高校生の娘に「お父さんが不倫しているかも」と告げられた聡子さん(仮名・44歳)。聡子さん自身も、以前から夫の女性関係を察していたものの、娘がひとり立ちするまでは家庭円満を維持しようと黙認していたそう。娘からの報告によって見過ごすわけにはいかなくなり、真剣に不倫の証拠集めを始めたのだと言います。このあと、関係はどうなっていったのでしょうか。夫の不倫の証拠「私は、離婚に向けてどうすべきか本格的に考えるようになり、ネットを使って調べました。まずは不倫の証拠集めが必要だということで、探偵に調査を依頼することに。すると1週間後にはもう、不倫の証拠となる資料が私の手もとに届きました。調査によると、夫の不倫相手は職場の部下。若い女性だったので、昔からの付き合いではないようです。おそらく、ここ数年で関係を持ち始めた相手だろうと思いました」娘からの言葉に背中を押され「証拠が揃い、離婚に向けて話し合いをしようと思ったものの、改めて不安が湧き上がりました。もし離婚をして経済的に不安定になった場合、娘の進学に関して支障が出るのではないか…。自分のことはともかく、娘に関する問題が気がかりだったんです。しかし尻込みしている私を見て、娘は察したようでした。すぐに、“私のことは気にしなくていいから”と言ってくれたのです。“だからお父さんと早く話し合って”と背中を押してくれました」目に涙を浮かべる夫に…「次の休日、娘が出かけているとき、夫に不倫の証拠を突き付けました。最初は何のことやらと資料を見ていた夫も、途中から目が泳ぎ始めて、完全に狼狽えていました。何か言い訳を探そうとしていたのかもしれませんが、証拠は完璧です。言い逃れはできないと思ったのか、“ごめん”と謝罪の言葉を口にしました。そこで私が離婚について切り出すと、夫が“えっ!”と驚いたような顔をしました。まさかそこまでの話だとは思っていなかったのでしょう。夫は言葉を失い、目に涙を浮かべて泣き始めてしまいました。そして夫は、娘のことが心配だと言い出しました。娘のことが1番の気がかりであるのは私も同じです。夫の発言を受けて、娘のことが頭をよぎりました。泣き出した夫を見て私も動揺してしまい、“やはり離婚は思いとどまったほうがいいのではないか”と決心が揺らいでしまって……。そこからはお互いに沈黙の状態が続きました」不倫の報い「そんな状況が続いていると、突然部屋に娘が入ってきました。娘はいつの間にか帰宅し、こっそりと話を聞いていたようです。そして娘は、夫に向かって“いい加減にしなよ!”と一喝。娘の毅然とした態度を見て、私も気持ちを立て直すことができ、改めてハッキリと“離婚したい”と告げました。それでも、夫は経済的な問題などをあげて、離婚したくないという姿勢を崩しません。引き下がる夫に対し、娘は“お父さんに頼らなくても私がなんとする”と言い放ちました。その娘の姿に成長を感じて、思わず感動してしまいましたね。おそらく、夫も同じ気持ちだったのでしょう。娘の発言を受けて、そこからはすんなりと離婚を受け入れました。離婚が成立したあと、私は娘と二人で新たな生活をスタートさせました。夫とは連絡を取り続けていて、生活費や学費などの面はしっかりサポートしてもらっています。ただ、娘は“お父さんには会いたくない”と言い続けています。会うことを完全に拒否されていて、これまでしてきた裏切りの報いだと思いますね」“娘が夫の不倫に気付き、離婚を決意した妻の告白”をご紹介しました。娘のひと言によって、離婚が決定づけられたようです。娘の成長を頼もしく思ったことでしょう。これからは母と娘の二人で、幸せで平穏な日々を送ってほしいものです。©琢也 栂/Adobe Stock ©beeboys/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月29日不倫は許されざる行為。しかし、何らかの事情があり、家族の不倫を黙認せざるを得ない場合もあるようです。聡子さん(仮名・44歳)もかつてそんな経験をしたそう。当時、いったいどんな状況だったのかを詳しく伺いました。夫の異変に気付き…「私は、27歳のときに結婚。翌年に娘を授かりました。夫は大手企業に勤めていて、私も仕事をしていたので、経済的には問題のない生活を送っていました。しかし、娘が小学校低学年のころ、夫の言動に異変を感じるように。帰りが遅くなったり、休日に不自然な外出があったりと、女性の影を感じるようになったんです。でも当時は私も忙しく、子どもや家庭、仕事のことで手一杯。そのうちおさまるだろう…ぐらいに思って、見過ごしていました。いつか娘がひとり立ちをして、まだ許せない気持ちがあったのなら、そのときに離婚を考えようと思ったんです」娘の突然の告白「娘が高校生になったころのことです。ある日から突然、娘の夫に対する態度が変わりました。まったく会話はしないし、目も合わさなくなって…。ですが、思春期や反抗期特有の行動なのだろうと、さほど深くは考えていませんでした。そんな日々が続き、ある日娘と二人で家で夕食をとっていたときです。娘が突然、“お父さん、不倫してるかも”と言いました。そのころは夫の行動も落ち着いていて、さほど女性の影も感じなくなっていたので驚きましたね。それに、まさか娘に指摘されるとは思っていなかったので…」娘の幼馴染からの密告「私は平静を装い、“なんでそう思うの?”と娘に尋ねました。すると、“ミコちゃんが見たって”と言うのです。ミコちゃんは、近所に住む娘の幼馴染です。小さいころは、私たちの家にもよく遊びに来ていたので、夫の顔も知っています。娘は、そのミコちゃんと久しぶりに会ったそう。そこで、“おじさんと知らない女性が手をつないでいるのを見た”と言われたようなのです。ミコちゃんの通う高校は、少し離れた場所にありました。目撃した場所は、その付近にある繁華街。ミコちゃんは、友人たちと遊んでいたところ、偶然夫らしき人物を見たとのことでした。夫の職場のある方向でしたし、密会をするのには手ごろな地域です。ミコちゃんの話は信憑性の高い情報だと思いました」妻の決心「もともと、娘がひとり立ちしたら離婚を考えようとは思っていました。夫への不信感がありつつ、せめて娘が18歳になるまでは、家庭円満の状況を維持していたかったんです。ですが、夫の不倫を娘に勘付かれてしまった以上、もう黙っていることはできない状況に…。こうなると、何かしら行動を起こさなくてはいけません。“ミコちゃんの見間違えでしょう”と言おうかとも思いましたが、そのまえに娘は“許せない”“もうお父さんと一緒にいたくない”と言ったのです。娘の言葉を聞き、決心しました。予定していたよりも少し早い時期ではありましたが、私は離婚を真剣に考えて、まずは不倫の証拠を集めようと思いました」“娘が夫の不倫に気付き、離婚を決意した妻の告白”をご紹介しました。娘の発言がきっかけで、離婚の意思が固まったようです。このまま我慢を続けていても、いつかは家庭崩壊のときが来たはず。娘が夫の不倫に気付いたことは、必然だったとも言えるかもしれません。©yamasan/Adobe Stock ©ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年10月29日社会の裏側で暗躍する“黒幕”設楽拳一の姿を描くWOWOWの大型ドラマシリーズ『連続ドラマW フィクサー』。4月から始まったSeason1、7月からのSeason2に続き、ついに10月からはSeason3が放送・配信されているが、10月29日(日) にはその第4話が放送される。本シリーズは、唐沢寿明が演じるフィクサー=設楽拳一を筆頭に、元新聞記者の渡辺達哉(町田啓太)、達哉の母・響子(斉藤由貴)、警視庁捜査一課刑事・板倉(小泉孝太郎)、与党の大物代議士・須崎(小林薫)などのレギュラー陣といえるキャラクターたちが中心となって、Season1からのドラマを紡いできた。その中で拳一にとっての特別な存在といえるキャラクターが、内田有紀が演じるジャーナリストの沢村玲子だ。政財界を暗躍する拳一には真の味方や友人はいない。しかし、彼と常に協力関係にあるのが、報道番組の人気キャスターだった玲子。Season1では、ある事件に巻き込まれ服役していた拳一と出所後すぐに密会、総理大臣の自動車事故の謎を追うために情報を交換する。実は、人気キャスターでありながらその総理大臣を愛した過去をもつ玲子だが、各々の過去を知った上で拳一とはお互いに利用しあい、時には相手のために“コマ”になることも厭わない。その典型がSeason2での玲子で、都知事のスキャンダルにより新たな都知事候補探しが水面下で行われた際、当初拳一は玲子を推薦、女性総理・新田さゆり(富田靖子)に引き合わせた。玲子の過去がネックとなり立候補は頓挫したが、“コマ”となっていることを自覚しながら自らの野心と折り合わせていく玲子の姿がそこにはあった。現在放送・配信中のSeason3では、玲子に代わり立候補した達哉が都知事選を戦う中、東京湾埋め立て工事を仕切る浜潮建設の社長令嬢が誘拐される事件が勃発。フリーのジャーナリストとなった玲子は、都知事候補の達哉にも、誘拐事件の交渉役を担う拳一にも近い立場を利用しながら虎視眈々とスクープを狙っている。そして、そんな彼女にもやがて人生の大きなターニングポイントが……。決して仲間ではない、ましてや男女の関係ではない。しかし、絶対に裏切ることのない不思議な信頼がある玲子と拳一。果たしてSeason3では彼らの関係はどうなるのか、そして玲子は生き馬の目を抜く魑魅魍魎たちの世界を無事に渡り歩くことができるのか。彼女の動向にも注目してこのドラマを楽しんでみてはいかがだろうか。Season3の第1話は、WOWOWオンデマンドでは11月13日(月) まで無料で配信中。拳一が総理の自動車事故の謎を解き明かすSeason1の全5話、達哉の冤罪事件をめぐる法廷バトルが展開するSeason2の全5話、さらにSeason3の第1話から第4話はWOWOWオンデマンドで配信中だ。<作品情報>WOWOW『連続ドラマW フィクサー Season3』放送:毎週日曜午後10:00[第1話無料放送]【WOWOWプライム】【WOWOW4K】配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信 [無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】・Season1:全話配信中(全5話)・Season2:全話配信中(全5話)・Season3:第1話~第4話配信中(全5話)■出演唐沢寿明町田啓太、小泉孝太郎、要潤、徳重聡、大友花恋、加藤雅也、斉藤由貴石坂浩二(特別出演)/白洲迅、大倉孝二、高島礼子、古田新太、内田有紀、小林薫脚本:井上由美子企画・プロデュース:青木泰憲監督:西浦正記、池澤辰也音楽:得田真裕プロデューサー:村松亜樹、髙田良平、黒沢淳制作協力:リオネス■『連続ドラマW フィクサー Season3』今回の見どころは誘拐事件と都知事選!(PR)■『連続ドラマW フィクサー Season3』フィクサーを“操る男”、西浦正記監督インタビュー(PR)
