俳優の宍戸錠さんが亡くなったと1月21日に発表された。86歳だった。各メディアによると死因は病死とみられているという。宍戸さんは54年、8,000人の応募の中から第1期日活ニューフェースに合格。映画「警察日記」でデビューを果たした。「渡り鳥」シリーズなどの殺し屋役で話題となり「エースのジョー」という愛称で広く親しまれることに。そのいっぽう「くいしん坊!万才」(フジテレビ系)でリポーターを務め、バラエティーでも活躍した。名優ぶりはもちろんのこと、宍戸さんはその豪快さでも常に話題の的。女性関係も奔放だった。そういった性格から90年3月に息子の宍戸開(53)と小林聡美(54)の熱愛が報じられた際、本紙の取材に対し「ガールフレンドは何人もいたほうがいい。そんなに急いで恋人なんてきめつけないで、いろんなやつと付き合ってほしいんだな」「ただ、女にかまけて仕事をルーズにだけはしてほしくない」と“宍戸節”でエールを送っていた。「激しい女性関係でしたが、妻・游子さんのことを一番愛していました。10年4月に游子さんが亡くなった際、宍戸さんは棺を開けてキスしたそうです」(宍戸さんの知人)宍戸さんの晩年には2つのターニングポイントがあった。1つは、整形手術で頬のコブをとったことだ。「デビュー当時は2枚目路線でしたが、56年9月に『このままでは“いい俳優”になれない』と思い、2度にわたる手術で頬を膨らませたのです。そうしたイメージチェンジは大成功。しかし01年3月、約44年ぶりの手術でコブを取りました。その理由は『自然に老いた姿を見せたい』といったもの。俳優魂の塊のような人でした」(映画関係者)2つ目は自宅が全焼したことだ。64年に約500平米の土地を購入し、2年後に2階建ての豪邸を建築。そして家族5人で仲睦まじく暮らしてきたが、子どもたちが巣立ったのち游子さんが逝去。13年2月、宍戸さんが一人で暮らしている最中にそれは発生した。火災の数日後、本誌が火災現場を訪ねるとそこには宍戸さんの姿が。共に現場検証をしていると「大事なものがあったよ!結婚式の写真!」と赤いアルバムを手に満面の笑み。さらに「家が焼けたくらいで泣いたり、ビクビクしているヤツは男じゃないね。俺はそういう感じだから平気、平気」「俺は健在、こんなことに負けるか!」と息巻いていた。火災から2年後の15年5月、高倉健さん(享年83)や菅原文太さん(享年81)といった盟友たちを偲びながらも「でもな、宍戸錠は90歳まで生きる。最終的にあと1本、映画を撮って死ぬ」と本誌に豪語していた宍戸さん。その目標を達成することはできなかったが、天国でも友らを前に意気軒昂だろう。
2020年01月22日水夏希と新納慎也が出演するストーリー・コンサート『クララ-愛の物語-』が、12月12日(木)に東京・よみうり大手町ホールにて開催される。水夏希に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、作曲家のロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームス、そして彼らを愛し支えたクララ・シューマンの物語を、“生演奏”と“朗読”で構成するかつてないスタイルの公演。構成・演出を読売日本交響楽団のチェリスト・渡部玄一が手掛け、水がクララ、新納がシューマンとブラームスの二役を演じる。作品について「これは本当にノンフィクションなのか?と思うくらい、3人の人間模様がドラマチックに絡み合っていて驚きます」と明かした水。水が演じるクララは、シューマンの妻としてピアニストとして支える女性。結婚後、シューマンは名声を手に入れるが、疲労から心を病んでしまう。そんなある日、そんなふたりの元にブラームスが現れ、弟子としてシューマンを支えるが、心の病がひそかに肥大していたシューマンは自殺未遂を起こしてしまう。療養施設に腫瘍されるシューマン。そんな中でクララとブラームスの距離は縮まり――というノンフィクションが描かれる。「クララは10歳から76歳で亡くなるまで描かれるのでギュッと凝縮した人生になりますが、その中で本当にいろいろな出来事があるので。時間の経過も含め丁寧に演じたいです」。相手役の新納とは初共演。「1度読み合わせをしましたが、新納さんは幅がある役者さんだと感じています。クララはブラームスの中にシューマンを見ていただろうし、ブラームス自身もはシューマンの音楽を絶対に継承すると思っていたはず。そんな魂の繋がったふたりを、新納さんがひとりで演じることは素敵だなと感じました」作曲家の物語だからこそ活きる、朗読+クラシック演奏という構成。「朗読劇のいいところは、言葉から想像が広がるところだと思いますが、さらに今回はストーリーに合わせたシューマンとブラームスの楽曲が演奏される。そこで彼らの心の言葉が表現されて、より深みが増すんじゃないかな。一気に聴けるからこそ感じられるふたりの楽曲の違いも面白いです」「読み合わせは1度。演奏とも1度合わせるだけ」という朗読劇ならではの稽古スタイル。「今はクララとブラームスの間で交わされた手紙を読むなど、できる限りのことをしています。こうやって積み重ねたものが当日スパークするのが楽しみです」と、水自身も本番に期待しているそう。「最後は温かな気持ちになるはず」(水)という本作は、12月12日(木)に東京・よみうり大手町ホールにて。取材・文:中川 實穗
2019年12月11日荻田浩一が脚本・演出を手掛け、水夏希が主演する『カリソメノカタビラ~奇説デオン・ド・ボーモン~』が9月12日、東京・浅草九劇で開幕する。実在したスパイ、シュヴァリエ・デオンを主人公に、虚実織り交ぜ作り上げるミュージカル。11日、初日に先駆け行われた最終舞台稽古を取材した。チケット情報はこちらデオン・ド・ボーモン(シュヴァリエ・デオン)は、18世紀フランスに生きた実在の人物。フランス国王ルイ15世の私的スパイ機関で働き、マリー・アントワネットとも交流があったこの人物は、生涯の前半を男性として、後半を女性として生きたと言われている。女装してロシアへわたり女帝エリザベータの女官として働いたと思えば、今度は男性としてロンドン特命全権大使の任務に就く……史実自体がドラマチックだが、荻田浩一はここにさらにひとひねり加え、デオンを“女性の肉体をもって生まれた男性”として創作。豪華な歴史絵巻の中、“自分とは”という現代的テーマが貫く作品になった。出演者は5人のみ。デオンを演じる水は、元宝塚歌劇団トップスターならではの男装の凛々しさ、マントさばきや剣さばきの美しさでこの宮廷絵巻の豪華な世界を作り上げると同時に、デオンの持つ複雑な内面をぶれることなく丁寧に演じている。このミュージカル、あらすじから想像する以上にコミカルなシーンも多いのだが、水のデオンがぶれることなく存在することで、物語に一本の芯が通った。また、共演の4名は実力派揃い。ボーマルシェ役の坂元健児はストーリーテラーとして物語を支えるとともに、軽妙な存在感で作品にシニカルな味を加える。ロシア女帝エリザベータからルイ15世・16世など様々な役に扮する植本純米の怪演は圧倒的だし、植本とともに八面六臂の活躍をしつつ、デオンとは別の角度から女性の自立というテーマにもスポットをあてる笠松はるの柔軟さも見事。ジュゼッペ役の溝口琢矢は爽やかな風を吹かせながらも、ベテラン勢と対等にわたりあい頼もしい。何よりもこのキャストを、浅草九劇という客席100人超の緊密なスペースで観る贅沢さ。特に坂元、笠松らミュージカル界でも屈指の歌唱力を持つキャストの歌声がこの空間に響きわたる興奮は、なかなかほかでは味わえないだろう。ミュージカルの世界では様々な物語が生まれているフランス革命期だが、作演出の荻田が新たな主人公に光を当て、スリリングなミュージカルが誕生した。ゴージャスな世界観を持つ作品ではあるが、どこか浅草らしい雑多さもある。笑いながらも考えさせられ、知的好奇心もくすぐられるミュージカルだ。この不思議な感覚、ぜひ劇場で味わってほしい。公演は9月23日(月・祝)まで、同劇場にて。
