三菱重工が三原製作所和田沖工場(広島県三原市)内に建設していた日本初の総合交通システム検証施設「MIHARA試験センター」が完成し、運用を開始した。都市交通インフラ輸出の振興に向けた検証施設として、他の企業や官民団体にも利用の門戸を開いて運営する。同センターは、約3.2kmの鉄道軌道用試験線に加え、新交通システム(AGT)や磁気浮上システム(HSST)用の3線の試験線を備える施設。鉄道用試験線は欧州規格のレールを採用し、カーブ半径や勾配などもグローバル仕様に。グローバルスタンダードの標準軌(1,435mm)と、国内在来線で多くみられる狭軌(1,067mm)の3線軌条とした。高架部も備え、最高時速100kmでの車両性能、カーブでの騒音・振動、さらに信号、通信、電力、運行管理などについての各種試験を総合的に行えるという。近年、世界の鉄道システム市場が活況を呈する半面、新興国の台頭により競争が激化。最近では高機能な信号・運行管理や都市部の複雑な路線配置などに対応できるかどうかが受注のカギを握る傾向にあるという。今回完成したシステム検証施設は、こうした傾向を踏まえて建設されたもので、鉄道システム輸出の競争力向上に向けた国際規格への対応や製品開発の支援ツールとして活用する考え。加えて、「日本モデル」として国際的に評価の高い、保守・運用を含めたソフト面の一層の充実にも役立てるとしている。
2014年10月08日横浜市中区に、いっぷう変わったお店があるらしい。「横浜亜熱帯茶館」というお店。実はここ、日本でも珍しい爬虫類と触れ合うことのできる「爬虫類Cafe」なのだという。いったいどんなお店なのか。爬虫類が苦手な人は閲覧注意のレポートをお届けしたい。○広い店内には爬虫類がいっぱい!横浜市営地下鉄・伊勢佐木長者駅から歩くこと約5分、目的の看板が見えてきた。ここが爬虫類ファンにはたまらないスポットだという。どんなお店なのか、早速中へ入ってみる。広い店内には植物が多く、たしかにその名の通り亜熱帯の雰囲気があるが、明るくてとても清潔感があるカフェという印象。唯一普通のカフェと違うのは、壁一面にガラス張りのケースがあるところ。なるほど、あの中に?いた。しかもかなり大きい。体長80センチはあろうかというイグアナが、ガラスの向こうからじっとこちらを見ている。なかなかの迫力。こんなに間近にイグアナを見られるカフェはたしかにそうそうあるまい。他にもいるわいるわ爬虫類の数々。お店の壁面はほぼすべて水槽になっており、トカゲやヘビ、カエルやイモリがそれぞれ暮らしている。店長の長野さんによれば、現在「横浜亜熱帯茶館」では約20種類40匹前後の爬虫類を飼育しているとのこと。○放し飼いスペースで爬虫類と戯れる客層は20~30代の女性が圧倒的に多いという。そしてこのお店の特筆すべきは、8帖ほどの放し飼いスペースがあり、そこに入ればトカゲやカメと触れ合うことができるというところ。「基本的に凶暴なのはいないのですが、放し飼いスペースにいるのは特に温厚な子たちばかりです。こうして触れ合えるスペースがあるのは日本でも珍しいので、わざわざ地方からお越しになる方もいますよ」(長野さん)「店内は自由に動き回ってもらってかまわないので、放し飼いスペースに入ったり、写真を撮ったり(フラッシュ撮影は禁止)、眺めたり、置いてある爬虫類の書籍を読んだりして、だいたい皆さん平均2時間くらいはいらっしゃいます。爬虫類ってよく見るととても可愛いんですよ」(長野さん)たしかに触ってもすごく大人しいし、つぶらな瞳が可愛いといえば可愛いかも。○中国茶を飲みながら心ゆくまでゆっくりと「横浜爬虫類茶館」では店長こだわり中国茶を提供しているという。「中国茶は、紅茶などと違ってじんわりと成分が出てくるため、お湯(おかわり自由)を足せば5杯くらい楽しめるので、心ゆくまで爬虫類たちを眺めてもらえればと思っています」(長野さん)爬虫類の魅力は、哺乳類とまったく違う見た目と行動の不思議さだという長野さん。週末は満席になることが多いため、じっくり店内を見て回りたい人が平日の午前中がオススメとのこと。実際に行ってみたら、爬虫類の魅力に目覚めるかも?○基本情報横浜亜熱帯茶館住所:神奈川県横浜市中区長者町8-133 冨森商事2Fアクセス:JR根岸線 関内駅 徒歩8分京急本線 日ノ出町駅 徒歩3分営業時間:11:00~19:00定休日:火曜日・水曜日平均予算:900円(通常平均)1,400円(ランチ平均)
