2歳健診に息子のもんちゃんを連れて行ったおさるさん。この2歳健診が今後の生活を大きく変えることになるとは……。児童館と子育てサロンデビューを果たし、「うまくいかなかったこと」から気持ちを切り替えるまでのお話。不発に終わった感があったけれど…子育てサロンでは、息子のもんちゃんが同年代の子たちとうまくかかわれなかったことにショックを受けたおさるさん。でも、ここに来るまでの経緯や、そもそもの目的を思い返してみると……!? 同世代の子とうまくかかわれなかった息子のもんちゃんでしたが、「その経験をさせてあげること」が本来の目的だったことを思い出し、気持ちをポジティブに切り替えたおさるさん。 もっといろいろな経験をさせてあげたいと、ママ友とその子どもを家に呼ぶことも。でも、子ども同士のやり取りを見ているとハラハラしてしまい、つい先回りしてもんちゃんに注意してしまいます。そんな姿を見ていた気の知れたママ友から、「止めなくて良いんじゃない?」と言ってもらえたことも、新たな気づきを得るきっかけになったそうです。 監修/助産師REIKO ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター おさる2020年3月生まれの男の子ママです。育児を通して気づいたことを漫画にしています。
2022年08月27日大好きな人と結婚し、1年後には妊娠。順風満帆な生活を送っていたゆーとぴあさん。しかし、妊娠7カ月で受けた検診で赤ちゃんのおしりに影が見つかり……。 赤ちゃんのエコーに怪しい影が…妊娠7カ月のころ、いつも通り健診に行くと……。 当時は、ショックすぎて写真や記録として、あまり残ってません。 今考えると、フィルムを一時期借りていたので、記録のために写真を撮っていれば良かったと思いました。 7カ月健診で、赤ちゃんのおしりあたりに影が見受けられ、ゆーとぴあさんは大学病院に詳しい検査を受けに行きました。そこで判明した影の正体は、なんと「しっぽ」のようなものでした。 「しっぽ」のようなものにショックを受けたゆーとぴあさん。MRIの画像に写っていたものは何なのでしょうか? 赤ちゃんへの影響など、いろいろ考えて心配になってしまいますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ男の子2人を育てるママ。長男くんは仙尾部奇形腫、次男くんは発達障害児。事実を基にした子育てに関するエピソードをマンガ化し、Instagramに投稿しています。
2022年08月26日2歳健診に息子のもんちゃんを連れて行ったおさるさん。この2歳健診が今後の生活を大きく変えることになるとは……。小児科の先生にまた半年後の2歳6カ月健診に来るよう告げられたことを機に、夫婦で今やれることを模索していたときのお話。意を決して児童館デビューしたものの…2歳健診でさらに半年後の再訪を提案されたのを機に、いま息子のもんちゃんにできることを精一杯やろうと決意を固めたおさるさん夫婦。まずは外の世界に触れる機会として、目標だった児童館デビューを果たすものの……!? 児童館デビュー後、人との触れ合いを求めて子育てサロンに参加したおさるさん親子。2人にとって初めての場所でしたが、各々が好きな遊びができるスタイルでホッとしたそう。ところが、もんちゃんは他の子のおもちゃを横取りしたり、片付けしなかったりとハラハラしっぱなし……。しまいにはグズグズになってしまい、その場をそっと離れることに。 どうしても「うまくいかなかったこと」のほうが頭に残ってしまいがちですが、そんなとき、皆さんだったらどう気持ちを切り替えますか? 監修/助産師REIKO ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター おさる2020年3月生まれの男の子ママです。育児を通して気づいたことを漫画にしています。
2022年08月26日■前回のあらすじ「お金以外の援助なら何でもやる」とやる気満々の義父。子どもが生まれるには小さすぎると指摘され、勝手に交換させられた冷蔵庫は、わずか1ヶ月後で故障。結局、新しいものを買うハメに…。■留守中に忍び込んでいた義父の目的は?■極め付けの殺し文句を口にする義父やたらと「家族」を強調する義父。立ち会いに前向きではない夫に代わって、まさか義父が立候補するとは…!次回に続く「ヤバすぎる義父と絶縁した話」(全47話)は21時更新!
2022年08月25日2歳健診に息子のもんちゃんを連れて行ったおさるさん。この2歳健診が今後の生活を大きく変えることになるとは……。保健師さんとの話のあと、小児科の先生に半年後の再訪を提案されたときのお話。半年後の再訪が決定…。いま子どもにしてあげられることとは?2歳健診に訪れたおさるさんと息子のもんちゃん。小児科の先生から「半年後にまた来てくれる?」と告げられました。現実を受け入れながら、今もんちゃんにしてあげられることを考えていると……!? 2歳健診では、小児科の先生から半年後の再診を打診されたおさるさん。気持ちを切り替えて、「まずは自分たちでできること」を考えていたつもりが、保育園に通っていないことを理由に問題から目をそらしてしまっていたことに気づきます。 「まずは子どもにやってあげられることを精一杯やる一年にしよう」という夫の言葉に背中を押され、人見知りのおさるさん&もんちゃんにとって第一関門となる児童館デビューにチャレンジすることに。おさるさん夫婦のように、一緒に乗り越えようとしてくれる人が近くにいてくれることが、前を向く原動力になるのかもしれませんね。 監修/助産師REIKO ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター おさる2020年3月生まれの男の子ママです。育児を通して気づいたことを漫画にしています。
2022年08月25日2歳健診に息子のもんちゃんを連れて行ったおさるさん。この2歳健診が今後の生活を大きく変えることになるとは……。保健師さんから、もっと人とかかわる時間をもつことを提案されたときのお話。子の試練は母の試練…!?1歳6カ月健診の際に、息子のもんちゃんの言葉がまったく出ていなかったことを心配して、念のため予約していた2歳健診に訪れたおさるさん。もんちゃんは、人より敏感で警戒心が強い傾向が。そこで、少しずつ外の世界に慣れるよう保健師さんに提案され……?! 2歳健診にやって来たおさるさんと息子のもんちゃんは、少しずつ外の世界に慣れるために、いろいろな場所に訪れてみることを保健師さんから提案されます。そういった刺激はもんちゃんの言葉を引き出すのにもプラスに働くことを知り、これまで積極的に外へ出ていなかったことを反省したというおさるさん。 このあとも小児科の先生による診察を受け、もんちゃんの様子を細かくヒアリングしてもらいます。不安に思うことは自分ひとりで抱え込まず、おさるさんのように健診や診察を受けて相談できる相手を見つけることは大事かもしれませんね。 監修/助産師REIKO ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター おさる2020年3月生まれの男の子ママです。育児を通して気づいたことを漫画にしています。
