茨城県でダンススクールを運営するM Style株式会社(所在地:茨城県守谷市、代表者:高橋 麻里子)は、ダンスジャンルを越えて、繋がり・若者たちの世界へ羽ばたく機会を創出するダンスフェスティバル「JAPAN DANCE FESTIVAL」を2023年7月22日(土)に開催いたします。TOP画像(イメージ)日本のダンス業界は、2020年にプロダンスリーグが始まるなど盛り上がりを見せています。パフォーマンスする側、見る側ともに楽しめるエンターテインメントとして注目されてきています。しかし、世界と比較するとダンサーが活躍できる環境が少ないのが現状です。特に、日本のダンサーが世界で活躍する(パフォーマンスのために招致される)ことは少なく、海外で活躍する機会自体が得られにくい状態です。その理由として、ダンスを教える先生が海外ダンサーとの繋がりがあまりないことが理由の一つです。ダンスの世界は、パフォーマンスの機会はすべて「オーディションの場である」と言われており、多くの方にパフォーマンスを観て頂くことがチャンスであり、経験です。実際に、海外のトップダンサーにパフォーマンスを見てもらったことで、海外のイベントに呼んでもらえる機会を得たダンサーも少なくありません。しかし、コロナ禍においてサルサの世界大会に行くための日本選抜「Japan Salsa Congress」がなくなり、そのまま再開されることはなくなりました。そして、世界の方が日本に注目してもらえる機会が減り、若手ダンサーが世界に挑戦する機会も減ってしまいました。そのような中で開催される本イベントは、世界トップレベルのダンサーを日本に招致し、パフォーマンスを披露してもらうだけでなく、ダンスワークショップで直接指導してもらえる参加型のイベントです。パフォーマンスを観ることができる「ショーケース」では、プロのダンサーだけなく地元茨城で練習しているダンスチームや日本国内のダンサー約200名が出演します。また、ヒップホップ、サルサ、チアダンスなど、ジャンル・国境を飛び越え、ダンスを通じてすべてを繋げることを目指したフェスティバルです。▼JAPAN DANCE FESTIVALのイベント詳細はこちら▼ 【日本はダンサー同士の交流する機会が少ない】世の中に多くあるダンスフェスティバルは、各ダンスチームがパフォーマンスする機会がステージで与えられるだけが多く、出演者同士の交流や違ったジャンルを体験できる大型イベントはほとんどありません。多くのダンサーが、その場で学び、交流出来る機会を作ることでよりダンス業界が盛り上がり未来のある若手が切磋琢磨できる環境を作ります。【海外(L.A)から来日のトップアーティスト】Sam Allen(サム・アレン)サム・アレン国内外問わずダンス指導を行うだけでなく、振付師としてもその手腕を発揮しており、映画やミュージックビデオなど多数担当。Francisco Vazquez(フランシスコ・バスケス)フランシスコ・バスケス「LA Style Salsa on 1」の生みの親、世界中のレジェンドであるマエストロ。数々の大会で無敗のチャンピオンとして名をはせている。Liz Lira(リズ・リラ)リズ・リラ25回世界チャンピオンに輝いたラテンダンサー。ラテンダンス業界のパイオニアで、ハリウッド映画の振付師としても有名。Shiggy(Shigeto Nakano)Shiggyアメリカ各地、海外にてワークショップ、ショーケースを行う。世界的に有名なチームS-Rankの唯一の日本人メンバー。【ワークショップスケジュール】Workshop タイムスケジュール※スケジュールは変更になる可能性がございます。最新情報は公式サイトにてアップいたします。【イベント開催への想い】反対されたジャンルを越えたダンスフェスこの企画で一番に周りから言われたことは「ジャンルを決めないと失敗するよ」ということでした。例えば、ヒップホップならヒップホップなどに限定しないと人が集まらないと言われました。日本では、他のジャンルのダンスを観ること・踊ることがマイナスに捉えられてしまう環境があるのだと思います。しかし、私がアメリアL.Aに在住しダンスをしていた時には、海外のトップダンサー達はジャンルを飛び越えて様々なダンスをしていました。違ったジャンルに触れることは、ダンサーたちのスキルアップに必ず役に立ちます。そんな暗黙のルールを壊したいと思い反対を押し切ってオールジャンルにこだわりました。M Style株式会社代表取締役高橋 麻里子代表 高橋 麻里子 写真【才能のある若手を世界に羽ばたかせたい】私のスタジオは今年の夏に10周年を迎えます。このイベントは、今まで通って来て下さったお客様・スタッフ・関係者の皆様に、感謝の気持ちとして何か形にしたいとずっと企画していました。今若手がどんどん育ってきている中でも、語学や金銭面の問題から海外に挑戦する壁は高いと言われています。