センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ(SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH)が8月21日より、15-16SSシーズンに引き続き、女優の宮沢りえをモデルに起用した15-16AWのイメージビジュアルを展開する。今回の撮影を手掛けたのは、11年に「イエール国際モード&写真フェスティバル」のファイナリストにノミネートされ、若手作家の登竜門として知られる「FOAM Talent」にも選出された、女性現代美術家のイナ・ジャン(INA JANG)。ブランドの広告ビジュアルのフォトグラファーには珍しい、商業写真家ではなく、生粋の現代美術家を起用。商業性と芸術性が融合した現代的なイメージビジュアルに仕上がった。今回は、“anonymous=匿名”をテーマに、宮沢りえに内在する“女としての尊厳”や“存在するだけで人の心を動かす力”といったエネルギーをビジュアル化したものとなっている。同ビジュアルで宮沢りえは、ロングシルエットのワンピースや、オーバーサイズのガウンコート、ベージュカラーやデニムなど、15-16AWコレクションのテーマである“70’s folklore(フォークロアテイストを取り入れた、ノスタルジックで祖族な70年代スタイル)”を代表するアイテムを着用した。今回のビジュアルについて、宮沢りえは「センスオブプレイスは、古田新太さんを起用した15年春のイメージビジュアルがとても刺激的で、創作の方向性にも好感を持ちました。世界で活躍するフォトグラファーたちとセッションすることで、一緒に面白い作品を作れればと思い、今回のオファーをお引き受けしました」とコメントを寄せている。
2015年08月20日SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ)は、8月21日より俳優・宮沢りえを起用した2015年 秋冬のイメージビジュアルを展開する。このたび公開されたイメージビジュアルには、フォトグラファーとして、ニューヨークを拠点に活躍する現代美術家・INA JANG(イ ジ ン)が招請された。アパレル企業の広告ビジュアルを、商業写真家ではなく現代美術家が手がけるケースは珍しい。今回発表されたビジュアルのテーマは「"anonymous"=匿名」。現代女性の憧れである宮沢りえに内在する「女しての尊厳」や「存在するだけで人の心を動かす力」 といったエネルギーのビジュアル化に挑戦したとのこと。宮沢りえ、INA JANG、そしてクリエイティブディレクターも含め女性で構成された制作体制だったことも、このテーマを象徴しているという。なお、同ブランドでは2015年春のビジュアルに俳優・古田新太がレディスファッションに身を包んだビジュアルを発表して注目を浴びたこともある。この次に発表された2015年春夏ビジュアルでも宮沢りえが起用されており、このときはカメラマンのQUENTIN JONES(クエンティン・ジョーンズ)が撮影を担当した。
2015年08月20日アーバンリサーチのブランド春夏イメージビジュアルに登場する『宮沢りえ』さん株式会社アーバンリサーチの運営する、ファストファッションのブランドSENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH“春夏イメージビジュアル”の第2弾に、人気女優の宮沢りえさんが登場する。6月16日から公開されるビジュアルについて、ワールドな流行を大事にしながらも【質】にこだわることで、同社のクオリティを具体化するイメージに仕上げられている。2種類あるビジュアル宮沢さんが登場しているビジュアルは2タイプあり、一つ目は鮮明な印象のイラストと、魅力的で艶やかな表情とともに色鮮やかな生け花のバックグラウンドが調和された華麗な1枚。もう一つは印象に残るピンクカラーの直線的なバックに、涼しげな表情を演出しているグラフィック的な1枚だ。宮沢りえさんについて1973年生まれで東京都出身。女優またファッションモデル。10代のころからモデルとして活動し、映画やテレビ、歌手、舞台およびCMなど幅広く活躍している。また数々の賞を受賞しており、2014年には映画「紙の月」で主演を務め、第27回:東京国際映画祭 最優秀女優賞を獲得した。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社アーバンリサーチ プレスリリース (PR TIMES)・株式会社アーバンリサーチ
2015年06月19日宮沢和史(ex THE BOOM)が6月12日より、ソロとなって初のツアー「弾き語りツアー寄り道2015『連れづれなるままに...』」をスタートさせた。【チケット情報はこちら】同ツアーは8月23日 (日)福島・いわきPITまで、12の会場で行われる。8月1日(土)の東京・渋谷公会堂公演にはTRICERATOPSがゲスト出演。2013年に夏限定で結成された宮沢和史&TRICERATOPSによるバンド「MIYATORA」が一夜限りの再結成を果たす。ツアーのスタートに際し、宮沢は「今回のツアーでは、自身の音楽的ルーツ、音楽の旅の軌跡を全部聴かせる、ここまでの総集編でもあります。レゲエ、ロック、ブラジル、フォーク、ニューミュージック、演歌、沖縄民謡などなど。カバー曲と自作曲は半々、カバーのがちょっと多いかな?どうかな??詩も朗読します!!」とコメントを寄せている。7月5日(日)稚内公演までのチケットは発売中。そのほか、8月1日(土)東京公演から9日(日)福岡公演までのチケットは7月5日(日)、8月14日(金)京都公演から21日(金)愛知公演までのチケットは7月11日(土)、8月23日(日)福島公演のチケットは7月18日(土)一般発売開始。■弾き語りツアー寄り道2015『連れづれなるままに...』6月17日(水)石垣島 ~島野菜カフェリハロウビーチ~ 野外ステージ(沖縄県石垣市)7月3日(金)Zepp Sapporo(北海道)7月5日(日)稚内えびなイベントホール(北海道)8月1日(土)渋谷公会堂(東京都)8月7日(金)松山EBC Vivit Hall(愛媛県)8月9日(日)都久志会館(福岡県)8月14日(金)京都府民ホールALTI(京都府)8月15日(土)いずみホール(大阪府)8月21日(金)中電ホール(愛知県)8月23日(日)いわきPIT(福島県)★★以下のリンクより「宮沢和史」をお気に入り登録して、情報をゲットしよう!