2022年08月24日2歳健診に息子のもんちゃんを連れて行ったおさるさん。この2歳健診が今後の生活を大きく変えることになるとは、このときおさるさんはまだ思ってもみなかったのです……。おさるさんの、ご自身の体験をもとにした育児マンガを紹介します。念のために予約した2歳健診で思いがけないことが…2歳になる息子のママのおさるさんは、息子のもんちゃんを連れて2歳健診に行きました。そこで保健師さんから言われた言葉にホッとしたり、思い当たることがあったり……。 ※2歳児健診は法定健診ではありませんが、実施している自治体もあります。 ※「2歳半で7割の子が2語文を話せるようになります」とありますが、あくまで個人差があります。 1歳6カ月健診の際に、息子のもんちゃんの言葉がまったく出ていなかったことを心配して、念のため2歳健診を予約していたおさるさん。2歳になった現在では少しずつ言葉も出ており、大きな心配はないと思いつつも、せっかくだからと予約していた健診に向かうことに。 言葉に関しては、今後もっと出てくるようになると保健師さんから言われて安心したものの、人より敏感で警戒心が強い傾向にあることがわかり……。 自分の子どもに少し気になる様子が見られたとき、おさるさんのように誰かの言葉に一喜一憂してしまう気持ちもわかるのではないでしょうか。 監修/助産師REIKO ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター おさる2020年3月生まれの男の子ママです。育児を通して気づいたことを漫画にしています。
2022年08月23日もともと妊婦健診で小さめとは言われていましたが、正期産の時期に近づくにつれおなかの中の子の体重も徐々に増えていき、先生からも「2,500gを超えたからとりあえずひと安心!」と言われていました。しかし、ひと安心の言葉をいただけた妊婦健診の次の日、妊娠36週4日で突然破水し、心の準備ができないまま出産。生まれてみれば娘は2,280gの低出生体重児でした。娘はすぐ保育器へ入り、私の部屋にくることができませんでした。 保育器から娘を眺めるだけの日々入院中の娘は保育器に入っていたため、私はお世話ができず、3時間ごとに搾乳して母乳を助産師さんに届けることしかできませんでした。1日1・2回の抱っこを除いては、保育器越しに娘を見守るだけの日々。 娘より私が先に退院することになり、ひとりにしてしまうことがかわいそうで寂しくて、泣いてしまうことも……。 助産師さんから「この子、ママのおっぱいたくさん飲んで、早く大きくなっておうちに帰りたいんだね」と励まされ、また涙。そして「娘は頑張っているのに私が落ち込んでいたらダメだ!」と気づきました。 私が唯一できたことは、娘が保育器から出たときに母乳をたくさんあげられるよう、毎日朝も夜も3時間置きに搾乳を届けることでした。 やっと退院! 直接授乳に感動の涙たくさん母乳を飲んでくれたほか、助産師さんのケアもあって何とか体重も増え、生後8日目で退院できました。 助産師さんには娘に会えない不安などを相談するたびに励ましてもらっていたので、本当に感謝しています。初めて授乳したとき、「もう搾乳して届けなくても直接飲んでくれるんだ」「私たちの間に保育器はないんだ」と思うと涙が止まりませんでした。 これから始まる育児に不安や心配はありつつも、とにかく娘と一緒にいられることがただただうれしかったのです。そして退院後、娘は順調に体重が増えていき、今では成長曲線の真ん中で体重が推移するほどの成長ぶりです。 育児ができない日々が私を強くしてくれた育児が思うようにいかないときも、「育児がしたくてもできないことのほうがつらかった」と思えば、何でも頑張れます。助産師さんに「今は、ママは休んでて。もうすぐたくさんお世話になるからねって言ってくれてるのかもね」と言われたこともありました。 娘が保育器に入りお世話をしてあげられなかった期間は、娘が私の体を休めてくれてたんだと思い、その分これからの育児に100%力を注ぎたいと思います。 妊婦健診では2,500g超えていると言われた娘は、生まれてみれば2,280g。妊婦健診での体重は正確ではないとわかっていながらも、戸惑いました。娘を保育器越しにながめるだけだった日々は一生忘れません。この先どんなに育児が大変でも、お世話してあげられることの幸せを忘れずに、娘と向き合っていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ささたにあかね0歳の女の子のママ。簿記検定を取得し、学校法人で経理の経験あり。育児についてメディアやブログで執筆中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2022年08月22日2人目妊娠中のときの担当医は、普段笑わない無愛想な先生でした。そんななか、1回だけ娘を妊婦健診に同行させたことがありました。すると先生は娘に対して普段とは違う顔を見せてくれて……。先生の意外なギャップに思わずほっこりした体験談です。 笑わない無愛想な先生2人目の妊娠で担当になった産婦人科の先生は、普段はとても機械的で不愛想な方でした。比較的若い先生だったので「慣れていないのかな?」と思いつつ、私の中では「必要なことは言ってくれるし、診察も早いからいいか」と考え、担当の先生をかえてもらうなどはしませんでした。いつも妊婦健診は第1子をこども園に送り出してから行っていましたが、1日だけ園がお休みの日に娘の預け先がなく、健診に一緒についてきてもらったことがあります。娘を連れて行く前は、「先生のことを怖がるかな?」などと想像していた私。このときは、あの笑わない先生の意外な一面が見られるとは想像もしていませんでした。 先生の意外な顔にびっくり娘を連れて診察室に入ると、「何歳ですか?」と3歳の娘にとても丁寧に対応してくれる先生。そして「今から赤ちゃんを見るけど、ここで一緒に見ますか?」と娘に言い、緊張気味の娘がうなずくと、先生の目の前の特等席でエコー画像を見せてくれました。そして「今日は特別だよ」と言って、3Dエコーまでしてくれたのです!何よりも驚いたのが、いつも無愛想な先生の穏やかな表情。診察の最後には「赤ちゃん元気でした。お姉ちゃんに会えるのを楽しみにしてるって」と娘にやさしくにっこり。娘も「うん! 私も楽しみ!」とすっかりその気になっていました。 思わぬギャップに驚きいつもは機械的で冷たい印象の先生が、娘にあんなにやさしく言葉をかけてくれるなんて思っておらず、とても驚きました。思い返せば、これ以前の健診で先生に「上の子は赤ちゃんについて何か感じていますか?」と聞かれたとき、「何かを察しているのか、わがままになりました」と答えたことが。あくまでも推測ですが、もしかしてそれを覚えてくれていて娘に話をしてくれたのだろうか?と考えてしまいました。次の健診ではすっかり以前の無愛想な先生に戻っていましたが、私の中の先生の印象は「冷たい機械的な先生」から「子どもにやさしい良い先生」に変わっていました。 「この先生はなんか冷たい人だな」と思っていたのが、娘と一緒に健診に行ったことで、思わぬ一面を見ることができました。これ以降はいつものドライな先生の顔しか見ていませんが、ほっこりとした人間味のある一面を見られたことで、出産のときの緊張も少し和らいだように思います。 監修/助産師REIKO著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年08月21日このお話では、長男を妊娠中、切迫早産で入院することになったのですが、その時同室だった人との出来事を綴っていこうと思います。■妊娠8ヶ月、お腹の子は順調に育っていた私は本当に面倒臭がりなので、提出物とかギリギリまでやらないタイプなのですが、なぜかこの時は早めに準備できていました! まさか、このあとすぐ入院になるとは思いもせず…!■妊婦健診で「アカン!」ことが…!?子宮頸管は一般的には3.5~4cmほどあるそうなのですが、私はこの時すでに2cmありませんでした。最初穏やかな声だった先生が急に慌てて検査を始めたので当時は不安でしたね。さて、子宮頸管が短くなってしまった原因は…!?※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く「切迫早産で入院中に同室の人が辛かった話」(全32話)は17時更新!
