お香をたく時間を豊かに演出し、そのまま置いておくだけでインテリアの一部になる、個性派のインセンスホルダーをセレクト。美しいデザインを揺らめく煙とともに眺め、視覚でもお香を楽しんで。真鍮の輝きと、優美なラインが魅力的。ロンドンのデザインスタジオによる手作りのインセンスホルダーは、小ぶりながらも存在感のある真鍮製。経年変化して、使うほどにアンティークのような趣に。写真のようにいくつか並べて飾るのもおすすめ。各¥7,700(Subtle Bodies/JAU)シンプルで力強い形が、空間のアクセントに。ミニマルな形が目を引くインセンスバーナー。マットに仕上げたアルミニウム素材も、モダンなムードを演出するポイント。オーストラリア・メルボルンを拠点とするデザインスタジオから。¥5,500(Lightly/JAU)情緒深い月夜の景色をミニマルに表現。京都で安土桃山時代から続くお香の老舗による、香皿と香立てのセット。月が水面に映る様子から着想を得た、静寂を感じさせるデザインが美しい。香立ての位置は自由に配置できるので、自分好みに楽しみたい。¥4,620(薫玉堂 TEL:075・371・0162)独創的な世界観で魅了するドイツ発の陶芸ブランドから。デザイナー、ベルンハルト・クーンが生み出す作品は、ポエティックでどこかファニー。水鳥の形をしたインセンスホルダーは、愛らしい表情に注目を。他にゾウやライオンも。¥5,390(クーン ケラミック/エイチ・ピー・デコ TEL:03・3460・0313)ぴたりと合わせれば、キューブ形のお香立てに。淡路島在住の現代美術作家・南野佳英が作るインセンスホルダーは、台風で倒れた椨(たぶ)の木で作られたもの。お香の主原料としても使われる椨は、深みのある色合いが特徴。CUBE5955点セット¥13,750(√595)※『anan』2023年2月8日号より。写真・多田 寛スタイリスト・池田沙織文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年02月02日アーティストコレクティブ「音楽島-Music Island-」は、2020 年7月から兵庫県淡路島で活動する音楽家集団です。現在、約 50 名の音楽家が淡路島を拠点とし、淡路島から世界に向けた文化創造活動を展開しています。ファミリーコンサート「ようこそ!音楽のテーマパーク“Youland”」は、未就学児のお子様から大人まで一緒に楽しめるショー&コンサートとなっており、「音楽島-Music Island-」プロジェクトマネージャーの益子侑が企画・構成を務めます。コンサートは「クラシックの丘」「ジャズ広場」「日本庭園」の 3 つのエリアで分かれており、それぞれの音楽ジャンルを一度に楽しむことが出来ます。家族みんなで、可愛いらしい音楽の世界を体験ください。■ファミリーコンサート「ようこそ!音楽のテーマパーク“Youland”」概要公演日:2023年2月4日(土)、5日(日)※2日間開催時間:14:00開演(13:30開場)出 演:歌のお姉さん役/田村麻里子モーツァルト・スコアラ役/近藤真行(劇団四季出身)ムーちゃん(声)・ヴァイオリン/益子侑ジーク(声)/五十嵐広大演奏/大歳久美子、喜連麻衣、松岡のどか、藤井美帆、佐藤碧美、他ダンサー/木村くるみ、黒田ゆかり企画・構成/益子侑イラスト/増田薫曲目:モーツァルトメドレー/アイ・ガット・リズム/ルパン三世のテーマ、他料 金:一般2,000円小学生以下無料予 約:【お電話】Tel 0799-70-9020(9:00~18:00 ※木曜定休日)【Webサイト】青海波 HP: 音楽島 -Music Island- | 淡路島を音楽で溢れた島へ |兵庫県 : 親子で楽しむファミリーコンサート ようこそ!音楽のテーマパーク“Youland” | 青海波 -SEIKAIHA- |劇場&レストラン|淡路島西海岸 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月02日愛知県の離島、日間賀島の「島宿きの助」(運営:有限会社きの助、代表取締役:鈴木 雄太郎)は、2023年3月より海と夕陽を眺めながらやすらげる「島のサウナ」を開業いたします。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2023年1月22日(日)より支援を募り、支援者には先行優待のサウナ利用チケットなどを配布しております。「島のサウナ」クラウドファンディングサイト 島のサウナ クラファン用画像(1)■開業背景名古屋から1時間足らずの穏やかな時間が流れるこの島で、創業50年になる島宿の庭を改装して『島のサウナ』を創ります。海を眺めながらゆっくりと進む島時間を感じて、伊勢湾に沈む夕陽とともに最高の“ととのい”体験を。コロナ禍による観光離れと人口減少により衰退していくこの島をサウナの力で活性化します。■特徴<都会の喧騒からはなれた離島で、最高のととのい体験を>島宿きの助は日間賀島の西港に位置し、目の前は海の好立地です。一年通して望める伊勢湾に沈む夕陽、海から届く波音、フェリーや漁船が行き来する情景を眺めながらゆっくりと時が流れる“島時間”を感じることができます。都会では絶対に味わうことのできないサウナ体験を提供します。<サウナ後には、海産物の宝庫である日間賀島の海鮮料理が楽しめる!>愛知県の離島、日間賀島は木曽三川が流れ込む伊勢湾、矢作川や豊川が流れ込む三河湾、この二つの海流が重なる場所に位置し、大河が運ぶ豊かなミネラル分を含む優良な漁場に囲まれていて、“海産物の宝庫”といわれています。サウナ後の心身は、自律神経を整えることにより五感が研ぎ澄まされ、身体を温めることにより血流が促進され胃腸の働きが活発になり食欲が増します。この“心身ともにととのった”状態で日間賀島の海鮮料理を最高に楽しで頂きます。<日間賀島唯一のサウナで、島を活性化する>人口減少とコロナ禍による観光離れで衰退していくこの島を、サウナがうみだす付加価値により活性化します!■リターンについて3,500円:【島のサウナ 日帰り入浴チケット】島のサウナを3時間ご利用できるチケットです。クラウドファンディング支援者様先行優待チケットになります。2023年3月~2024年3月まで1年間有効。14,000円:【島のサウナ+きの助ランチ】島のサウナを3時間ときの助の海鮮サ飯ランチがセットになったチケットです。ととのいに最適な環境でサウナした後のサ飯を存分にお楽しみください。■プロジェクト概要プロジェクト名: 【最高のチルアウトを求めて】あいちの離島、日間賀島に島のサウナを創りたい!期間 : 2023年1月22日~2023年3月5日URL : 【島のサウナ施設情報】・ご利用案内男女混浴利用の予約制サウナで、水着を着てご利用いただきます。・ご利用時間am6:00~pm23:00(※am10:00~am11:00の間清掃時間あり)・料金3,500円(事前予約3時間制)※バスタオルセットの料金になります。※レンタル水着は500円 レンタルポンチョは500円・サウナ室内収容人数定員12名様・サウナ室設定温度95℃~105℃※季節や外気温に応じてととのいへ導く最適な温度設定を目指します。・水風呂設定温度15℃~20℃※季節や外気温に応じてととのいへ導く最適な温度設定を目指します。・サウナードリンクポカリスエットやイオンウォーターなどのソフトドリンクとクラフトビールやハイボールなどのアルコール類までを揃えたドリンクコーナーを設置。・ととのいチェア内気浴と外気浴スペースに計12台を設置予定。・ととのい音響最高級な解像度で定評のあるBowers&Wilkins社の805D4を設置します。チルアウトをテーマにしたレコード、CDをラインナップし、音と共に最高なととのいタイムをお楽しみください。【資金の使い道・実施スケジュール】今回皆様に支援を募る金額は300万円です。これらは島のサウナ全体の建築費用の一部に充てさせていただきます。11月上旬:解体工事スタート1月中旬 :サウナ内装工事スタート2月中旬 :島のサウナ完成2月下旬 :プレオープン3月中旬 :島のサウナオープン※工事の進捗状況によりオープン予定日が遅れてしまう可能性がございます。その際は近況報告にてお知らせ致します。■会社概要商号 : 有限会社きの助代表者 : 代表取締役 鈴木 雄太郎所在地 : 〒470-3504 愛知県知多郡南知多町日間賀島浪太56設立 : 1986年5月3日事業内容: 旅館業資本金 : 1,000万円URL : ■本件に関するお客様からのお問い合わせ先有限会社きの助 お客様相談窓口TEL : 0569-68-2448お問い合せフォーム: kinosuketaro@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月31日毎年恒例になっている岸谷香主催イベントの4回目となる『岸谷香感謝祭2023』のゲストは荻野目洋子と藤巻亮太のふたり。合計4回にわたってお届けしている記事、今回は岸谷×荻野目対談の後編だ。 前編() では、ふたりがいかに母親であることとミュージシャンであることを両立しているか、踏み込んだ話となった。今回は楽器、曲作り、バンド、さらにイベントに向けての思いなど、音楽に関するさまざまな話題について、話が広がった。――活動休止期間を経たことで、練習に対する意識が変わってきたとのことですが、ライブに対する意識で変わってきたところはありますか?岸谷ありますね。“ライブの出来”はもちろん重視しますが、自分が満足するだけじゃなくて、みんなに楽しんでもらいたいという思いが、より強くなってきました。大事にしているものも、少し変わってきた気がします。荻野目どう変わってきたんですか?岸谷子供がいなかった頃は、“音楽が私のすべて”という意識でやっていたのね。ところが練習はそんなにしませんでした。「練習通りに本番ができるわけないじゃない?」みたいな。当時の自分を叩きたくなりますけど(笑)。今はできるかぎり練習しないと、気が済まなくなりました。子供が熱を出して、「リハに行けないけど、本番は行きます」みたいな状況になったとしても、“これまでしっかり練習してきたから大丈夫”って、練習した事実が自分を支えてくれると、ステージに立てるんですよ。以前は怠け者でしたが、勤勉になりました(笑)。岸谷香荻野目そうなんですね。私は昔から練習は好きだったんですよ。ただ、若い頃はドラマの仕事など掛け持ちがあるので、思うようにいかないことが多々ありました。20歳のころに1度だけ武道館をやらせてもらったんですが、振り付けとか、覚えることがいっぱいあるのに、練習時間が限られていて。時間が全然足りなくて、“もっともっと練習をしなきゃ”ってところで本番を迎えたんです。不安とプレッシャーとの戦いがすごすぎて、自分が辛すぎる、みたいな。今の自分からすると、「そんなに力を入れなくていいよ」って声をかけてあげたいくらいでした。岸谷以前の自分を叩きたい私とは大違いですね。荻野目今も練習は好きなので、やりたいと思ったらとことん、ご飯も作らずにやりたくなります。さすがにそれは無理だから、今日は何時までって決めて、練習部屋で練習して、時間が来たら、家に帰り、母としてやるべきことをやっています。そういう意味では、切り替えがうまくなったのかもしれません。今日はここまでしか出来なかったけど、納得はしているということですね。荻野目洋子岸谷私が練習をよくするようになったのは、時間が限られていることも大きいと思いますね。今は子供たちが大きくなって、解放されましたが、ある時期は、限られた時間だからこそ、余計に大事というか、“練習をやりたい”という気持ちが強くなってました。荻野目確かに時間が限られていると、尊いものに感じますよね。練習している時間すらもキラキラしているなって(笑)。岸谷そうそう。以前は「練習、えーっ!」って言ってたのに、今は「みんな、練習しようよ」って率先してやっているという(笑)。――しばらく音楽から離れていたから、余計にそう感じるのではないですか?岸谷あとは、やっぱり家に帰ったら、やらなきゃいけない家事があるからじゃない?シンデレラの屋根裏部屋が待ってるからこそ、それまではキラキラしていたいということですね(笑)。――音楽の練習はどのようにやっているのですか?荻野目私はその時によって、今日は歌だけ、今日はウクレレだけって決めて、練習しています。サザンオールスターズの関口和之さんに声を掛けていただいて、一緒にウクレレバンドをやらせてもらっているので、ウクレレバンドの活動の前は、ウクレレの練習をしています。岸谷ウクレレ、難しくないですか?荻野目ギターよりも簡単だと思います。ギターよりもすぐに音が出るので。岸谷そっか。私、実はハワイで調子に乗って、割といいウクレレを買ったんですよ。でもギターを先に始めちゃってると、「なんでこれでDが出るんだろう?」って、違和感満載で馴染めませんでした。結局、ウクレレを始めたばかりのスタッフに、「貸してあげるね」って言って、結果あげたみたいな(笑)。荻野目えー、あげたんですか。ギターを弾くのが上手すぎるから、そうなるんでしょうね。岸谷弦の数も違うし、並びも違うでしょ。ミラレソシミ以外には弦が並んじゃいけないと思っているから。荻野目私はそういう覚え方をしてなくて、手でなんとなく弾いてます。岸谷そのほうがいいのかも。音で考えちゃうと、馴染めない。荻野目ウクレレバンドのライブが近づいてきたら、そっちに集中して、新鮮な気持ちで、高木ブーさんやよっちゃん(野村義男)たちと一緒に演奏させてもらっています。バンド活動って、楽しいですね。岸谷楽しいよねえ。――久々に音楽活動を再開して、時代の空気の違いを感じた部分はありましたか?岸谷今って、なんでもありだな、こうじゃなきゃいけないという枠がなくなってきたんだなと感じています。80年代の頃は“バンドはこう”、“アイドルはこう”というように型にはめる風潮があったじゃない?荻野目そうですね。岸谷今はみんなが自由に発信していますよね。ただし、この世代は知ってるけど、この世代は知らないみたいに、音楽を聴く層が細分化している難しさもあると思いますけど、自由なところはいいですよね。デビューした頃、「楽器なんか持ってないで、踊りなさい」と言われましたから。荻野目つい最近まで、アイドルと呼ばれる人たちは、「こうしたほうが売れるよ」って、型にはめられる傾向がありましたよね。でも最近は、わかりやすいところでは、BTSさんもある時から自分たちで楽曲を作り始めていますし、それぞれが自分たちのやりたいことをやれるようになってきたんだなと感じています。娘がその世代なので、全部教えてもらっています。「苦しいときは苦しさを歌詞に込めているんだよ」って娘が熱く語ってくれて(笑)。楽曲にその時の心情が反映されているから、お客さんも応援したくなるんだろうな、私も自分から発信しないといけないなあと思いました。香さんのように自分で曲を作ってやってこられている方とは違って、私は“作られる側”というところが最初にあって、その中でもがいてきたので、これからはもっと自分から発信しないといけないなって痛感しています。上手い下手じゃなく、発信したいことを形にしていくことが大事だなって。――荻野目さんの作ったNHKみんなの歌の「虫のつぶやき」、いい曲ですよね。岸谷虫の歌、作ったんですか?荻野目作ったんですよ。子供のころから虫が好きで。珍しいと言われるんですけど、虫の気持ちになると、言いたいことが出てくるんです。たとえば、蛾の気持ちになったら、“なんで蝶に似ているのに、蝶と違って嫌われるんだろう”みたいなことが出てくるので、そういうことを歌にしました。岸谷確かに蝶だと、急にかわいいイメージになるもんね。荻野目そういうことを人間界に置き換えてみると、共通項があるなって。あの曲を自分で作ったときに、言いたいことを言えた気がして、充実感がありました。多分、香さんはそういう充実感をいっぱい経験されていると思いますけど。岸谷歌詞はすごく時間がかかるし、言葉は果てしなくあるので、私にとっては、作詞を書くほうが大変ですね。作曲はドレミファソラシドの中で作るから、ひらめきとアイデアでの勝負みたいなところはあるんだけど、歌詞はどうにでも変えられるし、何でもいいから、逆にとても難しいです。だから、歌詞ができた時の充実感はよくわかります。“やっと生まれた~!”みたいな。あの感覚があるからこそ、次に向かえるんですよ。私の場合は、だいたい曲が先なんだけど、白紙の歌詞カードを見ると、先が遠すぎて、やる気が起きません(笑)。なんとか書かずにすませられないかって毎回考えるんですが、書かなければ終わらないので、頑張って書いています。荻野目同時に作ることはないんですか?岸谷ほとんどないかな。私はメロディや和声のジャンルのミュージシャンなので、本当は歌詞を書きたくないのね。PRINCESS PRINCESSの時は、作詞にこだわりのあるメンバーがいたので、「そっちは任す。私はこっち」という感じで分担作業をしてました。「たまには香が書きなよ」と言われて、「えーっ」って言いながら書くこともありましたけど。きちんとした内容の歌詞は、他のメンバーが書いてくれるから、私は「彼氏がほしい」とか、どうでもいい歌詞を書いたほうが、それぞれの違いが出て、おもしろいかなって、気楽に書いていました。でもひとりになったら、きちんとした歌詞も書かなきゃいけなくなったんですね。「ラララでいい」と言われたら、「ラララ」で出したいくらい。だから苦痛ですけれど、できた時の喜びが大きいので、頑張れるという。白紙の歌詞カードを見ると、気が遠くなるけれど、早くあの喜びにたどり着きたいと思って頑張っています(笑)。荻野目同時はないんですね。私は「虫のつぶやき」を書いた時は詞と曲が同時だったんですよ。できあがった時は、本当に言いたいことを言えたので、うれしかった。