私は9歳と4歳の2児の母です。やさしい夫と家族4人で仲良く暮らしていましたが、ある日突然夫から「好きな人ができた。その人と再婚したいから離婚してほしい」と言われてしまったのです。すっかり人が変わった夫とはもう一緒にいたいとは思えませんが、離婚に承諾したら相手の思うツボ!と離婚を拒んでいました。すると、夫と不倫相手から嫌がらせをされるようになったのです。 夫の愛人の正体は…不貞の事実と離婚の意思を告げられたあと、夫とは別居しました。ショックで頭がおかしくなりそうでしたが、証拠集めのため探偵に調査を依頼すると、相手はわが子と同じくらいの幼い子どもがいるシングルマザーでした。夫に問いただすと、その人は妻子がいることを知ったうえで夫との再婚を望んでいるとのこと。 同じ母親として、幼い子どもたちから父親を奪い取ろうとする気持ちが理解できないですし、許せません。弁護士に相談して慰謝料請求することにしたのですが、離婚前提ではない場合、慰謝料請求の額は大きくないとのことでした。そのうえ、相手に慰謝料請求を無視されたのです。人の心、家庭を壊しておいてなぜ?と悔しくて涙しました。 非通知の番号から謎の電話慰謝料請求のあとから、嫌なことが立て続けに起こるようになりました。まず、夫からは経済的に追い詰められていきました。またある日、私の携帯に非通知で電話がかかってきました。そして、過去に夫の不倫相手だったと名乗る人から、私の知らない、夫の過去に関する嫌な話を聞かされたのです。電話番号は夫婦共通の知人から聞いたとのことでしたが、夫婦共通の知人は少なく、私の番号を知っている人もほとんどいないのです。 話の真偽はわかりませんが、つじつまが合わないことがいくつもあったので、なんだか怪しい……と思った私は、「不貞が事実なら訴えます」と毅然と対応。すると相手は慌てたようにすぐに電話を切り、それから電話をかけてくることはありませんでした。ただ、無言電話は度々ありました。 SNSに不正ログイン、自宅前に怪しげな女さらに、不倫相手の名前が登録されたパソコンから私のLINEのアカウントに何度かログインを試みた形跡が……。他のSNSでも私のアカウントにログインを試みる通知が相次いでおり、弁護士に相談したところ、警察に届け出ることになりました。警察から夫に連絡が行きホッとしたのも束の間、今度は明らかに変装した感じの怪しげな女の人が自宅の前に立っていたのです。 近づいたら去っていきましたが、怖くなって引っ越しも考えました。ただ、子どもたちはこの家の学区の小学校と幼稚園に通っており、家も気に入っています。家の鍵を変え、防犯カメラを設置。盗聴器の探査も依頼して、引っ越しはしないことにしました。 嫌がらせから気づいたこと今回の件での出費は相当なものです。このお金を子どもたちのために使いたかった……と考えると悔しくて仕方ないです。数々の嫌がらせも、私を追い詰め、弱らせ、離婚に同意させようとするためでしょう。実際、相当なダメージを受けました。でも、気づいたことがあるのです。 これまで、夫と不倫相手に仕返しをしたいと思ってあれこれ考えても、何1つ実行できないでいました。悔しいけれど、人としてはそれが正しかったかもしれない、と。私は人として恥ずかしいこと、間違ったことは何1つしていないですし、誰も傷つけていません。そのことに気づいたとき、なんだかホッとしてしまいました。 悪には屈しない! 離婚は断固拒否!と頑なでしたが、友人から「復讐に生きてちゃもったいないよ。復讐は、幸せになることだよ」と言われ、だんだんとその通りだと思えるようになってきました。現在、夫とは離婚協議中です。ただし子どもたちのために、離婚の条件は譲る気はありません。私と子どもたちの笑顔のために、凛として生きていきたいと思います。 イラスト/きょこ著者:山本舞花自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年07月26日皆さんはパートナーの浮気が発覚したらどうしますか?今回は「母に夫の浮気を伝えた話」を紹介します!エピソード:サレ妻されみ(@saredumasaremi)イラスト:真青<<HPはこちら!>>『母に夫の浮気を伝えた話』最近の夫の行動を不審に思い、浮気を疑っていた主人公。そこで調べてみると、なんと夫は姉と浮気をしていることがわかったのです。主人公の母は再婚していて、姉は再婚相手の娘でした。血は繋がっていませんが、親族には変わりありません。とんでもない行動をする夫に唖然とし、母に相談すると…。母は驚き…出典:instagram主人公は胸を痛めながら、夫の浮気相手が姉だったと伝えます。衝撃の事実に母はフリーズしてしまいました。その後、両家で話し合いをすることに。しかし義両親も父も「うちの子は悪くない!」と責任逃れをする始末です。その反省も謝罪もない姿に、主人公は唖然としてしまいますが…。