私が企画するイベントでは、そんな海外に挑戦したいけれどできない若者たちが、世界トップレベルのダンサーにパフォーマンスを見てもらえる、そして教えてもらうことができる機会を日本で作ることで恩返しができるのではないかと考えました。今回は世界トップレベルのダンサーを複数招致しました。トップダンサーが一度に集まり、指導・パフォーマンスの両方を体験できる機会は他を探してもありません。このイベントを通して多くの若手ダンサーが世界に羽ばたくきっかけにして欲しいと思います。【地元である茨城県常総市 神達市長からイベントへの応援メッセージ】常総市出身の高橋 麻里子さんが素晴らしいイベントを開催します!若手ダンサーの活躍の場とダンスを通じて子どもたちから大人まで笑顔でワクワクする場を作るとのことです!普段から、常総市の様々なイベントでも躍動的なダンスで地元を盛り上げて頂いております。ぜひこの機会に年齢、国籍を超えてみんなで笑顔になって、活力を取り戻しましょう!私も応援しています!茨城県常総市 市長神達 岳志氏神達市長<イベント詳細>開催日時:2023年7月22日(土)10:00~22:00(開場 9:30)場所 :ベル・ジャルダン〒302-0132 茨城県守谷市松並青葉4-1-12プログラム:09:30~ 開場10:00~16:00 ダンスワークショップ13:00~16:00 ショーケースリハーサル(出演者のみ)16:00~19:00 ショーケース19:00~21:30 パーティ(with DJ)~22:00閉場<会社概要>商号 : M Style株式会社代表者 : 高橋 麻里子所在地 : 茨城県守谷市御所ケ丘1-4-2設立 : 2012年03月21日URL : 事業内容: ダンススタジオ・フィットネスクラス・オンラインフィットネスの運営<イベント企画団体概要>商号 : JAPAN DANCE FESTIVAL実行委員会代表者 : 高橋 麻里子所在地 : 茨城県守谷市御所ケ丘1-4-2URL : チケット販売ページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日宮内庁は4月30日、秋篠宮家の次女・佳子さま(26)が、一般財団法人「全日本ろうあ連盟」(東京都新宿区)の非常勤嘱託職員として5月から勤務されると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、当面の間はテレワークで事務作業などに当たられ、5月6日から週3日程度勤務されるという。ネット上では《佳子さま、頑張って》《公務あるなら週3勤務も不思議ではないな》と応援の声があるいっぽう、《やっと就職するのね》《週3勤務の嘱託でテレワークって何すんの?》と厳しい声も上がっている。では、これまでの女性皇族たちの就職事情はどうだったのだろうか。女性皇族の就職は、上皇陛下の長女・黒田清子さん(52)が先鞭をつけられた。1992年に学習院大学国文学科をご卒業されるときの記者会見で「山階鳥類研究所」の非常勤研究助手として働くことを発表された清子さん。大学時代からこの研究所でアルバイトをされ、結婚までの約13年間勤務された。記者会見では「ささやかでもお金をいただいて仕事をさせていただくことは、とても責任のあることだと思います」と述べられた。そんな清子さんを慕われていたのは、姪にあたる、秋篠宮家の長女・眞子さま(29)だ。ICU時代は、学園祭で所属していたスキー部が出店した焼き鳥店の接客をされたことも。また、大学内で募集された時給800〜900円ほどのプール監視員のアルバイトをされていたという報道もあった。そして、2016年春から「東大総合研究博物館」の特任研究員に採用。週に3日程度の勤務をされると発表されていた。三笠宮家の長女・彬子さま(39)は英オックスフォード大学で女性皇族として初めて博士号を取得された。2009年に公募採用で「立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー」に就任され、2020年4月には千葉工業大学特別教授および千葉工業大学地球学研究センター主席研究員(非常勤)に就任された。彬子さまの妹である瑤子さま(37)は学習院大学卒業後の2006年から「日本赤十字社」で嘱託でありながら常勤で勤務。これは女性皇族として当時初めてのことだった。2014年からは社会福祉法人「友愛十字会」の総裁を務められている。英国留学中にSNS上の奔放発言で注目を集めた高円宮家の長女・承子さま(35)は2013年に早稲田大学国際教養学部を27歳で卒業。「日本ユニセフ協会」の嘱託職員として常勤で勤務されることとなった。妹の守谷絢子さん(30)は2016年に城西国際大学大学院を修了され、2017年に同大学福祉総合学部の研究員に就任。その後、日本郵船社員でNPO法人「国境なき子どもたち」理事の守谷慧さんと出会い、2018年に結婚された。このように、一口に女性皇族と言っても就職先や就職時の年齢などはさまざま。佳子さまは叔母である黒田清子さんのように、仕事にやりがいをもって臨まれるのだろうか。