2015年06月16日女優の宮沢りえが、来秋に公開される映画『湯を沸かすほどの熱い愛』に主演することが10日、明らかになった。宮沢が今回演じるのは、会う人すべてを包みこむような、豊かな母性にあふれた女性・双葉。ある日突然、余命宣告を受け、"終活"として4つの行動を決意する。それは、「失踪した夫を連れ帰り、休業していた家業の銭湯を再開させること」「気が優しすぎる娘を独り立ちさせること」「娘をある人に合わせること」で、残りの1つは家族も知らない秘密だった。笑いあり涙ありな家族愛を描く。本作で監督を務めるのは、自主製作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭ほか、国内外10を超える映画祭で絶賛された中野量太氏。中野監督にとってはこれが商業用長編デビュー作となり、脚本も自ら手がけたオリジナルで挑む力の入れよう。宮沢の娘役には、日経トレンディが選ぶ「2015年の顔」に選出され、今年は『トイレのピエタ』、『愛を積むひと』など立て続けに出演映画の公開が続く若手女優・杉咲花を抜てきした。脚本に引かれて出演を決めたという宮沢は、「中野監督の思いのこもった脚本に私の心も沸かされました」と振り返り、「すてきな共演者の方々と、この作品に携われる喜びをガソリンにし、タイトルに負けないくらい燃え尽きたいと思います」と作品にかける熱い思いを語った。一方の宮沢と初共演となる杉咲も、「脚本を読みながら、"お母ちゃん"のセリフがどんどん、りえさんの声として身体に響いてきました。すてきなお母ちゃんの娘になることができて、光栄に思います」と喜び、「きっと、誰かのお母さんである方々にとっては、お母ちゃん(双葉)は羨ましくて、尊敬できるひとだと思います。お母ちゃんは、最高です」とその役柄も褒め称えた。中野監督は、「いつか宮沢さんと一緒に映画を作りたいと思っていました」と念願がかなったことを明かし、「熱い愛と深い哀しみを背負った双葉役を、宮沢さんがどう演じるのか? 想像できる様でできないんです。それはきっと想像してもその想像を超えてしまうだろうと思っているから」と分析。「宮沢さん演じる双葉を一番見たいのは、僕です」と撮影に向けて期待を寄せている。宮沢は、『八日目の蝉』で知られる小説家・角田光代の小説を『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が映画化した『紙の月』(2014年)で、東京国際映画祭・最優秀女優賞や日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞をはじめ、2014年の賞レースを総なめに。それに続く映画出演作には、大きな注目が集まっていた。映画は、6月7日からクランクイン。7月2日にクランクアップする予定だという。
2015年06月10日宮沢りえが主演映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で、でっかい母性を持った“おかあちゃん”を演じ、若手女優の杉咲花と母娘役で共演することが発表された。本作は、余命宣告を受けたちょっと破天荒な母の“終活”を描く家族の物語だ。本作は、死期を悟った双葉が、絶対にやっておくべき4つのこと(1、失踪した夫を連れ帰る。2、休業していた家業の銭湯を再開させる。3、気が優しすぎる娘を独り立ちさせ、ある人に合わせる。そして4、家族も知らない双葉だけの秘密)に取り組む姿が描かれる。杉咲は、『トイレのピエタ』『愛を積むひと』など出演作が立て続けに公開されている注目の女優で、母・双葉の大きな愛に包まれ、病に侵された母を強く支えていく娘・安澄を演じる。監督は、自主製作『チチを撮りに』が、ベルリン映画祭ジェネレーション部門に選出・上映されるなど、国内外の映画祭で高い評価を集めた中野量太。宮沢は「中野監督の想いのこもった脚本に私の心も沸かされました。そして、素敵な共演者の方々と、この作品に携われる喜びをガソリンにし、タイトルに負けないくらい燃え尽きたいと思います」と語り、杉咲は「脚本を読みながら、“お母ちゃん”のセリフがどんどん、りえさんの声として身体に響いてきました。素敵なお母ちゃんの娘になることができて、光栄に思います」とコメントを寄せている。中野監督は「『生』を描きたいから『死』を描きます。人はひとりじゃ生きていけないと思うから『家族』を描きます。誰もが感じ得るテーマを、独自の視点と感性で、唯一無二の映画にしたいと思っています」といい、宮沢について「熱い愛と深い哀しみを背負った双葉役を、宮沢さんがどう演じるのか?…想像出来る様で出来ないんです。それはきっと想像してもその想像を超えてしまうだろうと思っているから。宮沢さん演じる双葉を一番見たいのは、僕です」と話している。映画は、6月7日にクランクインしており、7月2日にクランクアップを迎える予定。『湯を沸かすほどの熱い愛』2016年秋全国公開
2015年06月10日6月2日より、東京・新橋演舞場で三宅裕司率いる熱海五郎一座の最新作『爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』が開幕。前日の6月1日にゲストの大地真央ほか、三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、Take2の東貴博・深沢邦之が会見に出席、同作への意気込みを語った。【チケット情報はこちら】熱海五郎一座は、2004年に伊東四朗が座長となり旗揚げした「伊東四朗一座」が始まり。しかし、2006年に伊東がスケジュールの都合でどうしても参加できず、三宅裕司が座長になり“伊東ならぬ熱海”、“四朗ならぬ五郎”で「熱海五郎一座」を旗揚げ。伊東四朗一座から数えると、今年で12年目を迎える人気舞台だ。昨年、新橋演舞場に初進出し、今年も同会場でゲストに大地真央を迎え、歌あり、ダンスあり、笑いありの推理劇を上演する。三宅は大地の起用について「大地さんのダンスや歌などカッコいい振る舞いと相反するところで、沢山ボケ倒してくれればその落差で面白いものが生まれると思い、声をかけさせていただきました。予想通り見事にボケ倒してくれているので、期待していただいて良いと思います」と太鼓判を押した。そのほかの出演陣も大地について「大地さんと一緒に舞台を立てるのが嬉しい。稽古中は大地さんが高級なお菓子を毎回差し入れてくれて、本当にお金持ちなんだなと思いました(笑)」(渡辺)。「先ほど、大地さんはカッコよさとの落差があって面白いと三宅さんがおっしゃってましたが、我々コメディアンは落差がないので、我々の方がハンデがあるんだなと気づきました(笑)」(ラサール)。「こんなに報道陣が集まってくれるのは、僕らが12年頑張ってきたからではなく、大地さんの人気だと思います(笑)」(小倉)とコメント。出演陣からの絶賛を受けた大地。同作の印象について聞かれると、「ボケるのが苦手で、シリアスな私としては・・・」と語り始め、すぐさま出演陣から「それがすでにボケです!」とツッコミが。出演者の息が合った様子が伺えた。続けて大地は「面白くて楽しい皆さんの中にいるのが、本当に幸せです。このお芝居はストーリーがしっかりしていて、とても面白い。そして毎日微調整が入るので、やる側としても適度な緊張感がある。色々な方に見ていただきたいお芝居ですね。私も客席で見たいぐらいです(笑)」と語った。同作の見所について、三宅は「見所とよく聞かれるんですが、台本作りの段階から、出演者全員が均等に目立つような内容にというのを考えています。なので、入れ替わり立ち替わり見せ場があるということで、全編が見所だと思います。ラストはホロッとくるような作りになっていますので、笑って笑って最後ちょっとグッときていただきたい。嫌なことを忘れて、次の日から頑張れるようなお芝居になっていますので、ぜひ劇場に足を運んでください」と語った。熱海五郎一座『爆笑ミステリー「プリティウーマンの勝手にボディガード」』は6月26日(金)まで、東京・新橋演舞場で上演。チケットは発売中。
