ピアニスト仲道祐子が、デビュー25周年の記念リサイタルを開く[3月25日(金)Hakuju Hall]。桐朋高校音楽科卒業後ミュンヘン音大に留学。大学院修了後ドイツでの活動を経て、1996年に国内デビュー公演を行なった。25年の節目に掲げたテーマは「原点回帰」だ。「デビューよりも前、桐朋高校やドイツで学んだ頃、音楽をより深く勉強したいと考えるきっかけとなった頃が原点だと思っています。そこを見つめ直し、今後も頑張るエネルギーの素にするための〝原点回帰〟です」ベートーヴェン《ワルトシュタイン》をメインに、メンデルスゾーン、シューマン、リストというドイツ音楽を軸にしたプログラム。巨匠にして名教師でもあった恩師クラウス・シルデの思い出が特に濃厚に詰まっているのがメンデルスゾーンの《厳格な変奏曲》だという。「細かい指づかいなどはあまりおっしゃらない先生が、とても詳しくレッスンしてくださいました。今でも楽譜にそれが残っていて、懐かしく思い出します。先生は普段、書き込みはさせないんです。次に弾く時にそれを違う意味でとらえてしまうかもしれないから。でもこの曲だけは珍しくご自身の楽譜にも書き込みがいっぱいありました。何度も弾き込んだ、お好きな曲だったのだと思います」ドイツもの以外に、田中カレン作曲《愛は風にのって》も聴き逃せない。桐朋出身の作曲者が師の故三善晃の思い出を綴った子供のための曲集。仲道が弾いたCDが2020年にリリースされ、専門誌でも絶賛されている。今回は21曲中6曲を抜粋して演奏する。「私が高校生、カレンさんが大学生だった1980年代、桐朋の学長が三善先生でした。その頃の思い出やノスタルジーが色濃く反映されている曲集です。子供のための作品なので音の数がとても少ないのに、表現している内容はものすごく大人なんです」そのCDを聴いてみると、どこか懐かしい記憶を、彼女たちと違う時間を生きたはずの私たち聴き手も共有できるような気がする不思議な感覚。「作品が生まれ演奏される時、人と人の歴史が擦れ合う」ということを、かつて三善晃その人が書いていたのを思い出した。プログラム全体にはもうひとつメッセージを込めた。「明るく前向きな気持ちになれる曲を選びました。閉塞感が漂う毎日、とても素敵なHakuju Hallの空間で非日常を堪能して、また日常に戻って元気に明日に向かっていただきたいと思います」(取材・文:宮本明)
2022年01月24日小笠原伯爵邸併設のカフェ&バル「オガバル バイ 小笠原伯爵邸」より「極旬パフェ」が登場。2021年10月2日(土)から24日(日)の週末限定で提供される。旬の厳選フルーツをメインにした週末限定「極旬パフェ」ペストリーシェフ高橋草哉による「極旬パフェ」は、この時期に旬を迎える個性豊かなフルーツを主役にしたパフェ。シェフが厳選した果物に、ハーブやスパイス、風味付けのリキュールを組み合わせており、レストランで提供されるデザートがそのままパフェになったような“おとなの味わい”を楽しめる。ナガノパープル×花とハーブのパフェ10月は、2種類のパフェがそれぞれ2週ずつ登場する。10月2日(土)から10日(日)の4日間に登場するのは、長野県産ブドウ・ナガノパープルをメインにした「ナガノパープル×花とハーブのパフェ」。ナガノパープルを贅沢にあしらいつつ、レモンバーベナやタラゴンといった花やハーブの香り、さらに未熟ブドウを使った酸味のあるジュース「ヴェルジュ」を加えることで、高い糖度を誇るナガノパープルの味わいをより一層引き立てている。「中山栗と太秋柿のパフェ」10月16日(土)から24日(日)の4日間に登場するのは、中山栗と太秋柿を使用したパフェ。和栗特有の香り高さと柔らかな甘味に、太秋柿のシャキシャキとした食感がベストマッチな1品だ。栗と柿の味わいに奥行きを出すため、ナッツと完熟フルーツのような香味のラム酒「ロンアブエロ12年」を合わせている。詳細「極旬パフェ」販売場所:オガバル バイ 小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10時間:11:30~18:30(L.O.) ※パフェは19:30閉店。TEL:03-3359-5830※HPからの事前予約制。限定数に達し次第受付終了。※席は1時間制。■「ナガノパープル×花とハーブのパフェ」 2,400円日時:2021年10月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)■「中山栗と太秋柿のパフェ」 2,400円日時:2021年10月16日(土)・17日・23日(土)・24日(日)
2021年09月27日(写真左から)三松真由美さん、小笠原祐子さん、高林裕果さん閉経後に起こる症状にはいろいろあるけれど、実はSEXでも変化が。せっかく妊娠リスクがなくなったのに、楽しめないのは人生損しているようなもの。身体の変化と対策案を知って、素敵なSEXライフを手に入れて!■【Part1】まずは知ろう! 閉経後のアソコは?火照りや肩こり、不眠などの更年期障害のことは友達同士で話題になるけど、アソコについてはちょっと聞きにくい……。「閉経後の変化で最も代表的なのが、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの大幅減少。肌にハリや潤いがなくなるのもこれが一因です。そして膣内部も同じく乾燥しやすくなります」そう語るのは膣衛生協会代表を務め、フェムケアの製品開発にも携わる高林裕果さん。「膣内部が乾燥すると、かゆみだけでなく異臭を放つことも。また、細菌を排除する力も低減するため、病気になるリスクも高くなります。さらに潤い不足の膣内は粘膜が硬くなってしまい、場合によっては萎縮してしまいます」(高林さん、以下同)やはり閉経後のアソコにはさまざまな変化が訪れる様子。では、SEX時のアソコも濡れにくくなってしまうというウワサは事実なの?「個人差があるので、決して濡れなくなるということではありません。ただ、多くの人が濡れにくくなって悩んでいるのは事実です。中でも閉経前からセックスレスになっている人は要注意。長い期間膣内に十分な潤いを与えていないので、性的快感にも反応しにくい状態になっています」やはりウワサは本当だった……!あまり濡れていない状態で男性器を挿入されたら、気持ちよさなんて間違いなく皆無。ただただ痛みに耐えるだけで、SEXがイヤになってしまう。このような事態を防ぐためにはどうすればよいのか。高林さんに聞くと、日ごろからのケアが重要なのだそう。「できれば専用のソープを使って清潔にするのがベストですが敏感肌用洗顔料でも大丈夫。指でていねいに洗う習慣をつけましょう。さらに清潔感を保つためには、毛の処理も効果絶大。毛に付着した不純物は膣内トラブルの原因になることもあるので、VゾーンだけでなくIゾーンも脱毛するのが理想的です」そして高林さんがいちばんにオススメするのがオイルマッサージだ。「指にオイルをつけて第1関節から第2関節くらいまで膣内に挿入して、内部をよくもみほぐします。膣内に指を入れられない人は、膣周辺にオイルをつけるだけでもOK。続けるうちに乾燥が解消され、徐々に濡れやすい状態に変化します。また、血行も促進されるので、冷え性や代謝アップにもつながって一石二鳥ですよ」そう語る高林さんのお肌は40代にしてつるっつる。アソコのケアでキレイ度もアップ!?もちろん閉経後からでも、アソコの改善は望めるそう。まずは日々のケアから始めてみよう!●アソコのケアは専用アイテムを使うのがベター!高林さん監修のケアブランドCITUCAのアイテムで日々のアソコ磨きを。・ケアソープ(120ml)3190円…ぬるま湯でよく泡立ててから、指の腹を使って洗浄。・ケアオイル(20ml)3410円…2〜3プッシュが適量。デリケートゾーンまわりにやさしくなじませて。*CITUCA(ちつ花)■【Part 2】ごぶさた脳に活! SEXY脳をつくるべし!閉経後の濡れにくいアソコ。ケアはもちろん大切だけど、やっぱりいちばんの解消法はSEXをすること!だけど「閉経後“ビックリするくらい濡れなくなった”と悩む女性が多いです」と、教えてくれたのは夫婦仲カウンセラーとして活躍中の三松真由美さん。「過去のセックス事情により、性欲自体は衰える人、そうでない人がいます。別に感度が悪くなったわけではないし、愛撫は気持ちいい。だけど、濡れない。これだと気持ちがつらいですよね」SEX自体が苦痛になってしまう可能性も。「まずはローションを使って対処をしてもいい。ただ“これまでどおりの受け身の姿勢ではダメかも”という危機感は必要です。私はそういう場合、セルフトレーニングをオススメしています」日々の努力で濡れる身体はつくれる、と教えてくれた三松さん。では、具体的にどのような行動をすれば?「濡れにくい人の大半は、マスターベーションをしない。まずはマスターベーションを習慣化させること。最近では海外セレブも公言するようになっていますから、恥ずかしがる必要なんてありません」そしてマスターベーションの際に大切なのが、自分が望むシチュエーションを頭に思い描くこと。つまりは妄想!「私はこれを“SEXY脳”と呼んでます(笑)。自分の性癖を知るうえでも、すごく重要なことだと思います」自分史上最高のSEXを思い出したり、レディコミのエッチなシーンを参考にしたり、とにかく自分の“やる気スイッチ”を入れるべし!ちなみに三松さんの友人には“男子高校生に体育館倉庫に呼び出されて、無理やり……というシチュエーションに萌える”という人もいるというので、性癖はそれぞれだ。自分でなかなかイケない人は、セルフプレジャー(自慰)グッズを使うのもオススメ。「ローション、SEXY脳、グッズなどを駆使して、自らの性欲と感度を高めたら、最終的には自らパートナーを誘う勇気を持って」いまの時代、女性のSEXは常に受け身ではない。「こちらから誘ってもいいんですよ。もちろん相手の“やる気スイッチ”を入れるために、シチュエーションづくりにもこだわってみて」一緒にAV鑑賞したり、ラブホテルに行くなど、マンネリ化を避けることは大事だそう。とはいえ、セックスレスが長かった人の場合、これらの条件は少しハードルが高い可能性も。そんな人は、まずはスキンシップを心がけることから始めよう。「外出時に手をつなぐなど、肌に触れ合う時間を増やしていくだけで、SEXしたい気持ちが少しずつ高まります。最初の一歩さえ踏み出してしまえば、意外とすんなり習慣化できますよ」閉経後もSEXライフを楽しむためには、日々の積みかさねあるのみ!●オススメAction・SEXY脳を鍛える自分がセックスしているシーンを考えただけで、アソコが熱くなるような妄想力を身につけて!・やる気スイッチを把握する自分の性癖、感じやすい部位を理解すること。レディコミ、グッズなどを駆使するのもアリ!・ パートナーは『誘う』くらいの気持ちで受け身ではなく、したくなったら自ら誘う。素直に自分の欲求を伝えれば、パートナーも大喜びするハズ。●初心者にもオススメのセルフプレジャーグッズはコレ!三松さんもお気に入りの通販サイト『ラブコスメ』で購入可能!・ラブデビューシリーズメシベ2400円…未経験者にピッタリの小ぶり(直径1.5cm)サイズで携帯にも便利。商品クチコミには「夫の指も痛くて入らなかったのに、ガクガク震えるほど快感が」など、喜びの声が!処女にもオススメ。*ラブコスメ■【Part3】いざ久しぶりの本番、アプローチは? 身体はどうなる?身体もしっかりメンテナンスして、ヤル気スイッチもオン!でも、実際コトに及ぶのって勇気がいる……。「私が夫を亡くしてから男とSEXしたのなんて、本当に24年ぶりだった。でも、ぜーんぜん問題なかったわよ」そんな心強いアドバイスを送ってくれたのが、世界最高齢の現役AV女優・小笠原祐子さん。御年なんと85歳。閉経どころか夫の死までも乗り越えて“若いイケメン”とのSEXを堪能している。「といっても81歳にして生まれて初めてのAVの撮影現場だったから緊張した。それに夫以外の男も知らなかったし。ただ、いざおっぱじまったら夫とのSEXを思い出して濡れ濡れになっちゃった!」小笠原さんは20代で結婚。処女童貞だった清い夫婦はお互いの身体で快楽をおぼえ、子どもは3人。夫が亡くなるまでSEXを楽しんだ。「私が閉経したのは40歳のとき。今の人たちは50くらいだというから、かなり早かったけれど、閉経後も毎日ヤっていたわよ。朝からもう何回も!閉経したのだって、夫にとっては“生理なくなったの?やった!”ってくらいのことだったんだから」閉経しても、愛され濡れる。そんな身体なら、相手に引け目を感じずに行為に没頭できる。男性側も快感の度合いが変わることなく、お互い全集中で楽しめたろう。そして夫の死後も、その記憶が自信になり、いまの最高齢AV女優・小笠原祐子が生まれたのだ。だが、小笠原さんの場合は、絶倫夫から長年、身体に刻まれた快感があった特別な例。いま現在“パートナーとごぶさた”という場合には、どうしたらお盛んになれる?「私の場合は、ふだんから肌を寄せるようにしていたの。なるべくさわってあげるのよ。夫の布団の中に手を滑り込ませて、マラを握ったりね。あとは朝勃ちを狙って、自分から襲いかかったことも。男性を喜ばせるなら自発的な行動をしなきゃね♪」とはいえ、夫に迫る際には決して下品にならないよう、淑女としての振る舞いを忘れずに対応したそう。もちろん、ふだんの見た目も大事!「夫はほかに女を知らなかったから、私にベタ惚れだった。それに応えたかったから、私も毎日欠かさず化粧をしてキレイにしていたわ。夫にすっぴんを見せたこともない。ず~っと“可愛がられる女”を目指してたもの」男性に尽くすスタイルは、さすが戦前生まれの女性!夫は尽くす小笠原さんに喜んで、さまざまなプレーでそれに応えた。「夫は写真が趣味。プレー中はもちろん、彼の勃起したマラを私が撮影したことも。夫のマラは立派だった。ここだけの話、いままでお相手した男優の誰より大きかった」巨根で絶倫の夫に愛されて、いまでは若い男子と現役……なんとも羨ましい話だ!「個人差はあるけれど、いくつになっても、男も女も性欲はある。そして素敵なSEXをしたいなら、自分も変わらなきゃ。パートナーがいるなら愛される努力をね。今から始めたって遅くないわよ!」人生100年時代、閉経してからもまだまだ長い。これからも“性”春真っ盛り!3賢者のアドバイスを参考に、大人のSEXライフを始めてみてはいかが?●濡れなくても大丈夫、潤いアイテムを使うべし小笠原さんのように濡れる体質でなくても楽しめるアイテムはある!事前にアソコに仕込んでも、彼に塗ってもらっても。・LCハーバルローション941円…アロエとハチミツ配合の、サラとろタイプ。・ラブコスメリュイールホット3400円…少量を塗ってマッサージ。ほんのり熱い刺激で潤う。*ラブコスメ(取材・文/三輪順子撮影/齋藤周造、近藤陽介) 教えてくれたのは……看護師・CITUCA開発 高林裕果さん看護師キャリア歴20年。フェムテック会社glad代表。自身が10年以上実践してきたスキンケアや膣ケアの経験を生かし、トータルスキンケアのブランド開発や、メディアなどで正しい知識をレクチャー。三松真由美さん恋人・夫婦仲相談所所長。夫婦仲や恋仲に悩む未婚・既婚女性会員1万3千人を集めたコミュニティーを展開。数多くのメディアでも活躍中。女優 小笠原祐子さん1935年生まれ。59歳で夫を亡くしてから60代でスナックのママになり、店の常連客の声かけで81歳でAVデビュー。現在でも年に1〜2本ペースで撮影をする、世界最高齢AV女優。