2021年05月02日世界で愛される名探偵“シャーロックホームズ”を現代の東京を舞台にドラマ化した「シャーロック」の最終回となる11話が12月16日オンエア。宿敵“守谷”との対決…月9版“最後の事件”に視聴者の反応は!?シャーロックにあたるフリーの犯罪コンサルタント・誉獅子雄にディーン・フジオカ、相棒のワトソンに当たる元精神科医の若宮潤一に岩田剛典。レストレード警部にあたる捜査一課の江藤礼二に佐々木蔵之介。マイクロフトに当たる獅子雄の兄・誉万亀雄に高橋克典。江藤の部下の刑事・小暮クミコに山田真歩、獅子雄の情報屋・レオにゆうたろうといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話で逮捕された捜査二課の市川利枝子(伊藤歩)らが拘置所から脱走。脱走したのは利枝子を含む4人で、そのなかには守谷の名前も。その頃、警視庁では江藤が刑事部長と副総監に呼び出され、前公安部長が守谷から金を受け取っていたことを聞かされていた。上層部から暗に守谷たちを消しても構わないと指示された江藤は、これまでと表情が一変する。守谷を見つけ出そうと動き出した獅子雄。守谷を逮捕したのが江藤であることを知った獅子雄は、自分と接触させないために逮捕したのでは?と江藤に詰め寄るが、江藤は獅子雄への情報提供を拒否。両者は仲間割れする。兄の万亀雄からも守谷の件から手を引けと言われる。その万亀雄が守谷に捕えられる。メールに記された住所に向かうと出迎えたのは利枝子。守谷と手を組まないかという利枝子は守谷の居場所についてヒントを与える。そのヒントから獅子雄は守谷のクルーザーを見つけ出し若宮とマリーナへ。江藤や若宮を置いて1人守谷の元に向かった獅子雄はついに守谷と対峙。そして両者は海に転落し行方不明となる…というのが最終回のストーリー。守谷との対決に向かう獅子雄と若宮。今回は若宮がバイクを運転、獅子雄を後ろに乗せるのだが、「若宮ちゃんの後ろ乗る時の獅子雄のバックハグ、100点満点ですね」「バイクに乗るときガッツリハグしてるのが、刺激的な瞬間でした」と獅子雄のバックハグに多くの視聴者が注目。また終盤で守谷が自分が偽物であることを匂わせるようなセリフを発していることや、シャーロックホームズの「最後の事件」ではホームズとモリアーティがライヘンバッハの滝壷に転落するのだが、原作ではその後もホームズは生きていることから、視聴者からは「このままじゃ終われん」「めちゃくちゃ続編希望」「シーズン2・映画化待ってます!」「洋ドラみたいにシーズン重ねて永遠にやっててほしい」といった声も殺到中。本編終了後、次週の特別編放送が告知されたことで「続編はよ!特別編も絶対みる」「ただの総集編じゃないことを期待」などの反応が寄せられている。(笠緒)
2019年12月16日5月4日、天皇陛下のご即位を祝う一般参賀が行われ、参賀者は14万以上にのぼった。雅子さまをはじめ、女性皇族の方々は美しいローブモンタント姿を披露され、その華やかさに参賀者からは感嘆の声が上がった。令和の時代を迎えた現在、女性皇族は11人。雅子さまをお支えする、新時代のプリンセス11人のプロフィールを一挙に振り返る。■愛子さま天皇皇后両陛下のご長女で、現在学習院女子高等科の3年生。音楽がお好きで、チェロ、バイオリンを演奏される。また、スポーツも得意で、学習院女子中・高等科の校内スポーツ大会ではバスケットボール、ソフトボールで活躍されたという。最近は仲のよいお友達と、文化祭でチアダンスを披露。昨年には英イートン校のサマースクールにも参加し、お一人での初めての海外訪問となった。皇族方が身の回りにつけるシンボル、「お印」はゴヨウツツジ。那須御用邸の周辺に咲いており、「純白の花のような純真な心を持った子どもに育ってほしい」との思いが込められている。■紀子さま秋篠宮さまとは学習院大学の書店で出会い、キャンパスの恋を実らせて’90年にご結婚。アメリカやオーストリアで幼少期を過ごされ、英語やドイツ語も堪能で知られる。悠仁さまのご懐妊中に海外絵本を翻訳されたことも。手話も得意なほか、結核予防会総裁を務められるなど、福祉関係にも尽力されている。今後は皇嗣妃殿下として、重責を担われることになる。お印は檜扇菖蒲(ヒオウギアヤメ)。昭和天皇が那須高原の湿原に美しく咲くヒオウギアヤメの研究をしており、秋篠宮さまも研究を手伝われていたことから選ばれた。■眞子さま上皇陛下と美智子さまの初孫にして、秋篠宮ご夫妻のご長女。国際基督教大学へ進学し、同大学院に在学中。これまで2度のイギリス留学で、博物館学を学ばれた。現在、東京・丸の内にある博物館「インターメディアテク」にお勤めになるとともに、ご公務に臨まれている。今年7月には、南米のペルーとボリビアを公式訪問される予定。昨年、小室圭さんとのご結婚が延期になり、今後が注目される。お印は木香茨(もっこうばら)。秋篠宮ご夫妻がお好きな花で、紀子さまがお選びになった。