娘さんの帰宅時間に、急にトイレに行きたくなったぐっちぃさん。鍵を開けておくわけにもいかず、苦肉の策を取ったところ…。■帰宅時間にトイレに駆け込むこればっかりは自分ではどうしょもなくて…(苦笑)そろそろ帰ってくるな? という時間にどうしてもトイレに行きたくなっちゃって、娘たちの帰宅を待つ余裕もなく、苦肉の策として貼り紙しました(笑)私も娘たちも数分ずれていたら何事もなかったのに、ちょうど私がトイレに入ったタイミングで帰ってきたから笑ってしまったよ~(笑)こういうとき家に大人がもう一人いれば…っ!
2019年07月20日幼稚園から毎日遅刻...原因は睡眠障害…!?わが家のASD兄妹は、2人とも幼い頃から睡眠に問題がありました。Upload By 寺島ヒロUpload By 寺島ヒロUpload By 寺島ヒロUpload By 寺島ヒロ現場の先生方のご協力と家族の送迎で、何とか休みながらも登校していた兄タケルでしたが、8歳のとき「アスペルガー症候群」の診断がつき、小学3年生から気持ちを安定させる薬を飲み始めました。夕方の気分の落ち込みを防いで20時〜21時には眠ってもらい、十分な睡眠をとることができるようにするのが目的でした。直接的な影響がどのくらいあったのかは不明ですが、結果的にタケルは21時台には眠るようになり、朝早く起きてくるようになりました。服薬は1年程でやめたのですが、タケルに限って言えばこれ以降もそのリズムを崩すことなく過ごせるようになり、日常生活への支障が少なくなりました。その結果、季節による不調などはありつつも中学・高校も何とか通い切ることができました。現在中学1年生の妹いっちゃん。睡眠の問題を抱えながら、学校生活は体調優先でUpload By 寺島ヒロ「キタキタキターー!!」って思いました。なぜなら私もこのタイプだから。概日リズム睡眠障害といって、寝る時刻と起きる時刻が毎日少しずつ遅れていく症状があります。私自身もこの症状があるため、私の生活時間につられて子どもたちが生活リズムを壊すことを恐れ、実は私は子どもたちが幼い頃は睡眠薬を飲んで生活リズムを無理やり朝型にしていました。でも、ちょっとした風邪でも寝込むほど体調を崩してしまってとてもきつかった上に、朝型の生活リズムが習慣化することもなく、睡眠薬を飲まなければ翌日からまた1時間ずつ体内時間がずれていく…。私にはこの方法はあっていないことに気づき、妹いっちゃんの睡眠傾向がはっきりしてきたあたりで、私自身も朝型の生活にこだわることはやめました。参考:概日リズム睡眠障害 |厚生労働省 e-ヘルスネットUpload By 寺島ヒロ中学1年生になったいっちゃんですが、今でも起きられた時に登校するスタイルは変わっていません。毎朝決まった時間に起きようと試みて体調を崩した自分自身の経験からも、1時間目から登校することにこだわるあまりに健康を損ねては本末転倒…。中学校の先生にもご理解いただいています。ただ、月の3分の2は学校に行けておらず、不登校状態になっているいっちゃん。授業を受けられなかった分の全ての勉強を家庭や支援教室でカバーできるわけではないので、今後の進学などのことも考えると睡眠をはじめとした生活リズムについてはフォローしていかなければならないですよね。その辺りが今後の課題だと思っています。
2019年07月12日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。もづこです。育児をしていると思い通りにいかないこと…多いですよね。良かれと思ってしたことも、子どもが期待通りの反応をくれるとは限りません。先日も娘からショック…というか「そりゃないよ~」という一言をもらいました…。ある時期、娘は思い出したようにと言ってくることがありました。幼稚園に入る前は「年パス」を買って何度も行っていたのですが、行き過ぎたのか娘が飽き気味だったのと平日が休みじゃなくなったため、最近はめっきり足が遠のいていました。でも、幼稚園のお迎えの時に先生から「最近動物園行かれました?」と聞かれ、娘が園で動物園に行った話を熱く語っていることが判明。たまに要求するものの、他のレジャー施設も同じように行きたがるので、特別気に留めていませんでしたが…まさか幼稚園で話をするほど熱望していたなんて…。最近忙しかったし、娘なりに空気を読んであまり強く言えずにいたのかもしれない。そう考えたら娘が不憫に思えてきて…。そこで週末、久々に娘を動物園に連れていくことにしました。娘に言ったら案の定「動物園!?行く〜!!!」と大喜び!当日は朝からハイテンション、電車でも「まだ?まだ?」とソワソワ。到着するなりダッシュでゲートを通過していきます。しかし、娘が真っ先に食いついたのはパンダでもゾウさんでもなく…動物園にきてアリ!?からの鳩! …近所の公園にもいるんだけどね…。まぁ、子どもは目の前の興味あるものに気をとられちゃうもんですしね。時間はまだまだたっぷりあるし、娘の気分に合わせてのんびり散策していくことにしました。まずは娘をゾウさんエリアへ誘導。娘、念願の(?)ゾウさんとご対面~!ウソでしょ…。あまりにビックリして3回ぐらい聞きなおしちゃいましたよ。動物園までのあのテンションは何だったのでしょう…。結局さっと見回った後、お昼ご飯を食べて早々に帰宅しました。…理由はよくわかりません。たぶん幼稚園でお友達から動物園に行った話を聞いて「私も動物園に行きたい!」という気分になったものの、いざ来てみたらやっぱり何回も来てる場所で急速に興味を失った…とか、そんな感じじゃないかなぁと。喜んでくれるとばかり思っていただけに私も夫もがっくり。でも道中は楽しそうだったし、短い時間だったけどそれなりに楽しんではいたようだしまぁいいか…。ということで、夏休みも近づいてきたことだし、今度は違う動物園に連れてってあげようと思います(笑)
2019年07月07日夏になり、学校へ行く荷物も増えてきたこの頃。恐ろしいほどパンパンに詰め込む娘の気合を垣間見た話です。■ ランドセルになにがなんでも全部詰め込む!持ちたくないという強い意思が感じられる…。ランドセルの2段目のポケットにも教科書を入れようなんて、私にはなかった発想だわ…。ちなみにふでばこは横置きで入れられるものを買ったけど、水筒を持っていく日は隙間ができるので縦入れです。
2019年06月22日前回までのお話発達障害がある娘の進路、どう探す?どう選ぶ?何も分からないままスタートしたのは、小学5年生のときでした。地域の中学校の通常学級、特別支援学級、通級を見学。また、私立中学も検討しました。公立中学通常学級に進学してからは、高校以降の進路として、専修学校や単位制高校、特別支援学校の見学もしました。居場所がない中2の5月ごろ、娘は「数学の授業が難しくて辛い。あと優しい先生の授業のとき、男子が授業中に紙飛行機を飛ばしたりして騒ぐのが耐えられない。特別支援学級に移ろうかなと」という言葉を口にするようになりました。また一方で「本当は皆と一緒にいたい。薄々は気づいてはいるんだけどさ、『皆と違う』って言われると涙が出る」と涙ながらに語りました。娘の気持ちは日々大きく揺れていました。体育祭に向けた集団競技の大縄跳びやムカデ競争の練習がスタートすると、娘は腹痛や頭痛など体調を崩しはじめました。私の「練習も体育祭当日も休んで良いよ」という言葉に、娘は「それじゃサボリでしょ」と聞く耳を持ちませんでした。登校してもずっと保健室で休んでいる、8時に登校して8時30分に体調不良で早退する、そんな状態にも関わらず娘は毎日学校に通おうとするのです。体育祭が終わっても定期テストが終わっても娘の体調は良くなりませんでした。ある日のこと、娘は堰を切ったように自分の気持ちを口にしました。「自分で自分のことが分からない。クラスに居場所がない。友人関係がめんどくさい。友達が欲しいとも思わない。理解者も心を開く相手もいない。泣きそう。楽になりたい。私うつかな?」娘は過去にも学校行事の前などに体調を崩すことがありましたが、このときの娘はそれまでとは明らかに様子が違うようでした。私は学校と学習支援を受けていたNPO法人に娘の様子を伝えました。自ら特別支援学級へ娘は自ら学校の先生に「通常学級の教室にいるのが辛いです。でも保健室や相談室で一人ぼっちで過ごすのは嫌です。居場所としての特別支援学級を利用したいです」と伝えたそうです。学校は緊急措置として期間限定(※)で、特別支援学級に娘の机を設けてくれました。娘は通常学級の教室が騒がしくて辛いと感じたとき、通常学級のプリントを持参して静かな特別支援学級の教室で自習をしました。また可能なときは特別支援学級のカリキュラムにも参加しました(これは娘が中学の特別支援学級がどのようなものか知る良い機会になりました)。※1週間毎に振り返りをし、今後の事を考えていくというスタイル。通常は学年途中での在籍学級の変更はできませんが、娘の体調を踏まえ、緊急措置として対応してもらいました「積極的な休み」に理解のある学校娘が通っているNPO法人は学習支援の他に余暇支援も行っていて、娘にとって“居心地の良い居場所”になっていました。また同世代の子どもの「グチ会」なども開いていて、娘のストレス解消の場にもなっていました。そのことを知っている学校の先生方は「毎日学校に通うのが辛いなら週に1、2回早退や休みを取ってNPO法人などで英気を養うのも良いと思います」と『積極的な休み』に理解を示して下さいました。娘は金曜日は学校を早退し、NPO法人で過ごすことにしました。しばらくすると娘は私に特別支援学級の生徒や自分の障害について私に質問をするようになりました。Upload By 荒木まち子娘は“障害の専門書”から“親の手記”に至るまで通級やNPO法人、病院の待合室に置いてある“障害についての本”を片っ端から読んでいるようでした。娘の様子を見て私はそろそろ本人への障害の告知が必要だと感じたのでした。本人への障害告知学校内に居場所(避難場所)ができると、娘は少しずつ落ち着きはじめ通常学級で授業を受ける時間も徐々に増えていきました。授業に出られなかった分の勉強は、学校の夏期補習やNPO法人の学習支援で補うことができました。夏休み明け、娘はまだ所属に悩んでいるようでした。それでも「どうしたら良いのかはまだ分からないけど“過保護”は嫌だから、親には口を出して欲しくない」という娘の言葉から、親以外の相談先ができはじめていることを私は感じました。娘が落ち着いてきたこと、告知後の学校のフォローアップ体制ができていることを確認した上で、主治医は9月に本人への障害告知をしました。医師は障害の説明だけでなく、娘の長所やどのようにしたら困り感を減らせるかなどを“娘に分かりやすいように”説明してくれました。告知を受けた娘は「自分の事を理解してもらえてうれしかった」と言って喜んでいました。その後、娘は殆どの授業を通常学級で受けるようになりました。PC検定にチャレンジしたり、学校の文化発表で有志ダンスショーを企画したりと、娘の気持ちが前向きになった様子がうかがえました。そして自分に自信がついた娘は、当初考えていた特別支援学級への移籍について悩みはじめました。 特別支援学級ではなく、通常学級所属のままでいいのではないか、と。でもこの安定が「辛いときに受け入れてもらえる場所があるという安心感ありき」であることは本人もじゅうぶん理解していました。気がつけば、もう季節は先輩お母さんが言っていた“志望校を決めておくべき中2の秋”になっていました。クリエイティブスクールD高校特別支援学級を避難所として一時利用している間も、私たちは引き続き高校探しや見学を続けていました。私の住む地域では東京都のエンカレッジスクールと似た取り組みをしている「クリエイティブスクール」が数校あります。クリエイティブスクールは、中学校までに持てる力を必ずしも十分に発揮しきれなかった生徒を積極的に受け入れている公立の学校です。自宅から一番近いクリエイティブスクール、D高校では地域住民の協力のもと週に1回、学校の図書館内でカフェを開催するなど画期的な取り組みも行っていました。私はD高校に電話をして娘の状況を説明しました。担当の先生によると「発達障害に対する特別な配慮は行っていない」とのことでした。娘にD高校の話をすると「D高校の生徒を駅で見かけたことがあるけど、髪型とか服装とかすごく自由な感じだよね。私はルールがきちんと決められている学校のほうが自分の性格に合っていると思うんだよね。だからD高校は私には合わないと思う」私はふと思いました。娘が言う「合う」「合わない」は私が思うものと少し違うのかもしれない。私は学校を選ぶとき「障害に対する配慮があるか」や「娘が安心できる居場所があるか」に重点を置いていました。でもきっと今の娘には「そこに通う生徒と友達になれるか」「そこで友達と上手くやっていけるか」の方が大切なのでしょう。もちろん勉強もしたいのだろうけど、長い間「自分を理解してほしい」「一人ぼっちが嫌」と訴えてきた娘にとって、そこが一番ポイントとなるのは当然の事だったのかもしれません。D高校の見学は、娘が乗り気ではなかったこともあり、行きませんでした。揺れる気持ち娘が学校生活で一番の望んでいるものって何だろう?今まで候補として見学してきた学校は、実のところ親目線で選んではいなかったかしら?特別支援学級に入級するかしないか、娘の気持ちが揺れ動くのと同じように、親の学校選びの基準も振り子のように揺れ動くのでした。次回はそんな私たちの進路選択を決定的にした出来事について書こうと思います。
2019年06月20日ウーマンエキサイトの読者の皆さま、ごきげんいかがですか。男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。今回は、これからいよいよトイレトレーニングに入る2歳の娘の話です。■娘2歳、そろそろトイトレの時期に娘も2歳となり、親としてはそろそろトイレトレーニングを意識するようになってきた。しかし今は、うんちをすると教えてくれる時がたまにあるくらい。事前にトイレに行けるようになるにはまだかかりそうだ。とはいえ、トイレがどういうところなのか、少しずつ教えていかなければならない。■トイトレの切り札!? トイレに貼るシールある日、幼児用学習教材で、トイレに貼る顔のシールが届いた。教材のDVDに登場するトイレのキャラクターである。これで、娘にとってトイレが少しは親しみやすい場所になるだろう。DVDにならい、その子に会いに行く時は、おしっこがしたくなった時と、いずれ理解してくれるようになるだろう。そんなことを思いながら、私がトイレに行こうとすると。これまであまり気にしたことはなかったが、そういえばうちのトイレは、ふたの裏にびっしり注意書きが書かれていた。妻は画期的にガサツな人間なので、そういうことを一切気にせず、文字の上から容赦なく顔のシールを貼り付けていたのである。なんだか耳なし芳一のような禍々しさ!!こんなトイレは嫌だ!■トイレに入った娘の反応は?先日、子ども用の便座も用意した。トイレトレーニングはこれから本格化してゆく。しかし、耳なしトイレくんはそのまま、トイレのふたの裏でほほ笑んでいる。