2023年10月29日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:あざれあ娘に家庭教師を主人公は娘に家庭教師をつけることにします。すると娘の成績が上がり、主人公も喜んでいました。しかしある日、娘が「先生に教わるのをやめたい」と言い出したのです。あの人とは合わない出典:愛カツ正直に話して出典:愛カツここでクイズ次の瞬間、娘から伝えられた「家庭教師から教わるのをやめたい理由」とは?ヒント!娘から理由を聞いた主人公はショックを受けました。[nextpage title="0Jr60U00L…"]先生は私の部屋に来ない出典:愛カツ正解は…正解は「父が家庭教師と浮気しているから」でした。娘は「あのね、お父さんが…」と主人公がいなかったときのことを話し出します。父は家庭教師とリビングでおしゃべりし、時間になると家庭教師を送っていったまま何時間も帰ってこないのです。父と家庭教師のことを思い出した娘は泣きだしてしまい…。それを見た主人公もつられて泣いてしまうのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(愛カツ編集部)
2023年10月29日旅行会社に勤めるみゆさんは、新婚の夫に一目惚れ。猛アピールの末、2人は不倫関係になってしまいます。浮気夫の妻・なおこさんは、浮気の証拠を集め、ハネムーンの最終打ち合わせですべて暴露しました。 公式アカウントを使って連絡を取り合っていたこと、位置情報アプリで居場所がバレないように、昼休みにスマホを会社に置いて昼休憩中に逢瀬を重ねていたことまで見抜いていたのです。 すべて知られてしまった夫は、「浮気をしたのはなおこが好きだったから」と言い出して……?! 不倫したのは妻のせい? 大手企業に転職し、仕事も家事もできて性格もやさしい、パーフェクトななおこさんと自分を比べてしまい、夫は自信を無くしていました。 そんな劣等感を抱いていたころにみゆさんと出会い「超カッコいいです! 奥さん幸せすぎ!」などと褒められたことで認められた気持ちになり、不倫に走ってしまったというのです。 理由を聞いたなおこさんは、土下座して謝罪する夫に厳しい一言を投げました。「劣等感? 私が悪いみたいに言わないで。女に逃げるなんて」 妻と切磋琢磨し自分も努力をしようと考えればよかったものの、自分のことを持ち上げてくれる女に逃げてしまった夫。 なおこさんは、そんな夫にある画像を見せてきました。それは、みゆさんが別の男性とデートしている2ショット写真! 彼女は夫以外にも複数の男性と関係を持っていることが発覚したのです。 承認欲求を満たすために不倫に走ってしまった夫の軽率な行動……ましてやハネムーンを控えた新婚夫婦。到底許せるはずがありません。しかも2度もなおこさんを裏切るなんて最低ですね。浮気した理由をまるで妻のせいだと言わんばかりの言い様にも不快さを感じずにはいられません。早くきっぱり別れて、なおこさんが幸せになれる道を考えてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2023年10月26日「大奥」Season2 医療編より、新たに6名の新キャストの出演が発表された。それぞれのキャストからコメントも到着した。本作は、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いた、よしながふみの「大奥」の実写化シリーズ最新作。高嶋政伸が演じるのは、家斉の息子で、第12代将軍徳川家慶。娘の祥子(後の家定)を溺愛する。「大変ハードな役でしたが、手答えを感じています。皆さま、ぜひご期待ください!」とメッセージ。木村了演じる中澤は、胤篤付きの中臈。木村さんは「常に冷静な人間で、人間味溢れる胤篤とは正反対の役所です。ですが、胤篤と共に過ごしていく中で中澤の人間味が少しずつ出てきます」と役を説明。また、「胤篤役の福士蒼汰とのやり取りもお楽しみ下さい」と見どころも語る。中川翼が演じるのは、瀧山の部屋子である仲野。「大奥」シーズン1を見ていたという中川さんは、「今回出演する事ができて、非常に嬉しく思います」と出演を喜び、「仲野が成長していく姿を見守っていただけると嬉しいです」とコメント。味方良介は、海軍伝習所に入所し、軍艦奉行となる勝義邦/海舟役で出演。味方さんは、「シーズン1から続くパワーのある作品の痺れるスパイスになれるよう、フルスロットルで挑みました」と意気込みを語っている。老中首座の堀田正睦を演じる高木渉は、「重要な役職ですが、力み過ぎずどこか人間っぽく表現できたらと思いながら演じました」と言い、彦根藩主、掃部頭で、堀田正睦失脚後、大老に就任する井伊直弼をが演じる津田健次郎は、「実際に現場に入った初日から時代劇、そしてこの作品特有の難しさと面白さを体感出来て、更に気合を入れ直したことを思い出します」とそれぞれふり返っている。「大奥」Season2は毎週火曜日22時~NHK総合にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月23日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。『大奥』と銘打たれた作品を徳川幕府の将軍とそのパートナーたちの物語だと括ったら、この医療編は特殊な位置づけにあることになる。ここで謎の業病を克服しようと研究を重ねる人々は早逝する御台の五十宮(趙珉和)以外、将軍のパートナーではなく、医療編を通して性愛の描写はほとんどない。一つの成果を追い求める青年たちの日々と、その終焉が中心だ。だが、結末も哀しく読者に苦い読後感を残すこのパートに格別の愛着を持つ原作のファンは多い。そしてこの医療編があって、原作著者・よしながふみが描く男女逆転の大奥という先鋭的な設定の物語は、無二の人間賛歌として輝くのである。※写真はイメージ男子のみが罹る謎の伝染病、赤面疱瘡によって男子の人口が激減した架空の江戸時代。労働力の担い手は女性となり将軍もまた女となった世界、跡取りの確保のために江戸城・大奥に集められたのは男だった。男子の人口減という国難を憂い、八代将軍・吉宗(冨永愛)は腹心の部下である田沼意次(松下奈緒)に赤面疱瘡の撲滅を託し、田沼は平賀源内(鈴木杏)の紹介で長崎から混血の蘭学者・青沼(村雨辰剛)を呼び寄せ、密かに大奥で研究を開始する。病を治療するよりも病に罹らないようにすればより効果的なのではないかと、青沼や源内が気づき始めたその時、田沼と彼らには大奥の権力争いの影が忍び寄っていた。※写真はイメージ原作そしてこのNHKドラマ10『大奥』というドラマを見て、最初は男女逆転の世界観が新鮮で、性別が逆転するだけで様々なことが不条理に感じられるのかと感心する。しかしこの世界に没頭するにつれ、もし自分が社会的に強者の立場になったなら、あるいは逆に弱者として死と隣り合わせに生まれついたなら、どんな生き方をするだろうかと考え込んでしまう。果たして自分は強者であったとき、弱者に対する想像力を持って生きられるだろうか。あるいは「今が良ければそれでいい」「多少の不都合には目を瞑ればいいと」と事なかれ主義に陥らずに生きる責任を果たせるだろうか。この医療編で描かれる人々は、人間としての気高さも、死に向き合う恐怖や迷いも、事なかれの卑劣さも、権力を求める強欲さも、その生き様には男女の違いも身分差もない。権力の周辺で生きる人々の醜さや悲しさがしっかり描かれるからこそ、敬愛する人や仲間からの感謝の言葉だけで、自らの死を受け入れることが出来る青沼の高潔さが私たちの胸に深く響く。金も名誉も求めなかった男がただ一つ、崇拝する女に請うた「いま一度」の言葉。感謝だけあれば命と引き換えに十分だと逆説的に伝わってくる。胸ふるえる名場面だった。※写真はイメージ映像化にあたり、脚本では分かりやすくするために細心の解釈で所々に変更があるが、今回のラスト、土砂降りの中で叫ぶ黒木(玉置玲央)のシーンは、ほぼ原作そのままだった。圧巻の再現度に息をのんだ原作ファンも多いと思う。原作から10年の時を超え、名バイプレーヤー・玉置玲央が全力で演じたこの場面は、強者つまり失わない人々が、失い続ける弱者の人生への想像力を忘れ、その痛みを見て見ぬふりすることへの絶望と怒りに満ちている。その怒りを、黒木は神仏ではなく生身の人間である江戸城の権力者達にぶつける。そしてフィクションを越え、時代を超え、その言葉は現代に生きる私たちの心に深く突き刺さるのである。