南海電気鉄道は6月21・29日、期間限定で運行中の赤い「ラピート」を利用する日帰りイベントツアーを実施する。『機動戦士ガンダムUC』の世界観を表現した同列車の撮影会を行うなど、鉄道ファンにもガンダムマニアにも楽しめる内容だ。赤い「ラピート」の正式名称は、「赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオンバージョン」。映画『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』の公開と、「ラピート」運行開始20周年を記念し、4月26日から運行を開始した。6月21日のツアーでは、同列車を難波~和歌山市間で往復運転。往路到着後、和歌山市駅の留置線にて、「ラピート」外観撮影会と鉄道部品のオークションを実施する。 同駅2階改札外に設けた臨時会場では、「ラピート」の車両デザインを手がけた建築家・若林広幸氏の協力による50000系デザイン絵画展、南海電鉄オリジナルグッズ販売会を行う。旅行代金は、往復運賃・昼食代・記念品代など込みで大人5,800円、小児4,500円。定員160名。6月29日のツアーでは、赤い「ラピート」を和歌山市駅から住ノ江駅まで片道運転した後、住ノ江車庫にて撮影会を実施。赤い「ラピート」と通常の青い「ラピート」の2編成が並んだ姿を撮影できるという。運転台と5号車の特別装飾席も見学できる。旅行代金は、片道運賃・記念品代など込みで大人3,500円、小児2,500円。定員135名。どちらのツアーも、記念乗車証、南海ボールペンセットなどの記念品が参加者に贈られる。5月24日0時から26日12時までインターネットによる先行予約が行われ、「南海電鉄ぶらりたび」から申込可能だ。先行予約枠は21日出発分が100名、29日出発分が80名。5月30日から6月6日まで(土日を除く)、「ぶらりたび受付ダイヤル」で電話申込みも受け付ける。
2014年05月23日愛媛県は、東日本大震災を受け、南海トラフ地震に備えた「愛媛県道路啓開計画」を策定した。同計画は、東南海・南海地震等の広域災害が発生した場合、県の災害対策本部要綱に基づき土木対策部および地方本部土木対策班が被災状況に即応して、救援・救助活動を支える緊急輸送体制を早期に確保するためのもの。さまざまな情報を盛り込んだ「道路施設現況等情報地図(愛媛県道路啓開サポートマップ)」を活用し、道路啓開することを目的としている。サポートマップには、“基礎情報”として道路の現況などを記載。そのほか、“拠点情報”として災害対策拠点、災害拠点病院など、“障害情報”として耐震化が未対応の橋梁など、“位置情報”として主要交差点名などが盛り込まれているとのこと。なお、「道路啓開」とは、ガレキなどを除き簡易な段差補修を行うことで、緊急車両だけでも通行できるよう救援ルートを確保することをいう。東日本大震災では、発生直後から展開された「くしの歯作戦」による道路啓開で、震災後1日で東北道・国道4号の縦軸ライン、4日後には被災した沿岸部への横軸ライン15ルート、1週間で海岸部の縦軸ルートを確保。早期復旧のための緊急輸送体制の確立に高い効果があったという。これを受けて、同計画では、伊方原発の事故発生も想定し、ステップ1(609km)、ステップ2(512km)、ステップ3(588km)の合計1,709km、3段階の啓開路線を設定。これを同県版「くしの歯作戦」としている。詳細は、同県公式ホームページを参照(のこと。
2014年04月14日南海電気鉄道は、今年春発売予定としていたJR西日本および近畿日本鉄道との「連絡IC定期券」について、3月14日から販売開始すると発表した。同定期券は、通勤・通学で南海電車とJR西日本、または南海電車と近鉄電車を乗り継いで利用する場合、1枚で両社の列車に乗降りできるという。IC定期券を発売する際の対象カードは各社によって異なり、南海は「PiTaPaカード」、JR西日本は「ICOCA」または「SMART ICOCA」、近鉄は「ICOCA」または「KIPS ICOCA」となる。発売券種は「通勤定期乗車券」「通学定期乗車券」で、通用期間は1カ月・3カ月・6カ月。運賃は従来の磁気定期券と変わらない。南海の定期券発売窓口および定期券発行機能付き券売機、JR西日本「ICOCA」エリアの駅のみどりの窓口(一部を除く)または一部のみどりの券売機、近鉄の定期券発売箇所(旅行会社への委託窓口を除く)にて販売される。なお、一部の場合を除き、連絡IC定期券の発売日以前に購入した連絡磁気定期券を、連絡IC定期券へ変更することも可能。各社の定期券販売窓口にて受け付ける。
2014年02月18日大阪府はこのほど、マグニチュード(M)9.1規模の南海トラフ地震が発生した場合の津波浸水想定を設定し、ホームページに公表した。想定では、JR大阪駅周辺の梅田(大阪市北区)で最大2メートル、関西空港(泉佐野市)で最大3メートル、内陸部のJR京橋駅(大阪市城東区)周辺でも最大2メートル浸水すると予測している。府は、大阪府沿岸に最大クラスの津波をもたらすと想定される津波断層モデルとして、内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」が公表した11のモデルのうち、大坂府域に最も大きな影響を与えると考えられる4ケースのモデルを選定。これら4ケースごとに、防潮堤の沈下を考慮し、防潮施設の開閉状況に応じた3つのシミュレーション結果を重ね合わせた。それによると、浸水面積は計1万1,072ヘクタールとなり、2012年8月に内閣府が公表した被害想定3,050ヘクタールと比べて約3.6倍に拡大。市区町村別に見ると、最も浸水面積が広かったのは大阪市住之江区で1,174ヘクタール。次いで、堺市西区の928ヘクタール、大阪市西淀川区の840ヘクタール、同此花区の816ヘクタール、同淀川区の756ヘクタールとなった。このほか、JR大阪駅のある大阪市北区は322ヘクタール、内陸部の同城東区でも259ヘクタール、同都島区でも101ヘクタール浸水すると見込んでいる。最大津波高について市区町村別に見た場合、最も高かったのは大阪市住之江区で5.1メートル。以下、堺市西区の4.9メートル、高石市の4.8メートル、大阪市大正区の4.6メートル、大阪市港区の4.5メートルと続いた。津波の最短到達時間については、岬町(最大津波高3.8メートル)が最も早く54分。次いで、阪南市(同3.6メートル)の1時間8分、泉南市(同3.2メートル)の1時間15分、田尻町(同3.3メートル)の1時間20分、関西空港のある泉佐野市(同3.8メートル)の1時間21分となった。なお、今回の想定では、地下街や地下鉄などの地下空間、および管渠等への流水の浸入やその影響は考慮していない。また、地面の凹凸や建築物の影響、地震による地殻変動などにより、浸水域外で浸水が発生したり、浸水深がさらに拡大する場合があるとしている。津波浸水想定の詳細は、大阪府のWebサイトにて閲覧することができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月21日ジブリの名作「天空の城ラピュタ」。テレビで放送されるたびにSNS上を「バルス!」が埋め尽くし、サーバーが落ちることもあるほどの影響力を誇ります。