意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「育休法改正」です。現場の声を反映。男性が取得しやすい制度に。改正育児・介護休業法が成立し、2022年より施行されることになりました。この改正の大きなポイントは、「男性が育児休業を取りやすくするように定めた」ということです。これまでの男性の育休取得率は7.48%、1割にも達していませんでした。さらに、取得した人のうち、7割が取った期間が1週間以内。もっと長期に、必要なときに分割して何度でも取れるようにと、現場のお父さんお母さんの声が改正案には反映されました。これは大きな前進だと思います。現在、孤立してしまうお母さんの産後うつの問題が深刻です。また、僕も経験がありますが、働く男性にしてみたら、いったん長期間休んで前線を離脱してしまったら、元のポストに戻れないのではないかという怖さもあります。さらに、休めば残業代が減ってしまいます。そういう経済的理由からも育休は取りにくいものでした。改正後は新たに出産日から8週間の間に4週間の育休を取れ、子供が1歳になるまでに女性は2回、男性は最大4回に分けて取得することが可能になります。さらに、育休取得日の半分を上限に仕事をすることも認められます。給付金は育休開始時賃金の67%が支給され、厚生年金など社会保険料が免除されるため、実質、収入の8割程度が保障されることになります。これまでは正社員だけの制度でしたが、改正法では、働いて1年未満の非正規雇用でも育休を取れるように変更されました。ある調査で男性の5人に1人が、育休を取らなかった理由を「職場が育休制度を取りづらい雰囲気だったから」と答えています。「取っていいと思っているのか?」と上司に言われ、申請できなかったという例も聞きました。そんな職場の空気を是正するため、育休取得対象の男性に、会社は制度の説明をし、取得の意向を確認をすることが義務化されることになりました。日本は有給休暇も取得率が極端に低い。けれども休みを取りやすい会社のほうが生産性が高いという数字も出ています。休むことで仕事のパフォーマンスも向上します。子供の有無にかかわらず、休みが取りやすい職場に変わっていくことを期待したいですね。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年8月4日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年08月03日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「LGBT法案」です。LGBTと一括りではなく個別の課題解決を。与野党合意で進められていた、性的少数派をめぐる「理解増進法案」は自民党内の強い反対を受け、今国会での提出を断念しました。オリンピック憲章では、いかなる差別も認めず、ジェンダー平等を謳っています。オリンピック開催国でありながら、この法案が成案できないというのは恥ずかしい状況だと思います。2014年のソチオリンピックでは、ロシア政府が同性愛を認めないとLGBT運動を弾圧したため、各国の首脳は抗議の意を示し、開会式の参加をボイコットしました(日本は参加していました)。自民党内でも、稲田朋美議員をはじめ、LGBT当事者と対話を重ねてきた議員はなんとか成案させようと与党幹部に詰め寄りましたが、「家族観が壊れる」など、ベテラン議員からのクレームがついて進みませんでした。もともと野党は、ヘイトスピーチや、同性愛者という理由で入居を拒否されたり、社内で差別を受けたりすることを禁止する「差別解消法案」を提出していました。それに対して自民党はLGBTの人々の実情をまず知ってもらおうと「理解増進法案」を進めていました。結局、自民党案を修正する形で与野党合意したのですが、「差別は許されない」という文言に対して、与党内の保守派が「権利を与えることで、権利を極度に主張されると訴訟が起こり、かえって分断を生む。何をもって差別とするかを定義づけないかぎり法案は認められない」と強硬姿勢を崩さず、国会提出も叶わなかったのです。たとえ法律ができたとしても、差別感情を持つ人の意識が一変するわけではありません。理解を深めるためには、対話や交流の場を増やすことが肝要なのだと思います。残念なのは、この制度を決める国会議員の中に、公表しているLGBT当事者がほとんどいないということです。議員の多様性のなさにも問題があると言わざるを得ません。最初からLGBT法案に賛成か反対か、という二択から始めるのではなく、もっと小さな主語で、性別の問題で困っているさんの課題に対処するには、どんな方法があるのか。具体策を一つずつ見出すことが、状況改善の糸口になるのかもしれません。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年7月21日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年07月17日3年ぶりとなる三浦大輔の新作舞台、COCOON PRODUCTION 2021『物語なき、この世界。』が、7月に東京で、8月に京都で上演される。これまで猥雑で、欲望むき出しの人間たちの物語を数多く創作してきた三浦だが、本作ではその“物語”自体を疑うことから始め、自ら「挑戦作」と位置づける。そこで主人公の菅原裕一を演じる岡田将生とともに、どんな舞台が立ち上がっていきそうか。作品にかける想いを訊いた。中途半端の極みのような菅原裕一を演じること――シアターコクーンでは3年ぶりの新作ですが、創作の出発点になったこととは?三浦これまでは人間のいやらしいところを描くとか、揚げ足を取るような表現が僕の作風とされてきたと思うんです。今回もその根本は変わりませんが、なんか世の中全体の揚げ足を取りたい、そんな大風呂敷を広げてみたいと思っていて(笑)。岡田(笑)。三浦ふと思ったんです。ずっと僕は“物語”をつくってきたけど、それって都合のいい事柄だけ、自分の描きたいもののエゴだけでうまくまとめようとしていたんじゃないかなって。ただそもそも人って、自分の人生を物語だと思いたがる節があるんですよね。単なる出来事の羅列を都合よく解釈して、物語にしているだけ。そういうことに対して揚げ足を取りたかった、というか。まぁひねくれ過ぎなんですけど(笑)。岡田でも僕自身もひねくれているところがあるので、少しわかる気がします。人間誰しもそういう部分は持っていて、どこか悦に入る時ってありますよね。――岡田さんは映画『何者』で三浦さん作品に参加されましたが、今回舞台のお話があった時はどう思われましたか?岡田本当に嬉しかったです。やはり舞台ということで、映画よりももっと濃密に、三浦さんの演出を受けられて役に没頭出来ると思うので。俳優という仕事をしていると、どんどん違うステージに行きたいとは思いつつも、そのためには何かきっかけがないとなかなか難しくて。そういった意味でも、三浦さんの舞台に立つことで、また違う一面を見せられるのではないか、とそんな想いもありました。――新作『物語なき、この世界。』ですが、三浦さん作品における主人公は、ほぼ毎回「菅原裕一」ですね。三浦そうですね、もう10代目くらいじゃないかと(笑)。岡田そうなんですか!?岡田そうそう。まぁ言ってしまえば、僕の分身でしかないんですけどね。でも岡田くんがやる菅原っていうのは、すごく僕の中でしっくりきて。やっぱり作家や演出家っていうのは、今まで見てこなかったその人を見たい、引き出したいと思うもの。ほかの作品で岡田くんが、菅原裕一みたいな中途半端の極みとも言える役を演じている姿って見たことなかったですから。どんな男かよくわからない、曖昧な人物をやってもらいたいと思ったんです。岡田それってすごく難しい作業ですよね……?三浦綱渡りみたいな作業になっちゃいますからね。すごく難しいとは思います。でも僕の中で岡田くんがやる菅原のイメージはすぐに沸いたんですよね。――この役を構築していく上で、どんなことが最初の手がかりになっていきそうだと思いますか?岡田役もそうですが、やっぱり作品づくりなので、まずは共演者の皆さんと、このチームでやっていくって意識を高めていくことが、いつも舞台に出る時の最初の作業になっています。そして10代目にはなりますが(笑)、また違う菅原裕一を見つけたいですし、三浦さんやこのチームと、芝居づくりという点では密にやっていけたらと思います。何もないことを提示し、面白がってもらう――その共演者ですが、峯田和伸さん、寺島しのぶさんといった三浦さん作品経験者のほか、柄本時生さんや内田理央さんなど、バラエティに富んだ面々が集いました。三浦僕にとっては挑戦作になるので、まずは信頼出来る岡田くん、峯田くん、寺島さんというお三方をメインにしたいと考えました。あと思ったのは、統一感を持たせたくないなということ。バラバラな、まとまりのない感じも、キャスティングの狙いではあります。それぞれ単体で面白い人というか、時生くんとか内田さんとか、なんか俗っぽいと思うんですよ。いや、言い方悪いか。存在がこう…俗っぽいっていうか。岡田また「俗っぽい」って言っちゃってますけど(笑)。三浦(笑)。つまりこの作品の匂いみたいなものに合っている方がいいなと思ったんです。――新宿・歌舞伎町を舞台に、岡田さん演じる売れない俳優・菅原と、峯田さん演じる売れないミュージシャン・今井が出会うことから作品は動き出します。岡田ただ菅原と今井の間には、特に何もないんですよ。その何もない人間関係って、これまで作品にしてこなかっただけで、往々にしてそうあることが多いと思っていて。で、今回はその何もなさに執着して描くことで、浮き彫りになるものがあるんじゃないかなと。つまり何もないことをお客さんに提示し、何もないことを面白がってもらおうと思っているんです。岡田まためちゃめちゃ難しいことをサラッと言いますね(笑)。――演じる側にとっては、相当ハードルが高い作業ですよね?岡田しびれますね(笑)。三浦(笑)。だから演出に関しても、何もないことに突き進む感じになると思います。そこに何かが生まれてはダメだし、例えば菅原と今井の間に友情とかが芽生えてはダメなんです。岡田難しい!三浦でも結果的にそういうものの積み重ねが、ひとつの世界観になっていくのではないかと思っていて。岡田プロットを読んだ時点で、三浦さんの世界だなと思うのと同時に、また今までとは違う匂いも感じました。三浦結果、それがエンタメになり得るかが勝負ですし、僕にとっての挑戦だと思っています。取材・文:野上瑠美子撮影:源賀津己公演情報COCOON PRODUCTION 2021『物語なき、この世界。』作・演:三浦大輔出演:岡田将生 / 峯田和伸 / 柄本時生 / 内田理央 / 宮崎吐夢 / 米村亮太朗 / 星田英利 / 寺島しのぶ / 増澤璃凜子 / 仁科咲姫 / 日高ボブ美 / 有希【東京公演】2021年7月11日(日)~2021年8月3日(火)会場:Bunkamura シアターコクーン【京都公演】2021年8月7日(土)~2021年8月11日(水)会場:京都劇場チケット情報