2019年06月19日発達の遅れがあり、現在も療育に通っている娘。引っ越しや二人目妊娠などの大きなイベントもあり、娘は4歳を超えてもなかなかオムツが外れませんでした。入園の条件に"オムツ外れ"と書かれていた新しい保育園では、落とされてしまう覚悟もしていましたが…保育園の先生方は、「一緒にゆっくり、オムツ外れを目指しましょう!」と優しく諭してくださいました。この時の安堵の気持ちは、今も忘れられません。安堵しつつも、入園までに少しでも進めてあげたい。そう思い、自宅でも、試行錯誤で色々な方法を試していました。もよおしたらそっと便座に座らせる、便座を使いやすいように踏み台を設置する、トイレでは優しく声かけしリラックスさせる、お気に入りのキャラクターのパンツを履かせる…しかし、なかなかトイレトレーニングは進みませんでした。産後まもなくということもあり、身軽にフォロー出来ない自分にも少し焦りを感じつつ娘の様子を観察していると…娘はトイレまで我慢できない、トイレに座って排泄できない、というよりも失敗への恐怖と恥ずかしさに怯えているようでした。確かに、今までもたびたび、お姉ちゃんパンツを履いては失敗し、濡らしてしまうことがありました。その度に、とてもショックを受けている様子だった娘。大人が「気にしないで大丈夫!」なんて言っても、パンツや床を汚してしまった罪悪感は娘にとって、とても大きいものだったのだと思います。そんな娘の優しい気持ちに気付かずに、前のめりにトイレトレーニングを進めようとしてしまったことを反省…それと同時に、失敗が怖いとか恥ずかしいとか、すっかりお姉ちゃんな繊細な気持ちを抱けるようになった娘の成長を、とても嬉しく思いました。おしっこを漏らしても平気で遊んでいた赤ちゃんとは、もう違うんですね。その日から、お姉ちゃんパンツを履くことも、トイレに行くことも、娘がやりたいと言ってくるまで待つことにしました。私は、娘と過去の自分を重ねていました。私は10代のほとんどを、重度のひきこもり状態で過ごしていました。外出はおろか、当たり前の日常生活を送ることも出来なかったその頃は、買い物なんてもっての外。数年経ってやっと出来たのは、深夜に近所の自動販売機でジュースを買うことでした。スーパーやコンビニに行けば、ジュース以外にも色々なものが買えます。いつでも、好きな時に好きなものが買えます。でも、私にはそれが出来ませんでした。したくても出来なかったんです。"人と会うのが怖い" "姿を見られるのが恥ずかしい"この二つの気持ちが、お店で買い物できない理由でした。今思うと、なんて不便な生活だったんだろうと思います。娘だってきっと、トイレでしたい時にする方が楽だと分かっています。オムツよりもお姉ちゃんパンツの方が、可愛いしムレないし、動きやすいです。でも、"怖い"や"恥ずかしい"という気持ちは、本人にとってとても大きなハードルです。それを解消できなきゃ、進めないのは当たり前。実際私も、自由に出歩けるようになったのは、何も気にせず自分を好いてくれる友人と出会い、自分に自信が持てるようになってからでした。きっと娘も、周りの大人たちが楽しく見守っていれば、少しずつ自信がついていくはず。ゆっくりだけど、確実に日々できることは増えています。私は、昔の自分を思い出しながら、静かに見守ることに徹しました。すると…新しい保育園に入園して1ヶ月で、娘はあっという間にオムツが外れました。保育園の先生方のあたたかなフォローが何より大きかったのだと思いますが、大人が焦らなくても、子どもは成長していく!そんなことを、娘に教えてもらったエピソードでした。
2019年06月19日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまこんにちは。ぎゅうにゅうです。今回は、子どもとトイレの話を描かせていただきました。最近、下の子が1歳半になり「おしっこした」などの感覚がわかるようになってきたみたいで教えてくれるようになりました。なので、まだトイレトレーニングというほどではないけど…少しずつトイレに慣れてもらおうと今まで進入禁止だった自宅のトイレに入れてあげることに。トイレットペーパーに興味津々でした…見て少しづつ覚えてくれたらいいな…なんて思いながらたまにトイレに一緒に行くようになりました。その数日後…なんか怪しい音がするので見に行ってみると…勝手にトイレに進入してウォシュレットのボタンを押していました。トイレに興味津々すぎな次女れんにゅう。トイレトレーニングはまだ始まったばかりです。
2019年06月16日今までの経緯発達障害がある娘の進路、どう探す?どう選ぶ?何も分からないままスタートしたのは、小学5年生のときでした。地域の中学校の通常学級、特別支援学級、通級を見学。また、私立中学も検討しました。娘の意思により、中学校は地域の中学校の通常学級へ。さまざまな選択肢を見たうえでの進学だったので「つらくなったら転校・転籍すればいい」と、親である私も焦らずに進学をさせることができたように思います。障害のある子どもの、進路選択の難しさ障害のある子どもの進路選択の難しいところは、一概に学力や偏差値で学校を選ぶことができないところにあります。発達障害といっても、特性もタイプも個性もまちまちで“伸びる”時期も一人ひとり違います。だから、“そのとき”の“その子”に合った学校を探さなくてはならないのです。中学校生活は大変…!でも、個別支援計画の作成もしてもらえて中学校は、教科担任制、提出物、定期テスト、体育祭、文化祭、部活動など、多くの面で小学校と違いがあります。入学前から相談に訪れていたとはいえ、実際学校生活が始まるとやはり娘はさまざまな面で壁にぶつかりました。それでも学内に併設されている通級指導教室の先生が特別支援コーディネーターをされていたこともあり、障害に対しての理解、話の通じやすさ、安心感は小学校の頃とは比べ物にならないほどでした。念願だった個別支援計画書も入学後すぐに作成してもらえて、中学は親にとっても“学校に相談しやすい”環境でした。中学校の校長先生に相談中学校の校長先生は私が入学前に特別支援学級の先生にお話を伺いに行ったときも、入学後に小学校からの申し送りについて副校長先生と話をした際も、直接会話に参加することは控えつつも横でしっかりと話を聞いていらっしゃいました。そして特別支援コーディネーターの先生との定期的な面談の後などに廊下で会うと、よく私に「良かったら校長室でお茶でも飲んでいきませんか?」と声を掛けて下さいました。あるとき、私は校長先生に近隣の高校について質問しました。Upload By 荒木まち子お話を聞き、早速私はA学園の学校説明会に参加をしました。単位制高校・A学園最寄り駅からA学園までの案内板持ち、入り口でのスリッパ出し、説明会会場への誘導などをA学園の在校生自らが行っていたことに私は驚きました。また、参加者にはペットボトルのお茶や学校名の入った文具が配られ、説明会は至れり尽くせり感満載でした。先生による学校説明の後には卒業生のスピーチがありました。それは「自分はかつて不登校だったけれど、A学園に通ううちに教師になりたいと思いはじめた。今は教員資格取得を目指して大学に通っている」という内容でした。説明会後の個別相談の順番待ちの間に、私は参加者同士の「この学校は〇〇君に合いそうね」という会話を耳にしました。私のように一人で参加したり、夫婦で参加される方の他に、塾や施設、学校の仲間同士で説明会に参加する方も多いようでした。個別相談では担当の先生に『習字』のカリキュラムについて質問をしました。私「習字は選択科目ではなくて必修科目なのですか?」先生「はい、必修科目です。」私「娘は視覚認知機能に弱さがあるのですが、希望すればテキストの拡大コピーなどの配慮はしていただけるのでしょうか?」先生「当校ではそういったことは行っていません。」先生とのやり取りから、私はこの学校は障害のある生徒向けではなく、不登校の生徒の学び直しに力を入れている学校なのだと感じたのでした。通級にはパンフレットがたくさん!情報の宝庫でした学内支援の一環として、私は学内特別支援コーディネーターでもある通級の先生との面談を定期的に受けていました。通級の面談室には発達障害に関する専門書の他に近隣の学校のパンフレットがたくさん置いてありました。中学卒業後の情報を探している私とってそれはまさに「宝の山」でした。Upload By 荒木まち子そこで初めて「専修学校」というものを知った私は、まず通級に似た取り組みもあるというB専修学校に一人で見学に行くことにしました。専修学校・B学校B専修学校は一般科目の他に簿記やマーケティング、パソコンなどの授業もありました。英検、漢検、数検の他に情報処理やビジネス文書、簿記や秘書検定など様々な検定取得にも積極的に取り組んでいました。校舎は複数のビルにわかれていて校庭や体育館はありませんでしたが、発達障害に関する知識を持つ先生もいて、卒業後は進学、就職の他、就労支援事業所との繋がりもある学校でした。娘に合いそうと感じた私は改めて体験入学の申し込みをしました。娘と一緒にCAD(設計や製図を支援するシステムソフト)の授業を見学した主人もこの学校を気に入ったようでした。パソコンに興味のある娘もB専修学校を気に入り、その後何度も体験入学をしました。この学校は土曜日の体験入学の他に夏休み中のサマースクール、春休み中のスプリングスクールなど多くの体験入学を実施していました。内容も理科実験教室やPC体験(名刺作り)など多岐にわたっていました。中でも私が特に面白いと思ったのは『女子会』でした。それは在校生を交えてお菓子を食べながら話をしたり、制服を試着して写真を撮るという企画で「どんなタイプの男子生徒が多いか」「部活の様子はどうか」「アルバイトはして良いのか」など、生徒の生の声が聞けました。“先輩”とざっくばらんに話をすることで緊張や不安が減り、進学への意欲を高めるのにとても効果的だと感じました。また、PC体験入学の際に、以前見学した私立中学の生徒が複数人参加していたことも印象的でした。高校付属の私立中学に通っていてもそのまま付属の高校にしない生徒もいるのだと私はその時知りました。専修学校とは | 文部科学省学習支援を受けていたNPO法人主催の学校見学会娘は中学入学後、障害のある子どもの学習支援や余暇支援を行っているNPO法人に通い始めました。そのNPO法人は保護者向けの学習会や講演会、福祉事業所の見学会などさまざまな企画も行っていました。Upload By 荒木まち子ちょうどその年に開校したC学園の見学会が開催されると聞き、私は迷わず見学会に参加しました。単位制高校・C学園C学園は不登校や軽度発達障害がある生徒向けの通信制高校でした。習熟度別クラスや通う日数を選べるスタイルの学校で、WISCなど発達検査の結果を読むことのできる先生もいました。新設校の為、卒業生の進路実績が不明瞭でしたが、それまで見学した中で一番通いやすい場所にあることと、開校間もなくてこぢんまりとアットホームな雰囲気があるところに好感が持てました。後日家族で体験入学を受けに行ったところ、体験の内容は名刺作りや美術体験などB専修学校に似た内容でした。でも娘はB専修学校の方が気に入っているようでした。いざ!特別支援学校高等部の見学へ娘が小学生の時にはタイミングがうまく合わず、見学ができなかった特別支援学校高等部。家族そろって見学に行けたのは中1の終わりごろでした。この学校は軽度の知的障害の生徒が『卒業後に企業就労による社会参加や自立をめざす』学校でした。進学を目的にした学校ではないため、学習科目は主に国語:コミュニケーションの基礎とした「聞く」「話す」「読む」「書く」の学習数学:四則計算(生活の中で使う単位時間金銭計算など)社会:社会のきまりや制度、生活に関わることがら家庭科:自立生活のための調理・裁縫等英語:あいさつや日常表現体育:体力つくり運動を学ぶといった内容でした。当日見学した授業の内容はPCの授業では生徒たちはデータ入力に加え、各机に置かれた内線電話を使った受け答えや業務連絡のメモ取り作業も同時に行っていました。また別の授業では生徒がペアを組みシーツの畳み方の実施テストを行っていました。私は「娘の苦手なコミュニケーションや四則演算が学べて、将来一人暮らしした時に役立つ料理や洗濯などの家事を授業で教えてもらえるなんて、願ったり叶ったり!」と思ったのですが、当の娘は…Upload By 荒木まち子そこまではっきり言われたらまだ予定していた学校すべてを見学したわけではありませんでしたが、どの高校に行きたいのか娘の中では決まりつつあると私は感じていました。でもそのまますんなりとはいかないのが障害児育児です。この後、中2になった娘に思いもよらぬ出来事と変化が起こり、それは進路選択へも大きな影響があったのです…。次回コラムでは、中2のときのできごとを中心に紹介します。