普段はこの滅びの呪文やムスカの名台詞にばかり注目されがちですが、本作品ヒロインのシータに「イイ女」の条件が隠されていたことはご存知でしょうか。今日は、「初恋の人はシータ、今も理想はシータ」という男性への取材を交えながら、可愛いだけじゃない「イイ女」の条件を学んでいきましょう。■1.ミステリアス「ワンピースでみつあみっていう典型的可愛い系の女の子が空から降ってきて、しかも実はラピュタ王家の末裔とか。そういう意外性がシータの元の可愛さとか素直さとかを引き立たせてる」(22歳/大学院生)なるほど。様々な「意外性」がギャップとなって可愛さを引き立たせるんですね。知って欲しいからといってあまりべらべらと自分の話をすると、男性は疲れてしまったり、飽きを感じてしまうので、あまり話しすぎないように。ミステリアスな部分は男性の「もっと知りたい」という興味を引き出します。■2.料理上手「シータは海賊船に乗り込んで間もないし、あの台所にも慣れてないはずなのにあれだけの人数分の料理を作れるってすごい。あれは絶対普段から料理してる人。たぶん他の家事もできると思う」(25歳/販売)シータへの愛情が伝わってくるコメントです。確かに、揺れると思われる飛行船の中で料理をするというのはなかなか慣れていないと難しそうですね。最近は料理を嗜む男性も増えていますが、やはり家庭的な女性を好む男性は多く存在します。手の込んだ料理が作れるのも確かにすごいですが、有り合わせでぱぱっと作れると「普段からよく料理している」というこなれ感が出て、リアリティが増します。■3.誰に対しても朗らか「シータってすごく元気でアクティブ!って感じの子じゃないけど、誰に対しても朗らかでいい子なんですよ。あんなにむさくるしい海賊に対しても丁寧だし。育ちの良さとか、性格の良さがにじみでてる」(26歳/医療)何気ない普段の言動にこそ、その人の性格が現れます。気を抜かない方がよさそうですね。一般的に、女性は好きな人にだけ優しくしたり、イケメンにだけ料理を取り分けたりしがちです。でも好きな人に特別優しくするのは、「二人だけの秘密」に出来る時に限った方が効果的かもしれません。■4.度胸がある「夜、パズーが見張りをしてるとき、シータが「私、こわくてたまらないの」と告白するシーンで恋に落ちた。でも、その後ドーラに「シータは女の子だから戻ってこい」って言われた時には「おばさまも女よ。それに私、山育ちで目はいいの」ってパズーと一緒に敵の追跡にでちゃうんですよ。あの行動力!もう、目が離せない」(27歳/自衛官)可愛いだけでなく、出るときは出る!という姿勢が大事なのだそう。守られるだけのヒロインではダメなんですね。「男は度胸、女は愛嬌」という言葉がありますが、実際は愛嬌も度胸も兼ね備えてこそイイ女。自ら行動する「自立した女性」という印象を与えつつも、その根底にはか弱さもある。そんなアンバランスさが女性らしい魅力になります。■おわりにいかがでしたか?ムスカが「3分間待ってやる」といって拳銃に弾をこめているあいだに、シータはどうやって滅びの呪文をパズーに教えたのか。そんな最大の謎を残したままにしている「天空の城ラピュタ」。この作品が長く愛されるのは、シータがただの可愛いだけの女の子ではなく、「イイ女」だからなのかもしれません。皆さんも、次の放送では新たな視点で見てみると、何か参考にできるポイントが見つかるかもしれませんよ。(Sakura/ハウコレ)
2013年08月01日福岡県北九州市・小倉城では8月18日まで、夏期イベント「小倉城冒険王」を開催している。同イベントは、小倉城天守閣前広場、小倉城庭園にて開催される夏期イベント。今回は、「2013を小倉城で楽しまナイト!!」をテーマに、北九州市制50周年を記念しての開催となる。メインとなる施設は、今年で3回目となる「お化け屋敷~小倉城悲恋物語~」(イベント開催期間中)。小倉城に住む美しい姫君の霊を慰めるため、姫君を祀ったお堂まで歩き進み、思いを込めたお札を貼ってくる、というもの。昨年はそのあまりの怖さが評判となり、約5,000人の入場者があったという。料金500円で、入場は5歳以上から。その他、会期中は「小倉城夜市」(8月3日、4日、17日)、「小倉城ライブ」(8月3日、4日、17日)、「似顔絵体験」(8月4日、17日)、「お城deフリマ」(8月11日)、「小文字焼き」(8月13日)、「小倉城盆踊り」(8月17日)など、様々なイベントを実施する。開催期間は、7月20日、21日、26日~28日、8月2日~4日、9日~11日、13日~18日。時間は11時~20時(7月20日、21日、8月3日、4日は21時頃まで、8月13日~15日、18日は18時頃まで)。会場は、小倉城天守閣前広場、小倉城庭園。その他、詳細は小倉城Webサイトにて確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月25日東海旅客鉄道(JR東海)は12日、5月30日に公表された南海トラフ巨大地震に伴う津波浸水想定域図(愛知県)を踏まえ、同社の「津波危険予想地域」を7月末に見直すと発表した。新たに愛知県内の東海道線および武豊線の4区間約5キロメートルを追加する。今回追加される区間は、東海道線が逢妻~大府、大高~熱田の2区間約3キロメートル、武豊線が尾張森岡~緒川、乙川~半田の2区間約2キロメートル。これらの区間には「津波警標」を設置するとともに、「津波避難地図」を作成して乗務員に常時携帯させる。なお、東海道新幹線に対する津波危険予想地域の指定はない。同社はこれまで、自治体によるハザードマップを基に津波到達が予想される地域を津波危険予想地域に指定。現在の津波危険予想地域は、静岡県内の東海道本線が吉原付近や由比付近など約23キロメートル、三重県内の関西本線が弥富~河原田約17キロメートル、参宮線が宮川~鳥羽約15キロメートル、紀勢本線が下庄~徳和、梅ケ谷~新宮約91キロメートル、名松線が松阪~伊勢八太約5キロメートルの合計約151キロメートルとなっている。津波警報発令時には、同地域内に新たに列車を侵入させないようにするほか、指令による指示または乗務員の自主判断により乗客を誘導するよう指導。また、地震等により停車した際には、運転士の安全確認により、津波の恐れのないところまで迅速に列車を移動させることを明確にしている。同地域内の線路には、約100メートルごとに避難場所までの方向を示した「津波警標」を設置。地域内を乗務する全ての乗務員に避難場所やルートを示した「津波避難地図」を常時持たせているほか、全編成に「発電機能付き携帯ラジオ」を搭載している。現在は全編成に「避難橋子」の備え付けを進めている途中で、津波避難に対応した「避難場所案内図」も地域内の全駅に掲示する予定だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月13日内閣府は18日、マグニチュード(M)9クラスの南海トラフ巨大地震が発生した場合の被害想定(第二次報告)を発表した。それによると、全国の被害総額は最大で約220兆円3,000億円に上る恐れがあることがわかった。被災地における建物などの資産やインフラ損壊の直接的な被害総額は約169兆5,000億円。これは東日本大震災の被害総額の約10倍に当たる。