金融庁は16日、偽造キャッシュカードやインターネットバンキング等による被害発生状況について公表した。○被害額は盗難通帳・ネットバンキングが多い同調査は各金融機関からの報告を元に犯罪類型ごとに集計したもの。調査期間は偽造キャッシュカード犯罪(2000年4月から2015年6月)、盗難キャッシュカード犯罪(2005年2月から2015年6月)、盗難通帳犯罪(2003年4月から2015年6月)、インターネットバンキング犯罪(2005年2月から2015年6月)。被害発生件数について、「偽造キャッシュカード」「盗難キャッシュカード」「盗難通帳」による被害は2012年度から3年連続で減少している。最も件数が多いのは「盗難キャッシュカード」による被害で、3年間で1万368件だった。「インターネットバンキング」については2012年度から2013年度で13.2倍と大幅に増加した。2012年度から2014年度までの「年度平均被害額」は、「偽造キャッシュカード」が49万円、「盗難キャッシュカード」が45万円、「盗難通帳」が75万円、「インターネットバンキング」が124万円であった。
2015年10月17日太陽光発電協会(JPEA)は9月11日、太陽光発電設備が水害によって被害を場合の対処に関する注意事項などをWebサイトを通じて公表した。水害によって被害を受けた太陽電池パネルに関しては、絶縁不良となっている可能性があり、接触すると感電する恐れがあるため、やむを得ず取り扱う必要がある場合は、ゴムの手袋や長靴を使用するなどの感電リスクの低減を行うことの必要性、ならび複数のパネルが接続活線状態であれば状況次第では、日射を受けて発電してしまい、高電圧/電流が発生する危険性があるため、周辺にロープを張るなど、不用意に近づけないような措置を講じることが必要としている。また、パワーコンディショナに関しては、浸水した場合、直流回路が短絡状態になる可能性があり、太陽電池パネルが活線状態の場合では、短絡電流が流れることで、ショートや発熱が生じる可能性があり、もしショートしている状態が見えるようであれば、販売施工業者などに連絡を行う必要があるとするほか、取扱いにおいては、感電対策を行った上での遮断器の解列が推奨されている。なお、被害への対処の実施については、50kW未満の施設の場合は販売施工事業者へ、50kW以上の施設の場合は選任されている電気主任技術者に連絡をしたうえで、対策をとってもらいたいとJPEAでは説明している。
2015年09月11日警察庁は3日、2015年上半期のインターネットバンキングの不正送金発生状況について発表した。これによると、信用金庫、信用組合、農業協同組合、労働金庫の被害が拡大し、特に信用金庫の法人口座で被害が急増していることが分かった。警察庁によると、2015年上半期のインターネットバンキングの不正送金被害の件数は754件、被害額(※1)は約15億4400万円(実被害額(※2)は約13億7500万円)となり、2014年下半期(被害件数619件、被害額約10億5800万円、実被害額約7億2600万円)に比べて大幅に増加した。(※1)犯人が送金処理を行ったすべての額(※2)「被害額」から金融機関が不正送金を阻止した額を差し引いた実質的な被害額被害金融機関は144金融機関で、内訳は「都市銀行・ネット専業銀行・信託銀行・その他の銀行」が11行、「地方銀行」が34行、「信用金庫」77金庫、「信用組合」5組合、「農業協同組合」14組合、「労働金庫」3金庫。2014年通年の被害金融機関が「都市銀行・ネット専業銀行・信託銀行・その他の銀行」が16行、「地方銀行」が64行、「信用金庫」が18行、「信用組合」が4組合だったのに比べると、信用金庫、信用組合、農業協同組合、労働金庫の被害が拡大していることがわかる。特に信用金庫の法人口座で被害が急増しており、2015年上半期の信用金庫・信用組合の法人口座被害額は約3億8100万円となり、都市銀行の法人口座の被害額約8800万円、地方銀行の法人口座の被害額約2000万円を大きく上回る結果となった。警察庁では、外国捜査機関と連携したウイルス通信先サーバの停止やウイルス無害化措置による被害拡大防止対策の実施、信用金庫に対して当日送金の停止等の被害防止対策を要請するなどの対策を行ってきた。今後も、 事件の徹底検挙及び関係機関等と連携した被害防止対策の継続実施、日本サイバー犯罪対策センターとの連携強化、外国捜査機関との一層の連携強化を進めていくとしている。