2019年09月12日昨年芸能界入りした新人女優・出口夏希が、YouTubeドラマ『主人公』(2019年初秋配信予定)に出演することが13日、明らかになった。同作は、“エンパス”という共感能力を持った大学生が、仲間たちとさまざまな問題や悩みを共有し、大人へと成長していく物語。出口は、原純太(神尾楓珠)の一番の理解者であり、陰ながら支える妹役を演じる。「ドラマの出演が決まり素直に嬉しかったです!!」と喜びを伝える出口。「台本も読ませて頂きましたが、最近の子が抱える悩みが描かれていてとても面白い作品だと思いました。私が演じる妹・祐奈も兄弟思いの良い妹なので、他の方の足を引っ張らないように精一杯頑張ります」と意気込み、「この作品は若い人から親世代の人が見ても面白いと思える作品になると思いますので是非、楽しみにしていてください」と呼びかけている。2001年10月4日生まれの東京都出身。2018年3月の芸能界デビューからわずか3カ月で「東進ハイスクール」のWEBムービーに出演。その後、雑誌『Seventeen』のミスセブンティーン2018に選ばれ、同誌の専属モデルを務めている。
2019年06月13日女優でモデルの加藤夏希(33)が20日、自身のインスタグラムを更新し、19日に第2子となる男児を出産したことを報告した。加藤は息子との2ショットを添えて「2月19日 第二子となる男の子を出産しましたことをご報告致します」と報告。「今回の妊娠は体調が優れない時期もあり、不安続きの日々でした。しかし無事に産まれてきてくれた坊や!出産中も元気に動いていて、頭・肩と順に出た直後、足をぐーんと伸ばしてまるでロケットのように飛び出してきてくれました」とつづった。そして、「すぐ元気な産声をあげてくれて、しばらくずっと泣いていたのに、私の腕に来た瞬間穏やかな顔で泣き止み、話しかけると一生懸命目を開けてこちらを見ようとしてくれて、もう既に十分親孝行をしてくれました。(親バカですね)」と産まれた直後の様子を説明。「主人立会いのもと、家族が増えたことを共に喜びました。お姉ちゃんやママを守ってくれるような優しく勇敢で、個性溢れる男の子になるようのびのびと育てていきたいと思っております」と記し、「現在母子ともに健康です。今後も皆様にはあたたかく見守っていただけると幸いです」と呼びかけた。加藤は2014年6月に一般男性と結婚し、2016年7月に第1子となる女児を出産。昨年9月に第2子妊娠を発表していた。
2019年02月20日新人タレントの森マリアと出口夏希が、ミュージシャンの澤部渡によるソロプロジェクト・skirt「遠い春」のミュージックビデオ(以下MV)に出演していることが23日、明らかになった。同日よりMVが公開された。2人が出演したのは、skirtが31日にリリースするニューシングル「遠い春」の表題曲MV。同曲は、映画『高崎グラフィティ。』の主題歌として書き下ろされた。MVでは、2人がセーラー服姿で女子高生に扮し、ノスタルジックな映像描写の中で、楽曲が持つ儚さが描かれる。森は2000年3月16日生まれ、兵庫県出身で今年4月に上京したばかりの18歳。映画『咲-Saki-』に出演するなど、女優として活動している。一方の出口は2001年10月4日生まれ、東京都出身の17歳。今年3月にデビューし、「東進ハイスクール」のWEBムービーに出演したほか、『Seventeen』専属モデルに抜てきされ、活躍の場を広げている。
2018年10月23日女優でモデルの加藤夏希が12日、自身のブログを更新し、第2子を妊娠したことを報告した。加藤は「この度第二子を妊娠、また安定期に入りますことをご報告致します。現在体調も良好、つわりもひどくなく過ごして来ました」と報告。「家族みんなが新しい命の誕生を楽しみにしています」と喜びをつづった。そして、「第一子の時は体重がかなり増加、産後苦労したので(笑)今回は体重増加を気をつけながら、また体調管理にも気をつけながら、無事に出産のご報告が出来るように、お腹の子を育てていきたいと思います」と記し、「関係各位の皆様、また日頃から応援してくださっている皆様、どうぞ暖かく見守っていてください」と呼びかけた。加藤は2014年6月に一般男性と結婚。2016年7月に第1子となる女児を出産した。
2018年09月12日芝居にダンスコンサートにと精力的に活動を続けている水夏希。彼女が2年前に出演した朗読劇が、同じ石丸さち子の脚本・演出によって、今度はストレートプレイとしてよみがえる。今もアルゼンチンの国民に愛され続けているエバ・ペロン(エビータ)の波乱の人生を、タンゴの生演奏に乗せて描く意欲作。「人生は車輪みたいなものよ。上になる時があれば、下になることもある」というエバの言葉も印象的な本作について、稽古中だった水に聞いた。舞台『ラストダンス-ブエノスアイレスで。聖女と呼ばれた悪女エビータの物語』チケット情報バンドネオンの演奏が流れる、とある酒場。泥酔した政治家アロンソ(福井貴一)の目に、死んだはずのエビータ(水)と彼女の兄ファンシート(伊万里有)の姿が浮かび上がる。エビータは、女優を夢見て田舎町からブエノスアイレスにたどりついた少女時代から、より大きな夢を追い求めるうちに大統領夫人となっていたことなど、33年の短い人生を語り始める。ファーストレディの枠を超えた行動に眉をひそめる者が多かった一方、 “エビータ”という存在を支えていたのはデスカミサドス、つまり労働者たちだった。影のように彼女にまとわりつく“デスカミサドス”(SHUN/大村俊介)を傍らに、エビータは愛を求め続けた人生について振り返る。台本は、蜷川幸雄のもとで研鑽を積み、近年演出家としてひっぱりだこの石丸さち子によるオリジナル脚本。美しく硬質な文体が印象的だが、エビータのセリフは膨大だ。「石丸さんの選び抜かれた言葉は、一つひとつをどう言うかで芝居が変わってきますし、その背景にきちんと意味を持たせるには、やっぱり自分自身の人生とひもづけていくことが必要になる。たった3行のセリフに何時間も稽古の時間を割いていて……まぁ大変です(笑)」と語った水。一方で「エビータの人生を表す演者の共通認識として、“絶望”というのがあるんです。