東京都現代美術館は、トップモデルとして活躍すると同時に、クリエイター、パフォーマーとしても実験的な試みを行っていた山口小夜子の軌跡をたどる「山口小夜子未来を着る人」展を開催している。開催期間は6月28日まで(5月4日を除く月曜、5月7日は休館)、開場時間は10:00~18:00、入場料は一般1,200円、大学・専門学校生・65歳以上900円、中高生600円、小学生以下は無料。同展は、コラボレーションを通じて、世代やジャンル、東洋と西洋など異なるものを繋ぎ、"SAYOKO"という1つのジャンルを打ち立てた山口小夜子の軌跡をアーカイブとともにたどる。1970年代初頭より、神秘的な東洋の美を体現するアジア人初のトップモデルとして世界のモードを席巻する一方で、晩年の数年間、彼女が若い世代の表現者たちと、ファッション、音楽、映像、演劇、朗読、パフォーマンス、ダンスなどが混在する実験的な試みを行っていたことは、あまり知られていない。宇川直宏、山川冬樹、生西康典、掛川康典、エキソニモという、彼女の身辺で活動し、現在のシーンにおいて大きな影響力を持つ表現者たちが、小夜子に捧げる新作インスタレーションを発表するほか、彼女が急逝する直前に、新聞紙上での往復書簡が予定されていた森村泰昌も新作を出品する。なお山口小夜子は、1949年生まれのモデル、クリエイター、パフォーマー。1972年にパリコレクションに参加して以来、トップモデルとなりパリおよびニューヨークコレクションで活躍。1974年には、米ニューズウィーク誌において「世界の4人のトップ・モデル」として紹介される。1977年、寺山修司の舞台「中国の不思議な役人」に出演して以降は、女優としても多数の舞台、映画に出演。2000年代に入り、六本木のSuperDeluxeなどアンダーグラウンドなスペースを舞台に、ファッション、映像、音楽、文学、舞踏などさまざまな表現が融合するパフォーマンスを展開。2007年に急逝。
2015年05月01日故・山口小夜子の展覧会「山口小夜子 未来を着る人」が、4月11日から6月28日まで東京都現代美術館で開催される。小夜子はアジア系モデルとして初めてパリコレクションに起用された、東洋の美を体現するトップモデル。パリ及び、ニューヨークコレクションで活躍し、資生堂の専属モデルも務めた。74年にはアメリカの『ニューズウィーク(News Week)』誌に“世界の4人のトップ・モデル”として紹介され、77年にはロンドンのアデルー社で製作されたボブヘアの「SAYOKOマネキン」が世界各国のショーウインドウを飾っている。一方で、寺山修司監督の舞台『中国の不思議な役人』に出演すると、女優としての活躍もスタート。山海塾のオペラで衣装デザインなどを行うなど、クリエーターとしても活躍した。その後はファッション、映像、音楽、文学、舞踊などを融合させたパフォーマンスを展開。01年には各デザイナーが彼女にインスパイアされた作品を展示する「モーリの色彩空間 Part5 小夜子」展を開催されるなど、07年に急逝するまで常に時代の最先端を走り続けた。同展では、雑誌や写真、スクラップブックなどの秘蔵資料や、資生堂のアーカイブ作品などとともに小夜子の軌跡を辿る。また、彼女をミューズとしたデザイナーの作品や、彼女が所有していた服を「SAYOKOマネキン」によって展示。“ウエアリスト”と名乗り、“着る”ことをパフォーマンスにまで高めた彼女の創造性に迫る。更に、晩年に発表したパフォーマンスを高画質映像で上映。過去に彼女とコラボし、現在ではそれぞれの分野で活躍する宇川直宏、山川冬樹、生西康典、掛川康典、エキソニモなどが小夜子に捧げるインスタレーションも展開される。また、小夜子の急逝の直前に新聞紙上で往復書簡を行うはずだった森村泰昌も、彼女に捧げる新作を発表する予定だ。会期中には小夜子も習ったダンス・メゾット、伊藤道郎による「テン・ジェスチュア」を体験するワークショップを開催。他にも、“小夜子メイク”を完成させた富川栄によるメーキャップ・ワークションやトークイベントに加え、ファッションショーやパフォーマンスナイトなど様々なイベントが催される。【イベント情報】山口小夜子 未来を着る人会場:東京都現代美術館住所:東京都江東区三好4-1-1会期:4月11日から6月28日まで時間:10:00から18:00まで(入場は17:30まで)休館日:月曜日(5月4日は開館)、5月7日
2015年03月17日渋谷のギャラリー「ナンヅカ(NANZUKA)」が山口はるみの個展「HARUMI GALS」を開催する。期間は2月28日から4月4日まで。山口は1969年のパルコオープン時に社長の増田通二にヘッドハントされ、以降は広告イラストを担当。女性が社会に進出する権利を与えられていなかった時代に、野球やボクシング、スケートボードなどをする女性像を描いてきた。そんな女性が自らの性や人生を謳歌している姿は、社会学者の上野千鶴子に「男仕立てのエロチシズムのシナリオにのると見せながら、過剰にやりすぎることで男の欲望を解体し、女の身体を男の手の届かないところへと理想化する」と評価されている。72年からは国内では他のクリエーターに先駆け、エアブラシによる制作をスタート。スーパーリアルイラストレーションの先駆者として、日本の広告業界を席巻した。今回の個展では、山口がパルコ時代に描いたエアブラシ作品を中心に数十点のイラストを展示する。28日18時からは本人出席のレセプションパーティーが開催される。【イベント情報】HARUMI GALS会場:NANZUKA住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3渋谷アイビスビル地下1階会期:2月28日から4月4日まで時間:11:00から19:00休廊日:月・日曜日、祝祭日入場無料
2015年02月20日レーベルゲートは音楽ダウンロードサービス「mora」にて、山口百恵が発表した全シングル32枚のAB面音源を含む『ゴールデン☆アイドル 山口百恵』と、ライブ音源を収録した『伝説から神話へ 日本武道館さよならコンサート・ライブ』のハイレゾ音源配信を1月14日から開始する。すべて96kHz/24bitのFLAC形式となっており、価格はアルバム1枚あたり4,800円~6,800円、単曲では540円(いずれも税込)。1月14日からハイレゾ音源の配信が開始される山口百恵のアルバムは、『ゴールデン☆アイドル 山口百恵』と『伝説から神話へ 日本武道館さよならコンサート・ライブ』の2枚。また、ハイレゾ音源ではないが、『としごろ』や『横須賀ストーリー』といったオリジナルアルバムなどの楽曲配信も同日に開始する。「mora」では配信日をリマインドする予約メールの登録をWebサイト上で受け付けている。
