“悲しみをたべて育つバンド”あたらよが、小説紹介クリエイターのけんごとコラボレーションすることが発表された。あたらよは東京を中心に活動する4ピースバンドで、ひとみ(Vo / G)を中心に作詞作曲を行い、アートワークや映像もセルフプロデュース。グループ名の「あたらよ」は“明けるのが惜しいほど美しい夜”という意味の可惜夜(あたらよ)から由来している。けんごは自身の動画の総再生数1.1億回超えるインフルエンサーで、TikTokで薦めた作品が続々重版決定。4月28日には小説『ワカレ花』(双葉社)を発売し小説家デビューする。けんご今回のコラボは、けんごがあたらよの楽曲がお気に入りだったということ、そしてあたらよボーカルのひとみが小説が好きでけんごのTikTokをフォローしよく観ていたことがきっかけとなり生まれたもので、『ワカレ花』の作中にはあたらよの記述が登場するとのこと。また、けんごのTikTokアカウントでは、あたらよ初のオリジナル曲「10月無口な君を忘れる」を使用した動画がアップされる予定となっている。■あたらよ ひとみ コメント皆さんこんにちは。あたらよのVo&Gのひとみです。この度、けんごさんのデビュー作となる『ワカレ花』にあたらよを登場させて頂いたということで、本当に嬉しいです。私自身、普段から本を読むことが大好きなので、いつも目にしていた本の中の世界に自分のバンドが存在していることがとても不思議な気持ちになりました。読み終えた後に心の奥がじんわりと温くなるような、こんな素敵な作品に名前を使って頂けたことを嬉しく思います。本当にありがとうございます。■けんご コメント小説紹介クリエイター・小説家のけんごです。「小説の魅力を多くの人に届けたい」僕は、この一心で活動を続けてきました。今回、小説を執筆したのも、この想いがあってのことです。正直なところ、小説は他のエンタメに比べて、作品と出会う"きっかけ"が少ないように思えます。だからこそ、あたらよさんとのコラボは大変光栄です!素敵な音楽と掛け合わさることで、小説の可能性を大きく広げることができると思いました。『ワカレ花』をきっかけに、小説にしかない魅力と、人の心を動かすほどの力がある、あたらよさんの音楽が、たくさんの方に届くことを願っています。<リリース情報>あたらよ1stアルバム『極夜において月は語らず』発売中※初回盤は「あたらよ Acoustic Session」CDを加えた2ディスク仕様配信リンク:【収録曲】01. 交差点02. 夏霞03. 極夜04. 祥月05. 「知りたくなかった、失うのなら」06. 悲しいラブソング07. 嘘つき08. outcry09. 5210. 10月無口な君を忘れる11. 差異【初回限定盤付属Disc2】■「あたらよ Acoustic Session」01. 10月無口な君を忘れる(Piano ver.)02. 夏霞03. 晴るる04. 8.805. ピアス06. 祥月07. 嘘つき08. 優しいエイプリルフール(demo)<ライブ情報>『あたらよ 1st TOUR「極夜において月は語らず」』5月5日(木・祝) 東京・WWWX5月21日(土) 大阪・シャングリラ5月22日(日) 名古屋・SPADE BOX関連リンクオフィシャルサイト
2022年04月12日福原遥がヒロインを演じる次期連続テレビ小説「舞いあがれ!」の新たな出演者11名が発表された。連続テレビ小説第107作目となる本作は、岩倉舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島で、様々な人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。ヒロイン・舞の幼なじみ役に決定したのは、「SUPER RICH」の春野優役や「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」シリーズの安達清役で注目を集める赤楚衛二と、「乃木坂46」の山下美月。赤楚さんは、岩倉家の隣にあるお好み焼き屋「うめづ」の息子で、やがて舞にとって心のオアシスのような存在になっていく梅津貴司役。山下さんは、舞が気にかけてくれたのをきっかけに親友になり、看護師の道を目指す望月久留美役で出演。赤楚衛二共に、朝ドラ初出演となった今回。赤楚さんは「大変光栄に思います。僕の演じる貴司はとてもセンシティブで自分の世界を持っています。夢に向かって生きる舞ちゃんの幼なじみとして、肩肘張らずに背中を押してあげられる存在になれたらいいなと思っています」と意気込み、山下さんも「久留美と一緒に私自身も成長し、ご覧いただく皆さんに前向きで温かい風をお届けできるよう全力で演じさせていただきます」とコメントしている。「乃木坂46」山下美月また、<東大阪の人々>として、「うめづ」の主人で貴司の父・勝を山口智充、貴司の母・雪乃をくわばたりえ。工場のベテラン職人として古舘寛治、古本屋の主人として又吉直樹、久留美の父親を松尾諭、舞と久留美がアルバイトするカフェの女主人をたくませいこが演じる。さらに、<長崎・五島列島の人々>として、舞の祖母・祥子と懇意にしている船大工・木戸豪役で哀川翔、舞の母親の同級生・浦信吾役で鈴木浩介、祥子が作ったジャムを店で売る山中さくら役で長濱ねるが出演する。なお、先日4月8日に福原さんがクランクインしたことも発表された。連続テレビ小説「舞いあがれ!」は2022年度後期放送予定。(cinemacafe.net)
2022年04月12日映画『ロストケア』が2023年3月24日(金)に公開される。主演は松山ケンイチ、共演は長澤まさみ、監督は前田哲。ヒューマンサスペンス小説「ロストケア」を映画化映画『ロストケア』の原作となるのは、第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した、葉真中顕のデビュー小説『ロスト・ケア』。42人をも殺めた未曽有の連続殺人事件を担当する検事・大友秀美と殺人犯・斯波宗典が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのか?に迫るヒューマンサスペンスだ。事件の真相に迫るため、斯波の揺るぎない信念に向き合うなかで、大友の心は激しく揺さぶられる。「救いとは?」「正義とは?」「家族の幸せとは?」といった、現在の日本が抱える社会と家族の問題に正面から切り込む社会派エンターテイメント作品となっている。連続殺人犯役・松山ケンイチ×検事役・長澤まさみ主人公・斯波宗典…松山ケンイチ訪問介護センターに勤める献身的な介護士。周りからは心の優しい青年として慕われていた。ある日、老人と介護センター所⻑が死体として発見。捜査線上に浮かんだのは斯波宗典だった。そして、彼は自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する。主人公は、大河ドラマ「平清盛」の主演をはじめ、映画、ドラマと数々の話題作に出演している演技派俳優・松山ケンイチが務める。大友秀美…長澤まさみ斯波が勤務する訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止め、斯波と対峙する検事。斯波の揺るぎない信念に向き合い、正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く。映画『MOTHER マザー』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、たしかな実力を持つ俳優・長澤まさみが担当する。なお、松山ケンイチと長澤まさみが共演するのは、映画『ロストケア』が初となる。椎名幸太...鈴鹿央士大友検事をサポートする検察事務官。数学的な知識を駆使して事件を解決に導く。斯波正作...柄本明連続殺人犯・斯波宗典の父。斯波宗典が連続殺人事件を起こした理由やきっかけを、父は知っていたのか?もポイントの一つ。その他のキャスト介護老人の娘...坂井真紀介護老人の娘...戸田菜穂ヘルパー...峯村リエ新人ヘルパー...加藤菜津、介護老人の娘の仕事先の友人...やす(ずん)検事正...岩谷健司ケアセンター長...井上肇取り調べを受ける女性...綾戸智恵警部補...梶原善検事の母...藤田弓子森山直太朗の新曲「さもありなん」が主題歌に『ロストケア』の主題歌は、森山直太朗が書き下ろした新曲「さもありなん」。映画の1シーンを見た森山自身が「普遍の優しさから⽣まれた⼀曲」と語る楽曲で、アコースティックギターの優しく繊細な音色が紡ぐバラードだ。監督は『そして、バトンは渡された』の前田哲『ロストケア』の監督・脚本は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』など、話題作を手掛けてきた前田哲が担当。独自の視点で社会派題材を入れ込みながら、登場人物たちを魅力的に見せる特異な演出力に定評がある前田哲が、本格派ヒューマンサスペンスに挑む。また、ドラマ「砂の器」や映画『ストロベリーナイト』『四月は君の噓』を手掛けてきた龍居由佳里も前田と共に脚本を務めた。なお、映画『ロストケア』は、前田哲、松山ケンイチ、プロデューサーの有重陽一が長年温めてきた思い入れのある作品でもあり、幾度も話し合いを重ねて脚本を完成させたという。映画『ロストケア』あらすじ早朝の⺠家で⽼⼈と介護センター所⻑の死体が発⾒された。犯⼈として捜査線上に浮かんだのは死んだ所⻑が務める訪問介護センターに勤める斯波宗典。検事の⼤友秀美は斯波が務める訪問介護センターで⽼⼈の死亡率が異常に⾼いことを突き⽌める。この介護センターでいったい何が起きているのか?⼤友は真実を明らかにするべく取り調べ室で斯波と対峙する。斯波は犯⾏を認めたものの、⾃分がした⾏為は「殺⼈」ではなく「救い」だと主張する。斯波の⾔う「救い」とは⼀体何を意味するのか。なぜ、⼼優しい⻘年が未曽有の連続殺⼈犯となったのか。作品詳細映画『ロストケア』公開日:2023年3月24日(金) 全国ロードショー出演:松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、峯村リエ、加藤菜津、やす、岩谷健司、井上肇、綾戸智恵、梶原善、藤田弓子、柄本明原作:『ロスト・ケア』葉真中顕 著/光文社文庫 刊監督:前田哲脚本:龍居由佳里、前田哲制作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント配給:日活 東京テアトル
2022年04月01日漫画を原作に、テレビアニメ化や実写映画化された『四月は君の嘘』がミュージカルとして初上演される。ダブルキャストで主役を担うのはNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で注目を集め、映像や舞台で活躍する小関裕太。「言葉一つ一つに感動して背中を押され、音楽の力にも元気をもらえる前向きな作品」という小関が取材会で語った。ミュージカル『四月は君の嘘』チケット情報ピアノコンクールで優勝したかつての神童の有馬公生(小関/木村達成)は、ピアニストの母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなり、音楽から遠ざかる日々を送っていた。高校生になった公生は自由闊達に演奏するヴァイオリニストの宮園かをり(生田絵梨花)と出会い、彼女の影響で次第に変わっていく。小関は「ピアノを弾きたくない公生と、彼に弾いてほしい周りとの関係性が描かれています。弾いてほしいと言われるのは、役者の僕としてはすごくうらやましいこと」と役に憧れをにじませる。楽曲はブロードウェイで活躍する音楽家フランク・ワイルドホーンが手掛けた。彼のかかわった日本上演ミュージカルは今作で20本目。「ワイルドホーンさんはJ-POPもお好きで、今回面白いのは、クラシックやJ-POP、アメリカのポップスなどいろんな文化やジャンルが混じっていること。クラシックの伴奏から気が付いたら日本語歌詞がのって心地よく歌っている。なめらかで魔法のよう。新しい感覚ですね」。ワイルドホーンの楽曲を歌った経験のある役者たちは、皆、喉を酷使して大変だったと口を揃えるが、小関はどうだろう?「やっぱりそうなんですか(笑)。僕は今回が初めてですが、キーがとても高くて感情的な歌が続くので、それに耐えうる体力と精神力を作らなければいけないなと。ピアノに対しての苦悩だけではなく、単なるラブストーリーだけでもない。人の生と死にかかわる嘆きや喜び、悲しみが表現されているので、心して歌いたいです。高いと言っていますが、まずは楽しみたいです」と頼もしい。楽曲に加え、クラシックの演奏シーンも。「僕もコンサートを聴きに行ったことがありますが、指揮者やピアニストがフッと呼吸を整えて演奏が始まるという、独特の緊張感があります。生の舞台だからこそ、映画版やアニメ版には出せない、その日ならではの雰囲気や緊張感が伝わるのではと思います」と期待を寄せる。今作は2020年に上演予定だったが、コロナ禍で全公演が中止になった。「当時はあまりにもこの作品にエネルギーを投じて、成功させることを生きがいにしていたので、生きている意味みたいなことも考えた。そのぐらい喪失感がありました」と振り返る。今は「久々の主演作品なので、自分が大きく変われるチャンス」だと意気込む。無事に幕が開く日を見届けてほしい。取材・文:米満ゆう子