離婚と慰謝料請求をすることをはっきりと告げたのでした。唖然としてしまう家族も巻き込む事態になってしまった、夫と姉の浮気。とんでもない行動をする2人と、それをかばう義両親と父に唖然とした主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年07月21日皆さんは思い出の料理はありますか?今回は「母の味」を食べたがる夫の衝撃エピソードを紹介します。イラスト:漫画アパート皐月荘シイタケご飯を食べたがる夫新婚の主人公は、結婚後態度が変わってしまった夫に悩まされていました。夫は食事の度に「白ご飯じゃなくてシイタケご飯にしてくれ」と言って、怒り出すのです。シイタケご飯が何かわからない主人公が白ご飯を出し続けると、夫は怒鳴りつけました。そんな毎日に疲れた主人公は「そんなに食べたいなら義実家でお母さんに食べさせてもらいな」と言います。すると夫は週末2人で義実家に行こうと言い「もしシイタケご飯があったら離婚だ」と言いました。夫に嫌気がさしていた主人公は、離婚でもいいやと思い、夫と義実家へ行きます。そして義実家で出されたご飯を見てみると…。シイタケではなく虫だった出典:漫画アパート皐月荘これだとおいしそうに食事する夫に、主人公は思わず「アンタ味覚大丈夫?」と言います。夫が食べているご飯に乗っていたのは、シイタケではなく虫だったのです。主人公に言われ初めてそのことに気づいた夫は「うわあああぁぁ!」と絶叫して大泣き。義母は米びつに虫が湧いていることに気がつかずにご飯を炊いていたのです。その後「離婚でいいよね」という主人公に、夫と義母は謝り、夫は泣き疲れて眠ってしまいました。そんな夫をなんだかかわいそうだと思った主人公は、夫を許すことにしたのでした。シイタケご飯の正体慣れ親しんだ“母の味”がまさか虫だったとは…。シイタケご飯の正体に驚愕するエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年07月15日みなさんは義父母と旅行をすることはありますか?もし授乳中などであれば、宿泊するときの部屋は分けたいと考える人も多いのではないでしょうか。今回はデリカシーのない夫に激怒してしまった女性の体験談を紹介します!家族旅行で義父母と同じ部屋!?授乳もあるから絶対にイヤ!デリカシーがない夫にイラッ!妻が怒りはもっとも!今回だけは渋々納得…。いくら仲良しな家族でも、義父母と同じ部屋で泊まるのは気を使ってしまいそうですよね。夫にはもう少し妻のことを気遣ってほしいものです…!原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年06月17日もちこさんは5人家族。もちこさんには、3歳上の兄と1歳上の姉がいます。父と母は物心ついたころから不仲で、家庭内別居状態。真面目で昔ながらの考え方をする母はノイローゼになり、子どもたちを虐待するようになったのです……。母親からの虐待が続いていたある日、父が突然家を出て行きました。母からの虐待は次第に減っていき、もちこさんは高校生に。父に学費の電話をするも「お金はない」と言われてしまいます。学費も払ってくれない無責任な父との離婚を勧めたもちこさん。しかし母は……。離婚しないのはアンタらのため! 昔ながらの考えの母は「離婚しないのはアンタらのため」「結婚するときに片親だったら困るでしょ」と、頑なに離婚を拒否。 本心で子どものためと言っているのでしょうが、もちこさんは罪悪感とプレッシャーを感じていました。 月日は流れ、結婚したもちこさん。 そんなもちこさんに「もっと夫を大切にしなさい」 「アンタには結婚に失敗してほしくない」と話す母。 イライラしたもちこさんは「子どものために離婚しないって決めたんなら、せめて子どもの前ぐらいは嘘でも仲良くすべきだった」と伝えますが、 まるで子育ての仕方は間違っていなかったと言わんばかりに「アンタらはまともに育ったやん」と母に一蹴されます。 もちこさんは、これはだめだと確信し母と距離を置くことを考え始めるのでした……。 自分の結婚生活がうまくいかなかったからと、もちこさんにアドバイスをする母。 親が子どもの幸せを願うと思いますが、考えを押しつけすぎるのも良くないでしょう。 母が心配な気持ちも分かります。 ただもちこさんにはもちこさんの結婚生活の形があり、すでに親元を離れたもちこさんはいい大人です。 いつまでも子どもと思わずに話に耳を傾けてほしいものですね。 ▼児童相談所全国共通ダイヤル育児や子育てに悩んだときなどの相談窓口です。全国共通ダイヤル「189」に電話をかけると、発信した電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄する児童相談所に電話が転送されます。子どもが虐待されているかもと思ったとき、自分の子育てがつらくて子どもにあたってしまうときなどに、専門家に相談することができます。電話番号:189(いちはやく) ▼24時間子供SOSダイヤル いじめやその他の子どものSOS全てにおいて、子どもや保護者などが夜間・休日を含めて24時間、相談を受け付けている全国共通のダイヤル。都道府県及び指定都市教育委員会などにより運営されています。電話番号:0120-0-78310(なやみいおう)著者:マンガ家・イラストレーター もちこ