2015年01月07日水戸芸術館の現代美術ギャラリーで「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」が開催される。期間は2月21日から5月17日まで。山口晃とは馬を模るバイクに武士を乗せるなど、個性的な芸術観で注目を集める画家。13年には「ヘンな日本美術史」で小林秀雄賞を受賞するなど、キャンバスには美術や歴史に対する批判精神が描き込まれ、そのタッチは大和絵や浮世絵を思わせる。細部を緻密に書き込む作風も有名で、『Tokio山水』シリーズといった都市の鳥瞰図、合戦図などを数多く手掛けてきた。今回の展覧会では大作『続・無残ノ介』が50m規模の大展示室に飾られる他、代表作『忘れじの電柱』が発表時とは別の形で展示される。その他、小道のような通路につながる各部屋には、それぞれに異なる山口の作品世界が広がり、その先には新作のインスタレーションが待ち受けるという構成だ。3月21日と4月19日には山口によるトークイベントが開催される予定。また、5月2日には「お絵描き道場」として、会場を訪れた人から提案されたお題を元に、山口がその場で絵を描き上げる。その他、3月7日から5月17日までは週末に、市民ボランティアによるギャラリートークも催される。【イベント情報】山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8会期:2月21日から5月17日時間:9:30から18:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(5月4日は開館)入場料:一般800円(中学生以下、65歳以上は無料)
2014年12月23日公開中の映画『日々ロック』でロックバンド「ザ・ロックンロールブラザーズ」のメンバーを演じる主演の野村周平、岡本啓佑(黒猫チェルシー)、前野朋哉と入江悠監督が12月6日(土)に舞台挨拶を行ない、本作が香港・台湾で公開されることも発表された。人気漫画を原作に、金なし、風呂なし、彼女なしのヘタレロッカーが、ライヴに乱入してきたトップアイドルとの出会いを通じてロックの高みを目指していくさまを描き出す。キャスト陣の耳にも、公開後に映画を観た人々の感想や反応は入ってきているよう。野村さんは「自分も友達と一緒にレイトショーを見に行きました。酔っぱらって気持ちよく観れました(笑)」と明かし、「周りからも『よく頑張ってるね』と言われます」とニッコリ。前野さんも「2回観に行った」と明かし「周りの反応もよくて『熱くなった』と言われます」と語る。前野さんの奥さんも映画を観たそうで「『前野くん、最初は固かったけど、進むにつれて慣れて、成長していくのが見えて良かったよ』となぜか上から目線で言われました(笑)」と仲睦まじい(?)様子を語り、会場は笑いに包まれた。この日は、観客との質疑応答も行なわれた。劇中のモジャモジャのパーマについての質問に野村さんは「5時間くらいかかりました。結構、金かかってます。直毛でかかりにくいんです。戻すのは3時間くらい。次の日にドラマのリハーサルもあったので」と明かす。また、ある観客からは劇中で野村さんが生のアジを手に握ったまま、東京に向かって走り出すシーンで、東京に着くとその魚が干物になっていた!という目ざとい指摘も。入江監督は、東京到着までの時間の経過を見せたと語りつつ「気づいたら(アジが)開いてた(笑)。すごくシリアスなシーンで(生から干物に)変わってるんですよね…。スタッフも『え?干物?』って顔をしてました」と述懐。前野さんは自身が足を運んだ劇場で「映画館がちょっとざわついてました。小声で『干物?』って(笑)」と明かした。そして、香港と台湾での来年の公開決定が発表されると、会場は大きな拍手に包まれる。入江監督は「何回か僕も行ったことがあり、自分の映画がかかるのが夢でした」と喜びを語る。中国人のクォーターであり、中国語が堪能なことで知られる野村さんは、この機会に公開を待ちわびる海外のファンに向けて、中国語でメッセージを読み上げる。最後に中国語で、劇中のセリフである「ロックは世界を変えられる」と力強く語り、会場は再び拍手に包まれた。『日々ロック』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年12月06日映画『日々ロック』の公開を記念して11月23日(日・祝)、主演の野村周平をはじめ、二階堂ふみ、前野朋哉、竹中直人、岡本啓佑(黒猫チェルシー)、「The SALOVERS」、落合モトキ、喜多陽子、入江悠監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。「週刊ヤングジャンプ」(集英社刊)にて連載中の榎屋克優の人気漫画を原作に、風呂なし、金なし、女なしのヘタレロックンローラー・日々沼拓郎が、突然、ライヴに乱入してきたトップアイドルとの出会いを通じて成長していく様を描く。野村さんと二階堂さんは主人公とヒロインという関係性で、劇中でも決して共演シーンが少なかったわけではないのだが、なぜか撮影中はなかなか上手く喋れなかったそうで、ようやくこの公開の舞台挨拶を通じて「やっと話せるようになりました…(笑)」(野村さん)とのこと。仲良くなったのも束の間、この舞台挨拶で現時点で予定されている舞台挨拶は最後ということで、野村さんは「悲しいです…」と寂しそう。この日は作品にちなんで、登壇陣に今後挑戦したい“ロック”なことは?というお題が与えられたが、野村さんは「ディズニーランドを買い占めて10人くらいで遊びたい。別に(ディズニーランドが)大好きというわけじゃないんですが…。(友人に)『乗れよ、勝手に』と言いたい」と野望(?)を掲げる。これに既婚者の前野さんが「結婚式をディズニーランドでやりたいです。結構リアルに(笑)」と乗っかり笑いを誘う。二階堂さんは、最近“切り絵”の教室に通う計画を立てているそうで「繊細で内に向かう作業もまたロックだと思います」と微笑んだ。竹中さんは「オレは寿司だ!脇で寿司握って客に出したい!」とロック過ぎる願望を明かし、会場と登壇陣を笑いの渦に包んだ。この日は、現場で入江監督から「全く褒められることがなかった」とボヤいていたという野村さんのために、これまで過去作品を含め主演俳優を褒めたことがないという入江監督がわざわざ、自身のノートに手紙をしたためてきており、全員の前でそれを朗読。出会った時の印象や撮影中の野村さんの姿勢に触れ、特にダサい日々沼拓郎を演じる上で「顔が小さくて手足が長いイマドキのイケメンの素質を捨てて、汚らしい主役になりきった!」と称賛を送る。野村さんは「やっと褒められて、背中がムズムズします」と照れ笑いを浮かべつつ「僕も監督好きです」「好きです…好きです(笑)」と告白3連発で会場は再び笑いに包まれた。『日々ロック』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年11月24日映画『日々ロック』のオーディション。野村周平は「脱ぎます」と宣言し服に手をかけたが、一瞬、思案した。脱ぐこと自体をためらったわけではない。主人公・日々沼拓郎が服を脱ぐのは原作漫画でも“お約束”のこと。むしろ、そこに抗いたかった。「『こいつ、原作を読んでマネしてるだけだな』と思われたくない」。そんな思いで、彼が瞬時に選択したのはTシャツとパンツを残して、それ以外は全て脱ぐという何とも珍妙な格好。「それから近くにあった傘を手に『リンダリンダ』(ザ・ブルーハーツ)を熱唱しました。歌詞もバラバラだったんですが…(苦笑)」。話は続く。オーディション開始時から「全然、こっちを見ないし、ひと言も話してくれず、初対面なのに嫌われてるのかと思った」という入江悠監督が、その姿を見て、初めて口を開いた。「じゃあ、お芝居の方もやってみようか」。結果、Tシャツにパンツ一丁という出で立ちのまま、芝居のテストを行なうことに…。「まさか受かるとは思わなかったです」としみじみと笑う。パンツのタイプがトランクスだったのか?