2021年09月19日左からティーチャさん、小笠原祐子さん、石塚ひろしさん、稲川素子さん70代で東大大学院に進学したスゴ腕経営者、73歳で夢を叶えた演歌歌手、81歳でデビューしたセクシー女優、86歳の“若手”芸人…… 60歳を過ぎてから新たなる“挑戦”をした「現役のすごい人」4人を紹介します。■65歳で慶應、72歳で東大大学院!「現役のすごい人」に直撃!(1)●稲川素子さん50歳にして外国人専門の芸能事務所を起業し、ビジネス的にも大成功を収めた名物社長・稲川素子さん(87)。国際的な人間関係にくわえ、さまざまな団体・法人の代表を務める業界のフィクサー的な一面も持つスーパーウーマン。それだけでもすごいのだが、なんと65歳で慶應義塾大学に復学、さらに卒業後東大大学院に進学という超異色経歴の持ち主!慶應卒業後、すぐに東大大学院を受験するも、2度の“浪人”を経験したという。「3度目の正直、72歳で合格いたしました。私の受験番号が出ていたあの日が、わが生涯最良の日でした」(稲川さん)その後稲川さんは東大大学院に8年間在籍し、昨年2020年に全課程を満期修了したという。現在は博士号取得に向けて動いているそうだ。「私は常々みなさんに『職人になれ』と言っております。私はなんの職人になれるだろうと考えたとき、知識を身につけて『話すことのプロ』になりたいと考えました。東大で学んだ私は別人になって修了しました」(稲川さん)「言ったらすぐ実行する」をモットーとする稲川さん。現在は「日に日に若くなること」を目標にしている、もはや向上心の化身だ。「読者のみなさんも、いつからでも遅くはありません。こんな私のやってきたことが、みなさんの励みになるならどんなにうれしいことでしょう。私の思いを束ねた“心の花束”を、みなさんに受け取ってほしい。大きな花畑をみんなで作りましょう」(稲川さん)1934年生まれ、福岡県柳川市出身。ルビー・モレノをはじめ、数々の外国人芸能人が所属する稲川素子事務所社長。国連UNHCR協会理事など、多数の団体の役職を兼任する。趣味は読書、テニス、ダンス。■新しい“シニアの星”のシャイな素顔「現役のすごい人」に直撃!(2)●石塚ひろしさん180センチの長身、スタイル抜群の色男!すでにベテランの風格を漂わせる“新人演歌歌手”の石塚ひろしさん(79)。73歳での業界最年長デビューから、精力的にCDを出し続けている新しい「シニアの星」だ。中学校を卒業後「金の卵」として故郷青森県から集団就職で上京。母が家で聴いていた三橋美智也や春日八郎の歌声に魅せられていた子どもだったという。日中は新聞配達、夜は流しで歌う生活をし、結婚をきっかけに運送業での“トラック野郎”や、社長お抱えの運転手などを経験した。そんな石塚さんのデビューのきっかけは、ひとまわり年上の愛する妻との死別だった。「家内が死んだショックで酒びたりになりました。最初は歌うなんて気持ちにはとてもなれませんでしたが、通い始めたカラオケスナックで人の歌を聴いていると歌好きの虫が起きてきて、自分もマイクを取るようになりました」(石塚さん)その美声はお店でも評判になり、憧れの作曲家の先生へとつながり、とんとん拍子でデビューが決まった。現場で歌えば注目を集め、多数の女性ファンを獲得しているそうだが、本人はプロデューサーも驚くほどシャイなのだそう。「私はファンサービスというのがいちばん苦手なんですよ(笑)。女性と2人で歌うっていうのも昔からダメで……」(石塚さん)クールな“イケオジ”的風貌に似合わず、仕事で女性とデュエットをした際でも顔を真っ赤にしてしまうチャーミングな一面もあるという。読者のみなさん、そんな可愛い石塚さんは60過ぎてからの「推し活」にもぴったりですよ!1942年青森県生まれ。BSトゥエルビ『いきいき歌謡塾』、準レギュラー的に出演中。最新シングルは『男って奴はサ』(キングレコード)。ちなみに同レーベルには、業界最年少デビューの歌姫・ののちゃんも所属している。■世界最高齢81歳でセクシー女優デビュー!「現役のすごい人」に直撃!(3)●小笠原祐子さんなんと御年81歳でAV女優としてデビューした、小笠原祐子さん(85)。世界最高齢でデビューした彼女だが、もともとはごく普通の主婦だったそう。「結婚生活35年、夫とべったりだったからね。59歳で死に別れてね、今までを取り返すみたいに飲み歩いたわね(笑)」(小笠原さん)持ち前の好奇心とコミュニケーション能力の高さで、声のかかるままスナックや居酒屋の店長など、次々と60歳を過ぎてから新しいことに挑戦し、周囲から「ママ」と慕われていた小笠原さん。80歳を前に仕事もそろそろリタイアを考えていたころ、旧知の友人から、突然AV女優へのスカウトを受けたという。「あたしはダンナ以外の男は知らないし、亡くなってからセックスなんかずーっとしてなかったのよ。でも撮影現場を見学したときに『あたしがやるならイケメンの若い子じゃなきゃやだな~』ってひとり言を言ったら『そういうのをちゃんとそろえます!』って(笑)。2週間後には撮影の段取りができたって連絡してきたんで、心を決めました」(小笠原さん)現在主演作は7作品という、業界最高齢の人気女優に!「あたしの生き方ってのはね、ダンナがいないから自由にできるのよ。みんなにやりなよってすすめられることじゃない。でもね、新しいことをするっていうのは本当に楽しいこと。こんなご時世だからなかなか難しいけど、同世代のみなさんにはなるべく外の空気を吸って、いろんな刺激を受けてほしいと思います」(小笠原さん)今秋には1年ぶりの撮影も予定している小笠原さん、熟女AV業界の金字塔を今後も打ち立てていくこと間違いなし!1935年生まれ、神奈川県横浜市出身。趣味は車の運転で、現在も若者に運転を教えているとか。最新作は『お婆ちゃん逆ナンパ』(2019 ルビー)。「同世代の方で、AV女優をやってみたい方がいたらご紹介しますよ(笑)」(小笠原さん)■年金もらう愛され“若手芸人” 「現役のすごい人」に直撃!(4)●ティーチャさん「めいどのみやげ」芸人史上初、年金をもらう傍らデビューを果たした人がいる。お笑いコンビ「めいどのみやげ」のティーチャさん(86)。娘のサッチィーさんとともに73歳でコンビを結成、史上最高齢、当時は故・桂歌丸師匠より1歳年上の“若手芸人”としてデビューした。大学卒業後就職するも、演芸の世界でも活動。最終的な職業は「高校の体育教師」だった。「48歳で教員免許を取得し、49歳で体育の先生を始めたんですが、始まりの15分は『俺の時間』だと決めていて、ネタを披露しながら授業の説明をしていました。あるクラスでウケたのが違うクラスではウケなかったりして、それも勉強になりました」(ティーチャさん)現在のネタの多くは「B29を竹槍で落とした」などの昔話や、「老い」そのものを題材にしたもので、普通の若手ではありえないいぶし銀すぎる芸がウケ、寄席にも呼ばれるなど、年下の先輩芸人たちからも可愛がられている。また、俳優としても重宝され、入れ歯のCMや映画出演など、培ってきた芸を幅広く活用している。現在はコロナ禍でライブの仕事ができないのが残念だというが、来る日のために1日5000歩のウォーキングは欠かしていない。「やっぱり年齢をいい訳にしたりして躊躇(ちゅうちょ)しないで、自分がやりたいと思ったことはどんなことでもトライするべきです!私もいつまでもわくわくしたい。今の言葉で言うと『キュン』ですか?死ぬ瞬間まで元気でがんばりたいと思います!」(ティーチャさん)サンミュージック所属。1935年生まれ、東京都出身。ピン芸人「年金ちゃん」としての活動も。映画『哀愁しんでれら』(2021)では土屋太鳳・田中圭との共演も果たす。現在、娘が作った『バリアフリー音頭』で新人賞を狙っているそう。〈取材・文/高松孟晋〉
2021年09月06日『生理終了!~恋愛マンガ家が50歳になったら人生こうなる~』をコミックサイト「ウーコミ!」で公開中の漫画家・安彦麻理絵さんと、『生理用品の社会史』(角川ソフィア文庫)、『月経と犯罪“生理”はどう語られてきたか』(平凡社)などの著作をもつ歴史社会学者の田中ひかるさんの対談。安彦さんと田中さんはほぼ同年代。ということで、 “麻理絵ちゃん”“ひかるちゃん”の間柄で、閉経と更年期についてざっくばらんに語り合っていただきました。閉経や更年期なんてまだ先の話、と思うかもしれません。しかし、生理に関する情報がアップデートされていく昨今、閉経や更年期のことだって事前に知っておくことで、気持ちがラクになることだってたくさんあるはず。連載の最終回です。(左から)安彦さんと田中さん/イラスト:安彦麻理絵「閉経したら女じゃなくなる」って何??——安彦さんは去年閉経、田中さんは閉経までカウントダウンということでしたが、親や知人など、周りの人から閉経に関する体験談を聞いたことはありますか?安彦麻理絵さん(以下、麻理絵):そういえばママ友に「私、閉経しちゃった」って言われたことある。46歳くらいでストレスで月経がとまっちゃったんだって。「医師に『この注射打っても月経が始まらなかったら、もう閉経したと思ってね』とか言われてさー」って、閉経したとわかったら、うまくいってなかった夫とあっさり離婚してた。田中ひかるさん(以下、ひかる):私はママ友じゃなくて仕事関係の人からはぼちぼち聞いてはいたかな。ホットフラッシュとか多汗とか。でも、私にとって閉経は、面倒なことがなくなりラクになるっていうイメージのほうが大きい。——「閉経したら女じゃなくなる」と懸念する方がいますが、そう言われたら何とこたえますか?ひかる:「女じゃなくなる」ってなんなんでしょうね。じゃあ女って何?妊娠できるのが女ってこと?違うよね。麻理絵:以前、アラフィフ女性誌雑の取材を受けたんですが、閉経に対するアンケートをとったら「女じゃなくなる」とか、割とネガティブなイメージが多かったみたい。ひかる:『「オバサン」はなぜ嫌われるか』でも書いたんだけど、女性に対する年齢差別を突き詰めると「女は産んでナンボ」という考え方にたどり着くんだよね。「産めなくなった女は価値がない」「人間以外のメスは子どもを産めなくなったら死んじゃうのに、無駄に生きてるのは人間の女だけだ」とか。さすがに最近はあからさまに言う人は少なくなっているけど、そういう考え方は確実に残っていて、女性が歳をとることに対するネガティブな思いをつくりあげている。そういう社会的な空気を内面化している人ほど、閉経を気にするんだと思う。*画像はイメージです84歳のAV女優麻理絵:最近友達に教えてもらったんだけど、小笠原祐子さんっていう84歳のAV女優がいるの知ってる?80歳を過ぎてからAVデビューしたんだって。ひかる:へえ~、知らなかった!それまで何してた方なんだろう。麻理絵:59歳で夫に先立たれて、60代でスナックを始めて、81歳でAVデビューだって。岩井志麻子さんとの対談記事があったので読んでみたら、56歳の志麻子先生が小娘に見えるくらいすごいのよ(笑)。——「閉経したらもうセックスとも無縁なのかな?」という素朴な疑問に、強烈なアンサーをぶちかましてくれますね(笑)。ひかる:閉経どころか80代!年齢の規範なんてどこへやら。素敵です。——歳をとるのが怖くなくなるといえば、安彦さんが『ババア☆レッスン』で取材していたDJ SUMIROCKもパワフルでしたね。麻理絵:すごかったわね~!高田馬場で餃子屋を営みながら77歳でDJデビューして、私が取材したときは81歳・現役DJ。彼女が出演する深夜イベントを観に歌舞伎町のクラブにお邪魔したら、親友の36歳のフランス人男性と一緒にシャンパンあけてくれたのよね。