タイムマシンは10月23日、同社が運営するポータブルオーディオ専門店「e☆イヤホン」の新店舗を愛知県・名古屋市にオープンする。e☆イヤホン名古屋大須店の売場面積は約436平方メートル。オープン当初は新品のイヤホン、ヘッドホンなどを中心に取り扱い、中古品の買い取りや販売を2015年末までに開始する。店内ではポータブルオーディオ製品の試聴が可能。接客スタッフとして、感情認識ロボット「Pepper」の導入を予定している。店内には「sportsイヤホンコーナー」を展開。コーナー内にはランニングマシーンを設置し、実際に走りながら製品を試聴できる。このほか、月替わりジャンルコーナーやカフェスペースなども設ける。オープンを記念し、10月23日には先着100名にイヤホンケースなどのノベルティを配布。また、Unique Melodyによるユニバーサルイヤホン「MACBETH(マクベス)」のゴールドフェイスプレートモデルを、全国のe☆イヤホン店舗で販売する。価格は税込70,000円。所在地は愛知県名古屋市中区大須3-30-60で、営業時間は11時から20時まで。e☆イヤホンはこれまで大阪日本橋本店、秋葉原店、秋葉原カスタムIEM専門店、SHIBUYA TSUTAYA店をオープンしており、名古屋大須店は5店舗目となる。
2015年10月20日野村宗弘さんの『うきわ』はセリフも切り詰められ、それぞれに抱く思いも先々の展開もマイコや二葉の表情だけに託されているような静かなマンガだ。感涙必至の大人の恋愛コミック『うきわ』について作者の野村宗弘さんに話を聞いた。「艶っぽい物語を描いてほしいと言われ、じゃあ互いになかなか踏み込めない方がしっとりしたムードが出るだろうと思ったんです」夫の浮気疑惑を問いただせずにいた、パートで働く主婦マイコ。あるとき、夫の上司でかすかな好意を寄せていた二葉さんに相談してしまう。実は二葉さんも妻の浮気にひっそりと心を痛めていたことがわかり…。社宅のお隣さん同士でもある、マイコと二葉さん。<非常の際はここを破って隣家へ避難できます>と書かれたベランダの壁をはさんで、ふたりのそれを越えたい激情と、越えまいとする理性とがせめぎ合う。その切なさたるや!「描きながら、『いっとけや、そこは!』って思ったことが何度もありました(笑)。そもそも理性ってウソつきだと思うんです。本能の赴くままにふるまったら、『人を傷つける』とか『人からどう見られるだろう』とか考えて自制するのが他者への配慮ですが、それって結局、自分の本心にはウソついてるわけですから。内にこみ上げてくる欲望が人間を苦しめよるんだと思われているけれど、逆に理性が苦しみの根源かもしれないですよね」いよいよ最終巻となり、ふたりは抑えてきた思いをぶつけることができるのか。この結末があまりに美しく、恋したことがある人なら、涙をこらえるのが難しいほど。「<うわき>されている者同士が、互いに<うきわ>を投げ合って、救い救われるという話でもあるなと。ただ、一見、マイコと二葉さんの恋の障害になっている二葉さんの妻を“救われない人”として切り捨てたくはなかった。なので『自分の妻がもし浮気してたら…』とか『浮気ってそもそも許せるものだろうか…』とか、彼らと一緒に悩み抜きました。人間についてぐちゃぐちゃ考えるのが好きなので、またこういう作品はやってみたいですね」◇1、2巻めのカバー絵では憂いのある表情のマイコ。最終巻で見せた笑顔の意味とは。うきわ/うわきという言葉遊びに端を発した物語にはドーナツ、結婚指輪、荷造りテープなど丸モチーフが効果的に登場。小学館550円。◇のむら・むねひろ1975年生まれ、広島県出身。マンガ家。鉄工所で働いていた経験を生かした『とろける鉄工所』(全10巻)でブレイク。他の著作に『満月エンドロール』(上下巻)など。※『anan』2015年6月3日より。写真・加藤 淳インタビュー、文・三浦天紗子
