現在、話題沸騰中の長編小説『青少年のための小説入門』。著者の久保寺健彦さんの7年ぶりの新刊だ。奇妙なコンビが作家を目指す!小説愛に溢れた熱い成長物語。「書いては捨て、書いては捨てを繰り返して、ずっと小説を完成させられない時期があったんです。あとから考えると、小説がなぜ世の中に必要なのかが自分の中にひっかかっていたからかもしれません。自分で自分を納得させるために、この本を書いたのかもしれないです」文字の読み書きが苦手なディスレクシアという学習障害を持つヤンキー青年・登さんが、中学生の一真に小説の朗読を頼む。「以前から人に本を読んでもらって作品世界に浸るという行為自体がすごくいいなと思っていて。それに、人と一緒に読むと感想を語り合えますよね。僕も仲がいい人と本について話し合う楽しみを知っているので、それが反映されていますね」実は登さん、無謀にも作家になろうと決意している。朗読は作品研究の一環であり、一真は登さんに代わって文章を書くため、表現力の訓練をする。具体的なトレーニング方法も出てくるのだが、「これらは実際に小説を書く上で役立つかもしれませんが、彼らがやっているのはまっとうな努力なので、決して近道ではないですよね(苦笑)。作中で二人が創作において悪戦苦闘するところは、僕自身が経験したことなので、リアリティが出ているのではないかと思います」実在の名作タイトルも多数登場して読書欲がそそられるうえ、彼らが創作する物語の冒頭やあらすじが紹介され、これがまた非常に面白そうで読みたくなる。小説の魅力が溢れた本作は、「小説がなぜ世の中に必要なのか」の答えそのものだ。「この小説を書いてみて、自分はまだまだ小説をなめていたなと思って。こっちが思っているよりもっと手ごわいし、自由でなんでもありなんだなと実感しました」では、ご自身にとって面白い作品とはどんなものになるのだろう。「こんなもの読んだことがないという新鮮味のあるものですね。物語のパターンは出尽くしているともいわれるけれど、僕はそれは怪しいと思う。同じ話でも角度を変えれば違うものになるし、新しい物語が生まれると読み手側の感性も変容していく。小説って、本当に面白いんですよ」『青少年のための小説入門』いじめられっ子の一真は、ある日助けてくれた青年・登さんから小説の朗読を頼まれる。実は彼は読み書きが困難だが、作家を目指していて…。集英社1650円くぼでら・たけひこ1969年生まれ。2007年に『みなさん、さようなら』でパピルス新人賞、『ブラック・ジャック・キッド』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞などを受賞し作家デビュー。※『anan』2018年10月10日号より。写真・土佐麻理子(久保寺さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(byanan編集部)
2018年10月03日映画『愛がなんだ』が、2019年4月19日(金)より全国ロードショーとなる。直木賞作家・角田光代の小説を映画化『愛がなんだ』は、2003年に直木賞を受賞した作家・角田光代が手掛けた同名の傑作小説が原作。一目ぼれした男に一途すぎるアラサー女子と、その周りの人物を描いた恋愛群青劇だ。ストーリー28歳のOLテルコは、一目ぼれしたマモルに想いを寄せている。自分の時間のすべてをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと思っている。けれど、マモルにとって、テルコはただ都合のいい女でしかない。そのことをわかっているテルコは今の関係を保つことに必死で自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えない。しかし、そんなある日、マモルからの連絡が突然途絶えてしまう…。3ヶ月が経ったころ、マモルから急に電話がかかってきて、会いにいくと、彼の隣には年上の女性、すみれがいた…。岸井ゆきの×成田凌が出演主演を務めるのは、『ここは退屈迎えに来て』にも出演した岸井ゆきの。『おじいちゃん、死んじゃったって。』に続く自身2度目の映画主演作では、相手に自分の時間すべてを捧げる一途なOLテルコを演じる。テルコを都合のいい女として扱う相手役のマモルを演じるのは、2018年7月に公開された『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』にも出演した成田凌だ。さらに、年上の女性・すみれ役を江口のりこが務めるほか、深川麻衣、若葉達也、片岡礼子、筒井真理子など、実力派キャストが集結。また、監督は、三浦春馬主演で伊坂幸太郎の小説を映画化した『アイネクライネナハトムジーク』の公開を控える今泉力哉が務める。主題歌は、4ピースバンド「ホームカミングス(Homecomings)」の『Cakes』。京都を中心に活躍するバンドが、アコースティックなメロディにのせて片思いの切ない気持ちを歌い上げる。【作品情報】映画『愛がなんだ』公開日:2019年4月19日(金)よりテアトル新宿ほかにて全国公開出演:岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこ監督:今泉力哉原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)配給:エレファントハウス
2018年09月22日平野啓一郎の小説を原作とする映画『マチネの終わりに』が、2019年11月1日(金)に公開される。福山雅治×石田ゆり子共演。芥川賞作家・平野啓一郎の小説が初の映像化原作は、芥川賞作家・平野啓一郎が2016年に刊行した同名の小説「マチネの終わりに」。日本・パリ・ニューヨークの3都市を舞台に、クラシック・ギタリストの主人公と海外通信社所属の女性ジャーナリストが、6年間でたった3度の出会いの中で惹かれ合い、人生で誰よりも愛した存在になるという、大人の恋愛小説だ。渡辺淳一文学賞を受賞した本作は、純文学としては異例の17万部を突破。幾多の小説を発表してきた平野啓一郎だが、意外にも作品が映像化されるのは今回が初めてとなる。あらすじ物語は、クラシック・ギタリストの蒔野聡史と、海外の通信社に勤務する小峰洋子の出会いから始まる。ともに四十代という、独特で繊細な年齢をむかえていた二人…。初めて出会った時から、強く惹かれ合っていた。しかし、洋子には婚約者がいた。世界を飛び回る仕事柄、そして時代という大きな波に翻弄され、蒔野と洋子の間にはすれ違いや思わぬ障害が生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまう。互いへの想いを心の底にしまったまま、別々の道を歩む二人の運命が再び交わる日はくるのかー。キャスト惹かれ合う男女に、福山雅治×石田ゆり子福山雅治 - 天才ギタリスト・蒔野聡史役主人公の天才クラシック・ギタリスト蒔野聡史を務めるのは、福山雅治。アーティスト、俳優の両方で活躍する福山が、現状の演奏に満足が出来ず、自分の音楽を見失い苦悩するという天才ギタリスト役を演じる。本人コメント「それでも、人は人を愛さずには生きていけない」。長く余韻が残る読後感でした。恋愛する、恋愛しないに関わらず、どんな生き方も許容する現代において、「愛」とはどのような意味を持つのか?人が人を必要とするその時に名付けられる「愛」という感情。目には見えない無形の感情を、今作は可視化出来るのではないかと感じています。石田ゆり子 - 通信社ジャーナリスト・小峰洋子役そして、フランスの通信社に所属のジャーナリスト・小峰洋子には、石田ゆり子。婚約者がいるにもかかわらず、蒔野との出会いによって、叶わぬ恋に翻弄されるエリート女性ジャーナリスト役を演じる。本人コメントこんなふうに人を愛せたら…そんな気持ちで一気に読み終えた「マチネの終わりに」の映画化に参加できることに心震える想いです。初めてご一緒する西谷監督のもと、そして初共演の福山雅治さんと共に、この素晴らしい物語の中に生きることはこの上ない喜びです。私の演じる小峰洋子という女性は、人としても女性としてもこのようでありたいと憧れるような存在で、この役を演じることに背筋が伸びる想いです。かつてこんなラブストーリーがあっただろうかと思うほどこの物語は多面体で、知的で社会的でもあります。主演を取り巻く豪華キャスト運命が交差する主演2人を取り巻くのは、実力派俳優勢。洋子(石田ゆり子)の婚約者でニューヨークに住む経済学者、リチャード新藤役に伊勢谷友介、蒔野(福山雅治)のマネージャー三谷早苗役に桜井ユキが抜擢。また蒔野の師匠であるギタリスト、祖父江誠一役は古谷一行、祖父江の娘である奏役は木南晴夏、洋子の母役は風吹ジュン、蒔野を担当するジュピターレコードの社員、是永慶子役は板谷由夏が、それぞれ務める。『ガリレオ』シリーズの西谷弘が監督監督を務めるのは、福山雅治主演の『ガリレオ』シリーズや『昼顔』などを手がけた西谷弘。確かな演出力で知られる西谷は、俳優としては初共演となる福山と石田の掛け合いをどう料理するのか。「初共演の二人がどんなハーモニーを奏でるのか。まるで指揮者のような想いで今から心躍らせています」と意気込みを語っている。メインテーマは福山本人が演奏する『幸福の硬貨』本編中に使用されるメインテーマとなるのは、福山本人が演奏する『幸福の硬貨』。クラシックギターを演奏するのは、福山自身初挑戦。役と音楽の2つの面から、劇中の世界観を作り上げる。作品情報映画『マチネの終わりに』公開時期:2019年11月1日(金)監督:西谷弘原作:平野啓一郎「マチネの終わりに」出演者:福山雅治、石田ゆり子、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行
2018年07月20日世の中には、恋愛のテクニックやマニュアルが数多く存在します。好きな人ができたときやモテたいときに、ついすがりたくなるものですよね。けれど、どれもこれもベタな内容だったりします。結局、男女の真実は、経験でしか知り得ないと思いませんか。すなわち、経験者のリアルな声を訊くのが一番!ということで、20~30代のモテ女子、総研メンバー200名に恋愛の美学をあれこれ訊いてみました。美学とは、自分では良いと思っている独特な思想のこと。よくある恋愛マニュアルにはない、尖っていて、耳が痛いけどリアルな声をピックアップしてみました。【アンアン総研リサーチ】vol.95文・高橋ひとみ恋愛とは、〇〇だ!目の前にいるアナタが運命の人! そう思わなくっちゃ! 1.恋愛とは、“一途であるべき”だ!「周りを見ていたら、きりがなくて婚期を逃す」(28歳・事務職)心にグサリとくる、とても説得力のある言葉ですね。もっと遊びたい、もっと良い男! と取っ替え引っ替えしていたら、運命の相手を逃します。まだ若いからという言い訳は、早々にやめた方がいいのかも!?2.恋愛とは、“尊敬のもとに生まれるべき” だ!「“好き” だけだと、飽きるときは必ず来る。相手の尊敬できる部分を探して、自分もこうなりたい、と一種のアイコンとして相手を見れば、より良い付き合いができる」(21歳・学生)残念ながら、“好き” という感情は一時的な気持ちにすぎません。著名人の講演を聞いてモチベーションが上がっても、次の日にはやる気がしぼんでいるように、感情は環境や時間とともに変化していくもの。それとは別に、どこが尊敬できて、どんなことをしてもらいたい、してあげたいのか、具体的に掘り下げ、実際に行動にうつすことが、ただ“好き”というだけに留まらず、確固たる信頼関係を築く秘訣なのかもしれません。3.恋愛とは、”一生していくべきもの” だ!「恋愛は人生のスパイス。いくつになっても恋していたほうが脳も活性化しますし、体も若々しくいられると思います」(30歳・事務職)うつ病の治療法に、恋をしてくださいという話があるほど、恋愛は人を強くします。大切なあの人を守ってあげたい、自分を好きになってほしいと強く思う相手がいるということは、信じられないほど、パワーがみなぎりますよね。人生のスパイスは、生きているうちはずっと効かせていたいですね。4.恋愛とは、“駆け引きを楽しむゲーム” だ!ハートが揃えば、LOVEなのに。「メールが返ってこないだけで悩んだり。冷静になれば、バカバカしいことでも、楽しくて生活にハリがでるから」(31歳・その他)恋愛は、まさに人生をかけたゲーム。人間対人間なので、思い通りにいかないことも、納得いかないことも、思わぬハプニングもたくさんあります。だからこそ、人生の最高なパートナーと出会えたり、その人の人生そのものを豊かにしてくれたりするのです。正直傷つくのは怖いし、恋愛に臆病になってしまうこともありますが、ゲームのステージに同じものはありません。飛び込んでみないとみえないステージがそこにはあるはず。5.恋愛とは、“現実的に思えば思うほど難しいもの” だ!「学生時代の恋愛は気軽に楽しめたけど、結婚を意識するようになってからは、ただ楽しいだけではどうしようもないことがある」(31歳・その他)恋愛は、週に何回かを一緒に過ごす、その距離間に胸がときめくものですが、結婚となると、生活そのものの全てを共有することになります。そうなると、相手の意外な一面を目にすることが少なからず出てくるでしょう。お互いにそれを理解し合える関係性を、ある程度距離のある状態のときに、築いておくことが大切ということです。6.恋愛とは、“とことん酔うべき”だ!「あくまで恋愛だから。楽しめるうちは客観視せず、とことん謳歌すべきだと思う」(29歳・事務職)恋愛は、ときめきのある現実のなかのファンタジー。こんなこと言ったら恥ずかしいとか、甘えたいけど甘えられないとか、素直になれないのが乙女心ですが、自分でも気付けなかった自分に出会い、人生をときめかせてくれるのが恋愛の醍醐味。とことん酔ってみたら、恋愛も倍楽しめちゃうのかも。美学を盗んで、恋愛を大いに楽しみましょ♪いかがでしたか?人によって考え方は異なり、なかには参考にならないものもあるでしょう。ですが、どれも経験したからこそ得た、その人にとっての美学なのです。盗めるものは盗んで、自分自身の美学を磨くとともに、恋愛をよりエンジョイしちゃいましょう!以上、【アンアン総研リサーチ】vol.95でした※ 2016年2月2日作成(C) g-stockstudio / Shutterstock
