子どもの性教育はいつから始めた方がいい……?日本の『性教育』は諸外国に比べ遅れているといわれる昨今、我が子への性教育に関する体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの『3歳から性教育を始めた結果』のワンシーンを紹介します。娘の成長……子どもの頃、“性教育”について教えられなかったちりさん。3歳の娘がいるちりさんは、『子どもの性教育』を早いうちから教えようと決意しました。そこで“性教育”の絵本を購入。絵本を読むうちに少しずつ娘が“プライベートゾーン”を理解できるように。そして、体に興味津々の娘は生理についても質問してくるようになったのです。娘の4つ目の変化……不審者への対応……いざというときに備え……困ったときの対応も……この漫画に読者は『このように家庭で優しい性教育が出来ていけば、子どもが自分を守ることにも繋がるし、とてもいいなと思いました。』『絵本を活用するという手法がとてもよいと感じました。私も子どもが生まれたら絵本など身近なことから伝えようと感じました。性教育は恥ずかしいことではなく、身を守るための大事なことというのを自分自身、きちんと理解し、共に学んでいこうと思います。』『幼い頃からどういったことが危なくて、どういったことに気をつけないといけないかと言うことを教えるのは、すごく大切なことで、このお子さんには少しずつ身に付いていっているようでいいと思います。』など、幼いころからの性教育に対して、肯定的な意見が多く集まりました。子どもの将来に備えて……子どもが、何かあったときに備えて性教育を進めておくことは大事なことですよね!そして、きちんと対応法を覚えられる娘ちゃんはすごい!早期の性教育……あなたはどう考えますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月06日《メディアという非常に強い権力を用いて特定の人物を攻撃することによって、被害者に回復しがたい重大な損害が発生する可能性があることについては、十分に慎重な配慮がなされるべきではないでしょうか》元夫・江宏傑氏(34)との親権トラブルが泥沼化している福原愛(34)。事態は収束に向かうどころか元夫に対して徹底抗戦の構えを見せており、さらなる波紋を呼んでいる。騒動の発端は7月27日に、江氏が都内の日本外国特派員協会で福原に長男の引き渡しを求める記者会見を開いたこと。「’21年7月に離婚が成立した2人は、子供たちについて共同親権で育てていくと発表。昨年7月23日に江さんが台湾の空港で長男を福原さんに引き渡しましたが、1週間後から福原さんと連絡が取れなくなったとのこと。面会交流期間は『夏休みが終わるまで』との約束でしたが、そのまま戻ってこなかったそうです。東京家裁から長男の引き渡しを命じる保全命令が出されたものの、福原さんが応じないため江さんは緊急会見を開いたといいます。同席した大渕愛子弁護士(45)はこのまま長男が引き渡されなければ、未成年者誘拐罪で告訴することを示唆していました」(スポーツ紙関係者)■「社会的に葬ろうしている」「一方的に攻撃を受ける社会的な弱者」いっぽう福原は、江氏の会見前と会見後に代理人弁護士を通じて抗議声明を発表していた。それだけに留まらず、8月1日に冒頭のように改めて声明を発表したのだ。声明は、福原の代理人弁護士代表である今里恵子氏によるもの。江氏に対して“裁判所の判断を公表することは適切ではない”と非難したいっぽうで、福原サイドは日本と台湾の法律に従う意思があると主張。加えて著名人である大渕氏が刑事告訴の可能性や、福原の日本における職位に言及したことも反感を買ってしまったようだ。今里氏は「未成年者誘拐罪の犯罪事実」を明らかにすることを大渕氏に求めつつ、次のように苦言を呈した。《勤務先を名指ししたこの発言は、明らかに、福原愛さんがこうした役職から解かれるように公開で仕事先に圧力をかけて、福原さんを社会的に葬ろうしているように見受けられます》《問題は、家族の問題であり、お子さんたちの福祉、最善の利益を考えるべき問題です。メディアにおいて大きな影響力を有していらっしゃる大渕代理人に比べれば、福原さんは、一母親であり一方的に攻撃を受ける社会的な弱者であり被害者です》さらに文書の後半では、福原の元にいる長男に対して江氏から面会交流調停の申し立てがなかったと指摘。その上で、次のように疑問視したのだった。《突然の記者会見、刑事告訴の示唆といった振る舞いは、親権をめぐる私的な問題を劇場的な見世物にしてひたすら母親に圧力をかけるのが狙いであるかのように見えます》■再三の声明にネットでは「無理がある」「かなりまずい表現では?」の声江氏から「圧力をかけられている」と、弁護士を通じて再び反論した福原。ネット上では《代理人声明の全文を読むと、福原さんの側が特別変な主張をしているようには思えない》《愛ちゃんの弁護士,負けるな》と、理解を示す声が。だが声明には、昨夏の面会交流期間が過ぎても長男が戻ってこなかったことへの説明はなかった。そのため感情に訴えるような抗議声明を“被害者アピール”と捉える人も少なくないようで、さらなる厳しい視線が注がれている。《事実として夏休みの一ヶ月だけの約束で子供を預かったのに、ずっと返さないのはなぜ?》《福原さんの立場で、メディアに出ている大渕弁護士より影響力が弱く、母親で女性だから社会的弱者だというのは無理がある》《「福原さんを社会的に葬ろうしているように見受けられます」 こんなことを言っていいの? かなりまずい表現では?》さらに専門家からも異論が。メディアにも多数出演している弁護士の紀藤正樹氏(62)はX(旧・Twitter)を更新し、《意味不明な弁護士の見解-まずは圧力や不信と関係なく何をおいても父親と子どもとの面会を実現すべきだし福原愛氏の弁護士もそうアドバイスすべきでしょう》と福原サイドの主張を批判した。子供を巻き込んだ騒動が1日も早く終着することを願うばかりだ。
2023年08月02日性的な目的で子どもを手なずけ、性被害へと発展する「グルーミング」。なかには、被害にあってもどうしていいか分からず、悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、累計再生数4,000万回突破したMOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「グルーミングって知ってる?」をご紹介します。※再生回数は2023年7月27日時点の情報です。「触られた」この漫画に読者からは……『実際、同じ体験をしたことのある知人がいますが、どうしていいか分からなかったと言っていました。大人になって思い返してみると、あれはどう考えてもダメな事だと分かりますが、若い時はただただ素直に受け止めてしまいます。それに漬け込んだ最低な大人の行動は許されるものではありません。』(45歳/主婦)『主人公の少年が、自分で調べて理解し、断っていいんだと気づく事ができたのが、すごいなと思いました。嫌だと思っても、我慢し続けてしまう子も多いはずです。しばらく休むという、勇気ある決断をしたことも、正しいと思います。』(30歳/主婦)『幼稚園、保育園でも過度にスキンシップを取る先生がいたり、疑い出すときりがありませんが、本当に恐ろしい事です。特に学校は生徒に対して先生が一人なので、第三者の目が届きにくく、教師不足もあり一個人に一任している場面が多いように思います。副担任を義務化するなど、社会全体で対応が必要と感じます。』(45歳/無職)『子どもたちが正しい知識を身につけていたとしても、周りの大人たちの理解がないと助けてあげるのが難しいので、我々大人側もしっかり認識を深めていかなければならないと思いました。』(28歳/フリーランス)知識を身につけることも大切本作では主人公が勇気を出して「休む」という選択をしたようですね。このような被害が起きないためにも、周りの大人たちが知識を身につけて、相談できる関係性をつくることが大切かもしれません。この漫画、どう感じましたか?知っておきたい相談先●性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧「電話番号#8891」内閣府男女共同参画局HPより●各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」警察庁HPより※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。また、性被害・セカンドレイプなどは性別に関係なく起こりうることです。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。■作画:原ぱらこ■脚本:佐藤ちと(MOREDOOR編集部)