2023年05月26日もちこさんは5人家族。もちこさんには、3歳上の兄と1歳上の姉がいます。父と母は物心ついたころから不仲で、家庭内別居状態。真面目で昔ながらの考え方をする母はノイローゼになり、子どもたちを虐待するようになったのです……。日常的虐待を繰り返していた母。そんなとき、いつもは育児に関与しようとしない父が「そんな厳しくしなくてもいいんじゃないか」と口を挟みます。父に口出しされた母は逆上し、なんと台所から包丁を持ってきて……。無理心中しようとした母の姿は… 「お母さんやめて!」と包丁を持った母に抱きついたもちこさんたち。 もちこさんは、ノイローゼの母が包丁を持って無理心中しようとする姿に、恐怖よりも悲しさを感じたのです。 母の気に入らないことがあると虐待される、いつもと変わらない日常が続いていたある日。転機は突然訪れます。 なんと父が、家を出て行ったのでした。 子どもの前で包丁を持ちだしてしまうほど、追い詰められていた母。子どもたちが母に抱きついて訴えたことで、暴走を止められました。 しかし、親が包丁を持っている姿は、さぞ怖かったことでしょう。いくらひどいことをされても、小さな子どもにとっては親がすべて。 母には、子どもたちの愛情にもっと目を向けてほしいなと感じますね。 母も子どもも傷つくことなく暮らしていくために、母には外部へ相談するなど前向きに動いてほしいところです。著者:マンガ家・イラストレーター もちこ
2023年05月24日皆さんは、自分の親が感情を露にしている姿を見たことはありますか?今回は、温厚な母が夫に対して怒ったエピソードを漫画で紹介します。出産後の面会夫の一言…母が激怒!?予想外の出来事娘が産んだ子どもをバカにされて、母もつい怒ってしまったのかもしれませんね。夫の一言に母親が激怒したビックリエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年05月18日■前回のあらすじ無事手術は成功し、実家に帰ったのですが…顔を合わせるなり母が「その目どうしたの?」と違和感を覚えた様子。まさか、もう整形がバレてしまった…?なんとか母はごまかせたものの、予定より早く顔を合わせることになってしまった夫には気づかれてしまうかもしれない…!? 次回に続く 「夫に内緒で整形した話」(全18話)は22時更新!
2023年04月20日■前回のあらすじ結婚後も母の翔太への態度はひどいもので、美織は翔太の良さをわかってもらおうとアピールを続けていた。やがて長女の莉菜を出産すると、美織は母と翔太の関係が良くなるかもと思うが、結局何も変わらなくて…。 >>1話目を見る 【美織sideSTORY】これ以上、夫にひどい態度をとる母を見るのが嫌で、私はもう縁を切った方がいいとまで思ったのですが…そんな私に夫は、「諦めないで話し合いが必要」と言ってくれました。次回に続く(全9話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 古口春菜 /イラスト・ もづこ
2023年03月01日■前回のあらすじ幼い頃から母と絆が強かった美織。しかし母が美織の恋愛に対し否定的なのが悩みの種だった。社会人になり、美織は翔太と結婚することに。母に紹介すると難色を示されたので、美織は「口出さないで!」と言ってしまう。 >>1話目を見る 【美織sideSTORY】そして二人目を妊娠しても、母の態度は変わらないまま。翔太のことは名前で呼ばず「あの人」と呼び、私が翔太のことを褒めても何かしら文句をつけてくるのです…。一方の翔太は、母から冷たい態度を取られ続けているのに、「僕の大事な妻のお母さんだから」と辛抱強く接してくれています。そんなやさしい翔太に私は申し訳ない気持ちでいっぱいになり…。次回に続く(全9話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 古口春菜 /イラスト・ もづこ