秋篠宮家の庭に植えられており、初夏に可憐な花を咲かせる。■佳子さまこの春、国際基督教大学をご卒業。高校生のころからダンスがお好きで、最近でもスクールの発表会にも参加して踊りを披露されている。大学では心理学を専攻されたほか、イギリスに9カ月間留学、舞台芸術を学ばれた。これまで手話甲子園や馬術競技大会、スピーチ大会など若い世代の催しに精力的に取り組まれてきた。ご卒業の際の文書回答で、今後はご公務に励まれると表明されている。お印はゆうな。ゆうなとは、ハイビスカスの一種・オオハマボウの沖縄地方での呼称。秋篠宮ご夫妻が九州南部、沖縄県の島々に咲くこの花がお好きで選ばれた。■寬仁親王妃 信子さま「ヒゲの殿下」として親しまれた故・寬仁親王殿下のお妃で麻生太郎氏の妹。一時期の体調不良から快復し、最近はご公務に復帰。数年前は、ご家族と距離を置かれた時期もあった。お印は花桃。■彬子さま寬仁親王殿下と信子さまのご長女。オックスフォード大学に留学し、日本美術のコレクションについて研究された。祖父・三笠宮殿下から続くトルコとの親善役を引き継がれている。お印は雪。■瑶子さま寬仁親王殿下の次女。学習院女子大学時代は体育会系の剣道部で活躍された。ご卒業後、日本赤十字社にお勤めになった。退社後はお姉さまと力を合わせ、公務に務められている。お印は星。■高円宮妃 久子さま47歳の若さで薨去された故・高円宮殿下のお妃。日本サッカー協会など、殿下から多くの名誉総裁を引き継がれ、東京五輪招致の際には、フランス語で見事なスピーチを披露された。お印は扇。■承子さま高円宮殿下と久子さまのご長女。大学卒業後は日本ユニセフの嘱託職員として勤務されている。妹君の典子さんは出雲大社権宮司・千家国麿さんと、絢子さんは日本郵船の社員・守谷慧さんと結婚された。お印は萩。■三笠宮妃 百合子さま3年前に100歳で薨去された三笠宮殿下のお妃。現在最高齢の皇族で、何度か入院されたが、今年の新年一般参賀にもご参列。新婚時代は庶民的な生活をされていた。お印は桐。■常陸宮妃 華子さま上皇陛下の弟宮・常陸宮殿下と前回の東京五輪が開催された’64年にご結婚。若いころからおしゃれで、気さくなお人柄で人気があった。ゴルフ好きでも知られている。お印は石楠花(シャクナゲ)。現在、未婚の女性皇族は6人。上皇上皇后両陛下のご長女・黒田清子さん(50)や、昨年結婚された守谷絢子さん(28)のように、結婚後は皇室から離れられるのか、それとも「女性宮家」として皇室に残られることとなるのか。「女性天皇」「女系天皇」に関する議論も含め、今後の女性皇族方の境遇について、注目が集まる。
2019年05月11日「眞子さまのご結婚の意志は固く、諦めるおつもりはまったくないご様子です。ご自身の部屋にこもりきりで、ご両親とは会話の機会もほとんどありません。部屋では毎晩、小室さんと連絡を取り合っていらっしゃるのでしょう……」(秋篠宮家の知人)小室圭さんが発表した、母親と元婚約者男性との借金トラブルについて説明する文書が物議を醸している。小室さんをめぐり秋篠宮家の“分断”が深刻になるなか、5月には新天皇となる皇太子さまも、心配の声を漏らされていたという。皇太子さまの知人がこう語る。「今年に入ってから、皇太子さま友人とお会いした際に、小室さんのことが話題に上ったそうです。皇太子さまは深刻なご表情で一言『困りましたね……』とつぶやかれたそうです」天皇陛下が退位される4月30日は、3カ月後に迫っている。「皇太子さまは、小室さんをめぐる問題は、平成のうちに沈静化させるのが望ましいとのご意見だったそうです。2月24日には天皇陛下のご在位30年の式典があり、4月10日にはご成婚60年を迎えられます。本来ならば、“有終の美”を飾られる両陛下に国民の注目が集まるはずでした。小室さんの動向ばかりが取りざたされる状況は好ましくないとお考えなのでしょう」(宮内庁関係者)さらに皇太子さまは、皇室の未来を見すえて、眞子さまに期待されていたと語るのは皇室ジャーナリスト。「これからの皇室にとって非常に大きな課題となるのが、皇族の減少です。次世代の皇室を考えていくうえで皇太子さまは、眞子さまが果たされる役割は大きいとお感じになっていたといいます」女性皇族は結婚されれば皇室を離れるが、‘05年に結婚した黒田清子さんは’17年に伊勢神宮の祭主に就任した。高円宮家の三女・守谷絢子さんは昨年10月に結婚したあとも、2つの名誉職を継続して務めている。「皇族が減少する中で、女性皇族にはご結婚後も皇室を支える役割が求められているのです。さらには『女性宮家』創設を含めた安定的な皇位継承策の検討も、即位関連の儀式が終わる今年11月以降に始まる見込みです。眞子さまには以前から『女性宮家の当主に』と期待する声が根強くありました。皇太子さまも、そうした可能性も想定して、眞子さまには期待を寄せていらしたはずです」(前出・皇室ジャーナリスト)しかし、もし眞子さまが小室さんと結婚されれば、ニューヨークで生活される可能性も高い。