何もかもがすごかった。今、85、6歳かしら。ひかる:そこまでハジけられるのは、若いころにいろいろ我慢してきた反動?麻理絵:いや、若いころから好き勝手やってきたらしい(笑)。好きなことやってると更年期ないわよ、なんておっしゃってた。*画像はイメージです女じゃなくて、最高の人間になる——「更年期」という言葉が、女の人を傷つけるために使われることがあります。そのことについてはどうお考えですか?麻理絵:「更年期だろ、オマエ」みたいな言い方ね。「〇〇さん、更年期だから気をつかってあげて」みたいな婉曲な使い方もありそう。ヒステリーと更年期がイコールでつながってる感じ。ひかる:「更年期」という言葉が女性にダメージを与えると思ってるのかな。麻理絵:私、「更年期障害」って言葉が嫌なんですよね。「障害」ってつけるから誤解しやすいんだと思う。女性の月経がとまることに対するネガティブなイメージが強すぎて、更年期とか閉経って言葉自体がネガティブに響いちゃうから、そこを変えればいいんじゃないかな。ひかる:さっき、「閉経したら女じゃなくなる」っていうお話がありましたけど、そういうときの「女」って何なんでしょうね。とことん考えてみるのもいいと思います。麻理絵:「女じゃなくなって、最高の人間になるんだ、私は」と思えばいいんじゃない?いいきっかけになるかも。——なるほど、閉経は「女って何?」って考えるきっかけでもあり、「女という枠組みにとらわれずに最高の人間を目指せばいい」と考えるきっかけにもなる、と。ひかる:生理で苦労してきた人にとっては、閉経して生理がなくなるのはほんとにうれしいことじゃないですか。麻理絵:別に「障害」じゃないよって言いたい。——これから更年期に向かう私たち世代の人に。ひかる:更年期の不調にも個人差ありますが、重い症状も、今はコントロールしやすくなっています。そういう情報を周知したり、交換したりするためにも、「更年期」や「閉経」について語りやすい社会になるといいですね。麻理絵:自分の経験から言うと、子宮に対して「お疲れさんでした」みたいな感じ、もう充分使いましたって感じはあったけど、喪失感はなかったな。そういえば私、「初潮にお赤飯」じゃないけど、「閉経で臭豆腐パーティー」やったわよ(笑)。何やってるんだろう?でもそれくらい振り切ったほうが更年期は絶対楽しいよ!(構成:須田奈津妃、編集:安次富陽子)
2021年05月31日小笠原伯爵邸併設のカフェ&バル「オガバル バイ 小笠原伯爵邸」よりアフタヌーンティーが登場。通年で提供し、メニューは季節によって変更する。小笠原伯爵邸内で提供する初のアフタヌーンティーとなる今回は、16種類のスイーツと3種のセイボリーをラインナップ。ペストリーシェフ・高橋草哉によるオリジナルスイーツとシェフのゴンサロ・アルバレスによるスパニッシュなセイボリーを楽しむことが出来る。2021年春のスイーツは「レモンのババロアケーキ」「30年熟成のシェリー酒が薫るバスクチーズケーキ」「ラズベリーロリポップ」「ペルー産シングルオリジンチョコレートのミニパフェ」などを用意。セイボリーは「イベリコ豚プレサのトースト」「ミニサーモンバーガー」「樹齢500年のオリーブ」を展開する。なお、アフターヌ―ンティーを提供する席は、カフェ席のほか、中庭のパティオ席、暖かい日差しが降り注ぐ2階席、小笠原伯爵邸のシンボルツリーのオリーブの樹を見下ろす屋上庭園席をセッティング。歴史的建造物の小笠原伯爵邸ならではの空間で優雅なひと時を過ごすことが可能だ。【詳細】小笠原伯爵邸 カフェ&バル「オガバル バイ 小笠原伯爵邸」アフタヌーンティー提供時間:平日 15:00~19:00(最終入店17:00)、土日祝 15:00/16:45の2部制提供場所:オガバル バイ 小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10料金:6,600円(税込)※平日は1名より、土日祝は2名より予約可能。平日は2時間制、土日祝は各部90分制。※アフタヌーンティーは通年で提供。メニューは季節により異なる。<メニュー例(2021年春)>■スイーツ願いが叶うポルボロン、レモンのババロアケーキ、チョコレートケーキ・オレンジのアクセント、フィナンシェ・エスペシャル フランス産レモンツリー蜂蜜とタヒチバニラの香り、パッションのゴミノラ(ゼリー)、ラズベリーロリポップ、ミニシューいちご/ミニシューレモン、桃の生マシュマロ、30年熟成のシェリー酒が薫るバスクチーズケーキ、モンブラン・ユニーク 愛媛産中山栗とフランス産マロンペーストに赤スグリジャムを忍ばせて、ラズベリーとホワイトチョコレートのムース、ペルー産シングルオリジンチョコレートのミニパフェ、オオカミぐちのブリティッシュスコーン(長野県安曇野ピンクレディーりんごのジャム/ラズベリージャム/クロテッドクリーム・トラディショナルをそえて)■セイボリーイベリコ豚プレサのトースト、ミニサーモンバーガー、樹齢500年のオリーブ■ドリンク・紅茶/ハーブティーダージリン、アッサム、セイロンオーガニックウヴァ、ティータイムブレンド、キームントップクオリティダージリンアールグレイ、ベリーローズティー、カモミール、レモンバーベナ・コーヒーブレンド、エスプレッソ、カプチーノ、カフェラテ・ソフトドリンクアイスティー、綾部茶、アイスコーヒー、アイスカフェラテ、オレンジ、クランベリー、パイナップル【予約・問い合わせ先】小笠原伯爵邸TEL:03-3359-5830
2021年03月22日小笠原伯爵邸よりバレンタイン限定ケーキが登場。2021年2月6日(土)から2月14日(日)までの期間、事前予約制にて販売される。小笠原伯爵邸がバレンタインケーキを販売するのは今回が初。アジアを中心に長年星付きレストランでキャリアを積んだ新ペストリーシェフ・高橋草哉の独自レシピによる、こだわりの一品を用意する。多層構造のケーキは、ペルー産シングルオリジンのチョコレートの華やかな香りと味わいが特徴。表面はチョコレートのグラサージュでコーティングし、中にはチョコレートのムースをセット。さらにその中では、濃厚なチョコレートのビスキュイ、果実を丸ごと使ったフルーティなラズベリーゼリー、ラズベリー風味のチョコレートクリームなどを層にした。【詳細】小笠原伯爵邸 バレンタインケーキ予約販売期間:2021年2月6日(土)~2月14日(日)販売店舗:OGA BAR by 小笠原伯爵邸営業時間:11:30~19:00住所:東京都新宿区河田町10-10価格:12cm 4,500円+税※予約販売のみ。【予約・問い合わせ先】OGA BAR by 小笠原伯爵邸TEL:03-3359-5830
2021年02月08日日本酒「獺祭」を使用したパフェ「獺祭のエスプーマが薫る、シャインマスカットと和梨のパフェ」が東京・小笠原伯爵邸にて、2020年10月31日(土)までの期間、事前予約制で提供される。今回登場する「獺祭のエスプーマが薫る、シャインマスカットと和梨のパフェ」は、日本が世界に誇る日本酒「獺祭」と小笠原伯爵邸のコラボレーションによって誕生する限定パフェ。小笠原伯爵邸のペストリーシェフ・四方裕次郎が考案し、フルーティーな味わいの「獺祭」に、岡山県産シャインマスカット「晴王」と千葉県産和梨を併せた贅沢な一品だ。グラスの中には、フレッシュシャインマスカットと和梨、和梨のソルベ、和梨のパンナコッタ、「獺祭」のアイスクリームをセット。「獺祭」のアイスクリームには「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」、獺祭の酒粕、酒米・山田錦を使用した。また、食感のアクセントとして、酒米・山田錦の甘く炊いたリオレとチップをプラスしている。さらに、提供する直前に、ゲストの目の前で「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」を泡状に仕立てたエスプーマをトッピング。一口頬張ると瑞々しくフルーティーな獺祭ならではの香りが鼻を抜ける、大人のパフェに仕上がっている。【詳細】獺祭のエスプーマが薫る、シャインマスカットと和梨のパフェ ※事前予約制提供期間:2020年9月12日(土)~10月31日(土)提供時間:12:00~19:00提供場所:OGA BAR by 小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10価格:1,650円+税【予約・問い合わせ先】OGA BAR by 小笠原伯爵邸TEL:03-3359-5830
2020年09月17日小笠原祐子さんと岩井志麻子さん81歳で衝撃のデビューを果たし、以来フランスの国営放送から取材が来るなど世界規模で注目を浴びている、世界最高齢現役AV女優の小笠原祐子さん。かたや、ヒョウ柄が好きすぎて、バラエティー番組『有吉反省会』(日本テレビ系)ではヒョウのコスプレで終始、通しているというのが作家の岩井志麻子さん。そんなレジェンド級のおふたりが初対面!猛烈熟女たちは、コロナ後の弱った世間に何を期待する?じっくり話し合っていただきました!■スポーツマンの若い男の子が大好きなの岩井:小笠原さんはひ孫さんもおられるのに81歳でAV女優デビューされ、84歳の今も現役。もう尊敬しかありません!うちの母は82歳ですが、完全なおばあちゃんで、エロの世界とは無縁。でも小笠原さんを見ていると、母も「若いイケメンと触れ合いたい」と思ったりするのかと考えたり……。妄想するのと、実際にするのとでは大違いですけど。小笠原:私はスポーツマンの若い男の子と話すのが大好きなの。夢や希望があってエネルギーをもらえる。今も近所のスポーツ部の大学生たちのお弁当を作っているし、新聞のスポーツ欄を熟読しているので話も合う。だから、どこそこが痛いとか、病気の話ばかりするオジサンには興味がないのよね(笑)。岩井:そういえば志村けんさんもガールズバーがお好きでしたが、若い人たちからエネルギーをもらっていらしたのですね。小笠原:若者とプライベートでしたいとは思わないけれど、AVに出るんだったら、「若くてイケメンで“大きい”子がいい」と指名したの。岩井:そこです!以前、60代で引退されたセクシー女優の方に理由を聞いたら、「タイプの男性じゃないとできなくなったから」とおっしゃったんです。でも、そうじゃなくて「タイプの男性をよこしなさい」という小笠原さんに、今回すごく勇気づけられました。私はそんなことを言ってもいいのは若い女性だけだと思いこんでいたんですよ。でも言わないと好みってわかってもらえない。自分はなにゆえに卑屈になっていたんだろう……。これからは私も「若くてイケメンで“大きい”子が好み」と宣言します(笑)。また、新しい作品に出演されるのですよね?小笠原:この春に撮影予定だったけど、AVの撮影は濃厚接触の極みみたいなものなので、コロナの影響で延期になってしまって。秋くらいに撮影ができるといいのだけれど。84歳という年齢で出演した女優はまだいないのよ。岩井:それは早く撮影しないと!AVの撮影が解禁されるのは、東京アラートだとステップ7くらいでしょうか?そのときは都庁もレインボーブリッジもピンク色にしてほしいですね。コロナ禍で小笠原さんの新作が撮れないのは、オリンピック中止と同じくらいの損失ですよ(笑)。80代のAV女優が活躍する国は世界で日本だけでしょう。もう一度、“ジャパン・アズ・ナンバーワン”として評価されてもいいくらい!■夫の死後、第2の人生が始まった岩井:小笠原さんはずっと専業主婦で、ご主人を亡くされてから60代でスナックを始められて、81歳でAVの世界へ。ご主人と毎日、夜の営みをされていたというのは本当ですか?小笠原:結婚するまではお互い未経験でしたから、結婚後はふたりともハマったわね。夫は京大のアメフト部出身で体力があったの。だから朝2回、夜2回の1日4回を35年間です。しなかったのはお産のときだけ。しかも大きい。だから夫が59歳でがんで亡くなったときは、「もう、この先セックスは結構」と思って、AVデビューするまでは誰ともしなかった。岩井:35年間毎日、セックスアスリートですよね。相手はご主人だけでも、何十人もの人とやってたみたいな感覚でしょう。小笠原:そうそう。だから、夫の死後、若い男の子と飲み歩くのは楽しかったけど、したいと思わなかったわね。夫は毎日、18時半に帰ってきて、家で食事をしていたから、私は夜、外出したこともなかったんです。やきもちやきだったし。だから、夫が亡くなってからは羽目を外して、第2の人生が始まったのよ。岩井:ご主人以外の男性との20年ぶりのセックスがAVで、本番ではすごく濡れたという事実にも驚きました。女性って年齢とともに濡れなくなって、悩んでいる人も多い。それなのに小笠原さんはローションもいらなかったそうで。小笠原:ずっと濡れ濡れ。岩井:うらやましい!私なんてもう、カサカサで粉ふきそうですもん(笑)。でも、恋人の局部を切ったことで有名な阿部定さんも、セックスが大好きで常に濡れ濡れだったそうです。体質なのかもしれませんね。あとはご主人がずっと憑いているのかも!小笠原:35年間、毎日、主人のを触ってたからね。主人もあの世から私のを触っているのかも。岩井:小笠原さんの作品はとても人気ですが、若い女性の裸より、熟女を好む男性も多いと聞いています。おじいちゃんたちからすると、孫みたいな女性には色気を感じなくて、自分と近い年齢の女性の裸を見たいのでしょうね。小笠原:今の若い女性はみんな細いでしょ。