2021年07月06日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「温室効果ガス46%削減」です。環境の問題だけではなく、経済の生き残り策 。4月に気候変動サミットが開かれ、各国が温室効果ガスの削減目標を表明しました。日本は2030年度までに2013年度比で46%削減するという新たな目標を掲げ、「50%の高みに向けて挑戦を続ける」と発表。それまでの目標値は26%削減でしたから、一気に引き上げた形になります。ところが、環境問題に熱心に取り組む若い人たちが、その数字では足りないと、経産省前でハンガーストライキを行いました。パリ協定では、世界の気温上昇を産業革命前と比べて1.5°Cに抑えることを目標に定めています。そこまで効果を出すには日本は62%の削減が必要だと訴えたのです。ちなみに他国の目標値は、アメリカは2005年比で50~52%削減。EUは1990年比で55%以上減。イギリスは1990年比で78%以上減です。アメリカのバイデン大統領は、オバマ政権で謳われた、温暖化防止と経済格差是正の両方を行う経済刺激策「グリーン・ニューディール」をさらに強化し、「クリーンエネルギー/持続可能インフラ計画」に4年間で総額2兆ドルを投入すると公約で掲げました。中国は、公害により健康被害が多く出たことを機に、環境対策に積極的になり、2030年までの温室効果ガス削減目標は2005年比で65%以上削減。また、2035年の新車販売でガソリン車をゼロに。電気自動車を中心に省エネ・新エネルギー車の割合を5割にし、残りの5割もすべてハイブリッド車にすると昨年秋に発表しました。欧米や中国の削減目標値が高いのは、環境対策がこれからの経済の主戦場になると踏んでいるからです。欧米の大手企業は、石炭や火力による電力に依存する企業とは取引しないと公言していますから、日本も再生可能エネルギーの比率を上げるなどの対処をしないと、このままでは世界の経済市場から日本の企業は排除されてしまいます。環境対策は、地球を守るというイデオロギー的なものから、産業の生き残り策に大きく変わったんですね。AIや再生可能エネルギーなど、あらゆるテクノロジーを駆使し、環境に負荷をかけない産業政策を、国が本格的にとる必要があるのではないかと思います。堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年6月16日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年06月12日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「出入国管理法改正案」です。難民は犯罪者ではない。廃案後も対応是正を求める。日本の入国管理のあり方が国際的に問題視されています。まず、難民認定率が1.2%(2020年)と、とても低い。さらに、難民申請を却下された外国人が、入国管理の施設に長期間収容されていることも問題になっています。家族と引き離され、無期限勾留のような状況で、体調を崩してもきちんとした手当てが受けられません。扱いが非人道的ではないかと、国連からも再三勧告を受けていました。今国会では出入国管理法の改正が審議されました。改正案には、難民認定手続き中は強制送還が停止されるという規定を3回目以降の申請には適用せず、本国に送還できるという変更が含まれていました。しかし、内戦や封建的な軍政から命からがら逃れてきた人を母国に送り返せば、その人は殺されてしまうかもしれません。改悪案だと、多くの人が反対の声をあげ、3月に名古屋入管施設に収容中だったスリランカ人女性が死亡し、その管理状況が問題視されたことも受け、与党は今国会での審議を断念しました。難民申請をしている人が本当に難民なのかを判定するのは確かに難しいです。パスポートはもとより、その人を証明するものがないからです。けれども、難民=犯罪者ではありません。ただ、入管庁は麻薬カルテルの一味や武装集団を入国させないよう水際を守るのが仕事ですから、入管庁の中で難民審査を行うこと自体に無理があると思います。たとえば、難民局を作り、難民なのか、虚偽の申請をする偽装難民なのかを審査できる体制を整える必要があるのではないでしょうか。日本は難民申請を厳しくする一方で、特定技能制度など、外国人労働者を受け入れる規制緩和はしてきています。労働力のためには門を開き、助けを求める人には閉ざすというのは矛盾しています。欧米には多民族、多文化の土壌があり、移民を国力に反映させる術を持っています。その点、日本は多様性を受け入れるのが不得意なんですね。廃案になっても難民に対する日本の対応は問題が残っています。もしも日本が戦争状態になり、自分が国を逃れ難民になったとしたら?と想像力を働かせて考えてみてほしいです。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年6月9日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年06月05日「Disney+」で独占配信されるマーベル・スタジオドラマシリーズ最新作「ロキ」。この度、平川大輔がトム・ヒドルストン扮するロキの声を本作でも担当することが明らかに。吹き替え版の本編映像も公開された。ロキは、これまで多くのMCU作品に登場し、“裏切り王子”と呼ばれるヴィランでありながらも、圧倒的な人気を誇るキャラクター。平川さんは、マーベル・スタジオ映画において過去6作品でロキの声を担当。「ヴィランであるロキが主人公のドラマシリーズと伺った時は驚きもありましたが、そちらでもロキの声を担当させていただけると決まった時は、僕自身も大好きなMCUの世界にまた戻ってくることができて、本当に嬉しかったです」と今作への参加を喜んだ平川さんは、「ロキは、いつも周囲を裏切るのに何故か憎めない魅力を持つヴィランなので、このドラマを通して、皆さんにより愛されるキャラクターになると思います。MCUファンの方はもちろん、今までMCU作品を観たことがないという方にも楽しんでいただける作品になっているに違いない!と、僕も期待しています」と自信を覗かせた。アベンジャーズのメンバーであるソーの義弟として初登場したロキは、兄への嫉妬心が爆発し、自身が故郷アスガルドの王座に座るため、家族や仲間に対して様々な嘘と裏切りを敢行。『アベンジャーズ』では、アイアンマンたちの敵として華麗に登場、地球征服を目論みあらゆる嘘と裏切りでアベンジャーズを翻弄。…かと思えば、兄に協力したり、家族への愛を感じさせてみたり…誰もが思いつかないような裏切りで観客を弄んできた。最後に登場した『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で捕縛されていた彼が偶然に四次元キューブを手に入れると、即座に悪用しその場から逃げ出した。「ロキ」では、彼がアベンジャーズたちの手から逃げ去った後の物語が描かれていく。平川さんは「『エンドゲーム』内で描かれた『アベンジャーズ直後の純粋な悪役であるロキ』が、その後の本来辿る歴史とは異なる体験をすることでどのように変化していくのか、それともしないのか(笑)。どうぞ見届けていただきたいと思います」とコメントしている。ほかにも、ロキの相棒となるメビウス役を志村知幸、ラヴォーナ・レンスレイヤー役を鷄冠井美智子、ハンターB-15役を斉藤貴美子と、実力派キャストが参加する。「ロキ」は6月9日(水)16時よりDisney+にて日米同時配信。(cinemacafe.net)
2021年06月05日タレントの堀ちえみが6月1日、都内で行われたGEヘルスケア・ジャパン「ポケットエコー Vscan Air 新製品記者発表会」に出席した。グローバルヘルスケアカンパニーのGEヘルスケア・ジャパンは、ポケットサイズの超音波診断装置「Vscan (ヴィースキャン)」の最新モデル「Vscan Air(ヴィースキャン エアー)」を発売。その記者会見に口腔がんや食道がんを患って闘病生活を送り、現在も治療中の堀ちえみが登壇して病気の早期発見の大切さを説いた。これまでの経緯について堀は「2019年に口腔がんを患い、ステージ4という告知を受けました、2019年2月に手術をし、悪性の部分を取り除いた結果、舌の6割以上を取って太ももの一部を移植しました。首にも転移(食道がん)していて、エコーに命を助けていただいたと言っても過言ではありません」と説明。手術から2年3カ月が経過した現在は通院のほかにボイストレーニングやリハビリに取り組んでいるそうで、「通院は耳鼻科と口腔外科、それぞれ3カ月に1回は受診しています。経過観察で検査をし、食道がんも経過観察で半年に1回は胃カメラを飲んで再発の有無を診ていただいております。リハビリはコロナ禍なので1カ月に1回、ボイストレーニングは1週間に1回、リモートで先生に2時間ご指導していただいております」と明かしつつ、「コロナも怖いですけど、がんも進行してしまうと非常に恐ろしい病気。そちらの方も対策をちゃんとしながら検査を受けて早期発見できるようにしています。今は全然元気で、喋り方が後遺症として残ってしまいましたが、職業柄話せるように毎日最低でも15分はリハビリとボイトレをやるように心掛けています」と将来を見据えていた。堀は来年3月にデビュー40周年を迎える。「コロナ禍ということもあって事前に決められないもどかしさはありますが、歌の方は変わらず1曲でも多く歌って皆さんにご心配をお掛けした分、安心していただけるように頑張りたいと思っています」と40周年記念コンサートに意欲を見せ、ファンの前で歌うことを「一つの目標にして頑張ります。そこは実現させます!」と力強く宣言。「喋り方も含めて以前と変わってしまった部分で最初は命が助かったけどこの先どうやって生きていこうかと思ったところからスタートしました」と改めてこれまでを振り返り、「落ちるところまで落ちたから後は楽しみしかありません。今はそういう気持ちです。辛いことがありましたけど、皆さんのお陰で生かせて頂いております。瞬間瞬間が楽しいと思えますし、今は大変な世の中ですが、辛い方に目を向けるのではなく、楽しいことや素晴らしいモノに目を向けて過ごす方が同じ生きていくのであればそっちの方がお得かなと思っています」と前向きだった。