※写真はイメージ原作通りといえば、平賀源内が命を落とす原因となった梅毒への感染もまた、原作に沿った。奇しくもここ数年、感染症としての梅毒は増加傾向だという(原作が描かれた2013年より、2022年の梅毒の報告数は9倍近くになっている)。ドラマの中で描かれる梅毒としては、今作の脚本・森下佳子が手がけた、同じくコミックから映像化された『JINー仁』(2009年・TBS系)を記憶している方も多いかと思う。その縁のごとく、青沼が田沼に対して自らの生き方を『仁の道』と表現した言葉には胸が熱くなった。気がふれてしまっては自分ではないと泣いて訴えた源内が、黒木の見舞いに最後まで饒舌に希望を語り、更に盲目ゆえに黒木の優しい嘘を見抜けなかったのは、ささやかな、この悲しいエピソードの中で本当にささやかな救いだと思う。そして物語の救いのなさと対照的に、江戸城に巣食う権力者・一橋治済(仲間由紀恵)は、震えるほどに美しい。優雅な所作、無垢を装った怪訝そうな表情、そして「将軍になるのは私ではないのよ」と甘い声で微笑む姿は、吉宗を演じた冨永愛と同じく、この役が彼女のキャリアを更に高みに押し上げるだろうと確信に足るものだ。一度は花が咲きかけた、赤面疱瘡撲滅の希望はついえてしまった。しかしタンポポの種のように、知識と経験は小さな希望となって大奥の外に飛び立った。これから何処にそれはたどり着き、どんなふうに芽吹くだろうか。※写真はイメージドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年10月20日NHKでは、ドラマ「大奥」Season2が放送中。この度、医療編後編の放送を前に、前編の一挙放送が決定した。本作は、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いた、よしながふみの「大奥」の実写化シリーズ最新作。この秋からは、吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが赤面疱瘡撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を放送中。“医療編”には、鈴木杏、玉置玲央、村雨辰剛、岡本圭人、蓮佛美沙子、松下奈緒、仲間由紀恵らが出演している。10月24日(火)からは、医療編・後編(第14回~)がスタートする本作。そこで今回、10月22日(日)に前編となる第11~13回を一挙に放送する。SNSでは、「まだ観てない人はぜっっっったい観た方がいい!」「見損ねた方!録画し忘れた方!まだ間に合う~」「シーズン1を見てなくてもちゃんと分かるようになってますよおすすめ!」とコメントも寄せられており、見逃してしまった人必見の放送だ。第14回あらすじ家光以来の男将軍として就任した家斉(中村蒼)。しかし、実権は母・治済(仲間由紀恵)に握られ、政治に口を出すことは許されなかった。そんな中、秘密裏に赤面疱瘡の研究を再開させ、男子が活躍できる世を復活させようと考え始め、過去の人痘開発に尽力した者たちを探し始める。一方、家斉の正室の御台(蓮佛美沙子)は、子どもたちの不審死が立て続くようになり、周囲に不信感を募らせていく…。「大奥」Season2 第11~13回は10月22日(日)午前0時5分~一挙放送(土曜深夜)。「大奥」Season2は毎週火曜日22時~NHK総合にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月18日株のトラ組織委員会・未来金融研究部が主催する学生の金融リテラシーを上げるイベント【株トラ カップ ~Season 3~】が、文部科学省をはじめ自治体・企業の後援を受け開催することが決定いたしました。株トラ カップでは、実践的な体験を通して社会・経済を知り、自分たちを支えてくれている企業に興味を持ったり、様々な業界や世の中の動きを捉えるようになることで自分の視野を広げていただくことを目的としています。《株トラ カップ 開催の経緯》2022年度から高校で始まった「投資信託」の授業に先駆けて、学生の金融リテラシーを上げたい、学生に金融教育を行う場を提供したいとの思いから、2021年10月~12月に【株トラ カップ ~Season 1~】、2022年10月~12月に【株トラ カップ ~Season 2~】を開催いたしました。《株トラ カップ ~Season 3~ 開催概要》イベント名:株トラ カップ ~Season 3~主催 :株のトラ組織委員会( )未来金融研究部( )後援 :文部科学省愛知県名古屋市名古屋市教育委員会中日新聞社愛知県教育委員会(申請中)サポーター:一途株式会社( )■【株トラ カップ ~Season 3~】開催スケジュール(予定)東海ブロック大会 2023年12月1日~2024年1月31日関西ブロック大会 2024年2月1日~2024年3月31日九州ブロック大会 2024年5月1日~2024年6月30日関東ブロック大会 2024年7月1日~2024年8月31日全国大会 2024年10月1日~2024年12月31日エントリー受付中 エントリーぺージ※一度エントリーすれば全ての大会に参加可能です。※各地方ブロック大会は予選ではありませんので、途中参加や全国大会のみの参加も可能です。■地方ブロック大会入賞者特典[大学個人戦]1位 :5万円2位 :3万円3位 :2万円特別賞:1万円(最大2名)[団体戦]1位:3万円2位:2万円3位:1万円[中・高個人戦]1位 :図書カード 1万円2位 :図書カード 5千円3位 :図書カード 3千円特別賞:図書カード 1千円(最大2名)※全国大会の入賞者特典は後日発表いたします。■参加資格・中・高・大学生(12歳~24歳)※大会入賞者は本人確認のため学生証と身分証をご提示いただきます。※大学院生も可。休学中も可。■大会ルール・投資資金や株数は関係なく実際の株価を使って仮想で売買のシミュレーションを行い、その収益率で競います。・地方ブロック大会は、各ブロックにどんな優良企業があるかの理解を深めてもらうため、該当ブロックに本社を置く企業で収益率がプラスになると1.3倍の株価で計算されます。・月に異なる4銘柄の売買を行っていただきます。・参加費は無料。自己資金も不要。通信費は自己負担となります。詳しくはこちら 大会ルール《株トラ カップ ~Season 2~ 表彰式典の様子(2023年3月24日 ナゴヤイノベーターズガレージ)》愛知県・名古屋市ご来賓との記念写真大会入賞者(大学生)大会入賞者(中・高校生)委員会代表スピーチ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月17日皆さんは、子どもの言動にショックを受けたことはありますか?今回は「お弁当が大好きな娘の行動」を紹介します!イラスト:高橋まいお弁当が大好きな娘主人公の娘の幼稚園では、給食の日とお弁当の日があります。娘はお弁当の日を楽しみにしていて「ママのお弁当大好きー♡」と嬉しい言葉を言ってくれていました。お弁当のおかずも一緒に買いに行き、楽しそうにしている娘。しかし、お弁当の日に幼稚園に迎えに行くと、主人公は新しくきた先生に声をかけられて…。新しい先生から驚愕の一言出典:Grapps先生から「お子さんがお弁当がまずいと言って半分くらい残しちゃったんです」と言われました。主人公は、娘はお弁当が好きだと思っていたため、驚いて言葉を失います。ベテラン先生は「かわいいおかずで新しい先生の気を引きたかったんじゃないの?」とフォローしてくれましたが…。子どもと先生のどちらを信じたらいいか悩んでしまった主人公でした。お弁当を残す娘お弁当を楽しみにしていたはずの娘。「まずい」と残したことを知ってショックを受けた主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年10月15日今年4月に放送をスタートすると同時に大きな反響を呼んでいるWOWOWの大型ドラマシリーズ、『連続ドラマW フィクサー』が、ついにSeason3に突入した。政治や経済、報道など、私たちをとりまく社会には「本当は報道されていない“裏の物語”があるのでは?」なんてことを思ったことはないだろうか。本作が描くのは、そんな社会の裏側で暗躍し、駆け引きを繰り広げる者たちの物語。政界や事件の裏で暗躍するフィクサー=設楽拳一(唐沢寿明)を主人公に、先の読めないドラマと人間の“むき出し”の姿が描き出される。ついに幕を開けたSeason3では、前2シーズンを上回る衝撃のストーリーが展開する。大手建設会社・浜潮建設の社長令嬢が誘拐される事件が発生し、拳一が事件解決のために暗躍するのだ。令嬢を誘拐した犯人の要求は、開発が進められている東京湾の埋め立て計画を中止すること。このエリアの埋め立て事業には1兆円という巨額の費用が投じられており、建設予定の統合型リゾートの生み出す経済効果は莫大なものになる。与党議員たち、そして都議会のドン、黒羽真二郎(石坂浩二)もこの事業と遠からぬ場所にいるようだ。同じ頃、前シーズンで冤罪事件に巻き込まれながらも拳一の助けによって自由を勝ち取った元新聞記者の渡辺達哉(町田啓太)が、拳一のささやきによって東京都知事選に立候補することに。しかし、実績もコネクションもない彼は選挙戦では劣勢だ。誘拐事件の進展も、達哉の選挙戦の勝機も見えない中、拳一は誘拐犯との交渉役を買って出る。彼には人質の解放と、達哉の当選を同時に狙う“秘策”があるようだ。そんな幕開けとなった第1話に続き、本日放送の第2話ではさらに驚きの展開が。浜潮建設の社長側近である大貫(古田新太)が交渉役の拳一に不信感を募らせる中、拳一が“秘策”を吐露したことにより、都知事候補である達哉がありえない行動を取るのだ。同時に展開する誘拐事件と都知事選。拳一はなぜ、その両方に関わっていくのか?