毎年恒例の南座・お正月公演の松竹新喜劇。今年はAプロ・Bプロの2部制で上演する。Aプロ『下町の友情』は親の代からのケンカ友達、クリーニング屋と炭屋の友情を描く人情喜劇。Bプロ『流れ星ひとつ』は家族のために婚期を逃した娘と娘の幸せを願う父親の、切なくもユーモアに満ちた家族の物語。芝居に続き、2演目とも渋谷天外、藤山扇治郎、久本雅美による新春の挨拶がある。この3人が顔をそろえる取材会が開催、作品の演目や役柄への意気込み、また卯年の来年に向けてそれぞれの目標と“飛び越えたいこと”を語った。「初笑い! 松竹新喜劇 新春お年玉公演」チケット情報お正月公演に選んだ2演目の理由を「『下町の友情』は、ぱぁ~っと派手。『流れ星ひとつ』は、新年の幕開けに女性の方たちにほっこりしっとりして帰っていただこうと。どちらも人情芝居のルーツのような作品なので」と天外。また今回は2作品とも初タッグの演出陣に。『下町』は漫才コンビ、令和喜多みな実であり、劇団コケコッコーを主宰する脚本・演出・俳優の野村尚平、『流れ星』はプラチナ・ペーパーズを立ち上げ、松竹作品も多数手掛ける堤泰之がそれぞれ初演出。「次の世代の演出家と一緒にやりたい。僕たちにもきっと刺激になる」と「激論を戦わせて」天外の提案が実現した。『下町』にはクリーニング屋の主人に天外、その息子に扇治郎が出演。「泣いて笑っての、新喜劇の十八番。心の底のつながりをケンカの笑いを散りばめて描いていますが、最終的に人間のもつ人情が表せたら。キレのあるお芝居が出来るとうれしい」と体力を心配しつつの天外。扇治郎は「すごくおもしろくて、たいくつするところがない作品。新喜劇で一番多くさせていただいている役ではないかと。たまに見る夢に出てくる天外さんはいつもクリーニング屋で(笑)」と言うぐらい印象が強い作品だそう。初めて『流れ星』に挑む久本は、婚期を逃した長女の役で「難しいですけど、ユーモアたっぷりの中に千代子ちゃんの可愛らしさや切なさが表現できたら。女性の方が観たら、こういう女心を『あぁ、わかるなぁ』って思うんじゃないかな。お正月にふさわしく『ええ時間やったな』と言われるお芝居になるよう頑張ります」。来年の目標は「健康第一、家庭円満。コロナで増えた体重を落とす。頑張って飛び跳ねるようになりたい」(天外)、「松竹新喜劇で日本中を飛び回りたい。で、生意気ですけど、新喜劇を支えていけるように自分も成長できれば」(扇治郎)、「健康第一。飛び越えるより、むしろ誰でもいいので私のところへ飛び込んできてほしい(笑)」。公演は1月2日(月)から9日(月)まで、南座にて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年12月26日前回、初開催にもかかわらず800席以上の会場を満員にした、今もっとも注目される実力派噺家3人による三人噺。今回は、2023年4月28日(金)、国の重要文化財にも指定されている大阪市中央公会堂にて開催される。『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺 2023』チケット情報2022年4月4日公演では、桂春蝶「浜野矩随」、桂吉弥「愛宕山」、春風亭一之輔「青菜」を演じ、さらに今回も、全員が「トリネタ」を披露するという見どころ・聴きどころ満載の落語会となっています。令和の噺家の話芸を堪能ください!チケットは、12月21日(水)12:00よりオフィシャル先行を随時受付中。■公演名:春蝶・吉弥と一之輔三人噺 2023■出演者:桂春蝶、桂吉弥、春風亭一之輔■日時:2023年4月28日(金) 18時開演(17時開場)■会場名:大阪市中央公会堂大集会室■前売料金:特典付き指定席6,500円(オリジナル手拭付・税込み)/指定席5,500円(税込み)■受付日時:12/21(水)12:00~※随時受付中■受付URL:■公式ホームページ:■主催・企画・制作:MBSテレビ、ぴあ■お問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜11:00~18:00)
2022年12月21日が~まるちょばの2023年新春公演『猛烈・炸裂・ドッカンコメディー!!』が、1月8日(日)大阪・松下IMPホールにて開催される。が~まるちょば『猛烈・炸裂・ドッカンコメディー!!』チケット情報従来の言葉のないストーリーを紡いでいく唯一無二の舞台公演とは異なる、最初から最後までオンリーコメディーパフォーマンスで構成された、が~まるちょば100%のライブショーとなっている。ついにこのバージョンで、大阪初開催が決定した。小さなお子さんからご年輩の方々まで、幅広い世代が一緒に楽しむことができる、他に類を見ないショーは必見だ!チケットは一般発売に先駆け、11月3日(木・祝) 23:59までオフィシャル先行(抽選)を受付中。
2022年10月26日11月8日に、ものまね100連発ライブを控えるハリウッドザコシショウ(『ハリウッドザコシショウのものまね100連発ライブ!SEASON4収録ライブ』)。彼のものまねは幅広いジャンルの時事ネタを扱うが、「これはイジらないでおこう」なんていう境界線は、彼には全くない。コンプライアンスの制限は一切気にせず「(100連発は)もうなんでもありですね」と語る。芸歴29年。「自分が面白いと思ったことをやるしか、自分の火力の強さが出せない。だから、やりたい仕事しかやらない努力をしている」と、こだわりを語る。その努力の結果が『R-1ぐらんぷり2016』優勝だ。「あの優勝で、こういう芸人もいるっていうのが世間に広まったじゃないですか。それが広まらないと、やりたくない仕事も入ってくるんですよ」と振り返る。「何か一個結果を残せば、自分がやりたい仕事だけやっても文句を言われなくなる。売れなきゃ、自分のやりたいことだけができるようには絶対にならない」。今の彼は、並々ならぬ努力の賜物なのだ。さらに、2009年から自身のYouTubeチャンネルに毎日動画をアップしている。これは“仕事”ではなく“趣味”だと言う。一番心が休まる瞬間は?という質問に「動画編集かも」と答えるほど。「これをやっていないと僕自身不安なのかもしれない。毎日アップするって言ったのに、それを守らないのが気持ち悪い」とプロ意識を見せる。ザコシショウが思うプロとアマの違いは「何事も、最後までやり通せるかどうか」。ストイックにプロの道を歩み続ける彼だが、プライベートでは6歳になる双子の女の子のパパでもある。二人のお子さんから「お笑いショーをやる!」と声をかけられた日のこと。「僕が普段作業している地下室を舞台に見立てて、照明まで焚いて、“みんなの憧れ、ハリウッドザコシショウさんが出てきます!”って言ったら、パパ出てきてって言われました。付き合いましたよ、一応(笑)」そう話す彼の顔は、少し緩んでいたように見えた。そして、そのお笑いショーは2~3時間続いたという。唯一無二の破天荒な芸風とは裏腹に、『R-1』で真摯に審査員を務めたり、時には優しいパパの顔を見せたり……。その多面性にファンは魅了されているのだが、彼は「褒められるとか、もっと認めてもらいたいとかない。好きな芸人として名前を挙げてもらえれば本望です」と謙虚な姿勢を見せた。取材・文:佐々木笑
2022年10月07日笑福亭鶴瓶の落語会は、その前後もまたライブ感に満ちている。昨年のメイン作品は、ヒットソングが生まれた時勢もあり『死神』を予定していたが、自身の手応えから『お直し』となる。今年のメイン作品は、素敵な嘘の物語=『芝浜』だが、予定は未定だという。まずは、素敵な嘘の思い出から話を聞いた。「師匠のところにお世話になるちょっと前ぐらいかなぁ。学生ノリのバスツアーに実行委員として参加したんです。ところが、その仕切りがグダグダでイライラしてばかりいて。なんとか終わった帰り道で誰かが『トイレに行きたい』となって、僕は内心で(さっきトイレ休憩あったやろ!)と苛立ちがさらに高まってしまったんですね。しかも、休憩したパーキングで『みんなで、かごめかごめをしたい』というわけのわからない流れになって、僕が輪の中心になって。イライラしながらね(笑)。そしたら『かーごめー、かーごめー……ハッピーバースデートゥユー!』ってみんなが急に歌い始めたんですよ。実はその日、僕の誕生日だったんです。めちゃくちゃうれしかったし、めちゃくちゃ反省しました。やらなきゃあかんことに追われて雑なる心を忘れちゃダメだなって。あれは素敵な嘘でした」古今東西の優れた物語がそうであるように、日本の古典落語にも素敵な嘘が描かれることがある。『芝浜』もそんな作風のひとつ。笑えて泣ける人情噺の傑作のひとつでもある。「『芝浜』は、本当に素敵な嘘の物語だと思います。奥さんがやさしさで、ある出来事が夢だったと旦那に思わせようとするわけですから。いま考えているのは奥さんの嘘のつき方をどう演じるか。あと、東京の噺である『芝浜』を大阪の言葉で演じたらどうなるんだろうって。古典は懐が深いです。僕は『死神』を自分流に変えたりはしていますけど、古典を蔑ろにはしていない。伝統を重んじるからこそ、新しいものが生まれるわけで。たとえば、古典のバトンを渡された現代の落語家によって新たな表現がうまれたとしますよね。聞き手の自分がその表現に感動したのなら〝使っていい?〟と必ず本人の許可をもらうようにしています。そこは嘘をつきたくないというか、正直でありたいですから」素敵な嘘を正直に演じる笑福亭鶴瓶。休暇先のハワイで『芝浜』と向き合ってくる予定とのことだが「でも、断念して帰ってくるかもしれません」と正直に語り、それも含めて古典と向き合う日々が楽しいと笑った。取材・文:唐澤和也