2018年07月19日合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとの「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」にまつわるスペシャル対談をお届けします。第1弾は、お二人の出会いやお二人が手がけた恋活イベントについてお聞きしました。入江さんのディグラム診断の結果も明らかに!■木原さんと出会ったきっかけは?入江:僕が以前出した本のライターの女性が、面白い方がいるからと木原さんを紹介してくれて。そこから、いっしょにイベントをやらせていただいたんですね。その後、しばらくお会いしてなかったのですが、先日、あるパーティーに行ったときに、木原さんが来られてて。久々ですね~って。木原:いやー、びっくりしました。入江:そのときに、つながるもんだな。木原さんも僕も人脈広いんだな、って実感しましたね。木原さんと最初に会ったときは30代だったけど、今はもう40歳。初めて会ったのって3年くらい前でしたっけ?木原:いや、2013年だから5年前です。入江:そんなに経つんですね。そのときと今とでは、状況がだいぶ違うかな、と思います。ビジネスを始めようとか、いろんな会社の社長さんといっしょに仕事をしていこうとかいう感覚は、当時はなかったので。入江さんのディグラム波形診断入江:前に何度か、観ていただきましたよね。木原:以前は「M型」でしたね。でも、性格って結構、変わるんです。診断してみましょう。入江:ありがとうございます。前回は経営者の波形って言われました。木原:そうそう、会う度に変わってて。最初は「M型」だったのが、最後は経営者の波形、僕と同じ「ACボトム型」になったんですよね。あれから設問も変わったんですよ。精度もだいぶ上がりました。(入江さん、診断中)木原:あ、変わった!「Aボトム型」という性格です。極めて論理性だけが低い性格になってますね。つまり、物事を直感的に捉えて、厳しさもあり、優しさもあって、子どもっぽさもある。協調性が高い。ちょっと人見知りですね。いろいろな人格が入り混じってる状態です。一言で言うと多重人格。その場所・場所で自分を使い分けてます。入江:なんだか疲れることが超増えました。木原:たぶん、環境が変わったからだと思います。入江:プライベートで飲みに行くことが減りましたね。どこからどこまでがプライベートかわからないんです。木原:今度、飲みに行きましょうよ(笑)!このタイプだと、公私混同になりがちです。やりたいことが仕事にもなるし、プライベートにもなる状態だと思います。自分の自信が若干、喪失している状態でもあるでしょう。入江:確かに、いろんな人格が混じってるのはすごいわかります。今、迷いがあるのかもしれませんね。――ディグラム波形の診断結果について、ご自身の性格と一致している部分はありましたか?入江:完全に当たってます。木原さんと出会った5年前とは、仕事における演者と裏方の比率が確実に変わってて。当時の割合は9:1くらいだったけど、今は5:5くらいですね。自分の会社のことも考えなきゃいけないし、いろんな意見を聞く必要があるし。一人で判断できないことがたくさんあるんですよ。周りに、今田(耕司)さんとか(鈴木)おさむさんみたいなメジャーリーガーがいっぱいいるので。そういうトップの人たちから「こうしなよ」「こうしたほうがいいよ」といろんな意見をもらうんですね。それは本当にありがたいのですが、どんどん迷いが出てきちゃって。多重人格というよりか…。木原:見せる顔を使い分けてるんですよね。入江:そうですね。あと、会う人の振り幅がすごいんです。めちゃくちゃ悪い人と飲むこともあれば、めちゃいい人とも飲むので、このときの会話はこのモードにしよう、こっちはこうしようって切り替えてて。それをしながら、意見を聞いたり、判断したり…。木原:最初にお会いした頃は、純粋に「合コンやってます」って感じでしたもんね。今も、もちろん合コンの幹事は得意だと思いますが、今の入江さんは立場的にファシリテーター、幹事という雰囲気ではなく、中間管理職なんですよね。入江:昔だったら、こんなこと起きなかったのに…ということが最近、多いですね。木原:たぶん、めちゃめちゃストレスが溜まってますよ。合コンを入社試験に!入江:僕、合コンを新入社員の試験に入れたいんですよ。前からずっと、いろんな企業にそう提案してます。「隠しカメラを入れてモニタリングしてください。そうしたら、仕事ができる奴かどうかわかりますよ」って。木原:それいいですね。素の状態が出ますもんね。入江:出ます、出ます。周りを見る奴もいるし、メニューでセンスが問われたりもするので。あと、店選びから、道案内から、エスコートもそうだし。合コンは深いですよ。木原:確かに。ひとつ面白いデータがあります。合コンって認知率が下がってるんですけど、今の合コンの成功率って何%くらいだと思いますか?成功って言うのは、お付き合いに至る確率です。入江:20%くらいですか?木原:さすがですね。だいたい100回やって20回ぐらいは、なんとなくこの人いいなって相手とマッチするんです。正確には18.9%くらいで。マッチングアプリだと、もうちょっと精度が上がります。そういう意味で言うと、会う機会は増えてるので、もうちょっと確率を上げられるんですね。ただ入江さん、合コンじゃなくてマッチングイベントだったら、たぶんもうちょっと、2倍くらいは行くと思うんですよね。僕らがやったイベントのマッチング率はすごかったですよね。入江:あのときは、めちゃくちゃカップルが生まれましたよね。木原:8割くらいかな?今、出会いの市場は確かに変わってきています。アプリとかね。僕らも性格のエンジンを積んだ恋活アプリを開発しました。「あなたはこの人と相性がいいですよ」って、お互いに写真が表示されたりするんですけど。入江:なるほど。ディグラムのアプリだったら、信頼できますね。木原:ありがとうございます。それにしても入江さん、すごいですよね。経験則でいろいろなケースを知ってて、それがある意味、度を越えて、今では経営者になってるわけですから。男女のマッチングだけでなく、人と人のマッチングもしてるじゃないですか。入江さんはそういったものへの知見や感覚がある方で、一方、僕はデータの人間だから、馬が合ったのかなと思います。入江:そうかもしれません。僕はデータとかわからないので、ひたすら今までの経験を語ってますからね。■お二人のコラボイベントとは?木原:イベント名を思い出しました。「カラテカ入江&ディグラム木原のバレンタイン直前!お台場コミュコン♪」という長いタイトルでした。入江:そうでしたね。木原:男性30対女性30くらいで。入江:木原さんがそれぞれの方の波形を調べて、合いそうな人同士を近くに座らせるんですよ。そして、僕が「合うんじゃないっすか」と促すんです。そうすると、男女がだんだん「そうかもしれない」って空気になって。「顔面はタイプじゃないとしても、心がつながってるからうまくいくんじゃないですか?」とか言うと、最終的にカップルになっていく、みたいな。木原:その頃も相性エンジンというのを作ってて。当時は27波形あって、27×27波形の700パターンくらいありました。その中で20%の人はうまくいくんですけど、逆を返せば、80%の人はうまくいってないってことなんですよ。その不器用な人たちを救いたいという企画だったんですね。日本人の6~7割はコミュニケーションがうまくないんですよ。世の中の出会いたい人とか、合コンしたい人で、自己紹介して面白いことを言う人ってあんまりいないわけですよね。だから僕がデータで先に自己紹介の内容を教えて、入江さんや後輩の入江軍団のみなさんが盛り上げてくれるっていうパッケージイベントだったんです。そうすると、実際、明るい人よりも、そんなに明るくない人のほうが、青い炎じゃないですけどね…。入江:そうですね。内に秘めていた炎がメラメラと(笑)。木原:その企画は、もともと1回で終わるつもりだったんですけど、ものすごく好評で、もう1回って言われて、お忙しい中、入江さんにお願いしたという経緯があります。入江:そうでしたね。木原:2回目のタイトルも「カラテカ入江とディグラム木原 presents 大好評だったのでアンコール開催決定しちゃいました!お台場ディグラムコン ~出会いの春スペシャル!!~」って長かった…(笑)。入江:またやりたいですね。今度は結婚してない富裕層向けのイベントをやりたいです。木原:ぜひ、やりましょう!おかわりの声がかかるほどの人気恋活イベントを手がけたお二人。もし、今後イベントが開催されるなら、行ってみたいですよね。次回は昨今の合コン事情が明らかになります!入江慎也お笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当。芸人界にとどまらず、アーティスト、俳優、相撲界など交友関係が広いことで知られ、その社交性を活かし、『後輩力』『人脈力』等、人間関係をテーマにした書籍も多数出版。現在は、お笑いコンビとしての活動に加え、誰とでも良好な人間関係を築けるコミュニケーションやその能力を活かした営業術についての講演などで広く活躍中。著書に『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)、『夢をかなえる営業力』(国際語学社)、『社長が落ちる接待力』(双葉社)などがある。■著書・『カラテカ入江の合コン用語辞典』(日之出出版)■新刊情報・『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)・『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)・『47都道府県格差』(幻冬舎新書)
2018年04月25日これから紹介するお話は、人生に焦りを感じていない「大人の女性」限定の世界。心に余裕があるのなら、かわいい年下の男の子と「大人の関係」、してみませんか?ただし、お互いに本気になったらゲームオーバー…かも?■型にはまった人生なんてクソくらえ毎日仕事を頑張って、気づくと自分だけ独身!彼がいない!でも「恋人がほしい!」など、結婚に焦っていない女性たちって意外とたくさんいると思います。世の中は結婚や出産に焦っている女性を対象にしたコラムやマニュアル本ばかり。節度さえ保っていれば、型にはまらなくてもいいじゃない。だって人生は一度きり。人生は自分のものなんだから。自分が納得しているのなら、もっとおおらかに楽しむのもいいのでは?■必須項目は価値観の合う年下男子むかしむかし、一人のシングル女性とその友人がバーに飲みに行きました。翁であるマスターを交えてカウンターで楽しんでいると、他にも席が空いているのに女性の隣の席に若い男性が座りました。みんなで会話を楽しんでいるうちに、二人だけで話をするようになり、名刺を交換。彼の正体はアートなイベント会社で働く24歳の青年でした。しかもイケメン!女性はいろんな男性を見てきた経験を踏まえ、この青年がヘンなヤツじゃないことだけは確実にわかりました。会話も雰囲気もぴったり。意気投合したわけです。ただ、自分より7歳も年下なこともあり、妙な期待はしないようにと心の中で自分に言い聞かせていました。帰り際、「もしかしたらもう会うこともないかもしれないなあ」と少し寂しく思いながら、お店を出てタクシーに乗った瞬間、その男性から電話がありました。その時は電話に出ないで家に着いてから折り返しの電話をすると、不思議なことに自分から「家に来ない?」という大胆な言葉が口をついて出ました。なんて怖いもの知らず!!夜中の1時。男性はすぐに家に来ました。気を遣ってなのか、たくさんのお酒などの飲み物を抱えて。そのまま二人は朝まで一緒に過ごしました。その日から週に3回は夜を一緒に過ごすような関係に。女性が一旦帰宅して、すぐにまた外出しなくてはならない忙しい時でさえ、彼は家に来てくれました。ちなみに金銭のやりとりは一切ありません。寂しい時はいつも駆けつけてくれて、必ず電話も出てくれる。自由な社風の彼の職場には何度も招待してくれました。そして何より、今まで付き合ったどの年上男性よりもしっかりしていて、リードしてくれることがとても心地よく感じられました。頭をポンポンしてくれたり、後ろからハグしてくれたり、忘れかけていた少女漫画チックなドキドキやズッキュン!が現実的にリバイバル!若い男子だからこそできる技。顔には出しませんが、毎日がホクホクした気分です。しかし、不思議なことにお互い一切束縛をせず、「付き合う」という選択肢はこれっぽっちも思いませんでした。そんな関係が半年以上続いたある日、彼からイベントのチケットをもらったので友人たちと出かけることに。一通り楽しんだので会場を後にしようとした時、偶然その彼とすれ違います。かなり若い女の子と二人でした。彼も彼女も目玉が飛び出るほど驚きましたが、その場は何事もなかったように振る舞いました。会場から出てすぐに彼から着信がありましたが、彼女は電話に出ません。電話は夜も鳴っていましたが、やはり出ませんでした。彼からの「誤解しないでほしい。俺には君しかいないんだ」というメールを読んだ時に「まるで付き合っているみたいだな」と冷静に思った瞬間、多少なりとも自分がヤキモチを妬いていることに気づきます。彼女は、この関係をそろそろやめにする時が来たと感じました。■メリットは自由な時間と気楽さと…賛否両論あると思いますが、この関係のメリットは、束縛しない自由な時間と、ヤキモチなど恋愛特有の心の苦しみがなく気楽なところ。お互いの気持ちの比重にズレが生じると厄介になってしまう、危うい関係です。都合のいい関係であり、不埒(ふらち)だと否定する人もいることでしょう。ただ、学ぶことも多いもの。こういった関係を通して自分が本当は何を求めているのか、何をしたいのか。今までの生き方は強がっていたのか…弱いところを見ないようにしていただけだったのか…。自分に必要な要素が見えてくることも。「友達以上、恋人未満」まさにこの言葉がぴったりですね。この特殊な関係が成立するのに大切なことは、お互いに無理強いをしないこと。心の変化が訪れた場合は、きちんと会話をして結論を出しましょう。今回のお話の二人は、ごく自然に別れを選びました。特殊な「ユル恋愛」とでも言うのでしょうか。「セフレ」とは、敢えて言わないでおきましょう。