「国民からは、小室さんとの結婚を望まれる眞子さまの選択にも疑問の声が上がるようになっています。最も危惧されるのは、眞子さまが皇室との関わりを断たれてしまうことです。海外へ移住され『日本も皇室も捨てる』などという選択をされないか、皇太子さまも心配なさっていると思われます。宮家内部の問題は不干渉が原則ですが、秋篠宮家の分断の解決は急務です。皇太子さまは秋篠宮さまに、眞子さまとの親子仲を修復するよう説得されるのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)皇太子さまがお嘆きを漏らされるほど、事態は混迷を深めている。だが、皇室の未来を切り開くため、皇太子さまは決断を下される――。
2019年02月08日天皇皇后両陛下(昭和の皇太子殿下と正田美智子さん)が結婚されたのは、’59年4月10日。“民間からの初のお輿入れ”は、大きな注目を集め、日本中に「ミッチー・ブーム」が巻き起こる。’58年創刊『女性自身』でも、多くの読者の要望に応える形で皇室記事が増えていった。あれから60年。両陛下と共に歩んだ本誌が伝えてきた“変わりゆく皇室”とは何だったのか。そして未来は--。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さん(62)と本誌皇室担当、近重幸哉記者(57)が語り合った。近重「’89年1月7日、昭和天皇が崩御されたとき、山下さんは宮内庁の報道担当。昭和から平成へのお代替わりは、どのようなものだったのでしょうか」山下「1年間は昭和天皇の喪中ですから、おめでたいという雰囲気はありません。1月7日の『皇位継承の儀式』も喪装で執り行われました。’19年5月1日は、男性は燕尾服の正装ですかね。とくに忙しかったのは、新天皇が内外に即位を宣明される『即位礼正殿の儀』などが行われた’90年11月。ほかに『祝賀御列の儀』(オープンカーでのパレード)、『饗宴の儀』(「即位礼正殿の儀」に参列した各国の賓客などを招いた祝宴)が4日間で7回、一般参賀、園遊会、そして、同じ月に『大嘗祭』『大饗の儀』まで。宮内庁で勤務した23年間の中でもっとも忙しい期間でした」「大嘗祭」とは、天皇が即位の礼後に初めて行う、一世一度の新嘗祭(収穫祭)のこと。11月、秋篠宮さまがお誕生日に際しての記者会見で、大嘗祭について《宗教色が強いものについて、それを国費で賄うことが適当かどうか》と発言された。近重「戦後の憲法下でのお代替わりですから『政教分離原則』については、再び注目されるでしょう」山下「はい。国事行為か皇室行事かなどの線引きが難しいですね」近重「秋篠宮さまのご意見は、大嘗祭は宗教色の強い行事なので、両陛下、皇太子ご一家の私的な予算である『内廷会計』から支出するべきだというものでした」山下「新天皇が即位当日に行う『剣璽等承継の儀』という国事行為がありますが、実はこれは平成へのお代替わりのときに“新たに作った”名称です。本来は『剣璽渡御の儀』(剣と璽が新帝の下に自らお渡りになるという意味)です。宗教色を排除するために本来の儀式の名称を変えたらしいのですが、国事行為ではなく皇室行事にしておけば、変更しなくてもよかったのに、残念です」近重「あまり“建て前”にこだわるのはどうかということですね」山下「たとえば元号。元号は政令ですから閣議で決めます。国民に知らされるまでの流れを見ると、天皇が初めて新元号を目にするのは閣議で決定した元号の政令書に署名されるときです。天皇と元号の関係から考えれば、これはあまりにも失礼なことです」近重「皇室の伝統行事は、陛下の“お気持ち”を忖度しながら進めるべき--秋篠宮さまは、そこを含ませて発言されていたと思います。皇族減少問題をずっと先送りにしている政府ですから、不信感をお持ちなのでしょうか」山下「それはわかりませんが、皇位継承や女性宮家の議論が表立って始まったのは’05年、小泉内閣のときです。それから14年経過しますが、何も変わっていません。今のままですと将来、皇室は悠仁親王殿下のご家族だけになります」近重「ただ残念なことに、眞子さまと小室圭さんの“結婚延期”の影響か、世論調査では女性宮家設立の『賛成票』は減り始めています。やはり、伊勢神宮の祭主となった黒田清子さんのように、一度皇籍を離れた方たちにも協力してもらうことも考えなければ」山下「女性皇族が結婚後も皇室にとどまるとなった場合、結婚は今のように私的ではなく、国が関与する公的な扱いになるでしょう。高円宮家の三女で10月に結婚された守谷絢子さんは、皇族として務めていた名誉総裁職を結婚後も続けるというご意向です。皇室で生まれ育った方は一般国民になっても特別な目で見られますので、そのまま続けられても違和感はないでしょう。『皇室の公務』と位置付けたほうがいいと思いますが」近重「そうして『皇族の存在意義』は少しずつ変化していくわけですが、最も重要なのは、次の御代に新天皇と新皇后がどのようなスタイルを築かれるのかということ」山下「皇室には千年以上続く儀式や伝統もあります。それらを大切にしつつも、時代に合わせた活動もしていただきたいですね」近重「特例法につながった陛下のお言葉、秋篠宮さまのご発言など、今後は“皇室からの発信”が重要な転機になっていくと思います。これまで美智子さまが話されたお言葉も、非常に影響力がありましたが、雅子さまの『世界に対する発信力』にも期待したい。国際親善の舞台では独特の“存在感”をお持ちの方ですから」山下「宮内庁がホームページで情報を発信するようになって約20年です。将来、天皇皇后両陛下や皇族殿下方が自らSNSなどを使って、お言葉や情報を発信されるようになるかもしれませんね」