ボクサータイプだったのかは聞き忘れた…が、なぜか勝手に白ブリーフ姿で歌う姿が目に浮かんでくる。ヘタレでありながらも魂はロックンローラーな日々沼拓郎と仲間たちが、ロックの高みを目指していく姿を描いた『日々ロック』。撮影以前のオーディション段階のエピソードからすでに熱さが伝わってくる。最初に原作を読んだ時には「ここに描かれている日々沼拓郎を実写で表現しなくちゃいけないのか?」と戸惑いを覚えたという。「普段はサエないけど、楽器を持ったら豹変するところをどう見せたらいいのか?考え抜きました。日々沼はヘタレのように見えて、『ロックのために死ねる』という覚悟を持って音楽に取り組み、人の心に自分の思いを届けたいという一心の真面目な少年。漫画の実写化という点に関しては、僕自身、好きな漫画が実写化されるとき、似ても似つかないのはイヤなんです。だから、まずはビジュアルからとアフロにして、そこから少しずつ日々沼に入り込んでいきました」。うまく周囲とコミュニケーションが取れない日々沼だが、唸るような声や表情、そして音楽で感情を伝えていく。「演じる上では、動物のように目に入るもの全てに反応することを軸として持ち続けました。臆病な男だから『あれは何だろう?』って全部にリアクションしちゃう(笑)。正直、演じている最中は『難しい』とか考える余裕もないままに、自分でもよく分からないままにあんな変な顔をしたり、唸ったりしてました。スケジュールもタイトで、終わっては家に帰って寝て、起きてまた演じて、終わったら寝ての繰り返しで、ずっと日々沼のままでいたので、苦しいとかいう思いもなかったです。自分では撮影が終われば役が抜けているものだと思ってるんですが、家に帰って寝たら撮影現場の夢を見たり…。自分で思ってる以上に意外と追い込まれていたのかもしれません(苦笑)」。やはり日々沼拓郎、そして映画『日々ロック』を語る上で、避けて通れないのがライヴシーン。「黒猫チェルシー」に「忘れらんねえよ」など、多くのミュージシャンが本作のために楽曲を提供し、さらに岡本啓佑(黒猫チェルシー)、古舘佑太郎(The SALOVERS)などが俳優としても本作に参加している。その中で、野村さんの役目はプロのミュージシャンが作った楽曲を、自分のものとして歌い上げること。肉体的、精神的に容易な挑戦ではなかった。「終わって改めて思うのは、ミュージシャンは偉大だということ。ミュージシャンは俳優になれるけど、その逆は難しい――それでも『負けるか!』という気持ちにもなったし、やっぱり中途半端に出来るもんじゃないって思い知らされたし…。正直、命を賭けて音楽をやってる人の前で自分みたいな人間が歌うのは恥ずかしいって思いもありました。それでも自分がやらなきゃいけない状況で、思い切って、声を出して叫んでました」。つい先頃、21歳の誕生日を迎えたばかり。以前、20歳を目前にした時期に映画『江ノ島プリズム』で話を聞いた時は冗談交じりに「(二十歳になるのは)もうちょっと待ってほしい(笑)」などと語っていたが、そこから1年ちょっとの期間で大きな飛躍を遂げた。『男子高校生の日常』に『クジラのいた夏』と2本の主演映画が公開され、今年の夏クール放送の「若者たち2014」でも強い存在感を放ち、脚光を浴びた。さて、こうした“飛躍”を踏まえ、現在の心境を尋ねると「この1年は結構、怒濤でしたね…」という感想と共に意外やネガティブな言葉が並ぶ。「1月からドラマ(『僕のいた時間』)をやって、その間にこの映画のためにギターを練習して4月中旬から(本作の)撮影があり、それが終わったら『若者たち』に入って…あぁ、もう一年終わるのかって気持ちかな。すごい人たちとやれた1年でもあり、ちょっとずつ自信を失って『自分がこの仕事をしてていいのか?』とも考えるようにもなって…(苦笑)。この映画も含め、作品には絶対的な自信を持ってるんですけど、僕自身の自信は…。不安だし、怖いし『役者に向いてるのかな?』と思うこともあるし、でも周りのみなさんに相談すると『あぁ、役者なんて自信をなくす仕事だよ』と。じゃあ、これでいいのかなとも思いつつ…って感じですね(笑)」。自信を持てずとも“負けず嫌いな自分”は十二分に自覚している。二十代のこの時期は特に同世代の俳優との共演も多い。「僕の周りには僕よりもすごい同世代の俳優がいっぱいいる。どうしよう?と思いつつもやっぱり負けてられないし、彼らよりも一歩でも二歩でも前に出たい気持ちはある。売れなきゃ意味がないとも思ってる」とも。だからこそ、この映画に懸ける思いは強い。「『日々ロック』で名を上げたい」――スマートで一見、クールな見た目とは裏腹に、戦国時代を生きる男のような強い思いが口をついて出る。「繰り返しになりますが、作品に対してはそれだけの自信を持ってるし、中途半端ではなく今の自分の全てを注いだと思ってます。“野村と言えば『日々ロック』”と言われる作品になってほしいし、そうならなきゃいけない」。この世代の俳優陣を取り巻く状況に関して先に挙げた“戦国時代”という言葉は決して大げさではないかもしれない。その中で、この男の名を耳にする機会がこの先、まだまだ増えそうな気がする。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年11月20日若手俳優の野村周平が、ときには全裸で(?)“ロック魂”を歌い上げる主人公を演じる青春音楽エンターテイメント『日々ロック』。劇中では、終始ヘタレっぷりをみせているという野村さんだが、実は随所に「カッコイイ」と感じさせる瞬間があることが判明。本日11月14日(金)の野村さん21歳の誕生日に合わせ、アフロ姿でも予想外のカッコよさを見せる“ギャップ”場面写真がシネマカフェに到着した。本作は「週刊ヤングジャンプ」連載中の榎屋克優による人気ロックコミックを、『ジョーカー・ゲーム』『SRサイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督が映画化。野村さんが演じるのは、金なし風呂なし彼女なし、ベースの草壁(前野朋哉)、ドラムの依田(岡本啓佑)と組んだバンド“ザ・ロックンロールブラザーズ”のボーカル、日々沼拓郎だ。拓郎たちは高校卒業後にロックスターを共に目指して上京するが、住み込みで働くライヴハウスでは蹴り飛ばされ、踏まれ、罵倒される日々。ある日、ライヴ中に出会った人気トップアイドル・宇田川咲(二階堂ふみ)と出会い、乱闘騒ぎになるものの、男らしさの欠片も見せることができず負け戦で終わってしまう。そんな拓郎の姿は、ダサく、情けなく、とことんヘタレ。だが、ひとつだけ誰にも負けないものがあった。それは、“ザ・ロックンロールブラザーズ”の歌を通して伝える、彼の “信念”(=ロック)。普段はヘタレでも、伝えなければならない想いが積もったとき、その歌を必要としている人がいるときこそ、彼は真のロッカーへと変身!“ロック魂”を込めて歌うその姿は、ヘタレとは無縁の“漢(おとこ)の中の漢”だったのだ。入江監督は、オーディションでいきなり上着を脱いで歌い出した野村さんの姿をみて、“彼なら演じられる”と確信したという。過酷な撮影にも耐え抜き、見事、拓郎を演じ切った野村さんを「努力家」と手放しで絶賛している。また、野村さん本人は「ひとつのものに熱くなれるのは似ているのかもしれないです」と演じた拓郎との共通点について触れながら、「拓郎の音楽で人を変えたいとか、ロックで気持ちを伝える熱い気持ちは、役を演じることによって映画で伝えたいって思うのと重なります」と明かしている。