近年、日本では学校でのいじめ問題が取り上げられることが多くなりました。子どもがいじめを苦に自殺するケースもあり、学校の対応が問題になることも。しかし、いじめが問題になっているのは日本だけではありません。イギリスの調査では、45%の子どもがいじめ被害にあい、70%はいじめられたあとに自分の見た目を変えようとし、24%は自殺を考えたといいます。『Daily Mail Online』で紹介されている、イギリスのいじめ事情を見てみましょう。■9~17歳の子どもの45%がいじめの被害者今回は「ダイアナ・アワード・チャリティー」が、いじめ対策に取り組んでいる1000以上の学校で、9歳から17歳の子ども、合わせて1,865人に調査を行いました。その結果として判明したのは、45%の子どもたちが日常的ないじめにあっているという事実。しかも24%は、いじめの標的になって自殺を考えたといいます。半数以上の児童がいじめのせいで憂鬱な気持ちになっているようです。■子どもが幸せではない、学校に集まる批判専門家たちは今回の結果を非常に心配し、学校はこの問題に対して十分な対策をしていないと述べています。ダイアナ・アワードのいじめ対策キャンペーンの代表であるアレックス・ホルムズ氏は、幼い子どもたちが11,000時間を教育に費やしていることに触れながら、「今回の調査は学校が子どもたちを安全で幸せな状態にすることができていないことを示しており、子どもが自殺を考えているということは受け入れがたい状況だ」と語っています。■インターネットの匿名性でいじめが深刻化現代のいじめは、自宅すらも安らげる場所でなくしてしまいます。いじめ被害者たちは匿名のソーシャルメディアを通じ、自宅にいながら追い詰められてしまう可能性があるからです。インターネットのせいで、学校の終わりがいじめの終わりではなくなっています。学校が終わっても続くいじめは、インターネット上での匿名性によって深刻化することがわかっています。ホルムズ氏は、「いじめはオンラインで続いていることがわかっています。インターネットは多くの目に触れ、しばしば匿名なので、いじめは増幅していきます」と語っています。学校では直接いじめられ、家に帰ってからはFacebookやTwitterなどのソーシャルメディア上にまで広がったいじめに悩まされている状況に対して、ホルムズ氏は警告を発しているのです。■いじめで自分の見た目を変える子どもたちさらに、いじめの影響は続きます。70%の子どもたちは、いじめられる恐怖から、自分の見た目を変えようと試みているというのです。10代の子どもたちは同級生たちに合わせなければというプレッシャーを感じています。髪を切ったり、ダイエットをしたり、メイクをしたりという涙ぐましい努力をしています。■大人になってからも続く、いじめの悪影響今回の調査では生徒の半数以上が、いじめのせいで落ち込んだ気持ちになったと報告しています。このいじめられたという経験は、被害者の人生につきまといます。いじめられた子どもは自尊心が傷つけられ、人と関係性を築くのが難しくなったり、就職に問題が起きたりすることが報告されています。事実、調査に協力してくれた578人の大人のうち、半数は若いころに悩まされたいじめは、まだ自分の人生に影響を与えていると言っています。*イギリスのいじめ調査では、衝撃的な数字が浮き彫りになりました。オンラインでのいじめが出現したことや、見た目を変えようとする点には日本と共通する点がありますね。子どもたちが学校でも家でも幸せに安心して過ごすためにはどうしたらよいのか、真剣に考える必要がありそうです。(文/スケルトンワークス)【参考】※Nearly half of all school pupils say they get bullied every day and a quarter have felt suicidal because of the way they are treated-Daily Mail Online
2015年09月18日学校の子どもだけの問題ではなく、当然ながら職場にもいじめは存在します。イギリスのニュースサイト『Mirror』より、職場いじめに関する調査結果をご紹介しましょう。■いじめを受けたことがある人は37%イギリスの弁護士事務所『Slater and Gordon』が労働者2000人にアンケートを行ったところ、いじめを受けたことがあると答えた人は37%。そして21%の人はいじめを受けているところを見たと回答しました。なお、ここでいういじめは、怒鳴ったり、乱暴に押したり、強要したり、脅迫的な行為するなどを含みます。■仕事を失う可能性が怖くて言えない職場では厳しい締め切り、性格の不一致による衝突、社内の駆け引きなどによりストレスが高まることがあります。しかし、いじめにたいしてなんらかの行動を起こしたと答えた労働者はわずか48%でした。10%の人は「不満をいうことで仕事を失うのでは」と心配し、23%の人は「なにかをいうことは自分の責任ではない」と考えていたといいます。加えて33%の人は、「いじめのことはとてもいいにくいと思っている」と答え、26%の人たちは「職場の文化の一部だと思っている」と明かしたそうです。また、仕事仲間が罵るところを目撃した人は52%におよび、いじめる側が仕事仲間に意図的に恥をかかせたところを見たという人は25.3%となりました。最悪なことに、5%の人は仕事仲間の間での身体的な暴力を目撃したといいます。また労働者の21%は、いじめにより涙を流したことも明らかになりました。悲しい現実ですね。■職場いじめの解決策は直接言うこと弁護士のクレア・ドーソさんは、いじめの大半は、暴言や脅しのようなかたちでやってくるといいます。「それらはよく同僚間の気さくな会話として片づけられてしまいます。しかし、職場は侮辱的言動を受ける場所であってはならないのです」とも。