2018年12月31日高円宮家の三女・絢子さんと守谷慧さんの結婚披露晩餐会が10月30日の夕方、東京都千代田区のホテルニューオータニで開かれた。「晩餐会に出席された眞子さまも終始笑顔で祝福されていましたが、内心は複雑な心境でいらっしゃったでしょう。本来なら、ご自身が11月4日に小室圭さんとの結婚式を挙げられる予定でした」そう語る皇室ジャーナリストが、眞子さまの衣装についてこう推察する。「眞子さまがお召しになっていたのは昨年9月の小室さんとの婚約内定会見で着ていらっしゃったワンピースと同じ色、ミントグリーンのドレスでした。ミントグリーンは、いわば眞子さまの“勝負色”。ご両親も出席されたお祝いの席にあえて勝負色の服を選ばれたことから、眞子さまが小室さんとの結婚を今でも諦めていないというお気持ちが感じられました」元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに、お代替わり後のご公務分担について聞いた。「秋篠宮殿下は皇嗣という皇太子と同等の待遇になることから、皇太子殿下の現在のご公務を引き継がれることになるでしょう。いま以上に忙しくなられることは間違いありません。眞子内親王殿下をはじめ若い世代の皇族方が担う公務は、より増えていくことになるでしょう」小室さんとの結婚はきわめて難しい状況だが、お代替わりを機にご公務は増え多忙になっていく……。そんな今後の眞子さまのご境遇を黒田清子さんに重ね合わせるのは、宮家に詳しいジャーナリストだ。「’05年に36歳で結婚した清子さんも、内親王時代には数多くのご公務に取り組んでいました。また、清子さんが20代のころには結婚相手に関する報道が過熱しました。清子さんは25歳の誕生日に《マスコミによって騒がれた多くの人々の生活が乱され、傷ついたことはとても心苦しく残念に思います》と文書で訴えたのです。多忙なご公務に追われるだけでなく、不自由な立場ゆえに恋愛もままならない――。清子さんも眞子さまと同様に、女性皇族の結婚の難しさに直面していたのです」絢子さんの晩餐会で、眞子さまのお隣に座っていたのは清子さんだった。お二人は親密な様子で談笑されていた。「眞子さまは清子さんを“ねえね”と慕い、たいへん信頼していらっしゃいます。30代半ばで黒田慶樹さんという素晴らしい伴侶に恵まれた清子さんは、ご自身の経験をもって“結婚は焦らなくても大丈夫“と眞子さまを励ましたのではないでしょうか」(前出・ジャーナリスト)遠のきつつある眞子さまの「華燭の夢」。それでも清子さんのような幸せな結婚へ、時間をかけてもたどり着いていただきたい――。
2018年11月07日10月29日、高円宮家の三女・絢子さんと守谷慧さんが結婚式を挙げられた。日本中から祝福の声が上がる一方で、同じ週の11月4日は眞子さまと小室圭さんの結婚式が予定されていた日でもあった。秋篠宮家を揺るがした“小室さん問題”は佳子さまにも影響を及ぼしていると宮内庁関係者は言う。「秋篠宮家の方針として、お子さまの意思を尊重されてきた紀子さまですが“小室さん問題”はその方針まで揺るがしているのです。最近では佳子さまの交友関係にも目を光らせて、私生活の“締め付け”も強くされているそうです」これまでも佳子さまは、ほかの皇族方以上にプライベートにも制約を課されてきた。「佳子さまの心にずっと残っているのが、学習院女子高等科でのダンス公演です。文化祭で佳子さまは、親友たちとセクシーなダンスを披露。大きな歓声を浴びました。佳子さまはその後もダンスを続けたいという思いがありました。しかし学習院大学入学を機に、アイドルを凌ぐほどの“佳子さまフィーバー”が巻き起こったのです。学習院大、そして2年後に入学されたICUでもダンスサークルへの入会を希望されましたが、紀子さまの説得もあり、断念せざるをえませんでした」(皇室担当記者)もう一度ステージに立ちたい……。その思いを封印され、佳子さまは静かな大学生活を送られていた。そんな佳子さまの転機となったのが、イギリス留学だという。「昨年9月から佳子さまはイギリスのリーズ大学に留学されました。リーズの街はクラブなどの誘惑も多く、紀子さまもたいへん心配されていたのです。しかし、佳子さまは夜遊びに興じることもなく留学生活を終えられました。