内訳は、民間部門が約148兆4,000億円、準公共部門(電気・ガス・通信・鉄道)が約9,000億円、公共部門が約20兆2,000億円。企業が被災するなどして、生産・サービスが低下したことによる全国の経済被害は約44兆7,000億円、道路、鉄道の寸断による全国の経済被害は約6兆1,000億円と試算している。なお、防災・減災対策を推進することで、資産等の被害額は約80兆円に半減するほか、津波避難の迅速化などを行うことにより、生産・サービス低下による被害額は約32兆円に減少すると推計している。ライフラインについて見ると、地震発生直後には東海、近畿、山陽、四国、九州などの各地方で約2,710万軒が停電し、1週間後でも88万軒で停電が続くと予測。断水の影響は、地震発生直後で約3,440万人、1カ月後で約460万人に上る。都市ガスについては、地震発生直後で約180万戸が停止すると見られる。避難者は断水の影響を受けて1週間後で約950万人、避難所への避難者は1週間後で約500万人に上ると予測。また、平日の12時に地震が発生し、公共交通機関が全域的に停止した場合に一時的に外出先にとどまる人は、中京都市圏で約400万人、京阪神都市圏で約660万人。当日中に帰宅が困難となる人(帰宅困難者)は、中京都市圏で約100万人~約110万人、京阪神都市圏で約220万人~約270万人と推計している。地震発生後3日間における食料の不足量は約3,200万食、飲料水の不足量は約4,800万リットル、毛布の不足数は約520万枚と予測。被災都府県で対応が難しくなる患者数は、入院が約15万人、外来が約14万人と想定している。固定電話・携帯電話は、輻輳により1割程度しか通話できなくなる(90%規制)。インターネットへの接続は、固定電話回線の被災などにより利用できないエリアが発生する見込み。路面損傷や沈下などの道路施設被害は約4万~4万1,000カ所、線路変状などの鉄道施設被害は約1万9,000カ所、港湾施設被害は約5,000カ所と想定。また、中部国際空港・関西国際空港・高知空港・大分空港・宮崎空港で津波浸水が発生し、このうち、高知空港と宮崎空港では空港の半分以上が浸水すると予想している。なお、いずれの数値も被害が最大となるケースのものを記している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月19日『オズ はじまりの戦い』のオズツリー点灯式イベントに、“戦う”緑の魔女となって登場した「南海キャンディーズ」山崎静代。『オズ はじまりの戦い』は2013年3月8日(金)より全国にて公開。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc.All rights reserved.
2012年12月06日織田信長の安土城は教科書に必ず出てくるお城ですが、実はその正確な姿は謎のままなのです。安土城について、歴史研究家の藤井尚夫さんにお話を伺いました。藤井さんはお城の復元図を多く手掛ける専門家です。――安土城の天主はなぜ正確な姿がわからないのでしょうか。藤井さんまず本能寺の変で信長が死んだ後、明智光秀と秀吉との争いの中、燃やされて、その後再現されません。また、当時の外見を正確に描いた絵画資料が残っていません。なので推測するしかないんですよ。――どうやって安土城天主の形を推定するのですか?藤井さんそれは太田牛一が書き残してくれているからできるんです。太田牛一という人は信長の側に常につき従っていたと思われる人で、信長の言動をこと細かく記録して残してくれました。江戸時代には『信長公記』(しんちょうこうき)という形になって写本が作られています。この中に、安土城の描写があります。――それは、どんな内容なんでしょうか。藤井さん例えば、天主一階には、「十二畳敷、唐の儒者達を」狩野派の絵師に描かせた部屋があったなど、各部屋のことが書かれています。また天主第四層、第五層の外部の色なども描写されています。これらの記述を元に再現図を描くんです。――ということは、復元者によって細部が変わってくる可能性がある?藤井さんそうですね。解釈の違いが出ますので。例えば、太田牛一が地上一階には「御土蔵」があったと書いています。天主の中に土蔵があるというのは、私はヘンだと思いますので、これは天主の外に隣接してあったものだと解釈しています。でも天主内にあったと想定する方もおられますね。――藤井さんは復元図を制作される時にどんな点に興味を持ちましたか?藤井さん安土城は外部五層、内部七階建てでしたが、この四層と五層部分が特徴的ですね。この四層と五層の両方に「御縁輪」(ごえんがわ)があり、「高欄」(こうらん)があったと書かれています。これは軍事的構築物ではないですね。*……高欄というのは縁などの端に設ける手すりのこと。――ベランダみたいになっているところですね。四層目にもあったのですか?藤井さん太田牛一は四層目の外側の画についても記述をしています。逆に言うと、太田牛一という人は、そこに立てる人だったと言えます。また擬宝珠(ぎぼし)があったという記述もあります。なので擬宝珠高欄が四層目にあったと推測するのが自然ではないでしょうか。*……擬宝珠(ぎぼし)というのは、高欄の親柱にかぶせる宝珠型の飾りのこと。橋などでも見られる。――なるほど。外観の色なども記述があるのでしょうか。藤井さん四層では部屋の内側が金で、外の柱が朱という記述があります。宣教師・フロイスの記述の中に「壁が青」と書いてあったりするんですが、これは窓の「桟」(さん)の部分のことだと推測されています。緑青色、つまりエメラルドグリーンのことを「青」と書いたのではないでしょうか。ただ、復元案によっては壁を青にされている方もおられますね。――もし、宣教師の記述が正しいなら「壁が青」というのは相当派手ですね。藤井さん配色としては派手ですね(笑)。あと瓦ですね。安土城の瓦は特別製だったんですよ。――と言いますと?藤井さん唐人の一観という瓦師(かわらし)が焼いた瓦を使ったと書いてあり、軒瓦に金箔(きんぱく)を貼(は)ったものが現地で発見されています。――記述を頼りに少しずつ再現していくしかないんですね。藤井さんそうですね。今から安土城の外見を正確に知る可能性としては、行方不明の屏風(安土山図屏風)を発見するしかないでしょうね。これは信長から贈られて、宣教師ヴァリニャーノからバチカンのグレゴリウス13世に献上されたものです。安土城が描かれていたのですが、残念ながら今では行方不明です。――バチカンには到着したんですか?藤井さんええ。記録もあります。その後どうなったのかわからないんですよ(笑)。――ちゃんと探したんでしょうか(笑)?藤井さん出てくると世紀の大発見なんですけどね(笑)。織田信長の安土城は、本人の非業の死と共に失われてしまいました。もしかしたら、その本当の姿も永遠にわからない方がロマンがあるのかもしれません。(高橋モータース@dcp)↑安土城天主跡の礎石↑天主最上階で佇む信長(画/藤井尚夫)
