富士フイルムは1月6日、同社のレンズ交換式カメラ「X」シリーズ用の交換レンズ「FUJINON XF16-55mm F2.8 R LM WR」を海外向けに発表した。2月に発売となっているが、日本国内での発売に関する情報は明らかにされていない。新たに開発した「Nano-GI (Gradient Index)コーティングテクノロジー」によって、ゴーストやフレアを抑制。この技術は、レンズの表面にナノサイズの凹凸構造を形成し、光の反射を低減する。レンズ全面に施された独自のHT-EBC(High Transmittance Electron Beam Coating:高透過電子ビームコーティング)によっても、ゴーストやフレアを効果的に抑制している。35mmフィルム換算の焦点距離は24~84mm相当で、インナーフォーカス方式を採用。AFはリニアモーターで駆動し、最速0.06秒で合焦するという。フォーカスリングに加えて絞りリングを搭載し、レンズ本体は防塵および-10度の耐候性を備えている。そのほか主な仕様は、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、レンズ構成が12分17枚、最短撮影距離が0.6m(ワイドマクロ時は30cm)、絞り羽根枚数が9枚(円形絞り)、倍率は某園児で0.16倍、画角は29度~83.2度。本体サイズは直径83.3×長さ106~129.5mm、重量は655g。なお、FUJIFILM X-T1とFUJIFILM X-E2では、点像復元技術に対応する(光の回折現象で劣化した画像を復元する技術、機能)。
2015年01月06日富士フイルムは11月25日、バッテリ交換タイプでDR方式のカセッテサイズデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO Smart」シリーズを発表した。同シリーズは、新開発のノイズ低減回路を搭載することにより、低線量での撮影を可能にした他、撮影画像からX線の散乱線成分を除去する新画像処理ソフトウェア「Virtual Grid」を使用することで、金属製フィルタのグリッドを使用しなくても、画像のコントラストと粒状性が向上するため、被ばく量を低減することができる。また、高い抗菌性能と持続性を合わせ持つ独自の抗菌コート技術のHYDRO AGにより、カセッテ全面を、銀系抗菌剤を含有した超親水性膜でコーティングした抗菌仕様にすることで、表面に付着した汚れを落としやすく、清潔で衛生的に使用できる。そして、撮影後のデータをコンソールに転送しなくても、内蔵メモリに最大100枚の画像を保存できるメモリモード撮影機能を標準搭載し、回診撮影など、撮り溜めが求められる場面でもコンソールレス運用が可能となっている。この他、フラットパネルセンサの裏面カバーの内側全面をリブ補強した新フレームには、金属の中で最も軽量かつ強度性能に優れたマグネシウム合金を採用し、重量が14×17サイズで2.6kg、17×17サイズで3.2kgと、バッテリ交換タイプでDR方式のカセッテサイズデジタルX線画像診断装置として、世界最軽量を実現している。加えて、この裏面カバーの基礎フレームには、軽くて強い建築構造の手法として広汎に利用されるシェル(貝殻)構造を採用し、全面耐荷重310kgと高い堅牢性を実現した。さらに、基礎フレームの側面は、病棟撮影時などで患者とベッドの間にカセッテを挿入しやすい、丸みを帯びたラウンド形状とすることで、作業効率の向上が期待できるとしている。なお、12月1日より富士フイルムメディカルを通じて販売を開始する。
2014年11月27日富士フイルムは20日、「FUJIFILM X-T1」「FUJIFILM X-T1 Graphite Silver Edition」用のPC撮影専用ソフト「HS-V5 for Windows Ver.1.0」を発表した。2015年1月15日より発売する。価格はオープン。対応OSはWindows 7(SP1) / 8 / 8.1。「FUJIFILM X-T1」もしくは「FUJIFILM X-T1 Graphite Silver Edition」をUSBケーブルでPCに接続し、撮影した画像を直接PCに保存できるソフト。撮影操作をカメラで行う「カメラモード」と、PCから行う「PCモード」を搭載。カメラのファインダーイメージをPCで確認でき、離れた位置にあるカメラでの撮影が可能となっている。同梱の「Hyper-Utility3」を利用することで、PCに保存した撮影画像の閲覧が可能。また、ヒストグラムやハイライト警告、タグ情報の表示機能を使用した画像の「解析」、2つの画像を並べて比較できる2画面比較機能を使用した画像の「評価」、マーカー機能による画像の「分類・整理」なども行える。
2014年11月20日富士フイルムは20日、「FUJIFILM X-T1」と「FUJIFILM X-T1 Graphite Silver Edition」の最新ファームウェアを発表した。12月18日より無料で提供を開始する。今回の新ファームウェアは、「X-T1」の操作性などを改善するもの。ファームウェアのバージョンはともにVer.3.00となる。アップデート項目は21項目におよび、最高速度1/32,000秒の電子シャッターへの対応や、シャッター音の音量変更が可能となっている。新フィルムシミュレーション「クラシッククローム」や、目で見たままに近い自然な表示の「ナチュラルライブビュー」モードも搭載。そのほかの主な機能は、EVFと液晶モニタの鮮やかさ調整、AFエリアのダイレクト選択、 AE-L(露出固定) / AF-L(フォーカス固定)ボタンの機能入れ替え、マニュアルフォーカス時のフォーカスエリアのサイズ変更、マクロモードのダイレクト選択、Qメニューのカスタマイズなど。動画撮影では、フレームレートの選択とマニュアル撮影が可能となった。