肉付きがいいのが求められてるんですって。自分の奥さんはぶよぶよですからね。岩井:なるほど!やせなきゃと思っている女性への励ましになりますね。■車の運転ができるうちは出演したい岩井:お子さんは母親がAVに出ることをどう思ってらっしゃいます?小笠原:息子はマザコンで、「ママが元気だったらいい」と何も言わない。娘は嫁いでいるので、よその家の人間と考えていて、お相手の家族を大事にすることが一番。だから私からは話してないの。岩井:じつは私も息子と娘がいて、息子とは仲がいいんですが、娘とは疎遠で……。“嫁いだ娘は外の人間”という言葉にちょっとラクになりました……。話はそれましたが、お金に困ったとき、風俗よりもAVのほうが身体のことを考えると安心という話を聞いたことがあります。AVの出演者は性病検査をしているし、身元がわかっていますが、風俗はどこの誰が来るわからないし、病気の検査もしていないと。小笠原:AVは即金で支払われるし、検査証明が必要で、性病がうつる心配はないからね。撮影現場も大勢スタッフがいて、風俗のように密室で行われるわけではないし。岩井:作品では、孫くらいの年齢の若い男性とやってらして。小笠原:娘の夫、孫娘の夫と温泉旅行で、という設定もありました。岩井:うわ~、感動!もうこの先、ひ孫の彼氏を寝取るとかもできそうですね(笑)。この仕事はいつまで続けられる予定ですか?小笠原:車の運転ができなくなるまで。運転は大好きで、撮影現場にも自分で運転していくの。岩井:車の運転がスムーズにできることって、元気の目安になるんですね。それにしても今の80代、90代の女性ってパワフルですよね。瀬戸内寂聴さんも98歳で、ワイン飲んで、お肉食べて、インスタもされてますし。私より上の世代の女性って、自分の意思を持たず、男性の言うことを黙ってきくのが賢い女性みたいな育てられ方をしてますが、小笠原さんは良妻賢母だけれど、意思も哲学があって。歌手のマドンナのような強さを感じます。小笠原:自分なりの生き方、考え方、プライドは持ってるし、意見もはっきり言う。だから、若い男の子たちに慕われるのかも。スナックに来ていた大学生の男の子たちは、40代になっても連絡をくれて、今も仲よしよ。彼らはよく全裸になって踊ってたから、撮影で若い男の子の裸を見てもどうってことはないの。岩井:なんていい話!私は“若い男の子が来て裸になるスナック経営”を将来の夢にします(笑)。今回お話をうかがって、自分はいろいろ間違っていたと気づきました。若い人とは話があわないと思っていたけれど、共通の話題をみつけて、若いエキスをもらえば元気でいられそう。あとは、「若くて大きくてイケメン」「死ぬまでまで濡れ濡れ」を座右の銘にしようかと。死んだときに脱脂綿いれるのが大変くらいアソコが濡れているのが目標です。小笠原:岩井さんはまだまだ若いから大丈夫よ。岩井:貴重なお話をありがとうございました!PROFILE●いわい・しまこ●1964年、岡山県生まれ。少女小説家としてデビュー後、『ぼっけえ、きょうてえ』で’99年に日本ホラー小説大賞、翌年には山本周五郎賞を受賞。2002年『チャイ・コイ』で婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で島清恋愛文学賞を受賞。著書に『現代百物語』シリーズなど。最新刊に『業苦 忌まわ昔(弐) 』(角川ホラー文庫) がある。PROFILE●おがさわら・ゆうこ●1935年生まれ。短大卒業後に結婚し、専業主婦をしていたが、夫が59歳で他界。60代でスナックママに。2016年に81歳でAV女優デビュー。年に1~2本のペースで撮影し、世界最高齢のAV女優として注目されている。(構成/紀和静撮影/森田晃博)
2020年06月29日小笠原祐子さん撮影/齋藤周造、矢島泰輔「女性の性欲は灰になるまで」と言われるが、80歳を過ぎてからAV女優として作品に出演し、世間の度肝を抜いたのが小笠原祐子さんだ。■息子は“好きにしたらいい”と現在84歳で、当面引退の予定はなし。そもそも、なぜAVに出演することになったのか?「お店のお客様に2年くらい勧誘されていたけれど、“何を言っているの?”と最初は断っていました。でもある日、撮影現場の見学に行くことになって、からみのシーンを見たら、“私は若くてアソコがデカい男がいい”って言ってしまって(笑)。すると制作の人が“じゃあ、そういう男優を用意しますから”という話になり、出演することになりました」59歳で亡くなった夫とは、毎日夜の営みをしていた(!)が、その後はAVの撮影まで20年以上、誰ともセックスしていなかったという小笠原さん。「若い男性と付き合っていましたが、そういう関係はなし。たまにひとりHはしていましたよ。でも、撮影のときはちゃんと濡れて、ローションは必要なかったんです。撮影しているうちに、若い人たちと一緒に作品を作り上げる楽しさにも目覚め、車の運転ができるうちはAV女優を続けていきたいと思っています」家庭を築き、子どもを育て上げた第一の人生、スナックママとしての第二の人生、そしてAV女優としての第三の人生を謳歌する小笠原さん。AVの出演に家族の反対はなかったのだろうか?「子ども、孫、ひ孫もいますが、息子は“好きにしたらいい”と言ってくれ、娘は嫁いでいるし関係ない。自分の人生なんだから、楽しめばいいと思います」最近は、仕事で女性向け風俗を経験し、サービスの充実ぶりに驚いたそう。「AVだと私が主導で若い男の子を誘惑することが多いため、“される側”になるとなんだか恥ずかしかったですね。お風呂で身体を洗ってくれ、服を脱がせてくれ、舐められたり、指でしてもらいますが、本番は禁止。それでもとても癒されたので、女性たちが風俗を利用する気持ちはよくわかりました」最後に読者にメッセージを。「身ぎれいにしていないと男性も寄ってこないし、おしゃれをして自分を磨くことは大事。セックスしたいとき、相手がいなくても道具を使って自分を満たしてると、相手が現れたときにスムーズにできるのでは?私はこの年ですが好奇心の塊みたいなところがあって、スポーツが大好き。男性は話題の豊富な人が好きですね。みなさんも、楽しいこと、好きなことに目を向けて、人生を味わいつくしてください」(取材・文/紀和静)おがさわら・ゆうこ◎昭和10年生まれ。短大卒業後に結婚し、専業主婦をしていたが、夫が59歳で他界。60代でスナックママに。2016年に81歳でAV女優デビュー。年に1~2本のペースで撮影し、世界最高齢のAV女優として注目されている。
2020年04月02日6500万年前に誕生した原始の地球の風景が残る、世界自然遺産最後の楽園・小笠原諸島を訪れ、4年に渡り撮影をしたドキュメンタリー映画『プラネティスト』が4月11日(土)公開。この度、本作の本予告映像と様々な小笠原の夕日が写し出されたポスタービジュアルが到着した。小笠原諸島・父島で自然と共に歩み生きるレジェンドサーファー・宮川典継は、島を訪れる旅人を受け入れる島文化のパイオニア。小笠原を訪れ魅了された豊田利晃監督が、宮川氏との出会いをきっかけに住民票を島に移してドキュメンタリー映画の製作に着手した。そして、俳優やミュージシャンをここに呼び、歓喜と興奮に満ち溢れた奇跡と出逢う島とのセッションの瞬間が広がる――。『空中庭園』『泣き虫しょったんの奇跡』の豊田監督が、2018年版より再編集し新たに完成させた本作。出演しているのは、俳優・窪塚洋介や渋川清彦をはじめ、高次脳機能障がいを持ちながらディジュリドゥ奏者・画家として活躍するGOMA、元「BLANKEY JET CITY」の中村達也、孤高のギタリストのヤマジカズヒデ。さらに、ナレーションは小泉今日子が担当。また、窪塚さんの息子・愛流さんも一緒に島を訪れている。今回到着した予告編では、2011年に世界遺産登録された<ボニン・アイランド>小笠原諸島の海や島、空や星、優雅に泳ぐイルカたちなどが映し出される。そして、窪塚さんや渋川さんらキャストたちの姿も確認することができる。なお、この小笠原との出会いから誕生し、再々公演が決定した豊田利晃作・演出、窪塚さん、渋川さん、芋生悠出演の<ライブシネマ演劇+音楽+舞台>「怪獣の教え THE FINAL」が、4月24日(金)~5月3日(日)に横浜赤レンガ倉庫にて上演が決定した。『プラネティスト』は4月11日(土)よりユーロスペース、ジャック&ベティほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年03月10日『人気モデル五明祐子氏トークイベント』開催概要2019年11月3日(日)、千葉そごう店 2F キートゥースタイル内 集英社 FLAG SHOPにおいて、『人気モデル五明祐子氏トークイベント』が開催される。同イベントは、集英社 FLAG SHOP千葉そごう店のオープンを記念して開催されるもので、五明祐子氏が、こなれ感を出すテクニックや、購入して良かったアイテムなどを紹介する。集英社 FLAG SHOP千葉そごう店の営業時間は10:00から20:00まで。イベントの入場開始時間は12:45。開催時間は13:30から。参加費は無料。イベントへの応募は、集英社 FLAG SHOPにて、10月21日(月)23:59まで受け付ける。カジュアルファッションを得意とする五明祐子氏五明祐子(ごみょうゆうこ)氏は、ranchに所属し、モデルとして活動。『LEE』、『Marisol』、『GLOW』などの女性誌や、日本テレビ『ヒルナンデス!』、テレビCMなど幅広い分野で活躍している。オフィシャルInstagramのフォロワー数は77,000人以上。オフィシャルブログのフォロワー数は13,000人を超えている。著書には「永遠にカジュアル好きcoordinate200」がある。(画像は五明祐子オフィシャルブログ「オキラクDays」より)【参考】※集英社 FLAG SHOP※五明祐子オフィシャルブログ「オキラクDays」※五明祐子オフィシャルInstagram※ranch
2019年10月15日第33回目のお散歩は新宿区河田町にある〈小笠原伯爵邸〉にお邪魔させていただきました。思わずため息が漏れでる素晴らしい建築とお料理で、特別な日の思い出がより一層特別になること間違いなしの素敵な空間へ皆様をお連れしたいと思いますそれでは早速行ってまいりましょ~う!歴史の重みを感じるスペインレストラン〈小笠原伯爵邸〉へ。エントランスからもう素敵!葡萄棚のデザインが施されたキャノピー。植木の形が鳥さんの形に刈り込まれていてとってもチャーミング!邸内に入ると、天井の図テンドグラスから優しい光が差し込みます。〈小笠原伯爵邸〉は別名「小鳥の館」とも呼ばれていて、随所に小鳥のモチーフが散りばめられています。いつも酔っ払ってしまうので(笑)、今回はお食事の前に館内をゆっくりと案内していただきました。こちらは唯一現存する当時のままの小川三知氏オリジナルのステンドグラス。軽やかでまるで可憐な少女のよう。荘厳な雰囲気のこちらは、かつての正餐用食堂。この大きなテーブルは実際に使用されていたもので、唯一現存する家具なのだそう。この伯爵邸にはどのような暮らしぶりがあったのでしょうか。歴史の重みを感じます。なんとこの〈小笠原伯爵邸〉、戦後GHQに接収され、その後長年廃墟と化し、そして一時は取り壊しの危機さえもあったのだそう。本当に驚きです。屋上の床面のタイルはボランティアの方々が丁寧に磨き直されたのだそう。老朽化が進んだ状態から調度品も含め、ここまで当時の様子を再現されるなんて!感服いたします。洋館でいただく美しいモダンスパニッシュ。「帆立のソテー 茶豆 セルフィーユ 魚のエッセンス」ここで少しだけこの日のお料理をご紹介。「帆立のソテー 茶豆 セルフィーユ 魚のエッセンス」。たくさんのお花があしらわれており、目にも鮮やか。お料理が目の前に運ばれてきたその瞬間から、おいしさがバシバシと伝わってきます。「イベリコプルマ 2種のズッキーニのカネロニ 発芽マスタードソース」こちらはメインディッシュの「イベリコプルマ 2種のズッキーニのカネロニ 発芽マスタードソース」。もう、どのお料理も脳がビリビリして、クラクラしまうほどのおいしさ…!!一皿ごとに合わせられた7種類のスペインワインのマリアージュもまた格別で、これぞ至福!っという素晴らしい時間を過ごさせていただきました。心ときめく、まさに憧れの空間。お食事を終えてから少しお庭を散策。ほとんどが剥がれ落ちてしまっていたシガールームの外壁は当時の色タイルの発色を一枚一枚確認しながら焼き上げられ、丁寧に修復されたのだそう。その数1,600パーツ!頭が下がります。そして庭園にはガーデンチャペルもあるんです四季折々の花々に囲まれ、伝統と格式が息づくこの空間でのウエディングなんて…!ロマン溢れますね~!最後にシガールームで一休み。スパニッシュ様式の建築の中、こちらのシガールームはイスラム風の造りになっています。心ときめく、まさに憧れの空間。この窓から季節の移ろいをのんびりと眺めてみたいものです。柔らかな光が差し込む中、美しい庭園を眺めながらのランチタイム。様々な時代を歩んできた素晴らしい空間で、これからのことをゆっくり語らう朗らかな午後を過ごすことができました。年を重ねてもこんなひだまりのようなあたたかい日を迎えられるように、またそんな特別な日には小笠原伯爵邸を訪ねてみようと思います。それでは、みなさまも良いお散歩を~第32回「福岡県・糸島で見つけた癒しスポット。海風に吹かれながらおさんぽへ。」はコチラから!『本山順子の東京さんぽ道』記事一覧ページはコチラから!