2019年06月06日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは、もづこです。今年のGWに久々に娘を連れて実家へ帰省してきたときのお話です。今回の帰省は母と娘の二人旅だったので、夜にホームシックになって泣かないかな…と心配だったのともうひとつ…心配が…あり娘のトイレでうんちができない問題トイレトレーニング最終章(…うんちができない問題)については、年少さんが終わる直前に家のトイレではできるようになったものの、まだ自宅以外のトイレでは怖がって便座に座ろうとしないのです。幼稚園でもトイレまではいくものの、緊張からか出なくなってしまうようでまだ一度も成功していません。これから数日間大丈夫だろうか…?いや、むしろこの逃げ場のない状況でこそトイレトレーニングが成功するのでは…!?期待と不安を胸に新幹線に乗り込み、私たちは一路実家へ向かったのでした。子どもの便秘は旅先で新幹線の中でテンションが上がった娘が大声で歌おうとするのをなだめたり、麦茶をひっくり返して周囲に謝罪しながら拭き掃除したりとドタバタしつつも何とか無事おばあちゃんの家に到着。おばあちゃんから甘やかされまくり、ニコニコの娘。母の不安とは裏腹に娘は全く不安を感じさせないハイテンションぶりです。しかし…逃れられない“アレ”はやってくる。そう…『便意』不安は的中。慣れないトイレを怖がる娘。考えてみたら最後に帰省した時はまだオムツが外れてなかったので、娘が実家のトイレを使うのはこれが初。怖がるのも無理はありません。でもこれから数日間滞在するからにはなんとか慣れてもらわなければ…!嫌がりながらも便意には勝てず、恐る恐る座ろうとする娘。しかしその時…!便器を洗浄する機能を怖がる実家のトイレには使用前にミストを出して便器を洗浄する機能がついていたのです…! 娘は悲鳴をあげて飛びあがり、ドアを蹴破る勢いで逃げてゆきました…。失敗です…。これはまずい。完全にトイレを怖がるようになってしまいました。もう座るどころか近づこうともしません。その後娘はいくら説得しても完全にトイレを拒否。スーパーのトイレでおしっこはしたものの、その日はもう便意を訴えなくなりました。翌朝もモリモリとご飯もおやつも食べているにもかかわらず「トイレは?」と聞いても「だいじょうぶ」の一点張り。しかし夕方ぐらいから様子がおかしくなってきました。食事を残すようになり、もぞもぞ落ち着かない様子。「おなかいたい…」と言うくせに「じゃあトイレ行ってみようか?」と聞いても「いかない。だいじょうぶ」と繰り返すばかり。見かねてトイレまで抱っこして連れていくもやっぱり「こわい!」と言って入ろうとしません。そうだ!使用前洗浄機能を止めればいいのでは…!?娘はあの「シャー!」っと出てくるのが怖くて入れないんだから、その機能さえ止めてしまえば入ってくれるかも!なぜもっと早く気が付かなかったのか…!!早速母に聞いてみると…ええええ~~~~~…なにそれ早く言ってよ〜〜〜もう…!!実家のトイレは最近新しくしたようで私もよくわかってなかったのです。早速娘を二階につれていきトイレに誘導。しかし、前回のトラウマからかなかなか入ろうとしません。ムムム…こうなったらあの手を使うしかあるまい…!トイレはお友達作戦「トイレちゃん」と擬人化することにより、トイレに親しみと安心感をもってもらおうという作戦です。でも、最近娘もちょっと大人びてきてこんな子どもじみた方法は通用しないかも…通じましたーーーーー!疑うことなく「トイレちゃん」との会話を楽しむ娘。単純…いや、素直な子で良かった!!便座に座るのをすすめたら一瞬とまどいつつも座ってくれました!これはいける(気がする)…!それからは2階のトイレ(トイレちゃん)とはすっかり仲良しになり、何度か訪問してるうちついに娘が「うんちしたい、といれちゃんにあいにいく」と言い出し、見事成功させました!!娘とトイレちゃん(私)は手と手(フタ?)を取り合い、成功を喜びました。ゆぴこ、ついにトイレトレーニング完了です!!旅は人を成長させるというけどほんとだなぁ…。(じ~ん…)そして帰る日。後半の数日間は若干ホームシックにかかって「もうかえりたい」「おとうさんにあいたい」と泣いたりしてたくせに、帰るとなると寂しくなるようでずっとションボリ。そんな孫を愛おしそうになだめるおばあちゃん。え…おばあちゃんとの別れにも触れてあげて…。娘は「トイレちゃん」に予想以上の感情移入しちゃってたみたいで大泣きでした。帰るよといっても「といれちゃんがひとりになっちゃう!さみしがるからかえらない!」と、トイレちゃんの身を案じているのです。娘にとってトイレちゃんは「トイレを一緒に成功させた同士」であり、「見知らぬ土地で初めてできたお友達」だったのかもしれませんね。…GWのいい思い出になりました(笑)
2019年05月28日小5からスタートした、発達障害の娘の進路探し公立中学見学の次は公立中学校の見学をした私達は、次に、娘が通学できそうな範囲内の私立の中学を見学することにしました。最初に見学したのは大学付属の「ハンディキャップを持つ児童を受け入れている」私立中学です。少し遠いのですが、自宅近くの駅から専用のスクールバスが運行していたので通学に問題はなさそうでした。充実した施設Upload By 荒木まち子なかでも特に5万冊所蔵の図書室は圧巻で、本が大好きの娘は「すごい!小学校の図書室とは大違い!!読んでみたい本がいっぱいある!ここなら何時間でも過ごせちゃう」といたく気に入ったようでした。素敵な校風。でも一抹の不安が案内の先生は「当校の教育目標は“共に生きる”で、自由と自治の精神を大切にしています。在校生は障害のある生徒を自然に受け入れています。足の不自由な生徒の為にクラスメイトが自主的に机の移動を手伝ったりしています」とお話されていました。障害がある生徒を受け入れ、障害の無い生徒と共に学べる体制がある学校はそう多くはありません。障害を個性として認め、分け隔てなく接してもらえるのはとても嬉しいことです。でもこの学校は発達障害に特化した学校ではありません。先生方に発達障害の知識がどれほどあるのか?それぞれの特性に合わせた配慮がどこまでなされるのか?娘の特性上、中学生という思春期の難しい時期を支援なしで過ごすことに私は一抹の不安を覚えたのでした。間違えた!次に私達は療育センターにあった書籍で紹介されていた、発達障害児がある子が多く通う私立中学の見学に行くことにしました。ネットで調べ見学予約の電話をして行ってみると…Upload By 荒木まち子その学校に本校以外にもいくつか、タイプの違う学校がある事を知らなかった私は、ネットで検索する時に“本で見た学校と同じ系列の別の学校”に間違えて予約をしまったのです!最寄り駅も同じだった為、そのことに全く気がつかなかった私。間違いにに気がついたのは見学も終盤になった頃でした。私が見学した学校は、中等部はフリースクールとして運営されている学校でした。個別支援計画などの作成もあり、発達障害のある子どもが多く通っているというのも納得の支援体制でしたが…当初見学したいと思っていた学校と違ったため、出直すことになりました。発達障害がある子を多く受け入れる私立中高一貫校へ後日、改めて行きたかった中学校(本校)に見学の予約をしたのですが、主人も娘も休みが取れず、見学は私一人ですることになりました。授業は前回見学した同じ系列の学校と同様、教科書やノートは用いず、それぞれの生徒に合わせたプリント教材(ワークシート)を使うスタイルでした。この中学には付属の高校もあり、習熟度や進路別にクラスが分かれているようでした。漢検や英検パソコン検定など、検定を積極的に受けている生徒も多いようで、掲示板にはさまざまな種類の認定証のコピーが貼られていました。校庭や校舎の雰囲気は一般の学校と大差無く、休み時間には友達同士でじゃれ合う姿も見られました。それでもグループ作業の時にひとりで話し過ぎてしまう生徒や、職員室前で先生が生徒に「最近ダークサイド(ネガティブ面)が増えてきてるよね?」といった言葉掛けをしている様子を見て、「やっぱりここは発達障害のある子が多く通う学校なのだわ」と改めて感じたのでした。私立校での校内見学後の個人相談で私は案内をしてくれた先生にいくつか質問をしました。私「特別支援学級から入学された生徒さんはいますか?」先生「いないことはありません。でも特別支援学級での接し方がベースになっていて、常に教師からの指示がないと動けいなようなお子さんだと入学後、困ってしまうかもしれません」私「卒業後の進路はどうなっていますか?」先生「大学や専門学校に進学する生徒が多いです」(※)私「卒業後、生徒さん達は自立できていますか?」先生「専門学校で時間の管理や配分に苦労しているというケースを聞いたことがあります」先生の話を聞き、たとえ高校まで手厚い支援があったとしても、その後も継続した支援を受けられないと、娘のような障害がある子どもが親から自立するのはやはり難しいのかもしれないな…と感じました。※中高一貫の私立中学だったため、高校卒業後の進路を指しています公立中学の通常学級?支援学級?それとも私立中学…?娘の決断とは小6の12月、毎年の恒例の『翌年度の所属を決める家族会議』を行いました。小5のころから、高校進学までを見据えて、公立中学の通常学級、特別支援学級、通級を見学したり、私立中学を見学してきたわが家でしたが…、いろいろな学校・学級を見学した結果、娘が選んだ進路は、地元の公立中学でした。娘は、「地元の公立中学の通常学級に進学したい」と言いました。わが家は娘が小4の時に引っ越しをしていて、娘は小学校を転校しています。娘が地元の中学を選んだ一番の理由は“前の小学校の友達と、中学で再会するのが楽しみ”だったからのようです(※)。理由はどうあれ、見学した私立中学はいずれも編入や高校からの受験も可能なので、親としても「まずは本人の意見を尊重し地元の公立中学で過ごしてみよう。そしてもし途中で限界を感じたら、その時にどうするか改めて考えても良いだろう」と判断しました。実際に足を運び、話しを聞き、いろいろな選択肢を知っていたから、逆に無用な不安を感じることなく娘の選択を受け入れられたのかもしれません。※中学の学区域は小学校より広くなり、以前通っていた小学校の生徒が同じ中学に通うことになるため先輩お母さんからのアドバイス当時、家の近所には地元の中学の特別支援学級に通っている1学年上(中1)のお子さんが住んでいました。中学入学を2か月後に控えた頃、偶然親御さんにお会いした私は「中学は地元の中学の通常学級にすることにしました。もしかしたら途中で支援学級に移るかもるかもしれないので、その時はよろしくお願いしますね!」とお話しをしました。通常学級に通う中3のお子さんのお子さんもいらっしゃるその先輩お母さんは「上の子の経験から、高校の進路は早めに進学先を考えて見つけておかないと大変よ。遅くても中2の秋までかな。障害の有無に関わらず、学校での進路指導に期待しすぎず親が早めに動いたほうがいい」とアドバイスしてくれました。息つく暇もない進路選択やっと中学の所属が決まったところなのに、もう高校の事を考えなければならないのね。中学に入学したらすぐに高校探しか…。学校探しや学校見学は時間と体力を使います。でも自分の知らないいろいろなことを学べるし、悩みこそすれど私にとってそれほど苦痛ではありませんでした。(文化祭めぐりなどはむしろ楽しいぐらい)娘が中学の三年間を通常学級で過ごしていけるのかは未知数でした。でもどうなっても対応できるよう私達は高等特別支援学校を含め、娘が中学生の時に6校程の高校の見学や体験入学をしました。次回は、高校進学に向けて準備したことや、訪れた学校についてご紹介していこうと思います。
2019年05月23日わが家の旅行は、基本的に車旅。なぜかサービスエリアが近づくと毎回「トイレに行きたい!」と言う娘。トイレトレーニング完了が間近の時期だったので、そのたびにトイレ休憩をしていたのですが…?■トイトレ完了間近の娘との車旅行で困ることは?このころ、まだ娘のトイトレが完了するかしないかの時期で、念のためオムツを履かせていたんですが、「出る!」というならトイレで出させてやりたいのが親心。でも…慣れないトイレだから引っ込んじゃったのかな? そう思い…■サービスエリアの充実度があだ!? 「トイレ詐欺」が出るそう!トイレという人質(?)でサービスエリアに寄る作戦! そして欲しいものを買ってもらおうという考え! 子どもによる「トイレ詐欺」だった!娘はこの他にもお土産やガチャポンを欲しがって…大変だった。しかも娘が立ち寄るということは息子も立ち寄る! 息子も欲しがって…ダブルに困った…!でもサービスエリアって楽しいんだよね~! 最近のサービスエリアはおいしいものとか楽しい施設いっぱいだから寄りたい気持ちわかる! ちなみに私のお気に入りは「足柄SA下り」です!フードコードも充実して、足湯もあるし、テラスから見る富士山が最高です! 子どもたちはメロンパンがおいしい海老名がお気に入りの様子です。ただ毎回寄られるのは…困る。高速にのってる間、とっても大変だった瞬間でした。
2019年05月17日発達障害の娘が小学5年生から始めた、進路選び主治医から、小学校卒業後の進路選択についての話をされたことをきっかけに、いろんな可能性、選択肢を広げるためにも、調べて・考えておこうと決心しました。でも、いろいろと調べるうちに、頭の中は疑問でいっぱいに…。そこで、実際に学校を訪れてみよう、この目で見てみようと考えるようになりました。地元の公立中学の見学に行く主治医から進路について聞かれて暫くしたころ、近隣の公立中学校の文化発表会がありました。私たちの住む地域では小・中学校一貫カリキュラムの一環として、高学年になると校外学習で近隣中学の文化発表会を見に行くことになっています。中学校の部活の様子や有志生徒による舞台パフォーマンスを見た娘は「小学校との違いに驚いた!中学生ってスゴイ」と楽しそうに話しました。当時、家庭や学校での娘の障害に対する認識不足と、クラスメイトからのいじめなどで辛い毎日を送っていた娘が「中学は楽しそう」と前向きな気持ちになってくれたことを私は嬉しく思いました。また、私たちの住む地域では「学校へ行こう週間」というものがあり、期間中は公立校の生徒や保護者に限らず、地域の住民、これから入学を考えている子どもや保護者などが、学校を見学できるようになっています。これは教育委員会が「保護者や地域の住民の学校に対する一層の理解と支援の醸成を図り、開かれた学校づくりの推進に向けた、各学校の主体的な取組を充実するため」に設定したものです。娘の話を聞き、ちょうどその時期に実施されていた「学校へ行こう週間」を利用し、私も近隣中学校への見学に行ってみることにしました。生徒達の「普段の様子」を見る最初に訪れた公立中学校は、こぢんまりとした学校で、学年により多少の差はあれど比較的落ち着いた雰囲気でした。生徒が来校者に自然と挨拶する休み時間に、廊下に設置してあるベンチで生徒がくつろいでいるちょっとしたことですが、このような風景は実際足を運んでみないと分からないことです。特別支援学級を見学中学1年生から3年生までのクラスを一通り見学した後、私は特別支援学級の教室を訪ねました。担任の先生に見学できるか確認すると、大丈夫とのことだったのでしばらく授業の様子を見学しました。見学の後、先生は私とのお話(特別支援学級の説明)の時間を取って下さいました。その対応からも、その学級が落ち着いていることが見てとれました。私は「入級するかどうかは分かりませんが」と前置きをして、娘の様子を先生にお伝えしました。先生は「中学生は自我に目覚める時期なので、通常学級にするか特別支援学級にするかは本人の意思を大切にした方がいい」と仰いました。通級指導教室も併設されていた学校見学を終え、帰ろうとしたとき、私はある教室に気がつきました。そこは『通級指導教室』でした。「ここが、主治医が話していた”通級指導”をしてくれるところだ…!」地元の中学に通級指導教室があることを、このとき私は初めて知りました。「せっかく来たんだし」と私はダメもとで通級指導教室の職員室のドアをたたきました。特別支援学級見学のときと同様に、入級するかどうかは分からないのですが、と前置きをした後「学校に行こう週間」を利用して見学に来た事を伝えると、一人の先生が面談の時間を取って下さいました。知識と経験豊かな、通級の先生通級の先生とほんの少し話をしただけで、先生の「一を聞いて十を知る」様子に私は衝撃を受けました。私は娘の小学校入学時に今の地域に引っ越してきてから、療育センターの心理士さんや相談員さんをはじめ、担任の先生、スクールカウンセラー、校長先生などさまざまな人に娘について相談をしてきました。それでも娘の状態は悪化する一方でした。そのため、この頃私は「公的機関や教育の場では娘のようなグレーゾーンと言われる子どもの対応は限界があるのだ」と感じていたのです。でも通級の先生は初対面にも関わらず娘や私の悩みと苦労をすべて分かっていました。そこに高い専門の知識と長年培われた経験があることを感じ、私は(こんな近くにプロフェッショナルがいたなんて!)と心底驚きました。