2018年03月15日伊坂幸太郎の恋愛小説集『アイネクライネナハトムジーク』が実写映画化。2019年9月20日(金)、全国の映画館にて公開される。伊坂幸太郎の恋愛小説集を実写映画化伊坂幸太郎は2008年「ゴールデンスランバー」で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞など数多くの賞を受賞した人気作家。今回は、伊坂の初にして唯一の恋愛小説集で42万部を売り上げるベストセラーとなった『アイネクライネナハトムジーク』が実写映画化される。”アイネクライネナハトムジーク”とは、”ある小さな夜の曲”という意味を持つモーツァルトが作曲した作品の1つ。「劇的な出会い」を待つだけの男、佐藤を主人公としたいわゆる"ダメ恋愛映画"。不器用で愛おしい面々が織りなす、心温まる愛や恋の物語だ。三浦春馬×多部未華子が“不器用な男女”に物語に登場するキャラクターを紹介。キャストには、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の三浦春馬や『あやしい彼女』の多部未華子をはじめとする人気キャストの顔ぶれが揃う。佐藤役(三浦春馬)物語の主人公。マーケティングリサーチ会社勤務の「劇的な出会い」を待つだけの男。本間紗季役/通称シャンプーさん(多部未華⼦)偶然佐藤と出会う⼥性。フリーター。織田一真役(矢本悠馬)佐藤の学生時代からの親友。ちょっと変わり者。居酒屋で働く。織田由美役(森絵梨佳)一真の妻。学生時代モテモテのマドンナ。織田美緒役(垣松祐里)高校生。一真と由美の生意気な娘。久留米和人役(萩原利久)高校生。何かと美緒が気になる。美奈子役(貫地谷しほり)織田由美の同級生で、現在は美容師。声しか知らない男性に恋をする。板橋香澄役(MEGUMI)美奈子の美容室の常連。何かと美奈子を気にかけている。<その他キャラクター>藤間役(原田泰造):佐藤の会社の上司。妻と娘に逃げられる。斎藤さん役(こだまたいち):仙台駅まで弾き語りを続ける不思議なミュージシャン。ウィンストン小野役(成田瑛基):日本人初のヘビー級ボクシング世界チャンピオン。セコンド役(サンドウィッチマン):ウィンストン小野をリングサイドで支える。亜美子役(八木優希):高校生。美緒や和人のクラスメイト。監督・今泉力哉メガホンを取るのは、"ダメ恋愛映画の旗手"とも称される今泉力哉。伊坂が『こっぴどい猫』を見て感動し、「映像化できるのは今泉監督しかいない」とラブコールを送り実現した。緻密な構成と巧みな演出で、リアルで新しい恋愛群像を描いてきた今泉が、どのようにして伊坂ワールドを変換するのか期待が高まる。斉藤和義との交流により小説が誕生、主題歌・音楽も担当主題歌「小さな夜」と劇中音楽を、シンガーソングライターの斉藤和義が担当する。主題歌は、斉藤が映画用に書き下ろした、物語の重要な鍵となる楽曲だ。なおこの作品の誕生には、伊坂と斉藤との交流が大きく関わっている。伊坂は斉藤の楽曲「幸福な朝食退屈な夕食」を聞き、当時勤めていた会社を退職。執筆活動に専念することを決めたというほど、斉藤の大ファンだった。後に斎藤から"出会い"をテーマに作詞を依頼されることになるのだが、「苦手な恋愛モノでも、作詞はできませんが、小説を書くことならば」と短編小説を執筆したという。それが『アイネクライネナハトムジーク』第1章の"アイネクライネ"というわけだ。これを受けて斉藤は、楽曲『ベリー ベリー ストロング 〜アイネクライネ〜』を制作。さらに、この曲のシングル初回限定盤に付属される特典用小説として、伊坂が第2章となる"ライトヘビー"を書き下ろした。ストーリーギターの弾き語りが心地よく響く仙台駅前。大型ビジョンからは、ボクシング世界戦のタイトルマッチに沸く声。「劇的な出会い」を待つだけの男・佐藤(三浦春馬)は、妻と娘に出て行かれた会社の先輩のことを思いながら、この時代に街頭アンケートを実施している。それに快く応えるリクルートスーツの女。手には「シャンプー」の文字。大学を中退し居酒屋で働く佐藤の親友は、なぜかみんなの憧れの美人妻をゲットしすでに娘をもつ。美人妻の同級生は声しか知らない男に恋をしている。運命って、奇跡って、幸せって?音と音がつながってリズムやメロディが生まれるように、誰かと誰かが出会って絆や物語が生まれる――これは、不器用で愛おしい面々が織りなす、心温まる愛とか恋の物語。作品情報映画『アイネクライネナハトムジーク』公開時期:2019年9月20日(金)、全国ロードショー原作:伊坂幸太郎「アイネクライネナハトムジーク」(幻冬舎文庫)監督:今泉力哉出演:三浦春馬、多部未華⼦、⽮本悠⾺、森絵梨佳、恒松祐⾥、萩原利久、成田瑛基、⼋⽊優希、こだまたいち、MEGUMI、柳憂怜、濱⽥マリ、藤原季節、中川翼、祷キララ、伊達みきお、 富澤たけし、貫地⾕しほり、原田泰造主題歌:⻫藤和義「⼩さな夜」
2018年03月14日胸キュン必至の恋愛が描かれることの多い「少女漫画」。気がつけば、そんな少女漫画から恋愛のテクニックを学んだという大人女子も多いのではないでしょう。でも、そのテクニックを大人女子が実践してしまうと、かなり痛いものがあるのです。今回は大人女子がやってしまいがちな少女漫画系恋愛テクニックをご紹介します。運命の出会いを求めがち少女漫画の多くは、主人公が「運命の出会い」をするところから始まりますが、現実世界でもそんな出会いを求めてしまっていませんか?普通に生活している毎日の中で、運命の出会いが訪れることはほぼありません。現実をしっかり受け止めて、身近ないい人や、友達の紹介など、ありきたりでも素敵な出会いを求めるようにしましょう。「可愛い」を意識しすぎる「少女漫画の主人公は可愛くて、いつも周りから愛されているから、わたしも可愛い系を目指そう!」なんて思っている大人女子は要注意です。「可愛いは正義」なんて言葉も耳にしますが、大人女子は大人の魅力を出した方が断然モテにつながります。「可愛い」を意識しすぎると、どうしてもあざとさが出てしまい、周囲からも「ぶりっ子」と思われて、痛い女として認定されがち。「可愛い」を意識するよりも、なるべく自然体でいるようにしてみましょう。同様に「モテ」を意識するのも注意してくださいね。彼の前ではちょっぴり素直じゃなくなる多くの少女漫画の展開で「主人公が彼に対して素直になれない」みたいなことありますよね?素直じゃない主人公を彼が好きになって…みたいなシチュエーションにあこがれて、気になる彼に対して素っ気ない態度を取ってみようと思っている方は要注意!実際に素直じゃない態度を取っていたら、彼に誤解されたまま、気持ちが離れて行ってしまうことが普通です。あれは漫画の中の都合のいい流れ。現実では気になる彼に対しては素直に接して、二人の関係を前進させましょう。まとめ少女漫画のような恋愛に憧れること自体には問題はありません。ただ、大人女子にとっては漫画のように恋愛の駆け引きを楽しむよりも、確実に彼との関係を前に進める方が重要です。また、あまりにも少女漫画を意識した恋愛をしようとすると、彼にとっては夢見がちで痛い女と思われてしまうかもしれません。少女漫画はあくまでも架空のお話と割り切って、大人女子ならではの恋愛を楽しんでくださいね。
2018年01月12日石田衣良の恋愛小説『娼年』を、松坂桃李主演で映画化。2018年4月6日(金)より、全国で公開される。石田衣良の恋愛小説を映画化原作は、2001年の直木賞候補となった石田衣良の同名小説。「娼夫」として生きることになった主人公・森中領(もりなかりょう、通称:リョウ)が、一人の人間として、男性として成長する姿を描き、性の極限を表現したセンセーショナルな内容が話題となった。また2016年には三浦大輔演出、松坂桃李主演で舞台化され、原作に忠実にセックスを描いたストーリーと松坂桃李の体当たりの演技が注目を集めた。今回の映画では、再び三浦大輔と松坂桃李がタッグを組み、舞台とは一味違う映像表現の限界に挑戦する。キャスト松坂桃李が体当たりの演技に挑む主演を飾るのは、2018年に『不能犯』、『孤狼の血』などが立て続けに公開を控える松坂桃李。「娼夫」として女性の欲望や奥深さに触れ、一人の人間として成長していく主人公リョウを演じる。舞台に引き続くキャスティングとなり、映画という枠でどのような表現に挑むのか、期待が高まる。秘密の会員制ボーイズクラブ「パッション」のオーナーで、リョウが想いを寄せる御堂静香には『無限の住人』、『帝一の國』などの映画をはじめ、ドラマ、舞台と幅広い活躍を見せる、元宝塚歌劇団の真飛聖。女性の心の闇や性を大胆かつ繊細に演じる。静香の娘・咲良役には、冨手麻妙。「パッション」に入るための"情熱の試験"の場でリョウの前に現れる。過去には『新宿スワン』、『みんな!エスパーだよ!』に出演。その他にも、リョウが「娼夫」として出会う様々な客たちとして、魅力的な登場人物たちが登場する。わけありの泉川(いずみかわ)夫妻の夫役には西岡徳馬、上品な老女役には舞台に引き続き江波杏子が扮する。監督は舞台化も手掛けた三浦大輔メガホンを取ったのは『何者』、『裏切りの街』を手掛けた三浦大輔。映画監督としてだけでなく劇作家、演出家としても活躍する。三浦監督は映像化について「色んな意味で舞台化よりさらに困難な作業になりましたが、原作の石田衣良さんの小説の意思を受け継ぎ、性描写に関しては一切妥協せず、でも、よりポップに描き切ったつもりでいます。結果、あまり前例がない、新しいエンターテイメントが産まれた予感がしています。」と語っている。ストーリー主人公の森中領は東京の名門大学生。日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、領の中学校の同級生で、ホストクラブに勤める田嶋進也が、美しい女性をバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香。「女なんてつまんないよ」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香が手がける女性専用コールクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。入店を決意した領は、その翌日に静香の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく。詳細『娼年』公開時期:2018年4月6日(金) TOHOシネマズ 新宿 他 全国ロードショー出演:松坂桃李、真飛聖、冨手麻妙、猪塚健太、桜井ユキ、小柳友、馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、大谷麻衣、階戸瑠李、西岡德馬、江波杏子脚本・監督:三浦大輔原作:石田衣良「娼年」(集英社文庫刊)(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会■特典付きムビチケカード 1,400円 <数量限定>発売日:2月10日(土)特典:オリジナルポストカード3枚セット(場面写真2点+スペシャルショット1点)※取扱映画館など詳細は映画公式サイトにて要確認。
2017年12月22日恋愛をすると全てが彼中心になり、依存のような状態になっていたという人もいるでしょう。 しかし、大人になると仕事やそれに関係する人付き合いが増えてこれまでのような付き合い方が難しくなってきます。無理に一緒にいようとすると、彼に愛想を尽かされたり、あなた自身の生活が成り立たなくなってしまったり。 「ずっと彼といたいのに…」と大人になりきれない人のために、今回は『大人の恋愛』をするために必要なことをお伝えします。彼のいない時間を充実させるこれまで彼がいない時間はただただ「早く彼に会いたいな」と思いながら耐えていた人も多いはず。そんな時間で趣味のスポーツをしてみたり、自分磨きをしてみたり、1人または友達とどこかに遠出してみたりしてはどうでしょうか?これまで彼中心だった生活を切り換えることによって充実したものになります。趣味に熱中してる時間は間違いなく自分のものですし、彼のいない時間を持つということは自立した女性としてはとても大切なものです。こうすることによって、彼に会うことばかり考えて憂鬱だった日々から解放され、彼と会ったときの話題が増え、まさに一石二鳥です。自分を好きになる彼のことばかり考える人の多くは、実は自分自身のことを好きではない人が多いです。もちろん、彼のことが好きなのは前提なのですが、自分を愛してくれる彼という存在で自分を満たしているという部分もあるのです。そういう人は、彼が自分に会ってくれる頻度で自分を愛してくれている度合いをはかっているというところがあるので、まずは自分で自分を好きになってみましょう。勉強して資格を取ってみたり、苦手なことを克服(料理が苦手なら料理教室に通うなど)してみたりして努力すると「頑張る自分」を好きになれます。大好きな彼と四六時中一緒にいたいという気持ちはとてもわかりますが、ライフステージに合わせた恋愛の仕方をしないと恋愛もあなた自身もダメになってしまいます。学生時代のベッタリとした恋愛から大人の恋愛をするためには、まずは「彼だらけ」の頭を整理して自分のために時間を使ってみましょう。
2017年12月08日松本潤さん主演の映画『ナラタージュ』が話題になっていますね。ヒロインを務めた有村架純さんは、第22回釜山国際映画祭にてアジアスター賞を受賞!過去にはあの渡辺謙さんやイ・ビョンホンさんも受賞した賞なのだとか。■『ナラタージュ』ってどんな作品?『ナラタージュ』は高校教師と生徒の恋を描いたラブストーリーで、原作は2006年版「この恋愛小説がすごい!」第1位に輝いた島本理生さんの同名小説です。「教師と生徒という立場で出会った男女が時を経て再会し、禁断の恋に落ちていくさまを描いたラブストーリー」という、あらすじを読んだだけでもドキドキしちゃう!?映画のほうも行定勲監督が「こんなことだったら恋愛なんてしなきゃよかった…というもう一面の恋愛を描いて、いい意味で若い人たちに傷をつけたかった」と語った通り、キレイなだけではない生々しい“恋愛”に胸が苦しくなるような作品に仕上がっています。原作を読んでから映画を観るか、それとも映画を観てから小説を読むか…みなさんはどのように楽しみますか?■禁断の恋を描く漫画原作の映画たちこの『ナラタージュ』以外にも、教師と生徒の恋愛を描いた作品はたくさんあります。山下智久さん主演の『近キョリ恋愛』(生徒役は小松菜奈さん)や、永野芽郁さん主演の『ひるなかの流星』(教師役は三浦翔平さん)、そして10月28日公開の『先生!、、、好きになってもいいですか?』(生田斗真さん&広瀬すずさん主演)など、漫画を原作とした実写映画も続々と発表されていますね。先生に恋をした経験がある人はもちろん、そうでない人も、観たらキュンキュンしてしまいそう!それにしても『野ブタ。をプロデュース』『ごくせん』『花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~』などで高校生を演じていたイケメンたちが、今は教師役かと思うと感慨深いものがあります。『山田太郎ものがたり』でお坊ちゃまを演じた櫻井翔さんなんて、今や『先に生まれただけの僕』の校長先生ですし…。さておき、漫画もいいけれど小説も魅力的!ということで、今回は「教師×生徒」の恋を描いた小説をご紹介します。■14歳…中学生時代の忘れられない恋『ツ、イ、ラ、ク』(角川文庫)近畿地方の架空の町で生まれ育った女性の幼少時代から30代までを描いた作品で、中核となるのは中学生時代。14歳の隼子は若い教師・河村と出会い、ふとした事件をきっかけに禁断の恋へと“墜落”していきます。2人の関係が噂になり、隼子を守るために河村は別離を決意。やがて大人になった隼子は東京で会社勤めをし、淡々とした日々を送っているのですが…ラストは思いもよらぬ結末が?直木賞作家・姫野カオルコさんが、渾身の思いを込めて恋の極みを描ききった長編小説。■不器用でひたむきな大学生の恋の行方『夜明けまで1マイル』(集英社文庫)若い女性に圧倒的な人気を誇る『天使の梯子』の村山由佳さんが描いた、大学生の“僕”と大学講師マリコ先生のラブストーリー。憧れのマリコ先生には海外に研修中の夫がいて…。不器用でひたむきな恋の行方に切なさを覚えます。不倫ものだけれどドロドロ感はなく、若さゆえの甘酸っぱさを感じられる青春恋愛小説です。幼なじみでありバンド仲間のうさぎと“僕”の微妙な関係にも注目。■30代独女と70代のセンセイの恋『センセイの鞄』(文春文庫)芥川賞作家・川上弘美さんによるちょっと不思議な恋愛小説。30代の独身OLツキコさんは、ひとり通いの居酒屋で高校時代の国語の教師と偶然再会し、一緒に飲むことに。それ以来、憎まれ口をたたき合いながらセンセイと酒をたしなみ、露店めぐりやキノコ狩り、お花見、あるいは島へと出かけるように…。30代と70代という年の差を超え、切ない心をお互いに抱えつつ流れていく、ゆったりとした日々が心地良い作品です。■禁断の恋を追体験!?教師と生徒の恋愛は、基本的にはタブー。けれど、禁じられているからこそ、一度恋が始まると燃え上がってしまうのかもしれません。10代の頃のような恋をしたい、全身全霊をかけて恋愛してみたい…そんなふうに感じたら小説を手に取り、禁断の恋を疑似体験してみてはいかがでしょうか。ライタープロフィールプーアルアンティーク着物、古書店、昔の映画など、全般的に古いものに魅力を感じるアラサーのフリーライター。好みの男性は『ツィゴイネルワイゼン』の中の原田芳雄さん。ノーマルだけど、かわいい女子も好き。
