女性が結婚を考える時、将来子供ができた事を想定して、できれば専業主婦になりたいなと考える人も多いようです。 確かに、少し昔の日本であれば、結婚したら女性は家庭に入り、男性が外で働くというのが理想でした。しかし、最近では働くママも増えていて専業主婦になることで逆に色々なデメリットが出てきてしまうというのです。専業主婦を目指して高収入の男性をゲットしたいと婚活に取り組んでいる女性は、今一度未来について考えるべきかもしれません。専業主婦になれたら幸せでしょうか?結婚後に働かないと陥る落とし穴とは何でしょうか?見ていきましょう。1. 専業主婦になっても幸せにはなれない専業主婦になった女性300人に行ったアンケート調査では、「専業主婦になって良かった」と回答した人はわずか10%程度に留まる結果となりました。加えて、結婚後の幸せ度を調べる調査でも、専業主婦をしている女性よりも、外に働きに出ている女性のほうが幸せ度が高くなっているのです。30代女性の中には、「もう働きたくな」「子供を作る準備をしたいから」という理由で専業主婦になる事を結婚前から希望している方も多いようですが、実際に結婚して専業主婦になった女性の多くは幸せではないと答えているのです。その理由は一体どんな所にあるのでしょうか?2. 専業主婦になると出てくるデメリット (1) 世間から取り残されている気がする今の時代、専業主婦をしている女性の方が少なく、共働き世帯は専業主婦世帯の2倍以存在します。景気回復などと言われてはいるものの、実際お給料がそれほど良くなっているわけではく、共働きせざるを得ないというのが実情でしょう。専業主婦をしていると、家事をして子供の世話をして夫の帰りを待ってという1日になります。話し相手が子供と旦那さんだけになり、自分だけ世間から取り残されたような気持ちになる事があるといいます。 (2) 共働きの女性に「働かなくていいね」と言われる共働きをしている女性の中には、旦那さんのお給料だけでは食べていけないから働いている場合もある為、専業主婦の女性に対し妬み嫉みを抱えていることがあります。「○○さん家は、旦那さんが高給取りだから家にいられるんでしょ?」とか「楽できていいね」なんて言葉を投げかけられ傷ついてしまう人もいます。専業主婦をしている女性の中には、旦那さんが「女性には外で働いて欲しくない」という考えの為、家にいるという場合もあり、精神的に追い詰められてしまうことも。 (3) 外に出るきっかけが出来ない外に働きに出ている女性は、仕事関係の人との接点があり、仕事の残業や会社の飲み会などの理由で、「今日は一人でコーヒーを一杯飲んで帰ろうかな」「独身の友達と飲みに行こうかな」と少しのウソで自分の時間を作ることができるのです。でも、専業主婦の毎日の行動範囲が自宅から最寄り駅圏内などと狭いため外に出る理由を作りづらく、お出かけする場合でも旦那さんに報告して許可を得らなければなりません。旦那さんに後ろめたい気持ちで時間を作ることしか出来ないのは専業主婦のデメリットと言えるでしょう。 (4) 家事を完璧にこなさなければならないプレッシャー専業主婦は外に働きに出ていないため、「私はお金を稼いでいないのだから」と引け目を感じ、家事を完璧にこなさなければいけないと自分にプレッシャーをかけてしまう人も多くいます。中には完璧にこなせない自分を責めてうつ状態になってしまう事も。旦那からも「俺は外で働いて疲れているんだから」「家事はおまえの仕事だろ」と家事のお手伝いを拒否され、具合が悪い日も家のことは自分がしなければならなくなってしまいます。「具合が悪いから寝ていたい」と思っても、専業主婦のプレッシャーから言えなくなってしまう主婦も多いようです。 (5) お金を使うと文句を言われる旦那さんの稼いだ給料で生活しているわけですので、基本的に無駄遣いは厳禁。中には、レシピ本を1冊買うのも旦那の許可がないと買えないという主婦の方もいるようです。子供の学費などが沢山かかる月などは、生活費が苦しくなって節約でやりくりしても、旦那からは「俺がこんなに働いているのにどうして生活が苦しいの?」と無駄遣いを疑われることも。そんな旦那に愛想笑いを繰り返す毎日に嫌気が差す事もあるようです。 ( 6) 友達が出来ない昔は専業主婦の女性が多かったため、子供が出来たら公園デビューと言って公園に行けばママさんのお友達が出来たものです。でも、今は働いている主婦が多く、子供は保育所で預かってもらうというのが一般的。そうなると、公園に子供を連れて行っても出会う機会が少なく、子供の友達もママ友も出来ずに孤立してしまう主婦もいます。3. おわりに専業主婦にはもちろん、家事に専念できたり、家にいられて子供と長い時間を過ごせるという大きなメリットもあります。大切なのは、メリットだけに注目してデメリットを見落としてしまう事。デメリットを無視してしまうと後で痛いしっぺ返しが来るかもしれなことを心に留めておきましょう。婚活で専業主婦にしてもらえそうな男性ばかりを狙っている女性は、必ずしも専業主婦になれば幸せになれるというわけではないという事を学びましょう。ただ闇雲に専業主婦に憧れるのではなく、今の世の中の流れを考えた上で自分がどういう結婚生活を送りたいのかを考えながら相手探しをする事が大切ですね。written by 亀ぱんだ
2018年07月15日「専業主婦希望ってだめなんでしょうか?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんと彼は、就活中の大学生カップル。就職後すぐに結婚を考えているそうですが、妊娠後は専業主婦になりたいというトピ主さんに対し、彼は育休後はフルタイム復帰してほしいという意見。「こどもはさびしい思いをするだろうなと思うとかわいそうに思えてなりません」とのこと、この価値観のズレでは結婚生活は厳しいでしょうかと問いかけています。「自分目線」で、長い人生を想像してみよう数多くの育児指南書を書かれている心理学者・諸富祥彦さんから以前、こんな話をうかがったことがあります。子育てをする女性には次のようなタイプがある。(A)24時間子どもと一緒にいて大丈夫な女性(B)1日に3時間程度は“外の世界”が必要な女性(C)子どもと過ごすのは1日3時間程度がちょうどいい女性うまく子育てをするには、自分のタイプに合ったバランスを見極めることが大事……といった内容のお話でした。トピ主さんも、まずは「自分がどういうタイプなのか」「どういう人生を送りたいのか」という観点で、ぜひ考えてみてください。間違いなくAのタイプで、「子育てに専念できる人生を送りたい」というのが最優先で絶対に譲りたくないならば、それに心から賛成してくれる相手と結婚したほうが、夫婦ともに満足いく家庭生活にはなりやすいかもしれませんね。また、働くことの意義についてもぜひ考えてみましょう。人が働くのは、誰かの役に立てるやりがいや喜び、経済的余裕や安心など、何かしらのリターンがあるから。「本当は子どもともっと一緒にいたい」と思いながらも精一杯仕事と両立させている女性もいますし、そうした環境でも心身すこやかに、しっかり育つ子どもも沢山います。現に彼は、ワーキングマザーのもとで育った子どもですよね。「かわいそう」ではなかったからこそ、かつ共働きが家庭にもたらした“いいこと”も実感しているからこそ、賛成なのではないでしょうか。女性にも、そして子どもにも、いろいろなタイプがいる。自分の価値観をしっかり持っていることは賢明ですが、「絶対に彼と結婚したい」とのこと。落とし所を見つけたいならば、自分の経験だけに縛られて「かわいそう」と決めつけず、ほかの人の育った環境や意見も聞きながら、もう少し柔軟にこの問題を考えてみるのもおすすめです。価値観は変わる可能性も。色々な選択肢を持っておこう彼は共働き家庭で育ち、料理上手で家事も一通りでき、公平に分担するスタンス。一方のトピ主さんは、専業主婦の家庭で育ち、「幸せだったので、子供にも同じ環境でいさせてあげたい」という考え。共働きをするかどうかは、世帯収入や暮らしのレベル、生き方や価値観などにも関わる重要なテーマではありますが、とはいえ、二人はまだ就職前。今後、実社会や人生の先輩たちを見るなかで、価値観が変わる可能性もあります。親世代が働いていた時代より給料水準も下がっていますし、トピ主さん自身、子どもを育てるためにも収入が必要だと思い始めるかもしれません。彼のほうだって、フルタイム復帰をしている女性の実情を見て意見を変えるかもしれません。歩み寄る気持ちもあるようですし、先々専業主婦になるにしろ、共働きをするにしろ、今のところは「出産後も働ける可能性」は残しておくのも一案。出産後の女性が働く環境の整備に力を入れている企業も増えていますし、そうした企業を積極的に探してみてもいいと思います。「想いあっていれば、最適な形に落ち着くはず」と信じてみよう就活中は、いろいろ不安や迷いもあるとは思いますが、「いずれ専業主婦になるからいいや」と適当に就職先を選び、後になってひどく後悔して再就職し直した友人を知っています。不安を煽りたいわけではないですが、万が一、結婚がうまくいかなかったら、もしくは子どもを授かれなかったら、トピ主さんはどうしますか? 結婚もまだ口約束段階である今、選択肢はできるだけ残しておいたほうが安心ではありますよね。結婚生活のことは社会に出てから、せめて就職先が決まってから、改めて話しあってみても遅くはないもの。「お互いに想いあっていれば、最終的にはベストな形に落ち着くはず!」と信じて、当面は悩みすぎないと決めておくのもひとつです。お金の大切さを心底実感するためにも、将来子どもに社会のことを教えるためにも、まずはしっかり独り立ちをすることを目標に、「自分が一番、満足のいく形で社会に出ること」に注力してみてもいいように思いました。その上で、二人にとってのベストな着地点が見つかるといいですね。応援しています!(外山ゆひら)
2018年04月16日春は、進学・就職・転勤などでストレスが増える時期こんにちは。感涙療法士の吉田英史です。3月と言えば、進学、就職、転勤等の異動が決まる時期。心休まらず、それがストレスになっている方も多いのではないでしょうか? 中には、ストレスが原因で肌荒れを起こしてしまうなんて方も……。そんなときは、涙活(るいかつ)をおすすめしたいと思います。涙活とは、1ヶ月に2~3分だけでも能動的に涙を流すことで、心のデトックスを図る活動を言います。泣くことがストレス解消に有効!?泣くと、身体にある変化が起こります。人は、涙を流すと、自律神経が緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態から、リラックスな状態になる副交感神経が優位な状態に切り替わります。涙活は、この仕組みを利用した健康法なのです。肌荒れにも抜群の効果を発揮します!涙活にオススメの泣ける映画。泣いて心のデトックスを!今回ご紹介する映画は、『余命1ヵ月の花嫁』(2009年)です。末期の乳ガンで24歳にして亡くなった長島千恵さんの生涯を描いた作品。支えてくれた恋人と余命1ヶ月を夫婦として過ごす日々には涙が止まりません。死の間際まで乳ガンの撲滅を訴え続けていく姿勢には、感動と勇気を与えてくれます。感涙療法士/吉田英史
2018年03月19日「専業主婦だって立派な仕事のひとつだ!」という声をちらほら聞きます。結婚し家庭に入った女性は、家事、家計の管理に、子育て・育児…大変な日々を送っていますよね。もし、『家庭』が旦那を社長とした『会社』で、専業主婦が『従業員』だったら…。2016年に新垣結衣さんと星野源さんが出演した『逃げるは恥だが役に立つ』というドラマが流行しましたね。そのドラマの中の2人は『雇用主』と『従業員』という形で夫婦になろうとしていました。主婦といえど仕事人だ、というも1つの考えですよね。『定時』なんてものが存在しない専業主婦は毎日が残業の嵐。「規定時間外の残業代はどうなっているんだ!」と未払い残業代を請求したらどうなるのか!?というのを筆者独自の見解で計算してみました。もちろん、法的にそんなものが認められているわけではありませんし、実際に請求しても払ってくれる旦那さんは極めてまれでしょう。あくまでお茶会の話題の1つにでも、という気軽な気持ちで読んでくださいね。残業についても少し掘り下げて紹介しますので旦那さんの残業事情も把握するのにも役立つかもしれません。この記事は、パロス法律事務所の櫻町直樹先生に監修いただきました。 ■専業主婦の収入を計算してみよう!今回は世帯年収700万の世帯のおおよその生活費を計算してみました。 ★収入モデル夫:年収700万妻:専業主婦子供1人(高校生)夫の手取り 月37.5万円ボーナス約100万円(年2回)金額備考妻に割り当てられる分月収(手取)375,000年2回のボーナスが計約100万円家賃95,000郊外マンション47,500食費50,000家での食事が多い17,000外食費30,000月に数回程度10,000水道光熱費21,0007,000通信費20,000子供の携帯代も含む6,600日用品5,0001,700衣料品10,0003,300家具・家電20,000たまに購入する程度6,800医療費10,0003,300夫お小遣い30,0000妻お小遣い20,00020,000交通費10,0003,300貯金24,000ボーナス別途貯金8000 合計375,000124,000 参考) 年収700万円サラリーマンの手取り額と生活レベル【年収700万円の割合】 専業主婦の仕事の価値を数値化するのには、『賃金センサス』や、家事代行サービスの金額を参考にするなどさまざまな方法があります。この記事ではあえて、妻(従業員)が夫(会社)に給料(生活費)をもらっていると仮定しました。上の表の一番右、『妻に割り当てられる分』というのは、夫の収入から捻出された生活費を家族3人で均等に割り、それを妻の分としたもの。(百の位以下省略)(家賃は子供を省き計算、お小遣いは妻の分だけ含む。)その合計を『専業主婦としての手取り額』として計算を。 12万4,500円、これはあくまで『手取り』です。これに加え、住民税や社会保険も夫に支払ってもらっているとして合算して出します。 (夫は、妻・子供などの扶養者がいることで社会保険料、住民税は下がりますが、ここでは単純にそれらの額を3人(本人・妻・子供)で割った額を妻が支払ってもらっているものとします。) 年収700万、妻、子供(高校生)の社会保険料・住民税は年間 社会保険料99万6,000円住民税31万4,000円 となっているので、 (99万6,000円+31万4,000円)÷3(夫・妻・子供の3人)÷12ヶ月=約3万6,000円 妻は社会保険と月におおよそ3万6,000円を夫に支払ってもらっていることになります。 つまり妻が専業主婦としてもらっている額面での月収は 12万4,500円+3万6,000円=16万500円 となります。 ■本題!専業主婦の残業代は!?前項では、妻の月収は14万1,400円という計算結果が出ました。 残業代の計算をする前に、前提とする条件を把握しておきましょう。 今回は規定就業時間(定時)は9:00〜18:00 休憩1時間(週40時間の法定時間)規定就業日は月曜日〜金曜日の平日妻は朝の6:00〜22:00(うち休憩2時間)で就業土日祝日は残業として8:00〜21:00(うち休憩2時間)で とします。 残業代といっても、残業した時間や日によってそれぞれ割増がされます。 それらの代を割り出すにあたって基準となるのが基本時給。 基本時給は『月給の額÷1年間における1ヶ月の平均所定労働時間』で計算します。完全週休2日制の2018年の休日日数を124日(※)として1ヶ月の平均所定労働時間を計算すると、(※)参考) (365日-124日)(1年の労働日数)×8時間(就業時間)÷12ヶ月=約160時間 となります。つまりここでの妻の基本時給は 16万500円(妻の月収)÷160時間(1ヶ月の平均所定労働時間)=約999円 おおよそ時給1,000円といったところですね。キリがいいので1,000円で計算しましょう! 残業代は割増賃金となり、 就業時間が1日8時間、週40時間の場合、定時〜22:00の残業は基本給の1.25倍《時間外労働割増》22:00〜5:00の残業は時間外労働割増にさらに25の割増、つまり基本給の1.5倍《時間外労働割増1.25+深夜労働割増0.25》法定休日(日曜・祝日)の残業は35倍《休日労働割増》法定外休日(土曜日)の残業は会社の規定による(今回は8時間までは基本給のまま、以降は1.25倍とする) と法律で決められています。 では、早速残業代の計算! 妻は平日6:00うち休憩を2時間取り、実質14時間就業しています。つまり、実質残業時間は1日6時間。深夜残業はないので、平日の1日の残業代は 1,000円(基本時給)×1.25(法定外労働の割増)×6時間(残業時間)=7,500円(①)土日は8:00〜21:00のうち2時間休憩を取っているので、残業時間は11時間。 土曜日は1,000円(基本時給)×8時間(就業時間)+1,000(基本時給)×1.25(法定外労働の割増)×3時間(残業時間)=11,750円(②) 日曜日は1,000円(基本時給)×1.35(法定外休日労働の割増)×11時間(残業時間)=14,850円(③) つまり、1ヶ月の妻の残業代は7,500円×20日(平日)+(②)11,750円×5日(月の土曜日)+(③)14,850円×5日(月の日曜日)=28万3,000円 なんと基本給を大幅に上回る額に!年間では(単純計算となりますが)28万3,000円×12ヶ月=339万6,000円残業代だけでものすごい額ですね…。ちなみに残業時間は月に230時間。労働基準法違反です。これが本当の会社なら完全なるブラック企業です。 ■まとめ専業主婦の未払い残業代…驚きの額が出ましたね。実際に請求はできませんが、専業主婦にはこれだけの価値があるんだ!とお友達とのおしゃべりのネタにはなるはずです。年間にして約340万円分の残業、これをこなせるのはきっと家族への愛があるからこそなのでしょう。 *弁護士監修/パロス法律事務所櫻町直樹先生(私が弁護士として仕事をしていく上でのモットーとしているのは、英国の経済学者アルフレッド・マーシャル(Alfred Marshall)が語った、「冷静な思考力(頭脳)を持ち、しかし温かい心を兼ね備えて(cool heads but warm hearts)」です。) *取材・執筆/鈴木萌 * 画像tomos/PIXTA画像はイメージです専業主婦の残業代は340万!?もし専業主婦が夫に未払い残業代を請求したらはシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。専業主婦の残業代は340万!?もし専業主婦が夫に未払い残業代を請求したらはシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年03月16日30代は悩み多き世代です。会社では上司と部下に挟まれたポジションに就いたり。結婚すれば、お姑さんやママ友とのお付き合いが始まったり。複雑になってゆく人間関係や慣れない事にチャレンジする日々でストレスが溜まりがちだと感じる人は多いはずです。ストレスの解消方法は人それぞれでしょうが、ぜひオススメしたいのは日記をつけるという事です。日記をつけるのは苦手という人も、毎日絶対とか気負わずにメモ程度でもいいから始めてみませんか?今日一日のストレスを日記に吐き出してすっきり気分に日記は、1日の予定や出かけた場所などを書くものだと思っていませんか?それだと、日々のネタに困り、途中で日記をつけることをやめてしまうかもしれません。そこでオススメしたいのが、日々のストレスを日記に書き込むこと。例えば……今日もAさんは意地悪してきた最低!!ムカつく。仕事もキツい憂鬱。会社辞めたい……等々。不愉快な思いや苦手な人にされた言動を、取り留めもなく日記に書いてみましょう。不快な思いは、文章にして書き出すだけで発散できるのです。殴り書きでもいいので、今日の思いを日記に吐き出してみましょう。その日のストレスをその日中に解消する力がつきますよ。もっとすっきり気分になれる日記の書き方怒りや悲しみの感情抜きで、時間軸に沿って起こった出来事を連ねて書きます。――「私」の仕事じゃないのに、ついでにやっておいてとAさんが資料コピー仕事を持ってきた――このような内容を日記に書いたとします。日記のなかの「私」は渦中の存在。でも、これら一連の出来事を日記に書いているのも『私』です。『私』は出来事を客観視して日記を書いていきます。実際の出来事を客観的に考える事ができると、なぜその出来事が起きたのかなど、気持ちの整理をすることができます。1日の行動が整理されて腑に落ちることも増えるのでオススメです。日記を書くなら何を使いますか?今時スマホで日記をつけている方は多いと思います。便利だし自分に合っているというならそれも良いでしょう。でも、一番のおススメは、日記帳・ノート類の紙とペンを使う方法です。手書きは脳を刺激してくれます。文を書くのに慣れてくると、次の一文が出やすくなっていきます。日記を書く事に慣れていきます。古い日記を読み返し、許せることが段々増えていった軌跡が見えると、ちょっとは大人になれてる?……なんて。日記を書く事でそんな自分を発見できたら嬉しいですね。思いっきり書きなぐった日記は超・プライベートなもの。誰にも読まれたくないものです。友達にも家族にも彼氏にも。置き場所に気を使いそうですね。明治の文豪石川啄木は、読まれないためにローマ字で日記を書いていました。でも一番読まれたくない奥様が密かにローマ字をマスターしていたものだから、しっかり読まれていたとか……