そして20分ほどの面談の間に(こんな先生がいる学校なら安心して任せられそう)そんな希望を抱いたのでした。娘の特性を考えると、通級教室はきっと対象外だろう…。そう思ってはいても、帰り際に言われた「いつでも相談にいらしてくださいね」という声掛けに安堵感を得ることができました。そしてまた、特別支援学級の先生に言われたのと同じく、「中学生は自我の目覚めの時期なので、進路は本人の意思を大切にした方がいいですね」という先生の言葉を重く受け止めたのでした。教育委員会の教育相談へ秋の公立中学見学から半年がたち、小学6年生になった娘は教育相談に行きました。学校の所属や進路を決める目安になるものに、教育委員会で行われる発達検査と教育相談があります。翌年の中学進学の参考にするため、数年ぶりの発達検査と教育相談を受けることにしたのです。検査後の教育相談時、私は相談員の方に「娘のようなタイプは中学卒業後、どのような進学先がありますか?」とたずねました。Upload By 荒木まち子主治医に「通級」という言葉を初めて聞いたときと同じように、私は最初「手帳」の意味がわかりませんでした。そして私の住んでいる地域では、特別支援学校は療育手帳がないと入学できない(※)ことを初めて知ったのです。※療育手帳の所持が特別支援学校入学のために必要な条件かどうかは、地域によって異なります。特別支援学校高等部は見学できず…「現時点で療育手帳は取得できないとしても、高校入学の頃は療育手帳が取れるようになっているかもしれない」そう考えた私は、相談員さんから聞いた特別支援学校高等部の見学に行こうと思いました。でも当時、特別支援学校高等部では、小学生の保護者対象の学校見学会は行っていませんでした(現在は小学校高学年の保護者向けの見学会を行っているようです)。それでも「軽度の知的障害がある生徒が対象」といっても実際はどのようなタイプの学生が通っているのか、生徒達は何を目標にしているのか、娘に合いそうな学校なのかなど、少しでも情報が欲しかった私は、その学校が「地域支援・センター校の活動」として行っている「教育相談」を受けることにしました。娘がいきいきと過ごせる場所のイメージが、まだわかない私は特別支援学校の「教育相談」で、相談担当のコーディネーターの先生に、娘の中学について迷っている旨を伝えました。「中学から特別支援学級に入級した場合、そこでリーダー性を発揮していきいきと過ごす生徒さんと、自分の居場所は特別支援学級ではないと感じて嫌がる生徒さんがいます」それは通級教室の先生と同様、多くの困り感を抱えている生徒達を見てきた先生の経験に基づいた言葉でした。娘はどちらのタイプだろう?それまで通常級で過ごしてきた娘が「周りのみんな」と一緒が良いと思っているのは確か――。でも「みんな」との違いを感じ悩んでいるのも確か――。娘がいきいきとを過ごせる場所はどこなのか、その時点ではやはりまだ判断ができませんでした。コーディネーターの先生に「この特別支援学校高等部では、小学生対象の見学会は行っていません。でも、「学校に行こう週間」であれば来場者の制限はしていませんので、ぜひお子さんと一緒に見学にいらしてくださいね」と言われた私は、それまでの半年の間に、近隣の私立中学と私立・公立の高校の見学することを決めたのでした。次回のコラムでは、私立中学や高校の見学で感じたことについて紹介したいと思います。
2019年05月09日妊娠中は頻尿によってトイレに行ってもスッキリしない毎日だったのが、出産するとトイレを意識しない快適な毎日に変わりました。ところが反対に、トイレに行くことを忘れて気付けば朝に行ったきりだった、なんてことも。産後におこりがちなトイレ事情についてお伝えします。 妊娠中の頻尿が出産した途端スッキリ妊娠中期からスッキリしない頻尿に悩まされていた私ですが、出産した途端、その不快感がうそのようになくなりました。出産をした産院からは、妊娠中とは逆に産後は尿意が弱くなっているので意識してトイレに行くよう指導されました。 入院中は足のむくみもあり、水分をよく摂るよう指導を受けていたので、入院中と退院後の実家にいる間は意識して水を飲んでいました。おかげでトイレに行く回数は多かったように思います。 気付けば1日2回? トイレに行っていない里帰りを終えると、自宅で本格的に育児が始まります。0歳から3歳、3人の子どもの相手を1日していると、なかなか意識して水分を摂ることができずにいました。 トイレの回数も少なくなり、夫の帰宅後にトイレに入ったときに、「そういえば朝起きたときからトイレに行っていなかった……」と、気付くほどでした。そのうちまた足のむくみが出てきて、指で押すと痕が残るほどの状態に悪化してしまいました。 水分補給はむくみ予防や母乳にとっても大切ちょうど保健所の産後訪問があり、保健師さんにトイレの回数の話をすることができました。やはり少なすぎると言われ、積極的に水分を摂り、トイレに行くことをすすめられました。また、水分補給は母乳にもいいと聞き、産後こそ水分補給を大切にしなければと改心。 それからは、1日2Lは必ず水分を摂るようにしてトイレも意識して行くようになり、産後2カ月目には今まで通りのリズムに戻ったように感じます。水分をよく摂るからか、母乳の出も順調でお通じも改善されました。 水分補給は、ママの体調はもちろん、赤ちゃんにあげる母乳にも大事なことです。赤ちゃんのお世話や家事などでなかなかゆっくりもしていられませんが、意識して水分補給をしていきたいですね。著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月01日「トイレトレーニングを始めるなら、薄着の季節がいい」とママ友から聞いた私。娘も1歳半を過ぎて少しずつおしゃべりができるようになっていたので、夏到来とともにトイレトレーニングにチャレンジすることにしました。そのとき、娘に言われて意外だったひと言があったんです。 トイレトレーニングに必要な物って?親にとっても初めてのトイレトレーニング。最初に何を揃えるべきか悩みましたが、娘は月齢のわりに体格がしっかりしていたので、おまるではなく、トイレの便座にはめ込むタイプの子ども用便座を選びました。 子ども用便座は、娘が大好きだったキャラクターの物にしました。ボタンを押すとキャラクターの声で「頑張れ!」「すごーい!」などの音が出るタイプだったので、これならすすんでトイレに行きたくなるかもしれないと期待していました。 なぜ? まったくトイレに行きたがらない娘買ってきた便座を見せると、案の定、娘は大喜び! 私がトイレに行くときに付いて来ることもあったので、トイレに入ることも抵抗はなく、便座にも座ってくれました。 私は子ども用便座の音が出るボタンを押して、「おしっこ頑張れって言ってるよ」と娘に伝えました。すると娘の顔から笑顔が消え、急に便座から降りたがり、その後トイレに行きたがらなくなってしまったのです。予想外の展開に戸惑った私。「どうしてトイレに座るのは嫌なの?」と娘に聞いてみました。 成長を感じた意外な言葉「ちっちみる、やだから」と娘は言いました。娘の言葉を訳すると、どうやらそのキャラクターが好きだから、トイレを見られるのが恥ずかしいと思っていたようです。単純に好きなキャラクターなら喜ぶと思っていた私には意外な言葉だったうえに、「恥ずかしい」という気持ちが娘に芽生えていることに成長を感じました。 結局その後、シンプルな子ども用便座に変更してトイレトレーニングを始め、1年かかりましたが、3歳になる前におむつがはずれました。 トイレに行きたがらない理由もいろいろ。そして、親がいいと思うことが必ずしも子どももいいと思うわけではない、ということに気付くいいきっかけになりました。著者:安部歩4歳と1歳の姉弟の母。結婚と同時に地方へ引っ越しし、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年04月15日トイレに限らずですが、どんなにきれいに使っていても年月が経てばどうしても古びてきて汚れが目立つようになってきます。トイレはリフォーム内容によって補助金を活用することができるんです!リフォームの例や費用や相場、補助金制度をはじめ注意するポイントまで紹介していきます。トイレリフォームでトイレを使いやすく!トイレの水が流れないなら大急ぎで修理を依頼しますが、ただ単に「古くなった」「トイレが何となく薄暗い」という程度ではトイレリフォームになかなか踏ん切りがつかないことでしょう。しかし、トイレは毎日しかも複数回必ず使う場所です。ちょっとした不便や不満も回数が重なればストレスになることもありますよね。トイレのリフォームはとんでもなくお金をかけなくとも立派に生まれ変わるので、これを機に検討してみてはいかがでしょうか?トイレリフォームの具体的な内容とその値段は?トイレリフォームはかける値段によって、大きく使い勝手や見栄えが変わってきます。ここでは10万以内から120万までの費用でどんなことができるかの一例をご紹介します!気楽にできるリフォームからご紹介しましょう。いまではもう最低限の仕様ともいえる暖房機能さえない古い様式の便座の交換です。また、せっかく工事をするので、気分を変えるために壁紙もすべて変えるリフォームをしたとしましょう。工事としては非常に簡単ですので、10万円以内でできる工事となります。本来はもっと本格的なリフォームをしたいところですが、安価かつ簡単にできる工事なので冬場に冷たい便座がつらいなと感じている方や、お金をたくさんかけられないけど古くなってきたのが気になっている方におすすめです。最近の便器はとにかく節水型が主流です。毎日流す回数を考えたら相当な水を使用するのですから、早急な交換をおすすめします。もちろん便器代はピンキリですが、一般的な節水型便器を選択すれば10万円程度で済むでしょう。10万円の導入費用であれば、使っているうちにかかる費用で投資分を簡単に回収できますよ。また、節水型トイレは環境型ともいわれます。地球にやさしい暮らしをするには、家庭から出る雑排水を極力減らすことが大事なポイントですので、環境への貢献も考え取り替えるのも素敵ですね。このリフォームでは便器の交換はもちろんですが、便器洗浄やウォシュレットなどの操作ができる壁リモコンも設置します。さらには、トイレットペーパーホルダーをダブルで設置し、バリアフリーも考え手すりも壁につけます。これだけすると、見た目にも明らかに変化があり、リフォーム前とは気分一新です。費用は20万円〜30万円もあれば大丈夫です。また、費用は増えますがトイレ内の明るさを変えられると雰囲気も掃除のしやすさなども変わります。思いっきり明るい人工的な照明をドン!と頭上につけてもいいでしょうし、間接光にするのもいいでしょう。外壁に接していないトイレでは手も足も出ませんが、窓を新たに設置するか窓の位置を変え自然光をうまく取り入れるリフォームもおすすめです。壁一枚を隔てて洗面台とトイレが並んでいるのが一般的パターンだと思いますが、もし家族に車いす生活の方がいる場合、この一般的な間取りでも不便を感じてしまいます。もちろん全体的な広さや間取りによりますが、トイレと洗面台が同じ空間にあればとても便利なのはいうまでもありません。そして、車いすで入ることのできる入り口の幅さえ確保できれば、このリフォームは絶対にすべきといえます。費用面ですが壁を撤去してきれいに仕上げる工事が追加でかかってきますが、便器を10万円、さらには入り口周りのドア交換や仕上げをいれても30万円~50万円でしょう。ここまですれば高級和風ホテルのトイレ並みになりますね。費用面は70万円〜120万円でしょう。とくに上限の120万円までみれば、ドアトイレもすてきなものに変更可能です。ここまでするケースはなかなかないのですが、もしこだわりたいのであれば検討する価値ありです!【無料】見積もり・比較でリフォームが安くなる!トイレリフォームって補助金が使えるの?意外かもしれませんが、トイレリフォームの際に活用できる補助金が存在します。持ち家の省エネ性能をアップさせるリフォームに対してもらえる、国土交通省の「住宅ストック循環事業エコリフォーム」です。トイレについては節水型に変更することで24,000円をもらえる制度です。節水型トイレは各メーカーのホームページをご参照ください。totoジャニス工業また、超高齢化社会を迎えるにあたって、トイレのバリアフリー化工事をすれば、最大で20万円の補助金がもらえます。ただし、最低でも10%は自己負担が必要ですので、20万円以内に費用がおさまったからといって全額無料とはなりません。受給対象者資格も存在しますので、これに関してもよくチェックをしてから動いてください。1.介護保険の被保険者で「要支援1または2」、「要介護1~5」に認定されている方2.リフォームを行う住宅が被保険者証の住所と同じで、本人が居住している場合のみ激安のトイレリフォームはやめておこうわたくしの自宅にも激安トイレリフォームのチラシが入ります。さらには、トイレを中心とした訪問販売の営業マンが来訪したこともあります。とても安い値段を提示されたので魅力は感じたのですが、私はこの業界の専門家ですので、極端に安いトイレリフォームには懐疑的です。トイレリフォームは水回りの工事。リフォームにおいて水回りをいじることは慎重な工事が求められます。さらにもし水漏れなどを起こせば大変なことになるのがトイレリフォーム。しっかり工事をする激安業者もいるかもしれませんが、私であれば少し躊躇してしまうでしょう。一概に決めつけるのはよくありませんが、トイレを含めた水回りリフォームの業者選定はしっかり行い、決して金額だけでは選ばないでください。トイレリフォームで毎日のトイレを快適に全体的に老朽化が目立つ自宅。リフォームをしたいのだがどこから手を付けたらいいのかわからない。こういった方は非常に多くいらっしゃいます。最終的には個人の考えと各家庭の事情になりますが、トイレに関してはどの家庭であっても使用頻度は同じで、しかも年齢を重ねれば重ねるほど快適で使い勝手を良くしないと、生活がとても不便になります。高齢者になればトイレの回数も増えてきますし、便座に腰掛けるだけでも一苦労、立ち上がるにはさらに難儀な方もいるでしょう。今は30代と若くて必要がないかもしれない人であっても、毎日使う空間であることは間違いありません。この機会に是非ともトイレのリフォームを検討し、快適かつ安全なトイレに一新してみませんか?このアイデアの監修者森住宅コンサルタント株式会社代表取締役森雅樹名古屋生まれ。法政大学卒業後、大手ハウスメーカーに就職し戸建て住宅営業を経験。退職後は都内の零細工務店において戸建て営業とリフォーム営業に従事。その後、森住宅コンサルタント㈱を興して独立。現在は住宅会社と消費者向けの講演、執筆、コンサルティング活動を行う。買う側、売る側双方の立場を熟知したうえでのアドバイスを行っている。住宅購入者向け、住宅販売者向けの単行本20冊以上。森住宅コンサルタント(株)【無料】見積もり・比較でリフォームが安くなる!