2022年08月19日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。無事出産し、ちょるりさんは赤ちゃんが「生きている」ことに安堵し、うれしさで涙を流しました。わが子と初対面し、しばらくすると医師がやってきて……。 赤ちゃんの検査結果は… 今まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。「口唇口蓋裂」を持って生まれる人もいるのだと、もし頭の片隅にとどめていただけたら、とてもうれしいです。 そして、かつての私と同じように、今出産を控えながら不安や心配を抱えてらっしゃる方々へ。 「赤ちゃん産んだら、絶対かわいいから大丈夫!! 」などと無責任なことは言えません。 ですがこんな一例もあるんだなと、ほんの少し参考にしてもらえたら本望です。 合併症もなく、元気に生まれてきた次女ちゃん。手術後は手術痕も目立たなくなったそう。ちょるりさんのSNSでは、元気な姿の次女・ひーひーちゃんのエピソードを見ることができます。 ちょるりさんは、温かい言葉やさりげない気づかいは、マイナスな出来事よりも何千倍も覚えていると書かれていました。少しのやさしさでも相手に良い影響を与えることができるのなら、ふとしたときでも、やさしさを差し出せる人になりたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2022年08月15日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。予定日前日に破水し、病院へ。着くや否や陣痛が始まり、出産することに。担当の先生が、まさかの元同級生という驚きのハプニングもありながら、無事出産しました。かわいい赤ちゃんの産声に愛しさを感じていたちょるりさんでしたが、赤ちゃんと初対面をすることなく、検査に連れて行かれてしまい……。生まれてすぐ赤ちゃんを検査に連れて行かれてしまい、抱くこともできず、不安に思っていると……。 赤ちゃんとの対面 ついに娘との対面……! 抱いた途端、あれだけ心配していたのが嘘みたいに穏やかな気持ちになりました。 娘が生きているということを実感できて、うれしくて心底ホッとして、気が緩みました。 今思えば、口唇口蓋裂を告知されてから、この瞬間までずっと緊張し続けていた気がします。 不安や悩みを乗り越えて赤ちゃんにやっと会うことができたちょるりさん。赤ちゃんが「生きている」ことに安堵とうれしさで涙を流しました。 みなさんは、出産し、お子さんを初めて抱っこしたとき、どう感じましたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2022年08月14日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。破水し、タクシーで病院に向かいました。「そこまでの痛みはないな」と思っていると、助産師さんから「陣痛きてるじゃないですか! 」と言われ、出産の体勢に。先生が来て「やっと産める! 」と思いきや、目の前に立っていた先生は、まさかの元同級生でした。まさかの元同級生との再会に気まずさを感じながらも、いきみを繰り返していると……。 ようやく産める!と思いきや… お産は難航し、酸素マスクをつけながら、いきみを繰り返していました。 そして陣痛を感じてから2時間後、次女の「ひー」が誕生。 しかし、赤ちゃんをゆっくり抱くこともできず、検査に連れて行かれてしまいました。 赤ちゃんの産声に愛しさを感じながらホッとしていたちょるりさんでしたが、赤ちゃんとの初対面をすることなく、助産師さんは赤ちゃんを連れて行ってしまいました。 ちょるりさんは、赤ちゃんが生まれたとき「なんてかわいい声なんだろう」と感じていました。みなさんが、初めてお子さんの産声を聞いたとき、どのようなことを思いましたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2022年08月13日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。妊娠39週に入っても、赤ちゃんが生まれる様子はなく、ちょるりさんは「自分の心の準備ができていないからだ」と感じていました。しかし、「赤ちゃんに会いたい」という気持ちを大切にしようと心に決めた数時間後、ついに破水しました。 破水し、夫を起こし病院へ赤ちゃんを迎える覚悟ができたとき、破水しました……。 陣痛は、全然痛くなかったです。言われてみれば「多少、おなかが張っているかな? 」というくらいで、「家でこの痛さがきても絶対陣痛だと気付けないレベル」と、当時の記録に書いてました。 さらに、まさかの再会。きっと相手のほうが気まずかっただろうに、担当してくれて感謝でいっぱいです! 陣痛がきた最初のことはまったく痛みがなかったというちょるりさん。その後、しっかり、一気に痛みがきて、3人のお子さんの中で一番きついお産になったそうです。 ちょるりさんは、まさかの同級生と再会していましたね。みなさんは、分娩中に起こったハプニングはありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2022年08月10日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。いよいよ妊娠39週に入りましたが、一向に生まれる気配はなく、ちょるりさんは「自分の心の準備ができていないからだ」と感じていました。妊娠39週を過ぎても、赤ちゃんに会う心の準備ができておらず……。 赤ちゃんが生まれてくる様子は一向になく… ※訂正:(誤)喝を入れる→(正)活を入れる 口唇口蓋裂を持つ赤ちゃんの顔や合併症、その後の成長など気がかりなことが多くなる一方。 しかし、赤ちゃんに会いたいという気持ちを大切にしようと心に決め、眠りにつこうとしたとき、「ぱちんっ」と破裂音が聞こえ、ついにその時が来ました。 出産予定日に近づくにつれ、不安が大きくなっていったちょるりさん。しかし、自分に活を入れ、寝ようとしたとき、なんと破水してしまいました。 ちょるりさんは、赤ちゃんが生まれてくることを実感し、不安を感じていたとき、自分に活を入れていましたね。出産間近は不安なことや心配なことがより増えていってしまうもの。みなさんは出産間近で不安を抱えていたとき、どのようなことをして乗り越えていましたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2022年07月31日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。いよいよ妊娠後期に入り、髪を伸ばしたり、神社に行ったりと、赤ちゃんが命に関わることなく生まれてきてくれるように願掛けをしていました。 