2018年03月07日昔は「男が仕事をして、女が家庭を守る」なんて考え方もありました。でもいまは、女性の社会進出に注目が集まり、ママが働いていることは珍しいことではありません。とはいえ、男性の本音はどうなのでしょうか?自分のパートナーには仕事をしてもらいたい?それとも家庭を守ってもらいたい?専業主婦よりも共働きを支持する男性が多い仕事をしてキャリアを積みたい。老後のために貯金をしたい。または、仕事はせずに専業主婦として夫をサポートしたり、育児に専念したいなど、女性側の考えも気になるところではありますが、今回は男性の考えに注目!本音を探ったところ、恋愛・婚活のマッチングサービスアプリ「pairs(ペアーズ)」を運営する株式会社エウレカが、2015年10月に同サービスに登録している全国の男性会員2669名を対象に実施したアンケート調査を発見。結婚する妻には、「専業主婦」と「共働き」どちらを希望するか質問したところ、結果は以下の通りに。1位:こだわらない(61.5%)2位:共働き(35.1%)3位:専業主婦(3.4%)1位の「こだわらない」をいったん除外すると、「専業主婦」よりも「共働き」を望む男性が圧倒的に多いことがわかります。結婚して将来子どもが生まれれば教育費がかかったり、自分たちの老後のことを考えると、少しでも貯金を増やしておきたい。そんなとき、妻にも仕事をしてもらい、2人で家計を築きたいというのが、男性の本音かもしれません。一方で「専業主婦」を望む男性がいるのも事実。2人で仕事をするよりも掃除や洗濯、毎日の食事の用意など、仕事をする自分をサポートしてもらいたいと考えている人もいるようです。とはいえ、今回のアンケート結果の大多数を占めているのは、「こだわらない」で約6割。「専業主婦」になるか「共働き」になるのかは、自分と相手の状況や希望などをじっくり相談して、2人の理想的な夫婦像に近づけたいと考える男性がもっとも多そうです。専業主婦といっても「家事だけ」、「家事、育児」、「家事、育児、介護」など、いろいろ。もちろん、共働きも「正社員勤務」や「パート勤務」など、さまざまな働き方があるので、一概にどちらがいいとは言いづらいかもしれませんが、みなさんは「専業主婦」と「共働き」、どちらがいいと思いますか?(文・山手チカコ/考務店)
2018年03月06日夫も妻も仕事をする「共働き世帯」、妻だけが仕事をする「主夫世帯」など、夫婦のカタチは様々ありますが、夫だけが仕事をする「専業主婦世帯」は、代表的な夫婦のカタチのひとつ。専業主婦世帯では、家事や育児の大部分を主婦である妻が担うことがほとんどですが、とあるネット掲示板には、「専業主婦がこれをやったら夫がキレていいのはどれですか?」との投稿が…。「家事をしない」妻なら夫がキレても無理はない?この投稿は、(1)「家事をしない」、(2)「部屋を散らかしたまま片付けない」、(3)「夫の両親との付き合いを拒否」、(4)「夜の営みを拒否(半年以上)」、(5)「夫の言うことに対し、常に反対」という5つの項目が提示され、複数回答形式で回答するスタイル。どれもよくあるシチュエーションに思えるけれど、はたして結果は…?1位:家事をしない(9票)1位:夫の両親との付き合いを拒否(9票)3位:夫の言うことに対し、常に反対(8票)4位:部屋を散らかしたまま片付けない(7票)5位:夜の営みを拒否(半年以上)(5票)※票数は筆者が回答コメントを確認したもので、あいまいなコメントについては、近しい項目に点数を入れています「夜の営み」は慎重派が多いでは、それぞれの項目には、どのようなコメントが寄せられているのでしょうか?いくつかピックアップして紹介します。(1)「家事をしない」、(2)「部屋を散らかしたまま片付けない」に関しては、「家事は、手抜きであっても、しないと主婦ではないですね」との意見がある一方で、「妊娠中のつわりやうつ病などの精神的な理由でできないこともある」と、専業主婦とはいえ様々な事情があることを考慮し、理解を求めるコメントが散見されました。(3)「夫の両親との付き合いを拒否」では、「夫の親とのつきあいは必要。結婚するって、そういうこと」と、元は他人であるものの、結婚すれば家族になるため、義実家との付き合いを拒否することへ疑問の声もチラホラ。ただ、(4)「夜の営みを拒否(半年以上)」に関しては、「『夜の営みを拒否(半年以上)』はキレられて無理やりするものでもないし。これは話し合いやカウセリング、夫婦間の取り決めが必要」、「『夜の営みを拒否(半年以上)』はお互いの話し合いで解決。しなくても夫婦でありえます」といったように、しないことが悪いことではなく、話し合いやルール作りをすればいいとの意見が多い様子。なかには、「うちの主人でしたら、5項目すべてキレます(笑)というより、離婚届渡されちゃいますね」といったコメントや「6 夫の稼ぎに文句を言うこと」と、おそらく男性と思われるユーザーからの新たな項目を付け加えるコメントもありました。今回は、わかりやすくするためにあえて数値化し、コメントを紹介しましたが、家事が得意な人がいれば苦手な人もいて、「専業主婦」って、ひとくくりにはできないもの。また、気にする夫とそうでない夫がいるから、一概には上記の結果通りとは言い切れない部分もあります。おそらく大切なのは、それぞれの「得意・不得意」や「性格」、「家庭環境」などを鑑みて、“我が家のスタイル”を作り上げること。家事や育児のことでモヤモヤしているなら、一度夫婦でゆっくり話し合ってみてはいかがでしょうか?(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年03月02日幼稚園といえば専業主婦家庭の子どもが通うイメージが強いですが、実際には働くお母さんもたくさんいらっしゃいますよね。かくいう私も、幼稚園に通わせている働くお母さんのひとりです(自宅でライター業)。私がなぜ幼稚園を選んだのかといいますと、長男次男の時には専業主婦だったので幼稚園一択でした。三男の時には保育園を探そうと思ったけれど 以前の経験 もあり、とてもじゃないけれどわが家の勤務形態では入園できそうもなかったので幼稚園に決めました。幼稚園を選んだのも自分。自宅で働くことを決めたのも自分。決めたのは全部自分だけれど、本音を言えば働いていても働いていなくても、誰でもいつからでも子どもを保育園に預けられるようになったらいいのにと思っています。働いていなくても保育園に預けたいと思ってはだめでしょうか?■専業主婦だけど、上の子を誰かに預かってもらいたい専業主婦の幼稚園ママさんの中には共感していただける方もいるかもしれませんが、私にとって、わが子が幼稚園に入園するまでの最後の1年は、とても長く感じました。0歳よりも1歳よりも、2~3歳。この最後の1年が長男次男ともものすごくつらかったです。この1年は、ちょうどイヤイヤ期にあたる時期ですが、私としてはイヤイヤよりも、子どものあふれんばかりの好奇心と、とどまることを知らない体力についていくことが一番大変でした。家の中でおとなしくなんてさせられないので、毎日何かしら外に出ないといけません。うなぎ登りの体力に比例して、どんどん短くなっていくお昼寝。自分の時間もどんどん短くなっていくし、自己主張も激しくなってきて何をするにも一触即発。それに合わせてちょうどこの時期に下の子が生まれるご家庭も多いですよね(わが家もそう)。そんなわけで、私は専業主婦ではあるものの上の子を誰かに預かってもらいたいと何度も思っていました。専業主婦でも保育園に入れる土壌が日本にあれば、上の子を保育園で見てもらえたかもしれない…という気持ちもありました。■「平日の協力者がいない専業主婦の母親」はストレスフルわが子は3人兄弟。次男だけでも保育園に行ってくれれば、私は三男のお世話に集中できるし、次男にとっても思いっきり遊べる環境を与えてあげられます。ちなみに、産後一時的に上の子を預けられるサービスはありますが、私の住んでいたところでは産後1ヶ月などわりと短い期間でした。「産後×赤ちゃんのお世話×イヤイヤ期の上の子」の組み合わせの育児ってどうしても密室化しやすいから、第3者の目に触れやすいという意味でも保育園に預けてガス抜きできたらいいのになと思ったんです。あまり話題になることはないけれど、私と同じようなことを考えている専業主婦のお母さんも一定数いらっしゃるんじゃないかと思います。じゃあそんなママたちがなぜ声をあげないのかというと、おそらく一種の自己肯定感の低さみたいなものがあるからではないでしょうか。専業主婦で暮らすことを選んだのは自分ですし、何より私は働きながら子どもを育てることのほうが絶対大変だと思っているので、文句なんて言っちゃいけない、もっと大変な人はたくさんいるんだから、働いていないのに保育園に預けたいって望んだら贅沢だ、そんなことばかり考えていました。しかし、最近の研究結果で、イヤイヤ期の子どもをもつ親で一番ストレスを抱えているのは「平日の協力者がいない専業主婦の母親」だという結果が出たそうです。(参照: 博報堂広報室「イヤイヤ実態調査」 )私は専業主婦でずっと子どもと一緒にいる生活も、子どもを預けて働く生活も両方経験しましたが、これまさにその通りだと思います。圧倒的に専業主婦のほうがストレスフルでした。専業主婦にも、向き不向きがあるんだなと感じたのはこのときです。子どもとずっと一緒にいる生活には母性とか宝物とか愛情とかそういう正しい理論では片付けられないしんどさがある気がします。まるでずっと同じ景色の中で終わりのないマラソンを走り続けているような感覚です。■親に職がなくても保育園に預けられる、デンマークの子育てどうやら調べたところによると、デンマークでは、母親が働いていなくても保育園に預けられるようです。0歳から保育園に入ることができて、費用も自己負担は3分の1(3分の2は自治体が負担)。国が子どもを預ける場所を保障していて、保育園や保育ママなど日中に子どもを預かってくれる場所は必ずあるんだそうです。そしてこれが少子化を防ぐひとつの力になっているとのこと。あぁ…日本もこうなればいいのに!! 心の底から叫びたい(笑)今の日本では、母親が働いていないのに0歳から子どもを預けると言ったら、「育児放棄だ」と指摘されそうな空気感がありませんか?しかしその指摘は、子どもを預けられないことで悩むママの気持ちに寄り添えているのでしょうか。0歳から日中ちょっと保育園に預かってもらって、その間に洗濯したりご飯を作ったり掃除機をかけたりして、家のことが済んだら迎えに行って…。いつか日本にも保育園全入時代がくれば、働いている・いないにかかわらず、平等にそういう生活があってもいいような気がしませんか?私、子どもを背中におぶいつつも、足元にギャーギャー泣きながらまとわりつかれている中必死に家事していましたけれど、朝起きた瞬間から眉間にシワ寄せてる母親と一緒にいるのと、優しい先生や楽しい友達に囲まれて保育園に行っているのとどっちが子どもにとって楽しかっただろうって思うのです。私たちは無意識のうちに母親神話が刷り込まれていて、なんだったら3歳児神話にもとらわれています。この「母親の愛がすべて」みたいな観念、いっそのこと脱ぎ去りたいと私は思います。正直言って重い。ただでさえ頑張ってるのに、そんなもの乗せられたらもう沈没しそうです。今、もしも働いてないのに1歳からどこかへ預けるとしたら、私に与えられている選択肢は、ベビーシッターを雇うか、もしくはプレスクール的なものを探すかだと思います。ただ、働いてないのに子どもを預けるというのはいわゆる自己都合なので、ものすごく高額なお金がかかります。いわゆる贅沢品の一種のような扱いです。デンマークでは3分の1の自己負担で預けられるというのに…。デンマークにできてなぜ日本でできないんでしょう。■「預けられない子育て」をした私の願い今は働いている家庭の子どもでさえ保育園が見つからなくて困っているような最悪な状況なので、こんな話は夢のまた夢なのは十分わかっているのですが、いつか、誰でもいつでも預けたいと思った時には子どもを預けられる仕組みになったらいいのになって心から思います。「私は子どもとずっと一緒にいたい」って思う人はそうしたらいいし、「私はちょっと子どもと離れたいわ」って思う人はそうしたらいい。どっちでも好きなようにできたなら(願)。いつか働く、働かない、預ける、預けない、人それぞれ好きなように組み合わせられるような世の中になればいいにな…と祈るばかりです。そして、今の私が、こういうことを望んでいるんだって発信することは贅沢でも、無責任でもないはず。自分で産んだのだから責任持って育てなくちゃいけないことは、十分わかっています。子どもはかわいいし、愛しています。それでも大変な時は大変だし、辛い時は辛いんです。母親が1人で抱え込まなくたって、みんなで育てたらいいじゃない。預けるところいっぱいあるよ!預けることは悪いことなんかじゃないよ!子ども預けてゆっくり休憩してもいいじゃない。子ども預けるのに理由がなくたっていいじゃない。いつか将来日本のママたちがこういう環境で子育てできるようになればいいなって、「預けられない子育て」で苦労した私は思います。
2018年02月15日ニュースなどで「あらゆる仕事が将来、AI(人工知能)に奪われる」と小耳にはさみ、内心、「私の仕事、正直AIでもできそう。マジヤバいかも」と思っていませんか?そんなあなたの不安がよりいっそう高められてしまうおもしろいサイトが登場しました。 それは、求人情報サイト「マッハバイト」による診断ページで、“自分の仕事が、将来どのくらいの確率で、どのようにその仕事が奪われるかを診断できる” というもの。さっそく、女性たちの仕事の未来を調査してみました。文・椎原茜「何コレ意味わかんな~い」と思いつつ超不安に!何にも知らずにこの「シンギュラリティ(※)駆逐度診断 」のサイトを訪れ、自分の仕事を入力してみると、大変な目にあいます。※シンギュラリティとはAI(人工知能)が人間の能力を超えること。2045年にその転換期がくるという通説があり、人間の仕事がAIに奪われると予測されている。例えば、「秘書」と入力してみると、いま話題のメディアアーティスト・落合陽一さん扮する、人工知能にとても詳しいという「落AI陽一」が、絶妙な表情やポーズで登場し、診断結果と共に次のように表示されます。いきなり「秘書はオウムにより89.3%駆逐されます」のひと言。意味不明な言葉を突き付けられ、息を飲む暇もなくスクロールしてみると「なるほど秘書ですか、気になりますよね。秘書は、オウムによって駆逐されます」と、さとすような落ち着いた口調でその理由が語られていきます。「海賊の船長はしばしば肩にオウムを乗っけていることがありますが、あれは船長のスケジュールを完璧に把握したAI秘書です。他のバリエージョンとして、頭に乗る目玉タイプの秘書もいます。というわけで、秘書は、オウムによって89.3%駆逐されます」……。まるで壊れたロボットのような回答に「何コレ意味わかんな~い!」と口をついて出そうになりつつも、胸の内に黒い不安が確かにうずを巻くのはなぜでしょうか。将来、オウム型や “目玉のおやじ” 型のAIロボットが登場し、秘書が不要になる……。そんな時代は、意外と想像に容易いのでリアルに怖いです。受付嬢の “愛嬌” は「猫」に取って代わられる!?他の女性たちの職業の未来についても不安になり、あらゆる駆逐度を調査。結果、思わぬ診断結果が次々と出てきました。「OLは接待ゴルファーロボにより89.6%駆逐されます」「受付嬢は猫により90.4%駆逐されます」「丸の内OLは企業アカウントにより90.7%駆逐されます」「キャビンアテンダントは蒸しタオルにより78.5%駆逐されます」「専業主婦は好奇心の芽生えに78.7%駆逐されます」「インスタグラマーはグラマーなお姉さんにより75.4%駆逐されます」いずれの診断結果も、相変わらず同じようなトーンと発想で展開されていましたが、ドキッとするような内容も。例えば、「受付」については、「簡単な受付業務を全て人工知能が行うようになると、受付に求められるのは愛嬌です」とのこと。愛嬌さえあればAI時代も乗り切れるのかと思いきや、「最終的には最強愛嬌生物の猫が適任、ということになるでしょう」と、愛嬌すら猫に奪われるという厳しい結末が!今の自分の仕事を診断してみると、「このままではヤバいかも?!」と良い意味で気づきが得られるかもしれません。本気で楽しんでいた落合お兄さんところで今回、「落AI陽一」としてこの診断に協力した落合陽一さんは、ただのお兄さんではありません。「現代の魔術師」と呼ばれ、今、とても注目を集めている人なのです。東京大学大学院の博士号を取得し、筑波大学学長補佐、大阪芸術大学客員教授などの数々の肩書きを持ち、さらに世界最先端の研究者に贈られる賞を受賞。AI時代の人の働き方について、さまざまな角度から予見する著書もあり、まさに「落AI陽一」にふさわしい人です。ただ、診断を行っている「落AI陽一」のコンピューターはマッハバイトがつくったとのことで、落合さんは完全無監修。とはいえ、「落AI陽一」として協力している撮影中、落合さんは本気で楽しんでいたようです。自身のTwitter公式アカウントでも、「この落AI陽一,ポーズは現場のアドリブです」とツイートしています。ちなみに「恋人」と入力すると、「恋人は落AI陽一により100%駆逐されます」と出てきます。そして「恋人というと、憎しみですよね。憎しみは、落AI陽一によって駆逐されます」と意味深な内容がつづられ、AI時代にはコミュニケーションそのものがなくなるため、憎しみそのものもなくなるという、良いのか悪いのかよくわからないものの、素晴らしい締めになっていました。想像もつかない未来の姿に唖然としつつも、自分の仕事を客観的に見直すきっかけを与えてくれるこのシンギュラリティ駆逐度診断。あまり深刻にとらえすぎない程度に楽しむのが良さそうです。Informationシンギュラリティ駆逐度診断(C)Goran13/Gettyimages