さらに「私たちの調査により、目撃したのになにもしない人が多いことがわかりました。自分のポジションを心配し、自分の身を危険にさらしたくないからです。それに、雇用主が問題についてどう対応するのかもわかりませんからね」といいます。いじめを目撃しても、自分の立場を考えて見ぬ振りをしている人も多いということ。クレアさんは解決策として、直接やめるようにいうか、マネージャーに相談することを勧めています。決していじめはあってはいけないことなのです。いじめ行為は社会人になっても経験する可能性がありますが、悩んだりすることに時間を費やす必要はありません。もし職場いじめにあったら、上司に打ち明けましょう。(文/椎名恵麻)【参考】※Bullying witnessed by nearly six in 10 people at work, new survey claims-Mirror
2015年09月05日掲示板に顔写真をさらされ卑猥な書き込みをされたり、ネット上で複数の人から誹謗中傷を受けたり……。驚くべきことに、こうした人権侵害(いわゆるネットいじめ)が2014年、前年の671件を大きく上回り、957件も発生していたと、法務省が発表しました。なんと、前年比42.6%増!しかも、この数字は氷山の一角。全国の法務局に相談を持ち掛けていないケースも多いでしょうから、実際の数はその何十倍にもなると見られています。そこで今回は、大人のネットいじめの実態を明らかにするべく、30代男女300人にネットいじめ経験の有無を調査してみました。すると、実に5.6%の人からネットいじめを受けたことがあるという答えが返ってきたのです!これは約20人に1人の割合。学校のクラスでいえば、1クラスに1人か2人は被害に合っていることになります。しかも、意外や意外。ネットいじめを受けたことがある人は、女性より男性のほうが断然多いこともわかったのです。女性は3%なのに対し、なんと男性は14%!約5倍も多いではないですか!世の中では、圧倒的に少女がネットいじめで自殺やら悩みやらが話題になっているのに、調べたら大人では男性が多かったなんて、ビックリですよね。なぜ、男性のほうがネットいじめにあうのでしょう?今回の調査では、その理由を解き明かす最新事情が判明しました。以下で詳しく見ていきましょう。■大人の男性が被害に合う衝撃的な理由3つ男性に限っていえば、男性が持つ気質や心理がネットいじめに深く関わっていることが明らかになりました。(1)男性は和を乱す奴が嫌いだから男性は仲間意識が強いため、LINEグループなどで誰かひとりが変わった言動を取ったり、たとえ軽度であっても批判めいた発言を言ったりすれば、それらはイコール、集団を乱すことを意味します。そのような人をネット上で仲間外れにすれば、集団を守り、ほかのメンバーとの連帯を深めることができますよね。それで、“調和を保つ”という正義の名のもとに、男性同士のネットいじめが増殖するわけです。(2)男性はケンカが好きだから男性は女性よりも攻撃的で暴力的。ネットの世界でも黙ってはいられないのが男性のほう。相手が気に入らない、カチンときたとなると、激しく攻撃します。その腹いせとして、ネット上にあることないこと書かれたり、個人情報をバラされたりというネットいじめが起きてくるのです。(3)男性はプライドが高いだから今回の調査では、有能性の証明欲求が強く、プライドが高い男性がいじめ被害を訴える傾向があることもわかりました。「社内メールで晒し者にされた」「努力を無視された」など正当に評価されない事態をプライドが許すはずはありません!そういった現実から逃避するため、「自分はいじめられている」、つまり被害者だと思ってしまうのです。■大人の女性が被害に遭うのは負の感情から『いじめから子供を守ろうネットワーク』調べでは、18歳未満のネットいじめの被害者は約99%が女子!多くの少女がネットいじめで悩み、自殺に追い込まれたりしているのに、大人の世界ではネットいじめ被害者は男性のほうが多いわけです。それでは、大人の女性が受けるネットいじめにはどんな特徴があるのでしょうか。今回の調査では、ネットいじめに合ったことがあると答えた女性はわずか3%でした。しかし、それ以外の人でも、はっきりと「ネットいじめを受けた」という認識はないものの、「思い当たるふしはある」「気づいていないだけかも……」と、いじめの気配をうっすら感じている人が多かったです。女性が受けるネットいじめは、嫉妬にかられて悪口を書くなど、相手の感情的なこじれが原因で発生します。例えば、「自分は試験に合格、女友達は不合格となってしまい、その日からネットいじめがはじまった」という人もいました。「つらつらとでっち上げの悪口を書かれ」、挙句の果てには「あの人には裏切られた!」など、怨念を飛ばすようなレベルに。怖いですよね……。もしネットいじめの被害に合った場合には、しかるべき対処をすることが大切です。『NEVERまとめ』の「【ネットいじめ】ネット上に自分の個人情報が!?でも削除依頼ってどうやるの?」には、ネットいじめを受けた際、書いた人間を特定したり、書き込みの削除依頼をする方法が詳しく紹介されています。掲示板やSNSで誹謗中傷されたのであれば、その運営者(管理人)に書き込みの削除を求めることができる、とのこと。自分から削除を求めることが難しい場合は、法務局か警察のサイバー犯罪窓口に相談するという方法もあります。SNS、LINEなどのツールはたしかに便利ですが、反面、闇があるのも事実。自分が気をつければ完全に防げるというものではありません。しかし、せめて自己防衛の意味を込めて、情報の公開には十分に注意を払いたいですね。(文/虫本ハギー)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2015年2月25日(水)調査対象:全国30代の男女300名【参考】※【ネットいじめ】ネット上に自分の個人情報が!?でも削除依頼ってどうやるの? -NAVERまとめ
