約1年半の時を経て、ドラマ&映画としてスケールアップして帰ってくる異色のホラーコメディー「妖怪シェアハウス」。この度、新たなレギュラーキャストが発表された。小芝風花演じる澪が、妖怪たちと関わる中で小説を書きたいという夢を見つけ、シェアハウスから羽ばたいていった前作。しかし、気持ちはあってもお金がなくては、小説を書くどころかまともな生活すらできず、またしてもボロボロのどん底に落ちてしまった澪がシェアハウスに舞い戻り、再び妖怪たちと暮らすことに。そんなシェアハウスが、今作では閻魔寺という寺へお引越し。そこの住職で妖怪たちの世話をする佐藤周役を、舞台を中心に活躍する実力派俳優・池田成志が務めることが決定。佐藤は超生臭和尚で、隙あらば酒を飲んでいるといういい加減さもあるが、澪には仏教にまつわる様々な説法をする、真面目なのか何なのか掴めない存在。池田さんは「ふざけているのやら、真面目なのやら、という役ですが、そんな揺れ動く彼を感じていただければ」とキャラクターについて語り、「私みたいなおじさんは、水木しげる先生や大映映画のおかげで、妖怪についてとても親しみやすさを感じております。この作品も次の世代に妖怪はじめ、面妖な事が世の中にはあるのだという感覚を伝えていけたらと感じております。いやマジで」とメッセージ。また、澪を何かと気にかけ、心配してくれる新たな存在、交番の巡査・佐藤満役として、「第34回メンズノンノ専属モデルオーディション」を勝ち抜き、現在「MEN'S NON-NO」専属モデルとして活動する豊田裕大が出演。実は、周の息子でゆくゆくは閻魔寺を継ぐ跡取りでもある満は、バイトに駆けずり回る澪を心配そうに見守るが、澪に手を貸そうとするも、多々空回りもする、ちょっと残念なキャラクター。豊田さんは「満は奥手でヘタレなキャラクターで、特に気になっている異性の前だとさらに空回りします。ただ、この様な性格は多くの男性が共感出来る気がしますし、僕自身も『わかるなぁ』と思いながら演じています」と明かし、「この作品を面白おかしく、真面目に皆さんの元に届けられればと思います。僕が演じる新キャラクターの満も皆さんに愛してもらえるように全力で頑張りますので、見ていただけると嬉しいです!」とコメントを寄せている。なお2人は、映画版にも出演することが決定している。土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」は4月、毎週土曜日23時~テレビ朝日系にて放送予定。映画『妖怪シェアハウス』は6月公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪シェアハウス 2022年6月、公開予定
2022年02月14日2022年2月4日、東京建物Brillia HALLにて舞台「ぼくらの七日間戦争」が開幕した。原作は累計発行部数は2000万部を突破、1985年に宗田理により書き下ろされた「ぼくらの七日間戦争」(角川文庫・角川つばさ文庫 刊)である。本作は大人による管理教育に反抗した主人公たちが廃工場に立てこもり、爽快な逆襲劇を繰り広げるストーリー。思いがけず起こる事件や難題に立ち向かう子どもたちの勇気と知恵と行動力も本作の魅力の一つである。彼らの成長や冒険心に、観るもの全てが青春時代に胸を熱くした思いを蘇らせるような名作であり、登場する大人たちも子どものためを思うがあまり、衝突してしまったり、中には理解を示すものがいたりと、誰もが現在の自分に置き換えられるような作品だ。また、本作では原作に描かれていない、“ぼくら”が大人になった姿にも心注目である。今回、開幕にあたり、主役となる菊地英治役の校條拳太朗、相原徹役の瀬戸啓太、ヒロインとなる中山ひとみ役の北澤早紀、そして、教頭役の渡辺裕之からコメントが到着!菊地英治役:校條拳太朗「ぼくらの七日間戦争原作の小説から、映画やアニメなど様々な形で、沢山の方々に愛されて来たこの作品に出演させて頂けてとても嬉しいです。作中で解放区から中学生が訴えかける言葉の中には、今のぼくらにも言えることがあると思います。胸を張って「生きている」と言える様なそんな人生を送れているのだろうか、菊地たちと同じようには出来なくとも、自分を見つめ直し納得出来たら良いなと自分自身思います。観て下さった方の小さなきっかけになれたら嬉しいです。」相原徹役:瀬戸啓太「相原徹役の瀬戸啓太です。子供の頃抱えてた悩みや疑問って、大人になっても思ってる部分があるかと思います。大人になればなるほど誰かにぶつけづらくなっていくものだと思いますし、それをこの作品では仲間がいる事で子供達がぶつけていく様が描かれています。やってる僕自身どこか爽快感もあったり、皆さんにも共感が得られる事も多いと思います!大人側からの視点でも共感する部分も多いはずです。色んな見方で楽しんでいただけたら嬉しいです!!」中山ひとみ役:北澤早紀「はじめまして!中山ひとみ役を務めさせていただきます、北澤早紀と申します!中学3年生の役ということで、フレッシュさを心がけて稽古してきました。仲間意識、ひたむきさ、威勢の良さ、正義感など、中学生ならではの我武者羅さをたくさん感じることができました。クラスの仲間達と、私たちを取り巻く大人達と共にこの作品を精一杯お届けします!!」教頭役:渡辺裕之「どんな人も通り過ぎた、10代のきらめきに満ちた時。稽古の度 いつの間にか忘れてしまっていた 感情が疼き出す。この感動を 是非劇場で味わって頂きたいと思います。」舞台「ぼくらの七日間戦争」【原作】宗田理「ぼくらの七日間戦争」(角川文庫・角川つばさ文庫 刊)【脚本・演出】久保田唱(企画演劇集団ボクラ団義)【出演】●菊地英治 役校條拳太朗●相原徹 役瀬戸啓太●安永宏 役毎熊宏介●天野司朗 役 東井隆希●谷本聡 役高橋晴輝●宇野秀明 役結城 伽寿也●立石剛 役弓木大和●中尾和人 役鈴木祐大●柿沼直樹 役安藤優●佐竹哲郎 役春斗(CUBERS)●佐竹俊郎 役優(CUBERS)●中山ひとみ 役北澤早紀(AKB48)●堀場久美子 役彩木咲良●橋口純子 役樋渡結依●矢場勇 役 溝呂木賢●田中康弘 役吉田宗洋●柿沼靖樹 役緑川睦●八代謙一 役田中孝宗(劇団俳優座)●菊地詩乃役若井なおみ(劇団俳優座)●榎本勝也 役志村史人(劇団俳優座)●堀場千吉 役河内浩(劇団俳優座)●杉崎警部 役コウガシノブ●酒井敦 役森山栄治●西脇由布子 役根岸愛●柿沼奈津子 役遠山景織子●橋口暁子 役月影瞳●瀬川卓蔵 役石橋保●丹羽満 役 渡辺裕之【日程】2022年2月4日〜6日(※2月2日・3日は中止となりました。)【会場】東京建物Brillia HALL 豊島区東池袋1丁目19−1【料金】東京公演 : 全席指定(税込)S席特典付き 8,800円 / 特典無し 7,700円1階席A席5,500円 2階席B席(学生席)4,400円 3階席※当日学生証を提示※未就学児入場不可【公式HP】 【公式Twitter】@2022bokura7【問い合わせ】キョードー東京0570-550-799(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)【共催】豊島区/公益財団法人としま未来文化財団【主催】舞台「ぼくらの七日間戦争」製作委員会【権利表記】©️2022宗田理 /舞台「ぼくらの七日間戦争」製作委員会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月05日ドラマ「妖怪シェアハウス」がスクリーンに。『映画 妖怪シェアハウスー白馬の王子様じゃないん怪ー』が、2022年6月17日(金)より公開される。小芝風花主演のホラーコメディ「妖怪シェアハウス」「妖怪シェアハウス」は、2020年7月クールにテレビ朝日 土曜ナイトドラマ枠で放送された、小芝風花初主演の連続ドラマ。小芝演じる気弱で空気を読むことだけが取り柄だった目黒澪(めぐろみお)が、ボロボロのどん底に陥っていたところをシェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、妖怪たちに助けられながら成長していく異色のホラーコメディーだ。視聴率は、劇場版も話題を呼んだ『おっさんずラブ‐in the sky-』と並び土曜ナイトドラマ枠の個人視聴率歴代最高タイ、『M愛すべき人がいて』と並び世帯視聴率歴代最高タイを記録。さらに、「ギャラクシー賞」テレビ部門の2020年9月度月間賞も受賞するなど、話題を呼んだ。映画化では澪の恋?!を描くそんなドラマ「妖怪シェアハウス」が、2022年6月にスクリーンに。また映画化に先立ち、4月クールの土曜ナイトドラマ枠にて、シェアハウスに里帰りした澪を描く続編『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー』を放送する。映画では、そんな澪の新しい恋?!を描く。<『映画 妖怪シェアハウスー白馬の王子様じゃないん怪ー』あらすじ>澪は相変わらず妖怪たちと楽しく暮らしながら、作家になる夢を追いかけている。世間ではAI恋人アプリが大流行し、誰もがスマホを見てニヤニヤしていたが、出版社での仕事に追われている澪は恋愛とはご無沙汰だった。そんなある日、上司に無茶振りされた取材でイギリス育ちの天才数学者・AITOに出会い、恋に落ちる。理想の王子様との幸せな日々もつかの間、澪はその恋がシェアハウスだけでなく巷の妖怪たちを危険に晒していることを知る。その頃、人間社会にもある“現象”が起き、人間の未来は大きく変わろうとしていた。人間と妖怪の歴史の分岐点の鍵となる、澪の決断やいかに……!?主演・小芝風花などレギュラーキャストが続投出演者は、主演の小芝風花をはじめ、レギュラーキャストが続投。おなじみの妖怪キャストたちが集結している。<続投するレギュラーキャスト>主人公/目黒澪...小芝風花気弱で空気を読むことだけが取り柄だったが、妖怪たちに助けられながら成長。小説を書きたいという夢も見つけ、一度はシェアハウスを離れるも、再び里帰りしてしまう。お岩さん/四谷伊和...松本まりか酒呑童子/酒井涼役..毎熊克哉座敷童子/和良部詩子役...池谷のぶえぬらりひょん/沼田飛世役...大倉孝二お菊さん役…佐津川愛美山姥役…長井短アマビエ役…片桐仁AITO役...望月歩アインシュタインの再来と謳われる、ミステリアスな天才数学者。澪が新たな恋の予感を感じる相手。映画『ソロモンの偽証』やドラマ『アンナチュラル』、連続テレビ小説『エール』などに出演してきた望月歩が演じる。主題歌はayaho&和ぬか主題歌は、19歳の新星シンガーソングライター・ayahoが歌唱。楽曲は、人気曲「ヨワネハキ」に参加していることでも話題の和ぬかが手掛けており、パワフルでダンサブルな楽曲に仕上がっているという。【詳細】『映画 妖怪シェアハウスー白馬の王子様じゃないん怪ー』公開日:2022年6月17日(金)脚本:西荻弓絵監督:豊島圭介出演:小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、豊田裕大、池谷のぶえ、佐津川愛美、長井短、井頭愛海、尾碕真花、小久保寿人、片桐仁、安井順平、望月歩、池田成志、大倉孝二エグゼクティブプロデューサー:内山聖子プロデューサー:飯田サヤカ、遠藤英明、押切大機、宮内貴子配給:東映
2022年01月24日小芝風花が連続ドラマ初出演を務めた、2020年7月期放送の「妖怪シェアハウス」が、4月クールに続編が放送決定。さらに6月には、映画が公開されることも発表された。小芝さん演じる目黒澪が、ボロボロのどん底に陥っていたところを、シェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、澪が直面するトラブルや悪い奴らを妖怪たちに助けられながら成敗し、成長していく姿を描いた異色のホラーコメディ「妖怪シェアハウス」。放送時には、お岩さん/四谷伊和役の松本まりか、酒呑童子/酒井涼役の毎熊克哉、座敷童子/和良部詩子役の池谷のぶえ、ぬらりひょん/沼田飛世役の大倉孝二ら妖怪たちの登場も話題に。レギュラーキャストの続投も決定し、新たな妖怪伝説(!?)を紡ぐ今回。前作では、人の目を気にして悪目立ちすることを恐れていた澪が、自分の思うがまま自由に生きる妖怪たちと関わる中で、小説を書きたいという夢も見つけ、シェアハウスから羽ばたいていった…はずだった。しかし、現実は厳しく気持ちだけではそう上手くはいかず、続編「妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー」では、生活するお金に困り果て、描きたい小説も書けない、ボロボロになった澪が、シェアハウスに里帰りし、再び妖怪たちと一緒に暮らすことに。多くの愉快な妖怪たちが登場した本作。今作にも新妖怪たちが続々登場。しかし、その妖怪たちに何から異変が。本来は心優しい妖怪たちが、次々と“闇落ち”してまさかの邪悪化、騒動を巻き起こす。また映画では、澪に新たな恋の予感も…?今回の決定に「1作目を撮っている時も『シーズン2があったらいいね!』、『映画化できたらいいね!』と、いろんな妖怪や幽霊もまだまだいっぱいいるので続編できるねという話をしていたんです。その夢が叶うなんて、本当に幸せな気持ちでいっぱいです」と喜び、「とにかくパワーアップしています!シーズン1では、澪は妖怪さんたちに助けられながら成長してきましたが、続編では妖怪さんたちが闇落ちするという恐ろしい現象が起きるなど、また前回とは違った楽しさがいっぱい詰め込まれています。新妖怪も続々と出てきますので、どんな妖怪が出てくるのか、ぜひ楽しみにしていてください!」とメッセージ。妖怪キャストたちも「すごく嬉しかったです!続編をやりたいねって本当に話していて、やりたい気持ちはあっても、まさか実現するとは思っていなかったんです。それが本当に『やります』って聞いた時は、とても嬉しくってワクワクしました」(松本さん)、「『本当にできるんだ!』と喜びを感じました。それも多くの方に見ていただいて、皆さんの応援があってこそだと思うので、とても嬉しかったです」(池谷さん)と語り、毎熊さんは「前作の撮影が終わる頃に、マネージャーさんが、『この作品の続編のスケジュール調整を頑張っている夢を見た』って言ってたんです。それを聞いて、『正夢になっちゃいますよ』なんて言っていたら、本当になって驚きました」と予言していたそう。そして、大倉さんは「撮影初日だっていうのに、風花ちゃんはもうシーズン3の話もしていましたから。やる気満々ですから!なんとかシーズン3につなげるためにも、いい作品にしたいと思います」と意気込んでいる。土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」は4月、毎週土曜日23時~テレビ朝日系にて放送予定。映画『妖怪シェアハウス』は6月公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪シェアハウス 2022年6月、公開予定