2018年01月31日新しい年を迎えると「今年こそ日記をつけよう」と思う人も多いかもしれません。最近ではスマホで簡単につけられる日記アプリも多く出ていますが、「やっぱり紙で残したい」という声も多いようです。でも、仕事や家事、育児で忙しい毎日の中では、なかなか日記を続けるのは難しいことも。無理せず長く続けられるように、工夫をしてみてはいかがでしょうか。■毎日のプレッシャーが原因? 「日付入りの日記帳」は使わない日記に挫折してしまう理由の一つに、「毎日書かなければいけない」というプレッシャーがあるのではないでしょうか。毎日忙しくしていると、ときには日記を書く時間が取れない日もあるかもしれません。そうやって空欄のページができてしまうと、「もういいや」とやる気を失ってしまう…ということも。こんな挫折を防ぐには、日付入りの日記帳や手帳はあえて選ばないのがおすすめ。日付欄がフリーのタイプや、罫線だけが入ったノートなどを選べば、毎日書けなくても「白紙のページが気になる」なんてこともありません。■良かったことだけ書く「ポジティブ日記」のすすめいざ日記をつけようと思っても「何を書けばいいか分からない」というのも、よくある悩みです。そんな時は、まずテーマを決めてみてはいかがでしょう。子どものことや、その日の食事、読んだ本の感想など、なんでもよいでしょう。中でも、あとで読み返して楽しいのは「その日あった良かったこと」です。「良い天気で気持ちよかった」「通勤電車で座れた」など、どんな小さな出来事でもOK。その日あった良かったことを思い出して書くことで、気持ちもきっと前向きになれますよ。 ■書くことが思いつかない時は「子どもに代筆」をお願い「どうしても書くことが思いつかない」「今日は日記を書いている時間がない」という時は、子どもに書いてもらうのも一つの方法です。まだ、字が書けない年齢の子どもなら、自由にお絵かきをしてもらいましょう。色鉛筆などを使えば、ページもカラフルになりますね。子どもの成長記録の一つとして、見返した時にきっとすてきな思い出になるのではないでしょうか。■子どもの字や作文の練習にも「親子で交換日記」子どもが字を書けるようになってきたら、ママやパパと交換日記をするのもおすすめです。普段、仕事と家事、育児を両立していると、園や学校での話を子どもからゆっくり聞く時間もなかなか取りにくいかもしれません。「今日こんなことがあったよ」と交換日記に書けば、親子のコミュニケーションツールになりますね。ママやパパからお返事が来ることで、子どものモチベーションもアップ。日常的に文章を書くことで、平仮名や漢字、作文の練習にもなりますね。日記は、日々の記録としての役割のほか、書くことで自分の行動や気持ちを整理できるメリットもあります。年の初めは新しいことをスタートするチャンス。自分に合った方法で、無理なく続けていきたいですね。
2018年01月02日子育て中のお父さん、お母さん、こんにちは。来年度の保育園入園書類はもう提出しましたか?世の中にはいろんな家庭があるけれど、専業主婦の方もいれば、共働き夫婦だっているわけで、それぞれの家庭でお父さん、お母さん、どちらかは必ずや仕事を持っていることでしょう。会社勤めの人、自営業の人、アルバイトやパートさん、さまざまな仕事を頑張っているお父さん、お母さんがいるからこそ、子どもはすくすく育っている。そういうわが家は共働き。夫は銀行員だったけれど、子どもが生まれてすぐに脱サラ。今は古民家を利用したカフェ&イベントスペース「東京おかっぱちゃんハウス」の運営を仕事にしている。一方、わたしはイラストレーターの仕事を軸に、夫と一緒にイベントの企画も受け持ち、どうにかここまで夫婦で仕事をしてきた。これまでは育児をしながらの仕事だったので、授乳しながら絵を書いたり、おんぶしたり、抱っこしながらイベントを実施したりしてきたけれど、それももう限界。おかっぱちゃんもリアルに白目を向きそうなところまでやってきた。息子が歩けるようになった今、家の中で育児と仕事を同時に進めるのは難しい。締め切りがあるような仕事は息子を寝かしつけてからやるしかない。目の下のクマもなかなか取れない。時間の取り合いで私たち夫婦は、よく喧嘩をするようになった。こんなに忙しいのには理由がある。夫の仕事が軌道に乗ってきた証拠だ。喜ばしいことだけれど、働く上でバランスが難しくなってきた。彼も働きたいし、わたしも働きたい。子どもができたって、仕事を辞めようとは思わない。今辞めてしまっては、わたしが今まで続けてきた仕事のキャリアはどうなる。フリーランスこそ、仕事を休んだりするのは難しい。有給休暇もないのだから、やったらやった分しかもらえないのだ。息子の将来のためにも、少しずつでもいいから蓄えていきたいし、成長とともにきっとお金もかかるようになる。働き盛りの今、わたしたちが働けなくてどうする。仕事を続けるために、選んだ道。それは息子を保育園に預けることだった。こんなに可愛い時期を一緒に過ごすことのできない歯がゆさもありながら、私たちは決断した。「入園申し込みをしよう!」しかしながら、わたしたちが暮らす東京は待機児童問題でニュースになるほど、0歳から2歳児の保育園入園がとても難しい。わたしたちの住まいがある練馬区も待機児童問題は切実で、特に1歳児クラスは毎年定員より希望者が溢れ出てしまい、倍率も高い。子どもが保育園に入れないということになると、復職が難しい人は多い。パートだってできない。まさか、子どもをおぶって働くことを許してくれる企業はほとんどないだろう。認可保育、園認証保育園、無認可保育園…。このように、私の住んでいる区では保育園にもいくつか種類があり、運営にも違いがある。そして、かかってくる費用も大きな差がある。私は収入に応じて保育費が変動する、認可保育園を希望していた。審査はすべて点数制。両親と同居であるか、会社勤めをしているか、就労時間は何時間か、子どもは2人以上か、病気はしていないか、などなど項目ごとに加点制となっており、第1希望の保育園に入ろうと思ったら最高得点を出さなければ入園はできない。そもそも夫婦で自営業、仕事場が自宅という立場はだいぶ不利だった。フリーランスこそ、誰にも守ってもらえないのだから、多少なりとも優遇してほしいと思ってしまった。せめて会社勤めの人と同じ立場に…。どうにかして受かってみせる。一度決めたことは諦めたくないたちなので、わたしはがむしゃらに時間を見つけては保育園の見学に出かけた。できたてほやほや、ピカピカの区営新築保育園、給食はすべて無農薬野菜を使ったこだわりの民営保育園、年季の入った築50年を越す団地の一角の保育園…。どの保育園もそれぞれ良し悪しがある。施設は綺麗なのに、先生に覇気がなかったり。充実した教育内容なのに園庭が小さかったり。先生はベテランさんが多いけれど、施設もそれなりに古かったり。結局通ってみたいとわからないものだし、1度だけの見学では「100点!」と呼べるところは1園だけ。第1希望にしたからって入れるとは限らないし、どこに入れたらよいものか頭を悩ませた。友達に相談しながら、入園申し込み書に記入する。申請書にはこうあった「第1希望から第13希望までご記入ください」え!? 13園も書くの!? 夫婦揃って目を疑った。学生時代にも経験したことのない候補数。こんなに書いたところで受かるのだろうか……。やっぱり人気のあるところを一番上にしたほうがいいのか? 人気のないところを書くべきなのか? そうしたら受かるのかも。息子を人気のないところに入れていいものか…。何が正解なのかわからなくなるほどだった。結局迷って迷って、わたしは万馬券を当てるような気持ちで申込書に13園を記入した。どうなる!? わが子の保育園入園……!!つづく
2017年11月08日『我的美麗日記(私のきれい日記)』台湾発のフェイスマスク『我的美麗日記(私のきれい日記)』は、全世界で年間2.5億枚を売上、世界中から愛される商品だ。この度、『我的美麗日記(私のきれい日記)』を展開する統一超商東京マーケティング株式会社は、ブランド史上最高級の美容液を使用した『プレミアムクリーム』シリーズを新発売すると発表した。私のきれい日記史上最高級の美容液同シリーズでは、最高美容液成分を使用。「なめらか潤い処方」と「植物発酵乳化技術」を使用することにより、美容成分が角質層の奥深くまで染み渡る。同シリーズでは、「Aquaroad(ゆるめる)」「Tinysome(しみこむ)」「Cosphingo(とどめる)」の3つプレミアムうるおい伝導機能が働く。「ホワイトアルプスエーデルワイス」と「南極氷河」「ホワイトアルプスエーデルワイス」は、アルプス山脈のエーデルワイスから抽出したエーデルワイスエキスを配合したブライトニング&エイジングケアクリームマスク。3枚入り690円(税抜)だ。「南極氷河」は、南極海洋氷山の底部クレイから抽出した糖タンパク質を配合したモイストリッチなクリームマスク。 3枚入り690円(税抜)だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※私のきれい日記『プレミアムクリームマスク』を新発売!9月15日(金)からバラエティショップ、ドラッグストアにて発売
2017年10月05日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。「将来は専業主婦がいいな」と結婚前の夢を語る女性に「苦労したくない」という感情が見え隠れしているように、「専業主婦は楽である」という固定観念がやはり世間的には未だにはびこっている、というのは事実。しかし実際は“悠悠自適”とはほど遠いのが専業主婦という仕事。ただそうであるにも関わらず、働いている友人、ママ友、親戚等に「私は専業主婦」と言うと、「暇そう」のような目で見られてしまうことは多々あるものです。そこで専業主婦が言われた嫌な言葉をリサーチしてみました。●「一日中家に居られていいわね」と義母に言われる『近所に住む義母が毎日のようにイキナリ家に訪問してくる。そのとき、家事の合間にたまたまテレビを見ていただけであからさまに嫌な顔。「いいわねー、あなたは働かなくても食べていけて」が口癖。義母の溺愛する息子を働かせてお金を散財しているようにしか見えないのだろう。息子が毎日会社で働ける生活の基盤を作ってあげているのは誰か一度きちんと考えてほしい』(20代女性/専業主婦)『義母は新しい服を着ているとそれだけで「え?その服新しくない?」とチクリ。夫は好きなものを好きなだけ買っているのに、私は自分の好きなものなんて全く買えない。「息子さんが家事が全くできないように育っているようなので、働きたくても働けないんです」と言い返したくなるがグッと我慢。自分で働いてない、って何も自分のものは買えない(買うと反感を買う)んだな、とただただ息苦しい毎日』(30代女性/1児のママ)専業主婦と言うと、「一日中家に居られていいわね」と、テンプレートのように言われる言葉。しかもそれが他人ならまだしも、義母からのそのような言葉はダメージは何倍にも。暗に「ウチの息子は働いているのに、あなたは息子の稼いだお金で毎日楽しているんでしょ。働けば?」と言われてように聞こえてしまう、または本当にそう思っているのか……どっちにしろ「働かざるもの食うべからず」の精神に基づいての嫌味、だとは思われます。ただ声を大にして言いたいのは、「専業主婦は働いている」ということ。たとえ働かざるもの食うべからずは正解としても、専業主婦は定時に起きて夫の朝食、お弁当の準備、帰宅前までに家事をすませて、また夕飯の準備……ととにかくバタバタ。しかも“ここまですれば終わり”という明確なゴールもありません ので、完璧主義な女性は働き蜂のようにセコセコと働き続けなければいけないというワケ。また夫がどれぐらいの家事のクオリティを求めてくるかによっても仕事量は変化します。もしかしたら休憩時間がある夫よりも仕事量が多いのでは?という妻もたくさん存在するのです。「自分の子どもの働いた金を使って遊んでるんでしょ」的な義母の発言には「家事をしていればあっという間に一日が過ぎちゃうので……」と、柔らかいニュアンスで自分の忙しさを訴えるのがベター。また働いたら働いたで何かしら文句を言ってくるのが義母という生き物ではありますので、あまり気にしないようにしましょう。●専業主婦なのに子どもを預けるの?『パパは病気になれば電話一本で会社を休み一日中寝ていられるが、私は誰も助けてくれない。私と子ども2人同時でインフルになったときも病人が病人の世話をしている状態で精神的にもノイローゼ寸前に。専業主婦だから預けるにも預ける理由を周囲が認めてくれず、「専業主婦なのに子ども預けるの?」ってママ友に真顔で聞かれたときは、涙がでそうになった』(20代女性/2児のママ)子持ちの専業主婦は文字通り“年中無休”。そもそも子どもがずっと家にいるあいだはずっと子どもの面倒を見ているワケですから、土日は休む、ということはできません。幼稚園に行き始めたとしてもその時間に家事をしていればすぐにお迎えの時間。また集団生活に入れると、金銭が発生しない親の仕事や園との関わりも増えますし、しなければいけないことは右肩上がり。その上、自分が病気になっても子どもは通常営業。「ママはゆっくり寝ててね」なんて乳幼児が言ってくれるハズもなく、容赦なく「お腹すいた」「遊んで」と絡みついてきます。薬を飲んで(病院に行く時間すら与えられないこともあるのですが)、対処慮法でその場をしのぐ、という道しか残されてないのです。どんなに高熱があろうが、ゲロを床に吐き散らしてようが、子どもは子どものテンションで親に接してきて、これほど「空気読んでくれ……」と子どもに対して懇願する瞬間はないでしょう……(泣)。また病気は家族中に蔓延することもありますので、パパは寝ているのにママだけは病病介護と子どもの看病をしなくてはいけないことすらあり、まさに背水の陣。真面目なママほど自分を追い込んでしまいがち なので、「専業主婦もたまにはゆっくりしてもいい」と、一時保育を使ったり、夫や双方の親を頼ったり……とにかく周囲の目は気にせず、自分を大切にすることを優先し逃げ場を作っておくことも大事です。----------確かに家事等は自分のさじ加減で楽しようと思ったらできる部分もありますが、やはり夫が仕事から帰宅するときにはきれいな部屋で、栄養バランス満点の料理で迎えたい、と妻は思ってしまうのです。子どもが産まれれば年中無休どころか睡眠さえとれずに、不眠不休までプラスされて体はボロボロに。専業主婦は職業だ、とたまには休むことも忘れないようにしましょう。●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)●ライター/とも
2017年09月28日中小企業を中心に人手不足が深刻化するなか、即戦力として主婦の力を求める企業が増えている。“主婦力”を生かした仕事といえば、これまでは依頼主の家で掃除や料理などを行う家事代行や、スーパーやコンビニのレジ打ちなどが定番だった。だが、最近は営業や受付などの「コミュニケーションスタッフ」としての活躍が期待されているという。 人材サービス「しゅふJOBパート」の調査機関「しゅふJOB」所長の川上敬太郎さんは、次のように語る。 「営業職と聞くと、靴のかかとがすり減るくらいお客さまのところを回り、ノルマがあったりする大変な仕事というイメージを抱きがちです。しかし最近、求人数、応募数ともに増えているのは、ドラッグストアやスーパーなどを定期的に訪問して自社商品の販売企画を提案・実践するラウンダー営業や、マンションのコンシェルジュ、ホテルや企業の受付、マンションのモデルルームでの接客などの仕事です。共通しているのは“コミュニケーション能力”を生かす仕事ということです」(川上さん) 主婦は日ごろから、ママ友や近所の人、義父母など、さまざまな立場の人とバランスよく付き合っている。この“コミュニケーション能力”は、日々の生活のなかで自然と培われたスキル。たとえ出産などでブランクがあったとしても、「仕事をするうえで必要なスキル」として高く評価する企業が増えてきているのだ。 日本マクドナルドでは9月5日から10月末まで、全店舗で主婦向けの作業体験会を実施し、大量採用を目指している。コンビニ大手のファミリーマートも5月、「2年以内に約1万8,000店舗で10万人の主婦を採用する」と公表した。 主婦から見ても、仕事現場に直行し、会社に立ち寄らず直帰できる企業が増えるなど、家庭や育児と両立しやすい労働環境が整ってきている。とくにラウンダーだと、仕事の合間に家に立ち寄るなど、臨機応変にスケジュールを調整することも可能で、主婦にはおすすめだという。 また、最近では仕事探しや、応募もインターネットを使ってできるようになり、勤務時間や勤務場所などの希望に合った職を見つけやすくなった。そこで、川上さんや実際に働いている人たちに、自分に合った仕事を見つけるコツを聞いた。 ■役立ちそうな経験や能力を志望動機に 埼玉県在住の吉川美由紀さん(仮名・37)は、東京都内でマンションのコンシェルジュとして働いている。仕事探しはインターネットを使い、パート専門の求人サイトで探し、希望の会社へ応募フォームに必要事項を書き込み送信した。 「後日開催された合同説明会に履歴書持参で参加し、その場で面接を受けました。前職はインテリア雑貨の店頭販売員。接客のほか、ディスプレーをチェックしたり、顧客の1日の来客数のデータを集めたりしていました。人の顔と名前を覚えるのが得意なので、その経験を生かしたいと伝えました」(吉川さん) お菓子メーカーのロッテで、ラウンダーとして働く長野県在住の高野仁美さん(52)は、15年目のベテラン。 「入社当初は子どもはまだ中学生と小学生でした。手がかからなくなったとはいえ、家庭を優先しようと、土日休みの仕事を探しました。ラウンダーは未経験でしたが、前職の結婚式場の営業で培ったコミュニケーション力を生かせることをアピールしました」(高野さん) ■資格がなくても、得意なことはアピールを とくに資格がなくても、前職のスキルや得意なことをアピールすれば、即戦力として採用される可能性も高まる。 「資格は仕事の効率やレベルを上げるために取得するもので、ステップアップのための手段。とくに資格を持っていなくても引け目を感じる必要はありません!」(川上さん) 高野さんのケースでは、自家用車で移動することが条件だった。長野県内のスーパーを1日4〜5件、週に5日訪問する。その走行距離は1カ月800キロに及ぶ。 「スーパーのお菓子担当者さまに連絡を取り訪問、目玉商品用の棚に新発売のいち押し商品を展開させてほしいと商談しています。1週間のうち、どのスーパーに訪問するのかは自分の裁量で判断できるので、仕事を続けやすかったです」(高野さん) こうしたラウンダーは、とくに車を利用する機会が多い地方で需要が高いのだとか。 ■言葉遣いに気をつけて 面接のときだけでなくふだんの生活から気をつけておきたいのが“言葉遣い”。敬語を使い慣れていないと、とっさのときについ乱暴な言葉が出てしまう。 「部屋の中の電球を替えてほしいという要望があっても、コンシェルジュの私たちが直接、出向くことはなく、サービス会社に連絡していただくことになります。そういったときこそ『少しお待ちください』と、より丁寧な言葉遣いで接するように心がけています」(吉川さん) ■長く勤めるためにも柔軟な対応を! 仕事をするうえでタブレット端末やスマホなどが貸与されるケースもある。面接などで「ITはわからないので」などと、かたくなな態度を見せてしまうと、「やる気がない」と思われてしまうので注意! 「入社したころは私物の携帯電話で、仕事先に入るときと、作業終了時、会社に報告していました。その後、会社の携帯、タブレット端末を持つようになり、そのたびに操作法を一生懸命に覚えています(笑)。世の中の変化に対応できないと、仕事は続けられませんね」(高野さん)