2017年10月17日島本理生による「この恋愛小説がすごい」第1位に輝いた恋愛小説を、主演・松本潤&ヒロイン・有村架純の共演で映画化した『ナラタージュ』が、多くの女性たちの共感を得て大ヒットとなっている。実は、これから年末にかけても、人気女性作家による小説を最旬注目キャストで実写化した映画が続々公開。より大人の女性に向けた実写化作品が増えている。■綿矢りさ・原作×新コメディエンヌ・松岡茉優×大九明子監督『勝手にふるえてろ』12月23日(土)公開24歳のOLヨシカ(松岡茉優)は中学の同級生「イチ」(北村匠海)へ10年間片思い中。そんなヨシカの前に、暑苦しい会社の同期「ニ」(渡辺大知)が現れ、告白される。「人生初告られた!」とテンションがあがるも、ニとの関係にいまいち乗り切れないヨシカ。ある出来事をきっかけに「一目でいいから、いまのイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」と思い立ち、同級生の名を騙り同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが…。原作は、2001年に「インストール」でデビュー、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した綿矢りさによる同名小説。彼女の十八番ともいえる、毒舌さえわたる切れ味のいいモノローグで女性のリアルな感情を描いている。恋愛に臆病で、片思い経験しかない妄想&暴走ヒロイン(?)を松岡茉優が好演。主演の松岡さんとは3本目のタッグとなる大九明子監督が脚本から手がけた。第30回東京国際映画祭において、コンペティション部門に選出されている。■沼田まほかる・原作×蒼井優&阿部サダヲ×白石和彌監督『彼女がその名を知らない鳥たち』10月28日(土)公開主人公の十和子(蒼井優)は、金も地位もない陣治(阿部サダヲ)と共に暮らしていた。異常なほどに彼女を愛する陣治に十和子は激しい嫌悪感を抱きながらも、陣治の稼ぎに頼り働きもしない日々を過ごしている。実は十和子は、過去に分かれた黒崎(竹野内豊)のことを忘れられず、彼に似た面影を持つ水島(松坂桃李)と不倫関係にあった。そんな中、家に訪ねてきた刑事から、黒崎が行方不明だということを告げられる。異様なほど自分に執着する陣治が、黒崎の失踪に関与しているのではないか疑う十和子だったが…。“イヤミス”女王の1人、沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説がこれでもかの豪華な顔ぶれで映画化。これまで、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』とノンフィクションを原作に骨太な社会派エンターテインメントを作り出してきた白石和彌監督が、初めて大人のラブストーリーに挑戦していることでも話題。第22回釜山国際映画祭に出品されている。■紗倉まな・原作×3人の気鋭女優たち×瀬々敬久監督『最低。』11月25日(土)公開平凡な毎日に耐え切れず、新しい世界に足を踏み入れようとする主婦の美穂(森口彩乃)。家族の関係性に疲れ果てて逃げるように上京し、AV女優として生きる25歳の彩乃(佐々木心音)。自由奔放に生きる母親を持ちながらも、絵を描いているときだけ自由になれるという17歳のあやこ(山田愛奈)。全てが異なる3人の女性は“AVとの関わり”という共通項を持っていた。だが、ある出来事をきっかけに大きく人生を変えていくことに…。現役AV女優で新進作家としても活躍中の紗倉まなの小説を、3人の注目女優たちで実写映画化。AV業界に関わる女性たちの人間関係や日常などが緻密に描かれ、発売時には購入層の5割が女性、中でも20代が大半と絶大な支持を受けた。かつてはピンク映画で活躍し、“ピンク四天王”の1人とも称された瀬々敬久が監督。『勝手にふるえてろ』とともに、第30回東京国際映画祭コンペティション部門に選出。■三浦しをん・原作×井浦新&瑛太×大森立嗣監督『光』11月25日(土)公開東京の離島、美浜島。中学生の信之は記録的な暑さが続く中、閉塞感のある日々を過ごしている。信之を慕う年下の輔は、父親から激しい虐待を受けている。ある夜、恋人の美花と待ち合わせをした場所で、信之は美花が男に犯されている姿を見る。そして信之は美花を救うために男を殺した。さらにその夜、理不尽で容赦ない圧倒的な力、津波が島に襲いかかり、全てを消滅させた。それから25年後、島を出てバラバラになった彼らのもとに過去の罪が迫ってくる。妻子とともによき父として暮らしている信之(井浦新)と、一切の過去を捨ててきらびやかな芸能界で貪欲に生き続ける美花(長谷川京子)。誰からも愛されずに育った輔(瑛太)が過去の秘密を携え、2人の前にやってくる――。『舟を編む』や『まほろ駅前』シリーズも映画化され、大ヒットとなった三浦しをん最大の問題作を、大森立嗣監督が映画化。人間の狂気を描く、上質かつ衝撃的なサスペンスドラマに仕上げている。一般市民が審査を行うことで知られる第12回ローマ国際映画祭に公式招待されている。『勝手にふるえてろ』は12月23日(土・祝)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月14日「発売当日から『アナログ』は話題になっていて、反応はいいです。恋愛小説ですが、購入者はたけしさんファンの男性読者が多いという感触です」(三省堂書店神保町本店の文芸担当者・大塚真祐子さん) 9月22日、ビートたけし(70)初の恋愛小説『アナログ』が初版3万部で出版された。芸能プロダクション関係者は、こう感想を述べる。 「たけしさんはよく『振り子の理論だ』と口にするように、両極端への挑戦を大切にする人です。バイオレンス描写満載の映画を撮るいっぽうで、今回は30代の草食男子が主人公の純愛小説。振り幅の大きいたけしさんらしい作品ですね」 驚いたのはその内容ばかりでない。書店員には通常、ゲラといわれる試し刷り原稿が宣伝のために渡されるが、今回はゲラが配布されず、いきなりの刊行だった。版元の新潮社・担当編集者が、舞台裏を明かす。 「1年ほど前に『小説を書いてみたい』とお話がありました。1年ほどかけて取材、執筆をされていたそうですが、その間、たけしさんの執筆現場は誰も見ていません。今年7月にいきなり、完成した原稿が持ち込まれたんです」 元の原稿はノート4冊に手書きされた“アナログ”なものだった。 「その手触り、質感を損ないたくなくて、あまり編集者の手を加えませんでした。ただ、秋には出版したいという意向でしたので、怒濤の作業が続き、けっきょくゲラを書店員さんに見ていただくことはできなかったんです」 本作で描かれるのは男女の恋愛ばかりでなく、友情や親子愛もテーマになっている。 とくに書き込まれているのは、主人公が2時間をかけて老人ホームへ通い、母親を見舞う描写。介護の現場については「たけしさんご自身、かなり取材もされていました」というほど詳細だ。この描写に、たけしの“ある思い”を感じると、テレビ局関係者が語る。 「じつはたけしさんは若いころ、脳梗塞で倒れた父親を9年間も介護しているんですね。まだ駆け出しで金銭的にも余裕がないから、家族総出で介護。たけしさんは朝6時に病院にお見舞いにいって、下の世話をして、朝食を食べさせてから、浅草の舞台に舞い戻る生活をしていたそうです」 その父は77年に亡くなっている。 「介護が大変で、父親が亡くなった当時は『ほっとした』と話していました。ご自身の介護に心残りがあって、小説では愛情深く寄り添う主人公を描いたのかもしれません」 作品には、たけしの亡き父への愛もこめられていた――。
2017年10月01日大好きな彼氏と付き合い、ラブラブな毎日を過ごしたいと考える女性の方は多いことでしょう。起きた時や寝る前に電話やメールなどで連絡が来ると嬉しくなりますよね。別々の家に住んでいるカップルならば、将来的に一緒に住みたいと考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、本当にこの人と一緒になって良いのだろうかと迷う気持ちは少なからず持ってしまうものです。彼の気遣いや優しさなど、性格面は自分に合っているか気になる男性と付き合って良いのか悩んでいる人は、まず彼の性格について考えてみると良いでしょう。ちょっとした気遣いや優しさは大きな武器になります。しかし、誰にでも同じようなことをしているタイプの男性だと、のちのち心にモヤモヤが残ってしまうかもしれません。その気遣いや優しやは誰に対しても変わらないものなのか、それとも自分だからこそのものなのか、しっかりと見極めておきましょう。性格面におけるすれ違いは恋愛においてもっとも多い要因のひとつです。共通の趣味を持っているか付き合っていく中で共通の趣味というのは二人の関係性を持続させる大きな手段のひとつとなります。休みの日などには趣味に興じることで、同じ時間や空間をともにしているという一体感が生まれます。逆にまったく趣向が異なる場合、相手のことを放って自分の趣味に没頭するといったケースも考えられます。お互いに折り合いは大切ですが、趣味についても考えてみると良いでしょう。仕事や収入なども配慮する恋愛の先に結婚まで考えている場合は、相手の仕事や収入を気にするのもひとつの方法です。お金で相手を判断するのは違うという意見もあるかもしれませんが、結婚生活を円満にする上ではひとつの要因となるのは間違いありません。将来の先の先まで見据えた恋愛をしたい場合にはそのような点にも注目しましょう。恋愛において迷う気持ちは常に付きまとうものです。しかし、迷ってばかりでは恋愛を楽しむことができません。さまざまな条件や判断材料は参考程度にしておき、本当に付き合いたいと思える相手と関係を持つのが最善の手段といえるでしょう。
2017年09月21日「グリコ・森永事件」をモデルにした小説「罪の声」で数々賞を受賞し、いま最も注目される小説家・塩田武士の待望の新刊「騙し絵の牙」が8月31日(木)より発売されることが決定。本作は、俳優・大泉洋を綿密に分析し尽くした作家が描く、完全「あてがき」 による新感覚小説で、カバーも大泉さんが務めている。大手出版社で雑誌編集長を務める速水輝也。誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男だ。ある夜、上司から休刊を匂わされたことをきっかけに、速水は組織に翻弄されていく。すると次第に彼の異常なほどの“執念”が浮かび上がってきて…。斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスを入れる!出版社は数少ない文芸のヒット作に対して、映画会社などから映像化の声がかかるのを待ち、芸能事務所は俳優に適した映像化作品が生まれるのを待つ。そんな一般的な流れに抗い、塩田作品10作目にあたる本作は出版社と作家に加え、芸能事務所そして俳優までが一体となって、発案当初から映像化をも見据え企画された異色の文芸作品だ。社会派作家・塩田氏の4年間にわたる丁寧な取材と、大泉さんに関する綿密な分析、さらには大泉さん本人からの細部にわたるアドバイスが加わったことで、読者は大泉さん個人を自然に主人公に重ねて読み進めることができる作品に仕上がっている本書。また、話し方や会話の間の取り方など、塩田氏の緻密な分析により初めて実現できた完全「あてがき」を通し、読み手は主人公に扮する大泉さんが、脳内で自ずと動き出すというかつてない感覚を体験できるという。また単行本のカバーも、主人公に扮した大泉さんが飾っており、単行本のカバーを飾るのは実はこれが初。グレーのスーツに身を包み、原稿や書類を脇に抱え編集長・速水に扮した大泉さんの影が、“騙し絵”を写し出している。装丁を担当したのは、星野源らトップアーティストのCDジャケットなどを手掛けるアートディレクター・吉田ユニ。裏表紙の別カットにも注目だ。「騙し絵の牙」の発案出発点は、雑誌「ダ・ヴィンチ」の表紙に出る際、おすすめ本を一冊選ばなければならなかったことからだと明かす大泉さん。「私は表紙撮影がある度に、『大泉エッセイ』を担当してくれていた同編集者に、いつも『お薦め本、ない?』と、聞いていたんです。映像化されて、私が主演をできるような小説をと。それを、毎回訊かれるのが、彼女はめんどくさくなったんでしょうね。『じゃあ、もう大泉さんを主人公としてイメージした本をつくります!』と言ったが始まりなんです」と話す。また中にも自身の写真が入っているそうで、「私の写真集と言っても過言ではございません!」と言い、「でもいま、何より怖れているのが、この小説が映画化されたとき、速水役が私でない、ということです」と不安も明かし、「本書帯キャッチに<最後は“大泉洋”に騙される>ってあるんだけれど、<最後は“大泉洋”が騙される>って。実それが“騙し絵の牙”だったんだと。それだけ避けたいですね」とコメントしている。著者の塩田氏は、「私のイメージを遥かに超えた『小説の核』が出来上がった」と自信を見せ、「速水輝也と大泉洋さんの『完全同期化』を目指し、私は大泉さんの映画やバラエティー番組、舞台を観て、語尾や会話の間、どのような方法で笑いを取っているのかを分析しました。作品中に速水が接待でモノマネをするシーンがありますが、それはほぼ全てが大泉さんのレパートリーです。改めて実感しました。こんな振り幅の大きい俳優はいない、と」と分析していて確信したそう。また、いまはもうできることはない、という清々しさが胸内にあると言う塩田氏は、「『物語の内容が現実とリンクしていく可能性がある』――そう気づいたとき、読者の皆さまはどんな未来予想図を描かれるでしょうか?本を愛する全ての人たちへ。さぁ、新しい扉を開いてください」とこれから本書を手に取る読者へメッセージを残している。「騙し絵の牙」は8月31日(木)より発売。(cinemacafe.net)