2022年01月21日KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める『映画 妖怪人間ベム』(12)が、dTVで配信スタートした。一大ブームを巻き起こしたアニメ『妖怪人間ベム』を実写映画化した同作。2011年に放送されたドラマ版の続編で、書き下ろしの完全オリジナルストーリーとなる。永遠の命を持つ妖怪人間ベム(亀梨)、ベラ(杏)、ベロ(鈴木福)。人間になる方法を探し求め、あてどない旅を続ける3人がたどり着いた街では、謎の連続殺人が勃発していた。被害者はすべて大手製薬会社の社員。そして事件現場には巨大な爪跡。新薬開発の背後にある巨大な陰謀に3人が迫る。(C)ADK/2012「映画 妖怪人間ベム」製作委員会
2021年12月29日飲食店経営を行う株式会社ALL WIN(所在地:兵庫県宝塚市、代表取締役:佐々木 知巳)は、ラーメン屋「ラーメン大戦争」に新たに梅田店が登場、2021年11月3日(水)にグランドオープンすることをお知らせいたします。この度、オープン記念として“次回使えるラーメン「ピストル」一杯無料券”がもらえるSNSキャンペーンを、2021年11月3日(水)~11月19日(金)に開催いたします。関西だし醤油ラーメン「ピストル」※「人類みな麺類」をはじめ「くそオヤジ最後のひとふり」「世界一暇なラーメン屋」等数々の行列ラーメンブランドを手掛けるUNCHI株式会社の「ラーメン大戦争」を、株式会社ALL WINがFC店として展開。今回オープンする「ラーメン大戦争」では、4種類のラーメンを提供!・まずは当店を代表する、関西だし醤油ラーメン「ピストル」・関西だし醤油ラーメンを汁なしにアレンジした「錆びた刃」・あっさり鰹だし醤油ラーメン「平和」・煮干しの旨味をしっかりと抽出した煮干醤油ラーメン「自由」なお、ラーメン大戦争自慢のレアチャーシューは1枚から5枚まで無料でお選びいただけます。そのうえ「替え玉半玉(自家製麺)サービス」もあり。【オープン記念イベントを実施します】■グランドオープン日:2021年11月3日(水)■実施日 :2021年11月3日(水)~11月19日(金)の約2週間<内容>梅田店のTwitterもしくはInstagramをフォローの上、#ラーメン大戦争のタグと付けて投稿頂くと、「次回使えるラーメン・ピストル1杯無料券」をお渡しします。さらに当日もお得にお食事頂けるように、TwitterもしくはInstagramフォロー画面提示で「その場で煮卵プレゼント(他サービス券との併用不可)」も実施します。<梅田店 SNS>Instagram: Twitter : GRANDOPENポスター無料券ポスター【「ラーメン大戦争 梅田店」概要】■所在地 : 〒530-0027 大阪府大阪市北区堂山町15番14号■アクセス: 「大阪梅田駅」から徒歩10分大阪メトロ谷町線「中崎町駅」より徒歩3分■営業時間: 11:00~23:30(ラストオーダー23:00)※11月3日4日5日6日7日の五日間は15:30から17:00の間閉店いたします■公式HP : 周辺地図内観外観【お客様からの店舗に関するお問合せ先】ラーメン大戦争 梅田店■TEL:06-4301-4343【店舗運営会社概要】■社名 : 株式会社ALL WIN■代表 : 代表取締役 佐々木 知巳■所在地 : 〒665-0817 兵庫県宝塚市平井山荘22番3号■設立 : 2002年12月■事業内容: 飲食店経営■URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月04日戦死した将校の姿をリアリスティックに描いた異色の戦争画《國之楯》で近年注目されている日本画家、小早川秋聲(こばやかわしゅうせい、1885〜1974)。彼の初となる大規模回顧展『小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌』が東京ステーションギャラリーにて11月28日(日)まで開催されている。戦争画だけにとどまらず、彼の叙情あふれる作品が並ぶ展覧会だ。小早川秋聲は鳥取県生まれ。寺の長男として生まれ、9歳で東本願寺の宗徒として僧籍に入る。その後、画家となることを決心した秋聲は、京都で日本画を学び、緻密な描写を体得していく。4章構成となる本展、第1章「はじまり 京都での修業時代」では、秋聲の京都での修行時代の作品を紹介していく。いずれも小早川秋聲(左)《誉之的》明治末期〜大正期 個人蔵 (右)《楠公父子》(二編)明治末期〜大正期 個人蔵いずれも小早川秋聲(左)《回廊》1914年頃鳥取県立博物館(中央)《清夢》 個人蔵(右)《長江所見》(上部 扇面は橋本関雪)1916年 個人蔵秋聲は無類の旅行好きであった。国内はもちろん、その時代は珍しく複数回、中国に渡航し、1922〜23年にかけてはアジアからインド、エジプト経由でヨーロッパに遊学。また、1926年には北米大陸へわたり、日本美術を紹介してまわった。第2章「旅する画家 異文化との出会い」は、小早川秋聲が旅先で刺激を受け、より明るく華やかな画風に変化を遂げていく作品が並ぶ。いずれも小早川秋聲(奥)《絲綢之路》大正期鳥取県立博物館(手前)《玩具絵巻》1916年鳥取県立博物館第2章展示風景より小早川秋聲による海外の風景いずれも小早川秋聲(左)《五月晴》1931年頃個人蔵(右)《長崎へ航く》1931年個人蔵しかし、時代が進み満州事変が勃発してからは、秋聲も否が応でも戦争に巻き込まれていく。従軍画家として戦地に赴いた秋聲は、自身の従軍経験もあったためか他の画家とは一線を画す叙情的な戦争画を描く。第3章「従軍画家として《國之楯》へと至る道」では代表作ともされる《國之楯》を下絵と並んで紹介する。いずれも小早川秋聲(左)《護国》1934年 個人蔵(右)《御旗》1936年京都霊山護国神社(日南町美術館寄託)いずれも小早川秋聲(左)《國之盾》1944年、1968年改作京都霊山護国神社(日南町美術館寄託)(右)《國之盾(下絵)》 1944年頃 個人蔵《國之楯》は陸軍省の依頼で描かれたものだが、受け取りを拒まれたもの。制作当初は体の上に桜の花が積もるように描かれていたものの、後に黒く塗りつぶされている。戦後は体調を崩したこともあり、大作は制作せず、仏画や小品などを描くようになった。第4章「戦後を生きる静寂の日々」では、戦後から1974年に亡くなるまでの秋聲の作品を紹介する。いずれも小早川秋聲左から《春寒賜浴》1960年頃 個人蔵、《吉羊黄初平》1945〜74年 園重寺、《延年益寿》1945〜74年 個人蔵、《山を出でます聖》1946年個人蔵秋聲の死後、彼の存在や画業はしばらくの間忘れられていた。彼がふたたび注目を浴びるようになったのは、没後約20年後の1995年のこと。美術雑誌『芸術新潮』で《國之盾》が紹介されたことがきっかけとなり、再評価の機運が高まっていった。いずれも小早川秋聲(左)《聖火は走る》1963年 個人蔵(右)《聖母子像》1945〜74年園重寺このような経緯があるため、小早川秋聲は《國之盾》など戦争画のイメージが非常に強い。けれども、日本中、世界中を旅し、叙情に富んだ作品を描き続けた側面も見逃してはならない。さまざまな魅力を見せてくれる小早川秋聲の画業を、この機会に見渡してみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌』10月9日(土) ~ 11月28日(日)、東京ステーションギャラリーにて開催
2021年10月26日株式会社MUGENUP(以下、MUGENUP)は、『ポケットモンスター』シリーズや『妖怪ウォッチ』シリーズなど、国民的な大ヒットアニメの制作で知られる株式会社オー・エル・エム(以下、OLM)において、アニメ制作の業務効率化を支援するクラウド型プロジェクト管理ツール「Save Point for アニメ」が導入されたことを発表します。OLMは、アニメ制作に「Save Point for アニメ」を活用することで業務フローのデジタル化を推し進め、自社だけではなく日本アニメ業界のDXに貢献することを目指します。OLM Digital_logo | Save Point_logo■OLMにおける「Save Point for アニメ」導入の背景と狙い- 日本のアニメ産業の成長は続き、広義のアニメ産業市場は2002年の約1兆968億円に対して2019年は約2兆5,112億円と10年連続の続伸かつ7年連続で最高値を更新しました。(※1) 世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけた2020年においても、制作本数こそ減少しつつも『鬼滅の刃』効果もあり、映画興行収入は暫定で史上3位を記録(※2)。さらに巣ごもり需要にこたえるネット配信も普及し、市場の拡大傾向は今後も続いていくと考えられます。- 一方、日本のアニメ業界では、クリエイターや制作スタジオによって業務環境や働き方が異なり、ツールもデジタル環境とアナログ環境が混在、コミュニケーションをはじめ業務フローの管理に多大なコストが必要となっていました。さらに市場の国際化や海外のアニメスタジオの興隆にともなって、作品制作に求められるクオリティ水準もますます高まり、業務フローの効率化は、日本のアニメ業界にとってまさに喫緊の課題となっています。- そこでOLMでは、クラウド型プロジェクト管理ツール「Save Point for アニメ」を導入することによって、アニメ制作の効率化と生産性の向上を図り、サステナブルなアニメ制作環境の実現を目指します。さらにアニメ作品の企画から制作までを手掛ける元請制作会社の立場から業務フローのデジタル化を推し進めることで、日本のアニメ業界全体のDX化への貢献を目指します。「Save Point for アニメ」はMUGENUPが開発、サービスを展開するアニメの制作進行に特化したクラウド型プロジェクト管理ツールです。絵コンテや原画などの素材の納品や、監修や修正指示、スケジュールや進捗状況の管理をデジタル化し、アニメ制作管理の効率化を実現します。現在は数々の大ヒットアニメを制作してきたOLMと共に、実際のアニメ制作現場が求める機能拡張を検証。より一層、アニメ制作の生産性向上に寄与する管理ツールとして開発を進めています。MUGENUPは「創るを創る」をミッションとし、人とコンテンツとテクノロジーの関わりがより密接になる世界で効率的なクリエイティブの制作環境を提供、全ての人の「創る」に貢献します。■株式会社オー・エル・エム 吉岡 大輔 アニメーションプロデューサー コメントOLMでは2022年3月までに社員は「フルデジタル化」(作画、業務フローのデジタル化)を行うことを目標にしています。また業務委託スタッフにもデジタル作画用のIT機材の貸与・レクチャーを積極的に進めております。2021年4月頃より「Save Point for アニメ」を使って業務フローのデジタル化の検証を開始しました。MUGENUP様とは隔週で定例ミーティングを実施しております。すべてオンラインミーティングではありますが、毎回深い議論を交わし、アニメ制作に必要な機能拡張のリクエストなど意見交換を行わせていただきました。現在は、要望した機能が追加された「Save Point for アニメ」プロトタイプを使い、設定制作の業務フローや進行表の管理を実際の作品で運用できるよう準備中です。■「Save Point for アニメ」とは「Save Point」は、ゲーム開発企業を中心に200社以上に採用され1,600件以上のプロジェクトに導入された、クラウド型プロジェクト管理ツールです。その「Save Point」をベースとして開発、アニメ業界の制作フローに最適化することでアニメ制作管理の効率化を実現できるのが「Save Point for アニメ」です。