2019年04月02日毎日使うトイレだからこそ、いつでも快適に使いたいものです。トイレリフォームを考えている人に向けて、商品・床材・壁紙を選ぶポイントや費用をまとめました。各メーカーが商品に搭載している、おすすめの機能も紹介します。トイレリフォームは本当に必要?日常生活と切っても切れない関係のトイレですが、リビングなどに比べると家の中ではそれほど目立つ空間ではありません。そのため「使えるならリフォームしなくてもいいかな」と考えている人も多いのではないでしょうか?しかし、トイレは大きな進化を遂げているのです!さまざまな企業が技術を反映させ、掃除のしやすさや節水機能、さらにはバリアフリー化など、時代の流れに合わせたいろいろなトイレを販売しています。リフォームを考えているなら、候補に挙げておきたい場所といえそうです♪タイミングがなかなかつかめず、トイレのリフォームに取り掛かれていないという人もいるでしょう。トイレは、陶器製であれば壊れない限り使用できるため、使うだけであれば100年超えても問題ありません。ですが、長く使っていると汚れが落ちにくくなったり、新型のものに比べると掃除がしにくかったりと、いろいろ不便な面が目に付くようになります。トイレには問題がなくても、内蔵されているタンクの部品は10年、配管やパッキンは20年が寿命です。生活するうえで使いにくさを感じていたり、すでに20年が経過していたりという場合は、リフォームのタイミングかもしれませんよ。トイレは企業努力により、どんどん機能が向上しています。衛生面だけではなく、節水機能にも注目するべきでしょう。一例として、流すときの水量が13Lの家庭が、水量6Lの節水機能が高いトイレにリフォームした場合、なんと約60%もの節水効果が期待できるというデータがあるのです!家庭にもよりますが、4人で暮らす家族の平均的な水使用量を考えると、水道代は年間で約12,000円も節約できることになります♪将来の生活を考え、バリアフリー化するのもおすすめです。今あるトイレに手すりを取り付けたり、段差のない引き戸にしたりすれば、転倒する危険を減らすことができます。もちろん、現時点で介護の必要な家族がいる場合は、リフォームすることでより日常生活が快適になるでしょう。要介護者がいる家庭がバリアフリー工事をすると国から補助金が出るため、費用面でもリフォームのハードルはぐっと下がりますね♪各市町村の自治体でも独自に補助を出している場合があるので、一度確認することをおすすめします。トイレリフォームのポイントいざトイレリフォームの検討を始めても、最初はどこをどう変えられるのかわかりませんよね?ここからはトイレのタイプや人気の床材や壁紙についてご紹介します。トイレのタイプは大きく分けて2種類です。タンク式トイレは昔からのタイプであり、その名の通りタンクと便器が一体化しています。タンクに溜まった水を流して洗浄する仕組みのため、停電していても動くうえに、マンションの上層階のような水圧が低い場所でも問題なく使用可能です。しかし、タンクがある分スペースが狭くなり、掃除がしにくいのが難点でしょう。さらに、一度水を流すと、タンクに十分な水が溜まるまでは洗浄できないのも不便な点です。タンクレストイレは、デザイン性が高いのが魅力です。スタイリッシュでモダンなトイレ空間を実現できます。さらに、タンクがない分空間がスッキリするため、掃除しやすいのもメリットです♪一方、デメリットは、停電時や断水時に水を流せないことが挙げられます。また、水道管から直結するため、マンションの高層階などでは水圧が弱く、設置が難しいケースも多いです。そのため、家の構造や家族の希望に合ったトイレタイプを選びましょう。床材は、自分がどんなトイレに仕上げたいか、目的に合わせて選ぶのがポイントです。多くの人が求めるのは、掃除がしやすくて清潔感が保てるトイレですよね♪防汚効果や凹凸がない床材のほか、掃除に使う水や洗剤で変色しないような、水をはじく床材をおすすめします。以上のポイントを押さえ、最もトイレの床に適しているとされるのがセラミックタイプの床材です。耐久性はもちろんのこと、耐水性にも優れています。光沢があり高級感が出るのもうれしいですね。壁紙の色や柄によって、一気に空間の印象が変わりますよね!ポイントは、おしゃれ感と同時に清潔感を持たせることです。柄は、主張しすぎない小さなモチーフが入っているものだと、落ち着いた空間に仕上がります。「個性的に仕上げたい!」という人は、壁の1面のみを大柄にするなどして、アクセントをつけるといいですよ♪とはいえ、全面を大柄にすると落ち着かない空間になりやすいでしょう。カラーは、清潔感のあるホワイトや、ベージュといった優しい色合いのほか、薄いパステルカラーなどがおすすめです。さらに、トイレ特有の臭いを軽減してくれるような消臭機能付きの壁紙も人気です。臭いの元のガスを消臭剤が吸収・分解し、消臭効果は約10年続くといわれています。リフォームの際には、ぜひ検討したいですね♡トイレリフォームにかかる費用実際にトイレリフォームを実行に移そうとしたとき、やはり一番気になるのは費用面ですよね。一般的には、撤去から設置まで行うと、どのくらいかかるものなのでしょうか。全体の費用と、価格を抑えるコツ、他の住宅設備と合わせたセットプランの場合など、お金にまつわる疑問にお答えします。リフォーム業者や設置する商品、ケースによって価格は変動しますが、トイレリフォームの費用の相場はどうなっているのでしょうか。タンクレストイレに交換する場合、費用は30〜50万円ほどかかるとされています。トイレ全体をリフォームする場合は、タンク式トイレでも20〜100万円ほどかかる見込みです。価格に大きな幅があるため、いくつかの業者で相見積もりをとるのをおすすめします。ホームセンターや電気・水道工事店のほか、設備店や電気量販店、リフォーム専門店などで相談できますよ♪最近では、リフォームに対応している商品が販売されています。これによりトイレの交換の際に床をはがして配管工事を行うといったような、今まで必要だった工程がなくなり、床上のみの工事で済むようになりました。工事の工程が減ることから、費用が格段に抑えられるのです!さらに工期が短くなるため、しばらくトイレが使えないといった困りごとも解消されますよ♪会社によってはキッチンや風呂をトイレとセットにして、水回り設備のリフォームプランとしているところがあります。セットプランの場合、運搬の費用や人件費などの共通する費用が1回分で済むので、ばらばらに頼むよりも安くなりやすいでしょう。さらに、リフォーム会社が、新規顧客を集めるためにお得なセット商品として売り出しているということもあります。トイレ以外のリフォームも検討している人は、ぜひ有効に活用してくださいね♪最低限付いていてほしい、おすすめ機能せっかくトイレをリフォームするのであれば、今までにはついていなかった便利機能がほしいですよね。トイレを利用するときに、最低限付いているとうれしい機能を2つ紹介します。あるとないでは大違いです!きっと、今までよりも快適になりますよ♪冬の時期、トイレに入り便座に腰掛けると、あまりの冷たさに思わず身震いした、という経験がある人も多いのではないでしょうか。瞬間暖房便座は、トイレの便座を温かくし座ったときの不快感を無くしてくれる機能です。トイレに入ると、ほんの少しの時間で便座が温まる仕組みなので、使用していないときに無駄な電気代がかかりません。〔TOTO〕〔LIXIL〕〔Panasonic〕などの大手メーカーから、瞬間暖房便座が販売されているため、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。最近は、省エネに注力した商品が多く発売されています。トイレにも節電制御機能が付いている商品があるため、年間の電気代をよりお得にしたい場合は検討してみるとよいでしょう♪自動節電機能とは、毎日の使用習慣からトイレ自らが学習する機能です。トイレの使用時間が短い時間帯には、ビデやウォシュレットなどの温水洗浄に使う水の温度を下げて節電します。必要なときにだけ温度を上げるので、無駄な電気代がかからないのです。ほかにも、トイレに近づいた際にセンサーが感知し、便器の蓋が開閉する機能もあります。暖房により温められた便座の熱が逃げないため、節電に繋がるのです。メーカー独自の家事時短機能が魅力的各メーカーが出しているトイレには、さまざまな機能が備え付けられています。従来よりもぐっと掃除がしやすくなっている魅力的な商品ばかりです。大手メーカー3社の商品に搭載されている、便利な機能を紹介します。〔TOTO〕から発売されている《セフィオンテクト》というトイレは、便器の内側の表面部分に特殊なガラスコーティングを施しています。なんと100万分の1mmというナノレベルにまで滑らかさにこだわり、汚れはおろか雑菌も入り込めません。耐久性も高いため、毎日のトイレ掃除でも傷がつきにくく、防汚性が長続きします。商品ページ〔Panasonic〕からは、自動でトイレ掃除が完了する《アラウーノ》という商品シリーズが発売されています。洗浄時に泡と水流を使って汚れを落とすやり方で、お掃除してくれます。また、便器の内側は水アカの汚れをはじく有機ガラス系素材が使われているため、自分で掃除するときも楽チンです♪商品タイプによって価格の幅があるので、気になる人は一度公式HPでチェックすることをおすすめします。商品ページ〔LIXIL〕からは、《SATIS》という商品が販売されています。汚れが付きにくい素材であるアクアセラミックの採用も魅力ですが、注目したいのは泡クッションという機能です。溜まった水の表面に泡を張り、使用中の飛沫汚れを抑えてくれます。床や壁の気になる汚れも抑えられるでしょう。《SATIS》の中でもGタイプと呼ばれるものに搭載されているので、購入時はよく確認するようにしましょう!商品ページトイレリフォームで日々の生活を快適に♪リフォームして新型の商品を設置することで、節電・節水効果が期待できるのはもちろんのこと、搭載された新機能により、今までよりずっと家事がラクになりますよ。目的と予算に合わせて、自分にぴったりのトイレリフォームを目指しましょう♪
2019年02月15日幼稚園や学校が大好きすぎる子どもたち幼稚園の朝のお見送りで泣いてしまう、学校に行きたくないという、これはよくある話です。それに対する先生方のお話として多いのが「ママが大好きだから」「おうちが居心地よいから」。わが家の子どもたちは幼稚園や小学校が大好きで、「行きたくない」ということがまったくなかったのですが、ふと、幼稚園や学校が大好きなうちの子は、「もしかして親をあまり好きではない?家の居心地が悪い?」と思ったのです。「気をもみ過ぎ?」と思いつつも、先生に聞いてみたら、意外な答えが返ってきたのでその話をします。家のお手伝いをしっかりしていると…まず先生から返ってきた答えは、「きょうだいも多いし、おうちではしっかりお手伝いもするほうじゃないですか?」というもの。意外な答えに驚いていると、先生は「幼稚園や学校では、注目されやすいカリキュラムや授業だけではなく、雑用的なことが意外とたくさんあります。そういうことに関して、自宅でお手伝いをしている子どもは、自分の役割をしっかり果たし、ほかのお友達の手伝いもスムーズです。その結果、褒められるのでうれしいですよね。家では“当然”なことも、学校の先生だときちんと褒めて認めてくれるということもあり、通えば通うだけ幼稚園や学校が好きになるということがあるようです」と言われたのです。幼児ではいつもおうちでしていることの延長で「先生のお手伝いをしてあげよう」という発想に結びつきやすく、小学校に上がってからも学校の掃除や配膳といったことがスムーズにこなせます。そのため、いろいろな場面で「できる」ことが多く、それは子どもにとっては楽しいことであるよう。また、自分でできるということが、本人の自信に結びつきやすいということもお話されていました。わが家の子どもたちのお手伝い事情わが家の場合は、子どもが多く、また近くに頼れる身内はいない状況だったので、下の子が産まれると、自然と小さな家事を任せるようにしてきました。例えば、洗濯物を畳む、モノを片づける、干せる範囲で洗濯物を干す、拭き掃除をする、水やりをする、お風呂掃除をするなどです。毎日決まったものをしっかりというわけでなく、何となく手が足りないときにお願いするゆるい感じです。ちなみに、先生のおうちでは、子どもたちにはしっかりと分担を決めてお手伝いをさせていたようで、小学校に上がってからも学校が楽しくて仕方ない様子で通っていたと言います。おうちのお手伝いより、学校での雑用の方が楽しくてラクだと小学6年生の子どもが話したのだとか。子どもたちの「お手伝いは家族として当然」という意識わが家と先生のお宅の共通点は、家族の役割分担として、お手伝いをお願いしていること。どうやらこの「お手伝いは家族として当然」というスタンスがポイントのようです。時には、子どもたちはお手伝いをしたくないけれど、役割として自分がしなければならない、ということもあります。けれど、自分がお手伝いすればみんなが助かる、親が喜ぶという経験を繰り返してきた子どもたちは、自分にとってちょっと負担なことでも、そのあとのことを想像して自分を律して動くことができるようになるようです。子どもたちが「お手伝いは家族して当然」という意識を持つために、わが家ではお手伝いをしたからといってモノを買ってあげたりお小遣いをあげたり、ということはあえてしていません。ただ、「ありがとう!助かったわー!」という声掛けは意識して行っています。それから、ちょっと大変かなと思うお手伝いを頼む時には「小さな下の子には、まだこれは頼めないからね」と口添えして、「お姉ちゃんだから頼める」ということを伝えています。「大きくなるにつれできることが増えるのだから、下の子よりもお手伝いの幅が広がる」という流れがあるため、「お手伝いは家族として当然」という意識も育ちやすいのだと思います。ママも助かるし、子どもの能力アップにもなるお手伝い。「家族の役割分担として当然」という意識が育っていく中で、その延長線上に「幼稚園や学校好き」という副産物もついてくるのかもしれません。
2019年02月03日Hさん(50代・男性)は、中学生の娘から衝撃的な告白を受けました。学校でイジメを受けているというのです。そして2月に予定されている修学旅行について、娘に「どうしても行きたくないのでなんとかしてほしい」と告げられました。 学校側と交渉するも…父親として、娘の訴えを無下にすることはできません。Hさんは学校側にイジメ根絶と修学旅行の不参加を相談します。帰ってきた答えは「できるだけ参加してほしい」という信じられないもの。イジメを見抜けず、こちらの主張も無視するとは「さすが無能教師」と呆れ果ててしまったそうです。娘がイジメを受け、「行きたくない」と言っている以上「行かせることはできない」と考えているHさん。父親の気持ちを考えれば、当然の行動であるようにも思えます。修学旅行は「絶対参加」しなければいけないのでしょうか?虎ノ門法律経済事務所池袋支店の齋藤健博弁護士に解決方法をお聞きました。 修学旅行の参加は「義務」なのか齋藤弁護士:「基本的に、就学関係に服する以上は、実は義務であると考えることはできます。学校長の有している教育・管理の裁量は極めて大きいと判断するのが判例・各種裁判例の考え方であることが理由です。ですが、かといって学校側は、生徒側がどうしても行きたくないと考えている場合にまで、無理やり修学旅行に連れ出すことはできません。しかも、理由がイジメなのであれば、立派な犯罪や不法行為を構成するものですから、なおさらです。学校側に対し、修学旅行に行きたくないと考えている合理的理由を提示し、正式な見解を示すよう、働きかける作業が必要となります。そのうえであれば、公欠扱いとすることを求めることも十分合理的でしょう」 再度働きかけが必要か修学旅行は基本的に出ることが望ましいものではありますが、理由がイジメの場合は「不参加」の合理的理由となり得るようです。再度学校側に理解を求め、それでも対応が変わらない場合は、弁護士に相談してみるのも1つの手段でしょう。 *取材協力弁護士: 虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士(弁護士登録以降、某大手弁護士検索サイトで1位を獲得。LINEでも連絡がとれる、超迅速弁護士としてさまざまな相談に対応。特に離婚・男女問題には解決に定評。今日も多くの依頼者の相談に乗っている。弁護士業務とは別の顔として、慶應義塾大学において助教も勤める。) *取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)イジメを理由に修学旅行を拒む娘…参加しなければならないの?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。イジメを理由に修学旅行を拒む娘…参加しなければならないの?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年01月28日トイレが汚れていたり、居心地の悪い雰囲気だと、何となく後ろめたい気持ちになりませんか?トイレは家族が一日に何度も使う場所ですし、家の中でも特にきれいにしておきたい場所です。そこで、トイレを快適にキープするためのアイデアをピックアップ!「詰まりトラブルの解消法」から「プチリフォーム」「使い捨てトイレブラシ」まで、3本まとめてご紹介します。■ 1.現役大家さんが教えてくれる「トイレの詰まり解消法」Graphs / PIXTA(ピクスタ)「トイレが詰まって流れない!」という事態は、ときどき起こります。賃貸だとマンションの管理人や大家さんに連絡すると、直しに来てもらえます。詰まったトイレを他人に見られてしまうのは抵抗を感じるものですが、自分でなんとかしようとしているうちに症状が悪化して、さらに深刻なトラブルに発展してしまうおそれがあるので、やはり早急に連絡を入れるのが正解のようです。さて、トイレの詰まりトラブルで大家さんが最初に試してみるのは、昔ながらの「すっぽん」でした。最近ではカップ型ではなく、先端がでこぼこしたシリコンタイプのすっぽんが出ているそうで、単なる詰まりであればけっこうな確率で解消することができるのだとか。トイレの詰まりはいくつか原因が考えられ、詰まりを解消してもすぐまた詰まってしまうというときは、原因を探って根本解決することが必要です。ここで明らかになった最新トイレの意外な弱点とは?詳しくは記事をチェック!トイレが詰まったとき、試してみるべき3ステップ【なんでも大家日記@世田谷】■ 2.トイレの床をDIYでリフォーム!見違えるほどきれいに!中古物件や賃貸物件で、トイレの床が古びていると、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。大がかりなリフォームをするとお金がかかってしまいますし、賃貸では勝手に工事を行うわけにもいきません。そんなときこそ役に立つのが、超簡単DIYです。使うのはクッションフロアだけ。トイレの床の形に合わせてハサミで切り、敷きこむだけなので、本当に誰でも簡単にチャンレジすることができます。費用も1,000円程度と、プチプラでトイレ・リフォームが完成します。応用編として、腰壁風の壁紙を貼る合わせ技もご紹介していますよ。詳しくは記事をチェック!トイレの薄汚れた床をクッションフロアだけで簡単DIY!費用はたったの1,000円■ 3.無印グッズでトイレの使い捨てブラシを自作!トイレブラシは掃除に必要なものですが、ブラシの先に付いた汚れや水気がどうしても気になります。使った後にどんなに丁寧に洗っても、キレイになった気がしませんよね。トイレブラシは、使い捨てタイプが衛生的で、保管もラクです。使い捨てタイプには様々な商品がありますが、無印のキッチン用品の「柄つきスポンジ(価格/790円・税込)」が、実はトイレ掃除の道具としても優秀なんです!柄はステンレス製のワイヤーで、シンプルなつくりながらとっても丈夫。本来は水筒やコップなど、細長いものを洗うための道具ですが、市販の使い捨てトイレスポンジと組み合わせれば、立派なトイレブラシになります。柄に取り付ける使い捨てトイレスポンジについても、水に流せるタイプと洗剤不要タイプの2種類のメリット&デメリットをご紹介しています。詳しくは記事をチェック!無印「柄つきスポンジ」の柄+使い捨てスポンジでトイレブラシは必要なし!