2015年03月31日主婦の友社はこのほど、「S Cawaii!」が特別編集した恋愛とメイクに関するムック『S Cawaii! 特別編集 この先死ぬまで男に困らない恋愛とメイクの方法を教えます』(税別580円)を発売した。同ムックは、妄想に走ってしまい、リアルの恋愛に遠ざかってしまった昨今の女子に向け、「恋愛成就」「恋愛力アップ」のためのハウツーとメイクテクニックを特集した一冊とのこと。編集部が総力を挙げてイケメンを集め、5合計5回にわたるアンケート会を実施。総勢100名のリアルな男心の最新情報を反映させた内容となっている。出版に際して担当編集者は、「昔はギャル誌にはイケイケな恋愛特集がつきものだったけれど、昨今は恋愛特集自体が減る傾向。さらに『壁ドン』『あごクイ』など少女マンガ的なものがブームになったりして、妄想に走って実際の恋愛から遠のいたり、頭でっかちになったり、こじらせたり、そんな女のコが多くなっていると感じていました。この本を読むことで、リアルの恋愛に一歩をふみだすきっかけとそのコツを見つけてほしいです」とコメントしている。○今"モテる顔"はコレ!アンケート調査で、女子がモテメイクと考えていたアイドルのようなメイクは、実は男ウケが悪いことがわかったという。同書では、それぞれのモテメイクの工程を豊富な写真と丁寧な解説で紹介している。■第1位: ちょっと辛口なカジュアルメイク「9割が好きと答えた一番モテるメイク! あまり色みを使わずナチュラルにベージュアイとブラウンラインで辛口の中にやさしい印象を入れるのがポイント」■第2位: ちょいモード系メイク「ハネ上げラインと重くないモードリップでオシャレ顔に。ところどころにさり気なくポイント作ってやり過ぎないちょいモードで個性をアピール」■第3位: 清楚っぽいガーリーメイク「目、ほお、リップとまるごとやわらかピンクでまとめて「守ってあげたくなる感」を演出。アイライン&マスカラは、ブラックでしっかりと」■女子たちが考えるモテメイクは男ウケが悪かった!!「目がバッチリで、ピンクのチーク&リップという"ガーリーメイク"はまさかの不人気」○恋を始める前に知っておきたいことは?また、同ムックでは「恋を始める前に知っておきたい10のコト。」として下記のようなタイトルを掲げている。・女のコが考えるモテ=石原さとみ、男のコが考えるモテ=北川景子。・モテて損はない。地球上の男性を「男」ととらえる。・まずは「運命の1人」じゃなく「10人の気になる人」をつくる。・美少年がブスを好きになる確率は0.0001%、3億円の宝くじに当たるのとほぼ同じ確率。・草食動物の前に肉をぶらさげても食べない。・清潔感>トレンド、髪の毛がプリン、メイクが雑、服に毛玉…はNG。・「彼氏いるの?」は社交辞令。・極めるなら肉じゃがよりハンバーグ。・「ギャップ」と「鮮度」がドキドキを持続させる。・夜を想像させる。でもHはじらす。そのほか、大企画「これで彼氏ができなきゃ終わりです!! 恋愛のトリセツ。」を収録。「男のコが嫌う女の『恋愛病』に関するチェック」から、「男が"途切れない女""途切れ続ける女"のヒミツとワケ」をマンガ形式で紹介する他、「岩井志麻子さん×立花亜野芽さんによるお悩み相談室」など、男の本音と女の本音をまとめている。
2015年03月17日カレに浮気をされたことはありますか?もちろん浮気なんてされたら許せないですけど、実際されてみてもそれくらいじゃ相手のことを嫌いにはなれないんですよね。「死ぬほどムカつくけど、好き」みたいな。だったら私は、どうやって次の浮気を防止できるかが大事だと思うんです。そのためには、カレに浮気をしたことを死ぬほど後悔させるのが一番。心の十字架を背負ってもらうしかありません(笑)。そこで今回は、浮気経験のある20代男子15人に「『もう二度と浮気できねえ!』と思った彼女のリアクション」について聞いてみました。■1.即SNSに投稿「『浮気してしまいました。すみません』って謝った瞬間、スマホ触り始めてなにかと思ったら、ツイッターに『【悲報】○○○○に浮気される』ってつぶやいてて血の気引いたわ。土下座してツイート削除してもらった」(大学生/21才)ものすごい行動力ですね(笑)。たしかに男子は、目の前の彼女にどれだけキレられるよりも、周りに「アイツ最悪」って思われるのが一番キツイかもしれませんね。社会的制裁ってヤツです(笑)。■2.即親に電話「俺は、すぐに親に電話されて相手のお父さんに『次あったらぶん殴る』って電話越しに言われておしっこちびった。怖かったってのもあるけど、お父さんなんかとくに本気で怒ってたんだろうし、悪いことしたなとしみじみ思ったね」(フリーランス/23才)彼女が悲しんでるだけだと、カレは罪悪感をそこまで感じることができないかも。だって彼女が悲しむなんてはじめから知ってたはずですから。それよりももっといろんな人が悲しんだり怒ったりしたら、本当の意味で反省できるはず。■3.号泣「キレるでもなく問いただすでもなく、小一時間延々と号泣された。なんか、その間ずっと考えて、ようやく自分のしたことのダメさがわかった気がした」(大学生/21才)男子としては、「ふざけんなバカ!」とかとにかく悪口を言われまくるのを想像してたでしょうから、これは逆にショッキングでしょう。女の武器を最大限発揮してます(笑)。■4.浮気相手と修羅場「『その相手ここに呼んで。今すぐ』とか言われて目の前で修羅場見せられた。というか俺もその修羅場の中にいた(笑)。心が切り裂かれるようなつらい体験でした」(カメラマン/25才)男子の思惑は、「なんとか謝って穏便に済ませること」。この子はそんなこと許しません、逆に修羅場にする。たしかに裏切られたわけだし、これくらいの仕返しは許されるはずです!■5.「寂しい人だね」「一番ガツンと来たのは、『浮気した、ごめん』。『そっか、すごい寂しい人なんだね』て同情されたこと。まさかの反応だったし、自分がすごい情けなく感じた」(大学生/21才)浮気したり、女遊びをしたりしている人が一番言われたくないことって、「寂しいね」なんだって。「チャラい」とかは全然響かないんだそうですよ。同情されるって、イヤですもんね。■おわりにどうでしたか?みなさんも万が一この先浮気を暴露されることがあったら、これらのリアクションで仕返ししましょう。そうすればもう、二度目はないはずです!(遣水あかり/ハウコレ)