2023年02月28日繊細な息子くんと心配性な母なつさんの日常を描いた育児マンガです。ある日、夫・ととさんと息子くんのケンカを見ていた、なつさん。そんななつさんは、ととさんに対して「あれができたらなぁ〜」と感じることがあって……。切実にほしい、夫への超能力ある日、夫と息子が喧嘩しているのを見て……。 私は脳に直接話しかけるネタが好きで、「こんな能力があったらな」と想像してしまいます。夫は基本的にたくさん遊んでくれますし、息子にも好かれていますが、携帯をずっと見ているのが気になります。 携帯を片手に遊ぶととさんに対し、真剣に遊んでくれていない!と感じ取ったのか、怒り出した息子くん。それを見ていたなつさんは、「夫の頭の中に語りかける能力があれば……」と切実に思いました。なつさんのInstagramのコメント欄でも「私の夫にも届いてほしい!」「すごいわかる! 脳内に語りかけたい!」など、なつさんの気持ちに賛同する方が大勢いらっしゃいました。怒るのにも労力がいるため、この能力があれば多くのママも大助かりですね! 著者:マンガ家・イラストレーター なつ鉄道とマイクラが大好きな、少し繊細な息子を育てるなつです。事務パートをしながら息抜きに育児漫画を描いています。
2022年11月26日いつもお義父さんから愛されていることを自慢のように語っていたお義姉さん。だからお義父さんが亡くなってかなりショックを受けていると思っていたのですが…。自分の親のお葬式にすら参列しないって、どうして…?次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2022年11月11日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!法事で起こった衝撃の事件義祖母の法事があり、親戚一同が義父母の家に集まりました。出産して日も浅かった私は、義母や夫から「法事が始まるギリギリに来ていい」と言われていました。ありがたいと思いつつ、泣く我が子をあやしながら法事へ向かいました。お経が終わり、会食の時間に。我が子をおんぶしながらお茶の用意をするなど、忙しく動き回っていたときのこと。さあ座ろうと思うと、私の席がありません。何かの手違いかと思い義母に尋ねると、「なかなか来ないから、キャンセルした」と…。出典:lamire私が遅刻したなら分かりますが、時間にはちゃんと到着していたのに!結局、親戚一同が楽しく食事をしている端で、私はお酒やお茶をつぐだけ…。夫も義父母も、私を完全に無視…。もう20年以上前の出来事ですが、あの悔しさは一生忘れることができません。(女性/会社員)窓を開けたら工事業者が…義母と同居していたときの話です。二世帯住宅に住んでいて、義母は2階、私たち夫婦と子ども3人は1階に住んでいました。あるとき、1階の窓を開けると大きなトラックが止まっていて、庭のフェンスのあたりが工事されていました。わたしは自分の住んでいる家が工事されることなど聞かされていませんでした。義母に確認すると「今日からリフォームするから」と…。なんでもかんでも自分ひとりで決め、私たちにはいつも相談なしの義母。家にはまだ幼い子ども達もいるのに、工事の音もうるさいし…ショッキングな出来事でした。(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。子どものためにも適度な距離を保ちながら、いい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブルエピソードでした。次回の「義実家トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月18日■前回のあらすじ大好きな服を義母から「全然かわいくない」と言われ、泣きながら帰宅したすみれ。これ以上娘を傷つけないためにも、夫に義母と話してくれるよう頼むのだが、「もらったのに文句を言うのは失礼」と言われてしまい…。 >>1話目を見る 夫の俊介にお義母さんと娘のケンカを仲裁し、そしてお義母さんと話してもらおうとしたら…。またしても、すみれがお義母さんの選んだ服を拒否しているのは私のせいだと言い出したらしく…!俊介は「これはわかり合えないかも…」と一瞬あきらめかけたそう。しかし、だからこそ俊介は「ここは自分がなんとかしなければならない…!」と、話を続けたということだったのですが…。次回に続く(全5話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・マスハタこの話のイラストは、一部下記クレジットの写真を使用しています。©Dariusz Jarzabek - stock.adobe.com