2019年01月20日ショッピングモールが大好きなのに、長く居られない息子出典 : わが家の息子はショッピングモールに行くのは大好きですが、あっという間に疲れて真っ青になって座り込んでしまいます。言葉がまだ上手に話せなかった幼児期は、床にゴローンと転がって動かなくなったり、頭を抱えてうずくまったりして、どうしたら良いのか家族も頭を抱えたものです。また、ショッピングモールに連れて行くたびにつらかったのが、息子の「注意の転動」っぷり。多動というのは言葉の通り、常に落ち着きなく動いていることを言いますが、この「転動」は興味や視線の対象が次から次に移り変わっていくさまを言うようです。「あ!あれ!」と何かに向かって走って行ったかと思うと、「お!あれは??」と今度は全く別の方向に気を取られて走って行ってしまう…。追いかける方はたまりません。ダッシュして動き回る息子と追いかけっこをしているうちに、時間が過ぎていきました。そんなこんなで、歩き始めてから就学するぐらいまでの数年間はショッピングモールはお預けでした。最近は成長と共に息子の多動もだいぶ落ち着いてきたため、息子が行きたがるときはショッピングモールに連れて行くようになりました。「わーい、ショッピングモールだー!」と毎回喜ぶ息子。本屋さんに寄って本を買ってからペットショップに行って犬を眺める、これが息子のお気に入りのコースです。ところが、30分もすると、息子は絞り出すように言うのです。「お母さん、疲れた。もう無理だ」真っ青な顔をして座り込んでしまうのです。お腹を壊してしまったり、ベンチで寝込んでしまったりすることもあります。ショッピングモール自体は大好きなのに、どうしてこんな風に真っ青になって体調を崩してしまうのだろう…。もしや、感覚過敏の問題があるのではないか?そう思った私は、以前見つけた感覚過敏について紹介した動画を、息子と一緒に観てみることにしたのです。ショッピングモールを自閉症スペクトラム障害の子の視点で描いた動画その動画は、英国自閉症協会が2016年4月に自閉症の感覚過敏の啓発を目的に公開したものでした。息子には、「発達障害のある子が、ショッピングモールでどんな風に感じているかの動画だよ」と言って一緒に観ました。最後まで観た息子はこう言いました。「ああ、これすごくわかる。だから僕はあんなにすぐに疲れちゃうのか」 Autistic Society, UK (英国自閉症協会)“Can you make it to the end?” (「最後まで耐えられますか?」)というタイトルのこの動画。感覚過敏がある自閉症の子どもにとって、ショッピングモールがいかに刺激や情報が多すぎる場所かということがよく分かります。音、光、匂い、映像など、ありとあらゆる刺激と情報が溢れています。動画の最後、自閉症の子どもは感覚刺激の負荷が大きくなりすぎ、パニックを起こしてしまいます。それを周りの人が奇妙なものを見るような目で見ています。この場面、自分も何度も直面したことがあり、見ていてつらかったです。そして、最後のナレーションがグッときます。「僕はいたずらっ子なわけじゃないよ。自閉症なんだ」この動画は、公開からわずか4日で1,100万アクセスを獲得し、Facebookでも16万4000回もシェアされるほどの反響があったそうです。息子と一緒に観て、決めたこと出典 : 息子は自分が発達障害であることは知っており、困りごとに対処する際に動画やテレビ番組などを一緒に観て話し合うことがよくあります。テレビの発達障害特集なども、よく一緒に観ます。息子に聞くと、息子の見え方と聞こえ方は、先ほどの動画と全く同じではないようです。息子は視覚の過敏性はあまりないようで、音や細かい刺激に次々に注意を持っていかれてしまう点は動画の通りだと言っていました。この動画から、ショッピングモールというのが息子にとって情報過多な世界だということがよく分かりました。疲れて座り込んでしまったり、お腹を壊してしまったりするのは、ワガママの結果ではなく本人も困っているということも。そして、息子がショッピングモールに行きたがるときは、・目的地を決めて短時間で用事を済ませること・クールダウンすることができる場所も常に確認してから行くことこの二つを決めました。お互いに何がつらいのか理解し合えたおかげで、大好きなショッピングモールでのお買い物を我慢する必要もなくなりました。このような動画を見ながら話し合う時間は、私にとってとても大切なものです。体調を崩すから我慢させる、ではなく、感覚過敏ゆえのつらさや苦しさをうまくコントロールして楽しむためにはどうしたらいいか、そういう風な切り口で子どもと話し合いをするようにしています。
2018年11月22日掃除に取りかかるのは面倒だけど、すぐに汚れてしまうのが家のトイレ。その悩みを解決するため、「トイレ掃除については“プロの技”を持っています!」と話す芸人が、満を持してアドバイス!「トイレは、換気扇、便座、便器、壁、床とすべての場所に、さまざまな種類の汚れがついています。その汚れを落とすノウハウを全部覚えると、お風呂や洗面台など、家のあらゆる場所での掃除に応用が利くんです。トイレ掃除を制することができれば、家の掃除を制したといってもいいでしょう!」そう語るのは名誉トイレ診断士、掃除能力検定士、トイレクリーンマイスターと3つの称号・資格を持つお笑いコンビ・どきどきキャンプの佐藤満春(40)。トイレにハマって16年、佐藤は掃除業者の現場に同行し、トイレ掃除の講習を受けたという。「プロの方から、技術も能力も気持ちもあると認めてもらいました。ただ、トイレ診断士になるには2年間、会社での実務が必要。そこで、芸人である僕のためだけに『名誉トイレ診断士』という肩書を創設していただいたんです」そんな佐藤が、今回、プロが行う“トイレ掃除のスゴ技”を伝授してくれた。佐藤が「これだけあれば完璧!」と挙げた掃除グッズは、セスキ炭酸ソーダ、中性洗剤、酸性洗剤、トイレ掃除用ブラシ、マイクロファイバー雑巾、ゴム手袋、軍手。準備が整ったらさっそくトイレ掃除を始めてみよう。【換気扇と天井】軍手をはめて“手”で掃除!「掃除の基本は“上から下”。なので、最初は天井・換気扇から始めましょう。掃除道具は、軍手で十分です!右手にセスキ炭酸ソーダを湿らせ、換気扇を軍手で直接拭いていくだけ。雑巾を使うより力を入れなくてすみますし、換気扇の穴や凸凹に指先が入れられるので、ホコリを取りやすいんです。天井の四隅も同様に、軍手の指先でほじくるようにして拭きましょう。換気扇にホコリや雑菌がたまっていくと、トイレの環境が悪くなっていきます。なるべく月に1回はチェックするようにしてください」【壁】目線の高さにある尿ハネを見逃さず!「ゴム手袋をつけて、マイクロファイバー雑巾に、セスキ炭酸ソーダをつけて拭いていきます。ここで落としたいのは“尿ハネ”。トイレがアンモニア臭いのは、だいたい壁に飛び散った尿ハネが原因です。よく便器の高さあたりの壁を拭くだけの人がいますが、“プロ”はそれでは終わりにしません。目線ぐらいの高さまで尿がハネていることもあるのです」【便座とフタ】便座を手前にスライドさせてスキマまで!「便座とフタはプラスチック素材なので、マイクロファイバー雑巾で一気に拭いてしまいましょう。フタの裏側にも尿ハネが多くついているので、隅々まで拭く。ここで掃除しわすれがちなのが便座の“スキマ”です!温水洗浄便座の場合、便座をスライドさせるボタンが便座の右横にあるので、スライドさせます。ホコリや尿ハネがたまっているはずですので、念入りに」【便器の内側】ゴシゴシこすらず、なでるように!「いよいよ、便器の中の掃除です。掃除しやすくするためにまず行いたいのが、中の水位を落とすこと。トイレ用掃除ブラシを中につっこんで、手前の穴に水を押し込むようにするだけで、水位が落ちていきます。中を拭くときは、中性洗剤をブラシに直接かけて泡立て、ゴム手袋をはめた手でもんで泡立ててから。強くこすらずに、泡でなでるように拭いていくのがポイントです」温水洗浄便座の人は、ノズルの掃除も忘れずに。「ノズル掃除」ボタンを押せばノズルがでてくるので、「便座とフタ」で使った雑巾で、ホコリを取っていこう。「ひととおりブラシで掃除したら、一度水を流して、もう一度同じように水位を下げてみてください。もともとの水位の周囲に、まだまだ水あかがこびりついている場合が多いので、水あかのラインにトイレットペーパーをはわせ、酸性洗剤を吹きかけたら30分~1時間ほどそのままに。それだけで、水あかがキレイに取れているはずですよ」
2018年11月10日トップライター:水野さくらこ春休みが明け、ハルカもいよいよ小学校も最高学年の6年生になりました。通学路を歩くピカピカのランドセルが誇らしげな1年生の姿を見かけ、ハルカにもこんなときがあったんだなぁ、としみじみしたことを思い出します。しかし、中学受験をひかえた親子には、そんな感慨に浸っている時間はありません!いよいよ怒涛の学校説明会めぐりが始まるのです。気になる学校の説明会には、まず母が。そのあとで子どもを連れて行く5年生の春休みにやっと本腰を入れて勉強できる塾を見つけ、さらに学校説明会は未経験という、超のんびり受験生のわたしたち一家。まだこれからでも間に合うと、6年生の新学期から母子で本気の受験モードに突入しました(遅!)。このころからハルカは本当に勉強をがんばり始めました。そのようすをみて、母も学校探しに本腰を入れようと説明会の日程チェックを始めたのですが……。中学受験先輩ママからのアドバイスやネット情報を見ると、まずは母親が説明会に行き、そこで気に入った学校に子どもを連れて行く。さらに文化祭や学校体験日にもぜひ参加するべきとのこと。でも、おもに平日の昼間に開催される説明会に参加するのは、わたしの仕事の予定もあるため簡単ではありません。それに、ハルカはまず勉強をがんばってみんなに追いつかなければならないため、連れ歩くのは最低限にしたいという思いもあります。さらに先輩ママからは、「偏差値で上下15の幅で説明会に行くといい」とのアドバイスもありましたが、様々な事情を考えるとすべてを理想通りにこなすことは、今からではとても無理。「4年生から準備を始める」と言われるのには理由があるのだと、心から後悔しました。でも、過ぎてしまったことを悔やんでも仕方ありません。これ以上後悔しないためにも、前に進むしかないのです。わたしは偏差値表とにらめっこで「よさそうかな?」と思う学校をピックアップして、学校説明会の開催日を探し始めました。学校説明会は先着順で予約が締め切られるサピックスや四谷大塚、日能研といった大手塾の場合は、学校説明会の日程などもきめ細かく案内があったり、塾主催の説明会などもあったりするそうですが、ハルカが通う個人塾ではそうした案内やイベントはありません。とにかく自分で動くしかないのです。そんなわが家で便利に使わせてもらったのが、大手塾のサイト。ありがたいことに学校説明会の日程がアップされていて、塾生以外でも見ることができます。表示されるイベントカレンダーから、自分の予定に合わせて気になる学校を探すこともできるし、学校名、偏差値帯、イベントなど条件別にも検索できます。このサイトから気になる学校を見つけてポチっとクリック。すると詳しいイベント情報の画面になり、そこには予約方法として学校のサイトのアドレスが記載されています。初心者のわたしは、学校説明会に参加するのに予約が必要ということに軽く驚きつつ、気を取り直して、学校のサイト→「受験生の方へ」→説明会日程へとジャンプして、さらに「ご予約はこちら」をクリック。やっと予約できるぞ、と思っていたところ、「はじめて手続きされる方へ」の表示が。初回はユーザー登録が必要とのことで、名前や住所といった情報のほかにログインIDやパスワードを設定しました。何事も最初は緊張するものですが、説明会の予約を完了するだけでもけっこう大変です。予約するたびにIDやパスワードが必要になるのも面倒でした。わたしは中学受験用に全部同じIDとパスワードを使いまわすことにしましたが、個人情報管理の観点からいうとNGだったのかもと、今さらながら思います……。説明会は先着順なので、人気校の場合は、あっと言う間に締め切られてしまうこともあります。しかも、いつから予約が始まるのかは記載がない場合も多く、「募集始まってないかな」と、気になる学校のサイトをチェックすることが、わたしの朝の日課になりました。すぼら母も変われば変わるものです!志望校が決まると、娘のやる気スイッチもONに!イベントカレンダーを見ると、5月になると毎日のようにどこかの学校でイベントが催されることがわかります。わたしも気になる学校を何校がピックアップして予約を入れ、説明会に行き始めました。最初は、学校説明会に行くのにとても緊張しました。何を聞いてくればいいのか、質問はした方が有利になるのか、さらには何を着て行ったらいいのかなど考えてしまって……。いずれも、まったく受験には関係ないことがわかった今では笑い話です。そんなわたしですが、だんだん予約もスムーズにできるようになり、2つの学校説明会をハシゴしたりするようになりました。気になる学校で、週末に催される説明会があったら、ハルカも可能な限り連れて行くようになりました。ハルカも学校見学をすると受験生の自覚が出るようで、「あの学校の生徒のあいさつがよかった」「トイレがきれいだった」とか、ハルカなりの視点を持って話す姿が印象的でした。5~6月で10数校の説明会に参加したでしょうか。気になる学校には2度3度と可能な限り足を運んだので、毎日本当に忙しかった。そのなかで、ハルカが「この学校に行きたい」と願う3つの学校との出会いがありました。1校は、偏差値で10以上離れたあこがれ校。次の1校は、第一志望にしてがんばれば合格も叶いそう。もう1校はこれ以上下がらなければ十分合格圏内と、いいバランスです。ハルカから塾の先生に「行きたい学校が決まった」と報告を済ませると、一気にハルカが本気モードになったのがわかりました。こうなると、母にできることは食事と健康面の管理くらい。あとは、もう少し学校説明会巡りを続けて、最終的にどの偏差値になっても困らないように情報を集めておくことぐらい。スタートで出遅れていたわが家も、やっと受験生としての体裁が整ってきて、なんだかわたしまでやる気満々になってきたのでした。水野さくらこ(みずのさくらこ)都内で夫、娘と3人暮らし。娘が中学生になり帰宅時間も遅くなったので、空いた時間にヨガを習いに行くことを画策中。いつかベターっと開脚できるようになるのが夢。