2022年03月31日現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の3代目ヒロイン・川栄李奈が、渋谷のNHK放送センターを訪れ、次期連続テレビ小説「ちむどんどん」のヒロイン・黒島結菜とバトンタッチセレモニーを行った。上白石萌音、深津絵里、川栄さんがヒロインを務めた「カムカムエヴリバディ」。二代目ヒロインの娘・ひなたを演じた川栄さんは、「苦しかったことよりも楽しかったことばかりが浮かびます」と撮影をふり返り、「クランクアップした瞬間、涙が止まらなくなってしまった私を優しく受け止めてくださったスタッフ皆さんの温かさが心にしみました」とコメント。「マッサン」を手掛けた羽原大介によるオリジナル脚本の物語で、沖縄料理に夢をかける暢子を演じる次期ヒロイン・黒島さんは、ここまでの撮影をふり返り、「一日一日があっという間で、毎日楽しく撮影しています。撮影はあと半年残っていますが、このままいい雰囲気で撮影できるようがんばりたいなと思います」と改めて意気込んだ。三世代の物語を描くとあって、スピーディーな展開をみせてきた「カムカムエヴリバディ」。最終週の見どころについて川栄さんは「『えっ!?』と驚くような怒とうの展開です。本当にすばらしい作品になっておりますので、ぜひ最後まで見届けていただき、翌週からは『ちむどんどん』をご覧いただければと思います」とアピール。一方、「ちむどんどん」は4月11日(月)からスタート。黒島さんは「沖縄の家族の物語で、あたたかく楽しいドラマになっていると思いますので、『カムカムエヴリバディ』からバトンを受け取って、このままいい流れでスタートできたらいいなと思います」と放送開始に向けてコメントを寄せた。また、黒島さんから川栄さんへ“忙しい撮影が続く中、一日で一番楽しみだったこと”について質問が投げかけられると、「食事のシーンに出てくるご飯がとてもおいしくて元気が出ました。昼休憩の前に朝食を囲むシーンがあると残り物をスタッフさんがお昼用にとまとめてくださるので、それを楽しみに撮影していました。普段の大月家の食事は質素ですが、クリスマスなどのシーンではチキンが出てきました。ちょっと豪華になるのがうれしかったです」とエピソードを明かした。今回も恒例のプレゼント交換の場面があり、川栄さんは三世代の親子の絆を紡いできた御菓子司「たちばな」のあんこを使った2種の和菓子。黒島さんはシークワーサーの木で作ったウッドボウルを贈った。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は4月9日(土)までNHKにて放送。連続テレビ小説「ちむどんどん」は4月11日(月)よりNHKにて放送。※毎週月~土曜日8時~総合/7時30分~BSプレミアム・BS4K※土曜は一週間のふり返り(cinemacafe.net)
2022年03月24日角田光代さんが5年ぶりに小説を上梓!新作『タラント』は、間違いなく胸が熱くなる長篇小説だ。与えられた命を、どう使うのか。心も魂も揺さぶる5年ぶりの長篇。「ずっと『源氏物語』の現代語訳にとりかかっていて、久々に小説を書こうとしたらプロットの立て方も資料の使い方も忘れていて大変でした」30代後半のみのりは、東京で夫と二人暮らし。故郷の香川に住む甥の陸が不登校と知り、しばらく預かることに。彼らは一通の手紙を機に、寡黙な祖父・清美の過去に思いをはせていく。戦地で片足を失い、義足をつけた祖父の秘めた思いとは――。表紙にも義足で高跳びをする人が描かれているため、未読の人でもこれがパラスポーツが関わる話だとは想像できるだろう。「最初に連載を頼まれた時、東京オリンピックについても触れてほしいという話があって。それで調べているうちに、パラリンピックはイギリスの病院で、戦争で脊髄を損傷した人たちのリハビリのために開いた競技会がおおもとだと知ったんです。平和の祭典と呼ばれているものが戦争がきっかけで始まったことに驚きました。そういうことを考えている時、ふと、“命を使うということ”について書きたいと思ったんです」本作ではみのりの過去も語られる。大学進学で上京、ボランティアのサークルに参加して国内外で活動していた様子も丁寧に描かれる。「日本って、ボランティアや寄付の文化が根付いていないと感じていました。自分がいいことをするのに対して照れと罪悪感があるし、誰かがいいことをすると“偽善だ”という声が出てくる。それこそ昨今はバッシング社会で、人の失敗を絶対に許さない風潮がある。そういう世の中で、なにか善意で行動して失敗したら、もう動けなくなってしまうことってあると思う。それをみのりという人に背負わせました」角田さん自身、NGOの活動に参加しているという。「国際NGOのプラン・インターナショナルのスポンサーになって、いろんな国を視察し、人身売買など女の子たちが虐げられている状況を見てきました。最初に誘われた時には私も、自分がボランティアをやって何になるんだろうと身構えたんです。実際に関わってみると、そういうことではないと思うと同時に、ボランティアの難しさや歯がゆさも感じるようになった気がします」みのりの周囲の人間も、ボランティアに対する姿勢はさまざまだ。きっと読者も、彼らの異なる立場からの言動に心揺れるはず。「迷いなくできる人や、使命を感じられる人もいる。でも大半の人はみのりのようにためらったり迷ったりするんじゃないかと思うんです」作中、何度か登場するのが「タラント」という言葉。〈才能〉〈賜物〉や、〈使命〉といった意味合いだ。「プロテスタントの学校に通っていたので、聖書に出てくる言葉として馴染みがありました。それとは別に大人になってから、人の才能の有る無しってなんだろうとつねづね考えるようになっていて」当初、本作では、どんな人にも与えられた使命があると書こうと考えていたという。だが、「書き終わった時、もしかして自分は、若くして亡くなった人たちにもタラントがあって、それは死んで失われるのではなく、他の人たちが受け継いで生きていくんだ、ってことが書きたかったのかな…と。私は、死んだ人たちのほうを書きたかったのかもしれないです」読み終えたら、角田さんのこの言葉が深く、深く響くはず。角田光代『タラント』東京で夫と暮らすみのりの故郷は香川県。寡黙な祖父にたびたび東京から手紙が届いていると知った彼女は、甥の陸と共に祖父の過去に興味を持つ。一方、そんなみのりには苦い過去があって…。中央公論新社1980円かくた・みつよ2005年『対岸の彼女』で直木賞、’07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、’12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、’21年『源氏物語』の完全新訳で読売文学賞など、数多くの賞を受賞。※『anan』2022年3月23日号より。写真・森山祐子(角田さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2022年03月22日『TikTok』フォロワー28万人、総再生数1.1億回超!薦めた作品は続々重版!話題の小説紹介クリエイター・けんごが手がけた初の小説は、花をモチーフにした恋愛小説。知念実希人さんを始め、推薦コメントも多数いただいております。出会い、失恋、両思い、別れ――わたしのそばには、いつも花があった。四季折々の恋模様を鮮烈に描いたあまりに切ない物語〈内容紹介〉高校生の遥は通学の電車で、気の立った白猫に遭遇した。戸惑う彼女を助けたのは男子高校生。毎朝、同じ電車で見かける彼を振り向かせようと、遥が取った行動とは。(「始業式」)同じく高校生の冬紗は、入学前から長い入院生活を送っている。ある日、主治医に告げられた過酷な現実。泣いていた彼女に、かつての入院仲間だった春人は声をかける。(「散り桜」)ほか、「夕立ち」「花火」「落ち葉」「コスモス」「雪景色」「ユキヤナギ」の全8編を収録した、2つのストーリーで紡がれる恋愛小説。●早くも大絶賛!推薦コメント多数!知念実希人さん(小説家)「初めての小説と聞いて、なめていました!ごめんなさい。柔らかい筆致から生み出される瑞々しく透明感あふれる空気が、全身の細胞を満たしていく。どこまでもピュアな優しさで彩られる物語に、ぜひ心癒やされて下さい」汐見夏衛さん(小説家)「大切な人のために何かをしたいという思いが、彼らを成長させていく。恋には人を変える力があるのだと改めて感じました」カツセマサヒコさん(小説家)「好きだったから、悲しいし、怒るんだ。ページをめくるたび、やさしさと寂しさがが雪のように降りてきました」●作品特設ページ 〈書籍概要〉【タイトル】ワカレ花【著者名】けんご【発売日】2022年4月28日(木)【予価】1320円(税込)【判型】四六判並製〈著者プロフィール〉けんご小説紹介クリエイター。ショートムービープラットフォーム「TikTok」などのSNSで、わずか30秒ほどで小説の読みどころを紹介する動画を次々に投稿。作品の的確な説明と魅力的なアピールに、SNS世代の10〜20代から絶大な支持を得ている。2021年7月、30年以上前に発表された筒井康隆著『残像に口紅を』(中公文庫)を取り上げたところ、話題となり、年末までに11万部を超える大重版。他にも、小坂流加著『余命10年』(文芸社文庫)、楪一志著『レゾンデートルの祈り』(KADOKAWA)も、紹介をきっかけにヒットにつながり、出版関係者や書店員からは「日本でいちばん本を売るTikTokクリエイター」とも呼ばれている。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月15日連続テレビ小説第106作「ちむどんどん」の主題歌が、三浦大知の「燦燦」(さんさん)に決定。三浦さんの楽曲が連続テレビ小説の主題歌に起用されるのは、今回が初めてとなる。本作は、沖縄を舞台に、沖縄に生まれ育ったヒロインと兄妹たち家族の50年の歩みを見つめる、笑って泣ける朗らかな、美しい家族とふるさとの物語。ヒロイン役は黒島結菜が演じるほか、主人公を支え、見守る兄妹役には竜星涼、川口春奈、上白石萌歌。両親役は仲間由紀恵、大森南朋が演じる。今回決定した、沖縄県出身の三浦さんによる新曲「燦燦」は、本作のために書き下ろされたオリジナル楽曲。作詞は三浦さん、作曲はUTAと三浦さんが担当した。三浦さんは「とてもあたたかな光を感じられる"手紙"のような1曲、『燦燦』が完成しました。みなさんの心のそばにそっと置いてもらえるような、そして聴いてくださったみなさんが大切な人へ贈りたくなるようなそんな曲になれば嬉しいなと思います」とコメントしている。また主題歌発表に合わせて、ドラマのメインビジュアルも完成した。連続テレビ小説「ちむどんどん」は4月11日(月)より放送開始。毎週月~土曜日8時~NHK総合にて放送(※土曜日は1週間をふり返り)。毎週月~金曜日7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて放送(土曜日9時45分~月-金の一挙放送)。(cinemacafe.net)