2023年07月30日日本公認心理師ネットワークが、2023年8月18日午前19時00分から21時00分まで、『男性が性被害を受けるということ~男性性被害サバイバーの支援と実際~』というテーマでオンラインセミナーを開催します。【講師】高岸 幸弘 先生(熊本大学大学院 人文社会科学研究部 准教授)【内容】・男性の性被害の実態・性被害を受けた男性への影響・男性の性被害の独自性・回復のために必要なこと・カナダにおける男性の性被害サバイバーの支援施設などの内容を含む予定です。【イベント概要】日時:2023年8月18日 (土) 午前19:00 - 21:00(見逃し配信あり)方法:オンライン開催(Zoomのウェビナー機能を使いますので、顔出しなしでお気軽に参加できます!)参加費:ライブ配信チケット(見逃し配信も視聴可能)¥4,980見逃し配信チケット¥4,980当日ご覧になれない方へは「見逃し配信」がおすすめです。見逃し配信は、ライブ配信終了後、1週間程度で視聴用URLをお送りいたします。視聴期限は、2024年3月31日23:59までです。【資料】当日の講演資料は、別売りです。希望者のみ1000円で購入することができます。準備ができ次第、以下のサイトに掲載いたします。pcmhimeji powered by BASE : お申込みはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月26日子どもの性教育はいつから始めるべき……?昨今、諸外国に比べ遅れているといわれる日本の『性教育』。我が子への性教育に関する体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの『3歳から性教育を始めた結果』を紹介します!どうやって教える……?子どもの頃、“性教育”について教えられなかったちりさん。3歳の娘がいるちりさんは、『子どもの性教育』を早いうちから教えようと決意しました。調べた結果……少し抵抗感……とりあえず読ませてみる……この漫画を読んだ読者は『娘さんがまだよく判断できないので読ませるのに抵抗があるし、まだよく判断できないからこそ読ませるべきでもある。性教育をいつから始めるのか、どのように進めるのかは難しい問題だと思いました。とりあえず読ませてみる決断をしたのは正しいと思います。』『子どもの教育のためとはいえ絵本の内容に抵抗を持ってしまう気持ちはよくわかります。子どもがきちんと理解できているのかも含め慎重な教材選びが必要だと思いました。子どもの理解度や様子を見つつ自分たちに合った方針の絵本を探していきたいと思います。』『日本の性教育は本当に遅れていると思うので、その中から子供に合った、自分が教えたいと思うような良い絵本を探してくることが良いと思います。主人公が絵本を買ってきたのはすごく良いことだと思います。』など、娘のために性教育を早期で取り入れようとする主人公の姿勢には、共感と称賛の声が多く集まりました。性教育への考え方はさまざま……大人からすると抵抗感のある内容でも、子どもは純粋に知識の習得をするようですね。絵本での“性教育”は娘にどんな変化をもたらすのでしょうか……また皆さんは、幼いお子さんへの性教育をどのように考えていますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月24日子どもの性教育は何歳から始めるべき?日本の『性教育』は世界と比べ遅れているといわれている中、娘への性教育に関する体験談を描く漫画家ちり(@chiri_chi_ld)さん。今回は、ちり(@chiri_chi_ld)さんの『3歳から性教育を始めた結果』を紹介します!3歳の娘がいるちりさん。『子どもの性教育』をいつから始めるべきか悩んでいました……。誰も教えてくれなかった過去なんで教えてくれないの……?そして母親になり……娘の性教育を決意……この漫画に読者からは『性教育を受けたことで興味を持ちすぎて早熟してしまわないかが心配になりますが、昨今の小児の性被害の報道を見るとある程度は性教育の必要性を感じます。』『3歳にはまだ早いと思います。小学生になってからでもいいのではないでしょうか。』『ネットから中途半場な情報を得て間違った知識を得るより、ずっといい!』『同じように興味を示した段階で正しい知識を教えてあげたいです。そして、自分を大切にすることを学んで欲しいです。』と性教育に関して賛否両論の声をいただきました。性教育の必要性……子どもの身を守るためにも、性教育は大切だといえるでしょう。しかし、性教育は何歳からが好ましくて、いつからだと遅いだなんて教えてもらう機会などなく、“正解”がわからない方も多いでしょう。“正解”を気にするのではなく、我が子が傷つくことがないようにと行動することが重要なのかもしれませんね。あなたが子どもに性教育をする立場になったら、どう対応しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@chiri_chi_ld)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月20日皆さんは、SNSをどのように活用していますか?なかには、 SNS上で知り合った人と直接会ったことで性被害にあうケースもあるようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画「チャイルドグルーミング」をご紹介します。漫画のあらすじ両親の離婚をキッカケに、家で1人寂しい思いをしている中学生のA子。そんなA子の唯一の心の支えは、SNSでつながったとある女性でした。「もしよかったら今度会わない?」直接会うと、A子はふたりだけの空間で女性から過激なスキンシップをされてしまい……。もししっかり断っていればこんな事はされなかったのに……。軽い気持ちで……読者の感想は……『誰にも言えず、そのことがトラウマになって苦しんでいる方も多数いるので、こういう漫画で少しでも助けになればと思います』『より一層親と子どものコミュニケーションがとても大事だと思いました』『たしかに女の人だった場合は安心してまうこともあるのかなと思いました。こんな手口があるなんて初めて知って衝撃でした。』『知らない人物との繋がりに対しての危険性をもっと発信すべき』『危ないということを子どもに伝える必要があるけど、スマホ・SNSの普及した昨今で、思春期の子どもを見守っていくことはかなり難しい問題』信頼できる大人へ相談をこの漫画の主人公は、今までの出来事を母親に打ち明け、性被害に関する支援センターに相談したことで自分の身に起こった出来事が「危険」だったと理解できたようです。もし同じような経験で悩んでいる方は、周囲の信頼できる大人や漫画内でご紹介した相談窓口に問い合わせることを推奨します。身近な存在であるSNSだからこそ、改めて使い方に注意し、犯罪に巻き込まれないようにしましょう。※この物語はフィクションです。※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。また、性被害・セカンドレイプなどは性別に関係なく起こりうることです。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。■脚本:simme■作画:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年07月17日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりましたが、Sくんが提案する遊びは「お風呂ごっこ」など違和感を覚えるものばかり。