2015年09月03日マカフィーは7月31日、約9.5億台のAndroidデバイスに影響を与えうる、今週初めに発見された新しいセキュリティホール「Stagefrightの脆弱性」を同社ブログで解説している。「Stagefright」は、Android OSに実装されているメディアライブラリのニックネームで、アプリケーションは、このライブラリを使用して音楽やビデオといったマルチメディアコンテンツを表示・再生するのだが、ここに、攻撃に利用されるバグがいくつかあるという。モバイル端末で普及しているSMSやMMSといった写真、ビデオ、音声メッセージを送受信するためのアプリケーションは、このStagefrightを使用して送信されたメディアコンテンツを再生するのだが、サイバー犯罪者は、この脆弱なライブラリを使用しているアプリを経由して、ターゲットデバイスからデータを搾取したり、端末を監視するような悪意あるコードを拡散させる。脆弱性を発表した研究者は、サイバー犯罪者は、(Android OS 2.2以上の)脆弱なデバイスに対して悪意あるテキストメッセージを送信するだけで攻撃が可能だと指摘している。ユーザーに対してマルチメディアメッセージを開くように要求する必要があるケースもあるが、大抵の場合はメッセージを受信するだけで端末を感染させることに成功してしまう。このように、ほとんどユーザー操作を必要とせずに攻撃を成功させることが、この脆弱性がとても危険である要因のひとつとなっている。現時点において、GoogleやAndroidデバイスメーカーの一部がStagefrightの脆弱性を修正したソフトウェアアップデートを配信しているものの、Androidデバイスモデルごとのソフトウェアアップデートの作成・配布には時間がかかるため、いくつかのデバイスメーカーではアップデートはいまだ配信されていない。マカフィーは、ユーザー自身がこのStagefrightの脆弱性を突く攻撃から身を守るヒントを紹介。1点は、Stagefrightの脆弱性による脅威がなくなるまでは、MMSメッセージのアプリの設定から添付ファイルの自動再生機能を無効化すること。MMSの添付ファイルを自動再生する機能を持つアプリに対しても同様に無効化の設定をする必要がある。次に、ソフトウェアを最新に更新すること。3点めは、知らない人からのメッセージを開いたり許可をしないこと。なじみのない電話番号からのメッセージは、Stagefrightの脆弱性や既知の脆弱性を悪用しようとしている可能性があるからだ。また、デバイスに関係なく、サイバー犯罪者から身を守るために、包括的なセキュリティソフトウェアを使うことも重要だとしている。
2015年08月03日子どもを持つ親として、子どもの前でたばこを当然のように吸う人は、個人的に許せません。最近では、3次喫煙(煙がなくなった後の洋服やカーペットや壁、床などに残留した有害物質を吸入すること)も危険性が高いことがわかったようですし、たばこの健康被害については、いままで以上に気をつける必要が出てきています。それでは、日本の法律において、たばこの危険性については、どのように定められているのでしょうか。なぜ大人はたばこを吸っても良くて、子どもはダメなのか?日本では、たばこを吸う自由が認められています。ただし、いつでもどこでも誰でも吸ってよいというわけではなく、法律による制限はあります。特に未成年については、「未成年者喫煙禁止法」という法律で、たばこを吸うことが禁止されています。では、なぜ大人はたばこを吸ってよいのに、子どもは禁止されているのでしょう?これは、子どもの健康や将来を気づかってのことです。成長段階にある子どものほうが、大人よりもたばこによる害を受けやすいですし、そもそも子どもは、たばこを吸うことで自分にどんな影響があるかということを理解できていません。ですから、法律で禁止することによって子どもを守ろうとしているんですね。ちなみに、未成年者喫煙禁止法3条は、子どもがたばこを吸っていることを知っていながら止めなかった親権者について、罰則を定めています。実際に、子どもの喫煙を止めなかった親権者が送検されたこともあります。やけどをさせれば過失傷害罪、歩きたばこの危険性路上喫煙や歩きたばこの取扱いは、自治体によって異なります。