岸谷それは先に言いたいことを書いて、そこにメロディを付けるということではなくて?荻野目じゃなくて、ウクレレを弾きながら同時に作りました。――岸谷さんが荻野目さんを『感謝祭』に誘った経緯を教えていただけますか?岸谷『感謝祭』、コラボが楽しいからで始めたところがあります。バンドも楽しいんだけど、バンドだけだと、一緒にやる人が限られてしまうので、いろいろな人とコラボをしたくなるんですね。他の人のイベントに呼ばれるうちに、私もやってみたいと思うようになりました。自分が知らない世界を見たいという思いもあるので、自分の友達、好きな人、憧れた人などて、頭の中で思い浮かべて、この人と一緒にやったら、何か楽しいことができるんじゃないかなって感じた人をお誘いしています。2022年は根本要さんと和田唱くんという男性ミュージシャンをゲストとしてお招きしたから、2023年は女子がいいなあ、パフォーマンスとしても華やかなものにしたいなあと考えていたので、洋子ちゃんがぴったりだな、適任者だなって(笑)。荻野目ありがとうございます!岸谷洋子ちゃんとは前から接点はありましたけれど、最近になって赤い糸がより太くなってつながってきたので、いい機会だなと思い、お誘いしました。洋子ちゃんの曲は、ダンスビートのものもあるので、ダンスビートをやるのも楽しいですしね。それでスタッフを通じてお願いしたら、洋子ちゃんからすぐに、「声をかけていただいてありがとうございます」というメールをいただいて、「いえ、こちらこそ。楽しいことをやりましょう」って。荻野目以前からちょこちょこつながりそうで、でも仕事ではそこまでしっかりとつながれていなかったので、とてもうれしかったです。香さんとどういう曲をやったらいいかなって、ずっと考えていたんですよ。岸谷今朝もメールをいただいて、「今日は何を着ますか?」という流れから、「リンダ・ロンシュタットのカバーをしたら楽しいかなあと考えています」といったことも書かれていて。私からも、「ダンシング・ヒーロー」という曲から、バナナラマの「ヴィーナス」に通じるものを感じていたので、「『ダンシング・ヒーロー』と『ヴィーナス』をアレンジしてくっつけたら楽しいんじゃないかなって思うんですけど、どうですか?」って電話をしたんですね。そうしたら、「『ヴィーナス』、昔アルバムでカバーしてました」って。会話をしている段階からすでに楽しいですね。――第1回目の『感謝祭』では、岸谷さんが森高千里さんと一緒に「十七才」を歌って踊ったのは素晴らしいサプライズでした。会場内もとても盛り上がりました。荻野目それは楽しそうですね。岸谷いろいろな楽しみ方があると思うんですけど、観に来ている人たちも80年代を知っている人たちが多かったんです。ある程度、年を重ねてきている人たちが、少年少女の顔になって、うれしそうな表情を浮かべているのを見ると、やっぱり音楽って素晴らしいなあって思うんですよ(笑)。洋子ちゃんもヒット曲を持ってますし、やりたいこともたくさんありますね。『感謝祭』に来る方々が知ってる曲がいいだろうな、みんなが楽しめるのがいいだろうなということは考えています。うちのバンドは30代の女の子3人なので、女の園という感じになると思いますよ。――荻野目さんは女性バンドの中で歌った経験は?荻野目SHOW-YAさんと共演させていただいたことがあります。岸谷SHOW-YAは友達だから言うけど、今やっているUnlock the girlsは、SHOW-YAと真逆という感じですね。SHOW-YAはみんな、私よりもお姉さんだし、タイプがちょっと違いますよね。ああいう大人の感じはなくて、かわいい感じなんだけど、女の子のグルーヴがすごいんですよ。荻野目バンドはどういう風に結成したんですか?岸谷50歳になったときに、「よし!」って気合いを入れて新たにスタートを切れる最後のタイミングかもしれないなと思ったんですね。これはネガティブな意味ではないんですけど、長い年月をかけて熟成させていくものに挑戦するのは、気力的にも体力的にも50歳が最後かもしれないと考えたときに、やりたいなと思ったのが女の子バンドだったんですよ。荻野目そうなんですね!岸谷PRINCESS PRINCESSを解散した時には、“一生、女の子バンドはやらない”って思ったんですが、またやりたくなりました。まわりから反対されるかと思ったら、「いいじゃないですか」ってことになり、信用できる音響や楽器のスタッフから「香さんに紹介したいと思っていた子たちがいるんです」と言われて会ってみたら、この子たちとだったら楽しいことがやれそうだなと感じて、今に至っています。荻野目私は今、バンド編成でステージに立つ時は、ドラムはGRACE(ex.麝香猫)にお願いしています。ベースが御供(信弘)さんなんですよ。香さんの話をしたら、「えー!」って驚いてました。岸谷御供さんとは『Mt.FUJIMAKI』でもご一緒しましたね。GRACEは元気ですか?荻野目元気ですよ。実は20代でツアーを回った時に組んだバンドのドラムがGRACEだったんです。岸谷あっ、そうなんだ。やっぱり縁のある人って、どこかでつながりがあるんですね。大先輩のSHOW-YAもそうですが、GRACEがいた麝香猫、ノーマ・ジーン、Reg-Winkなど、女の子バンドのメンバーと、当時、家で飲んだりしていました。いろいろつながりがあって、おもしろいですね。荻野目私もバンドが大好きなので、『感謝祭』、とても楽しみにしています。岸谷ギターも弾くとのことですから、せっかくだからギターも持ってきてください。女の子全員でやるのも楽しそうなので。荻野目ギターは技術的には全然なのですが、簡単なものだったら弾かせていただきます。岸谷せっかくだから、「ここじゃなきゃ、こんなことはしないよ」みたいなことがあると、おもしろいですよね。ここじゃなきゃできないことをやれたらと思っています。荻野目踊りますか?岸谷死ぬほど恥ずかしかったけれど、「17才」も全力で踊ったんですよ。今回も何か、洋子ちゃんと一緒にやれたらいいな。荻野目じゃあ、ぜひ(笑)。岸谷「ダンシング・ヒーロー」のYouTubeを見たんですが、これは難しいなあ、「17才」のフリとはちょっと違うなあって、ひるんでますけど(笑)。でも、女の子たちだから、ステップだけでも一緒に踏んだら、楽しいと思うし、女の子らしい衣装を着たいですね。そういうことが好きなんでしょうね。荻野目香さんは、きっと私よりもそういうことが好きなんじゃないですか。岸谷そうだと思う。だからバンドの子たちにも、「足をこうやって、ステップを踏むんだよ」って言ったら、「弾きながら、やるのは無理です」「ダメダメ、練習してやるの」って(笑)。だんだん馴染んできてます。彼女たちも自分たちがやったことのないことを楽しんでくれているし、ダンスビートをやるとなったら、最高に盛り上がると思います。荻野目藤巻さんも参加されるんですよね。藤巻さんはどんな感じで?岸谷藤巻くんは対極の感じになると思います。こっちは“華やか”で、藤巻くんと一緒にやるのは“ストイック”な感じ。私がピアノを弾いて、藤巻くんがアコギを弾いて、ふたりだけでやるのも楽しいかなって考えてます。女の子だけでやるところでは、女の子の持っている魅力を最大限に発揮して、華やかにパフォーマンスをやるのが好きなんですよ。千里ちゃんのときも「絶対にミニスカートをはこう!」って言ってたのね。だって男の子にはできないんだよ(笑)。荻野目確かに。岸谷「千里ちゃんの衣装、借りていいですか?」ってお願いして借りて、ふたりでおそろいの衣装を着て、踊ったんですよ(笑)。一生のなかで恥ずかしい瞬間のランキングの上位何個かの中に確実に入るんですが、恥ずかしがっているよりも、楽しもうと思ったし、実際にとても楽しかったんですよ。女性としてパフォーマンスをやるのは、なんて楽しいんだろうと思いました。荻野目私も華やかな衣装も好きなんですけど、同じミニスカートでもティナ・ターナーみたいな感じ、ちょっとロックな感じが好きなんですよ。岸谷わかるわかる。洋子ちゃん、タイトなミニで、スパンコールのスカートとか、はいていましたよね。荻野目今、話をしていて、『感謝祭』で何を着ようかなって、いろいろイメージが広がりました(笑)。色でカラフルさを出そうかなとか(笑)。岸谷ゲストの方がステージに上がるだけで、色がパッと変わるんです。これは、自分がゲストをお招きする立場になって、初めて気づいたことなんですが、そこも楽しいところですね。みんな、存分にやって、という感じです。アレンジに関しては、Unlock the girls風に変えさせてもらいたいなと考えています。もし、いやだと思うところがあったら、はっきり言ってね。荻野目まったく大丈夫です。私もバンドでアレンジしてやるのは好きだし、そういうことも含めて、楽しみにしています。せっかくだから香さんと一緒に、普段はやれないコラボレーションをするのが楽しみです。――観にくる人に向けて、メッセージをいただけますか?岸谷こうやって話をすると、私と洋子ちゃんって、共通することもあるし、つながっているところもたくさんあることがわかるんですよ。でもふたりの名前をパッと言われた時には、“どこにつながりがあるの?”って思われる方もたくさんいらっしゃると思います。だからこそ、何をするんだろうというワクワク感が高いだろうし、おもしろいコラボをできる気がします。荻野目香さんが毎年やられているイベントに出させていただけることは光栄ですし、藤巻さんも同じ日に出られるということで、そちらも観たくなりますし、とても楽しみにしています。せっかくだから、意外性があったほうが楽しいだろうし、来て下さったお客さまに「おもしろかった」って思ってもらえるような選曲をしたいですね。ファンの方からのコメントで、「香さんが書いた『ラストダンスは私に』はやるんですか?」と書いてくれている人もいるんです。やるかやらないかはわかりませんが、香さんと一緒にやるからこそ、みたいなところも出せたらとも思います。岸谷5人のバンドだったら、どうやるか、みたいなことでアレンジを変えてやるのもおもしろいかもしれないですね。で、洋子ちゃんにもギターを弾いてもらって。荻野目いいですね!その時はコードと譜面をよろしくお願いします。早めにいただけたら、練習します!岸谷洋子ちゃんのファンの方々にも、「おもしろかった。かわいかった。楽しかった」って感じていただけるように全力でやります。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>『岸谷香 感謝祭2023』2023年2月23日(木・祝) OPEN 16:45 / START 17:30会場:EX THEATER ROPPONGI出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:荻野目洋子 / 藤巻亮太チケット料金:全席指定9,000円(ドリンク代別、税込)発売中:関連リンク岸谷香 公式サイト:荻野目洋子 Twitter:
2023年01月26日毎年恒例になっている岸谷香主催イベントの4回目となる『岸谷香感謝祭2023』のゲストは荻野目洋子と藤巻亮太のふたり。イベント開催に先駆けて、岸谷×藤巻、岸谷×荻野目という2組の対談を前編後編に分けて、合計4回にわたってお届けしている。今回は岸谷×荻野目対談の前編。岸谷香と荻野目洋子には、80年代にデビューしたこと、2000年代に結婚、育児によって活動を中断した時期があることなど、さまざまな共通点がある。共演することで、華やかなキラキラしたステージのイメージも浮かんでくる。今回はふたりの出会いから、いかにしてブランクを経て音楽活動を再開したのか、母親であることとミュージシャンであることをどう両立しているかなどにも話題が及んだ。――荻野目さんのデビューは1984年で、岸谷さんのPRINCESS PRINCESSでのデビューは1986年です。しかし、岸谷さんは赤坂小町としては1984年デビューとなるため、同期という言い方もできます。岸谷同期と言っても、私たちはアイドルの端くれというか、イベントに出演する場合でも、人数合わせみたいな感じがあったので、洋子ちゃんとは全然状況が違いました。洋子ちゃんはすごかったもの。岸谷香荻野目いえいえ、全然、そんなことはないですよ。――そもそも初めての出会いは?岸谷同じテレビ番組に出演していたことはあったので、挨拶くらいはしたかもしれませんが、あれは出会いとは言わないと思うんですよ。となると、当時の洋子ちゃんのプロデューサーから、「荻野目さんの曲を書いて下さい」と依頼があって、楽曲提供させていただいたのが最初の接点ということになりますね。――その曲が「ラストダンスは私に」です。1992年11月21日リリースの荻野目さんの15枚目のアルバム『NUDIST』収録曲で、躍動感あふれるポップなナンバーです。荻野目あの時は直接、お会いしてないのですが、素敵な曲を提供してもらい、ありがとうございました。その時点で話したことはなかったけど、先にLINDBERGの渡瀬マキちゃんとは同い年ということもあって、仲良くさせてもらってて……。岸谷マキちゃんと一緒ということは、学年で私の2個下ですね。荻野目はい、マキちゃんから香さんの話はよく聞いていたので、お会いする前から、知ってます、みたいな感じでした(笑)。岸谷だからなのかもしれないですね。初めて会ったときも初めてという気がしませんでした。荻野目同じです!香さんとは最初から自然に話せる感じがしていました。荻野目洋子――おふたりが最初に話をされたのはいつ頃ですか?荻野目多分初めて話をしたのは、PRINCESS PRINCESSが震災の復興支援で再結成されて、音楽番組に出演された時なので、2012年くらいだったと思います。岸谷そのちょっと前、私が準備体操のライブをやっている時にも赤坂BLITZに観に来てくれたんですよね。その時は会えませんでしたけど。荻野目そうですね。その後、テレビの歌番組でお会いしたときも本当に自然な感じで、「あ、こんにちは」みたいな。岸谷確かに「ああ、どうも」という感じでした。荻野目プライベートではテニスの接点もありましたしね。岸谷そうなんですよ。洋子ちゃんから、「お子さん、○○テニススクールに行ってないですか?」って。「なんで知っているの?」と聞いたら、洋子ちゃんのご主人が関係しているスクールだったんですよ。そのご縁で、テニスの試合を観させていただいたり、スーパーでばったり会ったり(笑)。荻野目気がついたら、結構会ってますね(笑)。――おふたりは、もともとご縁があるんですね。荻野目香さんのアメブロも読んでました!私もアメブロをやっていた時期があって。子育てをするようになってからは、活動を休止していたので、せめて応援してくださっている方々とブログでつながれたらいいかなって。岸谷私もまわりのスタッフから、「せめてアメブロをやって、世間とつながっていたほうがいいよ。唯一、応援してくれる人とのダイレクトにつながるものなんだから」と勧められたことがきっかけで、アメブロを始めました。荻野目先輩の主婦の方のブログを読み始めて、とても参考になるなーと思っていて。香さんのブログを読んだら、読者数がすごくて、香さんの人柄が文章に表れていて、おもしろいし、楽しいし、お弁当のことやお子さんの話など、参考になりました。お子さんもほぼ同世代だけど、香さんのお子さんのほうがちょっとだけ年上で。だから先に受験の話をされてて、とても勉強になるなあと思って、ずっと読ませていただいてました。岸谷そうですか。あのブログはめんどうくさくなって、書かなくなったわけじゃないんですよ。上の子が男の子なんだけど、思春期になって、「ブログに書くな」って言い出したの(笑)。荻野目あーなるほど(笑)。岸谷ママ友たちが見るでしょ、そして自分の子供に言うでしょ。そうすると、子供同士で「お前のこと、書いてあったぞ」って言われるみたいで、だんだん嫌になってきたんだと思います。以前、母の日に息子からカードをもらったんですが、最後に「これをブログに載せるな」って書いてあったんですよ。この文章を載せたいんだけどなって(笑)。でもプライバシーの問題もあるので、中学にあがるころから、子供たちのことは書かなくなって。そうしたら、とたんにネタがなくなっちゃって。子育てブログとしては終わってしまったんです。荻野目男の子はそうなのかもしれないですね。うちは娘が3人なので、子供からのクレームはあまりなかったんですけど、ツールが増えてきて、Twitterとインスタもあるし、レコード会社から「インスタをやってもらったほうがありがたいです」という話もあって、私が不器用で同時にできないということもあり、文字数の多いブログをやめてしまいました(現在も閲覧は可能)。岸谷なるほど。同じような状況ですね。今やっているUnlock the girlsというバンドのメンバーは30代前半なんですが、その子たちに「香さん、今の時代はインスタですよ」って言われました。バンドでアカウントを作ってくれたので、だんだんインスタが多くなってきました(笑)。――それぞれインスタ配信やYouTube配信もやられていますね。荻野目私はコロナ禍になってから、インスタ配信を毎月1回やっています。岸谷私はコロナ禍の影響がとくに大きかった時期は、週1でYouTubeで配信していました。今はほぼやっていませんが、その時は1年くらい毎週やっていました。荻野目毎週って!すごい!1カ月に1回でも、「あ、もう来ちゃった」って思うのに……。岸谷やり疲れたところはありました。いい音でいい演奏でお届けしたいと思えば思うほど、やるべきことも増えてきて。自分のスタジオがあって、リハーサルができるようになっているんですが、PA卓を通して、ピアノにもマイクを立てて取ると、音がきれいすぎるというか。ライブとほとんど一緒だから、上手くいかなかったところが気になってしまうんですよ。「もう1回、やっていい?」みたいな感覚になってしまって、これは違うんじゃないかなって。