2022年09月29日今年11月28日(月)に浜離宮朝日ホールにて開催の『オペラ寄席 「すぱげっ亭」 <カルメン>』のチケットが9月25日(日)に一般発売されます。追加出演者として闘牛士エスカミーリョ役で宮本益光の出演が決定しました。2014年からNHKのラジオ番組として始まったオペラ寄席「すぱげっ亭」は、日本の伝統話芸で名作オペラを物語る番組。話芸の達人たちが落語、講談でオペラを語り尽くし、その合間に有名曲の名演をきかせるという、桜田ゆみオリジナル脚本。すでに名作オペラは40 作品近くラジオで放送された人気番組です。今回はそのオリジナル作品を舞台公演として、番組の構成、脚本を担当する桜田ゆみが脚本、演出を担当し、オペラを約1時間にぎゅっと詰め込んだ、味わいの濃い作品を、噺家がわかりやすく楽しく解説し生演奏と共にお届けします。出演者には講談師として「怪談噺」などスタンダードな講談会を重ねる一方で「、講談+α」の公演(ジャズ音楽と「三文オぺラ」など各地で展開し、講談の可能性を広げ続けている神田京子、カルメン役に藤原歌劇団オぺラ『ラ・チェネレントラ』(シンデレラ)でタイトルロールを務め、新国立劇場には『蝶々夫人』にて出演した但馬由香、ドンホセ役にオペラでも幅広いレパートリーの作品に出演し、『こども音楽館《魔笛》』などに出演した土崎譲、そして今回追加となった闘牛士エスカミーリョ役として新国立劇場『鹿鳴館』、日生劇場『メデア』、等話題の公演に多数出演の宮本益光を迎え、ピアノは東京二期会、新国立劇場など多くのオペラプロダクションでキャリアを積んだ服部容子が演奏します。オペラ寄席 「すぱげっ亭」 <カルメン>2022年11月28日(月)浜離宮朝日ホール(東京都中央区築地532朝日新聞東京本社2F)昼公演 14:00開演、夜公演 19:30開演(休憩なし約1時間の公演)脚本・演出:桜田ゆみ出演:神田京子(講談)、但馬由香、宮本益光、土崎譲、服部容子(ピアノ)料金(全席指定・税込):一般3500円学生1500円・・・小学生~大学生・専門学校生(社会人学生を除く)※ただいま、特別先行予約受付中! チケット発売:9月25日(日)チケットご予約、お問い合わせ:キョードー東京0570-550-799/朝日ホール03-3267-9990チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス 他でもお取り扱い主催:朝日新聞社/浜離宮朝日ホール/キョードー東京企画制作:キョードー東京制作協力:LEGARE 企画協力:NHKエンタープライズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月15日上方落語の定席・天満天神繁昌亭が9月15日(木)、開場16周年を迎え、記念式典を開催した。式典には、上方落語協会会長の笑福亭仁智、副会長の桂米團治、月亭遊方らが出席。繁昌亭前で挨拶を述べた後、鏡開きを行い、16周年を寿いだ。天満天神繁昌亭チケット情報天満天神繁昌亭は開場以来、総入場者数197万5855人(9月14日現在)を数える。早ければ年内にも200万人を突破する見込みだ。16周年を迎えて仁智は「以前にも申し上げておりますが、この繁昌亭周辺が、大阪の憩いの場として、文化の発祥地として、皆さま方に親しんでいただけるような、例えば、“天神裏”とか、“裏天神”とか、“繁昌亭横丁”などといった、親しみのある愛称で呼んでいただけるようになればと思っています。3年前にもここでご挨拶させていただいたとき、天満天神繁昌亭を“USJ”、“NGK”に匹敵する愛称で呼んでいただこうと思い、“TTH”と呼んでほしいとお願いしましたが、全然広まっておりません(笑)。皆さまに愛される場所になりますよう、噺家一同努力しますので、ここでまた改めてお願いできればと思います」と挨拶した。現在、繁昌亭では16周年をお祝いする「大誕生祭」を開催中で、昼席は毎日日替わり公演が行われている。さらに15日(木)から18日(日)の夜席は『東西会長落語の未来を語る』、『師弟愛グランプリ』など、趣向を凝らしたさまざまな企画を実施。特別公演実行委員長の遊方が「当日券で来てくださる方がすごく多くなっている。本来の寄席のように、ふらっと“今日いこか”と思ってくださる方が増えてきているんじゃないかなと感じております」と語るように、気軽に立ち寄ってみてほしい。なお、9月1日より、天満天神繁昌亭の昼席の番組本数・開演時間が変更に。番組は当初の8本から10本(うち2本は色物)に増え、上演時間は2時間40分。開演時間も14時から13時30分(開場は13時)に繰り上げされている。昼席「天満天神繁昌亭 大誕生祭」は9月28日(水)まで、夜席特別公演は9月15日(木)から18日(日)まで。チケット発売中。
2022年09月15日噺伝承の会主催、『鳴り物噺と寄席ばやしの会』が2022年10月8日 (土)に全生庵(東京都台東区谷中5丁目4-7)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式Twitter 寄席の三味線とお囃子の世界をご堪能いただきます。【公演内容】林家正雀「怪談乳房榎~十二社の瀧~」「親子茶屋」寄席囃子実演:太田その・柳沢きょう(解説:林家正雀)紙切り:林家楽一林家彦三「猫の皿」(笛:柳家花ごめ前座:金原亭駒平)開催概要『鳴り物噺と寄席ばやしの会』開催日時:2022年10月8日 (土)13時30分開場/14時開演会場:全生庵(東京都台東区谷中5丁目4-7)■出演者林家正雀 / 林家楽一 / 林家彦三 / 金原亭駒平 / 太田その / 柳沢きょう / 柳家花ごめ■スタッフ山口忍■チケット料金全席自由:3,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月08日コロナ禍以前は、7年連続で全国単独ライブツアーを開催していた流れ星☆。2020年に開催を予定していた「20周年記念ツアー」が新型コロナウイルスの影響により全公演見送り、翌年も中止となってしまったが、この度、3年ぶりの単独ライブツアー「新輝一天」の開催が決定。8月からスタートする全国行脚を前に、ちゅうえいとたきうえに話を聞いた。「流れ星☆単独ライブツアー 2022 新輝一天☆」チケット情報流れ星☆のネタ作りを担うたきうえは、「20周年記念ツアーでやる予定だった“ベストネタ”ライブを、今年3月に1日限定で開催することができたんです。一区切りついたのでまた裸一貫、ここから立ち上がるという意味で、今回はすべて新ネタで挑みます」と気合十分。「前回は3日前に公演中止になってしまったので、今回はとにかく無事に開催できるように願っています。お客さんもエンタメに飢えていると思うので、3年分のパワーを出します」とちゅうえいもエネルギーを温存中だ。毎年こだわるポスタービジュアルにも注目。裸で体育座りをしているふたりがインパクト抜群の仕上がりとなっている。「毎年撮影していただいているカメラマンさんがノリノリで、ツアータイトルまで決めてくれるんです。僕らもすごく気に入っています。今までは着物や鎧を着たり、刀を持ったりと豪華だったのですが、今回は一番衣装代がかかってない…」とたきうえ。「キラキラと舞う星はスタッフさんが実際に撒いてくれたもの。大事な部分もちゃんと隠れています。星がお尻に刺さるとチクチクして痛いので、みなさんも全裸で撮影するときは気をつけて」とちゅうえいが制作秘話を語ってくれた。毎年夏に開催される単独ツアー。お祭り感覚で参加できることが流れ星☆のライブの魅力とちゅうえいは語る。「夏祭りも多い時期なので、開演時間を早めに設定しています。花火大会に行く前に浴衣を着てライブに来てください」さらに「老若男女を笑わせます。ライバルはディズニーランド」と語るたきうえは、「コロナ禍以前は、ギャグのコール&レスポンスなどお客さんと一体になれる企画もあったのですが、制限がある中でも楽しませます!」と、感染症対策をした企画を考案中とのこと。最後にちゅうえいがアピ―ル。「3年ぶりのツアーで、3倍面白くなった流れ星☆のライブをぜひ観にきてください!」本公演は全国7都市を巡演中。大阪公演は、9月19日(月・祝)大阪 IMPホールにて開催。チケットは発売中。取材・文:岡田あさみ
