンビぶりでファンを魅了してきたが、7年ぶりの新作では“ひとり立ち”し、係長に昇進した。7年間のブランクが空いたことに「こんなに経ってしまった。お待たせして申し訳ない。和久さんが亡くなられて何も考えることができなくて、止まってしまった。でも『青島よぉ、いつまでそのままでいるんだ、お前ら、やれるだろ。何、感傷に浸っているんだよ』って言われている気がした。和久さんを送りだすために、“踊る流”に死とか仲間を大事に新作を作ったつもり。和久さんに届いたら、観てくれたら、どんな声が返ってくるのかなと思う」としみじみした表情で心境を吐露。湾岸署の署長(北村総一朗)、副署長、刑事課長の3人組、スリーアミーゴスの北村さんも、客席に向かい、「あ、和久さん、ご覧になっていた?和久さん、ありがとう」と語りかけた。プロデューサーの亀山千広氏は「6月23日に僕と脚本の君塚良一と本広克行監督と、(和久さんの甥役の)伊藤(淳史)くんの4人で、いかりやさんのお墓参りに行きました。クランクインの前に行こうかと迷いましたが、今年は7回忌でしたので、その前に行くはどうかと思って。(命日の)3月20日も撮影をしていたと思います」と明かした。一方、ユースケ・サンタマリアは「スピンオフの『新署長真下正義の憂鬱』の製作が決定しました。それから私と小栗(旬)くんと伊藤くんで“ブブセラ3”としてデビューします」と“舌好調”挨拶。深津絵里も「夏のへこたれそうなときに、元気を私たちから吸い取って…吸い取れないか、奪い取って?」と話し、会場の笑いを誘った。この日の舞台挨拶は、史上最多となる全国41劇場に同時生中継されて1万人が“鑑賞”。挨拶は2回行われ、2万人が楽しんだ。前2作とも興行収入100億円を超え、前作『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』が邦画実写の歴代興収173.5億円で1位の記録を持つ超人気シリーズ。前作は408スクリーン、本作は447スクリーンで公開されており、配給元の東宝によると、この日の正午時点で観客動員が前作対比102%。「興行収入100億円超えは確実」と発表した。亀山氏は「やるからには目指したい。まずは3ケタを超えたいですね」と前作超えを目標に設定。今夏は今月10日(土)に『トイ・ストーリー3』、17日(土)にスタジオジブリの新作『借りぐらしのアリエッティ』など話題作が続々公開されるが、「劇場がにぎわうのはいいこと、相乗効果がある」と期待を寄せていた。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:織田裕二「泣きそう!」深津絵里のいかりや長介への思いに温かい拍手青島と室井がガッチリ握手!織田裕二の「ただいま」に会場全体「おかえり!」小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年07月03日6月29日(火)に開催された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』完成披露試写会にて、上映前に主演の織田裕二をはじめとするキャスト・スタッフ総勢15名による舞台挨拶が行われたのに続き、上映後にもさらに、小泉今日子らを加えた計23名が壇上に上がり、舞台挨拶を行った。エンドロールでおなじみの主題歌「Love Somebody」が流れると、場内で大合唱。観客と共に映画を鑑賞したキャスト、スタッフ陣にスポットライトが当たると、歓声と拍手がわき起こった。かつてないほど大規模なこの舞台挨拶に登壇したのは織田さん、小泉さんに、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、小泉孝太郎、内田有紀、佐戸井けん太、小林すすむ、伊藤淳史、小栗旬、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、寺島進、高杉亘、甲本雅裕、遠山俊也、川野直輝、滝藤賢一、森廉、時東ぁみ、君塚良一(脚本)、そして本広克行監督。壇上に上がった織田さんは「やばいね…泣きそう」と必死で涙をこらえるような表情。「どうでした?笑った?泣いた?」とポツリポツリと客席に問いかけ「サイコー!」という客席からの声に「こっちにとっては、そっち(=観客)が最高です。(前作から)7年掛かっちゃったけど、作ってよかった」と語った。上映後の舞台挨拶からの出席となった小泉さんは鮮やかな赤いワンピース姿で登場。劇場版第1作で演じた猟奇殺人犯・日向真奈美を再び演じたが「また、ワルいことしちゃいました!」