最終的には、私もiPhoneで撮るようなったんですが、「音が割れている」とか、いろいろと言われることもあり、1年くらいで力つきました(笑)。荻野目私は香さんのように、今はまだライブで全国を回れていなくて、今後はライブハウスをもっと多く回れるようになりたいと思っているんですね。そのためにも、ウクレレを弾きながらカバーや童謡など思いつくままに配信で歌っています。ウクレレって、気楽にできるのが良さなので、ユルイ感じでやっています。毎月新たにウクレレで弾ける曲も限られているので、しっかりやるには練習する必要があるんですが、それでヘロヘロになったら、本末転倒じゃないですか。岸谷そうですね。荻野目なので、最近はポッドキャスト気分で、みなさんからテーマや質問を集めて、お答えしながらゆるいスタンスでやっています岸谷私たちって、“力尽きやすい世代”だから、ペース配分を考えることが大切ですよね。――おふたりとも音楽と真摯に向き合っているからこそ、頑張りすぎて、力尽きそうになるんだろうなと感じます。それぞれ、子育て中は音楽活動を中断されていましたが、その間、音楽との距離はどのような感じだったのですか?荻野目香さんはどれくらい休んでたんですか?岸谷私は10年くらいかな。荻野目えっ、そんなに!?岸谷子供が生まれたのが2001年で、2011年の震災のあとのPRINCESS PRINCESSの再結成まで、ほとんど公の活動はしていませんでした。夫が毎年12月1日に行われる『Act Against AIDS』というチャリティイベントに関わっていたので、5年すぎたあたりから、そのイベントだけはやることにしていました。直前まで子供の世話をし、ステージに上がって、「Diamonds<ダイアモンド>」1曲だけ歌って、すぐに子供の世話に戻るみたいな。ステージに立った直後は「音楽って、やっぱりいいよね。またやろうかな」って言ってるんだけど、次の日になると、育児の日々で、それどころではなくなるという。毎年12月1日以外は、屋根裏部屋に戻ったシンデレラみたいでした(笑)。子供たちが小学校にあがった頃に、それまでは自分の体の中にあった“ドレミファソラシドみたいなもの”がなくなってきたと感じたことがあったんですよ。常にあるもの、絶対に薄れないものだと思っていたのに、薄れてきたかなって。荻野目それはショックですよね。岸谷さびしくなっちゃって、「リハビリに付き合ってくれない?」って友達のミュージシャンにお願いしました。みんなにスタジオに集まってもらって、音を出すようになって、その流れの中で「リハビリのライブをやりませんか」という話が出てきたんですよ。それで、「もし直前に、子供が熱を出したりインフルになったりしたら、私、ライブに行けないからね。みんなに土下座して謝ってくれる覚悟があるなら、スケジュール切っていいよ」ってマネージャーに言ったら、「わかりました。そうなったら私が謝りますから」って。荻野目そう言えるのも、すごい!岸谷それで最初の年に1日だけやりました。翌年は東京と大阪もやろうということになり、その次の年は5本くらいやろうということになり、その後、震災が起こって、PRINCESS PRINCESSの再結成という流れになったんですよ。で、再結成して活動したら、“音楽をもっとやりたい!”と思うようになり、今に至っています。荻野目『Act Against AIDS』のとき、1年に1回だけ歌うことになって、「Diamonds<ダイアモンド>」をすぐに歌えたんですか?私だったら、「ダンシング・ヒーロー」は歌えないですよ。岸谷えっ、どういう理由で?荻野目テンションが上がらないから(笑)。岸谷そういうことね。私はそういう意味では、得な性格なのかもしれません。イントロを聴いた瞬間に、スイッチが入っちゃって、なんだったら「ギター貸してよ」って、昨日までやっていたような顔になるタイプなの(笑)。荻野目それはすごい!向いていますね。岸谷でも次の日になると、「また来年」という感じで、日常に戻ってしまうんですけどね。でもステージに立ったら歌えていました。洋子ちゃんはどういうふうに復活したの?荻野目私は4年間くらい完全になにもやってなかったんですね。子育て中は自分の歌も一切聴かないですし。岸谷私もそうだった。荻野目音楽に関しては、ポップスも流さず、子守唄系・教育テレビ系の音楽だけの生活でした。さびしいという感覚もとくになくて、子育て生活にどっぷり漬かっていたんですね。デビュー25周年になる時に、ありがたいことに、ビクターさんから「レコーディングしませんか」というお話をいただいて、「えっ、やっていいんですか?」という感じで始めました。でも、いきなりアップテンポの曲は歌えない気分で。ボサノバタッチの歌だったら、家でも聴いていたので、その流れで作らせてもらいました。岸谷そうなんだ。荻野目でもそうはいっても荻野目洋子とボサノバって、イメージ的には結びつかなかったと思うし、セールス的にも伸びなかったんですが(笑)、自分の中ではいきなりアッパーな曲に行けませんでした。で、その後くらいから、たまにテレビのオファーをいただくようになっていったんです。アイドルと呼ばれていた方たちが、子育てをしながら仕事を両立させていく時代へと、世の中が変わってきていたから、そういうスタンスでの活動が受け入れられるようになったのかもしれません。それで、単発の歌番組で80年代の歌を歌わせていただいたりしていました。30周年を迎える少し前、28周年くらいの頃に、“当時の曲を歌うからにはもっとトレーニングをしないと、無理だな”と思って、デビュー前に通っていた腹式呼吸の先生のところに本格的に通うことにしました。岸谷ボイストレーニングってことですか?荻野目いえ、歌は一切やらないんですよ。体育会系の先生で、もうおじいちゃん先生なんですが、ひたすら走らされて、呼吸だけ教えてくれるんです。岸谷えっ?走るの?荻野目そう。体育館が教室で。晴れの日は体育館の周りを走って、雨の日は体育館の中を走って、とにかくひたすら走って、ハアハア息が上がっている時に、跳び箱の一番上の部分みたいなものをお腹に乗せて、先生が押すんですよ。「息をお腹から出すんだよ」って言われて、頭で考えても、できないじゃないですか。でもそこでお腹をグッと押されるから、ワーッって声が出ちゃう(笑)。呼吸の仕方を体で覚えさせる教え方。岸谷へえ~。荻野目その先生のところに行くと、かなりキツいトレーニングだけど本当に声が出るようになるんですよ。久しぶりに先生のところに行ったときは、「完全に主婦の体になっている」って言われましたけど。岸谷だって、主婦なんだから、しょうがないよね(笑)。荻野目そうですよね(笑)。でもそこから、2年くらいかけて毎週通って、ひたすら走って、鍛えられて、ようやく歌える身体に戻って、デビュー30周年を迎えた2014年には、2時間のワンマンライブができるようになりました。2017年頃に、「ダンシング・ヒーロー」で再ブレイクした時には歌える状態になっていたので、すんなり対応できたのだと思います。岸谷それは良かったですね。私も同じで、リハビリライブをやって、年1回でも歌うことを続けていたので、震災後の再結成の時も、自然に入っていけたんだと思います。“おかあさんモード”のままだと、“歌うモード”に急に切り替えるのは難しいですよね。洋子ちゃんの「『Diamonds<ダイアモンド>』を歌えたんですか?」という質問も、1曲だから歌えたんであって、ワンマンのステージ2時間はできなかったと思います。1曲と2時間のライブは全然違うから。荻野目全然違いますね。岸谷あと、私は“おかあさんモード”になっている時は曲が書けませんでした。集中力がないというか、“曲を書こうかな”と一瞬思っても、子供たちギャーッって言ってると、今はそれどころじゃないなって。なかなかそういうモードにはなりませんでした。人間って、モードで生きている生き物なんだなって痛感した。荻野目わかります。部屋を変えたり、家から出たりしないと、なかなか切り替えられないですよね。岸谷“家を出たら奥居香になる”みたいなことをすると、つらくなると思ったので、名前も普段通りにしているし、日常の中で歯を磨くように自然体で音楽をしたいと思っていて、特別なことをしないようにしていたのね。でもさすがに子育てが大変だった時期に、ライブが連続してあったときは、都内でもホテルに泊まっていました。ライブが終わって、家に帰って、「お帰り~!」って言われると、モードが変わってしまうから。荻野目うん、うん、わかります、その気持ち(笑)。岸谷本当に不思議なもので、子供の顔を見ただけで、一瞬でガラガラッって、“おかあさんモード”に切り替わっちゃう(笑)。荻野目私はむしろ独身時代は意識的に切り替えていたんですよ。普段の自分はおっとりしていて、でも楽曲はダンスビートを求められることが多くて、テンションを上げる必要があったので、朝起きたら、走りに行ってテンションを上げて、なんとかスイッチを入れていました。それなりに準備が必要だったんです。でも結婚してからは、またちょっと変わって。子供が生まれてからは、自分がたくましくならなきゃいけないという意識が強くなっていたんですね。でもある時、主人に、「そんなに構えなくてもいいじゃない?自然体でやった方がいいよ」って言われたんです。自分ではピリピリしているつもりはなかったんだけど、ライブ前はやっぱり構えたところがあったんだなって。岸谷ピリピリするのは、わかりますよ。荻野目「ピリピリするんだったら、やめたほうがいいよ」と言われたことがあって、それは自分にとってはショッキングでした。でも香さんがおっしゃったように、ミュージシャンとして自然体でやることが理想だなって。主人がそう仕向けてくれて。岸谷うちでも、再結成の時には、家族にお伺いを立てました。「おかあさんは昔、PRINCESS PRINCESSというバンドをやっていたことがあってね」って、子供にゼロから話したんですよ。「あなたたちが自分のことを自分でやってくれないと、いろいろ大変なんだよね。やってもいいかな?」って。その時に夫に、「自分が困らなきゃいいけど、子供のこともある、仕事もある、ライブもある。テンパらずにできるの?」って言われました。母親とミュージシャンを両立するのは簡単ではないですよね。荻野目ほんっとに、そうです。――お互いにそういう状況があっても、音楽活動のペースを確立されてきたんですよね。荻野目私はようやくこの何年間かで、自然体で音楽ができるようになってきたので、続けられるようになったんだと思います。岸谷私も同じですね。以前はライブもレコーディングも120%の力を出さないと、やり切った感がなくて、とくにライブは“すごく良くないとダメ”という気持ちでやっていたんですね。でも今は肩の力が抜けてきたところがあって、完璧なんてもともとあり得ないのだから、その日できることのベストをできたら御の字だなって思えるようになってきました。荻野目まったく一緒です。その日できるベストを尽くすしかないですよね。岸谷一番いけないのとは、焦っちゃって、できることまでできなくなってしまうこと。そういう意味では、やっと音楽を楽しめるようになってきたのかなと思います。前も楽しかったのですが、さらに楽しくなっています。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子(後編に続く)<公演情報>『岸谷香 感謝祭2023』2023年2月23日(木・祝) OPEN 16:45 / START 17:30会場:EX THEATER ROPPONGI出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:荻野目洋子 / 藤巻亮太チケット料金:全席指定9,000円(ドリンク代別、税込)発売中:関連リンク岸谷香 公式サイト:荻野目洋子 Twitter:
2023年01月25日沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)において、2023年3月4日(土)から「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島 世界自然遺産展」(主催:一般財団法人沖縄美ら島財団、世界自然遺産推進共同企業体)を開催します。2021年に登録が決まった「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界遺産」。この豊かな自然を守り、未来に伝えることが、この地域に住む私たちの使命です。世界自然遺産とは何か、なぜ選ばれたのかー写真や剥製資料、パネルなどでわかりやすく解説します。また、世界自然遺産を守る活動として「世界自然遺産沖縄基金」の創設や「国立自然史博物館設立に向けた取り組み」を紹介するほか、企業による自然保護活動や観光資源としての活用など、持続可能な自然との共存を見据えた取り組みを紹介します。《展示内容》■世界自然遺産とは何か■奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の自然■世界自然遺産沖縄基金■国立自然史博物館設立に向けた取り組み■県内企業(世界自然遺産推進共同企業体)のさまざまな取り組みヤンバル固有種のコバノミヤマノボタン 撮影:一般財団法人沖縄美ら島財団 総合研究センターアマミノクロウサギ 撮影:篠原 太郎《開催概要》展覧会名:奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島 世界自然遺産展会期 :2023年3月4日(土)~3月19日(日)会場 :沖縄県立博物館・美術館 県民ギャラリー1.2.3主催 :一般財団法人沖縄美ら島財団、世界自然遺産推進共同企業体観覧料 :無料開館時間:9:00~18:00(金・土は20:00)※最終入場は閉館30分前まで。休館日 :毎週月曜日 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月24日東京バレエ団のトップダンサー上野水香の、芸術選奨受賞記念公演であり、バレエ団規定により団員の立場を離れるシーズン最後の舞台ともなる「上野水香オン・ステージ」。ひとつの節目となる公演で、上野はベジャール振付の『ボレロ』、古典バレエの代名詞『白鳥の湖』、自身初挑戦となるヌレエフ版『シンデレラ』(Aプロのみ)、そしてプティ振付の『シャブリエ・ダンス』『チーク・トゥ・チーク』(Bプロのみ)を踊る。この5演目を選んだ理由を尋ねるうちに飛び出した、天性のバレリーナの謙虚すぎる発言の数々。「踊るために生まれてきたと思うことがある」一方で「自信なんてどこにもない」と語る彼女が、この公演で届けたいもの、そして思い描く今後の展望とは――?「私が力を出せるのは、本当にお客様のおかげなんです」『ボレロ』(2021年)よりPhoto:Shoko Matsuhashi――今回踊られる5演目は、ご自身のセレクトですか?はい。プティ作品は前のバレエ団にいた頃に初めて踊った私の“原点”で、『ボレロ』は東京バレエ団での私のキャリアのなかで最も大事な演目。『白鳥』は両方のバレエ団とほかの場所とで、一番多く踊ってきた古典作品です。そうした外せない演目とともに、こういう公演をやるからには新しい演目も絶対入れたいと思ったなかで、頭に浮かんだのがビデオを何度も観たヌレエフ版『シンデレラ』。私はシルヴィ・ギエムさんの大ファンなのですが、なかでも『シンデレラ』を踊るギエムさんは容姿や技術から感性、エレガンスに至るまですべてが完璧で、22歳にしてバレリーナとして極まっているんです。彼女のシンデレラを超える人はいないと思いますし、もちろん私も超えられないのですが、やりたいものはやりたいんだ!という感じです(笑)。――ではまず、“原点”とおっしゃるプティ作品について。その特徴や魅力を、バレエに馴染みのない方に伝えるとしたら?振付から漂うお洒落さが、私はなんとも言えず好きですね。素晴らしい作品はたくさんありますが、フランスらしいお洒落なニュアンスはやはり、プティ作品にしかないものだと思います。プティ作品に出てくる女性の多くは“大人”なので、若い頃はなかなか出せなかったそういう魅力も、年齢と経験を重ねた今なら少しは出せるのかなと。顔が丸いせいか(笑)、45歳になった今も少女っぽさが残っているのが私の個性なので、大人っぽいダンサーとは言えないんですけどね。――近年の水香さんは、少女らしさと色気を兼ね備えている印象があります。昨年『ボレロ』を拝見したときも、失礼な言い方ですが「いつの間にこんな色気を?」と。色気ありますか?そんなふうに言われたら図に乗っちゃいます(笑)。『ボレロ』は東京バレエ団に入ってから一番多く踊っている作品だと思いますが、自信が持てるようになったのはここ数年のこと。今回の公演が決まって、(芸術監督の斎藤)友佳理さんから何が踊りたいか聞かれたとき、最初に出したのが『ボレロ』だったのですが、数年前の私だったら出していなかったと思うんです。友佳理さんからも、「あら水香ちゃん、あんまりやりたくないんじゃなかったの?」って(笑)。踊る度に違うものになって、踊れば踊るほどその人だけのものが出てくるのが『ボレロ』。本当に、どれだけすごい作品なの!?と思わされますね。そしてもちろん、私がここまで来られたのは友佳理さんが私に色々な役を与えてくださり、導いてくださったからだと思っています。――実は『白鳥の湖』も、昨年全幕で観たときに「いつの間にこんな演技派に?」と思った作品だったりします。重ね重ね失礼な言い方ですみません……。『白鳥の湖』第2幕(2021年公演)よりPhoto:Hidemi Seto『白鳥の湖』第2幕(2022年公演)よりPhoto:Kiyonori Hasegawaいえいえ、嬉しいです(笑)。確かに全幕物のグランドバレエを踊る際、最近は以前より、皆さんと一緒にストーリーを紡ぐことが楽しくなっていますね。