2012年12月01日小栗旬、森山未來らが出演するアクション・エンターテインメント大作『髑髏城の七人』の予告編映像がこのほど公開された。『髑髏城の七人』予告編本作は、劇団☆新感線の人気公演をデジタル技術を駆使してスクリーンで楽しむ“ゲキ×シネ“の記念すべき第10弾。天下統一をかけて武将たちが割拠していた戦国の世を舞台に、たった7人で2万を擁する関東髑髏党に戦いを挑んだ者たちの活躍を痛快に描く。本作は、中島かずき作、いのうえひでのり演出による劇団の代表作のひとつで、小栗、森山、早乙女太一、小池栄子、勝地涼、仲里依紗ら若手キャストを迎えて昨年上演した舞台を18台ものカメラを駆使して収録。このほど公開された予告編では、ひょんなことから戦乱に巻き込まれる捨之介(小栗)、関東髑髏党を束ねる最強の男・天魔王(森山)ら主要な登場人物を次々に紹介しながら、ダイナミックな殺陣、ポジション/ポーズまで完璧に計算された登場シーン、耳に残るキメ台詞の数々、そして観客を魅了する熱い人間ドラマの一端が紹介されている。エンターテインメントであることを純粋に追求し、重厚な劇世界を構築しながら毎公演、面白さとカッコよさを失わずに走り続けてきた劇団☆新感線だけに、予告編も痛快な描写が続々登場。映画館の客席が一体になるような、思わず歓声があがるような興奮必至の作品になりそうだ。『髑髏城の七人』2013年1月12日(土)より全国ロードショー
2012年11月14日ムービックは12月下旬、スタジオジブリ作品「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「天空の城ラピュタ」のアクセサリーを発売する。同商品は、スタジオジブリ作品の中でも特に人気の高い「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「天空の城ラピュタ」をモチーフにデザインされたシルバーアクセサリー。「となりのトトロブレスレット風の通り道」は、さつきとメイが通る木のトンネルをモチーフにしたブレスレット。中トトロ、小トトロたちの落とすどんぐりを道しるべに、木の葉の生い茂ったトンネルを駆け抜け、大トトロのところへとたどり着くイメージを形にした。サイズは全長19cm、チャーム部分1×1.5cm内。素材はシルバーと真ちゅう。黒箱ボックス入りで価格1万2,600円。「天空の城ラピュタロボット兵リング」は、劇中で天空より堕ちて来たロボット兵をモチーフにしたリング。片手でぐるりと指に巻き付き、片腕はちぎれた様を再現し、配線がむき出しになっている。目にはキュービックジルコニアを埋め、リングの内側には飛行石の模様が彫り込まれている。表面の質感も鈍い仕上げにし、ロボット兵らしさを出した。リングサイズは15号、17号、19号、23号。サイズはロボット兵部分が約2.5cm×1.5cm内。素材はシルバーとキュービックジルコニア。黒箱ボックス入りで価格1万4,700円。「となりのトトロ かんざし風の通り道」は、森に隠れるトトロたちをゆらゆらと揺れるチャームで表現したかんざし。どんぐりや葉っぱが生い茂る中に、トトロたちのシルエットが見え隠れする。サイズはかんざし本体(木軸)が約12cm、チャーム部分全長が約7cm、厚さ0.2cm。素材はシルバー、真ちゅう、木。黒箱ボックス入りで価格6,930円。「となりのトトロかんざし三連トトロ」は、大・中・小トトロが並んで歩いている様子を表現したデザイン。時にはひっくり返るなどで見え方が変わるという。サイズは19cm、チャーム部分1×1.5cm内。素材がシルバーと真ちゅう。黒箱ボックス入りで価格8,820円。「魔女の宅急便ジジネックレス」は、キキが初仕事で届けた鳥かごの中に、ぬいぐるみのふりをしたジジが入っている場面を表現したネックレス。サイズはネックレスチャーム本体が約3cm×直径1cm内、チェーン部分が約45cm。素材はシルバー。黒箱ボックス入りで価格9,870円。各商品の詳細、購入予約は同社通信販売サイト「ちきゅーや」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日和田竜のベストセラー小説を野村萬斎主演で映画化した『のぼうの城』が本日から公開されている。周囲から“でくのぼう”と呼ばれている城代が、驚くべき人望を発揮して家臣たちと戦いに挑む本作。公開前に行われたモニター試写会でも圧倒的多数の観客が“のぼう様”に魅力を感じているようだ。その他の写真『のぼうの城』は、家臣から“のぼう様”と呼ばれる忍城(おしじょう)の城代・成田長親(野村)が、外見からは想像もできない才能と人望によって、天下統一を目指す豊臣秀吉の2万の大軍を相手に、たった500名の兵で圧倒的な戦いを見せる様を描いた作品。野村をはじめ、佐藤浩市、榮倉奈々、山口智充、成宮寛貴、上地雄輔、山田孝之らが出演し、犬童一心と樋口真嗣が監督を務めている。本作には野村演じる長親(なりちか)だけでなく、石田三成、大谷吉継ら様々な武将たちが数多く登場するが、モニター試写会後に実施したアンケートでは、長親に圧倒的な支持が集まったそうだ。「普段はひょうひょうとしているのに、やる時はやるという性格が魅力的だった」「自分自身のことより、家臣、領民を思う気持ちが良く伝わった」「何を考えているのかわからないようで、きちんと考えているので面白い」など、意外なキャラクターと奇策で民を率いる“のぼう様”を評価する声がある一方で「野村萬斎でないとこの作品は魅力的にならない」「小説を読んだときの自分のイメージよりも野村萬斎の方が“のぼう様”らしくて驚いた」などの声も寄せられたという。もちろん本作は痛快な娯楽活劇で、劇中に登場する“のぼう様”には創作が含まれ、観客が思わず惹かれるような人物として描かれている。しかし、自分よりも他人のことを優先して考え、日ごろはノンビリしているが実は頼りになる“のぼう様”は、現代の観客が思わず「こんな人がいてほしい」と思ってしまう人物なのではないだろうか。『のぼうの城』公開中
2012年11月02日山岳・自然分野のメディア事業を手がける「山と溪谷社」は、城メグリスト・萩原さちこさんによる、全国34の名城の魅力を紹介した「わくわく城めぐりビギナーも楽しめる〈城旅〉34」を10月5日に刊行した。価格は1,680円(A5版ソフトカバー、224ページ)。同書では、萩原さんが「楽しんでもらいたい」と思う全国の34城をピックアップ。ビギナーがまず訪れてほしい「城旅ビギナー編12城」と、一歩進んだ人のための「城旅ニスト編22城」に分けて紹介する。巻頭には、天下一やさしい「城の基礎知識」、巻末には「用語集」を掲載。写真や図版、読者の関心にストレートに訴える解説が特長で、ビギナーから中級者までが、長く活用できる構成になっているという。また、レジャー度、ヒストリー度、アート度という指標や、見どころを3カ所箇条書きで示した「城メグpoint」のほか、周辺のお楽しみスポットなど簡易な観光情報、「城メグeye」などのコラムも盛り込んでいる。なお、著者の萩原さちこさんは、城旅サイト「城メグリスト」を通じ、「城メグリスト」また「城旅ナビゲーター」として、城の魅力を発信しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日熊本城を会場に、10月5日(金)~10月14日(日)までの10日間「秋のくまもとお城まつり」が開催される。熊本城は、日本三名城に数えられ、名将加藤清正が幾多の実戦の経験を生かし、1601年(慶長6年)から7年の歳月と、心血を注いで築城したもの。