さらにツマ子さんは鬼ごっこ中にもSくんに胸を触られてしまいます。SくんはSくんのおばあちゃんから注意を受け、ツマ子さんは触られることはなくなりましたが、その後Sくんは、ツマ子さんを攻撃をしてくるようになります。ある日攻撃するSくんを見たSくんのおばあちゃん。ツマ子さんは助けてくれると思っていましたが、Sくんのおばあちゃんは「誰にも言わないように」と圧をかけてきます。そんな逃げ場のないツマ子さんに、追い討ちをかけるような事件が……。されたことを言えないまま…ある日、公園にお菓子を売る移動販売が来ました。子どもたちはお菓子を買ってもらうために家に親を呼びにいきますが、両親が仕事で家にいないツマ子さんはポツンとその場にいることしかできませんでした。 そんなツマ子さんを見つけたSくんは、木陰にツマ子さんを連れだし、お菓子を渡してくれました。 一瞬喜びかけたツマ子さんでしたが、Sくんは「お菓子が欲しかったら脱げ」と衝撃の交換条件を出してきました。 「お菓子欲しかったら脱げ」というSくんの要求を断ると、Sくんは「お前は捨て子」「逃げるのかブス」などと暴言を吐いてきました。それを聞いたツマ子さんは、とても悲しい気持ちに……。その後、ツマ子さんに新しい友だちができると、Sくんはその子が苦手で近づいてこなくなりました。そしてしばらくして、Sくんは引っ越していきました。ツマ子さんの被害はこれでなくなりましたが、現在母親になったツマ子さんは「性教育を受けていたら対処できていたのかも」と当時のことを振り返ります。そして、自身の子どもに自分のような思いをさせないように、ツマ子さんは子どもが小さなうちから性教育を行っています。 ◇◇◇ ツマ子さんは小学1年生のときに、近所に引っ越してきた男の子から体を触られたり、性的なニュアンスを含む遊びに誘われるといった性被害を受けました。それだけではなく、男の子やその祖母から脅され、誰にもその被害をいうことができませんでした。とてもつらい体験だったことでしょう。 こういった思いを子どもにさせないためには、幼少期からの性教育がとても大事。小さい子でも理解がしやすいように、水着で隠れる部分、つまり「水着ゾーン」は、誰にも見せても触らせてもいけない大切な場所であることを、ツマ子さんのように、お風呂に入るタイミングなどで教えるようにすると良いかもしれませんね。 性被害で悲しい思いをする子どもがいない世の中を、大人のわたしたちで作っていけたらいいですね。 ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年07月08日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりましたが、Sくんが提案する遊びは「お風呂ごっこ」など違和感を覚えるものばかり。鬼ごっこでも胸を触られてしまいます。それを注意されてからは触られることは無くなりましたが、今度は攻撃をしてくるように。Sくんのおばあちゃんはツマ子さんがそんな状態にもかかわらず、「誰にも言わないように」とツマ子さんに圧をかけたのでした。アイスあげるから…いじめられていたツマ子さんを助けてくれた、Sくんのおばあちゃん。しかし、おばあちゃんはSくんをかばうためか、「お父さんとお母さんには絶対言わないでね」と言いました。 ツマ子さんはSくんから性的な言動をされたことや、Sくんにいじめられたことを誰にも言えなくなってしまい、どうしていいかわからなくなってしまいました。 そんなある日……。 公園にお菓子を売る移動販売が来た日。子どもたちはお菓子を買ってもらうために、家に親を呼びにいきます。しかしツマ子さんは両親が仕事で家にいない時間帯だったため、どうしようもできず、ポツンとその場にいることしかできませんでした。 そんなツマ子さんを見つけたSくん。みんながいるところから見えない木陰にツマ子さんを連れだし、お菓子を渡してくれました。 一瞬喜んだツマ子さんでしたが、Sくんは「お菓子欲しかったら脱げ」と衝撃の交換条件を出してきたのです。 ◇◇◇ 鍵っ子(帰宅時に家族が自宅におらず、自ら家の鍵を開ける子どものこと)であるツマ子さんは、ほかの子どもたちのようにお菓子を買えませんでした。 そんな寂しそうなツマ子さんにつけ入るSくん。子どもながらに、とても卑怯で怖いですね。 このように、親が帰ってくるまでの時間に何かトラブルがあったとき、誰を頼れば良いか、どこに駆け込めば良いかなどは、日ごろからご家庭で話し合っておく必要がありますよね。 また両親の職場の電話番号、親戚の電話番号を教えておくと良さそうですね。警視庁では何かあったら安全な場所へ逃げることを呼びかけており、避難場所の1つとして「子ども110番の家」を紹介しています。 「子ども110番の家」とは『子供が危険に遭遇したり、困りごとがあるときに安心して立ち寄れる民間協力の拠点』を指します。自治体や教育委員会等が中心となり地域ボランティアによって、活発に行われています。親子で近所を歩いている際に「子ども110番の家」のマークがついている家を見つけてみるのも、普段からの防犯対策として、いいかもしれませんね。 ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年07月07日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりましたが、Sくんが提案する遊びは「お風呂ごっこ」や「人形の服を脱がせる」など違和感を覚えるものばかり。鬼ごっこをしたときでさえ、羽交締めにされて胸を触られてしまいます。それをおばあちゃんに知られ怒られてからは、Sくんに触られることは無くなりましたが、今度は攻撃をしてくるようになりました。アイスあげるから…Sくんとはもう遊びたくないと思っていたツマ子さんでしたが、Sくんは「出てこなかったらボコボコに殴るからな」と脅してきます。 そんなある日、いじめられている最中に、Sくんのおばあちゃんを発見。以前に「もし何かいけないことをしたらすぐ教えてね」といってくれたことを思いだし、ツマ子さんは助けを求めました。 すぐに助けてくれたおばあちゃんでしたが、ツマ子さんの体に残ったいじめの痕を見て、「お父さんとお母さんには言わないでくれる?」と言いました。 「お父さんとお母さんが心配するといけないでしょ」と言い訳し、誤魔化すようにツマ子さんにアイスを与えたSくんのおばあちゃん。 そして念押しで「お父さんとお母さんには絶対言わないでね」と圧をかけました。助けてくれると思ったおばあちゃんは、結局ツマ子さんを縛る鎖を増やしただけでした……。 ◇◇◇ 助けてくれると思った大人に裏切られてしまったツマ子さん。Sくんのおばあちゃんは、幼いツマ子さんの被害を唯一知っている味方でした。そんな人に裏切られれば、ツマ子さんが心に傷を負ってもおかしくはありませんよね。 自分の身内が悪いことをしたら、正直に謝罪し、お互いの親と話し合う。この行動は被害者のためというのは大前提ですが、今後子どもが同じことを繰り返さないようにする抑止力にもなるのではないでしょうか。 これからの子どもたちの未来のためにも、しっかりと大人は行動していきたいですよね。 ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年07月06日性犯罪は性別や年齢を問わず誰にでも起こりうることで、親しい間柄でも起きることがあります。被害をなくすためにも「性教育」を受け、加害者・被害者にならないよう知識を得ることが大切だと言われています。今回は、累計再生数3,500万回突破したMOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「日本の性教育について、みんなはどう思う?」をご紹介します。※再生回数は2023年6月13日時点の情報です。親友が性被害にあい……性教育は恥ずかしいもの?読者のコメント『子どもがいるので性教育はとても身近な問題だと思い共感すべき事が多くありました』『性教育は自分の身を守ったり相手を気遣ったりするために必要なので、恥ずかしいものではなく避けて通れないものだと感じます』『大人になるまで性教育に関しては恥ずかしいものだと感じていたため、あまり真面目に学んでいなかった』といったように、性教育の必要性を感じる声が多数よせられました。性の知識は恥ずかしくない!性教育の内容は性行為だけでなく、性暴力、セクシュアリティ、身体の健康など多様な問題に触れます。性に対する情報を”恥ずかしいもの”としてとらえるのではなく、自分のからだを守るためにも知識を身につけることが大切です。知っておきたい相談先●性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧「電話番号#8891」内閣府男女共同参画局HPより●各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」警察庁HPより※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。また、性被害・セカンドレイプなどは性別に関係なく起こりうることです。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。■イラスト/まきうちまきえ(MOREDOOR編集部)