2015年06月03日ダイヤモンドダイニングが運営する和食ビュッフェレストラン「大地の贈り物」は6月30日まで、パクチーを食べ放題メニューに加え、アジア料理に合う辛みソースを取りそろえた、「アジアン・パクチーフェア」を期間限定で開催している。○ピリッと辛めのアジア料理がおいしい季節に、食欲を刺激する料理を80種類以上のメニューが食べ放題の和食ビュッフェ「大地の贈り物」に、タイやベトナムを中心としたアジア料理と、好きな人(=パクチスト)にはたまらない人気のパクチーが食べ放題メニュー(ディナー限定)にラインナップする。さらにアジア料理に合わせる辛いソースも用意。爽やかな「サルサソース」「ハラペーニョソース」「粗挽きとうがらし」から辛い物好きも満足できる「ハバネロソース赤」「ハバネロソース緑」を揃えている。ディナー限定メニューは、独特の香りが好きな人にはたまらない「フレッシュ・パクチー」、タイを代表する世界三大スープ「トムヤムクン」、「マンゴータルト」、「マンゴーソフトクリーム」。ランチ・ディナー共通メニューは、ナンプラーの香りが心地よい春雨のサラダ「ヤムウンセン」、米粉をつかったベトナムの麺料理「フォー」、「白身魚のフライ スイートチリソース添え」、「白身魚のスパイス揚げ」、スパイスや香辛料をペーストにして作られるタイカレー「グリーンカレー」、ココナッツミルクの中にタピオカが入ったベトナムのデザート「チェー」。同店の所在地は、東京都台東区上野1-20-11 鈴乃屋ビル4F 上野黒門 しのばず屋別邸内。大人料金(税込)は、平日ランチ1,800円、週末ランチ1,990円、ディナー2,900円~。
2015年05月10日乃木坂46元メンバーでモデルの宮沢セイラ、お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーが3日、千葉県内のスポーツクラブで行われた特集番組『WOWOWテニスデー』の収録に参加した。WOWOWでは、4月19日に『WOWOWテニスデー』と題したテニス番組を特集。日本人初・世界ランキング1位の錦織圭選手に焦点を当てた、「錦織圭という奇跡!」(13:00~)、「錦織圭だけじゃない! 新旧スーパースター列伝!」(15:15~)、「錦織圭 グランドスラム制覇への道!」(17:45~)を約8時間に渡って放送する。また、番組内では、宮沢とバービーが、テニスのレッスンや試合に挑んでいる。テニス初心者の宮沢は、レッスンを終えると、「スッキリしてストレス発散になる。当たった時の音が気持ち良い。趣味でやってもいいかなと思った」とすっかりハマったようで、「初心者でも楽しめるスポーツなので、番組を通して盛り上げていきたい」と笑顔でアピール。一方、テニス歴10年でインストラクター経験もあるバービーは、大活躍している錦織選手に対し、「テニスで食えないのは日本の常識だったけど、錦織くんのようなスターが現れた。上に行けば華やかな世界があるんだと、希望を与えてくれた」と喜びの表情を浮かべた。また、同番組で初共演した2人だが、担当コーチと共に宮沢を指導したバービーは、「セイラちゃんは『格好良い~!』って言って、コーチの腕の筋肉しか見てなかった」と含み笑いで暴露しつつ、「サーブ、ストローク、ボレー、スマッシュは一通り出来た。言ったことをすぐに実践して筋が良い」とその素質を称賛。元サッカー選手の宮澤ミシェルを父親に持ち、自身もバレエやサッカー、マラソンなどの経験を持つ宮沢は、「全部制覇して、スポーツと言ったら宮沢セイラと言われたい」と意気込むと、バービーは、「ポスト水野裕子!」と太鼓判を押していた。
2015年04月04日宮沢りえが映画『紙の月』の演技で、2月27日(金)に開催された「第38回日本アカデミー賞」授賞式で最優秀主演女優賞を受賞。宮沢さんはオープニング時は赤いドレスで出席したが、舞台公演のために途中で式を抜けており、同作の吉田大八監督が代わりにブロンズを受け取った。宮沢さんは同作で、平凡な妻であり、銀行員だったが、ふとしたきっかけで横領に手を染めていく主人公を好演。昨年の東京国際映画祭の最優秀女優賞受賞を皮切りに、今年の賞レースをリードし、この日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」も本命視されていた。今年は同数票のために例年よりも一人多い6名が「優秀主演女優賞」を受賞。宮沢さんに吉永小百合(『ふしぎな岬の物語』)、安藤サクラ(『0.5ミリ』)、池脇千鶴(『そこのみにて光輝く』)、井上真央(『白ゆき姫殺人事件』)、二階堂ふみ(『私の男』)と若手、ベテランの実力派が顔を揃えたが、宮沢さんが「最優秀賞」に輝いた。なお宮沢さんの「最優秀主演女優賞」受賞は2003年の『たそがれ清兵衛』以来、2度目となる。宮沢さんは真っ赤なドレス姿で他の5名の「優秀賞受賞者」と共にオープニングのレッドカーペットを歩いたが現在、舞台「三人姉妹」に出演中で、残念ながらセレモニーの最中に会場を後にせねばならず、「主演女優賞」の授与の際は不在。「優秀賞受賞者」のひとりずつの挨拶は、事前に収録されたメッセージがスクリーンに映し出され、そこで「『紙の月』という作品に出合った大きさを改めて感じています。私の歴史の1ページになったと思います」と喜びを語っていた。昨年の「最優秀主演男優賞」受賞者の松田龍平がプレゼンターを務め、「最優秀賞」に宮沢さんの名が読み上げられると会場は歓声に包まれた。宮沢さんの代わりに同作の吉田監督がブロンズを受け取ったが、吉田監督は、宮沢さんが長く演劇に活動の軸を移していた中で本作で7年ぶりの主演を務めたこと、そしてこの日も演劇のために出席が叶わなかった点に触れ「演劇のカレンダーは早いですが、映画の方ももう少し、(演劇に)負けない野心的な企画を持って行かないといけないと、彼女がいない席を見て思いました」と祝福の代わりに映画人を代表して“警鐘”を鳴らした。また、「最優秀助演女優賞」は『小さいおうち』の黒木華(くろき はる)が受賞。着物姿で登壇した黒木さんは「この作品は私をいろんなところに連れて行ってくれました。いろんな思いをしたし、いろんな経験をしたなと思います。役者さんになることができてから、賞をいただけると『このまま(役者を)やっていいんだ』と思えて嬉しいです。周りに助けていただいてばかりなので、そういう方が(黒木さんの受賞で)喜んでいただけるのが一番嬉しいです」と喜びを口にした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:紙の月 2014年11月15日より全国にて公開(C) 2014「紙の月」製作委員会