2017年08月22日大人になってからの恋愛は難しい、そんなセリフをよく耳にします。 実際にその難しさを痛いほど感じた方もいるかもしれませんね。ただ、「好き」という気持ちだけで突き進めた10代~20代前半の頃と違って、「打算」や「保身」の気持ちが芽生えてしまう、それが大人の恋愛。でも、そんな大人だからこそ楽しめる恋愛もあるはずです。◆大人の恋愛が難しい理由は?年齢を重ねると、なぜ恋愛が難しくなるのか?その理由を分析してみましょう。まず、考えられるのは「傷つきたくない」という気持ちが先立ってしまうこと。過去に様々な失敗を経験し、「また同じミスをしたらどうしよう?」「あんなツラい思いをしたくない」といった気持ちが芽生えて、どうしても一歩踏み出すことをためらってしまうのです。また、周囲の目が気になって、好きな人になりふり構わず一直線!ができなくなるのも理由の一つとして挙げられます。恋心を周りの人に悟られまい、と取りつくろうのに一苦労。「恋愛ってこんなに疲れるモノだっけ?」と心身ともに疲弊して、楽しむ余裕がなくなるのでしょう。なお、ある程度の年齢になると、どうしても恋愛の延長線上に結婚を意識してしまいます。そうなると、相手の人柄だけでなく、家族構成や職業なども意識するように。ただ「好き」な気持ちだけでOKというわけにはいかない、それも大人恋愛を難しくさせている要因です。◆映画に学ぶ!大人の恋愛を楽しむ秘訣考えれば考えるほど、恋愛って難しい!そんな気持ちになってしまいますよね。でも、ポイントさえ押さえれば、きっと誰だって恋を満喫することができます。ここでは、大人の恋愛を楽しむヒントを3本の映画から学んでみましょう。◆『おとなの恋の測り方』フランス発のロマンティック・コメディ、『おとなの恋の測り方』。敏腕弁護士のディアーヌは、レストランに携帯を忘れたことから、建築士アレクサンドルと知り合います。ユーモアがあり知的なアレクサンドルに、だんだん惹かれていくのですが、彼は身長140cm未満と小柄。周囲の目が気になるディアーヌは、なかなか一歩を踏み出せず…。【ポイント】「男の人の価値とはいったい何?」という普遍的なテーマを描くこの映画。観終わったら、きっと本当に大事なものは何かが見つかるはずです。◆『アデライン100年目の恋』2015年にアメリカで公開された作品です。100年以上に渡り29歳の姿のまま生き続ける女性、アデライン。不審に思われないように、周りの人々との接触を極力避け、孤独な日々を過ごしていた彼女は、ある日、美しい青年エリスと恋に落ちます。【ポイント】この映画からは、真実の愛に目覚めたアデラインの心の葛藤が、痛いほど伝わってきます。そして、愛する人と共に年月を重ねていくことの尊さを知ることができるでしょう。◆『最後の恋のはじめ方』ウィル・スミス主演のラブコメディ。モテない男性に恋愛指南をする、デートドクターと呼ばれる仕事をしているヒッチのもとに、冴えないアルバートが相談に訪れます。彼の依頼は誰もが憧れる高嶺の花、アレグラへの恋心を実らせたいというもの。一方、ヒッチもある夜、女性記者のサラと出会い恋に落ちますが、自分の恋はスムーズにはいかず…。【ポイント】恋に不器用な男女のコミカルなラブストーリー。恋愛に必要なのはノウハウやテクニックではなく、一歩踏み出す勇気なんだということを教えてくれる1本です。恋愛を楽しむために、できること実際に恋に落ちたとき、まず大切なのは“今”を楽しむこと。何もこれが最後のチャンスだと、必要以上に意気込む必要はありません。また、恋愛のゴールは結婚である、という現実的な考えも一度捨てましょう。目が合った瞬間のトキメキ、切なくて眠れない夜、会話ができたときの喜び、想いを打ち明けられないもどかしさ…その一つ一つを純粋に味わってください。素直になることと、勇気を出すこと。これこそが大人の恋愛を楽しむコツだと思います。◆恋愛の醍醐味って?年齢を重ねるごとに、傷つきたくない気持ちから、恋することに臆病になってしまいがち。でも、思い出してみて。恋をしたときって、笑ったり泣いたり、毎日がドラマティックに過ぎていきませんでしたか?なんでもない日が特別な日になる。それこそが恋愛の醍醐味なのです。ライタープロフィールパル吉兵庫県の片田舎、相生市生まれ広島在住のこじらせ系アラフォーママライター。お酒と読書と音楽と広島東洋カープが好き。恋するトキメキはもっと好き。「夢を見ることこそ人生である」をモットーに、女に磨きをかけるべく、日々奮闘中。もっとも、いまだ原石のママとの噂もあるとかないとか。
2017年08月10日TVドラマ「あなたのことはそれほど」での、不倫妻を精神的に追いつめる狂気を秘めた夫の熱演も記憶に新しい東出昌大が、芥川賞作家・柴崎友香による恋愛小説「寝ても覚めても」の映画化に主演。キャリア初の一人二役という難しい役どころに挑戦することになった。大阪に住む21歳の朝子は、青年・麦(バク)と運命的な恋に落ちる。しかし、彼はある日、忽然と彼女の前から姿を消してしまった。それから2年後、東京に引っ越した朝子は、麦にそっくりな顔をした男・亮平と出会う。麦のことを忘れられない朝子は亮平を避けようとするが、そんな朝子に亮平は好意を抱く。戸惑いながら、朝子も亮平に惹かれていくが…。同じ顔をした、過去の“恋”と現在の“愛”が、朝子の心を揺らしていく――。原作は、柴崎友香が2010年に発表し、第32回野間文芸新人賞を受賞した恋愛小説「寝ても覚めても」。忘れられないかつての恋人と、その恋人と同じ顔をした現在の恋人との間で揺れ動く女性の年月を描き、多くの女性の共感を集めた名作が満を持しての映画化。主演は、松山ケンイチが実在の天才棋士・村山聖を演じた『聖の青春』で羽生善治をそっくりに好演し、今後も『関ヶ原』『散歩する侵略者』『菊とギロチンー女相撲とアナキストたちー』と話題作に立て続けに出演する東出さん。演技の幅をますます広げている東出さんは、ミステリアスな自由人・麦と、優しくて誠実なサラリーマン・亮平という初の一人二役に挑戦。新境地となった「あなたのことはそれほど」の2つの顔を持つ夫とはまるで異なる、同じ顔を持ち、同じ女性を愛する、タイプの違う2人の男をどう演じ分けるのか期待大。また、そんな2人と恋に落ちるヒロイン・朝子には、今後ブレイク必至の唐田えりか。2015年より放映中の「ソニー損保」のCMで注目を集め、フジテレビドラマ「恋仲」で女優デビュー。あふれんばかりの透明感がツイッターでも話題になり、2016年タレントパワーランキング「清潔感のある女優10・20代女優部門」で見事第1位に選出された19歳。今回、初のヒロイン役として、2人の男の間で揺れ動く女性の9年間を体当たりで演じきる。メガホンをとるのは、日本映画界・若手実力派No.1の呼び声高い濱口竜介。30代後半にさしかかった4人の女性の日常と友情、心の機微を丁寧に描き上げた5時間越えの意欲作『ハッピーアワー』が、ロカルノ、ナント、シンガポールをはじめ数々の国際映画祭で主要賞を受賞し、その名を世界に轟かせ、芸術選奨新人賞も受賞。いま最も新作が渇望される気鋭・濱口監督が、自らが映画化を熱望した原作で、満を持して商業映画デビューを果たす。東出さんは、「このお話を伺ったのは2年前でした。それから、ずっとずっと首を長くして、今夏ようやっとクランクインを迎えられます。いまは嬉しくて堪りません」と語る。「不安と好奇の入り混じった複雑な想いで、台本とにらめっこしている日々を過ごしておりますが、奇跡のような映画を作れればと思っております。頑張りますので、楽しみに待っていて下さい。宜しくお願いします」と、初めての難役を真摯に受けとめている様子だ。本作のヒロインに大抜擢された唐田さんは、「オーディションが終わってからずっと受かってますようにと願っていたので、『受かったよ』と聞いたときは本当に嬉しかった」とふり返ってコメント。「こんな大役をやらせていただくのは初めてなので不安や恐怖もあり、プレッシャーを感じていたのですが、東出さんに、『朝子があなたで本当に良かった』と言っていただけた瞬間に、思わず嬉し泣きしてしまいました。それからは私で良かったんだと自信が持てるようになりました」と、微笑ましいエピソードを明かし、「十代最後の夏、大恋愛します!」と宣言する。また、原作者の柴崎さんは、「誰かに恋をしたとき、なぜどうしてもその人でなければならないのか。誰かを想うとき、最後に残る強い気持ちはなにか。それを知りたくて手探りでこの小説を書きました。今回の映画ではどんな風景が見えるのだろう。きっとわたし自身も驚くようなことが起こる、そんな予感を持って、完成を心待ちにしています」と、東出さん、唐田さんの“化学反応”に期待を寄せた。濱口監督は、「私自身が心から面白いと思っている小説の映画化、その監督を任されたことに興奮と緊張を同時に感じています。長い企画開発中、“同じ顔を持つ2人の男を愛してしまう女”という荒唐無稽さと、緻密な生活描写を併せ持つこの小説の“面白さ”はそもそも映像化可能なのかと不安にもなりました」と胸の内を明かす。「そんな中、主人公の“麦/亮平”として東出昌大さん、“朝子”として唐田えりかさんを迎えられたことで、この小説はむしろ映像化されることをずっと待っていたのではないか、そんな心持ちになりました。この小説とキャストの出会いを、この上ない幸運と感じています」と語り、「『寝ても覚めても』(タイトルがまたとても好きです)という原作の、途方もない面白さや、懐の広さを改めて感じているところです。そしてキャストの2人の存在が、私の緊張を和らげてくれています。きっと、この上なく面白い映画になるでしょう」とコメント。最高の原作、キャスト、監督が集結した大人の恋愛映画の完成を、期待して待っていて。『寝ても覚めても』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月05日大人になると新しい人と出会うという機会が減ってきていると感じている人も少なくありません。したがって、大人の場合は自分からチャンスをつかみにいくことが必要です。そして少しでも多くの出会いのチャンスにめぐり合うためには、恋愛に発展しそうな人が集まるスポットに行く事がオススメです。花火大会や海は王道かつ最適なスポット!夏のイベントといえば「海」や「花火大会」を思い浮かべる人が多いでしょう。海は肌の露出が普段よりも大きくなると共に、心の開放感も増します。ビーチで隣になった人と、気軽に仲良くなれる雰囲気があるので、その勢いを利用してカップル誕生も少なくありません。そしてもうひとつの夏の風物詩、花火大会もオススメです。普段自分から声をかけるのが恥ずかしいという人でも勇気を出しやすい雰囲気があります。しかし出会いを大切にしたい大人の恋愛なら、ワンナイトにならないよう連絡先の交換までにとどめて、徐々に距離を縮めていくのが大切です。南国や温暖な地の旅行先も出会いのチャンスが!グアムやハワイといった暖かいところの旅行も出会いのチャンスがたくさんあります。国外に思い切って飛び出すので、気持ちも開放的になって積極的になれるかもしれません。長期休暇を利用して、身も心もリフレッシュしたところに心躍るような素敵な人と出会えるというのも旅行ならではといえます。イベントやフェスは共通の趣味を持った人と知り合える良い機会!夏は音楽系のイベントも真っ盛りです。自分の好きなアーティストやバンドの出演するイベントに参加をすれば、自分と同じ趣味や好みを持った人と知り合える可能性がグっと上がります。共通した趣味を通じて連絡先を交換して距離を近づけていくということも自然にできますし、イベントが終わったあとも関係を続けやすいです。自分が行動をすることで、素敵な人と知り合うチャンスがいくらでもあります。もちろん、恋人だけでなく友人も増やすチャンスにもなるのでオススメです。