よく言われるように、そうやって表現が深まるにつれて技術が下がっていくのがダンサーの常ですが、今のところ身体もついてきている。もしかしたら、今が一番いい時期なのかもしれません。普通だったら下がってきていてもおかしくない年齢ですが、私の場合、技術が身につくのが遅かったから落ちるのも遅いのかなって(笑)。22歳にしてバレリーナとして極まっていたギエムさんとは、本当に雲泥の差!――身につくのが遅くもなければ、落ちないのもそれだけ資質に恵まれて努力もなさっているからだと思うのですが、いつもそうして謙遜・自虐をされますね(笑)。謙遜でも自虐でもなく、私には事実、大した力がないんです(笑)。踊っているときが一番自然な自分でいられますし、嫌なことがあってもバレエをしていると忘れられるので、そういう意味で、私は踊るために生まれてきたんじゃないかと思うことはあります。でも自信なんてどこにもなくて、メンタル面でもフィジカル面でももっとグッ!とした強さが欲しいといつも思ってる。私が自分の持っている以上の力を出せるとしたら、それはお客様のおかげなんです。客席にいらっしゃる皆さんの熱量が、どれだけ私のパワーになっていることか!いつも本当に感謝しています。「“水香の部屋”みたいな番組をやってみたいです(笑)」――ヌレエフ版『シンデレラ』の、作品としての魅力についてはどう感じていますか?ヌレエフの振付って古典とはまた違う動きなんですが、それをきちっとしたクラシックの技術で踊るととても美しいんです。私が何度も観たギエムさんのビデオはパリ・オペラ座の公演で、彼らが踊ると「こんなに複雑なパ(ステップ)がなんでこんなに美しいの?」と思わされる。そこに美学と醍醐味を感じますし、自分も体現できたらいいなと思います。それと私、この作品は森英恵さんデザインの衣裳も大好きで。森先生とは私、実は深いご縁があるんです。元々ずっと私を応援してくださっていたのですが、『シンデレラ』の来日公演を観に行ったら、たまたまお隣が先生だったんですね。私はその時、本気でバレエを辞めようとしていたのですが、それをお話ししたら「絶対ダメ!お願いだからやめないで」と、本気で止めてくださったのが森先生でした。――バレエを辞めようとされたことがあったのですね。私は常に前に進んでいたいというか、自分が良い方向に向かっていると思えないと安心できない性格。当時は、これ以上続けていても自分の納得いく飛躍や発展はないんじゃないか、別の人生を考えるなら30代前半の今じゃないかって、思ってしまったんですよね。辞めずに済んだのは、励ましてくださった森先生のおかげ。その森先生も亡くなり、プティさんもベジャールさんも、私に『ボレロ』をくださった佐々木(忠次/東京バレエ団創設者)さんも今はもういらっしゃいません。今回の舞台が、亡くなられた皆さんの魂が集まるようなものになったらいいですね。定年後もバレエ団の舞台には立ち続けるつもりですが、これがひとつの節目にはなりますので、お世話になったすべての皆さんとお客様への感謝の気持ちを込めて踊りたいと思っています。――この公演のあと、バレエ以外のことにももっと挑戦したい、という思いはお持ちですか?バレエ団を大切にしつつ、外にも目を向けて、自分を発展させられるような活動ができたらとは思っています。でも今は、とにかくこの公演に向けて全力で取り組んでいるところなので、具体的なことは何も考えていないですね。私、何したらいいですか?(笑)――飾らないトークが面白いので、個人的にはバレエ番組のナビゲーターとかやっていただきたいです(笑)。バレエ番組いいですね!実は私、色々な世界の方のお話を聞くのも好きなので、“水香の部屋”みたいなのもやってみたいです(笑)。私がバレエのひとつの“アイコン”としてメディアに出ていって、皆さんの目に触れることでバレエのお客様が増えるなら、それはすごく素敵だなと思います。――あとはもちろん、バレエ以外の舞台や映画などでも観てみたいです。あ、演技は私もやりたいですね。『ドン・ジュアン』(2021)でミュージカルには挑戦したんですが、踊る専門の役だったから、台詞はしゃべってみたいなって。『ドン・ジュアン』のときにも感じたんですが、バレエ以外の世界の方々の価値観に触れることって、自分を広げることにつながるんですよね。私の根底にいつもあるのは、バレエにとって役立つ存在でありたいという気持ち。でもバレエ界って世界を見渡しても狭くて、そこしか知らないで「役に立ちたーい」なんて言っていても限界があるんです(笑)。外に出て、外からバレエを見ることで浮かんでくることがきっとあるはず。そういう意味でも、どんどん色んなことに挑戦していきたいですね。取材・文:町田麻子Photo:NBS(舞台写真以外)<公演情報>東京バレエ団特別公演「上野水香 オン・ステージ」【Aプロ】2023年2月10日(金)・12日(日)【Bプロ】2023年2月11日(土・祝)会場:東京文化会館※2月24日(金) 福岡公演あり
2023年01月10日世界自然遺産に登録された西表島で、「日本初のエコツーリズムリゾート」を目指す「星野リゾート西表島(いりおもてじま)ホテル」では、2023年3月20日~5月31日の間、西表島に棲む多種多様な生物の友だちをつくるプログラム「友だち100匹できるかな」を今年も開催します。島に棲む生物と友だちであるナチュラリストガイドによる紹介や、フィールドでの生物との交流を通じて、西表島ならではの多種多様な生物の友だちができるプログラムです。今年はより生物に興味を持つきっかけとして、カードを使い、たのしみながら生物の名前を知ることから始まります。友だちについてよく知った後は、特徴や気づいたことを「友だちノート」にまとめます。背景西表島は、国際的に希少な固有種に代表される生物多様性保全上重要な地域であることが認められ、2021年7月26日に世界自然遺産に登録されました。「ヤマネコが棲む世界最小の島」ともいわれ、わずか289.3平方キロメートルという限られた面積の中に、4857種もの生物が生育・生息しています。(*1)また、春には新学期が始まり、新しい環境で新たな友だちに出会えるワクワク感があります。そこで、「生物多様性」が豊かな西表島で、さまざまな個性的な生物との交流を通じて、友だちづくりを楽しんでいただきたく、本プログラムの開催に至りました。(*1)参照:2021年7月20日環境省西表自然保護官事務所資料STEP1ゲームを通じて相手に興味を持つ【Power UP】カードゲームの様子イリオモテモリバッタサキシマキノボリトカゲ西表島にはどのような生物が生息しているのか知ることから始まります。きっかけづくりとして、生息域によって色分けされた、生物を描いたカードゲームを通じて、楽しく生物の名前を知ります。また、島の生物と友だちのナチュラリストガイドが、生物のことを身近に感じられるよう、ピンクのブーツを履いた「おしゃれ好き」なイリオモテモリバッタ、腕立て伏せをする「筋トレ好き」なサキシマキノボリトカゲなど、特徴を分かりやすく紹介。「この子のことをもっと知りたい!」「自分と似ているかも」と生物に親近感がわいてきます。STEP2共通点を見つけて仲良くなる耳をすまし「音楽好き」な友だちを探す友だちと同じ目線の高さで探す生物について興味を持ったら、実際にジャングルや干潟などフィールドに出て、気になるあの子を探しに行きます。アダンの葉を好み、隠れ家にもしているヤエヤマツダナナフシ、干潮時に大きな群れをつくり動き回るミナミコメツキガニなど、それぞれの生物の性格や習性、友だちへのアプローチ方法の心得について、ナチュラリストガイドがサポート。西表島に生息する生物は同類の中でも種や遺伝子の多様性が高いため、近くでよく見て交流することで共通点を見つけることができます。STEP3生物のシールやスタンプでデコレーションした「友だちノート」にまとめる【Power UP】友だちになった生物の特徴や、交流を通じて気づいたことを「友だちノート」にまとめます。貸し出し用のインスタントカメラで、友だちになった生物の写真を撮り、プリントアウト。撮影時は、相手が嫌がることはしないことがルールです。さらに今年は、鳴き声や、好きな食べ物など、生物に関するシールやスタンプを用意。友だちの特徴を思い出しながらノートのデコレーションを楽しめます。家に帰った後も、身近にいる生物に興味を持ち、ノートにまとめることで、友だちの輪を広げることができます。島のナチュラリストガイド堀井大輝(ほりいだいき)氏幼少期から動物たちに囲まれた環境で、大の生き物好きとして育ち、人生のほとんどを生き物と共に過ごす。西表島の自然図鑑を出版するほど生き物に対して溢れる愛を持っている。「友だち100匹できるかな」概要期間:2023年3月20日~5月31日時間:9:00~18:00のうち3時間のプログラム*潮汐により開始時間は日によって異なります。詳細:公式サイト料金:1名8,500円(税込)定員:1日8名まで*最少催行人数2名含まれるもの:ナチュラリストガイドによるレクチャー、生物の友だち探し、インスタントカメラのレンタル、友だちノート、虫メガネ、ベスト、図鑑のレンタル、長靴服装:動きやすく汚れても良い服装対象:小学生以上の西表島ホテル宿泊者*6歳以上推奨*16歳未満は保護者同伴必須予約:要。ホテルアクティビティデスクにて(TEL 0980-85-7111)2日前18:00まで受付備考:悪天候により中止になる可能性があります。潮位や天候によって開催場所が異なります。<星野リゾートのコロナ対策>星野リゾートでは「3密回避」と「衛生管理」の2つの対策軸を掲げ、温泉やプールのリアルタイムな混雑状況の見える化サービスや、新しいビュッフェスタイルの提供など、各施設において従来のサービスを進化させています。また、お越しいただく皆さまが安心して過ごせるような様々な滞在コンテンツを用意してまいります。※詳細内容は下記よりご確認ください。[ ]{ }星野リゾート 西表島ホテル西表島ホテルは日本初のエコツーリズムリゾートを目指し、マイボトルの貸し出しやロードキル防止活動など環境に配慮しながら、世界遺産に選ばれた島の魅力と価値を感じるネイチャーツアーを、一年を通して提案します。〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原2-2/客室数:139室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月23日世界自然遺産に登録された西表島で、日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指す「星野リゾート西表島(いりおもてじま)ホテル」では、 2022年12月1日~25日の期間、島の自然に優しいクリスマスイベント「イリオモテグリーンクリスマス」を開催します。敷地内のジャングルエリアには、ホテルで回収したペットボトルをアップサイクルした*1クリスマスツリーが登場。ヤマネコグリーンサンタが、島の自然の価値を伝えるキャンディをプレゼントします。また、環境に配慮された商品を扱うクリスマスマルシェを実施。地域の飲食店協力のもと、使い捨てにならない容器に入ったクリスマスケーキやチキンを販売します。西表島の自然環境を知りながら、子どもから大人まで楽しめるイベントです。*1アップサイクルとは廃棄されるものに付加価値をつけて新しく生まれ変わらせること背景西表島は、自然環境のつながりによって育まれた生物多様性の豊かさが評価され、世界自然遺産に登録されました。その中でもイリオモテヤマネコは、西表島の食物連鎖の頂点に立ち、島の生態系のバランスを保つ、重要な役割を持っています。この島で社会問題になっているのが、ペットボトルや発泡スチロールなどの海岸漂着物*2です。これらが生物の誤飲や、マングローブの根に絡まり枯らしてしまうなど、悪影響を及ぼしています。島の自然を守っていくために、クリスマスを楽しみながら、西表島の自然について知っていただきたく、本イベントの開催に至りました。*2西表島エコツーリズム協会HP参考[ ]{ }イリオモテグリーンクリスマスを盛り上げる3つのコンテンツ1ペットボトルをアップサイクルしたクリスマスツリー捨てられたペットボトル約1,000本で作った、大きなクリスマスツリーが登場。このツリーには、ホテルで回収したペットボトルを活用しています。それ以外にも、ツリーの骨組みや材料に、竹や植物のツルなど自然の素材を活用し、来島者へ西表島の自然の大切さを伝えます。■ライトアップ:18:00~21:002「ヤマネコグリーンサンタ」からのクリスマスプレゼントヤマネコグリーンサンタが館内やジャングル Kichiに登場し、特製のキャンディをプレゼントします。キャンディは、西表島の生態系を表したジャングル、マングローブ林、海岸線の3種類と、これらに生息するイリオモテヤマネコをデザインしています。イリオモテヤマネコが、絶滅することなく生きてきた環境をキャンディで表現し、来島者へ島の自然の価値を伝えます。■時間:18:00~21:003環境に配慮しながら楽しめる「クリスマスマルシェ」ジャングル Kichi で開催するクリスマスマルシェでは、地域の飲食店が作る小瓶に入ったクリスマスケーキやチキン、ホットワインなどを販売。ホットワインを飲みながら見るツリーは、クリスマス気分を盛り上げます。そのほかにも、島の生き物をデザインしたかわいらしいバンブーマグカップや、再生素材を使用した糸で作られた靴下も販売します。環境に配慮しながら、ジャングルの中で開催するクリスマスマルシェを楽しむことができます。■営業時間:17:00~20:00「イリオモテグリーンクリスマス」概要期間:2022年12月1日~25日場所:ジャングル Kichi時間:17:00~21:00<星野リゾートのコロナ対策>星野リゾートでは「3密回避」と「衛生管理」の2つの対策軸を掲げ、温泉やプールのリアルタイムな混雑状況の見える化サービスや、新しいビュッフェスタイルの提供など、各施設において従来のサービスを進化させています。また、お越しいただく皆さまが安心して過ごせるような様々な滞在コンテンツを用意してまいります。※詳細内容は下記よりご確認ください。[ ]{ }星野リゾート西表島ホテル西表島ホテルは日本初のエコツーリズムホテルを目指し、環境に配慮しながら、世界自然遺産に選ばれた島の魅力と価値を感じるネイチャーツアーを年間通じて余すことなく提案します。〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原2-2/客室数 139室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月23日携帯電話を封印して、通常は入れない夜の島を巡る。島に点在するアート作品を体験し、眠っていた感覚を呼び覚ます。そんな東京湾最大の無人島、横須賀の猿島を舞台にした芸術祭『Sense Island -感覚の島-暗闇の美術島 2022』(以下、『Sense Island』)が開催中だ。横須賀中央駅徒歩15分の「三笠ターミナル・猿島ビジターセンター」からフェリーで約10分。島の名は、「日蓮上人が安房国から鎌倉へ戻る際に嵐に遭い、白猿によって島に導かれた」という伝説に由来する。幕末から明治時代、さらに第二次世界大戦時には東京湾の軍事要塞だった歴史遺産であり、現在も煉瓦造りの兵舎や弾薬庫、隧道(トンネル)、発電所などの史跡を残す。はるか遡れば、縄文・弥生時代の遺物も出土しており、折り重なる時間の層を想像させる。日中の猿島。島の周囲は約1.7キロメートル。2019年にスタートした『Sense Island』は、テクノロジーや時間の概念を取り払い、猿島の自然や自身と向き合うアート体験を通じて、もともと持っていた感覚を取り戻すことをコンセプトとしてきた。初回からプロデューサーを務める齋藤精一(パノラマティクス主宰)は、「3回目となる今回は『Behave(感覚行動)』をテーマに掲げました。より感覚を研ぎ澄ませて自然やアートを体験した後、パンデミックの時代に人間は何をすべきか考えてほしい」と語る。島から横須賀の夜景も見えるジャンルも広がり、中村公輔(プロデューサー、レコーディングエンジニア)+中村寛(文化人類学者)+原田祐馬(アートディレクター、デザイナー)のユニットや、アーティストコレクティブ「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH」などが参加。横須賀の街や猿島でのフィールドワークをベースとした写真や映像、インスタレーションなどが展開されている。齋藤精一(右)と参加アーティスト戦跡と豊かな自然が交錯する異空間長い切り通しの道、両サイドに続く石積みやレンガ積みの壁、天空を覆うように茂る樹木。森でカモフラージュされた要塞島であったことが実感されると同時に、森の生命力にも圧倒される。そうした戦跡と植生の交錯を多重露光で撮影した川島崇志の《暗黙の学習》は、見えない気配を浮かび上がらせる象徴的な作品だ。川島崇志《暗黙の学習》 ©️ naomi circusもと弾薬庫だったトンネルでは、石毛健太の音作品《コウモリの会話》を聴きながら、作品の声や自分の足音が反響するなかを歩く。傾斜してなかなか出口が見えず、異空間にいるようだ。また、オウ・シャオハンは、北西端の砲台跡をスクリーンとして、博物館の標本を撮影した写真を投影。「標本にも生きているような美しさがある。光と影のなかで表情がよく見えるように撮影した」と語る。約90mの長いトンネル ©️ naomi circusオウ・シャオハン《Life in the Moonlight》 ©️ naomi circus「オイモノ鼻広場」と呼ばれる岬に設置された、中山ゆめおの《彼らのすみか、私たちのすみか》には目を凝らしてほしい。夏にリサーチした際、人間のいない夜間に出会ったノネズミをモチーフとして、いきものの存在に気づかせるようなキネティックアートを展示している。中山ゆめお《彼らのすみか、私たちのすみか》写真には作品の光の残像が写っている。©️ naomi circus横浜や千葉方面の沿岸も見える。 ©️ naomi circus樹木の間にたたずむ森田友希の映像インスタレーション《裏庭》は3作品からなる。そのひとつは、2006年、祭りの夜に失踪し、1か月半後に裸同然で帰ってきた19歳の兄の記憶の断片を、ある男を主人公にイメージ化したショートムービーだ。「どこにいたの?と聞くと、横須賀の海にも行ったと。どんな旅をしてきたのか。当時の僕にとって兄はよくわからない存在だったのですが、大人になってから理解できるようになった」と語る。社会から離れて純粋な感覚を取り戻そうとする姿が『Sense Island』のコンセプトとも重なる。森田友希《裏庭》 ©️ naomi circus揺らぎを感じる小山泰介の映像作品は、水面を照らす太陽光をアウトフォーカスで撮影することから始めて制作されている。小山泰介《NONAGON PHOTON YOKOSUKA》(島内の展示)。小山の作品は三笠ターミナルにも展示。 ©️ naomi circus島を一周しながら、暗闇の中で自ずと視覚だけに頼らず、聴覚や嗅覚、触覚など五感を働かせて鑑賞することができる『Sense Island』だが、今回はさらに島内に留まらず、市街地での展示も実現したので、島歩きと街歩きの両方を楽しみたい。山本華《Dub》(ホテルニューポートヨコスカの展示) ©️ naomi circusまた、島内で繰り広げられる舞踊家の梅川壱之介によるパフォーマンス、ermhoi(エルムホイ)、七尾旅人の音楽ライブもある。鑑賞は全日フェリーを含む完全予約制のため、事前に公式ホームページをチェックしてから出かけよう。取材・文:白坂由里【開催情報】『Sense Island-感覚の島-暗闇の美術島 2022』2022年11月12日(土)~12月25日(日)※会期中の金土日及び祝日のみ開催※三笠桟橋から猿島へのフェリーを含め完全予約制公式サイト:
2022年11月16日来年2月23日に開催される『岸谷香 感謝祭2023』のゲストとして、荻野目洋子と藤巻亮太が出演することが発表された。『岸谷香感謝祭』は、岸谷が「元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、お客様に喜んで頂ける様に、毎回ゲストを迎え特別なセッションをする」コラボイベントで、2019年から毎年2月に開催されている。本日11月12日にティアラこうとう(江東公会堂)にて行われたソロ公演『KAORI PARADISE2022』のステージ上でゲストのアナウンスした岸谷。今回の公演は、楽曲提供をした過去もありお互いオリジナルの存在として輝き続ける荻野目洋子と、以前からフェスなどでも共演経験もあり精力的な活動を続ける藤巻亮太、さらに岸谷自身のガールズバンドUnlock the girlsも加わり、何が飛び出すか分からない特別なステージとなる。荻野目洋子藤巻亮太チケットは、11月20日(日) まで「ぴあ」アプリ最速独占先行を受付中。<公演情報>『岸谷香 感謝祭2023』2023年2月23日(木・祝) EX THEATER ROPPONGIOPEN 16:45 / START 17:30出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:荻野目洋子 / 藤巻亮太【チケット料金】全席指定:9,000円(ドリンク代別、税込)■最速独占先行2022年11月20日(日) 23:59まで最速独占先行はこちら:■一般発売2022年12月17日(土)問合せ:DISK GARAGE050-5533-0888(平日12:00~15:00)岸谷香 公式サイト:
2022年11月12日沖縄の八重山諸島にある竹富島。星のや竹富島では、広い敷地に点在する赤瓦屋根のお部屋、亜熱帯の緑のなかで、島ならではのリゾートステイを楽しめる。島の時間をさらに印象的なものになるために欠かせない“食”も、星のや竹富島に滞在する大きな理由に。島の食材をふんだんに使った料理、“島テロワール”が2022年12月10日からスタートする。島の旬の恵みを五感で味わい尽くす珊瑚石の石垣に白砂の道、赤瓦の屋根に鎮座するシーサー。「星のや竹富島」は、竹富島の昔ながらの伝統建築にならってつくられた戸建の客室が48棟点在し、まるで島の集落に暮らしているかのような滞在が楽しめる。星のや竹富島のディナーで体験できる“島テロワール”。テロワールとは、フランス語に基づいて生まれた言葉で、農産物の生育地の土壌、気候などその土地の個性を意味する。この冬の島テロワールは、ここ竹富島の、昔からの食文化を重んじてつくられたメニュー構成に。アペリティフの食前酒に合わせるのは、じーまみー豆腐やちんすこうなど、沖縄伝統食を少しずつ取り入れたフィンガーフード。ダイニング外の、緑に囲まれたテラスで夕空に包まれながらいただくのをおすすめしている。今回新たな試みとして登場した前菜、「Deatsのクネル シェーブルクリームソース」は、植物性食品が主役。次世代のプラントベースフード・ディーツに、沖縄で以前たくさん栽培されていたキャッサバ芋の粉(タピオカ粉)や豆乳などを混ぜ合わせたもっちり食感のクネルに、シェーブルクリームソースを合わせ濃厚な味わいの一品。続く「フォアグラとクブシミのポワレ イカ墨のリゾットと共に」、「車エビの命草蒸し コンソメ添え」など、島の素材を存分に楽しめる彩り美しい品々が。クブシミは近海でとれる大きなコウイカ、命草(ぬちぐさ)とは、島の言葉で、命のもととなる大事に食されてきた薬草やハーブのこと。車エビは竹富島で養殖され、冬にいちばん美味しい季節を迎える。滋味深く新しい味わいの数々、デザートまでいただいた頃には、お腹も心もすっかり満たされる。島の風を感じる「風のテラス」にて味わえるアペリティフは、食前酒と一緒に、全4種の前菜のうち日替わりで2種が提供される。「ガザミと島豆腐のクープ」は、マングローブに生息するカニ、ガザミのタルタルとムース状の島豆腐、長命草ソースでクリーミー。「Deatsのクネル シェーブルクリームソース」は濃厚な味わい。沖縄で親しまれている山羊料理には必ずヨモギが。このひと皿にもヨモギソースがアクセントとなっている。蒸しあげたエビをその場で盛り付けるライブ感も、島テロワールの醍醐味のひとつ。「豚肉のショーソン 2色のソース」。豚肉、そして、車エビとフォアグラをしのばせてパイ包みに。右のソースにも車エビが。「あかね芋のモンブラン仕立て」は、沖縄のサツマイモの一種であるあかね芋のモンブラン。コーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)をかけて、味の変化も楽しんで。アペリティフは、時間とともに移り変わる空の色を眺めながら、屋外にある“風のテラス”でいただく。星のや竹富島から足を伸ばして、穏やかな海が広がる遠浅のコンドイ浜。島にはのんびりした空気が流れている。敷地内をはじめ、竹富島には色とりどりのブーゲンビリアが年中咲いている。Information星のや竹富島沖縄県八重山郡竹富町竹富050-3134-8091(星のや総合予約/9:30〜18:00)取材、文・笹本真純
2022年11月02日各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」は、2022年12月10日、島の天地人が織りなす美食「島テロワール」、今冬のディナーコースの提供を開始します。今冬は島の食文化を反映した、サステナブルな新料理が登場します。肉や魚介類ではなく植物由来食品を主食材とし、島の暮らしで大切にされてきた豆や芋などの畑の素材を活かした料理です。これにシェーブルのソースを合わせることで沖縄特有の山羊食文化を表現しました。島の天・地・人が織りなす美食「島テロワール」だからこそ味わってほしい新料理をはじめ、全8品のディナーコースを提供します。料理開発背景星のや竹富島では2018年より毎冬「島テロワール」の料理コンセプトのもと、島ならではのテロワールが生み出す美食を提供しています。そのような中、星のや竹富島総料理長 中洲は、サステナブルへの関心が増加している近年の社会背景を受けて「フランス料理でも、優美さや上質な味わいを極めた美食でありながら、サステナブルな料理を生み出したい。」と考えていました。このため今冬は、昔から植物性の素材を取り入れて暮らしてきた島の食文化に倣い、新たな料理を開発。星のや竹富島だけでしか味わえない料理を提供したいという思いのもと、冬に旬を迎える食材を散りばめ、かつ島の食文化を色濃く反映した、島のテロワールを一層深く堪能できるディナーコースを開発しました。新料理の紹介「Deatsのクネルシェーブルクリームソース」大豆や芋が中心だった竹富島の食文化から着想した温前菜です。これまで植物性の素材は、メイン食材の引き立て役となることが大半でした。しかしこの料理のメインに用いたのは、肉や魚に続く第3の選択肢として注目される植物由来食品「Deats(ディーツ)」(*1)です。これに、かつて沖縄で盛んに栽培されていたキャッサバ芋の粉(タピオカ粉)や豆乳などを混ぜ合わせ、これまでにない味わいと新食感のクネル(*2)を作りました。畑素材の面影をかすかに残しつつも臭みのない味わいで、舌触りは柔らかくも絶妙な弾力が感じられます。このクネルにシェーブルクリームソースでコクと旨味を重ね、冬らしくまろやかに仕上げました。これは島で古くから馴染みある山羊食文化からヒントを得たものです。フランス料理の技術と植物由来食品を用いて、島の食文化を現代に再構築したサステナブルな新料理です。(*1) おからとこんにゃくを原材料にした食品[ ]{ }(*2) すりつぶした魚を球状や円筒形に形づくり、茹でるもしくは蒸したフランス料理。そのほか特徴的な「島テロワール」ディナーコースの体験や料理の紹介・島風アペロ島の風、空、花や緑といった自然を存分に体感できるよう、屋外でアペリティフを提供します。ダイニングからほど近い場所に設けた「風のテラス」で味わうのは、ジーマミー豆腐やちんすこうなどといった沖縄の郷土料理にちなんだフィンガーフードです。薄暮のころ、時間の経過とともに移り変わる美しい空の色を眺めながら、食前の時間を満喫できます。・車エビの命草蒸しコンソメ添え車エビを命草(ぬちぐさ)(*3)で蒸しあげ、素材の旨味を引き出しました。車エビが持つ甘みを生かすためソースは柔らかな風味にまとめています。料理にはさらに、殻出汁を使用したコンソメを添えました。素材の旨味を余すところなくできる味わえる一品です。(*3)医者が居なかった竹富島で、健康のために役立てられたハーブや野菜類の総称。・熟成黒毛和牛の炭火焼きフーチバの香り炭火焼きにした超熟成牛(*4)に、フーチバ(ヨモギ)や長命草などの香り高い命草のピュレをアクセントにしました。熟成することで旨味と甘みが凝縮した肉を、中に水分を閉じ込めたまましっとりとした焼き加減で仕上げています。命草の爽やかな風味で味の変化も楽しめます。(*4) 参考株式会社沖縄エージングカンパニー[ ]{ }2022年度「島テロワール」ディナーコース内容島風アペロ:下記4種より2種を提供ジーマミー豆腐、泡盛酒粕のちんすこう、エビとパルメザンチーズのチュイル、クワンソウとスーチカのテットドフロマージュAmuse:ガザミと島豆腐のクープEntrée:DeatsのクネルシェーブルクリームソースDeuxième:フォアグラとクブシミのポワレイカ墨のリゾットと共にPoisson :車エビの命草蒸しコンソメ添えViande:下記2種より1種を選択熟成黒毛和牛のグリルフーチバの香り豚肉のショーソン2色のソースAvant dessert:あかね芋のモンブラン仕立てDessert :タンカンのタルトハーブソルベを添えて星のや竹富島総料理長中洲 達郎(なかす たつお)プロフィール1976年生まれ東京都出身。国内有名レストランにて修行の後、軽井沢内のレストランにて副料理長、料理長として活躍。後に佐渡島に場所を移し、海の素材を扱い活躍。素材の豊富な山・海の近くで活躍した経験を活かし、地元食材を見極め、使用食材を自ら探す。素材を最大限活かす料理を最も得意とする。2011年、フランス料理界で最も権威ある大会「ボキューズ・ドール」国際料理コンクールにおいて日本代表、アジア代表として世界大会への出場経験を持つ。2022年度「島テロワール」ディナーコース概要■開始日:2022年12月10日■料金:1名 14,520円(税・サービス料込、宿泊料別)■予約:要予約。公式サイト([ ]{ })にて前日まで受付■対象者:宿泊者■備考:状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。<参考>「島テロワール」について「島テロワール」とは、星のや竹富島の冬の料理コンセプトです。「テロワール(Terroir)」はフランスで生まれた概念で、農作物を育てる際に影響する土壌や天候、土地、地形、歴史、人のことを言います。さまざまな要素が組み合わさってテロワールが存在し、生産物の品質が決まるとされています。*5竹富島は珊瑚礁が隆起してできた周囲約9㎞の小さな離島で、年間平均気温は24℃と温暖な気候です。また農作にまつわる数々の祭事は、今でも大切に受け継がれています。星のや竹富島では、島の特徴的なテロワールで育った食材が旬を迎える冬に、島の天・地・人が織りなす美食を提供しています。 *5 参考文献 『テロワールとワインの造り手たち ヴィニュロンが語るワインへの愛』作品社竹富島のテロワール・天候年間平均気温が24度、夏は平均30~31度前後、冬でも平均18度前後と、1年の気温変化が小さく、年間を通して温暖な天候です。島の畑では、太陽の光をたっぷりと浴びて命草や芋が育ちます。車エビの育成には、この竹富島の気温がもたらす海水温が最適と言われており、甘みが強いものが育つ理由になっています。・土地竹富島の最大の特徴は、珊瑚礁が隆起してできた島であることです。山や川がない竹富島では、貴重な土を使って農業が営まれていました。芋は主食として、命草は健康を保つ薬草として島の方々の生活を支えてきました。また、海に土砂が流れ込まないため、綺麗なエメラルドグリーンの海が広がっています。この海で採れるもずくやアーサー(あおさ)、イカなどは今でも島の食卓に並ぶ海の恵みです。・人の営み竹富島には3つの集落があり、約350人が暮らしています。珊瑚の石垣に赤瓦の屋根、白砂の道など沖縄の原風景が残る島です。約600年の伝統があると言われる「種子取祭(たなどぅい)」など、独特の文化も色濃く残っています。その背景にあるのは、「みんなで協力することこそ優れていて賢い」という意味の「うつぐみの精神」や、島の伝統文化を大切にする精神が謳われた「竹富島憲章」です。島の方々には、島の伝統と自然を守る強い信念が代々根付き、その信念により竹富島のテロワールは守られています。■星のや「夢中になるという休息」をコンセプトに、施設ごとの独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設は、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。URL:[ ]{ }■星のや竹富島竹富島の東に位置する琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。約2万坪の敷地には、島内の家々と同じように「竹富島景観形成マニュアル」に従い、伝統を尊重して建てた戸建の客室、白砂の路地、プール、見晴台などがあり、小さな集落が構成されています。〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富/客室数:48室[ ]{ }<星野リゾートのコロナ対策>星野リゾートでは「3密回避」と「衛生管理」の2つの対策軸を掲げ、温泉やプールのリアルタイムな混雑状況の見える化サービスや、新しいビュッフェスタイルの提供など、各施設において従来のサービスを進化させています。また、お越しいただく皆さまが安心して過ごせるような様々な滞在コンテンツを用意してまいります。※詳細内容は下記よりご確認ください。[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月25日各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」は、2022年11月1日より、島で暮らすように過ごしながら、仕事も休暇も充実させる「南風(ぱいかじ)ワーケーションプログラム」を通年で提供します。本プログラムでは、仕事環境を整えるビジネスアイテムとかりゆしウェアを揃えたセットを用意します。また昼食は指定時間に客室に届けるため、日中の仕事の妨げになりません。さらに休暇中のアクティビティとして、秋の月見や冬の織物体験など、季節ごとの島らしい体験を提供します。島の伝統建築を踏襲した客室に滞在しながら、充実したワーケーションが叶う6泊7日のプログラムです。背景昨今のテレワークの広がりにより、オフィス環境から離れ、場所にとらわれない働き方が可能となっています。さらに観光庁は、仕事と休暇を組み合わせた滞在型旅行を「新たな旅のスタイル」と位置づけ、その普及を促進しています。*1多様な働き方が選べるようになった中で竹富島も働く場所として選択でき、かつ季節ごとに異なる島の魅力も感じて滞在してほしいと思い、本プログラムを開発しました。