人口が多く、人通りが多い都市部では、条例で路上喫煙や歩きたばこを禁止しているところも多いようです。すれ違う人が、火のついたたばこを持っていると、当たったら危ないなぁとか、煙を吹きかけられたら嫌だなぁと思っていましたが、子どもができてからは、歩きたばこを見るとぞっとするようになりました。火のついたたばこを持った手は、ちょうど子どもの顔の高さにあるんです。もしも、顔に火傷を負わせてしまった場合や、目に入って失明させてしまった場合、数百万、数千万の慰謝料を払っても償えない傷を与えてしまうことになります。人ごみでも歩きたばこを続ける人は、きっとそこまで考えていないのでしょうが、実際に、ことが生じてからでは遅いんです!たとえ、歩きたばこが禁止されていない場所であっても、歩きたばこで他人に火傷を負わせて、過失が認められれば、過失傷害罪(刑法209条1項)が成立し、30万円以下の罰金または科料に処される可能性があります。重大な過失が認められて、重過失致傷罪(刑法211条後段)ということになれば、5年以下の懲役・禁錮あるいは100万円以下の罰金ということもありえます。そういった場合のことも考え、禁止されていなくても、人が通る場所での歩きたばこは、止めてもらいたいものです。学校や病院、飲食店…公共施設でたばこを吸うのは?実は、日本の法律の中に、国民の健康維持と現代病予防を目的として制定された「 健康増進法 」というものがあります。その25条において、学校や病院、事務所やお店など、たくさんの人が訪れる場所の管理者に対して、受動喫煙を防止する措置をとるよう努力義務を定めています。最近、喫煙ブースが設けられたり、飲食店でも喫煙スペースと禁煙スペースが分けられたりしているのも、この法律のおかげなんです。ご近所トラブルにも? 下の階の人がベランダでたばこ自分の家のベランダでたばこを吸うのは自由だ!という意見も、もちろんその通りなのですが、マンション住まいとなると、上下左右に住む人のことも考えながら生活する必要が出てきます。毎日ベランダで何本も煙草を吸い続けると、煙が流れてくる方向に住む人にとっては、洗濯物ににおいがついたり、窓が開けられなかったりと、迷惑になりますよね。実際の裁判例でも、上の階の住人から、ぜん息を患っていたこともあるのでベランダでのたばこを止めてほしいと何度もお願いされたにもかかわらず、たばこを吸い続けた下の階の住人に対して、慰謝料の支払いを命じたものがあります。成人していれば、たばこを吸うのはもちろん自由です。でも、たばこには危険な火と煙がつきもの。周りのことも考えて、喫煙者も非喫煙者も暮らしやすい社会にしていきたいですね。あとがきたばこを吸っている人たちって、喫煙所で「やめられないっすよね」みたいな一言からすぐ友だちになるイメージがあるので、私もたばこを吸ってみたいなと前々から思っています。ですが、たばこはやめるのが大変という話を聞くと、「あんなに意思の強そうな人がやめられないんだから、自分に甘い私は絶対やめられなくて苦労するんだろうな~」と思って、始められません。妊娠中のビールすら、完全ストップとはいかなかったし。始めたいこと、やめられないこと、皆さんはどうしていますか?・協力: アディーレ法律事務所 (ライター:島田さくら<アディーレ法律事務所>)
2015年07月15日子どもは悩みごともストレスもなく、スヤスヤ眠るもの……というのは大人の思い込みかもしれません。なぜなら子どもだって睡眠障害になる可能性があるからです。さらに、幼児期の睡眠状態がその後の行動にも影響を及ぼすことが研究で明らかになりました。1歳半のときの睡眠状態ノルウェーの研究者の報告によると、1歳半のときの睡眠時間と夜間覚醒のトラブルが、5歳になったときの行動に影響するということが明らかになったそうです。これまでも成長期の子どもの睡眠障害は、健康に害をもたらすものと考えられていましたが、実際にどのような関係があるのかを調べた研究はほとんどありませんでした。今回研究では、3万人以上の子どもと妊婦を対象に、睡眠時間と夜間覚醒の有無、さらにチェックリストを使って問題行動がないのかを調べ、調査が行われました。睡眠不足の子どもたち調査の結果、1歳半の時点で1.7%の500人強の子どもが1日の睡眠時間は10時間以内という睡眠不足状態であり、1,000人強が一晩で3回以上の覚醒がある(夜間覚醒)ということがわかりました。