2021年06月02日5月27日に開催されたゴスペラーズの全国ツアー『ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを』東京公演に声優の小野大輔がゲスト出演した。「今日はここであの方をステージにお呼びしてみたいと思います」とMCで触れると、おもむろにアカペラで「Gospellers’Theme」がスタートし、小野大輔が笑顔でステージに姿を現した。小野大輔はツアーにボイスアクターとして出演しているが、ステージ出演は告知されていなかったので会場からは驚きと大きな拍手が巻き起った。6人でアカペラを歌い上げるとゴスペラーズと小野大輔はトークを展開し、小野は「最初、ライブを観にきませんか?というお誘いだと思ったが、一緒に歌いませんか?というお誘いでビックリした」とオファーを受けた時の素直な気持ちを告白。トークでは今まで声優として演じてきたキャラクターを紹介しながら実際にその声を披露すると、小野がその中で『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズで演じた空条承太郎の声のベースは北山陽一の低い声だったと語りゴスペラーズを驚愕させる場面も見られた。ハーモニーブック「VOICES」を手にする小野大輔さらに小野が学生時代にハーモニーブック「VOICES」でゴスペラーズのアカペラを1人で練習していたことが明かされると、「せっかくだから当時の気持ちでハモってみる?」とニュース番組のジングルになっていた「靴は履いたまま」シャララバージョンを、リードを担当する際には歌詞を変えて歌うなど全パートに挑戦。また酒井雄二のヒューマンビートボックス講座を小野大輔が受け、Boyz Ⅱ Menの「Thank You」にヒューマンビートボックスで参加したりと様々なタイプのアカペラコラボレーションを展開し「小野Dのアカペラテクニックはバッチリ」とゴスペラーズを感嘆させた。最後にはアカペラ上級編と題してゴスペラーズのデビュー曲「Promise」を6人でセッションし、美しいハーモニーを響かせ一夜限りのコラボは幕を閉じた。現在開催中の『ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを』は残すところ東京・愛知・大阪での9公演となっている。<リリース情報>『アカペラ2』2021年3月10日 リリースゴスペラーズ『アカペラ2』初回盤ジャケット■初回生産限定盤(2CD+DVD)4,527円(税抜)■通常盤(1CD)3,000円(税抜)【Disc 1 / CD】(初回・通常共通)01. INFINITY02. VOXers03. Loving Out Loud04. 雨あがり05. I Want You06. 誰かのシャツ07. 離れていても 〜Wherever you are〜08. ハーモニオン09. OVER & OVER10. マジックナンバー11. 嘘と魔法12. 風が聴こえる13. インターバル【Disc2 / CD】(初回生産限定盤のみ)<アカペラクロニクル>01. Love me! Love me!02. Platinum Kiss03. Street Corner Symphony04. 新大阪05. いろは06. UPPER CUTS 9502 (MEDLEY)07. 星屑の街08. Promise -a cappella-09. ひとり10. 参宮橋11. 星空の5人 ~WE HAVE TO BE A STAR~12. 深呼吸【Disc3 / DVD】(初回生産限定盤のみ)『ゴスペラーズ27年目の真実』CDの購入はこちら:kmu.lnk.to/vvwqW6vZ各サブスクリプションはこちら:kmu.lnk.to/m29rWw08<ツアー情報>『ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを』※終了分は割愛5月29日(土) 日本青年館5月30日(日) 日本青年館6月4日(金) 日本青年館6月5日(土) 日本青年館6月12日(土) 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス6月13日(日) 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス6月17日(木) 大阪・南海浪切ホール 大ホール6月19日(土) 大阪・南海浪切ホール 大ホール6月20日(日) 大阪・南海浪切ホール 大ホール関連リンクGosTV公式Twiiter公式LINE公式Instagram公式Facebook
2021年05月28日漫画家のセモトちかさんによる、不倫を描いた漫画『サレタガワのブルー』。漫画配信アプリ『マンガMee』で上位を獲得するなど、人気を見せています。そんな『サレタガワのブルー』がテレビドラマ化決定!発表にはネット上でも歓喜の声が上がりました。主人公・田川暢役を演じるのは俳優の犬飼貴丈さん。またW主演で、田川藍子役を演じるのは、2021年3月にアイドルグループ『乃木坂46』を卒業した堀未央奈さんです。2人のポスタービジュアルを、原作者のセモトちかさんが描いたオリジナルイラストも公開されています。『サレタガワのブルー』は、愛妻家のイケメン夫が、妻に不倫をされることから始まる新感覚不倫エンターテインメント作品。主人公・田川暢(たがわのぶる)はイケメン、デザイナーで高収入、愛妻家の誰もが羨むイイ夫。大好きな妻・藍子(あいこ)に尽くし、家事に仕事に努力を惜しまない。藍子も家事一切を仕切ってくれる暢に優しく、ラブラブな2人。一見幸せそうな夫婦生活を送っていた暢だが、ある事実を目の当たりにする。彼が見たのは職場の上司との不倫を全力で楽しんでいる藍子の姿だった…。「まさか藍子さんが…そんなはずはない…」優しく可愛らしい藍子が自分を裏切るはずがない。だがそんな願いは届かなかった…修羅場を迎え、自分の欲望に忠実に生きる藍子に、復讐を決意する暢。「いい女はね、自分の望みは確実に全部叶えるの」暢に、史上最凶の不倫妻を裁くことはできるのか!?ドラマイズム「サレタガワのブルー」ーより引用原作者の、セモトちかさんは「田川暢役の犬飼貴丈さんはまさに思い描いていたご本人だった」と、配役が決まった時には驚きと感動で声が出たといいます。また、堀未央奈さんについても、「撮影現場でプロ根性を見た」と絶賛。ドラマ『サレタガワのブルー』は、TBS・MBSで同年7月13日の深夜から放送です![文・構成/grape編集部]
2021年05月22日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「Z世代」です。世界中で抱える問題。解決の鍵となるZ世代。バブル世代と氷河期世代は「X世代」、‘80~‘90年代半ばに生まれたゆとり世代は「Y世代」、‘90年代半ば~2010年代初めに生まれた若者たちは「Z世代」と呼ばれています。Z世代に注目が集まるきっかけとなったのは、人権運動家のマララ・ユスフザイさんや環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんの登場でしょう。ティーンエイジャーが、人権や地球環境が脅かされている窮状をSNSを通じて訴え、それらを守ろうとするアクションは世界で同時多発的に起こりました。そうして、経済至上主義とは別の新しい幸福の価値観を広げていきました。日本のZ世代は、小学生~中高生の多感な時期に東日本大震災や原発事故を体験しています。義務教育課程で環境や人権、SDGsについて学び、働き方は会社員ベースから、フリーランスベースに移行しつつあります。国や集団に属さずに、強い個として生き抜く新自由主義者がフィーチャーされた時代を経て、人々は戦いに疲れてしまいました。さらに自然災害が頻繁に起こり、景気は回復せず、格差は広がるばかり。個人の力ではどうしようもない状況に陥っています。そんな背景のもと、多様な個が足りない部分を補填し合い、困難を共に乗り越えようとする「コミュニタリアニズム(共同体主義)」がZ世代に広がっていきました。社会環境は目まぐるしく変化しています。人権や環境部門に積極的でない企業は投資の対象にならなくなり、SDGsというゴールを目指さねばなりませんが、大人たちは策がなく困っています。以前、ベンチャー企業と大手企業をマッチングさせる取り組みを取材したとき、大企業の社員はZ世代の新しい感性や価値観をサービスに取り入れようと、熱心に若い起業家たちの意見を聞いていました。これまでは若者の意見といえば、流行物やギャル語など、トレンドとして取り上げられる程度でした。しかし、今後は、デジタルネイティブのZ世代から新しい知見を学び、大人は資本やマーケットを若者に提供するなど、ウィンウィンの関係を築く必要があると思います。互いに協力しなければ乗り越えられそうにない問題が世界に山積みなのです。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年5月26日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年05月21日N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)のデザイナー・尾花大輔とユナイテッド アローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)のコラボレーションによるウィメンズ新作が、2021年4月21日(水)、ユナイテッドアローズ&サンズほかにて発売される。