オンラインストアを中心に「ぽか美人」を運営する株式会社アルファライズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:吉岡 伸一郎)は、楽天市場のダイエット・健康 プロテインジャンルで『美たんぱく』がランキング1位を獲得しました。2022年8月の発売以降、3種類のフレーバーを展開し、『酵母美容プロテイン』という新たなプロテインのジャンルで多くのご支持を頂いております。このたび4月25日(火)より、期間限定のサンプルプレゼントをInstagramにて実施いたします。美たんぱく※楽天市場リアルタイムランキング ダイエット・健康 プロテイン その他部門1位(2023年4月20日)楽天市場店URL: ■「酵母美容プロテイン『美たんぱく』とは?」女性のキレイづくり・健康維持のために「たんぱく質(プロテイン)」を活用して気軽に続けられるものをという想いのもと、酵母という植物由来の成分にこだわりました。ソイやホエイプロテインに比べ、消化速度が遅いため、満足度を高めアミノ酸を持続的に供給することができます。また美容成分(セラミド・プラセンタ)を配合しており、美容にもアプローチ。■「酵母美容プロテイン『美たんぱく』3つのこだわり!」・安心の低カロリー(全フレーバー60cal以下)・溶けやすく、美味しく飲みやすい!・6つの成分配合(タンパク質・美容・ビタミン・ビフィズス菌・ヘスペリジン・その他)【商品概要】商品名 : 美たんぱく種類 : 黒蜜きな粉風味、ほうじ茶ラテ風味、抹茶グリーンティー風味価格 : 7,020円(税込) ※初回のみクーポン約38%OFFにて4,298円(税込)商品情報: 内容量 : 400g(約1ヶ月分)美たんぱくフレーバー■「お試しサンプルプレゼントキャンペーン実施!」Instagramにて4月25日(水)より期間限定のサンプルプレゼント実施!【キャンペーン概要】当アカウント@pokabijinを『フォロー&いいね!』で美たんぱくのお試しサンプル(3種セット)が抽選で50名様に当たります。さらにお試し後、素敵なコメントを頂いた方に抽選でシェイカープレゼント♪【応募期間】2023年4月25日(火)~2023年5月10日(水)ぽか美人公式Instagram: お試しサンプルプレゼントキャンペーン実施中!■「こちらも大人気!温活サプリ『体温の恵み』について」今話題の「温活」の成分、新発想の温活サプリメント“体温の恵み”はヒハツ、ニクジュヨウを多く配合し、内側から温めケアをサポート。また温活ケアサプリメント『体温の恵み』には、コリアンジンセンベリー(高麗人参の実)という4年に一度しか収穫されないとても希少な成分も配合されております。体温の恵み※楽天市場リアルタイムランキング ダイエット・健康サプリメント 植物性エキス その他部門1位(2023年4月20日)■「『温活』をご存じですか?」理想的な基礎体温は36.5度以上と言われております。体が冷えて体温が低下すると、むくみ、サイズコントロールの難しさ、月のリズムの乱れなど、さまざまな不調を引き起こす原因になります。健康維持には基礎体温を上げることが重要だとされているため、温活により基礎体温が上がることで、健康を維持するために適した体温を保てるようになります。【商品概要】商品名 : 体温の恵み価格 : 4,860円(税込)※初回のみクーポン56%OFFにて2,138円(税込)商品情報: 内容量 : 18.48g(1粒308mg×60粒 約1ヶ月分)※ハードカプセル生産国 : 国産(日本)飲用方法: 1日2粒を目安に水やぬるま湯などでお召し上がりください。■会社概要運営者 : 株式会社アルファライズ設立 : 2005年2月14日代表者 : 代表取締役社長 吉岡 伸一郎本社所在地: 東京都渋谷区東一丁目26番20号 東京建物東渋谷ビル 14階URL : 体温の恵み・美たんぱくブランドサイト : オンラインECサイト : ぽか美人公式Instagram: ■商品に関するお問い合わせ先ぽか美人サポートデスク0120-574-027 10時-18時(土日祝日除く) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月25日音楽映画『キリエのうた』が2023年10月13日(金)に全国公開される。監督は岩井俊二、主演はアイナ・ジ・エンド。岩井俊二監督の音楽映画『キリエのうた』映画『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』など、CHARAやSalyuら傑出した歌姫たちとのコラボレーションを実現してきた映画監督・岩井俊二。これらの作品は今なお、新しい世代の共感を集め続けている。主演アイナ・ジ・エンドが路上のミュージシャンにそんな岩井俊二が監督を務める音楽映画『キリエのうた』は、路上のミュージシャンが主人公の物語だ。別れと出逢いを繰り返しながら、4人の人生が交差し、絡み合い、奏でる13年の物語が繰り広げられる。主人公・キリエを演じるのは、2023年6月29日(木)に解散した元BiSHのアイナ・ジ・エンド。『キリエのうた』で初主演を果たし、自ら歌う詞と曲をも書き下ろす。また、SixTONESの松村北斗や黒木華、広瀬すずも出演し、時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる4人の物語を紡いでいく。主人公・キリエ(路花)…アイナ・ジ・エンド歌うことでしか“声”を出せない住所不定の路上ミュージシャン。潮⾒夏彦…松村北斗(SixTONES)いなくなってしまった彼女を探す青年。寺⽯⾵美…黒木華物語の発端に大きく関わる小学校の先生。⼀条逸⼦(イッコ)(真緒⾥)…広瀬すず路上ミュージシャン”キリエ”のマネージャーをかって出る謎の女。どこか人生を諦めたような表情を浮かべている。⾵琴(フウキン)…村上虹郎ギタリスト。波⽥⽬(ナミダメ)新平…松浦祐也IT会社社⻑。松坂珈琲…笠原秀幸ストリートミュージシャン。⽇⾼⼭茶花(サザンカ)…粗品(霜降り明星)キーボード奏者。イワン…⽮⼭花謎の少⼥。御⼿洗礼(ミタライレイ)…七尾旅⼈ストリートミュージシャン。マーク・カレン…ロバート キャンベル加寿彦のパートナー。⼩塚呼⼦…⼤塚愛キリエの⺟。沖津亜美…安藤裕⼦児童福祉司。潮⾒加寿彦…江⼝洋介夏彦の伯⽗。潮⾒真砂美…吉瀬美智⼦夏彦の⺟。潮⾒崇…樋⼝真嗣夏彦の⽗。広澤楠美…奥菜恵真緒⾥の⺟。広澤明美…浅⽥美代⼦真緒⾥の祖⺟。イッコの元恋⼈…豊原功補イッコの元恋⼈のガールフレンド…松本まりか根岸凡…北村有起哉⾳楽プロデューサー。主題歌は小林武史が作詞・作曲「キリエ・憐れみの讃歌」主題歌は、『スワロウテイル』『リリイシュシュのすべて』以来、岩井俊⼆と長年タッグを組んできた⼩林武史が作詞・作曲を担当。岩井俊⼆、⼩林武史の強力タッグにアイナ・ジ・エンドが加わることで生まれた楽曲「キリエ・憐れみの讃歌」が物語を彩る。Kyrie(キリエ)名義でアルバム『DEBUT』リリース尚、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を含む、全9曲収録予定のアルバム『DEBUT(デビュー)』が、Kyrie(キリエ)名義で2023年10⽉18⽇(⽔)に発売される。劇中で主人公・キリエが歌う楽曲にはアイナ・ジ・エンドが作詞作曲した楽曲が多数あり、それらの楽曲をすべて⼩林武史がサウンドプロデュース。劇中で流れる⾳楽とは異なるアレンジでアルバムに収録される。また、『DEBUT(デビュー)』の発売同日に、⼩林武史が担当するサウンド・トラック「『キリエのうた』オリジナル・サウンドトラック 〜路花〜」もリリースされる模様。合わせて要チェックだ。企画・プロデュースは『シン・仮面ライダー』の紀伊宗之企画・プロデュースは、『孤狼の血』シリーズ、『シン・仮面ライダー』、『リボルバー・リリー』の紀伊宗之が担当。ティザービジュアルのグラフィックデザインは人気アートディレクターの吉田ユニ、写真は『First Love 初恋』のメインビジュアルの撮影を担当した濱田英明が手掛けた。【作品詳細】音楽映画『キリエのうた』公開日:2023年10月13日(金)原作:岩井俊二監督:岩井俊二脚本:岩井俊二企画・プロデュース:紀伊宗之出演:アイナ・ジ・エンド、松村北⽃、⿊⽊華、広瀬すず、村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品、⽮⼭花、七尾旅⼈、ロバート キャンベル、⼤塚愛、安藤裕⼦、鈴⽊慶⼀、⽔越けいこ、江⼝洋介、吉瀬美智⼦、樋⼝真嗣、奥菜恵、浅⽥美代⼦、⽯井⻯也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉制作:ロックウェルアイズ配給:東映■アルバム詳細・Kyrie『DEBUT』発売日:2023年10⽉18⽇(⽔)価格:(CD+ DVD) 6,050円、(CD+ Blu-ray) 6,050円、(CD) 3,850円※DVD、Blu-rayにはアルバム楽曲制作などのメイキング映像を収録予定(DVDとBlu-ray に収録される映像は同⼀予定)。・「『キリエのうた』オリジナル・サウンドトラック 〜路花〜』(2枚組CD) 4,400円発売日:2023年10⽉18⽇(⽔)
2023年04月23日岩井俊二監督最新作の音楽映画『キリエのうた』(10月13日公開)が公開されることが20日、明らかになった。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる四人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。アイナは自ら歌う詞と曲をも書き下ろす。『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』など、CHARAやSalyuら傑出した歌姫たちとのコラボを行なってきた岩井監督。主演に抜擢されたアイナ・ジ・エンドは、今年6月29日に人気絶頂のタイミングで解散する“楽器を持たないパンクバンド”BiSHとして活躍しながらも、ソロとしても活動の場を広げ、名だたるアーティストや著名人にもファンが多い異色のアーティストで、最近は怪我も話題となっていたが、復活で新たな挑戦を行う。イナ・ジ・エンドの歌声と共に本作を彩る松村北斗(SixTONES)は、「岩井監督の作品のおかげで“映画”が好きになった!」とコメントするほど岩井俊二監督の大ファン。元々憧れていた岩井監督に大抜擢され、初タッグとなった。『リップヴァンウィンクルの花嫁』で数奇な花嫁を演じた黒木華も参戦し、物語の発端に大きく関わる女性を演じる。さらに『ラストレター』で清楚な少女を演じた広瀬すずはピンクの髪の妖艶な姿を見せる。企画・プロデュースは、『孤狼の血』シリーズ、『シン・仮面ライダー』『リボルバー・リリー』の紀伊宗之が手がける。グラフィックデザインは人気アートディレクターの吉田ユニ、ポスター撮影は人気フォトグラファー濱田英明が担当し、ティザービジュアルは、口元を大胆に切り取ったものに。印象的な劇中カットで広がる特報も解禁され、写真のみで広がっていくアイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すずの朗読から始まる特報は、まだ明らかになっていない新たな世界がどんなものになっているのか想像を掻き立てる内容となっている。(C)2023 Kyrie Film Band