2014年11月20日富士フイルムは20日、レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-E2」、「FUJIFILM X-Pro1」、「FUJIFILM X-E1」用の最新ファームウェアを発表した。12月18日より無料で提供を開始する。今回発表された最新ファームは、最新機種「X-T1」の機能の一部を「X-E2」などでも利用できるようにするもの。ファームウェアのバージョンは「FUJIFILM X-E2」がVer.3.00、「FUJIFILM X-Pro1」がVer.3.40、「FUJIFILM X-E1」がVer.2.40となる。「FUJIFILM X-E2」に追加されるのは、深みのある色合いと豊かな陰影の写真表現が可能な「クラシッククローム」モードと、インターバルタイマー機能、スマートフォンなどからリモート撮影が行えるワイヤレス通信機能など。「FUJIFILM X-Pro1」と「FUJIFILM X-E1」には、オートフォーカス時にフォーカスリングを使ってフォーカスの微調整が行える機能などを追加している。
2014年11月20日富士フイルムは20日より「~旅で出会う美しい景色~Wボーナスキャンペーン」を実施すると発表した。2014年11月20日から2015年1月15日の期間中、同社のデジタルカメラおよび交換レンズを購入した人が対象。応募者には最大20,000円のキャッシュバックを行う。応募締め切りは2015年1月30日だ。キャッシュバックされる金額は製品によって異なる。対象のデジタルカメラは「X-T1」「X-E2」「X-Pro1」。それぞれボディのみと、「X-T1 18-135mmレンズキット」「X-T1 18-55mmレンズキット」「X-T1 グラファイトシルバーエディション」「X-E2 18-55mmレンズキット」「X-Pro1 35mmレンズキット」も対象となる。対象の交換レンズは、「XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR」「XF14mmF2.8 R」「XF23mmF1.4 R」「XF56mmF1.2 R」「XF10-24mmF4 R OIS」「XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR」「XF18mmF2 R」「XF27mmF2.8」「XF35mmF1.4 R」「XF60mmF2.4 R Macro」「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」。応募者全員にキャッシュバックを行うほか、抽選で100名に30,000円分のJTB旅行券をプレゼントする。購入対象期間・製品、応募締め切りなどはキャッシュバックキャンペーンと同様だ。旅行券プレゼントキャンペーンに応募する場合は「My FUJIFILM」への会員登録が必要。応募方法などの詳細は、富士フイルムのWebサイトを参照のこと。
2014年11月10日富士フイルムは11月5日、デジタルカメラ「FUJIFILM X」シリーズ向けの純正オプションとして、アルミ削り出し加工のサムレストを発売した。X-Pro1用、X-E2用、X100T用、X30用、いずれも希望小売価格は11,500円。アルミ素材を一点一点削り出したこだわりのサムレスト。ホットシューに取り付けて使用する。X-E2用、X100T用、X30用には、ボディカラーに合わせて、ブラックとシルバーのサムレストを用意している。
2014年11月06日富士フイルムはプレミアムコンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100T」の発売を記念して、購入者に限定ハンドメイドのレザーストラップとレンズキャップホルダーをプレゼントするキャンペーンを開始した。実施期間は2015年1月3日まで。製品購入後にWeb経由で応募手続きを行う。プレゼント賞品のストラップとキャップホルダーは、東京・目黒の「monogram」がデザインを監修し、職人の手によって一点一点ハンドメイドされたもの。革はともに、天然タンニン染めのカーフレザーを使用している。FUJIFILM X100Tは、OVF(光学ファインダー)とEVF(電子ビューファインダー)を切り替えて使用できるほか、世界初の電子式レンジファインダーを機能を搭載した製品。APS-Cサイズで有効画素数1,630万画素のX-Trans CMOS II センサー、EXRプロセッサーII、23mm単焦点で絞り開放値F2のフジノンレンズといった基幹構成は前モデルのX100Sから継承している。詳細は関連リンクを参照。
2014年11月04日富士フイルムは11月4日、脳疾患や心臓疾患、腫瘍などの各種疾病の機能診断に役立つPET(陽電子放射断層撮影)検査用の放射性医薬品市場に参入すると発表した。今後、約60億円を投資し、大阪府茨木市と神奈川県川崎市に研究開発拠点を新設する計画だという。PET検査は従来の核医学検査と比べて高い感度と空間分解能を有しており、より診断に適した機能画像を得ることができる。そのため、同検査によってアミロイドβというタンパク質を検出する手法を用いることによってアルツハイマー型認知症の診断精度の向上が期待できる。同社はこれまで、放射性医薬品分野では、子会社である富士フイルムRIファーマを通じてSPECT検査領域で事業を展開してきたが、今後、アミロイドβ検出用薬剤の研究開発に取り組み、PET検査領域にも事業拡大を図っていく。富士フイルムRIファーマはすでに、PET検査において脳内アミロイドβプラークを可視化できる「florbetapir」という医薬品の共同開発契約を、米イーライリリー・アンド・カンパニーと締結しており、国内承認の取得を目指している。また、富士フイルムグループでは、アルツハイマー型認知症の治療薬「T-817MA」の開発も行っており、動物実験において治療効果を示すことを確認している。治療薬『T-817MA』と診断薬『florbetapir』の開発が進むことで、アルツハイマー型認知症の予防法や治療法の確立につながることが期待される。