2017年09月28日主婦のみなさんは、どのようにして自身の健康状態を管理していますか?義務がないからといって健康診断を怠っていては、将来に大きなリスクを残します。前編に続き、主婦の健康診断の実態を見ていきましょう。会社に属していない主婦は、自ら動かないとなかなか健康診断を受ける機会がありません。そのため、もう何年も健康診断を受けていないという方も少なくないでしょう。しかしそれはすなわち、病気を早期発見する機会を自ら断っているということでもあります。そんな主婦の健康診断の実態に迫るのが、今回のテーマ。前編では、約6割の主婦が健康診断を受けていることがわかりました。後編では、さらにその実情を見ていきます。【主婦の健康診断・前編】はこちらから■目次1.費用は5,000円以下。無料で受けられる場合もある2.地方自治体や夫の会社の健診が人気3.女性に多い病気への警戒が高まっているまとめ1. 費用は5,000円以下。無料で受けられる場合もあるまずは、やはり気になる「お金」の話。1回の健康診断、主婦のみなさんはどのくらいのお金をかけているのでしょうか。結果は、半数近くの方が「1,000〜4,999円」。1,000円未満の方も含めると、全体の6割以上が5,000円未満で健康診断を受けているという結果が得られました。【1,000円未満】■「主人の勤務先の会社がおこなっている健康診断の配偶者検診を受けたから、実質無料でした」(30代・主婦)【1,000〜4,999円】■「生活習慣病などの基本的な健診は、配偶者の企業が全額費用を負担してくれます。がん検診は含まれていません。がん検診は自治体の健診を毎年受けています」(40代・主婦)■「通常は無料で受けられるのですが、オプションで気になる項目を追加したらプラス4,000円くらいになりました」(40代・主婦)企業が配偶者向けに実施する健康診断や、自治体が条件を満たした住民向けにおこなっている健康診断ならば、無料や安価で受けられる場合が多いようです。ただし、それらは基本的な検診のみにとどまるので、より詳細な検査や部位を絞った検査が受けたければ、もう少し費用が必要になりそうです。【5,000〜9,999円】■「家族が高血圧と脳溢血でなくなったので、とくに血液検査とMRIをお願いしています。脳神経系の検査は割高になります」(40代・主婦)【10,000円台】■「年齢的に、人間ドックを世帯主の会社を通して受診すると10,000円程度かかります。40、45、50とキリのいい年は無料です。50歳以上は無料になるそうです」(40代・主婦)【30,000円台】■「通常の健診は自治体実施のもので無料。脳ドックを受けたので35,000円かかった」(40代・主婦)一般に、脳の検査や人間ドックを受ける場合は、費用も高額になりがち。しかし、お金で健康は買えません。40代、50代と年齢が上がってきたならば、多少お金をかけても詳しい検査をしたほうが安心です。2. 地方自治体や夫の会社の健診が人気健康診断にかかる費用は、健康診断を受ける「方法」にも左右されます。地方自治体や夫の会社の健診ならば比較的安価で受けられます。その実態は、以下の通り。【地方自治体の健診】■「主婦になるとなかなか個人ではお金もかかるので、健康診断はいかなくなりますね、地方自治体の健診は補助が出ますので利用します」(50代・主婦)■「夫が定年退職したので、地方自治体がおこなっている検診を受けている。それが一番安い」(50代・主婦)■「近所に検診車が来てくれるので、混んでいる病院にわざわざ出向かなくていいので、利用しています」(40代・主婦)4割以上の支持を集めた「地方自治体の健診」には、次点の「夫の会社の健診」と比べ、夫が定年退職してからでも利用できるというメリットがあります。また、検診車を利用できれば、病院まで足を運ぶ手間が省けます。【夫の会社の健診】■「夫の会社の健康診断の場合は、個人的に受けるより費用がかなり安くなるから」(40代・主婦)■「毎年、特定検診の受診券が送られてくるので、それで受けてます。足りないがん検診は自治体の補助がおりるので受けてます」(40代・主婦)夫の会社の保険が適用される場合は、その健康診断を利用する方も多いようです。ニーズに応じて自治体の健康診断と使い分けるケースも。【個人的に病院で】■「個人的に病院へ行きますが、市から配布されたクーポンを使用することが多いです。気になる症状がある時や、気が向いた時にフラッと行きたいので、集団健診は受けません。疲れそうなイメージもあるからです」(40代・主婦)やや高額になる可能性もありますが、自分が気になったタイミングで個人的に診断を受けるのもひとつの手。意見で出たように、自治体から配られたクーポンを利用できることもあります。3. 女性に多い病気への警戒が高まっている最後に、健康診断で詳しく検査で検査する部位を聞いたところ、女性が病気になりやすい部位が挙げられました。【胸(乳房など)】■「一昨年、母が乳がんで一つ乳房を切除して以来、敏感になっているので乳がん検査は積極的に受けています」(40代・主婦)■「最近、有名人の方々が乳がんなどで亡くなられているので。自分もそういう年になってきたし受けたいから」(20代・主婦)有名人や身近な人が乳がんになったことで検査を受けるようになったという声が多く聞かれました。乳がんはある程度の自己検診ができるので、わずかでも気になったら積極的に検査を受けるとよいでしょう。【子宮】■「女性特有のものであるし、年を重ねて気になる部分などもあるので定期的にチェックしておきたい」(30代・主婦)■「若い人に多い、子宮頸がんは毎年しっかり受けています。胸は2年に一度マンモを受けています」(30代・主婦)乳がんと同様、女性なら気になる子宮の病気。子宮を検査しているという方の多くが、胸も検査をしていました。また、そのほかの部位については下記の通り。現在の生活習慣から将来のリスクを考えて検査する方もいるようです。■「頭痛が頻繁にあるため、隠れ脳梗塞などを起こしていたら怖いので、脳を特に調べてもらいたいです」(30代・主婦)■「バリウム検査の効果は、重い病気しか分からないそうなので、胃腸を胃カメラで調べたいです」(30代・主婦)■「昔タバコを吸っていたので、今はどうなのか気になっています。将来的にもどうなのか」(40代・主婦)まとめ病気の早期発見は早期治療につながります。今は何も異常を感じていなくても、気づかない間に病気があなたの体をむしばんでいる可能性もゼロではありません。会社に属していない主婦でも、自治体や夫の会社など健康診断を受けられる場所はあります。できれば、年に1回は病院や健診センターに足を運んでみてくださいね。アンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦の女性の方アンケート総数:50
2017年09月21日「もしある日、自分が倒れてしまったら家族はどうなる?」そんな病気のリスクを最小限に抑えるために重要なのが、健康診断です。会社の健康診断を受けられない専業主婦のみなさんは、どのようにして健康診断を受ければいいのでしょうか?30代、40代、50代と年を重ねるにつれ気になってくるのは、自分の健康。今は大きな問題がなくとも、いつ病気が発覚するかわからないものです。自分が倒れてしまったら、家族はどうなるのだろう……。そんな不安をお持ちの方も多いでしょう。病気のリスクを減らすには、早期発見・早期治療が重要です。しかしながら、会社員ならば年1回の健康診断を受けられますが、主婦はいったいどこで自分の健康状態を知ればいいのでしょうか。20代〜50代の専業主婦50名に、主婦の健康診断の実態についてお聞きしました。■目次1.4割以上の主婦が健康診断を受けていない!2.半数以上が「がん検診」に興味ありまとめ1. 4割以上の主婦が健康診断を受けていない!まずは、そもそも主婦の方がどの程度健康診断を受けているか調査しました。すると、定期的・不定期合わせて6割の方が受けているという結果に。全体の過半数以上の方が健康を気にして自主的に受診しているようです。ただその一方で、受けていない方が4割程度いるというのも事実。それぞれの意見を見ていきましょう。【定期的に受けている】■「市から案内をもらったら必ず受ける。家族のものも含め、検診結果が私の通知表と思っていつも確認している」(40代・主婦)■「夫の会社の健康診断を1年に1度受けることができるので、それに申し込んで受けています」(30代・主婦)■「病気を早期発見して治療をしてしまいたいから。子どものためにも元気でいたいです」(40代・主婦)定期的に受けている方の多くが、自治体や夫の会社からの案内をもらっていました。自治体の検査は安価または無料で受けられますが、年齢制限や自治体の健康保険加入など、一定の条件を満たしていなければならない場合が多いようです。条件や手続きは各自治体によって異なります。自治体から来る通知や自治体のホームページを参照したり、役所の窓口に問い合わせたりしてみましょう。【定期的ではないが受ける】■「乳がん検診は受けて来ました。これからも受けるつもりです。でも、ほかの検診はあまり受けていません。病気がちで定期的に血液検査をしているので、それほど必要ないのかなと思ってしまいます」(40代・主婦)■「1年に1度時期を決めて、きちんと受けているわけではありませんが、何らかの体調不良があるときについでに病院で血液検査をしたりして健康診断としています」(40代・主婦)自治体や夫の会社の案内を受けていない人でも、健康に何かしらの異常があった際や病気への不安をきっかけとして健康診断を受けていました。自分から行動を起こさなければならないので手間ではありますが、確実に将来の健康リスクを減らしてくれるでしょう。【受けていない】■「『受けなきゃいけないなぁ』と思いながら、全く受けていません。子どもを連れて健康診断に行くのが大変だからです」(30代・主婦)■「行かなければとは思いますが行けていません。主婦のため、自分の健康より家族のために働いてくれている主人の健康の方が大事、自分より子どもの健康のほうが大事、と自分の中で優先順位をつけてしまっているからなかなか行けないのだと思います」(30代・主婦)■「会社を辞めてから受けていない。前は会社に来て受けられていたから受けていたけど、自分から動く意識がなかった」(20代・主婦)50名中19名、約4割の方が健康診断を受けていませんでしたが、その大きな理由としては、「面倒さ」が挙げられました。多くの人が「健康診断を受けなければ」と思っているものの、その優先順位は低く、日々の生活の中でついつい後回しになっているようです。2. 半数以上が「がん検診」に関心ありでは、健康診断では具体的にどのような検査を受けているのでしょうか。結果は以下の通り。半数以上の方が「がん検診」を受け、それに次いで「特定健診コース」「成年者健診」「生活習慣病予防健診」「1日人間ドック」と続いています。【がん検診】■「他の検査を受けることもありますが、忘れること無く受けているのは婦人科系のがん検診です。生活習慣にはそれほど関わりなく、比較的罹患率の高いがんだからです」(50代・主婦)■「一番怖い病気なので、きちんと検査しておくと安心と思い、検査を受けるようにしています。特に、ある年齢以上の人がなりやすいとデータが出ているものは、なるべく受けるようにしています」(40代・主婦)生命の危機に直結する可能性が高い「がん」には、多くの方が関心を示しているようです。罹患率が高いため、一定の年齢を過ぎると警戒し、健康診断を受けています。【特定健診コース】■「まず無料なので、これは必ず受けます。基本的なことを検査してくれて助かります。あとは、オプションで肺がんと乳がん、子宮がんと大腸がん検診をしてます」(40代・主婦)特定健診は生活習慣病予防のため、特にメタボリックシンドロームに重点を置いた健診です。40〜74歳の方なら、自治体や夫の勤務先で受けることができますよ。またこのほかにも、どこが悪いか自分でも把握しておらず全身を見てほしいからと「人間ドック」を選んでいる方もいました。まとめ前編では、主婦の健康診断の実態について説明していきました。後編では、健康診断にかける金額や詳しく検査したい部位など、より詳細にその実情を見ていきます。健康診断を受けていない“4割”の主婦の方は必見です。【主婦の健康診断・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦の女性の方アンケート総数:50
2017年09月21日家事をいかに効率的に行うかが大事な専業主婦。そんな主婦のお昼ごはん事情はどのようなものでしょうか。後編では主婦の方が自分一人のためにごはんを作ることをどう思っているかについてのアンケートや、簡単昼ごはんレシピもご紹介します。前編では、主婦のお昼ごはんの実情について、リアルな意見を見てきました。多くの主婦の方が、お金や手間をかけない食事で済ませていることが明らかになりました。【主婦のお昼ごはん・前編】はこちらから後編では、「自分一人のために昼ごはんを作ることをどう思うか?」と「安く簡単にできる主婦向けのレシピを教えてください」という2つの質問への回答を見ていきます。レシピなど、ぜひ参考にしてくださいね。■目次1.自分1人のためなら手抜きでも。お昼は最低限でいい2.簡単で美味しいお昼ごはんを作ろう!まとめ1. 自分1人のためなら手抜きでも。お昼は最低限でいい「自分1人のためにお昼ごはんを作るのは面倒か?」という質問に対し、8割の方が面倒に感じる、と答えました。その回答に関する意見を見ていきましょう。■「自分のためと考えるとなかなか何もできません。主人のお弁当と一緒に自分の分も作っておきます。朝食も、あえて前夜の残り物を取っておいて食べるようすることも」(40代・主婦)■「普段の家族への料理で手を抜けない分、自分だけとなると問題がないので手を抜いてしまいます」(50代・主婦)■「1人分の料理を作るのに材料を切ったり、後片付けで器具を洗ったりするのはどうしても面倒だと感じてしまいます」(30代・主婦)■「食べてくれる人がいないので張り合いがなく、なかなか作る気も起きないので、面倒に感じてしまいます」(40代・主婦)専業主婦ならばいかに家事の負担を減らすかを考えているから、自分1人のためにあまりエネルギーを消費したくない、という意見が大半を占めていました。また、もともと料理は好きではないので家族のためと思えるとき以外は作らずに済ませてしまうという人もちらほら。一方、1割程度の主婦は面倒でないと回答しています。どのような意見を持っているのでしょうか。■「料理は家事の一部だから、自分のためでも苦にはなりません。意識することなくやっています」(50代・主婦)■「自分1人のためのごはんは唯一、好きなものを自由に作れるので面倒にはならない。むしろ楽しいです」(40代・主婦)■「時間があるときだけですが、自分の食べたいものを考えて作るので面倒ではないです。時間がないときはパンとサラダなどでぱぱっと済ませます」(50代・主婦)このように、自分が好きなものを気兼ねなく作れるため、自分1人のための昼食作りは意外に苦にはならないという意見がありました。特に、子どもがある程度大きくなって時間に余裕が生まれる40〜50代の方が、面倒ではないと感じている結果となりました。2. 簡単で美味しいお昼ごはんを作ろう!これまで紹介してきた主婦のみなさんの意見を踏まえると、主婦のお昼ごはんは、安上がりで手間なくできることが重要となります。残り物や余っている食材も、上手に消費していきたいものです。「安く・簡単にできるお昼ごはん」メニューを聞いてみたところ、丼物やおじやなどが人気でした。【丼物・おじやなど】■「さんまの蒲焼き缶、長ネギの斜め切り、醤油大さじ1、缶一杯の水を煮て、卵でとじる。それをご飯に載せるだけで簡単さんま丼ができます」(50代・主婦)■「晩ごはんの残りの白米に、納豆とみじん切りしたネギ、生卵と刻み海苔をかけて食べるとボリュームもちょうど良く、体にも良く、コストも抑えられます」(40代・主婦)■「残っているお米に、前日の晩ごはんの残りのシチュー・カレー・肉じゃがなどを載せて、上からチーズをかけて、オーブンで焦げ目をつけるとドリア風ごはんが完成します。簡単かつ美味しいです」(50代・主婦)■「ヘルシーにしたいなら、豆腐となめこを白米の上にのせ、だし醤油をかけて豆腐丼を作ります」(40代・主婦)■「夏向きでシンプルな丼物で冷蔵庫の残り物で作れるものとして、オクラ・納豆・たくあんを食べやすいサイズに細かく刻んで、温泉卵(生卵なら黄身のみ)を落として、ワサビ醤油をかけるだけ。その他に、残ったお刺身とかトロロなんかがあると更に美味しいと思います」(40代・主婦)前日の残り物にプラスアルファで何かを混ぜて、それをご飯に載せて食べるといったレシピが多いようです。丼物などのメニューは、手間をかけずに美味しいのが魅力的ですよね。【麺類】■「冷蔵庫に余っている葉物野菜と肉を鍋に入れて牛乳や豆乳で煮て、コンソメ・塩コショウで味付けする。そのままでも食べられるし、味を濃いめにすることでパスタを投入してスープパスタにもできます」(30代・主婦)■「なんでものっけそうめんです。あり合わせのトマトやキュウリを刻んで入れ、鮭フレークやハム、納豆などのタンパク質系もできるだけ載せて、めんつゆをかけて食べます。うどんでもできるし、5分で作れます」(50代・主婦)■「パスタを茹でて、納豆を加えてポン酢を絡めれば簡単和風パスタができます。刻み海苔をのせるとさらに美味しいです」(30代・主婦)パスタやうどん、そうめんなど家に常備しているような麺類とあり合わせの食材でできる、麺類の簡単レシピを紹介してくださる方も多数いらっしゃいました。そのほか、炒め物や残り物をうまく活用したレシピを作る人も。■「ジャコチャーハンをよく作ります。フライパンにごま油を入れて先に卵だけ塩コショウで炒め、皿にあけます。その後ネギとジャコを炒め、また皿へ。そのフライパンにご飯だけを塩コショウ少々で炒め、パラパラになったら先ほどの卵、ネギ、ジャコを入れて最後につゆの素を少々回しかけて終わりです」(50代・主婦)■「納豆チャーハンです。納豆とたまごとご飯をパラパラになるまで炒めるだけです」(30代・主婦)■「耐熱容器にご飯を入れて、焼肉のたれ、コーンを入れてよく混ぜる。その上にピザ用チーズを乗せ、オーブントースターで焼くだけ。冷蔵庫に何もないとき、助かる超簡単レシピです。具材はいろいろアレンジできるので、そのときあるもので作ってます」(30代・主婦)フライパンや耐熱容器など、調理器具をなるべく使わずにできる料理をする人が多いようです。手早く作って食べて、後片付けまで簡単に済むのがベストですね。まとめやはり主婦の方は自分1人のためには、なかなか手の込んだ料理を作らないということがわかりました。しかし今回ご紹介したレシピは、忙しい主婦の方でも手間をかけずに時短で作れるものばかり。時間がないときでも栄養を考えた食事をとりたい方におすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。アンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦の女性の方アンケート総数:50