紙のスキャンデータや、近年のデジタル作画の普及によって頻繁に発生するデジタル素材の受け渡しを、カット袋による従来の管理方法を踏襲した形で実現、カット袋のデジタル化を目指します。また、紙で印刷して配布するなどの制作管理をデジタル化、Excel等による進捗の管理や属人化傾向にある業務の見える化を実現します。・設定管理とカットの進行管理、用途に合わせた2種類の環境・カット表と集計表を基本機能として実装。・設定資料や作画素材などのデータをクラウド上に保存。・掲示板にテキストとデータを投稿し、コミュニケーションの履歴を残すことが可能。・どの制作物が誰の手持ちになっているか、ステータスの管理が可能。<株式会社オー・エル・エムとは>株式会社オー・エル・エムは、東京を拠点とするアニメーション、実写、VFXのプロダクションです。同社で最も有名な作品は、『ポケットモンスター』の映画やテレビシリーズですが、同社は2Dアニメから、ビデオゲーム、実写やCGハイブリッドの映画まで、幅広く世界市場の様々な作品を手がけています。公式URL <株式会社MUGENUPとは>株式会社MUGENUP(本社:東京都新宿区、代表取締役:伊藤勝悟)は世界中のクリエイターをシステムでつなぎ、2Dイラストや3DCG、映像など、多彩なクリエイティブを制作しています。さらにクリエイティブの制作環境も創るべく制作管理ツール「Save Point」の開発・提供を行っている他、次代のクリエイターの育成サポートやオリジナルコンテンツの企画・製作にも取り組んでいます。公式URL ※1 「アニメ産業レポート2020」サマリー(日本語版)より※2 「アニメ産業レポート2021」2020年データ速報より【参考】「Save Point for アニメ」の主な機能紹介「Save Point for アニメ」スクリーンショット(素材および名前は全てサンプルです)スレッドビュー↑設定資料や作画素材などのデータのやりとり、監修や修正指示といったコミュニケーションまで、アニメ制作のやり取りをブラウザ上で一元化。進行表↑アニメならではの使い慣れた集計表とカット表を、「Save Point for アニメ」上で実現しました。今までと同じ感覚で使用でき、ツールを乗り換える負担もわずかなものに。指パラ↑これまで実際に紙をパラパラめくっていた「指パラ」も可能。クラウド上で、フレームごとの動きをチェックできます。ガントチャート↑工程スケジュールがひと目でわかるガントチャートも実装。大人数が多数の工程にわかれて分業するアニメの制作管理を効率化します。■「Save Point」および「Save Point for アニメ」に関するお問い合わせ「Save Point」や「Save Point for アニメ」に関する資料をご希望の方は、以下よりお問い合わせください。 (C) MUGENUP Inc.(C) 2021 OLM, Inc./ OLM Digital, Inc. All Rights Reserved. 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月06日dTVが22日、神木隆之介が主演を務めた三池崇史監督作『妖怪大戦争』(05)の8月視聴数が、前月と比べて約3倍に増加したと発表した。興行収入20億円の大ヒットを記録した同作は、神木演じるタダシ少年が、ひょんなことから世界を守る正義の味方「麒麟送子」となり、妖怪たちの助けを借りて、世界を支配しようとしている魔人・加藤保憲率いる悪霊軍団と戦うというストーリー。忌野清志郎さんのぬらりひょん、根岸季衣の砂かけばばあ、竹中直人の油すまし、岡村隆史の小豆洗い、荒俣宏の山ン本五郎佐衛門、京極夏彦の神ン野悪五郎、水木しげるさんの妖怪大翁ら、ユニークな妖怪たちが登場することでも話題になった。そして今回、寺田心が主演を務める映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が13日に公開されると、dTVで今年1月から配信していた同作の視聴数が大幅に増加。8月の視聴数が前月と比べて約3倍になり、連日視聴数が上昇している。
2021年08月22日8月27日(金)に公開される長編アニメーション『岬のマヨイガ』から、河童やお地蔵様など“ふしぎっと”と呼ばれる優しい妖怪たちが大活躍する公開前予告映像、新規場面写真が到着。合わせて、“ふしぎっと”たちを演じる声優陣が発表された。本作は、ジブリ最高傑作『千と千尋の神隠し』に影響を与えた小説『霧のむこうのふしぎな町』など、長年にわたり愛され続けるベストセラーを世に送り出した作家・柏葉幸子による同名小説をアニメ化したもの。居るべき場所を見失った17歳の少女と声を失った8歳の女の子がたどり着いた、懐かしくて少しふしぎな伝説の家《マヨイガ》でおりなす血のつながりがない新しい家族たちの共同生活が紡がれる。主人公・ユイを演じるのは、5歳で出演したTVドラマ『Mother』で脚光を浴び、近年も数々の映画、ドラマ、CMなどで活躍する国民的女優・芦田愛菜。そして、ふしぎなおばあさん・キワを、世代を超えて支持され続けている名実ともに日本を代表する女優・大竹しのぶが務める。さらに声を失った少女・ひよりを演じるのは、3歳から子役として活動し、連続テレビ小説『なつぞら』でヒロインの子供時代を演じたことも記憶に新しい粟野咲莉が大抜擢。各世代をけん引する演技派女優たちの声の共演に期待が高まっている。今回公開となった映像で描かれるのは、居場所を失った17歳のユイと8歳のひよりが、突然出会ったおばあちゃん・キワさんと共に伝説の家《マヨイガ》で暮らす様子。人をもてなすという《マヨイガ》に戸惑いつつも、ユイは少しずつここが自分の居場所だと思えるようになっていく。《マヨイガ》には河童や狛犬、お地蔵様といった“ふしぎっと”と呼ばれる存在も現れ、ユイたちと共に人々の悲しい思いを糧に大きくなっていくという赤い目の怪異“アガメ”に立ち向かうことに。果たしてユイ、ひより、キワさんの3人はこの困難を乗り越えることができるのだろうか。さらに、追加声優情報も発表された。ユイたちの前に現れるお地蔵様の中で最も巨大な《田中のお地蔵様》役として、ウィル・スミスやトム・ハンクスなど数々の有名ハリウッド俳優の吹き替えで知られる江原正士が参加。他にもユイたちが暮らす街の人々として、『犬夜叉』の珊瑚役などで知られ、岩手県の希望郷いわて文化大使でもある桑島法子、機界戦隊ゼンカイジャーのブルーン役などで知られる佐藤拓也、『SSSS.GRIDMAN』の主人公・響裕太役などで知られる広瀬裕也が参加しており、芦田、粟野、大竹らと人気声優たちがどのような掛け合いを見せているのかにも期待が高まる。そして、すでに映像に登場している河童や狛犬、お地蔵様といった“ふしぎっと”に加えて、天狗、座敷童、付喪神など様々な妖怪たちが映った場面写真も公開に。彼らの劇中での活躍にも要注目だ。『岬のマヨイガ』公開前予告映像『岬のマヨイガ』8月27日(金)より公開
2021年08月20日子役の寺田心が主演を務める映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)の場面写真と本編映像が18日、公開された。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。今回公開されたのは、ケイが天邪鬼(あまのじゃく/赤楚衛二)と初めて出会うシーン。過酷な道中、洞窟で気を失ってしまったケイは、「起~き~ろ~、風邪引くぞ~」と囁く何者かの声で目を覚ます。ぼんやりした視界に飛び込んできたのは、灯りを持ってダッシュで迫りくる天邪鬼で、「風邪引いたら学校行けないぞ、って…ラッキーじゃん!」と不敵な笑みを浮かべる。驚く余り、岩に頭をぶつけてしまうケイに、天邪鬼は「頭打っちゃあバカになっちゃうぞ、バカになったら食べちゃうぞ!」と襲い掛かるが、勢い余って自分もケイ同様に頭を打ち付けてしまう。「痛ぇ! じゃなくて、痛くない、痛くない!」と必死に強がる天邪鬼は、思わず心配するケイに「全然痛くねえし」と返事をしたり、初対面にも関わらず会話の途中でいきなり「よお、久しぶり!」と声をかけたり、思ったことと反対のことを話すひねくれ者で、どこか間の抜けた憎めなさが伝わる初登場シーンとなっている。すでに映画を観た観客からは、甘いマスクを完全に封印した特殊メイクや独特の発声など、これまでのイメージを覆す天邪鬼役を熱演する赤楚に対し絶賛の声が上がっているという。SNSを中心に「ここまで本人を消せるんだ?!という驚き」「目の表情から寂しさや嬉しさなどの感情が伝わってきて、天邪鬼の心情がものすごく伝わる」「可愛らしさも滲み出ていて憎めないキャラクター!!」「とってもとっても愛おしいので、何度も会いに行きたい」など、天邪鬼に魅了されるファンが続出している。メガホンを取った三池監督も「目当てで来た方には申し訳ないぐらい、びっくりする。妖怪になりきっているので、みなさんも凄い役者だなと感じると思う」と称賛している。(C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年08月18日令和の新たな時代と共にスケールアップした映画『妖怪大戦争ガーディアンズ』から、「ここまで本人を消せるんだ?!」「何度も会いに行きたい」など大反響を呼んでいる、赤楚衛二演じる天邪鬼と寺田心演じる主人公ケイとの出会いのシーンが特別公開された。>>『妖怪大戦争ガーディアンズ』あらすじ&キャストはこちらから突如出現した巨大な「妖怪獣」によって世界に未曽有の危機が到来する中、日本の妖怪たちはこれに立ち向かうべく、封印された「大魔神」を復活させようと画策する。そのために白羽の矢が立てられたのは…伝説の妖怪ハンター・渡辺綱(わたなべのつな/北村一輝)の末裔である渡辺ケイ(寺田心)。しかし、手違いから弟のダイ(猪股怜生)が妖怪たちに連れ去られてしまい、気弱な少年ケイは、ダイを助けるために勇気を振り絞って冒険へと旅立つことに。今回解禁されたのは、そんなケイの旅の途中で、天邪鬼と初めて出会うシーンだ。洞窟で気を失ってしまったケイは、「起~き~ろ~、風邪引くぞ~」と囁く何者かの声で目を覚ます。ぼんやりした視界に飛び込んできたのは、灯りを持ってダッシュで迫りくる天邪鬼!「風邪引いたら学校行けないぞ、って…ラッキーじゃん!」と不敵な笑みを浮かべる天邪鬼に驚く余り、岩に頭をぶつけてしまうケイ。「頭打っちゃあバカになっちゃうぞ、バカになったら食べちゃうぞ!」とケイに襲い掛かる天邪鬼だったが、勢い余って自分もケイ同様に頭を打ち付けてしまう…。「痛ぇ!じゃなくて、痛くない、痛くない!」と必死に強がる天邪鬼。思わず心配するケイに「全然痛くねえし」と返事したり、初対面にも関わらず、いきなり「よお、久しぶり!」と声をかけたり、「天邪鬼」の名の通り、思ったことと反対のことを話すひねくれ者にして、どこか間の抜けた憎めなさが伝わる初登場シーンとなっている。また、通常人間には妖怪の姿は見えないが、妖怪たちによって妖怪世界に誘われたケイは、片目で見ることで彼らの姿を視認することが可能。しかし天邪鬼との会話の中で、「己の意思で妖怪世界に飛び込んで来た者は、片目をつぶらなくても見える」という新事実を知ることに。コミカルなやりとりの中にも、臆病なケイが“選ばれし勇者”としての一歩を踏み出したことが感じられる、重要な場面となっている。すでに映画を観た観客からは、甘いマスクを完全に封印した特殊メイクや独特の発声など、これまでのイメージを覆す天邪鬼役を熱演する赤楚さんに対し、SNSを中心に「ここまで本人を消せるんだ?!という驚き」「目の表情から寂しさや嬉しさなどの感情が伝わってきて、天邪鬼の心情がものすごく伝わる」「可愛らしさも滲み出ていて憎めないキャラクター!!」「とってもとっても愛おしいので、何度も会いに行きたい」など、すっかり天邪鬼に魅了されるファンが続出。メガホンを取った三池監督も、「(赤楚さん)目当てで来た方には申し訳ないぐらい、びっくりする。妖怪になりきっているので、みなさんも凄い役者だなと感じると思う」と称賛するほどの熱演は必見だ。映画本編ではさらに、ケイと天邪鬼がハプニングに見舞われながら、冒険を通し奇妙な友情を育んでいく。どこまでもピュアな2人の姿には、愛おしさが溢れてしまうに違いない!?『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:妖怪大戦争 ガーディアンズ 2021年8月13日より全国にて公開©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年08月18日現在公開中の映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』より、寺田心演じるケイと赤楚衛二演じる天邪鬼が出会う本編シーンが解禁となった。1968年からの3部作、2005年には平成版が興行収入20億円の大ヒットを記録した映画『妖怪大戦争』が、令和の新たな時代と共にスケールアップした内容でスクリーンに復活。数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけた戦いに挑む主人公・渡辺ケイ(寺田心)の姿を描く。監督は2005年版に引き続き、日本が誇る映画界の鬼才・三池崇史。