2023年06月18日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりましたが、Sくんが提案する遊びは「お風呂ごっこ」や「人形の服を脱がせる」など違和感を覚えるものばかり。鬼ごっこをしたときでさえ、羽交締めにされて胸を触られてしまいます。それをおばあちゃんに知られ怒られてからは、Sくんに触られることは無くなりましたが、今度は攻撃をしてくるようになりました。 お父さんとお母さんには…鬼ごっこのときにツマ子さんの体を触っていたことを、おばあちゃんに怒られたSくん。Sくんのおばあちゃんはツマ子さんに「もし何かいけないことをしたらすぐ教えてね」と言ってくれました。 それからは性的な接触はなくなったのですが、代わりにSくんはに必要に攻撃してくるようになりました。もう遊びたくないと思うツマ子さんですが、Sくんは「出てこなかったらボコボコに殴るからな」と脅してきます。 Sくんにいじめられているとき、偶然Sくんのおばあちゃんがベランダに姿を現しました。「何かいけないことをしたらすぐ教えて」と言われたことを思い出したツマ子さんは、大声を出します。 Sくんのおばあちゃんはすぐに出てきてくれて、助けてくれました。Sくんを叱っている様子を見て「やっぱり自分の味方でいてくれる」とホッとしたツマ子さん。 しかし体に残ったいじめの痕を見たおばあちゃんは、「お父さんとお母さんには言わないでくれる?」と衝撃の発言をします。 ◇◇◇ 自ら助けを呼ぶことができたツマ子さん、とても勇気がいったことでしょう。しかしそれに対して、いじめの痕跡を隠そうとするおばあちゃん。 自分の子どもや孫がいじめの加害者であったと知ったとき、今回のSくんのおばあちゃんのように隠蔽しようとする姿を見せてしまうと、子どもは「何かあってもバレなければいい」という考えになってしまうかもしれません。 子どもとしっかり向き合い、正しい方向に導いてあげるのが保護者と大人の役割ではないでしょうか。保護者としては、子どもにことの重大さを感じてもらうためにも、きちんと謝罪する覚悟を持っておきたいものですね。 ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年06月15日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりました。しかしSくんが提案する遊びは「お風呂ごっこ」や「人形の服を脱がせる」など、違和感を覚えるものばかりで……。 祖母に怒られた男の子は…ある日、近所の子と鬼ごっこで遊んでいるとSくんが参加してきました。鬼になったSくんはツマ子さんを一目散に追いかけ、羽交締めに。タッチをすると捕まえたことになるルールでしたが、ツマ子さんは羽交締めにされた状態で胸を触られてしまいます。 すると、そこに偶然Sくんのおばあちゃんが。そしておばあちゃんの前で、一緒に鬼ごっこをしていた女の子の友だちが「なんでずっとツマ子ちゃんの胸触ってるの」と発言しました。 すると、Sくんのおばあちゃんはそれを聞いて顔色を変え……。 Sくんのおばあちゃんは、きつくSくんを叱ってくれました。これまで誰にもSくんからの被害を言うことができなかったツマ子さんは、味方ができたようで心強く感じました。 それ以後、Sくんは体を触ってくることはなくなりましたが、かわりにいじめてくるように。ツマ子さんはもうSくんと遊びたくないと思っていましたが、「出てこなかったらボコボコに殴るからな」と脅され、逆らうことができなくなっていきました。 ◇◇◇ このとき、ツマ子さんもSくんのおばあちゃんがそこにいたにも関わらず、自分からは声をあげることをしませんでした。もしおばあちゃんが怒ってくれなかったら、ツマ子さんの心の傷はさらに広がってしまったかもしれません。 そうならないためにも、日ごろから子どもに対して「嫌なことをされたら必ず大人に教えてね」と伝え、大人も子どもからのSOSを聞き逃さないようにしたいですね。 ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年06月14日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになります。しかしSくんが提案する遊びは「お風呂ごっこ」や「人形の服を脱がせる」など、違和感を覚えるものでした……。 何しているの?ある日、近所の子たちで遊んでいるとSくんが参加してきました。鬼ごっこをすることになったのですが、鬼になったSくんはツマ子さんを一目散に追いかけます。 タッチをすると捕まえたことになるルールでしたが、Sくんはツマ子さんを羽交締めにして、離してくれません。そこに現れたのは……。 ツマ子さんがSくんに羽交締めにされているところに、Sくんのおばあちゃんが出てきました。さらに一緒に鬼ごっこをしていた女の子の友だちも現れ、「なんでずっとツマ子ちゃんの胸触ってるの」と発言しました。 これを聞いたSくんのおばあちゃんは顔色を変え……。 ◇◇◇ 鬼ごっこという外での遊びでも、ツマ子さんに触れようとしてくるSくん。今回はSくんのおばあちゃんやお友だちがいてくれたことで、Sくんと2人きりになることが少なく、ツマ子さんは少しホッとしたのではないでしょうか? もし子ども同士で「ちょっとおかしいな」と思う行動をしていたら、まわりの大人も声をかけるように意識したいですね。 ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年06月12日痴漢の被害を受けていても、「恥ずかしいから」などといった理由から、一人で悩み苦しんでいる方も少なくないでしょう。しかし中には、被害にあう方の”服装”に原因があると思っている方もいるようで……。そこで今回は、累計再生数3,500万回突破したMOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「そんな恰好してるから狙われるんだよ?」をご紹介します。※再生回数は2023年6月9日時点の情報です。「そんな格好してるから!」読者の感想は……『こうやってちゃんと言ってくれる友達ほしい』『小学生の頃スカートが好きだったけど、母から「狙われたら困る」という理由で履かせてもらえなかったな』『この情報みて気持ちが楽になった』『私も父に「そんな格好してるから」って言われたことある』服装のせいじゃない!痴漢は、どんなセクシュアリティ間でも起こりうるものです。もし被害に遭われてしまった場合、「性被害の相談をできる専門的な場所」があることを覚えておきましょう。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?知っておきたい相談先●性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧「電話番号#8891」内閣府男女共同参画局HPより●各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」警察庁HPより※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。また、性被害・セカンドレイプなどは性別に関係なく起こりうることです。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。■脚本:佐藤ちと■作画:原ぱらこ(MOREDOOR編集部)