2022年04月07日私は9歳と4歳の2児の母です。やさしい夫と家族4人で仲良く暮らしていましたが、ある日突然夫から「好きな人ができた。その人と再婚したいから離婚してほしい」と言われてしまったのです。すっかり人が変わった夫とはもう一緒にいたいとは思えませんが、離婚に承諾したら相手の思うツボ!と離婚を拒んでいました。すると、夫と不倫相手から嫌がらせをされるようになったのです。 夫の愛人の正体は…不貞の事実と離婚の意思を告げられたあと、夫とは別居しました。ショックで頭がおかしくなりそうでしたが、証拠集めのため探偵に調査を依頼すると、相手はわが子と同じくらいの幼い子どもがいるシングルマザーでした。夫に問いただすと、その人は妻子がいることを知ったうえで夫との再婚を望んでいるとのこと。 同じ母親として、幼い子どもたちから父親を奪い取ろうとする気持ちが理解できないですし、許せません。弁護士に相談して慰謝料請求することにしたのですが、離婚前提ではない場合、慰謝料請求の額は大きくないとのことでした。そのうえ、相手に慰謝料請求を無視されたのです。人の心、家庭を壊しておいてなぜ?と悔しくて涙しました。 非通知の番号から謎の電話慰謝料請求のあとから、嫌なことが立て続けに起こるようになりました。まず、夫からは経済的に追い詰められていきました。またある日、私の携帯に非通知で電話がかかってきました。そして、過去に夫の不倫相手だったと名乗る人から、私の知らない、夫の過去に関する嫌な話を聞かされたのです。電話番号は夫婦共通の知人から聞いたとのことでしたが、夫婦共通の知人は少なく、私の番号を知っている人もほとんどいないのです。 話の真偽はわかりませんが、つじつまが合わないことがいくつもあったので、なんだか怪しい……と思った私は、「不貞が事実なら訴えます」と毅然と対応。すると相手は慌てたようにすぐに電話を切り、それから電話をかけてくることはありませんでした。ただ、無言電話は度々ありました。 SNSに不正ログイン、自宅前に怪しげな女さらに、不倫相手の名前が登録されたパソコンから私のLINEのアカウントに何度かログインを試みた形跡が……。他のSNSでも私のアカウントにログインを試みる通知が相次いでおり、弁護士に相談したところ、警察に届け出ることになりました。警察から夫に連絡が行きホッとしたのも束の間、今度は明らかに変装した感じの怪しげな女の人が自宅の前に立っていたのです。 近づいたら去っていきましたが、怖くなって引っ越しも考えました。ただ、子どもたちはこの家の学区の小学校と幼稚園に通っており、家も気に入っています。家の鍵を変え、防犯カメラを設置。盗聴器の探査も依頼して、引っ越しはしないことにしました。 嫌がらせから気づいたこと今回の件での出費は相当なものです。このお金を子どもたちのために使いたかった……と考えると悔しくて仕方ないです。数々の嫌がらせも、私を追い詰め、弱らせ、離婚に同意させようとするためでしょう。実際、相当なダメージを受けました。でも、気づいたことがあるのです。 これまで、夫と不倫相手に仕返しをしたいと思ってあれこれ考えても、何1つ実行できないでいました。悔しいけれど、人としてはそれが正しかったかもしれない、と。私は人として恥ずかしいこと、間違ったことは何1つしていないですし、誰も傷つけていません。そのことに気づいたとき、なんだかホッとしてしまいました。 悪には屈しない! 離婚は断固拒否!と頑なでしたが、友人から「復讐に生きてちゃもったいないよ。復讐は、幸せになることだよ」と言われ、だんだんとその通りだと思えるようになってきました。現在、夫とは離婚協議中です。ただし子どもたちのために、離婚の条件は譲る気はありません。私と子どもたちの笑顔のために、凛として生きていきたいと思います。 イラスト/きょこ著者:山本舞花自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年04月07日大人気マンガシリーズ、今回はサレ妻ありさ(@sareduma_arisa)さんの投稿をご紹介!「家庭教師を妊娠させた夫」第15話です。夫に家を追い出されたありささんは戸惑う息子の手をしっかりと握り実家へ帰りました。父と母に事情を説明すると…。すべて話終わると…出典:instagram非常識出典:instagram寡黙で温厚な父出典:instagram堪えていた涙出典:instagram夫にLINE
2022年03月12日大人気マンガシリーズ、今回はのりママ(@gibo_episode)さんの投稿をご紹介! 「マザコン夫と意地悪な義母」第2話です。息苦しい二世帯生活を強いられている由里さん。夕食を急かされているようですが…?夕食の準備を終えて…出典:instagram子どもが声をかけてくれたけど…出典:instagram夕食を渡し…出典:instagramたんすの服を掴んで…?出典:instagramお金まで渡さないといけないなんて…!
2022年03月04日■前回のあらすじ妻への理解を示すようになった夫の変化を嬉しく思う一方で、今までのことを許せない気持ちもある…。離婚の決断ができない妻は、母に「今の夫は変わったのか」と助言を求めたのでした。「今すぐ答えを出さなくていい」という母の言葉に、妻はどんな結論を出すのでしょう…。次回に続く 「いいから黙って食え!!」(全39話)連載は21時更新!