*1 参照[ ]{ }特徴1仕事が捗る、庭付き一戸建て客室島の伝統的な建築を踏襲した客室は、石垣によってプライベート感を守りながらも、庭付きで広々とした一戸建てです。日中は室内で作業に集中し、日差しが柔らかな朝や夕方には、庭で自然を感じつつアイディア出しをするなど、好きな場所を選んで仕事に取り組めます。さらに軒下にチェアモックを設置すれば、一息つきたい仕事の合間に気持ちよく昼寝をすることも可能です。気分や作業内容で居場所や過ごし方を変えることで、適度に集中して仕事ができます。特徴2快適な仕事環境を叶えるワーケーションセット旅先でもしっかり仕事に臨めるよう、さまざまなビジネスアイテムを揃えています。内容はテレビ会議用マイク、スピーカー、ライト、膝上デスク、ノートPCスタンド、外付けディスプレイです。このほか、沖縄の正装であるかりゆしウェアも提供します。毎日客室にかりゆしウェアが届くため、突然のテレビ会議の服装に困ることがありません。このため長期滞在でも荷物を最小限にすることができます。旅先に普段のオフィス環境と同様の準備があることで、快適な仕事環境の中で滞在できます。特徴3季節ごとの島の魅力を楽しむバケーション本プログラムには、島の魅力を活かした体験が含まれています。春夏秋冬、季節ごとに違った体験を用意しているため、どの時期に来てもバケーションを存分に楽しめます。仕事だけでなく、ワーケーションの醍醐味である旅先のバケーションも充実させられるプログラムです。・【秋9月~11月】明るく輝く月の鑑賞島の明るい月を、泡盛とおつまみを片手に鑑賞します。強い光を放つ外灯がない星のや竹富島では、月明かりを遮るものが無く、月本来の明るさを感じることができます。月の格別な美しさは、八重山民謡として歌い継がれるほどです。月を鑑賞したい場所を施設内で自由に選ぶことができ、スタッフがその場所に専用の椅子、泡盛とおつまみを用意します。・【冬12月~2月】草木染めの名刺入れづくり島に育つ植物で染めた糸で、名刺入れを作ります。自然の柔らかい色合いが特徴的な糸を、ラウンジに設置された竹富島伝統の織り機で織る体験です。竹富島は冬でも温かい日差しが降り注ぐため、植物は活き活きと育ちます。福木の黄や月桃のピンクなど、淡い色に染まった糸から好きなものを選び、自分だけのオリジナル名刺入れを作ることができます。・【春3月~5月】島風(しまかじ)を感じるピクニック島に吹く風を浴びながらピクニックができます。ラグマットやチェアに加え、色鮮やかなカットフルーツ、すっきりとした飲み心地のハーブティを受け取って、好きな場所で竹富島の景色を楽しめます。おすすめは施設に隣接するアイヤル浜です。春になって吹き始める南からの風と優しい太陽の光を受けて、海面が輝く様子を見ながら寛げます。・【夏6月~8月】早朝の凪の海でサバニ操船フェリーの往来や観光客が少ない早朝、鏡面のように凪いだコンドイビーチでサバニに乗ります。サバニとは琉球の伝統的な木造帆船です。夏は「大凪(ウードゥリ)」と呼ばれる無風になりやすい期間があり、穏やかな海を愉しめます。透き通る海が限りなく続くコンドイビーチでのサバニ操船は、夏の爽やかな空気を感じるのに最適です。特徴4仕事の都合に合わせて届く、客室での昼食仕事の都合に合わせて、好きな時間に楽しめる昼食を客室に用意します。内容はタコライスや海鮮丼をはじめとするメイン5種類と、サイドとデザート各3種類です。その日の気分で自由に組み合わせることができ、長期滞在でも飽きることがありません。会議のタイミングや、継続して集中したいときなど、その日その時の状況に合わせて食事を届ける時間を指定できます。「南風ワーケーションプログラム」概要■期間:2022年11月1日~通年■料金:1名 69,575円(税・サービス料込、宿泊料別)■含まれるもの:チェアモックレンタル7日間、ワーケーションセットレンタル7日間、季節のバケーション体験1回、昼食6回、ダイニングディナー1回■定員:1日1名■予約:公式サイト([ ]{ })にて14日前まで受付■星のや「夢中になるという休息」をコンセプトに、施設ごとの独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設は、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。URL:[ ]{ }■星のや竹富島竹富島の東に位置する琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。約2万坪の敷地には、島内の家々と同じように「竹富島景観形成マニュアル」に従い、伝統を尊重して建てた戸建の客室、白砂の路地、プール、見晴台などがあり、小さな集落が構成されています。〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富/客室数:48室[ ]{ }<星野リゾートのコロナ対策>星野リゾートでは「3密回避」と「衛生管理」の2つの対策軸を掲げ、温泉やプールのリアルタイムな混雑状況の見える化サービスや、新しいビュッフェスタイルの提供など、各施設において従来のサービスを進化させています。また、お越しいただく皆さまが安心して過ごせるような様々な滞在コンテンツを用意してまいります。※詳細内容は下記よりご確認ください。[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月24日世界自然遺産に登録された西表島で、日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指す「星野リゾート西表島(いりおもてじま)ホテル」では、2022年11月22日から2023年2月14日までの期間、毎週火曜日限定で、西表島のイノシシについて深く知るプログラム「カマイの学校」を今年も実施します。「カマイ」とは、西表島の方言で「イノシシ」という意味。島の猟師によるカマイについてのレクチャーや、ジャングルでの痕跡探し、食体験をとおして、西表島に生息する「カマイ」について知ることができるプログラムです。さらに、今年は罠作りを加えることで、生物多様性保全の視点からカマイについてより深く知ることができます。背景西表島は、国際的に希少な固有種に代表される「生物多様性保全上重要な地域」であることが認められ、2021年7月に世界自然遺産に正式に登録されました。(*1)当ホテルでは、多くの方に、その個性的な自然界のシステムを正しく知り、興味を持っていただきたいという思いから、2021年から本プログラムを実施しています。冬は猟期であるため、カマイが生息する山に出向き、座学で学んだことを自分の目で確認できるので、カマイについて深く知ることができます。*1参考:環境省ホームページ[ ]{ }特徴1島で暮らす地元猟師によるカマイについての解説西表島在住の猟師が、カマイの生態について解説します。どのような見た目で、何を食べているのかといった基本情報から、猟師だから知っているカマイ特有の行動パターンについてまで、詳しく話します。特徴2罠作りから学ぶ【NEW】カマイ猟で使われている罠は、生物多様性保全を図るため、大きさや仕様にさまざまな工夫がされています。罠作りから、ヒトとカマイが棲む自然環境とのかかわりについて学びます。特徴3実際にジャングルの中を見て回るカマイについて学んだ後は、実際にジャングルの中を猟師と一緒に見て回ります。獣道やカマイが掘り起した跡、木の実を食べた跡から、その年のカマイの行動パターンを知ることができます。カマイと西表島の自然環境の深い関わりについて実際に見て理解する体験です。特徴4狩猟期間ならではの体験 ~食べて知る~西表島では、カマイが増えすぎないように、冬の期間限定で狩猟を解禁しています。自然の恵みに感謝しながら、その地域で、その季節に獲れたものを食べることも、生物多様性の保全に一役買っていることを体感できます。島の食堂で、「カマイのチャンプルー」や「カマイ汁」など、島で親しまれている食べ方で、カマイをいただきます。「カマイの学校」概要期間:2022年11月22日~2023年2月14日の毎週火曜日限定時間:8:15ホテル内「ジャングルKichi」集合、地元猟師によるレクチャー →8:45ホテル出発 →9:00~13:00カマイ猟同行(*日によって開催場所が異なります)→18:00地元猟師のお店で夕食料金:1組38,000円(税込)定員:1日1組*1組は1~3名含まれるもの:地元猟師によるレクチャー、カマイ猟同行、王道カマイ夕食メニューレンタル品:長靴、軍手、オレンジ色のベスト、カッパ(雨天時)持ち物:飲み物、帽子、サングラス、虫よけスプレー服装:動きやすく汚れても良い服装(長袖・長ズボン推奨)対象:中学生以上の西表島ホテル宿泊者予約:要。ホテルアクティビティデスクにて(TEL 0980-85-7111)1週間前18:00まで受付備考:天候や状況により、中止または内容が変更になる場合があります。整備されていない道や足場が悪い箇所があります。<最高水準のコロナ対策宣言>【1】衛生管理星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。・チェックイン時の検温実施・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ・館内各所、全客室に除菌用アルコールを設置・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置・館内での接客業務の際にマスクを着用・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)【2】3密回避密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる「3密」の見える化および混雑予測サービス実施・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{ }星野リゾート西表島ホテル西表島ホテルは日本初のエコツーリズムリゾートを目指し、マイボトルの貸し出しやロードキル防止活動など環境に配慮しながら、世界遺産に選ばれた島の魅力と価値を感じるネイチャーツアーを、一年を通して提案します。〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原2-2/客室数:139室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月20日BS日テレ フォレスタメンバーによるピアノ伴奏コーラスステージも完成した“未完成” 実行委員会主催、『完成した“未完成” (シューベルト「未完成交響曲」誕生200年記念)』が2022年12月19日 (月)にかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京都葛飾区立石六丁目33番1号)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにて9月20日(火)よりチケット発売中 シューベルト「未完成交響曲」誕生200年記念!完成した未完成交響曲世界初演公演「未完成交響曲」が作曲された1822年から200年、2022年ついに完成!<プログラムについて>第一部はBS日テレでおなじみのコーラスグループフォレスタメンバーによる素敵なピアノ伴奏ステージ!第二部は「“完成した未完成交響曲“」世界初演公演!シューベルト:交響曲第7番D759“未完成”(全4楽章版)「D759補完計画チーム」による全4楽章完成版<出演>【第一部】フォレスタ【第二部】N響団友オーケストラ指揮:中条良公演概要『完成した“未完成” (シューベルト「未完成交響曲」誕生200年記念)』公演日時:2022年12月19日 (月)18:00 開場/18:30 開演会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京都葛飾区立石六丁目33番1号)■チケット料金S席:5,000円A席:3,000円学生:1,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月04日島ならではの地形を楽しみながら走る沖縄県の石垣島で毎年1月に行われる「石垣島マラソン」。今年は、2023年1月15日(日)に開催します。1月は本州では冬の寒い時期ですが、石垣島では平均気温が18度と暖かく走りやすい時期です。日本最南端で開催されるマラソン大会で、走って、遊んで石垣島を満喫しませんか。開催概要について「第20回 石垣島マラソン」の会場は、石垣市中央運動公園陸上競技場(スタート・フィニッシュ)です。種目は、フルマラソン、ハーフマラソン、10kmの3種目があります。参加費は、フルマラソンが8,000円、ハーフと10kmが7,000円、高校生は種目に関わらず4,000円です。マラソンの完走率は95.5%フルマラソンのコースは、石垣島南部をまるごと1周走ります。多少の高低差はありますが、島の景色や海を眺めながら走ることができます。2022年大会の完走率は、フルマラソンが92.4%、ハーフが97.6%、10kmが97.8%です。このように完走率が高いことから、記録を狙うベテランから初心者まで参加しやすい大会です。(画像は「第20回石垣島マラソン」公式サイトより)【参考】※第20回石垣島マラソンの公式サイト
2022年09月25日きれいな自然や景色が楽しめる小豆島全国の海を舞台に「マリーナ」「砂浜」「船」「スポーツ」を媒体とするbiid株式会社は、「シータイガーアイランドイン小豆島」のシルバーウィークの飲食マリンアクティビティ・宿泊・デイユースの予約を始めました。「新うどん県泊まってかがわ割」実施中ホテルのある小豆島は、香川県に隣接した瀬戸内海に浮かぶ島で、オリーブの産地としても有名です。他にもエンジェルロード・二十四の瞳映画村や寒霞渓など、人気の観光地があります。シータイガーアイランドイン小豆島は、小豆島の福田港から車で5分という好立地にあり、瀬戸内の美しい海が見える全室オーシャンビューのホテルです。マリンスポーツは秋もおすすめシータイガーアイランドイン小豆島が新たにサービスを始めたのは「BBQとグランピングを日帰りで楽しめるデイユースプラン」です。同プランは、香川県が実施中の「新うどん県泊まってかがわ割」を活用するとお得に宿泊することもできます。SUP、シースクーター、シーカヤック等、秋でも楽しめるマリンアクティビティ「海遊びプラン」の予約も受け付けています。「海遊びプラン」では、気温が落ち着いてきた秋だからこそ楽しめる自然の魅力を肌で感じることができます。他にもBBQのみの予約、トレーラーハウスやコテージに宿泊やデイユースの予約もできます。ペットと利用できる部屋もあるので愛犬と一緒に過ごすことができます。(画像はプレスリリースより)【参考】※biid株式会社のプレスリリース
2022年09月22日東京湾に浮かぶ唯一の無人島である「猿島」を舞台に2019年秋より開催されているアートイベント「Sense Island—感覚の島— 暗闇の美術島」。3回目となる今年は、11月12日 (土)より12月25日(日)まで開催される。神奈川県横須賀市の三笠桟橋から船で約10分の距離にある自然豊かな無人島、猿島。明治時代初期から築かれたレンガ積みのトンネルや砲台跡などの旧軍施設が残されており、自然と融和し、独特の景観を生み出している。猿島三差路(猿島内)「Sense Island—感覚の島— 暗闇の美術島2022」は、日没後、暗闇と静寂に包まれた猿島で自然とアートを体感するイベント。鑑賞者はスマートフォンなどのテクノロジーを封印し、暗闇のなかで感覚を研ぎ澄ませ、島内に点在する作品と対峙することになる。今年は来訪者の感覚を最大限にひらくべく、参加アーティストたちは、「Behave(感覚行動)」をテーマに作品やパフォーマンスなどを展開するという。また、猿島だけではなく横須賀の街でも作品展示やプロジェクトが行われる予定だ。■参加アーティスト齋藤精一、齋藤帆奈+脇坂崇平、TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH (梅沢英樹、オウ・シャオハン、川島崇志、小山泰介、村田啓、森田友希、山本華、Ryu Ika、金秋雨)、中村寛+原田佑馬■タイアップアーティストHAKUTEN CREATIVE、中山ゆめお(ArtSticker 株式会社The Chain Museum)、石毛健太(ArtSticker 株式会社The Chain Museum)■パフォーマンスアーティスト梅川壱ノ介、エルムホイ【開催情報】「Sense Island-感覚の島-暗闇の美術島 2022」2022年11月12日(土)〜12月25日(日)、横須賀市猿島にて開催()
2022年09月07日贅沢な島時間を体験できるリゾートでウェルネス スパブランド『Lapidem tokyo(ラピデム トウキョウ)』を展開するLapidem株式会社は、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートのスパアガローザにて2022年6月よりプログラムの提供を開始しています。ANAインターコンチネンタル石垣リゾートは、石垣島の豊かな自然が心と体を解きほぐす贅沢な島時間を提供するリゾートです。このリゾート内のスパ「アガローザ」は、美ら島のエネルギーと新鮮な香りを凝縮した植物由来の成分をたっぷりと使い、数々の受賞歴を誇るトリートメント技術で極上のひとときを提供しています。健康とデトックスのための旅はいかが?Lapidem tokyoは「アガローザ」にて、石垣島の豊かな自然に身をゆだね、全身で宇宙の始まりのリズムを感じながら心身のバランスを整えるムーンセラピーや、琉球舞踊の優雅な動きとリズムに着想を得たボディトリートメントなどのプログラムを提供しています。88星座のうち84星座が見られるという石垣島で、心まで解きほぐし本来の自分を取り戻す。健康とデトックスのための旅行が叶うスパ体験です。(画像はプレスリリースより)【参考】※ANAインターコンチネンタル⽯垣リゾートのスパアガローザプログラム※Lapidem公式サイト