それだけでなく、佳子さまは留学中に将来への道を決断されたといいます。リーズ大学のパフォーマンス文化産業学科で学ばれるうちに、ステージに立てなくても、裏方としてダンスに関わる意義に気づかれたそうなのです。舞台芸術のマネジメントをより専門的に学ぶために大学院に進学することが、現在の佳子さまの目標となっているようです」(前出・皇室担当記者)今年6月、確かな目標を胸に帰国された佳子さま。しかし佳子さまが日本を離れている間に“小室さん問題”が秋篠宮家を大きく揺るがしていた。「佳子さまとしては、留学先での生活ぶりが評価され、紀子さまの監視もなくなるはずだとお考えになったことでしょう。“小室さん問題”によって、そのもくろみは外れてしまいました」(前出・皇室担当記者)イギリスから帰国後、ご公務では皇族としての責務をしっかりと果たされている佳子さま。プライベートでのささやかな自由を手にする日はいつになるのか――。
2018年10月31日高円宮家の三女絢子さん(28)と日本郵船社員の守谷慧さん(32)の結婚式が10月29日、東京都渋谷区の明治神宮で執り行われた。式の終了後、お二人は記者会見に臨んだ。古式ゆかしい装束姿の絢子さんに、守谷さんは「実際に(衣装姿を)拝見するのは初めてだったので非常に美しいなと思いました」とはにかんだ。絢子さんが「(守谷さんに)どういうふうに見えているかなと思い、少しドキドキしていました」とお答えに。お二人らしいユーモアあふれる会見となった。絢子さんが守谷慧さんと出会ったのは昨年12月、母・久子さまの紹介だった。7月の婚約内定会見で絢子さんも《守谷さんのお母様が生前ご尽力されていたNPO法人「国境なき子供たち」の設立20周年の記念レセプションにて、母が守谷さんと約10年ぶりに再会したことがきっかけでございます》と語っている。守谷さんの母・季美枝さんは、専務理事として「国境なき子供たち」を長年支えていた。『久子さまをぜひ写真展にお呼びしたい』と、宮内庁にお願いしたのも季美枝さん。守谷さんも一度だけ久子さまに挨拶したことがあった。守谷さんは’15年に亡くなった母の遺志を継ぎ、「国境なき子供たち」の評議員を務めることに。かくして昨年11月、20周年レセプションで再会することになった久子さまと守谷さん。実は『女性自身』の記者もこのレセプションに同席していた。「国境なき子どもたち」会長の寺田朗子さんの取材だった。「国境なき子どもたち」を長年応援されている久子さまにも、ぜひコメントをいただかなければ――。そう意気込んで久子さまに近づく記者だったが、背の高い青年と熱心にお話しされている久子さまに、なかなか話しかけられず5分が過ぎた……。その青年こそ、守谷慧さんだった。本誌記者は、守谷さんが後に絢子さんの婚約者になるとは知る由もなかった。久子さまはこの再会の翌月、守谷さんを絢子さんに紹介される。《初対面とは思えないほど話が盛り上がり、時間を忘れて楽しんだ》と絢子さんも語っていた。5分で見初めた“母の直感”が生んだ、お二人の出会い。絢子さんと守谷慧さん、どうか末永くお幸せに――。
2018年10月30日フルーツあんみつ大福¥1,620(5個入り)まあるくふんわりとした大きな大福の中には、あふれるほどのクリームとゴロゴロした果物、餡がぎっしり。見た目以上の上品さと食べ応えで、贅沢な時間を楽しむことができます。かりんとう饅頭¥540(5個入り)黒糖の香りが甘くかぐわしいお饅頭です。しっとりとしていて、何個でも食べれてしまいそう。定番のお土産ながら人気が高いのは、しっかり揚げられて外側カリカリ・中はとろりを味わえるから。パッケージの可愛さも、お土産として渡しやすいポイントかも。黄門様の袖の下チーズケーキ¥777(5個入り)茨城県だからこそ、遊び心の効いたこんなお土産はいかがでしょう?地元の和菓子屋さんが作っているため、面白さのある見た目ながら、美味しさは保証つきです。黒いパッケージを開けると、小判を模したチーズケーキが現れます。はとバスツアーの帰り道にもしお土産に迷ったら、この秋実際に人気を集めていたこれら3つを参考にしてみてくださいね。取材・文/小松田久美店舗情報店名:Pasar守谷住所:茨城県守谷市大柏166番地(上り線)茨城県守谷市野木崎98番地(下り線)アクセス:アクセス:谷和原ICより3.6km