脚本は『20世紀少年』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『ドラゴンボールZ 神と神』、『MONSTERZ モンスターズ』、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の渡辺雄介。製作総指揮に角川歴彦と荒俣宏が名を連ねる。20XX年、列島を南北に縦断する断層・大地溝帯=フォッサマグナから現れた「妖怪獣」により、妖怪界と世界に未曽有の危機が到来。妖怪たちは「妖怪獣」に対抗する力として、伝説の武神を復活させる手立てを講じる。しかし、その復活には古代に妖怪ハンターであった渡辺綱の血を継ぐ者の力が必要だった。そこで選ばれた宿命の兄弟が、思いもよらない大冒険に身を投じていく。今回公開されたのは、旅の途中でケイが天邪鬼(あまのじゃく / 赤楚衛二)と初めて出会うシーン。過酷な道中、洞窟で気を失ってしまったケイは、「起~き~ろ~、風邪引くぞ~」と囁く何者かの声で目を覚ます。ぼんやりした視界に飛び込んできたのは、灯りを持ってダッシュで迫りくる天邪鬼だった。「風邪引いたら学校行けないぞ、って…ラッキーじゃん!」と不敵な笑みを浮かべる天邪鬼に驚く余り、岩に頭をぶつけてしまうケイ。「頭打っちゃあバカになっちゃうぞ、バカになったら食べちゃうぞ!」と襲い掛かる天邪鬼だったが、勢い余って自分もケイ同様に頭を打ち付けてしまう。「痛ぇ!じゃなくて、痛くない、痛くない!」と必死に強がる天邪鬼。思わず心配するケイに「全然痛くねえし」と返事したり、初対面にも関わらず会話の途中でいきなり「よお、久しぶり!」と声をかけたり、「天邪鬼」の名の通り、思ったことと反対のことを話すひねくれ者にして、どこか間の抜けた憎めなさが伝わる初登場シーンとなっている。また通常、人間には妖怪の姿は見えないが、妖怪たちによって妖怪世界に誘われたケイは、片目で見ることで彼らの姿を視認することが可能。しかし天邪鬼との会話の中で「己の意思で妖怪世界に飛び込んで来た者は、片目をつぶらなくても見える」という新事実を知ることに。コミカルなやりとりの中にも、臆病なケイが“選ばれし勇者”としての一歩を踏み出したことが感じられる重要な場面だ。すでに映画を観た観客からは、甘いマスクを完全に封印した特殊メイクや独特の発声など、これまでのイメージを覆す赤楚に対し絶賛の声が続々。メガホンを取った三池監督も「目当てで来た方には申し訳ないぐらい、びっくりする。妖怪になりきっているので、みなさんも凄い役者だなと感じると思う」と称賛のコメントを寄せている。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』公開中
2021年08月18日寺田心が主演を務める、映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が現在公開されている。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺ケイ(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。今回は、主役のケイを演じる寺田と、ケイと共に冒険する天邪鬼を演じる赤楚衛二にインタビュー。作中では同じシーンも多かった2人に、役者として互いに感じたことや、撮影の仲良しエピソードについてなど話を聞いた。○■撮影時からの成長は?——撮影以来の再会のことですが、久しぶりに会って印象は変わりましたか?寺田:どうですか? 僕、成長しましたか?赤楚:顔の丸みが少しなくなって、シュッとしたよね。寺田:嬉しいです、ありがとうございます。赤楚さんみたいにかっこよくなりたいです!赤楚:いやいや、また〜(笑)寺田:いやいやいやいや! 本当にいつ見てもイケメンだなあ、かっこいいなあと思います。赤楚:本当に!?寺田:本当ですよ!——おふたりの仲の良い雰囲気が伝わってきます。撮影中は、赤楚さんはずっと天邪鬼(あまのじゃく)のメイクだったんですよね。寺田:役の扮装の姿でしかお会いしてなかったので、洞窟からの帰りのバスが1番長く素顔を見ていた気がします。特殊メイクがすごく大変そうでした。赤楚:あの扮装で、最後にカッコつけて写真を撮ったりもしてみました。寺田:赤楚さんは前からかっこいい方だと思ってたんですが、お会いして本当にかっこいい! と思いました。男の子はヒーロー願望があるし、『仮面ライダー』をやってらしたから、憧れの存在です。赤楚:初対面の時、僕は妖怪メイクだったけど、怖くなかった?寺田:怖いというよりも、「本当に赤楚さんなの?」みたいな(笑)。素顔を見てやっと「赤楚さんだ!」と思いました。最初は赤楚さんだとわかっていたんですけど、特殊メイクや演技も相まって、赤楚さんなのか天邪鬼なのかだんだんわからなくなっていって。赤楚:僕はもうずっとテレビで見てたので、会ったときには「本物の心くんだ!」と思いました。本当にかわいらしくて、でも一緒にお芝居をやっていくうちに、芯の強さも垣間見えて、かわいらしいけど、かっこいい男なんだなというのが印象深かったです。○■寺田心、素晴らしい受け答えの源には…——寺田さんは小学校5年生の春休みに今作の撮影をされていたということですが、赤楚さんはご自身の同じくらいの年の時と比べてみるといかがですか?赤楚:僕が小学校5年生の時!? ……ハナたれこぞうでした(笑)寺田:本当ですか?赤楚:本当に(笑)。周りにも田んぼしかないので、カエルをとって遊んでいた野生児でした。だからこんな受け答えとか、絶対にできなかったです。まず、じっとしていられない子でした。心くんから色々学ばせていただいてます。寺田:いやいや!——寺田さんの受け答えや語彙力は本当に素晴らしいですが、何か本を読んだりなど、お勉強もされているんですか?寺田:僕は小説はあまり読まなくて、漫画が好きなんです。漫画にも難しい言葉が出てくるから、それをしっかり熟読しているのが、もしかしたら良いのかもしれません。最初は絵だけ見ていたとしても、何回も読み返すと言葉が頭に入ってくるんです。家にもたくさん漫画があるし、とにかく気になると思ったものはなんとしてでも読んだ方がいいと思います! わざわざ読もうとしているわけじゃなく好きなものを読んでいて、最近は物理や元素記号についての漫画を読んでます。——すごいですね! 今回寺田さんはケイ、赤楚さんは天邪鬼を演じて、何か自身との共通点はありましたか?赤楚:天邪鬼は、人と仲良くしたいけどできなくて壁を作っているところや、意外と素直なところは共感できたかな。寺田:ケイとは、怖がりなところが似ているなと思いました。僕もおばけのような類の怖いものが苦手なので……トイレは行けるし、1人で寝られるようになったんですけど、お化け屋敷だけは行けない! ある仕事で行ってから怖くて、友達と一緒の時も、目をつぶりながら入りました。「絶対亡霊だ」とぼそぼそ言いながらやっとお化け屋敷を出たら「なんか、ずーんとした顔してるね」と言われました。赤楚:ぼくもめちゃくちゃ怖がりです。高校生の頃にお化け屋敷に行って、怖すぎて友達を突き飛ばして逃げて嫌われました(笑)。でも、3年前くらいに「叫べばいいんだ、叫んだら面白くなる」とお化け屋敷の楽しみ方を教わって、友達と一緒に「わぁ〜! 怖い!」「ぎゃあ!」と言っていたらすごく楽しくて、お化け屋敷が好きになりました。寺田:叫ぶんですね!? やってみます! 友達の鼓膜を破壊しない程度に……。——一緒にお芝居をするシーンが多かったお二人は、撮影での印象はいかがでしたか?赤楚:すごく純度が高いお芝居をストレートにぶつけてくれるので、僕としても助けられました。想像していたプランなんか飛び越えるくらい、今までにないストレートさで来てくれるから、演じていてすごく楽しかったです。いろいろ経験はされているけど、心の透明さが演技に出てくるんだろうなと思いました。寺田:赤楚さんには、本当に優しくしていただいて。同じ愛知県出身ということもあって地元の話もしたし、撮影の時は小5だったので、中学ではどうしようというような相談もさせていただきました。それだけじゃなくて「だるまさんが転んだ」で遊んだりもして、本当のお兄ちゃんのような感じでした。赤楚:心くんには、たくさん驚かされたしね(笑)。イタズラ好きなので。寺田:背後から「わっ!」って。赤楚:本当に怖いから、びびっちゃって。寺田:僕、人間側なのに驚かしてました(笑)。あらゆるところで数え切れないほど、記憶にあるかないかくらいたくさんいたずらをしてたけど、赤楚さんには特に1番仕掛けたと思います(笑)。赤楚:そうなの!?(笑)寺田:本当に1つ1つのリアクションが大きくて、クセになってしまったというか、1日に1回くらいはしかけないと気がすまなくなってました(笑)○■互いに「かっこいい」——それだけ一緒に過ごしてきたということだと思いますが、互いに「こういうところがかっこいい!」と褒め合っていただくとしたら、どんなところですか?赤楚:やっぱり心くんの信念の強さがかっこいい。撮影の合間にはなんでこの仕事をやってるのかという話もしたし、そこから見えてくる生き様が醸し出されています。体や心の変化もあるかもしれないけど、この年のうちから絶対にブレないものを持っているのは、本当に尊敬できるところです。寺田:ありがとうございます。赤楚さんが優しくてかっこいいというのはもう大前提の話として、この映画だからこそ、妖怪の時と普段の時との違いのギャップがすごく素敵です。赤楚さんの背中を見て大きいな、力強いなと思いました。僕がイタズラを仕掛けてたりして迷惑になったりしないのかなと思ったこともあったんですけど、しっかりリアクションしてくださったり、遊んでくださったり、本当にすごく楽しくさせていただきました。赤楚:「リアクションしてくれた」と言ってくれたけど、本当にビビってただけだよ(笑)寺田:洞窟の中でやったイタズラが1番楽しかったです(笑)。暗いし寒いし、いたずらしがいのあるスポットで、ハマりました。最高の条件でした。——先ほど『仮面ライダー』の話も少し出ましたが、今作も特撮的な見どころがある作品ですよね。寺田:今回初めてCGのある作品にチャレンジして、今までは一緒に演じる相手が目の前に存在していたんですけど、ないものを想像することがとても難しいなあと思いました。でも、想像で演じたからこそ、僕自身も映画を見て「こんな風になったんだ、かっこいいな」と思って、改めて冒険したような気持ちになりました。赤楚:僕自身、毎回技術の進歩を感じることがあって。質感や肌ざわりも伝わってきたり、大きさもリアルに近づいていて、すごく迫力もあるので、ぜひ劇場で楽しんでほしいです。——ちなみに赤楚さんは色んな国の方から人気で、日本以外のファンの方にもおすすめできますか?赤楚:日本の文化と言えばアニメや漫画が有名ですが、妖怪も文化だと思います! 世界中の妖怪も出てくるので親しみを持てると思うし、日本の妖怪がどんなものなのか楽しんでもらえる作品です。■寺田心2008年6月10日生まれ、愛知県出身。3歳から芸能活動を開始し、2015年にはTOTO「ネオレスト」のCMが話題に。主な出演作にドラマ『5→9〜私に恋したお坊さん〜』(15年)、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(17年)、『トクサツガガガ』『ハル〜総合商社の女〜』(19年)、映画『L・DK』(14年)、『パパはわるものチャンピオン』(18年)、『ばあばは、だいじょうぶ』(19年)など。■赤楚衛二1994年3月1日生まれ、愛知県出身。2017年にAmazonプライムビデオ『仮面ライダーアマゾンズ』、同年9月に『仮面ライダービルド』出演で話題に。主な出演作にドラマ『ねぇ先生、知らないの?』(19年)、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(20年)、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』『映像研には手を出すな!』(20年)など。現在、ドラマ『彼女はキレイだった』に出演中で、公開待機作に映画『決戦は日曜日』(2022年1月7日公開)がある。
2021年08月15日映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)の公開初日舞台挨拶が13日に都内で行われ、寺田心、杉咲花、大沢たかお、安藤サクラ、大倉孝二、大島優子、赤楚衛二、三池崇史監督が登場した。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。主演の寺田について、杉咲は「撮影の回を増すごとにどんどんのびのびと楽しく演じられている姿がすごくパワフルで、役柄的にも距離感の近い役だったので、私にとっては弟のようにとってもかわいい存在でした」、大沢は「現場でいつも太陽のように明るくて、本当にプロだし頼りがいもあるし、楽しい時間を過ごさせてもらいました」、安藤は「おじちゃん、おばちゃん達は、朝からずっと撮影しているとなんか傾いて来ちゃうし、目が死んでくるんですよ。そんなときは心くんとかが全力で頑張ってる姿を見て励まされていました」と絶賛する。さらに大倉が「はつらつとしてとても子供らしいとこもあれば、時々同世代じゃないかと思うぐらいおっさんじみたところもあって、その二面性がとても素敵でした」と印象を表すと、寺田は「まさか僕がそんな、お褒めいただきありがとうございました」と照れる。そんなやりとりに大島は「心くんはスムージーを飲んだりだとか、体に気をつける食事をとっていたので、そう感じたところもあった」と大倉に同意し、「体調を崩したら撮影も大変なので、さすが主演はこうでなくちゃとに、私も勉強になりました」と感心した。しかし寺田はスムージーを飲んでいたことについて、「不思議な食べ物がただ単に好きだったかもしれないです」と意外な説明。「最近だとバタフライピーという青いお茶を飲んで、レモンを入れると紫色になったりする。不思議なものを好むようになってきます」と明かしていた。また天邪鬼を演じた赤楚は、寺田とも撮影の合間に紙飛行機などで遊んでいたという。寺田演じるケイとの関係の変化も「見てほしい」と言いながら、「僕、ケータイをいじってる時にちょっと髪の毛をいじる仕草を入れまして、そこはちょっと平成初期のギャルをイメージしてやってみたので、ぜひ見てください」とアピール。「取り入れようかなと、勝手にやっちゃいました」と告白していた。