単に自分が権力をつかむためなのか?それとも何か別の意図があるのか?そして“秘策”の行方とは……。すべてが複雑に絡み合いながら、クライマックスへと迫っていくフィクサーの物語。起承転結の“承”(=発展・深化する段階)に当たる第2話は決して見逃せない。Season3の第1話は、WOWOWオンデマンドでは11月13日(月) まで無料で配信中。拳一が総理の自動車事故の謎を解き明かすSeason1の全5話、達哉の冤罪事件をめぐる法廷バトルが展開するSeason2の全5話、さらにSeason3の第1話から第4話はWOWOWオンデマンドで配信中だ。<作品情報>WOWOW『連続ドラマW フィクサー Season3』放送:毎週日曜午後10:00[第1話無料放送]【WOWOWプライム】【WOWOW4K】配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信 [無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】・Season1:全話配信中(全5話)・Season2:全話配信中(全5話)・Season3:第1話~第4話配信中(全5話)■出演唐沢寿明町田啓太、小泉孝太郎、要潤、徳重聡、大友花恋、加藤雅也、斉藤由貴石坂浩二(特別出演)/白洲迅、大倉孝二、高島礼子、古田新太、内田有紀、小林薫脚本:井上由美子企画・プロデュース:青木泰憲監督:西浦正記、池澤辰也音楽:得田真裕プロデューサー:村松亜樹、髙田良平、黒沢淳制作協力:リオネス■『連続ドラマW フィクサー Season3』今回の見どころは誘拐事件と都知事選!(PR)■『連続ドラマW フィクサー Season3』フィクサーを“操る男”、西浦正記監督インタビュー(PR)
2023年10月15日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。伝説のようにカリスマを持ち合わせた人物も、30年程度の経過でその実像がぶれてくる。ましてや100年近く経てば体制が作られた当時の社会情勢や、その時の切迫感も否応なく失われていく。それでも生身の人の喜怒哀楽は、螺旋のように似たものを繰り返していく。※写真はイメージ名将軍・吉宗を慕う孫の代は、既に名君の本質を捉えていない。そして将軍の夫として京から来た皇族の青年は、妻との間に子を得られない寂しさを学問や仲間たちとの友情で癒やす。同じように、かつて京から来て僧から還俗(げんぞく)し、将軍の夫として生きた哀しい青年のように。絶妙な配役、映像化にあたって編集しながらも原作の本質をとらえた脚本、NHKならではの豪華な美術といった魅力でSeason1から大好評のNHKドラマ10『大奥 Season2』(火曜22時)。男子ばかりが罹患する架空の伝染病・赤面疱瘡で、男女の人口比が崩れた江戸時代。労働を担うのは女性となり、一国の主の将軍もまた女が務め、世継ぎを作るために大奥に集められるのは男子であった。名君と謳われた八代将軍吉宗(冨永愛)は、赤面疱瘡の撲滅を願い、蘭学の研究を始めるよう側用人の田沼意次(松下奈緒)に命ずる。田沼がその為に呼び寄せたのは、旧知の本草学者・平賀源内(鈴木杏)と、長崎で蘭学を学んだ混血の青年・青沼(村雨辰剛)だった。※写真はイメージ赤面疱瘡の研究が更に深まる2話は、学問への真剣さが生み出す楽園のような展開だった。将軍家治(高田夏帆)と御台所・五十宮(趙珉和)からの支援を受け、当初閑古鳥だった青沼の蘭学教室は軌道に乗る。生真面目な御右筆助の黒木(玉置玲央)、やんちゃで陽気な伊兵衛(岡本圭人)、お人好しで優しい僖助(新名基浩)といった面々に、源内そして五十宮を加えた教室は身分も才能の有無も、分け隔てのない空間だ。そこに飛び交う言葉は青沼の長崎弁であり、源内の江戸言葉であり、そして五十宮の京ことばであり、真にボーダーレスな集団であることをよく表している。原作の紙面でぼんやりと受け取っていたことを音で改めて実感できるのは、映像化ならではだと思う。だが続くかにみえたその楽園は、五十宮の病死という悲しみを経ることになる。蘭学の教室を守るために病気を隠し続けた五十宮は、将軍の夫として抱え続けた寂しさを学問と仲間たちが埋めてくれたと青沼に礼を述べる。※写真はイメージその姿は、万里小路有功(福士蒼汰)が家光(堀田真由)との愛に苦しみ抜きながらも、総取締として大奥への献身や、春日局(斉藤由貴)の看病で自らの存在意義を見いだしていった姿と重なる。そして自らは子をなせなかったと語る五十宮は、その寂しさゆえに先々まで―いずれ赤面疱瘡を防ぐ人痘接種が完成するまで、間接的に蘭学研究を守り、後の世に大きな財産を残すのである。そして2話では、名君・吉宗の流れを受け継ぐ三人の女が揃う。一人は生前の吉宗の姿を心に刻み、その政治の志を継ぐ田沼意次。鷹揚だが闘争心の薄い女を松下奈緒が上品に演じている。一人は孫として吉宗の正義感や清冽さに憧れる松平定信(安達祐実)。潔癖な優等生を安達祐実が張りつめた糸のような緊張感で演じる。そしてもう一人、同じく吉宗の孫であり、人心を操るモンスター、一橋治済(仲間由紀恵)。優しく語り口も穏やかだが、のっぺりとして見ている者をどこか不安にさせる美しい女を、仲間由紀恵が緻密に演じる。※写真はイメージ根回しに長け政策の実行能力も高い田沼だが、その理性と高い能力ゆえに、理由のない悪意を見抜くことが出来ない。正義感も理想も高い松平定信は、その高さに反比例して視野が狭く、清濁あわせもった判断が出来ない。そして人の悪意や弱みを増幅して味方に引き込む一橋治済の恐ろしい能力、理想も信念もなく、ただ自分の権力を増大させることを目的にした策略が、二人に忍び寄ろうとしている。この三人のもつれ合う運命を、いずれも主演級かつ実力派の女優達が華やかな火花とともに演じる場面はさすがの見応えであり、まさに眼福だった。よしながふみの『大奥』という大作を通して見ても、平賀源内というキャラクターの魅力は際立っているし、その源内に降りかかる運命もまた作中屈指の過酷さである。※写真はイメージその残酷さゆえにドラマは原作通りに描けるだろうかと、ある意味マイルドになっていたらそれはそれでいいのかもしれないと思っていたが、2話のラストを見るかぎり原作通りのようだ。作り手の覚悟に大きな拍手を送りたい。そしてその覚悟に応えるべく、私たちもこのドラマの行方をしっかり目に焼き付けようと思う。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年10月12日毎学期終わりに、先生から児童へのフィードバックがあるのですが…娘が先生に言われたことは…「どうして勉強を理解できているのに挙手して発言しないのですか?」だったそうです。 子どものころは、ひどく恥ずかしがり屋だった私は、挙手・発言しない児童でした。答えがわかっていても、あのしーんとした雰囲気の中、起立して発言することは、当時の私にはとてもハードルが高かったです。わが子たちの小学校の方針なのか、児童の発言へ声掛けする様子を参観日に見て、「とってもいいな~」と思いました。…けど、普段いい声掛けのイメージが強すぎるばかりに、間違えた時やマイナーな考え方を言った時の反応とのギャップが辛くなりがちなようで…難しいですね。
2023年10月10日不倫が家族にバレたあと、恐ろしい制裁が下されることも少なくありません。不倫男性のもとには、家族からの制裁が書かれたLINEが届く場合もあるようです。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫男性が後悔した「家族からのLINE」を4つご紹介します。「不倫相手のご実家にも連絡を取りました」「過去に職場の後輩との不倫がバレて離婚に至りました。かなりのドロ沼になり、当時の妻から『不倫相手のご実家にも連絡を取りました。このまま穏便に済むと思わないでくださいね』とにっこり笑った絵文字のついたLINEが届いたときには、人生終わった……と思いましたね。結局、不倫相手の母親も当時の妻に謝罪をして『不倫をするような娘に育てた覚えはない!いますぐに会社を辞めて実家に戻ってきなさい!』となったようで、僕は離婚、不倫相手は憧れだった東京生活を断念して田舎に帰りました。あの頃は毎日が地獄のようで、不倫をした自分を後悔するしかなかったです。今振り返っても、とても嫌な思い出です」(45歳男性/製造業)不倫は、当事者すべての人の人生を破壊するほどの強力な行為です。後悔しても仕切れないほど、人生が狂う場合もあるでしょう。娘たちが父親をブロック「不倫を妻に知られて、離婚をするか夫婦関係を修復するか…という瀬戸際で別居をしていたときに、妻から『娘たちはあなたのことをブロックしてるからメッセージを送っても無駄』とLINEが届きました。僕はできれば夫婦関係を修復したかったのですが、そのLINEを見た瞬間に『もうダメだな』って悟りましたね。娘たちは母親を裏切った僕を許す気はまったくないらしく、離婚をして3年以上経った今でも音信不通。僕から連絡をしても一切、応じてもらえません。不倫さえしなければこんなことにはならなかったのに……」(38歳男性/経営)不倫をした親を「けがらわしい」と思う人は少なくないでしょう。いつか許してくれるはず、と期待してもそう甘くはないはずです。「結婚式には呼べない」「もう10年以上前に、僕の不倫が原因で妻と離婚。しかし妻に引き取られた一人息子とは、定期的に連絡をとる関係が続いていました。その息子が結婚をすると連絡があって、僕も当然、結婚式に呼ばれると思っていたんです。けれど息子からは『養育費を払ってくれたことは感謝しているけれど、父さんを結婚式には呼べない。僕は母さんのほうが大事だから』ってはっきりとLINEで拒絶をされてしまって、ショックでした……。