妊娠後期に入り、安静を心がけていると妊娠後期、すでに赤ちゃんが下り始めてきていて……。 ※降りてきてる→下りてきてる ※降りてる→下りてる ※降りてきてる→下りてきてる 妊娠後期に入り、無事臨月に突入できて安堵していたのに、生まれてこない……。 それはまだ、「私が次女に会う心の準備ができていないから」。 願掛けの効果もあってか、無事臨月に突入できたちょるりさん。しかし、なかなか生まれてきてくれない赤ちゃんに、ちょるりさんは「自分の心の準備がまだできていないからだ」と感じていました。 ちょるりさんは、赤ちゃんが生まれてきてくれないのは、自分の心の問題だと感じ取っていました。妊娠中は、おなかの赤ちゃんと体だけでなく心もつながっているのかもしれませんね。みなさんが妊娠中に、「赤ちゃんとつながっているな」と感じた経験はありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2022年07月29日第一生命グループの一員であるネオファースト生命保険株式会社(代表取締役社長:徳岡 裕士、以下「当社」)は、健診結果の改善等に向けて、一人ひとりに合った健康的な生活習慣の改善を目指すプログラムを搭載したアプリ「Neoコーチ」を開発し、2022年7月28日(木)より無料で一般公開しました。当社は、“「あったらいいな」をいちばんに。”をミッションに掲げ、健康増進に資する商品・サービス等の提供を行っております。このなか、「Wellness (*)~もっと自分らしく~を応援する。」をビジョンに掲げ、この取組みを更に進化させるべく、「Wellnessプロジェクト」(以下「本プロジェクト」)を立ち上げました。本プロジェクトを通して、個々人が抱える心身の悩みを解消し、一人ひとりの豊かな人生・自己実現に寄り添っていけるようなサポートに取り組んでいきます。今般、本プロジェクト第1弾企画として、健診結果を改善したいが「何をしたらいいかわからない」「取組みがなかなか継続しない」等といった身近な悩みに着目し、一人ひとりのライフスタイルに合わせた生活習慣の改善取組みの提案やフィードバック等のサポートを行うアプリ「Neoコーチ」を開発しました。当社は、お客さまの期待を超えたレベルでの顧客体験(=CX(Customer Experience))をお届けし、「利用して良かった」「ネオファースト生命、いいね!」と思っていただけるような商品・サービスの提供を社員一丸となって目指していきます。アプリリリース後も新たな機能の開発や顧客体験のブラッシュアップを行い、よりお客さまが抱える心身の悩みを解消していける顧客体験を提供していきます。(*)Wellnessとは、病気ではない状態であるヘルス(健康)を「基盤」として、豊かな人生や自己実現に向けて、何かに没頭・熱中している、生き甲斐を見つけているなど、心身の充実を感じている状態のことと、当社では定義しています。1.「Neoコーチ」アプリの3つのユーザ体験体験①自分にピッタリの「生活習慣改善取組み」がかんたんに選べる・健診結果数値の入力に加えて、自身の生活習慣の入力を行います。・異常値である検査項目や注意すべき疾病がわかり、健康状態の注意点に気付けます。・入力結果をもとに、食事・運動のカテゴリの中から、一人ひとりに合わせた生活習慣改善に向けたチャレンジが提案されるので、自分にピッタリの「生活習慣改善取組み」がかんたんに選べます。体験②バーチャルヘルスコーチの毎日のサポートで無理なく続けられる・健診結果の改善等の健康課題に対し、「自らの気づき→自主性を高める→行動の継続→習慣化」という行動変容のプロセスに沿って、一人ひとりに合った方法でサポートします。・具体的には、ヘルスコーチ(ウェル美)から提案されたチャレンジ項目の中から自身が取り組みやすいチャレンジを一つ選び、5日間サイクルで取り組み、ヘルスコーチが日々のチェックと最終日の振り返りで「自らの気づき」を促すプロセスを繰り返します。・その結果、自分でもできるという自己効力感が高まり、自主性が生まれることで行動の継続につながり、その延長線上で習慣化へ導いていきます。・本来ヘルスコーチングは対面で行うものですが、「Neoコーチ」はアプリ上で「いつでも・どこでも・気軽に」ヘルスコーチングを続けられます。体験③身に付いた健康リテラシーで「なりたい自分」に変われる・「健康リテラシー」は、世界的に進行する「健康格差」への処方箋として、また国内でも、健康経営銘柄認定基準に「健康リテラシー向上」が組み込まれる等、健康維持・増進に関する個人の能力として注目されています。・「健康リテラシー」の「リテラシー」の本来の意味は、「知識」を「活用できる」まで含まれており、「健康知識」と「健康行動」をセットで定着させるべきと考えています。・「健康リテラシー」を一気に習得することは困難です。そこで、本アプリは、予防医学・健康教育・ヘルスプロモーションが専門の福田洋医師や保健師の監修のもと、健康課題に合わせた「正しい知識&行動」のプロセスを繰り返すプログラムとすることで、少しずつ行動の定着、習慣化に導いていき、「健康リテラシー」を向上させる仕組みとしています。2.国内屈指のヘルスコーチング専門家がノウハウを提供当社は、主に健康診断でB~D判定という結果を受けて何らかの対策をとらなければ」という悩みを抱えている方に対し、「専門家による健診結果B~D項目の分析をもとに、「かんたんで続く効果的なチャレンジ」を教えてくれる健康改善ペースメーカー」をコンセプトとし、本アプリを開発することとしました。現状、様々なヘルスケアサービスがあるものの、「行動が継続しにくい」ということが長く課題になっています。一方、ヘルスケアサービスの先進国である米国においては、近年数多くの企業が、「ヘルスコーチング技術(*)」を活用し、行動が継続しにくい人の行動変容にも成功しています。また、最近では、日本でも大手フィットネスクラブが「ヘルスコーチング技術」を活用する等、行動変容の成功事例が出ています。「ヘルスコーチング技術」のポイントは、「無理なく続けられること」を発見し、「小さな成功体験」を積み上げることで、行動の継続へ導くコミュニケーションにあります。本アプリでは、日本国内においてヘルスケアサービス領域を熟知し、且つヘルスコーチングの要素を整理できる専門家である里見将史氏監修のもと、「ヘルスコーチとのリアルなコミュニケーション」を体現し、お客さまに寄り添いながら「無理なく続く」行動変容をサポートします。本サービスの提供により、お客さま一人ひとりの疾病予防と健康増進などをサポートすることで、社会課題となっている平均寿命と健康寿命の差を短縮することができれば、お客さまの生活の質の低下を防ぎ、お客さま一人ひとりの豊かな人生・自己実現に繋がるととともに、健康格差の縮小も期待できると考えています。(*)行動変容を支援するコミュニケーション技法。