2014年11月11日○トラブルの主戦場は、裏サイトから一般のコミュニティサイトに友人や教師のうわさ話、誹謗中傷などが掲示板に書き込まれ、5、6年ほど前に「ネットいじめ」として社会的問題にまでなった「学校裏サイト」。だが、最近はあまり話題にのぼらなくなった。しかしその理由は、学校内の悪意ある情報をネット上に流通するケースが減少するなど、ネットを介してのトラブルが沈静化してきているからではない。むしろ今は、かたちを変えて拡大する傾向にあり、問題はますます深刻化している。特にトラブルが起きやすいのが、SNSなどのコミュニティサイトだ。子どもでもSNSサイトを気軽に使えるようになったことで、実社会では親交のない人との接点も増えてきている。さらに、最近ではスマートフォンの普及により、誰でもリアルタイムに動画配信等を行えるようになっているのも、子どもがトラブルを起こしたり、トラブルに巻き込まれたりするリスクを高めている。ネット上のトラブルの代表的なものが、いわゆる「炎上」である。スマートフォンで撮影した動画や画像を簡単にSNSサイトなどにアップできてしまうことから、思わぬ経緯で人々の興味を引き、炎上を招くケースが増えているのである。こうした事態に対し、授業の中で安全なネット利用の方法について触れたり、専門家を招いてネットの安全利用に関する教室を開いたりと、啓発活動に取り組む学校も増えてはいる。しかし、高校生にもなれば普通のセミナーでは興味を示さなくなってくるため、何かしらの工夫も必要となるようだ。「実際に起きたトラブルの事例など、身近な話題を出しながら説明してほしいという依頼も増えています」とコメントするのは、企業のレピュテーション対策などを手がけ、全国の学校で児童・生徒向けのセミナーなども展開しているピットクルーで、経営企画管理部 新事業企画開拓課長を務める齋藤良和氏だ。○7割近い保護者が、自治体や学校の啓発活動に期待マイナビニュースはこの夏、子どもを持つ保護者の会員244名を対象に「子供のネット利用に関するアンケート」を実施した。その結果を見ると、トラブルを未然に防ぐために、自治体や私立学校が専門家に依頼し、見守りや啓発活動を行うことの必要性を感じている保護者の割合は7割近くにも達することが判明した。そして、子どもがネットトラブルに遭うなど困った時に相談できそうな人が身近にいないとする保護者も6割の割合を超えているのだ。さらに、実際にトラブルに遭った際の対処法を事前に子どもと話し合っているか?という質問に対しては、7割以上の保護者が話し合っていないという。この結果に対して齋藤氏は次のような見解を示す。「保護者の方々は、子どもがスマートフォンなどを使って何をしているのか把握しきれずに不安を抱いているものの、具体的にどのような対策をすればいいのかわからない、という状況に置かれているのでしょう。今はスマートフォンを使ってなんでもできてしまいますから、リスクも大きくなります。それに、子どもがスマートフォンを持っているのに対して、保護者の方はガラケーのままというケースも多く、リテラシーにギャップが生じている点も対策が難しいと感じさせている要因でしょう」このようなギャップにより、どうしても保護者は最新のネット事情についていけなく、苦手意識を持ってしまいがちになる。すると、“子どもが大丈夫と言っているから”と、とりあえず何もしなかったり、そもそもネットで何が危険なのかを具体的に説明できなかったりと、子どもに安全なネット利用法を保護者だけで教えることはますます困難になってしまっているのだ。○全国10,000校以上の実績があるスクールネットパトロール2008年よりピットクルーが展開している「スクールネットパトロール」は、教育委員会からの委託による27自治体、公立私立学校を含めて10,000以上の学校での実績を誇る。契約ごとに“ネットパトロール”の専門スタッフが付き、日々検索などを行いながら、状況をまとめて管理者に報告するとともに、怪しげな兆候が見られれば迅速に対応する体制が整っているのである。「自動的にネット上を巡回するシステムもありますが、それだけでは新たに登場するサイトや、子ども達の使うネット用語の変化についていくことができないため、現状はナレッジやガイドラインをもとに目視を中心に対応した方が効果的です」と齋藤氏は語る。スクールネットパトロールのサービス内容は大きく3つからなる。まず1つ目が、インターネット利用実態調査だ。子どもたちがどのようにネットを利用しているのか、その実態を定期的なレポートにまとめ、各自治体の教育委員会や私立学校などへ提出しているのである。調査には過去5年間の活動で培ったノウハウが生かされており、システムと人の目線の双方による監視体制を整えている。もし自殺や事件に巻き込まれそうな兆候を発見した場合には、各教委に対して緊急連絡を行う。実際過去に、ネットに投稿された内容から自殺の兆候を見抜いて学校に報告し、最悪の事態を未然に防いだ事例などもあるという。2つ目は、学校向けサポートサービスである。これには、トラブル対応の相談窓口、ネットトレンド情報提供といったサービスが含まれている。トラブル対応窓口では、問題が発生した場合の問い合わせや対応策について、これまでの経験と実績を生かした適切なアドバイスを提供している。