また、1歳半の時点で睡眠不足の状態で、夜間覚醒が頻繁な子どもは、5歳になったときに情動面や行動面での問題を抱えていることが多いということも判明しました。この調査を行った研究者は、幼児の頃から睡眠障害を治療し、早期発見・早期改善をすることが重要だと言い、これからもっと研究を進めていく必要があると話しているそうです。子どもも睡眠障害になるの!?日本でも子どもの生活が大人と同じように夜型化して、子どもたちが睡眠不足の状態に陥いりがちだと言われています。子どもが睡眠不足になると、成長が遅れる可能性があるだけでなく、イライラしたり、多動になったりする可能性があると考えられています。また、肥満になる可能性も増えるそうです。子どもは、自分の睡眠時間が正しいのかどうかを判断する基準を持ち合わせていません。そのため、学校や社会が教育・啓発活動を行う必要があると厚生労働省は説いています。子どもは睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害になることもあるので、まわりが協力して、子どもの成長を見守ってあげたいところです。photo by pixabay
2015年06月13日2歳くらいの子どもって、見ていると飽きませんよね。先日、スーパーマーケットで買い物をしていてふと振り向いたときに、幼い子どもに「ニコッ!」っと笑いかけられ、思わず顔がほころんでしまいました。普段は「子どもなんて面倒!」と思っている人でも、それがガラガラと崩れる瞬間ってあるんじゃないでしょうか。あなたは子どもが欲しい?それとも欲しくない?「20代・30代独身OLの恋愛・結婚・子供願望調査」の調査結果によると、「子どもが欲しい」と思っている独身女性は85.2%でした。これに対して「結婚したい」と答えた女性は78.9%。「子供が欲しい」と答えた人の中には、結婚しなくてもいいから子どもが欲しいと思っている人もいるんですね。女性はそれだけ、子どもを産みたい!という気持ちが強い生き物なのかもしれません。だけど、その願望を叶えるには越えなくちゃいけない壁がいくつかあります。ひとつは年齢の問題です。妊娠しにくくなるのは、●●歳から!健康上の理由によって子どもができない人は、30歳未満では18.9%ですが、30~34歳では39.7%、35~39歳は62.4%と上がっていきます。皆さまもご存知だと思いますが、30歳以降の女性は、歳を重ねるにつれて、どんどん自然に妊娠することが難しくなっていきます。その原因は、卵子数の減少や、高齢妊娠の流産のしやすさなどがあげられるそう。持病があるなど、個々の身体の問題も、もちろんあります。 あなたの「妊娠適齢期」が判明!「いつかは子どもが欲しい」と思っている人の中には、「今は働くほうが面白いから、出産はまだ先でいい」と考えている人や、「子どもを産むと、自分の時間を奪われるから躊躇してしまう……」という人もいるでしょう。その気持ちもわかります。だけど、それって自分のことしか考えていないから、出てくる台詞のような気もします。子育てはもちろん大変ですが、熱を出したり病気をしたりするのも5歳くらいまで、と思うと吹っ切れるものもあると思います。人生だいたい80年と考えると、そのうちのたった5年間を子どものために使う、と考えてみるのはいかがでしょう?ほかに出産を躊躇してしまう理由としては、キャリアや時間のことだけでなく、出産から育児、教育まで、子どもに関するすべてに「お金がかかり過ぎる」ことなども挙げられます。だから先延ばしにしてしまう、その理由もよくわかります。だけど一方で、子どもを産むと、生きがいや希望など、自分ひとりでは掴めない大きな幸せを得られます。晩婚化、少子化が進む世の中。「いつかは子どもが欲しい」と漠然と思っているだけでは、扉は開かないと思った方がいいのかもしれません。※参考: o-net楽天Photo by Pinterest