専門家が寄り添いながら、対象者の自発的な行動を促し、最終的には一人でも行動を継続できる状況を作るサポートである。【監修者】【ダウンロードは以下からお願いいたします】: 【本リリースに関する報道お問い合わせ先】ネオファースト生命保険株式会社CXデザイン部Neoコーチお問い合わせ窓口e-mail: neocoach_info@neofirst.co.jp 以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月29日総合病院で第1子となる娘を出産し、産後の1カ月健診へ。今思い返せば、「何を聞かれているかわかるでしょ!」と自分でも思うのですが、何を思ったのかそのときは思いっきり勘違いしたまま、医師からの質問に答えてしまいました。まさに、穴があったら入りたい出来事でした……。 小児科医からの質問を勘違い私が第1子を出産して、産後の1カ月健診に行ったときのお話です。総合病院だったので、まずは娘を連れて小児科へ。小児科医から「調子はどうですか?」と聞かれ、なぜか自分のことを聞かれたと思い込んでしまい、私は「常に寝不足で、なかなかしんどいです」と答えました。 小児科医から「この時期は大変ですよね。○○ちゃん(娘)の調子はどうですか?」と聞かれたところでやっと、「さっきの質問は娘のことを聞いていたんだ!」と気づきました。「寝不足で頭が回らなくて……すみません」と変な言い訳をしてしまい、小児科医は笑ってくれましたがとても恥ずかしかったです。 「お母さん」と呼ばれ慣れていないが故に次は、産科で自分の1カ月健診です。内診があるとのことだったので、内診のときは母に娘を抱っこしてもらうつもりで付き添ってもらっていました。まずは産科医から問診があり、「お母さん、体調どう?」と聞かれました。もちろん私のことだったのですが、「お母さん」と呼ばれ慣れていない私はそこでも勘違いをしてしまい、母に向かって「ほら、聞かれてるよ」と言ってしまったのです。 産科医と同席していた看護師さんが大笑いし、「お母さんって○○さん(私)のことだよ。○○さんももうお母さんでしょ!」とツッコまれてしまい、顔から火が出るくらい恥ずかしかったです。 みんなが笑い飛ばしてくれてよかった小児科医のときも、産科医のときも私の勘違いを笑い飛ばしてくれたのでよかったのですが、自分としてはどちらも穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったですし、きっと赤面していたと思います。 産後の寝不足で頭がうまく働かない状況だったとはいえ、私のように勘違いする人はいないかもしません。特に、産科での勘違いは母も恥ずかしかったようで「何言ってるの!」と母からも笑われてしまいました。 娘を出産してからもう13年以上経ちますが、いまだに思い出してしまう「穴があったら入りたい出来事」です。娘を出産した総合病院の前を通るたび、娘の出産~産後の入院中の生活を思い出してホロリとするのと同時に、この出来事も一緒に思い出して恥ずかしくなってしまいます。 監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2022年07月27日次女はなちゃんの1カ月健診で、医師から「産後うつです」と診断されたぼめそさん。実ははなちゃんを出産後、おなかの痛みから始まり、咳や動悸、不眠、全身のかゆみなど、さまざまな体の不調に悩まされていたのです。医師に相談すると「産後のマタニティブルーズという状態です」と言われ、薬を渡されたのですが、ぼめそさんが薬を飲むことはありませんでした。病院を退院後は、実家で子育てをすることに。すると、長女こはちゃんと次女はなちゃんの育児の違いについて、次第に悩むようになっていったのです。ぼめそさんと旦那さんが何て返していいか分からず困っていると、こはちゃんの発言はヒートアップしていきます。 「ママじゃなくてパパが良い!」「パパとお散歩行く!」 しまいには「パパがいいの!」と言って泣き出してしまいました。 こはちゃんの発言により、ぼめそさんの心は一気にズタズタになってしまうのでした。 こはちゃんとの一件で心身ともにさらに参ってしまったぼめそさん。 ぼめそさんのことを気にかけていた旦那さんは、1カ月健診に一緒に付き添うことを提案します。 そして健診当日は、2人で病院に行くことに。 質問表を記入すると、いよいよ問診がスタート。 半個室のようなスペースに案内されると、看護師さんがいろいろと質問してくるのですが……? 私の育児がダメなの? コロコロと変わる感情についていけなくて… こはちゃんの一件で、すっかり落ち込んでしまったぼめそさん。 ベッドに横になって泣いていると、旦那さんからのLINEが届きます。 送られてきたメッセージの内容は、1カ月健診は一緒に行こうというものでした。 健診日当日は旦那さんが付き添ってくれて、一緒に病院へ行くことに。 質問表を提出し終わり、待っていると、ぼめそさんの番号が呼ばれます。 半個室のようなスペースに案内されると、そこで問診が始まるのでした。 こはちゃんのことがキッカケで、自分の育児を責めたり、被害妄想を繰り返していたというぼめそさん。不安定な状態だったと思うので、このときの健診に旦那さんが付き添ってくれて良かったですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年07月18日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院で詳しい検査を行い、赤ちゃんの病気を報告しに行くため義両親宅へ。温かく迎えてくれた義両親にどう反応されるのだろうか……と不安になりながら、赤ちゃんの病気について話し出しました。赤ちゃんの病気についてすべて話し、やさしい義父母がどんな反応するのだろうかと不安で義両親の顔を見ることができないまま、頭を下げると……。 義両親が夫婦にかけた言葉とは…… この後、お二人は義妹の話をしてくれました。義妹は生後4日で心臓に異常が見つかり、すぐ投薬治療が始まったそうです。 生まれたての小さな体にたくさんの管がつけられて驚いたと明るく話してくださいました。 その当時のお二人の気持ちは想像してもしきれません。そんな経験をした義両親だからこそ出てきた言葉だったのかなと思います。 赤ちゃんの病気について、どんな反応をされ、何を言われるのかずっと不安だったちょるりさん。ちょるりさんは、義母の「新しい命を授かれただけでよかった」という温かい言葉と義父の「何も心配しなくていいよ」という心強い言葉に、胸がいっぱいになりました。 赤ちゃんがお母さんのおなかの中で大きく育っていってくれているだけで十分幸せなこと。そう思ってくれている家族が周りにいるだけで、心の支えになり、不安も減っていきますよね。たくさんの愛を持っているちょるりさんの義両親は、赤ちゃんが生まれてきてからも、きっと赤ちゃんに温かい愛情を注いでくれるのではないでしょうか。