2023年04月20日2023年3月12日、野球の世界大会『ワールドベースボールクラシック(以下、WBC)』の日本代表である『侍ジャパン』は、オーストラリアと対戦。『侍ジャパン』は7対1で勝利し、1次ラウンドのグループBを4戦全勝し、1位通過で準々決勝進出を決めました。そんな中、『侍ジャパン』から出場選手変更が発表されました。変更が発表されたのは、投手の栗林良吏選手です。サンケイスポーツによると、栗林選手は同月9日より腰の張りを発症しており、1次リーグ4試合には登板していません。同月12日のオーストラリア戦後に、栗林選手を囲んでの記念撮影が行われ、仲間たちと握手を交わしていました。また同月14日、栗林選手は「戦力になりたかった。悔しいし、申し訳ないし、迷惑をかけた。みんなには『自宅からビールかけやシャンパンファイトに参加する』と伝えた」と胸中を語りました。栗林選手の離脱により、新たに出場選手として登録されたのは、山﨑颯一郎選手です。山﨑選手は出場に当たり、このように意気込みを語っています。「選んでいただき、とても光栄に思いますし、何にも変え難い貴重な経験をさせていただくことに感謝しています。宇田川に負けないように、そして日本の世界一に貢献できるように全力で腕を振ります」野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイトーより引用栗林選手の離脱と、山崎選手の登録に、ネットからはさまざまな声が上がっています。・『WBC』がすべてではないからね。今後の彼のため活躍も考えての苦渋の決断だったんだろうね。・やっぱり交代だったのかー!栗林選手のファンだから残念だけど、無理はしてほしくない。ゆっくり治療してください。・頼んだぞー、山崎選手!準々決勝で登場するかな?楽しみ。・山崎選手の世界デビューだ!嬉しい!応援しています!準々決勝は同月16日、東京ドームにて行われます。戦う相手はイタリア代表です。『侍ジャパン』がどんな戦いを繰り広げてくれるのか、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2023年03月14日6月から7月にかけて、岩井秀人主宰のハイバイが多田淳之介原案の『再生』を上演することを発表した。『再生』は多田率いる東京デスロックにて初演され、2015年にはKAATにて“快快×岩井秀人版”として上演。今回の公演では東京芸術劇場シアターイースト、三重県文化会館、山口情報芸術センターYCAMの3会場にて“ハイバイ版”として再上演する。キャストは、俳優、ダンサー、モデル、さまざまな分野から、20代から40代の唯一無二の肉体とパフォーマンスをもつ出演者がオーディションで集結した。<公演情報>ハイバイ『再生』演出:岩井秀人原案:多田淳之介(東京デスロック)出演:日下七海、小宮海里、田中音江、つぐみ、徳永伸光、南川泰規、乗松薫、八木光太郎、山本直寛(50音順)■東京公演6月1日(木)~6月11日(日) 東京芸術劇場 シアターイースト■三重公演7月1日(土)~7月2日(日) 三重県文化会館 小ホール■山口公演7月8日(土)~7月9日(日) 山口情報芸術センターYCAM Bスタジオチケット一般発売:4月15日(土) 予定
2023年03月07日2月7日の放送中に流れたニュース速報への対応が波紋を広げている昼の帯バラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)。MCであるハライチ・岩井勇気(36)に批判が集まるなか、フジテレビを問題視する声も浮上している。この日、登場したゲストへの拍手が巻き起こるなか、全国連続強盗事件の容疑者2名がフィリピンから日本に送還中に逮捕されたことを伝える速報が。すると、MCのハライチ・岩井勇気(36)が「ちょっと待ってください!皆さん!」と番組の進行を止めた上で、「ルフィ逮捕されました!」と大きな声で繰り返し、スタジオも笑いに包まれることに。「ルフィ」を名乗る容疑者たちが関与しているとされる一連の連続強盗事件では、多くの被害者が出ている。1月には、東京都狛江市の90歳女性が殺害される事件もあった。にもかかわらず、逮捕の速報を茶化したように扱った岩井に対して、“不謹慎”といった批判が相次いだ。そのいっぽうで、番組サイドの“演出”についても批判の目が向けられている。放送中に流れたニュース速報自体は、どの番組でも共通で見られる形式で、「フィリピンから日本に送還中の今村磨人容疑者(38)と藤田聖也容疑者(38)が、飛行機内で逮捕された」というもの。しかし、岩井が「ちょっと待ってください!」とした次の瞬間、画面下部には「速報“ルフィ”逮捕」と改めてテロップが表示された。また、岩井が「ルフィ逮捕です!」「皆さん、ルフィ逮捕されました!」と声を張り上げる間、カメラはその表情をアップで映し続けていた。「“ルフィ”逮捕」のテロップを出したフジテレビ。確かに放送時に今村磨人容疑者(38)と藤田聖也容疑者(38)の2人が逮捕されたものの、一連の強盗事件の指示役である「ルフィ」が誰なのかは未だ明らかになっていない。にも関わらず、“ルフィ逮捕”としたことや、アップの演出に対して、ネット上では批判が相次いでいる。《ルフィ逮捕ってテロップもカメラの使い方もこの事件を面白ネタとして扱ってる証拠だよ》《岩井のネタ的なのはともかく、ニュース速報のテロップで“ルフィ逮捕”はマズイと思う》《放送してるフジテレビ 何でテロップでルフィ逮捕って使ってんの?》《そもそも「速報ルフィ逮捕」なんてテロップ用意してた制作とそれをオッケーしたフジテレビの質が低い。報道の出した上部のテロップだけでよかったのに。あんなテロップの文言見たことないよ》
2023年02月09日岩井秀人が脚本・演出を手がける、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ ミュージカル『おとこたち』。すでに歌稽古を始めている岩井とキャストのユースケ・サンタマリアが、現在進行形の想いを語った。岩井が主宰するハイバイによって2014年に初演、2016年に再演された本作が、今回は前野健太による音楽でミュージカルとして立ち上がる。岩井と前野は『世界は一人』(2019年)でタッグを組み、オリジナル音楽劇を創作した経緯が記憶に新しい。劇中で描かれる“おとこたち”4人のおかしくも壮絶な人生は、初演時にNHK総合『クローズアップ現代』で取り上げられ、求められる理想像と現実のギャップに苦しむ男性の生きづらさや幸せについて議論されるきっかけになった。ミュージカル化の経緯を問われた岩井は「音楽があると、観客に届くドラマの感動や衝撃のMAX値や飛距離みたいなものが圧倒的に思えて」とコメント。さらに「これまで『ミス・サイゴン』や『レ・ミゼラブル』のように社会的なテーマのある作品でないとミュージカルは成立しないと思っていましたが、今回のキャストでもある吉原(光夫)さんや(大原)櫻子ちゃんが出演していた『FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』(2018年)を観て、話のスケールが小さければ小さいほどミュージカルにする必然性があると感じたんです」と続く。2011年に岩井が作・演出を手がけた「その族の名は『家族』」に出演しているユースケは「岩井くんの演出方法や舞台に込める熱、作品内容……すべて好印象で、またあの感じを味わいたいと思ってオファーを受けました」と信頼を寄せる。そのユースケに岩井が託したのは、人生との距離感がうまく取れない「山田」。共演の藤井隆、吉原、橋本さとしの演じる山田の友人たちが起伏に富んだ人生を送るのに比べて、ドラマ要素の少ないキャラクターだ。「傍観者に徹するしかない山田って、実はいちばん哀しい存在。マエケン(前野の愛称)のつくる楽曲にもメロディが無くてさ」と心なしか淋しそうなユースケ。すると岩井が「山田を除く登場人物には、大きな葛藤を抱え裏切りにも遭うような人生のドラマが盛りだくさん。だからおのずと旋律も豊かになるんです。一方でユースケさん扮する山田の“漂うしかない切実さ”はラップに込めようと思っていて」と構想を語る。これを受け、ユースケは「もうこうなったら“ラップのようなもの”を新しく創作するつもりでやります。僕に求められているのは歌のうまさではなく、きっと“僕にしか歌えない歌”でしょうから」と意気込んでみせた。公演は2023年3月12日(日)~4月2日(日)、東京・PARCO劇場にて。その後、大阪や福岡にも巡演する。ぴあでは東京公演のチケット購入時に座席指定できる。取材・文:岡山朋代
2023年01月16日1月9日に放送を開始した昼の新バラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)。MCを務めるハライチ・岩井勇気(36)の言動に注目が集まっている。「『ぽかぽか』はフジテレビ7F屋上庭園の特別会場から送る生放送バラエティ。番組MCを人気お笑いコンビ・ハライチの2人と神田愛花アナウンサー(42)の3人が務め、伊集院光(55)や花澤香菜(33)といった豪華な曜日レギュラーが色を添える。岩井と言えば、『ゴッドタン』(テレビ東京系)の企画「芸人マジ歌選手権」での毒気溢れる歌や忖度なしで物申す“毒舌キャラ”が人気を博している。現在も歯に衣着せぬ物言いはたびたび注目を集めており、昨年12月22日に放送された『トークィーンズ』でも、「好きな人が離れたら?」と聞かれた岩井は「なんで好きじゃないの?って事。(自分は)悪い事してないよね、なんで嫌いになったの?それは自分が悪いんじゃないの?結果、あなたが悪いでいいですね?って言う…」と告白。その際に共演者からは「この人、昼の帯できるの?」と、毒舌キャラと昼の帯番組がマッチすることを心配する声も上がっていたが……。それはどうやら杞憂だったようだ。放送初回となった9日、岩井は「コンビでこうやって昼の帯をやらせてもらうのはありがたい。『いいとも』は澤部だけレギュラーにしたから」など時おり毒気を見せながらも、番組進行に徹し、高いMC力を見せていた。しかし、そんな岩井に“不満”を抱いた人物が。それは、10日にゲスト出演したマツコ・デラックス(50)だ。登場早々、マツコは「こういう仕上がりを目標にしてた?もっと野蛮な感じでいくんじゃなかったの?私はそんなやんちゃが好きだった。キャラがすごい変わってきちゃってる。ガッカリだわ」と岩井に注文。岩井が「早くYouTubeの話しろよ!」と番組の進行を促した場面でも、「そういう人じゃなかったじゃん!進行してるのこの人!」と、“不満”をもらした。しかし、直後に岩井から「“進行を壊す私”を見せに来てるっぽい」と突っ込まれると「こういうの!こういうのよ!」とマツコは大喜び。その後も、特設スタジオの外で強風の中立ち続けるファンを、「ああいう人たちは『寒い中頑張ってる私達を見て』って思ってる」と言い放った岩井に、「そういうの、もっと出しなさい!新しい昼のスタイル!」と、さらなる“毒舌”を求めていた。これらのマツコの要望には、ネットでも共感する声が多く上がっている。《そう!!私は岩井さんのヤバイところが好きなのよ 深夜枠で毒吐いてる岩井さんが好きなのよ だから、昼間枠でも守りに入らず岩井さんらしく毒吐いてください》《やっぱり岩井さんの毒っ気好き》《番組タイトルぽかぽかなのに、全然ぽかぽかしない所が面白い。岩井さんが本領発揮したらどうなるか見ものです》あるテレビ局関係者も、岩井の毒舌が昼の番組に“新風”を吹き込む可能性があると指摘する。「昼の帯番組は、現状『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)と『ひるおび』(TBS系)の2強。フジは『バイキング』が昨年4月に終了してからは、後継番組の『ポップUP!』がわずか9カ月で終了し、惨敗状態です。お昼時に見るものなので、昼の帯番組には爽やかさやポップさが求められることが多いです。扱う内容は違いますが、『ヒルナンデス!』と『ひるおび』が強いのも、そうしたイメージ作りがうまいこともあるでしょう。裏を返せば、岩井さんのような“毒舌キャラ”が昼の帯番組のMCを務めることはあまりありませんでした。開始当初は“失敗するのでは”と言われていたTBSの『ラヴィット』が今や朝の人気バラエティ番組になったように、岩井さんの毒舌が人気を集め定着する可能性は大いにあります」岩井の毒舌が“ジンクス”を覆し、『ぽかぽか』は昼の帯番組界の台風の目となることができるのかーー。今後から目が離せない。