2022年03月14日三浦大知の新曲「燦燦」が、4月11日から放送予定のNHK連続テレビ小説 第106作『ちむどんどん』の主題歌に決定した。三浦が連続テレビ小説の主題歌を務めるのは今回が初。「燦燦」は同ドラマの主題歌として書き下ろされた楽曲で、作詞は三浦、作曲はUTAと三浦が担当した。ドラマの舞台である沖縄県出身の三浦は主題歌について「とてもあたたかな光を感じられる"手紙"のような1曲、「燦燦」が完成しました。みなさんの心のそばにそっと置いてもらえるような、そして聴いてくださったみなさんが大切な人へ贈りたくなるようなそんな曲になれば嬉しいなと思います。」とコメントを寄せている。『ちむどんどん』は、2022年に本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、沖縄に生まれ育ったヒロインと兄妹たち家族の50年の歩みを見つめる、笑って泣ける朗らかな美しい家族とふるさとの物語。四兄妹の次女で沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子を黒島結菜が演じ、主人公を支え・見守る兄妹役は竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、そして両親役は仲間由紀恵、大森南朋が演じる。■三浦大知 コメント全文この度はNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の主題歌を歌わせていただけることになり、とても嬉しく思っています。光栄な機会をいただきどのような曲を制作するかとても悩んでいましたが、「ドラマが持つメッセージや世界観はもちろんありますが、それにとらわれすぎずに三浦大知さん自身の言葉で、思いで、ぜひ表現してください」とドラマ制作スタッフの皆さんに言っていただき、視界が一気に広がり迷いが消えました。とてもあたたかな光を感じられる"手紙"のような1曲、「燦燦」が完成しました。みなさんの心のそばにそっと置いてもらえるような、そして聴いてくださったみなさんが大切な人へ贈りたくなるようなそんな曲になれば嬉しいなと思います。家族の愛や繋がり、ひたむきに未来に向かう登場人物達の真っ直ぐな姿。「ちむどんどん」がどのような物語を紡いでいくのか、僕も心から楽しみにしています。<番組情報>連続テレビ小説『ちむどんどん』【放送予定】4月11日(月) 放送開始(NHKプラスでも配信します)総合:月~土 8:00~8:15 ※土曜日は1週間を振り返ります。BSプレミアム・BS4K:月~金 7:30~7:45 / 土 9:45~11:00 ※月~金の一挙放送【出演】黒島結菜 / 仲間由紀恵 / 大森南朋 / 竜星涼 / 川口春奈 / 上白石萌歌 ほか番組公式HP:<ライブ情報>『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2022 COLORLESS』『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2022 COLORLESS』告知画像3月31日(木) 埼玉・戸田市文化会館4月9日(土) 新潟・新潟県民会館4月10日(日) 新潟・新潟県民会館4月20日(水) 愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール4月21日(木) 愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール4月29日(金・祝) 熊本・熊本城ホール メインホール4月30日(土) 鹿児島・川商ホール 第1ホール5月6日(金) 石川・本多の森ホール5月7日(土) 石川・本多の森ホール5月13日(金) 岡山・倉敷市民会館5月14日(土) 鳥取・米子コンベンションセンター BiGSHiP5月18日(水) 東京・J:COMホール八王子5月19日(木) 東京・J:COMホール八王子5月24日(火) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール5月25日(水) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール6月1日(水) 広島・上野学園ホール6月2日(木) 広島・上野学園ホール6月7日(火) 宮城・仙台サンプラザホール6月8日(水) 岩手・岩手県民会館 大ホール6月13日(月) 大阪・フェスティバルホール(大阪)6月14日(火) 大阪・フェスティバルホール(大阪)6月20日(月) 京都・ロームシアター京都 メインホール6月21日(火) 京都・ロームシアター京都 メインホール6月29日(水) 東京・東京国際フォーラム ホールA6月30日(木) 東京・東京国際フォーラム ホールA7月6日(水) 青森・リンクステーションホール青森7月7日(木) 秋田・能代市文化会館7月14日(木) 香川・レグザムホール 大ホール7月15日(金) 愛媛・松山市民会館7月20日(水) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール7月21日(木) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール7月25日(月) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru7月26日(火) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru※全22会場・33公演【チケット料金】全席指定:7,700円(税込)ファミリー席:7,700円 ※ファンクラブ先行受付のみ※3歳未満入場不可 / 3歳以上のお子様はチケットが必要となります。詳細はこちら:関連リンク三浦大知 オフィシャルサイト:三浦大知 オフィシャルファンクラブ「大知識」:三浦大知 YouTube:三浦大知 Twitter:三浦大知 Instagram:
2022年03月14日NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』主題歌である「アルデバラン」から幕を開ける、AIの4年ぶりとなるアルバム『DREAM』。「アルデバラン」の作詞・作曲は森山直太朗。初の朝ドラ主題歌ということもあり、気合が入ったと本人も語る。いつだって直球しか言えない。でも、そこに伝えたいことがある。「“親子3世代も続く100年にわたるストーリー”で内容と言葉を聞いて、『これは私にぴったり!』と思いました。直太朗くんの曲は最初に聴いた時から本当に素晴らしくて。レコーディング当初、直太朗くんのメロディを崩さないように歌うのがけっこう難しいなと感じていたんです。でも、“自由に歌っていいんだよ”って言ってもらえてから自分らしさを盛り込めました。直太朗くんのデモの感じをなんとか出したいという気持ちで頑張りましたが、いまだにコツを掴めてない気もします(笑)。だから歌う時に特別な緊張感がある。そんな揺らぎを感じるのも、今までありそうでなかったこと」他にもアルバムには、三浦大知とのコラボ曲や世界的トップダンサーRIEHATAをボーカリストに起用したデュエット曲、AIらしいゴスペル曲など聴き応え十分。「大知くんもRIEちゃんも歌がうまいっ!ずっと一緒にやりたいと思っていたお二人と曲を作れたのはうれしかったですね。国内外のアーティストやクリエイターとコラボするのはすごくいい経験で、アイデアをいっぱいもらえる。めっちゃ勉強になるんです」タイトルは『DREAM』。アルバムには、今を生きる私たちの背中を押す力強い言葉が溢れている。それが浮つかず、ずんと胸に響くのはAIが持つ歌声の強さゆえだろう。「私、直球しか言えないから(笑)。いつも、めっちゃシンプル。ラブとかピースとかハピネスとか!でも、そこで言っている気持ちは本当だし、伝えたいことをちゃんと言っているだけ。今回の“夢”もいい言葉だなって思います。夢って動きだすための原動力。みんながいい方向に向かえるきっかけになってもらえたら」では、今の夢は?「私の子どもたちを優しい強い子に育てあげること!あと、世界を平和に近づける!!」やっぱりAIの直球はでっかく、どこまでも温かい。アルバム『DREAM 』。「アルデバラン」を含む全9曲を収録。2月23日発売。限定盤にはライブ映像+ MV集を収録。【限定盤(CD+BD、CD+DVD)】各¥5,500【通常盤(CD)】¥3,300(ユニバーサルミュージック)アイ1981年生まれ。LAで生まれ、鹿児島で育つ。2000年11月にデビュー。圧倒的な歌唱力に定評があり、「Story」「ハピネス」「みんながみんな英雄」など代表曲多数。5月より全国ツアー「AI“DREAM TOUR”」がスタート。※『anan』2022年3月2日号より。取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2022年02月28日2021年度後期NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月〜土曜 午前8:00 NHK総合ほか)は、2007年度後期NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』の脚本を手掛けた藤本有紀によるオリジナル作品で、ラジオ英語講座とともに歩んだ3人のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリーだ。初代ヒロイン・安子役に上白石萌音、その娘となる二代目ヒロイン・るい役に深津絵里、るいの娘となる三代目ヒロイン・ひなた役に川栄李奈と、三者三様の魅力が光る。3世代の親子を描く今作は、岡山編・大阪編・京都編と、ヒロインのバトンが次の世代へと受け継がれていく、連続テレビ小説では初の試みでも注目を集めている。物語を締めくくる京都編は、昭和40年代からスタート。父親の影響により時代劇が大好きで、侍に憧れているという三代目ヒロイン・ひなたをかき乱すのは、若き大部屋俳優・五十嵐文四郎(いがらしぶんしろう)。そんな五十嵐を演じるのは、確かな演技力の持ち主である、本郷奏多。少し生意気で無愛想なところもあるという五十嵐を彼はどんなふうに見せてくれるのだろうか。五十嵐は不器用僕は世渡り上手(笑)――今回演じられる五十嵐文四郎役をどのようなキャラクターだととらえていらっしゃいますか。僕の演じている五十嵐文四郎は、川栄李奈さんが演じるひなたちゃんの相手役で、大部屋俳優ながらスターを夢見ている俳優さんという役どころです。夢のある、ガッツのある若者なのですが、不器用なので、ひなたとは噛み合っているのか噛み合っていないのか、という関係性のキャラクターでもありますね。――五十嵐役と本郷さんご自身との共通点、そして違うと感じる部分はありましたか。五十嵐くん、すごく真面目なんですよね。ひとりで京都に出てきて、時代劇俳優を目指して、夢のために一生懸命努力をしていて。彼の真面目さや前を向いて頑張っている姿は、とても親近感が沸きます。こう見えて、僕も実は、めちゃくちゃ仕事に対して真面目なんですよ。違うなと思うのは、五十嵐くん、非常に不器用なんですよね。人に誤解なく言葉を伝えることが実は苦手で、そのせいか若干損している部分もあるんじゃないかというキャラクター。うまく伝えられずにもどかしさもある不器用なところは、僕とは全然違う部分ですね。僕は世渡りが上手な方だと思っています(笑) 五十嵐くんももうちょっと器用に生きられていたらと。――五十嵐は不器用だというお話をされましたが、ひなたに対する接し方でも、こうしたらいいのにという思いはありますか。それは全部思いますね。絶対に相手のことが好きなのに、わざと悪口を言ってしまうというか。好きな子ほど、ちょっかいを出していじわるをしてしまう感じのエピソードが多いので、五十嵐くんはかわいいなって思っています。ひなた役の川栄李奈さんは素晴らしい女優さん――五十嵐は、ひなたを大いにかき乱す役柄だそうですが、ひなた役としての川栄さんの印象はどうでしたか。素晴らしい女優さんだなと、共演を重ねる度に思いますね。彼女もめちゃくちゃ真面目ですし、仕事に対しての考え方がすごくストイックで、ものすごく努力をしているのが見ていてわかるんです。でも、それを感じさせないように振る舞っている姿や現場での立居振る舞いは、女優さんでは珍しいぐらいのストイックさなので、日々尊敬しています。――川栄さんと一緒の現場で印象に残っていることは何でしょうか。変な意味ではなく、ほとんど会話をしないことですね。僕も川栄さんも、わりと仕事に対する考え方がけっこう似ている部分があると思っていて、僕も仕事に対して100の気持ちでやっているから、オンオフの切り替えがあるというか。とくにカメラがまわっていないときに無理に仲を深める必要はないという考え方といいますか。この考え方をしている人は、あまりいないんですよ。お互いに隣りにいるんだけれど、ずっと黙った時間が何十分も流れていても、どちらも気をつかっていない。だから、川栄さんのそういった空気感や温度感は、心地いいですね。――安子とるいの恋愛模様について視聴者の方は注目していますが、京都編では、ひなたと五十嵐の恋はどのようになっていくのでしょうか。安子とるいは、どちらかというと乙女な感じでしたが、ひなたはすごくヤンチャな男の子のような元気なタイプのヒロインなので、わかりやすいラブという形にはならないのかなと。ひなたと五十嵐は、外から見ると、小さい男の子と女の子が喧嘩しながらも「仲良いよね」と言われるような、微笑ましい感じに近いように思うので、あまりキュンキュンする瞬間はなさそうです。でも、最終的にはおそらくふたりはいい感じになる方向に向かっていくと思うので、楽しみにしていただければと思いますね。先輩たちのぶんも責任を持って丁寧に演じる――本郷さんは、連続テレビ小説には初出演ということですが、朝ドラに対する印象や実際に撮影に入られて感じたことはありますか。今回はちゃんと1話から観ていますが、僕は完全なる夜型人間なので、お恥ずかしいのですが今まで朝ドラを観たことがなかったんです。