時間が経っても不倫をしていた過去は許されるものではないし、元妻や子どもを、それだけ深く傷つけてしまったんだなと改めて感じました」(55歳男性/専門職)母親を裏切った父親を、一生許さないと決めている子ども珍しくないでしょう。不倫は家族に癒えることのない深い傷を追わせる行為です。「おじいちゃんは死んだことに…」「8年前に不倫が原因で離婚をしました。娘ももう大きくなっていたので、妻と話し合った末に離婚をしましたが、娘とは会うことはなくても、たまにLINEでやりとりをする関係でした。その後、娘が授かり婚をすることになって、孫の誕生を楽しみにしていたところ、出産直前になった娘から『孫には会わせないし、おじいちゃんは死んだことにするから』とLINEが……。まさかそんなことを言われるとは思っていなかったので、かなり悲しかったです。それ以来、娘からもほとんど連絡がこなくなり、孫にも会えずに僕は孤独な毎日を送っています。いつか娘が許してくれたら孫に会ってみたいですけど、そんな日が来るのかはまったくわかりません……」(54歳男性/エンターテインメント)不倫の末に孤独な人生を歩む人もいます。家族から縁を切られても、自業自得としか言えないでしょう。不倫をした過去は、時間が経ったからといって許されるわけではありません。夫の不倫によって傷つけられた家族は、その後も一生、心に傷が残ります。不倫をした過去の愚かさに後から気づいても、「後悔先に立たず」なのです……。©polkadot/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月09日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。NHKドラマ10『大奥』の原作、よしながふみのコミックにおいて医療編が始まる単行本(八巻)が刊行されたのは2012年。その年、日本では東日本大震災の傷跡がまだ生々しく、一方ロンドンでオリンピックが開催されて開会式では女王がスパイとともに空を飛ぶ映像が流れ、年末には第二次安倍内閣が成立している。深い傷跡と未来からぼんやりと差し込む光。それらの境界線にあったようなその年、世界を覆いつくす疫病の影はまだどこにもなかった。どこまでも架空の出来事として、自分含め読者は原作に出てくる業病『赤面疱瘡』のことを捉えていた。それから十年も待たず、私たちは優れた作家の筆がまるで予言のように薬のない疫病と人々の混乱を正確に描き出していたと知ることになる。※写真はイメージ江戸時代、三代将軍家光の時代。男子のみが罹患する伝染病により、男子の人口が女子の四分の一にまで減ったこの国で労働と政治の担い手は女性となった。将軍もまた女性が務める中で、女将軍が跡継ぎを生むための大奥は男ばかりが集められるようになるが、男女が逆転したとしても、いや逆転しているからこそ、そこには悲哀が満ちているのだった。シーズン1で、原作のエッセンスを余すことなく表現した緻密な脚本と、圧倒的な映像美、俳優陣の熱演で好評を博したNHKドラマ10『大奥』。シーズン2は八代将軍吉宗(冨永愛)の死からおよそ20年、いわゆる田沼時代と呼ばれる時代から始まる。吉宗から赤面疱瘡の撲滅を託された将軍の側用人・田沼意次(松下奈緒)は、大奥での医学研究のために平賀源内(鈴木杏)に命じて長崎・出島で蘭学者を探させる。源内がこれと見込んで連れてきたのは、長崎で外国人と遊女の間に生まれた金髪碧眼の吾作(村雨辰剛)という名の青年だった。その容姿で差別を受け続け、苦難の多い半生にもかかわらず、吾作は「人の役に立ちたい」と大奥に入り、新たに『青沼』という名で蘭学の講義を始める。※写真はイメージ医療編と呼ばれるこのパートは、男女逆転の大奥の物語の中でもやや異質な光を放っている。ここで描き出されるのは、男女の役割が逆転した世界ではなく、男女の役割の境界線そのものがない世界である。いや、武家の身分を捨てた平賀源内が連れてきた金髪碧眼の青沼の講義に、御半下から将軍、御台所まで集う。性別だけではなく人種・身分の境界線も越えようとする、それは小さなユートピアである。医療編の要ともいうべき、女でありながら男装し、せわしくなく喋り、美女に目がない陽気な平賀源内を鈴木杏が演じる。源内はよしながふみ作品の魅力を凝縮したような、原作でも屈指の人気キャラである。果たして誰が演じられるのか、演じるとしたら男女どちらになるのかとファンの気をもませた妖精のような人物を、鈴木杏は見事に体現した。会話に常に被せ気味の早口と、好奇心溢れる身振りがたまらなくチャーミングだ。そして、鈴木杏が同じくNHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(2021年)で演じた研究者・木嶋みのりと同じように、その目の奥には揺るがぬ知性と反骨が息づいている。源内に連れられて大奥に参じる蘭学者を演じるのは、2021年度放送のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で進駐軍の将校を好演した村雨辰剛。2022年放送のNHKドラマ『わげもん ~長崎通訳異聞~』にも出演し、今やNHK作品の外国人役として地歩を固めつつある村雨だが、やはり純粋で透明感のある青年を演じると一際輝く。二人を軸に、松下奈緒、玉置玲央、趙珉和といった実力派が脇を固める。※写真はイメージさらに原作でもファンを震撼させた一橋治済を演じる仲間由紀恵の存在感は、初回はわずかな出演ながら格別のものがあった。ドラマで、原作にない部分で一つ印象に残った部分がある。それは、源内と青沼がそれぞれ共鳴しあう「他者にありがとうと言われたくて生きている」という二人の動機である。このくだりは原作ではずっと後に源内の言葉として出てくるが、ドラマでは医療編の冒頭で二人の願いとして語られる。さらに御半下の風熱(インフルエンザ)を看護する黒木と青沼との会話でも、他人に感謝されたいという願いは浅ましいのかという問いかけが描かれる。シーズン1で繰り返し描かれたのは、尊厳を剥ぎ取られるような境遇にありながらも、人が懸命に生きる姿の崇高さだった。シーズン2の医療編では、人を獣ではなく人たらしめるもの、人間の利他や博愛について、更にクローズアップして描かれるのだろう。再び観る者の心を揺さぶる二ヶ月あまりが始まる。じっくりと腰を据えて向き合いたい。SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。
2023年10月06日母と担任の先生・橘の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の浮気は5年前から続いていて、妹・咲の父親は橘であることがわかりました。母を問いただすと、両親にはたくさんの秘密があることが発覚! すみれさんは、父も浮気していたこと、そして自分は父と浮気相手の子どもだったという事実を知りました。その後、父と母、橘と妻はそれぞれ離婚。母と橘は、多額の慰謝料を背負い再婚しました。しかし待ち受けていたのは、これまで見えていなかった現実……。保護者との不倫が学校にバレ、橘は職を失いました。その上、ギャンブル依存の浪費癖が発覚。慰謝料の支払いもあるため、生活はギリギリです。負けるたびにイライラし、ものに当たって暴言を吐く橘に、咲が懐くことはもちろんありません。 母がギャンブルをやめるように言っても、橘は逆ギレするだけ。これまで見えていなかった現実が重くのしかかるのでした。 不倫したのは私のはずが… 買い物に出かけた母が聞いたのは、「同じ学校の教員と不倫をしている」という橘の噂話。本来であれば橘に問いただすような嫌な噂話ですが、母は自分と橘が噂になっていないことに安心し、聞き流したのでした。 噂話はあまり気分の良いものではありません。人の噂とは怖いもので、瞬く間に広まったり、事実無根の脚色が加わったりし、自分の知らないところで大きくなっています。 広めることは言語道断。本当のことを知りたいときは、本人に聞くのが一番ですね。>>次の話著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年10月02日『連続ドラマW フィクサー Season3』が、10月8日(日) よりWOWOWで放送・配信される。このたび、第1話でSeason3の主要キャラクターが一堂に会するパーティで登場する設楽拳一(唐沢寿明)と渡辺達哉(町田啓太)のタキシードショットが公開された。本作は、脚本家・井上由美子が“フィクサー”を題材に描くノンストップサスペンス。Season3では、唐沢寿明扮するフィクサー・拳一が“誘拐事件×都知事選”をテーマに暗躍する。唐沢、町田のほかに、小泉孝太郎、要潤、斉藤由貴、内田有紀、小林薫、石坂浩二、加藤雅也、古田新太、高島礼子、徳重聡、白洲迅、大友花恋、大倉孝二といったキャストが名を連ねている。本作冒頭で華やかに催されるのは、政界の錚々たる面々が出席する“都議会のドン”黒羽真二郎(石坂)の政界40周年を祝う記念パーティ。黒羽は都知事選の下馬評では、民自党推薦の候補・川本(徳重)のバックにつくと噂されていたが、パーティで元保育士の都議・四方田(高島)を推すことを突然宣言する。政界の権威による鶴の一声に一同は驚きの声を漏らさずにはいられなかった。そんな中、招かれざる客としてパーティに登場するのは拳一と達哉。黒羽は拳一を“闇のフィクサー・本郷吾一(西田敏行)の最期に立ち会った男”として記憶の片隅で認識。拳一は、開口一番で“冤罪を晴らした不屈の男”達哉の都知事選出馬を宣言し、この牽制に一同は驚愕、そして黒羽は嫌悪感をあらわにする。幕開けから番狂わせの連続となり、嵐を予感させるが、時を同じくして、世間の話題の的となるのは、大手ゼネコン企業の社長令嬢の誘拐事件。彼の奇抜な発想が難事件の解決に導くことを期待され、拳一が犯人との交渉役に抜擢される――。Season3の第1話は、本日10月2日(月) よりWOWOWオンデマンドで期間限定無料配信されている。<番組情報>『連続ドラマW フィクサー』放送:毎週日曜午後10:00[第1話無料放送]【WOWOWプライム】【WOWOW4K】配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信 [無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】・Season1:全話配信中(全5話)・Season2:全話配信中(全5話)・Season3:10月8日(日) スタート(全5話)Season3 特設サイト:
2023年10月02日なんで娘が書いたってわかったんですか……? インスタグラムで人気のツムママさんが描くマンガ「犯人にされた私」にて、証拠もないのに犯人と決めつける塾の先生に読者から怒りの声が多数寄せられています。その中でも今回は共感性が高いコメントをご紹介します!<「犯人にされた私」あらすじ>「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さん。ある日、塾でテストを受けていると、成績トップの良子ちゃんが突然泣き出してしまうというトラブルが発生! 先生が良子ちゃんと2人になり話を聞くと、良子ちゃんの机に誰かが悪口を書いた手紙を入れたということでした。 教室に入ると、いきなり犯人と決めつけられて…手紙に使われていたメモ帳と同じ物をつむ田さんが持っていたことで、先生から「お前が犯人だ」と目の敵にされてしまったつむ田さん。 つむ田さんは「犯人は私じゃありません」と泣きながら否定をするのですが、先生は最後まで信じてくれません。 そして、先生はお母さんに電話。翌日、先生とつむ田さんのお母さんは2人で面談をすることになり……。 お母さんが部屋に入ると、良子ちゃんの机に入れられていたメモ帳を机に置いた先生。 「こちらが娘さんが良子に書いたいじめのメモです。お母さんから本人によく反省するように言っておいてください」とお母さんの話も聞かずに、つむ田さんが犯人と決めつけて説明する先生。 「なんで娘が書いたって分かったんですか?本人はやってないと先生に伝えたと言ってましたけど」とお母さんが伝えると、 先生は「あーれー?もしかして、娘さんはあのことは話してないのかなぁ?」とわざと含みを持たせるような嫌な口調で返してきます。 あのことって何!?さらに、先生は自信満々に嫌味な口調で続けます……。 「このメモ帳は娘さんしか持っていなくてですね。大変残念ですけど、娘さんが犯人で間違いないかと」大した証拠でもないのに、決めつける先生の言い分にお母さんの顔はひきつります。 「メモは机の中に入っていたんですよね?ほかのクラスのお子さんの鞄は確認したんですか?」というお母さんの正論をさえぎり、先生は「これは僕も後から気づいたんですけどぉー」と話を続け……。 「娘さんの字を定規で書くとちょうどこんな感じになりそうじゃないですか?」と先生は「ろ」の文字について指摘します。 「それは無理がありませんか?」お母さんが否定しても、「えーそうかな?こんな感じの字を書く時もありますけどね」決めつけて、先生はお母さんの意見を聞き入れようとしませんでした。 このような勝手に生徒を犯人と決めつける先生の言動に、読者からさまざまな意見が寄せられました。 警察呼んでもらえますか?●ハァッ、何人か同じメモ帳持ってる子いるって聞いてるやん。あくまで、犯人にしたいって、意図がみえるんやけど、何故そうするのかが、解らん。まぁ、この先生事態やな奴だって事に変わり無いけど。 ●そんなに娘を犯人にしたいなら警察呼んで指紋とってもらえますか? ●次から誰か第三者同伴かドア開けっ放しで話した方が良いですね。人目と中立の意見が無いとどんどんおかしくなりますよこの先生。 「同じメモ帳を持っていたから」「定規で書くとこんな文字になる」という先生がつむ田さんを犯人と示す理由には、多数の生徒が当てはまるため証拠にならないのではないでしょうか。それなのに、なぜこんなに自信満々に決めつけられるのでしょう。 先生と2人では話にならないと感じる人が多いようで「第三者に立ち会ってもらった方が良い」などのアドバイスもありました。 違う塾に行った方がいい!●塾講師だって、実際の所は雇われサラリーマン。こう言う場合はグループのトップにクレーム入れたら良い。塾は評判を気にするから、取りあえずは対応してくれる。塾ったって良い講師ばかりが揃っているわけでは無い。塾を変えても良いと思うけどね?(後略) ●めちゃくちゃ、決めつけて物事言っている時点でこの先生嫌。違う塾に行った方が良い。 子どもはやっていないと言い、先生の言い分も納得出来ないもの。お金を払って子どもが嫌な思いをするなんて耐えられませんね……。新しい塾を探すのも大変ですが、他の先生などに相談しても解決しない場合は、他の塾にうつることも考えてもいいのではないでしょうか。 つむ田さんの濡れ衣は晴れるのか!?『犯人にされた私』ベビーカレンダーでは、完結しています。一気読みすることができるので、ぜひ皆さんのご意見も聞かせてくださいね!
2023年09月28日娘と2人で生活している主人公。幼稚園のお弁当は毎日、食が細い娘が少しでも食べられるようおいしそうな見た目を意識して作っていました。そんなある日、幼稚園の先生から「ちゃんとしたお弁当は作らないで」とクレームが入り…。食が細い娘のためにおいしそうなお弁当を毎日作っている主人公。しかしある日、幼稚園の先生に呼び止められて…。≪HPはこちら≫娘とふたり暮らしの主人公出典:モナ・リザの戯言お弁当は主人公の手作り!出典:モナ・リザの戯言娘の友達は…出典:モナ・リザの戯言それから数日後出典:モナ・リザの戯言先生からまさかの言葉出典:モナ・リザの戯言唖然とする主人公出典:モナ・リザの戯言娘のために…出典:モナ・リザの戯言聞いていられない!出典:モナ・リザの戯言インターホンが…出典:モナ・リザの戯言そこにはママ友たち出典:モナ・リザの戯言幼稚園で主人公が作ったお弁当を広げた娘は、友達に褒められて嬉しそうです。そんな友達は親が作ってくれないようでお弁当を持ってきていません。数日後、幼稚園の先生に呼び止められた主人公は「家事が苦手な親もいて迷惑だからちゃんとしたお弁当は作らないで」と言われ、衝撃を受けます。翌朝、あまりにも理不尽なクレームに従うことなくお弁当を作ろうとすると、家のインターホンが鳴りました。玄関を開けると、ママ友たちがイヤミを言いながら立っていました…。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2023年09月27日皆さんは浮気をされた経験はありますか?今回は「娘の先生と浮気をしていた夫のエピソード」とその感想を紹介します。エピソード:ひより(@sareduma.hiyori)漫画:Sumi<<HPはこちら!>>夫の浮気相手は…ある日、夫の不審な行動を怪しんでスマホを見てみることにした主人公。そこで、夫が浮気をしていることが判明します。証拠を集めるため、浮気相手の電話番号を自分のスマホに登録しようとしました。すると、番号はすでに登録されていて…。その女性が娘の幼稚園の先生だったと知り、主人公は唖然としてしまいます。そのことを両親に報告すると…。両家で話し合いに…出典:Coordisnap両親はショックを受け、後日両家で話し合いをすることになりました。「娘を幸せにするって言ったよな?」と父が激怒し、夫はみんなから責められます。そして話し合いは終了し、しばらくの間夫と別居をすることに決めた主人公。しかし、事態はそうスムーズには進まないのでした…。読者の感想幼稚園の先生と浮気をするなんて、軽率すぎて呆れてしまいました。両親が激怒してくれて、別居することになってよかったです。(29歳/パート)浮気した夫もよくないですが、幼稚園に通う子どもがかわいそうだと思いました。こんな幼稚園の先生には、子どもに触れてほしくないと自分なら思ってしまいます。(40歳/主婦)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年09月26日節約ばかりの結婚生活に疲れていた朝美さん(仮名)は、SNSで出会った年上の男性と不倫関係に。お金に余裕のある不倫相手と、贅沢なデートを楽しんでいました。しかし、思わぬことがきっかけで、夫に密会を知られてしまったそう。不倫によって身を滅ぼしてしまった30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。夫から不倫の証拠を突きつけられて…「ある日、家に帰ってきた夫がものすごく怖い顔をしながら『これを見ろ』と書類を渡してきました。するとそこには、私が不倫相手とデートをしている証拠が何枚もあって…。夫から『この男性の娘さんからコンタクトがあり、君が不倫をしていることを知った』と言われました」離婚して独身になっていた年上の不倫相手には、実は近くに暮らす娘がいたとのこと。最近になって父親の様子がおかしいと感じた娘は、自身で父親の身辺を調査したあとに探偵に依頼し、不倫の確固たる証拠を集めてから朝美さんの夫に連絡をしてきたそうです。「彼に娘さんがいることも、娘さんが私たちの関係をよく思わないことも、私は微塵も考えていませんでした…。その場で夫から『君が不倫をする女性だとは思わなかった。離婚したい』と言われて、頭が真っ白になりました」不倫相手の男性と音信不通に「私は当初、“不倫相手の彼はお金持ちだから、私が夫と離婚をすると言ったら面倒を見てくれるんじゃないか”と期待していた部分もありました。