2014年11月04日富士フイルムは10月27日、子会社でバイオ医薬品受託製造会社(CMO)であるFUJIFILM Diosynth Biotechnologies USA(FDBU)を通じて、バイオ医薬品CMOでワクチン製造に強みを持つKalon Biotherapeutics(Kalon)を買収し、ワクチンCMO市場に参入すると発表した。FDBUは10月22日、Kalonの持分所有者であるテキサス州およびテキサスA&M大学と、Kalonの持分譲渡に関する契約を締結した。今後、数か月以内に決済手続きを行い、Kalonの全持分の49%を取得する。また、Kalonの取締役の過半数を富士フイルムグループから任命する。今後、FDBUは同契約に規定されたマイルストーンに沿って持分比率を100%まで引き上げていくとしている。Kalonは、テキサスA&M大学によって設立された、高度な技術と最先端の設備を持つバイオ医薬品CMO会社で、米国保健福祉省傘下の米国生物医学先端研究開発局(BARDA)から、バイオテロや新型インフルエンザのパンデミックなどの非常時に公共の健康を守るための医療手段を開発・製造する重要拠点「Center For Innovation In Advanced Development and Manufacturing(CIADM)」の1つとして指定されている。また、テキサス州はテキサス新興技術基金(Texas Emerging Technology Fund)を通して、本拠点の建設・運営を援助している。技術面において、Kalonはワクチンを動物細胞培養法で製造することに強みを持っている。ワクチン製造に必要なウイルスを製造工程内にとどめる、世界トップレベルの高度な封じ込め技術を保有しており、新型インフルエンザウイルスやエボラウイルス、炭疽菌などに対するワクチンを安全かつ安定的に製造することができる。さらに、ウイルスの高度な封じ込めが可能な、小型で可動式のモバイルクリーンルームを完備している。このモバイルクリーンルームを同社のワクチン製造施設である「National Center for Therapeutics Manufacturing」に、最大20基まで設置することが可能という。この設備では、多品種のワクチンを同時並行で製造することができる。さらに、増設が容易なため、顧客からの増産要請にも柔軟に対応できる。なお、同クリーンルームは、動物細胞培養法によるワクチンはもちろんのこと、抗体医薬品を含むあらゆる種類のバイオ医薬品の製造も可能で、今後高まるバイオ医薬品の多品種少量生産ニーズに応えることができるという。今後、富士フイルムは、テキサス州行政庁およびテキサスA&M大学のサポートも得ながら、ワクチン分野への取り組みを強化していくとコメントしている。
2014年10月28日富士フイルムは23日、インスタントカメラ「チェキ」シリーズの新モデルとして「instax mini ハローキティ」「instax mini 8 ラズベリー ミラー付き」「instax mini 90 ネオクラシック ブラウン」発表した。いずれも発売は11月21日。○instax mini ハローキティ「チェキ」は撮ったその場でプリントを出力するインスタントカメラ。「instax mini ハローキティ」は、今年で40周年を迎えるサンリオのキャラクター「ハローキティ」とコラボしたモデルだ。ハローキティの顔型をしたカメラ本体のほか、ショルダーストラップなど限定アイテムが付属している。サイズはW169×D69×H145mm、重量は395g。チェキ用絵柄フィルム1パック(10枚)。ショルダーストラップ、本体カスタマイズ用のシール、接写レンズが付属する。価格はオープンで、推定市場価格は税別10,000円前後だ。○「instax mini 8 ラズベリー ミラー付き」「instax mini 8 ラズベリー ミラー付き」は、消費者アンケートで人気の高かったカラーである濃いピンクを本体カラーに採用したモデル。1万台限定で発売する。レンズ横には"自分撮り"を行う際に、撮影範囲を確認できるミラーを装備。明るくソフトな雰囲気の写真を撮影できる「ハイキーモード」を搭載する。サイズはW116×D118×H68mm、重量は307g(電池、ストラップ、接写レンズ、フィルム別)。価格はオープンで、推定市場価格は税別8,400円だ。○「instax mini 90 ネオクラシック ブラウン」「instax mini 90 ネオクラシック ブラウン」は、instax miniシリーズの最上位機種である「instax mini 90 ネオクラシック」の新色モデル。チェキのメインターゲットである女性のみならず、男性もターゲットに据えたカラーで、クラシックカメラのようなデザインになっている。フラッシュやシャッタースピードの自動調整だけでなく、二重露光モード、バルブモードなどの撮影モードも用意。サイズはW113×D92×H57mm、重量は313g(電池含む)。価格はオープンで、推定市場価格は税別19,000円前後だ。(c)1976, 2014 SANRIO CO., LTD.