ただそれは真っ暗な“絶望”ではなくて、まぶしくて目がくらむほどの“絶望”だったんじゃないかと。そのイメージを手がかりに稽古を進めています」と、役への手応えを感じている様子だ。穏やかな表情でインタビューに答える水と、いまだ毀誉褒貶が相半ばするエビータ。「私はいたって普通の人間なので、確かにエビータをそのままなぞることは難しいですね(笑)。ただ彼女のエゴイスティックに見える部分は、コンプレックスを抱いているから上を目指して努力する、そんなところから始まっているように思えます。それは確かに私の中にもあるし、もしかしたら誰でも覚えのあるものなのかもしれないですよね」と水は言う。「だからこそ、いろんな人に観てもらいたい」と充実の表情を浮かべる水。新たな“エビータ”が息づく舞台を、ぜひ劇場で目撃したい。本公演は9月28日(木)から10月9日(月・祝)まで、東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて上演中。取材・文佐藤さくら
2017年09月29日元AKB48で現在は都内でネイルサロンを経営する佐藤夏希さん(26)が21日、ブログで結婚を発表した。佐藤さんは「皆さん!突然ですが今日は私からご報告があります!!」と切り出し、「実は、、、。私、結婚することになりました本当に突然ですみません」と報告。「自分が奥さんになるなんて!まだあまり実感もわかないけどふと、今までの自分の人生を振り返った時に、本当に彼には何度も助けられて来たし、支えてもらったなぁと思うことがたくさんありました」と説明し、「きっとこれからも、私が歩んでいく人生の中で、彼は必要不可欠な存在だなと心から思っています」とつづった。そして、「これから二人で温かい家庭を築いていけるようにそして彼にとって一番の"支え"になれるように、頑張って行きたいと思っています!」と決意を記し、「まだまだ未熟な私ですが、これからも温かく見守っていただけたら幸いですこれからも宜しくお願い致します」と呼びかけた。佐藤さんは、2006年に第2期AKB48追加メンバーオーディションに合格し、AKB48に加入。2012年に学業に専念するという理由でAKB48を卒業し、芸能界を引退していた。
2017年02月22日モデルで女優の加藤夏希(30)が8日、オフィシャルブログを更新し、7日19時19分に3,118グラムの第1子女児を出産したことを写真付きで報告した。加藤は「待ちに待ったご報告♪」と題し、愛娘を抱きかかえた写真をアップ。「七夕ガールです」と紹介し、「大きな産声をあげ産まれてきた赤ちゃんにもう感動ー!現在母子ともに元気です」と記した。また、「今は待ちに待った我が子を抱き、幸せな気持ちでいっぱいです」「これまで暖かく見守って頂き、ありがとうございました!」と感謝の思いを伝えながら、「母親になる事が、どんなものか想像つきませんが、沢山の愛情を与えていきたいと、心から思っています」と抱負。「そして私自身、一歩一歩成長していきたいと思います」と誓い、「これからも応援宜しくお願いします」と呼びかけている。加藤は2014年6月に一般男性と結婚。今年3月に行われたファッションショーで第1子妊娠を報告していた。
2016年07月08日モデル・女優として活躍する加藤夏希が、7月7日(木)に第一子となる女児を出産。自身のブログ「Beauty Beauty」にて写真と共に喜びを語った。「待ちに待ったご報告♪」と題したブログで、「平成28年7月7日(木)19:19に3118gの元気な女の子を出産しました」と報告した加藤さん。「七夕ガールです 大きな産声をあげ産まれてきた赤ちゃんにもう感動ー!現在母子ともに元気です今は待ちに待った我が子を抱き、幸せな気持ちでいっぱいですこれまで暖かく見守って頂き、ありがとうございました!」と感謝の気持ちをつづり、「母親になる事が、どんなものか想像つきませんが、沢山の愛情を与えていきたいと、心から思っています。そして私自身、一歩一歩成長していきたいと思います。これからも応援宜しくお願いします」と決意を伝えた。『劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』で初の女性仮面ライダーを務めたほか、多くのバラエティ番組やファッションショーに出演し精力的に活動してきた加藤さんは、2014年に一般人男性と結婚。コスプレ好きを公言し、「エヴァンゲリオン」や『キック・アス』などのイベントにも登場し、注目を集めた。(text:cinemacafe.net)
2016年07月08日歌手で俳優の福山雅治と、女優の水野美紀が4日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた月9ドラマ『ラヴソング』(11日スタート、毎週月曜21:00~21:54 ※初回は30分拡大)の制作発表会見に登場し、それぞれが自身の役柄の苦労を明かした。このドラマは、元プロミュージシャン・神代広平(福山)が、孤独を背負った女性・さくら(藤原さくら)と出会い、音楽を通して心を通わせることで、失いかけた人生を取り戻す姿を描くもの。劇中ではアーティストとしても活躍する福山ならではの演奏シーンも披露される。主題歌は、福山が作詞作曲を手がけ、藤原が歌う「soup」。また、劇中で広平が作曲した設定の曲は、実際に福山が作曲を担当した。福山は「『3曲お願いします』と言われて快諾したんですが、ずいぶん煮詰まりまして」と告白。「1つの作品で3曲も書いたことがないということに、オファーを受けた後に気がつきまして、自分にとっては前代未聞の煮詰まり方をしてしまいましたね」と、役づくりと音楽制作の両立に、かなり苦労したようだ。一方、元バンドメンバーで広平に思いを寄せる宍戸夏希役の水野美紀は、今作でキーボードやピアノを演奏するシーンがあるが、自身の経験は「子供の頃に習っていた程度」だそう。福山監修のジャムセッションのシーンがあり、これに向けてひたすら練習したそうだが、演奏に演技が加わるとパニックになってしまい、「冷や汗と、どエラい脇汗をかきながら撮影しています」と、新人時代のような緊張感で演じていることを明かした。福山と水野はともに40代ということで、今回のキャストの中では共感する場面も多い模様。さくらに思いを寄せ、広平の恋敵である天野空一役を演じる菅田将暉が、福山の想像を上回る迫力でバイオレンスをかましてきたとき、福山は「こんな怖い人なんだ!」と驚いたといい、水野も「アドリブで氷嚢をホイって投げ渡したら、バーン!って蹴り返されてめっちゃ怖かった」と報告した。福山は「中年になってくると慣れてなくて…」と若いパワーに圧倒されているようだが、「われわれアダルトチームのちょっとくたびれた感じの生活の恋愛観が、若者のエネルギーに刺激されてどうなっていくのかっていうのが、すごく楽しみですね」と期待。こうした世代間のギャップが、今後のストーリーに影響していく部分を見どころとして挙げた。