でも、「今回朝ドラが決まったよ」と両親に報告したら、ものすごく喜んでいて、今回の出演は自分にとってとても大きなことだったと感じています。――今回、3世代のストーリーを受け継いで演じられる想いも教えてください。僕も視聴者として、安子編からずっと観続けていますが、ヒロインがつないでいく物語を世代ごとにキャストも一新されるけれど、根本のど真ん中で伝えたいものはずっと続いていくという印象があります。現場ではお会いしない先輩たちの想いも物語に注がれていると思うので、そのぶん責任を持って演じなくてはと。みなさんすごく素敵なお芝居をされて素敵なドラマを作ってくださっていて、迷惑をかけないようにしたいので、ちゃんと丁寧に演じています。――朝ドラは毎朝15分のドラマですが、1時間ドラマや2時間近い映画とは、気持ちのうえで違う点はありますか。お芝居をするという点では一緒なのですが、ペースは確かにとてもはやいとは思いますね。基本的にスタジオにはカメラが5、6台あって、ワンシーンを一発で撮ろうという心意気が感じられますし、長年朝ドラを作ってきていらっしゃるベテランのスタッフさんが集まっているので、技術部チームの能力値の高さをすごく実感しますね。頑張ってこの日にこの量を撮り切らなきゃいけない、となったら、みなさんが質の高いお仕事をしてなんとか成立させるという、それぞれのポジションでのプロ意識を感じます。こちらとしてはその一発に向けて芝居に集中できるので、すごく助かっています。――五十嵐役へのアプローチはどうされましたか。大部屋俳優の知識はそんなになかったのですが、さすがNHKさんという点があって、たくさん資料をくださるんです。実際の大部屋俳優さんに聞いた生い立ちなどの資料を作ってくださっていて、その資料などで勉強させていただいたり、「この時代の大部屋はこういうのだよ」とDVDをいただいたり。すごく事前の準備をしてくださっているので、みなさまのお力のおかげで、役を組み立てられているという感じですね。与えていただいたものは全部真面目に読んで、取り組んでいます。松重豊さんとの関係性にも注目してほしい――劇中では、時代劇にはこれまで関わらない世界として展開していましたが、京都編からは直接ヒロインと関わりを持っているというところで、ストーリーの大きな転換点になるのでしょうか。舞台は京都ということで、撮影所も京都にあるので、時代劇の中に出ている人とヒロインが混じりあっていくんです。川栄さん演じるひなたが大の時代劇好きという役なので、時代劇俳優さんとひなたが出会う場面で子どものようにはしゃいでいるところなどは、新しくて面白いんじゃないかなと思いますね。京都編にむかって、今の岡山編にも少しずつ桃山剣之介の時代劇『棗黍之丞(なつめきびのじょう)シリーズ』が出ているじゃないですか。そこは視聴者のみなさんも「劇中劇で観たあの人がいる!」という感じで、楽しめるのではないかと思います。――「モモケン」こと桃山剣之介役の尾上菊之助さんや、本郷さん演じる五十嵐と同じ大部屋俳優の伴虚無蔵(ばんきょむぞう)役の松重豊さんからは何かお言葉はありましたか。おふたりともものすごく大先輩なので、背中を見ながら、毎日勉強させていただいています。おふたりとも、ものすごくかっこいいです。――京都編を通して、五十嵐はどのように変化していきますか。時代劇のスターになることを夢見て、日々一生懸命、アクションや殺陣の練習、エキストラをやったりしている青年ですが、最終的に夢がかなってスターになるかどうかは観ていただけたらなと。変化という意味では、内面の成長もたくさんあると思います。伴虚無蔵を演じる松重さんとご一緒するシーンがすごく多くて、虚無蔵さんから成長させていただけるエピソードもあるので、このふたりの関係にも注目していただけたらうれしいですね。松重さん、すごく素敵です。――松重さんは、ずっと時代劇言葉で話すという、少し変わり者という役ですよね。時代劇言葉で話しているのにも、ちゃんと理由がありまして。きっと視聴者の方からすると「なんだ、この時代劇言葉の人は?」という印象が、初登場から1、2週間ぐらいは続くかもしれません。でも「あ、そういうことだったんだ」と、理由がわかるようになっていて、やっぱり素晴らしい脚本だと思います。そのあたりも、しっかり観ていただけたらうれしいですね。将来の家族に残せる「100年残る」映像作品は素敵――撮影の合間の休み時間の過ごし方や、ロケに持っていくものはありますか。フルタイムで寝ています。ご飯も食べずに、仕事か寝るかという、二択ですね。メリハリをつけて生きているんです。僕は「本郷奏多の日常」というYouTubeをやっていて、編集も自分でやっているので、ロケにはパソコンとカメラは必ず持っていきますね。空いた時間や、夜ホテルの部屋で、ひとりで動画の編集をしています。――YouTubeでは、ポケモンカードやガンプラなどの趣味のお話もされています。そうですね。どれも好きでやっていることですが、動画にもコスパというものがありまして、動画を作ろうとしたときに費やす時間をつい考えてしまいます。たとえばガンプラだと、すごい作品を作ろうと思ったら、1〜2週間はみっちりやらないといけない。それを動画に小分けに出しても効果的じゃないので、1週間かけたものでも動画では10分に編集して公開するということになってしまうんですよ。同じことばかりやっていても飽きられてしまいますし、実はいろいろなバランスを考えながらやっています。――『カムカムエヴリバディ』は、3人のヒロインが紡ぐ100年の物語ですが、本郷さんが思われる「100年後も残したい」と思うものはありますか。映画は「100年残る」といわれているらしくて、僕はいろいろな映像作品に出させていただいて、それが後世に残っていくことはすごくうれしいですね。たとえば将来、僕にもし家族ができて、子どもや孫ができたときに、観ることができるものがあるのは、すごく素敵だと思います。家族ではなくても、たくさんの方々が作品を観てくれて「あれこうだったよ」と言ってくれることも、とてもうれしいですし。だから、この仕事にやりがいを感じているので、これからも一生懸命やっていきます。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント本郷奏多さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/奥田耕平、取材・文/かわむら あみり、ヘアメイク/Hair and make up 髙橋幸一(Nestation)、スタイリング/川地大介、衣装協力/ティーニーランチ・パンツ¥ 33,000 サバイ / HEMT PR・シューズ¥ 27,500 ヨーク / HEMT PR問い合わせ先リスト・サカスピーアール東京都渋谷区神宮前3-15-21ヒルトップ原宿30103-6447-2762・ティーニーランチ東京都渋谷区神宮前2-24-4里見ビル2F03-6812-9341・HEMT PR東京都渋谷区神宮前2-31-8FKビル3F03-6721-0882
2022年02月10日2022年度のNHK、後期連続テレビ小説『舞い上がれ!』に、アイドルグループ『関ジャニ∞』の横山裕さんの出演が決定し話題を呼んでいます。NHK朝ドラ『舞い上がれ!』主演は福原遥長崎県の五島列島を舞台に、ヒロイン・岩倉舞が、飛行機作りに情熱を燃やす仲間たちとともに、電動小型飛行機を飛ばす夢に向かっていく姿を描いた『舞い上がれ!』。ヒロインの舞を、女優の福原遥さんが演じます。今回、横山さんが演じるのは、舞の3歳年上の兄でプライドが高い野心家という役どころ。NHKの朝ドラ初出演となる横山さんは、「まさか自分がと思いました」と今回の抜擢に驚いたといい、また、意気込みも語っています。僕の周りに連続テレビ小説を見ている人が多く、その話をすることが多かったので、まさか自分がと思いました。本当に嬉(うれ)しいですし、大変光栄です。悠人という人物は自分をしっかり持っていて合理的で、どう演じようか僕自身もワクワクしています。ドラマを通して、悠人と一緒に成長できればと思います。ぜひ皆さん見ていただけると幸いです。NHKドラマーより引用ほかに、舞の父親役に高橋克典さん、母親役には永作博美さん、祖母役に高畑淳子さんと、舞の家族のキャストがそろって発表に。横山さんは、2022年で41歳という年齢ながら、一回り以上も年齢が離れた福原さんと劇中で兄妹役ということもあり、ネット上で話題を呼んでいます。・兄妹役でも違和感がない!・初めてのNHK朝ドラ出演に、期待しかありません。・とても3歳差には見えない。奇跡の40代。アイドルとしてはもちろん、これまでにも俳優として数々のテレビドラマに出演してきた横山さん。NHKの朝ドラという大舞台で、どのような演技を見せてくれるのか、期待がかかります。[文・構成/grape編集部]
2022年02月07日福原遥がヒロインを演じる連続テレビ小説「舞いあがれ!」の新たなキャストが発表された。連続テレビ小説第107作目となる本作は、“1990年代からいま”が舞台の桑原亮子によるオリジナル作品。ヒロイン・舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島で、様々な人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。今回新たに発表されたのは、ヒロイン・舞の家族4名。まず、舞の3歳上の兄・悠人役には、連続テレビ小説初出演となる「関ジャニ∞」の横山裕が決定。勉強が得意でプライドが高く、早く工場町から抜け出して大金を稼ぎたいという野心を持つ彼は、大学進学で家を出て両親を心配させるようになるが、舞がとりなそうとする。「僕の周りに連続テレビ小説を見ている人が多く、その話をすることが多かったので、まさか自分がと思いました。本当に嬉しいですし、大変光栄です」と出演を喜んだ横山さんは、「どう演じようか僕自身もワクワクしています。ドラマを通して、悠人と一緒に成長できればと思います」と意気込んでいる。また、舞の両親役には、同じく連続テレビ小説初出演となる高橋克典と永作博美。高橋克典高橋さんは「初の朝ドラ、主人公の父、大阪弁の役ということで、クリアしなければならない条件が多々ありますが、家族を愛し、娘・舞の夢を支える、温かい父親を演じられたらと思います」と話し、永作さんも「観てくださる方々にもふわっと風が吹いていつもよりも軽く、2、3歩前に進めるような…そんな朝を届けられたらいいなと思います。ただ相手は風です。たまに煽られていると思います。そちらも是非楽しんで下さい」とコメント。永作博美そして、舞の母・めぐみの母親で舞の祖母役には、高畑淳子。めぐみとは折り合いが悪いが、舞にとっては良き理解者となる存在だ。高畑さんは「人をつつみこむ美しい海・豊かな地・大きな空を皆様に感じていただきながら、娘や孫を見守っていきたいと思っております」と語っている。高畑淳子連続テレビ小説「舞いあがれ!」は2022年度後期放送予定。(cinemacafe.net)