2017年09月21日今回は、毎日の家事に追われる専業主婦の方のお昼ごはん事情について調査しました。自分1人用にお昼ごはんを作るのか、作る際の予算はいくらなのか。外食する場合の予算はいくらかなど、アンケートをとって調査しました。洗濯や掃除、料理などさまざまな家事を日々こなしている主婦。子どもや旦那さんがいなくなるお昼だけは一人の時間を満喫できる……という方もいるかもしれませんね。そんなお昼の時間帯、主婦の方々はどんな食事をしているのでしょうか。今回は20〜50代の専業主婦50名にアンケートをとり、気になる主婦のお昼ごはん事情に迫りました!■目次1.残り物ばかり!?主婦のお昼ごはんのリアル2.自分1人の食事には極力お金を使わない!3.たまには少し贅沢。外食の予算は“1000円ちょっと”まとめ1. 残り物ばかり…!?主婦のお昼ごはんのリアル【前日の残り物】「普段のお昼ごはんはどうしていますか?」という質問に対して、圧倒的に多かったのは「前日の残り物」という回答。経済的な面で節約にもなるし、新たに調理する手間を省くためにも前日の残り物を食べてぱぱっと済ませてしまう人が多いようです。■「前日の夕食をなるべく多く作っておいて、それをなるべく食べるようにしています。残っていないときは、納豆ご飯に味噌汁などほぼ調理しないもので済ませます」(40代・主婦)■「前日の夕食の残り物を中心に、足りない汁物などがあれば簡単に作れるものを用意します」(30代・主婦)■「基本的には晩ごはんの残り物や残っている物を食べます。もしくは賞味期限が切れそうな物から順に食べるように気をつけています」(30代・主婦)【インスタントや簡単な軽食】【お弁当の残り物】次に多かったのは、「インスタント・簡単な軽食」という回答でした。■「余り物があれば食べるが、基本的に調理なしで食べられるインスタントで済ますことが多いです」(30代・主婦)■「栄養的にはあまり良くないと思いつつ、自分1人のために作る気になれないので、ついパンなどを買って済ましてしまいます」(40代・主婦)朝に作った「お弁当の残り物」をお昼ごはんとして食べている主婦もいます。■「できるだけ簡単に、光熱費もかけたくないのでお弁当の残り物を電子レンジで温めて食べたりしています」(40代・主婦)■「1人分だけ作るのは面倒なので、朝必ず作る子供たちのお弁当のあまりを取っておいてそれを食べています」(40代・主婦)■「子どものお弁当を作るときに一緒に自分の分もお弁当箱に詰めておきます。そうすると、食べ過ぎないで済むので一石二鳥です」(40代・主婦)いずれにせよ、自分のために一から作ろうと考える人はあまりいないようです。手間や食材の消費、節約などさまざまな理由もあり、お昼の時間帯は忙しい家事を一段落させて、手間をかけずに簡単な食事をとりたいという主婦が多いのです。2. 自分1人の食事には極力お金を使わない!【お金をかけない】簡単なもので済ませてしまう主婦のお昼ごはん。予算について聞いてみると、「お金をかけない」という意見が圧倒的多数となっています。■「夕飯の残りものや冷蔵庫に余っている食材で十分です。買い置きしているものもあるのでそれで補えます」(40代・主婦)■「家にある残り物をリメイクすることが多いです。一人なら絶対にお金をかけたくありません…!」(40代・主婦)■「家にあるもので作るなり、済ませるなりが基本です。残り物というか食材を使い切る調整が主婦のお昼の役割だと思っています」(50代・主婦)ポイントは、とにかく新たにお金をかけないこと。賞味期限が近い食品を消費するなど、無駄になりそうな部分でまかなっている主婦がたくさんいることが明らかになりました。【300円未満】次に多かったのが「300円未満」という回答です。かなりロープライスですが、一体どのようなものを作るのでしょうか。■「ご飯を炊いて、野菜と卵の余り物で味噌を作る程度なのでほとんどお金はかかりません」(30代・主婦)■「極力やすく済ませるように心がけていますが、うどんなど買ったりすればまったくお金をかけることはできないので300円未満です」(40代・主婦)■「卵焼きや納豆、豆腐など300円未満でも意外としっかり栄養のあるものを作れます」(30代・主婦)なるべくお金をかけないという意図は「お金をかけない」人たちと同じですが、ある程度は栄養なども気にしつつ食事をするため、およそ「300円未満」という感覚のようです。といっても、やはりお金をかけないことを最優先にしている主婦の方々の気持ちが反映されていると言えるでしょう。【300円以上】300円以上かけてお昼ごはんを作っている人はごくわずか。いずれにせよ低予算には違いありませんが、少し予算が増えるとどうなるのでしょうか。■「ワンコインで済むようになるべく心がけてしまいますが、いつも少しオーバーしてしまいます……」(20代・主婦)■「わざわざお金と時間をかけて作るなら、ある程度はお金をかけて美味しいものを作りたいと考える。少しだけリッチにします」(30代・主婦)もしお金をかけて作るなら美味しい材料を使って美味しいものを、という理由からワンコイン以上で料理をするという意見がありました。何か頑張ったときのご褒美に、材料費を少し高めに作ることもあるようです。3. たまには少し贅沢。外食の予算は“1000円ちょっと”家でお昼ごはんを食べるならひたすら安く、という主婦のみなさんですが、外食する場合はどうでしょう。すると、一番多かった回答は「1000〜1199円」。この回答をした人たちの意見を見ていきましょう。【1000〜1199円】■「頻繁にあることではないので、1000円程度なら許容範囲内です。1500円程度になるとランチとしては抵抗があります」(30代・主婦)■「あまり頻度が高くないのでたまにの贅沢でカフェランチに行きがちなので1000円ちょっと使ってしまいます」(20代・主婦)■「本当は1000円以内に収めたいところですが、デザート付きやドリンク付きにすると1000円を超えてしまいます」(40代・主婦)そもそも外食頻度が少ないので、もし行ったときはドリンクやデザートをつけて満喫したい、という意見が多く聞かれました。なかには、1人ではなく友人と外食する場合が多いので、ゆっくり話しているとついついお金を使ってしまうというコメントも。あまり高額にならない程度の贅沢となると、“1000円ちょっと“になるようですね。【900〜999円】次に多かったのが「900〜999円」という回答です。■「ランチに1000円かけてしまうと損した気分になるので、できるだけ3桁で済ませようとしています」(40代・主婦)■「夫とランチに行くときは高額でも気にしませんが、1人や友人と行くときは1000円未満です」(30代・主婦)■「1人で行くなら1000円以内で絶対に収めます」(30代・主婦)当たり前のことながら、純粋に食べたいものと安いもの、どちらかを優先するかで出費は変わってきます。ですが、あくまでも普通の日のランチなら、予算は1000円程度というのが目安になっているようです。1000円程度のランチで人気なお店もたくさんあるので、もし外食をするなら賢くお店を見つけて、楽しく満足のいくランチをしてくださいね。たまには息抜きも大切です。まとめ前編では主婦のお昼ごはん事情について、その内容と予算に注目して主婦たちの意見を見てきました。基本的には、とにかくお金や手間をかけないよう努力している主婦がほとんど。たまに行く外食では、1000円程度を目安に友人たちとのランチタイムを楽しんでいるようです。後編では、主婦のみなさんが自分用に昼食を作ることに対する意見や、簡単な昼食レシピをご紹介します。ぜひ、後編もあわせて読んでみてください。【主婦のお昼ごはん・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦の女性の方アンケート総数:50
2017年09月20日こんにちは、佐原チハルです。プレミアムフライデー、みなさまのご家庭では楽しんでいらっしゃるでしょうか。専業ママの場合、旦那さんがプレミアムフライデーを楽しんでいたとしても「自分には関係のない話」と感じる方も多いようです。専業ママだと「一年中、休みという休みがない」とよく言われますし、“主婦休みの日”だって、年に3回じゃ足りませんよね。そんな中、自主的にプレミアムフライデーを導入し始めた専業ママたちがいます。今回は、そんな専業ママたちの声を集めてみました。●「育児も前よりも楽しめるようになった!」という声『夫の会社もプレミアムフライデーを導入することになって、羨ましいなぁと思っていたんです。それで私もまねすることにしました』(30代/4歳の子のママ)導入は毎週ではなく月に2回だそうですが、金曜日が来るのがとても楽しみになったそう。お子さんは幼稚園に通っているのですが、導入日は18時まで園の預かり保育を利用している そうです。『久しぶりにゆっくりドラマや映画を見る時間が作れて、生き返ったような気持ちです。子どものお迎えに行くときも、「お待たせ、時間をくれてありがとう」って思えるから、余裕があるというか、ますます育児頑張ろうって思える感じがします』こちらのママさんの言葉を聞いて、筆者は子どもが保育園に行き始めたときの気持ちを思い出しました。やっと自分の時間が持てる、という開放感のような気持ちがあったのです。そして、子どもと長い時間離れることへの寂しい気持ち。寂しい気持ちもあるからこそ、お迎えに行ったときの「会いたかったよ!」という感情がより強く感じられます。そしてその気持ちのおかげで、ご飯、お風呂、翌日の準備に寝かしつけ、家事……と、その後の忙しい時間を乗り越える力も湧いてきます。幼稚園のお預かりといえばお勤めをしているママが利用するもの、というイメージもありますが、専業ママももっと積極的に利用してみても良いですよね。●「専業主婦の仕事に自信を持てるようになった」という声『最初は「専業主婦のくせにプレミアムフライデーなんてダメかな」って思っていたんです』(30代/3歳と1歳の子のママ)そう話してくれたママさんは、お子さんが0歳のときに今の自治体に引っ越してきました。元は産休明けすぐからお子さんを預けてお仕事を続けてらっしゃいましたが、引っ越し先で保育園が見つからず、やむなく退職されたとのこと。“専業主婦”としてももう数年頑張っていらっしゃいますが、もともとお仕事に熱心だったこともあり、専業であることに負い目のようなものを感じてしまうこともあった そうです。『夫に話したら、「いいね!」「いつもお疲れ様、何か助けが必要だったら言ってね」って言ってくれたんです』こちらのママさんがプレミアムフライデーを楽しんでいるあいだ、3歳と1歳のお子さんは市の一時保育サービスを利用しているそう。それで足りていることもあり、今のところ特に助けてもらうことはないそうですが、旦那さんの言葉はとてもうれしかったそう。『専業主婦って、仕事に終わりもないし区切りもつけにくいし、いつも子どもが一緒でどうしても自分だけの時間って持ちにくくて。うちの夫は日頃から家事も育児もする人だから、周りのママたちよりはかなり恵まれてるとも思うんですけど、やっぱり疲れてもいたんだと思います。でも“仕事じゃない”し、お金を稼いでいるわけでもないから、疲れてるなんて言いにくくて。お疲れ様って言ってもらえて、休んでいいんだって思えたら、なんだかあらためて専業主婦の仕事も胸を張っていい仕事なんだよなぁって思えるようになりました』下のお子さんが幼稚園に入れる年齢になったら、またパートでのお仕事復帰を目指す予定だそうです。しかし専業ママであることに自信を持てるようにもなったので、お仕事復帰するまでは、よりいっそう専業ママとしての生活を楽しもう、と思えるようになったとのこと。専業ママの場合、お金を稼いでいないということがどうしても引け目になってしまう ことも多いようです。しかし仕事の価値や大変さ、重要性は、お金を稼いでいるか否かでは変わりません。パートナーである旦那さんからもらえた暖かい言葉は、とてもうれしかったことと思います。本記事を読んでいるパパさんは、どうかママさんの日頃のご苦労を労り、言葉と行動で示してさしあげてくださいね。●「夫への思いやりの気持ちが持てるようになった!」という声『うちの夫の職場、最初の1回だけプレミアムフライデーやってたんだけど、次の週からは何事もなかったかのようにいつも通りになったんだよね。自分の時間が本当に全然自由にならないんだなぁと思ったらなんだか可哀想みたいな気持ちになっちゃって、毎週金曜はちょっといいもの作ってあげようって思うようになった』(30代/4歳の子のママ)こちらのママさんは、旦那さんの会社がプレミアムフライデーを導入するのと同じタイミングでご自身もプレミアムフライデーを自主導入されました。プレミアムフライデーを実施する日は、お子さんは幼稚園のお預かり保育を利用しているそう。しかし旦那さんの会社がプレミアムフライデーを自然にやめてしまったため、現在はママさんだけが金曜の午後の時間を楽しんでいる そうです。『主婦にも休みは絶対必要だって思ってたから、夫に合わせてやめようとは思わないけど、ともかく夫が可哀想っていうか、大変だなって思う。有給休暇だって満足に取れないし。そもそも長時間働きすぎだと思うんだよね。仕事してる人も専業主婦も、もっとみんな休めるようになるといいのになって思うよ』そこでこのご夫婦は、今年は旦那さんが“有給を半分は消化する”というのを目標にしているそうです。主婦の仕事も会社などでのお仕事も、イキイキと続けていくには休日や休暇は必要不可欠です。長時間労働が問題になっている昨今だからこそ、休日・休暇は積極的に持てるようにしたいですね。----------以上、いかがでしたでしょうか。そもそもプレミアムフライデーは、実施できている仕事・会社があまり多くはないようで、筆者の周りでも「うちには関係ないかな」という感じの人が多いです。年に3日しかない主婦休みもそうですが、“休む”という行為は、なかなか定着しにくいのかもしれません。自分から「休む」と宣言し、実行するのは簡単ではないことも多いです。しかし専業ママも過労にならないよう、積極的に働きすぎを避けていきたいですね。●ライター/佐原チハル