2022年02月08日このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ実母からのメールに追い詰められていく姿を見て、間に入ってくれた夫。そのおかげで少しずつ平穏な日々に。しかしある日…。悲しいけれど、母と決別することを決め、連絡先を消したのでした。次回に続く 「赤ちゃん産んだら実家と絶縁する羽目に…」(全13話)連載は12時更新!
2022年01月02日大人気マンガシリーズ、今回はmomo(@momotan1000)さんの投稿をご紹介! 「モラハラ夫の不倫相手は母親でした」第21話です。ケンの不倫相手は、なんと母親!それを知ったユキさんと父は動揺が隠せなくて…!?自分の母と夫が…出典:instagramケンの心理出典:instagramユキさんの心境は…?出典:instagram最低な母親でも…出典:instagram父と再会したことも…?出典:instagramでも、裏切られて…!出典:instagram母は、やっぱり…!出典:instagram深まる懐疑心出典:instagramどんどん冷めていって…出典:instagram母のことを肉親と思って大切にしてきたユキさん。裏切られ、心はどんどん冷めていきますが…?毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@momotan1000)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年12月18日■前回のあらすじ夫、雄一との話し合った結果、3人で家を出ることに。そのことを義両親に話さなければいけないが…。 >>1話目を見る その後の義実家との付き合いは…。雄二が生まれた後、雄二にだけプレゼントを送ってくる義実家にモヤモヤします。私は夫に任せて連絡をとっていません。いつかわかり合える日が来るのでしょうか…。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ もづこ
2021年10月16日妊娠中、やさしくて大好きだった夫に裏切られた……しかも夫の不倫相手は、私の友達。され妻つきこさんの体験談マンガ「夫の不倫相手は友達でした」第17話。 夫の不倫相手は友達でした 第17話夫と友人ミナが不倫していたことが発覚。現場を押さえるため、自宅での逢瀬に乗り込みました。 「つきこ、傷つけて本当にごめん」 謝罪する夫。おなかには、赤ちゃんがいるとわかったばかり……。この先のことを考えるために、お互いの両親を含めて話し合うことにしました。 まずは自分の実家に電話。母に「夫が不倫した」という事実を伝えると、 「おなかの子は、お母さんが一緒に育てるから帰って来ていいのよ」 とやさしい言葉をかけられ、思わず涙がこぼれます。 さて、次は義実家へ連絡……どう伝える!? 作画:鯨ワークス著者:イラストレーター され妻つきこ日々子育てに奔走するアラサーママ。妊娠中に夫に不倫された経験をInstagram(@saredumatsukiko)で投稿しています。フォロワーさんの体験談やサレ妻さん向けの情報も発信中。「夫の不倫相手は友達でした」作:され妻つきこ、作画:鯨ワークス(@kujiraworks8)
2021年07月06日■前回のあらすじ仕事を辞めたと聞いたとたん、態度が豹変した義父母。これが嫌がらせの始まりだった…。※この話は「ひとり親世帯」の経済的支援と心の支援に取り組んでいるサービスwaccaに投稿された実話を元に漫画化しています。義母も義父も『自分が黒と言えば黒』という考えの持ち主。私は何度か夫に「何とかしてほしい」とお願いしたのですが、争いたくないという環境で育った夫は義父母に何も言ってくれませんでした…。誰も助けてくれないなら私が我慢するしかない…今思えばその考えは大きな間違いでしたが、その時はわからなかったのです。妊娠は嬉しかったのですが、その後つわりが重症化してしまい、私は入院することになってしまいました。お見舞いに来てくれたということは…?義父母からいただいたお見舞いの品は、あまりマナーがないと言われる鉢植えや日持ちしない生菓子。病院に来てまで嫌みを言われていた私には、義父母のお見舞いはどうしても悪意にしか感じることができませんでした。そして子どもが産まれたことで、私はさらに追い詰められていくのです…。次回に続く(全5話)毎日21時更新!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです記事協力:waccaのご紹介▼ひとり親のみなさまへ〜無料でお金や心の支援が受けられますwaccaとは、ひとり親のみなさまが「万が一(失業、入院、癌)の時やお子様の入学の際のお金の支援」や「生活に関する質問相談」を、会員登録するだけで”無料”で受けられるサービスです。 詳しくはこちら ▼社会問題解決に興味がある方へ〜温かい社会作りチャレンジwaccaに参加すると、生活に困難を困難を抱える方々をお金や心の面で直接支援し、社会に感謝の輪を広げることができます。 詳しくはこちら 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ちゃんこ