2016年04月04日歌手で俳優の福山雅治が4日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた主演ドラマ『ラヴソング』(11日スタート、毎週月曜21:00~21:54 ※初回は30分拡大)の制作発表会見に登場。共演の宇崎竜童に良かれと思ってやっていた行動が迷惑になっていたことが判明し、「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。このドラマは、元プロミュージシャン・神代広平(福山)が、孤独を背負った女性・さくら(藤原さくら)と出会い、音楽を通して心を通わせることで、失いかけた人生を取り戻す姿を描くもの。劇中ではアーティストとしても活躍する福山ならではの演奏シーンも披露され、福山は今作のために3曲を作曲したという。福山は主演ということで、共演者にとても気をつかっているそうで、元バンドメンバーで広平に思いを寄せる宍戸夏希役の水野美紀は「とても居心地の良い空間を作ってくださるすばらしい座長さんだなと思います」と話す。広平が通うライブハウスのオーナー・笹裕司役を演じる宇崎も「美しい声でセリフを言われると、そよ風に頬を撫(な)でられているような心地になってしまいまして、本番中にも聞き惚れてしまって、結果、自分のセリフを忘れてNGを連発しています」と幸せな悩みを吐露。また、宇崎は休憩時間などで、セリフを覚えようとしているにもかかわらず、福山が現場の雰囲気を良くしようと、積極的に話しかけてきてしまうため、それができないという悩みも明かし、申し訳なさそうに「非常に迷惑しております…」とつぶやいた。これを聞いた福山は、一度爆笑した後、「本当に申し訳ございませんでした。良かれと思ってやっていたことが、気づかない間に、人を傷つけてしまうんですね…」と謝罪。福山の座長ぶりをほめた水野も「難しいですね…」と困惑したが、宇崎は「いやいや、ありがとうございます」と、その気づかいに感謝していた。福山は今作の撮影現場について「キャストの皆さんと一緒にいる雰囲気が本当にすばらしい」と話し、久々のフジテレビドラマの現場スタッフにも「みんなすごくいい仕事をしてるんだな」と感動。演技初挑戦のヒロイン役を演じる藤原さくらにも影響を受けているといい、「そういった空気感を含めて作品になっていくと思います」と呼びかけている。
2016年04月04日福山雅治が「ガリレオ」以来3年ぶりに連ドラの主演を務めることで話題のフジテレビ系4月期スタートの月9ドラマ「ラヴソング」。この度、注目のヒロイン役に、オーディションを勝ち抜いたミュージシャンの藤原さくらが決定!そのほか夏帆、田中哲司、宇崎竜童、水野美紀ら豪華共演者も明らかになった。物語の主人公は“元プロミュージシャン”神代広平、44歳。唯一のヒット曲はあるものの、その後、ヒットに恵まれず、鳴かず飛ばずのままレコード会社から契約を打ち切られ、自らの才能に限界を感じ音楽業界を離れた。それから20年。いまだ音楽への情熱を完全には絶ち切ることができないまま、退屈な毎日を過ごしていた。一方、私生活では持ち前のルックスの良さで多くの女性と付き合うものの、真剣に向き合える女性に出会えないまま、独り身で40代に突入。音楽にも、女性にも真剣に向き合うことができず、何ひとつ成し遂げられないまま人生を過ごしてきた男のもとに1人の女性が現れる。彼女はあるコンプレックスを抱え、悩み苦しみ、ひとり孤独を背負って生きていた。神代同様、どこか人生に嫌気が差していた。しかしその女性には、音楽の神様が与えてくれた“歌声”という天賦の才能があった。神代は、彼女との出会いによって“もう一度自分を試したい、認められたい”と考えるようになる。彼女を通して再び音楽と向き合ったとき、モノトーンだった神代の人生が少しずつ色付き始め、2人の奏でるラブソングがはじまるのだった――。本作のヒロインを務めるのは、およそ100名の中からオーディションで選ばれた藤原さん。本業はプロのミュージシャンで、スモーキーで大人っぽい歌声が魅力の彼女は、これまでに演技経験は一切ナシ。今回の大抜擢について「オーディションに合格したと聞いたときは、全く信じられなくて、つい最近まであれは夢だったのではないかと疑っていたんですが、少しずつ実感が湧いてきました。演技のことはまだ右も左も分かりませんが、今回オーディションのときに演じてみて、純粋にすごく楽しいなと感じたのでその気持ちを忘れずに学んでいきたいと思います!」と初々しいコメントを寄せた。藤原さんが演じるのは、“人とコミュニケーションをとるのが苦手な女性”・佐野さくら役。大型車の整備・販売会社の整備部に務め、周囲と馴染めず自分の人生に嫌気が差していた、そんなある日。さくらは社内に勤務する企業カウンセラー・神代広平(福山雅治)と出会う。“歌声”という天賦の才能を持つさくらは、神代と出会い、歌を通じて自己表現することを知る。それは、彼女に生きる希望を与え、少しずつ神代に心を開いていく。その思いは次第に恋心へと変わっていくのだが…。演技に初挑戦することになったシンデレラガールが、その歌声を武器に、体当たりで臨むヒロインっぷりに期待が高まる。また、そのほか豪華共演陣も発表。さくらの姉代わりとも言うべき存在であり、さくらと共に暮らしてきたが、自身の結婚を機に、さくらに自立してほしいと願っている中村真美役には、『海街diary』での好演が記憶に新しい夏帆さん。そして、神代が大学時代に組んでいたバンドのメンバーでベースを担当しており、現在は総合病院の耳鼻科で外科医として働いている増村泰造役には、「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件~」「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」など、舞台・映画・テレビドラマにと、確かな演技力で独特の存在感を誇る田中さん。神代のバンドメンバーの良き相談相手であり兄貴分・ライブハウス「S」を経営する笹裕司役に、宇崎さん。笹とともに神代を陰から支え続け、ひそかに想いを寄せている、昔のバンド仲間の宍戸夏希役には、数多くのドラマ・映画・舞台で活躍を続ける水野さんが決定した。実力派俳優たちの名演技が、恋愛模様をロマンチックに、時にかわいらしく、そして感動的にドラマを彩る本作。福山さんと、シンデレラガール・藤原さんとの歌声にも注目して放送を待ちたい。「ラヴソング」は4月から毎週月曜日21時よりフジテレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月22日12月6日から全国公開されるアニメーション映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』のプレミアム上映会が4日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、女優の加藤夏希とお笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右がコスプレ姿で登壇した。