2023年06月11日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりました。しかしSくんが提案する遊びは「お風呂ごっこ」など、やたらと体を触ろうとしてくる違和感を覚えるものでした……。 えっちってなに?ツマ子さんが服を脱ぎSくんが洗う役をする「お風呂ごっこ」をした翌日。ひとりで留守番をするツマ子さんの家に再びSくんがたずねてきました。 ツマ子さんはSくんが「人形で遊ぼう」というので安心していましたが、Sくんは人形の服を脱がせ、キスさせます。 「何をしているの?」と問いかけるツマ子さんに、Sくんは「えっち。とうちゃんと母ちゃんがよく夜やってるやろ?」と答えます。 まだ幼いツマ子さんには、それが何のことかわかりませんでした……。 姉が帰ってきた途端、Sくんは帰宅。あとに残された、服を着ていない人形をみてツマ子さんはまたも違和感を覚えました。 その日の夜、ツマ子さんは家族にSくんから聞いた「えっち」の意味を聞きます。家族は「わからないなあ」「アルファベットのこと」などと言いますが、ツマ子さんは納得はできません。しかしツマ子さんもなんとなく空気を察してそれ以上は聞きませんでした。 そしてまた別の日。外で近所の子と遊んでいるときにSくんが入ってきました。鬼ごっこで鬼役になったSくんは、ツマ子さんを追いかけます。そして、Sくんに捕まったツマ子さんは、羽交締めにされてしまいました……。 ◇◇◇ どうやらSくんは、「性」にとても興味があるようですね。ですが見ている限り、正しい性教育を受けたワケではなさそうです。 また、ツマ子さんもSくんから知らず知らずのうちに性の知識を教えられてしまいましたね。ツマ子さんは家族に疑問をぶつけましたが、どうやら誤魔化されてしまったようです。お子さんのいる方で、読んでいてドキッとしてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。 性教育アドバイザーによると、このように子どもが性に関する質問をしたときに、親が戸惑ったりアタフタすれば「これは質問してはいけないんだ」と思ってしまい、二度と質問しなくなってしまうかもしれないんだそう。 親としては何と答えればいいか迷ってしまうかもしれませんが、まずは「いい質問だね」と声をかけ、自分の気持ちを落ち着かせてから正しい性の知識を伝えることがいいそうです。ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年06月11日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりました。しかしSくんが提案する遊びは「お風呂ごっこ」など、違和感を覚えるものでした……。 父ちゃんと母ちゃんがよくやってるやろはじめてツマ子さんの家に遊びにきたSくんは、「お風呂ごっこ」を提案。ツマ子さんは嫌だと思いながらも威圧的なSくんの態度におびえ、「お風呂ごっこ」に応じました。 服を脱いで、お風呂を模したカゴに入るツマ子さん……。できるだけ体を見られないように、カゴの中で小さくなるツマ子さんに対し、Sくんは立つことを命令します。 しかしそこでツマ子さんが大声で「いや!」と言ったことで、お風呂ごっこは終わり。Sくんは「誰にも言うなよ」と言い残して、家を出ていきました。 ツマ子さんは言いようのない違和感を覚えながらも、家族にはこの一件を報告できませんでした。 そしてあくる日……。 「お風呂ごっこ」の翌日、学校で会ったSくんはツマ子さんのことを無視しました。ツマ子さんはその様子にホッとしたのですが、なんと帰宅後、Sくんがまたたずねてきたのです。 中学生の姉が帰宅するまでひとりでお留守番をするツマ子さんは「誰かを家に勝手にあげてはいけない」と言われていましたが、Sくんの剣幕に気圧されて扉を開けてしまいました。 家に入ると「人形で遊ぼうか」と言う、Sくん。お風呂ごっこではなかったことに安心したツマ子さんでしたが、Sくんは人形の服を脱がせ、人形同士をキスさせます。何をしているかわからないツマ子さんがその意味を問うと、「えっち」「とうちゃんと母ちゃんがよく夜やってるやろ」と答えました。 ◇◇◇ またまた家にきたSくん。昨日のツマ子さんの拒否が影響したのか、お風呂ごっこではありませんでしたが、人形遊びも様子が変です。ツマ子さんも、よく意味がわからないながらも、どことなく不穏な空気を感じていました。 お風呂ごっことは違い、直接体には触れられていませんが、この遊びは間接的な性被害といわれても過言ではありません。 今回Sくんが怖くなって、鍵を開けてしまったツマ子さん。「インターホンが鳴っても家族以外は絶対に出ない」など徹底し、「どんな些細なことでも大丈夫だから怖いと感じたときは、すぐにお母さんやお父さんなどの身近な大人に話たり、電話をする」など、家族で普段から話しておくといいかもしれませんね。 悲しいことですが、いつどんなふうに性に関する被害が起こるかわかりません。不測の事態に備えるためにも、いろんな角度から子どもたちとしっかり話し合っていきたいですね。 ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年06月10日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりました。しかしSくんが提案する遊びは……。 大きい声を出したら…Sくんはツマ子さんの部屋に入ると、服を脱ぐよう要求しました。幼いながらに違和感を覚え「脱ぐのは嫌だ」と思い戸惑ったツマ子さんでしたが、「自分のほうが年上だから言うことを聞かなければいけない」と威圧的なSくん。 ツマ子さんはその態度に逆らうことができず、Sくんに言われるがまま服を脱いで、湯船にみたてたカゴの中に入らされてしまいました。そして、Sくんは「洗う役」として、ツマ子さんの体を触り始めます。 ※以下、性被害に関する描写がありますので、つらくなってしまう方はご注意ください。 Sくんが体の前面を触らないよう、カゴの中でできるだけ小さく丸まって耐えていたツマ子さん。「足を洗うから立って」と要求され、Sくんが足に触れたとたん、あまりの気持ち悪さにツマ子さんは「いや!」と大声をあげました。この大声に驚いたのか、Sくんとのお風呂ごっこは終了。Sくんは「お風呂ごっこしたこと誰にも言うなよ」と言って、家を出ていきました。言いようのない違和感とショックを覚えたツマ子さんでしたが、家族には何も言えませんでした。 ◇◇◇ まだ性の知識が充分でない子どもは「何かおかしいな」と思うような体験をしたとしても、その体験が家族や先生といったまわりの大人に相談すべきことなのかわからないかもしれないですね。 しかし「人に胸などのプライベートゾーンを見せてはいけない」「人に体を触らせてはいけない」といった性教育がきちんとできていれば、何かおかしいと思ったときに「この行為はおかしい」と自覚することができ、大人に助けを求めることができるようになります。 子どもたちを性被害から守るためにも、早期の性教育はとても大事なもの。大人たちがしっかり考え、子どもたちをよい方向に導いてあげたいですね。 ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年06月09日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりました。 早く脱げよ!近所に引っ越してきたSくんは、同じ小学校に通う物静かな小学2年生。 学年も違うので特に接点はないかと思っていましたが、ある日Sくんが「一緒に遊びたい」とツマ子さんの家をたずねてきました。 