でも、夫から離婚を突きつけられてからは、彼に何度連絡をしても電話に出てくれず、メールもLINEも無視され続けてしまって…。彼とは別れ話もないまま、いきなり音信不通になってしまったんです」夫から「きちんと慰謝料を払ってくれないなら、調停も裁判も辞さない」と伝えられていた朝美さんは、逃げても無駄だと観念し、請求額通りの慰謝料を支払って離婚をしたとのこと。しかし、もともと貯蓄のなかった朝美さんは、慰謝料の支払いのために借金をしたそうです。「節約ばかりの結婚生活に嫌気がさして不倫を始めたのに、最終的には自分の不倫のせいで借金まで作ってしまって…。私はいったい何をしちゃったんだろうという後悔しかありません。不倫をしていた当時の私は、贅沢なデートに浮かれていて現実が見えていませんでした。今は借金を返しながら、狭いアパートでなんとか暮らしていますが、物価も上がっているので生活は以前よりもカツカツです。あのときに戻れるなら、絶対に不倫なんてしません。節約生活が嫌だと思っていたけれど、今となってみれば夫がいて安定した生活を送れていました。目の前にある幸せが見えていなかったと後悔しかありません…」安易な気持ちで不倫に足を踏み入れてしまった結果として、悲劇的な展開を迎えるケースは決して珍しくありません。目の前にある一瞬の娯楽や快楽のせいで大切なものを見失ってしまえば、その代償は大きなものとなっても無理はないでしょう。©Shisu_ka/Adobe Stock ©Kittiphan/Adobe Stock文・並木まき
2023年09月20日皆さんは、パートナーの裏切りに傷ついたことはありますか?今回は「娘の先生の妻と浮気した夫」を紹介します。イラスト:進撃のミカ夫の日記帳で浮気発覚主人公の夫が出張で不在にしていたときのことです。娘の担任の先生が家にやってくると「ご主人は浮気していますよ」と、主人公に言いました。そして先生が差し出したのは、主人公の娘が勉強用のノートと間違えて提出したというノート…。なんとそれは、夫が先生の妻との浮気のことを書いていた日記帳でした。日記帳から、夫は家族の約束を破って浮気相手と会っていたことがわかり…。絶対に許せない出典:進撃のミカ娘との約束をやぶってまで浮気をしていた夫に、主人公は怒り心頭。主人公と先生は浮気現場に行って、浮気の証拠写真を撮ることにします。そして主人公は、帰ってきた夫に離婚を突きつけるのでした。浮気の発覚で離婚を決意日記をつけていたがために、先生の妻との浮気が発覚してしまった夫。娘を傷つけた夫を許さず、離れる決断をした主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年09月19日皆さんは子育て中に困った経験はありますか?今回は娘の言葉に振り回されるエピソードを紹介します!単身赴任中の夫娘の言葉に励まされおいしくなさそうな娘子どもは不思議なぜかお弁当を残しそうになりながら食べている娘。美味しいと言われるのは嬉しいですが、いつも残しそうになっていると聞くと複雑な気分ですね…。子どもが自分の言葉で説明できるようになるまで、気長に待ったほうがいいのかもしれません。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年09月16日母と担任の先生・橘の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の浮気は5年前から続いていて、妹・咲の父親は橘先生であることがわかりました。母を問いただすと、両親にはたくさんの秘密があることが発覚! すみれさんは、父も浮気していたこと、そして自分は父と浮気相手の子どもだったという事実を知りました。その後、父と母、橘先生と妻・かすみはそれぞれ離婚。保護者との不貞がバレた橘先生は職を失い、その上ふたりは多額の慰謝料を背負いながらも再婚したのでした。生活を共にするようになった母と橘でしたが、咲は橘に一向になつくことがありません。その上、母が不在時の橘はいつもと違っていて怖いと言うのです。 やさしい面しか見ていなかった母は、咲の言うことが信じられずにいましたが、ついにイライラして暴言を吐く橘の姿を目撃。橘との生活に不安を抱き始めました。 さらに追い打ちをかけるようにやってきたのがお金問題。母は、橘が大金をギャンブルに注ぎ込み、貯金がほぼなくなっていることに気がついたのです。男らしさを感じていたはずだったのに… 橘はギャンブルに負けた苛立ちや仕事のストレスを家庭で発散するようになり、咲はますます怯えてしまいます。 互いに家庭がある身という禁断の関係だったゆえ、燃え上がっていた母と橘……。母の目に映っていた男らしく包容力のある橘は、外向きの顔でした。バケの皮が剥がれるのはあっという間で、ギャンブルがやめられず、浪費癖のある本来の姿があらわになったのでした。 ギャンブル依存から抜け出すのは簡単ではないと聞きます。ましてや仕事のストレスの捌け口になっているのなら尚更でしょう。2つの家庭を壊してまで結婚したふたり……。子どもである咲がつらい思いをしないことを第一に考えてほしいですね。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年09月13日母と担任の先生・橘の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の浮気は5年前から続いていて、妹・咲の父親は橘先生であることがわかりました。母を問いただすと、両親にはたくさんの秘密があることが発覚! すみれさんは、父も浮気していたこと、そして自分は父と浮気相手の子どもだったという事実を知りました。その後、父と母、橘先生と妻・かすみはそれぞれ離婚。保護者との不貞がバレた橘先生は職を失い、その上ふたりは多額の慰謝料を背負いながらも再婚したのでした。この先幸せな未来が待っていると疑いもしない母と橘でしたが、ふたりの子どもである咲は橘になつく様子は一切なく、むしろきらいだと言います。よくよく聞くと、母がいないときの橘はいつもと違うのだとか……。しかし母は咲の話を信じませんでした。 教師を辞めた橘は、再就職先を探さねばなりません。理想を求めてやっと見つけた職場は、こともあろうに準社員という立ち位置。その収入で家族が生活でき、慰謝料が払えるのかと母は不安になるのでした。不倫相手の本性見たり!「娘が言っていたのは本当だった」 荒々しい様子の橘を、初めて目の当たりにした母。少しずつ橘を不審に思う気持ちが募ります。決定打となったのは、通知の記入に出かけたとき。橘の金遣いの荒さとギャンブル依存を知りました。 元妻に慰謝料を払わねばならず、自分たちの子どもにもお金がかかるというのにギャンプルが辞められない橘。家計を支えるために正社員になった母でしたが、このようなお金の使い方をしていては、先行きが不安になるのでした。 ギャンブルにお金を使ってしまい、その勝敗でイライラする姿には、さすがの母も幻滅したはずです。あれだけ親子で暮らしたいと言っていたのに、実際に生活を始めてみてのこの有様……。橘には態度を改めてもらう必要がありますね。 とはいえ、ギャンブル依存症は病気の一種とも言われています。克服するには覚悟が必要です。家族のためにもしっかり自分と向き合い、生活を改めてほしいものですね。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年09月11日皆さんはパートナーの態度に困った経験はありますか? 今回は3歳児に家事をさせる夫のエピソードと、その感想を紹介します!イラスト:モナ・リザの戯言娘にラーメンを作らせようと…主人公は夫と、7歳と3歳の娘と一緒に暮らしています。寝てばかりで家事をしてくれない夫に困っていましたが、娘が家事を手伝ってくれていました。そんなある日、主人公が仕事で留守にしていたとき、夫は3歳の次女にラーメンを作らせようとしたのです。そして次女の調理中に夫は昼寝をし、次女は熱湯をかぶって火傷をしてしまい…。外出先から帰宅した長女が救急車を呼んだおかげで事なきを得ましたが、夫は言い訳ばかりを繰り返し…。怒りが止まらない!出典:モナ・リザの戯言そんな夫に激怒した主人公は、離婚を突きつけて娘とともに新しい生活をスタートさせました。それから20年後、いきなり元夫が主人公と娘たちの前に現れたのです。なんでも夫は再婚相手と離婚して、子どもを引き取ることになったのだとか…。そしてその子どもを主人公に引き取ってほしいと考え、やって来たのです。あまりに非常識なお願いに、主人公は絶句。すると次女が「この痕覚えてる?」と火傷痕を見せて、夫を追い返したのでした。読者の感想3歳の子どもにラーメンを作らせることにも、再婚相手の子どもを元妻に引き取らせようとすることにもびっくりです。あまりにも非常識だと感じました。(30代/女性)娘に傷を残したのに反省もしない夫に驚いてしまいます。激怒した主人公の気持ちが痛いほどわかりました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月10日10月8日(日) よりWOWOWで放送・配信される『連続ドラマW フィクサー Season3』の本ポスターと場面写真、本予告映像が公開された。本作は、脚本家・井上由美子が“フィクサー”を題材に描くノンストップサスペンス。Season3では、唐沢寿明扮するフィクサー・設楽拳一が“誘拐事件×都知事選”をテーマに暗躍する。拳一の“ささやき”で、東京都知事選挙への立候補を決意した元新聞記者の渡辺達哉(町田啓太)。そんな中、大手建設会社社長令嬢が誘拐される事件が発生。犯人との交渉を担うことになった拳一は、達哉の選挙運動と人質解放を両立させる秘策を考え出すが……。