2022年08月14日映画『イニシェリン島の精霊』が、2023年1月27日(金)に公開される。第80回ゴールデングローブ賞では、最多3部門で受賞を果たした。『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー待望の新作映画『イニシェリン島の精霊』は、『スリー・ビルボード』を生み出したマーティン・マクドナーが監督・脚本を手がけた待望の新作映画。映画『スリー・ビルボード』にて第74回ヴェネチア国際映画祭脚本賞、続く2017年度トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞し、主演のフランシス・マクドーマンドに2度目のアカデミー賞主演女優賞をもたらして以来、演劇界・映画界の最前線にて活躍を続けるマーティン・マクドナーがサーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組み、エモーショナルかつ予測不可能な衝撃と感動の世界観を映し出す。アイルランドの孤島に“死を知らせる”精霊が降り立つ映画『イニシェリン島の精霊』で描かれるのは、1923年のアイルランドの孤島“イニシェリン島”。本土が内戦に揺れる時代を背景に、島民全員が顔見知りの、平和な小さい島・イニシェリン島での物語が描かれる。才気に満ちたセリフの応酬と、喜劇と悲劇のはざまを行き来するストーリー、そして突然訪れるクライマックス。まさに“マクドナー印”の映画作品に仕上がっている。コリン・ファレルが主演、ブレンダン・グリーソンと長年の友人役主人公・パードリック…コリン・ファレル気のいい男。長年の友人・コルムから突然絶縁を告げられる。全く心当たりがなく困惑する。『ロブスター』『聖なる鹿殺し』のヨルゴス・ランティモスや『ザ・バットマン』のマット・リーヴスをはじめ、スティーブン・スピルバーグ、テレンス・マリック、オリバー・ストーン、ティム・バートンなど、数多くの監督たちにその個性を愛され、ハリウッドで独自の地位を築き上げたコリン・ファレルが、マーティン・マクドナーと『ヒットマンズ・レクイエム』『セブン・サイコパス』に続き、『イニシェリン島の精霊』で3度目のタッグを組む。コルム…ブレンダン・グリーソンあるとき、「何もしてないが、ただ嫌いになった」と、長年の友人だったパードリックに絶縁を告げ、「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」とまで宣言。コルムを演じるアイルランドの名優、ブレンダン・グリーソンは『ヒットマンズ・レクイエム』でもコリン・ファレルと共演。独特の世界観に深みを与える、その存在感に注目だ。シボーン…ケリー・コンドンパードリックの妹。賢明な性格。コルムに絶縁されて動揺するパードリックを助ける。演じるのは『スリー・ビルボード』にも出演したケリー・コンドン。ドミニク...バリー・コーガン風変わりな隣人。落ち込むパードリックにやや過激なアドバイスをする。ドミニクを演じるバリー・コーガンは『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』『エターナルズ』に出演した俳優。第95回アカデミー賞主要8部門9ノミネート映画『イニシェリン島の精霊』は、第95回アカデミー賞で作品賞をはじめ、主要8部門9ノミネートを果たした。監督賞にマーティン・マクドナー、主演男優賞にコリン・ファレル、助演男優賞にブレンダン・グリーソン、助演男優賞にバリー・コーガン、助演女優賞にケリー・コンドン、脚本賞にマーティン・マクドナー、作曲賞にカーター・バーウェル、編集賞にミッケル・E.G.ニールセンが、それぞれノミネートされている。また、第80回ゴールデングローブ賞では“最多”となる3部門で受賞。作品賞(ミュージカル/コメディ部門)をはじめ、コリン・ファレルが主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)に、マーティン・マクドナーが脚本賞にそれぞれ輝いた。尚、第79回ヴェネチア国際映画祭では映画『イニシェリン島の精霊』はヴォルピ杯 男優賞(コリン・ファレル)、脚本賞(マーティン・マクドナー)を受賞した。〈映画『イニシェリン島の精霊』あらすじ〉気のいい男パードリックは、長年友情を育んできたはずだった友人コルムに突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺を隠せないパードリック。聞いても答えて貰えず、理由はわからない。妹シボーンや隣人ドミニクの力も借りて事態を好転させようとするが、ついにコルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣言をされる。美しい海と空に囲まれた穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた…。作品詳細映画『イニシェリン島の精霊』公開日:2023年1月27日(金)監督・脚本:マーティン・マクドナー出演:コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン、ケリー・コンドン、バリー・コーガン原題:The Banshees of Inisherin全米公開:2022年10月21日配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン2022年/イギリス・アメリカ・アイルランド
2022年08月11日ペット関連事業を行うTOTTO株式会社(本社:大阪府貝塚市、代表:竹本 大助)が、捕獲されても廃棄されている五島の地魚問題を解決するために未利用魚を商品化し犬猫用のジャーキーを販売しました。好評につき販売中止になっていたtottoジャーキー(アイゴ)を2022年8月9日(火)から販売再開いたします。作業風景【活用されず大量に廃棄されている魚問題】未利用魚が活用されず大量に廃棄されていることが、水産業界が抱える課題の一つとなっています。売れない魚や地域限定で利用されている魚、利用される以上に獲れる魚などを一般的に未利用魚と呼びます。廃棄される理由は数が少なくサイズが小さい、加工が難しいなど様々です。FAO(国連食糧農業機関)が2020年に発表した報告書によると、世界で漁獲された魚のうち35%は、廃棄されています。日本の漁獲量は2015年に352万トンで、ピークだった1984年の1160万トンから約3分の1に減っており、今もなお減り続けています。日本は食料自給率が低いこともあり、その中で30から40%を占める未利用魚を活用しないのはとてももったいないことがわかります。また、未利用魚の問題は漁業の縮小にも繋がり、数十年先の漁業維持も危ぶまれています。【地元の魚を活用しペットフードへ】長崎県五島列島でも未利用魚の廃棄問題は漁師さんたちの悩みの一つです。五島列島最大の島、福江島で遊漁船の船長をしている藤田 優雅さんは近海で釣れる魚アイゴが大量に破棄されているのを目の当たりにして捨てられる魚を何とかしたいと思いました。アイゴに関しては昨年1箇所の定置網だけで、2t前後の廃棄処分が出ています。アイゴは「鯛にも勝るうま味」と言われるくらい地域によっては高級魚とされながらも毒のあるトゲのせいで厄介者とされていました。なんとか活用できないかと2020年9月開発を始めました。人間の食用にするには、品質を維持するために素早い処理が必要になります。ペット向けならば処理時間をこれほど気にせずに済むため、魚をペットフードにする事業に乗り出しました。当初は材料の確保、加工工程での人員の確保が出来なく困った時もありましたが地元の方々に協力していただき、開発から6ヶ月後の2021年2月、ペット用のジャーキーが完成しました。魚は肉と比べて消化がよく、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は犬の皮膚や毛などの組織を作る上で非常に重要な栄養素が多く、発売開始後は販売サイトでの口コミ評価が高く、Instagramなどで拡散されて人気になり、2022年2月のナゴヤドームのイベントでは1日で250個完売しました。TOTTOジャーキーアイゴ【ペットフードで島おこし】お客様の声「五島列島の捨てられていく魚たちを再利用して作ったおいしいジャーキー、生産者さんたちを応援する気持ちで購入しています」「1歳のラブラドールレトリバーに食べさせていますが、まだ一袋目ですが、とても食いつきがよく、夢中で食べてくれます。」企画した藤田 優雅さんのメッセージ「五島での釣りが大好きで大阪から福江島へ移住し、遊漁船の船頭をしてきて日々未利用魚がわれわれの身近にあることを気づきました。お客様が釣っても食べない魚は100%リリースを推奨し、限りある資源を自分だけでは無く釣り人1人1人が意識していただく様に伝えています。福江島の地元の元漁師さんや叔父叔母が、空き時間に仕事をすることで少しでもお金を稼げることが出来て喜んでいただいています。これを町おこしに活用したい。」販売会社代表のメッセージ「幼なじみの藤田さんの熱い思いを聞いて応援したいと思い採算度外視でTOTTO株式会社を設立しました。皆さんに捨てられていく魚たちについて考えてほしいです。」ペットフードのTOTTO 販売ページ TOTTOお魚ジャーキー 《五島列島産tottoジャーキー(アイゴ)商品概要》原材料:素材のみを使用し無添加で製造しております。内容量:50g/1袋定価 :1,300円(税込)【会社概要】会社名 : TOTTO株式会社代表取締役: 竹本 大助本社 : 〒597-0021 大阪府貝塚市小瀬530-51事業内容 : ペット関連事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月09日各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」は、2022年9月1日から11月30日まで、自然の恵みを感じ、素朴ながらも豊かな暮らしを体感する「島の手仕事滞在」を実施します。島の植物を使い、2日間にわたって民具を編みあげるアクティビティです。島に住む達人から指南を受けて「やみかご(籠バッグ)」を編み、好きな色を選べる草木染め風呂敷でアレンジします。民具の材料として用いられる島に自生する植物を探しに出かけたり、達人の工房を見学したりすることで、手仕事の奥深さを感じることができます。竹富島の自然の恵みを感じ、身の回りの植物を活かして暮らす豊かさを体感できるプログラムです。背景かつて竹富島では暮らしに必要な道具のほとんどが各家庭で作られていました。たとえば、農具から子どもの遊び道具まで、自生するさまざまな植物の特性を活かした民具作りがおこなわれていました。手仕事の達人は、季節によって変化する植物の育ち方も見極めます。とくに秋は植物の色が白く、やみかご作りには最適な材料が収穫しやすい時期であると言われています。自然とともに暮らしてきた先人の知恵に触れ、手仕事体験を通して素朴でありながらも豊かな暮らしを体感してほしいと思い、本アクティビティを開発しました。特徴1唯一無二の「やみかご」作り客室で手仕事の達人に教わりながら、島に伝わる「やみかご」を2日間にわたって作ります。「やみかご」とは、かつて市場への買い出しで使われていた籠バッグです。「やみかご」の完成後は、好きな色の草木染め風呂敷を飾りつけることができます。丹精込めて手作りし、自分好みに仕上げた作品は、唯一無二のものとして日々の暮らしに取り入れることが楽しみになります。植物から作る手仕事を通して、自然を活かす島の豊かな暮らしを体感できます。・「やみかご」を編み上げる本アクティビティでは、事前に達人が手間暇をかけて加工した島のタコの木*1の葉を使用します。プライベートが保たれた客室で作業をし、タコの木の葉を一本ずつ手で編み込む手仕事に没頭。時折、南国の草花が美しい客室の庭を眺めて一息つくこともできます。じっくりと時間をかけて作業に集中し、自分だけのやみかごを作る体験です。*1 タノコキ科の植物。株元から気根が出ている形がタコに似ていることが名前の由来。・草木染め風呂敷を使って「やみかご」を自分好みに仕上げる島の草木からとった染料で染めた風呂敷で、やみかごを自分好みに仕上げます。草木染め風呂敷は、持ち手部分に結んだり、内側に入れて中身を包んだりと、自由な使い方が可能です。島では民具だけでなく、草木染めの業も古くから受け継がれてきました。福木の黄、月桃のピンク、モモタマナのグレーなど、植物の個性を活かして生み出される染料は、ひとつとして同じ色はありません。自然染料ならではの優しい色合いが、植物から作るやみかごに良く似合います。特徴2材料探しの散策や工房見学をとおして手仕事の奥深さを感じるはじめに当施設のスタッフとともに集落を巡り、民具の材料となる植物を探しに出かけます。島に自生する植物を実際に確かめながら、各植物の昔からの活用方法をスタッフから聞くことができる散策です。島の方々が豊かな自然の中から活用できる植物を見つけ出し、暮らしを営んでいたことに驚き、新たな気づきが得られます。散策後は、民具作りの達人の工房を見学。植物を加工し、手間暇をかけて民具が作られる過程を間近に見られます。そのほか実際に生活で使用されていた民具や、手仕事を紹介する資料館を訪問します。身近な植物を活かす島の暮らしや、作品が完成するまでの数々の細かい作業を知り、手仕事の奥深さが感じられる時間です。滞在スケジュール例<1日目>15:00チェックイン16:00やみかご作り工程1:土台を作る18:00夕食(別料金)<2日目>08:00朝食(別料金)09:00植物探し、達人の工房見学、資料館訪問11:00やみかご作り工程2:本体を編む13:00昼食(別料金)14:30やみかご作り工程3:取っ手を付ける18:00夕食(別料金)「島の手仕事滞在」概要■期間:2022年9月1日~11月30日(除外日:島の祭事行事)■料金:1組 45,980円(税・サービス料込、宿泊料別)■含まれるもの:やみかご作り、材料探しの散策、達人の工房見学、資料館訪問、草木染め風呂敷1枚■定員:1日1組(1~2名)■予約:公式サイト([ ]{ })にて14日前まで受付■備考:スケジュールは島の祭事・行事により変更になる場合があります。■星のや「夢中になるという休息」をコンセプトに、施設ごとの独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設は、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。[ ]{ }星のや竹富島竹富島の東に位置する琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。約2万坪の敷地には、島内の家々と同じように「竹富島景観形成マニュアル」に従い、伝統を尊重して建てた戸建の客室、白砂の路地、プール、見晴台などがあり、小さな集落が構成されています。〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富/客室数 48室[ ]{ }<最高水準のコロナ対策宣言>【1】衛生管理星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。・チェックイン時の検温実施・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ・館内各所に除菌用アルコールを設置・全客室に手指消毒用アルコールを設置・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置・館内での接客業務の際にマスクを着用・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)【2】3密回避密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施・客室でのチェックイン対応(星のや・界)・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月01日火をつけて炎を消し、薫りをくゆらせるお香。アロマが練り込まれたお香を焚くと、気分がリフレッシュしたり、癒されたりしますよね。数々の創作物を生み出し、Twitterに投稿しているクリエイターのミチル(@mitiruxxx)さんは、あるお香を作りました。見た目にクスッとさせられる、ミチルさんが創作したお香がこちらです。長ネギのお香 pic.twitter.com/zumrukx4fp — ミチル (@mitiruxxx) July 26, 2022 ミチルさんが作ったのは、長ネギを模したお香!上部の緑色から、下にいくにつれ徐々に白い色に変化している様子は、長ネギの色合いにそっくりです。『長ねぎ』と書かれたケースに入れられたお香は、もう長ネギにしか見えません…!ミチルさんのユーモアあふれる創作物はまたたく間に拡散され、6万件以上の『いいね』を集めました。・おいしそうな薫りがしそうですね…!・箱の形までこだわっている!・これが本当の万能ネギ。・天才だー!欲しい!