2019年09月21日東京竹芝桟橋から船で24時間、南南東へ1000キロメートル。太平洋に突然現れる溶岩の島、小笠原諸島。世界一のフリーダイバー、ジャック・マイヨールが「最後の楽園」と呼んだその島々には、ひとりひとりの中に眠る原始のエネルギーを呼び起こす、不思議な力がある。「小笠原に来たことがない人も、あそこには何かあるんじゃないか、いつか行ってみたいってぼんやりと思っているでしょう。それはきっと美しいものを見たい、美しいものに出会いたいという万人共通の思いだよね。今、息が詰まるような世界で暮らす人たちが求めるものが、ここ“惑星ボニン”にあるんだよ」小笠原で初めてサーフィンをし、サーフポイントを開拓した伝説のサーファー、宮川典継さん(65)は、自らが暮らす小笠原諸島の父島を「惑星ボニン」と呼ぶ。小笠原自然観察指導員宮川典継さん小笠原は長く「無人島(ぶにんじま)=ボニンアイランド」だった。初の定住者は、1830年に移り住んだ米国人のナサニエル・セーボレーを含む30名。間もなく父島は捕鯨船の拠点となった。「それ以前から、世界中の海賊、交易船、軍隊の調査船などが立ち寄って、巨大なクジラと財宝、荒くれ者が行き交っていたはずだ。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のような世界だったんじゃないかな」そう言って笑う宮川さんは、1974年、19歳のときに父島に移り住み、以来、父島とともに生きてきた。◇◇◇祖父の宮川龍之介さんは伊豆大島の漁師だったが、戦前に硫黄島に移住し硫黄を採掘する集団「宮川組」の頭領となった。父の典男さんは硫黄島で生まれ、1944年、強制疎開で家族と大島へ戻った。宮川さんはその10年後、1954年に大島で生まれている。「じいちゃんは180センチ、110キロと桁外(けたはず)れにデカかった。力もあるし、人の3倍働いた。大島に戻ってからも、漁業協同組合長や町会議員、伊豆大島の観光ブームの火つけ役にもなった。島のドンだったよ。親父は大島で建設の仕事をしていて、戦後は米軍のコーストガード(沿岸警備隊)の基地を作っていたんだ」終戦後、小笠原諸島は米国統治下に置かれ、1968年に返還。その2年後、父の典男さんは、故郷である硫黄島に近い小笠原の父島に移住を決めたという。「親父は戦争で失った故郷に帰りたいという思いを持っていた。帰島運動、遺骨収集運動も起こして、戦後処理のような活動もした。俺はそういう日本的なしがらみを抜け出したくて、アメリカやフリーダムに憧れていた。若かったんだね」当時、東京から父島までは、船で52時間。アメリカや新しい文化に魅力を感じていた宮川さんは家族にこう言った。「俺はそんな遠いところへは行かねえよ」家族の中でひとり大島に残ることを選んだ。当時15歳、高校に入ったばかりのことだ。■アメリカンカルチャーに憧れて子どものころ、大島では父が建設に関わったコーストガードの基地に自由に出入りすることができた。そこは宮川さんにとって最高の遊び場。毎日のように高台の芝生で野球をして、海に沈む夕日を眺めた。「基地の中は、まさしく大島にあるアメリカだった。ハンバーガー、コカ・コーラ、ボウリング、すべてが輝いていた。プレスリーの映画もそこで見たんだ」高校時代は寮生活。たびたび抜け出しては、映画『イージー・ライダー』を見てバイクに乗り、ジュークボックスのあるカフェでバイトをした。貯めたバイト代で東京へ行って水玉模様の上質なシャツを仕立て、バンドを組んで熱海のホテルに小遣い稼ぎにも出かけた。ファッションも、思想も、大島の同年代からは明らかに浮いていて、話が合うのは、都会の最先端の大人たちだった。高校卒業後、「最新の流行やアートを知りたい」と東京に出て、目黒の『鷹美術研究所』に通い始める。「目指したのはヒッピー。ラブ&ピース。そんな時代だった。アクセサリーや詩集を作って路上で売りロックコンサートの手伝いをした。でもしっくりこない。世の中は物質的な価値を求めていた。ラブ&ピースを歌ってた先輩たちは長い髪を切り就職し始めた。それからようやく、俺は小笠原に目が向いたんだよね」先に家族が移住した父島に、初めて渡ったときのことを鮮明に覚えていた。「16歳の夏休み。父島にはアメリカに統治されていたころの空気が残っていた。パームツリー並木の横にアメリカンハウスが建っていて、ハイビスカスが咲き、魚はカラフルだった。大島とも東京とも何もかも違う。親父は扇浦(おうぎうら)という浜の近くの土地を開拓して住んでいた。100人の仕事師を抱え、土木に従事していたんだ」東京ではつかめなかったものが父島で見つかるかもしれない。見つけたい。家族が移住した4年後、ようやく宮川さんも19歳で父島に渡り住む決意をした。■19歳、ジャングルで自給自足島に来ても、アウトサイダーという感覚は変わらなかった。自分と同じ感覚の人間はひとりもいない。父が携わっていた土木の仕事をしようとは思えない。それなら自活するしかない。「親父は怒っていたよ。男は15歳から働くもんだってね。俺はジャングルの木を切って開拓し、自分で小屋を建てた。電気は自家発電、水を引いて海で魚を釣って自活した」1975年には観光客相手に小さなライブハウス兼民宿『RAO(ラオ)』を始めた。客がいない時期はひとりでくまなく島を歩き探索。カヌーで島の周りを巡り、無人島にも渡って地図を作った。「島には珍しい石や植物がある。365日、毎日、沈む圧倒的な夕日を眺めた。はるかな昔から変わらず、陽は昇り沈んでいる。自然と対峙(たいじ)するひとりの時間は、どんなアートよりも美しいと気がついたんだ」宮川さんは23歳のころ、19歳のゆき乃さんと夫婦になった。横浜で生まれ育ち、観光客として小笠原で宮川さんと出会い、結婚した。これまで仕事のサポートもしながらともに歩み続けてきた。「そのころの島の暮らしはとても不便でした。生活に余裕もなくて大変だったけど、ただひたすら目の前のことをやってきた。若くて純粋だったからできたんでしょうね(笑)。でも、彼が新しいことにチャレンジする姿は見ていて飽きませんでした。きっとあのころ、彼は孤独だったと思うんです。すごくとんがっていたから理解者がなかなかいなかったんだと思います」(ゆき乃さん)父島の中心は港のある大村で、扇浦は少し人里離れたところにある。「1度だけ、親父の仕事を手伝った。当時、扇浦のビーチはチリ地震で打ち上げられた岩石が散乱してひどい状態で、親父と一緒に整地作業を始めた。ただ、どんな目的であっても、国立公園の自然に許可なく手をつけることは許されない。役所とのトラブルが絶えなかった。だけど、親父は聖者のようで尊い人だったよ」そのとき、父の典男さんは、宮川さんにこう言った。「昔の風景を取り戻すぞ。その場所に住んでいる者が住んでいるところを美しくしなければならないんだ」今、宮川さんの中で核となっている「ローカリズム」の本質は、この言葉から始まった。「自然は人間の手が入ることで本来の姿を取り戻す」。そして36年後、この言葉が想像を超える形で結実することになる。■「元祖イルカ遊び」で観光客が殺到サーフィンを始めたのは20代半ば。旅先のセイシェルでサーファーに出会った。映画『ビッグ・ウェンズデー』にも影響を受けた。友人に湘南でサーフィンを教わってサーフボードをもらい、島に持ち帰ってから世界は変わった。店を細々と続けながら港の荷役の仕事も始め、自分で探索して作った地図を頼りにサーフポイントを探した。「板の上に立つと海、波のエネルギーが足裏から全身に伝わってくる。サーフィンを始めて島に住む意味、自分の軸ができた。海、地球、宇宙のおかげで信じるものを見つけられた。何者かになりたかったけど、求めるものはどこか遠いところじゃなく海にあった。自分の中にあったんだ」自分の住む場所に誇りを持ったとき、外の世界の人たちも、そこに集まってくることに気づいた。’82年ごろ、内地や海外からサーファーがやってくるようになった。フランス海軍が使っていた「ゾディアック」というゴムボートを購入し、サーフボードをのせて誰も知らないサーフポイントに案内することも増えた。イルカとの出会いも、サーフィンがきっかけだった。「俺たちサーファーは、移動中にイルカを見つけるとボートを止めて一緒に遊び泳ぐようになった。イルカの邪魔をしないように静かに海に入りぐるぐる身体を回すと、イルカもまねをする。イルカがこちらを向くと、眉間がチクチクして、何かメッセージを送ってきた。サーフィンをしたときの地球と交信しているような感覚。ものすごい快感だった。ボートに這(は)い上がって気絶したよ」宮川さんは、野生のイルカと遊ぶように泳ぐ「ドルフィンスイム」のパイオニアでもある。「イルカと泳いだときに感じたあの感覚、素晴らしさを多くの人に知ってほしい。サーファーだけでなく、旅行者や観光客、通勤電車や雑踏から逃げてきた人たちに、素敵な気分になって帰ってもらいたい」そう思った。’92年から「元祖イルカ遊び」と命名してツアーを始めると、その未知の体験はじわじわと口コミで広がり、ブームとなっていった。火がつくと認知は爆発的に広がる。そのころから新聞や雑誌の取材も殺到。撮影コーディネートやクジラの生態調査などの協力も頼まれるようになった。世界では環境破壊が問題になり、エコブームに突入していた。研究者や著名人が小笠原を訪れ、テレビ番組や映画も作られた。20年以上の仕事仲間であり友人でもある編集者・作家の森永博志さん(68)は、宮川さんとの出会いをこう語る。「’96年、写真家の関口照生さんと製作した小笠原のドキュメンタリー映画の撮影をコーディネートしてくれたのが典継です。僕はそれまで世界中の島をいくつも訪れていたけど、小笠原ほど雄大な海は初めてで、圧倒されました」そのころ、日本はオウムのサリン無差別テロや世紀末の空気に包まれていた。「小笠原に来ると、解放されるような感覚になりました。真っ黒に日焼けした典継は、まさにアイランドって感じなのに、’60年代のカウンターカルチャーに傾倒していて、とても先端的だった」撮影の合間にたくさんの話をした。アートや音楽、文学、話もアイデアも尽きない。宮川さんはジャンルを超えて幅広い知識を持っていた。「カルチャーだけじゃない。宇宙、科学、禅─。すべてにおいて好奇心旺盛だった。島にいるから流行に影響を受けない。僕たちより何事においても一歩早い感じがした。まさに開拓者のイメージです」森永さんは、宮川さんを島に住むシャーマンとして登場させた小説『PLANETISTNEVER DIES』を雑誌に連載したことも。「海に出たら頼るものは何もない。サーファーでありボートを操る典継は身体ひとつで自然と対峙している。精神的・肉体的にも超人的な賢者。まさにプラネティストです」惑星ボニンの住人。地球という小さな惑星の小さな父島には、ひとつの惑星に匹敵する世界が広がっている。■逆転の発想で「楽しい自然保護」2011年、小笠原諸島は世界自然遺産に登録された。宮川さんは、そのキーパーソンでもある。移住後、島や海の魅力を各地に伝える役割を担ったように、小笠原の空港建設問題についてもサーフポイントや自然を壊さない方向性を探り続けた。世界自然遺産の登録に欠かせない要素として、ひとつのエピソードがある。絶滅危惧(きぐ)種アカガシラカラスバトを守る『東平(ひがしだいら)アカガシラカラスバト・サンクチュアリー』(保護地区)設立だ。小笠原自然文化研究所(通称アイボ)の佐々木哲朗さん(42)に話を聞いた。「私がアイボに入った’05年、アカガシラカラスバトのコアな繁殖地はノリさん(宮川さん)が代表を務めていた小笠原自然観察指導員連絡会が管理していました。野生化したノネコが海鳥やハトを襲って問題になっていて、ノネコを近づけないよう周りに柵を作ることになりました」しかし、問題は山積みだった。ノネコはもともと飼い猫で、自然保護と愛護の問題が絡み合う。確保して殺処分するべきなのか。国定公園内の木を切り柵を作ることは生態系の破壊につながらないのか─。環境省、林野庁、東京都、小笠原村、研究者、事業者、島民の意見をまとめるのは至難のワザだった。「ノリさんはサンクチュアリーの管理もしていたから現場も知っていたし、土木の知識もありました。行政の担当者や事業者が何を目的として仕事をしているかを俯瞰(ふかん)してつながりを見ていた。第一印象はめちゃくちゃ怖かった。目的を忘れそうになると、このプロジェクトで何を大切にしているのか、それぞれの担当は何をするべきなのか厳しく問われるんです」宮川さんの哲学は明快だ。期日や費用に重点が置かれそうになれば、原点に必ず立ち返る。