2016年11月21日夏といえば、1回は海に行っておきたいところ。湘南エリアなんかが有名ですが、今回おすすめするのは、千葉県勝浦市にある守谷海水浴場。ネットの口コミでも評判がよく、「快水浴場百選」、「日本の渚・百選」にも選ばれた海岸で、キレイな水質と遠浅の砂浜が魅力です。■・海水の透明度とロケーションが抜群!守谷海水浴場の海水の透明度は勝浦市内では一番を誇ります。その高い透明度のため、海の色はキレイなエメラルドグリーンに見えます。遠浅の砂浜が550mにわたって続き、海岸から沖を見ると、鳥居が特徴的な「渡島(わたしま)」が見え、独特な景色とリゾート気分を味わうことができます。海水浴シーズンの日中はファミリー層で混んでいますが、夕暮れ時やシーズンを外れた時期は、海岸の散歩デートにぴったりです。■・「快水浴場百選」に選ばれた快適な海水浴場守谷海水浴場は、両側が岬に囲まれた入り江の地形をしており、波はとても穏やかなので安全に海水浴を楽しむことができます。海水浴場には公衆トイレ、シャワー(海の家の中)があり、着替えや休憩も安心です。パラソルなど日よけグッズの他、波乗りマットなどのレジャーグッズもレンタルできます。海浜浴場になっているビーチ以外にリアス式海岸の岩場もあり、シュノーケリングや釣りなどのレジャーを楽しむこともできるので、ぷかぷかと浮き輪で遊ぶのに飽きたら、チャレンジしてみてくださいね。■・お泊りデート用にペンションやホテルも!守谷海水浴場の近くには1万円以下で泊まれる格安ペンションがあるので、お手軽なお泊りデートも可能です。もちろん、オーシャンビューのリゾートホテルや露天風呂付きの客室の旅館もあるので、ちょっと豪華なお泊りデートだってばっちり。大好きな彼と一緒に、最高の思い出作りにおすすめですね。■・潜らなくてもダイバー気分になれる!守谷海水浴場の近くにある、勝浦海中公園センターもおすすめスポット。ここには、水深8mの海中を眺めることができる「海中展望塔」があります。展望塔がある場所は寒流と暖流の接点のため、魚が集まりやすい位置でもあります。さまざまな海の生物を気軽に見れるのはうれしいですよね。運が良ければ、魚の大群や大きなサメを見ることもできちゃいますよ。■・東京から2時間、電車でのアクセスも楽!電車では、JR外房線上総興津駅から徒歩10分の位置にあり、東京から約2時間でアクセスできます。車では、アクアライン海ほたるPAから圏央道経由市原鶴舞IC下車約45分、東京から約2時間でアクセスできます。8月のお盆シーズンは駐車場の混雑が予想されますので、早め出発するか、電車で行くのがオススメですが、車で行って、帰りに海ほたるで夜景を見る、なんてデートもステキですね。■・ビーチデートをたのしんで♪今回は透明度とロケーションが抜群な千葉県勝浦市の守谷海水浴場について紹介しました。夏のレジャーに訪れてみてはいかがでしょうか?(halmn/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月10日今年、新国立劇場オペラパレスのクリスマスシーズンは、アシュトン版の『シンデレラ』を上演する。クリスマスの風物詩として『くるみ割り人形』と共に観客に愛され、劇場が幸せに満ちた空間に変わる真心に彩られた作品だ。シンデレラを演じる小野絢子にアシュトン版の魅力を訊いてみた。新国立劇場バレエ団『シンデレラ』チケット情報イギリス最高の振付家フレデリック・アシュトンのバージョンは、ダンサーたちにとっても憧れの作品と呼び名が高い。「1幕はお芝居がメインになります。ほうきなどの小物を使うので、失敗しないように操るのが少しプレッシャーになりますが、ふたりの姉とのやり取りに活気があってとにかく楽しいですね」と小野のシンデレラは不幸や孤独を背負っているようには見えない。「彼女自身は全く自分の事を可哀想だと思っていないでしょう。もちろん皆が舞踏会に出掛けた後は一瞬寂しそうな表情を見せますが、お掃除を楽しむようなポジティブな心の持ち主です。義理の姉妹の意地悪もそんなに辛らつなものではないですし、彼女は姉たちの事を好きだと思いますね」と自らのシンデレラ像を話す。シンデレラといえば、プロコフィエフの音楽。観ている側からしても心地よく、あの透明感に溢れた音楽に乗って踊っているダンサーにとっては「大好きな作曲家のひとりです。美しい旋律だけではなくて、不協和音が入りますが、それが全部合わさったときに不思議なくらい綺麗なメロディーになります」と顔が輝く。小野にとってのおとぎ話のヒロインとは「童話の世界には超えてはいけないラインがあり、素を見せた瞬間にすべてが壊れてしまいます。シンデレラはあらゆる背景や性格が決まっていて、役に入っていきやすいです。王子様の役作りの方が難しいのかも。オーロラ(眠りの森の美女)の登場のように、どんな王子様が出てくるのだろうっていつも楽しみです」と相手役についても期待を寄せる。「いつも私は姉たちの演技に合わせて少しだけ気持ちの入れ方が変わってきます。仙女や四季の妖精、道化など、魅力的なキャラクターたちが次々と登場し、毎回お客様に楽しんで頂いています。銀色の豪華な馬車で舞踏会に向かいますが、時間があっという間でもう少し乗っていたいです。2幕のお城に到着する場面では階段の下を観ずにポワント(爪先立ち)で、夢心地のまま降りなくてはいけないので緊張しますが、最高の見せ場になると思います」と素敵な夢の時間を約束してくれた。小野絢子が出演する新国立劇場バレエ団『シンデレラ』ぴあスペシャルデーは、12月20日(土) 13:00開演、新国立劇場オペラパレスにて。取材・文・撮影:高橋恭子(舞踊ジャーナリスト)
2014年11月14日