2021年05月30日■前回のあらすじ「夫の実家に援助するのは当たり前」とする義母が夫からも私を説得するように言い始めて。すると夫は「家族は助け合うものだから独り占めはダメだよな」と私を裏切る発言を…! >>1話目を見る 「母の遺産で夫の実家を援助するのは当たり前」とする義母。さらに私の味方だと思っていた弘樹のまさかの発言で、私は深い絶望に落とされるところだったのですが…。普段言いなりの弘樹が怒ったことで、あっけにとられ何も言えなくなった義母と義弟。弘樹に追いやられて帰っていきました…。頼りない夫の変貌に驚きつつも、この事態が収まったことに安堵して…。母の遺産をめぐり、義母と義弟とトラブルになってしまった私たち夫婦。しかし、このトラブルの発端を作ったともいえる夫が義母と義弟に激怒し、家から追い出すことで事態は収束に向かったのです。私の母は、シングルでとても苦労しました。だから私にも仕事の大切さをずっと言い続け、そのおかげで私は今も仕事が続けられています。妹も同じで、普通よりは制約があるけれどずっと頑張っています。母が遺したものは、家やお金だけではありません。母の生き方に私たち姉妹はたくさんのことを学んだし、これから先も助けられると思います。数日後、何も知らない妹から電話がありました。母が亡くなって妹と「お墓はどうする?」という話になったとき、「今どきお墓を管理するのは大変じゃないか」と私は言いました。しかし、妹は「ずっと守っていけるように母の遺産の中からまずはお墓を建てたい」と。いつも柔らかく穏やかな妹にしては固い決意が込められていて、妹には母のお墓という存在が必要なんだと思いました。若い頃は「遺産相続」という言葉を聞くと、何か黒くドロドロしたものをイメージして関わりたくないと思っていました。実際、嫌な思いもしてしまいましたが、妹の遺産の受け止め方に心が洗われるようでした。夫とも今回の一件で絆が強まったように感じます。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2021年03月20日■前回のあらすじ母の遺産のことを知った義母と義弟が勝手に実家の土地の値段を調査。夫が放棄すると言うと義母は「そんな大事なことを勝手に決めて言い訳がない」と言い始めて…。 >>1話目を見る 弘樹が自分の実家にいった際に、義母から、私が母の遺産をもらう権利があること、私たち家族に入ってくるお金は義実家のお金でもあると言っていると聞き、頭が痛くなってきました。これは母の遺産で、義実家には何も関係ないのに…。義母が執着し始めるととてもやっかいなことになりがち。早めに諦めてもらい騒ぎを起こしたくなかった私は、弘樹から義母に毅然と断ってもらいたかったのですが…。義母もなかなか食い下がらないようで、弘樹は断りながらも逃げるように電話を切ってしまいました。しかし、すでに義母の気持ちは抑えられるものではなかったのです…。義母のお金遣いの荒さはわかっていたこと。それなのにどうして弘樹は安易に遺産の話をしてしまったのか。そして、私自身も義母の性格を知っていながら、事前に弘樹に根回ししなかったことを後悔していました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2021年03月17日■前回のあらすじ母の遺産相続は放棄し、妹にすべて渡す予定だった私。それを了承していたはずの夫がいきなり「妹と私で平等に分けないか」と言い始めて…。 >>1話目を見る 弘樹にもきちんと理由を話し、亡くなった母の遺産を放棄して足に障害のある妹の志保に受け取ってもらうとしていた私。賛成していたはずの弘樹がどうして急に「やっぱり志保ちゃんと遺産を分けないか」と言い出すのか問いただすと…。弘樹の話によると、先日義実家に行った際、義母と義弟の雅史さんに相続について聞かれて話をしてしまったというのです。さらに驚くべきことに…。どうして私の実家の土地について義実家が口をはさんでくるのか…。弘樹から話を聞いた私は、頭が痛くなる思いでした。そこで私は…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2021年03月16日■前回のあらすじ母に髪を切ってもらいスッキリ。今まで余裕がなかったけど、母の気持ちを聞いてみんながいろいろな思いを抱えていることに気づかされました。■母の不満が突然爆発…!?ごはんを食べない子どもたち…。私は10年この状態で過ごしてきました。■子どもが食べない問題、私の結論は…子どもの食べない問題、私の結論は…、外食も出前もお惣菜もOK!みんなが通る道、思い詰めずほどほどに頑張る、に辿り着きました。そして母が2週間の滞在を終えて帰宅。