「生物の命、島民の生活、コストパフォーマンス」の優先順序に妥協はしない。これまで、生態学者、行政、土木の事業者は日本各地で対立してきた。それぞれの立場で主張し合い、何か問題が起きるたびに作業も硬直する。「ノリさんは存在感も圧があるし、強面(こわもて)の抵抗勢力かと思われがちですが(笑)、仕事を必ずやり遂げます。よりよいものを作るにはどうすればいいかを検討するために本気でぶつかるんです。ノリさんは研究者の意図を翻訳しポジティブな解決策に導いてくれる翻訳者でもあります。今は繁殖期だから工事を止めてくれ、納期は譲れないとなれば施工順序を提案してくれる。オカヤドカリの山と海岸との往来を遮りたくないといえば柵の構造のアイデアを出してくれる。捕獲したノネコを東京へ送り里親を探す活動の認知を広めるための施設『ねこ待合所』も、もっとみんなにアピールできるよう猫のデザインにしようとノリさんが提案し、施工してくれました」それぞれの価値観を認め、よりよい方法を探る。価値観が違っても、それぞれがやるべきことが見えてくると、すべてはポジティブに回りだす。宮川さんは全体のグランドデザインを提示する日本初の「保全工事アドバイザー」となり、父島の自然保護に重要な役割を担うようになっていった。自然保護は1度柵を作れば終わりではない。多くの人に興味を持ち続けてもらうことが必要だと宮川さんは語る。「なんでも作りっぱなしはいけない。みんなとコミットメントして動かしていくことが大事なの。俺がやりたいのは“楽しい自然保護”。人が興味を持たない保全活動は長続きしない。エコツーリズムという形で自然保護の啓蒙活動、島民の経済活動を両立させることができれば、学者、行政、島民が一体となって自然を守ることができる。それを観光客が見守り続けてくれる」2000年、40羽まで減っていたアカガシラカラスバトの現在の推定数はおよそ400羽といわれている。絶滅危惧種を守るためには人を締め出すことを考えがちだが、あえてエコツーリズムを推進し、自然保護を啓蒙することで思いをつなげることが可能となった。世界自然遺産登録のためにIUCN(国際自然保護連合)の査察官が来たときも、環境省の担当者だけではなく、アイボの研究者や島民でガイドでもある宮川さんがそれぞれの持ち場の役割や思いを伝えた。佐々木さんは、「その土地の人たちがそれぞれの役割を果たしながら自然を守っているこの小笠原のスタイルも、2011年の世界自然遺産登録の大きな決め手になったと思います」と話してくれた。■窪塚洋介も魅せられた「小さな惑星」「俺はサーファーで、波に興味があってアートが好きなだけ。別にハトに興味があったわけじゃない。だけど、この島には原資がない。圧倒的な自然しかない。人が来るにも時間がかかる。そういう負の要素をすべて逆転させる必要があったんだよ。俺には学歴も資格もないけど、必要性を説いて説得するにはそれだけの知識がなきゃいけない。生物学、地質学、幅広い科学の知識を独学で学んできた」宮川さんは、世界自然遺産にすることで、自然保護と経済の活性化をワンパッケージにできると思っていた。イルカの島と認知されたことで人が来て、類いまれなる自然に触れ、ここでしかできない体験をすればそこから認知されていく。やがて、人々は小笠原諸島に注目し、憧れの場所となっていった。今年、アメリカから返還されて50周年を迎えた。「ここまで30年以上かかったよ。なんだかわからない宿命を背負っちゃって、やらされているような強迫観念があった。でも、それが今なくなった。ああ、大切なものを守ることができたって、そういう気持ち。今初めて人としてスタート地点に立っている感覚なんだ。やり遂げるまでにたくさん学んだし、インテリジェンスも身につけた。今はただ生きていることに満足してる。これから初めて俺にとっての本物の運命がやってくるんじゃないかと楽しみだよ」今年、宮川さんを中心に据えたドキュメンタリー映画『プラネティスト』(2019年5月、順次ロードショー)が完成した。監督の豊田利晃さんは、前出の森永さんの書いた小説を読み、小笠原と宮川さんに惹かれていた。2014年から4年かけて原始の地球の姿を撮影した『プラネティスト』。人はこの島に来て何を感じるのか。小笠原の自然に触れたアーティストたちが、新たな気づきを得て、魂の本来の力を取り戻していく。その克明な記録がフィルムに焼きつけられた。俳優でアーティストである窪塚洋介さんもそのひとりだ。小笠原を訪れた感想をこう述べている。「あの地を訪れたことのある者としての“誇り”のようなものが心のどこかにあるような気がしてます。言葉を超えた『青』や『透明』との出会い、息づく生態系、風の声、そのすべてが何か別の惑星のようにも思える。当時、小学生の息子も行きましたが、この時期にあの途方もない自然とその力に触れることができて親としてとてもよかったと思います。彼のDNAに刻まれたその記憶はきっと一生の宝物や支えになるんじゃないでしょうか。ひとりでも多くの人に、あの島の魅力が伝わることを願っています。これからの時代に必要な自然や叡智や歴史、閃(ひらめ)きの宝箱だと思います」世界自然遺産に登録され、ドキュメンタリー映画が完成しても、宮川さんの物語は終わらない。祖父から父へ、宮川さんへと受け継がれた魂は、娘や孫たち、そして、宮川さんの魂に共鳴する次の世代に引き継がれ、脈々とつながっていく。6年前に父島に移住したスフォルツァ・ルディさん(37)はイタリアにルーツを持ち、日本、スイスなどさまざまな土地で暮らしてきた。「最近まで自分の故郷はないなと思っていたけど、今は父島に家族ができて、ここが帰ってくる場所と思えるようになりました」現在、翻訳業を営みながら小笠原諸島のフリーペーパー『ORB』を発行している。「ノリさんは僕にとって人生の案内人です。父島のためにできることを何か始めたい、すでにフィーチャーされている自然だけでなく、文化的な側面を打ち出していきたいと思っていました。雑誌に助言をくれ、背中を押してくださったのがノリさんです」宮川さんは、インタビューの最後をこう締めくくった。「俺はこれまで、アート作品を作ってきたんじゃないかと思う。ヒッピーだからね、コラージュが得意なんだよ。宇宙の成り立ちや禅の教えを自然保護に応用してきた。世界自然遺産になったことだって、アートだよね。アートには哲学がある。この世でいちばん美しいアートは自然だよね」■島がくれた「ブレない軸」42年、宮川さんとともに歩んできた妻のゆき乃さんは、こう振り返る。「いろいろなことをやってきたようだけど、彼の中にはずっと1本貫いている軸がありました。信じてやり続けることで、それを理解して人が集まってきてくれるようになった。これからも思うままにやりきってほしい。子育て中はいろいろ大変なこともあったけど、この年齢になって振り返ってみると、私がこの島に来て彼のそばにいた意味がわかるようになりました」長女の空(くう)さんは、「家族らしくなったのはここ数年」と笑う。「土日も夏休みも観光業はハイシーズン。父はほとんど家にいませんでした。3年前に私の娘、父にとっては初孫が生まれて、ずいぶん変わりましたね。スーパーに買い物に行くことなんて今までなかったのに、孫と2人でスーパーに行ってお菓子を買ってきたりするんですから(笑)」空さんの夫で、ともにコーヒーショップを営むサーファーの雄介さんも、「伝説のサーファー・ノリさんがこんなになるなんて、島の波動が変わるくらいの出来事です!」と言うほどだ。宮川さんがずっと持ち続けてきた「軸」とはなんだったのだろうか。「要するに、“絶対に人は美を求めて生きる”という信念なんです。人は困ったときは天に従おうぜっていうのが俺の提案。本当の自然に触れて、自分の中に起こることを感じれば、夢も希望もない社会に、夢と希望を与えることができる。そのきっかけとなるのが、この惑星、ボニンアイランドなんだと思っています」宮川さんは自然の翻訳者であり、案内人だ。ひとつひとつの命、ひとりひとりの価値観の違いをつなげ、世界を回す。波のいい日は海に出て波に乗り、父島の森を見回る。頼まれればガイドをし、林野庁や環境省との会議にも顔を出す。知り合いにサーフィンを教えることもあれば、撮影のコーディネートをすることもある。孫との散歩も楽しんでいる。そして今日もひとり、サーフボードを抱え、小さな惑星の波をとらえるため、海に出かけていく。(取材・文/太田美由紀撮影/伊藤和幸)おおた・みゆき◎大阪府生まれ。フリーライター、編集者。育児、教育、福祉、医療など「生きる」を軸に多数の雑誌、書籍に関わる。取材対象は赤ちゃんからダライ・ラマ14世まで。取材で培った知識を生かし、2017年、保育士免許取得。NHK Eテレ『すくすく子育て』リサーチャー。家族は息子2人と猫のトラ。現在、初の著書執筆中
2018年12月09日メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」の小笠原海が、窪田正孝主演の映画『東京喰種 トーキョーグール2(仮)』(2019年夏公開)に続投することが6日、明らかになった。同作は、石田スイによる累計発行部数3700万部を誇る同名コミックを実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。カネキの最大の宿敵である喰種・月山習役に松田翔太、ヒロインの霧嶋董香役に山本舞香、西尾錦役に白石隼也と出演者が発表されていた同作。小笠原は、前作に引き続き、カネキの親友で唯一心を許せる貴重な存在・ヒデこと永近英良を演じる。もともと大の原作ファンである小笠原は、続編で再びヒデ役を演じることについて「心から幸せな時間」と感激の様子。また、出番がない日も現場に行き、一ファンとして存分にその空気を楽しんだという。○小笠原海 コメント再びヒデとして東京喰種の世界に帰ってくることができて原作の大ファンとして心から幸せな時間でした!あの現場の熱量を毎回楽しみにしており、今でも恋しく思います。ヒデという人物が親友カネキにとっての柱、そしてそっと寄り添える光であれるように、という気持ちで演じさせていただきました。今作では勝手にカネキと月山さんとで三角関係だと思っていました……(笑)前作よりもクレッシェンドしている喰種の世界を皆様に堪能してもらえることを楽しみにしています。(C)石田スイ/集英社 (C)2019「東京喰種 トーキョーグール2」製作委員会
2018年12月06日大人気アイドルグループ・超特急のメンバーとして活躍しながら、俳優としてもメキメキ頭角を現している小笠原海さん。ドラマ『アンナチュラル』での自然体の演技は、記憶に新しいところです。注目俳優・小笠原海さんとカメラマン・佐野方美さんの出会いが生んだときめきの瞬間。小笠原:屋上での撮影、すっごく気持ちよかったです!佐野:最初から屋上で撮りたかったんですよ。男の子が高い場所にいると、青春ぽさとかやんちゃ感が出るので、小笠原さんに合うんじゃないかと思って。小笠原:高いところ、大好き!天気もすごく良かったし、ついついはしゃいじゃいました。後ろに足がちょこんと出ているカットなんて、ただの子供みたいですもんね(笑)。佐野:これ、すごくいい瞬間!もともとクールな顔立ちなのに、ノリノリで登ってる。そのギャップに、女子はキュンときます。小笠原:ただ楽しくて遊んでただけなんですけどね(笑)。本名の“小笠原海”で撮られる時は、どちらかというとほんとうの自分に近いんです。とくに今日は、僕そのものって感じで、素がまんま出ちゃいました。佐野:小笠原さんは、初対面の人にもオープンマインドですよね。何も説明しないまま始めたのに、すっと雰囲気に馴染んでくれて。小笠原:そういえば「登って」くらいしか指示がなかったですね(笑)。初めての方と作品を作るのも好きなんですよ。知らない自分が引き出されて、世界が広がるんです。とくに煽った角度のカットに、新鮮な僕がいました。佐野:顔の輪郭が美しいから、煽りがいがありました(笑)。横顔もきれい。日本人には難しい角度なのに、あまりに素敵だからたくさん撮っちゃいました。次は、きっちりメイクした“カイ”さんを撮ってみたい。小笠原:ぜひ、お願いします!実は、佐野さんが超特急を撮ったらどうだろうって思ってたんです。バッキバキのメイクで再会しましょう(笑)。おがさわら・かい1994年9月27日生まれ。神奈川県出身。メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のメンバー。出演作は映画『東京喰種 トーキョーグール』など。