見る人の心に響き、熱い想いを呼び起こさせる拓郎の力強い歌声。そして、予想外のギャップをみせる拓郎の姿に、あなたも思わず“キュン”としてしまうかも!?『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年11月14日俳優の野村周平が11月9日(日)、東京・渋谷のライヴハウスで行われた主演作『日々ロック』のヒット祈願イベントに出席。もうすぐ21歳を迎える野村さんは、共演者からサプライズで一足早い誕生日祝いをされ「すげえ嬉しい!最高の誕生日です」と感激していた。本作は榎屋克優の同名コミックを原作に、高校卒業後に上京し、伝説のライヴハウスに住み込みで働き、活動を続ける拓郎らバンドメンバーが、デジタル系トップアイドルの宇田川咲に翻弄されながら、才能を開花させる姿を描いた青春ロックムービー。イベントにはギター兼ボーカルの主人公・日々沼拓郎を演じる野村さんを始め、劇中バンド「ザ・ロックンロールブラザーズ」のメンバーを演じる前野朋哉と岡本啓佑(黒猫チェルシー)、共演するアイドル役の二階堂ふみが出席。特製のバースデイケーキが登場すると、前野さん&岡本さんが野村さんの口元に“ア~ン”してあげる場面もあり、和気あいあいとした雰囲気だった。野村さん演じる日々沼は、演奏中に興奮すると“全裸”になってしまうという設定。「しんどいこともたくさんありましたが、裸も苦にはならず、興奮さえ覚えるようになった。最後まで楽しい撮影でした。撮影は3週間ほどで、プライベートでも素に戻る暇もなく、自然と日々沼でいられた」とふり返っていた。この日はライヴハウスでのヒット祈願イベントに始まり、「HMV record shop 渋谷」で野村さんらキャスト陣によるトークイベント、「爆弾ジョニー」「細身のシャイボーイ」「The SALOVERS」ら楽曲提供アーティストによるライヴを開催。さらに本作を上映する渋谷・シネクイントの表明訪問、TOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオでのスペシャル番組生放送など、怒涛のプロモーション展開で映画『日々ロック』が渋谷をジャックした。『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年11月10日俳優の野村周平が10月22日(水)、主演作『日々ロック』の完成披露試写会に登場し、劇中バンド「ザ・ロックンロールブラザーズ」として、バンドの代表曲「いっぱい」を熱唱。途中デニムを脱ぎ捨て、パンツ一丁になると女性ファンから「ヤバい!」と歓声があがった。野村さん演じるギター兼ボーカルの主人公・日々沼拓郎は、演奏中に興奮すると全裸になってしまうという設定。さすがにこの日、全裸になることはなかったが、バンドの熱演に煽られて、客席は総立ち状態。会場となった東京・新宿ピカデリーはまるでライヴハウスのような熱気に包まれていた。熱唱を終えて、息も切れ切れの野村さんは「汚いものをお見せしてしまいましたが、みなさんどうでしたか?」と達成感たっぷり。「こんなバカばっかやってるみんなが、活き活きと描かれた青春映画になりました。ぜひ『日々ロック』というライヴを楽しんでください」とアピールしていた。本作は榎屋克優の同名コミックを原作に、高校卒業後に上京し、伝説のライヴハウスに住み込みで働き、活動を続ける拓郎らバンドメンバーが、デジタル系トップアイドルの宇田川咲(二階堂ふみ)に翻ろうされながら、才能を開花させる姿を描いた青春ロックムービー。この日は野村さんに加えて、バンドメンバーを演じる前野朋哉と岡本啓佑(黒猫チェルシー)、共演する二階堂ふみ、古舘佑太郎(The SALOVERS)、蛭子能収、竹中直人、入江悠監督が登壇した。豪華かつ個性的な面々が勢揃いするなか、蛭子さんは「出演シーンはそんなに多くないのに、こうやって宣伝に担ぎ出されるんですよね。少し不満に思っています」と相変わらずの蛭子節。入江監督からは「いや、蛭子さん、結構出てますから」とツッコミが入った。そんな蛭子さん&岡本さんが揃って10月21日に誕生日を迎えたとあって、この日は“1日遅れ”で特製のバースデイケーキが登場。これには蛭子さんも「さっきの不満は取り消します」とご満悦。さらに二階堂さんから“ア~ン”されると、至福の笑顔を浮かべていた。『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年10月22日「若者たち2014」の野村周平、『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門、最優秀作品賞を受賞した二階堂ふみが贈る究極の爆音ムチャぶりエンターテイメント『日々ロック』。このたび、公開に先駆け、本作のオリジナルサウンドトラックが発売されることが決定。収録されている主題歌「爆弾ジョニー」の「終わりなき午後の冒険者 ~日々ロックver.~」には、野村さん、二階堂さんら出演者たちがコーラスに参加していることが明らかとなった。冴えない高校生、日々沼拓郎(野村周平)は友人と結成したバンド“ザ・ロックンロールブラザーズ”のギター&ボーカルを担当する“童貞ヘタレ”ロッカー。ある晩、彼らの演奏中に突如酔っぱらった女が乱入。ロックの名曲「雨あがりの夜空に」を歌い観客を一気に引き込むが、彼女はカリスマトップアイドル、宇田川咲(二階堂ふみ)だった…。このほど、主題歌「終わりなき午後の冒険者~日々ロック ver.~」のコーラスに参加したのは、若さとパワーに満ちあふれた本作の出演者たち。主演の野村さんはもちろん、二階堂さん、“ザ・ロックンロールブラザーズ”のメンバーの前野朋哉&岡本啓祐、「The SALOVERS」の面々、毬谷友子、蛭子能収、竹中直人といった豪華メンバーを集めたコーラス隊は、入江悠監督の「映画のハチャメチャなパワーがそのまま続いているような主題歌にできたら…」との思いから実現したという。レコーディングでは、各人に思う存分シャウトしてもらったというが、蛭子さんだけはなかなかシャウトできずに苦戦していた、というエピソードも。また、本作で音楽プロデューサーを担当した、いしわたり淳治が指揮をとったオリジナルサウンドトラックには、“ザ・ロックンロールブラザーズ”のバンド曲や、二階堂さん演じるデジタル系アイドル・宇田川咲の楽曲、本作のメインテーマである「黒猫チェルシー」が担当する劇伴のほか、「犬レイプ」、「ランゴリアーズ」(ミサルカ)らの楽曲が収録。さらに、楽曲提供した各アーティストが“日々ロックらしい1曲”をそれぞれ持ち寄り、特別収録。もはや映画のサウンドトラックの域を超えた、豪華コラボレーションとなっている。『SRサイタマノラッパー』など音楽で成り立つ世界を手がけてきた入江監督作品をいっそう楽しむためにも、ライブ前さながらに、このオリジナルサウンドトラックで“予習”してみてはいかが?『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。映画『日々ロック』オリジナルサウンドトラックは11月5日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年10月10日ドラマ「若者たち2014」などで今年活躍著しい野村周平と、『私の男』を始め、話題作出演が続く二階堂ふみが出演する、映画『日々ロック』。