「学校や家庭でトラブルの未然防止にも利用していただけるように、子ども達への指導に役立つ情報を提供することを心がけています」(齋藤氏)そして3つ目が、啓発活動である。これまでネットパトロールを通じて培ったノウハウやこれまでの対応実績をもとに、教職員や保護者、子ども向けのセミナーの実施、それにネットパトロール調査マニュアルや啓発リーフレットの提供も行っている。「全国のネット利用状況を分析したデータが蓄積されているのに加えて、学識経験者、学校関係者、保護者との連携も行っているので、より効果的な情報提供が可能となっています」(齋藤氏)ネットには危険が多いが、それ以上に役立つこともたくさんある。子どもたちに対しては、ただネットから遠ざけるのではなく、より安全に使えるように教育したり、環境を整えたりすることが今後ますます求められるようになるだろう。そのためには、自治体や学校、通信事業者、そして保護者がそれぞれの役割を果たしつつ連携しながら、子どもたちを見守ることができるような社会を築いていく必要があるだろう。調査時期:2014年8月22日~2014年8月28日調査対象:マイナビニュース会員子どもを持つ保護者限定調査数: 244名(男性129名、女性115名)調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年09月29日マンボウは、ちょっとした事故やストレスなどで簡単に死んでしまう魚だという噂話を見聞きした人は多いだろう。しかし、それは本当なのだろうか。マンボウの飼育・展示を行っている名古屋港水族館に確認してみた。○マンボウとはどんな魚なのかマンボウは、フグ目マンボウ科に属し、最大で3m以上にも育つ大型の海水魚。側面から見ると卵形に近い体型や、上下に伸びた「背びれ」と「尻びれ」、後部の「舵びれ」など、一般的な魚のイメージとは異なるユーモラスな外見が特徴だ。世界中の温帯から熱帯の海に生息し、クラゲなどの柔らかなエサを捕食している。日本でも、全国各地の定置網漁などで漁獲されているが、鮮度がすぐに落ちてしまうため市場にはあまり出回らず、水揚げされた土地の郷土料理などとして食されている。そしてマンボウは、簡単に死んでしまう魚として語られることが多い。「寄生虫を取るためにジャンプをするが、着水に失敗して死ぬことがある」というのが良く聞く話で、その他にも「まっすぐにしか泳げないため、岩などにぶつかって死ぬことがある」「目に泡が入ったストレスで死ぬことがある」「魚の骨が喉に刺さって死ぬことがある」など、数々の噂が流布されている。しかし、本当にそんな理由で死んでしまうのだろうか。○マンボウはそんなに簡単に死ぬ魚なのか名古屋港水族館でマンボウの飼育を担当する小串さんに話を聞いてみたところ、ネットなど広まっているマンボウの死因は、ほとんどがデマとのこと。「寄生虫を取るためにジャンプをするが、着水に失敗して死ぬことがある」という話では、実際にジャンプすることはあるが、寄生虫を取るためなのかは確認されていないし、水族館で飼育されている個体がジャンプ後の着水で死んだ事例もない。もちろん、自然環境での確認もされておらず、もし外洋を航行する船でジャンプ後に死んだマンボウを見たのだとしても、他の要因で死の直前だった個体が苦しくて暴れていた可能性の方がずっと高い。また、何も無い外洋に生息しているので「岩などにぶつかって死ぬ」可能性はほとんど無く、「目に泡や異物が入って死ぬ」という話では、他の魚でも見られる「ポップアイ」という病気の可能性があり、マンボウに限った話ではないという。クラゲなどを補食しているので「魚の骨が喉に刺さる」ことは基本的にない。その他に流布されている死因に関しても、確認された事例はないそうだ。こうした誤解を生んだ要因としては、マンボウの生態がまだよくわかっていないことや、ストレスに弱い魚であることなどが挙げられる。例えば、既にマンボウが飼育されている水槽に新しいマンボウを入れると、お互いを意識してエサを食べなくなることがあるという。死ぬほど衰弱する訳ではないが、飼育が難しい魚であることは確かだ。また、体が硬いのですぐには方向転換できず、まれに水槽の壁面などにぶつかるが、怪我をする程度で死ぬことはない。水族館での飼育に限っては、他の魚の餌として与えられた魚の切り身を食べてしまい、骨が消化できずに体調を崩して死んでしまうことはある。○名古屋港水族館で本物のマンボウを観察してみようマンボウがすぐに死んでしまうというデマが流布していることは水族館側でも把握しており、マンボウを見学しているカップルがよく話題にしているそうだ。マンボウの解説を行う際にデマを否定しているが、それでもデマを信じている人が次々と訪れ、マンボウが水槽の壁面になどに近づくと「危ない、死んじゃう」といった声が上がるほどだという。実際のマンボウは学習能力が高く、名古屋港水族館ではダイバーが餌やりに水槽に入ると、近寄って来てダイバーの周りを泳ぎだすほど人に懐く魚だ。その様子は、マンボウの餌やりを来館者に公開する1日2回のフィーディングタイムで見ることができる。フィーディングタイムでは、係員がマンボウの解説も同時に行っているので、デマを信じていた人は、説明をしっかりと聞いて考えを改めて欲しい。また、名古屋港水族館でマンボウが飼育されている南館の黒潮水槽は、マイワシやマグロ、カツオなども一緒に飼育されており、特にマイワシの群れがエサを補食する「マイワシのトルネード」が人気イベントとなっている。同じ南館の「赤道の海」エリアは、2013年から改修工事が進められており、2014年3月末に一部がリニューアルオープンしたばかり。リニューアルした水槽では生きたサンゴが展示され、普通ならダイバーでなければ見ることができない生体サンゴを、カメラでズームして観察することができる。さらに12月末にグランドオープンを予定している「サンゴ礁の海」は、オーストラリアのグレートバリアリーフをモチーフに、色とりどりの魚たちが舞うように泳ぐ南国の海を表現するとのこと。これを機会に、マンボウのフィーディングタイムはもちろん、イベントや見所がたくさんの名古屋港水族館に足を運び、様々な魚に関する知識を深めてみよう。