リラックス感がありつつもエレガントなウェアを展開今回のコラボレーションでは、上品な素材感のオールインワンやワンピースなどがラインナップ。オールインワンは、前後でVネックとクルーネックの2WAYで着用できる仕様に。くっきりとした畝や光沢を持つ上品な素材を活かして、エレガントなシルエットに仕上げた。一方でワンピースは、フレアシルエットのノースリーブデザイン。素材には、特殊加工でシボ・シワ感・膨らみを出した風合い豊かな生地を採用した。また、ワンピースと同素材で、フロントボタンを除いてミニマルな表情に仕上げたVネックカーディガンや、ゴム&ドローストリング仕様のテーパードパンツ、ゆったりとしたサイズ感のクルーネックTシャツなども用意。いずれも、カラーはブラックとダークグレーで展開する。さらに、Vネックカーディガンとイージーパンツは、ウィメンズシリーズ初となるチェック柄でも登場。グレーのミニチェック柄をプリントした、クラシックな雰囲気のアイテムに仕上げた。詳細ユナイテッド アローズ&サンズ バイ ダイスケ オバナ 新作ウィメンズアイテム発売日:2021年4月21日(水)取扱店舗:ユナイテッド アローズ&サンズ、ユナイテッド アローズ 渋谷スクランブルスクエア店・青山 ウィメンズストア・丸の内店・六本木ヒルズ店・心斎橋店・ルクア大阪 ウィメンズストア・札幌店・福岡店、オンラインストア展開アイテム:・チェックカーディガン 25,300円、チェックパンツ 22,000円カラー:ミディアムグレー・ドレス 30,800円、オールインワン 33,000円、カーディガン 20,900円、スカート 18,700円、パンツ 19,800円、クルーT 13,200円カラー:ブラック、ダークグレーサイズ:いずれも S / M※価格はいずれも税込【問い合わせ先】ユナイテッド アローズ&サンズTEL:03-5413-5102
2021年04月24日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「米中外交」です。体制の違いにより対立が顕著に。注視が必要です。アメリカの外交政策を、国際協調から「アメリカ第一主義」に大きく方向転換したトランプ前大統領。バイデン大統領は2月の演説で、「アメリカは戻ってきた」と世界に向けてメッセージを発し、再び協調体制に戻すこと、失われた同盟関係を修復することを宣言しました。問題は対中国です。就任前には「弱腰になるのでは?」と推測する声がありましたが、それを覆すかのようにバイデン政権は中国に強い姿勢を示しています。人種や宗教によって差別することは許さないと、新疆ウイグル自治区や香港、東南アジアに対する中国の挑発的な支配姿勢を批判。「中国の経済的虐待に立ち向かう」「人権や知的財産、グローバルガバナンスに対する中国の攻撃を押し返す」などと表現しました。中国への強硬姿勢は、トランプ時代と変わりませんが、バイデン大統領は「アメリカの国益となる場合は、中国政府と協力する用意がある」と付け加えることも忘れませんでした。しかし、米中関係は日に日に緊張感を増しています。3月に行われた米中外交トップ会談では、人権に反する中国の行為を非難したアメリカに対し、「内政に干渉する行為には断固として反対」と、中国側は強く反発しました。中国は自らを民主国家と謳いますが、民主主義の定義が私たち自由主義国とは異なり、最終決定権はすべて中国共産党にあります。バイデン大統領は、中国が民主国家に変わることを期待していたのですが、体制の違いは露わになるばかり。3月末の記者会見でバイデン大統領は「21世紀における民主主義と専制主義のどちらが機能するかの闘い」と発言し、対立を極めました。習近平国家主席は、オバマ政権のころには「G2」として、中国とアメリカで世界の秩序を作ることを呼びかけていました。ところがトランプ政権になり対立関係に。本音ではビジネス上で繋がっておきたい両国ですが、不当逮捕や弾圧が日常的に行われる国相手では安心して投資はできません。今後、たとえば台湾をめぐり、米中関係がさらに悪化した場合には、日本の米軍基地から中国にプレッシャーをかける可能性も。他人事ではいられないのです。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。新しい朝の報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~8:00)が放送中。※『anan』2021年4月21日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年04月16日ゴスペラーズの全国ツアー『ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを』に、声優の小野大輔が声で出演することが決定した。大学時代からゴスペラーズのファンであることを公言している小野にとって、ゴスペラーズとのコラボは今回が初めて。声の録音を終えた小野は「あの時の自分にこんな未来が来ることを伝えてあげたい」とコメントしている。ゴスペラーズのアカペラアルバム『アカペラ2』を携えて行われる本ツアー。小野自身のステージ出演は今のところ行われない予定となっている。■小野大輔 コメントまだ何者でもない大学時代、ただのゴスペラーズファンでした。江古田の六畳一間でパーフェクトハーモニーブックを片手に、ひとりで全パートを練習した日々。あの時の自分にこんな未来が来ることを伝えてあげたいです。ゴスペラーズの音楽から、声が持つ無限大のパワーを教わりました。今こうして声でライブに力を添えられることを、本当に光栄に思います。素敵なライブツアーになりますように。また、不定期で配信されているゴスペラーズのTwitter番組『#おうちからハーモニーを』の番外編が3月27日20時より生配信されることが決定した。<配信情報>ゴスペラーズTwitter生配信番組「#おうちからハーモニーを 番外編」3月27日(土) 20:00〜ゴスペラーズ公式Twitterにて生配信リリース情報『アカペラ2』2021年3月10日 リリースゴスペラーズ『アカペラ2』初回盤ジャケット■初回生産限定盤(2CD+DVD)4,527円(税抜)■通常盤(1CD)3,000円(税抜)【Disc 1 / CD】(初回・通常共通)01. INFINITY02. VOXers03. Loving Out Loud04. 雨あがり05. I Want You06. 誰かのシャツ07. 離れていても 〜Wherever you are〜08. ハーモニオン09. OVER & OVER10. マジックナンバー11. 嘘と魔法12. 風が聴こえる13. インターバル【Disc2 / CD】(初回生産限定盤のみ)<アカペラクロニクル>01. Love me! Love me!02. Platinum Kiss03. Street Corner Symphony04. 新大阪05. いろは06. UPPER CUTS 9502 (MEDLEY)07. 星屑の街08. Promise -a cappella-09. ひとり10. 参宮橋11. 星空の5人 ~WE HAVE TO BE A STAR~12. 深呼吸【Disc3 / DVD】(初回生産限定盤のみ)『ゴスペラーズ27年目の真実』CDの購入はこちら:kmu.lnk.to/vvwqW6vZ各サブスクリプションはこちら:kmu.lnk.to/m29rWw08ツアー情報『ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを』4月3日(土) 埼玉・三郷市文化会館4月4日(日) 埼玉・三郷市文化会館4月10日(土) 福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール4月11日(日) 福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール4月17日(土) 東広島芸術文化ホール くらら4月18日(日) 東広島芸術文化ホール くらら4月22日(木) KAAT神奈川芸術劇場 ホール4月24日(土) KAAT神奈川芸術劇場 ホール4月25日(日) KAAT神奈川芸術劇場 ホール5月14日(金) 宮城・仙台銀行ホール イズミティ215月15日(土) 宮城・仙台銀行ホール イズミティ215月18日(火) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)5月19日(水) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)5月27日(木) 日本青年館5月29日(土) 日本青年館5月30日(日) 日本青年館6月4日(金) 日本青年館6月5日(土) 日本青年館6月12日(土) 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス6月13日(日) 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス6月17日(木) 大阪・南海浪切ホール 大ホール6月19日(土) 大阪・南海浪切ホール 大ホール6月20日(日) 大阪・南海浪切ホール 大ホール関連リンクGosTV公式Twiiter公式LINE公式Instagram公式Facebook