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2022年07月14日療育って何?みんなどんな療育をしてきたの?療育とは障害のある子どもの発達を促し、自立して生活できるように援助する取り組みです。療育という言葉はもともと、東京大学名誉教授の高木憲次氏(1888-1963)が提唱した概念です。肢体不自由児の社会的な自立を目標に、医療と教育を並行してすすめることを指しました。療育という言葉や概念は時代の変遷とともに意味合いを変えており、現在定まった明確な定義は示されていません。また必ずしも医療行為を含むものではない場合もあります。定義や実践内容の移り変わりはあるものの、概ねの理解としては、療育とは障害のある子どもの発達を促し、自立して生活できるように援助する取り組みを指すと考えると分かりやすいでしょう。1歳半健診や3歳児健診で、また周りの子どもたちと比べて…わが子の発達の遅れに気づいて専門機関に相談し言われた「療育を受けてみませんか?」の言葉。でも実際に療育ってどんなことをやるの?そんな療育についてのエピソードを発達ナビ連載ライターさんたちに描いていただきました!療育の種類や療育先選び、早期療育問題や家庭内でできることなど…気になるコラムはぜひリンクをクリックして読んでみてください。「療育に通って」と言われてから9年。当時の私が感じたことや、知らず知らずに行っていたこととは。丸山さとこさんが、療育を初めて知ったのは3歳児健診のときでした。本を読み療育園に通うことで療育について少しずつ知っていったさとこさんは『あれ?ごく当たり前のことが書いてあるな…?』と首をかしげてしまいます。2歳で始めた療育、全力拒否!「療育に来る意味あるのかな…」と疑問が出てきて…3歳ごろに自閉スペクトラム症の診断が出たまるさんの息子・リュウくん。療育には2歳9ヶ月のときに通いだしましたが、教室から出たい、座っていられない、早くお弁当を食べたいで泣いたり逃げたり…一筋縄ではいかなくて…。理科と社会のプリントをやりたがらない息子のやる気を引き出したアイデアとは?ADHDとLDのあるかなしろにゃんこ。さんの息子リュウ太くん。”気がのらないことは意地でもやりたくない”というところがあり、小3になると「理科」「社会」の教科には興味ナシ!そんなリュウ太くんにかなしろさんが作ったあるものとは…?「療育」とは?3タイプの発達支援施設があるの?1歳半健診で指摘を受けて、長男けんとくん発達の遅れを知ったゆきみさん。市の親子教室で初めて聞いた「療育」という言葉に「これだ!」と衝撃を受け…。タイプ別発達支援施設の紹介も!「子どものため」だけでは続かない?「療育を受けさせたい」と考えている親御さんに伝えたいこと。知的障害を伴う自閉スペクトラム症があるべっこうあめアマミさんの長男くんは、2歳から療育に通いはじめました。引越しなどもあり、息子と3つの地域で6ヶ所の児童発達支援(療育)に通ってきたべっこうあめアマミさんの感じた療育先選びのポイントとは?療育は一筋の希望?ダウン症の「早期療育問題」って?ダウン症のある小学1年生のきいちゃんを育てている星きのこさん。出産後すぐにダウン症の告知と同時に医師から言われた「子どもに療育をしてください」のアドバイス。その言葉を聞いた星さんは…。次男のふーくん、初めての発達検査!ASDの特性がある長男ミミくん。次男のふーくんは定型発達だと思っていたけれど、通っている保育園からの勧めもあって、発達検査を受けることにしました。発達検査の結果を聞いてtaekoさんの感じたこととは。そのほか人気コラムはこちらから!
2022年07月11日妊娠37週4日、妊婦健診があった日の深夜に陣痛開始。病院に行くと、すでに子宮口は6cm。分娩台に上がると、「ばちゅん!」破裂音とともに、下半身に赤ちゃんの頭が挟まった! 人生最大の痛みに直面し、叫びだし、周りの声も聞こえなくなってしまい……。 安堵し思い出したことは… 今でもはっきり覚えているのが、妊娠5カ月の妊婦健診にてエコーをしてもらっていたとき。先生「あっ! 森田さん。赤ちゃんの性別わかりましたけど、聞きたいですか?」 息子「あのね、僕知ってるよ! 女の子だよ!」 先生「えっ……凄いね! 当たりだよ。多分女の子じゃないかな?」 このとき、驚きとうれしさで私は泣きそうになってしまいました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 画像提供/森田家@愛と笑いの育児漫画(@moritake2020) 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家
2022年07月08日妊娠37週4日、妊婦健診で「お産はまだかな」と医師に言われたものの、その日の深夜陣痛開始。病院へ行くと、まだ我慢できる痛みなのに、子宮口はなんともう6cm以上開いていた!いよいよ出産、人生最大の痛みに直面することに……! ついに子宮口が全開大に! よく、出産にて旦那さんに立ち会いしてもらうか否かで賛否両論ありますが、私は立ち会ってもらって本当によかったです。夫は、「3人目は、立ち会わない! あんなに痛そうでつらそうな姿、もう、見たくない! 3人目は……俺が産む!」と言ってくれました。最高かよ。来世でも結婚しようと思います。 さて、「そんなに痛くなかったよ」と言いつつ、痛がっている描写満載ですみません。まぁ、人が1人股から出てくるので、ちょっとは痛かったんですよ(笑)。 でも、この痛みは10分間ほどでした。また、出産した時間が真夜中だったため、来てくださった先生の頭に寝癖がついていて、「先生がいつものオールバックじゃない……! 寝てたところ、起きてくれたんだ! なんか、ほんとすみません……」と思っていたくらいなので、余裕があったと思います(笑)。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 画像提供/森田家@愛と笑いの育児漫画(@moritake2020) 監修/助産師REIKO
2022年07月07日妊娠37週4日、妊婦健診で「お産はまだかな」と医師に言われたものの、その日の深夜陣痛が始まりました。病院へ行くと、まだ我慢できる痛みなのに、子宮口はなんともう6cm以上開いていて……!? 希望のバースプランで 1人目の息子の出産では、夫と母の2人に立ち会ってもらいました。その際も、スピード出産で、陣痛は3時間ほどでした。ありがたや。 しかし、2人目の娘のときは実家に置いてきた息子のことがどうしても心配で……母には、実家に戻ってもらいました。 この判断が、あとから功を奏することとなります。 自分的には、陣痛の痛みは本当におなかを壊したような感覚でした。痛みに波がある感じ。ぐうぅーーと唸るような痛みがまるっきり同じでした。 そして、バースプランの「褒めて伸ばしてね作戦!」 これ、すごくよかったです!プレママの方、もしよければ(笑)。 そしてこのあと、驚くほどのスピードで出産となります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 画像提供/森田家@愛と笑いの育児漫画(@moritake2020) 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 森田家