2015年02月27日女優の宮沢りえが11月15日に都内で行われた主演作『紙の月』の初日舞台あいさつに出席した。7年ぶりに映画主演を果たし、平凡な主婦から横領犯へと転落するヒロイン役で新境地を開拓。初タッグを組んだ吉田大八監督から、感謝の手紙を読み上げられ「言葉になりません。こういうのを感無量って言うんですかね」と大粒の涙を流した。『紙の月』舞台挨拶その他の写真契約社員として銀行で真面目に働く主婦・梨花(宮沢)が、年下の不倫相手のために、巨額の横領事件を引き起こすヒューマン・サスペンス。直木賞作家・角田光代氏のベストセラー長編小説を映画化し、第27回東京国際映画祭のコンペティション部門で最優秀女優賞&観客賞の2冠を達成した。「やっとこの日を迎えて、体中を興奮が駆けめぐっている」と語った宮沢は、「人生が音楽だとすれば、『紙の月』との出会いは貴重で大切な一小節になった」と感激しきり。吉田監督に対し「粘り強さは天下一品」と最敬礼だった。一方、吉田監督も「正直、この企画は途中でつぶれると思っていた」と明かし、「ところが宮沢さんの主演が決まった瞬間、ヒロインが顔を持ち、見る見る形になった」と宮沢に改めて感謝の意を表し、「いつかもっと大きなものをつかんでみましょう」と再タッグに期待を寄せた。舞台あいさつには宮沢と吉田監督に加えて、共演する池松壮亮、大島優子、田辺誠一、近藤芳正、小林聡美が出席。横領を描いた本作にちなみ「ここにいる誰かから盗みたいものは?」の質問に、「りえさんの元気」(池松)、「小林さんの安心感」(大島)、「池松君の若さ」(吉田監督)と思い思いに答えた。『紙の月』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年11月15日女優の宮沢りえが11月15日(土)、都内で行われた主演作『紙の月』の初日舞台挨拶に出席。吉田大八監督が感謝の手紙を読みあげると「言葉になりません。こういうのを感無量って言うんですね。今日は忘れられない日になりました」と感激の涙を流した。7年ぶりの映画主演を果たした宮沢さんは平凡な主婦から横領犯へと転落するヒロイン役で新境地を開拓し、早くも本年度の映画賞レースで、第28回山路ふみ子女優賞、第27回東京国際映画祭の最優秀女優賞と2冠を達成している。舞台挨拶に立った宮沢さん本人も「人生が音楽だとすれば、この映画との出会いは貴重で大切な一小節になった。監督、ありがとうございます」とこみ上げる思いを抑えきれない様子。吉田監督とは初タッグで「監督の粘り強さは天下一品」と最大限の敬意と謝意を払っていた。一方、吉田監督は宮沢さんの主演が決まる以前「途中でこの企画はつぶれると思っていた」と告白。「ところが宮沢さんに主演してもらえることが決まると、ヒロインが顔を持ち始め、見る見る形になっていた」とこちらも感謝の意。「今度はもっと大きなものをつかんでいきましょう」と再びタッグを組むことに、意欲を燃やしていた。ベストセラー作家・角田光代の同名小説を原作に、バブル崩壊直後の1994年、夫と暮らす銀行の契約社員・梅澤梨花(宮沢さん)が、年下の不倫相手のために顧客の金を横領し、その犯行をエスカレートさせる姿を描いた。第27回東京国際映画祭では、コンペティション部門の最優秀女優賞&観客賞のダブル受賞を果たした。舞台挨拶には宮沢さんと吉田監督を始め、共演する池松壮亮、大島優子、田辺誠一、近藤芳正、小林聡美が出席。不倫相手を演じた池松さんは「現場のりえさんは本当にパワフル。僕もその元気をもらいたい」と宮沢さんとの共演をふり返っていた。『紙の月』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:紙の月 2014年11月15日より全国にて公開(C) 2014「紙の月」製作委員会
2014年11月15日映画『紙の月』主演の宮沢りえが11月13日(木)、東京・ミッドタウンのクリスマス・イルミネーションの点灯式に出席した。ミッドタウンのクリスマス・イルミネーションは、広大な敷地内にテーマに沿ってLEDライトを配置し、幻想的な世界観を作り上げており、昨年は期間中に500万人を超える来場者が足を運ぶなど、ここ数年、都内のクリスマス・イルミネーションの定番となっている。今年は「ミッドナイト・クルーズ」をテーマに、全50万個のLEDライトを使用。地球の自然現象を表現したものや、シャンパンイルミネーション、そしてこの日の点灯式の会場ともなったメインの芝生広場では“スターライトガーデン”と銘打って、宇宙旅行を模した世界が展開し、宇宙の始まりから星屑や無重力空間などが色彩豊かに表現される。宮沢さん自身、ミッドタウンに足を運ぶことは多々あるそうで「ビルボード東京のライヴに来たり、フルーツ屋さんのジュースを飲みに来たりしますよ」と明かす。毎年、クリスマスの時期には「娘と一緒に必ずイルミネーションを見に来ている」とのことで「子どもが見ても大人が見ても夢があって、今年1年が終わるんだなという締めくくるような気持ちにもなるし大好きです」と笑顔で語る。そして、いよいよ点灯式本番。宮沢さんがスイッチを押すと、暗闇から青いLEDの光が浮かび上がり、その美しさに集まった観衆からはどよめきが。宮沢さんも感激の面持ちで、自身の携帯で幻想的な光景を写真に収めていた。特に、点灯式を行なった場所は普段は入ることが出来ない芝生の中ということで、内側からの光景を目の当たりにし「すごく嬉しいです。(テンションが)上がってます!」と興奮した面持ちで語っていた。まだひと月以上あるが、今年のクリスマスの予定を尋ねると「だいたい毎年、好きな友達と集まってプレゼント交換をしたりします」とニッコリ。さらに「ウチにはサンタが来るので、いつ来てもいいように準備もしないと」と微笑む。クリスマスを前にいよいよこの週末より『紙の月』が公開を迎えるが、「こんなに公開前にドキドキするのはこれまでにないこと」と期待と不安をのぞかせる。「難しい役だったからこそ、出来上がったものが大切に思えます。たくさんの方に観てもらえることで映画に息吹が与えられると思うので、ぜひ多くの人に観ていただけたら」と語った。最後に、集まった多くの観客に向け宮沢さんは「愛があふれるクリスマスをお過ごしください!」と呼びかけ、会場は拍手と歓声に包まれた。「ミッドタウン クリスマス 2014」は12月25日(木)まで開催。映画『紙の月』は11月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:紙の月 2014年11月15日より全国にて公開(C) 2014「紙の月」製作委員会
2014年11月13日『紙の月』に主演し第27回東京国際映画祭の最優秀女優賞に輝いた宮沢りえが11月13日に東京ミッドタウンのクリスマスイルミネーションの点灯式に出席した。ブルーの色彩があたり一面に広がる幻想的な光景に、「こんな近くで見られるなんて、すごく嬉しいです。青い宇宙をイメージさせてくれますね」とうっとりした表情を浮かべた。その他の写真ミッドタウンの冬の風物詩として、約560万人が足を運ぶ“ミッドタウン・クリスマス”も今年で8回目。約2000平方メートルの広大な芝生エリアで展開される“スターライトガーデン2014”には、青を基調にした約18万個のLEDライトの中で日本初のイルミネーション演出装置スティックイルミネーションが最大4メートルの高さで輝き、無重力空間を演出。“ミッドタウン・クリスマス”全体ではLED総数50万個を使用し、“宇宙への旅”を表現する。東京ミッドタウンについて、「クリスマスの時期には、娘と一緒に来ます。来るたび、今年も終わりなんだという気持ちになり、大好きな場所です」。今年のクリスマスは「大好きな友だちで集まって、プレゼント交換する予定」と話した。