2023年01月11日ハイバイ主宰・岩井秀人が脚本・演出を手がけ、音楽・前野健太と再タッグを組んだミュージカル『おとこたち』の新ビジュアル&劇中歌『愛される資格』が公開された。『おとこたち』は、岩井秀人が主宰するハイバイの劇団公演として2014年に初演され、NHKのクローズアップ現代「男はつらいよ2014」でも取り上げられるなど話題となった作品。2016年には再演、地方五都市にて上演された。2019年上演の『世界は一人』(東京芸術劇場プレイハウス)で岩井は、ミュージシャン・前野健太とタッグを組み、初のオリジナル音楽劇に挑戦したが、その成功を得て、音楽を使ってより作品世界の幅を広げる企み、試みをやっていきたいという強い希望が、今回のミュージカル『おとこたち』に繋がったという。本作は、4人の「おとこたち」の22歳から85歳になるまでの人生に起こるさまざまな出来事、誰にでも起こりそうな“愛、不倫、老い、病、死、暴力”といった問題が詰まった物語。ユースケ・サンタマリア、藤井隆、吉原光夫、大原櫻子、川上友里、橋本さとしら豪華キャストを迎え、散々だったけど笑ってしまうような壮絶な人生が描かれる。この度、本作の新ビジュアルが解禁された。それに合わせて劇中曲『愛される資格』が、前野のヴォーカルで、YouTube『PARCO STAGEチャンネル』にて公開。この楽曲は、劇中で出演者が披露する予定となっている。なお、本作の東京公演のチケットは、明日11月19日(土)より一般発売がスタートする。ミュージカル『おとこたち』劇中曲『愛される資格』(Vo:前野健太)<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズミュージカル『おとこたち』脚本・演出:岩井秀人音楽:前野健太出演:ユースケ・サンタマリア / 藤井隆 / 吉原光夫 / 大原櫻子 / 川上友里 / 橋本さとし 他演奏:pf. 佐山こうた / b. 種石幸也公式サイト: 【東京公演】公演日程:2023年3月12日(日)~4月2日(日)会場:PARCO劇場料金:全席指定11,000円、全席指定平日早割10,500円、U-25チケット6,000円一般発売日:11月19日(土)問合せ:パルコステージ 03-3477-5858(時間短縮営業中)PARCO STAGE公式サイト 【大阪公演】公演日程:2023年4月8日(土)~4月9日(日)会場:森ノ宮ピロティホール料金:11,500円一般発売日:2023年2月26日(日)AM10:00より問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日11:00~18:00)※日・祝は休み【福岡公演】公演日程:2023年4月15日(土)~4月16日(日)会場:キャナルシティ劇場料金:S席11,000円、A席8,000円、B席5,000円一般発売日:2022年12月3日(土)AM10:00より問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~18:00)※現在平日12:00~15:00までに短縮営業中※料金は全席指定・税込※未就学児入場不可チケット情報はこちら:
2022年11月18日岩井秀人が脚本・演出を手がける、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ ミュージカル『おとこたち』。本作に出演する藤井隆が、稽古前の想いを語った。岩井が主宰するハイバイによって2014年に初演、2016年に再演された本作が、今回は前野健太による音楽でミュージカルとして立ち上がる。岩井と前野は『世界は一人』(2019年)でタッグを組み、オリジナル音楽劇を創作した経緯が記憶に新しい。劇中で描かれる“おとこたち”4人のおかしくも壮絶な人生は、初演時にNHK総合『クローズアップ現代』で取り上げられ、求められる理想像と現実のギャップに苦しむ男性の生きづらさや幸せについて議論されるきっかけになった。藤井が岩井と初顔合わせした『いきなり本読み!』は、集まったキャストが初めて渡された台本を“いきなり”読み合わせる企画。発案者の岩井が配役を入れ替えながら演出することで、演劇が生まれる様子や俳優の秘めた底力がステージ上に現れる人気イベントだ。2021年秋に参加した様子を振り返り、藤井は「ハプニングがよしとされる状況で“うまくやろう”と思うこと自体おこがましかった」とコメント。岩井について「闇雲にでも走ってみる、思い切ってジャンプする、そういった挑戦を大切にされる演出家さんだと感じました」と述べる。直近では『大地 Social Distancing Version』(2020年)に出演するなど、PARCO劇場との縁が深い藤井。奇しくもミュージカルデビュー作『ボーイズ・タイム〜つよく正しくたくましく!!』(1999年)も同劇場だった。その後も折々に音楽劇やミュージカルへ携わってきた藤井にストレートプレイとの違いについて尋ねると、「長いセリフより歌詞の方が覚えやすいんですよね」とひと言。「通常なら何度も稽古を重ねることで定まる登場人物の感情が、音楽劇だとメロディに乗るぶん没入しやすい。だから覚えやすいんじゃないかな」と役との向き合い方を明かした。芸人やタレントの顔を持ち合わせる藤井は、舞台の魅力をどこに感じているのだろう。そう問いかけると、自身のルーツである吉本新喜劇を掲げながら「客席をドカンと湧かせる先輩の姿を見て楽しさを知りました」「テレビ収録でも、お客さんが目の前にいてくださるのが好きですね」と笑う。そんな中で「まだまだ油断できない状況が来春には少しでも落ち着いて、お客さんと劇場で会えることを楽しみにしています」と語り、インタビューを結んだ。キャストは藤井のほかにユースケ・サンタマリア、吉原光夫、大原櫻子、川上友里、橋本さとしが名を連ねている。公演は2023年3月12日(日)~4月2日(日)、東京・PARCO劇場にて。その後、4月8日(土)・9日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホール、4月15日(土)・16日(日)に福岡・キャナルシティ劇場へ巡演する。東京公演の一般発売は、11月19日(土)10時にスタート。取材・文:岡山朋代
2022年11月11日岩井秀人(WARE)プロデュース『いきなり本読み! in 福岡』が、12月2日・3日に福岡・ももちパレスで上演されることが決定した。2020年にスタートした「いきなり本読み!」は、「出来上がった作品を見るより、稽古場の方が絶対おもしろい!」という岩井の発想から生まれた、“初見の台本読み合わせライブ”。上演する作品は当日まで明かされず、本番のステージ上で初めて台本を開いた俳優たちが岩井の進行のもと、さまざまな“役”を演じ、約束された役作りも演出もなく、普段は観客に見せることのない“素”の表情をさらす、まさに裸一貫で台本に挑む俳優の姿を垣間見ることができる。全国進出第2弾公演となる今回は安藤玉恵、山内圭哉の出演が決定しており、追加キャストは後日発表される。■岩井秀人 コメント「いきなり本読み!」初の大阪公演も大盛り上がりで終えることができました。こんなギャンブル性の高い企画に、「あぁ、、緊張する、、」と言いながらも、めっちゃ楽しんでくれる出演者の皆様にも大大大感謝でございます。つくづくこの「創作の横顔を見せる」という企画が、お客さんにとってもめちゃスリリングで楽しいんだなあと感じいっております。さて、そんな東京を飛び出した今企画、休む間もなく福岡、「ももちパレス」にて開催いたします!山内圭哉さん、僕は何度か一緒に作品を作らせていただいてますが、毎度毎度笑わされ、驚かされます。言ってみれば、「俳優って、役人物になんてなれないよね」という大人なアプローチだけど、キャラクターをしっかり感じさせてしまう技術なのかセンスなのか悪意なのか判別つかないような、まあもう「山内圭哉」さんです。よろしくたのんます!そして安藤玉恵さんが初登場!圭哉さんと打って変わっての憑依型?つい先日僕は共演させてもらったのですが、まあもう稽古場での存在の仕方からして面白くって、俳優としてもよくわからないレベルで色んなことできちゃうのです。ぜひ、こんな俳優さんたちが初めて台本を読み始めるところから、段々と物語に入り込んでいく様子を目撃しにきてください!正直、現段階ではこの二人のみが決まっています。でも、この二人がいれば、大抵のことはできてしまう気もします。笑毎度毎度、誰よりも僕が楽しみにしておりますが、今回もめちゃくちゃ楽しいものになるに違いありません。『想像と崖っぷち』の現場を、ぜひご覧くださいませ!!<公演情報>岩井秀人(WARE)プロデュース『いきなり本読み! in 福岡』会場:福岡・ももちパレス12月2日(金)開場18:30 / 開演19:0012月3日(土) 開場12:30 / 開演13:00進行・演出:岩井秀人出演:安藤玉恵、山内圭哉 ほか【チケット料金】全席指定:7,800円(税込)※未就学児童入場不可一般発売:11月12日(土) 10:00お問い合わせ:キョードー西日本TEL:0570-09-2424(11:00~17:00 日曜日 / 祝日休)公式サイト:
2022年10月25日日本を代表する染色家、柚木沙弥郎(ゆのき さみろう/1922-)。2022年9月17(土)より、『柚木沙弥郎の100年―創造の軌跡―』展が開催される。場所は、かつて柚木が教鞭をとり、学長もつとめた、女子美術大学相模原キャンパス内にある女子美アートミュージアム。100歳を迎えた現在もなお、日々制作に取り組む柚木の、創造の軌跡と教育者としての顔を紹介する展覧会だ。東京帝国大学(現・東京大学)入学後に学徒動員され、戦後は倉敷の大原美術館に就職した柚木。彼はこの時期に民藝運動の提唱者、柳宗悦の紹介で、染色家・芹沢銈介に師事し、染色の道を志した。同展ではまず、柚木の最も代表的な技法「型染」を紹介。なかでも1950年代中期、柚木が女子美工芸の学生とともに試行し考案した広幅布による「注染」や、「柚木レッド」と呼ばれる深い赤が魅力的な「型紙防染」など、柚木が得意とした技法に焦点を当てる。モダンなモチーフが大胆な構図のなかににじむ、柚木ならではの手仕事の世界が堪能できる。また、実際の教育現場で開催される展覧会らしく、柚木自身がその創設に尽力し、教師として愛情を注いだ、女子美術大学の工芸科での姿にも迫る。「生活の美」をモットーに、常に学生自身が考えることを促した彼自身の教育の精神を、「色とパターン」「技法」といったキーワードをもとに紹介する。そのほか、書籍の装丁やポスターなどのグラフィック作品や、女子美退職後に挑戦した空間表現の展示、また彼が日々作品を生み出したアトリエのイメージも再現。柚木沙弥郎の世界を多角的に知ることができる。《たすき文》1969年 岩立フォークテキスタイルミュージアム蔵《三月》2001年岩立フォークテキスタイルミュージアム蔵書籍の装丁作家蔵《女子美術大学杉並校舎・工芸科染工房での柚木沙弥郎と学生型染の授業⦆1967年頃女子美術大学蔵【開催概要】『柚木沙弥郎の 100 年-創造の軌跡-』会期:2022年9月17日(土)~10月17日(月)※会期中無休会場:女子美アートミュージアム時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:500円公式サイト:
2022年09月09日来年50周年を迎えるPARCO劇場が、岩井秀人によるミュージカル『おとこたち』を2023年3月12日(日) から4月2日(日) にわたって上演することを発表した。『おとこたち』は、岩井が主宰するハイバイの劇団公演として2014年に初演され、NHK『クローズアップ現代「男はつらいよ 2014」』でも取り上げられるなど話題に。2016年には再演され、地方5都市で上演された。2019年上演のパルコ・プロデュース作品『世界は一人』(東京芸術劇場プレイハウス)では、ミュージシャン前野健太とタッグを組み、初のオリジナル音楽劇に挑戦した岩井。その経験から音楽を使って作品世界の幅を広げる試みをやっていきたいという強い希望が、今回の公演に繋がった。本作では、4人の「おとこたち」の22歳から85歳になるまでの人生に起こるさまざまな出来事、 愛、不倫、老い、病、死、暴力など、現代の男性になら誰にでも起こりうる重たい問題が描かれる。そんな4人の「おとこたち」の散々だが、笑ってしまうような壮絶な人生の物語を、前野健太と再びタッグを組み、豪華キャストでミュージカルとしてお届けする。岩井、前野をはじめ、出演するユースケ・サンタマリア、藤井隆、吉原光夫、大原櫻子、川上友里、橋本さとしからコメントが届いた。『おとこたち』出演者一覧■岩井秀人(脚本・演出)コメントみなさま~!見た~?キャスト!すごくなーい?あ、岩井です!このたび、ハイバイ並びに岩井の代表作『おとこたち 』をミュージカル版としてさらに爆発させる運びとなりました!ここ10年でいちばんくらいのビックリです!自分でも。それにしてもキャストがほんと期待しかできないですよね。ハイバイや岩井が気になってこれを読んでいる人は、もう観に来てくれると思いますが、キャストが気になってこれを読んでいるあなた!期待してください。作品はめちゃ保証します。そして音楽担当は、『世界は一人』でも大大大活躍してくれた前野健太さんです。準備は整いました。あの4人の男たちの悲喜劇全てを、マエケンサウンドでもって、壮大に天に召していこうと思います。あー楽しみだ。もうスタジオに入ってクリエーションは始まっておりまして、歌の力の凄まじさをひしひしと感じております!というわけで、来年もよろしくです!■前野健太(音楽)コメント岩井さんの「歌心」出演者の皆さんの「歌声」これが合わさってとんでもないことになりそうです。豊かで、ばかばかしくて、お茶目で、スウィートで、カッコよくて、ジーンときて、涙をふいてそんな曲たちを作れたらなと思います。あふれる歌声を、お楽しみください。■ユースケ・サンタマリア コメント前に演った岩井くん演出の舞台が、異常に記憶に残っているんですよ。初日から千穐楽まで客席の前の方で僕らの芝居を見ながら、メモとっているんです。ずっと。そして毎回、いろいろな注文を出してくるんです。ちょっと無茶めなやつを 笑 。あぁ、この人には終わりが無いんだなと思いました。 そこが狂っているし、信頼できる。マエケンの歌も楽しみ。 共演者の皆んな、大好きです!舞台『おとこたち』楽しみにしてほしいです。■藤井隆 コメント岩井さんに初めて呼んでいただいた 『 いきなり本読み! 』 が異 常に楽しくて興奮しました。この度また声をかけていただいてとても嬉しいので精一杯頑張ろうと思っています。パルコ劇場へ通えるのもとても嬉しいですし大阪と福岡の旅公演があるのもとても楽しみです。稽古を想像すると緊張しますが、皆さんと楽しく稽古を重ねて本番を迎えられたらいいなぁと思っています。どうぞよろしくお願いします。■吉原光夫 コメントある舞台を観劇してくださった岩井さんからお手紙を頂き、その作品や演技についての感想の的確さに頷き、そして岩井さんがお芝居の中での歌唱を(ミュージカルに対しても含め)疑問視してる事に同調して、すぐにオファーを受けました。その後、ひょんな事から作品作りみたいなのにも参加させて頂き、楽しい時間を過ごさせて頂きました。まだ始まってないのに、もうとっくに始まってる。きっと初日には凄い景色が広がってるのだろうと たぶん 笑確信してまーす。こんなに楽しみなのも久しぶりです。是非劇場にて、お待ちしてます!!■大原櫻子 コメント初演を観させていただきましたが、これがミュージカルになる……というのが、正直想像出来ません! どのような形に変化するのか、とてもとても楽しみです。オリジナルの『おとこたち』の脚本を改めて読ませていただき、人間の複雑な心境が明確に描かれすぎていて、笑えないエピソードもつい笑ってしまう自分がいました。この物語に出てくる「おとこたち」に、ちょっと……いや、とても大きく心に傷を負わせるような役になるのかなと思っています。じわじわと「おとこたち」を責めていきたいと思います(笑)■川上友里 コメント「おとこたち」のミュージカルとは。なんですか? どんな風ですか? 楽しみです。私は19歳から演劇をし続けておりますが、ミュージカルは初めてでございます。この作品に私を呼んで下さる岩井さんはギャンブラーですね、かっこいいと思います。とにかくお客様に楽しんでいただくべく皆さんと精一杯頑張ります。是非観に来てください!■橋本さとし コメントある舞台で二等兵の兵隊役で岩井秀人氏と出会い、「こんなに頼りなげな二等兵が似合う奴いない!」と横で生気の無い目をして立っている彼に役者として嫉妬し、シーンが終わり暗転になった途端に鳥目気味の僕の手を引き楽屋まで誘導してくれる彼に「お、頼りになる奴やん!」と心の中で感謝してました。そんな岩井氏の人間への優しい眼差しと飄々とした独自の演劇観に少し毒のあるスパイシーな世界観にいつか参加させてもらいたいと思っておりました。それが叶ったのが、『いきなり本読み』というムチャ振りな企画で恥部を曝け出されました。今回は稽古で思い切り曝け出し、本番では恥ずかしくないよう演じたいと思います。曲者の男たちが 集う芝居……楽しみです。<公演情報>パルコ・プロデュース 2023 ミュージカル『おとこたち』脚本・演出:岩井秀人音楽:前野健太出演:ユースケ・サンタマリア / 藤井隆 / 吉原光夫 / 大原櫻子 / 川上友里 / 橋本さとし演奏:p f. 佐山こうた / b. 種石幸也【東京公演】2023年3月12日(日)~4月2日(日) PARCO劇場全席指定・税込:11,000円 ※未就学児入場不可一般発売日:11月19日(土)問合せ:パルコステージ03-3477-5858(時間短縮営業中)月大阪、福岡公演あり公式サイト:
2022年09月02日東京・世田谷に居を構え、デザイナーとデザインコンサルタントとして活躍した宮城壮太郎(1951-2011)の回顧展『宮城壮太郎展――使えるもの、美しいもの』が、9月17日(土)から11月13日(日)まで世田谷美術館で開催される。宮城壮太郎の名を知らない人も、使い勝手のいい文房具や調理器具、照明器具など、宮城のデザインとは知らずに愛用している人は多いのではなかろうか。病により60歳の若さで亡くなった宮城の初の回顧展となる同展は、多くの来館者にとって、「これも宮城の作品だったのか」という発見に満ちた展覧会になりそうだ。高校在学中にデザイナーを志した宮城は、千葉大学工学部でプロダクトデザインを学んだ後、従来にない考え方の商業施設や製品を提案して注目を浴びていた浜野商品研究所に入社する。ここでプロダクト製品、インテリアやサインの仕事を手掛けた後、1988年に独立。宮城デザイン事務所を設立して、活動領域を広げていった。同展では、チェリーテラスのキッチン用品や、アッシュコンセプトの石鹸置き、プラスのファイルやホッチキスなど、馴染みのある美しくも機能的なプロダクトの数々が並ぶ一方、山洋電気のモーターやファンなど、「こんなところまでデザインしているのか」と驚くような工業用電気製品まで登場する。また、創業時から関わったという事務用品の通販会社アスクルのように、ロゴマークからオリジナル商品まで一貫してデザインを手がけたプロジェクトや、東急ホテルのサイン計画や二子玉川の再開発計画といった空間のプランニングなど、幅広い仕事ぶりが次々に紹介されていく。さらに、仕事を通じて親交のあった人々へのインタビュー映像も交えた同展は、亡くなって10年が過ぎた今も人々に愛され続けるデザインを残した宮城の多彩な仕事を検証する貴重な機会となるだろう。「デザインに何ができるか」を常に問い続けた宮城の仕事を振り返ることはまた、現代生活におけるデザインの可能性を探ることにもつながるに違いない。宮城壮太郎+高橋美礼 +d Tsun Tsun 2004年 [アッシュコンセプト]ダブルクリップ ストックバー2004年[アスクル]フラットかるヒット2006年 [プラス]宮城壮太郎+山洋電気株式会社サーボシステム事業部設計第一部 SANMOTION R 2006年 [山洋電気]宮城壮太郎ポートレート【開催概要】『宮城壮太郎展――使えるもの、美しいもの』会期:2022年9月17日(土)〜11月13日(日)会場:世田谷美術館 1階展示室時間: 10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)料金:一般1200円、65歳以上1000円、大高800円、中小500円美術館公式サイト:
2022年09月01日現在、LAを拠点に活動する與真司郎(AAA)さん。10代でデビューした当時、多忙を極めたことで、美容の大切さに気づいたそう。一生付き合っていく顔とカラダだから、ちゃんとケアしてあげたい。「20代前半までは、テレビでもわかるくらい肌が荒れて、人から見られたくないと思っちゃって…。それじゃあダメだと、母親に薦められた青汁を飲むインナービューティから始めて、スキンケアに目覚めました。今は、拭き取り化粧水かシミケアの美容液ブースター化粧水乳液クリームがルーティン。週1~2回は夜、化粧水と乳液の間にパックを挟みます。1ステップごとしっかり浸透させて、肌が乾いてから次のステップへ。20分くらいかかりますけど、好きな音楽を聴きながらやっているので、全然苦にならないんですよ」自分らしく生きたい。そう考える與さんにとって、美容やヘルス&メンタルケアは、より良い好きな自分でいるための一種の投資でもある。「うす~くシミが出てきてるんですけど(笑)、だからといって、日焼けしないように、好きなスポーツを諦めてまで、美白を目指したいわけではないんです。年齢を重ねればシミはできます。それは避けられないけど、楽しんでやれる対策はしたいんですよね。持って生まれたこの顔とカラダとは一生付き合っていくのだから、美容や健康に対してはお金も時間も惜しみません!」Shinjiro’s Beauty Rules1、美容はメンタルケアもセットで実践!「美容と健康は、メンタルの状態と深くつながっているというのが僕の考え。LAではだいぶ前から呼吸法が注目されていて、オランダ人のWim Hofという方のメソッドが特に有名です。ストレスや不安って誰にでもあると思うんですけど、呼吸に意識を向けるだけで、気持ちが落ち着きます」2、飲み物は常温、湯船に浸かりカラダを冷やさない。「最近、バスタブに浸かる時は、血流を良くしてくれて、デトックス効果があるといわれているエプソムソルトをケチらず(笑)、たっぷりと入れています。風呂釜を傷めない点もおすすめです。飲み物はコールドプレスジュース以外は、基本的に常温のものを。白湯も飲んでいます」3、野菜&サプリ&運動の3方向からしっかり腸活。「色の濃い野菜の中でもケールとビーツのパワーがすごくて、お通じが良くなりました。プロバイオティクスのサプリも毎日飲んでいます。運動は、ヨガ、ホットヨガ、パドルテニス…いろいろ楽しみながらやっています。筋トレも週4~5でやってますけど、これはメンタルと仕事のためですね(笑)」Shinjiro’s Favorite Items「10代の頃から、青汁でインナーケアをしています。ケールを中心に、21種類の野菜をミックスしたものをプロデュースしました」。Green Pressed Juice 3g×30包¥3,740「ヒト幹細胞培養液入り化粧水と、さらっとした使い心地のもの2種類を使っています。この化粧水は1年以上リピートしてて、使い始めてから調子がいいです」。StemBeauteLotion 180ml¥12,000(ステムボーテ TEL:0120・275・554)「肌が赤くなったり、にきびが出た時は、このパックで集中ケア。トロッとしていて好きですね」。ミノン アミノモイスト ぷるぷるしっとり肌マスク 22ml×4枚¥1,320*編集部調べ(第一三共ヘルスケア TEL:0120・337・336)あたえ・しんじろう1988年11月26日生まれ、京都府出身。2005年、AAAメンバーとしてデビュー。’16年、『Reunited』でソロデビュー。ポジティブ思考をテーマに美容についても綴った『すべての生き方は正解で不正解』(講談社)が8月23日に発売される。パンツ¥22,000(FACTOTUM/Sian PR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・村井素良ヘア&メイク・佐藤真希取材、文・小泉咲子