2018年11月08日こんにちわ!松本うちと申します。2歳のおてんば娘の育児に日々奮闘しているママです。普段はInstagramで育児絵日記を描いています。我が家の娘は絶賛トイレトレーニング中です。まだまだ失敗が多いですが、お家ではだいぶできるようになったりと、成長を感じる毎日でした。そんな中、一番困るのが…お出かけ時のトイレ です!トイレに行きたい!と言ったら、すぐ行かないと漏れてしまう娘。しかし、いざトイレに行くと…?「このといれ、いや!!!」ええ~!!ど~して~っ!?こんな状態がしばしば…。そんな娘にした、お出かけ時のトイレ対策を、ご紹介します♪トイレのにおい問題「くちゃい!こわい!!いやーーっ!!!」と、トイレを断固拒否!!せっかくトイレに行きたいと教えてくれたのに、トイレに入れなくては元も子もありません…。一体どうしたらいいか悩んでいたところ、先輩ママさんからとても素敵なアドバイスをいただいたのでした。魔法の道具で楽しくトイレ!小さい消臭剤を持ち歩いて、トイレに入るやいなや、ブシュー!テンションを高めて、必殺技のように(笑)そしてトイレに挑むと、高確率でトイレに入れるようになりました!このようなちょっとした道具があると、娘もやってみよう!と感じるみたいです。いかがでしたでしょうか?簡単な方法なのですが、私は目からうろこの救世主でした。トイレトレーニング中の方…大変ですが、ムリせず一緒に頑張りましょう♪●ライター/松本うち
2018年10月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。体を大事にする巡りのいい女「トイレにこまめに行く女」になりきり。いらない我慢は即やめて健康な女性を目指そう!どこかへ出かけたときにトイレに行くのって、面倒くさくないですか?私はついつい、我慢してしまうんです。ある程度の年齢まで生きると、自分の膀胱のリミットは分かってくるものだし、限界まで耐えようとしている自分がいる。新幹線に乗ったときには、トイレが車両のすぐ近くにあるにもかかわらず、動くのがおっくうで“降りるまで我慢しよう”と、自分にルールを課していたり…。でも、それはまったく褒められたものではなく、いらない我慢ですよね。トイレに行くことは体の毒素を出すということ。我慢をしすぎると膀胱炎などの病気になってしまう可能性もあります。しかも、トイレタイムでは、息抜きや自分をリセットする時間を得ることもできる。そんな、自分にとっていい行動を面倒くさがるのは、いかがなものでしょうか。だからこそ、こまめに行く女性を見るとエラいなと思うんです。しかもそういう人は、自分がトイレに行きたくなるタイミングを知っていて、前もって行く。集団行動の場合は、誰かがトイレに行くのに合わせて一緒に行き、何度も手間を取らせない。お母さんがよく言う「出なくてもいいから行っておきなさい」精神を持っていて、素敵ですよね。そういう人はトイレ以外の計画性もあるに違いありません!こまめにトイレに行く体を作るために、水分をたくさん摂るのはどうでしょうか。体内の水が循環するように、自然と行きたくなるはず。そうして巡りがよくなると体調もよくなるだろうし、いいことずくめです。トイレに行くことを人に伝えるのが恥ずかしい人は、スナックのママさんのように「ちょっとお花摘んでくるわ」と、ネタっぽくすると言いやすくなりそう。自分の体のためにも、今すぐ我慢をやめたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年10月24日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年10月17日夏になったばかりの頃…。イチコに謎の変化が現れました。やめてー! お母さん怖い話苦手ー!小学生の頃は花子さんにも赤いマントにもめっちゃ怯えてたー!!怖いのも嫌ですが、トイレの度に着いて行くのもめんどくさい…何とか1人で行ってくれないかなぁと思っていました。そんなときに…「恐竜に守ってもらおう作戦」、あえなく失敗。結局ほぼ毎回トイレに着いて行っています。涼しくなったら怖くなくなるかなぁ…なんて思いつつ、今のところその兆候はまったく見られません。トイレが寒く(?)なる冬までには克服してー!
2018年10月15日トイレは家で最も厄が溜まりやすい場所だからこそ、キレイにするとパワースポットになる――。そう話すのは開運アドバイザーの北野貴子さん。普段トイレで心がけたいお作法についてお聞きしました。トイレをパワースポットにするお作法【明るく、風通しのいい空間に】トイレも一つの部屋と考え、ほかの部屋と同じように心地よい空間作りをめざして。「新しい空気が循環し、太陽の光が窓から差し込む状態が理想です。窓がない場合は、照明を明るくして換気扇はつけたままの状態に。人工的に窓があるような環境を作り出してください」【専用スリッパを用意する】厄をほかの部屋に持ち込まぬよう、トイレには専用スリッパを置く。「厠が外にあった時代と異なり、今は家の中にトイレがあるので、履物の代わりにスリッパを活用して。特に床やマットに厄が落ちているので、見た目がキレイでもスリッパを履かないのはNG」【窓がない場合は、紫の小物を置く】風水の八方位で最も位が高い色・紫を配置することで、空間の格が上がる。「その部屋を粗末に扱っていないという意味を持つので、特に窓のないトイレに有効です」。一つでいいので、紫色のスリッパやマット、ラベンダーの芳香剤や紫色の小物を置くのがおすすめ。【窓があれば、窓辺に観葉植物や花を】窓があるトイレをさらにパワーのある場所にランクアップさせるなら、窓辺に観葉植物や花を置いて。「生きものに気をかけるという行為は、空間に気配りするのと同じです。水やりなどで毎日お世話をすることで、気が通い始め、良い運気が生まれる場所になります」【1~2週間おきに、盛り塩をする】天然塩には、“幸せを呼び込む力”と“厄を落とす力”、2つのパワーがある。「10gほどの少量をお皿に盛るだけでOK。便器の後ろなど、見えない場所に置いても構いません。汚れると効果がないので、1~2週間サイクルで新しい塩に変え、古い塩はトイレに流します」【必ず便座のフタを閉める】悪臭は悪運に繋がるといわれているため、水を流す前にフタを閉めるのが正解。「フタだけでなく、ドアもきっちり閉める。臭いをほかに広げないことで、悪い気が家中に広まるのを防げます。いい香りは運気を上げてくれるので、芳香剤や消臭剤を使うのも効果的」【本などを置いて、長居しない】用を足したらすぐ出るのが鉄則。掃除のときであっても、無駄に長居しないこと。「厄落としの場所なのに長居すると、せっかく落ちた厄が再び自分に戻ってきてしまいます。漫画や書籍をはじめ、予定をつい考えてしまうカレンダーなどは最初から置かないように」【マットやカバーの色にこだわる】掃除で空間のパワーを上げたら、色で欲しい運を上げることもできる。「黄色=金運、緑=健康運、青=仕事運、ピンク=恋愛運など。狭い場所では、色使いはシンプルにするのが吉。マットやカバーの色を揃え、見た目をスッキリさせることも開運に繋がります」北野貴子さん開運アドバイザー。婚活サポート企業「IBJ」で、風水の知識を活かし、恋愛運UPなどのアドバイスも行う。『邪気を落として幸運になる ランドリー風水』(青春出版社)など、著書多数。※『anan』2018年10月17日号より。イラスト・山中玲奈取材、文・高橋瑞穂(六識)(by anan編集部)
2018年10月12日トップライター:シラヤナギ リカ新学期が始まるときや、連休明けなど「学校に行きたくない」と感じる子が多いとよく聞きます。わたしも、ふだんから娘(小6)が「学校に行きたくない」と言ってきたらどうしよう、とドキドキしてしまいます。もし言ってきたら、学校に行きたくないくらいに辛い思いを娘がしていると知ることになり、親としてとても悲しいし、ショックだと思います。でも、きっとわたしは「じゃあ行かなくてもいいよ」と言うでしょう。一方で、「学校に行きたくないこと」を大人になかなか言い出せない子どももいることを、自身の苦い経験から感じています。言葉にできないけれど、気づいてもらいたい今から数十年前、小4のころだったでしょうか、わたしは学校に行きたくない時期がありました。理由は、クラスでいじめられていたからです。当時、わたしのクラスには、貧困家庭のクラスメイトがいました。今と違って100円ショップや、ファストファッションのお店はありません。昭和の貧困はひと目でわかるほど、はっきりとしていました。もちろん子どもだったので、そのクラスメイトの経済状況をはっきり理解していたわけではありません。でも、古びた半袖の体操服で、春も夏も秋も冬も登校してくる彼女は常にどことなく汚れていて、コンパスや習字道具などの文房具も学校から貸し出されるものを使っていました。成績もおそらくよくはなかったはずです。クラスメイトや先生が話しかけても声に出して返事をせず、曖昧に笑うだけの彼女は、中学年になるとクラスの中心となっている子たちから、避けられるようになりました。彼女が入ったあとのトイレには入らない、彼女が使った水道から水を飲まない、なぜなら菌が移るから。そんないじめがじわじわとクラスや学校に広がっていきました。わたしは、そういったナンセンスないじめを不快だと感じていました。そして、「正しいことは正しい!」という子どもっぽい正義感に満ちあふれていました。ある日、ついに菌が移る説を積極的に唱えていたリーダーの女子に向かって「そういうの、くだらないじゃん!菌なんてないし!」と言ってしまったのです。リーダーに意見した日から、廊下を歩いていると反対側から来る生徒が次々とぶつかって来たり、すれ違うときに小声で「バーカ」と言われたり、体育の時間、組んでくれる子がいなかったりするようになったのは、かなり辛いことでした。もともと人気者派閥ではなかったわたしに加勢してくれる子はおらず、わたしはぶつかってくる子をにらんでみたり、「バカって言う方がバカなんだよ!」と、言い返したりするのが精一杯でした。そんな毎日がどれくらい続いたのかはっきり憶えていませんが、しばらくたったころ、いじめに気がついた担任の先生に呼び出されました。そのときの会話は、なぜかまったく記憶になく、そこが誰もいない階段の踊り場だったこと、「これでいじめが終わる」と心底ほっとしたことを憶えています。期待した通り、その日を境にいじめは終わりました。どうやって収束させたのか、わたしにはわかりませんが、学校で悪口を言われることもなくなり、体育でペアを作れるようになりました。担任の先生は一度、家にも来て何やら母と話して帰りました。大人は子どものころの気持ちを忘れてしまう先生が臨時で家庭訪問したあと、母からは「なぜ、言わなかったの?」と問い詰められ、同時に「気がつかなくてごめん」とも言われました。もっと幼いころならすぐに言っていたのかもしれませんし、もう少し大きかったら親以外の誰かに相談したのかもしれません。ただ、そのころの自分を思い出してみると、わたしは「先生に言いつけるのは、告げ口だからずるいのでしたくない」と思っていたこと。そして「自分では言いたくないけれど、誰かが気づいて、解決してくれればいいのに」も思っていました。さらに言えば、いじめられていても、わたしはそのリーダーの子が大人や先生に怒られればいいとは思わなかったし、「また仲良くできればいいのにな」と考えていました。いくら「子どものときの気持ちをぜったいに忘れないようにしよう!」と思っていても、大人になると忘れてしまうもの。大人が子どものSOSに気づくことは本当に難しいことだと思います。元気よく学校へ出かけ、帰って来てもテレビを見ながら笑っている娘も、大人には言えない複雑な思いを抱えているかもしれません。もちろん娘だけでなく、今、困っている子どもはどこかにいて、かつてのわたしのように「誰か気がついてくれないかな」と思っているでしょう。かつて子どもだった大人が、「大人は子どもの気持ちに気づけないことがある」と、肝に銘じ、身近にいる子どもたちや、みんなの小さなSOSを見逃さないようにできたらいいのに……と思います。いじめられている子どもの揺れる思いを描いた短編集『ナイフ』いじめられている子どもの揺れる思い、また子どもがいじめられたときに感じる親の不甲斐ない、そして切ない気持ちに気づかせてくれる小説に、重松清さんの『ナイフ』という短編集があります。どの作品もいじめがテーマになっており身につまされる話ばかりです。テーマの重さに昔のつらい記憶を呼び起こされる方もいるでしょう。けれどもどのお話も結末には救いを感じさせます。また、いじめをめぐる微妙な、時に残酷なバランスのなかで生きる子どもたちの気持ちに大人が気づくきっかけになるかもしれません。ぜひ読んでみてくださいね。中学生のお子さんにもおすすめです。『ナイフ』(重松 清新潮文庫刊)『ナイフ』(著:重松 清新潮文庫刊)私はナイフを持っている。これで息子を守ってやる……。小さな幸福に包まれた家族の喉元に突きつけられる「いじめ」という名の鋭利なナイフ。日常の中のゆがみと救いをビタースイートに描き出す出色の短編集。第14回 坪田譲治文学賞受賞を受賞した秀作。シラヤナギリカ(しらやなぎりか)神戸に住んで6年目のエディター・ライターで、小学生の女の子の母。子育てフリーペーパー「リトルフロッグス」を不定期で発行しています。