2022年08月30日落語裏梅主催、『東西寄席in新宿』が2022年9月23日 (金・祝)に新宿文化センター小ホール(東京都新宿区新宿6-14-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式Twitter(@ura22ume) 東京と大阪の落語が一度にきけて、大喜利も楽しめます!しかも2000円のお値打ち価格。ぜひご来場ください!公演概要落語裏梅『東西寄席in新宿』公演期間:2022年9月23日 (金・祝)18:30開場/19:00開演会場:新宿文化センター小ホール(東京都新宿区新宿6-14-1)■出演者古今亭菊志ん / 林家染太 / 三遊亭ふう丈 / 桂三実 / 金原亭杏寿■スタッフ皆川修一 / 原田亮■チケット料金全席自由:2,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月24日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が19日、千葉・幕張メッセで開催中の日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23 TOKYO」に出演後、報道陣の取材に応じた。テレビ東京presents「ネクストブレイク芸人ガチャ LIVE STAND SP」で、ニューヨークとともにMCを務めたチョコプラ。長田は「12年ぶりの『LIVE STAND』ということで、大きい会場でやるというのはお客さんの圧も普段の劇場とは全然違いますから、芸人のテンションも上がりますよね。やっぱり楽しいです、フェス的なものは」と話し、「一番デカいステージでネタをやらせてもらうというのはめちゃくちゃうれしいですね」と喜んだ。松尾は「MCをやらせてもらえるなんて、12年前は全然そんなのもなかったですし、明日はメインステージに出られるのでやったなと思っていたんですけど、さっきパスつけるのを忘れて1回外に出ちゃったらめちゃくちゃ止められました。顔パス無理でした」と告白。「マスクも何もしてないで普通に『すみません』って言ったら、『パスは? ちょっとないと……』って。立ち合いの人が『出演者です』と言って入れた。警備の仕事もしているし、ちょっとまだまだだなと思いました」と話して笑いを誘った。「LIVE STAND」は2007年から2010年まで行われた大型お笑いフェスで、今年12年ぶりに開催。8月19日~21日の幕張メッセでの東京公演を皮切りに、9月は大阪、来年1月には福岡で開催し、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定となっている。
2022年08月19日カンテレ企画・主催のお笑いライブ『TOKYO GEININ COLLECTION』が9月17日(土)、18日(日)に大阪工業大学 常翔ホール(大阪市北区)にて開催される。東京を代表する人気芸人が集結するこのイベントのMCをナイツとともに務めるモグライダーの芝大輔とともしげが、大阪市内で開かれた取材会で意気込みを語った。「TOKYO GEININ COLLECTION」チケット情報出演は、モグライダーのほか、所属するマセキ芸能から“東京の劇場番長”ナイツをはじめ、三四郎、かが屋、さらに人力舎からは、数々の賞レースで結果を残している実力派ピン芸人、吉住も出演する。芝は、「超豪華なメンツだと思います。お祭り感もありますし。そういうときは僕らも調子があがります。期待してください」とネタの仕上がりにも自信を見せ、「今年、僕らの母校がどちらも甲子園に出場することになったんです。このイベントは夏の甲子園のイメージ。高校球児に負けないように頑張りたい」と、ともしげも闘志を燃やしている様子。昨年のM-1グランプリ決勝からブレイクし、売れっ子芸人の仲間入りを果たしたモグライダーだが、大阪の舞台には苦手意識があるという。芝は、「初めて大阪でネタをしたときはまったくウケなくて。毎回来るたびに緊張してます。去年のM-1でキャラを知ってもらえたと思うので、いい思い出に塗り替えたい」とコメント。テレビ局主催ながら“地上波放送ではできない尺とネタ内容”を楽しんでもらうおうと企画されたこのイベント。モグライダーの“本気ネタ”について芝は、「その日その時だけ飛び出す動きやハプニングを楽しんでほしいです。出番後、自分たちが何を言ったか覚えてないときが一番出来がいいとき。その感じを思いっきり出せたら」と語った。大阪ではあまり見ることができないモグライダーのMCにも注目。ともしげは、「東京のライブシーンでは芝くんはMC王ですが、いつも僕はマスコット的に動くだけ…。ゆくゆくは冠番組をやりたいので、ギャラ泥棒と言われないように頑張ります!」と目標を掲げ、MC力の向上に気合十分。9月17日(土)の13時からは、本公演に先駆けたスピンオフ公演「モグライダーと仲間たち」も開催。M-1グランプリのファイナリスト経験もあるウエストランド、真空ジェシカに加え、同じ事務所の後輩であるカナメストーン、赤もみじ、ひつじねいりなどモグライダーと親交の深い芸人5組が出演する。ともしげは「友達ばかりです。東京でいつも楽しくやっている感じをそのままやれたら。これだけの人がいたらみなさんがなんとかしてくれると思うので、僕は健康管理をしっかりして美味しいもの食べて頑張ります!」とマイペースに挑むことを宣言した。本公演は、9月17日(土)、18日(日)それぞれ2回、計4公演を開催。チケットは発売中。取材・文:岡田あさみ
2022年08月01日2022年4月、松竹芸能所属の落語家5名で結成された落語家ユニット「五楽笑人(ゴラクショウニン)」。この記念すべき第一回公演が、7月3日(日)大阪・心斎橋パルコ SPACE14にて開催される。「五楽笑人~始動~」 チケット情報メンバーは、テレビ・ラジオでも活躍、昨年、自ら題材を見つけて取材を行い落語を創作する新ジャンル「ノンフィクション落語」を確立し注目を集めた笑福亭鉄瓶。「令和2年度 文化庁芸術祭」新人賞受賞など、数多くのタイトルを獲得している笑福亭喬介。「2021年 NHK新人落語大賞」準優勝で、今年芸歴15周年を迎える笑福亭生寿。同じく今年芸歴15周年を迎え、高座写真家としても活躍するなどマルチな才能を開花させている桂咲之輔。そして、「2018年 NHK新人落語大賞」ファイナリストである笑福亭呂好の気鋭の5名!この個性豊かな5名が、それぞれ落語初心者から落語愛好家まで楽しめる古典落語、新作落語を1席づつ披露。誰をピックアップしても受賞歴のあるもの、賞レースファイナリストの実力者揃いなので見ごたえ間違いなし!また、古典落語のその後のストーリーを五楽笑人全員で創作し、“音+映像+五人のリレー落語”で創り上げる新ジャンルの落語「ラクゴノソノゴ」を初披露する。第1弾は、誰しも一度は耳にしたことのある演目「寿限無」。古典落語では小学生時代で終わっており、その後の彼がどんな人生を歩んだのか…!?落語ファンの方はもちろん、初心者の方も十分楽しめる内容になっている。チケットは発売中。