大小天守閣をはじめ、櫓(やぐら)49、櫓門18、城門29を数える。城郭の広さは約98ヘクタール(東京ドーム21個分)、周囲約5.3キロメートルにも及ぶ豪壮雄大な構えで、美しい曲線で築かれた石垣と、自然の地形を巧みに利用した高度な技術で知られている。この城は以後、加藤家2代(44年)、細川家11代(239年)の居城となり、西南戦争では、薩軍の大軍を相手に50余日も籠城(ろうじょう)に耐え、不落の城として真価を発揮したが、薩軍総攻撃の3日前、原因不明の出火により天守閣など主要な建物を焼失。消失を免れた宇土櫓など13棟の建造物が国の重要文化財に指定されている。現在の天守閣は1960年(昭和35年)、熊本市によって再建されたもの。この熊本城の奉行丸をメイン会場として10日間にわたり開催されるのが「秋のくまもとお城まつり」だ。「熊本城薪能」(喜多流)などの伝統行事をはじめ、コンサートや食のイベントなどが企画されている。10月6日(土)は武田流騎射流鏑馬(やぶさめ)保存会による「流鏑馬」が開催される。熊本城大小天守閣、宇土櫓を背景に、見事な流鏑馬を見ることができる。さらに、肥後の国を盛り上げるために現世によみがえった加藤清正公をはじめとする「熊本城おもてなし武将隊」の面々も来場者を歓迎する。秋のくまもとお城まつり期間中は、熊本城の夜間開園を行っており、21時00分(入園は、20時30分まで)まで開園。料金も、夜間開園時の17時以降は、高校生以上500円が200円、小中学生200円が100円となっている。関連催事としては、熊本城周辺では、10月6日(土)、7日(日)に、「第9回城下町大にぎわい市」、「第9回熊本暮らし人祭りみずあかり」を開催。「みずあかり」は、故郷・熊本の魅力を発見し、”ここに暮らす喜びやせつなさまでも共感できる市民と地域でありたい”というコンセプトのもとに、5万4千ほどのろうそくの灯かりで秋の夜を幻想的に彩るイベントだ。10月13日(土)には、上通・下通・サンロード各アーケード周辺で、ジャズ・クラシック・フラメンコなど多彩なパフォーマーが集結する「STREETART-PLEXEXTRAVAGANZA2012」を開催。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日近畿日本ツーリスト(KNT)はこのほど、映画『のぼうの城』(11月2日公開)の舞台となった土地を訪ねるバスツアーを発売した。『のぼうの城』フィルムパートナーズと映画の舞台となった埼玉県行田市の完全協力の下、9月末から11月上旬にかけて4回実施する。この旅行商品は、忍城址や丸墓山古墳、石田堤など映画ゆかりの地の見学に加え、「忍城おもてなし甲冑隊」との交流が楽しめる日帰りツアーとなる。特典としてツアー参加者全員に映画プレスブック(非売品)をプレゼントするほか、1回目と2回目のツアーでは、10月20日に開催されるプレミア試写会のチケットが抽選で当たる企画も実施。3回目のツアーでは、『のぼうの城』をモチーフにした田んぼアートの稲刈り体験に参加でき、収穫したお米が後日自宅に届く。4回目のツアーでは勇壮な「忍城時代まつり」が見学できる。出発日は9月30日、10月7日、10月21日、11月11日。いずれも東京駅発着で、旅行代金は8,500~1万1,000円。近畿日本ツーリストの「映画『のぼうの城』の舞台を訪ねるバスツアー」特設ページにて予約を受け付けている。映画『のぼうの城』は、和田竜氏の同名小説を映画化した作品。豊臣秀吉の「忍城水攻め」の史実をもとに、500の手勢で2万の軍勢に立ち向かう武将たちの人間ドラマを描く。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日南海電鉄は、「鉄道の日」(10月14日)にあわせた記念行事「南海電車まつり2012」を10月27日、南海電鉄千代田工場にて開催する。開催時間は10:00~16:00(入場は15:30まで)。当日は工場内見学を実施し、整備中の電車や車両部品などが間近に見られるほか、特急「ラピート」の車内公開、車掌になった気分で車内放送などを体験してもらう「子ども車掌体験」などの各種催しが予定されている。物販ブースでは南海電鉄オリジナルグッズをはじめ、各種鉄道グッズを販売するほか、飲食ブースでは毎年好評の駅弁がさらに充実して登場するという。高野山開創大法会イメージキャラクター「こうやくん」と、南海電鉄のキャラクター「ラピートくん」も場内に登場。一緒に記念撮影もできる。同社ではこのイベントに先立ち、南海電鉄の歴史を彩った各種車両を描いて毎年好評を博している「鉄道の日記念コンパスカード」を今年も発売する。今年の図柄は、1962(昭和37)年に登場し、現在も高野線で活躍する6000系。10月1日より、南海電鉄の各駅窓口にて限定1万枚が販売され、価格は1枚1,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日大阪府大阪市中央区大阪城で、第12回となる「城灯りの景(しろあかりのえ)」が開催される。大阪城のライトアップはもちろんのこと、大阪城本丸広場、西の丸庭園、山里丸の大阪城一帯が約2万個のろうそく行灯で彩られる。開催日は8月25日(土)、26日(日)だ。今年は西の丸庭園に雲に見立てたろうそく行灯を配置し、その背後に天守閣が浮かび上がるような工夫を凝らした「天空の大阪城」が登場する。また、西の丸庭園内の迎賓館ではレーザー光線とLEDパーライトによる「Cosmicシンフォニー」と名付けられた光の演出が企画されている。山里丸でも「光の宇宙」と題された、ろうそく行灯とレーザー光線を使用して山里丸を幻想的な雰囲気に包み込む企画もあり、「城灯りの景」に彩を添える。ほかにも、事前予約制(無料)で大阪城ナイトツアーも行われる。「城灯りの景」の見学はもちろん、大阪城の名所を楽しむことができる。コースは西の丸庭園から、大手門、桜門、本丸に至る。天守閣への入場は含まれず、1日100名、2日間合計200名なので注意が必要だ。さらに西の丸庭園特設ステージでは、大阪芸術大学学生の演奏による「管楽の夕べ」や、大阪パフォーマーライセンスを取得したミュージシャンによる演奏を楽しむことができる。そのほか、行灯シェードワークショップ、東部方面公園事務所ワークショップでは竹細工を体験できる。西の丸庭園では「大阪的グルメグランプリ」が同時開催され、屋台形式の店が約50店舗参加する。フードはワンコイン500円、入場は無料だ。「城灯りの景」は、大阪城に蛍が飛びかう様をイメージした市民参加型の光の演出でフィナーレを迎える。西の丸庭園特設ステージでは、ペンライトによる光の演出「HOTARU」が感動的なラストに花を添える。各イベントの開催日時 「城灯りの景」18:00~21:00 「行灯メッセージ」17:00~20:30 「天空の大阪城」18:00~21:00 「Cosmicシンフォニー」19:00~21:00(適時実施) 「光の宇宙」19:00から21:00 「大阪城ナイトツアー」1回目18:00~。2回目19:00~各50分 「行灯シェードワークショップ」17:00~20:30 「東部方面公園事務所ワークショップ」17:00~20:30 「西の丸庭園特設ステージ演奏」18:00~21:00 「大阪的グルメグランプリ」25日(土)16:00~。