2014年09月30日Trend Microは9月29日(現地時間)、「「Shellshock」:どのように被害をもたらすか」において、先日発表されたbashのセキュリティ脆弱性(通称Shellshock)を使ってどのようなことが発生しうるか、特に代表的な例を紹介した。紹介された例は次のとおり。WebサーバのCGIやsshによるログインなどにおいてShellshockを利用して任意のコマンドが実行される(Linuxサーバの多くはbashを初期設定で採用しているが、FreeBSDは初期設定でtcshを採用しておりこうしたシェルはこの脆弱性の影響を受けない。このようにUNIX系のオペレーティングシステムすべてが危険というわけではない)公衆無線LANのDHCPなどでShellshockを利用した攻撃が実施される可能性がある。また、ジェイルブレイクしたiOSやモバイル端末もShellshockの影響を受ける可能性が高い物のインターネット(IoT; Internet of Things)に関連した製品はLinuxを採用していることがあり、こうした製品がボットネットの一翼を担う可能性がある。IoTは修正プログラムの適用が困難であり、また問題があるかどうか判定をするのも難しいという側面を抱えている。この分野はShellshock対策において長期に渡って問題となる可能性があるShellshockはその影響範囲を正確に把握することが難しいという特徴を持っている。考えられる適用範囲が広く、シナリオ次第では考えもしなかったところでこのセキュリティ脆弱性が使われる可能性がある。管理しているサーバやマシンがある場合には、ベンダやプロジェクト、採用しているソフトウェアの最新の情報を入手し続けるとともに、アップデートが提供されている場合には迅速に適用することが推奨される。
2014年09月30日1990年に誕生したファミリーカーの「エスティマ」。20年以上に渡ってクルマの未来を創造してきたエスティマは、未来を作る子どもたちの可能性を広げるプロジェクトを2010年からスタートさせた。第一回目となる2010年は、「PhoneBook いちばんのおしごと」に“エスティマ補助金版”というカタチで協力。iPhoneを使って起動する絵本=PhoneBookを通し、好奇心を育んでもらおうという企画に参加した。2011年は「Charge the Future Project」を展開。東日本大震災直後の被災地に向かい、エスティマハイブリッドで電源を供給しながら、子どもたちに元気を与えるイベントを開催した。2012年は、DREAMS COME TRUEとのコラボで「CREATE THE FUTURE」が実現。このプロジェクトのためにDREAMS COME TRUEが書き下ろしたプロジェクトソング「想像を超える明日へ」も生まれた。そして2013年。これまでにない構想が考えられた。それは、子どもたちから集めたアイディアをもとに、リレー方式で一本の映画を完成させるという壮大なプロジェクト『エスティマ ドリームリレー・ムービー by CREATE THE FUTURE PROJECT』。WEBを通して集まったキャラクターやセリフは延べ4,475個。また、東京〜福岡〜金沢〜夕張と日本を縦断して開催したワークショップには多くの子どもたちが参加。彼らが生み出した奇想天外な物語を脚本とし、12組のクリエイターが監督となって、CGや実写、アニメーションなどの枠に捕らわれない表現方法でつないでひとつの作品に仕上げたのだ。それが、『エスティマ ドリームリレー・ムービー』だ。10月30日には、この映画の完成披露試写会が開催された。登壇したのは、株式会社トヨタマーケティングジャパン主査・片岡史憲氏、4名の監督(新井風愉氏、池田一真氏、関和亮氏、田中裕介氏)、ワークショップの進行を務めたNPO法人CANVASの熊井晃史氏、そして、東京ワークショップに参加した子ども脚本家たち。このプロジェクトの中心人物=片岡氏は、『ドリームリレー・ムービー』への想いをこう語った。「エスティマは想像を超えてカタチにしていくブランドで、『ドリームリレー・ムービー』のコンセプトと非常に親和性が高いと思っています。現在は過去に誰かが考えた未来であって、これからの未来は今の子どもたちが作っていくもの。この映画を通し、そういった想いが伝わっていけばいいですね」子どもたちから出てくるアイディアに、大人たちは舌を巻きっぱなしだったという。熊井氏は「子どもの可能性を信じることは、言うのは簡単でも本当にやるのは難しいと思います。でも、片岡さんを始めとする大人たちが子どもたちを信じ切っていて。一緒に作品を作っている姿が印象的でした」と言い、池田監督は、「最初はアドバイスしながら子どもたちが話を作っている場面に参加していたんですけど、だんだんと僕は仲間はずれのような状態になってしまいました。こちらが何も言わなくても、どんどん話を作っていくんですよ。