2022年06月15日「神楽坂伝統芸能」実行委員会主催、神楽坂伝統芸能2022 第13回 神楽坂落語まつり「神楽坂寄席」が2022年6月25日 (土)に新宿区立牛込箪笥区民ホール(東京都新宿区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて4月11日(月)10:00より発売開始です。カンフェティにて4月11日(月)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 公式Twitter 公式Facebook 昼席は林家はな平、夜席は美るく改メ三遊亭律歌の真打昇進披露興行で、寄席ならではの賑やかさ、楽しさを存分に!各席「口上」もお楽しみに。昼席は、「正蔵一門の花花色色(はなはないろいろ)寄席」と称して、林家はな平の昇進を、師匠の林家正蔵、兄弟子の林家たけ平に、漫才の青空一風・千風も加わって、一門で盛り上げます(口上のみ古今亭菊之丞も)。夜席は、「三遊亭の女伊達 勢揃い」に黒一点、古今亭菊之丞が加わって、三遊亭律歌の昇進祝い。師匠の三遊亭歌る多に浮世節の立花家橘之助、そして律歌と、粋でカッコいい女伊達の芸をお楽しみください。開催概要古今亭菊之丞プロデュース 神楽坂伝統芸能2022第13回 神楽坂落語まつり「神楽坂寄席」開催日時:2022年6月25日 (土)【昼席】13:00開場/13:30開演【夜席】17:30開場/18:00開演会場:新宿区立牛込箪笥区民ホール(東京都新宿区箪笥町15番地)【昼席】「林家はな平 真打昇進披露」林家たけ平林家正蔵真打昇進披露口上(はな平、正蔵、菊之丞、たけ平)青空一風・千風林家はな平(出演順)【夜席】「美るく改メ三遊亭律歌真打昇進披露」古今亭菊之丞三遊亭歌る多真打昇進披露口上(律歌、歌る多、橘之助、菊之丞)立花家橘之助三遊亭律歌(出演順)■スタッフ主催:「神楽坂伝統芸能」実行委員会共催:新宿区後援:NPO法人粋なまちづくり倶楽部/一般社団法人 新宿観光振興協会企画制作:株式会社粋まち広報:有限会社サザンカンパニー、藤野順子宣伝デザイン:有限会社サザンカンパニー、おかめ家ゆうこプロデュース:古今亭菊之丞■チケット料金前売:4,000円当日:4,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月12日4月4日(月)に初開催される「MBSらくごスペシャル 春蝶・吉弥と一之輔 三人噺」。上方落語からは桂春蝶、桂吉弥が、江戸落語からは春風亭一之輔が登場する。演目も発表され、桂春蝶は『浜野矩随(はまののりゆき)』。元は講談噺で、名工と呼ばれた父を持つ息子と、息子を思う母の姿を描いた人情噺だ。桂吉弥は京都が舞台の『愛宕山』と、にぎやかな上方らしい噺を口演。そして一之輔は滑稽噺の『青菜』を、江戸前の情緒たっぷりに披露する。「春蝶・吉弥と一之輔 三人噺」 チケット情報開催を前に取材会を行った3人。それぞれネタを選んだ理由について尋ねると、春蝶は次のように話した。「僕は2011年から東京を拠点にしていて、今は東京のネタを上方落語の自分の立場でリライトするというようなことをやっています。『浜野矩随』もそのひとつで、“東京の名作を大阪の噺家がやるならこういう感じ”というふうにやっています」。1993年に亡くなった春蝶の実父は、名人と呼ばれた二代目春蝶。二世という同じ境遇に自身を重ねた。「前から自分の立場と重ねてやってみたいという思いがありました。二世としていろいろ言われたこともあるから…」。また、実母がこの3月3日に急逝したことも明かし、「この日だけは、お客様と母にささげたい」と胸の内を語った。吉弥は一之輔との共演も意識して、三味線や太鼓がBGMのように入る上方らしい演目を選んだというが、そこには師匠への思いもあった。「『愛宕山』は50歳で亡くなったうちの師匠の吉朝がやっていました。僕は今51歳になって、年だけは師匠を越えたので、それを機に師匠がやっていた素敵な『愛宕山』をやりたいなという気もありました」。一之輔は「そもそも事前にネタを発表してやるのはすごく嫌いなんですよ。やりたくなくなっちゃうんですよね」とざっくばらん。だが「当日決定する出番順も意識した」と、細やかな配慮も欠かさない。「すごく単純な滑稽噺なので、最初の導入としてもいいし、休憩を控えた2番目でドン!と笑ってもらうのもいいし、最後、ぐったりするほど笑っていただくのもちょうどいい。どのポジションでも僕がやる『青菜』は喜んでいただけるかなというセレクトです」と自信をのぞかせる。この噺は落語協会会長の柳亭市馬から習ったという。「習って、市馬師匠の前でやったら『跡形もないな』って言われて。跡形のない『青菜』、スムージーみたいになっていると思います」と“飲みやすさ”もアピールした。「舞台の上では遠慮しても仕方ない」と意欲を燃やす3人。初めての競演だけに、東西落語界に新たな潮流が生まれるのではと期待も募る。その瞬間をぜひ見届けてほしい。取材・文:岩本
2022年03月24日本当にあったことを2時間以上もしゃべり倒すオリジナル話芸=鶴瓶噺の原点は、ラジオ番組と学生時代の喫茶店での雑談であるという。では、笑福亭鶴瓶にとってテレビの存在とは? 昭和26年うまれで、2歳の時に民放テレビが開局した芸人は、こんなエピソードから教えてくれた。「ラジオは若手の頃から好きでしたけど、テレビは疑っていた時期がありました。こっちの実力がないからですけど、しゃべり方までああせいこうせいと言う人がいて……。僕も若くて生意気でしたから〝やかましいわ!〟と(笑)。だから、自分で自分のテレビを作る努力をしたんです。テレビなんですけど、言うたらライブというか。いまみたいに観覧者を募集するとかじゃなしに、自分で人を集めて番組を作ろうと企画したこともあって。そしたら、ごっついおっさんの声で〝おりゃー!〟と誰かが殴り込んできたんですよ。自分の番組で自分の企画だし、いかなしゃあないじゃないですか。〝なんやこらぁ!〟と声のするほうに向かっていったら、うちの師匠だったんですよ。〝え?〟ってなって〝すみません!〟と謝ったら〝よかったなぁ。お前がしたい番組ができて〟と言うてくれて。僕ですか? 号泣でした(笑)」自分のテレビを作り、己の話芸をうみだす。鶴瓶噺そのものの原点ではないが、テレビとの向き合い方にもオリジナルを目指すという共通点があった。では、自分の名を冠する話芸=鶴瓶噺における〝個性〟の自己分析ならばどうか。「動と静の表現があるとしたら、鶴瓶噺は静だと思うんです。テレビのようには派手にいかないですから。たとえば、70歳の高校の同級生が脳梗塞になったと。無事に治ったから会う約束をしたら、なぜかハリセンを持ってきて。〝お前らはよく俺の頭を叩くけどいまはまずい。だから、なんかあったらこれで叩いてくれ〟って(笑)。それはもうツッコんでくれということですから〝いま言葉に詰まったやろ?〟なんてハリセンで叩くのが、めちゃめちゃ楽しかったんです。派手じゃなく静な出来事ですけど、そんな70歳、おもしろいじゃないですか。いまではテレビも大好きですし、ずっと出ときたいですけど、鶴瓶噺の個性であり原点は、やっぱり喫茶店でのツレとの雑談なんでしょうね」今年のテーマは「なにがなんだかわからない」になりそうとのこと。御殿場で出会った女性が思わず口にした言葉であり、もちろん本当にあった出来事がベースである。「TSURUBE BANASHI 2022」は、4/13(水)~17(日)東京・世田谷パブリックシアターにて、4/20(水)~24(日)大阪・森ノ宮ピロティホールにて開催。取材・文:唐澤和也
2022年03月18日公益財団法人北区文化振興財団主催、『第33回きたくなるまち区民寄席』が2022年4月3日 (日)に北とぴあ さくらホール(東京都北区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 「きたくなるまち区民寄席」は財団設立の翌年から毎年開催し、今回で33回目を迎える区民に愛され続けている寄席です。毎年出演者の顔ぶれは変わり、古参の名人芸から旬な若手のフレッシュな高座、華やかな色物まで!その年だけしか観られない豪華メンバーでお贈りします。今年は古典落語の真骨頂・柳亭市馬が久々に登場!落語界のエース・春風亭一之輔に、新風吹き込む話題の浪曲師・玉川太福、明治から続く伝統芸・江戸家まねき猫の動物ものまねまで、たっぷりお楽しみください。また今年真打昇進予定で、北とぴあ若手落語家競演会大賞の春風亭昇也、入船亭小辰も出演します。今聴きたい噺家たち勢ぞろい、ぜひお見逃しなく!出演者プロフィール<柳亭市馬(りゅうてい いちば)>芸種:落語/階級:真打/出囃子:吾妻八景昭和55年3月 五代目柳家小さんに入門。前座名「小幸」。昭和59年5月 二ツ目昇進。「さん好」と改名。平成05年9月 真打昇進。四代目「柳亭市馬」を襲名。平成26年6月 落語協会会長に就任。柳亭市馬オフィシャルWebサイト <春風亭一之輔(しゅんぷうてい いちのすけ)>芸種:落語/階級:真打/出囃子:さつまさ平成13年5月 春風亭一朝に入門平成16年11月 二ツ目昇進 「一之輔」と改名平成21年 第19回北とぴあ若手落語家競演会大賞受賞平成24年3月 真打昇進春風亭一之輔オフィシャルWebサイト 公演概要『第33回きたくなるまち区民寄席』公演日時:2022年4月3日 (日)13:30開場/14:00開演会場:北とぴあ さくらホール(東京都北区王子1-11-1)■出演者柳亭市馬春風亭一之輔玉川太福〈浪曲〉(曲師:玉川みね子)江戸家まねき猫〈動物ものまね〉春風亭昇也(第30回北とぴあ若手落語家競演会 大賞受賞者)入船亭小辰(第32回北とぴあ若手落語家競演会 大賞受賞者)主催:公益財団法人北区文化振興財団■チケット料金1階席一般:3,800円、U-25(25歳以下):1,900円2階席一般:2,800円、U-25(25歳以下):1,400円(全席指定・税込)※《U-25(25歳以下)をご購入のお客様》ご入場時に年齢が確認できるもの(保険証、学生証など)をご提示いただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月31日オーエス株式会社(本社:大阪市北区、取締役社長:高(※1)橋秀一郎)は「モスラ寄席 in ОSシネマズ -モスラとある家族の三代記-」を、ОSシネマズ神戸ハーバーランドにて2022年2月27日(日)に開催いたします。