このほど、野村さん演じる、つい全裸になってしまう主人公・日々沼拓郎のヘタレっぷりが確認できる劇中ビジュアルがどこよりも早くシネマカフェに到着した。『SR サイタマノラッパー』シリーズで映画界の話題をさらった新鋭鬼才・入江悠監督が、「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の榎屋克優原作の同名人気ロックコミックを、爆音ロックエンターテイメントとして映画化した本作。これまで映画・アニメ問わず、過去さまざまな “ヘタレ”キャラが生み出されてきたが、本作でイケメン俳優、野村さんが挑んだ主人公・日々沼拓郎は、また別格だ。今回解禁されたのは、大好きなロックを演奏していると自分を解放しすぎて “全裸”になってしまう…というクセ(?)を持つ拓郎のヘタレ満載のビジュアル。ロックスターを目指し、バンド「ザ・ロックンロールブラザーズ」のボーカルとして、ベースの草壁(前野朋哉)、ドラムの依田(岡本啓佑)と共に上京してきた拓郎。ライブハウス・モンスターGOGOで住み込みで働きながら、鬼のように怖い店長(竹中直人)に蹴り飛ばされ、踏まれ、罵倒されながらもパフォーマンスする日々を送っている。だが、全裸でギターを抱え、魂を奮い立たせて歌い続けるものの、肝心のライブは数える程の客しかいないうえ、毎回空回り気味。ある晩、いつものように全裸でライブをしていた拓郎の前に、酔っぱらった女子が乱入!その女子こそ、カリスマ的な人気を誇るトップアイドル・宇田川咲(二階堂ふみ)。そして「ザ・ロックンロールブラザーズ」のステージへ上がった咲は、拓郎の頭に向かって、いきなりビール瓶を振り下ろす!「お前、童貞だろ?生の女抱いてからロックしな!」と吐き捨てた咲は、ギターを奪い、拓郎を蹴り落とす。咲に蹴られた瞬間、彼の急所はライブ機材の角へと直撃!全裸で悶える拓郎…。しかし、そんなダサく、情けない拓郎の姿にも、「お前らダセーけど、けっこー良かったぞ!」と笑顔で去っていく咲。“ロックを愛する気持ちは誰にも負けない”と、体中からあふれんばかりに自分たちの音楽を突き進んでいく「ザ・ロックンロールブラザーズ」の歌は、トップアイドルとして活躍する咲の“ロック魂”に火をつけ、熱い想いを呼び起こさせるのだ。史上最低のロックバカ・拓郎の熱い“ロック”な叫びが、咲を始め、みんなの心を突き動かしていくことになる本作。まずは、野村さん演じるヘタレキャラぶりをこちらから確かめてみて。映画『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年08月08日福士蒼汰を主演に、本田翼、野村周平といった若手キャストらが集結した『江ノ島プリズム』。8月10日(土)より封切られた本作だが、週末ミニシアター部門興行収入ランキングでアンジェリーナ・ジョリー初監督作品『最愛の大地』、巨匠テレンス・マリックの最新作『トゥ・ザ・ワンダー』を抑え1位(※興行通信社調べ)を記録。当初3館でのみの公開でだったが、その人気ぶりからこのほど全国44館で公開されることが明らかとなった。本作は美しい江の島の街並みを背景に、誰もが通過する青春時代の無邪気さや挫折や淡い恋心を、水彩画のように瑞々しく描いた群像劇だ。病弱な朔(野村周平)を見守るちょっと天然な男子高校生・修太(福士蒼汰)を主人公に、彼らに寄り添う活発な女子高生・ミチル(本田翼)の幼馴染3人の物語が展開する。旅立ち、死別、すれ違いから生まれた失われた時を取り戻すため、江の島の今と“あの日”を行き来する修太。徐々に変わりつつある“あの日”、そしてミチルの本当の気持ち。最後に、修太はある決断を下すのだが――。キャストに福士、野村さん、本田さんと、今もっとも旬な若手実力派俳優たちが顔を揃え、夢のような淡い青春群像を繰り広げる本作。特に福士さんは、今年に入ってから「仮面ライダーフォーゼ」で人気が沸騰して以来、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」や火・10ドラマ「スターマン・この星の恋」(フジテレビ系)、今年に入ってからは岡田准一・主演の映画『図書館戦争』と話題作に引っ張りだこの注目株だ。ツイッター上では、「福士蒼汰イケメンすぎ!」といった声が女性を中心に上がっており、その内容は“つぶやく”というよりももはや“叫び”に近い。さらに、これまで3館のみでの公開ということもあり、「予告だけで超感動!絶対泣ける!いままで観た映画で1番感動すると思う!ただあたしの住んでる所で上映されるか…絶対上映して!!」という人々の声も多く上がっていた。スタジオジブリの『風立ちぬ』、ディズニー/ピクサーの『モンスターズ・ユニバーシティ』、櫻井翔×北川景子で贈る『謎解きはディナーのあとで』、ブラッド・ピット主演作『ワールド・ウォーZ』、アンジェリーナ・ジョリーの初監督作『最愛の大地』…とすでに公開されれている作品だけでも話題作が目白押し、この後も実写映画『ガッチャマン』に、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』、『マン・オブ・スティール』と大作が続々と公開される。バジェットの大小、上映館数などなど“成功”の判断基準は様々だが、本作のようにたった3館から44館への公開規模拡大はまさに異例。激戦の中を大ヒットへ向けて、軽やかに走り出した。『江ノ島プリズム』はシネマート新宿、お台場シネマメディアージュ、109シネマズMM横浜、109シネマズ湘南、TOHOシネマズららぽーと横浜、ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:江ノ島プリズム 2013年8月10日よりシネマート新宿、109シネマズMM横浜、109シネマズ湘南ほか全国にて公開(C) 2013「江ノ島プリズム」製作委員会
2013年08月13日仏シャンパンブランド「ドンペリニヨン(DOM PERIGNON)」は16日、現代アーティストの山口晃、「新世紀エヴァンゲリオン」などの作品で知られるアニメーションスタジオ「ガイナックス(GAINAX)」とコラボレーションした映像作品を国立代々木競技場第二体育館で披露した。この作品は、ドンペリニヨンとクリエーター達とのコラボレーションプロジェクト「Dom Perignon The Power of Creation - 創造する力」の一環。同ブランドは今までマーク・ニューソンやデヴィッド・リンチなどと協働している。今企画では日本の伝統的手法で描いた山口の絵を、ガイナックスがXsens MVNという最新技術を使って12分の映像作品にした。円環状のスクリーンに走馬灯のように投影され展示される。山口の過去の作品や新作などで構成されるその映像の中には、ドンペリニヨンの産地であるオーヴィエールの風景を山水画に描く山口の姿や、コンテンポラリーダンス集団「コンドルズ」の藤田善宏が踊る姿も映し出さている。発表会には、山口晃、ガイナックス代表取締役・監督の山賀博之、ドンペリニヨン醸造最高責任者のリシャール・ジェフロワの3名も参加。山賀氏は、「ドンペリニヨンの味にテーマを見出し、自然に創作活動に入ることができた。2月に山口氏と訪れたオーヴィエール修道院での体験をそのまま映像化しようと思った。