2022年08月14日企画展「生誕120年猪熊弦一郎展」が、横須賀美術館にて、2022年9月17日(土)から11月6日(日)まで開催される。猪熊弦一郎の仕事を展観猪熊弦一郎は、1902年に香川で生まれた、20世紀日本を代表する画家だ。戦前にはパリ、戦後は東京、ニューヨーク、ハワイと拠点を変えつつ活動するなかで、猪熊の画風は具象画から抽象画へと変化し、晩年には具象と抽象の枠を超えた作品を制作。また、戦後には三越の包装紙デザイン、慶応義塾大学学生ホールや上野駅中央コンコースの壁画を手がけるなど、社会との関わりも強めていった。香川に生まれた猪熊は、上京後、東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科で藤島武二に師事。1926年に《婦人像》で帝展に初入選を果たし、1934年まで主に帝展で活躍した。1936 年には、小磯良平、佐藤敬、中西利雄、脇田和らと新制作派協会(現・新制作協会)を結成し、同展を中心に作品を発表するようになる。1938年には渡仏し、最先端の芸術都市であったパリでアンリ・マティスやパブロ・ピカソと交流。しかし、第二次世界大戦が勃発すると帰国し、フィリピンやビルマに派遣されて作戦記録画を手がけている。戦後、1953年に父を看取ると、自身の画業の見直しと画家としての再出発を志してパリに向かうことを決意。しかし、その経由地点として滞在したニューヨークでソール・スタインバーグやマーク・ ロスコらとの交流が生まれ、同地に居を定めることになる。晩年は、冬に温暖なハワイで、それ以外の季節に日本で制作。ハワイの環境は作風にも変化をもたらし、コントラストの鮮やかな色彩が生まれたと猪熊自ら語っている。1988年には、長年連れ添った妻を亡くすも、その後始まる「顔シリーズ」によって新たな展開を示すことに。1993年にこの世を去るまで、精力的に活動を続けた。一方、猪熊はデザインの仕事にも携わり、その代表例が、三越の包装紙「華ひらく」だ。そのほか、テキスタイルデザインや本の装幀、雑誌の連載小説の挿絵なども数多く手がけた。当時、タブロー絵画よりも低く見られていた商業美術にも積極的に関わり、社会のなかで芸術家が果たすべき役割を自ら担おうとしたのだった。企画展「生誕120年猪熊弦一郎展」は、猪熊の仕事の全貌に迫る展覧会。猪熊本人から寄贈を受けた約2万点の作品を所蔵する香川・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の協力のもと、滞仏最後の作品となる《マドモアゼルM》や晩年の《顔80》など、絵画の代表作を筆頭に、パブリックアートやデザインの仕事、身近な素材で作られたオブジェなどを展示する。展覧会概要企画展「生誕120年猪熊弦一郎展」会期:2022年9月17日(土)〜11月6日(日)会場:横須賀美術館住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1開館時間:10:00〜18:00休館日:10月3日(月)観覧料:一般 1,300円(1,040円)、高校生・大学生・65歳以上 1,100円(880円)、中学生以下 無料※無料観覧日:11月3日(木・祝)※( )内は20名以上の団体料金※高校生(市内在住または在学に限る)は無料※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者および付添者1名は無料【問い合わせ先】横須賀美術館TEL:046-845-1211 (代表)
2022年07月31日グラニフから、漫画家・藤田和日郎とのコラボレーションアイテムが登場。2022年7月26日(火)より、全国の店舗にて発売される。グラニフ×漫画家・藤田和日郎のコラボレーションアイテム1988年のデビュー以来、『うしおととら』や『からくりサーカス』をはじめとする多くの人気作品を世に送り出してきた、漫画家・藤田和日郎。今回のコラボレーションでは、同二作に加えて、『月光条例』や『双亡亭壊すべし』といった藤田の代表作を落とし込んだアイテムが展開される。『うしおととら』描き下ろしアートワークTシャツ中でも特に注目したいのは、1996年の『うしおととら』連載終了から時を経て、今回のコラボレーションのために描き下ろされたアートワークをプリントしたTシャツ。風合いが良く伸縮性のある天竺を使用したベーシック型のTシャツのフロントとバックに、「とら」と「うしお」のアートワークが大胆にプリントされている。『からくりサーカス』ギイ&オリンピアの名シーンTシャツ漫画『からくりサーカス』からは、最終決戦を前に描かれた「ギイ」とマリオネット「オリンピア」の名シーンをバックにプリントしたTシャツがラインナップ。ルーズシルエットに仕上げたTシャツの胸ポケットの中には、物語のキーアイテムである「生命の水(アクア・ウイタエ)」を作り出す「柔らかい石」の刺繍があしらわれている。「衾」の開襟シャツや「あるるかん」パーカーもこのほか、『うしおととら』の作中で主人公たちを襲った妖怪「衾(ふすま)」を総柄でプリントした開襟シャツ、『からくりサーカス』のマリオネット「あるるかん」をバックにプリントしたパーカー、『双亡亭壊すべし』第1巻の表紙をプリントしたTシャツなど、様々なアイテムが用意されている。商品情報グラニフ×藤田和日郎 コラボレーションアイテム発売日:2022年7月26日(火)取り扱い店舗: グラニフ国内店舗、グラニフ公式オンラインストア(C)藤田和日郎/小学館
2022年07月15日『100かいだてのいえ』で知られる人気絵本作家いわいとしおと、メディアアートの第一人者、岩井俊雄。一見相反するジャンルで活躍するアーティストのように見えるが実が同一人物である。その多様な表現世界の全貌と創作の秘密に迫る展覧会が、7月2日(土)より茨城県近代美術館にて開催される。1962年生まれの岩井俊雄は、筑波大学在学中、1985年には映像玩具を発展させた《時間層Ⅱ》で現代日本美術展大賞を最年少で受賞。CGを使ったインタラクティブなアート作品の制作や電子楽器の開発などにも携わり、文化庁メディア芸術祭大賞、芸術選奨文部科学大臣賞などの各賞を受賞している。その一方で、2006年からは娘との手作りおもちゃをきっかけに、絵本作家いわいとしおとしての活動をスタート。『100かいだてのいえ』(2008年)は、シリーズ累計発行部数400万部となる大ヒット作となっている。同展では、子供が数字の繰り上がりに悩んでいるのを見たことがヒントとなって生まれたという『100かいだてのいえ』の様々な動物たちが暮らす部屋の細かな描写をはじめ、絵本の構造や印刷の手法にまでこだわりぬいた絵本づくりの過程を、貴重なアイディアスケッチや下絵などを通して詳しく紹介。絵本作家として活動を始める前から、子供と一緒になって作っていた木や紙の手作りおもちゃ、子供時代の発明ノートやパラパラマンガ、本人が使っていた顕微鏡、ラジカセなどゆかりの品々も一堂に公開する。また、小学生時代に友人たちを楽しませたパラパラマンガや、筑波大学時代にアニメーション制作に興味をもった岩井が制作した「驚き盤」(アニメーションを見る装置)などを複製し、実際に来場者が自ら触って体験できるコーナーも展開。ほかにも、岩井の初期の作品《時間層II》(1985年)や《立体ゾートロープ》(1988年)も展示し、平面から立体へと進化した映像表現への取り組みも紹介する。さらに、1995年にドイツで発表され世界中の人を魅了した岩井の代表作《映像装置としてのピアノ》も20数年ぶりに公開される。楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくても、音楽を自由に奏でたいという夢を作家が自らかなえた作品だが、2000年代以降は発表の機会がなかったという。メディアアートの傑作を直に体験できる貴重な機会となりそうだ。絵本『100かいだてのいえ』と下絵(2008年)工作ブック(1973年頃)いわいさんちの手作りおもちゃ(2003~2004年頃)映像装置としてのピアノ(1995年)【開催概要】『どっちがどっち? いわいとしお×岩井俊雄 ―100かいだてのいえとメディアアートの世界―』会期:2022年7月2日(土)〜9月19日(月・祝)会場:茨城県近代美術館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜(7月18日、9月19日は開館)、7月19日(火)料金:一般1,000円、大高730円、70歳以上500円、中小370円※夏休み期間を除く土曜は高校生以下無料、9月15日(木)~19日(月・祝)は満70歳以上無料※WEB事前予約推奨美術館公式サイト:
2022年06月24日アニメ関連番組にも多数出演し、言わずと知れたアニオタ男子の岩井勇気さん。彼の心を動かした注目の4作品をピックアップ!学生にサラリーマン…毛色の違うスポーツアニメ。ニコニコチャンネルで放送中の『ハライチ岩井勇気のアニ番』では、アニメのアレコレを本音でトーク。「面白くないものは面白くないと言っちゃいますからね(笑)」と話すとおり、忖度のない語りだからこそ、ホンモノのアニメファンからも信頼は絶大。そんな岩井さんに刺さったアニメの一つ目は、男子バレエを題材に描く少年少女の青春物語『ダンス・ダンス・ダンスール』。「とにかくダンスシーンの描写が素晴らしい。バレエの世界を知らない僕でも、動きのしなやかさを見ると、強いこだわりを感じる。バレエの動きには正解があり、作品に説得力を持たせるためには嘘は描けない。責任を持って取り組んでいる姿勢を感じます」次に挙げた作品はバドミントンの実業団チームの奮闘を描いたスポーツ×お仕事アニメ。「2年前から始まったテレビ朝日の深夜アニメ枠『ヌマニメーション』は比較的新しい枠ですが、面白い作品が多く、注目しています。そこで今年の1月から放送されていたスポーツアニメ『リーマンズクラブ』は主人公が社会人。スポ根アニメに多い学生主人公の場合、選手としては優秀だけど学業の成績に問題あり、みたいな設定が多いですが(笑)、この作品の登場人物は仕事もデキる男たち。汗かいて競技に取り組む姿と、スーツを着て働く姿を同時に見られる萌え2倍のアニメです(笑)」オタクのハートを掴む楽曲にときめきまくり『ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~』は音楽ユニットHoneyWorksが原作のアニメで、「オープニング曲がいい」と熱っぽく語る。「男性アイドルユニットLIP×LIPが歌う『ジュリエッタ』という曲の歌詞が最高で。ファンやオタクのことをこれほど理解してくれているアイドルの楽曲に初めて出合いました(笑)」と、乙女心を爆発させる岩井さんが、最後にオススメする作品はちょっとエッチなTLアニメ。「声優の花澤香菜ちゃんに教えてもらったのですが、近年流行の兆しを見せるTL作品を多数放送する『アニメフェスタ』という枠がアツい。『僧侶と交わる色欲の夜に…』という作品を放送以降、“僧侶枠”と呼ばれるように(笑)。現在は『3秒後、野獣。』という作品が放送中。1話約5分なので、気軽に覗いてみるのもアリかも」Yuki Iwai’s Recommend人気アニメ制作会社MAPPAが描く天才バレエダンサーのきらめき。アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』バレエ向きの肉体や才能を持つ主人公・潤平の成長から目が離せない。「この天才はどう育っていくのかというワクワク感。将棋のことは知らずとも、藤井聡太くんの活躍を追ってしまう感じと似てるかも」。金曜25時25分~、MBS/TBS系で放送中。©ジョージ朝倉・小学館/ダンス・ダンス・ダンスール製作委員会バドミントンの社会人選手を描く本格お仕事×スポーツアニメ。アニメ『リーマンズクラブ』OPではスーツを脱ぎ捨てユニフォームに変わる激萌えなシーンも。練習や試合だけでなく、お仕事風景も描く。「サラリーマンとして懸命に働く姿にもグッとくる。いわゆる“脳筋タイプ”ではないところがいい(笑)」。TELASA、ABEMAなどで配信中。©Team RMC /サンライトビバレッジ広報部ファンと推しの関係性をメタ的に歌うOPに胸キュン。アニメ『ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~』田舎育ちの女子高生・ひよりが高校生アイドルユニット「LIP×LIP」のマネージャーに。ド根性ヒロイン×人気アイドルの青春アニメ。「まずは楽曲を聴いてほしい。2番の“二度目の恋に落としてあげる”という歌詞にズキュン」。TOKYO MXほかで放送中。©ヒロインたるもの製作委員会“僧侶枠”と呼ばれるアニメ枠「アニメフェスタ」に大注目。アニメ『3秒後、野獣。~合コンで隅にいた彼は肉食でした』クール男子×真っすぐ田舎女子のじれキュンラブ。「ちなみに、この枠のイベントも開催されていて、参加するファンは僧侶枠グッズとして販売されている木魚を持参します。木魚喝采です(笑)」。TOKYO MX、BS11で放送、公式サイトで配信中。©百瀬こあ/Suiseisha Inc.いわい・ゆうき1986年7月31日生まれ、埼玉県出身。お笑いコンビ・ハライチのボケ担当。2冊のエッセイ『僕の人生には事件が起きない』『どうやら僕の日常生活はまちがっている』、原作を担当する漫画『ムムリン』は1巻発売中。自身が原作・プロデュースを手がける乙女ゲーム『君は雪間に希う』発売中。※『anan』2022年6月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・嘉山裕子取材、文・関川直子(by anan編集部)