本イベントは、2021年12月にOSシネマズ神戸ハーバーランドでライブ公演され、好評を博した「ゴジラ寄席」に次ぐ、東宝特撮映画と特別コラボした「寄席」シリーズの第2弾となります。ゴジラに並ぶ東宝特撮の人気怪獣として活躍してきたモスラの歴史をそれぞれの時代に生きた人々の姿とともに、関西の古典文化芸能人ユニット「霜乃会(そうのかい)」講談師の旭堂南龍(きょくどう なんりゅう)と落語家の桂紋四郎のふたりが、史実に基づくフィクション仕立てで、面白おかしく掛け合います。その後、本編冒頭に幻の「序曲」が編集された『モスラ』(1961)4Kデジタルリマスター版を映画館の大スクリーンでご鑑賞いただきます。【イベント概要】日時:2022年2月27日(日)11:00~13:00会場:ОSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン6(兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目7番2号 神戸ハーバーランドumie サウスモール5階)構成:講談・落語によるモスラ噺(約20分)『モスラ』(1961)4Kデジタルリマスター版上映(102分)料金:おひとり様 2,500円(税込)申込箇所:ОSシネマズ公式HP、またはОSシネマズ神戸ハーバーランドチケット券売機・劇場窓口 ※1/5~受付開始、各種招待券・鑑賞券等使用不可主催:オーエス株式会社、株式会社阪急交通社協力:東宝株式会社、霜乃会※定員になり次第、販売を終了いたします。※本イベントは阪急交通社と共催しています。「阪急たびコト塾」サイトで申込みのお客様には、阪急たびコト塾から当日の案内がございます。『モスラ』(1961)4Kデジタルリマスター版美しく壮麗な特撮ファンタジーが4Kデジタルリマスター版で上映。ゴジラ、ラドンに次ぐ人気怪獣モスラのデビュー作。南海の孤島インファント島で発見された2人の小美人は、ロリシカ国の悪徳ブローカー一味に拉致され、日本で見世物にされてしまう。新聞記者の福田、カメラマンの花村、言語学者の中條は、2人を島に帰すよう世論に訴えかけるが、その間にも小美人たちの危機を知った島の守護神モスラが海を渡って日本に上陸。都内を破壊し尽したモスラの幼虫は東京タワーに巨大な繭を作る。※なお今作は、初公開当時の一部劇場にて上映された“4チャンネル多元磁気立体音響版”=“ステレオ版”を再現した、『序曲』(1分6秒)を本編前に編成する形での上映となります。「霜乃会 (そうのかい)」2018年、旭堂南龍(当時南青)と林本大の呼びかけにより、能・落語・浪曲のメンバーが芸談など意見交流の場として定期的に食事会を行っていたことから始まる。その後茶道・文楽メンバーも参加し現在に至る。メンバーの総意により、2019年より食事会のみでなく、公演を行う運びとなる。主に関西で活動中の20~40代若手による古典文化芸能人によるユニット。講談師「旭堂南龍(きょくどう なんりゅう)」霜乃会代表1980年生まれ。2004年旭堂南左衛門に弟子入り、「南青」となる。2018年上方講談界で27年ぶりの真打昇進。同時に上方の名跡「南龍」を襲名。2019年大阪市「咲くやこの花賞」受賞。奈良検定ソムリエ級保持者。奈良市観光大使。上方講談協会所属。落語家「桂紋四郎(かつら もんしろう)」1988年生まれ。2010年三代目桂春蝶に入門。2011年司馬遼太郎記念館菜の花寄席にて初舞台「平林」を披露。YouTube「桂紋四郎」公式チャンネルを開設。大阪の天満天神繁昌亭、東京の神田連雀亭、名古屋の大須演芸場など東西を問わず全国各地に出演。上方落語協会所属。【新型コロナウイルス感染症対策について】・ご来場のお客様にはマスクの着用をお願いいたしております。当日、発熱や咳などの症状がある場合は体調を最優先いただき、ご来場を控えていただきますようお願いいたします。・映画館での感染症対策の詳細につきましては下記URLよりご確認ください。 (※1)高ははしごだかOSシネマズHP オーエス株式会社HP リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月05日京都・南座の新春恒例「初笑い! 松竹新喜劇 新春お年玉公演」が1月2日(日)から開幕するのを前に取材会が行われ、渋谷天外、藤山扇治郎、ゲストの久本雅美ら出演者7名が登壇した。「お正月なので衣装代も奮発して、時代劇の“まげもの”2本をパーンと打ち上げます!」と威勢のいい天外に、久本も「お芝居観に来たなという贅沢感が味わえる」と続き、早くも一致団結のムードが漂う。出演者が五・七・五のカルタで意気込みを語るなど、お正月らしい趣向で盛り上げた。「初笑い! 松竹新喜劇 新春お年玉公演」チケット情報一本目は「藤山寛美二十快笑」にも選出される『お種と仙太郎』。嫁姑問題を描いた人情喜劇を扇治郎と久本の共演で贈る。扇治郎は「お風呂場とかでよく、久本姉さんこれやりはったらいいのにとかひとりで考えるんです。その5本の候補のうち、1本がこれでした」とドンピシャの配役に喜ぶ。観客には自粛疲れを思いやり「来年は劇場に足を運んでもらって。僕と久本さんでやる人情喜劇でホロリと沁みていただけたら嬉しいなと思います」久本は「扇ちゃんがお風呂場でも私のことを考えてくれてたなんて。気色悪いけど、嬉しいです(笑)」と冗談めかしつつ、姑役は藤山寛美をはじめ代々男優が演じてきただけに「緊張します」と続ける。「男性が女性を演じる時点でひとつ面白さが加わっているので、それを女性が演じるとなると本当に難しいお役やと思います。ほんまはええ家族なんやなと思ってもらえるように、可愛げがある意地悪ばあさんでありたい」と語る。二本目は松竹新喜劇随一の爆笑喜劇『お祭り提灯』。このたび、39年ぶりに曽我廼家の名跡を継承した曽我廼家一蝶、いろは、桃太郎ら若手が大役に挑む意欲作だ。提灯屋、徳兵衛役の一蝶は先輩らに「熱量だけは負けたくない」と気合十分。扇治郎を中心に「劇団の新たな屋台骨となれるよう精進したい」とやる気をみなぎらせる。11月の襲名披露公演では観客の拍手が胸に沁みたと言ういろはは1『お種と仙太郎』で嫁のお種、『お祭り提灯』で徳兵衛の妹役に挑む。「お種は素直で謙虚な娘だと思うので、私も初心を忘れず素直な気持ちで成長できるように頑張ります」。桃太郎は、藤山寛美の十八番でもある提灯屋の丁稚役に抜擢され「恐ろしさに身震いしました」と驚嘆しながらも、「共演の方々の力を借りつつ、いい意味で期待を裏切りたい」と覇気を見せた。取材会では、カルタの五・七・五で「なんでかな おちょやん出たのに 気づかれず」と朝ドラ『おちょやん』出演という今年のハイライトをユーモアたっぷりに振り返ったのは渋谷天笑。同じく次代を担う若手の一員として「南座の公演を頑張って、街で声をかけられる人間になりたい」と活躍を誓う。仲間の援護も頼もしい扇治郎は、来年は寅年で年男。「松竹新喜劇をまた観たいと思っていただけるよう、お客様のハートに噛みついて離さぬよう精進したい」と決意を語った。公演は1月2日(日)から10日(月・祝)まで南座にて。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2021年12月22日オーエス株式会社(本社:大阪市北区、取締役社長:高(※1)橋秀一郎)は「ゴジラ寄席 in OSシネマズ -ゴジラにかける特撮の未来-」を、OSシネマズ神戸ハーバーランドにて2021年12月8日(水)、12日(日)に開催いたします。本イベントは、初代ゴジラ作品である『ゴジラ』(1954年)の上映前に、当時の制作の歴史やエピソードにちなんだ講談と落語を演じることにより、新たなエンターテインメントを提供するものです。新型コロナウイルスの感染拡大によって昨年3月より開催を延期しておりましたが、同年11月の「ゴジラ・フェス オンライン 2020」にて映像が公開され好評を博し、この度満を持してのライブ公演が実現する運びとなりました。日本が世界に誇る「ゴジラ」の初代作品において、“特撮怪獣映画”という未知の偉業に挑んだ人々の苦労話や工夫を、関西の古典文化芸能人ユニット「霜乃会(そうのかい)」講談師の旭堂南龍(きょくどう なんりゅう)と落語家の桂紋四郎のふたりが、史実に基づくフィクション仕立てで、面白おかしく掛け合います。