2021年03月20日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「子供・若者白書」です。自己肯定感の低い若者たち。長所を伸ばせる社会に。内閣府が毎年国会に提出している「子供・若者白書」。2019年に発表された「日本の若者意識の現状~国際比較からみえてくるもの~」が話題になりました。これは‘18年の冬に7か国の13~29歳の男女を対象に行われた調査で、国際競争力や結婚観、自ら切り拓く力など、日本の国力に関わる若者の実態を知ることが目的で行われました。この結果、日本の若者は他国の若者と比べて、自己肯定感が低い傾向にあることがわかりました。「自分自身に満足しているか」という問いに対して、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」を含め、イエスと答えた若者は、日本は5割に届きません。ところがアメリカは「そう思う」が57.9%。肯定的回答を合わせると、欧米諸国はほぼ8割を超えています。「自分に長所があると感じているか」という問いには、「そう思う」と断言する日本の若者はわずか16.3%。他の6か国は日本の倍近く、さらにそれ以上の高い割合で「そう思う」と答えています。日本の若者の自己肯定感の低さは、自分は役に立たないと感じる「自己有用感」の低さが関わっているようだと内閣府は分析しています。一方で、家族に大切にされていると感じる若者は多く、海外留学や海外居住を求める割合は低い。堅実で謙虚な優しい日本の若者像が浮かび上がりました。なかでも気になったのは、「よく嘘をつくか」という問いに7割の若者が、つかないと答えている一方で、「人は信用できないと思う」という設問に肯定的回答をした割合が5割以上。これは、政府のモリカケ問題や桜を見る会の問題、ブラック企業やいじめを隠蔽しようとする学校など、社会に対する不信感の表れなのではないかと思います。「うまくいくかわからないことに意欲的に取り組むか」という設問にはイエスとノーの回答がほぼ半々でした。成功体験の有無が影響しているのかもしれません。1月11日は成人の日。若者たちがそれぞれの特性に応じて活躍できる環境を、社会として作るべきではないでしょうか。若者のみなさんには、とるに足らない人間なんていないのだから、好きなことを追求して長所を伸ばしていってほしいと思います。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が昨年公開された。※『anan』2020年1月13日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年01月09日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「脱ハンコ」です。無駄な手続きを省くのが目的。押印否定ではない。菅政権になり、書類に押印をする手続きを簡略化しようと「脱ハンコ」の動きが官民で急速に進んでいます。コロナ禍のなか、テレワークが推奨されながらも、経理部門などでは、押印のためにわざわざ出社しなければいけないというような事態になっていたことも、改革の後押しとなりました。ただ、河野太郎行政改革大臣も話していましたが、政府はすべての押印をなくそうとしているわけではありません。印鑑証明や銀行印、契約書の押印などは残ります。そもそもハンコの問題ではなく、書類申請や申し込みなど、責任を分散させるために何人もの承認印を押させるなど、煩雑だった手続きを見直すことから始まりました。契約書の押印も、実は民法上では必須ではありません。口約束でも証明さえできれば契約は成立します。ただ、たとえば裁判になったとき、「自分で判を押した」ということが本人の承認意志の有無の証明になるため、押印を求められることが常になっているのです。インターネットの登場とともに電子取引が増え、2001年には電子署名法が施行されました。しかし、電子認証の申請手続きのハードルが高く、なかなか利用されませんでした。その後、テクノロジーが発達し、民間企業の方で電子署名の仕組みが進み、2017年以降、電子契約サービス市場は急速に伸びています。2018年に約37億円程度だったのが2023年には198億円になる見込みです。コロナ禍で契約者数が増え、電子契約サービスを導入している日本の法人数は300万社前後にのぼりました。Eメールの登場で、逆に、手書きの文書が特別なものになったように、今後、印を押す行為は文化として継承されていくのではないかと思います。脱ハンコは菅政権の行政改革の「1丁目1番地」。デジタル化の一つとして進められました。安倍政権のころから提案されていた事案。代替サービスもありますし、押印の必要性は法的根拠もなく、なんとなく皆が続けていた古い産業形態だったので、おそらく誰も反対はしない。ここにメスを入れるのは、菅総理にとって、手柄を立てるのにもってこいのテーマだったんです。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年12月23日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年12月24日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「大阪都構想」です。大阪をきっかけに、都市のあり方の再検討が進めば。11月1日、大阪都構想についての住民投票が行われ、反対多数で否決されました。大阪都構想とは、大阪府が「都」になることではありません。大阪市を廃止して、4つの特別区として再編。東京23区のように地域ごとに行政区を割って、地域特性を生かし細やかな地域サービスを実現。広域的な行政は大阪府が行うという提案でした。これまで大阪府も大阪市も同じように権限を持ち、財源もあるため、「二重行政」となって税金の無駄遣いになっていると問題視されていました。たとえば、大阪府で高層商業ビルを建てたのに、同じようなビルを大阪市でも建てたり。あるいは、府がやろうとすることに市が反対し、プロジェクトが進まないというような事例も重なり、大阪の産業の衰退を招いたといわれてきました。それを解消しようと当時、府知事だった橋下徹さんと松井一郎さん(現在の大阪市長)が中心となり、2010年に「大阪維新の会」が立ち上がり、大阪都構想を掲げたのです。2015年に住民投票をしましたが否決。今年2度目の住民投票も再否決され、廃案になりました。大阪維新の会は新自由主義的な政党なので、競争させて無駄は省くという考え方。コストカットの側面から、行政サービスが悪くなるんじゃないか、というのが反対派の見立てでした。廃案になったものの、菅総理は「大都市制度の議論に一石を投じた」と提案については一定の評価を示しました。実際、平成の大合併により、多くの市町村の再編が行われ、同じ市のなかでも中心部は潤うが山間部は廃れるといった格差も生まれてしまいました。逆に、合併を選ばなかった村が地域特性を生かして発展していったケースも。社会的ニーズが多様化し、生活環境が変化に富むいま、暮らしや財政の基盤となる行政はもう少しミニマムにしていったほうが、隅々にまで目が届くのではないかと思います。松井市長は、その後、大阪市を残したまま区の権限を強くする8つの「総合区」を設置する条例案を来年2月に市議会に提案すると表明。大阪に限らず、これを機に地方行政のあり方を再検討する動きが進むことを望みます。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年12月08日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「新疆ウイグル問題」です。企業のSDGsの意識を強めるきっかけになった。中国の新疆ウイグル自治区では、中国政府がウイグル族の人々を弾圧したり、100万人以上を収容所で強制労働させているなど、非人道的な行為が長年、世界的に問題になっていました。ウイグル族はイスラム教を信仰しており、中国共産党は実質的に宗教の自由を認めていません。特定の宗教は弾圧し、言葉や文化も漢民族への同化政策をとっています。そのことに反発し、一部のイスラム原理主義への回帰思想の人たちがテロを起こすようになり、中国共産党はそれらの過激派をテロ組織と認定し、取り締まりを強化するという悪循環も生まれているのです。今年、新疆ウイグル問題がさらに注目を浴びたのは、3月にオーストラリアの政府系シンクタンクが、世界の82社のサプライチェーン(部品や原材料の調達から製造、販売、消費までの一連の流れ)に、ウイグル族の強制労働が含まれていると発表したからです。そのなかにはアパレル、自動車、電化製品、携帯端末、ITなどの世界の有名多国籍企業や日本の企業も数多く含まれていました。これまでは人権や環境に配慮していると宣言していた企業でも、ウイグルの人たちから搾取するような強制労働に加担していることが明らかになり、各社対応に追われました。いまやESG投資が広まっており、人権や環境に感度が高い企業が投資の対象になり、それらに問題を抱えているとただちに企業価値を損ねます。しかし、サプライチェーンは多岐にわたっているため、メーカー側にしてみれば、まさか自分たちの会社が!と寝耳に水の出来事でもあったのです。トランプ政権は6月にウイグル人権法案を施行。ウイグル族弾圧に関与していることがわかった中国当局の担当者に、制裁を科せるようにする法律です。9月にはウイグル自治区で生産されている綿製品の輸入の禁止を宣言し、対中政策を強化しました。もしかしたら、私たちが普段着ている服や使っているスマホが、ウイグルの人々の強制労働につながっているかもしれません。そういう想像力を欠かさないようにしたいですね。こういう動きをきっかけに、SDGsの取り組みが世界的に進むことを願います。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年11月25日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年11月19日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「小選挙区制」です。時局により、すぐ体制が変わりやすい選挙制度。安倍前総理の退陣により発足した菅内閣の任期は2021年の9月末までです。支持率の高いうちに衆議院を解散、総選挙を行って、盤石な体制を整えようという声も自民党内から強く上がっています。いま衆議院選挙で取り入れているのは小選挙区比例代表並立制。小選挙区制では、1つの選挙区から1人を選出します。この場合、与党かそれ以外か、ほぼ一騎討ちになるため、時の風によって体制が一気にひっくり返りやすい。民主党政権も、原発や消費税問題で対応を間違い、あっという間に政権が自民党に戻ってしまいました。小選挙区制では少数派の意見を拾いにくいという問題もあります。実は1993年までは中選挙区制でした。同じ選挙区内から3~5人を選べたので、多様な議員を国会に送ることができたのです。ただ、選挙区が広いと選挙運動に金がかかり、地元の有力者や代々政治家家系の候補者が有利になり、汚職も広がりやすい。それを改善しようと小選挙区制になりました。選挙で「支持する候補者はいるが、所属する政党は支持していない。