2014年09月12日水原希子が公式ツイッターアカウントで、「死んでしまうかもしれない」と発言していることが話題となっている。これは米アーティストのビヨンセ・ノウルズが、水原が手掛けるブランドを着用していることに対して感激の意を表してツイートしたもの。ビヨンセが着用しているのは、水原とオープニングセレモニーのコラボレーションブランド「キコ ミズハラ フォー オープニング セレモニー(Kiko Mizuhara for OPENING CEREMONY)」のピザ柄トップスとニットレギンス。このことを知った水原は「やばい。ビヨンセが私が作った服を着てる。死んでしまうかもしれない。嬉しすぎて死んでしまうかもしれない。死んでしまうかもしれない。言葉にならない」と感無量。秋元梢や中林美和、湊ジュリアナなどのモデル仲間から祝福のツイートが寄せられている。
2013年12月07日多くの男女の恋愛について取材をしていると、どうしてもその人の秘密を知ってしまうことがあります。今回は、男性が死ぬまで彼女に内緒にしておきたいと思っている“男の秘密”を、こっそりとご紹介したいと思います。思わず男性の秘密を聞いちゃった、キャバ嬢のみなさんからのチクリとして、以下に“秘密”を公開したいと思います。■1.実は高校時代はパシリだった「オトナになって、それなりにパリッとしたスーツ姿で出会った男性を見ると“この人、高校時代もかっこよかったのかな。モテていたのかな”と思うかもしれませんが、イケメンのなかには、高校時代パシリだった男もいます」まあ、子どもどうしの世界の出来事なので、そんな過去はどうでもいいと思う女性もいるでしょうし、そういう過去を知ってしまったら別れたいと思う女性もいるでしょう。後者の女性があとを絶たないから、男は過去の真実を語らないのかもしれません。■2.実は男どうしで触りあったことがある(で、しっかり感じた)「スポーツ系の部活動を熱心にやっていた男性や、男子校出身の男性からはこういう証言が得られました。興味本位で触りあった。あるいはどうしても性欲を我慢できず、すぐに処理できる相手を選んだという、他愛もない(?)きっかけのようです。オラオラ系の男性でもこういう人がいましたので、外見からでは彼がどういうご経歴をお持ちなのか、判断するのがむずかしいかもしれません」たしかに外見からは判断がつかない“男性の秘密”かもしれませんね。■3.実は風俗にハマっていた過去がある「男性はあるていどの年齢になるまで、じぶんの性欲をじぶんでコントロールできないこともあるので、こういう男性は、もしかしたら多いのかもしれません。借金してまで風俗に行くというのは、のちのち結婚したあとにもその借金を返済しなくてはならなかったりして、ちょっとしんどいかもしれませんが、遊び金で風俗に行っていて借金がないのであれば、許してあげればどうでしょうか?」キャバ嬢のなかには、こういう男性の過去に鷹揚なかたもいますが、みなさんはどうですかね?許せますか?■4.25歳まで童貞だった「これは25歳まで処女だった女性も、正直に彼に言えないかもしれませんね。初体験は高校生のうちに終わらせるのがふつうという社会的な風潮があるので、25歳童貞(処女)は、自己申告しづらいでしょう。でも、個人的には高校卒業後~25歳くらいまでの間に初エッチした人は、実は多いように思います。また焦って10代で初エッチをして“よかった”と思っている人も、そう多くはないように思います」たしかに、急いで10代のうちにエッチをして“よかった”と言える女性は、少ないかもしれません。初体験とはそういうものであるということでしょう。■5.実は年に1回転職をしている「社会人として生きている年数と、転職の回数がおなじであるとか、転職回数のほうが遥かに多いという男性のなかには、その事実を隠したがる人もいるようです。終身雇用が“当たり前”ではなくなった世の中ですから、じぶんのキャリアアップのために、どんどん転職する男性もいますし、そうではない男性もいるということでしょう」こういうことは、結婚後に、女性がまったく聞き知らない会社から、厚生年金の書類が郵送されてきてバレることもありますよね。■おわりにいかがでしたか?5つすべて、比較的男性に好意的なコメントを付けてしまいましたが、女性としてこれは絶対に許せない!というものが、もしかすればあるかもしれませんね。恥ずかしい過去が今のあなたをつくっていることもあるように、あなたの彼だって、隠したい過去が、愛すべき今の彼をつくっているということで、許し認めてあげたらいいかもしれません。(ひとみしょう/ハウコレ)
2013年05月17日旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」は、「トリップアドバイザー・バケットリスト(死ぬまでにやっておきたいことの一覧)」第14回「死ぬまでに行きたい 世界の砂漠 15選」を公開している。同サイトでは、約8,000万年前からあるという世界最古のナミビアのナミブ砂漠を紹介。ナミビアの大西洋岸に約2000kmに渡って延びる細長い砂漠で、世界一美しい砂漠といわれているという。その他、約1,000万km3の面積を誇る世界最大のサハラ砂漠(モロッコ)、世界で3番目の規模であるゴビ砂漠(モンゴル)、アメリカ西南部に広がるナバホの聖地モニュメントバレー(アメリカ)などを紹介している。中には、「入ると生きては戻れない」とも言われるタクラマカン砂漠(新疆ウイグル自治区)、白砂の砂丘レンソイス(ブラジル)、動く石があるというデスバレー(アメリカ)といった珍しい砂漠も。中国側のゴビ砂漠(月牙泉)では、2,000年以上わき続けているという砂漠の中のオアシスを見ることができる。