とイタズラっぽく笑い歓声を浴びた。12年ぶりの『踊る』参加について「若い人に会うと『子供の頃に1作目の映画で小泉さんの犯人役を見て、トラウマになった』と言われることがあるんですが、そんなチルドレンをまた増やしてみました」とノリノリ。また、劇中である少年の役を演じている森さんは現在22歳だが、1997年に放送されたTVシリーズの第1作に出演しており、当時は小学生だったという。それ以前にはTVドラマ「お金がない!」(フジテレビ)で織田さんの弟役を演じたことも。久々の織田さんとの共演について聞かれ「久しぶりに会って、シワが増えてて」と言うと場内は爆笑。織田さんは「余計なお世話だ!お前、調子に乗ってんな?」と“青島”口調で怒りを露わにし、会場は再び笑いに包まれた。さらにこの日、これまでレギュラーとして映画に出演しながらも、フルネームが不明だった3名、神田署長(北村総一朗)、秋山副署長(斉藤暁)、特殊急襲部隊「SAT」中隊長の草壁(高杉亘)の下の名前が判明!神田署長は北村さんと同じ「総一朗」、秋山副署長は「春海」、そして草壁は「中(あたる)」であると発表された。上映前の舞台挨拶に続いて上映後も登壇した深津さんは、会場の熱気に圧倒された様子。「いかりやさんに褒めてもらいたいと思いました」と長年にわたって本シリーズで共演してきた故・いかりや長介さんを偲ぶ言葉に、会場からは温かい拍手がわき起こった。最後に織田さんからは「『踊る』はいいなぁ、って思いました。また『4』に向けて…あ、言っちゃった(笑)!」とさらなる続編への意欲も。会場からは期待を込めて歓声と拍手が送られた。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は7月3日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:青島と室井がガッチリ握手!織田裕二の「ただいま」に会場全体「おかえり!」小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年06月30日映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』の完成披露試写会が6月29日(火)、都内で開催され、上映前の舞台挨拶に織田裕二をはじめとするキャスト、スタッフ総勢15名が登壇した。おなじみのオープニングテーマに乗って登場した織田さんらを観客は手拍子と大歓声で迎えた。客席内に設置されたレッドカーペット上で、織田さんと柳葉敏郎はガッチリ握手!ファンの声援に応えた。記録的な大ヒットとなった前作から7年ぶりの“帰還”に、織田さんはひと言「ただいま」。これに会場全体が「おかえり!」と応じる。柳葉さんは「みなさんと一緒に感動を味わえて…最高です」と感激した面持ちで声を震わせた。深津絵里が「7年分の思いが詰まっています!」と短い言葉に強い思いを込める一方、饒舌だったのはユースケ・サンタマリア。「季節はずれの氷雨降り注ぐ中…」という前口上に始まり、「とある事情で僕は大好きな交渉人をクビになりまして」とネタバレ発言、さらに「伊藤(淳史)くんと一緒に“ブブゼラブラザーズ”という名で歌を出すことになって」など言いたい放題で会場をわかせた。本作で『踊る』の仲間入りを果たした小栗旬は「これだけ愛されたシリーズに参加できて『おじゃまします…』という気分です」とファンの熱狂に圧倒された様子で語った。“スリーアミーゴス”こと北村総一朗、小野武彦、斉藤暁のトリオも健在!北村さんは会場を見やり「元気だねぇ。自分がどこにいるのか分からないような気分です。コンサートでもやろうか?」と劇中そのままののん気な口調で挨拶すれば、小野さんは「(特別番組として放送されている)『深夜も踊る大捜査線3』も見てください」としっかりとアピール。斉藤さんは「私はついに、丸の内署に行くことはできませんでした…。でも行けなくて良かった!行ってたら映画に出られなかったかも」と語り歓声を浴びた。このほか、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、佐戸井けん太、小林すすむに脚本の君塚良一、監督の本広克行も出席したが、ひとりひとりが挨拶するごとに客席から大歓声が上がり、改めて『踊る』シリーズの人気の高さを見せつけた。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は7月3日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年06月29日