山口氏とその作品を主役に、キーワードはジェフロワ氏から教わった"Intensity(強さ)"という言葉。そのイメージは桜の古木に託されている」と語る。山口氏は、「高校生の頃にDAICON FILM(ダイコンフィルム:ガイナックスの母体)を知り、その後もガイナックスさんの作品を見続けてきたので、今回山賀氏と一緒に仕事できたことをとても光栄に思う」と笑顔で挨拶。「ドンペリニヨンには力強さや複雑さ、繊細さなど相反する要素があるが均衡を保っている。まるでじわじわとしみとおって続く幸せのようなその均衡を作品にしようと思った。円環状のスクリーンは映像が回り、まるで酩酊しているような感覚にもなる。考えすぎず、考えなさすぎず、気持ちよく作品に向き合ってほしい」と話した。また、ジェフロワ氏は、「日本のトップクリエーターである山口氏と山賀氏の創造性に新しい表現の可能性を強く感じ、コラボをお願いすることになった。シャンパンも一つひとつがユニークなものであり、醸造とは今まであったものを壊して新しいものを作る作業。リスクを恐れないのが私達3人の共通項だと思う」と語った。作品は、YouTubeでも公開。また、同月26日から28日までの期間、東京ミッドタウンのセレクトショップ「リステア(RESTIR)」でも展示される。入場無料。
2013年07月18日山口フィナンシャルグループの山口銀行と北九州銀行は15日、退職金を有利に預入れることができるという「退職記念」特別金利定期預金の取扱いを開始した。なお、同グループのもみじ銀行では2012年7月から同商品を取扱いしている。商品名は、「退職記念」特別金利定期預金。利用できるのは、同行で年金受取口座(国民年金、厚生年金、各種共済年金などの同行所定の公的年金)の予約または指定をしている個人の顧客。予約は55歳以上70歳未満の人。利用条件は、退職金の受取日から1年以内の預入れで、申込時に「退職所得の源泉徴収票」等、退職金の入金を確認できる資料、退職金受取口座の預金通帳、および年齢を確認できる資料を提示する。1人1回のみ利用できる。預金の種類は、スーパー定期300または自由金利型定期預金(大口定期)。預入金額は300万円以上(退職金の支給範囲内)。預入れ期間は3カ月。金利は特別金利年2.0%(税引前)で、初回満期日まで適用される。特別金利は当初3カ月のみ適用で、満期後は自動継続し該当する預金種別の継続時の店頭表示利率が適用される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月18日日本で初めてクリスマスを祝ったとされる山口県山口市で「12月、山口市はクリスマス市になる。」をテーマに、市内各所で約40のクリスマスイベントが開催される。1551年、フランシスコ・サビエルによりキリスト教の布教活動が行われた山口市。その翌年の12月9日(陽暦の12月24日)には、当時山口で布教活動を行っていた宣教師コスメ・デ・トルレスらが司祭館に日本人信徒を招き、日本で初めてクリスマスを祝ったという。この歴史的史実を踏まえて、同市では毎年12月に「日本のクリスマスは山口から」を合言葉に、市内で様々な関連イベントを開催してきた。今年は、12月1日(土)、同市亀山町の山口サビエル記念聖堂でセレモニーを行ったのを皮切りに、同月31日まで市内各所でコンサートなどのイベントが予定されている。クリスマスの定番であるイルミネーションは、旧サビエル記念聖堂シンボルモニュメントイルミネーショのほか、大殿大路が24日までライトアップされるほか、伝承センターなどでも実施される。ライブイベントでは21日には、坂本龍一トリオツアー「Ryuichi Sakamoto Trio Tour 2012 Japan & Korea」を山口情報芸術センター”YCAM”10周年記念祭プレイベントとして開催。ピアノ、チェロ、ヴァイオリンによる坂本龍一の新旧の名曲が披露される予定だ。アートは、現代アート界のスイーツ王子”渡辺おさむ”の作品を展示する「渡辺おさむ的侘び寂びの世界~Karesansui枯山水~」を山口情報芸術センター”YCAM”スタジオBで開催。庭園の枯山水の幽玄な世界観をホイップクリームで表現する。期間は7日~13日(10時00分~19時00分)。なお、11日は休館日となっている。入館は無料。このほか、「山口×土田康彦10×10展」と題したワークショップも開催。’08年オープン国際彫刻展に日本代表として出展、最優秀グランプリに輝いた土田康彦氏。料理人でもある同氏が、山口の豊かな地域資源を素材に、食アートの提案を行う。期間は8日~24日まで、会場はYCAM内のカフェ・ド・クロワッサン。また、25日まで、防長交通(周南市)の「クリスマスバス」が運行される。期間内の土日祝日は車内でサンタからプレゼントがもらえるチャンスがある。詳細はホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日山口県の食材を活用した商品を扱う楽喜は、名字検索サイト「名字由来net」で「山口」が名字ランキング1位を獲得したことを記念し、「山口さんちのごめんなさいカレー」を展開。11月26日より発売した。同商品は、「姓または名が「やまぐち」という呼び方の人(旧姓も含む)」「山口県出身者」「山口県内の店舗に出向くことができる人」のいずれかに該当しないと購入できないという限定商品。山口と言う名前の人に同県の良さを知ってもらい、PRしてもらうことで、多くの方が同県に興味を持ち、訪れてほしいという思いで企画したとのこと。商品名の「ごめんなさい」は、山口さんしか購入できずごめんなさいと言う意味が込められている。また、旅行や出張などで留守を預かってくれている自分の大切な人に、おわびとお礼の意味を込め、同商品をプレゼントしてもらいたいという願いも込めているという。カレーには、山陽を中心とした農家から調達した山口産地の玉ねぎとニンジン、山口県の長州どりなど山口にこだわった材料を使用。名産「河豚(ふぐ)」以外にもおいしいものがあるということを知ってもらいたい、と同社はコメントしている。同商品は、内容量200g×2個セット(2人前)。価格は送料込み888円。県内の観光地、量販店、道の駅、駅、空港売店などで販売する他、オンラインショップでも購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日山口県山口市で「収穫祭」と「第2回餅ひろい世界選手権」が開催される。開催日時は11月23日(金・祝日)。収穫祭は09:00~12:30、第2回餅ひろい世界選手権は12:45~15:00ごろまで。場所は阿東ふるさと交流促進センター。イベントは、阿東で収穫された野菜やお米を味わい、実りの秋を実感してもらおうというもの。収穫祭では、「阿東ふるさと交流農園」で収穫された野菜やお米を使ったカレーライス作りやもちつきなどが行われる。参加費は中学生以上500円、小学生300円、幼児100円、3歳未満無料。持参するものは、エプロン、三角巾、タオル。募集定員は100名だ。第2回餅ひろい世界選手権は刈り取りの終わった田んぼで開催される。時間内にどれだけたくさんの餅をひろえるかを競うもの。ひろった餅の重量で判定する。上位入賞者には、あとう和牛や阿東の特産物が賞品として贈られる。参加費は中学生以上500円、小学生300円、幼児100円、3歳未満無料。