どうしたらいい」という悩みをよく聞きます。僕は、小選挙区制では政治家個人の資質を見て選び、比例代表制の政党は、普段から自分の考え方に近い政党に投票するようにしています。ただ、比例代表制も、党の判断で名簿上位に並んだ候補者が私たちが選んだわけではないのに当選し、その後、汚職にまみれていく問題などが起きています。自民党の青年局が73歳定年制を打ち出したときには、党内でも相当の抵抗がありました。73歳を越えた候補者が比例代表の名簿の上位におり、本当にこの人たちは必要かと切り込んだのです。国民にとっていい政策を実現するには、与党と野党が緊張関係を持ち、多様な意見が飛び交い、慎重に議論できるようにしておくことが必須です。現在、女性議員や女性閣僚の比率はOECD加盟国でも日本は最低レベル。時代にマッチした、新しい感覚を持った議員が活躍できる国会や政府であってほしいですね。そのためにこの選挙制度は最適なのか、あらためてチェックする必要があるのかもしれません。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年11月4日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年11月03日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「菅内閣誕生」です。なぜ改革が必要か、目的と理由の情報公開も求む。安倍総理が病気を理由に退陣。9月16日、自民党の菅義偉総裁が、第99代内閣総理大臣に指名され、菅内閣が発足しました。就任の記者会見ではデジタル化強化のために新しくデジタル庁を創設することや、少子化対策として不妊治療の保険適用を実施したいと発言しました。安倍政権の流れを汲み、継承していくのは安全保障政策や自衛隊のあり方、憲法改正など。菅さんは外交経験は少ないため、ロシアのプーチン大統領など、前総理がこれまでに積み上げてきた信頼関係を生かし、体調が回復し次第、安倍さんが外交特使として派遣されるのではないかと注目が集まっています。特にいまは、アメリカと中国が牽制し合っている最中なので、前任者に託すというのは、いい対策なのではないかと思います。一方、内政に関して菅内閣は、積極的に改革を行おうとしています。安倍さんとの大きな違いは、菅さんは世襲政治家ではなく無派閥ということ。会見でも「行政の縦割り、既得権益、悪しき前例主義を打ち破り、規制改革を全力で進める」と断言していました。前政権では、成長戦略が道半ばで終わってしまったので、これからは民間の参入を積極的に打ち出すことになりそうです。政府内でもベンチャー企業が活躍できるかもしれないという期待は、企業家の間に高まっています。また、官邸人事は強化されるでしょう。内閣の方針に沿う人は重用するけれど、抵抗する人は容赦なく切るという傾向は今後も続きそうです。9月には「日本学術会議」が推薦した候補者のうち6名の任命を見送りました。その理由が不明だという声が上がりましたが、明確な説明はなされていません。パンケーキ好きなど、柔らかいイメージのメディアプロパガンダも効いて、就任時には74%と高い支持率を集めました。しかし、改革により、特定の産業や企業、一部の富裕層や企業家にのみ利益がもたらされ、弱者が切り捨てられることになってはいけません。「誰にとっての改革なのか」ということは見失わないでほしいと思います。また、なぜ改革が必要なのか、目的と理由に関するしっかりとした情報公開はぜひ求めたいところです。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年10月28日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年10月21日フィギュアスケーターの高橋大輔(たかはし・だいすけ)さんが、2020年10月12日にインスタグラムを更新。マスク姿のイケメンショットでファンを魅了しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る PUMAのMASK ! 届いた! 鼻のとこに針金?!入っててめちゃくちゃいい感じ! え?2枚目似合ってる?!w #puma #pumajapan #mask #facemask #アイスダンスを広めたい #icedance #フィギュアスケート #figureskater DaisukeTakahashi (@d1sk_t)がシェアした投稿 - 2020年10月月11日午後12時10分PDT高橋大輔さんがつけている2枚のマスクは、スポーツブランド『PUMA』のもの。「鼻のところに針金が入っててめちゃくちゃいい感じ!」とつづり、かなり気に入った様子です。この投稿を見たファンは「めっちゃかっこいい!」「マスク越しでもクール」と絶賛。「ヒョウ柄もバッチリ似合っていて、さすがです…!」と高橋大輔さんのセンスのよさに驚いています。・どちらもお似合いです!マスクで顔が隠れててもかっこいい…。・高橋さんの流し目、エロくて最強です!キュンキュンした!・イケメンすぎて、癒されました。このマスク、バズりそう!高橋大輔のインスタにはイケメンショットがズラリ…高橋大輔さんはインスタグラムに仲間との写真や、かっこよすぎるプライベートショットをたくさん投稿しています。 この投稿をInstagramで見る JO & COI お疲れー! しょうまとあんまとったとこなくて、今日珍しく撮れたから皆んなにシェアしまーす! めっっちゃ勝手!w しょうま頑張れ!応援してるからなー!!! DaisukeTakahashi (@d1sk_t)がシェアした投稿 - 2017年10月月7日午前5時50分PDT この投稿をInstagramで見る やからかしたー( ̄▼ ̄;) 久々でもないが中々なんw 絶賛凹み中! #newszero DaisukeTakahashi (@d1sk_t)がシェアした投稿 - 2017年10月月12日午前8時32分PDT この投稿をInstagramで見る Share happy!? DaisukeTakahashi (@d1sk_t)がシェアした投稿 - 2017年 8月月1日午前12時53分PDT この投稿をInstagramで見る もーちゃんTVデビュー!!! 猫かぶっていい子にしてたわw 内弁慶。 飼い主と一緒やw 志村どうぶつ園さんありがとうございます! #志村どうぶつ園 #ミニピン #ミニチュアンピンシャー#fafa大阪#doggoodsshop_fafa DaisukeTakahashi (@d1sk_t)がシェアした投稿 - 2017年 4月月8日午前8時13分PDT この投稿をInstagramで見る 買い物きたのに昼休みで仕方なしにコーヒータイム。 セルフィむずい。 とりあえず薄いコーヒーそろそろ飲みたい。 #davos#ダボス#セルフィー男子 #指短っ #鼻と口かくしたらなんとかなった DaisukeTakahashi (@d1sk_t)がシェアした投稿 - 2017年 2月月10日午前4時00分PST高橋大輔ってどんな人?岡山県出身の高橋大輔さんは、8歳の時からスケートを始め、2002年に『世界ジュニアフィギュアスケート選手権』で優勝を飾りました。2010年には、『バンクーバー冬季オリンピック』で、日本フィギュア男子として初のメダルとなる銅メダルを獲得。2012年に開催された『グランプリファイナル』では日本人初の金メダルを獲得するなど、数多くの大会で活躍しました。2014年に『ソチオリンピック』を終え、28歳で現役を引退することを発表。その後はプロスケーターに転向し、アイスショーを中心に素晴らしい演技を披露していました。そんな高橋大輔さんは、2018年に現役復帰を電撃発表し、『西日本フィギュアスケート選手権2019』や、『全日本選手権』に出場。「選手としての姿を再び見ることができて幸せ」と多くのファンを歓喜させました。2019年9月に村元哉中(むらもと・かな)さんをパートナーとして「アイスダンスに転向する」と発表。翌年1月に2人でアイスショー『アイスエクスプロージョン』に出演しました。高橋大輔さんがこれからどんな活躍を見せてくれるのか、多くの人が注目しています。[文・構成/grape編集部]
2020年10月15日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「政府事業の民間委託」です。問題点は行政側に。新規民間の参入と育成が課題です。新型コロナウイルス対策の「持続化給付金」の支給において、経済産業省がサービスデザイン推進協議会に事業委託。そのほとんどを電通に再委託していたことが発覚し、中抜き疑惑が湧き起こり問題になりました。こういう大きな行政事業は、お金の管理、宣伝文句やデザイン、業者への発注など、仕事が多岐にわたります。しかも迅速に実行しなければいけないとなると、ノウハウを持ち安心して任せられるのは大手広告代理店しかないというのも事実です。東日本大震災で、計画停電を急にしなければいけなくなったときも広告代理店がいろいろなプロジェクトを組んで進めていました。前述の問題の決定的なミスは、説明がきちんとなされなかったことでしょう。不透明な関係で、本当は発注に偏りがあるのに、あたかも公平にやっているかのように見せかけた手法が問題。最初から、こういった大事業を頼める業者は限られていることを正直に公表すればよかったのだと思います。ただ、発注先が限られるということは、市場競争が起こらないため、価格が適正なのかどうかも判断がつきません。この状況を変えるためには、日頃から、様々な業界が行政事業に参入しやすくすることではないでしょうか。アメリカではオバマ政権以降、「オープンガバメント政策」を打ち出しており、政府の透明性、国民参加、官民協業を謳っています。地方行政では福岡市がITやデジタル技術を積極的に使った、新たな行政サービスを次々と打ち出しています。交通では配車サービスの「Uber」のライドシェアをいちはやく実験的にスタート。ベンチャー企業の誘致も進め、育成に力を入れてきました。LINEやYahoo!などのテック系、デジタル系新興企業と連携してプロジェクトを動かすなどしており、他県から視察も多く来ているようです。