2015年05月31日iQ Laboは、同社が運営する「iQ Labo 名古屋大須メガタウン店」にて、「ITGガラスフィルム貼りサービス」の提供を開始した。同サービスは、ユーザーが店頭で購入したITGのガラスフィルムを、スタッフがその場で端末に貼り付けるというもの。今回は、iQ Laboが運営する「iQ Labo 名古屋大須メガタウン店」にてサービスを提供する運びとなった。iQ Labo 名古屋大須メガタウン店は愛知県名古屋市に店舗を構えるスマートフォンのアクセサリーショップ。購入したその場で、スタッフがフィルムを貼ってくれ、ホコリが入ってしまった、接地面に指紋がついてしまった、気泡が入ってしまったといった心配がないという。対応機種や在庫状況については事前に店舗に問い合わせしてほしいとのことだ。
2015年05月01日CFD販売は9日、名古屋大須エリアにてNVIDIAとGIGABYTEの最新製品を紹介する店頭スペシャルイベント「GIGABYTE×NVIDIARoadshow in 2015 Spring」を開催すると発表した。2015年4月11日と12日の2日間開催し、11日はグッドウィルEDM本店、12日はツクモ名古屋1号店でイベントを行う。開催時間はいずれも13時からと16時からの2回。どちらの会場でもCFD販売の担当者がGIGABYTEのゲーミング製品「G1 シリーズ」や、冷却システム「WINDFORCE」の特徴を解説する。また、エヌビディアジャパンの高橋一則氏がNVIDIA製品の最新情報やキャンペーンの紹介を行う。イベント終了時には賞品が当たるじゃんけん大会も予定する。このほか、会場ではGIGABYTE製グラフィックスカード「GV-N960G1 GAMING-4GD」を搭載したPCを用意し、「METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES」を自由に試遊することができる。
2015年04月09日エルザジャパンはこのほど、名古屋の大須エリアで同社の最新製品を紹介する店頭イベント「NVIDIA & ELSA最新アップデート in 名古屋大須」を開催すると発表した。2月21日と22日に開催し、21日はグッドウィル EDM本店の1A PCパーツ・周辺機器フロア 特設スペース、22日はツクモ名古屋1号店 3F 特設スペースでイベントを行う。時間はどちらも13時からと15時から。イベントではGeForceシリーズを搭載したELSA製グラフィックスカードの新モデルについて紹介するほか、ELSAならではの"こだわり"ポイントについて解説を行う。また、ゲストにエヌビディア ジャパンの高橋一則氏を迎え、GeForceシリーズの最新情報の紹介を行う。イベントに参加し、アンケートに答えた参加者にはノベルティグッズをプレゼントし、さらに各セッションの最後にはじゃんけん大会も予定する。
2015年02月17日「へうげもの 古田織部400年忌 その方も乙よのう」が日本橋三越本店本館5階スペース#5で開催される。10月29日から11月11日まで。同展において「激陶者集団・へうげ十作」を始めとする作品を披露してくれる作家は20名。1点ものの作品も出品されるため、同原作ファンも陶芸ファンも早めに足を運ぶのがおすすめだ。「増上寺現代コレクション」グランプリ作品シリーズである「壺中天アリ」(作:かのうたかお/4万円)、流麗なフォルムの「単 お化けの役割」(作:田村一/2万5,000円)、メタリックな質感の「茶入」(作:金理有/3万円)など、ユニークな作品も多数並ぶので、陶器に一家言ある人からアート好きまで楽しめる。また、このようなラインアップにしたことで、「最上級の“甲”もいいけど、格付けにおいてはその下ながら、なんともいえない味わいのある“乙”もいいじゃない」という織部の思想に触れることができるのもポイント。おかしみのあるデザインによって、心がほっと和んでいく時間を堪能してほしい。11月7日には同店会場にて、横浜で茶の湯「SHUHALLY(守破離/しゅはり)」を主催する現代へうげ茶人・松村宗亮によるうす茶のふるまいが行われる。サービスを受けることができるのは、10月29日から11月7日までの間に、同展で税込み1万800円以上の購入者、先着20名。原作漫画の世界観を現代に伝える茶人はこの人しかいない!と言われる数奇者による呈茶の機会をお見逃しなく。