2021年08月13日三池崇史監督が手がける超大作映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が公開されている。本作は、妖怪界と人間界に未曽有の危機が到来し、寺田心演じる主人公が大冒険を繰り広げる様が描かれるが、その根底にあるのは、作り手の子どもたち、そして妖怪に対する誠実な想いだ。三池監督に話を聞いた。1968年からの3部作、2005年には平成版が製作された映画『妖怪大戦争』がこの夏、復活した。本作では、列島を南北に縦断する断層から“妖怪獣”が出現したことから、妖怪の世界、そして人間の世界に未曾有の危機が訪れる。妖怪たちは“妖怪獣”に対抗するため、伝説の武神を復活させるべく、かつて日本で活躍した妖怪ハンターの血を継ぐ人間に接触をはかる。この危機を救う重要人物、それは気弱な小学生・ケイ(寺田心)だった……三池監督はこれまでのキャリアの中で様々なかたちで“子ども”を描いてきた。主人公の幼少期を描く場面もあれば、子どもが主人公の作品もあるが、どのシーンも子どもたちが生き生きと描かれており、三池作品を語る上で子どもは極めて重要な存在と言えるのではないだろうか。「自分をとりまく状況や時代が変化したときに“それでも変わらないもの”と“変化してしまうもの”があると思うのですが、子どもの方が大人よりも外側からの影響を受けにくい、影響をはじき返す正直で強い存在だと思っています。子どもは無鉄砲さを兼ね備えていて、本気で夢を見られる。我々でも子どもの頃は本気で“宇宙飛行士になる”と思っていたわけですけど、ある時期になると“無理かな”って思っちゃう。そう思う前の子どもたちが好きなんです。だから、子どもたちのオーディションをやると本当に楽しくて、存在そのものがエンターテイメントなんですよ。その結果、何らかの経緯を経て選ばれて、現場に来てみると子役としてはまったく才能がなくて下手な子がいたりすると本当に幸福なんです。下手かもしれないけど、この子にしか出せない、今しか出せない表情を引き出してやろうという想いがわいてくる。手間はかかるんですけど、他では得られない喜びがあるのは確かですよね。だからその子の一瞬を映画に刻めないスタッフは、そもそもなにもつくれないだろうな、という想いはあります。不完全で可能性だけを持っている純粋なものを作品の中に閉じ込める、ということですよね」誰もがイメージする“子ども像”を描くのではなく、カメラの前にいる子どもと誠実に向き合う。その姿勢は劇中に登場する妖怪たちにも向けられている。そもそも本作に登場する妖怪たちは、主人公の手下でもなければ、友達でもない。すべての妖怪が敵に立ち向かう勇敢な存在ではない。そのことをすべて守った上で、本作では壮大なスペクタクルが描かれるのだ。「今回の場合は、さすがの妖怪も“これはヤバいな”と思ってると思うんですけど(笑)、思ったところで立派な戦士になれるわけじゃないですし、ヤバいと言いながら集まってはみるんだけど、そこ意地を見せたりしないで危なくなったら撤収する(笑)。それは非常にリアルで正直な存在ですよね。だから観ている人も、心の中にある本当の自分に近い部分を、妖怪の中に見つけられると思うんです。たとえば前作では岡村(隆史)さんが演じた妖怪・小豆洗いが人類を救う上で重要な役割を果たしたわけですけど、本人にまったくその自覚はない。それが心地いい。いまを生きる人間が教え込まれている“責任”から、妖怪はどこかで解放されている。その上でこの映画が描くことがあるとしたら、“なにか本当にヤバくなってない?”ということ。何に対してヤバいのかはわからないんですけど、妖怪はなにかが来る予感を本能的に感じている。それをセリフにしてしまうと、嘘くさい“映画のテーマ”になってしまうし、子どもからしたら『え?お説教されるの?』って思う(笑)。そういう映画を子どもは観ないと思うんですよね」三池監督はそう言って笑みを見せるが、迫りくる妖怪獣を前に、妖怪たちと人間の子どもたちは意外性と驚きに満ちた行動に出る。そして、物語の結末ではセリフで説明されるわけではないが、本作に込められた想いをしっかりと受け取れるはずだ。「たとえばですけど、ユニセフのような組織が自分たちの存在を広く告知する時に、子どもたちの映像をよく使いますよね? それはすごく理解できることで、ある意味で“ピュアなもの”の象徴だったりする。世の中、いろんな人がいて、いろんな人がいろんなことを言って、こっちが正しくて、あっちは間違っているなんて状況であっても、“このさみしそうな目をした子だけはなんとかしてやりたい、この笑顔は守らなきゃいけない”と思う。それは優しさとかを超えた人間の本能だと思うんです。だから、子どもたちの明日が楽園じゃないにしても、今より良くなるといいね、もしくは今みたいな感じが続くといいね、でも良いのかもしれない。一体、なにが過ちのわからない状況であっても、大事なものはそこにとどめておきたい、壊さないでおきたい。そう思うことが大事なんだと思うんです。ものごとの解決方法はいろいろあって、視点を変えれば、それが本当に解決なのかわからないことはあるわけですけど、この子の笑顔は守ってあげたいってことならできそうな気がする。小さなことかもしれないですけど、なにか寄付するとかね。そういう感覚をまだ我々は持っているはずなので、そういう単純なことに向けるエネルギーをもっと強くすることが一番大事なんじゃないかな、という気がしています」『妖怪大戦争 ガーディアンズ』公開中
2021年08月13日素直で、嘘がない。俳優・赤楚衛二はまっすぐに伸びる新緑のような人だ。そんな彼が8月13日公開の映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』で演じるのは、いつも自分の考えとは真逆の回答をするひねくれ屋の天邪鬼(あまのじゃく)。まるで本来の自分とは正反対のキャラクター。でも、だからこそ演じる楽しさがある。そして、演じる中で天邪鬼と似ている部分も見つけたと言う。一見まるで天邪鬼に見えない赤楚衛二の天邪鬼なところははたしてどんなところだろうか。僕のアイデンティティは鼻なのかもしれない――最初に天邪鬼を見たとき、言われなければ赤楚さんだと全然わかりませんでした(笑)。自分でも何度見ても見慣れないというか。いまだに僕ではないんじゃないかと思うくらい別人だなと(笑)。でも実はそんなにすごく何かをしたわけではなくて。肌を塗って、カラコンつけて、あとは鼻ぐらい。鼻だけでこれだけ印象が変わるんだったら、僕のアイデンティティは鼻なんじゃないかなと思ったりもします(笑)。――妖怪役ということで、演技の方法論みたいなものは他の作品とは変わりますか?がっつり変わりますね。人間じゃなくてもいいんだということで、枷が外された感覚がありました。――それは、表現の思い切りが良くなるというような?表現が大きくなるのと、表現のパターンもなんでもいいんじゃないかなって思いました。天邪鬼なんて誰も会ったこともないし見たこともない。正解がない分、何をやっても正解になる。自由度がすごい高かったかなと。――表情のつくりかたもいつもと違った気がしました。鼻をメイクしているので、鼻のあたりがちょっと張り付いてた感じなるんですね。だから、笑うときもちょっといつもと違う変な笑い方になったりというのはありました。でも、そこは不自由だとは思わず、活かしていこうと。目もそうですね。カラコンを今まで入れたことがなかったので、ちょっと怖かったんですけど、意外とすんなり入って。このメイクで目が緑だと、より目が強調されるので、いいなと思いました。(c)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズみんな気を遣わないで、じゃんじゃん電話してほしい――なんでも声の出し方は『ちびまる子ちゃん』の山田くんをイメージしたそうで。この見た目で普段の喋り方と同じように「おいら友達いないんだ」と言っても全然フィット感がないなと思って。どうしようかなと考えているときに、パッと山田くんだって思ったんですね。それは天邪鬼が持っている愛らしさが山田くんに近い気がしたからなんですけど。――ぜひ聞きたいです。赤楚さんは天邪鬼のどんなところに愛らしさを感じていますか?やっぱり素直じゃないところですかね。寂しがり屋のくせに素直じゃないところが、僕自身にもちょっと似ているというか。だからこそ好きなのかもしれないです。――赤楚さん、素直じゃないんですか?ほぼ素直です。ほぼ素直なんですけど、人と会いたいなと思いつつ、連絡を面倒くさがったりとか、来てほしいけど自分からは連絡したくないとか、そういうところが素直じゃないなと。――なぜ連絡しないんですか?面倒くさがりなんです(笑)。人とのつながりはあまり得意じゃないけども、でもどこかで人とつながっていたい自分もいるという。そういう葛藤の中で日々生きている気がします。――前に忙しそうだと思って連絡を控えていたご友人に、赤楚さんが「俺たちそういう関係じゃなくね?」とおっしゃった話をSNSで見ました。川合(諒)くんですね。そうなんですよ。そういう人がいるから、余計僕は寂しくなるんです。だから、みんな気を遣わないで、じゃんじゃん電話してほしいです。――まずは自分からしてみましょう(笑)。確かに(笑)。でも僕からはしないです。――天邪鬼だ!本当ですね。全然天邪鬼なところはないつもりなんですけどね。あ、でも、寝ているときにマネージャーさんから電話かかってきて、「寝てた?」って聞かれると「寝てないです」って嘘ついちゃう。本当にそこだけは嘘ついちゃう。――なぜでしょう(笑)。わかんないです(笑)。たぶん寝てたことを悟られたくないんでしょうけど。絶対バレてるんですよね、声で。ファンタジーだからこそリアリティを大切にする――改めてですが、赤楚さんが思う本作の魅力を聞かせてください。前回以上に世界中の妖怪が出てくるので、妖怪好きの方には楽しんでもらえるんじゃないかと思いますし、何よりスケールが大きいんです。最終決戦のシーンはスタジオでの撮影だったんですけど、本当に電柱が倒れていたり、ビルが壊れていたり、こんなスケールのでかいスタジオで撮ったのは、僕にとっても初めてでした。――難しいですよね。実際の撮影では、目の前に妖怪がいない中、でも本当に妖怪がいるようにリアクションをしなくてはならない。そこは『仮面ライダー』のおかげでなんとかなりました。巨大な敵が出てきたり、自分の手から技が出たり。なんでもありの撮影だったので、見えないものをイメージして演技をするのは、あのときかなり鍛えられましたね。本当に『仮面ライダー』さまさまです。――撮影のときは、見えない妖怪のビジュアルを頭の中でイメージして演技をするんですか?そうですね。どれくらいの背丈だとか、片足を一歩進めただけでどれだけ地面が揺れるのかとか、そういうことはいろいろ考えていました。確かにお話としてはファンタジーなんだけど、お芝居までファンタジーになってしまったら観ている人は共感できない。だから、そういう細かいところのリアリティは大切にしました。部屋に虫が出たら親に電話します――個人的には、主人公であるケイと弟のダイの兄弟の物語が胸に響くものがありました。めちゃくちゃいいですよね。お兄ちゃんがちょっと意地悪しちゃうのもすごいわかりますし、弟がすごい素直で。本当にお兄ちゃんが好きなんだろうなというのがにじみ出ていて、僕も大好きです。――この物語は、ケイが勇気に目覚めていく物語です。赤楚さんは勇気はある方ですか?ものによりますけど、それこそお化けは昔は怖かったです。お化け屋敷が苦手で。友達を突き飛ばしてダッシュで逃げちゃうくらい本当に無理だったんですけど、それは3〜4年前に克服しまして。今はむしろ虫の方が怖いです。――虫は確かに怖いです。昆虫だらけの森の中での撮影のときとかは、ずっとビビってます(笑)。――もし家に虫が現れたら?親に電話します。――電話されても助けには行けません(笑)。来られないですけど、ひとりで耐えきれないので。とりあえず「どうしたらいい?」って相談して、その怖さを共有します。で、結局どうもしてくれないから、自分で窓を開けるなり殺虫剤を買ってくるなりするんですけど…。――じゃあ、たとえば大きな仕事や難しい仕事に直面して、何か決断しなければいけないとなったとき、勇気を出して飛び込むことはできますか?そういうときはバンって飛び込んじゃいますね。結局なんとかなるんですよね、大抵のことは。もし何かあったとしても、何かあったときに改めて考えればいい。