本作を一足早く観ることができるプレミアム上映の終了後、加藤はヒロイン・森雪のセクシーなコスプレ姿で登場。「(森雪は)アニメの中でも愛されているヒロインなのでうれしいです。でも、実際に着てみると恥ずかしいですね……」とボディラインのはっきりした衣装にはにかんでいた。また、加藤は「シリーズの最後を飾るのにふさわしい、壮大で感動的な作品に仕上がっていると思います。作品の中で歌が流れるたびに鳥肌が止まらなかったです」と本作に太鼓判を押している。そして、ますだおかだの岡田は、沖田艦長のコスプレ姿で登場。第一声で「お笑い波動砲、発射! ワォッ!」、毎年恒例の"干支ギャグ"として「めぇめぇめぇ、滑るよめぇ!」とギャグを連発。客席は冷めきっているにも関わらず、トーク中に唐突に『ヤマト2199』の名言を挟んだりと、滑りに滑りまくっても心が折れないハートの強さを見せていた。また、映画公開を記念して、大阪のリーガロイヤルホテルが制作した500分の1スケール、全長66センチの超高級「宇宙戦艦ヤマトチョコ」もお披露目。主砲など細かい細工をしながら大型のチョコレートを作るのは難しく、制作には約3カ月がかかったという。「ヤマトチョコ」を見た加藤は「クリスマスのケーキにほしいです!」と大感激。ますだもスイッチを押すとチョコの一部が発光するギミックに童心に返って興奮していた。(C)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
2014年12月05日この夏に続き、セブン-イレブンで「エヴァンゲリオン」とのコラボレーション商品が発売されることになり、11月11日(火)に行われた記者発表にDAIGOと加藤夏希が出席。世界で1台の限定発売のエヴァ仕様のスーパーカーもお披露目された。“ナビゲーター”を務めるDAIGOさんと加藤さんはそれぞれ初号機をイメージした衣裳とデザインと葛城ミサトのコスプレ姿で登場した。今回のコラボレーションでは、セブン-イレブン初の試みとして「エヴァンゲリオン」のカタログ宅配商品の取り扱いを実施。店頭でカタログに掲載された商品を選び、レジで申し込むと後日、配送される。商品としてはフィギュア「海洋堂 エヴァンゲリオン 初号機“暴走”」やフィギュア付きのルームフレグランス、「エヴァンゲリオン」の有田焼セット、貞本義之の複製原画など盛りだくさん。さらに対象商品のセブン-イレブンオリジナルパンを200円購入ごとに、LINEスタンプ(全8種類)が手に入るキャンペーンや700円購入ごとにその場でくじを引いて限定エヴァンゲリオン箸(ケース付き)が当たるサービスも実施される。そして、なんといっても今回の目玉となるのが、限定1名のみが購入できる、光岡自動車の伝説の名車「オロチ」をエヴァのメカニックデザイナーを務める山下いくとのデザインでエヴァ仕様とした「セブン-イレブン限定 光岡自動車 エヴァンゲリオン オロチ」。値段はセブン-イレブン史上最高価格となる1,600万円(税込)で、期間中、全店舗のレジで申し込みを受け付け、抽選で1名を選出する。覆われていたベールがはがされ、オロチが姿を見せると、その斬新なデザインにDAIGOさんも加藤さんも大興奮。「ヤバいな、これ、ヤバい!」(DAIGOさん)、「すごい!ここまでやってしまうとは…」(加藤さん)と驚いた様子。当然、2人とも応募する気満々だが、1,600万円という値段についてはDAIGOさんは「メチャメチャほしいけど即決する勇気がない…」と苦笑し「1万6,000円の千回払いで…」と超長期ローンを希望した。加藤さんは披露宴を控えるにもかかわらず「貯えは全部、なかったことにして、売れるものは売って、いまの車も家も…」と全てをなげうって購入する意欲を見せる。もしも手に入ったら「ダンナさんと『エヴァ』の舞台にもなった箱根湯本に行って見せびらかしたい!」とニッコリ。DAIGOさんは「独身なので、このオロチを使ってゲットしたい!」と語っていた改めて「エヴァンゲリオン」の魅力について加藤さんは「ストーリーと人間関係が面白くてどんどん引き込まれる。私の中では昼ドラの要素がすごくある」と熱弁。一方のDAIGOさんは「“MW”――見れば、分かる。以上です」と得意の(?)アルファベットで表現。「エヴァ魂は常に持っている」というDAIGOさんに加藤さんが「常に暴走してるし(笑)」と返し会場は笑いに包まれた。こちらのコラボレーションは11月14日(金)より開始。(text:cinemacafe.net)
2014年11月11日先日、入籍を発表した加藤夏希が6月16日(月)、スタジオジブリの『風立ちぬ』のブルーレイ&DVD発売を記念して行われたトークイベントに出席した。昨年の日本国内での映画興行収入No.1作品にして、宮崎駿監督の引退作品となった本作。作家・堀辰雄と零戦の設計者である堀越二郎をモデルにした一人の男性を主人公に、戦争が激しくなる中で運命の女性を愛し、仕事に没頭していくさまを描き出す。ブルーレイ&DVDの発売に合わせてプロモーションの一環として、宮崎監督と、彼と20年来の親交があるジョン・ラセターという2人の巨匠の友情を、鈴木敏夫プロデューサーのインタビューや様々な貴重な写真などで紹介する67センチ×48センチ、全20ページの巨大な新聞“GIANT PAPER 「大きな風立ちぬ ~宮崎駿とジョン・ラセター ふたりのこと~」”が限定配布(無料)される。この日は加藤さんに加え、同紙の編集を務めたブックディレクターの幅允孝、同紙に寄稿している文芸評論家の市川真人も来場し、作品やGIANT PAPERの制作プロセスについてなどを語った。幅さんは、同紙について「『風立ちぬ』はジブリ作品の中でもいままでの作品とは違って、答えのない、余白の多い作品。考えさせられる部分が多いので、そのヒントを散りばめたつもりです」と語る。やはり、見どころは宮崎監督の“盟友”鈴木プロデューサーが、宮崎監督とジョン・ラセターの友情について語る部分。幅さんが「実は2人はまだ世に大々的に出る前の1987年に出会ってる。ラセターがひとりで当時、吉祥寺にあったジブリを訪ねていくエピソードは笑えます。いまは巨匠と捉えられている2人が若い頃、どのようにクリエーションを戦わせ、いまに至ったのか?が書かれています」と言えば、市川さんは「ラセターが宮崎監督に『キミはアニメーターなのになぜ漫画(※『風の谷のナウシカ』の原作となった漫画)を描くのか?』と尋ねたときのやりとりが面白いです!」と語る。加藤さんも興味深く「GIANT PAPER」に目を通したようで、「(宮崎監督とラセターの)2人の出会いから歩み、アニメの作り方は違うのに、共感し、理解し合える関係性について丁寧に描かれている。これを読んで『風立ちぬ』を観て、二郎さんは宮崎監督で、映画に出てくる外国人はラセターなのかな?でも時々入れ替わったりしてるのかな?と思った」と語る。また加藤さんは、作品そのものについては「キスシーンが多くて衝撃を受けた(笑)!」とも。劇中、二郎と菜穂子が急遽、式を挙げるシーンがあるが「素敵です。(菜穂子の衣裳が)白じゃないのが、より華やかでした。羨ましい」と語り、自身の挙式についても「和装がいいかな?と思いました」と影響を受けたよう。「『幸せの風立ちぬ』家庭にしたいです(笑)」と幸せいっぱいの顔で語っていた。ブルーレイ&DVD発売を記念し、『風立ちぬ』原画展が東京ソラマチ5F「スペース634」にて6月25日(水)より開催。また宮崎監督が手がけた監督作11作品を揃えた「宮崎駿作品集」が7月2日(水)より発売。“GIANT PAPER 「大きな風立ちぬ ~宮崎駿とジョン・ラセター ふたりのこと~」”は全国のDVD販売手や書店で数量限定で無料配布。『風立ちぬ』ブルーレイ&DVDは6月18日(水)より発売開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風立ちぬ 2013年7月20日より全国東宝系にて公開(C) 2013 二馬力・GNDHDDTK