2014年10月27日手羽先や名古屋コーチンの存在が示すように、名古屋人はチキン好きだ。その名古屋でも有数の商店街の大須に、チキンマニア垂涎(すいぜん)のB級フードがあることをご存じだろうか?その名も大須名物「ブラジルチキン」。今回は私、名古屋育ちのライター石黒が現地レポートしよう。商店街の一角にあるブラジル料理店「オッソ・ブラジル」で食べられるこのブラジルチキン、決して「名古屋名物」と銘打っていないところがイイ。簡単に言うと丸鶏のローストチキンだ。さらに言えば、ブラジルでは最もポピュラーな料理なので、店オリジナルの料理でもない。店も客も(名古屋育ちの筆者も)当初は「大須名物」だと意識していたわけではない。しかしそのウマさが名古屋在住のブラジル人はもちろん、日本人の間にも口コミで広がり、いつの間にか大須名物として認知されていったのだ。店に入ってまず驚かされるのが、店頭のグリルマシンだ。商店街の人出が多い休日にもなると、2台の巨大なマシンがぐるぐるとチキンをローストしている。一体何羽いるんだろう、とにかくド迫力(笑)。チキンは1羽1,500円。食券を買って、それをグリル前の店員に渡すと、チキンをグリルから出してくれる。この店のいいところは、店先のテラスで出来立てのチキンをそのまま食べられること。食べやすいようにハサミで豪快にカットしてくれるのだ。取材した日は休日だったからか、見回すとテラスのテーブルは一杯だ。お客はブラジル人もいるし、日本人もいる。近年メディアへの登場が多くなったので、雑誌片手に来店する人も少なくない。チキンはテイクアウトもできるが、できれば出来立てアツアツをその場で食べてほしい。マシンから取り出したばかりのチキンをカットすると、中の熱で湯気が立ち込め、ジューシーな肉汁が滴り落ちてくる。チキンは丸一日下味に漬け込んであるから、全体に味がじんわり染みている。じっくりローストされているため、外の皮はパリッと香ばしく、中はふっくら。丸鶏なので、いろいろな部位を味わうことができるのも魅力だ。うまみの凝縮されたモモはもちろん、あっさりした胸、ヘルシーなささみなど、食感の違いを楽しめるのがうれしい。全体に行き渡った、隠し味となるニンニクの風味も食欲をそそる。ビールと一緒に食べれば最高だ。ひと通りプレーンな味を堪能したらひと味プラス。店特製のビネガーソースをかけよう(後で聞いたところによると、これは「ビナグレッチ・モーリョ」と言うらしい)。ソースはスパイシーで酸っぱくて、味ががらっと変わる。バーベキュー好きなブラジルならではの楽しみ方なのだろう。ソースとの相性のよさを満喫するのも楽しく、丸鶏だからボリューム満点だとはいえ、2人でならペロリと食べられる。スタッフはとにかく忙しそうだ。スキを見て「一日にどれぐらい出るの?」と聞いてみたところ、「たくさん出るね」。そりゃ答えになってないだろ(笑)。しかし、少し暇になったところで、もう一度同じ質問を投げかけたら、「土曜日なら150から200、日曜なら200から250」というすごく細かい数字が返ってきた。考えてみたらこの回転の速さこそ、味を保つ秘訣(ひけつ)なのかもしれない。それはすなわち、「常に出来立てが食べられる」ということ。作りおきに当たることはまずない。だからこそ大須名物の称号が与えられるのだろう。ちなみに、一年でもっとも忙しいのはクリスマスの時期だとか。かくいう筆者もクリスマスの時期にチキンを買いに行ったが、あまりにすごい行列で諦めたという経験がある。なお、この店はブラジル料理店であって、チキン専門店ではないので誤解なく。モチモチのチーズパンやいろいろなブラジル料理もそろっているのだ。