2022年06月16日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が声で出演する、サントリー食品インターナショナルの新WEB動画シリーズ「それだって、サステニャブル。」が、“リサイクルの日”である6月9日より順次公開される。“「さあ、サステナブル。 」ボトルは資源!プロジェクト”の第一弾である今回の動画シリーズ。猫のゆるキャラ「サステニャ」が「ペットボトルの飲料を飲みきること」 をはじめとした、日常生活で何気なくやっているサステナブルなことに気づいていく物語だ。芸能界随一の猫好きとしても知られる岩井がサステニャの声を務める。本日公開されたシリーズ第一作「飲みきる」編では、ペットボトルの飲料を飲みきるサステニャに対し、実は飲み残しがあると次のボトルを生む資源にしづらいという意外な事実がゆるい世界観の中で伝えられる。○■岩井勇気インタビュー――猫のキャラクター「サステニャ」の役を務めると聞いたときのお気持ちをお聞かせください。アニメが好きで、声優さんとお仕事する機会も多いので、アフレコをすることのすごさは知っていました。それだけに緊張はしていましたね。ただ、サステニャのゆるい空気感を見たときに、「これは俺のためにつくられたキャラクターだ」、「俺がやるしかない」と、何か運命的なものを感じましたね。――どのような気持ちで収録に臨まれましたか?実は車を運転しながら、想定した役になりきってセリフをしゃべって、練習していました。練習通りに収録に挑んだら、一発目で監督から「その感じです」と言われたので、「やっぱり俺のためのキャラクター だ。分身だ」と感じました(笑)。――実際に演じてみていかがでしたか。「サステニャ」が、気だるい雰囲気ながらも、かわいらしさがあるキャラクターなので、愛着が湧きましたね。だらだらしているだけでなく、とても愛嬌があるキャラクターだなぁ。と思いながら演じさせていただきました。――収録で苦労した点はありましたか?「ニャにが?」というセリフですね。何度か頑張ってはみたものの「もっとかわいらしさを出してください」と指示されて、普段のそっけなさが出てしまったのか、難しかったです。逆に言えば、サステニャの話し方はかわいいので、サステニャの話し方を吸収して、普段の会話にも使っていきたいと思います(笑)。この愛嬌を学ばないといけないなぁと思いました。――岩井さんご自身の「サステナブルだな」と思うエピソードを教えてください。これから夏になって暑くなってきますけど、僕は普段、寝るときはクーラーをつけずに寝るんです。しっかり布団を被って寝て、朝起きたら汗をかいてるのが好きなんです。すっきりして気持ちがいいんです よ。汗をかいたらお水を飲んで、しっかり飲みきりますよ。自分なりのサステナブルです。――動画をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。アフレコしている人がこんなこと言うのはおかしいと思うんですが、今回はキャラクターに完全に僕が乗り移っていると思います(笑)。そんな、サステニャをぜひ見ていただきたいし、長く愛されたいですね。サステニャくらい、良い意味でゆるい意識で、日常的にサステナブルを意識してみるのも良いし、このWEB動画で紹介しているくらいの行動から始めてみてもいいんじゃないかと思います。「サステナブル」はずっと続けていかないといけないことなので。猫好きとしても、サステニャの動画シリーズは、“地球が存続する限り”続いてほしいですね(笑)。
2022年06月09日三陽商会が展開する紳士靴ブランド「三陽山長」は、ブランド創業20年の集大成として2021年春に発売しヒット作となった「プレステージライン」の第三弾として、ローファータイプの「弥七郎」を20年振りに復刻しアップグレードさせた「謹製 弥七郎(きんせい やひちろう)」を、「三陽山長」5店舗及び当社直営オンラインストア「サンヨー・アイストア」にて4月8日より一斉発売いたします。 「プレステージライン」は、20年の技術を結集したトップグレードシリーズとして“ビスポークシューズ(オーダー靴)に限りなく近い一足に仕立てる” をコンセプトに、革から仕上げまですべて上質なクオリティで製作。これまで6モデルを発売し、いずれもお客さまより好評を得ている人気シリーズです。今春はエレガントかつ軽快な印象を演出できるローファーの最高峰を目指し、オン・オフシーン共に上質なスタイルを求めるお客さまへご提案いたします。三陽山長 『プレステージライン』 第三弾 「謹製 弥七郎」商品開発の背景ビジネススタイルの多様化が進むと同時に、コロナ禍でリモートワークが推進されビジネスアイテムの需要が落ち込む中においても、“長く使える上質な定番品” “自分に合ったこだわりの逸品” など、本当に欲しいものを厳選して購入する消費動向は根強く見受けられます。~「三陽山長」ではトップグレードシリーズが人気に~紳士靴ブランド「三陽山長」では、2021年にブランド創業20周年を迎えたことを機に、20年の技術を結集したトップグレードシリーズとして「プレステージライン」をこれまで計6型発売し、上質を求めるビジネスパーソンから反響をいただきました。こうしたことを背景に、今春も最高峰の新たなスタイルをお客さまへ提案するために、希少素材と匠の技を駆使したスキンステッチローファー「謹製 弥七郎」を「プレステージライン」第三弾として発売することとしました。三陽山長のものづくりについて靴を熟知した職人が製作~ 日本の革靴作りの聖地で製作 ~「三陽山長」の神髄であるグッドイヤーウェルト製法(※1)の革靴は、日本の革靴作りの聖地として知られる浅草にある1949年創業の老舗靴工場で製作しています。一般的な靴工場では工程ごとに細かな分業制が敷かれ、それぞれの職人が決まった工程を担当するところ、「三陽山長」の靴を製作する工場では、底付け職人がコバ塗りなどの仕上げも行うなど、日によって異なる工程を担当し、職人ひとりひとりが受け持つことができる幅が広いため、職人が靴を熟知していることが特徴です。各工程において手仕事を施し、長い歴史の中で伝承され更新し続けてきた “いい靴” づくりを大切にしています。こうした工場で生産することにより「三陽山長」の品質が保たれています。※1)グッドイヤーウェルト製法:靴の中底にアッパーを吊り込み、ウェルトと呼ばれる棒状の革を巻きつけながら縫い付け、最後にウェルトとアウトソールを縫い付ける製法。三陽山長 「プレステージライン」及び「謹製 弥七郎」 について【プレステージライン コンセプト】プレステージラインの刻印(左)と刻印の文字(右)“ビスポークシューズ(オーダー靴)に限りなく近い一足に仕立てる” をコンセプトに、革から仕上げまですべて上質なクオリティで製作。インソック(半敷き)部分にも、誂靴(あつらえぐつ)=ビスポークシューズ)のイメージを表現する文言として『日本謹製 特別誂靴』の刻印を施し、通常のラインとの差別化を図っています。【木 型】 ・・・・ローファー用の新木型「R2010S」を採用日本人にとって理想的な美しさと快適さを追求した代表木型「R2010」をローファー用に調整したのが「謹製 弥七郎」に採用している「R2010S」。土踏まずのカーブを若干なだらかにし、そのぶん甲のラインも低めに抑えることで、足を包み込むような履き心地を実現。さらに、抜けやすいヒールカップをよりコンパクトにすることで、優れたホールド感をもたせています。靴紐のないローファーは最適なフィット感を得るのが難しいといわれる中、それを覆す履き心地を追求しました。<アッパーの展開図>【仕立て】 ・・・ 継ぎ目を極限に減らした、ふんだんな革使い「謹製 弥七郎」のアッパーは、継ぎ目を極限まで減らして美しさを突き詰めるために、付属物を除くとわずか3枚の革により構成しています。一般的な靴作りの場合、一枚の革からキズなどのない部分だけを細かく切り出し、それらを継ぎ合わせることで高品質を叶えます。一方「謹製 弥七郎」は、ひとつのパーツが大きいため、より状態が良い革を厳選し広くカットして用い、最高の仕上がりを追求しています。<ユタカーフ>【素 材】 ・・・ 老舗タンナーが製造した最高峰の素材を使用これまでの「プレステージライン」と同様に、アッパーのレザーはフランスの最高峰タンナー「HAAS(アース)社」が手がけたもの。「謹製 弥七郎」には“しっとり感”が絶品の「ユタカーフ」とよばれる、オイルを染み込ませたシボ革が用いられています。味わい豊かなヴィンテージ調の風合いに加え、しっとりとした手触りも特徴。しなやかさに優れ、履き心地の良さにも繋がっています。【仕 様】 ・・・軽快なローファーを、ビスポーク級の本格仕立てにコバ部分: ソールのコバを三角形に削り出して仕上げる「矢(や)筈(はず)」は、日本の靴ならではの技巧。一般的な平コバや丸コバに比べてキリリとエッジが立ち、シャープな印象を醸し出します。踵部分: かかとに継ぎ目のない「シームレスヒール」は、曲線美をいっそう際立たせる効果があります。底に向かってわずかに幅が狭くなるピッチドヒールともあいまって、流麗な後ろ姿を演出しています。つま先部分: 世界でもごくわずかの職人しか行うことができない「スキンステッチ」をつま先に施しています。厚さ数ミリの革に糸を通し反対側へ貫通させないように縫い上げる技術です。矢筈仕上げシームレスヒールスキンステッチ【名 前】 ・・・・・ “日本製”を象徴付けるモデル名と、“謹製”にこめた想い「三陽山長」のドレスシューズは、創業時からすべて漢字でモデル名を付けています。日本の靴職人たちが一足一足つくる国産の紳士靴ブランドであることを表現するために、単なる番号ではなく「三陽山長」を代表するモデル「友二郎」からはじまり、「勘三郎」「源四郎」「長伍郎」と数字が連なり、人物を連想する様な品名にしています。プレステージラインには、すべてのモデルに「謹製」と冠し、ブランド創業20年を機に“真心こめて国内最高峰の革靴を作り上げる”という「三陽山長」の意志を表しています。「プレステージライン」第三弾 「謹製 弥七郎」の商品概要商品名:謹製 弥七郎(きんせい やひちろう)デザイン:スキンステッチローファー展開サイズ:6.0(24cm)~ 9.0(27cm)甲革:《HAAS社製》 ユタカーフ底材:《MARTIN社製》 オークバークレザーソール製法:フレキシブルグッドイヤーウェルト製法色展開:ブラック / ダークブラウン税込価格:16万5,000円当社型番:Q74-08-700-09 / Q74-08-700-59商品URL:「プレステージライン」の立ち上げから3シーズン目を迎えた今季、同ライン初となるローファーが誕生。「三陽山長」を代表する木型「R2010」をベースとした新ラストを採用し、ローファーの軽快さとドレスシューズ同様の品格を兼ね備えた一足に仕立てています。優雅な曲線美を基調としつつ、洗練された知性をも感じさせる造形は、スーツからジーンズスタイルまで合わせる服を選ばない汎用性があります。リブテープを用いない三陽山長独自の「フレキシブルグッドイヤーウェルト製法」により、履き始めから抜群の柔らかさを味わえるのも特徴です。また、これまで「プレステージライン」ではブラックに絞って展開してきましたが、「謹製 弥七郎」はダークブラウンもラインアップ。カジュアルスタイルを中心に合わせたいという方におすすめのカラーです。三陽山長「プレステージライン」第三弾 「謹製 弥七郎」展開店舗直営店・日本橋高島屋S.C.店(東京都中央区)・東京ミッドタウン日比谷店(東京都千代田区)・玉川高島屋S・C店(東京都世田谷区)・ミッドランドスクエア店(愛知県名古屋市中村区)百貨店・伊勢丹新宿店(東京都新宿区)ECサイト・当社直営オンラインストア 「サンヨー・アイストア」 三陽山長(さんようやまちょう)について「品質本位」を信条に世界最良の素材を駆使し、熟練の職人による質の高い製品を提案する日本発高級紳士靴ブランド。