映画はバブル崩壊直後の1994年を舞台に、契約社員として銀行で真面目に働く主婦・梨花(宮沢)が、巨額の横領事件を引き起こす様を描くヒューマン・サスペンス。直木賞作家・角田光代氏のベストセラー長編小説を、『桐島、部活やめるってよ』の鬼才・吉田大八監督が映画化し、第27回東京国際映画祭のコンペティション部門で最優秀女優賞&観客賞の2冠を達成した。「すてきな賞をいただき、もっともっと頑張ろうと身が引き締まった」と喜びを語る宮沢は、「公開も目前なので勢いもついたし、ドキドキしている。皆さんに観ていただくことで、初めて映画に息吹きが吹き込まれる」とアピールした。『紙の月』11月15日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年11月13日宮沢りえが主演する映画『紙の月』が間もなく公開になる。本作は自身が勤務する銀行の預金を横領した女性の人生が次第に揺らいでいく様を繊細なタッチで描いた作品だが、人間は“大金”を手にすると人生が大きくブレたり、場合によっては金銭感覚がマヒしてしまうものなのだろうか? 公開に先駆けて行われたuP!!!PREVIEW『紙の月』プレミア試写会に参加した観客者の声を集めた。その他の写真本作の主人公・梨花は夫とふたりで真面目に暮す主婦だが、年下の大学生・光太との出会いを機に、勤め先の銀行の預金に手をつける。最初は「すぐに返すつもりで」数万円、次はバレないように数十万円、さらに数百万円……と梨花の行動はエスカレートし、これまでの彼女の“日常”はいとも簡単に崩れ去っていく。プレミア試写会には10代から70代まで幅広い層の観客が来場したが、結果は“大金を手にすると金銭感覚がおかしくなる”という声が圧倒的だった。会場では「金銭感覚が狂うのは500万。人生が狂うのは1億」(24歳・女)、「100万円以上を自由に使えるようになってしまったら、狂い始めると思う」(35歳・男)、「1億くらいあれば簡単に狂います。使っても使っても減っている実感はほとんどないでしょうね」(32歳・女)などの声が寄せられる一方、「人それぞれだと思いますが、欲しいものはある程度揃っているので狂わないと思う」(50歳・女)、「お金の使い方の大切さを知っていれば、私利私欲に走る事はない」(49歳・女)などの声もあがった。とは言え、これはあくまでも“もしも”の話で、1億円を手にしていない人間が語る「1億円あれば人生狂う」にどれほどの信憑性があるかは不明だ。劇中で梨花は多額の金を横領するが、単に金がほしいわけではなく、物語が進むにつれて、なぜ彼女は危険をおかしてまで横領を続けるのかが描かれる。劇中には銀行預金を横領する巧みな手口や、大金を使って豪遊する主人公の享楽的な姿が描かれており、映画を鑑賞した観客は自身とお金、お金を手にしたい“真の欲望”について想いをはせるのではないだろうか?『紙の月』11月15日(土)全国ロードショー
2014年11月05日東京国際映画祭で最優秀女優賞と観客賞に輝いたばかりの『紙の月』のプレミア試写会が“uP!!!PREVIEW”として11月2日に開催され、宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司、小林聡美、吉田大八監督がレッドカーペットイベントと舞台あいさつに登壇した。その他の写真『八日目の蝉』の直木賞作家・角田光代の小説を映画化。妻として銀行の契約社員として平凡な日々を過ごしていた梨花がある小さなきっかけから横領に手を染め、転落していくさまが美しく、スリリングに綴られる。この日のイベントは新宿ピカデリーにて開催されたが、同時刻に大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、金沢でも試写会が開催され、舞台あいさつの模様が各劇場に生中継された。宮沢らがレッドカーペットに登場すると、宮沢の顔をプリントした大量のお札が上から降り注ぐという演出で、会場は盛り上がりを見せる。宮沢は「7年ぶりの映画主演で緊張と不安で、撮影に入る前はドキドキしましたが、入ってからは吉田監督の演出の下、濃密で集中力のある毎日を過ごし、惜しみなく演じることが出来ました」と語る。吉田監督は改めて宮沢の最優秀女優賞について「すごくほしかった賞です。この映画においては作品賞とほぼ一緒の意味を持つと思っています」と梨花の変遷を描く本作で宮沢の演技が高い評価を受けたことを喜んでいた。梨花と不倫関係に陥る若き大学生を演じた池松は、撮影中のエピソードとして「ラブホテルでのシーンで貝殻のベッドとかがあるんですが、りえさんはベッドで飛び跳ねていました(笑)」と証言。宮沢は「めったに行かないのでテンション上がっちゃって(笑)。デコレーションの素晴らしさに感動してワクワクしてました」と語り、笑いを誘っていた。これから映画を見る観客に吉田監督は「『楽しんで』と言いきれないところはありますが(笑)、覚悟して観てもらえば、報いが待っていると思います」と自信をのぞかせる。宮沢は「梨花が常識や理性を捨てて、本能に向かって走っていく描写を楽しんでください!」と力強く呼びかけた。『紙の月』11月15日(土)全国ロードショー
2014年11月04日WOWOW連続ドラマWで放送される「グーグーだって猫である」の完成披露試写会が10月16日(木)、都内で開催され、第1話上映後の舞台挨拶に主演の宮沢りえを始め、長塚圭史、犬童一心監督が登壇した。2008年に小泉今日子・主演で犬童監督の手により映画化もされた大島弓子の自伝的エッセイ漫画を、同じく犬童監督が連続ドラマ化。長年連れ添った愛猫・サバを失い、落ち込む漫画家の麻子が運命的に出会ったアメリカンショートヘアのグーグーと共に過ごす日々を全4話で描き出す。撮影のほとんどは原作の舞台でもある吉祥寺で行われたが、宮沢さんは「私の中で住みたい街No.1」と語るほど、撮影を通じて吉祥寺が気に入ったよう。「車を降りて撮影の場所に行くまでに入りたくなるお店がたくさんあって、誘惑を断つのが大変でした(笑)」とふり返る。麻子という役を通じて、漫画家・大島弓子の人生を生きたと言えるが「あれほど素晴らしい漫画をお描きになる方が日々をどう過ごしているのか?撮影前に妄想するのが楽しかったです。あれだけ素晴らしいものを描くには葛藤もあるし、表現する人の苦悩、ものを生み出す苦悩がある。一方でそれを見せず、穏やかで、ものや人が好きで、キラキラしている麻子もいて、その2つの面をちゃんと出せたらと思っていました」と語る。長塚さんは麻子の担当編集者の大森を演じたが、何かと麻子を気遣う役で第1話から麻子と食事を一緒にするシーンが多く登場する。「カメラの前で食べるのに慣れないし、目の前に宮沢りえがいるんですよ(苦笑)!」とその難しさを語るが、徐々に楽しくなっていったよう。「なかなか、みなさんは宮沢りえとお食事する機会はないでしょうが、僕は相当、一緒に食べましたよ(笑)」と自慢げにふり返り、会場は笑いに包まれた。宮沢さんも、食事のシーンは印象深かったようで「おそば屋さんでは本番中というのを忘れて、ビールを頼みたくなりました(笑)」と述懐。犬童監督は「本番中なのに、どう見ても普通に食べてました。普通はセリフも言わなくちゃいけないので抑制気味になるんだけど…。これまでいろんな人の食べる様子を撮ってきたけど、間違いなくこの2人の食べるシーンが最高!」と称賛していた。全4話を通して、最後は麻子が51歳になるまでの時間を描くが、不思議と画面からはゆったりとした時間の流れが伝わってくる。