その前からビビっているのはもったいかなと思います。――なんとかなると思えるのは昔からの性格?それともキャリアを重ねる中で生まれたものですか?重ねる中で生まれたものですね。やっぱり最初の方はオーディションに落ちたらどうしようってビクビクしていたし。で、実際に落ちて、落ち込んでみたいな。でもそういうことを繰り返していく中で、だったら期待しなきゃいいんだと考えられるようになったというか。まだ起きていないことをあれこれ期待するから慎重になる。そうじゃなくて、とりあえず先のことを考えずに今できることをぶっこもうという気持ちで入っていけるようになったのは、そこからですね。僕の点数が5だとしたら、それを10で返せる仕事がしたい――『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』のヒットを経て、いろんな人たちが赤楚さんに注目するようになりました。この熱狂をどう受け止めていますか?変わらないところは変わらないかもしれないですけど、でも日々変化していきたいとは思っています。それは別に自分を取り巻く環境が変わったからとかそういうわけではなく、やっぱり僕はちゃんとしたカッコいい男になりたいので。そこに向かって常に変わっていきたい。それが変化なのか成長なのかわからないですけど。――多くの人が赤楚さんに期待しています。それは喜びですか?それともプレッシャーですか?両方ですね。うれしいですし、もちろんプレッシャーでもあります。たとえば僕がほんのちょっとしか出番がない役で出たときも、いろんな人が褒めてくれて。でもきっとこれから露出が増えれば増えるほど、ネガティブなことを言われることもあると思うんです。でもそうやって言われるのには、僕にも理由があるだろうし。そこは直していこうと思う反面、そうやって自分の粗みたいなものを指摘されることに対しては怖さも感じています。――そういうネガティブな声は、何かもう実感としてあるのでしょうか。今はあんまりないです。それは、僕自身、そんなにネットを見ないというのもありますけど。ただ、もっと第一線で活躍されている方たちを見ると、そうなっていくんだろうなと。それは怖いけど、この仕事をやっている以上、それだけ言われる立場になりたいという気持ちもあります。――今、赤楚さんのモチベーションになっているものは何ですか?今言ったようなこともモチベーションになっていますが、いちばんは楽しんでくれる人がいること。やっぱり観てもらえないと寂しいですから。僕たちの仕事って観てくれる人がいてナンボの世界なんだというのは改めて実感しています。――これからの赤楚さんの活躍を多くの人が楽しみにしています。最近お仕事をいただける機会がすごく増えて。見てくださる方も増えて、すごくうれしいのと、でもやっぱりもっと頑張らなきゃいけないなって。まだまだ超えられない壁が自分の中であって。その中で思うことは、ただなんとなくこなす人間にはなりたくないなって。この役を僕にいただけたのはなぜかということをちゃんと考える。たとえば、キャスティングの段階では僕の点数を5だと思っていたとしたら、それを10で返すぐらいの仕事をやっていきたい。自分らしい道はきっとあると思うし、自分にしかできないお芝居ができる俳優を目指して、これからもひとつひとつのお仕事を頑張りたいです。映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日全国ロードショー。(c)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント赤楚さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!ぴあアプリではアプリ限定の赤楚さんの写真も見られます!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年08月11日映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)の大魔神復活イベントが10日に東京・神田明神で行われ、寺田心、杉咲花、猪股怜生、三池崇史監督が登場した。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県所沢市の小学生・渡辺ケイ(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。杉咲は爽やかな白と水色の浴衣でキュートに登場。妖怪についての思い出を聞かれると、「私は小学生ぐらいの時に、駄菓子屋さんとかで売っている、こすると煙が出てくるおもちゃをよく買って、友達をびっくりさせていました」と振り返る。そんな杉咲の話に、猪俣は「マネージャーさんからプレゼントとしてもらったんです。家でお姉ちゃんに驚かせたりとかいろいろやってました」と微笑ましいエピソードを疲労し、杉咲も笑顔で見守っていた。
2021年08月10日映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)の大魔神復活イベントが10日に東京・神田明神で行われ、寺田心、杉咲花、猪股怜生、三池崇史監督が登場した。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。キャスト陣は浴衣で現れ、寺田は「すごく涼しくて気持ち良いです」と満足げ。作品の見所を聞かれると、寺田の弟を演じた猪俣が「妖怪の特殊メイクとか大魔神と妖怪の戦いとか見所はいっぱいあるんですけど、妖怪の世界の中で、ケイとダイがお互いを助けたいという気持ちが強くなっていくので、兄弟の絆や成長しているところも見てほしいです」とアピールし、寺田も「本当に尊敬します」とそのしゃべりに感心する。三池監督も「困っちゃうね、勝てない」と目を細めていた。この日は大魔神復活イベントということで、寺田と猪俣のかけ声に合わせ大魔神がどんどんふくらみ、作中と同じくらいの大きさに。寺田は「すっごく大きいですね。映画の中だとセットとかでお会いしてるんですけど、CGなので、間近で見させていただくと、すごく迫力というものを感じます」と驚く。最後に寺田は「こうして大魔神が復活し、改めて時の重みを感じています。いよいよ3日後に公開します『妖怪大戦争 ガーディアンズ』ぜひよろしくお願いいたします」と頭を下げた。
2021年08月10日寺田心を主演に迎えた三池崇史監督の『妖怪大戦争 ガーディアンズ』。妖怪キャストたちの本格的すぎる特殊メイクも注目されるなか、本人の面影を全く感じさせないほどの変貌を遂げているのが、「彼女はキレイだった」も話題の赤楚衛二だ。しかも「天邪鬼(あまのじゃく)」役を演じることで、ファンを巻き込みながら盛り上がりを見せている。現在、メインキャストの1人を務めるドラマ「彼女はキレイだった」(カンテレ・フジテレビ系)でも毎回、好評を博している赤楚さん。2020年に主演した「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」、通称「チェリまほ」で高い評価と人気を獲得し、国内だけでなく中国をはじめとするアジア圏でも大反響を巻き起こした。中国最大のSNS「WEIBO」が開催する「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020」では話題俳優賞を受賞するなど、いまやアジアから注目を集めている。そんな赤楚さんが本作で演じるのは“鬼”。自分の考えと真逆の答えを繰り出す、その名も「天邪鬼」というキャラクター。寺田さん演じる主人公ケイを翻弄しながらも奇妙な友情を育んでいく役どころだ。捨てられていた白いガラケーを唯一の“友達”として大切にしているが、実はこのガラケーには秘密があるらしい?赤い肌に真っ黒な目元、大ぶりな鼻やいびつな角、猫背姿…ひと目では誰だか分からないハイクオリティな特殊メイクも、ファンを中心に話題沸騰。SNSでは「ビジュアル見て全く面影がなくて、ゾクゾクしました」「顔がもはや赤楚くんって分からないレベルなのに声まで違っててビックリしたっ!!」「赤楚くんほんとどんな役でもできちゃう気がするよ」など驚きと期待の声が上がっている。中には、反対のことを喋るキャラクターにならい、「天邪鬼的に言うと…全然、楽しみじゃない!絶対に観ない!!」と“天邪鬼語”を使うファンも増加中。赤楚さん自身も“天邪鬼語”でツイートしたり、イベントで発言をしたりしている。そんな赤楚さんについて三池監督は、「目当てで(映画を観に)来た方には申し訳ないぐらい、びっくりします。『どこに出てたっけ?』となると思う。妖怪になり切っているので、みなさんもすごい役者だなと感じると思いますよ」と、天邪鬼役について大絶賛。赤楚さん自身もこの役を「めちゃくちゃ大好きです!」といい、「とても愛らしいし、実は辛い思いもしてきたキャラクターなので、撮影が終わった時にはケイたちと出会えてよかったなとしみじみ思いました」とふり返るほど。その多才っぷりを堪能できる天邪鬼役は必見となりそうだ。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:妖怪大戦争 ガーディアンズ 2021年8月13日より全国にて公開©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年08月03日神木隆之介の出演が明らかになり、さらに注目を集める映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』。この度新たに、大沢たかお演じる狸の大妖怪・隠神刑部の登場シーンが公開された。突如出現した妖怪獣によって、未曽有の危機が訪れる中、世界を救う勇者に選ばれた少年ケイ(寺田心)と妖怪たちの大冒険を描く本作。豪華キャスト陣が本格的すぎる特殊メイクで妖怪を熱演し話題となっている本作だが、今回到着した映像は、中でもひときわ孤高の存在、隠神刑部の登場場面。敵でも味方でもない独特の立ち位置で、ケイの前に立ちはだかる存在だ。808匹の狸を引き連れ、炎を纏ったバイクを飛ばし、ケイたちのもとへド派手に登場する隠神刑部。あまりの豪傑っぷりにケイも唖然…。また雪女(大島優子)が隠神刑部への恋心から思わず頬を赤らめる場面も。そして、隠神刑部は人間嫌いなため、妖怪獣を食い止めようとするケイや日本妖怪たちのリーダー・ぬらりひょん(大森南朋)と真っ向から対立。ケイに近づき忠告するシーンでは、その迫力に圧倒されてしまう。隠神刑部の圧倒的なスケール感が伝わってくる映像となっている。そんな隠神刑部について、三池崇史監督は「人間が支配しているように見える地球のその先を見据えて、その視点から人間と対峙している存在」と言い、「スケールのでかい孤高の野獣、男なので、やっぱり大沢さんが一番ふさわしいと思った」と起用理由を明かしている。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪大戦争 ガーディアンズ 2021年8月13日より全国にて公開©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年07月20日8月13日(金)より公開となる『妖怪大戦争 ガーディアンズ』より、本作より大沢たかお演じる狸の大妖怪・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)の登場シーンが公開となった。1968年からの3部作、2005年には平成版が興行収入20億円の大ヒットを記録した映画『妖怪大戦争』が、令和の新たな時代と共にスケールアップした内容でスクリーンに復活。数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけた戦いに挑む主人公・渡辺ケイ(寺田心)の姿を描く。監督は2005年版に引き続き、日本が誇る映画界の鬼才・三池崇史。脚本は『20世紀少年』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『ドラゴンボールZ 神と神』、『MONSTERZ モンスターズ』、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の渡辺雄介。製作総指揮に角川歴彦と荒俣宏が名を連ねる。20XX年、列島を南北に縦断する断層・大地溝帯=フォッサマグナから現れた「妖怪獣」により、妖怪界と世界に未曽有の危機が到来。妖怪たちは「妖怪獣」に対抗する力として、伝説の武神を復活させる手立てを講じる。しかし、その復活には古代に妖怪ハンターであった渡辺綱の血を継ぐ者の力が必要だった。そこで選ばれた宿命の兄弟が、思いもよらない大冒険に身を投じていく。解禁された映像は、808匹の狸を引き連れて炎を纏ったバイクを飛ばし、ケイ(寺田心)たちのもとへド派手に参上する隠神刑部の衝撃シーンからスタート。あまりの豪傑っぷりに唖然とするケイ、隠神刑部への恋心から思わず頬を赤らめる(!?)雪女(大島優子)など、その登場に誰もが心穏やかでない様子が映し出されている。人間嫌いの隠神刑部は「妖怪獣」を食い止めようとするケイや、日本妖怪たちのリーダー・ぬらりひょん(大森南朋)と真っ向から対立。不敵な笑みを浮かべながらケイに近づき、「余計なことはするな」と忠告する。その迫力に気圧されてしまうケイに対し、さらに「何もしなければ死なずに済む。わかったら返事だ!!」と声を荒げ追い打ちをかける隠神刑部。これにはケイも硬直しながら「は、はい…」と答えざるを得ない…という、隠神刑部の圧倒的なスケール感が伝わってくるシーンとなっている。ほかにも、ケイと隠神刑部のやりとりを心配そうに見守る姑獲鳥(安藤サクラ)、天狗(三浦貴大)、猩猩(しょうじょう / 大倉孝二)や、走ってバイクを追いかけてきたためヘトヘトになってしまう狸たちのコミカルな姿など、細部まで見どころ満載だ。本作でメガホンを取った三池監督は隠神刑部について「人間が支配しているように見える地球のその先を見据えて、その視点から人間と対峙している存在。スケールのでかい孤高の野獣、男なので、やっぱり大沢さんが一番ふさわしいと思った」と抜擢した理由を明かす。あらゆる妖怪や鬼・世界各地のモンスターまで勢ぞろいする本作において、ひときわ孤高の存在なのが隠神刑部。敵でも味方でもない独特の立ち位置で、ケイの前に立ちはだかる彼の目的とは。引き続き公開に期待したい。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』8月13日(金)公開