対象:メンズ主な価格帯:靴(既製品)1万9,800円~17万6,000円、靴(パターンオーダー)10万2,300円~、ベルト 1万6,500円~3万3,000円、シューケア440円~4万9,500円販路:直営店、百貨店、ファッションビル、ECブランド開始:2001年■「三陽山長」 公式WEBサイト ■「プレステージライン」特設サイト ■「三陽山長」 公式SNSアカウントInstagram::::企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年04月08日3月27日に東京オペラシティ コンサートホールで開催される作曲家・湯山昭のトリビュートコンサート『湯山昭の音楽』に向け、坂本龍一、岩井俊二(映画監督)、沼尻竜典(指揮者)からレコメンド・コメントが到着した。湯山昭は「おはなしゆびさん」「あめふりくまのこ」、「お菓子の世界(153重版を誇るピアノ曲集)」といった童謡から器楽曲「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティルメント」、「ゆうやけの歌(伝説の男声合唱曲)」「葡萄の歌」などの合唱曲などで知られる、日本のクラシック音楽史上、最も大衆に愛されたと言える作曲家。コンサートには湯山昭ファンを公言してはばからない新垣隆(ピアノ)、林正子(ソプラノ)、上野耕平(サクソフォーン)、池上英樹(マリンバ)、福田廉之介(ヴァイオリン)、ロー磨秀(ピアノ)、THE LEGEND(男声オペラユニット)ら総勢7組の鬼才、俊才プレイヤーたちが結集。湯山昭が書いてきた作品群をトリビュートを込めて演奏する。コンサートの選曲・プロデュースは、“世界中でいちばん湯山昭の音楽を聴いている!”という娘の湯山玲子が担う。チケットは3月17日23時59分まで発売中。■坂本龍一 コメント湯山昭の音楽は、フォーレ、ラヴェル、プーランクの音楽を正統に継承したものだ。しかも常に明確なメロディーとウィットに富んだ変奏があり、器楽曲さえもとても親しみやすい音楽になっている。■岩井俊二(映画監督) コメント昔から僕の中で雨とは好ましい天気で、鬱とは好ましい精神状態だなのだが、その起源を辿るとなぜか頭の中で湯山昭の童謡「あめふりくまのこ」が流れてくる。幼少期に与えられたこのメランコリックな情緒。僕はいまだに雨の中、見えない魚を待ってるかのような気分になる。■沼尻竜典(指揮者) コメント小学校時代に憧れた作曲家はモーツァルトでもベートーヴェンでもなく、湯山昭だった。在籍していた湯山夫人主宰の「こどもの国合唱団」で歌った「四国の子ども歌」「鮎の歌」「駿河の歌」などは、ピアノパートも必死に練習した。「湯山先生のような曲が書きたい!」と作曲の真似事を始めたのもこの頃だ。「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティメント」のレコーディングを、父と一緒に特別に見学させていただいた事は忘れ難い。ディレクター、作曲家、奏者の間の火花の散るようなやり取り、休憩時間に交わされる彼らの雑談…何もかもが子供心に大きな刺激となった。これらの経験が、現在の私の音楽活動の礎となったことは間違いない。今もって久我山に足を向けては寝られないでいる。<公演情報>爆クラpresents 湯山昭の音楽 What The World Needs Akira Yuyama3月27日(日) 東京・東京オペラシティ コンサートホール開場 14:15 / 開演 15:00出演:新垣隆(ピアノ) / 林正子(ソプラノ) / 上野耕平(アルトサクソフォーン) / 池上英樹(マリンバ) / 福田廉之介(ヴァイオリン) / ロー磨秀(ピアノ) / THE LEGEND(男声オペラユニット)ナビゲーター:湯山玲子【演奏予定曲 / 演奏者】ピアノ曲集『お菓子の世界』より「序曲・お菓子のベルトコンベアー」他 / 新垣隆歌曲集『子供のために』より「鳴子を弾いても」他歌曲集『カレンダー』より「七月/夏のレセプション」他 / 林正子「愛の主題による三章」「電話」 / THE LEGENDメンバー「マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント」 / 上野耕平、池上英樹「ヴァイオリンとピアノのための小奏鳴曲」 / 福田廉之介、ロー磨秀男声合唱曲「ゆうやけの歌」(男声8声編曲版) / THE LEGEND※曲目、演奏者は変更になる可能性があります。【チケット情報】S席:8,800円(税込)A席:7,700円(税込)※全席指定※3歳未満のお子様は入場をお断りさせていただきます。チケット購入リンク:『湯山昭の音楽』ティザー映像『湯山昭の音楽』湯山玲子&新垣隆 コメント映像イベント公式サイト:
2022年02月24日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気、女優の伊藤沙莉が出演する、サントリー食品インターナショナル「ボス カフェベース」のWebムービー「ねこねこキャップでた!」編が22日(9:00〜)、サントリー公式 YouTubeチャンネルにて公開される。「ねこねこキャップ」がノベルティとして付属する同商品の発売(3月8日)に先駆け、数字の2(にゃん)が6 つ揃う2022年2月22日の「スーパー猫の日」に公開される今回のWebムービー。これまでと同様に、岩井と伊藤が夫婦役を演じている。また、「ねこねこキャップ」に店頭で出会えることを告知するポスターにも、岩井と伊藤が出演。ポスターは、期間限定(2月22日〜2月28日)で、東京・渋谷区の“キャットストリート”で掲出される。「ねこねこキャップ」と対面した岩井は、「かわいい! 耳も柔らかくなった感じで以前より“改良”されてますね〜(笑)」とニッコリ。「ボス カフェベース」のボトルに装着された「ねこねこキャップ」を愛でるように撫でながら見つめる姿は、生粋の愛猫家である岩井ならでは。かつて試作品のネコ型キャップを誕生日にプレゼントされた経緯もあり、監督から「このポスター企画は、岩井さんの存在ありきでスタートしてます」と伝えられると、「ありがとうございます!」と満面の笑みを見せ、その表情でポスター撮影に臨んだ。伊藤も初めて触れる「ねこねこキャップ」に興奮気味。リビングで岩井と伊藤が仲良く、キャップを眺めていると、「本当に猫がいるように見える(笑)」とカメラマンがポツリ。「じゃあ、そのまま“背中”を撫でてあげてくださ〜い」など、ボトルを猫として扱うユニークな雰囲気で撮影が続くなか、「お隣りさんに見られたらマズいぞ……(笑)」という岩井のつぶやきで、大きな笑いが起きていた。○■岩井勇気、伊藤沙莉インタビュー――「ボス カフェベース」のボトルを猫に見立てての撮影でしたが、どんな心境でしたか?岩井:けっこう不思議な撮影でしたよ。猫(に見立てたボトル)を撫でたりスリスリしたり。最後は本当に猫みたいに思ってました。連れて帰ろうかな……なんて思ったり(笑)。伊藤:こういうのって不思議で、すごく愛情が湧いてくるというか……一緒に遊んだじゃないですか、ネコジャラシで。すごくいい、かけがえのない時間になりましたね(笑)。岩井:最後だけウソっぽくなる(笑)。でも、この猫の形がまずかわいいですね。(カメラマンが)「もうちょっと背中の方、撫でてください」って。本当に猫と(共演)してるんだっていう指示でしたね。――岩井さんと伊藤さんは夫婦として何度も共演されていますが、“夫婦愛”は温まっていますか?岩井:沙莉ちゃんがテレビとかCMとか出てると、「ウチの嫁、出てるな」みたいな感じです。伊藤:不思議な感覚ですよね。(岩井さんが)某大会に出られた時、「ホラね! ウチの旦那やりますから!」って、やっぱ思っちゃいますよね(笑)。背中叩いて「行ってらっしゃい!」みたいになりましたね、気持ち的には(笑)。岩井:(沙莉ちゃんが)ツイッターでもつぶやいてくれてましたけど、心強いなあって思ってましたね、ボクは。ほっこりしたCMだから、ご年配の方とかに「CMいいな」って言われたり。あと、沙莉ちゃんのお兄ちゃんのオズワルドの伊藤君が「沙莉は渡しませんよ」って、すごい“お兄ちゃん感”出して「ボクの妹ですからね」って言ってくる。伊藤:うわ〜、ダサい! ダサい感じできました(笑)。岩井:いよいよ現実味を帯びてきてますね、この夫婦感は(笑)。伊藤:ははは、確かに(笑)。――ねこねこキャップを触った感想を教えてください。岩井:ボクは前に……サントリーさんに試作というか、誕生日にこのキャップをいただいたんですよ。その時 「なんてすごいんだ!」と。キャップが猫の形になってるので、めちゃくちゃ大事にしてるの。それがこうやって皆さんの手に渡るようになって……これはもう、めちゃくちゃ流行るんじゃないかなって思ってます。しかもボクがもらった時より改良されて、(以前は)“キャップにかぶせるキャップ”みたいな感じだったけど、ねこねこキャップはこのまま注げるから、すごい使いやすくなってるなと思いました。これ、最初にもらったキャップよりちょっとかわいくなってるというか、フォルムが丸くなってんだよ。耳が尖ってたんだけど、ちょっと丸みを帯びたところがかわいくなった。猫に触れた時と(感情が)まったく一緒なんですよね。だから今後はキャップを飼おうかな……なんて(笑)。――「あの夫婦が猫を飼い始めた」というイメージのポスター撮影でしたが、 もし2人で猫を飼ったら、どんな生活になると思いますか?岩井:いちばん思い浮かぶのは……ボクが沙莉ちゃんに言い過ぎて「うるさい!」ってガツンと怒られた後に猫の方に行って「沙莉ちゃんが怖いんだよ〜」っていう感じだと思う。伊藤:なんかエサの時間をすごいキッチリ言ってきそうとか、毛並みをこうやらないととか言ってきそうで、少し面倒くさそう(笑)。「もうしつこい!」ってなりそう(笑)。――カフェベースは店頭で見つけづらいという意見もありますが、 ねこねこキャップを探してくれる皆さんにアドバイスをお願いします。岩井:猫っていろんなところに隠れてますからね。家の中でも見つからない時ありますから、猫を探すような気持でお店で探してもらえれば。伊藤:ワクワクしますね。岩井:「猫ちゃ〜ん」なんて言うと出てきてくれる時ありますから、お店で呼んでみたらいいんじゃないかと思います。伊藤:うん、思いますね(笑)。――2022年2月22日は2が揃う「スーパー猫の日」ですが、猫と一緒にしたいことはありますか?岩井:猫としたいことというか……猫がボクとしたいことをしてあげたいですね。猫ちゃんが「今日一日楽しかった」って思えるような日にしてあげたいですね。――猫好きで有名な岩井さんですが、猫に絡めた撮影が決まった時の気持ちはいかがでしたか?岩井:よくぞ……と。ボクが(猫を)好きだっていうこと知ってくれてるってことだから。カフェベースも好きですし猫も好きですし。猫とコーヒーの相性、いちばん合いますからね(笑)。カフェベースと猫の相性、いちばんいいってボクは思ってますからね。猫も言ってましたしね、「カフェベースの相性がいちばんいいよ」って(笑)。ねこねこキャップもめちゃくちゃかわいいので、猫好きにはたまらないですね〜。
2022年02月22日映像作家の岩井俊二氏が、6日に配信される『7.2新しい別の窓』(ABEMA 毎月第1日曜15:00~7.2時間生配信)にゲスト出演する。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるレギュラー番組『7.2新しい別の窓』。今回、“大の映画好き”であり自身も数々の映画に出演している稲垣が、映画監督や作家をゲストに迎えトークを展開する「インテリゴロウ」に、映像作家の岩井俊二氏が登場。番組での共演経験もある2人が、昨年発刊された岩井氏の最新小説『零の晩夏』を中心にトークを展開する。本作執筆のきっかけに、Twitterで見かけた三重野慶氏の油絵作品があるという岩井氏。自身も高校時代は美術部に所属し、大学は油彩画を専攻していたことを明かし、本作の表紙も手掛けた三重野氏のリアルすぎる油絵の解説とともに本作を紐解いていく。また、本作の一節を取り上げながら、岩井氏のかつての夢や、原作から脚本・監督・編集までを手掛ける岩井氏の作品づくりの極意に迫る。対談を終え、稲垣は「今まで、じっくり2人で話すということがなかったので、久しぶりにお話しさせていただいて、すごくうれしかった」と久々の再会に喜びの声を上げると、印象に残ったトークに“肌”に関する話をピックアップ。「人の肌の描き方って映像の中でもすごく重要で、プロのメーキャップとか編集とかいろんなことも左右すると思うんだけど、そこについて監督の視点から話しがあったのは面白かった」と語り、「小説もすごく素晴らしい作品なので『ななにー』を見ている人にも読んでいただきたい」と呼びかけた。(C)AbemaTV,Inc.