衣装はスタイリスト私物さの・まさみKiKi所属。水原希子、玉城ティナなどのフォトブックのほか、ファッションブランドカタログ、MVを多数手がける。昨年、自身の初写真集『SLASH』を発表。※『anan』2018年5月30日号より。スタイリスト・小林 新(UM)ヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年05月26日モダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」では、毎年恒例となった一夜限りのスペシャルイベント「スペインナイト 2018」を5月31日(木)に開催する。「小笠原伯爵邸」最大級の一大フェスタ昭和初期の1927年に小笠原長幹伯爵の邸宅として建てられたスパニッシュ様式の洋館「小笠原伯爵邸」を舞台に、フラメンコやカジノなどのエンターテインメントや、ピンチョスのフルコースをはじめ、スペイン各地からのチーズ、子豚の丸焼きコチニージョ、大鍋のパエリア、ガーデンでのグリル料理など、目にも鮮やかな料理の数々をスペイン全土から集まるワインとともに楽しめる本イベントは、毎年250名超の参加者が集まり、キャンセル待ちが出る人気イベントだ。日本スペイン外交関係樹立150周年!さらに今年は、日本スペイン外交関係樹立150 周年記念イヤー。本年度のフラメンコは、「平成29 年度 文化庁芸術祭大賞」を受賞した、石井智子氏に決定。目の前で繰り広げられる情熱的な舞がイベントを盛り上げる。ドレスコードは、スペインの情熱的な夜にぴったりな装い。会費は、女性16,000円、男性18,000円(税サービス料込)。スペイン気分で盛り上がる初夏のパーティへ、ドレスアップしてお出かけしてみてはいかが。申し込みはWebサイトより先着順。小笠原伯爵邸「スペインナイト 2018」開催概要日時:5月31日(木)18:30開場 19:00開会 ※雨天決行会費:お一人様 女性 16,000円 / 男性 18,000円(料飲税サ込)会場:小笠原伯爵邸(東京都新宿区河田町10-10)ドレスコード:スペインの情熱的な夜にぴったりな装い形式:ピンチョススタイル(text:cinemacafe.net)
2018年04月24日「スペインナイト 2018」が、モダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」にて2018年5月31日(木)に開催される。11年連続ミシュラン1ツ星獲得の「小笠原伯爵邸」にて毎年開催される「スペインナイト」。1927年に建てられたスパニッシュ様式の洋館で、スペイン料理の提供やスペイン音楽が奏でられる一夜限りの情熱的なイベントだ。軽食"ピンチョス"のフルコースや、シェフが焼き上げる巨大パエリア、仔豚の丸焼きなど、邸内のいたるところで豪華スペイン料理が提供される。さらに、普段は非公開のワインセラーにこの日限りのバーが出現。スペイン全土から選りすぐったワインを存分に楽しむことができるのだ。2018年は、日本とスペインの外交関係樹立150周年。この記念すべき年にフラメンコを踊るのは、「平成29年度文化庁芸術祭大賞」を受賞した石井智子。情熱的で迫力満点な舞が目の前で繰り広げられる。他にもカジノやトゥナの生演奏などが予定されており、スペイン文化を直に感じられる貴重なイベントとなっている。【詳細】スペインナイト 2018開催日時:2018年5月31日(木) 18:30開場・19:00開会 ※雨天決行 会場:小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10会費:1人 女性 16,000円/男性 18,000円(飲食代・税金・サービス料込み)ドレスコード:スペインの情熱的な夜にぴったりな装い
2018年04月21日ミシュラン1ツ星のモダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」では、毎年恒例となったブラックタイ・クリスマスパーティ「聖なる薔薇の夜会」が、12月23日(金・祝)の夜に開催となる。◆インスタ映えも抜群!ドレスアップして特別な一夜を楽しむクリスマスムード一色に飾られた邸内。イベント当日のドレスコードは、ブラックタイ。つまり、フォーマルな装いまたはそれに準ずる服装にドレスアップして楽しむ場だ。料理はブッフェスタイルとなっており、カラフルなピンチョスに生ハム、ガーデンでは香ばしいグリル料理が並び、食事のあとは、クリスマスならではの可愛らしいデザートビュッフェを楽しめる。かつて伯爵の邸宅であった当時の趣を残す邸宅を舞台に、クリスマスナンバーのジャズ生演奏やカジノに興じたり、集まった人々と談笑を楽しみながら、特別な一夜を過ごせる。聖夜にふさわしく、真っ赤な薔薇色にライトアップされた邸内で、ドレスアップした紳士・淑女たちが集うスペシャルな一夜限りのクリスマスイベントをチェックしてみて。■イベント概要「大人のクリスマスパーティ 聖なる薔薇の夜会」日時:12月23日(土・祝)18:00開場/18:30開宴会費:男性 18,000円/女性 16,000円(料理・飲物含む、税サ込)会場:小笠原伯爵邸スタイル:ブッフェスタイルドレスコード:ブラックタイもしくはそれに準ずるフォーマルな服装予約申込方法:「小笠原伯爵邸」公式ホームページより受付中(text:cinemacafe.net)
2017年11月22日レストラン「小笠原伯爵邸」でクリスマスパーティ「聖なる薔薇の夜会」が2017年12月23日(土)に開催される。「小笠原伯爵邸」は10年連続ミシュラン1つ星を獲得したモダンスパニッシュ・レストラン。1927年に建てられたスパニッシュ様式の洋館を改装した店内や創作スペイン料理で人気を集めている。そんな「小笠原伯爵邸」でクリスマスパーティ「聖なる薔薇の夜会」が開催。ドレスコードをブラックタイに設定したこの大人のクリスマスパーティでは、邸内をクリスマスムード一色に装飾する。薔薇色にライトアップされた邸内では、カラフルなピンチョスに生ハム、ガーデンではグリル料理を提供。また、食事の後に楽しめるクリスマスならではの可愛らしいデザートビュッフェも用意される。パーティでは、特別な一夜を彩るクリスマスナンバーのジャズ生演奏や、カジノも実施。さらに、邸内にはクラシックスタイルのラウンジや、イスラム様式の内装が美しいシガールームなど、写真映えするスポットも多数あるので、華やかな雰囲気を写真で残すことも可能だ。【詳細】小笠原伯爵邸 大人のクリスマスパーティ 聖なる薔薇の夜会開催日:2017年12月23日(土)開催時間:開場 18:00 開宴 18:30会費:男性 18,000円、女性 16,000円(料理・ドリンク・サービス料、税込)会場:小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10ドレスコード:ブラックタイもしくはそれに準ずるフォーマルな服装申込方法:小笠原伯爵邸公式ホームページより【問い合わせ先】小笠原伯爵邸TEL:03-3359-5830
2017年11月10日TBSにて来年1月より放送予定の金曜ドラマ「アンナチュラル」。この度、本作で主演を務める石原さとみの弟役として、「超特急」のメンバー・カイこと小笠原海が出演することが決定した。大ブームを巻き起こしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本家・野木亜紀子が手掛ける本作は、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で働く人々の人間ドラマを中心に描き、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、1話完結型の医療サスペンス作品。死因究明のスペシャリストである解剖医・三澄ミコト役を石原さんが演じるほか、井浦新、窪田正孝、市川実日子、松重豊と豪華キャストが決定している。そして今回新たに出演が決定したのは、「超特急」のメンバーとして活躍し、映画『東京喰種 トーキョーグール』などにも出演する小笠原さん。今作で彼が演じるのは、石原さん演じるミコトの弟・秋彦(25)。真面目で責任感が強い秋彦は、大学時代にアルバイトをしていた予備校に就職し、講師として学生指導にあたっている。また。不在がちな両親のかわりに姉と過ごすことが多かったせいでお姉ちゃんっ子として育つが、ミコトから“秋ちゃん”と呼ばれることを最近は少々照れくさいと思っている、という役どころだ。連続ドラマに出演するのは今回が初となった小笠原さんは、「心からうれしかったです。演技をすることがいまとても楽しくて、新鮮な経験なので連続ドラマにレギュラー出演できることが幸せです」と喜び、「普段家族といるときには何も意識せずに話しているので、その感覚を演技で自然に出すことを考えました。あとは、役柄と同じ予備校講師の動画などを見たりしました」と役作りについて明かす。共演の石原さんについては、「演技中はもちろんのこと、カメラの回っていないところでも気さくに話しかけてくださって、本当の姉のように慕っています!また、役に対して真摯に向き合っている姿にとても刺激を受けています!」と印象を語る。また今後について、「連続ドラマや映画、チャンスがあればいろいろんなことに挑戦していきたい」と目標を明かす彼は、「普段の自分では有り得ないトリッキーな役柄も演じてみたいです。超特急のカイとしても、俳優の小笠原海としてもより上のステージに上がっていきたいと思います」と話している。なお、本作に医大生・久部六郎役として出演する窪田さんとは、『東京喰種 トーキョーグール』にて親友役で共演している小笠原さん。2人の再共演にも注目だ。金曜ドラマ「アンナチュラル」は2018年1月より毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年11月05日俳優の窪田正孝、鈴木伸之、「超特急」小笠原海ら映画『東京喰種トーキョーグール』のキャストたちが、7月25日(火)今夜放送の日本テレビ系「火曜サプライズ」にゲスト出演。東京の信濃町を舞台に“アポなし旅”を繰り広げる。旅とグルメをテーマにしたロケバラエティとして多くの視聴者に愛される本番組。なんといってもメインMCのウエンツ瑛士が毎回登場するゲストとともに様々な街にロケに赴き、ゲストたちが自力でロケする店と交渉する“アポなしグルメ旅”が人気だ。“アポなし旅”に登場するのは今回で5回目となる窪田さん、今回同企画では初めて年下の俳優である鈴木さんとの出演となり、張り切ろうとするが果たして上手く行くのか。まずは駅前で地元の人に聞いた人気のラーメン店へ向かう。交渉は成功するのか?さらに映画で共演した小笠原さんも合流。3人のプライベートや素顔にせまるトークが展開する。また江原啓之と「オリエンタルラジオ」の2人による「隠れ家で待つ怪しい女」にはタレントの小倉優子が登場。先日離婚を発表した小倉さんからの悩み相談に江原さんは「ゆうこりんは再婚します」と衝撃発言。その真相とは!?放送をお楽しみに。今回アポなし旅にゲスト出演した窪田さん、鈴木さん、小笠原さんが出演している映画『東京喰種トーキョーグール』は「週刊ヤングジャンプ」連載の人気コミックが原作。人の姿をしながら、人を喰らう怪人“喰種”が潜む東京が舞台。窪田さん演じる読書好きの平凡な大学生・金木研は、通い詰める喫茶店「あんていく」で自分と同じ作家の本を愛読するリゼと出会い思いを寄せるが、リゼは喰種だった…。半分人間・半分喰種となったカネキが人の命を奪い、喰い生き永らえる“喰種”の存在に疑問と葛藤を抱きながら、模索し生きる姿を描くストーリーが展開する。窪田さんがカネキ役で主演を務めるほか、鈴木さんは喰種を敵対視する「CCG」のメンバー役で、小笠原さんはカネキの唯一の親友・ヒデ役で出演。そのほか喰種の女子高生・トーカ役で清水富美加、リゼ役を蒼井優、桜田ひより、村井國夫、浜野謙太、佐々木希、白石隼也、相田翔子、柳俊太郎、坂東巳之助、大泉洋らが脇をかためる。『東京喰種トーキョーグール』は7月29日(土)より全国公開。「火曜サプライズ」は7月25日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年7月29日より全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月25日今月末29日(土)に公開が迫る、窪田正孝主演映画『東京喰種トーキョーグール』。