26日(日)15:00~ フィナーレ「HOTARU」26日(日)20:00~ 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日南海電鉄は9月29日、特急「サザン」に使用される12000系の運行開始1周年を記念したツアー「斉藤雪乃さんと行く和歌山の鉄道満喫の旅」を実施する。同ツアーは鉄道アイドルの斉藤雪乃さんが同行する日帰りツアーで、特急「サザン」に使用される新旧車両(往路は10000系、復路は12000系)で難波~和歌山市間を往復。和歌山県御坊市を走る紀州鉄道の車庫見学と撮影会、有田川町鉄道交流館入館と保存車両の体験乗車、さらに道成寺への参拝などが楽しめる。参加者には現在発売中の鉄道雑誌「南海だいすきスペシャルブック」を斉藤雪乃さんの直筆サイン入りでプレゼント。旅行代金は1万3,500円(難波~和歌山市間の運賃・特急料金、昼食料金、紀州鉄道運賃、貸切バス料金などを含む)で、募集人数は40人(先着順)、最少催行人数は20人。8月15日より南海電鉄ぶらりたび受付ダイヤルにて受付開始する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日椎名誠の人気小説を西表島完全ロケで映画化した『ぱいかじ南海作戦』。公開を前に、主演の阿部サダヲと本作で初めて長編映画のメガホンを執った細川徹監督に話を聞いた。離婚と失業を同時に味わった中年男が、心地よい“ぱいかじ(沖縄の方言で南の風)”が吹く南の島で繰り広げるサバイバル生活を描く。共に「大人計画」事務所の所属だが、本格的に仕事を共にするのは初めて。監督は当初、主役の佐々木にはもっと年配の俳優を考えていたそうで「僕の中では岩松了さんのイメージでした」と明かす。だが阿部の名が挙がった時点で「阿部さん以外に考えられなくなった」という。原作の一人称による独特の世界観を重視し、語りを含め阿部は2時間出ずっぱり。「それで退屈させないところがすごい。サモ・ハン・キンポーで2時間はキツいしユンピョウでも無理だけど、ジャッキー(・チェン)やブルース・リーならイケる。阿部さんも2時間見ていたいと思わせる俳優」と信頼を口にする。一方の阿部は「舞台はいつも観に行ってるけど『何で出してくれないのかな?』と思ってました。だから今回、初めての映画で呼んでもらって嬉しかったです」と喜びを語った。阿部単独で撮影が始まり、共演陣が徐々にやって来るという、映画と同じ流れで撮影は進行。特に永山絢斗とのやり取りが楽しかったそうで「永山くんが来て、佐々木のキャラクターを自然と壊していくことができた。逆に僕も永山くんを崩したかった。ああいうイイ男がウンコを我慢したりするのは素晴らしい」(阿部)。「最初は『ちょっと我慢し過ぎ』って注文付けたけど、東京帰って観たらそれがよくて永山プランを採用した(笑)」(細川監督)と揃って絶賛。また、雨による待ち時間もかなり長かったようだが、阿部は「雨が打ちつける音が都会にはない感じで待つのが苦にならなかった」と、都会とは異なる時間の流れに身を任せていたよう。さらに「島を出るときはお世話になった人たちに見送られて、そんなにってくらい大泣きしちゃいました」と告白。1か月におよぶ島での生活が、作品にもたらしたものの大きさをうかがわせた。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月12日大阪府、泉大津市、南海電気鉄道は11日、南海本線北助松~忠岡間の下り線(約2.4km)が高架化されることを発表した。供用開始は8月4日の始発列車からとなる。同区間では13年前より「南海本線(泉大津市内)連続立体交差事業」がスタートしており、2008年6月に上り線が高架化された。今回、下り線の高架化工事が完成することで、泉大津市内の踏切8カ所が除去され、交通渋滞や踏切事故の解消、さらに鉄道により分断された地域の一体化が図られる。工事の完成を受けて、泉大津駅と松ノ浜駅では下り線側にエレベーターと波形手すり「クネット」を設置。今年設置された他目トイレと合わせ、バリアフリー設備の充実を図る。泉大津駅ではその他にも、雨水利用システムや自己発電機能付き節水型自動水栓、節水型トイレなども設置されており、「環境に配慮した駅」をめざすとしている。なお、連続立体交差事業の進捗により、高架駅となる松ノ浜駅が現在位置より和歌山市方面に約86m移動するため、難波駅起点の営業キロ程が現行の19.4kmから19.5kmに変更される。これを受けて旅客運賃が変更となる区間が発生。松ノ浜~多奈川間が現行の620円から580円(40円減)に、松ノ浜~我孫子前間が現行の370円から430円(60円増)となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日南海電鉄は新世界・通天閣の開業100周年を記念して、人気漫画『キン肉マン』の作者、ゆでたまご氏ゆかりの地を巡る「キン肉マンスタンプラリー」を開始した。「ゆでたまご」は嶋田隆司氏と中井義則氏の共同ペンネームで、2人はともに大阪出身。中井氏は新世界近くで生まれ育ったことが縁となり、新世界・通天閣100周年の公式キャラクターにキン肉マンが採用された。スタンプラリーでは、通天閣、住吉大社、阪堺電車恵美須町電停、粉浜駅、浜寺公園駅の5カ所をめぐる。5カ所すべてのスタンプを集めると、もれなくオリジナルグッズが、さらにゆでたまご氏直筆のサイン入り色紙が10人に当たる抽選への応募用紙がもらえる。スタンプを集める際、「堺・住吉まん福チケット」を使用していると、南海電鉄クリアファイルも同時にもらえるとのこと。スタンプラリーの実施機関は11月30日までで、8月31日までを1期、9月1日以降を2期と設定している。各ポイントに設置されるキン肉マンの人気超人たちを描いたスタンプは全10種類で、1期と2期それぞれに5種類ずつを使用する。全スタンプを制覇するともらえるオリジナルグッズも1期と2期で異なり、1期はキン肉マンオリジナルうちわ、2期はキン肉マンオリジナルメモ帳となっている。これに合わせて29日より、南海線と高野線の列車(一般車両・各1編成)において、『キン肉マン』のキャラクターをデザインしたヘッドマークを掲出して運行する。オリジナルヘッドマークは全4種類で、掲出期間は8月31日まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日お城好きな人が増えていると思いませんか? 有名なところでは『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳さん、アナウンサーの安住紳一郎さん、落語家の春風亭昇太さん、プロレスラーの藤波辰爾さん、歌舞伎俳優の坂東三津五郎さんなど挙げればキリがありません。なぜお城好きは増えているのか?歴史研究家の藤井尚夫さんにお話を伺いました。■昭和天皇もお城がお好きだった!?――お城が好きな人って最近増えているような気がするんですが。例えば落語家の春風亭昇太さん。かなりのお城好きで本を出したりされていますね。藤井さん春風亭昇太さんはかなり活動的な方ですね。「えっ? ここに行ったの?」