その後、当時に思いを馳せながら大スクリーンで『ゴジラ』(1954)をご鑑賞いただきます。【イベント概要】日時:(1)2021年12月8日(水) 19:00~21:00(2)2021年12月12日(日) 11:00~13:00会場:OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン6(兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目7番2号神戸ハーバーランドumieサウスモール5階)構成:講談・落語によるゴジラ噺(約20分)『ゴジラ』(1954年)上映(97分) ※各回同内容です。料金:おひとり様 2,500円(税込) ※各種招待券・鑑賞券等使用不可申込箇所:OSシネマズ公式HP( )またはOSシネマズ神戸ハーバーランドチケット券売機・劇場窓口主催:オーエス株式会社、株式会社阪急交通社協力:東宝株式会社、霜乃会※定員になり次第、販売を終了いたします。※本イベントは阪急交通社と共催しています。「阪急たびコト塾」サイトで申込みのお客様には、阪急たびコト塾から当日の案内がございます。『ゴジラ』(1954年公開)原水爆実験の影響で、大戸島の伝説の怪獣ゴジラが復活し、東京に上陸。帝都は蹂躙され廃墟と化した。ゴジラ抹殺の手段はあるのか・・・。戦後の日本映画界に特撮怪獣映画というジャンルを築いた、記念すべきゴジラ映画第1作。核の恐怖を描いた、本多猪四郎の真摯な本編ドラマと、円谷英二のリアリズム溢れる特撮演出が絶妙のコンビネーションを見せ、「ゴジラ」の名を一躍世界に轟かせた傑作。「霜乃会(そうのかい)」2018年、旭堂南龍(当時南青)と林本大の呼びかけにより、能・落語・浪曲のメンバーが芸談など意見交流の場として定期的に食事会を行っていたことから始まる。その後茶道・文楽メンバーも参加し現在に至る。メンバーの総意により、2019年より食事会のみでなく、公演を行う運びとなる。主に関西で活動中の20~40代若手による古典文化芸能人によるユニット。講談師「旭堂南龍(きょくどう なんりゅう)」霜乃会代表1980年生まれ。2004年旭堂南左衛門に弟子入り、「南青」となる。2018年上方講談界で27年ぶりの真打昇進。同時に上方の名跡「南龍」を襲名。2019年大阪市「咲くやこの花賞」受賞。奈良検定ソムリエ級保持者。奈良市観光大使。上方講談協会所属。落語家「桂紋四郎(かつら もんしろう)」1988年生まれ。2010年三代目桂春蝶に入門。2011年司馬遼太郎記念館菜の花寄席にて初舞台「平林」を披露。YouTube「桂紋四郎」公式チャンネルを開設。大阪の天満天神繁昌亭、東京の神田連雀亭、名古屋の大須演芸場など東西を問わず全国各地に出演。上方落語協会所属。【新型コロナウイルス感染症対策について】・ご来場のお客様にはマスクの着用をお願いいたしております。当日、発熱や咳などの症状がある場合は体調を最優先いただき、ご来場を控えていただきますようお願いいたします。・映画館での感染症対策の詳細につきましては下記URLよりご確認ください。 (※1)高ははしごだかOSシネマズHP オーエス株式会社HP リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月02日横浜市旭区民文化センター サンハート新春寄席「真打ち共演」『第72回あさひ亭まねき寄席』が2022年1月15日(土) に横浜市旭区民文化センター サンハートホール(神奈川県横浜市)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 落語協会と落語芸術協会から、2名ずつ出演する真打共演!たっぷり聞きごたえのある落語をどうぞご堪能ください。■ 出演者入船亭扇好 / 古今亭菊太楼 / 桂米福 / 三笑亭夢丸 / 桂伸ぴん■ タイムテーブル令和4年1月15日(土)13:30開場/14:00開演※上演時間:約2時間半■ チケット料金前売一般:2,000円、高校生以下:1,000円当日一般:2,200円、高校生以下:1,200円(全席指定・税込)※未就学児不可。※カンフェティでのペア券の販売の販売はございません。■ 団体概要旭区民文化センターサンハート横浜市旭区民文化センターサンハートは、相鉄線「二俣川駅」直結の二俣川ライフ5Fにあり、交通アクセス良好な市民(区民)のための文化センターです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月27日東京を中心に首都圏近郊で開催している、子どものための初めての落語会『THE こども寄席』。0歳から安心して参加できると子連れに人気のイベントです。一体どんな出演者がどんなことをやっているのか、ここでご紹介♪ 子どもが楽しめるのはもちろん、落語や演芸に興味があるけれど、寄席にハードルを感じていたママ・パパにとってもおすすめのスポットです。THEこども寄席とは?子どもの鑑賞を第一に考えたキャスティングが魅力的な「THEこども寄席」。開演前に好奇心を刺激するゲームを実践するなど、子ども向けの工夫がいっぱい。4歳以下は保護者同席でチケット代が無料なのも嬉しい!HP:個性豊かな才能が勢揃い!『こども寄席』出演者図鑑落語エネルギッシュな若手が盛り上げる日本には約800~900名と、たくさんの落語家さんがいますが、ここに出演するのは『二つ目』と呼ばれる入門から7~8年のキャリアを持つ、勢いのある若手がメイン。子どもたちとも距離が近く、熱量と活気に溢れる落語を堪能できる。漫才子どもも爆笑必至のネタがいっぱいお笑いの代名詞である漫才は、テレビなどでも馴染みのある演芸。落語以上に大笑いさせるネタに富んでいて、言葉の掛け合いはもちろん、パフォーマンスの細部まで笑いのフックが散りばめられている。子どもたちはもみんな笑い転げているそう。講談独特の節回しに子どもも引き込まれる今メディアで大人気講談師・神田伯山さんがやっている演芸が講談。『THEこども寄席』では、子どもにわかりやすいように、簡単な噺を選んだ上で、さらにプロジェクターで物語を投影しながら、紙芝居のように聞けるので、安心して楽しめる!太神楽寄席でしか見られない、特徴的な古典芸江戸時代から寄席の曲芸として人気を集め、見ることができるのは寄席だけ。鞠や和傘を使った見事なバランス芸の数々は、始まった瞬間にわあっと拍手が沸き起こる。日々の練習の積み重ねを感じる高度な技たちは、何度見ても飽きない!ジャグリング驚きと笑いの連続で子どもに大ウケ大道芸としても有名なジャグリングは、寄席でも人気の芸のひとつ。リラックスしながら見て楽しめるので、子どもでもわかりやすいよう。寄席に出演する芸人さんは、芸のレベルの高さ以上にトークのおもしろさも特徴で、いつも劇場が爆笑に包まれる!紙切り子どもに大人気の神業をご覧あれ真っ白な紙とハサミを持ち、お客さんから頂いたお題を即興で正確に切り抜く芸。その姿は圧巻の一言に尽きる。どんなに難しいリクエストにも完璧に対応し、出来上がった作品のレベルの高さは、子どもも思わずうなり声を上げるほど。落語や演芸は、日本が誇るエンタメカルチャーのひとつ。子どもと一緒にたくさん笑って楽しむことで、家族のコミュニケーションになるのはもちろん、子どもの感性を育んでくれるはず。じいじやばあばと3世代で楽しむのも素敵。ぜひ一度足を運んでみて。illustration/Airi Kuroda
2021年10月16日株式会社文藝春秋が、11月3日(水・祝)に渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて「文春落語柳家喬太郎・林家二楽の落語のらりくらり」を開催する。今年春に開催された「文春落語」では、当代きっての人気落語家、柳家喬太郎のゲストにエッセイスト・阿川佐和子を招いて好評を博した。今回の秋バージョンでは、喬太郎と紙切りの林家二楽の名コンビが、若者の街・渋谷で賑やかに口演する。喬太郎は「いま最もチケットが取れない落語家」とも称され、コロナ禍においても全国からオファーが絶えない人気ぶり。マクラからオチまで面白すぎて一瞬たりとも聴き逃せないと、期待以上の高座で毎回ファンを魅了している。一方、ハサミの妙技もさることながら巧みな話術も魅力の二楽は、伝統の紙切り芸に加え、音楽に乗せて次から次へと紙切り作品を展開する「ストーリー紙切り」を披露する。技とセンスが光るオリジナル芸を、ぜひ生で楽しみたい。チケット初回販売分は、緊急事態宣言下の9月に一席ずつ空きで販売したがほぼ完売。10月10日(日)10:00から残りの半数分を追加販売する。配信は行わない。初回に購入できなかった人も、人気の高座を堪能できるチャンスだ。※チケット追加販売中■文春落語「柳家喬太郎・林家二楽の落語のらりくらり」出演:柳家喬太郎(落語)、林家二楽(紙切り)2021年11月3日(水・祝)19:00開演(開場18:30)会場:渋谷区文化総合センター大和田4階さくらホール〒150-0031東京都渋谷区桜丘町23-21全席指定 S席4,000円/A席3,500円文春落語公式ホームページ