このほど永近英良“ヒデ”役として出演する「超特急」カイこと小笠原海が、本作を引っさげシネマカフェ編集部に訪問した。人の姿をしながらも人を喰らう怪人、“喰種(グール)”。水とコーヒー以外で摂取できるのは“人体”のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。半喰種となった金木研(カネキ)は、喰種たちが集う喫茶店「あんていく」で働きはじめ、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いに巻き込まれていく――。世界累計発行部数3,000万部突破を誇る石田スイの超人気コミックから、アニメ化、舞台化、ゲーム化を経て、待望の実写映画化となった本作。カネキ役に窪田さん、トーカ役に清水富美加をはじめ、蒼井優、大泉洋、「劇団EXILE」鈴木伸之など、豪華キャストが集結し、原作ファンも映画ファンも期待が高まる仕上がりになっている。このほど編集部を訪問した小笠原さんは、俳優業にも活躍を見せる「超特急」のメンバーのひとり。本作ではカネキの幼なじみで、同じ大学に通うカネキの唯一の友人・ヒデを演じている。小笠原さんは編集部に到着すると、「(『東京喰種』の)チラシ、貰ってくださーい!」と両手を挙げ元気よく作品をアピール!社内で「超特急」のことが話題に上がると「知ってくださっているんですか!?」と、こちらでも神対応を披露。小笠原さんは終始笑顔で、社員ひとりひとりにチラシを配り歩いてくれた。最後に、シネマカフェの読者に向けて小笠原さんからのコメントも到着!読者へのメッセージ「この映画はグールと人間という違った種族にスポットライトを当てることで人間らしさとは何かというものを改めて問いかける作品となっています。ぜひ劇場に足を運んでいただいて、この映画を通して僕たちからのメッセージを受け取っていただけたら嬉しいなと思います」。小笠原さんは今回の編集部訪問でオフィスを回ってみて「緊張しました。でもみなさんが温かく迎えてくださったのですごく良かったです」と訪問を終えて少しほっとしたような様子だった。小笠原さんも出演する本作を、是非劇場でチェックして。『東京喰種トーキョーグール』は7月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年夏、全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月12日大人の夏祭り「ゆかた de カルネ 2017」が東京・レストラン「小笠原伯爵邸」にて2017年8月13日(日)開催。10年連続ミシュラン1ツ星のモダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」。「ゆかた de カルネ 2017」は、ドレスコードの浴衣姿に身を包んだ紳士淑女が、20年代に建てられた閑静で趣深い洋館に集う”大人の夏祭り”だ。よく冷えたスペインワインを片手にBBQや美しくモダンなフィンガーフードを楽しみながら、情緒溢れる贅沢な夏の夜を過ごすことができる。ガーデンには炭火で香ばしく焼き上げた牛肉や、海鮮、旬の野菜のグリル料理など、スペシャルなBBQメニューがずらり。また、シェフ・ゴンサロ・アルバレスによる自慢のパエリアや色鮮やかなピンチョスが並び、まるで異国のパーティにいるような空気に包まれる。夏祭りには欠かせない冷たいスイーツも用意した。さらに、邸宅の館内やガーデンを背景にゆかた姿で撮影ができるフォトスポットを設置。恋人や、夫婦、友達との特別な夏の思い出を彩ってくれる。【詳細】「ゆかた de カルネ 2017」開催日:2017年8月13日(日)会場:小笠原伯爵邸住所: 東京都新宿区河田町10-10開催時間:18:00 開場 18:30 開会 ※雨天決行会費:1名 女性 16,000円 / 男性 18,000円 (料飲税サ込)ドレスコード:ゆかた【問い合わせ先】小笠原伯爵邸TEL:03-3359-5830
2017年07月02日モダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」では、毎年恒例となった一夜限りのスペシャルイベント「スペインナイト 2017」を6月1日(木)に開催する。新宿河田町にある「小笠原伯爵邸」は、昭和初期の1927年に小笠原長幹伯爵の邸宅として建てられたスパニッシュ様式の洋館。約1000坪の敷地に立つ建物は、伝統と品格を兼ね備えた歴史的建造物。大理石の柱や床、ステンドグラス、華麗なる装飾が施された壁面など、芸術品に囲まれているかのような非日常的空間が魅力。今年で13回目を迎える毎年恒例の「スペインナイト」は、毎年250名超の参加者が集まり、キャンセル待ちが出る人気イベント。フラメンコやカジノなどのエンターテインメントや、ピンチョスのフルコースをはじめ、スペイン各地からのチーズ、子豚の丸焼きコチニージョ、大鍋のパエリア、ガーデンでのグリル料理など、目にも鮮やかな料理の数々をスペイン全土から集まるワインとともに楽しめる。会費は、女性16,000円、男性18,000円(税サービス料込)。スペイン気分で盛り上がる初夏のパーティへ、ドレスアップしてお出かけしてみてはいかが。予約はWebサイトより先着順。(text:cinemacafe.net)
2017年05月05日ミシュラン1ツ星レストラン「小笠原伯爵邸」では、一夜限りのスペシャルイベント「スペインナイト 2017」が2017年6月1日(木)に開催される。1927年に建てられたスパニッシュ様式の洋館である小笠原伯爵邸。「ゆかた de カルネ」、「聖なる薔薇の夜会」など様々なイベントを開催しているが、中でも「スペインナイト」は2005年からスタートした小笠原伯爵邸で最も歴史のあるイベント。当日は約1,000坪の敷地を誇る小笠原伯爵邸の全館がスペイン一色に染まる。ピンチョスのフルコースをはじめ、スペイン各地からのチーズ、子豚の丸焼きコチニージョ、大鍋のパエリア、ガーデンでのグリル料理など、スペインの食文化を存分に体感できる料理の数々が、邸内そしてガーデンに並ぶ。スペイン全土から集まるワインとともに堪能したい。また、フラメンコを間近で鑑賞することも可能だ。前回に引き続き、平成27年度文化庁芸術祭新人賞を受賞した田村陽子が情熱的な舞を披露する。ドレスコードの「スペインの情熱的な夜にぴったりな装い」でドレスアップして、歴史ある洋館で華麗な一夜を楽しんでみてはいかがだろう。【詳細】スペインナイト 2017日時:2017年6月1日(木) 18:30開場 / 19:00開会会費:1人 女性 16,000円(税込) / 男性 18,000円(税込) ※飲食・サービス料込み会場:小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10TEL:03-3359-5830ドレスコード:スペインの情熱的な夜にぴったりな装い形式:ピンチョススタイル※雨天決行【申込方法】下記URLより先着順にて受付URL:
2017年04月20日ミシュラン1ツ星のモダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」で、12月23日(金・祝)の夜、大人のクリスマスイベントとして、ブラックタイ・クリスマスパーティ「聖なる薔薇の夜会」が開催となる。毎年、12月23日に開催されている人気の本イベント。聖夜にふさわしく、真っ赤な薔薇色にライトアップされた邸内でドレスアップした紳士・淑女たちが集うスペシャルな一夜となる。振る舞われる料理は、色鮮やかなピンチョスに焼き立てのグリル料理が並び、ワインとともに楽しめる。また料理の他にも、カジノやジャズなどのコンテンツも用意。ドレスコードは、ブラックタイもしくはそれに準ずるフォーマルな服装。伯爵の邸宅であった当時の趣を残す同邸ならではの非日常的なムードを楽しみたい。会費は、料理、飲み物を含み、女性16,000円、男性18,000円(税サ―ビス料込み)。予約はWebサイトより先着順となる。(text:cinemacafe.net)
2016年11月24日小笠原伯爵邸で、2016年12月23日(金・祝)の夜に「大人のクリスマスパーティ 聖なる薔薇の夜会」が開催される。毎年好評の「薔薇の夜会」。当日は、約1000坪の敷地に広がる洋館とガーデンが真っ赤にライトアップされ、紳士淑女の社交場に変身する。会場では、色鮮やかなピンチョスや焼き立てのグリル料理、さらにパエリア、生ハムなどの料理が並び、ワインを片手にカジノとジャズを楽しむことができる。なお、ドレスコードはブラックタイだ。伯爵の邸宅であった当時の趣きをそのまま残す、クラッシックスタイルのラウンジや、イスラム様式の内装が美しいシガールーム、そして樹齢500年のオリーブの樹があるガーデンにも足を運びたい。なお会場の小笠原伯爵邸は、1927年に伯爵の本邸として建てられたスパニッシュ様式の洋館を修復し、2002年にレストランとして再生させた建物だ。9年連続ミシュラン1つ星を獲得し、2004年には東京都選定歴史的建造物に指定された。1年の締めくくりに、まるで海外にいるかのような優雅なひと時を過ごしてみてはいかがだろう。【開催概要】大人のクリスマスパーティ 聖なる薔薇の夜会日時:2016年12月23日(金・祝)時間:18:00開場、18:30開宴 ※雨天決行会費:男性 18,000円 / 女性 16,000円 ※価格は税込※飲食代、サービス代込み※ブッフェスタイルドレスコード:ブラックタイもしくはそれに準ずるフォーマルな服装会場:小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10TEL:03-3359-5830■申し込み方法小笠原伯爵邸 公式HPサイトを確認【問い合わせ先】TEl:03-3359-5830
2016年11月10日大人の夏祭り「ゆかたdeカルネ 2018」が2018年8月12日(日)、小笠原伯爵邸で開催される。「ゆかた de カルネ」は、約1000坪の敷地に広がる当邸のガーデンにて浴衣で楽しむ大人のBBQパーティー。2014年より毎夏開催している人気イベントだ。 会場となった小笠原伯爵邸は、1927年建立のスパニッシュ様式の洋館にオープンした、11年連続でミシュラン1ツ星を獲得しているモダンスパニッシュ・レストランだ。会場では、炭火で香ばしく焼き上げた牛肉、イベリコ豚、海鮮のグリル料理をはじめ、シェフのゴンサロ・アルバレスによる自慢のパエリアやピンチョスが並ぶ。また肉料理に合う、冷えたワインも一緒に提供される。さらに、趣向を凝らした和をテーマにしたエンタテイメントが催され、特別な一夜を盛り上げる。【詳細】ゆかた de カルネ 2018日時:2018年8月12日(日)開場18:00 / 開会 18:30会場:小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町 10-10参加費:女性 16,000円 / 男性 18,000円 ※価格は全てサービス料、税込ドレスコード:ゆかた申込方法:WEBより先着順にて受付URL:
2016年07月03日ミシュラン1ツ星のモダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」で、8月14日(日)ドレスコードが“ゆかた”という大人の夏祭り「ゆかたdeカルネ」が開催される。2014年より毎夏開催されている人気のイベント「ゆかたdeカルネ」は、約1000坪の敷地を誇るガーデンにて、ゆかたに身を包んだ紳士・淑女がカルネ(お肉)をはじめとするBBQをいただきながら、和のエンターテイメントを楽しむという趣向。「カルネ」とは、スペイン語でお肉のこと。炭火で香ばしく焼き上げた牛肉、イベリコ豚、海鮮のグリル料理をはじめ、シェフ・ゴンサロ・アルバレスによる自慢のパエリアやピンチョスが並び、よく冷えたスペインワインと共に味わえる。お料理(ピンチョススタイル)・お飲物の会費は、女性13,000円、男性15,000円(税サ―ビス料込み)。予約はWebサイトより先着順となる。浴衣でのデートや同僚・女子同士など、大勢でわいわいと夏らしい夜を楽しんでみては。(text:cinemacafe.net)
2016年06月24日