2022年02月07日向井理と北村有起哉の共演で、実在する「おとりよせグルメ」を軸に漫画と小説のリレー形式で紡ぐ作品を連続ドラマ化した「先生のおとりよせ」がテレビ東京ドラマ25にて4月から放送することになった。物語を繰り広げるのは、不愛想な官能小説家と明るくフェミニンな漫画家。正反対な2人が共同で作品をつくることをキッカケに始まる、「おとりよせライフ」を描く。2人は出会う前からお互いの作品のファンであったものの、実際に会ってみると想像とは違うルックス・性格にショックを受ける…。そんな2人が、唯一「おとりよせ」の趣味が合うという共通点から徐々に心を開いていく。全国津々浦々の「おとりよせ」の品々と、美味しいものには飽くなき探求心を見せる作家2人の、笑えて、時にはグッとくる新感覚コメディ×グルメドラマだ。主人公で官能小説家・榎村遥華役を演じるのは、現在放送中のドラマ「婚活探偵」(BSテレ東)でも主演を務め、「着飾る恋には理由があって」(TBS)や舞台「劇団☆新感線狐晴明九尾狩」など、数々の人気作に出演する俳優の向井理。小説家・榎村とタッグを組んでコラボ作品を執筆することになる、明るくフェミニンで漫画家・中田みるく役を演じるのは、映画『すばらしき世界』、ドラマ「ムショぼけ」(ABC)、舞台「願いがかなうぐつぐつカクテル」など、様々なジャンルで活躍している北村有起哉。確かな実績を持つ向井さん、北村さんが演じる個性的な2人の作家と、実食シーンにも注目。また、物語を彩る、そのほかの登場人物とのサイドストーリーも見どころの1つとなる。「今の時代を反映する『おとりよせ』をまた違う角度から楽しんでもらえるのではないかと思います」と語る向井さんは、「実際に素晴らしいおとりよせ品をいただけるとのことなので、台本を読んでいるだけでニヤけています」と打ち明け、「おとりよせに一喜一憂する出演者達を、肩の力を抜いて笑って見ていただけたら」とコメントを寄せる。また、向井さん演じる榎村の作品を崇拝しており、コラボを受諾する中田を演じる北村さんは、「小説家と漫画家の2人の関係が面白くて、色々な芝居が楽しめそう」と語り、「水と油の関係の2人の先生の丁々発止をお楽しみください」とコメント。「毎週深夜にオススメのおとりよせを食べさせてもらいますけども、テレビの向こうの皆さんを羨ましく思わせてしまうことを心苦しく思いながら、ありがたく存分に味わいたいと思います」と語る。原作者である漫画家・中村明日美子は、ドラマ化に際し「作者の1人として身に余る光栄です」と語り、「全体的にちゃらんぽらんな内容のようでいてその実、仕事や家族や友人のことを大切に思う心をお取り寄せでまるっとまろやかに包み込む…そんな優しく温かいドラマになっているのではないでしょうか」と期待を寄せる。「おふたりがどんなケミストリーを見せてくださるのか、とても楽しみ」と言う小説家・榎田ユウリも、「このドラマでみなさまのハートがホッコリし、お腹がグゥ~と鳴っちゃって、そして大切な人と美味しいものをシェアしたい気分になっていただけたら、原作者としてなによりの喜びです」と語っている。ドラマ25「先生のおとりよせ」は4月、毎週金曜深夜0時52分~テレビ東京ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年01月31日King & Princeの一員としての活動に加え、近年は俳優としても存在感を増している永瀬廉。昨年放送されたNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」では主人公の幼なじみ“りょーちん”を好演し、一気にお茶の間での知名度を高めた。そんな永瀬が主演する映画『真夜中乙女戦争』が公開を迎えた。若い層から絶大な支持を集める新鋭作家Fによる同名小説を映画化した本作で、永瀬が演じる“私”は鬱屈した思いを抱える大学生。東京で無気力な日々を過ごしていた“私”だったが、「かくれんぼ同好会」で不思議な魅力を放つ“先輩”(池田エライザ)、さらにカリスマ的な力を持つ謎の男“黒服”(柄本佑)と出会ったことで、その人生は一変することに…。明るい笑顔が魅力的だった“りょーちん”とは対照的な陰のある役柄に永瀬はどう挑んだのか? 彼が“私”に対して抱いた共感とは?――進学を機に上京するも、大学の講義は退屈でやりたいこともなく、無気力な日々を過ごし…という負のオーラ全開の“私”ですが、どのようにこの役柄に向き合っていったのでしょうか?本当に陰だらけで(笑)、日頃から孤独感、閉塞感を抱いているタイプの主人公でしたが、とりあえず脚本を何度も読んで、“私”が抱えているものを理解するところから始めました。共感できる部分を見つけて、現場で(役に)入りやすくなればと思っていたのですが、(柄本と池田が演じた)“黒服”と“先輩”のふたりに“私”を引き出していただいた感覚がありました。ふたりのおかげで“私”というキャラクターは完成したのかなと思います。いまの大学生や若い世代が抱えている悩みをギュッとした存在が“私”なんだと思います。僕自身、こういう時代だからこその“息苦しさ”を感じるところもあって、そういう部分は一緒の気持ちだなと思いますね。自分と友人を比べて、本当は「羨ましいな…」と思っているけど、そういう気持ちを押し殺して「いや、俺はこのままでいい」と思っていたりする素直じゃない部分を持っていたり、友達がいない“私”のような大学生はたくさんいるだろうし、孤独を抱えて夜、考え過ぎてしまう……という“中二病”的なところもあるのを(“私”から)感じました。そういう方たちの負の部分をギュッとした存在なんだなと。――演じながら自身と重なるところもあったんでしょうか?“私”が先輩とふたりでごはんに行って、話している時に「先輩みたいにうまく生きられたら、どんなに楽しかっただろうって思うんです」と言うセリフがあるのですが、あれは本当に“私”の本音だと思っていて、自分で全然うまく生きられていないとわかってるけど、どうしたらいいかわからない――。それは僕らの年代で、そう思うことは多いなと感じていて「将来、どういうところに就職するか迷っている」「自分がやりたいことがわからない」って方も多いと思うんです。僕自身もそうで「この先、自分はどういう方向性で芸能界を進んでいくのか?」とか、考えても答えはでないですし、何が正解かわからない中で、それでも考えてしまうところはすごくありますね。――ちなみに実際の永瀬さんは、そういうどうにもならない思考に陥ってしまったときは、どうやって対処するんでしょうか?頑張って寝ます(笑)どうしても考えてしまうけれど、眠くなるまで動画サイトを見て気を紛らわせたり。わかっているんですよね、考えてもしょうがないって。でも考えてしまう…。それが人間らしさでもあるなとも思います。――“私”に限らず、劇中の登場人物たちのセリフや行動で印象に残っているものはありますか?“私”でも“黒服”でも“先輩”でもないんですが、映画の中盤で(“黒服”の下に集まった)財務省の男性と警察官の男性の会話で「良い家を買っても、最後に入るのは棺桶だし、良いものを食べても最後は下水になるだけで、良い服を着ても、布・革・繊維だ」と言うところはすごく印象に残ってますね。セリフとして本で読んだ時はそうでもなかったのですが、完成した作品を見て、実際に命が吹き込まれるとこんなに説得力が違うのかと思いました。池田さんもそこが「印象に残ってる」っておっしゃってました。――このセリフに対して、永瀬さんは「その通りだな」と感じたんでしょうか? それとも反発を覚えたのでしょうか?「その通りだな」と思いました。結局(金で欲しいものを手に入れても)自己満足でしかなくて、世の中、お金を持っていても行きつく先は…という。そういう意味で刺さりました。だからと言って、服は好きなので、買うか買わないかと言われたら買うのですが(笑)。でもすごく頭に残ってます。作品を観て新たに発見。「あ、こんな表情できるんだ」『真夜中乙女戦争』――完成した作品の中のご自身を見て「こんな顔をしてたんだ!」と驚いたり、新たに発見したことはありましたか?序盤で家庭教師のバイトをクビになって、花の工場に行って怒鳴られ続けるシーンは「すごい表情してたな、僕…」って思いましたね。生気を感じられなくて、自分で見ていて「あ、こんな表情できるんだ」って思いました。あのシーンは、周りは知らないおじさんばかり、(バスが)ギュウギュウ詰めの状態で工場に行って、怒鳴られながら仕事をしてるのに、そのわりに給料は少なくて、でも何日か後にはまたそこに行かないといけないんだと(“私”の気持ちになって)考えたら、「本当に、楽しいことなんてないな」という気持ちになったんですよね。――本作での撮影を通じて得たものや成長を感じる部分はありますか?基本的に“受け”の芝居が多くて、“黒服”や“先輩”に言われたことをどう受け止めて表現するか? という芝居が多かったので、そこでどうリアクションするのか? 監督とも相談をしながら、(感情をすべて出すのではなく)隠すところは隠したり、“黒服”の言葉に快感を覚えるような表情を見せたり、そういうのは良い経験になったと思います。――ここ数年、映画、ドラマへの出演も増えて、ひとりの俳優として大きな飛躍を遂げられたと思います。周囲からの反響、自身で感じる手応えも大きいのでは?「おかえりモネ」でご取材をしていただく際も「りょーちん、よかったですね」といろんな方におしゃっていただけて、反響の大きさを感じます。映画も何人かのメンバーは観てくれて(髙橋)海人から「羨ましいくらい良かった」と連絡がきて、すごく嬉しかったですね。――永瀬さんにとっても、メンバーのグループ外での活躍は大きな刺激になるのでは?そうですね。最近で言うと、ジン(神宮寺勇太)の舞台(「『葵上』『弱法師』-『近代能楽集』より-」)はすごくよかったです。ジンが演じるのだから、良い作品に決まってるだろうなという期待を軽く超えてきて、すごく刺激になりました。舞台って本当に素晴らしいなということに、メンバーが出演してくれたからこそ改めて気づけたのかなと思いますし、「よかったよ」と伝えました。『真夜中乙女戦争』公開中取材・文:黒豆直樹
2022年01月22日●連続殺人鬼役で「成長した姿を見せられるかも」NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の内田衛、通称“マモちゃん”を好演して話題となった俳優の清水尋也。片山慎三監督の最新作『さがす』(1月21日公開)では恐ろしい連続殺人鬼に扮し、観客を震え上がらせる。朝ドラ出演のほか、昨年は『映画大好きポンポさん』で念願の声優初挑戦も果たし、「ターニングポイントとなる1年だった」としみじみ。好青年から狂気の男まで演じきり、作品ごとに「これは同じ人なのか?」と思うような“翻弄系俳優”として躍進している清水が「役者として見てくださる方々を振り回せたら」と笑顔を見せながら、「昨年は多くの人に名前を知ってもらった1年。『コイツ面白いな』と思ってもらえたとしたら、今年はさらに興味を持っていただけるように気合を入れたい」とさらなる飛躍を誓った。『岬の兄妹』で注目を集めた片山慎三監督の商業デビュー作となる本作。指名手配犯を見かけたと告げた翌朝に姿を消した男・原田智(佐藤二朗)を主人公に、彼の娘が父親を探していくうちに、連続殺人犯の正体やあらゆる真実を知っていく姿を描く。清水が演じた連続殺人犯の山内は、殺人衝動を抱えた狂気の男。演じるには覚悟を要するような役にも思えるが、清水は「やりたいです」と即答だったとオファーの瞬間を振り返り、「自分以外が山内役を演じていたとしたら、嫉妬していたくらい、作品として完成しています。本当に山内を演じることができてよかったです」とふわりと微笑む。“マモちゃん”からの清水の変身ぶりに驚かされること必至だが、これまでもいじめの対象となる少年を演じた『渇き。』、ドロドロとした感情を抱えた役柄にトライした『ミスミソウ』など、“影”を表現できる役者としても活躍してきた。清水は「最近はさわやかな役やポップな役を演じさせていただくことも増えてきましたが、これまではダークな役をやらせていただく機会が多くて。そういった意味では今回、僕にとって原点回帰のようなところもあるなと思っています。そろそろそういった清水尋也が見たいと思ってくださっている方がいるとしたらすごくうれしいし、僕自身も山内を演じられることを楽しみにしていました」とにっこり。「山内役を通して、ここ数年で成長した姿を見せることができるかもしれないという気持ちもありました」と語る。○■佐藤二朗も絶賛した目の演技「特に意識していた」容赦なく人を殺める山内だが、街に溶け込み、普通の人としての暮らしを営んでもいる。山内をどのような人物だと分析して、役作りに挑んだのだろうか。清水は「普通の人間としての一面があるところを大事にしていました」と口火を切り、「犯罪のニュースを見ていても、近隣の住民からは『そんなことをする人には見えませんでした』という話がよく出てきますよね。山内にもそういったギャップが必要だなと感じていました。山内は親しみやすさもあるし、人の懐に入り込むのがうまい青年。だからこそ被害者を取り込んでいくことができたんだと思います」と話し、セリフのトーンや言い回しなど細かい表現まで、片山監督と話し合いながら丁寧に役を作り上げていったという。山内と対峙することになる智を演じた佐藤二朗は、清水の瞳の演技を絶賛していた。清水自身も「目のお芝居は特に意識していた」そうで、「山内は人を殺めることに快感を覚えていて、ターゲットを目の前にしたときは自分の中の衝動がかけめぐり、目の表情も変化する」とキャラクターの狂気を瞳にも宿し、「観てくださった方に、疑問やいろいろな感情を抱かせるようなキャラクターで、とてもやりがいのある役柄でした。また撮影現場も、時間をかけて、じっくりとものづくりに臨むことができる環境で。いいものを作るために共鳴しているような雰囲気があって刺激的でした」と充実感をみなぎらせる。主演の佐藤からは、「食べる芝居が上手だな!」と声をかけてもらったという。清水は「二朗さんは『食べる芝居って難しいから。それをこれだけうまくできるヤツはなかなかいない』と言ってくださって。ものすごくうれしかったです」と破顔しながら、「二朗さんは気さくだし、とても面白いおじさん(笑)。でも芝居に関しては、これ以上ないくらいの集中力と追求心を持っている方です。僕たち若手にもとても気を配ってくださって、同じ目線になってお芝居をしやすい環境を提供してくださいました。二朗さんのお芝居する姿を間近で見られて、たくさん勉強になりました」と感謝していた。●2021年は「夢はかなう」と実感できた1年2021年は人気漫画を実写化した『東京リベンジャーズ』で半間修二役を演じ、『映画大好きポンポさん』で声優デビュー。朝ドラ『おかえりモネ』の“マモちゃん”では、お茶の間にもファンを増やした。