2021年10月11日ドキュメンタリー映画『バケモン』で、裏の裏までさらけ出した笑福亭鶴瓶。同作の重要な縦軸として描かれていた古典落語「らくだ」には、現代にも通じるエッセンスが隠されている。たとえば〝幸せってなんだっけ?〟という問いかけ。笑福亭鶴瓶に今年の落語会の見どころと幸福論について聞いた。「『らくだ』の主人公は、幸せだったかもしれないと思うんです。長屋の連中みんなから嫌われていたけど、そんなの関係なく人生をやり切った幸せというか。そもそも、幸せの形なんて人それぞれですけど、僕の場合なら17年間も追いかけてくれる人がいてくれたのが幸せでした。その人の映画のおかげで〝舞台での生の『らくだ』が観たい〟という声が届くんですけど、今年の落語会では『死神』をやろうかなぁと考えています。いろんな落語家がそれぞれのサゲ(※オチ)で演じてる噺なんですけど、米津玄師さんの曲が話題にもなってるでしょ?『アジャラカモクレン、テケレッツのパー』という呪文までもが歌詞になっててめっちゃおもろい。僕の『死神』はサゲはもちろん設定にも独自の解釈があるから、いま『死神』をやるのはおもしろそうやなぁと。そのうえで、昨年のツアーで行けなかったところでは、映画で届いた声にこたえるじゃないですけど、『らくだ』をやる予定です」次回公演への全方位的なサービス精神を、自身が感じた幸せエピソードを交えて語ってくれた鶴瓶だが、より大上段に構えての〝幸福論〟ならばどうか。「もうすぐ70歳なんですけど〝次、なにしよう?〟と思える幸せってあるんやなぁって。毎年の落語会にしても、あれやろう、これやりたいと思える幸せ。10代の人のなかには〝やりたいことがわからない〟という子もいるんでしょうけど、いろんなことをやってみればいいのにと思うんです。〝これも違う、あれも違う、違う違う違う〟となってもいいから、とにかくスタートしてみる。そしたらね、自分で決めるのか人が決めてくれるのかはわからないけど〝これだ!〟というものに巡り会えるはずですから。そういう意味では、僕にとっての幸せを遠ざけるものって動かないことかもしれない。僕は死ぬのは怖くない。それよりも、動かず、なにもしないことのほうが怖いんです」映画『バケモン』での鶴瓶は言った。「なにもしなければ道に迷わないけれど、なにもしなければ石になってしまう」。こんな時代だからこそ、笑福亭鶴瓶は止まらない。取材・文:唐澤和也
2021年09月29日この度、2021年11月3日(水・祝)にオンライン開催される「ゴジラ・フェス 2021」の特別企画として「モスラ寄席」の配信が決定いたしました。「モスラ寄席」は、昨年開催の「ゴジラ・フェス オンライン 2020」で好評を博した「ゴジラ寄席-ゴジラにかける特撮の未来-」の第二弾。ゴジラに並ぶ東宝特撮の人気怪獣として活躍してきた「モスラ」の歴史を、それぞれの時代に生きた人々の姿とともに講談と落語でお届けします。1961年の映画『モスラ』公開から60周年となるメモリアルイヤーに、ぜひ「モスラ寄席」をお楽しみください。■「モスラ寄席」概要開催日:2021年11月3日(水・祝)内容:講談・落語によるモスラ噺(約30分)登壇者:旭堂南龍(講談師)、桂紋四郎(落語家)備考:配信時間につきましては「ゴジラ・フェス 2021」公式サイトにて後日発表予定です。主催:オーエス株式会社■ゴジラ・フェス 2021 開催概要開催日時:2021年11月3日(水・祝)12:00~19:00頃まで(予定)配信プラットフォーム:YouTube LIVE(Godzilla Channel ゴジラ(東宝特撮)チャンネル)料金:無料公式サイト: 主催:東宝株式会社■登壇者プロフィール【講談師 旭堂南龍(きょくどう なんりゅう)霜乃会代表】1980年生まれ。2004年旭堂南左衛門に弟子入り、「南青」となる。2018年上方講談界で27年ぶりの真打昇進。同時に上方の名跡「南龍」を襲名。2019年大阪市「咲くやこの花賞」受賞。奈良検定ソムリエ級保持者。奈良市観光大使。上方講談協会所属。【落語家 桂紋四郎(かつら もんしろう)】1988年生まれ。2010年三代目桂春蝶に入門。2011年司馬遼太郎記念館菜の花寄席にて初舞台「平林」を披露。YouTube「桂紋四郎」公式チャンネルを開設。大阪の天満天神繁昌亭、東京の神田連雀亭、名古屋の大須演芸場など東西を問わず全国各地に出演。上方落語協会所属。オーエス株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月16日9月15日(水)に開場15周年を迎える天満天神繁昌亭で、8月30日より『繁昌亭15周年記念特別公演』が始まった。初日の昼寄席では、開演前に「花詩歌タカラヅカ」の桂あやめ、林家染雀、笑福亭生寿、笑福亭生喬、月亭天使が和装で「はなしか音頭」(踊り・作詞/桂あやめ)を華やかに舞い、上方落語協会会長の笑福亭仁智、副会長の桂米團治、15周年記念特別公演実行委員長の月亭遊方が「繁昌亭」と書かれた和傘で「見得切り」を決めて、15周年を寿いだ。「天満天神繁昌亭」チケット情報「本日はようこそ、天満天神バケモノ小屋へ」と開口一番に仁智。そして改めて「天満天神繁昌亭15周年、本当にありがとうございます。おかげさまであっという間の15年でした。かなり厳しいご時世でございますが、協会員が一致団結して皆様方に少しでも楽しんでいただける番組をお届けし、次の15年に向けて進めてまいりたいと思います」と挨拶した。35日間にわたり開催される『繁昌亭15周年記念特別公演』。実行委員長の遊方は「このような大役を背負うことはもうないと思いますので、10月3日(日)の楽日まで頑張ります。よろしくお願いいたします!」と意気込んだ。副会長の米團治も「昨日は宗助改め八十八の襲名披露で、仁智会長が大いに盛り上げてくださいました。その翌日に15周年と、非常にめでたい月間になりまして嬉しい限りです。仁智さんは本当に大変です。力不足ではありますが支えさせていただきたい」と語った。8月30日からの「松鶴一門ウィーク」を皮切りに、「春團治・五郎兵衛一門ウィーク」「文枝一門ウィーク」「染丸監修 染丸ウィーク 染丸襲名三十周年記念公演」「米朝一門ウィーク 宗助改メ二代目八十八襲名披露公演」と各一門によるスペシャルな昼席を5週連続で展開し、9月13日(月)から19日(日)の夜席も趣向を凝らした落語会を連日開催、全42公演を繰り広げる。このラインアップに「各一門による協調と競演です!」と仁智、胸を張った。期間中、ロビーでは写真展も開催。9月19日(日)まではこれまでの周年記念興行の模様を、20日(月)から10月3日(日)までは、繁昌亭スタッフが撮影した楽屋の様子などの写真が楽しめる。また、来場者全員に上方落語家系図が載った特別パンフレットと上方落語協会オリジナル手ぬぐいをプレゼント。そのうち、各回とも来場者中から20名に天神橋筋商店街1丁目から3丁目で買い物に使える金券1000円分(500円券2枚)のプレゼントもある。天満天神繁昌亭は2006年に戦後60年ぶりに復活を遂げた上方落語唯一の寄席として開場して以来、大阪の新名所として定着。7月25日には来場者数が190万人台に達成、8月29日には19万4705人を記録した。『繁昌亭15周年記念特別公演』は10月3日(日)まで開催。チケット発売中。取材・文:岩本
2021年09月01日数々の写真集や書籍を手がける演芸写真家の橘蓮二が新進気鋭の噺家を紹介する「ぴあ寄席」が10月から開始。第1回目に三遊亭花金が出演することが発表になった。近年、コロナの影響下で、YouTubeやinstagram、ClubhouseなどのSNSを駆使して活躍の場を広げる若い噺家たちが増えているが、演芸写真家の橘蓮二がそんな注目の若手噺家を紹介するプログラムがスタートする。第1回に登場する三遊亭花金は1990年生まれで、2015年に三遊亭金遊に入門した若手。二ツ目で構成される3組のチームが、年間を通し「集客」「グッズ売上」「Youtubeでのいいねの数」の3つの項目で競いあうユニット“ルート9(ナイン)”にも所属している。当日は落語2席に加えて、橘蓮二と三遊亭花金のトークも予定されている。ぴあプレミアム会員限定ご招待企画「ぴあ寄席」出演:三遊亭花金橘蓮二日程:10月1日(金)14時開演(13時30分開場)会場:らくごカフェ東京都千代田区神田神保町2‐3神田古書センター5階ぴあプレミアム会員 限定30名様をご招待!受付期間:受付中 ~ 9/9(木)11:00お申し込みはこちらから※お申し込みにはぴあカードが必要です。