2017年06月28日「失恋をバネに彼よりもっと素敵な人を見つけたい」と新しい恋に前向きな人、「最近全く恋愛していないな…」と恋愛の優先順位が低くなっている人、いろんな人がいると思います。みなさんは、新しい恋を始めるために行動を起こしたことはありますか?今現在「恋愛をしていない」「恋愛の始め方がわからない」大人女子のために「大人女子のための上手な恋愛の始め方」についてご紹介しましょう。彷徨う恋愛迷子から脱出する方法とは!?頑張らない!意気込まない!難しく考えすぎない!恋活・婚活と聞くと「頑張らなければいけない」感が強めですが、そもそも恋愛をするのに頑張る必要はありません。もっとシンプルなものだということを思い出しましょう。恋愛をするには相手が必要、その相手と出会うところから恋がスタートしますよね。出会わなければ恋愛できないわけですが、ここで問題なのが"出会う"ということに対して構えすぎてしまっていること。結婚適齢期の大人女子たちが「結婚したい」から「結婚相手」と出会いたいと思う気持ちは自然ですし、何もおかしいことではありません。しかし、最初から「結婚!婚活!」と条件を決めて、合コンや友達の紹介など"意気込んで"出会う場へ足を運んでも、結果的には恋に落ちない。落ちることができない。となると「頑張っているのに良い人に出会わない=疲れた・面倒」と恋活・婚活疲れが起きてしまうんです。頑張るから、意気込むから、疲れるし面倒になるんです。出会ってすぐ、相手の性格すら理解できていない状態で、自分の結婚相手にふさわしいかどうかなんて、判断できるわけないんです。まずは恋活・婚活を辞めること。それが上手な恋愛の始め方の第一歩になります。出会おうとしない!恋活・婚活を辞めるということは「出会おうとしない」こと。出会おうとして出会った人と恋に落ちたこと、ありますか?そういう出会いって、結局何度かご飯には行ったものの、いまいち波長が合わなかったり、好きになれなかったりで段々フェードアウトして終了…みたいなパターンになったり、ならなかったり。大人女子なら今まで大恋愛した経験もあって、一生忘れられない相手もひとりやふたり、いるでしょう。そういう相手って、出会おうとして出会ってないはずです。たまたまその場にいたとか、突然合流した場所にいたとか…。自然と出会って自然と恋に落ちて、頭ではなく心で恋していたと思います。「私は好きになれなくても、恋できなくても、安定した相手と今すぐ結婚したいの!」という方は条件を決めて婚活を続けるべきですが、そもそもそういう思考の方はとっくに結婚しているはず。要するに今、結婚適齢期だと焦って恋活だ婚活だと、もがいている大人女子たちは結婚したいんじゃなくて恋に落ちたいタイプなんです。恋に落ちて、大好きな人にプロポーズされて、幸せな結婚がしたいんです。逆を言えば"恋して、大好きな人と"じゃないと結婚したくないということ。となると、まずは結婚相手の条件云々ではなく、恋に落ちなければ何も始まりませんよね。だから、無理に出会おうとすることを辞めて、自然に恋に落ちる方法をとるべき、ということになります。自分へと軸をシフト!経験豊富な大人女子が自然に恋に落ちるためには、過去を今に生かすことが大切になってきます。今までって友達の輪が広がると新たな出会いが必然と舞い込んできていましたが、そういう友達も減ってくるのが大人女子世代。結婚したり出産したりと友達も落ち着いてしまって、独身の友達の交友関係ももう網羅しているため新たな出会いは見込めない。だから婚活パーティーやアプリなどで、出会おうとするものの、条件でしか判断しないそういう世界に大人女子が飛び込んだところで良い結果に繋がることは少なめ。女性が年収や職業などの条件で判断するのと同じように、男性は年齢で判断しますから、まずアラサーはモテないのです。そこで今度は"自分磨き"へと走る。でも磨いた自分を見せる相手もいない、となると独身仲間と飲むしかない!みたいな絵に書いたような結婚できないアラサー女子になってしまう…。もうこうなったら、友達からも女子力UPの自分磨きからも離れて考えるべきなんです。今までは女子力を上げることも、友達の輪も"恋に落ちる"ために必要でしたが、もう違うということを理解しましょう。大人女子が"恋に落ちる"ためには軸を「自分」そのものへとシフトすること。自分がしたいことを、思いっきりしてください。昔みたいに「友達と一緒じゃないと…」なんて言わずに。ひとりでどこへでも出かけて、なんでも出来るようになりましょう。それを"おひとりさま"とマイナスな表現で表したりもしますが、はっきり言って一定の年齢まで達すれば友達と2〜3人でいるよりも"おひとりさま"の方が断然モテます、寄ってきます。女の子がグループでキャピキャピしているのが可愛いのは昔の話。大人女子がグループでまとまっていると、オーラが強くなりすぎて男性が尻込みしちゃいます。それならひとりで落ち着いた雰囲気を醸し出している方が声をかけやすい、というわけです。人生一度きり!何でも挑戦すること!軸を自分へとシフトできれば、あとは簡単です。友達と一緒じゃないので予定を合わせる必要もありませんから、自分がちょっとでもやりたいなと思うこと、行きたいなと思う場所、好きな時に好きなように行動するだけです。すると段々ストレスフリーになって、恋活・婚活の呪縛から解き放たれます。好きなことを好きなように、何にも縛られずに、楽しんでやっている人ってとても輝くもの。そんな女性がモテないわけありませんよね。そこで運命の人と出会うはずです。その瞬間が自然に恋に落ちるタイミング。無理せず、考えすぎず、先ばかり見ない。今を精一杯楽しんで過ごすことこそ、大人女子の上手な恋愛を始める方法なのです。
2017年05月23日若い頃は好きという感情と勢いさえあればどうにかなっていた恋愛。大人になるといざ好きな人ができても、次の一手がなかなか出せなくなりませんか?今回は恋愛を上手に進めていくコツをご紹介します。男性は勝手に追いかけてはくれないいいなと思う人に出会っても頭で色々考えすぎてしまったり、臆病になってしまったりして、自分から進展させることができない人も多いでしょう。また、恋愛においては男性に追いかけさせるべきという概念も、女性が自ら動けなくなる理由の一つです。男性に追いかけさせる方が恋愛はうまくいきやすいというのは確かに一理あります。しかし、放っておいても男性は勝手に追いかけてはくれません。なぜなら男性も大人になるにつれて臆病になっていくからです。自分からアクションを起こして振られるのが怖いのです。ではどうすればよいのでしょうか。さりげない隙を見せるまず自分が今恋愛できる状態にあるということを男性に知ってもらいましょう。しかし、あまりガツガツしすぎて彼氏が欲しいアピールばかりしていると、誰でもいいと言っているように思われることがあります。そうなってしまってはお目当ての男性に口説いてもらうのは難しくなってしまう可能性も。あくまでもさりげなく知らせることで、お相手の恋愛対象になりましょう。好きと言わずに好意を伝える無事に恋愛対象になった暁には、男性が追いかけたくなるきっかけを作らなければなりません。自分の魅力を知ってもらうことも大切ですが、同じくらい重要なのは、恋愛対象として見ていることを、相手の男性に知ってもらうことです。褒めたり、頼ったりして、脈ありだと感じてもらいましょう。好きという言葉を使わずに好意を伝えることで、男性にほんの少しの安心感を与えるのです。すぐに男性は確証が欲しくなり、あなたを追いかけ始めますよ。臆病な大人男子のために、きっかけだけ作ってあげてくださいね。
2017年05月15日ラブストーリーは好きですか?それとも、恋愛ものはちょっと…という感じでしょうか?若者向けの恋愛小説はひたすら胸キュンするお話が多いけれど、大人のための作品は一味違います。そろそろ“大人の恋愛”がしたいなと思ったら、時間のあるときにじっくり読んでみましょう。今回は女性作家が書いた三角関係モノをピックアップ。複雑に絡み合った恋愛関係って、いろいろ勉強になりますよ!◆一組の夫婦+女子大生の三角関係小池 真理子・著『恋』超傑作との呼び声も高い『恋』の作者・小池真理子さんは、ご主人の藤田宜永さんともども直木賞を受賞しています。美人作家と言われ、エッセイ『悪女のすすめ』もベストセラーに。『恋』はミステリー仕立ての作品です。軽井沢で女子大生・布美子が男性を射殺、さらに、もう一人の男性にもケガを負わせ、服役しますが、その事件に関心を持ったジャーナリストが、犯人である布美子にコンタクトを取って…というストーリー。その殺人事件の謎も「えっ?」という結末なのですが…。主人公の布美子は、文学部助教授・信太郎の翻訳を手伝うことになり、彼の妻・雛子とも親しくなります。しかし雛子は恋に奔放で、夫公認の愛人が複数いる&信太郎もやりたい放題。そして布美子は信太郎と関係を持ちますが、信太郎と雛子のどちらも愛しているという三角関係…。官能的な描写が多く、とても美しい小説です。この作品は2013年に石原さとみさん主演でドラマ化され、話題になりました。信太郎は井浦新さん、雛子は田中麗奈さんが演じています。◆ゲイの夫+彼の恋人+妻の三角関係江國香織・著『きらきらひかる』『東京タワー』『落下する夕方』『冷静と情熱の間』など、映像化された作品も多数執筆している江國香織さん。アンニュイな雰囲気の美女、という印象の彼女の小説の中で、今回ご紹介する三角関係ものは『きらきらひかる』です。親のすすめでお見合いをした妻・笑子はアルコール依存症で、医師である夫・睦月は同性愛者。お見合いの席で秘密を打ち明け合った二人は、お互いに納得して結婚しました。やがて睦月の恋人・紺と笑子との間には、睦月を愛する者同士の友情が芽生えます。この三角関係は、嫉妬というより、不思議な連帯感や愛情で結ばれていくイメージ…。1992年に映画化されていて、主人公の笑子は薬師丸ひろ子さん、夫の睦月は豊川悦司さん、恋人の紺は筒井道隆さんが演じました。睦月と紺のラブシーンもあるので、興味のある方はDVDでどうぞ!◆年上の男+年下の男+女の三角関係瀬戸内寂聴・著『夏の終わり』瀬戸内寂聴さんと言えば、ありがたい説法やエッセイを届ける女性の味方、という印象が強いかもしれませんね。今でこそ僧侶の寂聴さんとして知られていますが、その昔は瀬戸内晴美名義の作家でした。作家デビュー当時、文芸誌の新人賞第一作の『花芯』がポルノ小説であると批判され、作品はスキャンダル小説的な扱いを受ける事態に。その後、文芸誌からの依頼がなくなり、苦境に陥ったこともあるそう。そしてご本人の男性関係も波乱万丈。お見合い結婚をした夫の教え子と不倫、という過去をお持ちです。そんな体験をモデルにしたと言われているのが小説『夏の終わり』。厳密に言うと、作中には年上の男&妻、年下の男、自分という四角関係が描かれています。主人公の知子はバツイチで前夫と子どもがいますが、その離婚の原因になったのは、6歳年下の愛人・涼太。彼は夫の教え子です。夫の予想通り、涼太とはすぐに別れ、その後に出会った、妻子持ちの売れない作家・慎吾と関係を持って8年。慎吾は知子が引っ越すたびに転居先にやって来て、妻子がいる家と行ったり来たりの生活を続けます。そして涼太とも再会し…。人間関係がかなり複雑なのですが、主人公の知子は「この夏、あたし何もしなかった」と一言。女性は恋愛にハマったり悩んだりすると、こうなるよねぇ、と共感してしまいます…。ちなみに何かが「終わる」小説でもあります。満島ひかりさん主演の映画版もおすすめ。小林薫さん演じる慎吾、綾野剛さん演じる涼太の間で揺れ動く女心が丁寧に描かれています。◆終わりにあなたが気になるのはどの小説ですか?どれも魅力的な作品なので、ぜひ手に取ってみていただければと思います。読みながらヒロインになりきって危険な恋に溺れるも良し、男性心理や使えそうな恋愛テクニックを学ぶも良し。ただし、現実では三角関係の恋は、できればしないほうがいいでしょう。その予防策として、禁断の恋のあれこれをみっちり学んでおく、というのもいいかもしれませんね。ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
2017年05月14日そろそろ「子どもの恋愛」は卒業して「大人の恋愛」がしたい!なんて思ったこと、誰にでもあるのではないでしょうか?でも、「大人の恋愛」ってどんな恋愛?いったいどうすれば「大人の恋愛」ができるのでしょう?考えてもらちが明かないので、一般の男性・女性にリサーチしてみました!■「大人の恋愛」の定義とは?ちょっと乱暴かも、と思いつつ、「あなたが考える『大人の恋愛』の定義は何ですか?」という漠然とした質問を投げかけてみたところ、こんな答えが!【自立した関係】・「尊敬し合える関係。寄りかからない関係」(30代女性)・「相手に依存しすぎず、独りの時間や自分を成長させることにも時間と気持ちをかけることを、お互いが理解し合っている」(40代女性)【距離感を大切にする】・「お互いにとって心地よい距離感を保ったまま、つかず離れずを繰り返す関係」(40代・男性)・「相手を干渉しすぎない」(20代・女性)【相手を尊重する】・「お互いを尊重し、相手の自由を大切にする」(30代・女性)・「双方が相手の大事な人たちを傷つけない恋愛」(40代・女性)回答の大半はこんな感じでした。ざっくりまとめると「お互いに依存せず、信頼・尊敬し合える関係」といったところでしょうか。他に気になったのは・「昔のことは詮索しない」(40代・男性)何があったの?と、ちょっと心配になるコメントですが…。あとは、・「結婚という形式にこだわらない」(40代・女性)なんて人も。それは「大人の恋愛」というより「大人の関係」では…?もしかしたら、フランス婚みたいな意味かもしれませんが。かっこいいなと感じたのはこちら。・「あらゆる結果に対して全て責任を持てる」(40代・男性)男女共にこう考えられるようになったら、文字通り「大人の恋愛」ができそうですよね。■大人の女にとっての「大人の恋愛」人生の先輩である50代の女性たちからは、かなり深みのあるコメントが寄せられました。・「相手を変えようとしない」(50代・女性)・「リアルでなかなか会えない距離であっても、お互いの機微を察し、さり気なくしっとりと感じ合える関係」(50代・女性)どちらも人生経験を積んだからこそ出てくる言葉なんだろうなと思います。小娘じゃ、こうはいかないもの。極めつけはこれ!・「去る者は追わず、相手の幸せを願う恋愛」(50代・女性)追わずに幸せを願っていたら、どんな浮気男だっていつの日か、反抗期が終わった息子のようにその女性のもとに帰ってきそうな気がします。そんなこんなで、ここまでのコメントを総括すると、「大人の恋愛」の定義は「お互いに求めすぎず、与えすぎず、愛すること」なのかなと。うーん、難しそう…。■あなたの恋愛偏差値は?みなさんは、ご自身が「大人の恋愛」をしていると思いますか?それとも子どもっぽい、振り回し振り回され…みたいな恋愛ばかり?自分では「大人の恋愛」をしているつもりでも、傍目にはお子ちゃまにしか見えない幼稚な恋愛をしているかもしれないですよね。ちゃんと「大人の恋愛」ができているか、大人の女性としての実力はどれくらいかが気になったら、夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美さんが監修するモバイルサイト「大人の恋愛偏差値」をチェックすることをおすすめします。池内さんは女性が男性との交際中に気をつけなければいけない恋愛マナーや、守るべき恋愛モラルを熟知しているスペシャリスト。そして、びっくりするほど美しくて大人かわいい50代です!診断で出たあなたの「恋愛偏差値」に基づき、恋愛マナーを改善するお手伝いをしてくれるので、「大人の恋愛」の作法が身につくはず。下半期に向け、「お互いに求めすぎず、与えすぎず、愛する」…そんな本物の恋ができる大人の女性を目指してみませんか?監修者紹介池内ひろ美東京家族ラボ主宰1961年岡山市生まれ。夫婦・家族問題評論家。夫婦・家族問題コンサルタント。メディエーター。日本ペンクラブ会員。栄中日文化センターはじめ新聞社系文化センター講師。