清水は「ターニングポイントになった1年で、特別な1年」と昨年の活躍を述懐する。特に朝ドラ出演は反響が大きかったそうで、「自分の演じている役名がツイッターのトレンドに上がるなんて思っていませんでした!」と笑いながら、「SNSのフォロワーもグッと増えて、これまで僕のことを知らなかった方々にも名前を知ってもらえた1年だったように思います。ひとつ階段を上れたような気がしていますし、一度持っていただいた興味をそこで終わらせないためにも、また今年は面白いことができるように頑張らなきゃいけません」と気合たっぷり。“マモちゃん”の恋人役を演じた恒松祐里については「ちょっと似ているところがあるなと思っている」そうで、「普段はケロッとしたものすごく明るい方。でもお芝居となるとグッとシリアスな役も演じられるし、尊敬しています」と称えつつ再会を望む。“カメレオン俳優”、“翻弄系俳優”という称号がよく似合う。清水は「僕は本当に役に恵まれていて」と出会いを喜び、「『おかえりモネ』のマモちゃんを演じながらも『東京リベンジャーズ』では特攻服を着ていましたし、観ている作品によって僕に抱くイメージがまったく違うのではないかと感じています。朝ドラでは『クレジットを見るまで、マモちゃんが清水尋也だと思わなかった』という感想もいただきました(笑)。それは役者をやっていて、面白いなと感じることの一つです。役者として、見てくださる方を振り回せたらと思っています。今年は『さがす』の山内役で幕を開けるというのも、いい1年のスタートだなという気がしています。またあっと驚かせられたらうれしいです」と力強く語る。また「夢はかなう」と実感できた1年でもあるという。「僕はアニメが大好きで、声のお仕事に憧れがあって。役者の仕事をする前から『いつかアニメの世界に入れたら』と感じていたので、『映画大好きポンポさん』でその少年の頃からの夢をかなえることができました。しかもものづくりに打ち込んでいくという題材で自分の思いと重なる点も多く、『ソードアート・オンライン』という大好きなアニメのキャラクターデザインを担当している足立慎吾さんが参加している作品。足立さんとご一緒できる機会がやってくるんだ!という喜びも計り知れないものでした。『映画大好きポンポさん』からはたくさんの勇気をもらいました」と目を細め、「このお仕事を続けてきて、ありがたいなと思える出会いがたくさんあります。これからも一層、頑張ってきたいです!」と熱っぽく宣言していた。■清水尋也1999年6月9日生まれ、東京都出身。映画『渇き。』(2014年)、『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・裁判』(2015年)、『ストレイヤーズ・クロニクル』(2015年)、『ホットギミック ガールミーツボーイ』(2019年)など多数の話題作で存在感を発揮。2021年はドラマ『アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京)にレギュラー出演、『おかえりモネ』に気象予報士で風を読む達人・内田衛役で出演したほか、映画『東京リベンジャーズ』、主人公のジーン役で声優に初挑戦した劇場アニメ『映画大好きポンポさん』、映画『スパゲティコード・ラブ』が公開。1月20日にスタートしたテレビ朝日系木曜ドラマ『となりのチカラ』に上条知樹役として出演している。
2022年01月21日土曜の夜8時、全国のチビッ子たちがテレビの前に、まさに“全員集合!”した伝説の番組『8時だョ!全員集合』(’69~’85年・TBS系)。公開生放送であるがゆえに、本番中に火事(’77年)や停電(’86年)というハプニングもあり、それが毎週見逃せない理由の1つにもなっていた。そんななか、’81年に起こったのが、世の大人たちを震撼させた「ギロチン」事件。当時の本誌《チビッ子100人はどう思った?「ドリフの首落とし(ギロチン)シーン」調査》によると――。《「見た、見た!大根とかスイカとか人形とかサァ、スポーンスポーンって切っちゃうの。うん、おもしろかったよぉ》(小3・男)「文句なんか言わなくても、いいじゃん、いいじゃん。人形なんだから。べつに本物じゃないから、いいじゃん」(小4・男)(’81年)6月27日に放送された『8時だョ!全員集合』がまた、問題になっている。前半のコントで“ギロチン”が登場。志村けんにそっくりの人形の首をスパッと切り落とした。一瞬、会場はザワッ。「キャーッ、やめてェ!!」という叫び声も聞こえる。と、すぐにリリリ~ン。「人の命を軽んじてる」「残酷だ」抗議電話は深夜まで続いた。TBSテレビの番組宣伝部・広瀬隆一さん(当時)も「首が切れたときに花が咲くとか、ひとつ救いがあったらよかったのかもしれないね」と渋い顔でポツリ。では、当の子どもたちの反応はどうなのかな?学校帰りのチビッ子たちに直撃インタビュー。「おもしろかったョ」と“ギロチン賛成派”82人。「かわいそうだった」など“反対派”、たった13人。「お母さんがダメだって」と“見てない派”は5人。「だって、あれは人形だと思ってるもん。平気だよ」(小3・男)「カトちゃん(加藤茶)の人形だったら残酷…かな。カトちゃん好きだから」(小6・女)「もし本当だったら…なんて考えないよ。テレビだもん、ホントじゃないもん」(小5・男)と、チビッ子たちはクールだ。反対派にしても、「いつも志村けんちゃんが犠牲になるんだもん」(小4・女)と志村けんへの同情ばかり。「本気でマネなんかしない」(小6・男)「ぼくたち、そんなバカじゃないよ」(小4・男)大騒ぎするのはオトナばかり。テレビはテレビ、現実は現実。チビッ子たちのほうが、しっかり頭の切り替えができているみたいだけど》大人たちが眉をひそめればひそめるほど、子供たちは笑い転げる――それが“昭和のテレビ”だったのかもしれない。
2021年12月29日2022年1月からスタートするテレビドラマ『ファイトソング』(TBS系)。2021年度前期に放送された、連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK)でヒロインを演じた俳優の清原果耶さんが民放のドラマで初主演を務めます。同年12月5日に、清原さん演じる主人公・木皿花枝の恋の相手役となる2名のキャストが発表されました。花枝が空手の試合前に必ず聴いていた勝負曲の作者で、現在は落ちぶれた一発屋の変人ミュージシャン、芦田春樹役に俳優の間宮祥太朗さん。そして、ハウスクリーニング業を経営し、一途に花枝を想い続けている幼馴染の夏川慎吾役をアイドルグループ『Sexy Zone』のメンバー、菊池風磨さんが演じます。清原さんと三角関係の役柄となる間宮さんと、菊池さん。2人は2008年10月期に放送されたテレビドラマ『スクラップ・ティーチャー 教師再生』(日本テレビ系)で共演し、お互いにこの作品がドラマデビューだったそうです。ドラマでの共演は、なんと約13年ぶり!そんな2人からのコメントが届いています。【間宮祥太朗さんコメント】2021年の1月期火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』に出演させていただいたので、もうこの枠に呼ばれないかなと思っていましたが、まさか1年後にまた呼んでいただけてうれしかったです。僕が演じる芦田は一発屋のミュージシャンです。ピアノを弾いている役ですが、僕は小さい頃ピアノを少し習っていましたがすぐ辞めてしまいました。苦戦していますが、今回本格的にピアノの練習をしています。ピアノ演奏にもご注目ください。また、菊池君とはドラマデビュー作が一緒で、その頃からの明るい印象は変わっていないですね。今回また共演できて本当にうれしいです。『ファイトソング』というタイトルからも伝わる通り、このご時世、大変なことがあったりした中で応援歌になれるようなドラマになればと思っています。毎週火曜日が楽しみになるよう、僕らも頑張りますので是非よろしくお願いします。【菊池風磨さんコメント】僕が火曜よる10時枠に呼んでいただけると思ったことがなかったので、オファーを受けて、率直にびっくりしました。まっすぐな恋愛ドラマに出させてもらえて本当に感謝しております。僕が演じる慎吾はとにかく恋に一途な花枝の幼馴染です。『ファイトソング』の登場人物全員がとにかくまっすぐ。色々な人のまっすぐな矢印が、色々な所に向いているので、演じてきっと楽しいだろうなと期待があります。様々な歯がゆいシーンを見ることが今から楽しみです。間宮くんとはドラマデビュー作が一緒で、当時から背は高いですし、印象は変わらないですね。当時は「デビュー作一緒だね」と話していましたし、仲が良かったです。バラエティ番組では共演していますが、まさかこんな形でまた共演できるとは思っていなかったので、うれしいです。今作はピュアな作品で、一人一人強いところも、弱いところも見えるような、そんなドラマになっていると思います。ぜひみなさんも自分と重ねてみていただいて、また明日から前向きに頑張ってみようと思ってもらえるようなドラマにしたいと思います。みんなで楽しく明るく元気にやっていきますので、ぜひご覧ください!じれったくて切ない、けどどこか笑えるヒューマンラブコメディ『ファイトソング』は、2021年1月の火曜22時から放送です!【あらすじ】空手の日本代表をめざしていたが、突如としてその夢を絶たれてしまった木皿花枝(清原果耶)。全てを失い人生どん底…無気力でぐだぐだした毎日を送っていたが、試合前に必ず聞いていた勝負曲の作者・芦田春樹(間宮祥太朗)との運命の出会いが訪れる。と思いきや、芦田は今や落ちぶれた一発屋。こじらせまくった変人ミュージシャンになっていた!今まで空手一筋で恋もしたことがなかった花枝と、「人の心が分からないから良い曲が書けないんだ」とクビ寸前の芦田。そんな崖っぷちの2人がひょんなことから手を組み、『嘘だけど本気の恋愛』にチャレンジしていくことに!さらに、チャラいが花枝を一途に想っている幼馴染の夏川慎吾(菊池風磨)を巻き込み、やがて三角関係の恋に発展していく。だが花枝は誰にも言えない、ある『秘密』を抱えており、『これが人生最後の恋』と決めていて…。[文・構成/grape編集部]
2021年12月05日原田マハ原作、京都を舞台にしたアートミステリーをドラマ化!『連続ドラマWいりびと―異邦人―』特集.spNews__sns {padding: 0 24px;margin-top: 16px;height: 30px;}.spNews__pr {padding: 0 24px;margin-top: 24px;}.spNews__pr__button,.spNews__sns__button a {padding: 5px 6px;color: #A6A6A6;border: 1px solid #A6A6A6;width: 10%;font-size: 1.2rem;} .spNews__link {margin-top: 16px;padding: 0 20px;}.spNews__link__btn {width: 95%;/*min-height:42px;display: inline-block;vertical-align: top;*/margin: 0px auto;border: 1px solid rgb(0, 112, 192);border-radius: 5px;background-color: rgb(0, 112, 192);box-sizing: border-box;} .spNews__column {padding: 0 24px;} .spNews__column * {padding-right: 0;} .spNews__column .spNews__link__btn {width: 100%;} .spNews__column:after,.col:after {content: "";display: table;clear: both;} .col {display: block;float: left;width: 100%;}.span_1 { width: 8.33333333333%; }.span_2 { width: 16.6666666667%; }.span_3 { width: 25%; }.span_4 { width: 33.3333333333%; }.span_5 { width: 41.6666666667%; }.span_6 { width: 50%; }.span_7 { width: 58.3333333333%; 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2021年11月18日「BONES-骨は語る-」のシーズン1からシーズン2にかけて、連続殺人犯のハワード・エップスを演じたヒース・フリーマンが亡くなった。41歳だった。15日夜(現地時間)、マネージャーが「愛するヒース・フリーマンを亡くし、私たちは深い悲しみに暮れています」と「People」誌にコメントを寄せた。「彼は最近出演した映画作品を大変誇りに思っていました。それに、キャリアにおける“次の章”をとても楽しみにしていました。彼が息子、兄弟、おじ、友人、類まれな才能を持つ俳優、プロデューサー、完璧な料理人、男性として遺したみんなを笑顔にさせる圧巻の笑い声は、永遠に生き続けるでしょう」と追悼している。ヒースは2001年に「ER緊急救命室」でデビューし、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」「レイジング・ザ・バー 熱血弁護人」などに出演。最近では、マイケル・ポーリッシュ監督の『Terror on the Prairie』(原題)の撮影を終えたばかりだったという。ヒースの死因は明らかにされていないが、友人だという女優のシャナ・モークラーは、インスタグラムのコメント欄に「(ヒースは)オースティンの自宅で、寝ている間に息を引き取った」と書き込んだ。アシュリー・ベンソン、シェーン・ウェストら俳優仲間がSNSで追悼メッセージを送っている。(Hiromi Kaku)■関連作品:BONESボーンズ [海外TVドラマ]