共演は、町田、小泉孝太郎、要潤、斉藤由貴、内田有紀、小林薫といった面々に加え、Season3から新たに都議会のドン・黒羽真二郎役の石坂浩二、大手建設会社社長・氏原巧巳役の加藤雅也、同社本部長・大貫英一役の古田新太、都知事選候補の都議・四方田正美役の高島礼子、都知事選候補の政治評論家・川本栄太役の徳重聡、誘拐犯・小岩井俊役の白洲迅、社長令嬢・氏原早紀役の大友花恋、デジタル大臣・加納弘樹役の大倉孝二が登場する。公開された本ポスターは、本作の舞台となる東京の行政機関・都庁がそびえたつ夜をバックに、達哉を都知事選への出馬へと誘い込んだ拳一の悠然とした表情が印象的なビジュアルとなっている。また本予告は、誘拐事件さえも都知事選に利用しようとする拳一、誘拐事件の身代わりとなる達哉、「都知事になるためなら人を殺せるか?」と、感情を剥き出しにする都議会のドン・黒羽といったキャラクターが登場。さらに、拳一の手中にあったSeason1からの伏線となっている密約の音声データを収めたハードディスクが、フリージャーナリストの玲子(内田)の手に渡るシーンも収められている。『連続ドラマW フィクサー Season3』本予告映像<番組情報>『連続ドラマW フィクサー』放送:毎週日曜午後10:00[第1話無料放送]【WOWOWプライム】【WOWOW4K】配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信 [無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】・Season1:全話配信中(全5話)・Season2:全話配信中(全5話)・Season3:10月8日(日) スタート(全5話)Season3 特設サイト:
2023年09月10日母と担任の先生・橘の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の浮気は5年前から続いていて、妹・咲の父親は橘先生であることがわかりました。母を問いただすと、両親にはたくさんの秘密があることが発覚! すみれさんは、父も浮気していたこと、そして自分は父と浮気相手の子どもだったという事実を知りました。その後、父と母は離婚。橘先生も離婚すると決めたものの、妻・かすみさんは納得できません。かすみさんの仕組んだ仕返しによって、橘先生は辞職を余儀なくされた上、慰謝料を支払うことになりました。橘とすみれさんの母は、すみれさんの父への慰謝料とかすみさんへの慰謝料を払わねばなりません。しかし職を失ったばかりの橘には、それだけの金額を支払うことができません。かすみさんに交渉し、分割での支払いをすることになりました。 再婚して早々に借金を負うことになったふたりでしたが、「なんだって乗り越えられる」と疑いもしません……。「育ての父と姉に会いたい」妹がとった行動とは… 毎月慰謝料を支払わねばならないなか、いつまでも再就職しない橘に、すみれさんの母はモヤモヤ……。そればかりか、なかなか橘になつかない咲さんに頭を悩ませます。 血は繋がっていても、距離の縮まらない2人。生まれてからずっと会いにきていたと言っても、咲に顔を見られないよう寝静まった後だったので、仕方のないことです。 咲は、橘のことをきらいだとまで言う始末。 これまで父親だと思っていた人と急に引き離され、見知らぬ男性を父親だと言われても、幼い咲さんには受け入れられるわけがありません。我慢の限界を迎えた咲さんは、父と姉に会うために、母の元を飛び出してしまったのでした。 何ごともなく咲さんが保護されて、まずはひと安心ですね。ひとりぼっちで一晩過ごすのはさぞかし心細かったことでしょう。すみれさんはもちろん、咲さんまで傷つけた橘と母。子連れで再婚するのであれば、子どもが不安にならないように細心のケアをする必要がありますね。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年09月07日母と担任の先生・橘の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の浮気は5年前から続いていて、妹・咲の父親は橘先生であることがわかりました。母を問いただすと、両親にはたくさんの秘密があることが発覚! すみれさんは、父も浮気していたこと、そして自分は父と浮気相手の子どもだったという事実を知りました。その後、父と母は離婚。先生も離婚すると決めたものの、妻・かすみさんは応じる気がありません。ついに橘先生はかすみさんの留守中に家を出たのでした。激怒したかすみさんは、校長に夫の不倫を訴えたり噂を流したりし、2人の仲を壊そうとしました。最初は取り合おうとしなかった校長も、ことが大きくなるのを恐れ、橘先生に自主退職を促します。これ以上逃げられないと覚悟した橘先生は、ついに辞職することを決めました。 橘先生の辞職を知って、かすみさんの腹の虫もおさまったようでした。しかし、橘先生とすみれさんの母がした不倫の代償は、これだけでは終わらないのです。W不倫した先生が失ったもの 橘先生のすみれさんへの対応の悪さから、慰謝料請求を決めたすみれさんの父。辞職を決めたタイミングで、橘先生のもとに請求書が届いたのでした。 「すみれさんの母と先生が不倫している」という噂が広まっても何もせず、それをからかうクラスメイトすら放置していた橘先生。慰謝料の減額を頼み込んでも、今更父が受け入れるわけがありません。渋々慰謝料の支払いを済ませ、学校を後にしました。 すみれさんはというと、橘先生が退職し新しい先生が着任したものの、やはり学校にはいい思い出がなく、後数カ月で卒業というタイミングで転校を決めたのでした。 W不倫したことで、仕事とお金を失うことになった橘先生。子どもを傷つけているのに簡単に幸せになろうとするのは、あまりに虫の良い話ですね。これですみれさんの傷が癒えるわけではありませんが、これをきっかけに自分の罪をしっかりと反省してほしいと願います。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年09月03日彩音さん(仮名・32歳)は、娘の通っている幼稚園の水野先生(仮名)と不倫関係に。土日は娘が習いごとのため、夫の将司さん(仮名)が車で送り迎えをしており、その時間を利用して密会を繰り返していたと言います。水野先生とのツーショット写真を娘に見られてしまいますが、夫にバレないようにごまかしながら、密会を重ねた彩音さん。その後、いったいどんな結末を迎えたのでしょうか。夫と娘が出かけている隙に「以前から、娘がずっと行きたがっていたテーマパークがあったんですね。そこで次の土曜日に、娘の習いごとが終わったあと、夫が娘をテーマパークへ連れて行くという話になりました。となると、私が一人になる時間がいつもよりも長くなることに。それを水野先生に伝えると、ドライブに行こうという話になったんです。車で出かけた先で、ホテルで少し休んで帰ってくるというプラン。デート当日、待ち合わせの場所に指定されていた駅前で、私は水野先生が来るのを待っていました」気付かなかった重大なミス「しばらくして水野先生がやってきたんですが、車じゃなかったんです。レンタカーを借りる予定だったものの、寝坊してしまい、とりあえず待ち合わせ場所に来たそう。今から一緒にレンタカーを借りに行こうという話になりました。少し先の駅に二人で向かい、レンタカーを借りて乗り込みました。近くにあったコンビニで食べものなどを購入し、いざドライブがスタート。しかし、私は大きなミスをおかしていることにまだ気付いていませんでした。その場所は、娘の習いごとであるバレエ教室からほど近い場所にあったのです…」夫に嘘を見破られ…「水野先生とのドライブを終えて帰宅すると、すぐに夫たちも帰ってきました。娘は夫におんぶされていて、遊び疲れてクタクタの状態。私は娘をベッドに寝かせて、何か軽く料理でも作ろうと立ち上がりました。すると夫が、“今日一緒にいたの、誰だよ”と言ってきたんです。その瞬間、私の鼓動は一気に早くなりました。娘がレッスンを受けているあいだ、夫は外に出て待っていたようなんです。そこで、コンビニで車に乗る私の姿を見かけたようでした。“大学時代からの知り合い”と答え、“急に連絡がきて、出かけることになったの”と言い、伝えていなかったことを謝りました。ところが夫は、“それは嘘だね”と言い返してきたんです」妻の誤算「夫はスマホを取り出し、画面を私に見せました。画面に映されていたのは、水野先生と私の姿でした。夫が娘に写真を見せると、“ママと仲良しの水野先生だよ”と言われたそうです。そこで、夫のなかでいろいろなことが繋がり、状況をすべて理解したようでした。夫は、“水野先生が男性だったとは…”と言い、先生と不倫してるとは、と呆れたように呟きました。この一件は幼稚園にも伝わって、やがて水野先生はほかの園に移ることに。そして、私の娘も転園を余儀なくされました。夫とは話し合いの末に離婚することになり、当然ながら夫は私に対して慰謝料を請求。貯金がなかったので、実家に借金をして支払いました。さらに私は長いあいだ専業主婦で、すぐには収入を得る術がないということもあり、親権は夫側に委ねられてしまいました。娘には月に1回会えることになっているものの、だいぶ間隔が空くようになってしまい、今はほとんど会えていない状況です。今は不倫したことを後悔する毎日を過ごしています」“幼稚園の先生と不倫をしていた妻の告白”をご紹介しました。一度の過ちにより、大事な娘と会うことすらままならなくなってしまったようです。多くのものを失い、大きな代償を支払ったことでしょう。もうかつての日々が戻ってくることはないでしょうが、この件を機に、まっとうな道を歩んでほしいものです。©Mai/PIXTA(ピクスタ) ©takeuchi masato/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年09月03日