「お家で遊びたい」というSくんを自分の部屋にあげましたが、姉しかいないツマ子さんは男の子と何をして遊べばいいかわかりません。 そんなツマ子さんに、Sくんは「脱いでよ」と言いました。 ※以下、性被害に関する描写がありますので、つらくなってしまう方はご注意ください。 突然の「脱いでよ」という発言に驚くツマ子さん。Sくんは「お風呂ごっこ」だと言いますが、ツマ子さんは幼いながらに違和感を覚え「脱ぐのは嫌だ」と思います。 なかなか言う通りにしないツマ子さんにSくんは「自分のほうが年上だから言うことを聞かなければいけない」と威圧的な態度。ツマ子さんは「気持ち悪い」「嫌だ」と思いながらも逆らうことができず、言われるがまま下着まで脱いで湯船にみたてたカゴの中に入らされてしまいます。 Sくんはツマ子さんを洗う役。ツマ子さんはカゴの中でできるだけ体を小さくして、そのときを耐えました。 ◇◇◇ Sくんは「お風呂ごっこ」だと言いますが、その目的はあきらかに“ごっこ遊び”ではありませんね。子ども同士だからといって、このような性を感じさせる遊びは決して「ほほえましい光景」にはなりません。 子どもの性教育では、「口」と「水着で隠れる場所」、つまりプライベートゾーンは「他人に見せても触らせてもいけない、自分だけの大切な場所」だと教えることが大切。お友だちのプライベートゾーンも見たり触ったりしてはいけない場所であることを伝えることも重要だそう。 また、性教育アドバイザーによると、性教育適齢期の3歳~10歳ころになったら、クイズ形式で性教育を進めると良いそうです。 ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年06月08日現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるのですが、幼いながらもツマ子さんはSくんの言動にかなりの違和感を覚えていました……。 嵐がやってきた…ツマ子さんは小学1年生のとき、小学2年生の男児から性的な被害を受けました。 性に関する知識があれば防げたことだったかもしれない──。ツマ子さんはこの過去を振り返って、親となったいま「性教育」の大事さを再確認したそうです。 ※以下、性被害に関する描写がありますので、つらくなってしまう方はご注意ください。 小学校1年生のとき、ツマ子さんは鍵っ子(帰宅時に家族が自宅におらず、自ら家の鍵を開ける子どものこと)でした。小学校から帰ると、姉が帰るまでひとりでお留守番をする毎日。 ある日、ツマ子さんの家の近所に、Sくん一家が引っ越してきました。Sくんは同じ小学校に通う、物静かな小学2年生。特に接点はないかと思っていましたが、ある日Sくんが「一緒に遊びたい」とたずねてきます。 「お家で遊びたい」というSくんを自分の部屋にあげましたが、ツマ子さんは男の子と何をして遊べばいいかわかりません。戸惑っていると、Sくんから「脱いでよ」と衝撃のひとことが……。 ◇◇◇ 引っ越しの挨拶に来てくれたSくんのお母さんとSくん。きちんとした子なのかと思いきや、家に遊びにきたSくんは「脱いでよ」という衝撃の発言をしました。 現代の性教育では、子どもは被害者だけでなく、お友だちの服を脱がせてしまったり、キスをしてしまったりなどの「うっかり加害者」になる可能性もあるのだとか。 子どもが「うっかり加害者」になるのを防ぐためにも、「水着ゾーン」という言葉は有効なのだそう。「他の人の水着ゾーンは見たり触ったりしてはいけない場所」ということをしっかり伝える必要があり、小さいうちからそういった認識を持たせることが重要。 お子さんにとって1回で理解することは難しいかもしれませんが、親も一緒に何度も認識できるまで付き合い、お子さんが被害者にも加害者にならないように意識していきたいですね。 ツマ子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター ツマ子
2023年06月07日アイドルグループ『嵐』の櫻井翔さんが、2023年6月5日放送の情報番組『news zero』(日本テレビ系)に出演し、株式会社ジャニーズ事務所(以下、ジャニーズ事務所)の前社長であり、創業者でもあるジャニー喜多川さんの性加害問題について言及しました。櫻井翔「自分の言葉でお伝えできれば」ことの発端は、同年3月、イギリスの放送局『BBC』が、ジャニーズ事務所の元所属タレントが、故・ジャニー喜多川さんから性被害を受けていたと番組で放送したことでした。同年5月14日には、ジャニーズ事務所の現社長である、藤島ジュリー景子さんが事務所のウェブサイトに動画と文書を公開する形で見解を公表し、謝罪したものの、同月、立件民主党が被害にあった元所属タレントを、『性被害・児童虐待』に関するヒアリングに招くなど、いまだ騒動は収まりません。『news zero』では、性被害を受けたジャニーズ事務所の元所属タレントら約4万人分の署名が与野党に提出されたことを報じ、櫻井さんは、「この件について、自分の言葉でお伝えできればと思います」とし、時折声をつまらせながらも、自身の心境を明かしました。今回の件ですが、私には2つの側面があると考えています。1つは今、問題の責任が問われている事務所に所属しているということ。そしてもう1つは、大きな意味では、自分は被害者側に見られうる立場に置かれているということです。私にとって、この2つの側面をふまえますと、コメントすることは難しいと考えていました。今もまだどの立場でどうお話できるのか難しいのですが、お伝えしたいことの1つは、臆測で傷付く人たちがいるということです。かつて同じジャニーズJr.として時間をともにしてきた大切な仲間の中には、すでにこの世界とはまったく違うところで新しい人生を歩んでいる人たちもたくさんいます。そういう人たちも含めてあらぬ憶測を呼び、今回の問題の対象となってしまうことは、何よりも避けなくてはいけない。避けたいと。そこを考える中で、私自身、発言すること自体がまた憶測を呼び、広げ、無関係な人々まで傷付けることにつながるのではないかということを恐れています。news zeroーより引用性犯罪の被害者が、周囲からの憶測や心ない言葉で傷付くことを、『セカンドレイプ(二次被害)』と呼びます。櫻井さんには、そうした二次被害からすでに事務所を退所した仲間や、現在も活動を続ける所属タレントたちを守りたいという思いがあるのでしょう。さらに、櫻井さんはこうも続けます。ただです。だからこそ、ジャニーズ事務所は話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたのかを調査してほしい。そして被害を訴える方々、並びに本日提出された、署名した皆さんの思いを重く受け止め、二度とこのような不祥事が起こらない体制を整えなければならないと思います。最後にあらゆる性加害は絶対に許してはならないし、絶対に起こしてはならないと考えています。news zeroーより引用これまで、同事務所所属で俳優の東山紀之さん、アイドルグループ『KAT-TUN』の中丸雄一さんらが、今回の一件について、各テレビ番組で言及してきました。現役の所属タレントが何を語るのかは、世間の注目を集めており、櫻井さんが明かした思いもまた、反響を呼んでいます。・苦しい中の発言、ありがとう。精一杯の誠意、みんな、分かっているから大丈夫!・苦渋の思い、本当に語ってくれてありがとう。1人でも多くの人が救われますように。・櫻井くんの立場ではノーコメントを貫くのは当然だと思っていた。きっと、話しにくかっただろうな。何が起きているのかは、当事者しか分かりません。まだ真実が解明されていない中で、第3者の立場にある人間が、憶測を広げ、事実をねじまげるようなウワサを流すことは、『セカンドレイプ』といわれる行為です。ジャニーズ事務所がどのような対応をしていくのか、今後の動向に関心が集まっている今。被害を受けた人はもちろん、関係のない人までもが、さらに傷付くことのないよう、私たち一人ひとりのモラルが問われています。[文・構成/grape編集部]