2021年11月17日後藤真希が、ハロプロ時代の楽曲「赤い日記帳」「愛のバカやろう」のセルフカバーや楽曲秘話を本日11月16日よりYouTubeで4夜連続公開する。本日20時からは、ファンから人気が高い「赤い日記帳」(あか組4)のリリース当時について振り返る動画を公開する。同曲を聴くと「初々しい自分がでてくる」と中学生でデビューして間もない時期を回顧。また、本楽曲で「歌詞の意味を理解するということを発見した」と明かし、「自分のリアルな経験と重ねる事が出来なくて苦労した」と話すほか、現在の歌い方に至るまでの変化などここでしか聞けない秘話が語られる。翌日17日の20時からは、「赤い日記帳」をセルフカバーする模様を公開。後藤の伸びやかで透明感のある歌声で儚く切なく歌い上げ、発売当初とはまた違う今の後藤真希だから歌える「赤い日記帳」が配信される。「赤い日記帳」セルフカバーより続く18日20時からは、後藤のソロデビューシングルでオリコン週間シングルチャート初登場1位を記録し、女性ソロアーティスト首位最年少記録を更新した「愛のバカやろう」の秘話として「この曲を歌うと帰ってきた感がある」など楽曲に対する思いを語る動画を、そして19日の20時からは同曲を情熱的に歌い上げるセルフカバーが配信される。「愛のバカやろう」セルフカバーサムネイル後藤は、11月29日に発売前から重版が決定した写真集『ramus』の発売。そのほか11月28日にBillboard Live OSAKAで、12月5日にはBillboard Live YOKOHAMAで有観客ライブ開催を控えている。「赤い日記帳」を後藤真希が今 改めて語る・・・※11月16日(火) 20時配信スタート後藤真希「赤い日記帳」セルフカバー※11月17日(水) 20時プレミア公開■11月18日(木) 20時配信「愛のバカやろう」インタビュー公開■11月19日(金) 20時配信 ※YouTubeプレミア公開「愛のバカやろう」セルフカバー後藤真希公式YouTubeチャンネル「ゴマキとオウキ☆」
2021年11月16日とうとう菅波先生との別れがきてしまった……。連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合ほか)でヒロインの恋人役を演じ、半年間にわたってお茶の間をフィーバーさせた坂口健太郎(30)。かつて“塩顔男子”ブームで注目された彼は、その後俳優として着々と成長。5年ぶりに日本の朝の顔に返り咲いた本作では、不器用で理屈っぽい菅波が見事にハマり、一大旋風を巻き起こした。朝ドラ終了で菅波ロスは今もなお広がっているが、坂口といえば、目下、ドラマ『婚姻届に判を捺おしただけですが』(TBS系)に全力投球中。彼が演じる変人だけど根は優しいサラリーマンは、早くも今期一番人気のキャラクターになっている。そこで本誌では、今、ノリに乗ってる最旬俳優の役者としての歩みを秘蔵写真でプレイバック。イケメン学生から硬派な刑事までさまざまなキャラクターで見る人を魅了してきた坂口の、あの日、あのときの輝きをその目に焼き付けて!■’15年・映画『俺物語!!』鈴木亮平主演作でイケメン高校生役。イベントでは永野芽郁をめぐって鈴木と白熱の告白対決を。■’15年・映画『ヒロイン失格』学校一のモテ男を演じた青春映画では、桐谷美玲演じるヒロインに胸キュンの壁ドン攻め。■’16年・朝ドラ『とと姉ちゃん』ドラマの前半で帝大生を演じた坂口は2児の父として再登場。プロポーズシーンが話題に。■’17年・日本アカデミー賞『64−ロクヨン− 前編/後編』主演の佐藤浩一と対峙する新聞記者役で新人俳優賞を受賞。授賞式の金髪姿もお似合い。■’17年・映画『君と100回目の恋』シンガー・ソングライターのmiwaとダブル主演した本作で劇中歌を歌い、歌声を初披露。■’18年・グッチイベント役者に興味を持ち、モデル業から芸能活動をスタートさせた。上海で開催されたグッチ主催のアート展にて。■’18年・東京国際映画祭『人魚の眠る家』原作は東野圭吾の同名小説。前例のない延命治療に没頭する研究員役で劇中はメガネ姿も。■’19年・舞台『お気に召すまま』シェイクスピアの脚本をエロチックにリメークした舞台で官能的な表情と筋肉美を披露。■’21年・劇場版『シグナル 長期未解決事件捜査班』連続ドラマ初主演作で未解決事件を解決に導く刑事役を好演。続編の劇場版も大ヒット。
2021年11月08日松村北斗(SixTONES)がNHK連続テレビ小説初出演を果たした「カムカムエヴリバディ」について、出演する思いや役柄との共通点について語った。通算105作目となる本作は、史上初の3人ヒロインとなっており、上白石萌音をはじめ、2代目ヒロインを深津絵里、3代目ヒロインを川栄李奈が演じることでも話題。ラジオ英語講座とあんこと野球とジャズと時代劇を題材に、「ちりとてちん」の藤本有紀がオリジナルストーリーを書き下ろす。本作で、ヒロイン・橘安子(上白石萌音)の地元で有名な雉真家の跡取りで、雉真繊維の社長・千吉の長男・雉真稔役を演じるのが松村さん。家業である繊維業を海外に展開させることを志す大学生で、英語が堪能。この稔との出会いが安子の運命を動かしていくことになり、11月3日(祝・水)から登場する。今回の“朝ドラ”初出演に関して、「やっぱりプレッシャーはありました」と松村さん。「その作品ごとに独特のプレッシャーがありますが、“朝ドラ”は確立された存在ゆえに特別でした」と話し、「“朝ドラ”には“朝ドラ”の世界が存在しているんだろうなと思って、ものすごいビビりながら新幹線に乗って大阪へ向かいました」とふり返る。実際収録に参加すると、「今までいくつか経験させていただいた現場とは、全然違うなと思いました。改めて感じるような強烈さというか、強い説得力を感じる現場でしたね。その空気に飲み込まれそうになったり、なんとか耐えたり...」と明かし、「ガツガツ表現していくことも必要な現場」と新たな経験を得た様子。しかも演じるのは、岡山の名家の跡取りである長男。「僕は26年間『弟』としてしか生きてきていないので、それがすごく邪魔になるだろうなと感じていました。妹や弟がいないので、弟を愛でるという感覚を味わったことが実はないんです。自分が兄として慕われることもないですし。そこが、大きな違いかなと思います」と松村さん。「長男役は完全に空想の世界でした」と言いながらも、「稔と僕自身の似てるかなと思う部分もあるんです」と話す。「きっと稔自身は、自分にはある程度『あそび』というか、緩やかさもあると思っているんだろうけれど、周りからはすごくしっかりしているように見られているし、『真面目だね』『頼りになるね』と言われてその言葉に押し流されるしかない瞬間も多いのかなと思うんです。僕もすごく派手な性格というよりは、『大人しそうだね』『物静かそうだね』と言われるんですが、自分の中ではそうではないので本当はもっと声をあげたいし、『普通にふざけるんだぞ』という想いもあって。だけど、しっかり者でいなきゃいけないのかなと思う瞬間もあったりします。その苦しさは、少し似ているかなと思います」と打ち明けた。そして、「三世代の物語になっている分、1話1話が凝縮されているので、1話でぜいたくに物語を吸収したような気持ちになれる」と言い「とにかく1話の食べごたえがすごいんですよね。キュンキュンするシーンもたくさんある」とコメント。「朝『カムカムエヴリバディ』を観たら、その1日、自分の人生がドラマチックに感じるだろうなと思うくらいドラマチックです!」と、見応えをアピールした。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は8時~NHK総合、7時30分~NHK BSプレミアム・BS4Kほかにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年11月03日11月放送スタートの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にて、城田優が“語り”を担当することが発表された。今回の朝ドラは、ラジオ英語講座と共に歩んだ3人のヒロイン、安子(上白石萌音)、安子の娘・るい(深津絵里)、るいの娘・ひなた(川栄李奈)が紡ぐ100年のファミリーストーリー。英語講座を題材にしている本作とあって、本編では英語と日本語を織り交ぜた“語り”という、新たな試みに挑戦する。今回のオファーに「光栄に思います」と話した城田さんは、「誰も見ていない状態のドラマを先に見られるすてきな席に座らせてもらっていますが、まだ音も入っていない仮の状態で何滴涙を流したかと思うほどすてきなお話です」と本作の印象を明かす。そして「物語の雰囲気を壊さないように注意しながら、作品そのものをすごく楽しんでいます」と現状を報告した。また制作統括は、城田さんの起用について「日本語でも英語でも、時にわかりやすく情報を伝え、時にヒロインに寄り添って心情を伝えられるような表現力を持つ方を考え、城田優さんにお願いしました。個人的な話で恐縮ですが、舞台が大好きで、城田さんのパフォーマンスを幾度となく拝見していました。城田さんなら『カムカムエヴリバディ』の世界を声ですてきに表現してくれるに違いないと思いました」と述べている。2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は11月1日より毎週月~土曜日8時~NHK総合、月~土曜日7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて放送。※土曜日は1週間をふり返る(cinemacafe.net)
2021年10月21日全国無料放送のBS12トゥエルビ( 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は、NHK朝の連続テレビ小説の人気作「カーネーション」を10月25日(月)より毎週6話連続で放送します。© NHK1.連続テレビ小説「カーネーション」について朝ドラを変えた!最高傑作の誉れ高い、朝の連続テレビ小説第85作目、2011年の作品。世界で活躍するデザイナー、コシノ三姉妹の母親、小篠綾子をモデルにした物語。大正2年生まれのヒロイン・小原糸子が、大阪・岸和田を舞台に繰り広げる“大阪のおかあちゃん”一代記。主人公の波乱の人生だけでなく、個性豊かな3姉妹、妻子ある人との切ない恋模様など、朝ドラのセオリーを超えたドラマ展開に視聴者が夢中になった作品。ギャラクシー賞テレビ部門の大賞を朝ドラとして初めて受賞した作品でもある。また、今も活躍する俳優陣の初々しい姿も見どころの一つです。■番組HP: ■画像クレジット:© NHKドラマ「カーネーション」 | 無料ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : 2.あらすじ大正2(1913)年、大阪・岸和田の呉服店の長女として生まれた小原糸子(尾野真千子)。幼い頃からだんじり祭りが大好きで、いつか大工方になってだんじりの屋根に乗ろうと心に決めていた糸子だったが、初めて見た洋服に一目惚れし、さらにミシンとも運命的な出会いを果たす。もはや糸子の頭の中はミシンのことでいっぱい。やがて彼女は周囲の反対を押し切り、ミシンとともに人生を歩むことを決意するのだが・・・© NHK3. 放送スケジュール10月25日(月)スタート毎週月曜日よる7時00分~8時50分 (6話連続放送 / 全151話)© NHK4.キャスト尾野真千子、夏木マリ、麻生祐未、正司照枝、駿河太郎、新山千春、川崎亜沙美、安田美沙子、栗山千明、ほっしゃん。