2022年07月06日妊娠37週4日、妊婦健診で「お産はまだかな」と医師に言われた森田さん。しかし、夕食をたくさん食べられるようになったり、胎動が減ったり、当時5歳の息子が何度も抱っこをせがんでくるなど、今思うと出産の兆候かな?と思う節がいくつかありました。そして、深夜に痛みを感じて……。 陣痛っぽい! 自分の陣痛の始まりは、「なんだか痛いような〜? あ、食べ過ぎておなか壊したのかな?」くらいの痛みからでした。 それが1時間ほど続き、そこまで痛くないけど、いつ産院に連絡しようかなぁ〜と悩んでいたところ、母から「電話してみな!」と助言され、産院へ連絡を取りました。 もしもこのときちゅうちょしていたら、車の中で出産していたかもしれません。母さんグッジョブ! 父は、陣痛で唸る私の横で、お酒を片手に10分ほどその姿を見守ってくれました……おぉーーい(笑)!! 妊婦さんや経産婦さんはご存知の方も多い、内診グリグリ! 「かなり痛い」と評判でしたが、私は、まるっきり痛くありませんでした。 産院に着いてからも「え、本当に今から産むの? 到着してすぐ分娩室? 嘘だろ……」 と心が置いてけぼりとなっていました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 画像提供/森田家@愛と笑いの育児漫画(@moritake2020) 監修/助産師REIKO
2022年07月05日国民の健康増進を唾液ケアから考える特定非営利活動法人日本唾液ケア研究会(理事長:槻木 恵一、以下 当会)は、この度、国民皆歯科健診についての意見の募集を開始しました。2022年6月1日に「国民皆歯科健診義務化へ?」という報道が突如として流れました。この報道に驚かれた方も多いのではないでしょうか。日本人の歯科とのかかわりは、痛くなってから歯科医院を訪れるというパターンが圧倒時であり、痛くなくても歯医者に行かなければならない事になりそうな「義務化?」という投げかけをどう受け止めたでしょうか。当会では、国民皆歯科健診の推進が国民の健康に寄与するという意見に賛意を示しており、今後是非とも進めていくべきであると考えています。しかし、この国民皆歯科健診を進めるためには、上から制度を一方的に押し付けるのではなく、意義の共有と疑問点の解消など丁寧な説明が必要であると考えました。特に、当会は、口腔の健康に必須な唾液の機能性向上からの健康長寿を目指す特定非営利活動法人であるので、その役割を果たすためにも、多くの皆さんからの意見を集約し、形としてまとめ発信をしていきたいと思います。そこで、当会ホームページに意見投稿フォームを設置しましたので是非とも、ご協力をお願いいたします。URL: 意見の募集は2022年7月1日より8月28日(締め切り)までにお願いいたします。※ 投稿されました内容は、個人情報を削除して、意見として公表していきますのでご了承ください。なお、その目的以外にいただいた意見を利用することはありません。また、投稿時に個人情報の登録は任意です。建設的なご意見をお待ちしております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月05日妊娠37週4日、妊婦健診で「お産はまだかな」と医師に言われたけれど、今思うと出産の兆候かなと思うことがありました。 お産の兆候だった…? みなさんは、陣痛前に何か兆候ってありましたか? 私は、かの有名な「おしるし」はなくて……ただ、ひたすらに食欲が増して、ご飯が食べたくなりました!もしかしたら、赤ちゃんが下におりてきて胃に余裕ができたのと、出産に向けてエネルギーを貯めるためだったからなのかな?と思っています。 現在、出産間近ではないのに、食欲増加が甚だしいのは、日々の生活が大変だから……ってことにしておきたいですな。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 画像提供/森田家@愛と笑いの育児漫画(@moritake2020) 監修/助産師REIKO
2022年07月04日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院に行き、医師から口唇口蓋裂とその他の合併症について伝えられました。不安になるちょるりさんでしたが、医師からもらった「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか? 」という言葉に励まされ、詳しい検査をおこない、義両親に報告をしに行くため車を走らせました。赤ちゃんは受け入れてもらえるのか……。そんな不安な気持ちを抱いたまま義両親宅へ。 赤ちゃんのことを伝えたらどんな反応をされるんだろう 抱えた気持ちとは裏腹に、明るくやさしい義両親の笑顔に胸が締め付けられ、余計に不安が募っていく。 義両親とお互いに近況を報告しあった後、赤ちゃんのことについて話を切り出した夫。夫からの話に、義両親がどんな顔をしているのか怖くて見ることができず、そのまま夫と一緒に頭を下げた。 そのとき、義母からでた言葉は……。 義両親がいい人たちだからこそ、余計にどんな反応をされるのか怖くなってしまい、義両親の顔を見ることができなかったちょるりさん。ちょるりさんの不安を知っているパパは、ちょるりさんよりも先に話を切り出してくれましたね。子どもが元気に、安心して生まれてきてくれるように一緒に考えて行動し、支え合っていける夫婦は素敵ですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2022年06月30日「療育って何?」からスタートした9年前Upload By 丸山さとこ今思えば、息子コウの発達の凸凹は2歳ごろから現れていたのだろうと思います。たまに「あれ?」とひっかかることもありました。ですが、「男の子は言葉が遅いから大丈夫」「気にしすぎないで。お母さんはおおらかでないと!」などと人から言われていたこともあり、「ちょっと変わった子だな」程度に思って過ごしていました。そんな私が療育というものを知ったのは、3歳児健診で療育園をすすめられたときでした。本を読み療育園に通うことで療育について少しずつ知っていった私は、『あれ?ごく当たり前のことが書いてあるな…?』と首をかしげました。