2014年06月16日元宝塚トップスターの紫吹淳と水夏希が、ミュージカル・コメディ『Love Chase!!』で退団後初の共演を果たす。公演に先がけ、紫吹、水、そして作・演出・振付・出演の玉野和紀に話を訊いた。ふたりが同じ舞台に立つのは、紫吹主演で行われた2000年のベルリン公演以来14年ぶりのこと。紫吹が「海外公演ということで優秀な下級生が集められたんですけど、彼女には本当に助けていただきました」と当時を振り返れば、水も「はるか上の存在だった先輩と今こうした距離感でお話できるのがうれしいです」と感慨を表す。一方それぞれと仕事をした経験のある玉野は「スタイリッシュなリカちゃんと、キレのあるミズ。ふたりとも歌って踊れて華がある、日本の演劇界にとって貴重な才能です」と賞賛の言葉を惜しまない。何より、舞台巧者同士のタッグがオリジナル・ミュージカルの担い手として数々の成果を残してきた玉野のもとで実現する意味は大きい。一から作り上げるオリジナル作品だからこそ、キャストの実力と魅力を最大限に活かしたステージを期待する観客は多いだろう。「アイデアを書き溜めてあるネタ帳の中にふたりにぴったりの設定があった」という玉野が書き下ろしたのは、天使と悪魔を中心にしたラブストーリー。地上に降りて人間との恋愛をゲーム感覚で楽しんでいた悪魔(水)と、その悪魔の行いを正すべく人間界にやってきた天使(紫吹)のバトルが、コミカルに描かれる。「恋を楽しみたい悪魔と、恋を禁じようとする天使の葛藤を通して、恋愛をするとはどういうことなのかを描きたい。成人式のニュースで、若い人の半分以上に恋人がいないと聞いて驚いたんです。歌ありダンスありの楽しいコメディですけど、観た方には恋愛についていろいろなことを感じていただけると思います」(玉野)。「悪魔なら演じたことはありますけど、天使は初めて(笑)。しかも様々な人間に姿を変えて登場するということで、演じがいがあります。私の新たな一面を引き出していただけるのではないかと、楽しみにしています」(紫吹)。「コメディは、すごく久しぶりです。お客様に心から笑って楽しんでいただくのは簡単なことではありませんが、皆さんの反応が自分の糧にもなるので、その瞬間を楽しみに待ちながら、稽古では苦しみたいと思います」(水)。ミュージカル・コメディ『Love Chase!!』は、4月9日(水)から24日(木)まで東京・シアタークリエ、5月1日(木)愛知県芸術劇場 大ホール、5月3日(土・祝)・4日(日・祝)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。なお東京公演では、アフタートークショーを4月11日(金)・14日(月)・22日(火)(いずれも14時開演)に開催するほか、4月10日(木)・15日(火)・21日(月)(いずれも19時開演)の来場者には特製クリアファイルがプレゼントされる。チケット発売中。
2014年03月24日東京湾に面した、東京ディズニーリゾート®のオフィシャルホテル「ヒルトン東京ベイ」。東京ディズニーランド®や東京ディズニーシー®を目の前にした立地に建つこのホテルに、2012年の夏より「PrimaLuce(プリマルーチェ)」がオープンした。「PrimaLuce」は、「光」と「緑」と「水」をコンセプトとした独立型チャペルに、バンケットルーム、ガーデン、ウェディングベルテラスなどを含んだ邸宅型のウエディング総合施設だ。美しい緑に囲まれた中庭を抜けた先にある純白な内装の独立型チャペルでは、バージンロードに天井のプロジェクターから様々な映像を映し出すことのできる「光のバージンロード」が特徴的。新婦が父親と共に、新郎の元に歩く道を華やかに演出してくれる。それだけで女子なら誰もが憧れる結婚式の想像が楽しくなってくるが、より2人の新しい人生の出発である結婚式のイメージを湧かせるには、実際に足を運んで「PrimaLuce」を見るのが一番。2013年1月14日(月・祝)に行われる「ヒルトン東京ベイ プレミアム ブライダルフェア」では、人気モデルの加藤夏希さんがスペシャルゲストとして登場し、「PrimaLuce」のチャペルでの模擬挙式や、ビューティトークショーを開催。加藤夏希さんのウエディングドレス姿を見ながら、未来の自分と重ね合わせてイメージを膨らませてみてはいかがだろうか?この日に結婚式の成約をすると、特典として加藤夏希さんと一緒に写真撮影ができるのと、結婚式当日に加藤夏希さんからのビデオメッセージが届くという。結婚式に招くゲストへのサプライズとしても注目したい。そのほかにも、光と花と音が作り出す、ヒルトンオリジナル空間演出コーディネート「エスぺランサ」の体験や、ウエディングドレスの試着(要予約)、「PrimaLuce」とその他ホテル館内の施設見学に、ウエディングコーディネーターとのウエディング相談など、フェアの内容は盛りだくさん。ブライダルフェアの開催は全部で4回。加藤夏希さんとの写真撮影は4回目ではできないので要注意。また、どの回も参加するには予約が必要だ。参加可能な組数は限られている。人気モデル加藤夏希さんが参加するということで、早くに応募が締め切られてしまう可能性もあるので早めに予約をしたいところ。ヒルトン東京ベイでは、結婚式を決めるとき、決めた後で打ち合わせをするウエディングサロンも新設された。インテリア・デザイナーの橋本夕紀夫氏がデザインした、光によって美しく変化する円形のカーテンが幾重にも重なった空間は、まるで繰り返し奏でられるロンドの旋律のように、和やかな空間となっている。人生に一度の幸せなウエディング、最高の挙式となるように、まずはブライダルフェアに出かけてみてはいかが?ヒルトン東京ベイ プレミアム ブライダルフェア■開催場所: ヒルトン東京ベイ(千葉県浦安市舞浜1-8)■開催日 : 2013年1月14日(日・祝)■開催時間: 第1部 9:30~13:00 / 第2部 12:00~16:00 第3部 14:30~18:30 / 第4部 16:30~19:30■問い合わせ: 047-355-7702(直通) (10:00~19:00) 公式サイト