2022年02月05日IDÉE とのコラボなど現在も注目を集める99歳の染色家・アーティスト、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さん(1922~)。彼の展覧会『柚木沙弥郎life・LIFE』が、立川のPLAY! MUSEUMで開かれています。染色作品や絵本原画が並ぶ展示空間は、ワクワク感であふれています!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 234『柚木沙弥郎life・LIFE』では、創作活動70年超のアーティスト、柚木沙弥郎さんの作品約150点を展示。温かみのある布作品や、ほっこりする絵本原画、ユーモラスな人形など、彩り豊かな世界が広がっています。柚木さんは、作品制作だけでなく商業意匠も手がけています。最近ではインテリアショップ、IDÉEとのコラボが注目されましたが、ほかにも数多くのデザインを担当。日本各地でロゴやパッケージなどを制作しています。調べてみたところ、筆者の自宅近くにある民藝品店の看板や、よくお取り寄せする和菓子店の包装紙も柚木さん作と判明。きっと、みなさんの身近なところにも柚木さんデザインがあるはずです。本展では、誰もが親しみを感じられる柚木さんの作品群が一堂に集結。優しくて温かい「柚木ワールド」にたっぷりと浸れます。学徒動員、染色家転身、パリで成功…柚木さんは1922年、大正時代に東京・田端で誕生。父親は洋画家で、幼いころから絵を描くのが大好きだった少年は、東京帝国大学(現・東京大学)文学部美学美術史科に入学します。1943年、学徒動員で兵隊となり、終戦後は岡山の大原美術館に就職。そこで柳宗悦の民藝運動に出会い、美術館をやめて工芸・染色の道に進みます。1950年、女子美術大学の専任講師に就任。学生を指導するかたわら、染色家としてさまざまな作品を制作し個展も開きます。1987年には、同大学の学長に就任。1991年に退職した後は絵本原画も手がけ、染色、デザイン、造形など幅広いジャンルで活躍しています。また、柚木さんは国内だけでなく海外でも精力的に個展を開き、2014年にはフランス・パリのギメ東洋美術館で大規模な展覧会を開催し、大きな成功を収めます。99歳になる現在も、毎日絵を描くなど創作活動を続けています。ワクワクする作品がいっぱい!では、本展の見どころからいくつかピックアップしてご紹介。まずは、絵本の原画やスケッチなどを展示した「絵のみち」。柚木さんは72歳のとき、はじめての絵本を刊行。その後、ジャズピアニストの山下洋輔さんや、詩人の谷川俊太郎さんと一緒に本を出したり、宮沢賢治の絵本原画を担当したり、絵だけでなくお話も自ら手がけたりと数多くの本を出版しています。会場には、約80点の原画を展示。シカやネコなどの動物たちが楽しそうに飛び跳ねていたり、生き生きとした人物が描かれていたりして、見ているだけでワクワクします。学生時代に戦争を経験された柚木さんには「戦火に散った友人たちの分も、自分は何かしなくてはいけない」という想いが常にあるそうです。どの作品からも、柚木さんの“丁寧に生きる”というメッセージが伝わってくるようです。作家本人が感動…!「布の森」もうひとつの見どころは、約50点の染色作品が天井からつるされた「布の森」。柚木さんの作品は、初期のころは人物や動物などの模様が多く、近年では抽象画風のデザインに変化。会場には、幅広い年代の作品が集まっています。この空間に入ると、色とりどりの布に囲まれ、まさに森の中にいるような感じ。ダイナミックな展示に圧倒されます。床に敷かれている白い砂利も、作品をより美しく幻想的に引き立たせていて、展示室を歩いていると美術館にいることを忘れてしまいそうです。「布の森」の展示空間については、美術館が実施したインタビューで、作家本人が「涙が出るほど感動する」と述べています(※)。まさに圧巻の展示で、どの世代の人が見ても感激すること間違いなしです!キュートなオリジナルグッズも!最後に、ミュージアムショップにもお立ち寄りください。PLAY! MUSEUMのオリジナルグッズや、IDÉEのグッズも購入できます。特にタイルのデザインは、とってもキュート。全種類揃えたくなります。『柚木沙弥郎life・LIFE』は1月30日まで開催。Information会期:~1月30日(日)会場:PLAY! MUSEUM開館時間:平日:10:00-17:00(入場は16:30まで)休日:10:00-18:00(入場は17:30まで)観覧料:一般¥1,500、大学生¥1,000、高校生¥800、中・小学生¥500※最新情報などの詳細は公式サイトをご覧ください。
2022年01月10日俳優のオダギリジョーと村上虹郎が出演する、日本マクドナルド・スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリックの新CM「真夜中のふたり」編が、11日より放送される。新CMでは、「デコトラ」を愛する一匹狼のドライバー・ジョウ(オダギリ)と弟子の若者・ニジヒコ(村上)が街道沿いに停車し、ジョウが「この時間のシェイクやばいわ~」と話しかける。すると、ニジヒコは「甘くないっすね。好きなことで飯食うって」とつぶやき、それを遮るようにジョウがナゲットを「一個食う?」と差し出す。ジョウは「甘かったらつまんなくない?」と語り、2人はナゲットを頬張る。そしてジョウが「目、覚めた?」と聞くとニジヒコは「ガツンと!」と答え、デコトラは再び走り出す。撮影では、デコトラのドライバーを演じたオダギリがリーゼントヘアで登場すると、現場からは「似合いすぎる!」との声が漏れた。そしてオダギリはデコトラに興味津々の様子で、運転席に乗り込んで車内を隅々まで見渡し、飾られた革ジャンや厚めのカバーをかけたハンドル、超大型シフトノブの触り心地を楽しんでいた。村上は、撮影の合間にはオダギリと談笑したり、スタッフとも気さくに話すなど終始和やかムード。ナゲットを食べるシーンでは、ナゲットを受け取るタイミングや、セリフのニュアンスなど納得のいく演技ができるまで多くのテイクを重ねたが、監督からカットがかかった後も「おいしい~」と食べ続け、“ナゲット好き”ぶりを披露していた。
2022年01月05日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が10日、東京・中央区で開催されたハライチ・岩井勇気のエッセイ集『どうやら僕の日常生活はまちがっている』の大ヒット記念トークイベントにゲストとして参加。本作の中に収録されている短編小説などを評価し、岩井に「また書いてもらいたい」とエールを送った。同作は、岩井にとって2年ぶりとなるエッセイ集の第2弾。発売後に増刷を重ね、6万部を超えるヒットを記録。連載エッセイ22本に加え、書き下ろしのエッセイと短編小説を1本ずつ追加収録している。芥川賞作家の顔をもつ又吉は、岩井が手がけた小説について「面白かった。すごく岩井らしい。岩井そのもの。嫌なことも言うかと思うと、優しいところもある。ほんまに岩井っぽい。だんだん岩井を好きになる仕組み」と称賛。しかし岩井は、執筆活動は「しんどかった」と胸中を吐露。「集中力がもたなかった。確認作業がしんどい。自分のですら読むのが……。(漫才などの)ネタ書く時も、頭で考えているときが一番楽しい。文字にして起こすのがちょっとストレスになる」と話した。それでも又吉は「いやいや、いけるやろ」と励まし、「できれば、また書いてもらいたい」とエールを送っていた。岩井はまた、対談にあたって、又吉の小説『劇場』を読んできたと明かして「(作中主人公が)又吉さんだなっていう部分、けっこうありましたね」と分析。又吉が「あんな変なやつとしておれを見てたんだ」と言うと、岩井は「ぜんぜん見てますね(笑)。なんか意地悪で、『こいつ傲慢だな』と思った」と意見。又吉は「傲慢やと思ってたんや!?」と笑っていた。
2021年11月10日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が27日、都内で行われたエッセイ集第2弾『どうやら僕の日常生活はまちがっている』(新潮社)刊行記念囲み取材に出席した。累計10万部を突破した前作『僕の人生には事件が起きない』から2年ぶりとなる今作は、「小説新潮」「Book Bang」の人気連載エッセイ22本に書き下ろしエッセイを1本追加。さらに自身初の小説作品も書き下ろしで収録した全24編となっている。岩井は「1冊目で割とエッセイを書けるようになったなと思っていたんですけど、2冊目はすんなり書けた。2冊目が本当のスタート、2冊目が1冊目というか、1冊目は素振りで2冊目が本試合というか……」と前作からの成長を表現。「(前作は)素振りで10万いっちゃったなというのがありますね」と話して笑いを誘った。自身初の小説作品については、「エッセイの延長線上で書いた。エッセイの書き方で小説書けたなという感じです」とのこと。ピースの又吉直樹に、エッセイと小説の違いを聞いた際に「労力的には同じだけど、小説家のほうが手厚く扱われる」と言われ、「確かにな」と納得したというエピソードも披露し、小説として扱われることを期待した。前作は『僕は友達が少ない』、今作は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』というライトノベルのタイトルを意識したことも告白。「似ているとよく言われるんですけど、まさにパクったんですよね」とぶっちゃけ、「向こうは『俺ガイル』って略されますけど、こちらは『僕ガイル』って略してもらえたら」と呼びかけた。相方の澤部佑には、自身のエッセイ本を渡していないという。「澤部さんは制作する側の人間じゃないですし、澤部さんから高評価をいただいてもうれしくない。逆に、澤部に刺さっちゃったんだってがっかりする部分もあるので、そういった意味で渡してないですね」と、ここでも岩井らしいトークで笑わせた。自分から今作を送ったのは、島崎和歌子と磯野貴理子。前作を、岩井が渡したわけでもなく自ら読んで「面白い」と言ってくれた2人だそうで、「この第2弾のエッセイは島崎和歌子さんと磯野貴理子さんに捧げるエッセイにしたいと思っています」と語った。
2021年09月27日『永遠についての証明』で野性時代フロンティア文学賞を受賞した岩井圭也さん。最新作『水よ踊れ』は激動の香港を題材にした小説だ。水のように自由に生きよ。熱いメッセージを感じる青春in香港。「香港返還のとき、私は10歳でした。街や土地って貸したり借りたり返したりできるんだ…と、小学生なりに違和感があったんですね。そのインパクトだけは残っていて、本格的に小説に挑戦し始めた24歳くらいから、香港はいつか題材にしたいと思っていた大きなテーマでした」激動の香港と、その街にしがみつくように生きているマージナルな人々を、岩井さんはひとりの日本人青年の目を通して描き出した。主人公の瀬戸和志は、香港大学建築学院にやって来た交換留学生。父の仕事の都合で、かつてこの地に4年間住んだことがある。再びやって来たのには理由があった。将来のために建築を学ぶことと、17歳のときに旺角(モンコック)のビルの屋上から墜落した初恋相手・梨欣の死の真相を突き止めること。その過程で和志と関わるベトナムから流れてきた少女トゥイや、梨欣(レイヤン)の兄や弟、名物教授のディラン・フンに傾倒しているクラスメイトのパトリックやフンに反発しているアガサなど、境遇も思惑も生き方も違う人間たちが交錯する。「ルーフトップスラム(天臺屋)、ケージハウス(籠屋)など、作中に登場する香港の建築事情は、私自身も調べ直して大きな衝撃を受けたことですね。香港の階層を端的に可視化している。なので、主人公が事件をめぐってただ観察するお客さんであってほしくなかった。そこで、和志にもマージナルな要素を宿命づけることで、香港の外と内、両方の視点を持てる人物になってくれるのではないかと考えたんです」少しずつ暴かれていく真相も見事だが、それ以上に、保釣(ほちょう)運動が高まりを見せていた返還目前の香港の空気感がリアルだ。その中で叫ばれていたスローガンも、物語を揺さぶる。「私が特に好きなのは、天安門事件の記念碑〈國殤之柱(ピラー・オブ・シェイム)〉に刻まれた〈老人はすべての若者を殺せない〉という言葉なんですね。オレが力尽きても誰かが倒す。そう信じる心でもあるし覚悟だと、見たときに感動したんです。当時の香港って、摩擦しまくっていて衝突しまくっていて、だから街中に熱が生じていたんでしょうね。その変化を追って、回想の物語から現代の香港の状況へ。いちばん書きたかった最終章へとつながった手応えがあります」このカタルシスを味わって。岩井圭也『水よ踊れ』 フン教授のモデルは、ル・コルビュジエ。彼の都市計画や建築への思いが、物語に有機的に作用している。建築論が好きな読者もハマりそう。新潮社2420円いわい・けいや作家。1987年、大阪府生まれ。2018年、『永遠についての証明』で野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー。他の著作に、『夏の陰』『プリズン・ドクター』『文身』がある。※『anan』2021年9月8日号より。写真・土佐麻理子(岩井さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年09月06日東京五輪の開催が目前に迫った7月下旬の夜。都内の繁華街にある焼肉店で熱心に肉を焼いているのは村上虹郎(24)。そして、向かいの席にはそんな村上の様子を楽しげに見つめる寛一郎(24)の姿が。店に居合わせた客は言う。「村上さんと寛一郎さんは2人だけで食事をしていました。2人ともお酒は飲んでいなかったようですが、かなり盛り上がった様子で、とても仲が良さそうでした」2人だけの世界を楽しむ村上と寛一郎。それもそのはず、2人には“共通点”が。父に村上淳(48)、母に歌手のUA(49)を持つ村上。いっぽうの寛一郎も父に佐藤浩市(60)、祖父は故・三國連太郎さん(享年90)を持つ俳優一族と、2人とも芸能界を代表する二世俳優なのだ。19年は木村拓哉(48)主演の『グランメゾン東京』(TBS系)に出演し、昨年も4本の映画に出演した寛一郎。村上も8月から開幕する宮藤官九郎(51)作・演出の舞台『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』に出演、秋放送の朝ドラ『カムカムエブリバディ』(NHK)にも出演予定など、“七光り”とは無縁の活躍を見せる2人。そんな彼らは“二世の苦しみ”も分かち合っているようだ。2人をよく知る映画関係者は言う。「2人とも家族愛は強いですが、いっぽうでデビュー当初は“二世”と呼ばれることにかなり抵抗があったといいます。寛一郎さんはかつてインタビューで『祖父や父の話を聞かれると“嫌”と感じる』と語っていました。それ故、2人とも“二世だから……”と言われないように、仕事には真摯に取り組み、俳優としての評価を着実に高めてきました。寛一郎さんと虹郎さんは17年の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の現場で親交を深めて以来、よくご飯に行っているそうですよ。似た境遇を持つ者同士ということもあって、一緒にいて気が楽なのでしょうね」強固な絆で結ばれた村上と寛一郎。しかし、今回の焼肉店での“二世の集い”にはある問題が……。実は2人が焼肉店で食事を始めたのは深夜0時過ぎ。東京に4度目となる緊急事態宣言が発令されている最中で、都内全域の飲食店には午後8時までの時短要請が出されており、ほとんどの店が泣く泣く自粛している。そんな状況下であるにも関わらず、“自粛無視”の飲み会を楽しむ2人が店を出たのは深夜3時前。さすがに帰宅するかと思いきや、2人で談笑しながら近くのコンビニへと向かう。そして飲み物などを買い込むと、同じマンションへと入っていった。自宅で二次会を行うのだろうか。この日の2人の行動について、それぞれの所属事務所に問い合わせたがコメントはなかった。“二世の集い”もマナーを守ってほどほどに!
2021年08月12日