、綾野剛、小林薫ほか【語り】二宮星(幼少期)、尾野真千子(~第22週)、夏木マリ(~最終週)5.スタッフ、主題歌【脚本】渡辺あや【主題歌】「カーネーション」歌:椎名林檎【音楽】佐藤直紀■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンタテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月20日「若者たちが自分自身に誠実でありたいと思うがゆえに、悩み苦しむ様子がとても切なかったです」そう語るのは、連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合・月~土8時~8時15分/BSプレミアム、BS4K・月~土7時五30分~7時45分。※土曜日は一週間を振り返ります)で、語り&モネの祖母・雅代役を演じる竹下景子(68)。SNSで「#俺たちの菅波」「#私たちのりょーちん」とハッシュタグができ、視聴者が3人の恋の行方を固唾をのんで見守っていたのと同じ心境で見つめていたという。「菅波先生(坂口健太郎)が転んだ勢いでモネ(清原果耶)に合鍵を渡したところと、りょーちん(永瀬廉)の『俺やっぱモネしか言える相手いない』という告白は本当にぐっときました。みんな幸せになってほしい。それぐらいいい子だから。救いの手をさしのべたい気持ちになりながら、見ていましたよ」モネと菅波先生のじれったい関係も落ちつくと、それぞれの登場人物も人生の局面を迎えてゆく。全体を通じて印象的なシーンを聞いてみた。「新次さん(浅野忠信)の妻・美波さんの死亡届をどういう形で決着させるか。新次さんも現実を受け入れないと進めないとわかっているけれど、断ち切れず葛藤しているシーンは悲しかったですね」■地元へ帰ったモネの奮闘ぶりに注目雅代の夫・龍己(藤竜也)が新次の力になりたいと奮闘するモネの父・耕治(内野聖陽)に対して、「おめえは漁師ってものがわがってねぇな。意地で生きてんだよ漁師は」(第38回)とたしなめたシーンなども印象に残っているそう。「何度か気仙沼に行って、お話をいろいろ聞かせていただきました。その際、気仙沼の方からドラマに関して感謝の言葉をいただきました。震災がありそこで生きる人、成長する若者たちの姿を真摯に描いているドラマの姿勢が、当事者の方に受け入れていただけたのだろうと思います」モネは東京から地元の気仙沼に戻ってきたが、今後、モネはどのような道を歩んでゆくのか。「恋の行方もそうですし、5年地元を離れていた彼女がふるさとで何ができるかを一生懸命見つけていきます。漁師のりょーちんとぶつかったりも。これもスリリングな感じです」そして忘れてならないのは牡蠣から木の芽に転生したおばあちゃん!「モネが大事にしてくれたから島に一緒に帰ることができました。おばあちゃんの木がどんどん育っていくのでその行く末も見守ってくださいね」
2021年10月09日~幻冬舎グループが運営する「話題の本.com」で小説連載しませんか?~株式会社幻冬舎ゴールドオンライン(本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7、代表取締役:山下征孝)が運営する話題の本.com( にて、短編小説の連載作品の募集が開始しました。小説家を志す方、文章を書くことが好きな方など年齢性別を問わず誰でも応募が可能。編集部の審査を経てWEBに連載記事を投稿することができます。1話あたり2,000~3,000文字程度。月2~3話の更新で、計5~10話の連載をご担当いただきます。純文学、エッセイ、SF、ファンタジー、ミステリー等々ジャンルは自由。たくさんのご応募お待ちしています。小説応募はこちら : 募集概要・応募条件:年齢・経験不問(審査あり)・募集時期:随時・話題の本.comの小説ページ( )にて掲載・連載回数:1作品につき5~10話・文字数:1話につき2,000字~3,000字程度・更新頻度:月2~3話(相談可)・ジャンル:不問※公序良俗に反する内容/表現は禁止いたします。(暴力、賭博、麻薬、売春などの行為を肯定・美化するもの、醜悪、残虐、猟奇的で不快感を与える恐れがあるものなど)※金銭のやり取りは行いません小説連載までの流れ1.小説連載応募フォーム( )に必要事項を記載の上ご応募ください・お名前・メールアドレス・ペンネーム・作品タイトル(仮)・連載回数(仮)↓2.編集部担当者よりメールにてご連絡をいたします。メール宛に今までご自身が書かれた作品(なければ執筆する小説の1話)を送付※ファイル形式は問いません↓3.編集部にて連載可否を審査いたします編集部担当者よりご連絡させて頂きます↓4.連載開始話題の本 .com小説連載応募フォーム : 会社概要商号 : 株式会社幻冬舎ゴールドオンライン代表者 : 代表取締役 山下征孝所在地 : 〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7事業内容 : WEBメディア運営事業・WEBマーケティング支援事業・WEB広告事業・WEBサイト・コンテンツ制作事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月08日11月より放送開始される連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」より、メインビジュアルが公開された。連続テレビ小説105作目となる本作は、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く物語。公開されたメインビジュアルでは史上初となる3人のヒロイン、上白石萌音演じる最初のヒロイン・安子、深津絵里が演じる安子の娘で2代目ヒロインるい、川栄李奈が演じるるいの娘で3代目ヒロインひなたが、笑顔で一緒に写っている。「家族の木」をテーマに、親子3世代の時を超えた家族写真をイメージして制作された。アートディレクター・服部一成は「母娘三代のヒロインが同じ年頃になって集まった、架空の家族写真を撮りたいと思いました。自分が子どもの頃、木登りは家族写真の定番でした。家系図を familytree とも言うし、木は家族の年月を暗示できるのではないかと考えました」と今回の経緯を語り、そして「撮影当日は悪天候の予報でしたがわずかな時間、晴れました。上白石さん、深津さん、川栄さん、みなさん軽々と登って、見事に安子、るい、ひなたを演じてくれました」と撮影をふり返っている。また、写真家の新津保建秀は「ドラマの収録開始を経て迎えた今回のポスター撮影では、目の前の現実の風景のなかにヒロインたちが自然に舞い降り、物語がありありと立ち上がってきた瞬間を撮ることを心がけました。このポスターから、このときの感動が少しでも伝わったらうれしいです」とコメントし、コピーライター・国井美果は「100年も前からの話ですが、彼女たちが生きているのは紛れもなく『今』なんです。だからテレビの中にいる人、テレビの前にいる人、両側で今を生きる『私たち』の合言葉を、メッセージにしました」と話している。2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は11月1日より毎週月~土曜日8時~NHK総合、月~土曜日7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて放送。※土曜日は1週間をふり返る(cinemacafe.net)
2021年10月07日俳優・山崎賢人の2022年カレンダーが発売決定。表紙ビジュアルとメイキング映像が公開された。2010年に俳優デビューし、連続テレビ小説「まれ」や「デスノート」、「トドメの接吻」、「グッド・ドクター」、続編製作も決定している『キングダム』「今際の国のアリス」など、様々な作品に出演し活躍する山崎さん。今回発売が決定したのは、自身6作目となるカレンダー。山崎さん本人がプロデュースし、企画段階から参加、スタッフと打合せを重ねて撮影に挑んだ。被写体の内面をありのままに写し出す人物撮影を得意とする写真家ティム・ギャロと、山崎さんのアイディアを融合させた本作は、とあるテーマに基づき、全ページが異なるシチュエーションと衣装で構成されているという。公開された表紙カットは、飾らないナチュラルな表情を捉え、透明感のある1枚を採用。また特典カットも到着。レザーのライダース姿やタトゥーアートを施したカット、素に近い表情が切り取られている。そんなカレンダー撮影の模様が覗ける、メイキング映像も到着した。「山崎賢人カレンダー2022」は11月12日(金)発売。(cinemacafe.net)
2021年09月03日新⼈離れした筆致で⾼い評価を得て、第27回鮎川哲也賞優秀賞を受賞した⼀本⽊透による同名⼩説を連続ドラマ化。『連続ドラマW だから殺せなかった』と題し、2022年に放送・配信されることが決定した。「俺の殺⼈を⾔葉で⽌めてみろ」と書いた一通の手紙がある日、大⼿新聞社に届く。⾸都圏を震撼させていた無差別連続殺⼈犯は主人公の⼀本⽊透を記者に指名し、新聞紙上での公開討論を要求。新たな殺⼈を予告する犯⼈に対し、⼀本⽊は報道記者として⾔葉の⼒で⽴ち向かう。主⼈公・⼀本⽊透役にはドラマや映画で多彩な役柄を演じ分ける玉木宏が決定。WOWOWでの主演は『連続ドラマW 盗まれた顔 〜ミアタリ捜査班〜』以来、3年ぶりとなる。本作では⼼に傷を抱えながらも、報道に対する信念を貫く敏腕記者を熱演。脚本には『連続ドラマW 華麗なる⼀族』の前川洋⼀、監督には『連続ドラマW 宮部みゆき「ソロモンの偽証」』の権野元、音楽には『連続ドラマW 引き抜き屋 〜ヘッドハンターの流儀〜』の⽊村秀彬と、重厚な世界観を紡ぎ出す豪華スタッフが集結した。連続殺⼈犯と新聞記者の前代未聞の紙上戦は、ジャーナリズムや社会の闇を浮き彫りにしながら、劇場型犯罪として世間を揺るがしていく。挑発し続ける凶悪犯の真の目的とは⼀体何か。そして、⼀本⽊を待ち受ける衝撃の結末とは?玉木宏(一本木透役)【本作のオファーを受けた際の気持ち】「連続ドラマW」はドラマでありながら映画的要素が多く、どっぷりとその世界に入る事が出来る枠だと思っています。今作は静かな作品ではありますが、心がジワジワと揺さぶられていくような面白さがあると感じました。職責を全うする事の意味を考えずにはいられません。そんなメッセージを受け取り発信したいと思いました。【今回演じる役・一本木透についての印象】過去に後悔がありながらも、今を生きている男。報道の在り方、仕事の意味、自分の選択は正しいのか、自問自答しながら今を生きる姿が印象的です。権野監督は、かゆいところを理解してくれる方です。どんな応対も素早く的確で現場をしっかりまとめてくださいます。ご一緒するのは4年ぶりなので楽しくやらせていただいております。【視聴者へメッセージ】誰しもが自分と向き合う時間はあると思います。自分の居る場所、進むべき道、自己肯定する事も時に必要だと思います。葛藤しながら歩を進める太陽新聞記者、一本木のメッセージを受け取ってください。原作・一本木透「連続ドラマW」は重厚で見応えのある作品ばかりなので、お話をいただいた時は胸が躍る思いでした。そして、この小説の要である新聞記者と連続殺人犯の紙上戦を、どう映像化して頂けるのか、今から興味津々です。名優・玉木宏さん始め豪華キャストの方々の競演、そしてメガホンは、あの権野元監督。まさに「原作者冥利」に尽きます。監督・権野元【本作を連続ドラマ化するにあたって】原作で描かれている新聞社内部の描写などは活かしつつ、原作では登場しなかった人物、他の警察組織、その中で蠢く人間関係にもフォーカスしていきたいと考えています。今作はある劇場型犯罪を扱っていますが、その姿の見えない凶悪犯はいったい誰なのか?登場人物を改めてフラットに見直すと、誰が一番悪いのかわからないようなクセのある人間ばかりなので、その一筋縄ではいかない絡み合いも丁寧に紡ぎあげたいです。【主演の玉木宏の印象】玉木さんとは今作が二作目ですが、以前に増して男としての魅力、一言で言えば「枯れ感」も出て来たなぁと。過去にある秘密を抱えた主人公、一本木透を演じてもらっていますが、その瞳に宿る強いものの奥に潜むアイロニーが得も言われぬ色気を生み出しています。そんな玉木さんが個性的でクセしかないような様々な登場人物によって翻弄されていきます。その様もどうなるか楽しみにしている所です。【視聴者へメッセージ】姿の見えない犯人を追いかける物語なので、犯人は誰なのか、なぜこのような犯罪が起こらざるを得なかったのか、ということはもちろん、その動機、そこに大きく関係する現代社会が抱えている闇にも注目していただきたいです。大手新聞社や警察組織という、ある意味特殊な組織内で、様々な思惑を持つ人間たちの静かな戦いにも注目していただければと思います。『連続ドラマW だから殺せなかった』2022年放送・配信スタート(全5話)※第1話無料放送
2021年08月31日