2017年05月11日10代〜20代前半の頃は「好き」だけで突っ走ることができた恋愛。ひたすら彼のことを考えてドキドキしていた…なんて女性も多いことでしょう。しかしアラサーともなると、そう単純にはいられないのが本音。結婚や出産、子育てなど、現実的な希望や不安も出てきますよね。彼のことは好きだけど、彼で大丈夫なのかな…?大人女子ならきっとうなづいてしまう、悩める恋愛事情をお届けします。彼が結婚に消極的30歳前後の女性にとって心配なことのひとつが、出産のタイムリミット。現代では40代で出産する女性もいるため一概には言えませんが、20代〜30代前半までに出産したいと考える女性も多いようです。そんな女性の想いを知ってか知らずか、結婚に消極的な男性も多い模様。もっと自由に楽しみたいという人生観が理由の場合もあれば、金銭的に結婚する余裕がないという難しい問題もあるようです。いずれにしても、アラサー女性にとっては今の彼と結婚できるかが大きな問題。さりげなく結婚の意思表示をしてみて、それでも逃げ腰の場合には新しい彼を探すことも必要かもしれません。とはいえ、出産が幸せの絶対条件ではないのも事実。自分にとっての幸せな未来は何か、それをしっかり想像することが大切です。彼がお金にルーズ結婚を考えているなら、彼の金銭感覚は重要なことのひとつ。子供ができたら教育費を貯金しておくことは必須と言えますし、2人の将来のためにも多少の貯えは確保しておきたいものです。もしも彼の金銭感覚に疑問があるなら、一度立ち止まることが大切。結婚を決める前に、彼と将来について話し合ってみるのも一法です。そこで彼が曖昧な返事をしたり機嫌が悪くなったりしたら、要注意。金銭問題で夫婦関係がうまくいかなくなる場合もあることを念頭に置いておきましょう。逆に将来のお金について楽しく話せたとしたら、共に生きるパートナーとしては最適かもしれません。大人女子が幸せな恋愛をするためには、「好き」という気持ちだけでなく、彼と自分の未来を見極める「目」が重要。焦りを感じることも多いアラサーの恋愛ですが、周りに流されることなく、賢く恋愛して幸せを掴みましょう。
2017年05月01日昔はスキになったら一直線、でもアラサーになってくるとなかなか恋愛に踏み出せないということがあります。未来のことを考えるとスキきなだけじゃ恋愛できないと二の足を踏むのです。それは大人女子だけが陥る落とし穴かもしれません。この落とし穴は1人では抜け出しにくく、妄想の中でくるくると回ってしまいます。恋愛はスキが基本です。その基本を考えることから始めましょう。考えるよりも感じる恋愛はスキになったところから始まるのです。でも、スキになると過去の恋愛が邪魔をしてなかなか踏み出せなくなってしまいます。傷つくのが怖いのです。過去の恋愛が亡霊となって現れて今回も上手くいかないんじゃないかと囁いてきます。そうなる前に行動することが大事。考え始めてしまったら、何も進まないのです。恋愛は時に呆れてしまうくらいの行動力が物を言います。失敗しても死ぬわけじゃないのだから、傷つくことを恐れずにスキを感じたら行動に移しましょう。将来よりも好きを優先大人女子が陥る罠のもうひとつは、未来のことを気にしすぎるということ。結婚できない相手とは恋愛できないと思い込んでしまうのです。ですが、結婚できるがスキじゃない相手と恋愛しても楽しいでしょうか?結婚できたとしてもずっと一緒にいられると思えますか?そう考えるとスキになるということ自体が貴重なのです。スキな人と将来のことを考えることが重要なのであって、結婚できる人と恋愛することはあまり意味がありません。スキでもない人と一生いるというのは難しいものです。だから、将来のことを考えるよりもスキという感情を大事にしてください。大人になると不安や傷をいくつも抱えているものです。でも、その傷も不安も含めてあなたの恋愛なのです。だからこそ、スキになった感情を大事にしてください。二の足を踏むくらいなら行動に移して傷ついてください。そんなあなたを好きになってくれる人は必ずいるのです。
2017年04月10日今、話題の目標設定。書店にいくと「目標設定」「目標を達成する」というようなタイトルがついた本が目につきます。「目標設定」というと、ビジネスのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、そうではありません。目標設定をすると、あなたのプライベートもどんどん変化していくはずです。今回は、欲しいものを手にいれるための目標設定のしかたについてご紹介しましょう。否定形は使わず、前向きなイメージの言葉で表そう目標を立てるときは、否定形やネガティブな言葉は使わず、ポジティブな言葉を使っていきましょう。たとえば「悪い男にひっかからない」という目標ではなく「誠実な男性にめぐりあう」という目標に言い換えるのです。「悪い男にひっかからない」と、いくら「~ない」で否定しても、「悪い男」というワードを使うことによって、あなたの脳に無意識下に「悪い男」のイメージが出来上がってしまい、どうしてもそういう男性に惹かれてしまうようになる可能性もありますから注意が必要なのです。あなたの目標に、他人を絡めない残念ながら、どんなに目標設定して強く望んでも、他人の心は変えられません。ですから「○田くんと結婚する!」「○川くんと交際する」などと具体的な名前を出しても、それを達成するのはなかなか難しいですし、その男性以外の選択肢をなくしてしまうことは、あなたにとって本当に幸せなことかわかりません。ですから「共通の趣味があり、お互い尊敬しあえる男性と結婚する」「私の親と仲良くやれる男性と交際する」など、もうすこし目標に幅を持たせておくことが重要です。こうした目標を立て、それを常に意識して生活していると、いつのまにか理想形の男性を紹介してもらえたり、そういう男性にめぐり合えそうな場所に積極的に出かけてみたり…とチャンスが広がっていくのではないでしょうか。お試しあれ!目標は具体的にしようあなたが今、彼氏なしの独身大人女子であるならば「今年こそ結婚したい!」「そろそろ彼氏が欲しい!」という目標を持っているかもしれません。でもこれでは、目標としては弱いのです。「今年中に結婚するために、夏までに3回はお見合いをする」「彼氏を作るために、月に一度は合コンに参加する」など、目標はより具体化することに意味があります。具体的な「数」を目標に入れておくと、目標の管理がしやすいのでおススメですよ。もし夏までに3回お見合いすることが目標であれば「春までに3人に紹介話をお願いしなきゃ」「今月中にお見合い写真や釣書を用意しなきゃ!」など、今やるべきことが明確になります。このように、具体的に今年すべきこと→今月すべきこと→今週すべきこと…と細かく目標を落とし込んでいくことで、とるべきアクションがわかり、それだけ目標達成に近づきやすくなるというわけです。1日1日をムダにしない心がけをただ何となく将来に不安を抱きながら毎日をダラダラと過ごしても、1年後のあなたはきっと何も変わっていません。でも具体的に目標を持って、毎日それを意識して生活すれば、きっとあなたの未来は変わっていきますよ。恋愛だけでなく、仕事でも、趣味でも、ぜひあなただけの目標を設定してみましょう!
2017年03月08日お笑いタレント「ピース」として活躍する中、自身初の長編小説「火花」で153回芥川賞を受賞し、小説家としても活動する又吉直樹。この度、又吉さん待望の小説第2作「劇場」が、3月7日(火)発売の文芸誌「新潮」4月号(新潮社)にて掲載&発表されることが明らかになった。芥川賞を受賞した「火花」は、単行本253万部、文庫30万部で累計283万部の大ベストセラーとなり、また昨年は動画配信サービス「Netflix」にて林遣都、波岡一喜、門脇麦、小林薫、染谷将太ら豪華キャストを迎えドラマ化。現在も配信中となっており、さらに2月26日(日)よりNHK総合でも放送されることが決定され、いまもなお各メディアを巻き込んでの社会現象となっている。そんな異例のヒットとなった「火花」に続き、今回掲載される第2作「劇場」は、なんと“恋愛小説”。原稿用紙300枚の長編で、初の恋愛小説に挑戦する。また本作の発表に先駆け、執筆中の又吉さんに密着取材したNHKスペシャル「又吉直樹第二作への苦闘」(仮)が放送されることも決定している。NHKスペシャル「又吉直樹第二作への苦闘」(仮)は2月26日(日)21時~NHK総合にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月13日何もかもを素直に受け入れられていた純粋なあの頃とは違い、経験を積んだからこそ難しくなってしまった思考回路。 "初めて"の事が減り、先が読めるようになってくる…。男性の言動を、冷めた心で見るようになってしまう…。過去に深く傷を負った場合は、自分を守るため、恋愛の細かい部分に目を瞑ってしまう…。 そんな恋愛難民の大人女子が世間の風潮や周りに流されて"婚活"をしたところで、果たして素敵な人と出会い、幸せな結婚生活を送れることができるのでしょうか。シンデレラストーリーを夢見ることは人それぞれ、個人の自由ですが、ある意味それは"現実逃避"とも言えます。恋愛だけとは限りませんが、現実と向き合うことはとても辛く、厳しく精神力も体力も消耗する事です。しかし、現実から逃げていてはいつまで経っても、頭の中で描いている未来を掴む事は出来ません。そんな恋愛難民真っ只中の大人女子へ、まずは必要最低限のポイントだけを押さえて"仮恋"をスタートするところから始めてみませんか? "仮恋"とは…仮の彼氏="仮氏"という言葉があるのと同じで、仮の恋愛="仮恋"です。仮氏を作ることも恋愛難民中の大人女子には効果的ですが、仮氏すらハードルが高い…と思っている方も多いはず。そこでおすすめなのが"仮恋"をすること。仮恋の定義は、男友達でもなく、もちろん仮氏でもない男性との時間を持つことです。気兼ねなく会える男友達は一緒にいて楽だと思いますし、よく男友達であっても男性と会うことが重要なんて話も耳にしますが、やっぱりそこは"男友達"なんです。あなたを"女"として扱ってくれ、あなたが緊張感を持てる人と進めましょう。ちなみに仮恋は"男性と会う"ことが直接的な目的ではありません。あなたが男性と会うためにする準備や、会うことで持てる緊張感、そして"女"として扱われることに慣れる、ということに意味を持ちます。仮氏との違いは、ずばり2人の関係の距離感。仮氏より遠い距離感の男性と過ごすことがポイントなのです。 仮恋のメリットと目的仮恋をすることの1番のメリットは自分磨きのプラスαになること、そして男を見る目を養えるということ。男性と会うためにする準備は男友達と会うためにする準備よりも念入りになり、女友達と会うための準備とはまた違います。そしてまだ遠い距離感の男性と会うということで、経験豊富な大人女子であっても緊張感を持ちますよね。そもそも人間というものは男女関係だけでなく、恋愛に発展しようがしまいが、最初は誰でも相手に自分を良く見せたいと思うもの。その心理を自分にプラスに働かせることこそ、仮恋のメリットとなるのです。例えば…"女"として扱われることに慣れると、男性を見る目を養われることに加え、逆にあなた自身も"女"として上手に扱われるスキルが身につきます。今時、男性に"扱われる"ということ自体が無理!と思う方も多いかもしれませんが、本当にイイ女は"上手に扱わせてあげてる"だけ。イイ女は決して人前で男性に恥をかかせませんし、男性の自尊心を傷つけるようなことはしません。男性を立てることができるというイイ女の条件もここに繋がります。ただ言いなりになることとは違います、一歩引いて見られる女性になりましょうということです。 同じ男性と仮恋をするのは3回まで"距離が近くなりすぎないこと"が仮恋の注意点。あくまでも"仮"ですから、あまり親密になってしまうのはNGです。ですから、2.3週間に1回のペースがベスト。そして、同じ男性とは3回までしか会ってはいけません。何か特別な失態を犯したとか、トラブルに見舞われない限り、4回目のお誘いも来るでしょう。しかし、そこで受けてしまってはそもそも"仮恋"ではなく、だんだんと"仮氏"になってしまいます。その理由は男性の脳内にあり!ちょっと覗いてみましょう。 ・初めての2人時間、見極めの1回目(複数人での場で出会ったと仮定します。)「この子、2人だとどんな感じなんだろう…」「話、合うかな〜?」・もう一度確認しておきたい、アリかナシかジャッジの2回目「この前は可愛かったし、一緒にいて楽しかったけど、一応もう1回確認しておきたい!」・脈あり!?脈なし!?判断の3回目「もう会うのも3回目だし、そろそろ脈ありか脈なしか見極められるはず…」 とこんな感じだと思われます。もちろん3回目以降会うつもりがないからといって、態度を悪くする必要はありませんし、その後4回目のお誘いをシカトしなくても結構です。ここまでくれば、3回目までで会うことをやめておいた方がいい理由はもうお分かりですよね?本来3回目で告白、あるいは決めようとしてくる男性の方が多いかと思いますが、3回目に次のステップに進むことをやんわりとお断りした場合、そこで試合終了、諦めてしまう程度の男性なのか、狩猟本能に火がついてさらにアプローチしてくるのか…を見極めることができます。ただ4回目ともなれば、相手の男性は必ず食事やデートだけでなく、次のステップに進もうとする気持ちが高まり、3回目よりもお断りするのが面倒に、困難になりやすい。ですから、適度な距離感のある関係で3回目まで、が仮恋にはベストなんです。ちなみに仮恋の間に、本気で相手の事が好きになってしまったら4回目も会ってOKか、というとまたそれは話が変わってきます。3回目の告白をお断りした後、4回目のお誘いをしてきたからといって「この人、本気で私の事好きでいてくれてる」なんて寝ぼけた考えは捨ててください。本気で好きになってくれたかどうかはまだまだ先にならなければ分かりませんし、相手の心の中を読む事はできませんから真相は謎。もしかしたら断られる事に慣れている、または数打てば当たる系の本気でチャラい男性の可能性もなきにしもあらず、という事も頭の片隅に置いておくべきです。 仮恋の相手に選ぶべきタイプの男性仮恋をするにあたって、どんな人を選べばいいのか…仮恋に向いている、おすすめの男性の特徴をご紹介します。難しいことはありません。ただただ「グルメ」であり「食にこだわりを持っている人」ということ。基本的に"仮恋=食事"に行く、ということになりますよね。ですから、グルメな男性という条件は外せません。グルメな男性は数多くのお店を知っています。素敵なお店で美味しいものを食べることでマナーも身につき、敷居の高いお店であっても気後れしないイイ女の雰囲気が自然と出てくるもの。そして、ただ美味しい食事を堪能するだけでなく、そのグルメ男性のお店リストから自分はどのランクのお店をチョイスされたのか、そのお店を選んだ意図は何か、を考えながら仮恋時間を過ごしてくださいね。 間違ってもイタリアンやフレンチには行かない大抵の男性が、食事に行く前にどのジャンルの食事が好きか、聞いてくるかと思います。ここでイタリアン、フレンチはいくら好きでもNG。比較的口を大きく開けないと食べられない、食べるのが難しいピザやパスタ、そしてお酒を頼む雰囲気の強いイタリアン。