2017年09月20日専業主婦世帯よりも共働き世帯が多い現代では、「結婚したら専業主婦になりたい」と言う人に「時代遅れ」「今どきそんなの無理」など厳しい声が向けられることが多いです。そのため、大きな声で「専業主婦になりたい!」とは言いにくい空気があります。しかし、実際のところは専業主婦になりたい人や、専業主婦になった人だってたくさんいるはず。そこで今回は、専業主婦になった人に、そのきっかけについてお話を聞いてみました。また、専業主婦になってどうだったか、後悔していないかについてもあわせて聞いてみましたので、ご紹介したいと思います。●(1)仕事がつらくて専業主婦に『子どもがいなかったので、結婚してからも5年間、正社員で働いていました。でも、もともと仕事が好きだったわけでもなく、クライアントと関わることで毎日大きなストレスを感じていました。しかも、有給休暇はないし、残業代は出ないし、ボーナスも退職金もないという環境。ずっと我慢していましたが、ストレスから体調を崩すことが多くなったため夫に相談したら、「辞めてもいいよ」と言われたので辞めました。辞めた結果、幸せです!家事のストレスなんて、仕事のストレスに比べたらないに等しいくらい。毎日部屋をきれいに掃除して、おいしい料理を作って、猫の世話をして夫の帰りを待つ生活。のんびりしていて満足 です。私が働かなくても余裕のある生活を送れるのは夫のおかげなので、本当に感謝しています』(30代女性/子どもなし・専業主婦歴1年)「仕事が嫌だから専業主婦になりたい」というのは、「そんな甘えたことを言うな」と一番叩かれやすい理由でもあります。しかし、夫婦間で話し合い、旦那さんからの了承を得ているなら他人がとやかく言う問題ではありませんよね。仕事を辞めても生活に困らない経済力があるなら、ストレスをためて毎日悶々と過ごしているよりも、一度スパッと辞めてしまったほうがいいでしょう。家庭の仕事に専念することで、心も体もリフレッシュできるかもしれません。●(2)夫に頼まれて専業主婦に『私自身には特に専業主婦願望があったわけでもないんですが、夫から「結婚後は、できたら専業主婦としてサポートしてほしい」と言われ、同意して結婚しました。結婚してからすぐ子どもも生まれ、今では2児の母です。育児はとても大変で、仕事をしながらだったら無理だったなと思います。キツいことももちろんありますが、子どもと一緒に遊んだり勉強を見たり、毎日楽しい ですよ。ずっと子どもと一緒にいるのがストレスになるという友達もいますが、私は平気です。むしろ、人に任せるほうが不安です。子どもが中学生くらいになったらパートに出るかもしれませんが、それまでは専業主婦生活を満喫したいです』(30代女性/2児の母・専業主婦歴8年)仕事に専念したいから、子どもと一緒にいてほしいからなど、「夫に頼まれて」というケースも意外と少なくないようです。ただ、帰ってきてからや休日などに育児参加してくれる旦那さんであれば問題ないでしょうが、ワンオペ育児が問題になっているように、「専業主婦なんだから家事も育児もすべて一人でやって当然」のような考えの旦那さんだと、逆につらい可能性もあります。●(3)夫の転勤のため専業主婦に『転勤族な夫と結婚したため、専業主婦になりました。引越し先でパートとして働いたこともあったんですが、けっこう短期間でまた次の転勤先へという感じだったため、申し訳ないなと思い働くのを辞めました。専業主婦になったことで自分の時間がたっぷりとれるようになり、趣味に没頭できたのは良かった です。でも、専業主婦の期間が長くなって、やはり外で働きたい、社会へ出たいと思うようになり、40代で事務のパートなどを受けましたが、転勤でいつ辞めるかわからない可能性などの話をすると雇ってもらえません。専業主婦生活に特別不満があるわけでもありませんが、働いていたほうが友達もできるし、気晴らしになります 。とはいえ、なかなか希望に合うパート先が見つからないのが現実です』(40代女性/子どもなし・専業主婦歴15年)転勤族だと正社員はおろか、パートとして働くこともままならないのですね。どこにでもある飲食のチェーン店やコンビニであれば働けるのかもしれませんが、事務などのオフィスワークとなると、仕事を覚えた途端に辞めなくてはいけなくなる可能性もあるため、難しそうです。----------専業主婦になる決断をするのに必要なことは、「夫婦の同意のもとであること」と「経済的に余裕があること」であると言えそうです。現実問題として、旦那さんから「専業主婦になってほしい」と言われても、収入の面で不安があると「わかった」とは言えないこともあるでしょう。「専業主婦になれば出費も減るからそんなに収入を気にする必要はない」と言う人もいますが、将来のために共働きで少しでも多くお金を貯めておきたい、夫が働けなくなったときのリスクを減らしたい、生活水準を下げたくないという考えから、仕事を辞めたいと思ってもなかなか専業主婦になる決断ができない人も多いものです。そういう意味では、やはりこの時代に躊躇することなく専業主婦になれる人というのは、恵まれていると言えるのかもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年08月17日結婚や出産を機に退職し、子育てが落ち着いてから再就職を考えるママは少なくありません。しかし、子どもがまだ小さいうちは、なかなか採用されにくい現状があります。「子持ち」ということをデメリットにしないためには、どのようなことに心がけるべきなのでしょうか。面接官の本音や再就職を果たしたママの体験談をご紹介します。■「子持ち」は不利? 悪いイメージを払拭するには現在は独立して不動産業を営むFさんは、求人募集をするときには「優秀な人なら子持ちとか関係なく採用する」といいます。しかし、小さな事務所がゆえに繁忙期に突然休まれるのは厳しく、たとえば小さな子がいるママと独身男性が同時に応募してきた場合、スペックが同じくらいなら後者を選んでしまうといいます。「パートなら気にしないのですが、正社員となると繁忙期は遅い時間まで残業が発生することもあるため、小さなお子さんがいるママには難しいのではないかと感じてしまいます。大手に勤めていたときも同様で、資格を持っていても採用されないママはいました」子どもがいるだけで不利になっては、いつまでたっても社会復帰が果たせません。どうすれば採用に近づけるのでしょうか。「小さい子がいるからといって、絶対に採用しないというわけではないんですよ。ただ、面接の段階で『子どもがいるんだから突然休むのは仕方ない』という態度が見えてしまうと、仕事に対しても不誠実なのかな、と思ってしまいます。とはいえ、子どものことはこちらから聞きづらいこともあるので、自分から話してくれるのは大歓迎です。たとえば、急な残業が発生したときには子どもを預けられる人がいるのか、子どもの発熱で出社できなくても自宅で作業ができるのかなど、こうしたことを自分から話せる人は、責任をもって仕事ができると感じ、採用したくなりますね」Fさんもできるだけサポートしたいとは考えていて、そのためにも現状をきちんと話してほしいそうです。「不利になると考えて子どもの話を避ける人は多いですが、大切なことなのでちゃんと話してくれたほうが好感を持てます」とのこと。会社の風土や制度を知りたいと思うことも大切ですが、それ以上に自分が子どものことをこう考えている、ということをアピールできるといいかもしれませんね。■休職中にスキルアップ! はアピールできる実際に社会復帰を果たしたママは、どのように対策していたのでしょうか。子どもの小学校入学を機に、経理事務の仕事に就いたAさんに話を聞きました。「前職も経理部にいたので経験はありますが、ブランクがあるのは事実。ソフトなども当時とは変わっているだろうし、それは正直に伝えました。でも、それだけでは採用されないだろうから、休職中に簿記の資格を取ったことをアピールし、家でもスキルアップに努めていたという思いを伝えました」経理は事務職のなかでも求人数が多く、経験と資格があれば採用されやすい職種。このように、スキルをアピールできるといいですね。「とはいえ、すぐに仕事が決まったわけではありません。WEB経由で履歴書を送った会社を含めれば、全部で20~30社くらい。そのなかでも外資系の反応がよかったように感じます。資格やアピールできる経歴があるなら、外資系のほうが子持ちとか関係なくフラットに見てもらえるのかもしれません。どの会社も、面接にはたくさんの人が来ていました。都心の会社の場合はみんなおしゃれに見えて気が引けたけど、清潔感があれば問題ないのではないでしょうか。メイクは控えめだけど手抜きせず、服装も派手すぎないスーツであれば、悪い印象は与えないと思います」久しぶりに働くとなると、ファッションにも気合が入りすぎてしまいそう。意外と見落としがちなポイントかもしれませんね。■前の職種以外でも、アピールできることはある出産前は、広報部でチームを束ねていたNさん。新しい職場は家の近くを希望していましたが、広報系の仕事の求人が見つかりませんでした。そこで、前職にはこだわらず、さまざまな職種の会社を受けたといいます。「現在は工場で営業事務の仕事をしています。広報時代にパワーポイントで資料を作っていたので、そのスキルがいかせるとアピールしたんです。畑違いに見えても自分が培ったスキルを求める会社はあるので、応募先に合わせてアピールポイントを練っていました。また、再就職活動を始めたばかりのときは、志望動機に『子どもに手がかからなくなったからまた働きたい』というようなことを書いていたのですが、書類選考で落とされてしまって…。何社か落ちたときに就活を思い出して『どうしてここで働きたいのか』ということを書いたら、面接へ進めることが増えました。前向きな志望動機は重要だと思います」再就職とはいえ、就職活動と同じこと。これも意外と忘れがちなポイントかもしれません。「就活と違う点といえば、ビジネスマナーは身についていて当たり前と思われていることかな。ドアのノックの回数、お辞儀の角度など、ささいなことだけど忘れていることが多かったです。ネットなどで調べながら、家でも練習しました」新卒なら許されても、職歴のある大人にマナーが身についていなければ、常識がないと思われてしまうかもしれません。知っているつもりでも忘れていることもあるので、再度チェックしたいですね。自分の持つスキルを会社のために役立てたい、ママという立場にとらわれることなく社会で活躍したい。そうした思いを伝えることが大事だと感じました。まだママの再就職がしやすいとはいえませんが、こうしたポジティブな気持ちで働く女性が増えれば、状況を変えることができるかもしれませんね。
2017年08月09日ネット上だけに限らず、リアルの世界でも、専業主婦をやたらと忌み嫌い、叩く人っていますよね。特に女性に多い気がします。昔、私の友人の中にもいました。結婚して家庭に入り、専業主婦になった友達を陰でバカにし、「若いうちから専業主婦になるなんて、将来絶対困るし後悔すると思う」「そもそも旦那に養ってもらうとか、プライドないのかな?私ならムリ」など、言いたい放題。見かねた別の友達が「人それぞれだし、夫婦間で決めたことならいいんじゃない?」とフォローすれば、「女に働かなくていいなんて言う男、ロクなもんじゃない」と旦那さんのことまで悪く言う始末。反論すれば自分まで槍玉に挙げられてしまうため、みんなそのときはそれ以上何も言いませんでしたが、だんだんとその友達とは距離を置くようになっていきました。私も今では音信不通です。では、やたらと専業主婦バッシングをしたがる人というのは、どのような心理なのでしょうか?実際に専業主婦に対して良い印象を抱いていなかった、または専業主婦の悪口を言ったことがある、という方にお話を聞いてみました。●(1)心に余裕がないことから生まれる「妬み」『実は、私自身も「専業主婦なんて家でゴロゴロしてるだけ」とか「せっかく大学まで出たのに働かないなんておかしい」とか言っていました。そのときは、そう言いながら、心の中では「私はこんなに毎日一生懸命働いているのにずるい! 」という感情でいっぱいでした。そう、ただの妬みです。小さな子どもを抱えながら働いて、家に帰れば家事・育児に追われ……専業主婦をやっている友達が妬ましくてしょうがなかったんですね。でも、ある程度子どもに手がかからなくなり、心に余裕ができてからは、そんなこと思わなくなりました。自由に使えるお金もあるし、貯金もだいぶ貯まったし、いろいろな面でゆとりができたんですね。専業主婦叩きをしていたころは、心に余裕がなくて荒んでいて、自分と違う環境にいる人に嫉妬していた だけです』(40代女性/会社員)ほとんどの人がこの「妬み」という感情から専業主婦叩きをしているのだと思います。「自分はこんなに大変なのに、自分は働かなきゃいけないのに、なんであの人は働かなくていいの?」という一種の八つ当たりですね。「あなたも私と同じ苦しみ、大変さを味わってよ!」というような怒りも入っているでしょう。心に余裕がなくなると、どうしてもそういった負の感情が渦巻き、妬みから自分より居心地の良さそうな場所にいる人に当たってしまうのだと思います。●(2)働かなくても生活ができる夫の収入に対する「羨ましさ」や「僻み」『ぶっちゃけ、妻が働かなくてもいいくらいの収入を旦那さんが稼いでいるということが羨ましくて、羨ましいと思っている自分を認めたくなくて、専業主婦をけなしていました。羨ましいって言っちゃうと負け 、みたいな(笑)。だから、「いくら収入があったって、いつ会社が倒産するかもわからない時代に専業主婦でいるなんて、お気楽だよね〜」とか。恥ずかしいですね、反省してます』(30代女性/パート)経済的に旦那さんの一馬力でも生活はできるけれど、自分自身が仕事が好きで働きたくて働いているという人や、将来のために働けるうちは働いておこうと思っている、というような人たちは、専業主婦バッシングをしないように思います。本当は働きたくないのに夫の稼ぎが少ないせいで自分が働きに出ている、という気持ちが強い人ほど、専業主婦を羨ましいと思っている傾向が見られます。それがだんだん「どうせ私なんてお金がないから働いてるだけだし」のような僻みに変わっていってしまうこともあります。●(3)ただ単に専業主婦を誤解していた『私の母親は専業主婦だったんですけど、私が学校から帰ってくるといつもリビングでソファに横になりながらテレビを見たり昼寝したりしていたんです。その印象が強かったこともあり、私の中で「専業主婦=ヒマ、いつもだらけている、怠け者 」というイメージしかなかった。別に、母も一日中そうやっていたわけじゃないと思うんですが……たぶん(笑)。でも、自分に子どもができて、夫と話し合って3歳までは専業主婦でいようということになり、専業主婦になったんです。そしたら、母の印象と全然違う!私の要領が悪いのかもしれないけど、1日中やることが多いし、子どもとずっと一緒で頭がおかしくなりそうだし、めっちゃ大変だったんです。自分が専業主婦になってみて初めて、専業主婦を誤解してた なって思いました』(20代女性/専業主婦)これはわかります。私も自分の母が専業主婦で、子どものころは「うちのお母さん、いっつも寝てばかりいるなぁ」と思っていました。でも、一人暮らしを始めてから家事の大変さを知りました。友達から、子育ての大変さを教わりました。家事と育児を一人でこなさなければならないとなると、自分の時間なんてなかなかないのではないかなと思います。そして、私も一時期、専業主婦のような生活を送ったことがありますが、一人で家にいるのがつらかったです。子どもがいないので、一日中誰とも話さずひたすら夫の帰りを待つという生活は、外で働くよりも私にはつらいものでした。----------何かと専業主婦を叩きたがる人たちの気持ち、おわかりいただけたでしょうか?もしかしたら、心当たりがある方もいるかもしれませんね。でも、人は人、自分は自分です。比べるものではありません。それに、誤解されやすいですが、専業主婦だって立派な仕事です。家族から感謝されたり賃金をもらったりすることがなくても働いているんです。そして、なかなか理解されない苦労や孤独などを抱えている人も中にはいます。そういったことをわかったら、批判なんてできない、する意味がないということがわかるのではないでしょうか。「人それぞれいろいろな生き方があっていい」そう思えれば、心も少し軽くなるかもしれません。●文/パピマミ編集部●モデル/神山みき(れんくん)
2017年07月12日~日本人は好色を再認識する〜下半身がからむトラブルは年々多くなっています。性犯罪の低年齢化、不倫、官公による痴漢被害の多発、日本は性関係のトラブルが絶えません。ではどうしたら良いか?第一歩は日本人がいかに好色でエッチかをひとり一人が素直に自覚した上で身を正しく律することです。日本文学を代表する最高峰「源氏物語」の平安貴族の四六時中の色恋沙汰文学を見てもわかる通り、歴史的に見てもエッチなDNAが組み込まれています。だから自らにブレーキの必要があります。家庭や会社や街に村にポスターを貼ると色んな意味で効果があるかもしれません。「ちょっと待て、その出来心で人生パァー」…。
2017年07月10日今や専業主婦は少なくなり、結婚・出産後の女性が働くことは決してめずらしくありません。家事や子育てと仕事を両立するため、パートタイムで働く女性も多いのでは?主婦の仕事や働く理由を知るため、実際に「兼業主婦」として家事・子育てをこなしながら働く女性50人にアンケートをとりました。家事・子育てを主に担当する既婚女性、つまり「主婦」が労働する場合、結婚・出産前と同じように働くのはなかなか難しいもの。そこで、家のことと仕事を両立できるようにパートタイムなどで働く人が増えます。今回は、子どもを持つ20〜50代の主婦50人を対象にアンケートを実施し、主婦のオシゴト事情を調査。働く理由や収入例、主婦が働きやすい仕事について探りました。アンケートにご協力いただいた皆さんはいわゆる「兼業主婦」。家事をこなしながら仕事も頑張る女性たちです。なお、今回のアンケート対象に正社員として働く方は含まれていません。パートの仕事を探している主婦の方や、現在は育休中でもまた働きたいと考えている方は、実際に家事・子育てをしながら仕事に励む皆さんの意見をぜひ参考にしてくださいね。※この記事内においての「主婦」とは、基本的に子どもがいる家庭で家事・子育てをしている既婚女性のことを指します。■目次1.主婦のオシゴト選びは“働きやすさ”が重要2.リアル!主婦が働く理由No.1は「家計のため」まとめまずは、「兼業主婦」として家事や子育てをしながら働く女性がどんな仕事に就いているのか見ていきましょう。1. 主婦のオシゴト選びは“働きやすさ”が重要アンケートの結果、兼業主婦として働く女性は幅広い業種・職種に就いていることがわかりました。多くの女性はパートタイムですが、なかにはフルタイムで働く人もいます。出産後に女性が働くことも一般化しているので、人それぞれ色々な職に就いていることは当然ですが、全体的に見て、家事や子育てに支障が出ないような仕事が好まれているという傾向があります。■女性に人気な「事務・オフィスワーク」今回のアンケートでもっとも多くの割合を占めたのは、そもそも女性から人気のある仕事のひとつ、「事務・オフィスワーク」でした。■「午前中だけの時短勤務のオフィスワークです。結婚前もオフィスワークだったので」(40代・主婦)オフィスワークをしている主婦の多くは、出産以前からオフィスで仕事をしていた人たち。現代は、子育てが落ち着きしだい、職場に復帰するケースも少なくありません。慣れた環境・仕事はやはり安心できるものです。■「オフィスワークは動かないため家事のための体力を温存でき、給料が高いこと」(20代・主婦)オフィスでの仕事はデスクワークが中心。体に無理がかからないというのは、女性にとっては嬉しいポイントのひとつです。また、仕事や雇用形態にもよりますが、勤務時間が相談できたり急用時にも対応しやすかったりと、時間に融通が効く会社もあることがわかりました。■シフト制で働きやすい「飲食業」「販売・接客」「事務・オフィスワーク」に次いで働く人が多かったのが、「飲食業」です。■「子供の学校などに影響を出さない時間帯だと、どうしても飲食店のランチ営業が中心の仕事になりますね」(50代・主婦)■「飲食店の接客業は特別な経験や資格が必要ない事が多いし、おばさんでも務まる仕事だから始めた」(40代・パート)飲食店の仕事は募集も多く、未経験からでも始めやすい点が魅力。昼間の時間帯は特に、パートタイムで働く主婦の労働力を頼りにしている場合もあります。出産後に始めた仕事としては、「販売・接客」の仕事をしているという人も多く見られました。■「スーパーで働いています。短い時間で募集している所が多いと思うし、働きやすいと思います」(40代・パート)スーパーやコンビニなどもパートタイムの定番。急用で休みを取りたいときも、気軽にシフトを代わってもらえる職場が特に働きやすいという声が挙がりました。このように、「飲食業」や「販売・接客」のアルバイトは“シフト制”であることがほとんど。シフト制は自分や家族の都合に合わせて働けるため、家事や子育てと仕事を両立する兼業主婦にとって大きなメリットとなります。■小さな子どもがいても安心な「在宅ワーク」■「ゆとりがある時に働けて効率がよく、何よりも自宅でできるので子育てと両立することができる」(30代・主婦)現代はPCとインターネットがあれば、色々な仕事ができるものです。