完成度の高い話ができていたので、僕はそれをそのまま映像にしていこうと思いました」と話していた。また、昨年に引き続き、この企画を応援してくれているDREAMS COME TUREがゲストで登場。彼らが去年書き下ろした「想像を超える明日へ」は「ドリームリレー・ムービー」の主題歌となっていて、中村正人は声優にも挑戦している。二人は、このプロジェクトに対する想いをこう語った。「片岡さんたち、“チーム・エスティマ”のお話を初めて聞いた時、皆さんの情熱に胸を打たれました。その気持ちをそのまま(音楽で)表現できたらいいなと思いました」(吉田美和)「想像の先にあるというエスティマハイブリッドのコンセプト自体がまさに想像を超えていて。可能性が想像の先にあるということを音楽で表現できたらいいと思って、ダイナミックなアレンジで『想像を超える明日へ』を作りました」(中村正人)また、DREAMS COME TRUEの二人は、試写会のあとにこうも話していた。「僕も、子どものころには、今日の映画で見たようなことを考えていたような気がしました。新感覚なんだけど、全体的にすごく懐かしくて。とても壮大な映画だと思うので、ぜひ皆さんに見てほしいですね」(中村正人)「私も映画を観ながら、いろんなことを思い出しましたよ。自分が子どものころにこういうプロジェクトがあったらうれしかったなあ。すごく楽しかったです」(吉田美和)「ドリームリレー・ムービー」に出てくるキャラクターやエピソードには、毒があるものやちょっと考えさせられるものもある。大人はどうしても、先入観や固定概念を持って物事を見ることが多いけれど、それを取っ払った時にものすごい可能性を発揮することができるのだということを、子どもたちが教えてくれるのがこの映画だ。昔は子どもだった大人たちが、フラットな気持ちでこの作品を観た時、現状を打破するほんの少しのキッカケにつながるかもしれない。エスティマが、従来のクルマの概念を超えた存在になったように─。・エスティマ ドリームリレー・ムービー by CREATE THE FUTURE PROJECT 公式サイト
2013年11月06日リンジー・ローハンが、先週、ニューヨークで起こしたひき逃げ事件の被害者を訴訟する姿勢でいる。被害者が「リンジーは酔っぱらっていた」とメディアに語ったことへの反論のようだ。ローハンは、深夜にポルシェを運転してナイトクラブに向かう途中、歩行者の男性ホゼ・ロドリゲスに車をぶつけたとされている。ローハンは、そのまま車の運転を続けてナイトクラブに行ったが、店から出てきたところを警察に逮捕された。警察は、この事件にアルコールは無関係としたが、ロドリゲスは、レポーターたちに「リンジーは酒の匂いを強くただよわせていた。ろれつもまわっていなかった」と発言。ローハンは名誉毀損でロドリゲスを訴えるかまえでいるという。セキュリティビデオには、歩行者の陰に隠れて事件の模様がはっきりと映っておらず、実際にローハンの車がロドリゲスに当たったのかも明確ではない。ロドリゲスはひざをケガして病院に行ったとされているが、ビデオには、ぶつかったとされる直後、ロドリゲスがローハンの車を走って追いかける様子が映っているという。近年、警察のお世話になりっぱなしのローハンにとって、新たに飲酒運転の疑いがかかると、また仕事が来なくなる危険が大きい。ローハンは「自分を利用して一発儲けてやろうという人たちには、もう飽き飽き」と語っているらしい。文:猿渡由紀
2012年09月24日イーデザイン損保は、7月3日からの大雨で被害を受けた契約者へ、車両保険から保険金を支払う可能性があるとし、同社事故受付センターへの問い合わせを呼びかけている。支払いの対象になるのは、7月3日からの大雨の被害が保険期間内であり、有効な契約の場合に限るとのこと。問い合わせは同社ホームページまたは、事故受付センターまで。事故受付センターフリーダイヤル:0120-097-045 受付時間:24時間また、同社は、災害救助法が適用された地域の顧客を対象に、更新手続きおよび保険料の払込みを一定期間猶予する特別措置も実施している。特別措置の対象となるのは、適用日時点で更新手続きが済んでいない、適用日前に申込、保険料のお支払いが済んでいない場合のみ。なお、7月4日までに災害救助法が適用された地域は大分県日田市、中津市(適用日7月3日)。詳細については、同社手続きサポートデスクまで。