かしこまり過ぎている店内、向かい合わせで座るのが基本の、初めての食事には向かないフレンチ。イタリアンもフレンチもカジュアルなお店はありますが、そのレベルに連れていくような仮恋の相手は3回と言わずに会うのをやめて結構です。正解は和食。日本料理はひとつひとつも量が少なめで食べやすく、繊細で上品。質の良い素敵な洋服を身に纏えば自信がつき、オーラが溢れ出ることと同じように、上品な日本料理は女性の食べる姿を気品溢れるイイ女に仕上げてくれます。(お箸の使い方が間違っている方には相手からの減点ポイントになってしまうので向きませんが…。)そして初めての食事の場合は個室ではなく、カウンターを選んでくれる男性が◎!正面から向き合って座るよりもカウンターの方が会話が弾みやすく、店員さんも交えながら上手に会話を進められているかもチェックするポイントになります。1度も行ったことのないお店に連れていく男性は稀。自分の行きつけや、ある程度顔が効くお店を選ぶはずです。イタリアンやフレンチと違い、大将や店員さんとの距離が近い日本料理店。そのやりとりの中に、相手の男性がどんな人かを判断する材料に溢れていますので、そういった部分も含めて和食がおすすめなのです。また、お酒が苦手であっても和食であれば、お茶などでも雰囲気を壊すことはありませんし、日本酒なんかは少し嗜む程度でも十分一緒に飲めている感を相手に与えてあげられるので、ワインをボトルで入れてしまったから飲まなければ…なんて状況にもなりません。 回数制限はあっても人数制限はなし何度もお伝えしていますが、仮恋は緊張感を持ち"女"として扱われることに意味を持ちます。ですから、先ほど3回目まで、とお伝えしましたが人数制限はありません。緊張感を保つ為、頻繁には合わずに2.3週間に1回がベストなので、逆に仮恋の相手が1人だとスケジュールは結構空きますよね。複数人と同期間に会ったからといって、食事しかしない訳ですから、軽い女になるわけではありません。イイ女になるための勉強だと思って積極的に仮恋をしていきましょう。 自分の許容範囲を知ろうある程度、仮恋を進めていくと自分がどんなタイプの男性が好きなのか、どんなポイントや仕草にグッとくるのか、本当に求めているものは何なのか、に気づきます。何もかもが完璧、ステータス抜群、スペックもプライドも高い男性と一緒にいることが本当の幸せなのか、また本当は、少し不器用だけどストレートにぶつかってきてくれる心がアツい男性を求めているのか…。自分のこの先の未来を想像してみること、そしてその未来の自分の隣にはどんな人に寄り添っていてほしいのか、それがはっきり分かっていなければむやみやたらに婚活をしても意味がありません。様々なタイプの男性と過ごす時間を持ち、その経験から自分が本当に求めている男性像を明確にすることから始めましょう。そして、自分が男性に対して許せる部分、許せない部分はどこなのかを自分自身で理解しておくこと。よく好きだけでは結婚生活は続かないと言いますが、どこまで許すことができる相手なのかという観点で選べばそんなことはありません。相手によって許せる範囲も変わってきますが、最低条件として自分は男性に対してどこまで許容範囲があるのかを現段階で分かっておくことも、今後の婚活をスムーズに進めるためのポイントになります。"結婚すること"が難しいのではなく"結婚生活を続けること"の方が難しいからこそ、年齢や周りの環境に流されて焦らずにゆっくりと見極めていきましょう。
2016年10月19日瀬戸内寂聴がまだ瀬戸内晴美として活動していた新進作家時代に、「子宮作家」と呼ばれ、文壇的沈黙を余儀なくされるきっかけとなった恋愛小説を映画化した『花芯』。本作には、精神と肉体の悦びに目覚めていく主人公の女性を取り囲み、さまざまなタイプのイケメンキャラが登場する。そんな“昭和の男”たちを、流行りの“○○系男子”に照らし合わせてみた。親が決めた許嫁と結婚しながらも、夫の上司にはじめての恋心を抱き、愛欲に目覚め、本能のままに生き抜く主人公・園子(村川絵梨)。その妖艶な姿に、男性たちは次々と魅せられ、惹かれていく。いわば、園子は“昭和のモテ女”。そんな彼女にアプローチを仕掛けるイケメンたちは、実にさまざまだ。■ヌクメン系男子= 許嫁の夫・雨宮清彦(林遣都)“癒し”をくれるヌクメン系男子といえば、基本は優しいが、オンとオフのギャップがあるところが弱点!?園子の夫・雨宮は、全身全霊で園子を優しく包み込み、結婚するまで“純潔”を守り続ける理想的な夫。結婚初夜に園子と初めて体を重ね合わせるも、うまく事を運ぶことができないほどの純朴ぶり。そんな頼りなげで可愛らしい姿が、「私が守らなきゃ!」とつい思わせてしまう昭和のヌクメン系男子だ。■クリームシチュー系男子= 夫の上司・越智泰範(安藤政信)優しい味わいと力強さを持ち、どんな具材でもおいしい懐の深さで知られるクリームシチュー系男子。本作でいえば、夫・雨宮の転勤で京都へ移り住んだ園子が、下宿先で出会った雨宮の上司・越智だ。彼の日本人離れしたモダンな出で立ちから、冷静沈着に世の中を見据える姿はまるで英国紳士のよう!さまざまな障壁をものともせず、園子との愛を確かめ合っていく力強さや、秘密を抱えていそうな雰囲気も女子はグッと来そう。味わい深い魅力にあふれたクリームシチュー系男子とは、まさに彼だ。■ロールキャベツ系男子 =絵のモデルを依頼する美大生・正田(落合モトキ)草食系のおとなしく優しそうな雰囲気を醸し出しつつ、中身は肉食系で男らしさを発揮するロールキャベツ男子。音大受験に失敗し、仕方なく美大に通う美青年・正田とは、いつもひとり河原でアコーディオンを演奏している姿を見ていた園子から近づき、親密になっていく。正田は意を決して「絵のモデルになって欲しい」と頼むが、目の前の大人の色気漂う園子に自制できなくなり…。そんなふうに豹変する姿は、まさにロールキャベツ系男子そのもの!?さまざまな男たちと関わりながら、覗いてはいけない深淵を覗いてしまった園子。彼女の愛の結末を、見逃さないで。『花芯』は8月6日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月31日女性の30代は、仕事でも自信を持ちはじめ、公私ともに充実した生活を楽しめるようになる、もっとも輝ける年代とも言えます。ですから、10代や20代の若い女性に劣等感を抱き「もういい歳だから」と恋愛に臆病にならず、もっと恋を楽しんでも良いのではないでしょうか。30代女性が幸せな恋愛を楽しみ、長続きさせるためには、避けておきたい「タブー」と言われるものが存在します。そこで今回は、30代女性の恋愛におけるタブーをご紹介します。過去の恋愛と比べる30代女性は、過去に何度かの恋愛経験をしているのではないでしょうか。その思い出が忘れられず、「あのときの彼より良い条件の人を」「元彼のように優しくお姫様扱いしてくれる人を」と考えてしまう人も少なくないでしょう。新たな男性と出会っても「この人と恋愛するくらいなら、5年前にふった元彼の方がずっと良かったわ!」などと、過去の恋愛と比べてしまうこともあるのではないでしょうか。あなたの頭から離れない過去の恋愛。その恋愛をしていたころのあなたは何歳でしたか?30代のあなたが、20代のときと同じようにお姫様扱いをされたり、20代の頃よりもよい条件の男性から思いを寄せられたりすることは、現実問題ちょっと難しいかもしれませんよね。20代のころのあなたと30代のあなたとでは、経験や時を重ねた分だけ、性格や魅力、価値観も違ってきているはず。ですから、昔の恋人や過去の恋愛にいつまでも執着しないで、今のあなた自身がフレッシュな気持ちで恋愛と向き合ってみましょう。過去に向けられていたあなたの視線を、未来へと切り替えるだけで、 これまでに経験したことのない新しい恋愛の醍醐味を味わえるようになるかもしれませんよ。年収や学歴、財産状況を露骨にさぐる30代女性ともなると、ある程度の収入や社会的ステイタスを持っている人が多いですよね。だからこそ、恋愛の相手にも、ある程度の年収や学歴・地位や財産などを求めていて、あからさまに男性に探りを入れてしまう人がいるようですが、これは絶対にNGです。10代や20代の年下の若い女性から同じような質問をされれば、男性も自信を持って自分のステイタス自慢や収入自慢ができるかもしれません。しかし、30代の女性となると話は別。「この人、夫候補として俺を値踏みしているのか?」「この人より年収が低かったら、バカにされるのではないか?」と感じ、男性からはドン引きされてしまいます。ステイタスや収入で男性を値踏みするということは、男性から見ても上品な行為ではないですものね。大人の女性が恋愛する際、相手の収入やステイタス、財産などについて興味を持つことは不自然なことではないでしょう。むしろ、将来を考えたら、必ず知っておきたい情報とも言えます。しかし、さっさと聞き出してしまいたい気持ちはぐっとこらえて、男性側から話してくれるのを待つほうが賢明です。与えてもらうことばかりを期待する30代の女性は世間一般から見ると、立派な「大人の女性」です。いつまでも「女の子はおごってもらって当然」「家まで送ってくれない男性なんて紳士じゃない!」「毎日電話してくれなきゃだめ!」などと相手に求めることばかり考えていてはいけません。もちろん、あなたを大切に思ってくれている男性なら、食事をごちそうしてくれたり、家まで送り届けてくれたり、毎晩電話をくれたりするかもしれません。しかし、それが当たり前だと思ってはいけないのです。多くの働く女性と同じように、男性だって朝早くから夜遅くまで働いています。そんな中、あなたに対して時間や労力、お金を使ってくれていることに感謝の気持ちを持つようにしましょう。そして、一番大事なのは、いつも相手から何かをしてもらうのを期待するだけではなく、相手にも与えてあげられるような女性になることです。何でもかんでも「相手にしてもらう」ことばかり考えている10代や20代女性の幼い恋愛の形からは卒業し、これからは「相手にしてあげられること」を考えられる大人の女性になりましょう。お互いを支えあえるカップルは、きっとお互いを尊敬し合えるベストカップルになれることでしょう。「結婚」という言葉を使う・「結婚願望」をアピールする30代の未婚女性の多くは、恋愛の先に結婚が見えるような相手とでないと恋愛したくないと考えているのではないでしょうか。しかし、あまりにも「結婚したいオーラ」「結婚できない焦り」を出しすぎてしまうと、かえって結婚が遠のいてしまう可能性があるので気をつけましょう。今後、男性と新たな恋が始まりそうになったとき、あなたのほうから結婚が前提かどうかを確認するのも避けたほうが良いかもしれませんね。それだけで、相手の男性にはプレッシャーになってしまいますから。すでにあなたに交際相手がいる場合、30代女性と交際している男性なら 「彼女もいい歳だし、そろそろ結婚したいのだろうな」と、多少なりとも気づいているはずです。しかし、それを分かっていながらプロポーズしてこないのは、 彼にとって結婚のタイミングではないか、または、彼が彼女を結婚相手と見ていないかのどちらかなのです。そんな彼に「結婚!結婚!」と結婚願望をアピールしても、逆効果です。「結婚したい!」という、重い焦りの気持ちは隠して、彼との交際を心から楽しんで、明るく振舞っていたほうが、彼の結婚へのスイッチが入りやすくなるかもしれません。 30代の未婚女性は「恋愛もしたい。結婚もしたい。でも誰でもよいわけではない。」という悩みを抱えている人が多いのではないかと思います。年齢を重ねるにつれて、出会いの数に反比例して、どんどん恋愛や結婚相手に求めるものが多くなってしまうのです。せっかく新しい恋のチャンスに巡り合っても、焦る気持ちが先走り、前のめりになってしまうと、男性は逃げ出してしまいます。今回ご紹介した、恋愛のタブーを頭の片隅にインプットして、30代女性ならではの「大人の余裕」をもって、ゆったりと楽しみながら男性と向き合ってみませんか?一見回り道にも見えますが、これが幸せな恋愛や結婚への近道になるかもしれませんよ。
2016年06月20日今すぐ恋愛がしたい!そんなときに読みたい本は、女性としてのツヤっぽさも身につきそうな王道恋愛小説。本好き有名人の映画監督・山戸結希さん、書評家・藤田香織さん、ライター・瀧井朝世さんに“とにかく恋がしたいときに読む本”を選んでもらいました。≪山戸さんおすすめ!≫■『ハチ公の最後の恋人』吉本ばなな青年ハチと出会ったマオは、彼の最後の恋人に。別れの予感の中で二人は、切なく幸せな時間を過ごして…。「中学生の頃に読んでから、誰を好きになっても、その人の最後の恋人のことを考えてしまう。ばななさんの世界には、男の子と出会って初めて視覚化されてしまう恋の存在が煌めきながらも、それよりもっと前から、いま見つめている世界そのものに内在している恋が、零れ落ちそうに輝いています」。中公文庫457円≪藤田さんおすすめ!≫■『いろは匂へど』瀧羽麻子恋人のいない30代半ばの紫に、無邪気に好意を示す15 歳上の光山。紫は徐々に光山に惹かれていくが、彼には、想像もつかない過去があった。「お金も時間も好きなように使える自由さに慣れてしまうと、恋愛が面倒くさいというモードに陥りがち。そんな恋愛こじらせ系の人にも◎。ままならない、大人の恋の苦味もまた美味し。恋の醍醐味を思い出させてくれるはず。舞台となる京都の魅力も堪能して」。幻冬舎1500円≪瀧井さんおすすめ!≫■『マチネの終わりに』平野啓一郎強く惹かれ合う蒔野と洋子だが、洋子には婚約者がいて…。恋を忘れた大人に効くアラフォー恋愛小説。「互いに運命の相手だと確信するほどに惹かれ合いながら、すれ違いが重なってなかなか結ばれない二人。仕事や家族のことなど背負うものが多く、恋愛に突っ走れないなかで、彼らは何を考え、どう人生と向き合うのか。ロマンティックだけれども現実的な恋との向き合い方も示してくれる」。毎日新聞出版1700円◇やまと・ゆうき映画監督。乃木坂46 のシングルMVを手がけるなど、注目の新鋭。小松菜奈・菅田将暉主演の最新作『溺れるナイフ』が11月公開。「本は私にとって、世界を映すカメラのレンズを増やしてくれるものです」◇ふじた・かをり書評家、エッセイスト。著書に『だらしな日記』シリーズ、杉江松恋氏との共著『東海道でしょう!』(共に幻冬舎文庫)、『ホンのお楽しみ』(講談社文庫)など。ツイッター@daranekos◇たきい・あさよライター。小誌をはじめ、雑誌、新聞、WEBで書評や作家インタビュー、対談企画などを担当。TBS系『王様のブランチ』のブックコーナーのブレーンも務める。ツイッター@asayotakii※『anan』2016年6月15日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)文・熊坂麻美
2016年06月11日