実際に、「在宅ワーク」でPC入力作業やライティングの仕事をしている人もいることがわかりました。在宅の仕事はあまり稼げない場合もありますが、時間や場所に拘束されないのが何よりの利点。家にいながら隙間時間で仕事をしたり、小さな子どもの面倒を見ながら仕事をしたり、自分のペースで働けます。2. リアル!主婦が働く理由No.1は「家計のため」前項のアンケートでは、子どもを持つ主婦も様々な仕事に就いていることがわかりました。それでは次に、その主婦たちが働く理由について見ていきます。■一番の理由は「家計のため」兼業主婦が働く理由は、「家計のため」という回答がダントツで多くなりました。50人中42名が、家計を支えるという意識で働いています。■「これから子供が大きくなって教育資金が必要になることを考えると少しでも蓄えが必要だし、生活費が足りない月もあるので」(40代・主婦)■「旦那の稼ぎがもっとあったら働きません。家計の足しにする為に働いています」(40代・主婦)■「夫の収入のみではギリギリの生活なので、私も働かなければいけないと考えています」(20代・主婦)お金の問題は非常にリアル。現状として家計の収入不足を感じて働く人もいれば、子どもの養育費を懸念している人もいました。ネガティブな意見もたくさんあり、経済的な理由で働く必要がなければ、専業主婦として家事・育児や自分のために時間を使いたいと考える人も多いようです。■「収入が多い方が、旅行に行ったりできるし、念のために」(30代・主婦)■「少しでも働いて子供の将来のお金を貯めたいし、今後、引っ越しをしたり、車を買い替えたりしたいから」(20代・主婦)仕方なく働くよりも、何か目標を持って働くほうが頑張れるもの。同じく「家計のため」という意識で働いているにしても、ポジティブな気持ちで仕事に臨んでいる主婦もいました。■「自分のお金が欲しい」という本音も「自分のお金が欲しい」という理由で働いている人もいました。といっても、稼いだお金すべてを自分のために使うという直接的な考えを持つ人はほぼ皆無。■「少しでも家計の収入の足しにするため。それと、旦那の働いたお金を使うのは申し訳ないため、自分で働いて自由に使えるお金を得るため」(30代・主婦)■「専業主婦でお金を使わせてもらうことに少しだけ抵抗があるため。主婦も仕事ではあると思うけど」(30代・主婦)このように、自分も家計の担い手として収入を得ることで自分自身のお金も持てるようになる、と考えているようです。男性側がどう思うかは別としても、専業主婦という立場を“負い目”のように感じてしまう女性もいることが、今回のアンケートからもわかります。その点において、兼業主婦として働いていれば、堂々と自分のお金を持つことができるのです。まとめ女性が社会で活躍する現代も、未だに家事や子育てをメインで担うのは女性であることがほとんど。子どもを持つ女性の多くが「兼業主婦」として働いています。主婦が働く業種・職種は多岐にわたりますが、主婦業をこなしながらでも働きやすい職場が好まれています。働く理由としては、「家計のため」という意見が圧倒的多数。しかし、価値観は人それぞれであることがわかりました。後編では、主婦が働くペースや具体的な収入例、職場選びについてのアンケート結果を紹介。主婦が働きやすいオシゴトについて考察します。【主婦のパート事情・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20〜50代の主婦、パート・アルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月03日「兼業主婦」が働く理由は“家計のため”。家事も仕事もがんばる女性の皆さんがどれくらいのペースで働き、いくら稼いでいるのか、ズバリ聞いてみました。主婦ならではの職場の選び方も必見。前編に引き続き、主婦が働きやすいパートについて考察します。前編では、家事・子育てをしながら働く女性たちがどんな仕事をしているか、なぜ働くかという2つのアンケート結果をもとに、「兼業主婦」の働き方について見てきました。【主婦のパート事情・前編】はこちらから後編は、主婦が働くペースや収入、職場選びについてのアンケートをもとに、主婦が働きやすい仕事とはどんなものか考察していきます。■目次1.稼ぐなら週に4〜5日。2〜3日なら余裕あり2.主婦のパートは夫の扶養内におさめるべき?3.子どもが風邪…。シフトの融通が効く職場がベスト!まとめ1. 稼ぐなら週4〜5日。2〜3日なら余裕あり子どもがいる主婦は特に、家のことで何かと忙しくなるのは普通のこと。実際のところ、兼業主婦の皆さんがどれくらいのペースで働いているのか、アンケートをとりました。結果、「週に4〜5日」働いている主婦が50人中25名となり、ちょうど半数。次いで「週に2〜3日」が4割ほどを占めました。【週に4〜5日】■「主人と休日を合わせることを考えると週に5日以下、しっかりと家事を片付ける日などを作る場合は4日くらいが妥当かと思いました」(40代・主婦)■「週休2日で働いています。勤務時間が短いので週5日は働かないと収入にならないからです。家事の負担にならない程度にがんばっています」(40代・主婦)フルタイムで働く正社員の場合、基本は週5日で1日8時間の労働。パートタイムでは1日あたりの労働時間はそれよりも少なくなりますが、日数的にはフルタイムとあまり変わらないペースで働いている人もたくさんいるのです。■「週末は子供としっかり触れ合って遊びたいので、平日にガッツリ働きます!」(40代・パート)■「旦那の扶養範囲内で働きたいと考えているため、週4がベストだから」(30代・主婦)週に4〜5日働く人たちのほとんどは、主婦業をこなしながら、夫の扶養範囲内でできるだけ収入を得るというスタンスでした。【週に2〜3日】■「子供がまだ小学生なので、週3日パートをして、残りの2日は一緒に遊んだり宿題をみたりしています」(40代・主婦)■「家事もしっかりやりたいし、少しは自分の時間もほしいから週3ぐらいがちょうどいい」(30代・主婦)対して、週に2〜3日働いている主婦の多くは、家事・子育てと仕事のバランスを意識しています。仕事を週の半分程度に止めておくことで、家事と仕事をしっかり両立し、子どもとの時間や自分の時間も確保することができているのです。このように、家計全体の収入状況や生活スタイルの違いによって、少ない人では週に2日から多い人で5日まで、働くペースにはバラつきが出ることがわかりました。2. 主婦のパートは夫の扶養内におさめるべき?働くペースについては「週に4〜5日」という主婦が多数でしたが、気になるのは、それで収入はどれくらいになるかというところ。兼業主婦の皆さんは1ヶ月にどれくらい稼いでいるのか、ズバリ聞いてみました。アンケートの結果、1ヶ月あたりの平均収入額は「6〜9万円」。次いで多いのは「3〜6万円」となり、9万円以上稼いでいる主婦はぐっと少なくなっています。【6〜9万円】■「130万円を超えないよう、社会保険に加入しない程度のお給料にセーブして働きたいから」(30代・パート)■「税金が高いため年収100万円以下に納めないといけないためです。個人的には子供に手がかからなくなったら正社員としてフルで働きたいです」(20代・パート)■「8万円程度です。フルタイムでは働かないのでこのぐらいが続いています」(30代・主婦)サラリーマン家庭の主婦が夫の扶養内で働く場合、「103万円の壁」や「130万円の壁」と言われる年収のボーダーラインに注意する必要があります。単純計算ですが、年収103万円に止めるなら1ヶ月に稼げるのは85,833円まで。税金・保険に大きな影響を与えうる130万円ギリギリまで稼ぐなら、月あたり108,333円が限界となります。事実、月収6〜9万円の主婦の多くは、夫の扶養から外れないように働き方を調整していました。働く主な理由が「家計のため」であったことを考えれば、トータルで家計の損にならない範囲内で稼ぐのが得策です。【3〜6万円】■「週3日、時給1000円で1日3〜4時間働いているので、1ヶ月で4〜5万円くらいです」(40代・主婦)■「子育てに支障の出ない時間帯と日数でパートをしているので、毎月大体4万円前後もらっています」(40代・主婦)月収3〜6万円の主婦のほとんどは、平日の昼間や夕方にパートタイムで働いている人たち。家事や子育てにもしっかり時間をとりつつ週に3日程度働くと、これくらいの収入になるようです。【9〜12万円】■「子供が保育園に行っている間に、頑張って働いてますが、時間的に限界があるのでここまでです」(40代・パート)■「時給1000円くらいで、週5回フルタイムで働き、社会保険などが引かれると10万円ちょっとになる」(30代・主婦)月に9万円以上稼ぐ主婦は少数派。アルバイトなど単価が低い仕事でそれだけ稼ぐにはフルタイム並みに働く必要があり、家庭によっては時間的に難しい場合もあります。また夫の扶養からも外れるようになるため、闇雲に収入を増やそうとするのではなく、家計の状況や先のことも考えた上で働く必要があります。3. 子どもが風邪…。シフトの融通が効く職場がベスト!家計の状況やライフスタイルに適した働き方をするのがベストですが、主婦として家事や子育てをしている以上、うまくバランスをとることは不可欠。そこで、主婦が働きやすい職場の選び方について聞いてみました。職場選びについては、家のことや子どもの世話など、臨機応変に行動しなければならない主婦ならではの考えがはっきり表れました。■「シフトの融通」が最優先!■「シフトの融通が一番の肝。これが出来ないと子供がいての仕事など到底出来ない。もっと旦那が積極的に家事育児に参加してくれたらまだマシなのだが」(40代・主婦)■「子供が急に熱を出すこともありますし、学校の行事などもあるのでシフトに融通が効くかどうかがとても大切だと思います」(40代・パート)職場選びに関して、「シフトの融通」を重視する主婦は50人中43名に上りました。そして、その理由として子どもの存在を挙げているのは37名。子どもを持つ主婦にとって、子どもの都合は自分の都合にも等しいもの。病気をしたときの世話はもちろん、保育園・学校の送り迎えや行事など、主婦は柔軟に対応しなければなりません。そのため、必要な場面で確実に休みを取れることは主婦にとって必須条件となります。シフト制の仕事でなくとも、休日や勤務時間を気軽に相談できるような職場が働きやすいと言えます。■「家からの距離」も要チェック■「家から近いと緊急時に帰ったり、また出勤したりするのが簡単にできるので、距離を重視しました」(40代・主婦)■「家事や子育てのためには、通勤時間ができるだけ短い、家に近い職場が時間の節約になり便利だから」(40代・主婦)「家からの距離」も注意すべきポイントです。電車で時間をかけて通勤するような職場では、子どもの急病時などにも対応しづらくなってしまいます。また、主婦業をこなしながら収入を得るためには、時間を効率的に使う必要があります。パートタイムの仕事は時給制であることも多く、通勤に時間をかけるよりも、そのぶん家の近くで働いたほうが稼げるかもしれません。■主婦に理解のある職場選びを■「やはり続けるには人間関係が大事だと思う。子育てに理解がある職場でないと続けられない」(30代・主婦)主婦は家族のために急遽仕事を休むこともありうる以上、それに対して理解し合えるような「人間関係」も欠かせません。働いてみなければ職場の雰囲気はなかなかわからないものですが、他に子育て中の主婦がいるかどうかなども確認してみるとよいでしょう。まとめ主婦が仕事をする場合、まずは家事・子育てもしっかりこなせるペースで働くことが大前提。同じくパートタイムの兼業主婦でも、週に何日働くかは人それぞれでしたが、多くの主婦は夫の扶養から外れない範囲で働いていることがわかりました。これからパートを始めたいと考えている主婦の方は、自分の家庭の家計状況や生活スタイルをしっかり考慮し、子どもの都合に対応しやすい仕事を選ぶことをオススメします。アンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20〜50代の主婦、パート・アルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月03日専業主婦が被害者になることが多いと言われている“経済的DV”ですが、みなさんは具体的にどのようなものかご存知でしょうか?経済的DVには、配偶者に生活費を渡さない、配偶者が働くことを認めない、仕事を辞めさせる、家計の管理をどちらか一方がすべて行う、家庭の財政状況を明かさない、配偶者に無断で借金する、自分は働かずに配偶者だけに働かせる、配偶者に内緒で借金をする、などの行為が該当するそうです。これらの行為によってパートナーの経済的な自由を奪い、相手を追いつめる ことを経済的DVと言います。「もしかして、うちも……?」という心当たりのある方はいらっしゃいませんか?今回はそんな経済的DVについて、被害者の体験談と対処法をご紹介していきたいと思います。●経済的DV被害者の声●仕事を辞めた後も生活費を半分しか出してくれない『妊娠を機に仕事を辞めました。それまで、生活費として毎月お互いにそれぞれ同額で9万円ずつ(家賃分含む)を出し合っていたのですが、私が仕事を辞めてからも夫が出す金額が変わらなかった んです。「働いていないんだから、私の分も出してくれないと足りない」ということを伝え、今まで私が出していた分も出してくれるようにお願いしたのですが、夫は断固拒否。私の貯金から出せと言われました。しかも、それが嫌なら働けと……。夫の収入は30代前半で年収600万円ほどなので、毎月18万円の生活費を出すくらい苦ではないはずなんですが……。子どもが2歳くらいになったら私もまた働く予定なので、それまでは夫の収入だけで生活をと思っていたのですが、まさか私の貯金を崩しながらの生活を強いられる とは思ってもみませんでした』(20代女性/専業主婦)この方、仕事を辞めるときにはもちろん旦那さんに相談したそうです。そのとき、「妊娠中〜子どもが2歳になるまでは働かなくていい」と言われたといいます。けれど、旦那さんは「働かなくていいとは言ったけど、生活費をすべて俺が出すとは言ってない」とのこと。旦那さんは元々、奥さんが働かない期間は奥さんの貯金を切り崩して生活費を出すものと思っていたようです。しかし、専業主婦には収入がないのですから、「働かなくていい」と言われたら、普通は養ってもらえると思ってしまいますよね。●お金の使い方を細かくチェックされる『うちは共働きで、生活費は折半です。貯金額も毎月いくらと夫が決めていて、残った額がそれぞれの自由に使えるお小遣いになります。ただ、夫は私の収入や支出を細かく管理しているのに、私は夫の収入や支出を教えてもらえていません 。聞いても「教える意味がない。俺がしっかり管理してるんだから余計な心配するな」と言います。何よりストレスなのが、私のお小遣いの使い方をいちいち細かくチェックしてくる点。毎月、何にいくら使ったのか報告し、「それは必要ないよね」とか「洋服1着に1万円以上は出さないこと」「まだ使えるのにどうして新しいものを買うの?来月は洋服買うの禁止」など、ダメ出しされるんです。夫の収入で生活しているとか、貯金できていないとかなら言われてもわかりますが、私が稼いだ純粋なお小遣いに口出しされるのはつらいです。お小遣いの使い方まで夫に管理される なんて、うちだけなんじゃないかって思っちゃいます』(30代女性/会社員)この方の旦那さんは自分自身も金銭管理に厳しいそうで、いわゆる「ケチ」なんだそう。外食や旅行もほとんど行かず、貯金が趣味なのだとか……。貯金をしっかりしてくれるのはありがたいことですが、妻のお小遣いの使い道まで管理して自由を奪うのは経済的DVと言えそうです。●働きに出ることを許さない『私は結婚後、夫に「専業主婦になってほしい」と言われて仕事を辞めました。この時代に専業主婦にしてくれる男性なんて珍しいなと感心したのと、それだけの収入があるんだろうなと気楽な気持ちで家庭に入りましたが、ふたを開けてみたらびっくり。夫の年収は300万程度で、しかも私には内緒の借金があった んです。私に渡される生活費は、借金の返済額と家賃、夫の小遣いを抜いた6万円だけ。これじゃ、子どもなんて産めません。将来も不安だし、働きに出たいと言っても許してもらえず。節約して切り詰めた生活をしていますが、お金のない生活に疲れて、夫に内緒でパートに出ました。でも、すぐにバレて辞めさせられちゃいました 。職場の人たちにも迷惑がかかるので、もう怖くて働くことはできないです』(20代女性/専業主婦)妻に専業主婦になってもらいたい場合は、生活に困らないだけの生活費を渡すことは必須条件でしょう。お金がないのに働きに出ることを許さないというのは、まさに経済的DVの特徴だと言えます。また、妻に専業主婦になることを強要する男性、実は少なくないようです。理由としては、子どものそばにいてほしいから、家庭のことを任せて自分は仕事に集中したいから、というものから、働きに出ることで浮気されるかもしれないから、というものまでさまざま。「浮気されるかもしれないから」というのは、男としてどうなのかと思ってしまいますね……。●経済的DVを受けたときの対処法では、経済的DVを受けたとき、どのように対処すればいいのでしょうか。大切なのは、我慢しないことです。経済的DVを行っている本人は、実はそれが経済的DVだと気付いていないことが多いもの。まずは、生活にどれだけお金がかかるのか、貯金額や収入額がどれくらいあるのかなど、具体的な数字を出して夫婦でしっかり話し合うことが必要です。毎月、何にいくら使っていて、いくら足りないのか、赤字額はいくらなのか、このまま行くと貯金がいつ底をつくのかなど、加害者に危機意識を持たせることで現状を理解してもらうことができる場合もあります。夫婦で話し合っても解決しない場合は、親や友達、専門家に相談しましょう。第三者があいだに入ることで解決することもあります。一人で抱え込まず、早めに第三者に相談する ことがおすすめです。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年06月06日専業主婦世帯よりも共働き世帯のほうが多くなった現在、結婚してから専業主婦になる人を「勝ち組」とする声があるようです。専業主婦みんながみんなそうとは限りませんが、「夫の稼ぎだけで十分に生活ができるため、働きに出る必要がない」と思われる傾向があることから、勝ち組と言われているようです。働くことによって受けるストレスもなく、夫の稼ぎで悠々自適に暮らし、子どもと一緒の時間をたっぷり過ごすことができる、というイメージが強いのかもしれません。しかし、おもしろいアンケート調査結果があります。それは、2014年に求人情報サービス『an』が全国の主婦200人を対象に実施した「パートに関するアンケート」。