持参するものは、軍手、あればヘルメット、汚れてもよい服装、靴。募集定員は小学生以上150名。両イベントとも参加希望者は11月16日(金)までに「あとう観光協会」もしくは、「阿東ふるさと交流促進センター」へ申し込みが必要。イベントのスケジュールは下記の通り。■収穫祭 09:00~受付開始 09:30~開会行事・調理開始 11:30~昼食 12:30終了 ■第2回餅ひろい世界選手権 12:45~受付開始 13:00~開催宣言、ルール説明 13:10~デモンストレーション(幼児の参加) 13:15~競技開始 14:45~表彰式・閉会 申し込み方法は山口観光コンベンション協会ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月18日山口フィナンシャルグループ傘下の山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行は18日、「宝くじ付定期預金」を期間限定で発売すると発表した。取扱期間は、山口銀行と北九州銀行は9月20日から10月31日、もみじ銀行は11月1日から12月28日となっている。対象者個人に限定預入期間1年(自動継続式)預入金額100万円以上預金の種類スーパー定期またはスーパー定期300景品の進呈について山口銀行・北九州銀行は年末ジャンボ宝くじ、もみじ銀行はサマージャンボ宝くじ(預入金額に応じて毎年1回、最長3年間進呈。預入金額100万円ごとに5枚進呈、進呈する宝くじは保護預り方式とし、当せん金は顧客の預金口座に振込まれる)預扱店全店山口銀行ともみじ銀行が過去に販売した「宝くじ付定期預金」に預け入れた顧客の中から、これまでに合計20本の高額当せんが出ている。高額当せんの内訳は、1等前後賞(3億円)4人、2等(1億円)8人。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日山口県山口市中心部の民家や店舗など、約90軒を小さな美術館に見立てた「アートふる山口」が開催される。開催日時は10月6日(土)10:00~17:00、7日(日)10:00~16:00の2日間。場所は山口市大殿、竪小路、一の坂川周辺。「アートふる山口」とは、山口の生活文化、芸術文化、伝統文化など町の素晴らしさを再発見し、伝えて行こうというもの。「アートふる」は「天から降る」、「full(いっぱい)」が由来となっている。美術作品の展示のほかダンス、音楽、ミステリースタンプラリーなど複合的なイベントを開催。催しには地元の学生や高校生も参加する。みどころは、一般の民家や店舗を美術館に見立てた「小さな美術館」。展示物は多彩で、昔の自動車(ミゼットなど)、洋画、彫刻、工芸、写真、書、花、オブジェ、創作衣装、手作り革製品、茶室、焼き物、銅版画作品、能面、人形、竹の炭アート、真空管ラジオや蓄音機など今では珍しくなった品も展示される。そのほか、大殿地域交流センター全体をイベント広場にし、昔懐かしい縁日やこども工作、千本引きなどの催しが行われる。6日(土)の13:00~14:30まで龍福寺横の池泉庭園で大抽選会の整理券を配布。さらに高校生、大学生による琴の演奏やファッションショーを楽しむことが出来る。赤れんがステージでは竜王太鼓の演奏が6日(土)、7日(日)両日11:00~、古典芸能南京玉すだれが6日(土)15:30~、翌7日(日)の13:00~NTT西日本中国吹奏楽クラブによる演奏が行われる。さらに赤れんが体験イベントとして「山口の街並みを着物で歩こう会」や東北の人々へ思いを届ける催しも開催される。同時開催イベントは、「第11回シルバーフェスタ2012」、「菜香亭人力車運行」、「山口信愛教会inアートふる」、「野田学園ロビーコンサート・ちびっ子卓球教室」、「ほっと一息上堅サロン!!」、「お寺でコンサート」がある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日国宝、瑠璃光寺五重塔のある香山公園の散策道を1,000本ものキャンドルで飾る「山口ゆらめき回廊」が開催される。日時は9月15日(土)、16日(日)、17日(月・祝)の3日間。19:00~21:30まで。瑠璃光寺五重塔は室町時代に大内氏によって建立されたもので、現存する日本の五重塔の中では10番目に古い。京都の醍醐寺・奈良の法隆寺と並び、日本三名塔の一つに数えられている。もともとこの地には香積寺という別の寺があったが、関ヶ原合戦の後、萩に入った毛利輝元が香積寺を萩に移築。跡地に仁保から移築されたのが瑠璃光寺だ。イベントはキャンドルの点灯のほかコンサートが行われる。15日(土)はやすらぎのヴィオラの音、オビウオリアキの演奏、16日(日)は神に捧げる癒しのダンス、MANAのステージ、17日(月)は山口出身のジャズシンガー、樹里からんのコンサートだ。いずれも19:30~20:00、20:30~21:00の2回公演となる。秋の風を感じながら揺らめくキャンドルの幻想的な雰囲気の中で音楽を楽しめる。同時開催イベントとして、一の坂川の河原に約500本もの竹灯籠を点灯する「アートふるリバーナイト」が16日(日)18:00~21:00に行われる。大内氏館跡池泉庭園では、リュートと琴のコンサートと庭園ガイド、「池泉庭園のしらべ~重陽の節会(ちょうようのせちえ)典雅な音色と夕暮れの町歩きへ」を16日(日)17:00~18:30に開催。さらに露山堂周辺では、茶道裏千家淡交会山口支部山口青年会主催で「ゆらめき灯り茶会」が15日(土)17:30~20:00に行われる。15日(土)、16日(日)は湯田温泉の宿泊客限定で会場と湯田温泉を往復する「山口ゆらめき回廊バス」が特別運行される。料金は大人500円、小中高200円、幼児無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日中国JRバスと九州JRバスが山口・宇部~福岡線で共同運行している高速バス「福岡・山口ライナー」は10月1日、期間限定増便の定期便化などを含むダイヤ改正を行う。ダイヤ改正後は、期間限定で増便していた福岡~山口直行便2往復4便を定期便とし、ルートも直行便から宇部経由の通常経路に変更する。山口発初便の臨時便も一部経路変更し、全便同一経路とする。これにともない、「福岡・山口ライナー」は全便宇部新川駅経由となり、美祢インターバス停での乗降は廃止される。また、ダイヤ改正では山口駅発の初便始発時刻を5時7分から5時53分へと46分繰り下げるなど、一部の便に変更を加え、便名も振り直すという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日山口美江は、人生全てをかけて父を愛し、介護した横浜市内の自宅で孤独死と報道された元タレントの山口美江さん(享年51歳)について、昔からの知り合いでもある芸能レポーターの井上公造が12日、読売TV「ミヤネ屋」で語った。山口美江さんの事元祖バイリンギャルと呼ばれ堪能な英会話を生かし、一時期、芸能界で大ブレイクした山口美江さん。その美貌で多くの熱愛騒動の中、お騒がせタレントとも呼ばれるようになる中、自殺未遂を起こす。自殺未遂の原因をめぐる報道の中、その秋に芸能界を引退し雑貨店を開く。3坪ほどの輸入雑貨店の経営は好調にだったが、2004年に、最愛の父親がアルツハイマー病を発症。徘徊する父親を止めようとして山口さんの骨にヒビが入った事もあるという。2006年に父親は他界し、山口さんは50歳になったころから新しい事を始めようとしていた。しかし、3月8日にリビングで部屋着のまま倒れていた山口さんを親族の人が発見、死因は心不全だった。先月ころから体調不良で通院していたという山口さんの側には可愛がっていた2匹の犬が居たという。井上公造・語録「山口美江は芸能人に向かないものすごく純粋な人だった」井上は芸能人が純粋では無いと言う事ではないが、山口さんはものすごく純粋な人だったという。16歳で母を亡くし、山口さんにとって背の高い、素敵な父親は自慢のたねだった。芸能界でモテモテだったのに愛する父親がお付き合いを許さなかった。その父親がアルツハイマー病になった時も、何とかしようと、自分の人生全てをかけて尽くしたと話す。山口美江さんの告別式は近親者のみで行われ、喪主は置かないという。編集部日野涼香元の記事を読む