2021年07月20日公開が延期となっていた『映画ドラえもん』シリーズ最新作『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が、この度、2022年春に公開することが決定した。1985年に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリメイク作品であり、CGプロダクション・白組協力を得て、再び大きな宇宙の小さな星を舞台に、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げる本作。主題歌アーティストにはOfficial髭男dismを迎え、本作のために書き下ろされた「Universe」が主題歌となっている。本作の物語は、夏休みのある日。のび太が拾った小さなロケットの中から、手のひらサイズの宇宙人・パピが現れることで動き出す。彼は宇宙のかなたにある小さな星・ピリカ星の大統領で、反乱軍から逃れるために地球にやってきたという。ところが、パピを追って地球にやってきたクジラ型の宇宙戦艦が、パピをとらえるためにドラえもんやのび太たちを攻撃する。公開時期が2022年となった『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』、タイトルの年数表記はそのまま“2021”となる。なお、延期以前に購入された前売券については、そのまま使用できる。『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』2022年春公開
2021年07月17日映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)の完成披露試写会が15日に都内で行われ、寺田心、杉咲花、大沢たかお、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、三池崇史監督が登場した。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。雪女役の大島は、デコルテを大胆に見せた黒のワンピースで登場し、美谷間もくっきりで上品に決める。大沢演じる化けタヌキ・隠神刑部に思いを寄せる役どころとなったが、「(隠神が)バイクで登場してバイクで去って行くんですけど、ジャンプしながら乗る人、初めて見たんですよ。その姿が本当にかっこよくて、雪女としてではなく、大島優子として心がキュンとなる瞬間でもありました」と告白した。一方、「撮影中は妖怪のメイクしてるので、今日は素顔を拝見できてとっても嬉しく思ってます」という大島。大沢も「お互いメイクをしてるので、実際の顔を最後まで見ることがなかった。今日ようやくお顔を見れて恥ずかしくて、目を見れず……」と照れる。「ほとんど(雪女が)背中に寄り添うんですよね。いつも僕、正面向きたいなと思ってました。最後までそれは許されず」という大沢に、大島は「冷たい男なんです」と作中のセリフを引用して受けていた。
2021年07月15日映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)の完成披露試写会が15日に都内で行われ、寺田心、杉咲花、大沢たかお、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、三池崇史監督が登場した。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。「狐面の女」を演じた杉咲は「常にお面をかぶっての撮影だったので、普段見ている視界からだいぶ狭まった距離しか見れない中でアクションをするのが難しかったです」と振り返る。また妖怪キャストは特殊メイクで、杉咲も「3〜4時間くらいかかってる」と説明。「コーンロウという細かい編み込みのヘアスタイルにすごく時間がかかるんですけど、1回編み込んでもらうと1週間くらい外せなくて。そのままうちに帰ったりして、うっかり帽子かぶるの忘れてコンビニ行った時に妙な興奮があったりして、楽しかったです」と明かした。
2021年07月15日映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)の完成披露試写会が15日に都内で行われ、寺田心、杉咲花、大沢たかお、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、三池崇史監督が登場した。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。キャストの中の誰が1番妖怪に近い=ピュアな心を持っているか、という質問に、杉咲は「心くん」と寺田に1票。「ごはんがすごく好きで、いつもすごくテンションが上がって楽しそうにしている姿が印象的。1回栃木の方でロケをしているときに早く撮影が終わって、心くんと私と赤楚さんとスタッフさんと餃子を食べに行ったんです。そしたら、普段すごく礼儀正しい心くんがお店についた瞬間に私の手を握ってくれて『早く行こう!』と席まで案内してくれたのがすごく嬉しくて、食べることになるととっても無邪気な姿を見れてピュアだなと思いました」と説明した。赤楚も「僕も心くんだな、妖怪は。『妖怪は』って言い方はあれですけど」と苦笑しつつ、「中学校1年生の段階でこの受け答えは絶対できなかったので……。そしてたしかに食が関わると人がかわったようにピュアになる」と杉咲に同意する。「恥ずかしい!」と顔を覆う寺田に、赤楚は「僕も地元が近かったりして、知ってるお店の話とかするんですけど、僕の知識量より倍以上詳しくて。僕の方が長く生きてたのにな……みたいな、情けない気持ちになるくらい詳しかったです」と明かした。寺田は「なんかうれしいです、ありがとうございます。本当に食べることが大好きなので」と言いながらだんだん小声に。「なんかわからないけど、緊張すると声が小さくなってしまう。本当に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。赤楚からも受け答えを褒められていた寺田は、最後に主演として「この撮影で渡辺兄を通して、僕自身、一回りも二回りも成長したような気がしています」と振り返る。「そしてその機会を与えて下さった三池監督に、携わるたくさんのスタッフの皆さんに感謝します。このご時世ですが、映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が映画館で上映されること、とても幸せに思います。今日は本当にありがとうございました」と完璧な挨拶でイベントを締めていた。
2021年07月15日先日、映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』イベント内で同作への出演が発表され話題となった神木隆之介。この度、三池崇史監督と主演の寺田心と一緒に写る3ショット写真がシネマカフェに到着した。『妖怪大戦争』は、1968年からの三部作、そして神木さんが主演した平成版が2005年に公開。そしてこの夏、令和の新たな時代と共にスケールアップした『妖怪大戦争』がスクリーンに帰ってくる!近年では、「コントが始まる」にメインキャストで出演し、公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Final』にはサプライズ出演。また、ワニの声を担当した『100日間生きたワニ』が公開スタートしたばかりと、今日も幅広い表現力でファンを魅了し続けている神木さん。前作『妖怪大戦争』では、主人公の稲生タダシを演じ、その愛くるしさと共に高い演技力が評価され、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞、一躍注目を浴びるように。当時をふり返り、阿部サダヲ演じる河童の河太郎を本当に河童だと思っていた神木さんは、撮影の休憩時間に阿部さんにキュウリをあげていたという、ピュアな少年エピソードも明かした。そして16年ぶりの『妖怪大戦争』となる今作では、タダシではなく、今作の主人公ケイ(寺田さん)の小学校の担任教師・加藤先生という、前作とは異なる役柄で出演。SNSでは「今作も神木くん出るの胸熱すぎる!」「妖怪大戦争で神木くんの事好きになったので凄く感慨深いです」と喜びの声が寄せられている。神木さんが教師を演じるのは、自身初。前作では敵役として、豊川悦司が「加藤保憲」というキャラクターを演じたが、奇しくも今回の役柄と同じ名前であることから、ネットでは様々な考察が挙げられている。詳細は明かされていない「加藤先生」だが、三池監督は先日のイベントで「本編ラストでちらっと正体が観られる」と気になる発言も。妖怪を演じる杉咲花、大森南朋、安藤サクラ、大島優子ら超豪華キャストたちの登場はもちろん、寺田さんと神木さん、新旧主役キャストの共演も本作では大きな見どころだ。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日(金)より全国にて公開。『妖怪大戦争』(’05)は7月16日(金)「妖怪・特撮映画祭」角川シネマ有楽町ほかにて上映。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪大戦争 ガーディアンズ 2021年8月13日より全国にて公開©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年07月10日映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)の主題歌「ええじゃないか」(いきものがかり)をテーマに、DA PUMP・KENZOが振付をした“妖怪ダンス”の映像が3日、公開された。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。本日、日テレ系音楽の祭典『THE MUSIC DAY 音楽は止まらない』で放送された主題歌「ええじゃないか」。一世を風靡した大ヒット曲「U.S.A」の振付も手掛け、ダンス界の「最重要人物」として国内外から熱い注目を集めるKENZOが、自身初となる映画楽曲の振付に挑戦し、個性豊かな妖怪たちが登場する本作の世界観にインスピレーションを得て、誰もが思わず踊り出したくなる“妖怪ダンス”を完成させた。KENZOが手掛けた振付のポイントは、ダンスの中に隠された妖怪の動き。狐面の女(杉咲花)の“キツネのポーズ”、狸の総師・隠神刑部(大沢たかお)の“タヌキのポーズ”、出演決定で大きな話題を呼んだ“大魔神のポーズ”、ダンス映像でKENZOのバックダンサーも務める天狗たちの“天狗のポーズ”、そして楽曲のタイトルでもあるサビの“ええじゃないかのポーズ”など、キャッチーで楽し気な振付が満載となっている。さらに“妖怪ダンス”を募集するコンテストの実施も決定。応募者の中から見事選ばれた受賞者には、素敵な映画グッズがプレゼントされる。○DA PUMP KENZO コメント妖怪ダンスを踊るコツは、みなさんが楽しむことです! 振付をうまく踊ろうとするのではなくて、「やってみたいな」とか「真似してみようかな」とか、まずは楽しんでもらうことが大切。心からダンスを楽しんで欲しいですね!振付を手掛ける上で特にインスパイアされた劇中の妖怪は、狐面の女です。彼女は映画のキーマンでもあるのですが、仮面に隠れた素顔も見てみたいですし、ダンスのインスピレーションがすごく湧いてきました。自分を妖怪に例えるとしたら、やっぱり狐ですかね。プレイヤーだったり振付師だったり、ダンスやエンターテインメントなどいろんな分野でいろんな顔を持ちたいと思っているので、狐みたいに化けていけたらなと思っています。映画はハラハラドキドキ大迫力で、めちゃめちゃ楽しめました!かっこいい妖怪、ちょっぴり怖い妖怪、かわいい妖怪…みんなが知っている妖怪たちもたくさん出てきて、まさに妖怪オールスターズ大集合です!お子さんはもちろん、大人の方も一緒に楽しめる作品になっていますので、ぜひ映画館の大きなスクリーンで観てくださいね!