2013年01月07日中国の南宋時代末期の動乱をモチーフにした、水夏希主演の新作ミュージカル『客家 ~千古光芒の民~』が11月9日(金)、東京・天王洲 銀河劇場にて開幕する。前日の8日に行われたリハーサルを取材した。ビジネスのために台湾を訪れたアメリカ人実業家のデイビット(坂元健児)が、現地で出会った女性から“客家(はっか)”にまつわる史話を聞かされるところから物語は始まる。客家とは、古代中国の王族の末裔であると言われ、現在も中国南部や台湾などに多く住んでいる漢民族の一派。戦乱から逃れるために移動、定住を繰り返していった民族であり、移住先で原住民からみると“よそ者”にあたるため、その呼び名が生まれた。劇中で語られる史話は、北からモンゴル帝国が押し寄せる南宋時代末期。客家である文天祥(吉野圭吾)は、亡国の一途をたどる宋国を立て直そうと仕官し、その優秀さにより皇帝から重用される。天祥は、国を守るためにモンゴル軍と戦うことを考える。水が演じるのは、天祥の妹である空(くう)。上京した兄を一途に心配する一面を見せつつも、「奮起せよ、暇なときなどどこにもない、幼いときも壮年も、老年なりとも努力せよ」という客家の教えをその身で体現するように勇ましく、村のリーダーシップをとる強い女性だ。空は、先祖の代から故郷を捨ててまでも戦いを避けつづけてきた客家として、兄が戦いの道を選ぼうとしていることを憂慮していた。そんな折、都で捕虜として囚われていたモンゴル兵が村に迷い込んでくる。敵でありながらも傷ついた兵を介抱する空。捕虜に逃げ帰られては、我が身の都合が悪い宰相は、捕虜捜索の兵を出す。戦争によって国家が滅亡を迎えるという、歴史が移り変わる壮大なドラマの中で、客家の人々が先祖の教えを守りながらも、それぞれに自らの運命を決めていく姿が印象的だ。その象徴とも言える客家の女性を、水が凛々しく好演している。本作は、歌やダンス、小さな所作ひとつをとってもすべてが中国風。水の踊りも、しなやかでゆったりした動きの中に、小首をかしげたりと愛らしい仕草が入るなど、独特で面白い。随所に入る剣舞や布を使ったダンス、カンフーのようなアクション、目まぐるしい立ち回りも見どころ。「心と心の通う道にこそ、命をかけて守るべき無限の価値がある」という客家の生き様に、ふと自分にとって本当に守るべきものとは何なのかと改めて考えさせられる舞台だ。TSミュージカルファンデーション オリジナルミュージカル『客家 ~千古光芒の民~』は、天王洲 銀河劇場にて11月9日(金)から18日(日)まで上演。兵庫公演あり。取材・文:大林計隆
2012年11月08日元宝塚トップスター、水夏希が主演する舞台『SHOW-ism IV「TATTOO 14」』の公開稽古が4月25日、都内にて行われた。SHOW-ism Ⅳ「TATTOO 14」チケット情報はこちら作・演出を手がける小林香が、新しいショウの形を目指し作るシリーズ「SHOW-ism」。これまで3度上演された人気シリーズの第4弾には、水をはじめ、シルビア・グラブ、高良結香、Jennifer、Miz、今枝珠美、保坂知寿という個性豊かでカッコいい7人の女優が結集する。7人が紡ぎだすのは、孤児として育った血の繋がらない7人の姉妹の物語。アメリカを舞台に、ショー・コンテストの本選出場権を獲得しながら、次女・ビーが起こした事件のために自然消滅した姉妹のショー・カンパニー「TATTOO 14」。様々な思いを抱えつつ、彼女らはナッシュビルからサンフランシスコまでをオンボロ車で移動し、ふたたびコンテストを目指す……。この日の稽古では、それぞれが自己紹介をしていく冒頭早々のシーンと、後半に組み込まれた1シーンを披露。ともに椅子やステッキを使ったクールなダンスシーンで、出演者たちは動きやポージングを入念に確認。決めポーズの連続のようなダンスは、どこを切り取ってもカッコいい。姉妹たちの愛情や、それぞれが抱える孤独などをセンシティブに描きながらも、今までのシリーズ同様、ショー的要素が存分に組み込まれた飽きさせない内容であることを伺わせた。次女・ビーを演じる水は「宝塚を退団してから、こんなに歌と踊りがたくさんある作品に出るのは初めて。トップの時もこんなにたくさん歌ったり踊ったりしたことはないです」と苦笑。また「退団してから、(男役からの)性転換の一貫として(笑)、女性の研究をしていますが、今回のカンパニーは女性率が高く、何をもって女性というかなどを考えています。新しい女性像を模索していきたい」と意気込みを語った。シルビア・グラブも「かっこいいナンバーを、めちゃめちゃ歌ったり踊ったりします!」と力強くアピール。またブロードウェイのカンパニーで『コーラスライン』や『RENT』に出演、映画『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』でも大きく取り上げられていた高良結香は「マイカントリーでこんな風にパフォーマンスするのは初めてなので、とってもとっても楽しみ」と笑顔でコメント。さらに作・演出の小林が「死ぬほど歌い踊り、芝居もあり、ものすごく大変な舞台になっていますが、プロフェッショナルな方ばかりで素晴らしい作品が出来つつあります。女子のみで稽古していますので、女子校のノリで稽古場もエンジョイしつつ、本番もその勢いでパワフルに踊ってもらいます」と自信を覗かせた。カッコいい女性たちがパワフルに作り上げる舞台に期待したい。公演は5月17日(木)・18日(金)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、5月21日(月)から25日(金)まで、東京・SHIBUYA-AXにて。チケットは発売中。なお、公演には日替わりでこれまでの『SHOW-ism』シリーズに出演した大貫勇輔、彩吹真央、井上芳雄、中川晃教、知念里奈がゲスト出演する。
2012年04月26日元宝塚歌劇団の男役トップスターの水夏希が主演し、ロックバンドLUNA SEAのギタリストSUGIZOが楽曲を手がける舞台『7DOORS ~青ひげ公の城~』。SUGIZOは俳優としても出演し、今回が初舞台となる。3月16日(金)から始まる東京公演に先立ち、前日15日に公開リハーサルが行われ、水とSUGIZOが会見に応じた。『7DOORS ~青ひげ公の城~』チケット情報ハンガリー生まれの近・現代作曲家バルトークの唯一のオペラ『青ひげ公の城』の物語を再構築し、新たな舞台劇として誕生させた本作。水が演じる羊飼いのユディットが、青ひげ公の異名をもつ公爵から結婚を申し込まれるところから物語は始まる。公爵の悪い噂を知る兄弟は反対するが、ユディットは青ひげ公の城にある全てを開くとこの世の真実を知ることができるという「7つの扉」に興味をもち、結婚を承諾する。執事に付き添われながら、ひとつずつ扉を開けていくとそれぞれの部屋の中で謎の男たちに出会う。男たちは公爵のコレクションであり、それぞれ7つの大罪を犯した罪人たちだった。最後の扉を開け、青ひげ公の真実を知ったユディットは……。水は、女性役を演じることについて「実はロングヘアー初お披露目なんです。