2018年10月11日介護をするうえでトイレの問題は最も優先すべきことでしょう。高齢になるとトイレの回数も増えてきますので、介護が楽になるか嫌になるかを左右するほど影響力の大きい問題です。そこで今回は、介護が楽になるトイレづくりのポイントをご紹介します。■ 認知症高齢者が夜中にひとりでトイレに行く危険性夜中に起きてトイレに行くと、眠気や動作の問題でふらつきや転倒の可能性が高くなります。IYO / PIXTA(ピクスタ)認知症高齢者の場合、足腰が弱くなり、視力も落ちているうえ、どこにトイレがあるのかわからないという、トリプルパンチの状態です。トイレの位置がわからないといのは、家の中における各空間の位置関係がわからなくなるという認知症の症状の表れです。いわゆる見当識障害というもので、季節、曜日、住んでいる場所、年齢など、自分を取り巻いている現状が理解できないのです。■ トイレまでの通路は明るく歩きやすい環境に!トイレ問題は寝室からトイレまでの通路と、トイレそのものに配慮する必要があります。深夜に目覚めた高齢者は、トイレに行こうと廊下に出ますが、廊下の照明スイッチが遠いと暗い中を歩くことになります。stockcamerawork / PIXTA(ピクスタ)センサー付きの照明にするか、せめてフットライトは設置したいところです。たむらあ / PIXTA(ピクスタ)人は明るい所から暗い所へ移動したとき、一瞬、視力が奪われ見えなくなります。若い人は10~30秒ほどで見えるようになりますが、高齢者は1~2分もかかります。また、高齢者は光源の輝度が高すぎるとまぶしく感じますので、明るくしすぎないように注意しましょう。寝室では顔の真上に照明を設置しないようにしてください。■ トイレとわかるように張り紙や看板などを設置認知症高齢者はトイレがどこかわからなくなり、あちこち捜し歩くことがあります。できればトイレと書いた用紙をドアに張ったり、看板を取り付けたりして、トイレだとわかるようにしましょう。ThefotosoloNo1 / PIXTA(ピクスタ)トイレのドアは外開きだと、出るときに人とぶつかる可能性があり危険です。できれば横にスライドする3枚引戸タイプがオススメです。Graphs / PIXTA(ピクスタ)ドアは使用中であることがわかるように、部分的にガラスがはめ込まれ、中の明かりが外から見えるタイプにすると良いでしょう。トイレのドアを開けたとき、自動で照明が点くようすると、スイッチを探す必要がなくなります。■ トイレ内は車椅子と介護者が入れる広さにトイレの中は車椅子と介護者(介護をする人)が入れて、さらに中で車椅子が回転できる広さがベスト。hap / PIXTA(ピクスタ)トイレの中には手洗いのできる小さな洗面と、オムツなどが置ける収納棚があると便利です。下着や衣服などの汚れはスロップシンクという専用の洗面台を利用するととても助かります。くまちゃん / PIXTA(ピクスタ)掃除用具や靴、マットなどの汚れ物も手洗いすることができます。■ 将来の介護のために新築時できること将来、親の居室を介護しやすくすることを考え、あらかじめトイレ・洗面準備配管を施しておくこともできます。hap / PIXTA(ピクスタ)必要なときに最小限の工事でトイレ・洗面付きの居室に改修でき、特に車椅子などを使うような頃に重宝すると思われます。ポータブルトイレという方法もありますが、抵抗があるという人もいるでしょう。ちゃんとしたトイレが居室にあれば遠慮なく用が足せ、気持ちよく過ごせます。介護生活が長引くと介護者のストレスが溜まり、心身ともに疲れてしまいます。トイレの問題は早めに対策をすることで、要介護者と介護者がともに辛さから解放され、在宅介護が楽になる大きな一歩となるでしょう。
2018年10月07日本に登場する著名人から、不登校の子どもの保護者へ。心のこもったメッセージを話題の本『学校に行きたくない君へ』。日本で唯一の不登校専門紙「不登校新聞」に掲載された著名人への取材記事から20記事を厳選し紹介されています。前回の記事では、「不登校新聞」石井志昂編集長にお話をうかがい、取材の裏側や、不登校や引きこもりへの想いを紹介しました。さらに『学校に行きたくない君へ』に登場し、不登校や生きづらさへのヒントを与えてくれた方々へアンケートを実施。「保護者へ伝えたいメッセージとは」、そして「”不登校”という言葉を、もっとポジティブな言葉につくりかえるとしたら?」――そんな発達ナビからの問いに、不登校新聞の編集長をはじめ、田口トモロヲさん、宮本亜門さん、茂木健一郎さん、山田玲司さんが熱いメッセージを寄せてくれました。また、本書に掲載された心に沁みる「言葉」から、一部をご紹介します。不登校新聞 石井編集長「その子自身の学校に行かない理由を大切にして」Upload By 発達ナビニュース――不登校のお子さんの保護者に向けて、メッセージをいただけますか。石井さん:学校は命がけで通うべきところではないということを伝えたいです。子どもが学校に行けなかったとしても、それはその子が弱いからでも、怠けているわけでもないということ。もしかしたら今は不登校の理由を言えないのかもしれないけれど、その子なりの理由があって学校に行かないんですね。だからその行かない理由を大切にしてあげてほしいなと思います。私の場合は「学校に納得できなかったから」。「納得」を私はすごく大事にしているなという気がします。――「不登校」という言葉を、ポジティブな違う言葉につくりかえるとしたら、どんな言葉にしたいですか。石井さん:確かに不登校って差別用語だなと思いますね。たとえば女性のことを「不男性」といったらどれだけの差別なのかというのが分かりますよね。そうはいっても「不登校新聞」という名前をつけちゃってるんですけどね(笑)。不登校以外の言葉でつくりかえるとしたら、「生徒・学生」でいいんじゃないかな。海外では家で教わっている子はホームスクーラーの子も、イギリスで100年続くフリースクール「サマーヒル・スクール」に通っている子も「student:生徒」って呼ばれているんですよね。だから「生徒」がいいと思う。不登校の子だけを特別な呼び名で呼ぶ必要はなくて、学校に頼らないで生きる生き方が一般化される必要があると思っています。不登校新聞田口トモロヲさん、宮本亜門さん、茂木健一郎さん、山田玲司さんら著名人からの熱いメッセージ!今回、俳優・映画監督の田口トモロヲさん、演出家の宮本亜門さん、脳科学者の茂木健一郎さん、漫画家の山田玲司さんにアンケート取材をしました。4名から、不登校のお子さんを育てる保護者に向けていただいたメッセージをご紹介します。――不登校のお子さんの保護者に向けて一言メッセージを。田口さん:自分なら、たとえ世界中を敵にしても味方だと思える人に近くに居てもらいたいです。生き続けるために一つだけ好きなこと(支え)を見つけて、人生=生活をこじ開けてほしいと思います。田口さんはまた、本書の中で次のように話しています。一番近くにいる保護者が肯定し、味方になってくれることは、とても大切なことです。あきらめると言うと、ネガティブに聞こえますが、肯定することと同じ勇気だと思うんです。僕は自虐的な人間だから「自分を肯定する」という言い方より「ダメなんだから仕方がない」という言い方の方が安心するんで(笑)。『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)、田口トモロヲさんの言葉より田口トモロヲ(俳優・映画監督)――不登校のお子さんの保護者に向けて一言メッセージを。宮本さん:親子であっても、以心伝心はありません。それぞれが違う人格をもった人間なのです。だから、親自身のたどって来た人生で、これが正しい、間違っていると判断したものを言われても説得力がありません。お互い、対等で冷静に、この情報過多の時代を生き抜くために、何を選び大切に生きていくか、考え話し合ってください。――「不登校」という言葉を、ポジティブな違う言葉につくりかえるとしたら、どんな言葉にしたいですか。宮本さん:「その子どもにしかできないオリジナル性の模索」。「個性を生かし、社会に生きていくための大切なブレイクタイム」。――その理由・言葉に込めた想いとは?宮本さん:人は全員違う考えと違う才能を持っています。しかし、学校は知識を入れ込むことで忙しくなかなか教えてくれません。むしろ、それは親だからできる、子どもと親しくなれる素晴らしい役目。焦らず、それぞれの個性や特性を引き出して、将来大きく花開くように、準備をしてください。もう一つ、宮本さんが本の中で伝えてくれた、勇気が出る「言葉」を紹介します。だってこれまで痛みを経験してきたはずです。職種はちがうかもしれませんが痛みを経験してきた役者さんはいい仕事をします。もう一つ、つけ加えるならば、新しいことを始める際に「不安がっている自分」を否定しないでください。「怖いけどやってみたい」、その思いに自分が後押しをされたときには素直に気持ちに従ってみてください。『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)、宮本亜門さんの言葉より宮本亜門(演出家)――不登校のお子さんの保護者に向けて一言メッセージをお願いします。茂木さん:お母さん、お父さんは、お子さんの「安全基地」になるのが一番よいのです。安全基地とは、お子さんが挑戦したいことを、見守り、応援するということです。お子さんが学校に行かないという選択をしたということは、つまり、そのような挑戦をしているということです。その挑戦を、見守ってあげてください。学ぶために、学校に行くことは必須ではありません。今の時代、いくらでも他の方法はあります。もちろん、ふたたび学校に戻るという選択をしてもいい。でも、戻らなくてもいい。「普通」であることと、学びはまったく関係ありません。お子さんは、賢い。自分の人生を、切り開こうとしている。そんなお子さんを、信じてあげてください。――「不登校」という言葉を、ポジティブな違う言葉につくりかえるとしたら、どんな言葉にしたいですか。茂木さん:「もう一つの学びへの勇気ある挑戦」――その理由や、言葉に込めた想いは?茂木さん:学校に行かないことを選択したこと自体勇気あることですし、それは必ずもう一つの学びにつながるのです。茂木さんはまた、本書の中で「多様性に上下はない」と語っています。脳科学の見地から言えば「不登校は脳の個性である」というのが結論です。毎日、学校に通っても苦痛を感じない個性もあれば、1日だって学校に行けない個性もある。脳には多種多様な個性があり、その差に上下はありません。『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)、茂木健一郎さんの言葉より茂木健一郎(脳科学者)――不登校のお子さんの保護者に向けて一言メッセージをいただけますか?山田さん:「不登校」はまともなことで、それで人生がダメになることはありません。「そんなことはない、学校くらい行かないと世の中ではやっていけない」と思う親は明らかな「思考不足」なので、自分がまず「何が正しいのか?」を深く考えてください。学校へ行くのは「絶対的な正解」ではありません。どんな子どもでも無条件に認めてあげてください。狂っているのは大人達の方なのです。――「不登校」という言葉を、ポジティブな違う言葉につくりかえるとしたら、どんな言葉にしたいですか。山田さん:「考え中」「さなぎ期間」「防空壕避難中」「修行中」「自主練」山田さんは、インタビューでも「絶望を知ること」で跳ね上がっていくことについて語っています。本書(※)に登場してくれたみなさんが言っていたのは「絶望に効くのは絶望を知ることだった」と。絶望するとそこを機に跳ね上がっていく。もちろん、そこまでいけないときが本当にきつい。「夜明け前の夜が一番暗い」という言葉もあるぐらいですから、真理でしょう。でも「明けない夜はない」というのもまた真理だと思っています。※編集部注:『絶望に効くクスリ』(山田 玲司著/小学館)のこと『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)、山田玲司さんの言葉より学校に行かないという選択をした子どもたちが経験している「今」だけでなく、その先へのまなざしも感じられます。山田玲司(漫画家)本書に収録、樹木希林さん、西原理恵子さん、リリー・フランキーさんなどの「言葉」を、ちょっとだけご紹介しますUpload By 発達ナビニュース一緒に住んでいる人はホントにたいへんだと思いますが、結局、親はその子の苦しみに寄り添うしかないです。言って治るようならとっくに治っています。最初の話に戻りますが、自分が成熟するための存在なんだと受け取り方を変えるのがいいのではないでしょうか。『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)、樹木希林さんの言葉よりこの先、あなたはなぜ自分がこんな状況になってしまったのか、考えるときがくるでしょう。でも、その原因究明はするべきじゃありません。原因を究明しても、誰かを悪者にして終わるだけ。誰も助からない。明日、どうやって飯を食うかのほうが、よっぽど大事です。だって、立ち止まったらかならずよどむんです。よどむときついんだ。自分を苦しめてきた存在が3Dになって、いつでもよみがえってくる。『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)、西原理恵子さんの言葉より西原理恵子(漫画家)不登校・ひきこもりを生きる、というのはたいへんな苦悩を伴いますが、じつは私が教えている東大生も、内面の苦悩は、ほとんど同じだと感じています。前者は「自分自身じゃないもの」になろうとしてなれずに苦しみ、後者はなりきって苦しんでいる。でも「自分自身じゃないもののフリ」をすることをやめないかぎり、自分の人生は始まらないんです。『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)、安冨歩さんの言葉より安富歩(東京大学東洋文化研究所 教授)不登校もひきこもりも、好きなだけやればいいと思うのは、みんな自尊心も強いんだから、美意識を持ちながらやっていれば、自然と外に出ることも働くことも、なんでもなくなると思います。それに、その時間が糧になるときがきますから。オレなんか、いま物を書いてる内容はそのときに考えていたことばっかり。だから、みんな留学してると思えばいいんじゃない。『学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)、リリー・フランキーさんの言葉よりここでご紹介したのは、『学校に行きたくない君へ』に詰め込まれた、心に沁みる「言葉」の、ほんの一部です。そして、一つとして同じメッセージはありません。読者の人それぞれの胸に響くメッセージが、本のどこかにきっとあるはずです。不登校やひきこもりの当事者・保護者だけでなく、生きづらさを抱えるすべての人に読んで欲しい一冊です。リリー・フランキー(俳優・文筆家・イラストレーター等)樹木希林、荒木飛呂彦、西原理恵子、リリー・フランキー、辻村深月ら総勢20名の先輩たちが語る生き方のヒント。企画から取材まで、不登校の当事者・経験者が、人生の大先輩たちに体当たりでぶつかり引き出した本音のメッセージを収録。社会に出たくない人、人生に迷っている人など、中高生からシニア層まで幅広い世代に突き刺さる言葉が詰まった一冊です。2018年8月発行。全国不登校新聞社編、ポプラ社刊。撮影:鈴木江実子取材・文:赤沼美里
2018年10月04日