「専業主婦とパート主婦、どっちが幸せだと思う?」という質問について、6割以上が「パート主婦」と回答したという結果が出ているのです。また、私の周りで正社員として働いている既婚女性たちからも、「パート主婦が一番幸せな気がする 」という声をよく聞きます。では、なぜ多くの人が「パート主婦が幸せ」だと思うのか、実際はどうなのか、20代〜40代の既婚女性たちに話を聞いてみました。●専業主婦の声まずは、専業主婦の女性からコメントをもらいました。『うちは夫から「専業主婦になってほしい」と言われて仕事を辞めました。元々、私も仕事が好きではなかったし、キャリアを積むことにも興味がなかったのであっさり承知しましたが、ずっと家にいると不安ばかりが募ります。夫がもし職を失ったら、とか、まだ若いのに私はこのままでいいのかな?とか、存在してる意味あるのかな?とか。その点、パートをしている友達はすごく楽しそうです。自分で稼いだお金を自由に使えるのも羨ましいし、社会の役に立っている感じがして 。子どもと夫だけが自分の世界みたいになってる現状がすごく孤独で不安なんですよね……』(20代女性・専業主婦/子ども1人)彼女いわく、正社員に未練はないけれど、パートとして週何日かだけでも外へ働きに出たいとのこと。ただ、専業主婦歴が長いことから、本当に働けるのか不安もあると言います。●正社員の声次に、正社員として働く女性たちからもコメントをもらいました。『子どもがいないので、結婚してからも正社員として働き続けています。でも正直、常に辞めたいと思っています。子どもがいなくても、私の方が夫より帰りが早いため、家事は全部担当しているし、肉体的にも精神的にもストレスだらけ。専業主婦になるのは抵抗があるけど、パートなら仕事と家事をうまく両立する余裕がありそう だし、パート勤務に憧れます』(30代女性・正社員/子どもなし)『子どもを産んでからも正社員として働いていましたが、「もう無理」「いやまだイケる」みたいな波を何度も経験してます(笑)。職場のパート勤務の女性とたまにランチを一緒にしますが、彼女の話を聞いていると時間にも精神的にもゆとりがある感じ で、すごく心が揺れます。とはいえ、うちの場合子どもが2人いるので、私も正社員でガッツリ働かないと経済的に不安なんですが……』(40代女性・正社員/子ども2人)結婚しても仕事を続ける女性は多いですが、結婚後にどのようなスタイルで働くか、悩む人も少なくないでしょう。このご時世、できるなら正社員のままで働き続けるのが一番。正社員を辞めてしまうのはもったいない。……これはよく言われる言葉です。でも、結婚後も正社員として働き続けることが誰にとっても幸せとは限りません。●実際にパート主婦になった人の声『私は子どもが小学校に入学したのを機に、近所のファミレスでパートを始めました。専業主婦のときは夫の稼いだお金でママ友とランチしたり出かけたりするのがなんとなく後ろめたかったけど、今は自分の働いたお金でやりくりできるので、誰にも気兼ねしなくていい 。欲しい服も買えるし、美容院に行く回数も増やせたし、満足です』(30代女性・パート/子ども1人)『正社員として10年働いていましたが、結婚してから私には家庭と仕事の両立は無理だと思い、会社を辞めて事務のパートを始めました。16時にあがってスーパーに寄り、晩ご飯をゆっくり作る生活が幸せです。自分の時間が持てるのもありがたいですね。正社員のときはいろいろ背負っているものが多くて、家に帰ってからも気が休まらなかったけど、言い方が悪いですが、パートは「いつでも辞められる」と思えるので、精神的にもラク です』(30代女性・パート/子どもなし)ストレスを抱えている現状から脱出するため、パート主婦という働き方を選択した人たちの声です。彼女たちの場合、パート主婦になることによって心に余裕が出たと言います。もちろん、みんながみんなそううまく行くわけではありません。次のような声もありました。『専業主婦生活にも飽きたので、10年ぶりにパートとして働きに出てみました。でも、職場での人間関係の煩わしさや自分のあまりの仕事の覚えの悪さに嫌気がさして、1か月で辞めてしまいました……。やっぱり私には専業主婦が一番 かもしれません』(30代女性・専業主婦/子ども2人)『正社員を辞めてパート勤務に切り替えました。デスクワークなのですが、なんだか職場で正社員にいいように使われてる気がしてストレスです。正社員と同じようなことをやらされてるのにお給料は安いし、休みも取りづらい し。もっと気楽に働ける職場へ移りたいです』(40代女性・パート/子ども1人)パート主婦が幸せだと感じるかどうかは、当たり前ですが人によるということですね。----------専業主婦から脱したい方は、難しく考えずに勢いで働きに出てみるのもアリでしょう。しかし、正社員からパートになりたい方は、収入がグッと減ってしまう分、自分が望む生活を本当に手に入れられるかどうか、デメリットまで考慮した上で慎重に転職先を決めたほうが良さそうです。【参考リンク】・6割以上の主婦が「専業主婦」より「パート主婦」の方が幸せと回答~主婦のパート探しに関する調査~ | アルバイト採用・育成に役立つ人材市場レポート「an report」()●文/パピマミ編集部●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年05月31日5月14日は母の日。みなさんは自分の彼、もしくは気になっている人のお母さんがどんな方か、ご存知ですか?男性の女性観は母親に大きく左右されるもの。人によって程度は異なりますが、結婚するとなると、それが意外とプレッシャーになる…という話も耳にします。特に、お母さんがバリバリの専業主婦だった場合は。■彼の母親が専業主婦だったらそこで、個人差がある、という大前提のもとではありますが、「彼のお母さんが専業主婦だった場合の傾向」を、20~40代女性の経験談と共にご紹介します。元カレのお母さんが専業主婦だった女性のアンケート結果に多かった意見は、・「当たり前に家事を押し付けそうな傾向は感じました。そしていろいろな面で、少しでも自分が何かすると“してやってる”感がありました」(20代)・「お金の管理を含め、身の回りの全ての世話を私がするのが当たり前って感じの態度だった」(30代)・「料理は絶対手作りでないとダメで、できあいものは御法度。おかずも4~5品、クリスマスとかのケーキも手作りでないとダメ。しかも母親の味と違うとまずい!と言う」(40代)とにかく「(家事などを)やってもらって当たり前だと思っている」人だった、という意見の多いこと。次いで多かったのが「特に問題なかった」「母親から愛情をたくさんもらっているせいか、性格的に落ち着いていて思いやりもあった」などのコメントだったので、一長一短といった印象です。個人的には、料理のことを言われるってプレッシャー大。お母さんと同じ味なんて出せるもんか!と開き直りたくもなります。次に、実際に専業主婦の母親を持つ男性のイメージをまとめてみました。■育ってきた環境環境やお母さんの性格にもよりますが、家庭に入って家事・育児に専念していた場合・ いつもお母さんが家にいる安心感・ 手間ひまかけた料理やお弁当が常に用意されている・ 家の手入れが行き届いている・ 育児に集中できるので、手塩にかけて育てられているといった環境で育っている可能性が高いでしょう。もちろん、兼業主婦でもお母さんが頑張っていた場合も十分に当てはまりますが。多くの男性は、家庭内での女性、すなわち主婦のロールモデルはお母さん以外にないので、主婦に求める基準値が必然的に高くなってしまうのです。■結婚観・女性観乱暴な言い方をすれば、「女は家事ができて当然」という固定概念を持っている、とも言えます。進学・就職などで早いうちに家を出て一人暮らし経験をした男性は、家事の大変さを身にしみてわかっているとはいえ、その女性観はそう簡単には変わりません。つまり、先ほどのアンケート結果にもバッチリ出ていたように、結婚を決めた女性が「お母さんと同じかそれ以上」のレベルにないと、ガッカリしてしまうのです。家庭が与える結婚観の影響は多大ですが、それを少し考察してみましょう。◎男は女を養うもの、という意識夫は外で働いて家計を支え、妻は家を守る、という環境で育ったため、自分もそうあるべきと思いこんでいる傾向が強め。そのため、自分の経済状況を考えるとなかなか自信が持てず、結婚を先延ばしにしてしまう可能性があります。◎家事と仕事を両立できると思い込む一人暮らしで家事が一通りできる人でも、「家事は主婦がやるもの」という思い込みがあるためか、結婚後はいきなり丸投げになることも。家では何もしないお父さんを見て育った人ほど、その傾向は強くなります。さらに、自分が一人暮らしをしてきた経験からか、「仕事と家事の両立くらいできるでしょ」などとほざくことも!一人分と二人分の家事量、明らかに違うんですけど。しかも、その家事のクオリティについて、自分のお母さんと同等のものを求められてゲンナリ…なんてことにもなりかねません。どういうわけか、専業主婦とは違う、ということはあまり頭にないようです。◎似非イクメンになりがち子宝に恵まれ、妻が産休・育休に入るとその傾向はさらに顕著に!「仕事してないんだからできるでしょ」とでも考えているのか、はたまた子ども返りしちゃうせいなのか、要求はさらにエスカレートします。出産経験のある女性がよく口にするのは「家事と育児は別物、両立なんてできない」「仕事のほうが楽」。この言葉からも、男性が無意識のうちに与えるプレッシャーがいかに大きいかを感じます。もちろん、大変そうな妻を見て家事を手伝ってくれる人もいます。しかし、ちょっとお皿を洗っただけで大げさに「やったよアピール」をしたり、たまに子どもをお風呂に入れたくらいでイクメン気取り、なんてことも…。まあ、そこは笑顔で「ありがとう」と言って流すしかないのですが。お母さんがどうこう、に限ったことではありませんが、実はこの「子育て」が地雷。ここで女性側が夫の期待に応えようと頑張りすぎて、家事育児をワンオペでやろうとすると、気持ちはあっさり破綻してしまいます。いわゆる「産後クライシス」は、こういったところにも原因があると思われます。■対策・彼の育て方唯一の対策は、お付き合いしている間に、その女性観・主婦観をゆっくり、じっくり書き換えていくこと。みなさんは彼のお母さんとは全く違う人間だし、彼が育った頃と現在とでは環境も社会的な風潮も大きく異なります。そのことを踏まえて彼としっかり話し合い、「お母さんと同じようにはできないんだよ」ということをきちんと植え付けることが、結婚生活をつつがなく送るために大切な準備とも言えるでしょう。その作業は、とても時間がかかります。彼のお母さんや育った環境を否定することはできません。根気とコミュニケーション能力がモノを言います。大変な作業です。でもね、その分、楽しいと思うんですよ。将来の設計図を一緒に描くっていう作業ですから。だから、お互いに結婚を意識したお付き合いなら、焦らず楽しみながら、折を見て話し合っていくといいですよ。もちろん、結婚してからOJTで無理やり慣らしていく、という手もありますけど…。これは自分にも相手にも結構な負担がかかるので(筆者経験による)、できたら婚前に準備しておくといいですね!恋愛中はついついお互いの想いばかりに目が向いてしまいますが、将来を考えるなら、ぜひともチャレンジしていただきたいと思います!ライタープロフィール石村佐和子エディター・Webディレクターを経て、結婚、出産後、フリーライターに。微妙に偏った恋愛経験を持つ、アラフォー二児の母。好きなことはモノ作り、工場見学、カフェ巡り。将来は陶芸などしながら優雅に暮らしたいと目論んでいます。
2017年05月14日女性に人気のSNSといえば、インスタグラム。他のSNSサービスとは一線を画した美しさや使いやすさから、ママたちにも圧倒的に支持されていますね。特に最近は、専業主婦たちのなかでインスタグラムにハマる人たちが続出しているようです。いったいどのような点が彼女たちの心をトリコにしたのでしょうか?今回は、インスタグラム愛好家の専業主婦たちにインタビューを敢行。その魅力を大いに語ってもらいました。●(1)現実逃避できる!『私の生活圏なんて、たかが知れてるわけですよ。毎日家にいて、掃除してごはん作って子どもと公園行って、チェーンのカフェに立ち寄ってスーパー行って帰る、みたいな。平凡だし、同じことの繰り返しですごくつまんない。でも、インスタの中には、フォトジェニックなもうひとりの自分がいる。子どものカワイイ寝顔、ふわふわのラテアート、上手に焼けたパン、ママ友との2,500円のランチ(笑)。全身全霊で撮影した究極の1枚たちが、ズラ~ッと並んでるじゃないですか。眺めてるとすごく気持ちよくて、このキラキラの世界のほうが本当なんじゃないかな って思えちゃう。現実逃避ですが、これがクセになるんですよね』(30代女性/2児のママ)たしかに、専業主婦の毎日は退屈になりがち。家事も育児も大切なことですが、そればかりでは息が詰まってしまいます。そんなとき、インスタにアップした“とびっきりの自分”を眺めるのは、いい気分転換になりそうです。気持ちよく夢を見て英気を養ったら、再び現実の世界へ。これは、専業主婦のみなさんがうまく毎日をこなしていくためのコツなのかもしれません。●(2)人とのつながりが持てる!『専業主婦ならわかると思うけど、子どもや夫としか喋らない日なんてザラでしょ?下手したら誰とも、一言も口をきかないことだってある。インスタは私にとって大切なコミュニケーションの場所 。会ったことないフォロワーさんでも、日ごろから写真を見てるから身近に感じられます』(40代女性/2児のママ)女性は本来、おしゃべり好きなもの。会話が少ないと、寂しさやイライラを抱えてしまう人もいるでしょう。特に、専業主婦の皆さんは悩みが深刻です。夫の帰りが遅かったり、子どもがまだ赤ちゃんだったりすると、それこそ会話に飢えてしまいますよね。子どもの成長や、おいしかったスイーツのこと、うまくいったネイルのこと。日常のささいなこぼれ話をして、共感しあいたい……そんな願いが、インスタでは叶えられるようです。●(3)いろんな人からホメてもらえる!『「主婦の知恵」っていうタグがあるの知ってます?ショウガを上手に保存する方法とか、ボロ布の有効活用法とか、そんな小ネタ集なんですが、最近盛り上がってるんですよね。ある日、私も自分の知ってる小ネタを投稿してみたんです。そうしたら、すごくたくさんのコメントと「いいね」がついてビックリしました。ハマったのはそれからですね。責任ある仕事を続けてきたわけでもなく、誰かに誇れるモノもなかった私だけど、こんなふうに誰かの役に立つことができて、こんなに評価してもらえる んだ!って感動しちゃって。なんか、自分の人生が救われた気がしたんです。大げさかな(笑)』(30代女性/3児のママ)専業主婦の道を選び、家庭に入ると、お礼や評価をしてもらいにくくなる……残念ですが、そういった傾向は確かにあると思います。心を尽くして家事をやっても、家族からお礼が返ってくることってそんなにないですよね。でも、誰だってホメられたいのは当たり前。「ありがとう」「スゴイね」「いいね!」の言葉をもらえれば、やっぱり嬉しいものなんです。みんなが羨むようなキラキラの日常だけでなく、主婦が持っている小さな知識やテクニックにも「いいね」や評価が集まる。それも、インスタの魅力のひとつなのでしょうね。----------今回のインタビューでは、インスタの持つ魅力を改めて知ることができました。SNSは、専業主婦にとってちょっとしたオアシスのようなもの。うまく活用することで、毎日をより明るく、心地よくすることができるんですね。もちろん、ハマりすぎにはくれぐれも注意。節度を持って楽しみましょうね。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年05月04日先日、1歳未満の乳児が定期的にハチミツを摂取したことによる死亡事故が報道されました。乳児ボツリヌス症の発症は36例目で、死亡事例は今回が初めてとのことです。このような悲しい事故を起こさないためにも、改めて乳児にとって危険もしくは注意する食材を確認しましょう。乳児ボツリヌス症を引き起こす可能性のある食品今回の事故に至った原因は、ハチミツに含まれているボツリヌス菌により「乳児ボツリヌス症」を発症したためと言われています。ボツリヌス菌は自然界に広く存在しており、腸内で繁殖すると嘔吐や呼吸困難などを引き起こすことがあります。大人は腸内細菌の働きで繁殖を抑えられますが、1歳未満だと働きが弱く菌の繁殖によって発症する危険があります。ボツリヌス菌の可能性がある食材はハチミツだけではありません。コーンシロップや缶詰、野菜スープ、井戸水なども危険がありますので、1歳未満の乳児には与えないようにしましょう。食中毒やアレルギーを起こしやすい食材食中毒やアレルギーを起こす可能性がある食材について知っておきましょう。アレルギーで特に気を付けたいのは、小麦、そば、卵、牛乳、落花生です。他にも健康被害などが報告されているものとしては、あわび、いか、いくら、えび、かに、さけ、さば、牛肉、鶏肉、豚肉、大豆、やまいも、オレンジ、キウイフルーツ、もも、りんご、バナナ、くるみ、まつたけ、ゼラチンなどがあります(厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」より)。食中毒を起こしやすい食材は、生魚やお刺身、レバー、アサリ・ハマグリなどの二枚貝などです。白身魚は生後半年から、青魚や赤身魚は1歳以降与えることができます。新鮮なものをしっかり加熱してから与えましょう。直接与えていなくても、食器やふきん、手などから雑菌が移る可能性もあります。乳児が触れるものや使用するものは除菌や煮沸をしましょう。こういった食材に限らず、初めて与える時には注意が必要です。「1日に1種類ずつ・少量ずつ・症状が出てもすぐ受診できる日の午前中に」が鉄則です。過度に身構える必要はありませんが、少しずつ与えて注意深く様子を観察するとよいですね。ネットの情報を鵜呑みにしない、正しい情報を得るハチミツには「1歳未満の乳児には与えないでください」と記載されているものが多いですが、表示義務はないとのことです(ハチミツ製造業界「日本養蜂協会」では今後表示を徹底していくとの方針)。インターネットのレシピ紹介サイトでは、誰でも投稿ができることから離乳食の作り方にハチミツを使っている例もあります。インターネットには無数の情報があり、残念ながら全てが正しい情報とは限りません。間違った情報も多くあります。何でも便利に調べることができる時代ですが、その中から正しい情報を選んで取得することはどんどん難しくなっているのかもしれません。国や消費者センターなどでは正しい情報が随時発信されていますので定期的に確認するとよいですね。今は乳児がいない方でも、心に留めることで今後乳児を育てる際の参考になると思います。毎日の食事であるからこそ、正しい情報を持って安全に楽しんでいきたいですね。
2017年04月27日