ペットボトルの水滴が猫の足跡のようになる『肉球ボトル』や、カーペットクリーナー型の修正テープなど、これまでにも数々の創作物を生み出してきたミチルさん。ぜひ商品化してほしい…!結露が嫌にならない『ボトル』に反響「めっちゃかわいい」「天才か」一見ただのカーペットクリーナーしかし、よく見ると…?「発想が素敵」見るだけで人々が笑顔になる、ミチルさんの創作物が世に出れば、普段の生活がより楽しくなりそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年07月27日四川料理店「飄香(ピャオシャン)」本店が、東京・広尾に移転オープン。四川料理店「飄香」本店が広尾に移転「飄香」は、上海と成都で修業を重ね、四川料理の500以上のレシピを習得して帰国したオーナーシェフ井桁良樹が手がけるレストラン。2005年に1号店を代々木上原でオープンし、現在は銀座三越や六本木ヒルズにも店舗を構えている。代々木上原の本店は、2012年に麻布十番に移転。今回はその本店が、麻布十番から広尾にうつり、移転オープンとなる。厳選素材で“本場四川の味”を提供「飄香」のモットーは、「本場四川の味の伝承」。井桁良樹は、伝統四川料理の流れをくむ老舗「松雲澤(ソンユンゼア)」を中心とする「松雲門派(ソンユンモンハ)」に弟子入りし、「継承人」として認定を受けるなど、現地で学んだ“本場四川の味”に真摯に向き合ってきた。創業以来、「飄香」のいずれの店でも化学調味料は一切使用せず、本場の香辛料や自家製発酵調味料にこだわっている。メニューは“こだわり”のディナーコースのみメニューは、ディナータイムのお任せコースのみ。四川の漬物「泡菜(パオツァイ)」エキスでマリネした牡丹海老にハーブを飾り、中国の弦楽器・琵琶に見立てた前菜「琵琶(ビワ)」や、豚レバーとナマコを煮込んだ四川伝統料理「肝油海参」を進化させた「松雲(ソンユン)」、黒アワビと冬瓜をスープと共に食す「貴妃(グゥイフェイ)」、ラムの鞍下肉に、山椒や唐辛子を使った調味料・辛辣味を合わせた「花徑(ファージン)」など、見た目にも美しい品々を味わうことができる。ドリンクはワインが中心、ペアリングも食事と共に楽しむドリンクはワインが中心で、ペアリングも用意。中国茶をベースに、ハーブや炭酸を加えたアレンジドリンクが楽しめるノンアルコールペアリングも提案する。ライブ感のあるオープンキッチン提供する料理は、全てシェフ一人で作り上げるもの。ダイニングは井桁良樹が立つオープンキッチンをL字で囲むように配置されており、まるでシェフのプライベートキッチンに招かれたような気分を味わうことが可能だ。また、内装にもシェフのこだわりが詰まっており、中国の調度品を用いたインテリアに囲まれながら、四川の味を堪能することができる。【詳細】飄香(ピャオシャン)オープン日:2022年7月4日(月)住所:東京都渋谷区広尾5-19-1 HIROO VILLAGE 1F-2営業時間:ディナー営業のみ18:30より一斉スタート(18:00より入店可能)〜22:30 Close定休日:日・月曜日席数:16席メニュー:お任せコースのみ 24,200円ワインペアリング 15,000円、ノンアルコールペアリング8,000円※上記にサービス料10%を加算。<予約方法>完全予約制。予約は2営業日前まで。電話予約TEL:050-3145-6641(受付時間11:00~15:00)オンライン予約:テーブルチェックから3か月先までの予約が可能
2022年07月08日宮古島のアーティストと子ども達による「ダイナミック琉球」宮古島ver.のミュージックビデオ製作から始まった「ニーリの旅」プロジェクトは、次の目標である音楽劇上演に向けて、上演資金を募るクラウドファンディングを開始いたしました。実施期間は、2022年6月30日までです。“子ども達の笑顔を取り戻したい。宮古島の活力を取り戻したい。”そんな想いが込められたプロジェクトは、島民による宮古島への盛大な恩返し大作戦です。プロジェクト画像1「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト ■プロジェクト実施の背景私たちがこのプロジェクトを通して実現していきたいビジョンは以下の通りです。・宮古島の芸術界を支える人々とその次世代を担う子ども達とを繋ぎ、その実力を広く世界に知らせる。・コロナ禍にあっても子ども達が思う存分表現できる場を作る。・宮古島の伝統芸能や工芸などものづくりの価値を再発見し、新たな形で伝え、発展と継承を促す。MVレコーディング風景■プロジェクト内容音楽劇上演日は2022年9月17日・18日。会場は宮古島市文化ホール マティダ市民劇場。出演者は宮古島市民(大人・子ども)、宮古島のエイサー団体の演舞も交えながら、全て生演奏でお届けします。その上演資金として目標金額100万円のクラウドファンディングに挑戦しております。■リターンについて3,000円 :「ダイナミック琉球」宮古島ver.を収録したCD(全4曲)等10,000円 :ニーリの旅オリジナル紅型ロゴプリントTシャツ等30,000円 :宮古上布×牛本革の名刺入れ等50,000円 :草木染めシルクショール等100,000円:宮古上布×牛本革の束入れ&コインケース200,000円:宮古上布の風衣-kazagoromo-1万円リターン商品:紅型ロゴプリントTシャツ5万円リターン商品:草木染めシルクショール■プロジェクト概要プロジェクト名: 宮古島を盛り上げよう!島のアーティストと子ども達による音楽劇上演プロジェクト期間 : 2022年6月30日(木)までURL : ■団体概要団体名 : ニーリの旅代表者 : 儀間 寛子設立 : 2022月1月11日事業内容: 企画プロデュースURL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】ニーリの旅 運営事務局お問い合せフォーム: niirinotabi@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月15日横浜・八景島シーパラダイスの「八景島あじさい祭」が、2022年6月4日(土)から26日(日)までの期間で開催される。横浜・八景島シーパラダイス「八景島あじさい祭」毎年恒例となっている、八景島シーパラダイスの人気イベント「八景島あじさい祭」。季節ごとに様々な花々が彩る海に囲まれた八景島の島内では、県内最大級となる規模のあじさいが見頃に。「セイヨウアジサイ」や「ガクアジサイ」、八景島のオリジナル品種「八景ブルー」など、2万株のあじさいが咲き誇る。多彩な鑑賞スポットに咲き誇る2万株のあじさい園内にある多彩な鑑賞スポットを巡るのも、本イベントの楽しみ方の一つ。あじさいが海をバックに咲く「シーサイドガーデン」、あじさいとバラのコラボレーションが見られる「ブルーパラダイス」、白いあじさい「アナベル」が滝のように咲き誇るメインストリート「あじさいの滝」など、スポットごとに様々なあじさいの表情が楽しめる。また、あじさいと海を鑑賞しながらお茶とあじさい饅頭を味わう「八景島あじさい茶会」、景島に咲く「カシワバアジサイ」を使用した草木染教室「紫陽花の草木染教室」、八景島のあじさいとバラを使ったフラワーアレンジメントなど、あじさいにまつわる様々な企画も用意されている。開催概要横浜・八景島シーパラダイス「八景島あじさい祭」開催期間:2022年6月4日(土)〜6月26日(日)開島時間:平日 8:30〜21:30、土日 8:30〜22:30※水族館、アトラクションの営業時間は異なる。場所:八景島内 丘の広場周辺
2022年05月27日横浜・八景島シーパラダイスの「八景島あじさい祭」が、2022年6月4日(土)から26日(日)までの期間で開催されます。横浜・八景島シーパラダイス「八景島あじさい祭」毎年恒例となっている、八景島シーパラダイスの人気イベント「八景島あじさい祭」。季節ごとに様々な花々が彩る海に囲まれた八景島の島内では、県内最大級となる規模のあじさいが見頃に。「セイヨウアジサイ」や「ガクアジサイ」、八景島のオリジナル品種「八景ブルー」など、2万株のあじさいが咲き誇ります。多彩な鑑賞スポットに咲き誇る2万株のあじさい園内にある多彩な鑑賞スポットを巡るのも、本イベントの楽しみ方の一つ。あじさいが海をバックに咲く「シーサイドガーデン」、あじさいとバラのコラボレーションが見られる「ブルーパラダイス」、白いあじさい「アナベル」が滝のように咲き誇るメインストリート「あじさいの滝」など、スポットごとに様々なあじさいの表情が楽しめます。また、あじさいと海を鑑賞しながらお茶とあじさい饅頭を味わう「八景島あじさい茶会」、景島に咲く「カシワバアジサイ」を使用した草木染教室「紫陽花の草木染教室」、八景島のあじさいとバラを使ったフラワーアレンジメントなど、あじさいにまつわる様々な企画も用意されています。開催概要横浜・八景島シーパラダイス「八景島あじさい祭」開催期間:2022年6月4日(土)〜6月26日(日)開島時間:平日 8:30〜21:30、土日 8:30〜22:30※水族館、アトラクションの営業時間は異なる。場所:八景島内 丘の広場周辺
2022年05月25日BEGINが、自身の楽曲「島人ぬ宝」リリース20周年を記念したMusic VideoをオフィシャルYouTubeチャンネルで公開した。「島人ぬ宝」はBEGINのメンバーが改めて故郷である沖縄を見つめ直し、当時の石垣中学校の2年生が「島への思い」をテーマに綴った言葉を元に制作された楽曲で、NHK沖縄放送局「本土復帰30年」テーマソングとして2002年5月22日にリリース。当時は「卒業式で歌ってもらいたい」という思いで作られた曲であるが、卒業式で歌われるようになったのはもちろん、沖縄の人々の心をしっかりと掴み、愛され、さらに日本全国から海外でまで愛される楽曲に育った。公開されたMVは貴重な未公開映像を中心に構成され、国内はもちろんハワイ、ブラジル、ペルーなど国境を超えた様々な国で各時代に演奏されたライブや2002年当時のレコーディング風景など、「島人ぬ宝」20年間の歴史を感じる事ができる映像にとなっている。「島人ぬ宝」リリース20周年にあたり比嘉栄昇(Vo)は「『島人ぬ宝』は子供達の島への想いを言葉にしてもらってそれをつなぎ合わせてできました。BEGINの歌というよりは島の子供達と一緒に作った歌なので、みんなと20周年を分かち合いたいと思っています。この歌をたくさん歌ってくれて、応援してくれた皆さん、ありがとうございました。」とコメントしている。BEGINは現在『第25回 BEGINコンサートツアー2022』を敢行中。ツアー会場では、装いを新たにした巾着袋入りの『BEGIN ガジュマルベストライブ会場原盤』(「島人ぬ宝」も収録)が販売されている。BEGIN「島人ぬ宝」20周年MV<ツアー情報>『第25回 BEGINコンサートツアー2022』※終了分は割愛5月23日(月) 福岡・福岡サンパレスホテル&ホール5月24日(火) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)5月26日(木) 鹿児島・宝山ホール(鹿児島県文化センター)6月3日(金) 北海道・町文化センター 大ホール6月4日(土) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)6月10日(金) 兵庫・神戸国際会館こくさいホール6月12日(日) 沖縄・那覇文化芸術劇場 なはーと6月17日(金) 奈良・なら100年会館大ホール6月19日(日) 長野・長野市芸術館メインホール7月2日(土) 秋田・大曲市民会館7月3日(日) 山形・天童市市民文化会館■BEGINオフィシャルサイト
2022年05月22日各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」は、2022年5月15日から、水をテーマに竹富島の歴史を知り、持続可能な資源と暮らしについて考える「ふれあいまいふなー*1ツアー」を新たに提供します。これまで提供していた環境保全ツアーに集落の「井戸巡り」を加え、「島の暮らしと水」をテーマに、サンゴ礁が隆起してできた島の歴史を深く知れるようになりました。また参加者には、環境に配慮して作られたサコッシュをプレゼントします。サコッシュを身に着けて集落の協力店を利用するとサービス特典が受けられ、島民と交流するきっかけになります。ツアー中の井戸巡りやビーチクリーンを通して、持続可能な資源と暮らしについて考えるきっかけが得られる体験です。*1“まいふなー”とは竹富島の方言で「お利口さん」という意味。背景竹富島には透き通る海と白砂が広がる美しい浜辺がありますが、昨今では海洋漂着物の増加や、その処理が問題になっています。*2竹富島の文化や自然環境の保全を目指す一般財団法人竹富島地域自然資産財団(以下、財団)は、この問題を解決するため、竹富島に訪れる人々を対象とした参加型エコツーリズムの開発に取り組んできました。2021年3月に財団とパートナシップ協定を結んだ星のや竹富島はこの内容に賛同し、竹富島ならではの観光体験を提供したいと考え、財団と協力して環境保全ツアーを創り上げました。またビーチクリーンをおこなうだけでなく、集落に足を延ばし、島の方々との交流を通してより竹富島での滞在を楽しんでほしいという思いから本ツアーを企画しました。*2 参考:八重山日報2019年3月7日[ ]{ }特徴1水の大切さを理解する、集落の井戸巡り当施設のスタッフが集落の井戸を案内しながら、水にまつわる島の暮らしを紹介します。珊瑚礁が隆起してできた島には山や川がなく、島の方々は井戸を掘り、水の確保に工夫を凝らして生活していました。現在も、約20もの井戸が残されています。例えば、島の中心部にある「仲筋井戸(ナージカー)」は、1976年の石垣島からの海底送水開始まで、飲料水の供給源として活用されてきました。現在でも大地への感謝と作物の豊作の祈願を行う「節祭(シチマツリ)」において、集落内の各井戸はお清めされ、神聖なものとして扱われています。島の方々の暮らしを知ることで歴史を知り、水の大切さと水を豊富に使えることのありがたみを再認識します。特徴2透き通る海を眺めながらおこなうビーチクリーン島の西側のコンドイ浜から西桟橋方面へビーチクリーンをおこないます。遠浅の海が広がるコンドイ浜と、国の登録有形文化財である西桟橋は観光客に人気のスポットです。しかしこの周辺の浜辺には、海洋漂着プラスチックやペットボトルなどが多数あります。海辺に生息する生き物や植物など、自然にまつわる話をスタッフから聞きながらビーチクリーンを実施します。景色を楽しみながら、日々何気なく消費している資源について考えるきっかけとなる体験です。特徴3資源リサイクルを体験する、ウミガメ型のキーホルダーづくりビーチクリーン後には財団の施設に行き、ウミガメ型のキーホルダーを作ります。材料となるのは、自身で集めた海洋漂着プラスチックです。一度捨てられたものを機械にかけ、価値あるものに生まれ変わらせます。資源リサイクルの可能性を感じる体験です。特徴4ツアー参加者の限定特典参加者限定特典として、漂着ペットボトルをアップサイクル*4した星のや竹富島オリジナルサコッシュのプレゼントと、集落の指定の店舗でのサービスがあります。滞在中にサコッシュやウミガメ型のキーホルダーを持って集落へ出掛けると、それが目印となりサービスを受けることができる仕組みです。例えば飲食時の小鉢サービスや、サーターアンダギーのプレゼントなど、内容はさまざまです。「まいふなー」な活動が島の方々にも伝わり、交流が生まれるきっかけとなります。*4 本来であれば捨てられるはずの廃棄物に新しい価値を与えることで、もの自体の価値を高めること。集落の協力店とサービス内容・ガーデンあさひ(竹富町竹富163-1) :小鉢1品サービス・そば処竹の子(竹富町竹富101-1) :星砂やおやつのプレゼント・Haaya nagomi-cafe(竹富町竹富353) :おやつのプレゼント・手作り工房KUMA(竹富町竹富379) :2,000円以上の購入で100円引き「ふれあいまいふなーツアー」概要■提供開始日 :2022年5月15日■開催曜日 :火曜日、金曜日■スケジュール : 8:45井戸巡り9:15ビーチクリーン10:00ウミガメ型のキーホルダーづくり10:30集落へお出掛け■料金 :1名 3,000円(税・サービス料込、宿泊料別)■含まれるもの :井戸巡り、ビーチクリーン備品レンタル、ウミガメ型のキーホルダーづくり、オリジナルサコッシュ、集落の指定の店舗でのサービス■定員 :1~8名■予約 :公式サイト([ ]{ })にて前日16時まで受付<参考>一般財団法人竹富島地域自然資産財団について「懐かしい未来をつくる」をスローガンに、2019年に立ち上がった一般財団法人です。年間約50万人の観光客が訪れている竹富島で抱える諸問題の解決を目指し、島の文化や環境保全活動に取り組んでいます。『アピール24』と称し、「自然環境の保全」「暮らしの保全」「集落と文化の保全」の3つに分類された24個の活動項目に取り組んでいます。URL:[ ]{ }■星のや竹富島竹富島の東に位置する琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。約2万坪の敷地には、島内の家々と同じように「竹富島景観形成マニュアル」に従い、伝統を尊重して建てた戸建の客室、白砂の路地、プール、見晴台などがあり、小さな集落が構成されています。〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富/客室数48室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月12日