大手広告代理店が悪いという話ではなく、政府はきちんと情報公開をして、民間参入者を増やし、新たな産業を起こしたり企業育成をすること。本当の意味での効率を高めて、先鋭的、前衛的な新陳代謝のいい国になる必要があるのではないかと僕は思います。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年10月14日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年10月12日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「日本の防衛」です。攻撃力を高めるより外交、経済政策でリスク回避を。日本の防衛における今年の大きなトピックは、河野防衛大臣が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の秋田・山口への配備を撤回したことでしょう。撤回の理由は、想定されていた安全が確保できないこと。改修に費用がかかりすぎることなどでした。イージス・アショアは、飛んできたミサイルを撃ち落とすシステムです。いま計画を撤廃することで、防衛のためには敵基地に攻撃する能力のあるミサイルシステムが必要なんじゃないかと、話は思わぬほうに進んでいます。そうなると新しい兵器を買わなくてはいけませんし、攻撃能力を持てば、当然攻撃されるリスクも高まります。こうして、際限なく防衛力の拡張にひきずりこまれてしまうことを「安全保障のジレンマ」といいます。2020年度の防衛予算は5兆3130億円と過去最大になりました。2010年くらいまでは5兆円程度でしたが、近年一気に跳ね上がっています。理由の一つは、アメリカが防衛費を見直したこと。自国の経済も疲弊しているアメリカは、日本や韓国から軍を撤退し、自分の身は自分で守ってくれという姿勢でいます。これを受け、これまで空母を持たなかった日本も、空母の機能を持たせるために護衛艦いずもを改修したり、母艦に離発着できるオスプレイを配備したり、宇宙やサイバー関連にも防衛費を投入しました。ただ、安全保障は、軍事力増強だけが方法ではありません。外交政策も大きな歯止めになります。経済的な結びつきを強め、相手国を攻撃すれば自分たちも不利益を被る、という関係を作っておくことはとても有効です。EUが誕生したのも同じ理由です。2つの世界大戦の反省を受け、経済的関係を強めることでEU圏内は戦争を回避してきました。日本も、TPPやRCEPなど、アジア太平洋地域で大きな貿易圏を作り、互いを攻撃しにくくする方法を構築しようとしています。いま新型コロナで、人もモノも行き来しづらくなり、自国第一主義に走りがちです。しかし、各国の連携が薄れれば、リスクも高まります。このなかでどういう防衛協調策があるのか、今後もウォッチしていきたいと思います。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年9月30日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年09月23日織田裕二、中島裕翔らの出演による「SUITS/スーツ2」の10話が9月14日放送。織田さん演じる甲斐と中島さん演じる大輔の“ボストン休暇”でみせた私服姿と、大輔の“2度のキス”からの“衝撃ラスト”にネットがざわめいている。織田さんが傲慢な敏腕弁護士・甲斐正午に、中島さんが驚異の記憶力を持つニセ弁護士・鈴木大輔に、鈴木保奈美が甲斐と大輔が所属する「幸村・上杉法律事務所」共同代表の幸村チカに、吉田鋼太郎がチカから事務所の代表の座を奪った上杉一志に、新木優子がパラリーガルの聖澤真琴に、小手伸也が甲斐のライバル弁護士の蟹江貢にそれぞれ扮する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。上杉がチカから「幸村・上杉法律事務所」のトップの座を奪い、上杉は甲斐に「これからは仲間として共に頑張ろう」と言いつつも、甲斐のオフィスを下の階に変更、蟹江を利用して甲斐をファームから追放しようと画策、蟹江は大輔や玉井に甲斐の仕事を手伝わないよう指示する。一方、大輔は祖母の死を甲斐や玉井には知らせず仕事を続ける。あくる日結衣の葬儀が行われ、大輔を心配していた真琴は何も準備できずにいた彼を説得し連れ出す。葬儀には大輔の幼なじみで元恋人の怜(吉谷彩子)も出席する…というのが今回のストーリー。祖母の死を悲しみボストンで休みを過ごす大輔のもとに甲斐が現れ、2人は“無礼講”で酒を酌み交わす…普段とは違う私服姿の甲斐と大輔に「今回はスーツ姿ではないシーン多し…それもよい」「SUITSを脱いだ2人もステキ~」「鈴木先生の白Tシャツ姿、肩ががっしりしててかっこいい」といった声が上がる。一方、葬儀のあと自宅で思い出話をしているうちに見つめ合い、キスする大輔と怜だが、そこで怜が結婚していることを知らされた大輔は、いったん怜を部屋から追い出す。その後別れたはずの真琴にキス、さらにラストでは怜と“不倫”…そしてその姿を真琴に見られるという修羅場に。そんな大輔に当初は「裕翔くんが演じるキスシーンはいつも美しい…」といった声を上げていたタイムラインも「鈴木先生流れに任せてキスしすぎじゃなーい?」「大輔、目を覚ませ!」などの声が多数上がっている。(笠緒)
2020年09月14日ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)とN.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)のデザイナー・尾花大輔のコラボレーションによるウィメンズアイテムが、2020年8月21日(金)、原宿本店ほかユナイテッドアローズの一部店舗にて発売される。3度目となるユナイテッドアローズ&サンズと尾花大輔のコラボレーションでは、メンズコレクションと同様に、革新的な生地開発を続ける「小松マテーレ」の生地を使用。ドレープ感のある上品な雰囲気と快適な着心地を兼ね備えたウェアを展開する。ラインナップするのは、フロントにコンシールファスナーを使用したワンピースや、ゆったりとしたシルエットを描くVネックカーディガン、独特のドレープ感をもつTシャツ、裾にかけてエレガントに広がるスカートなど。カラーはブラックに加えて、オリーブに近いダークブラウンが新たに登場。落ち着いたカラーリングとシンプルなデザインで、幅広く着用できるアイテムとなっている。【詳細】ユナイテッドアローズ&サンズ バイ ダイスケ オバナ for ウィメン(UNITED ARROWS & SONS by DAISUKE OBANA for WOMEN)発売日:2020年8月21日(金)取扱店舗:ユナイテッドアローズ&サンズ(原宿本店 1F)、ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店・青山ウィメンズストア・丸の内店・六本木ヒルズ店、ユナイテッドアローズ&サンズ オンラインストア価格例:ワンピース 24,000円+税、カーディガン 19,000円+税、Tシャツ 12,000円+税、スカート 17,000円+税カラー:ブラック、ダークブラウンサイズ:S / M【問い合わせ先】ユナイテッドアローズ&サンズ住所:東京都渋谷区神宮前 3-28-1 ユナイテッドアローズ 原宿本店 1FTEL:03-5413-5102
2020年08月23日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「コロナ禍の災害支援」です。被災地と離れていながらできる、新しい支援に注目。今年も豪雨災害が続いています。7月には熊本を中心に、九州やその他の地域が大きな被害に見舞われました。しかし、このコロナ禍では感染リスクもあり、自由に移動ができません。現地ではやはり人手が足りていないとのこと。とはいえ、県外の方が来ると地元から一斉に不安の声があがり、疑心暗鬼も招いてしまうそうです。そんななか、新しい支援の形が2つ見られました。一つは、被災した当事者がAmazonの「ほしい物リスト」で必要物資を公開し、支援を募るというもの。八代市の水没した保育園では、園児の帽子からフェルトペン、シーツに至るまで具体的に必要なモノと数をリストアップしました。これまでは、被災地で何が必要なのかの情報をリアルタイムに得るのが難しく、物資を送っても自治体の倉庫で管理されて適切に届かないというような問題がありました。その点、この方法は明快で合理的です。もう一つは、熊本地震をきっかけに結成された支援団体「BRIDGE KUMAMOTO」の働きです。広告を手掛けるデザイナーや映像クリエイターらが中心メンバーで、7月の豪雨災害を受け、いち早く基金を創設。これはクラウドファンディングで支援金を募り、被災地支援を行う組織や団体はBRIDGE KUMAMOTOに申請して、助成金を受け取れるというシステムです。全国のクリエイターたちに呼びかけて動画メッセージ集を作るなど、お金以外の支援も行っており、僕もナレーターとして参加しました。このように中間支援団体がSNSを展開して支援に入るというのは新しい動きです。行政では手の回りにくいところを細やかにサポートしています。豪雨や台風災害は今後も起きるでしょう。地震や富士山の噴火の危険もはらんでいます。コロナ禍の複合災害では、外に出られない、外からの支援が得られない状況が続く恐れがありますから、食糧や水、常備薬に加え、マスクや消毒液も適量、備蓄しておいたほうがよいでしょう。これまで避難所ではたびたび、食中毒や感染症の問題が起きていました。コロナにより、衛生面の危機意識が一般的に高まったのは、良かったことかもしれません。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。3月に監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開された。※『anan』2020年8月26日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年08月19日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「9月入学」です。コロナ禍では無理。じっくりと時間をかけて再考を求む。