2014年10月23日富士フイルムは23日、インスタントカメラ「instax」シリーズの新モデルとして"チェキWIDE"「instax WIDE(インスタックス ワイド) 300」を発表した。"チェキ"「instax mini」の2倍の大きさのプリントを出力する。発売は11月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税別13,000円前後だ。「チェキ」は撮ったその場でプリントを出力するインスタントカメラ。「instax mini」は横幅54mm、「instax WIDE 300」はその2倍となる横幅108mmの専用フィルム(別売)を使用する。プリントサイズが2倍になったことにより、大人数での撮影時により便利になったとしている。ファインダーを覗きながら、レンズ周辺のダイヤルを操作して通常撮影モードと遠景撮影モードを切り替えられるよう、操作性にも考慮した設計となっている。「高精度オートフラッシュ」機能、「フラッシュ強制発光モード」機能を搭載。使用するフィルムは、フィルムサイズ86×108mm。画面サイズが62×99mm、レンズが2群2枚構成の沈胴式フジノンレンズ(焦点距離95mm)、シャッター速度が1/200秒から1/64秒。ファインダーは倍率0.37倍の実像式ファインダー(ターゲットマーク付き)で、内蔵フラッシュの対応撮影距離は0.9~3m、電池は単3形アルカリ電池(LR)×2本。サイズはW168×D95×H121mm、重量は612g(電池、ストラップ、フィルム、接写レンズ別)。撮影距離40cmから50cmの接写レンズが付属する。
2014年10月23日富士フイルムは10月20日、エボラ出血熱患者への投与拡大に備え、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠200mg」(一般名:ファビピラビル)をエボラ出血熱対策として海外での使用を目的とした追加生産を決定したと発表した。「アビガン錠」は、同社グループの富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬で、エボラウイルスに対して抗ウイルス効果を有するというマウス実験の結果が公表されている。これまで、緊急搬送先の政府機関および医療機関の要請を受け、フランス人女性看護師、ドイツのフランクフルト大学病院に搬送されたウガンダ人のエボラ出血熱患者に投与されている。フランス政府とギニア政府が11月中旬より開始予定のギニアでエボラ出血熱に対する「アビガン錠」の臨床試験に対し、同社は「アビガン錠」と薬剤情報提供の要請を受け、フランス、ギニア、日本の関連当局と連携し協力するという。同社は現時点で、2万人分の錠剤を有し、原薬としてさらに30万人分程度の在庫を保有しているが、今後、さらなる臨床使用が進む場合に備え、エボラ出血熱向けとしての「アビガン錠」の生産を11月中旬より行う。
2014年10月21日富士フイルムは10月20日、エボラ出血熱患者への投与拡大に備え、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠200mg(一般名:ファビピラビル)」をエボラ出血熱対策として海外での使用を目的に追加で生産することを決定したと発表した。同薬品は同社グループの富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬で、エボラウイルスに対して抗ウイルス効果を有するとのマウス実験の結果が公表されており、これまでに、西アフリカから欧州に緊急搬送されたエボラ出血熱患者複数人に対し、緊急対応として投与が行われていた。これらは、緊急搬送先の政府機関および医療機関から「アビガン錠」提供の要請があり、日本政府と協議の上、対応を行ったものだが、11月中旬よりフランス政府とギニア政府が、ギニアでエボラ出血熱に対する「アビガン錠」の臨床試験を始める予定で、同社では、フランス、ギニア、日本の関連当局と連携し協力していくとしており、同臨床試験で「アビガン錠」のエボラ出血熱に対する効果ならびに安全性が認められた場合、より大規模な臨床使用のための薬剤の提供要請が見込まれることから、さらなる生産拡大を決定したとする。なお、日本政府は、感染が広がるエボラ出血熱に対して、日本の企業が開発した治療に効果の見込める薬を提供する準備があることを表明しており、同社では日本政府と協議しながら、感染者のいる各国からの要請に応えていくとしている。
2014年10月20日富士フイルムは9月26日、同社グループ会社の富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠200mg(一般名:ファビピラビル」)」が、エボラ出血熱に罹患した患者の治療のため、フランスの病院で投与されたと発表した。今回、フランスの政府機関より同社に、エボラ出血熱ウイルスに感染したフランス人女性看護師の治療用として、「アビガン錠」の提供依頼があり、日本政府と協議の上、緊急対応としてこれに応えたとのこと。投与された女性は、リベリアで医療活動に従事している中、エボラ出血熱に感染したことが判明し、治療のためフランスへ移送され、9月19日に「アビガン錠」による治療を開始。9月25日の時点で引き続き服用中だという。同社は「引き続き、関係国際機関やウイルス感染症専門医などと連携し『アビガン錠』をエボラ出血熱患者の治療に活用する可能性について検討していく」とコメントしている。