2023年06月06日性被害のニュースを目にするようになった昨今。このような被害が起きないためにも、「性の教育」がとても大切と言われています。今回は、累計再生数3,500万回突破したMOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「日本の性教育について、みんなはどう思う?」をご紹介します。※再生回数は2023年6月2日時点の情報です。親友が性被害にあい……性教育は恥ずかしいもの?読者の感想は『防犯意識という面においても、性教育は必要であると感じた』『教える側も恥ずかしという気持ちから、教え方が浅くなりがちだけど、これからはしっかり伝える必要があると思った』『学生の頃、きちんと教えてもらったことがないから、こういう部分こそ知っておくべきことだと感じました』といったように、性教育の必要性を感じる声が多数よせられました。知識を身につけて……海外では、幅広い項目で性教育を行っているようです。日本の教育でも「性に対する知識」をより広められるような体制が整うことを願いたいですね。また、“性犯罪被害を相談できる連絡先”があります。もし性に対する違和感を感じたら、相談してみることも大切です。知っておきたい相談先●性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧「電話番号#8891」内閣府男女共同参画局HPより●各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」警察庁HPより※こちらの記事・漫画は男女の分断を助長するという意図はございません。また、性被害・セカンドレイプなどは性別に関係なく起こりうることです。あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。■イラスト/まきうちまきえ(MOREDOOR編集部)
2023年06月02日我が子のおしりに触りたいけど我慢……!子どもが大人になったときのことを考えて、誤った性への理解を持たないように注意してしまうことはありますか?性への理解が少しづつ深まっている昨今では、より気にする方も多いと思います。そこで今回は、累計再生数3,500万回突破したMOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画「我が子のお尻は好きだけど……」をご紹介します。※再生回数は2023年5月23日時点の情報です。我が子のおしりに……この漫画に読者からは……『ちっちゃい頃冗談でお母さんに嚙まれたことあったな』『「親は可愛がって私を触ってくれた」って思いながら大人になった時に「この人は私を大切、可愛がってくれてるんだ」と思って断れない人もいるのかな……』『うちはパパとママだけって教えてます!』など、さまざまな意見が!嫌と思った時の断り方の教育今回のように、各家庭の育児はそれぞれ個性があります。育児に正解はありませんが、親の愛がしっかりと伝わっているだけでも子どもは嬉しく感じると思います。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?※あくまで1家庭の例になりますので、『こんなご家庭もあるんだ!』という参考程度にお読みくださいませ(MOREDOOR編集部)■作画:ちり
2023年05月23日■前回のあらすじモリオがフミヤへの意地悪を自白した際、父親には話さないよう懇願されていた担任。そのことを教頭先生から指摘され、公平がどうかも大切だけれど、教師は第一に児童を守ることが大事だと諭されるのでした。■モリオは加害者ではあるけれど…■教頭の的確な回答に…学校側もモリオ家族の事態を深刻に受け止めていたよう。そして教頭先生の言葉に田中先生も納得した様子です。次回に続く「僕は加害者で被害者です」(全71話)は17時更新!
2023年05月22日我が子のおしりに触りたいけど我慢……!子どもが大人になったときのことを考えて、誤った性への理解を持たないように注意してしまうことはありますか?性への理解が少しづつ深まっている昨今では、より気にする方も多いと思います。そこで今回は、累計再生数3,500万回突破したMOREDOORの大人気tiktokより、オリジナル漫画「我が子のお尻は好きだけど……」をご紹介します。我が子のおしりに……この投稿をInstagramで見るMOREDOOR|カラダの悩み / 性教育 / LGBTQ+ ...(@moredoor_official)がシェアした投稿この漫画に読者からは……『「そんなことしなくても」ってコメントもあるけど、子どもの認識は思いもよらないところでズレてしまうこともあるので、お母様の愛情を持った考えとても素敵だと思います』『こういう優しさが、大人になってこの子の事を形を変えて守ってくれるんだろうな』『うちの親は「ママならいいの!」って言ってたな~』『これに意味があるのかはわからないけど、愛だと断言できる』『私なら我慢できずに触っちゃう…』など実にさまざまな意見をいただきました。育児に正解はない……今回のように、各家庭の育児はそれぞれいろんな特徴・やり方があります。育児に正解はありませんので、親の愛がしっかりと伝わっているだけでも子どもは嬉しく感じると思います。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?(MOREDOOR編集部)■作画:ちり
2023年05月16日体のことや子どもがどのように産まれてくるのかなど、性教育についていつ教えるかは家庭によりタイミングがあると思います。そこで今回MOREDOORでは「性教育はいつからはじめていますか?」とアンケートを実施!なぜそう思うのか、理由も一緒に聞いてみました。気になる結果は……「子どもから性に関する質問をされたら」と答えた人は全体の4割と最も多い結果に。なお、「年長さんになってから」と答えた人は3割、「小学校入学してから」と答えた人は3割で、意見が分かれているようですね。「年長さんになってから」と答えた理由は?「小学校入学してから」と答えた理由は?「小学校高学年から」と答えた理由は?「子どもから性に関する質問をされたら」と答えた理由は?「その他」と答えた理由は?タイミングや考え方は家庭によってそれぞれ「子どもから性に関する質問をされたら性教育を始める」と答えた方が4割を占めた今回の調査。一方で小学校低学年からなど時期を明確に決めて教育をおこなっている家庭もありました。繊細な体に関わることをいつ教えるかは、本当に家庭によってそれぞれです。あなたはこの結果を、どう感じましたか?調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年03月29日~30日有効回答数:50名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年05月07日『ブラックパンサー』シリーズに出演するミカエラ・コールが、過去に体験したレイプ被害をもとに脚本・監督・主演を務めた「I MAY DESTROY YOU/アイ・メイ・デストロイ・ユー」。長らく日本国内での配信が期待されていた中、5月5日(金)よりU-NEXTにて見放題独占配信が開始された。SNSで同世代から人気を得る新人作家のアラベラは、2冊目の締め切りに追われていたが、友人の誘惑に負けロンドンへ夜遊びに出かける。翌朝目覚めたアラベラだったが、頭には記憶にない傷があり、恐ろしい表情で自分を見下ろす男の顔がフラッシュバックする。あの夜何が起こったのか…?友人を訪ね探るアラベラは、次第に自分が何者かにレイプされたことに気づく。事件をきっかけに、アラベラはこれまで出会った友人や恋人、家族、自分の生き方を見つめ直しはじめるーー。ミカエラ・コールは俳優のみならず、脚本家として『チューインガム』(2015年)などの作品を手掛け注目されるイギリス人クリエイター。自身の実体験を基にした本作は、2020年6月に米国HBOで放送。身近に潜む性被害と“同意”をめぐる問題について、斬新な映像で描いた本作は放送以降、レビューサイト「Rotten Tomatoes」にて評論家の98%が高く評価し、2020年で最も評価の高いテレビドラマとなった。