学校の入学・始業時期を4月から9月にする案は「今年度・来年度のような直近の導入は困難」と、見送られることになりました。9月入学制度はこれまでにも何度も議題にのぼっています。世界ではアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ベルギー、トルコ、モンゴル、ロシア、中国などの国が9月入学制度を導入しています。日本も明治維新後、西洋の教育を導入した当初は9月始業でした。ところが、国の会計を4月~3月を一年とする年度制を採用したこと、徴兵制の始まりなどから4月始業に変わり、今に至ります。今年、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために学校の休校が続き、授業の遅れが問題になりました。そんななか、高校生のツイートをきっかけに、全国知事会から国へ9月入学の検討要請があり、安倍首相も「有力な選択肢の一つ」とコメント。いったん検討し始めたのですが、実際に導入するとなると、初年度の入学生徒数が半年分増加し、大量の教員不足が生じてしまうこと、また、保育所の入学待機児童数が増大すること、システムやカリュキュラムの再編など、拙速な対応は無理と判断されたのです。このコロナ禍で、ただでさえ問題が山積するなか、大きな改変をしようとしたのは現場の声を無視した行動だったと思います。授業の遅れを取り戻すことが目的なら、感染者数は地域によって差がありますし、全国一律にすること自体がナンセンスなのではないでしょうか。4月でも9月でも、いつ学校が始まっても継続してきちんと教育を提供できる仕組み作りを議論するべきなのではないかと思います。日本は会社も年度ベースなので、学校の始業時期をずらせば就職にも影響が及びます。会社を通年採用に変え、大学も途中入学を許すなど、個々のスタイルに合わせた社会設計が必要になるでしょう。世界の学校制度はもっと柔軟です。イギリスは年に3回、入学の機会がありますし、フランスでは家庭での義務教育の就学も可能になっています。また、海外は飛び級制度も広く採用されていますね。日本もこれを機に時間をかけて議論し、右に倣えではない、多様な学校制度へと見直してみてはいかがでしょうか。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。3月に監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開された。※『anan』2020年7月15日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年07月09日お笑いタレントの宮川大輔さんが、2020年5月29日にInstagramを更新。投稿した写真と1本の動画に反響が上がっています。宮川大輔「ありがとう」同日の昼頃、航空自衛隊の曲技飛行隊『ブルーインパルス』が東京都心を飛行。感染リスクにさらされながら、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の治療にあたる医療従事者に対し、飛行で感謝の気持ちを表しました。青空にスモークを残して飛び回る機体の姿に、多くの人が感動したことでしょう。宮川さんも、その様子を見ていた1人。宮川さんが撮影した、こちらの写真や動画をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 宮川大輔(@miyagawadai)がシェアした投稿 - 2020年 5月月28日午後9時07分PDT動画からは「おぉー!」「すごい!」といって興奮する周囲の声が聞こえます。実際に見ていなくても、その瞬間の臨場感を味わえますね。宮川さんは投稿に『#ブルーインパルス』『#ありがとう!』というハッシュタグを寄せています。改めて、医療従事者など、コロナウイルス下で大変な想いをしている人に向けて、感謝の気持ちを述べたのでしょう。【ネットの声】・見ることができなかったので嬉しい。・すべての医療従事者に感謝の気持ちでいっぱいです。・私も職場から見ることができて、とても感動しました。コロナウイルスのまん延により、一変した私たちの日常。感染リスクに不安を抱えながら外出を控える日々に、老若男女を問わずストレスを感じています。ブルーインパルスの飛行は、写真や動画を通して、医療従事者はもちろん、不安とストレスにさらされた多くの人々の心にポッと灯りをともしたはずです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月30日4月中旬の昼過ぎ、派手なプリントのスウェットとチェックのパンツに身を包み、白フレームのサングラスに黒いマスクで顔を隠す厳戒態勢な姿を見せたのは宮川大輔(47)。隣には妻と今年で10歳になる息子の姿も。時折、宮川は陽気なジェスチャーで妻と息子を笑わせながら、都内の商店街を歩いていく――。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『炎の体育会TV』(TBS系)など人気番組のレギュラーを抱える宮川。最近では、自身のインスタグラム上でバンダナやガーゼなど市販の物でできる“自作マスクの作り方”を公開。マスク不足に苦しむ人から「本当に助かります!」「今度作ります」と好評を博していた。しかし、宮川もコロナ禍で不安な日々を過ごしているようだ。「18年11月に一部週刊誌で“ヤラセ疑惑”が報じられたことにより、休止していた『イッテQ!』の人気企画『お祭り男』が3月に復活しました。宮川さんのこの企画にかける思いは誰よりも強く、復活一発目の放送では感極まって涙ぐむ姿も見せていました。しかし復活早々に、コロナ禍で海外ロケをすべて中止せざるを得ない状況になってしまいました。さらに『イッテQ!』はほぼ海外ロケがベースとなる番組だけに、長期間にわたってコロナが収束しなければ番組の存続も危ういでしょう。先の見えない状況に宮川さんも不安を抱いているそうです」(日本テレビ関係者)そんな宮川を癒やしたのが家族だった。3人はこってりとした味がウリのラーメン屋へと入っていく。息子に「お腹いっぱい食べろよ!」と優しく気遣う姿も見せ、3人でのランチを終始楽しんでいた。食事を終えると、再び仲睦まじい様子で宮川は帰路についた。家族の支えを受け、“お祭り男”は完全復活の時を静かに待つ――。
2020年04月25日お笑い芸人の宮川大輔が20日、自身のインスタグラムでマスクの作り方を公開し、「わかりやすい」「参考になる」と反響を呼んでいる。宮川は、「宮川家のマスクの作り方です!! ※あくまでも簡易的なものです!」と、前編と後編に分けて作り方を紹介。前編では、材料や型紙、型紙通りに切った生地の写真を公開し、後編では、作ってる途中の写真や動画を公開した。前編、後編ともに、コメント欄に作り方が詳しく掲載されている。この投稿に、「わかりやすく教えていただきありがとうございます」「凄くわかりやすいです!型紙までありがとうございます!」「アイデア凄いです!」「真似して作ってみます」「丁寧な説明ありがとうございます!!」「分かりやすくありがとうさっそく作ってみます!型もわかりやすくありがたい!!」「丁寧な解説!やさしさに感激です」「説明めっちゃ分かりやすいです!参考になりましたありがとうございました!」などと、感謝の声が続々と寄せられている。この投稿をInstagramで見る宮川大輔(@miyagawadai)がシェアした投稿 - 2020年 4月月20日午前12時07分PDTこの投稿をInstagramで見る宮川大輔(@miyagawadai)がシェアした投稿 - 2020年 4月月20日午前12時08分PDT
2020年04月21日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「通常国会」です。テレビ中継が審議のすべてではありません。国会には、通常国会(常会)、臨時国会、特別国会、参議院の緊急集会があります。常会は毎年1月に召集され、150日間開催。審議が長引けば、会期を延長します。国会では翌年度の予算を決めたあとに、様々な法案を審議します。令和2年の常会は約50本の法案が提出されました。夏に東京五輪を控えていたため、会期延長は難しいだろうと法案の数が過去最少に抑えられました。多い年は100近い法案があがることもあります。国会というと、テレビで中継されるものがすべてと思われるかもしれませんが、そうではありません。テーマごとに少人数の「委員会」で議論を交わし、そのあとに「本会議」で採決をとります。内閣委員会、総務委員会などの「常任委員会」と、会期ごとに編成される「特別委員会」があり、国会議員は各々専門分野の委員会に割り振られます。委員会ではしっかり内容を揉み、法案の8割以上が与野党全会一致で可決しています。テレビで取り上げられる本会議は、派手な動きがあったり、政府の疑惑や不祥事を追及する場面が多いので、揉めてばかりいる印象ですが、その他の場所で建設的な議論が着々と進められているのです。新型コロナウイルス対策以外に現常会で注目されているのは「年金制度改革関連法案」。定年の延長も推進されることになりました。その他「デジタル・プラットフォーマー取引透明化法案」。巨大IT企業に、運営状況の報告や企業内情報の提出を求めることができる法律です。たとえばアマゾンなどが突然大きな規約変更を行い、取引業者や消費者が不利益を被ったときに、メスを入れられる体制をとるためのものです。また、高齢ドライバーの交通事故対策を盛り込んだ「道路交通法改正案」も審議されています。近年、高齢者ドライバーによる交通事故が多発していることを受けて提案されました。運転技能検査の基準に達しない場合には75歳以上の免許更新を認めないという法案です。私たちの暮らしにかかわる法律が日々作られているのが国会。衆議院、参議院のHPでは、審議中継をインターネットで見ることができるので注目してみてください。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。『わたしは分断を許さない』(監督・撮影・編集・ナレーション)公開中。※『anan』2020年4月22日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年04月20日