2014年09月26日富士フイルムは9月10日、ミラーレスカメラ「Xシリーズ」の交換レンズとして、APDフィルターを採用した「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R APD」を発表した。発売は12月で、価格はオープン。推定市場価格は税別165,000円前後。「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R APD」は、APS-Cサイズのセンサーを採用するXシリーズに取り付けると、85mm相当(35mm判換算)の焦点距離となる、ポートレート撮影に最適な大口径単焦点レンズ。開放F値がF1.2と明るく、レンズ中心部からなだらかに透過光量を変化させるAPD(アポダイゼーション)フィルターの搭載により、輪郭が柔らかな美しいボケ味を提供する。レンズ全面には多層コーティング処理「HT-EBC(High Transmittance Electron Beam Coating)」を施し、ゴーストやフレアを抑制する。レンズボディの外装と、フォーカスリング、絞りリングを金属製とすることで、高品位な外観を演出。各リングには適度なトルク感があり、マニュアルフォーカス時でも繊細な操作が可能だ。主な仕様は、焦点距離が56mm(35mm判換算:85mm相当)、最小絞りがF16。レンズ構成は8群11枚(非球面レンズ1枚、異常分散レンズ2枚)。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、ステップ段差が1/3ステップで全19段。画角は28.5度。撮影距離範囲は標準で0.7m~、マクロ時で0.7m~3m。最大撮影倍率が0.09倍。フィルターサイズは62mm。本体サイズは最大径が73.2mm、長さが69.7mm、重量は約405g。なお。APDフィルターを搭載していない既存のレンズ「XF56mmF1.2 R」も引き続き併売される。
2014年09月10日富士フイルムは8月26日、コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X30」を発表した。発売は9月20日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は65,000円前後(税別)。レンズ一体型のプレミアムコンパクトカメラ「FUJIFILM X」シリーズの新モデル。コンパクトカメラとしては大きな2/3型の光学ローパスフィルターレス「X-Trans CMOS II」センサーを撮像素子に採用する。新開発の有機EL式「リアルタイム・ビューファインダー」を電子ビューファインダー(EVF)に採用したのが大きな特徴。EVFの課題とされていた表示タイムラグが0.005秒まで短縮されており、快適な撮影が楽しめるようになっている。また、新設計のファインダー専用レンズを採用することで、ズーム搭載のコンパクト機としては最大となる表示倍率0.65倍が実現された。AFは、撮像素子上に位相差センサーを配置する像面位相差AFを採用。高速画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」との組み合わせにより、レンズ一体型デジカメでありながら最速で0.06秒と高速なAFを実現する。また、レンズは広角側でF2.0と高い開放値のフジノンレンズを採用。X-Trans CMOS IIセンサーとの組み合わせで高い解像力を発揮する。さらに、レンズ鏡筒には自由度の高い撮影を可能にするマニュアルズームリングやコントロールリングを備えるほか、Wi-Fi(無線LAN)接続機能などを搭載。コントロールリングや背面にある6つのファンクションボタンには、任意の設定を割り当てられる。Wi-Fi接続機能は、撮影した画像をスマートフォンやタブレット端末などのWi-Fi対応機器に転送できる「スマートフォン送信」機能に対応。主な仕様は、撮像素子が有効画素数1,200万画素・2/3型X-Trans CMOS II センサーで、レンズが焦点距離28~112mm(35mmフィルム換算時)の光学4倍ズーム、開放F値がF2.0(広角端)~F2.8(望遠端)、対応感度が常用でISO100~ISO12800となっている。背面のモニターは約92万ドット・3型の液晶方式、EVFは約236万ドット・0.39型の有機EL方式だ。記録メディアは内蔵メモリ(約55MB)のほかSD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)が利用可能で、記録形式は静止画がJPEGおよびRAW、動画の記録形式がMOV(H.264)、動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)/60p。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影枚数は約470枚。本体サイズはW118.7×D60.3×H71.6mm、重量は本体のみで約383g、バッテリーとSDカードを装着した状態で約423gとなっている。
2014年08月26日(画像はプレスリリースより)ナノ化技術を用いた高浸透でハリ・コシ・ボリュームに寄与富士フイルム株式会社は、エイジングケアを目的とした「ASTALIFT(アスタリフト)」ブランドから、独自のナノ化技術により頭皮や髪内部への高浸透を実現した有用成分を配合し、健やかな髪に整える 「ASTALIFTSCALPFOCUS(アスタリフトスカルプフォーカス)」を、平成26年9月24日より発売する。「アスタリフトスカルプ フォーカス」は、頭皮用美容液であるスカルプエッセンス、シャンプー、コンディショナーの全3品目、3品種をラインアップとして展開する。販売名:AL スカルプエッセンス(頭皮用美容液) ノンアルコール150ml 5,700円+税75ml 3,200円+税(ハーフサイズ)販売名:AL スカルプシャンプー ノンシリコン360ml 2,000円+税300ml 1,600円+税(詰め替え用)販売名:AL スカルプコンディショナー ノンシリコン360ml 2,000円+税300ml 1,600円+税(詰め替え用)(プレスリリースより引用)同社独自の「ナノシェル技術」で、頭皮環境を整える膜(シェル)を用いてナノサイズで安定配合するナノ化技術「ナノシェル技術」により、頭皮環境を整える有用成分「グリチルレチン酸」を世界最小クラス80ナノメートルサイズで高濃度分散し毛穴への浸透性を高めた「ナノグリチルレチン酸」を配合。