長塚さんは「最近、世の中慌ただしいし、海外ドラマなどでもものすごいスピードで進みますが、この作品は全く違うスピードで独特の時間が流れます」と語る。宮沢さんも「麻子が日々をどう過ごし、年齢、人生をどう重ねていくのか?静かな時間の中で温度を持って表現しています」と本作ならではの魅力を強調。会場は温かい拍手に包まれた。「グーグーだって猫である」はWOWOW連続ドラマWにて10月18日(土)より放送開始(全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日女優の宮沢りえが7年ぶりの主演映画『紙の月』で、第28回山路ふみ子女優賞を受賞した。平凡な主婦から横領犯へと転落するヒロイン役で新境地を開拓。宮沢が同賞を受賞するのは『父と暮せば』(2004年)以来2度目で、2度の女優賞は吉永小百合に続き、史上2人目の快挙となる。その他の写真吉報が届いた15日、メガホンを執った吉田大八監督がアップルストア銀座で行われたトークショーに出席。日本映画として唯一、第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されており、同映画祭のコンペ部門プログラミングディレクターを務める矢田部吉彦氏を聞き手に、「僕が求めるもの、映画が必要とすることのために、100パーセントの仕事をしてくれた」と本作で宮沢が見せた“女優魂”を振り返った。映画はベストセラー作家・角田光代の同名小説を原作に、夫と暮らす銀行の契約社員・梅澤梨花(宮沢)が、年下の恋人のため顧客の金を横領し、その犯行をエスカレートさせる姿を描いた。吉田監督は「だんだんプロセスが大胆になるなかで、彼女が見せる表情の変遷が、作品の大きなよりどころになった。現場では常にプロフェッショナル。監督としての僕を信頼してくれた」と宮沢への感謝を表した。吉田監督はCM業界で20年のキャリアを積んだ後、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(2007年)で長編監督デビュー。『クヒオ大佐』(2009年)『パーマネント野ばら』(2010年)を発表し、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)では第36回日本アカデミー賞で最優秀監督賞を受賞した。「毎回違ったことをしようと心がけるが、いい意味で『監督らしいですね』と言われることも。長年CMをやってきたからか、なるべく自分を消して、誰が撮ったかわからないと思ってもらえるのが理想」と話していた。山路ふみ子賞は映画人の育成、功績を称える目的で毎年開催している。『紙の月』11月15日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年10月16日少女漫画界の巨匠・大島弓子の自伝的コミックエッセイ『グーグーだって猫である』が宮沢りえ主演で連続ドラマ化され、WOWOWで今秋に放送されることが14日、明らかになった。『グーグーだって猫である』は、1人の女性が飼い猫と過ごす愛おしい日々を綴ったもので、コミックは累計80万部発行、2008年には小泉今日子主演で映画されヒットした。主人公の小島麻子役に宮沢、監督は映画版と同じく犬童一心。脚本は『婚前特急』などの高田亮によるオリジナルストーリーで、愛猫を失い失意の日々を送っていた少女漫画家・麻子(宮沢)が、井の頭公園で病気の子猫を連れたホームレスと出会うところから始まる。主演の宮沢りえは「普段あまり漫画は読まないのですが、大島先生の作品を読ませて頂いて、小説を読むように物語が進んでいく漫画というのは初めてだったので、とても新鮮でした。大島先生のファンの方々が面白いと思ってくださるような作品にしたいですね。キラキラとした日常が流れていく一方で、モノをつくるアーティストとしての葛藤や苦悩をリアルに出せたらいいなと、思っています」とコメント。映画版に続いて監督を務める犬童監督も「毎日宮沢さんの演技を見て、驚き楽しみ感動しています。彼女の演技にはいつもしっかりアイデアがあり、誠実で、でもそれでいながらあけっぴろげで大胆です。見ていると心がいっぱい揺れてしまいますね。そして、美しい。生涯そう出会うことのない息をのむ美しさです」と、宮沢の演技を絶賛している。
2014年04月14日この11月、新橋演舞場で上演される山田洋次演出の舞台『さらば八月の大地』は、終戦間近の満州で映画づくりの夢を追う人々を描く物語。主役の中国人助監督を演じ、昨年2月の襲名以来初の現代劇に挑むこととなる勘九郎に話を訊いた。『さらば八月の大地』チケット情報戦時中の満州に生きる男を演じるため、稽古に入る前から戦争に関する資料を読み込むなど役づくりに余念がない勘九郎。さらに、満州を知るにあたって彼には心強い助っ人がいるのだという。「うちには小山三さんという93歳のお弟子さんがいるんですが、彼はかつて私の祖父とともに満州へ慰問に行っているんです。だから小山三さんからその時の話を直接聞いています。当時は歌舞伎俳優が来るということで待遇もすばらしく、街並みも素敵だったそうです。ただ日本人にとってはいい場所でも、中国の方の思いはまた違ったかもしれません。私は今回中国人を演じますから、そんなところを想像しながら役に挑みたい」勘九郎演じる張と篤い友情を築くこととなる日本人役の今井翼とは初共演となる。「制作発表記者会見でほぼ初めてお会いしたのですが、その数日後、初めて行ったレストランでまた翼さんに会ったんです。お互いあまりの偶然に笑いながら『頑張ろう』と言い合いました」と不思議な縁を語る勘九郎。「翼さんはフラメンコなど、いろんなところに目を向けてらっしゃるのが素敵ですよね。僕も歌舞伎だけでなくこうして現代劇に出演させていただいたり、面白いことにはどんどんチャレンジしたいと思っているのが似ているかな」とふたりの共通点に言及した。脚本を担当する鄭義信は、勘九郎にとって特別な思い入れのある相手。「僕が読売演劇大賞の杉村春子賞をいただいたとき、大賞が鄭さんの『焼肉ドラゴン』だったんです。それをきっかけに鄭さんの作品を観るようになりました。人間の深いところを描く方ですよね。今回ようやく彼の脚本で演じることができるのはうれしい限り」。また、演出の山田洋次は自身も満州からの引き揚げ経験をもつ。「山田監督の思いをしっかりと受け止めて、実際に戦時中や戦後の記憶がある方たちから、戦争を知らない若い方たちまで、心に響く作品をつくることができたら、と思います」。さまざまな人の気持ちを背負いながら難役に立ち向かう勘九郎の雄姿をぜひ目撃したい。公演は11月1日(金)から25日(月)まで東京・新橋演舞場にて。チケット発売中。取材・文/釣木文恵