ドレス姿もそうですし、お芝居の感じなど、宝塚を退団してから初めてのことが多いので、いろいろ緊張しています。宝塚の娘役の方をずっと見てきたので、仕種は意外と自然にできているのではないかな」とコメント。音楽を担当するSUGIZOは「子どものころからバルトークがものすごく好きで、このお話をいただいたときは、やりたいやりたい!と、とびつきました。作曲するときも、バルトークの生い立ちから全部勉強しちゃったくらい」というほどの力の入れよう。舞台上では自らのバイオリン演奏も披露する。初舞台については「怖いですね。緊張感が違います。映画やドラマは僕らにとってはレコーディングですが、舞台はまさにコンサート。一瞬一瞬が全てで、その世界に身を投じていることに自分で驚きです」と謙遜したが、水は「一歩立ったときから、SUGIZOさんは青ひげ公の空気をまとっていましたね」と稽古を振り返った。7つの大罪をモチーフにしている本作。水は「7つの大罪の扉を開けていくたびに、全部自分に心当たりがありましたね。強いてあげれば私は“傲慢”で、その場面ではドキッとすることがたくさんあります。今の時代、楽しくて明るいものがやっぱり嬉しいなと思いますが、たまに今回みたいな作品で自分と向き合っていただけたらと思います」。劇場に一歩踏み入れたとたんに、青ひげ公の城だと感じられる劇場空間も見所のひとつ。SUGIZOは「劇の最中はあまり考えすぎずに、ただインスピレーションのままに感じてもらえれば」と語った。演出は鈴木勝秀。公演は3月16日(金)から4月1日(日)まで東京グローブ座にて開催。その後、4月4日(水)・5日(木)に大坂・森ノ宮ピロティホールで上演する。チケットは発売中。取材・文:大林計隆
2012年03月16日宝塚を2010年に退団後、昨年は主に映像を活動の場としてきた水夏希が、今年は精力的に舞台に出演する。紅一点の『7DOORS~青ひげ公の城~』の後、5月に上演されるのが、SHOW-ismシリーズ4作目で、ゲストを除く出演者は全員女性という『TATTOO 14』(タトゥー・フォーティン)だ。ショービジネス界での成功を夢見て、ショー・カンパニー「TATTOO 14」を結成し、「負ける気がしねぇ」と前向きに生きる7人の孤児たちの物語について、水が語った。『TATTOO 14』チケット情報『TATTOO 14』は水の他、シルビア・グラブ、高良結香、Jennifer、Miz、今枝珠美、保坂知寿が出演する。女性という共通点以外、キャリアも年齢も様々だ。「皆さん個性的で、自分はどこを売りにしたらいいのか、ちょっとドキドキしますね。他の方と同じでは意味がないですし、女優としての自分の個性を改めて見直す機会になりそうです」。水の役は、共同生活をしていた血の繋がらない7人姉妹の“次女”だが、器が大きく、男気にあふれた長男的存在という。「作・演出の小林(香)さんは、役者の本質を捉えたいとおっしゃっていて、本を書かれる前にお話させていただいたのですが、私の細かい所まで見抜いて、当て書きしてくださっています。でもそれだけではお客様にもすぐ想像がついてしまうので、私も気づいていない、観たことのない一面を引き出してくださるとおっしゃっていて、すごく楽しみです」。会場が、劇場ではなくライブスペースのSHIBUYA-AXというのも面白い。観客は劇中のショーの客でもあるわけだ。「新しい挑戦ですよね。ちょっと雰囲気が違うミュージカルになるんじゃないでしょうか。ライブの良さは、拍手とか熱気とか、お客様と交流できることなので、私は踊り担当と言われていますし(笑)、思いきり踊りたいですね」。期間中、今までSHOW-ismシリーズに出演したアーティストたちが、日替わりでゲスト出演する。中でも宝塚時代に水を支えた彩吹真央との共演は、ファンには嬉しいところだろう。「お忙しい方たちなのに、贅沢ですよね。彩吹さんとは宝塚以来ですし、男役ではなく女性同士で出るのが楽しみです」。タトゥーとは、一度受けるとなかなか消えない心の傷を表すらしい。「彼女たちは、親に捨てられたり死に別れたり、社会からのけ者にされてマイナスの要素を背負っています。でも、だからこそ心を通わせ、負けない強さが出せたら、観終わった後に明日も頑張ろうと思っていただけるような、勇気が湧く、心温まる作品になるんじゃないかな、と思っています」。公演は5月17日(木)・18日(金)に兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで開幕後、5月21日(月)から25日(金)まで東京・SHIBUYA-AXにて開催。チケットは3月17日(土)より一般発売する。取材・文:原田順子
2012年03月05日モデルで女優の加藤夏希が12月15日(水)、東京・文京区のラクーアガーデンで行われた映画『キック・アス』のイベントに、お笑いタレントのなだぎ武と出席し、コスプレ姿を披露した。コスプレ好きを公言し、アメリカの子役女優クロエ・グレース・モッツが『キック・アス』の中で演じている最強少女“ヒットガール”風にアイマスク、ミニスカ、マント、カツラを身につけた加藤さんは「マスクが落ち着くし安心感があります。みんな小さい頃に変身願望ってあったと思うけど、私はそのまま大人になったので、違う自分になれるような気がします」とゴキゲン。だが取材陣から、先月から報じられているお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾との熱愛の行方について「クリスマスは?」などと聞く質問が出ると「多分仕事」、「分からない」と小さな声で答え、煙に巻いた。その時点で、周囲に待機していた関係者が取材を打ち切るという慌ただしいひと幕も。一方、なだぎさんは、劇中の主人公のオタク高校生が扮するヘタレヒーローのコスプレで登場。「ヒットガールのような強い女性は好き?」と司会者から聞かれ「前に付き合っていた女性がすごい強い人だったので慣れました。でも強すぎてレベルが足りず、守りきれなかったので別れました」とお笑いタレントの友近との破局話をネタに。クリスマスの過ごし方について「仕事か独りでTVを見ていると思いますよ。40歳で失恋は地獄です。40で独身って周りにいないんですよ、同期でバッファロー吾郎の木村くらい。でもあいつ、バツイチですから…」と自虐的。「僕、草食系ですけど来年は強い男になります!」と肉食への変身を誓っていた。『キック・アス』は12月18日(土)よりシネセゾン渋谷ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:キック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.■関連記事:逮捕寸前?体を張った宣伝マンがヒーローのコスプレで都内名所に出没!新たなヒーロー誕生!『キック・アス』試写会に20組40名様ご招待若き日のジョン・レノンを演じた次世代の星アーロン・ジョンソン動画インタビュー到着ハリウッドの新鋭美少女クロエ来日!憧れはナタリー・ポートマン【シネマモード】芸術の秋、映画で楽しむ英ロック・シーン
2010年12月15日