なんていう、知る人ぞ知るお城に行ってたりとか。それもblogに書きこんでおられたり。――城好きな人が増えている理由は何でしょうか?藤井さんうーん。昔から一定数の城好きな人がいたんじゃないでしょうか。それが自分の趣味をblogやtwitterに書き込んで顕在化していると言いますか。――なるほど。カミングアウトする人が増えた、と。藤井さん趣味として一般に認められてきたと言いますか。知っていますか?昭和天皇もお城がお好きだったという話があります。――えっ、昭和天皇は植物学者だったのではないんですか?藤井さんお城もお好きだったそうです。陛下が特に気にされていたのは織田信長の清州城で。――清州城ですか。藤井さん鳥羽正雄先生という方がおられたんです。この方がお城の研究で博士号を取った第1号なんですね。で、宮内庁から「お城の講義」を陛下がしてほしいということで鳥羽先生のところにご要望があったんですよ。「清州城ってどんなお城だったのかね」とお聞きになったとか。■戦後すぐにあったお城ブームは『日本の名城』から――お城好きの人たちはどこからファンになったんでしょうか。藤井さんお城好きな人たちの間では戦後すぐにブームがあったんですね。――えっブームがあったんですか?藤井さんそうです。戦後のお城ブームの震源というのは『日本の名城』という本が出版されたことだと思います。(旧)人物往来社から昭和34年(1959年)9月1日に刊行されました。日本のお城の紹介なんですが、素晴らしかったのは各城の年表が付いていたことです。そしてこの本が大当たりするんです。――あ、そんな本があったんですね。藤井さん私の持っているのは昭和34年の9月10日、第三版です。9日目に第3版。すごいベストセラーでしょ。あまりに売れたので、『続・日本の名城』、『名城名鑑』、『続・名城名鑑』と続刊が次々出ました。――では、やはりそれだけお城好きな人がいたと。藤井さん売れたということはそうですね。また戦後の復興、復元ブームが背景にあったことも見逃せないですね。戦災で日本全国のお城が燃えちゃいましたでしょ。戦後それを復元するというムーブメントがあったんです。■お城好きにも色んなタイプが……――ひと口にお城好きと言ってもいろいろなタイプの人がいるんでしょうか?藤井さんそうですね。まず文献を集めるのは好きな人、実際に行く人、それに資料を元に図面を描く人、主にこの3種類でしょうか。――文献を集める人は自分の好きなお城に関してだけ資料を集めるんでしょうか?藤井さんいえ日本中のお城の資料を集めますよ。――藤井さんはご自分で「安土城の復元図」を起こされたりしてますが、藤井さんは3番目のタイプなんですね。↑藤井さんの描かれた丸岡城の緻密(ちみつ)な復元透視図。内部もリアルに再現されている。藤井さん私は資料も集めますし、実際に行きますし、図面も起こしますし(笑)。すべてやりますね。――最近は歴女と言って、歴史好きな女性が増えているようですが、お城好きな人たちの輪に入って来る人は女性でもいるのでしょうか。藤井さんおられます。私も歴女の皆さまをお連れする「歴女ツアー」のコンダクターみたいな仕事をたまにしていますよ。中にはお城が好きになってくる人もいます。――お城好きになるきっかけはそれぞれに違うのでしょうか。藤井さんお城好きになるには最近は3つぐらいのルートがあるんじゃないでしょうか。まず「大河ドラマ」から来る人。次に『信長の野望』などの歴史ゲームからやってくる人。最後に漫画から来る人。大体この3つになると思います。■パーツごとに好きな人がいる!――お城好きというとお城全部が好きなのでしょうか。藤井さん専門分野と言いますか、パーツごとに分かれているように思いますね。――というのは?藤井さん例えば「石垣」。石垣が好きな人は結構石垣ばっかり追いかけたりしますし。石の積み方にもいろいろありましてね。――ほかには?藤井さん土塁、掘、天守などの構造物、城門、瓦、後は大きく「縄張り」でしょうか。――縄張りというのは?藤井さん「縄張り」は専門用語になりますが「レイアウト」と考えてください。その城がどのようにレイアウトされているのか、なぜそこに堀をほったのか、なぜそこに櫓台が造られたのか、そういったことを考えるのが好きな人は、「縄張りマニア」ですね。城の機能や種類によって縄張りは異なりますから。↑大垣城の復元図。藤井さんの精密な絵で合戦の迫力が伝わって来る。――なぜ縄張りと言うんですか?藤井さんお城を建てる時には、文字通り現地に縄を張って、区分けして作業するからですね。――例えば後世の目から見て、「縄張りがおかしいんじゃないか?」というお城はありますか?藤井さんそれは結構あります(笑)。正面ばかりしっかり造られ、横に回るとほとんど防御がなされていない城もあります。籠城(ろうじょう)戦が想定されず、見栄えだけで縄張りされている城ですね。■お城好きは深遠な趣味である――お城好きは相当深い趣味なんでしょうか?藤井さん相当深いですよ(笑)。古代から、鎌倉時代、室町時代、戦国時代、近世、近代に渡って日本にお城の遺構がいくつあると思いますか?3万カ所と言われています。――3万カ所!数から言ってもとても網羅できないですね。藤井さんで、それぞれに歴史があって、もう突っ込んでいくときりがないんですよ。だから非常に深くて楽しい趣味なんじゃないでしょうか。お話を伺っていると「お城好きの道」は相当に奥深いものだとわかりました。みなさんもちょっとかじってみませんか?足抜けできないかもしれませんよ!(高橋モータース@dcp)
2012年06月30日直木賞候補にもなった和田竜のベストセラー小説を野村萬斎主演で映画化した『のぼうの城』の第一弾予告編がこのほど公開された。『のぼうの城』予告編『のぼうの城』は、家臣から“のぼう様”と呼ばれる忍城(おしじょう)の城代・成田長親(野村)が、外見からは想像もできない才能と人望によって、天下統一を目指す豊臣秀吉の2万の大軍を相手に、たった500名の兵で圧倒的な戦いを見せる様を描いた作品。野村をはじめ、佐藤浩市、榮倉奈々、山口智充、成宮寛貴、上地雄輔、山田孝之らが出演し、犬童一心と樋口真嗣が監督を務める。圧倒的な戦力の差をつけられた長親の軍勢はどのようにして形勢を逆転し、勝利をおさめるのか? 小説『のぼうの城』は、その“奇策”の面白さと巧みさ、策を成功させるべく奔走する登場人物たちの魅力が読者の心を掴み、またたく間にベストセラーになった。累計130万部を突破した小説のオリジナルは実は、映画脚本。原作者の和田竜氏は脚本を基に小説を書き上げた。映画版はその意味で“真の”『のぼうの城』と言えるだろう。このほど公開された予告編も、少し奇妙な行動をとる長親や、激しい戦いの中で必死に生きる者たちの姿を積み重ねる構成で、原作ファンには読書時の記憶がよみがえる、未読の観客にはこれまでにないエンターテインメント映画の登場を予感させる内容になっている。『のぼうの城』11月2日(金) ロードショー