2021年09月01日●お笑い芸人がお笑いを語る時代になってしまったお笑い芸人のケンドーコバヤシが主催するお笑いライブ「地獄寄席(じごくよせ)」が、東京・世田谷区の北沢タウンホールで8月29日18時より開催される。出演者も内容も謎だらけの同ライブの話を伺うべく設定された取材日は、8月18日。奇しくもその前夜に雨上がり決死隊が解散した。翌18日、神妙な面持ちで現場に現れたケンコバが放ったのは「お笑い界は破滅する」という言葉だった。蛍原徹と宮迫博之の2人による最後の晴れの舞台となった『アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会』。17日夜にYouTubeなどで配信され、お笑いファンの多くがその一部始終を目撃した。出川哲朗や藤本敏史の涙が全てを物語っていた。重ねて話を聞くのは野暮だと考え、「地獄寄席」の話に徹しようと思っていた。ケンコバは、ぶっ飛んだトークで笑いをとりつつ、落ち着きと優しさも兼ね備えた中堅芸人。中堅と位置づけられているが、業界のベテランだ。そんな世間のイメージと現実を重ねようとしたが、目の前の本人はコーヒーをすすり、不気味なくらい淡々としていた。雨上がり決死隊の解散が何か尾を引いているのだろうか。思わず正座してしまった。「地獄寄席」の話を振ると、いつもの低い声で「ここ数年、宮迫さんやTKOの木下さん、アンジャッシュの渡部が地獄にハマった。でもあんなもの、この世の地獄芸人たちに比べたら平穏そのものですよ。家のご近所みたいなもの。日なたです。『地獄寄席』の出演者の中には受刑者もいれば、旧ソビエトで超人芸人に育てられた実験的な芸人もいる。北沢タウンホールでもっとディープな恐ろしい地獄を見せますよ」と愉快そうに語るが、真面目な話も少し……と切り出すとすぐ真顔になった。昨今、ネタ番組が増え、さらにお笑い芸人があらゆる方面へ進出して活躍している。最近のお笑い界をどう見るかと尋ねると、ケンコバは「もうすぐ破滅するんじゃないですかね、マジの話」と口火を切った。「いよいよお笑い芸人側が、お笑い論を語る時代になってきました。人気番組も今そういうものが多いじゃないですか。“芸人としての心構え”とかそういうのを語る番組が。『あ、これはもう近々破滅するな』と思っています。それは過去の色んなエンターテインメントの歴史が証明しています。一度プロレスが地に堕ちたのも、そういうところありますからね」ただし「おそらく俺は巻き込まれません」と主張する。「正直、今お笑いを語らない、そこに巻き込まれない人を考えたら、マジで残るの俺と村上ショージさんくらい。あとは全員語っている。恐ろしいことになると思いますよ」●「青臭い話ですけど……」地獄寄席の裏テーマとは?ケンコバが考える破滅とは、“人々がお笑いに飽きる”ということなのか?「これまたプロレス界からの引用になっちゃいますが、『マニアがジャンルを潰す』という言葉があるんですよ。僕もそのマニアの一人でした。先鋭化し過ぎて、何か、認めなくなってくるんですよね。『こんなの甘い』と。そんな状況になってくる。プロレス界が一回破滅する直前に、前田日明さん(元プロレスラー。現「The Outsider」プロデューサー)とかがやり始めたのがプロレスや格闘技を語ること。あれが発端でした。それと今のお笑い界が非常に似ています。正直、本当に俺はビビっています」お笑い界は、M-1やキングオブコントなど賞レースが盛んに行われ、健全な競争のサイクルが回っている。忖度が少ない世界に見える。するとケンコバは「競争のサイクルはありますよ。まぁ、芸人は精神構造上、健全な人が多いです。変人は変人ですけど、隣人に迷惑をかけるタイプの変人ではないです。さっき挙げた宮迫さん、木下さん、渡部以外は健全な人が多いです。そういう意味ではたしかに清い世界です。かといって、他の業種と変わらないくらいドロドロした部分もありますし。俺は、そういうところとは芸人2年目ぐらいから距離を置いています」と明かした。お笑い界破滅という危機感を持つ今、自身はどんな役割を担おうと考えているのか。そう問うと、少し考え込んでからこう語った。「地獄芸人はまだまだいます。彼らをとりあえず一回日光に当てれば、俺の使命は終わりですかね。青臭い話ですけど、お笑いが好きなんですよ。いや、芸人が好きなんだと思います。好きなやつ相当多いですよ。日の目を浴びている人も含めて、皆好きです。日の目を見ていない芸人に関しては、光を当ててあげたいです」「地獄寄席」もそうした裏テーマが潜んでいるようだ。ケンコバ自身は「そう言うと随分健全に聞こえますね。あの、こんな滅茶苦茶なインタビューで大丈夫なんですかね?始めは『地獄地獄地獄!』と言ってたのに後半ぜんぜん違うじゃないですか」と笑う。最後に一言だけ求めると「パートナーがいるんですよ、彼女がね」と突拍子もない話を始めた。「振り返れば(交際)2年以上経つんですけど、俺、浮気的なことをしていないんですよ。『らしくないな』と思っています。『一晩だけいいわよ』という方いらっしゃったら、連絡もらえたら嬉しいです。これ、マストで書いておいてくださいね」と念押しされた。どこまで本気でどこまで嘘か分からないケンコバ。自由奔放な様は、昔テレビで芸人が見せた姿のようだった。そんなケンコバ主催の「地獄寄席」、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。
2021年08月21日落語家と声優がコラボレーションを果たす人気企画『オトシバナシ~声優と落語家~』の第2弾が、CARATO71にて10月17日(日)に開催される。声色を変えながら噺をする落語家と、声だけで様々な表現をする声優。一見交わることがないように見えて、どちらも声が重要な役割を果たしている職業。そんな落語家と声優による『オトシバナシ~声優と落語家~』は、声優陣が落語家の指導を受けて、本気の落語を披露するという企画だ。今年4月に第1弾が開催され、好評のうちに終了した。今回は第1回キャスト柳亭小痴楽、春風亭昇々、神尾晋一郎に加え、新たに声優・木島隆一の参加が決定。何の演目を披露するかは当日までのお楽しみとなる。チケットは8月28日(土) 10:00より一般発売開始。『オトシバナシ~声優と落語家~』柳亭小痴楽、春風亭昇々、神尾晋一郎、木島隆一2021年10月17日(日)会場CARATO71(カラート71)開場13:00/開演13:30開場17:00/開演17:30全席指定 6,000円(税込)
2021年07月14日2020年4月より休館していた大阪・森ノ宮ピロティホールが、改修工事を経て、2021年9月にリニューアルオープンする。休館前は、エンタテインメント発信の場として、ストレートプレイ、ミュージカル、コンサート、落語などあらゆるジャンルの公演を行ってきたピロティホール。今回の改修では、大阪市による天井改修工事にあわせて客席などの修繕を行い、新型コロナウイルス感染症対策も強化。より安心してエンタテインメントを楽しめる空間にリニューアルされた。そしてリニューアルオープン特別公演には、「志の輔らくごin森ノ宮2021」の開催が決定。立川志の輔は、2010年に同ホールのお披露目公演として独演会を行い、以来、毎年恒例の会として今回が11回目の開催となる。さらに、リニューアルオープン後も注目の公演が目白押しだ。ピロティホールの新たな幕開けを楽しみに待ちたい。森ノ宮ピロティホール リニューアルオープン特別公演「志の輔らくごin森ノ宮2021」は、9月9日(木)から12日(日)まで開催。チケットは8月8日(日)10:00より一般発売。■森ノ宮ピロティホールリニューアルオープン特別公演「志の輔らくごin森ノ宮2021」【公演日】9月9日(木) 15:30開演9月10日(金) 15:30開演9月11日(土) 15:30開演9月12日(日) 13:30開演【会場】森ノ宮ピロティホール(住所)大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5【料金】指定5000円手ぬぐい付6000円(リニューアルオープン特別公演特製・数量限定)※全席指定・税込。未就学児入場不可。【一般発売日】8月8日(日)10:00~チケットぴあ/ローソンチケット/イープラス/CNプレイガイド/森ノ宮ピロティホールPGにて(チケットのお問合せ)キョードーインフォメーション■0570-200-888(11:00~16:00 日・祝休み)<主催> サンライズプロモーション東京/サンライズプロモーション大阪<協力> キョードーマネージメントシステムズ
2021年07月09日