2012年03月13日多くの未発表写真と共に山口百恵の「活動記録」全集ソニー・マガジンズは、歌手・山口百恵の芸能活動約8年を記録した『完全記録「山口百恵」』(15,300円)を、完全通販予約限定で、12月5日~2012年2月上旬の間予約を受け付ける。書店での販売はしない。『完全記録「山口百恵」』A4変型(30×30cmのLPレコードアルバムサイズ)約204~252ページの本体×3冊(計約660ページ)/収納用特製ケース【通販価格】1万5300円(定価:1万4800円/税込+送料500円)※商品出荷は2012年3月中旬以降を予定しています。予約申込方法は、ソニー・マガジンズのオフィシャル・オンライン・ショップ「キャッチ本」での予約、または、ソニー・マガジンズ指定口座宛て送金としている。篠山紀信、立木義浩ら撮影のジャケット用未発表写真『完全記録「山口百恵」』は3章からなり、第1章では、篠山紀信、立木義浩、田島照久、斎藤亢、大竹正明、田村仁といった写真家が1973年から1980年、レコードジャケット用に撮影した写真で構成。未発表写真約200点以上掲載(計約330点掲載)。「ファン、関係者の誰もが驚くこと必至の秘蔵写真が満載」としている。第2章では、完全ソフトカタログとして、1973年から2011年までのアナログ作品などのソフトを詳細紹介。第3章では、貴重資料集として、レコード販売促進・告知・店頭特典ポスター、映画…主演映画14作品完全紹介 ほか。山口百恵さんは、1980年10月、21歳で引退。歌唱力・表現力、引退時の潔さで、まさに「伝説から神話となって語り継がれる」。歌手として、女優として、その圧倒的な「活動記録」を目にすると、それを超えるアイドルはもう出ないのでは、と思う人も多いだろう。元の記事を読む
2011年12月06日今回の東北キャンペーンでは福島と仙台の2か所で舞台あいさつが行われたが、いずれの会場も山口らキャストをひと目みようと400人以上の観客が集結。山口らは先日に東京で行われたプレミア試写会で来場者から寄せられた応援メッセージの入ったパンダカードを応援旗に貼り、さらに直筆でメッセージを書き入れて劇場に贈呈した。その他の写真舞台あいさつで山口は「親子でひとつの作品を楽しむ事は、本当に親子関係もすごく良くなると思います。本作のテーマでもありますが、勉強でも運動でも友達同士で協力すれば見えない敵にも勝てる強い力を持てると思いますので、ぜひみなさん、ひとりで頑張らないで、みんなで手をつないで頑張っていきましょう!」と熱いエールをおくり、笹野は「世界中が東北の方々の我慢強さや礼儀正しさに感動したというニュースをぼくら日本人は本当に誇りに思っております。むしろ私たちを勇気づけてくれているのは東北の方々の強さだと思います。個人的にはみなさまに国民栄誉賞を贈りたいです」とコメント。MEGUMIは「東京にいる私たちはいつもみなさんの事を考えております。今日のような映画で束の間の娯楽や笑いを皆さまに提供していければと思っております。一緒に頑張っていきましょう」と呼びかけた。『カンフー・パンダ2』は、前作でカンフーを取得し“龍の戦士”となったパンダのポーと仲間たち“マスター5”が、中国を制圧するべく現われた孔雀のシェン大老たちと壮大なカンフーバトルを展開する物語。『カンフー・パンダ2』8月19日(金) 新宿ピカデリーほか全国デジタル3Dロードショー
2011年08月04日国民的作家・藤沢周平の短編小説を、東山紀之を主演に迎え映画化した『小川の辺』で、菊地凛子がヒロインを演じることが明らかになった。菊地さんが演じるのは、主人公・戌井朔之助の妹、田鶴。藩から上意討ちの命を受けた朔之助は、狙う相手・佐久間森衛の妻が、実の妹・田鶴であることにより、肉親の情愛と武士としての宿命の間で苦悩することになる。実は時代劇初挑戦の菊地さん。トレードマークの金髪を黒髪に変えて、9月19日(日)の千葉県で行われた撮影に挑んだ。作品について「この作品は、脚本がすごくいい。日本人に生まれたからには、ずっと時代劇に出演したいと思っていた。自分のキャリアの中に、この作品が刻まれることは、とてもうれしい」と意欲的な一面を見せつつ喜びを語った。キャスティングの理由について製作側からは「菊地凛子さんをキャスティングしたのは、目の力、ハリウッドも認めるその演技力はもちろんですが、一番の理由は、彼女ならば、本当に実の兄を討ちそうだ、ということにつきます。役を超えてリアリティが出せる人、そんな人は菊地凛子さんしかいません」と期待を寄せる声が。本格時代劇という新たな新境地に挑む菊地さん。掟を破ってまでも愛する人を守ろうとする役どころをどう演じるのか?『小川の辺』は2011年、初夏公開。■関連作品:小川の辺 2011年、初夏公開
2010年09月29日北川景子の時代劇初挑戦作品として注目を集める『花のあと』の主題歌を一青窈(ひととよう)が歌うことが発表された。本作は藤沢周平の短編小説「花のあと」(文春文庫刊)の映画化作品。日本アカデミー賞で全部門優秀賞受賞の『たそがれ清兵衛』、木村拓哉主演で大ヒットを記録した『武士の一分』など近年、次々と藤沢文学が映画化されているが、実は一青さんにとって、藤沢文学の映画化作品の歌を担当するのは『蝉しぐれ』、『山桜』に続き今回が3度目(※『蝉しぐれ』はイメージソング)。意外な縁の深さを感じさせるが、一青さんは映画について「目の前の彼が真っ直ぐなので 思わず自分も真っ直ぐになってしまう、 映画館の中で背筋を伸ばしたくなる、そういう映画だ。好きな人の信念を守るために闘った女、花のあとはあなたの心にまた開く」と思いいれを強く感じさせるコメントを発表している。また、本作で時代劇に初挑戦し、かつ藤沢作品には珍しい女性の主人公である以登を演じる北川さんは、「以登の恋の始まりと終わり、そして愛する人を失ってからの成長が“誰にも言えない恋”“誰にも負けない愛”というフレーズに昇華されていて、素敵な詞でした。切ないメロディーが作品の世界観とマッチしていて相乗効果で良いと思いました」と一青さんによる主題歌を絶賛している。凛とした強さを見せる以登の心情を美しく、そして切なく歌い上げた主題歌はどのように響き渡るのか?『花のあと』は2010年春、全国にて公開。■関連作品:花のあと 2010年春、全国にて公開■関連記事:北川景子が藤沢周平原作『花のあと』で時代劇初挑戦!女剣士役で殺陣も自らこなす
2009年09月24日