詳細は「死ぬまでに行きたい世界の幻想的な砂漠15」で案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」はこのほど、「トリップアドバイザー・バケットリスト(死ぬまでにやっておきたいことの一覧)」の第13回として、「死ぬまでに行きたい世界の噴水 15選」を公開した。同コンテンツでは、ホテルベラージオの目の前にある「ベラージオの噴水」(アメリカ合衆国/ラスベガス)や、肩越しにコインを投げるとまたローマに戻ってくることができるといわれ、年間で1億を超えるコインが投げられるという「トレヴィの泉」(イタリア/ローマ)など、世界の噴水15カ所を、旅行者から投稿された写真とともに紹介している。例えば、スワロフスキー100周年を記念して作られた「スワロフスキー クリスタル ワールド」(オーストリア/チロル)の噴水は、巨大な人の顔の口から水があふれ、さらに、目には本物のクリスタルが使われているという。そのほか、2009年に作られた、全長275mの世界最大の噴水「ドバイファウンテン」(アラブ首長国連邦/ドバイ)や、ジェット機のエンジンを利用した、噴水が260mも吹き上がるという「King’s Fountain(キング・ファハド)」(サウジアラビア/ジッダ)が選ばれている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」はこのほど、「トリップアドバイザー・バケットリスト(死ぬまでにやっておきたいことの一覧)」の第12回として、「死ぬまでに見てみたい!? 魅惑のタオルアート 15選」を公開した。同コンテンツでは、世界のホテルのベッドを彩るユニークなタオルアート15選を、旅行者から投稿された写真を用いて紹介。動物の作品からアバンギャルドな作品まで、ホテルのハウスキーパー係が作り出す少し変わったタオルアートが掲載されている。例えば、スリランカのホテル「タマリンドヒル」の白鳥は、タオルアートの基本スタイル白鳥を2つ組み合わせたハート型。タオルアートとしては定番ながら、左右のバランスがよいハートが形づくられている。また、アメリカのホテル「Homewood Suites Syracuse/Liverpool」では、ぬいぐるみのような犬のタオルアートがむかえてくれる。さらに、エジプトのホテル「イベロテル リド」では、実物大の「人型」タオルアートを見ることができる。同ページではそのほかにも、インド「Lui Beach Resort」の巨大なワニや、メキシコ「ロイヤル ハイダウェイ プラヤカール オール インクルーシブ」の足まで細かく表現されたサソリなどが紹介されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」はこのほど、「トリップアドバイザー・バケットリスト(死ぬまでにやっておきたいことの一覧)」第11回として、「死ぬまでに入ってみたい 世界の神秘的な洞窟 15選」を公開した。同コンテンツでは、「ブルー・グロット(青の洞窟)」(イタリア/ナポリ)をはじめ、「ダイヤのように輝く」という意味の「ディアマンティナ洞窟」(ブラジル/バイーア州)など、世界の洞窟15カ所を、旅行者から投稿された写真とともに紹介。中には、頭蓋骨が並ぶ「カタコンベ(地下の墓地)」(フランス/パリ)や、「多くの手の洞窟」という名の通り、無数の手形が壁面にある世界遺産「クエバ・デ・ラス・マノス」(アルゼンチン/パタゴニア)といった、個性的な洞窟も選ばれている。日本の洞窟からは、沖縄本島の新たな観光スポットである「ガンガラーの谷」が選ばれた。旅行者からは、「癒やしのパワースポット」、「洞窟は神秘的で、自然はダイナミック。ガジュマルの不思議さに魅了されました」といったコメントが寄せられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日世界最大級の旅行口コミサイト・トリップアドバイザーは、「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩つり橋10」を、同サイト上で公開した。同サイトはこれまでも、「死ぬまでに一度は訪れてみたい世界の観光スポット」をテーマごとにまとめ、「トリップアドバイザー・バケットリスト」で定期的に紹介している。今回のテーマは「世界の徒歩つり橋」。世界各国から、スリルあふれる歩いて渡るつり橋を紹介している。最初に紹介しているのは、アルプスで一番長く、高い場所にあるつり橋「スイスのトリフト橋」。トリフト氷河が作り出した湖にかかる橋で、全長170m。100mの高さから眺めるアルプスは圧巻だという。次は北アイルランドの「キャリック・ア・リードつり橋」。沖に浮かぶ小島にかかる全長約20mの短い橋だが、足元30m下に海が見える。風が強い日などはつり橋は容赦なく揺れるため、スリル満点だ。カナダの「キャピラノつり橋」は、森の中にかかる高さ70m、全長137mのつり橋。観光客も多く、人が歩くたびにゆらゆらと揺れる。美しい森林をハイキングしながら、スリルある体験も楽しめる。また、廃鉱となったゴーストタウンへと続くメキシコの「オフエラ橋」や、高低差316mの世界一高いつり橋、アメリカの「ロイヤルゴージブリッジ」も紹介。日本からは、かずらと呼ばれる植物で造られたつり橋「かずら橋(徳島県)」が紹介されている。そのほかのつり橋は、「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩つり橋10」で見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日トリップアドバイザーはこのほど、「死ぬまでに行ってみたい、世界の絶妙な岩場15選」をまとめ、その結果を発表した。1位はインド南部のタミルナードゥ州にある「バランシング ロック」。