サポートデスクフリーダイヤル:0120-098-045(携帯電話も利用可) 受付時間:平日・休日問わず10:00~18:00【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日金融庁は22日、偽造キャッシュカード等による被害発生等の状況について発表した。それによると、インターネットバンキングの被害発生件数は2010年度の76件と比べて、2011年度4~12月分だけで160件と倍増していることが分かった。今回の発表は、偽造キャッシュカード犯罪、盗難キャッシュカード犯罪、盗難通帳およびインターネットバンキング犯罪による預金等における被害(不正払戻し等)について、各金融機関からの報告を基に、被害発生状況および金融機関による保証状況を取りまとめたもの。インターネットバンキングの被害発生件数は、2010年度が76件、2011年度(4~12月)が160件と、昨年度4~12月の被害発生件数だけで一昨年度と比べて倍増していることが判明。平均被害額は、2010年度全体が115万円、2011年度が220万円と、こちらもほぼ倍増となった。偽造キャッシュカードの被害発生件数は、2011年度(4~12月)が321件で、2010年度同時期の224件(2010年度全体271件)から97件増加。平均被害額は、2011年度(4~12月)が70万円で、2010年度全体の91万円から21万円減少している。盗難キャッシュカードの被害発生件数は、2011年度(4~12月)が3,929件で、2010年度同時期の5,125件(2010年度全体6,538件)から1,196件減少。平均被害額は、2010年度全体が59万円、2011年度(4~12月)が55万円で5万円減っている。盗難通帳の被害発生件数は、2011年度(4~12月)が121件で、2010年度同時期の190件(2010年度全体239件)から69件減少。平均被害額は2010年度全体が93万円、2011年度(4~12月)が126万円で23万円増加した。一方、金融機関による補償状況を見た場合、インターネットバンキングに関しては、2011年度(4~12月)の処理方針決定件数のうち、「補償」は74.8%(86件)、「補償しない」は25.2%(29件)となった。偽造キャッシュカードについては、2011年度(4~12月)は「補償」が97.4%(226件)、「補償しない」が2.6%(6件)で、補償しないとした主な理由は、「預貯金者に重大な過失がある」などとなった。盗難キャッシュカードについては、2011年度(4~12月)は「補償」が50.2%(1,615件)、「補償しない」が49.8%(1,601件)で、補償しない理由としては、「遺失等による不正払戻し」「預貯金者の配偶者や親族による払戻し」などが挙げられている。盗難通帳については、2011年度(4~12月)は「補償」が54件、「補償しない」が30件となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月23日『ルコックスポルティフ』が、世界的なファッションブランド『アニエスベー』のキッズライン、『アニエスベー アンファン』とのコラボレーションで、子ども用のスニーカー「バスケットコック」を300足限定で発売する。『アニエスベー』らしい黒と白のベースカラーで、風合いにこだわった日本製のキャンバス地。かかと部分にブランドのロゴをそれぞれレイアウトしていて、大人っぽいシックなデザインに仕上がっている。これならどんな服にでも合わせられそうだ。機能性ではスポーツブランド『ルコックスポルティフ』ならではの工夫が盛り込まれた。軽いラバーソールは、よく曲がり柔らかいのだが、歩いた時に足を曲げる動作への抵抗が軽くなって、素足の感覚に近くなっている。また、かかと部分のカウンターがかかとまわりを固定してくれるのでフィット感が増して歩きやすい。大人顔負けのデザイン性と子どもに合わせた機能性を併せ持つ子ども用スニーカー。男の子にはもちろん、女の子にもおすすめ。「バスケットコック」価格:¥7,875(税込)サイズ:13.0~15.0cm(0.5cm刻み)カラー:ブラックオンラインショップ: *8月中旬より販売デサント ホームページ: プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年08月12日