2013年2月8日 11:08
愛知県名古屋の大須名物「ブラジルチキン」って一体どんなチキン?
手羽先や名古屋コーチンの存在が示すように、名古屋人はチキン好きだ。
その名古屋でも有数の商店街の大須に、チキンマニア垂涎(すいぜん)のB級フードがあることをご存じだろうか?その名も大須名物「ブラジルチキン」。
今回は私、名古屋育ちのライター石黒が現地レポートしよう。
商店街の一角にあるブラジル料理店「オッソ・ブラジル」で食べられるこのブラジルチキン、決して「名古屋名物」と銘打っていないところがイイ。
簡単に言うと丸鶏のローストチキンだ。
さらに言えば、ブラジルでは最もポピュラーな料理なので、店オリジナルの料理でもない。
店も客も(名古屋育ちの筆者も)当初は「大須名物」だと意識していたわけではない。
しかしそのウマさが名古屋在住のブラジル人はもちろん、日本人の間にも口コミで広がり、いつの間にか大須名物として認知されていったのだ。
店に入ってまず驚かされるのが、店頭のグリルマシンだ。
商店街の人出が多い休日にもなると、2台の巨大なマシンがぐるぐるとチキンをローストしている。
一体何羽いるんだろう、とにかくド迫力(笑)。
チキンは1羽1,500円。
食券を買って、それをグリル前の店員に渡すと、チキンをグリルから出してくれる。