バターボールとも呼ばれる。正面からは球だが、裏側は途中ですっぱり切られたようになっているという。2位はミャンマーにある金色の岩に仏塔(パゴダ)が乗った岩場。正式には「チャイティーヨパゴダ」と呼ばれ、ミヤンマーでは重要な巡礼地の1つになっているという。3位はカイロの南西の白砂漠にある、風によって削られたきのこのような形の奇岩。中でも有名なのがこの「マッシュルーム & チキンロック」。4位はアメリカのアリゾナ州のチリカワ国定公園にある岩。緑が多く、岩も黒みがかっているのが特徴的。5位もアメリカで、デンバーの南、コロラドスプリングから西に10km程の「ガーデンオブザゴッズ」。不思議な岩石がゴロゴロ転がっているとのこと。6位はまたもアメリカでユタ州のアーチーズ国立公園にあるバランスロック。2,000を超える天然のアーチが見られるという。7位はノルウェーで、2つの山腹の間に絶妙なバランスで挟まった「シェラーグボルテンの巨石」。高低差1000m以上もあり、乗るのはかなり勇気が必要そう。8位はイギリスのノースヨークシャー、ハロゲイトにある奇岩の公園。9位は映画「007 黄金銃を持つ男」の撮影で使われたことから、ジェームスボンド島と呼ばれるタイ・プーケットのピンガン島の沖に浮かぶ岩。10位は3,000本以上の石柱がそそり立つ中国・湖南省にある張家界国家森林公園。その幻想的な景観は映画アバターの惑星「パンドラ」のモデルになったともいわれている。11位はオーストラリア北部の砂漠の真ん中に突如現れる丸い巨岩の数々。「Devils Marbles = 悪魔のおはじき」という名前がぴったりの不思議なパワースポットという。12位はジンバブエのマトボ丘陵にある奇岩群。このエリアには4万年以上前から人類が住んでおり、丘の洞窟や岩々には石器時代の岩壁画も見らるとのこと。13位はアメリカ・テキサス州のビッグベンド国立公園内にある「グレープバインヒルズ」トレイルロードの突き当たりにあるバランスロック。14位はカナダ東部、大西洋に面したノバスコシア州のロング島にあるバランシングロック。15位はトルコのカッパドキアにあるギョレメ国立公園の岩。キノコやタケノコのような奇妙な岩石が並ぶカッパドキアでは、4世紀頃にこれらの奇岩をくりぬいて作られた修道院や教会なども多く残されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月06日トリップアドバイザーは、「死ぬまでに行ってみたい、世界の名瀑12選」を発表した。1位はアメリカとカナダの国境にあり、観光地としても人気が高い「ナイアガラの滝」(アメリカ・カナダ)。2位はブラジル・アルゼンチンの国境にある「イグアスの滝」。高さ80m、幅2.7kmと、圧倒的な迫力で迫ってくるという。3位はジンバブエとザンビアの国境にある「ビクトリアの滝」。高さ最大108m、幅1.7kmと、イグアスと並ぶ世界最大級の滝とのこと。4位は「カイエトゥール滝」(ガイアナ)で、落差226mは一段の滝としては世界最大級だという。5位は「エンジェルフォール」(ベネズエラ)で、979mと世界最大の落差を誇る。6位「セリャランスフォスの滝」(アイスランド)は、滝の宝庫といわれるアイスランドの中でも特に美しい滝だそうだ。7位もアイスランドで「デティフォス」、8位、9位はアメリカの滝で「ハミルトンプール」 「ロウワー滝」。「黄果樹滝」(中国) はアジアで唯一ランクインした。以下11位「エル・リモンの滝」(ドミニカ共和国)、12位「ガラスマオの滝」(パラオ) 。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日『ヤング≒アダルト』、『スノーホワイト』と話題作への出演が相次ぐシャーリーズ・セロンだが、そんな彼女でも『マッドマックス』シリーズ最新作で演じることは「死ぬほど怖い」という。ジョージ・ミラー監督が手がける最新作『Mad Max:Fury Road』(原題)で主演のトム・ハーディの相手役を務めるシャーリーズは、同作のクランクインを楽しみにしているものの、同時に戦々恐々としてもいると「Collider.com」に語った。「オリジナル版の『マッドマックス』があんなにビビッドな世界を作り上げたわけだけど、そこに戻って、もう一度創り直し、あの楽しい砂の世界で再演するのよ」と話すシャーリーズ。「ジョージは本当に、私がこれまでに脚本で読んだことのないような女性のキャラクターを創り出したの。死ぬほど怖いわ!でも、とてもワクワクしてるの。私本当に死んじゃいそうよ!もう3年越しなのよ。早く演じたいわ!」と作品に対する意気込みは十分のようだ。シャーリーズはまた、1978年発表のリメイクである本作に出演することの困難さも語った。「本当に能力が試される作品よ。元々は製作側が脚本を『マッドマックス』だぞ!』って感じで持ってきたの。それで私は“『マッドマックス』で、そんな女の役なんて演じないわよ”と思ったの。でも脚本を読んだ後は『ああ、マッドマックス様ごめんなさい』って感じで最初の気持ちを悔いたわ」という。「そんなことはめったにないわね。本当にただ、2人ともとても良い役柄なのよ。オリジナル版の『マッドマックス』とは違うの。リニューアルされた『マッドマックス』なのよ。だって、あの信じられないほどすごいトム・ハーディよ。だから、全てが刺激的なの。とってもとってもエキサイティング!」と嬉しそうに語った。『Mad Max:Fury Road』(原題)は7月中旬にナミビアでクランクイン予定。■関連作品:スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved. ヤング≒アダルト 2012年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.
2012年06月08日