2013年10月23日『仮面ライダー』『サイボーグ009』をはじめ、数々の名作を残した漫画家・石ノ森章太郎の作品『大江戸緋鳥808』が、大地真央の主演で初舞台化される。出演は大地のほか、湖月わたる、貴城けい、未沙のえるなど元宝塚のスターたちが顔を揃える。8月の上演に先立ち、6月6日、都内で会見が行われ、大地、湖月、貴城、未沙と共演の東幹久が取材に応じた。「大江戸緋鳥808」チケット情報大地が演じる美貌の花魁・高尾太夫は、誰にも揚げられないことで名を馳せるが、実はかつて緋鳥と名乗った“くノ一”。明るくさっぱりとした人柄で周りから慕われているが、戦うために生きた孤独な過去を抱えている。そんな暮らしをしている中、江戸幕府ではお家騒動が勃発。その背後には、かつて緋鳥が所属し、緋鳥を裏切った忍び集団・卍党の姿が見え隠れしていた。大江戸八百八町で暮らす人々を巻き込みながらも、ふりかかる数々の事件に緋鳥が立ち向かっていく。初めての花魁役を演じる大地は「衣装の重さが何十キロもあって、びっくりしました。本番では工夫が必要ですね。初共演となる宝塚の後輩たちも楽しみだし、同期生の未沙さんとは27年ぶり。いい化学反応が起こる気がしています」とコメント。原作では濡れ場が多いが「(舞台用に)アレンジされているので、残念ながら濡れ場はありません。本当は脱ぎたかったんですが演出家に止められました(笑)」と会場を笑わせた。湖月と貴城は、憧れの大先輩である大地との共演に興奮気味。湖月は、ファン心理が抜けきれず申し訳ないんですがと断りつつも「真央様とご一緒できることが嬉しくて嬉しくて。いま同じマイクを使っているだけでも赤くなりそう。精一杯がんばりたい」と、スターを見つめるファンのように目を輝かせていた。貴城も「(大地に)見とれてセリフを忘れてしまいそう。たくさんのことを吸収できるようにがんばります。大きな懐の中に入った気持ちで、のびのびと演じられたら」と抱負を語った。今年2月に宝塚を退団した未沙は「退団後の初舞台が、27年ぶりの大地さんとの共演となり、女優としてとても良いスタート」と話すと、気心知れた大地から「同期の“三枚目”の誇りです」と紹介され、笑いを誘った。美女に囲まれての出演となる東は「良いに決まってるじゃないですか」とニヤけながらも「政治に無関心な男が、緋鳥という強烈な個性と出会うことで変わっていく様をしっかり演じたい」と意気込みを語った。演出を担当する岡村俊一は「花魁と“くノ一”のふたつの顔をもつ、時代劇版『仮面ライダー』だと思っていただければ」と作品を紹介。特に「ひとりの女性がどんな気持ちで仮面ライダーをやっているのかという素顔の部分を中心に描いていきたい」と構想を語った。宝塚ファンはもちろん、宝塚を知らなくとも十二分に楽しめそうだ。公演は8月4日(土)から27日(月)まで東京・明治座にて上演される。チケットは6月23日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは6月13日(水)11時まで先行抽選・プレリザーブを受付中。取材・文:大林計隆
2012年06月07日宮沢賢治『銀河鉄道の夜』『風の又三郎」』を原作とした映画、『グスコーブドリの伝記』が7月7日より全国公開される。『あらしのよるに』の杉井ギサブローが監督、声の出演は小栗旬、忽那汐里、佐々木蔵之助など実力派が勢ぞろい。その『グスコーブドリの伝記』とコラボして絵本を制作したのが清川あさみ。「Zipper」「CUTiE」などで人気雑誌のモデルを務めながら、女優たちに刺繍をほどこし動物に変身させる「清川あさみの美女採集」など、アーティストとして人気を博している彼女。その華麗で繊細な世界観が、若い女性を中心に大きな支持を集めている。今回、映画を清川あさみ流に絵本にした「宮沢賢治作『グスコーブドリの伝記』」は、彼女の第五作目にあたり、6月27日(予定)に発売される。これを記念して、絵本の原画を展示した“清川あさみ展Another World~宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」~”が同時開催されるので注目したい。“清川あさみ展Another World~宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」~”では、清川の絵本の原画だけでなく、映画の原画も公開される。また、清川は映画をイメージした限定コラボビジュアル『budori』も制作。美しい繊細な刺繍が、映画の世界をより魅力的に引き出してくれる。映画『グスコーブドリの伝記』を観て、清川は次のコメントを寄せた。「この物語はひとりの小さな勇気あるブドリという男の子が立派に成長していくお話。自然というものは最も美しく、最も厳しいという事をこの物語に教えられました。このようなタイミングで日本の美学を表現出来た事を嬉しく思います。イーハトーブの森と幻想的な美しい日本の風景を愛に溢れるブドリと一緒に体感して下さい」【ストーリー】イーハトーヴ森の木樵りの息子として両親と妹と穏やかに暮らしていたブドリは、森を襲った冷害のため家族を失くし、一人ぼっちに。それでもブドリは、生きるために一生懸命働き、やがて成長し火山局に勤めるようになる。そこに再び襲ってきた大きな冷害。あの悲劇を繰り返さないため、ブドリは決心する。みんなのために、自分ができることを行いに―。作品情報声の出演:小栗 旬、忽那汐里、柄本 明ほか原作:宮沢賢治監督・脚本:杉井ギサブロー主題歌:小田和正「生まれ来る子供たちのために」公開:7月7日(土)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー 映画公式サイト
2012年05月25日すれ違い生活が原因か女優の宮沢りえが元プロサーファーで実業家の夫と離婚することが分かった。2人は2009年4月に結婚、子どもも設けていたが、その生活は3年でピリオドが打たれることとなったようだ。近しい関係者の証言によると、互いに多忙な生活を送っていたため、すれ違いが生じたことが原因という。夫はサングラスメーカーの責任者として、ハワイを拠点に活動しており、女優活動を行う宮沢とのあいだには、互いに距離が生じてしまったとみられる。(出演中の舞台「THE BEE」より参考画像)新たな一歩で前向きに女優業へ所属事務所は、離婚報道について否定しなかったものの、8日昼現在のところ正式なコメントは出していない。近く本人による会見があるのではともいわれている。長女出産後、CMに、ドラマに、舞台にと、積極的に女優として再び活躍している彼女。現在も舞台「THE BEE」で警官、リポーター、ストリッパーというそれぞれ大きく異なる3役を体当たりで演じている。変わらぬ美しさはもちろん、その演技力には定評がある。離婚は彼女から提案したとも報道されており、ひとつの節目となる決断として、新たな一歩を踏み出したのではないだろうか。女優として、前向きに挑み続ける今後の彼女に期待したい。元の記事を読む
2012年05月09日加賀まりこ、大地真央ら8女優が競演する舞台『8人の女たち』の製作発表が、10月13日、都内で行われ、加賀、大地のほか、浅野温子、荻野目慶子、戸田恵子、マイコ、牧瀬里穂、南沢奈央、上演台本・演出を担当するG2が登壇した。本作は1961年にフランスのロベール・トマにより書かれた戯曲で、近年では2002年のフランソワ・オゾン監督による映画版でも知られる。今回、演出するG2は1961年のトマの戯曲をもとに現代にも合うよう上演台本も手がける。物語は郊外の屋敷が舞台。屋敷の主人・マルセルが背中にナイフを刺され、殺されると、屋敷の中にいる8人の女性は、誰が犯人かお互い探り出して……。G2は「ビッグな女優さんを起用したい」とオーダーしたというが、その願い通りの顔ぶれとなった。主人マルセルの妹・ピエレット役の浅野は出演動機を「加賀さんが出演されると聞いて、何も考えずにやらせてください!と言った」と語り、快活な笑い声で場を和ませた。その浅野と相対する大地はマルセルの妻・ギャビー役。映画版ではカトリーヌ・ドヌーブが演じた役だが先日パリでドヌーブに遭遇し、彼女に同じ役を演じる思いを伝えると「彼女に『グッドラック!』と言われた。よーし!