翌年の第73回エミー賞ではリミテッドシリーズ部門で9ノミネート、うち脚本賞ほか2部門を受賞するなど、複数のテレビ賞に輝くだけでなく、ミカエラ自身も2020年の米TIME誌が選ぶ「最も影響力のある100人」に選ばれ、「自分自身と向き合うきっかけになる作品、ただ見るだけでなく体験する作品を見せるクリエイター」と評された。「誰もが加害者になりかねない」―現代社会ならではの“全てが失われる危険性”を描くセンセーショナルなドラマ作品「I May Destroy You(私はあなたを壊すかもしれない)」という印象的なタイトルは、「誰かに自分が破壊される」「自分が誰かを破壊する」「自分が自分を破壊する」などの多様な意味を持つ、とミカエラは語る。自由奔放に生きる主人公アラベラがレイプ被害に遭うことから始まる本作は、彼女がそのトラウマに向き合うだけでなく、自分自身が同じように周りの人々を傷つけていないかを考え直す物語でもあり、誰もが加害者になりかねない、現代社会ならではの“全てが失われる危険性”にも迫っている。ロンドンに暮らす若者のポップでスタイリッシュなルックと音楽を交えながらも、身近に潜む性に関する問題を掘り下げる内容は、「挑戦的なテーマながら大胆な描き方で作られたゲームチェンジャー的なドラマ」「今までに観たことがないオリジナリティ」など、その独自性を評価する声が世界中から多く寄せられている。「I MAY DESTROY YOU/アイ・メイ・デストロイ・ユー」はU-NEXTにて見放題独占配信中(全12話)。(text:cinemacafe.net)
2023年05月05日インターネットの普及によって、性に関する情報が気軽に手に入る現代。子どもたちへの性教育も、時代に合わせてアップデートするべきと考えられています。そこで今回は、「性教育でどこまで教えるべきか」について、インターネット調査を実施。「日本で正しい性の知識を持っている人は多いと思うか」、読者の本音を紹介します。気になる結果は……まず、「学校の性教育でもっと教えてほしかったことはありますか?(複数回答可)」と尋ねたときに、「避妊の方法」が29票と、最も多い結果となりました。なお、「性行為」は20票、「性犯罪」は17票、「性的同意」は16票、「中絶」は14票、「そのほか」は6票です。それでは、数多く寄せられていた意見をご紹介します。多かった回答は……避妊や性行為の概要は知っているけれど、詳細までは教えてもらえなかったという意見が多く見受けられました。詳細がわからないままに性教育が進むため、理解が追いつかなかったという方は多いようです。現実で活かせる知識を性教育に対して、現実感がわかないと感じた方も。すでにパートナーがいる学生もいるため、現実にいかせる知識が重要です。日本では正しい性の知識を持っている人が多いと思う?「日本で正しい性の知識を持つ方は少ない」という意見が目立ちました。性に関する話題をオープンにしにくく、意見交換ができないため、間違いに気づけない方もいます。性に対する適切な知識を今回のアンケート結果では、性に関する教育が十分だと感じた方はいませんでした。多くの方が、学校で行われる性教育を充実させてほしいと考えているようです。性教育は、自分自身や他人の身体的、感情的、社会的健康を守るために欠かせません。性に関するリスクを減らし、パートナーと幸福な関係を築くためにも、適切な知識を身につけていきたいですね。調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年4月18日有効回答数:50名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年05月03日夏休みや年末年始と並ぶ大型連休である、ゴールデンウイーク。気候がちょうどいい時期ということもあり、家族や友人と賑やかな旅行をしたり、一人旅で羽を伸ばしたりする人は多いでしょう。しかし、楽しい連休の裏では、魔手があなたを狙っているかもしれません。多くの人が数日間家を空けやすいタイミングだからこそ、気を付けてほしいことがあります。ゴールデンウイークは空き巣に注意!前述したように、ゴールデンウイークなどの大型連休は、多くの人が旅行や帰省で数日間、家を空けることがあります。そのため、家主の不在を狙って忍び込み、金目の物を物色する空き巣が増加する傾向にあるのだとか。各都道府県の警察や警備会社は、ウェブサイトなどで毎年のようにゴールデンウイークの空き巣対策を呼び掛けています。※写真はイメージ空き巣から家を守るには、どうすればいい?覚えておきたいポイントさまざまな手口を使い、家への侵入を試みる空き巣。どのようにして、犯罪者から家を守ればいいのでしょうか。ここでは、警察やさまざまな警備会社が推奨している対策方法をご紹介します。出かける際、玄関や窓の施錠をしっかりと確認するのは、大型連休に限らず空き巣を防ぐ方法としては基本中の基本。それに加えて、こういった対策をとってみてはいかがでしょうか。・長期外出中は、郵便物や新聞の一時停止手続きを行うポストに郵便受けが溜まっていると、視覚的に「この家はしばらくの間、人がいない」と空き巣に伝わってしまう可能性が。中でも新聞が溜まっているとマークされやすいため、配達の一時停止などを申し込みましょう。・家を空けていることが外から分からないように工夫をする。夜遅くになっても室内の電気が点かない家は、空き巣のターゲットにされがち。近年は、タイマー付きの電灯も増えているため、夜間は居間の電気を点けるよう設定してみてはいかがでしょうか。・防犯フィルムや補助錠、警報ブザーなどを設置する。窓ガラスが割れにくくなるフィルムや、補助錠や警報ブザーで空き巣が侵入しづらい家造りを。ほか、センサーライトは比較的安価で設置することができるのでオススメです。・SNSへの投稿は、身元が分かりにくいようにする。もしかすると、犯人はSNSであなたの自宅や生活リズムをチェックしているかもしれません。普段から身元の分かりづらい投稿を心掛けるほか、外出中はあまりリアルタイムで情報を発信しないほうがいいでしょう。また、空き巣を防ぐだけでなく、侵入されてしまった最悪のケースを想定するのも大切です。万が一の場合に備えて、空き巣が侵入した際、動線となるであろう場所に防犯カメラを設置しておけば、犯人逮捕が迅速になるかもしれません。防犯カメラは少々値が張りますが、対策していることが視覚的に伝わるため、目立つ場所に設置すれば抑止力にもつながります。ゴールデンウイークに空き巣被害に遭ったら、せっかくの楽しい思い出が悲しい経験で台なしになってしまうでしょう。これを機に、自宅の防犯対策を見直してみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月30日男女問わず、被害者にも加害者にもなる可能性がある性犯罪。しかしなかには、被害者が「男性」だった場合に、信じてもらえないこともあるようです。そこで今回は、「男女逆だったら『性被害』をもっと真剣に捉えていたと思いますか?」と、50名の男性にアンケートを実施しました。その結果をご紹介します。気になる結果は……それでは、それぞれの回答者さんが「そう思った理由」についてご紹介します!「捉えていた」と答えた方は……「性別関係なく真剣に捉えていた」と答えた方は……「そのほか」と答えた方は……寄り添える社会に男性回答者の半数以上が、「男女逆だったら性被害をもっと真剣にとらえられていたと思う」と答える結果に。被害者が男女どちらであっても、心に傷を負った事実は変わらないと考えられます。性犯罪の被害者が男性であっても女性であっても、区別なく寄り添える社会であってほしいですね。みなさんはこの結果、どう感じましたか……?覚えておきたい連絡先加害者に連絡先や位置情報を把握されていて一人で不安な場合や、どうしたらよいかわからない場合は、警察の性犯罪被害相談電話「#8103(ハートさん)」や性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター「#8891(はやくワンストップ)」に連絡してください。調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年3月23日〜3月28日有効回答数:50名の男性(MOREDOOR編集部)
2023年03月31日