2021年07月03日日本の妖怪、世界のモンスターが集結する映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』。この度、本作に『妖怪大戦争』(’05)で主演を務めた神木隆之介が出演していることが、本日7月1日に行われたイベントで明らかになった。1968年からの三部作、2005年には平成版が興行収入20億円のヒットを記録した映画『妖怪大戦争』。本作では、令和の新たな時代と共にスケールアップしてスクリーンに復活。寺田心が主人公・渡辺ケイを演じ、数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけた戦いに挑む。公開を記念して行われた今回のイベントは、平成版の主演・神木さんと、令和版の主演・寺田さんによる「バトンタッチセレモニー」と題され、新旧の主演キャストの2ショットが実現。イベントでは、神木さんがケイが通う小学校の担任教師・加藤先生という新たな役で出演していることが、三池崇史監督より明かされた。本人の熱望により、前作でタダシと友情を育む妖怪・スネコスリを肩に乗せて登壇した神木さんは、16年ぶりの『妖怪大戦争』に喜びを語りながら、前作の敵が豊川悦司演じる加藤だったことに触れ、「僕にはなぜ『加藤先生』なのかはわからないけど、勝手に深堀りしています。現場もすごく楽しかったです!」とコメント。三池監督から「本編ラストでちらっと正体が観られますので、お楽しみに!」と気になる言葉も飛び出す。実は、初めての教師役に緊張していたという神木さんは、休憩時間に教壇に立っていたら、寺田さんから突然演技について質問されたというエピソードを披露。「『前作ではどういう想いでお芝居をされていたんですか?』って聞かれて、『やばい、俺何も考えてなかったな』と思って…」と胸中を明かしながら、何も考えていないからこそいいこともあったと思い直し、「前作は気にせず、目の前で起きたことを生きている感じで、そのまま演じればいいよ」と答えたと言う。「心君は『そうですか、ありがとうございます!』と(笑)。当時の僕より言葉遣いもきちんと出来ていて全然違う、と反省しました!」と話した。バトンタッチセレモニーでは、特製の巨大バトンが神木さんから寺田さんへと託され、「本当に純粋に応援しております!僕の中では『妖怪大戦争』は一生忘れられない作品になっていて、今回心君が16年越しに主役を演じてくれたのが本当に嬉しいですし、心君にこれから世界を救っていってほしいなと思います」と神木さんはエールを贈り、寺田さんは「いろんな想いが詰まったバトンだと思います。改めてしっかりと受け止めたいなと思いました」とコメントした。さらにイベントでは、一足先に本作を鑑賞した神木さんが「迫力のレベルが段違いでしたね!」と興奮気味に語ったり、寺田さんが「数えきれないほどの妖怪が登場します。一匹一匹が魅力的です。そんな妖怪たちとの冒険はとてもワクワクすると思います!世界中の妖怪やモンスターも登場するのでお楽しみに!」と笑顔でアピールしたりといった場面も見られた。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪大戦争 ガーディアンズ 2021年8月13日より全国にて公開©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年07月01日映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(8月13日公開)のバトンタッチセレモニーが1日に都内で行われ、寺田心、神木隆之介、三池崇史監督が登場した。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。まずは本作主演の寺田と、2005年版に引き続きメガホンを取った三池監督がステージに登壇。いよいよ8月13日に公開を迎える本作について、寺田は「数えきれないほどの妖怪が登場します。一匹一匹が魅力的です。そんな妖怪たちとの冒険はとてもワクワクすると思います! 世界中の妖怪やモンスターも登場するのでお楽しみに!」と笑顔を見せた。続いて、2005年版『妖怪大戦争』で主役の稲生タダシを演じた神木が登場し、新旧の主演キャストの2ショットが実現。神木は本人の熱望により、前作でタダシと友情を育む妖怪・スネコスリを肩に乗せての登壇となった。一足先に新たにスケールアップした『妖怪大戦争 ガーディアンズ』を鑑賞した神木は「迫力のレベルが段違いでしたね!」と興奮気味。「前作も妖怪やCGなどディテール見どころはいっぱいあったけど、本作では妖怪たちがさらに現実に存在していて、実態がちゃんとあるような……だけどどこか幻想的で、現実と夢のはざまにあったので、冒険できた気持ちになりました。ね、なったよね?」とスネコスリに同意を求め会場を沸かせた。寺田は今回の主演にあたり、参考に前作を鑑賞していたことを明かす。「神木さん演じるタダシに自分を投影して物語に引き込まれて行きましたね。神木さんの絶妙なお芝居がすごかったです!」と大先輩の演技を絶賛し、これには神木も「めっちゃ嬉しいです!」と満面の笑みに。ふ2人とも小学校高学年の頃に『妖怪大戦争』に主演していたことに触れ、「僕は撮影当時何も考えられていなかったので、今見返してみると反省点もあるんですけど、ちょうど心君と同じぐらいの歳に撮影していたので、心君にそう言ってもらえると嬉しいです」と喜びを語った。そんなふたりの共通点について、三池監督は「人の言うことを瞬時に理解してやってのける能力は驚くべきもの」と即答。「誰かに教えられて仕事としてやっているというより、求められてやって、出来て、周りを喜ばせるのが好きだと思う」と分析した。異なる点について問われると、「寺田心さんは集中力が落ちるタイミングがやや早い。うるさい子供に戻るときがあるので、『戻ってるよ!』と言うとピシっとします(笑)」と、撮影中の寺田の子供らしい一面を明かした。神木については「常に神木隆之介というひとりの人間としてそこにいた」と言い、休憩時間に河童の河太郎(阿部サダヲ)にキュウリをあげていたエピソードを披露。神木は、撮影時に特殊メイク状態の阿部にしか会っていなかったことから阿部を河童だと思っていたことを明かし、「単純だったんですかね(笑)」とピュアすぎる当時を照れ臭そうに振り返った。実は神木は本イベントへの登壇だけでなく、『妖怪大戦争 ガーディアンズ』にも出演していることも明かされた。演じるのは前作のタダシではなく、ケイが通う小学校の担任教師・加藤先生という新たな役。神木は16年ぶりに『妖怪大戦争』に関われた喜びを語りながら、前作の敵が豊川悦司演じる「加藤」だったことに触れ、「僕にはなぜ『加藤先生』なのかはわからないけど、勝手に深堀りしています。現場もすごく楽しかったです!」と自身も気になるキャラクターでの出演だったことを明かした。寺田も「(本作で)個人的に加藤先生が一番気になる存在です。最後のシーンの謎とか、どういう意味なんだろう? と気になりました」と語り、さらに三池監督からは、「本編ラストでちらっと正体が観られますので、お楽しみに!」とサービス発言も飛び出し。お互いの共演シーンについて話題が及ぶと、寺田は当初前作を意識しており、「負けないように頑張らなきゃという気持ちだった」と言う。しかし神木にアドバイスを求めたところ、「そのままでいいんだよ」と言ってもらえたことから、「僕は僕でいいんだ」と思い直し撮影に挑めたことを語った。対する神木は、実は初めての教師役に緊張していたことを明かし、休憩時間に教壇に立っていたら、寺田から突然演技について質問されたというエピソードを披露。「『前作ではどういう想いでお芝居をされていたんですか?』って聞かれて、『やばい、俺何も考えてなかったな』と思って……」と胸中を明かしながら、何も考えていないからこそいいこともあったと思い直し、「前作は気にせず、目の前で起きたことを生きている感じで、そのまま演じればいいよ」と答えたと言う。「心君は『そうですか、ありがとうございます!』と。当時の僕より言葉遣いもきちんと出来ていて全然違う、と反省しました! 本当にしっかりした方だなと思って教壇に立っていました」と、新たな主演俳優・寺田心のたたずまいを絶賛した。トークの後はいよいよ主役の“バトンタッチ”セレモニーへ。『妖怪大戦争』の歴史の重みが詰まった特製の巨大バトンが、神木から寺田へと託された。神木は「本当に純粋に応援しております! 僕の中では『妖怪大戦争』は一生忘れられない作品になっていて、今回心君が16年越しに主役を演じてくれたのが本当に嬉しいですし、心君にこれから世界を救っていってほしいなと思います。スネコスリともども応援しておりますので、これからも頑張ってください!」とエールを贈った。バトンを受け継いだ寺田は巨大バトンの重みを実感しながら、「いろんな想いが詰まったバトンだと思います。改めてしっかりと受け止めたいなと思いました」と噛みしめるようにコメントした。
2021年07月01日