高濃度エタノールを一切使用せず「アスタキサンチン」と「コラーゲン」も全ラインアップに配合した。紫外線などの酸化ダメージや乾燥から頭皮や毛髪を守る。頭皮へ直接塗布し、洗い流さないタイプの頭皮用美容液であるエッセンスには、「ナノグリチルレチン酸」をシリーズ中、最も高濃度に配合し、センブリエキスやホップエキスなど、頭皮環境を整え、サポートする成分を贅沢に配合、健やかな頭皮へと導く。シャンプーとコンディショナーには、もともと髪に存在するセラミドであり、加齢とともに減少するヒト型ヘアセラミドを世界最小クラス20ナノメートルサイズで高濃度分散し、髪内部にしっかりと補い、髪にハリやコシを与え、ボリュームのある髪に仕上げる。心身をリラックスさせる、ダマスクローズの香りをベースに、ハーバルフローラルの上品な香りで、「アスタリフト」の、新たなヘアケアシリーズのラインアップに加えることで、女性の美しさを総合的にサポートするトータルエイジングケアブランドとして、より多くの女性のニーズに応えていく。【参考】・富士フイルム株式会社プレスリリース
2014年07月03日富士フイルムは5月12日、高い抗酸化力を有することで知られる成分「アスタキサンチン」と「亜鉛」を同時に摂取すると、睡眠を司る視床下部の変動遺伝子数が増加することをマウスを用いた研究にて発見したと発表した。同成果は同社ならびに神奈川科学技術アカデミー、東京大学の阿部啓子 教授らによるもの。詳細は年7月3日から開催される「第39回 日本睡眠学会定期学術集会」にて発表される予定。これまで同社は研究により、抗酸化作用をはじめ、眼精疲労の回復や、肌の保湿力の向上に関わる作用があるとされる「アスタキサンチン」と、活性酸素除去酵素などの構成成分である「亜鉛」を同時に摂取することで、高い睡眠改善効果が得られることを報告していたが、そのメカニズムについては不明のままであった。そこで今回の研究では、このメカニズムの解明に挑んだという。具体的には、生後8週齢のマウスを10日間の予備飼育後、「マウスの体重1kgあたりアスタキサンチン49.5mg+亜鉛82.5mg投与群」と「対照群(水投与)」に分け、投与前と経口投与2時間後に視床下部を含む脳各部位を回収、視床下部からRNAを抽出し、DNAマイクロアレイを用いて、変動遺伝子の解析を行ったという。その結果、アスタキサンチンと亜鉛を摂取させると、摂取2時間後に視床下部で変動した遺伝子は1,256あること、ならびに対照群では変動遺伝子数は37にとどまることが確認されたことから、研究グループでは、アスタキサンチンと亜鉛摂取により、視床下部の遺伝子の働きが大きく変化している可能性が示唆されたとし、アスタキサンチンと亜鉛が睡眠中枢や覚醒中枢に作用している可能性が示されたとする。なお同社では、今後もアスタキサンチンと亜鉛による睡眠改善メカニズムの解明を行っていくとするほか、各成分の健康増進機能の解明と新たな応用を進めていく予定としている。
2014年05月14日富士フイルムは4月7日、静岡県立静岡がんセンターと共同で開発した人工知能の技術を用いて、画像診断をサポートする類似症例検索システム「SYNAPSE Case Match」に、新たに肝臓がんの画像検索機能を加えたと発表した。同製品は、過去の症例データベースから、病変の画像の特徴が類似した症例を瞬時に検索し、似ている順に表示するシステムである。医師は、表示された画像やその診断結果を参考にして、CT画像の診断を行うことができる。富士フイルムは、2012年10月より肺がんを対象に同製品を展開してきたが、対象疾患を拡大して欲しいとの要望が多かった。そこで今回、類似症例検索の対象に肝臓がんを新たに追加した。肝臓がんは、がんの中でも罹患数、死亡数が多い疾患の1つで、肝臓がんの疑いがある患者には、造影剤を使用するCT検査が行われる。肝臓がんは早期発見が重要なため、画像診断医には、CT画像における腫瘤の濃染のパターンや形状などから、肝臓腫瘤を正確かつ迅速に診断することが求められる。今回の「SYNAPSE Case Match(Ver.2.4)」は、静岡がんセンターで蓄積された約1000の肺がんの症例データベースに加え、約300例の確定診断のついた肝臓腫瘤の症例データベースが搭載されている。さらに、導入施設ごとに自院の症例を追加登録して症例データをより充実させることができる。独自の画像解析技術を組み込んだ画像検索機能は、肝臓腫瘤の病変部の複雑かつ多様な画像を、濃染のパターンや形状などの特徴で分類して数値化し、医師が診断の際に留意する観点に基づいて画像の類似性を定量化している。また、画像診断医や臨床医が自院で診断した症例を登録し教育目的に使用できる「ティーチングファイル機能」の他、「電子医学書」などを標準搭載。充実した機能で幅広く医師をサポートする。加えて、同社の放射線読影レポーティングシステムと組み合わせて使うことで症例の管理、実症例を用いた学習への活用を効率的かつ効果的に行える機能を備えている。なお、同製品は、富士フイルムメディカルを通じて5月下旬より発売する。