いよいよ私は手術に向けて動き出しました。次回に続く※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年02月13日■ 前回 のあらすじ改めて夫に娘を預けて出かけることに。しかし、帰ってくるとそこにいたのは…。■ようやく娘の大変さが理解された普段から人に弱みを見せない夫が、私の母を頼るほど大変な思いをしたということ…。そして大変さを理解し、私に時間を作ってくれようとする夫の気持ちが嬉しかったです。■夫の「療育園」に対する考えが変わったこうして、療育園にいくことを了承してくれた夫。最後まで強がっていましたが、koto子が困り感のある子だとしっかり理解してもらえました。そして、koto子のためにもいち早く何かをしてあげたい気持ちでいっぱいでした。■療育園に連絡すると…ついに療育園へ通うことになりました!そしてこれから、色々なことが巻き起こります…!あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は専門機関にご相談ください。次回に続きます。【同じテーマの特集はこちら】 〜子どもの発達障害を知ろう、考えよう〜 【同じテーマの連載はこちら】 産後の話 この連載の全話を見る >>
2021年01月25日俳優の榮倉奈々さんが、2020年5月10日にInstagramを更新。母の日に我が子からもらったプレゼントの写真を公開しました。榮倉奈々「お父さんがいてありがたい」同月現在、2歳の子供を育てる榮倉さん。母の日に、我が子からハートの形をしたメッセージカードをもらったといいます。 この投稿をInstagramで見る 榮倉奈々(@nana_eikura)がシェアした投稿 - 2020年 5月月10日午前5時15分PDT大好きなママへの気持ちを伝えるために、覚えたての字を使って一生懸命に書いたのでしょう。「まま いつもありがと」という言葉からは、あふれるばかりの想いが伝わってきますね。榮倉さんは、我が子からの贈り物に対する喜びとともに、一緒にカードを用意したであろう夫・賀来賢人さんへの感謝の気持ちをつづりました。今日は、母の日でしたね。可愛いメッセージカードをもらいまして、嬉しさがジワジワです。こんな風に、子供に伝えてくれるお父さんがいて、有難いです。nana_eikuraーより引用もちろん、周囲の大人が教えなければ、幼い子供は母の日の存在を知るよしもありません。賀来さんが子供に母の日のことを教え、一緒に準備した背景もあわせて、榮倉さんは嬉しさで胸がいっぱいになったのでしょう。榮倉さんの投稿に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。・素敵な夫婦、そして家族ですね。憧れます!・かわいいメッセージカードに、心が癒されました。・なんて素敵な夫…。愛情を感じます。夫婦としてお互いを思いやる気持ちが伝わるエピソードに、心が温まりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月11日2018年、FUKAIPRODUCE羽衣が上演した二人芝居『春母夏母秋母冬母』。母と子の関係を描いた今作は、初演時「FUKAIPRODUCE羽衣の新たな代表作」とも言われ、大きな反響を呼んだ。この作品に惚れ込んだCBGKシブゲキ!!のラブコールに応えるかたちで、2月13日(木)より再演が行われる。オリジナルキャストである深井順子、森下亮のふたりに加え、声優でもある土屋神葉、東京パフォーマンスドールの上西星来が参加。オリジナルのふたり、新しいふたりのペアだけでなく、深井と土屋、森下と上西の組み合わせもあり、じつに4バージョンの『春母夏母秋母冬母』が上演されることとなる。舞台は、夜中の公園で中学生カップルが遊ぶシーンからスタートする。公園に置かれた遊具は夢で見る景色のように、非現実的にぐにゃぐにゃとしている。ふたりの男女はそれぞれ、自分と母との物語を紡ぎながら、14歳から40歳までを自在に行き来する。自らの作品を妙なミュージカル、「妙ージカル」と称するFUKAIPRODUCE羽衣。ふだんは性愛の部分もたっぷり描くことが多いが、今作では母子の愛が中心。あたたかく優しい、けれど決してそれだけではない母という存在……。観ていくうちに、自然と観客が自分の母についてあらためて考えるような作品だ。また、劇中では作・演出の糸井幸之介がつくるオリジナルの楽曲がいくつも披露される。彼の曲はいつも、孤独な気持ちにひっそりと寄り添ってくれるようなメロディと歌詞で、胸を打つ。初演は、主宰である深井順子の40歳記念公演と銘打たれていた。糸井も森下も、深井と同じ77年生まれ。あのとき3人が作り上げた舞台が、共に96年生まれの若いふたりの息吹を得て、再び立ち上がろうとしている。CBGKシブゲキ!!presents『春母夏母秋母冬母』は、2月13日(木)から19日(水)まで東京・CBGKシブゲキ!!にて上演。文:釣木文恵
2020年02月11日