家庭内で意識せずに行われていた『療育的な関わり』のこと当時読んだ本が「これから発達障害や療育について知っていきたい親」のための入門書だったのもあるかもしれませんが、「子どもの反応を見る → 予測を立てて関わる → 子どもの反応をフィードバックする」という関わり方は、私にとって拍子抜けするほど普通のことに思えました。Upload By 丸山さとここれは、私自身にASDとADHDがあり普段の生活の中である程度工夫をしていため、療育の入門本に書いてあった関わり方を感覚的に理解しやすかったのもあるかもしれません。また、それに加えて『産まれたばかりの乳児の世話を手探りで行った経験』も関係あったのではないかと思います。まだ首も座らないフニャフニャのコウを世話しながら、泣く・寝ない・上手く飲めない・何をしたいのか何を考えているのか全く分からない乳児という存在を前におののいた覚えがあります。Upload By 丸山さとこ「赤ちゃん(コウ)自身も何をしたら自分が快適になるのか、まだ分からないんだろうな」と考え、「一緒に頑張ろうな~」と声をかけながら関わっていきました。そうするにつれて、コウが『今どんな感じか・何を要求しているか・何に興味を持っているか』が少しずつ分かるようになってきました。そのような観察や試行錯誤の繰り返しが、結果的に”療育的な関わり”となっていたかもしれません。今振り返ると、コウとの付き合いが始まった乳幼児期に「意識的に行った療育的な関わり」として一番にあげられるものは、ハイタッチだったのではないかと思います。乳幼児のころから目線が合いにくいコウでしたが、彼の視線に割り込むと(多分、邪魔だという理由で)機嫌が悪くなり怒っているような様子になるので、彼が見ているものの近くや後ろでさりげなく存在をアピールしたり、ハイタッチして目線を合わせたりしました。Upload By 丸山さとこ手を挙げることやハイタッチはコミュニケーションにも有効でした。子どもの絵本や手遊びには手をあげるポーズが多く、コウが「手を挙げる」行動を模倣するようになったことで、それらの遊びが行いやすくなりました。たまたまバンザイしたときに手のひらへのタッチをすることで「親の手の動きに反応して手のひらにタッチする」を覚えてハイタッチができるようになったコウは、「タッチする度に位置が変わる手のひらにタッチする」という単純な手遊びも喜んで行うようになりました。Upload By 丸山さとこ最初は「動く手のひら」を目で追うのが難しかったり、手のひらの向きが変わると混乱したり、タッチすることばかりに夢中になりよろけそうになったりしていました。そのときどきのコウに合わせて難易度を調節することで、楽しく遊びながら、『今日の調子はちょっと不安定だな』『こんなこともできるようになったんだな』『判断が早くなったな』『難しいことを面白がるようになったな』などとコウのコンディションや変化を感じることができました。コウだけでなく私自身も遊びを通して気持ちの切り替えができ、親子ともども楽しめる良い遊びになりました。また、当時のコウは物への興味が強くあまり人間には興味を示していませんでしたが、ハイタッチは「手のひらという遊び道具」を通して少しずつ「手のひらの持ち主」にも目を向けるきっかけになったのではないかな?と感じます。今でも続く「療育的な関わり」の、変わることと変わらないことその後も、「いくつ?」と聞かれたら「3歳」と答えるような、質問に対して答えるというやりとりを『セリフを言う人の肩に触れる』ことで教えたり、遊具で遊ぶ練習など、いろいろ療育的な関わりをしていきましたが、そんなコウももう中学生。これからは直接サポートすることは段々と減っていくだろう…と思っていました。そんな矢先、先日行われたスクールカウンセリングにて「コウ君のようなお子さんは、中学生や高校生になってからもほかの多くのお子さんよりサポートは必要であり続けることが多く、今のところコウ君もそうである可能性は高いです」とハッキリ告げられ、心の中で泡を吹きました。とはいえ、次第に「療育的な関わり」というよりも、成人の神経発達症(発達障害)がある人に対するような配慮をしていく形になっていくのかなと思っています。Upload By 丸山さとこコウに対する療育的な関わりが当たり前のこととなった今振り返ると、具体的な手法やノウハウや例など、書籍やWebから得られる情報は10年前より各段に増えたなと感じます。それらの情報を取り入れて何とか回している日々の中、「今日はもう何をやってもダメだ…!」となることもあります。そんなとき、生まれたての赤ちゃんだったコウに振り回されたあの疲労困憊の日々を思い出すと、少しだけ初心に戻れそうな気がするこのごろです。コウが中学生になったことで、乳幼児期が遠い思い出になったのかもしれません。執筆/丸山さとこ(監修:井上先生より)丸山さんもおっしゃっているように小さいころの支援と思春期になった今必要とされる支援とは質的にもかなり違ってきていると思います。本人なりに考えて行っていることに対して、すぐに否定しないでいったん受け入れてから一緒に考えていくことなど、本人が自分で問題解決し自立していくのに必要なステップが親御さんとの関わりの中に含まれていると思います。苦手なことに出合ったときにこうやればうまくいくというような方法や環境を、一緒に探していくことで、「困ったときは人に聞いてみてもいいかな」という援助希求や「まあなんとかなるさ」という自信につながっていくとよいですね。
2022年06月30日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院に行き、誤診であることを願いますが、期待ははずれ落胆。しかし、医師からの「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか? 」という寄り添った言葉を胸に、ちょるりさんは口唇口蓋裂とその他の合併症を受け入れ、赤ちゃんを守っていく覚悟を決めました。おなかの子が口唇口蓋裂と宣告され、詳しく検査をするため紹介された病院を訪れた。そこで、お医者さんからしっかりとした説明を受け、翌週診察を受けることに。 詳しい検査を受け、義両親に報告へ 病院での検査で、合併症がないことがわかり一安心。今わかる赤ちゃんのすべての情報が揃い、次やるべきことは 「義両親への報告」 なんと言われるのか不安なまま義両親宅へ……。 生まれるまで安心はできないですが、合併症がなく安心したちょるりさん。今の赤ちゃんの状態がわかったため義両親の家に行くことに。 「自分の子は受け入れてもらえるのか」、「口唇口蓋裂のことを伝えたらどう反応されるのか」と考えることは、親にとって、とてもつらいことですよね。 しかし、赤ちゃんは生まれてきてくれるだけで尊い存在。 ちょるりさんのように他の人に赤ちゃんのことを伝えるとき、ママ・パパが心配や不安を感じずに相談できるような、理解のある世の中になるといいですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2022年06月27日