2014年04月07日富士フイルムは1月23日、高級コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100S」の限定モデルとして「FUJIFILM X100S ブラック リミテッドエディション」を発表した。発売は2月22日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は140,000円前後。日本国内向けに1,000セット限定で販売される。関連記事富士フイルム、ローパスフィルターレスの高級コンデジ「FUJIFILM X100S」(2013年1月8日)【レビュー】解像力と繊細さが織りなす、進化した高画質 - 富士フイルム「X100S」試用レポート2013年1月に発表されたFUJIFILM X100Sのカラーバリエーションモデル(従来モデルはシルバー)。ブラックモデルの本体に、専用のオリジナルアクセサリがセットになっている。専用アクセサリはレンズフード、アダプターリング、オリジナルのサムレスト・レリーズボタンが付属。サムレスト・レリーズボタンはブラックモデル専用にデザインされた金属製となっており、サムレストには「X100S BLACK LIMITED EDITION」の刻印が入っている。本体仕様はシルバーモデルと同じで、カラーフィルターが不規則に配列されている「X-Trans CMOS IIセンサー」を撮像素子に採用するモデル。センサーのサイズはAPS-Cで、フジノン23mm F2レンズの高い光学性能と相まって、高い描写力を誇る。センサーの有効画素数は1,630万画素。
2014年01月23日*画像はニュースリリースより「低分子ピュアコラーゲン」+「9種のエナジー成分」で「キレイ」と「元気」をWサポート富士フイルムは、働く女性の「キレイ」と「元気」をサポートするビューティー&エナジードリンク「ビューティーファイター」のブランド認知を広げることを目的として、都内ホテルとコラボしたオリジナルカクテルプロモーションを展開する。「ビューティーファイター」は、「低分子ピュアコラーゲン」+「9種のエナジー成分」を配合し、ノンシュガー、1本(50mL)18kcalの清涼飲料水。写真フィルム用のコラーゲンを精製するために開発された不純なものを取り除く技術を応用した、濁りが無く質の高い「低分子ピュアコラーゲン」を3000mg配合。そのため、コラーゲン特有の雑味や臭いが抑えられ、飲み易いドリンクになり、さらに、低分子化したことで、体内でコラーゲンが効率的に吸収されるという。また、ビタミンB群、アルギニン、シトルリン、オルニチンなど9種のエナジー成分を配合し「元気を」サポートする。ブランドコンセプトへの共感と、飲みやすさを実現した商品特長への理解を促進「ビューティーファイターカクテル」プロモーションでは、都内ホテルとコラボし、「ビューティーファイター」を使ったオリジナルカクテルのレシピを開発し、ホテル内のレストラン・バーにて提供。ブランドコンセプトへの共感を図り、加えて、コラーゲン特有の雑味や臭いを抑え、飲みやすさを実現した商品特長への理解を促進するという。スケジュールは、2月1日より、「ロイヤルパークホテル ザ 汐留」、「ザ・ゲートホテル雷門」にて、ホテルオリジナルの「ビューティーファイターカクテル」の販売を開始。2月3日に「ザ・ゲートホテル雷門」で行われる「RIJ(国際難民支援会)」のチャリティイベントで、「ビューティーファイターカクテル」を提供する。なお、平成25年11月1日(金)より「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」内のレストランおよびラウンジにて、「ビューティーファイターカクテル」の販売を実施中。【参考リンク】▼富士フイルムニュースリリース(News2u.net)▼富士フイルム「ビューティーファイター」公式サイト
2014年01月22日(画像はニュースリリースより)「作る」パワーに注目して開発されたサプリメント富士フイルム株式会社は「新グルコサミン&コラーゲン」を2013年11月20日にリニューアルして発売する。必須アミノ酸などを十分に含む「らくらくサポート酵母」や「天然型グルコサミン」、そして2種類のコラーゲンによる「ダブルリッチコラーゲン」が調合されたリニューアル商品だ。軟骨成分をカバーすることと、「作る」パワーに注目して開発されたサプリメントである。パッケージは、カニや魚のイラストと、太いロゴ文字が健康を大事にする消費者に興味をもたせる、明るいデザインとなっている。健康を守るサプリメントの成分「ダブルリッチコラーゲン」は、軟骨に豊富に含まれる「II型コラーゲン」と「低分子マリンコラーゲン」が調合されている。また一般のグルコサミンと比べて、体の中で活用される割合が約3倍のアミノ糖「天然型グルコサミン」(N-アセチルグルコサミン)や、食べることで、より栄養を取り入れることができる「必須アミノ酸」などを豊富に含む「らくらくサポート酵母」が配合されている。さらに寒天が由来の「アガロオリゴ糖」もミックスされている。水なしでも体内に取り入れることができるチュアブルタイプで、甘いミルクの味わいだから、簡単に継続しやすいサプリメントだ。【参考リンク】▼富士フイルム株式会社(ニュースリリース)
2013年11月04日*画像はニュースリリースより(「アクネシューターの構造図/イメージ図」)独自の技術により油溶性抗炎症成分を安定的にナノ化富士フイルムは7月9日、ニキビ・肌荒れに有効な油溶性の抗炎症成分「グリチルレチン酸ステアリル」を、独自のナノマージ技術によって複数の保湿成分と組み合わせ、80ナノメートルサイズまで安定的にナノ化し、ニキビができる「毛穴」へ集中的に浸透する新成分「アクネシューター」を開発したことを発表した。また、「アクネシューター」を塗布することで、肌の水分量が増加し、肌内部の保水機能が改善することを確認。今後、この新成分「アクネシューター」を用いて、ニキビケアに有効なスキンケア化粧品を開発していくという。「保湿成分」と「抗炎症成分」を毛穴へ集中して届ける新成分「アクネシューター」は、結晶性が高く、そのままの状態では、効果的に肌へ浸透させることができなかった、親油性の高い油溶性抗炎症成分「グリチルレチン酸ステアリル」を、同社独自のナノマージ技術により80ナノメートルサイズまで安定的にナノ化することで、化粧品に効果的に配合できる成分として開発に成功したもの。これにより、乾燥を改善する「保湿成分」と炎症を改善する「抗炎症成分」の両方を同時にニキビができる「毛穴」へ集中して届けることが、可能になったという。また、「アクネシューター」が肌内部に浸透することで、角層のバリア機能と潤いにおいて重要なタンパク質であるフィラグリンタンパクの産生量が最大約7倍まで増加。この結果より、「アクネシューター」に肌内部での保水機能の改善効果があることを確認したとしている。【参考リンク】▼富士フイルムニュースリリース元の記事を読む