ご飯をつけてランチ風に食べることもできるので、ぜひ試してみてほしい。●informationオッソ・ブラジル名古屋市中区大須3-41-13 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月08日大須(おおす)商店街といえば名古屋の中でも、とびっきり元気な商店街だ。大須観音の門前町として発達したこの商店街は下町風情を残しつつ、家電店や古着屋、サブカル、エスニックなどが混然一体となって独自のカルチャーを形成。休日にもなると多くの人が押し寄せる。そんなカオスさがウリの大須商店街で、毎年10月に行われるのが「大須大道町人祭」だ。その名の通り、日本中から名うての大道芸人が集まるストリートパフォーマーの祭典。しかし、名古屋人はこの「大道町人祭」の名を出す時、頭の中であるコトバと必ず結びつけて顔がニヤニヤし始める。「ああ、金粉ショーのねぇ」と。この金粉ショー、大道町人祭の代名詞となっているほどの恒例出し物。しかし実際に見るとアゴが外れる程の衝撃を受ける。局部だけを隠した「ほぼ全裸」の男女ダンサーが全身に金粉を塗りたくり、公衆の面前で舞踏パフォーマンスを行うのだ。男性ダンサーはまぁいい。問題は女性ダンサーだ。初めて見た時は、胸には超ミニのビキニかニプレスでも付けていると思っていた。しかしよく見ると女性は完全におっぱい丸出し。それを隠そうともしない。下もTバックを通り越して、ほとんどヒモ状態。時には男が女の身体を持ち上げ、プロペラのように振り回したり燃え盛るトーチを振り回したりすることも……。ダンサーはアングラの世界では知らぬ人はいない、「大駱駝艦(だいらくだかん)」の艦員(メンバー)。世界的に知られるこの舞踏集団のパフォーマンスがタダで見られるのは素晴らしいことだけれど、よくぞまあ公然わいせつ罪でタイホされないものだと思う。もちろんカメラ小僧もわんさかで、この希少な被写体をバシャバシャと撮影している。この金粉ショー、踊る場所もすごい。なにせ大須商店街内にあるお寺の境内で踊るのだ。そのクライマックスであるショーが行われるのが、大須観音の中央階段ステージ。日のとっぷり暮れた大須観音に浮かび上がる6体の金ピカダンサー。光に照らされたゴールデンボディーが暗闇に浮かび上げる。BGMは民族音楽とハウスミュージックが融合したような異次元的なサウンド。そして背景は、いかにも日本的な朱塗りの伽藍(がらん)や大ぢょうちん。どこを切り取ってもアングラでシュールなのだ。このショー見たさに2時間前から場所取り合戦が発生し、場所にあぶれた人々もショーを ひと目見ようと、境内には黒山の人だかりが出現する。そこでは、アングラとは縁もゆかりもない子どもから老人までの善良な市民が、ぷるんぷるんと揺れる金色のおっぱいやおしりを眺めているのだ。この狂気さえ感じさせる混沌(こんとん)とした熱気は、その場でないと分からない。それにしても観音様の御前である。人間界では罪に問われなくても、観音様には罰当たりではないのだろうか?しかしこのショー、観音様への奉納とも見えなくもない。奉納とは、神仏を敬うために「価値のあるもの」を供物として神仏にささげる宗教的な行為のことをいう。供物には、金銭や食べ物はもちろん、歌舞音曲も含まれる。たゆまぬ鍛錬を積んだ大駱駝艦のしかも黄金に光り輝く舞踏だ。そう考えると、もしかしたらこれ以上の奉納はないかもしれない。さらに、この半裸ショーは当然ながらセクシャルなエネルギーもみなぎっている。そこで連想されるのが、チベット仏教の秘仏ヤブユム(歓喜仏)だ。ヤブユムは男女合体仏像で、日本の仏教では考えられないことだが、男女の仏様カップルがまぐわっている。性行為を宇宙エネルギーの根源と表現しているのだ。そう考えるとこの金粉ショーは、日本におけるリアル・ヤブユムなのかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日