2012年06月08日阪堺電気軌道と南海電鉄は10日より、共同キャンペーン「のってや~ちん電キャンペーン」を実施する。阪堺電車の沿線住民や全国の路面電車ファンに、大阪で唯一のチンチン電車を再認識してもらうとともに、ファンの拡大と利用の促進を目的として行うもの。キャンペーンではオリジナルのTシャツやうちわなどを製作。Tシャツは10日に実施する阪堺路面電車まつりにてスタッフが着用し、お披露目となる予定だ。Tシャツやうちわについては、阪堺縦断ウルトラクイズいちびり検定(6月30日開催)、通天閣・新世界100周年イベント(7月3日開催)、なにわの日関連イベント(7月28~29日)などの参加者にプレゼントするとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日南海電鉄は、紀ノ川駅から加太駅までを結ぶ加太線が16日に開業100周年を迎えることを記念し、記念ヘッドマークを掲出した列車の運行や、記念入場券と記念グッズの発売、オリジナルカードのプレゼントなどの記念企画を実施する。加太線は1912(明治45)年6月16日に、当時の加太軽便鉄道が紀ノ川西岸の和歌山口駅から加太駅までの路線を開業したのが始まり。加太線開業100周年記念ヘッドマーク掲出列車の運行は6月16日から9月2日まで。ヘッドマークには、「100年前と変わらぬ加太の美しい景観と夕日」をモチーフにしたという加太駅100周年記念事業のロゴマークをあしらっている。記念入場券は開業100周年を迎える中松江駅、八幡前駅、二里ヶ浜駅、磯ノ浦駅、加太駅の5駅の硬式入場券に、加太軽便鉄道時代の写真と加太線の年表、および加太軽便鉄道開業当時の路線図をデザインしたパンフレットを同封した。800セット限定で6月16日から8月19日まで販売される(売切れ次第終了)。価格は750円。上記の駅のほか、紀ノ川駅、東松江駅、和歌山市駅の各駅と、公式オンラインストアにて購入できる。記念グッズは中松江駅、八幡前駅、二里ヶ浜駅、磯ノ浦駅、加太駅の駅名板をそれぞれデザインしたLEDライト。各100個の限定品で、16日より上記の駅にてそれぞれの駅名のものを発売する。価格は500円。したことがわかるものを提示すると各駅をデザインしたカードがもらえ、5駅すべてを集めると加太駅で「レアカード」がもらえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日南海電気鉄道と阪神電気鉄道は25日、神戸方面からの関西国際空港利用者に向けた割引乗車券「神戸アクセスきっぷ」「関空アクセスきっぷ(阪神版)」を発売する。南海線関西空港駅と、阪神電車の各駅(神戸高速線を除く)との間を片道1,100円で利用できる商品で、通常運賃より最大15%安くなるという。発売期間は2013年3月31日まで。「神戸アクセスきっぷ」は、南海線の関西空港~難波間と、阪神電車の大阪難波駅から各駅(神戸高速線を除く)との間が対象となり、発売当日限り有効。「関空アクセスきっぷ(阪神版)」では、阪神電車の各駅(神戸高速線を除く)から大阪難波駅までの間と、南海線の難波~関西空港間が対象となる。有効期間は発売月の翌月末まで任意の1日。各乗車券とも逆方向の利用はできない。「神戸アクセスきっぷ」は、関西空港駅の「南海ツーリストサポートセンター」で発売。「関空アクセスきっぷ(阪神版)」は梅田駅、尼崎駅、甲子園駅、御影駅、三宮駅の各駅長室で発売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月23日和歌山市や南海電鉄などで構成される加太駅100周年記念事業実行委員会は、加太線の利用促進に向けたアイデアの公募を開始した。南海電鉄の紀ノ川駅から加太駅までを結ぶ加太線の開業100年を記念する「加太駅100周年記念事業」の一環。観光振興や地域の魅力向上や交流人口の拡大を目指して、加太線各駅の利用者増加と沿線活性化につながるアイデアを広く求めるもの。同委員会が例示しているアイデアは、「定期的な鉄道利用の促進を図るための運動や取組みについて」「便利に安心して鉄道を利用するための駅や車両等に関する環境整備について」「地域内外からの利用者の増加につながるイベント等の案」「加太線や加太駅に関連したグッズの開発等の案」など。アイデアは1人何件でも応募することができ、同委員会による審査の結果、優れたアイデアと認められたものの中から最優秀賞(1名)・優秀賞・佳作(いずれも若干名)を選出し、副賞を贈る。6月8日必着。受賞したアイデアは同委員会が発行する刊行物およびウェブサイト等にて公表し、活用するとのこと。応募用紙は和歌山市公式サイトよりダウンロードできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月13日“現代版ロビンソン・クルーソー”と評される椎名誠の小説を、阿部サダヲ主演で映画化した『ぱいかじ南海作戦』が、7月14日(土)より公開されることが決定し、主題歌を担当することになった星野源からコメントが届いた。その他の写真本作は、同時にやってきたリストラと離婚に失望した佐々木(阿部)が、気分転換に訪れた南の島で繰り広げるサバイバル生活や、島で出会った仲間たちとの結束をコミカルに描く。昨年11月から約1か月間、西表島でのオールロケを敢行し、いよいよ7月に公開が決定。主演の阿部のほか、旅先で出会う仲間たちを永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希が演じ、それぞれ悩みを抱えながらも、タイトルにある“作戦”を遂行すべく力を合わせて奮闘する姿を体現している。そして今回、阿部サダヲが所属する人気劇団・大人計画の俳優であり、シンガーソングライターでもある星野源が、細川徹監督から直々にオファーを受け、本作のために書き下ろした新曲『パロディ』が主題歌に。沖縄料理屋で4年間働いた経験を持つという星野は、「お店では、沖縄の素晴らしさや日々を笑い飛ばすことの大切さを学びました。だから今回、主題歌のオファーをいただけてすごく嬉しい。ずっとやりたかったおっちゃんのリズム。チャンキー・ミュージック。日々の中にあるパロディについての歌ができたと思います」とコメントを寄せている。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年04月18日東京ディズニーランドホテルは9月、東京ディズニーランドのシンデレラ城を舞台としたウェディングプログラム「ディズニー・ロイヤルドリーム・ウェディング」を導入する。同プログラムは、1983年の東京ディズニーランド開園以来初めてとなるパーク内ウェディング。シンデレラ城のアトラクション「シンデレラのフェアリーテイル・ホール」内にある「グランドボールルーム」(大広間)で結婚式を行い、列席者が見守る中、新郎新婦が指輪の交換や結婚証明書へのサインを行い、永遠の愛を誓うという。挙式後は、フラワーシャワーで祝福され、列席者とともにシンデレラ城の前を行進。披露宴は、東京ディズニーランドホテルの宴会場「シンデレラドリーム」で行い、ミッキーマウスやミニーマウスなどのディズニーの仲間たちがお祝いに駆けつけ、ウェディングケーキへの入刀を盛り上げるとのこと。プログラム開始時期は9月下旬で、4月8日10時から予約受付を開始。料金は50名で750万円(1名追加4万5000円)。1日1組限定となっており、申し込み多数の場合は抽選。なお、シンデレラ城での結婚式は、50名(新郎新婦を含め52名)までとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日