2013年07月11日働く女性の「キレイ」と「元気」を1本でサポート富士フイルムは、「コラーゲン」と「エナジー成分」で働く女性の「キレイ」と「元気」をサポートする新発想のビューティー&エナジードリンク「Beauty Fighter (ビューティーファイター)」を、4月3日より全国の主要コンビニエンスストアにて発売する。*画像はニュースリリースよりモデルの絵美里さんを起用しプロモーション展開「ビューティーファイター」は、体内で効率的に吸収される純度が高い「低分子ピュアコラーゲン」と、ビタミンB群、アルギニン、オルニチン、トウガラシエキスなどの「9種のエナジー成分」を配合し、働く女性の「キレイ」と「元気」を1本でサポートするという「ビューティー&エナジードリンク」。ノンシュガー・18kcalと、カロリーが気にならず、おいしいミックスフルーツ味のドリンクで、パッケージは、働く女性をイメージしたシルエットに、ピンク、ゴールド、黒を基調としたファッション性の高いデザイン。商品のイメージキャラクターには、働く女性から高い支持を得ているモデルの絵美里さんを起用し、TVCMを中心としたプロモーションを展開するとしている。元の記事を読む
2013年03月07日女優の松たか子をイメージキャラクターに起用富士フイルム株式会社は、3月1日より新しい美白スキンケアブランドとして「ASTALIFT WHITE」(アスタリフトホワイト)シリーズをデビューさせた。シミや肌のくすみなど、肌悩みをもつ幅広い年齢層の女性をターゲットに、理想の美白肌を生み出すアイテムを提案していく。同ブランドは“美白に希望を。”をキャッチコピーに、各所でプロモーションを展開していくとのこと。イメージキャラクターには女優の松たか子を起用している。女優としての表現力や透明感、知的で落ち着いたイメージがあり、「機能性美白化粧品」をPRするにふさわしいことなどから、同ブランドに最適と判断したそうだ。化粧水、美容液、クリームをラインアップ「アスタリフトホワイト」シリーズでは、アジア酸、マデカッソ酸、アジアチコシドの3成分を配合した有用成分のAMAを、富士フイルム独自のナノユニット技術によって世界最小化クラスまでナノ化。浸透性を高めた「ナノAMA」として、全ラインアップに配合している。AMAは高い美容パワーがあることで知られていたものの、水にも油にも溶けにくいことから、これまで化粧品には有効に配合できなかった。それがこの独自技術で活用できるものとなり、美白有効成分のビタミンC誘導体やアルブチンと組み合わせることで、最大限のパワーを発揮して、メラニンの生成を防ぎ、明るく透明感にあふれた肌へと導いてくれるという。アイテムでは、さらにアスタキサンチンと3種のコラーゲンも配合し、高機能な美白化粧品として、美白化粧水、美白美容液、美白クリームの3品目を展開していくそうだ。4月上旬からは松たか子を起用したテレビCMもオンエアされるとのこと。他に写真家の篠山紀信氏が撮影した、彼女のポスター広告等がお目見えする予定となっている。注目の新機能性美白化粧品として、チェックしておきたい。元の記事を読む
2013年03月02日ダイエットサプリ“メタバリア”リシリーズを強化富士フイルムは、健康的ですっきりとした体型を維持したい人をサポートするダイエットサプリメント「メタバリアプレミアム」と「メタファイア」の2種類を、10月24日より、富士フイルム ヘルスケア ラボラトリーの通信販売などを通じて発売する。*画像はニュースリリースより糖質や脂質の吸収をブロックし、すっきりとした体型に「メタバリアプレミアム」は、糖質や脂質の吸収をブロックし、すっきりとした体型をサポートするダイエットサプリメント。「メタバリアNEO」のダイエット成分をさらに強化。糖質ブロック効果の高いサラシアに加え、脂質ブロック効果の高い海藻ポリフェノール、燃やす力をサポートする成分など、 8種類のダイエットサポート成分をバランスよく配合。「メタファイア」は、適度な運動をしながら健康的にダイエットをしたい人におすすめのサプリメント。 4種類の成分をバランスよく配合、年齢とともに不足しがちな、燃やす力をサポートするという。元の記事を読む
2012年10月23日肌にあたる光の肌内部での状態を可視化・定量評価富士フイルムは6月19日、女性の肌の悩みである、透明感がなくくすんだ印象の「にごり」について、光学的な解析手法により、「にごり」や透明感という肌の見え方と、肌内部での光の状態との関係性を解明したことを発表した。*画像はニュースリリースより表皮層内の細胞の乱れが、肌の「にごり」に関与肌の「にごり」は、これまで肌表面の凹凸が主な要因と考えられてたが、光学的に解析の結果、明るく透明感のある「にごりのない肌」が、「にごりのある肌」に比べて、光が当たった時に、肌内部から戻ってくる光量が多く、かつ肌全体から均一に光が戻ってくることが分かった。また、「にごりのない肌」は、多くの光が表皮層を通り抜けて、より深い真皮層から光が戻ってきていることを見いだし、「にごりのある肌」では、表皮層で光の散乱が多く起こるため、真皮層から戻ってくる光量が少ないと考えられるという。富士フイルムでは、この結果から、表皮層内の細胞の配列や形状の乱れが、肌内部から光が戻ってくる量に関わりがあると推定。今後、このメカニズムの解明を進めるとともに、解析手法や解析結果をスキンケア化粧品の開発に生かしていくとしている。元の記事を読む
2012年06月21日