と、気合い入っています」と意気込んだ。ギャビーの妹・オーギュスティーヌ役の戸田は「意気込みは意気込まないこと」と語り、笑いを誘ったのち「(大地)真央さんの妹で、加賀さんがお母さん。こんな役2度とない」とコメント。ふたりの母親・マミー役の加賀は「まさか、こんな大きな娘がふたりいる母親をやるとはねえ。この芝居は8人全員が主役。1/8になるつもりで、皆と面白い芝居を作っていきたい」と貫禄充分だった。一方、若手3女優と荻野目は緊張と驚きを口にした。新入りメイド・ルイーズ役の牧瀬は顔合わせで臆し、「(舞台を)やらない後悔より、やって体当たりでぶつかって粉々に散る方がいいや!」と妙に実感のこもった感想で会場を笑わせた。またギャビーの次女・カトリーヌ役の南沢も緊張感が極度に達し「今朝、鼻血が出た」とコメント。ギャビーの長女・シュゾン役のマイコは初舞台。「あまりにすごいキャリアの先輩方で、私、出ちゃいけない人だな、と思っていました」と恐縮していた。そして荻野目は古参のメイド、マダム・シャネル役。映画版ではふくよかな黒人女性が演じている役で、プロデューサーに起用理由を訊くと「(存在が)怪しいから」と返されたと語り、当惑しながらも役を楽しんでいるようだった。加賀と戸田が「ここは(まるで)少年とオジサンの集まり」と語るざっくばらんな男前女優たちの舞台『8人の女たち』は、12月9日(金)から25日(日)までル テアトル銀座by PARCO、1月7日(土)から9日(月・祝)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、1月13日(金)・14日(土)まで愛知県産業労働センター大ホールにて上演。愛知公演のチケットは10月29日(土)一般発売。その他の公演は一部を除き発売中。
2011年10月14日人気ファンタジーシリーズの最新作『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』の日本語吹き替え版声優として、前作に続いて大地真央と尾上菊之助が参加することが決定。さらに、歌手でタレントのはいだしょうこが本作から参加することも決まり、12月6日(月)に都内スタジオで3人が出席して記者会見が行われた。第1章『ライオンと魔女』、第2章『カスピアン王子の角笛』合わせて全世界での興行収入が12億ドルという大ヒットを記録している本シリーズ。第1作から白い魔女の声優を務めてきた大地さんが、最新作でも続投!久々のアフレコとなったが「(前作で)死んだかと思っていましたので、『やったー』って感じで嬉しかった。アフレコは久しぶりでドキドキしましたが、やっていくうちに蘇ってきました」と、徐々に感覚を取り戻していった様子。今回はシリーズ初の3Dということもあり「どんな風に登場するのか楽しみですね」と完成を待ちわびていた。菊之助さんは、前作からの登場となったカスピアン王子の声を担当。「今回はカスピアン王子が王となって男らしく成長しているので、その風格を出すのに苦労しました。自分もいま、歌舞伎の中で芸の冒険をしている最中です」と、自身と重ねながらの役作りについて語った。今回『ナルニア』シリーズに初参戦となるはいださんは、新キャラクターの青い星の妖精・リリアンディルの声優を務める。宝塚歌劇団の先輩・大地さんとの共演に「大地さんの舞台を観て、宝塚に入りたいと思うようになったので、夢のような気分。これ以上の幸せはないかな」とウットリした様子。シリーズを重ねるごとに、多種多様なキャラクターが登場するのも『ナルニア』シリーズの魅力。これにちなんで「それぞれ自分と一番近いのはどのキャラクター?」という質問に、大地さんは「かわいいから、ルーシーでしょうか(笑)」といたずらっぽい笑顔を見せた。菊之助さんは「アスラン。(理由は)格好良いし、あんな王になりたい」、はいださんは「理想なんですが、リリアンディル。自分と似ているところは色が白いところ」(はいださん)とそれぞれ憧れを交えつつ答えてくれた。『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』は2011年2月25日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 2011年2月25日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox Film Corporation and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:エリザベス女王も大興奮!?『ナルニア国物語』ワールド・プレミア開催!敵は心の闇を映す“霧”『ナルニア国物語』最新予告編が到着!『ナルニア』第1作でやんちゃな9歳だったあの末っ子役少女が15歳の美女に成長!最愛の妻の死から18か月、リーアム・ニーソンに新しい恋人舞台はナルニアの海へ『ナルニア国物語』最新予告編が解禁、アスランも登場!
2010年12月07日女優の大地真央が1月25日(月)、東京・港区のスタジオで宣伝部長を務める映画『50歳の恋愛白書』のTVCMのナレーション収録を行った。15歳年下の男性と恋に落ちた50歳の女性(ロビン・ライト・ペン)ら大人たちの恋愛模様を、ほかにキアヌ・リーヴス、ウィノナ・ライダー、モニカ・ベルッチらスターキャストで描くラブストーリー。2007年に自身51歳で12歳年下のインテリア・デザイナーの森田恭通(やすみち)氏と再婚した大地さんは、「いままでの経験があっていまの結婚というチョイスがあった。その意味は深く、幸せなこと」と50代の恋愛のススメ。今年で結婚生活3年目を迎えるがいまもラブラブ?とレポーターにマイクを向けられると「そうですね、ウフフ」と頬を紅潮させた。奇しくも同作の公開日、2月5日(金)は54回目の誕生日。当日の過ごし方について「私は知らされていなくて、毎回森田がサプライズ企画をしてくれるんです。去年はあるレストランをお花だらけにデコレーションしてくれて。プレゼントのおねだり?しません。私はただ待つのみ、余計プレッシャーだったりして」と思いをめぐらせた。この日は、エプロンをつけて大地さんのオリジナルレシピを基に用意された特大ハート型おにぎりを手にした“奥様部長”姿を披露。おにぎりについて「玄米2:白米1に青のり、梅干し、松の実、昆布を入れて。森田が出張のときに持たせるんですけど」と解説し「家事の中で料理が一番好き。レシピを見ないで自分なりのオリジナルで作るので、同じものは2度と作れないです」と独創的な料理のセンスをうかがわせていた。『50歳の恋愛白書』は2月5日(金)より、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:50歳の恋愛白書 2010年2月5日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開© Lam Duc Hien,Photographer © Central Films Sarl,Morena Films SL,BetterWide Limited,Lumiere International limited■関連記事:『50歳の恋愛白書』ロビン・ライト・ペン×ブレイク・ライヴリー インタビュー大地真央が50代に“喝”!『50歳の恋愛白書』宣伝部長に就任悩める大人の恋と人生『50歳の恋愛白書』 R40“大人の女性”試写会に65組130名様ご招待
2010年01月25日