2014年09月29日ウェザーニューズは8月26日、8月20日に発生した広島市の大規模な土砂災害の要因に関する分析結果を発表するとともに、週末には、前線が接近して、広島で再び雨が降る可能性があると注意を呼びかけた。同社によると、広島市では8月19日夜から20日未明にかけて1時間に100mmを超える激しい雨が降り、市内の安佐南区、安佐北区では大規模な崖崩れや土石流が発生し、広島市安佐北区三入東では19日夜以降、断続的に雨が降り、降り始めから土砂災害が発生する20日未明の積算雨量が270mmを超えたという。一方、今年の8月2日~4日に記録的な大雨となった高知県高知市の積算雨量は、広島市の土砂災害発生時の3倍以上だったが、広島市のような大規模な土砂災害は発生しなかった。これより、土砂災害の規模を左右する原因は必ずしも積算雨量だけではなさそうだとしている。土砂災害が発生する直前の広島市安佐北区三入東の雨量は、20日午前2~3時に90mm、午前3~4時に121mmの雨が降っており、土砂災害発生時には1時間に100mm前後の猛烈な雨が観測されていたことから、1時間100mmレベルの短時間強雨が今回の土砂災害の土砂災害の要因の1つと分析している。また、産業技術総合研究所地質調査総合センターが公開している地質データから、広島県広島市は薄いピンク色で表示される「後期白亜紀(K2)の花崗岩」の分布が目立つ一方、高知市は灰緑色で表示されている「ペルム紀(P)の付加コンプレックスの基質」や白色で表示されている「後期更新世-完新世(H)の海成または非海成堆積岩」が広く分布しており、地質が異なることを指摘している。さらに、広島市の航空写真には、やや傾斜が急な扇状地が写っており、これは過去に繰り返し土砂災害が発生したことを示唆しているという。こうしたことから、同社は、地質が広島の土砂災害の大きな要因と考えられるとしており、暮らしている地域の地形や地域を把握するとともに、雨の強さに注意する必要があると呼びかけている。
2014年08月26日最近、広島県の話題をよく耳にしませんか。特に、広島カープのファンの「カープ女子」という言葉は、今年のカープの頑張りもあって一気に広まっていますよね。また、広島出身のポルノグラフティは故郷である因島でライヴをしたりと、地元愛を感じさせる活動もしています。そんな広島県の魅力を伝えるために、ガイドブック「泣ける!広島県」が発行されました。表紙を飾るのは、メンバー全員が広島県出身のPerfume。7月14日に発行を発表したところ、発表直後から、全国の配布場所へガイドブックを求めて大勢の人びとが押し寄せる事態に。7月14日14時から 「泣ける!広島県」特設ウェブサイト 公開後、たったの2時間余りでウェブサイトでの予約上限数2,000件に到達する予約申し込みが集中。配布開始日の7月15日に配布場所のひとつである東京銀座の広島県ブランドショップTAUでは、ガイドブックを求めて行列が発生するなど、予想を上回る反響になったとか。その結果、わずか3日間で、配本施設の大阪情報センターや県内観光案内所などを含め、初版50,000部だったにも関わらず、品切れが続出している状況だそう。「泣ける!広島県」では、巻頭グラビアにPerfumeの3人が登場。広島に里帰りし、広島市内と尾道で撮影したグラビアや広島について語るインタビューをたっぷり掲載。大特集「広島の旅は、泣ける。」で、感動号泣旅や人情ホロリ旅、わたしのひろしまジャーニーなど、広島の6つの旅を提案。思わず感涙してしまう筆影山や倉橋島といった風景と出会う旅や、人情豊かな人と出会う旅など、いろいろなシーンで泣ける旅に出かけたくなりそう。広島のうまくて泣ける、エピソードが泣ける、厳選の飲食店16軒を紹介する「泣けるほどうまいものがある~広島泣きメシ」や、広島県民を「泣ける委員会」と命名、広島の泣ける宿、泣ける音、泣ける乗り物、泣ける活動などをレコメンドする「広島のことはオレに聞け~広島泣ける委員会」といった企画も。広島に足を運んで、こんな風に泣きたい、そう思わせてくれる充実の内容は、手に取りたいという人が殺到したのもうなづけます。たくさんの人が電話やメールで増刷を求めたというのも納得ですね。その要望に応え、なんとこの「泣ける!広島県」の増刷が決定。38,000部を増刷するとのことなので、ぜひゲットしたいですね。増刷分は、8月中旬頃に納品予定だそうなので、 「泣ける!広島県」特設ウェブサイト をチェックしておいて。これからますます注目され、熱くなりそうな広島県。それももともと広島県が持っていた魅力がようやく知れ渡ってきたから。ぜひ「泣ける!広島県」を手にして、その泣ける!魅力に触れてみては? そして、実際に広島県に足を運んでみたいですね。・広島県 公式サイト 「泣ける!広島県」特設ウェブサイトは、 こちら
2014年07月28日(画像はプレスリリースより)ルボアのトリートメントとランチがセットで6,980円広島のおしゃれなホテルといえば、オリエンタルホテル広島。アーバンスタイリッシュなホテルでリッチな体験ができる、トリートメント&ランチプランのサービスがスタートした。ホテル6Fにあるサロン&スパ「ルボア」のトリートメントコースに、1F ニューヨークカフェのパワードランチが付いた、「ルボアトリートメント&NYパワードランチ」プランだ。「ルボア」はヨーロッパの植物療法“フィトテラピー”をベースに、和漢ラテンのメソッドを組み合わせたトリートメントメニューが人気のサロン。自分へのご褒美に、極上のくつろぎタイムを「ルボアトリートメント&NYパワードランチ」プランは、薬草オイルとクリームを使ったボディまたは、フェイシャルのトリートメント45分コースに、ニューヨークスタイルのパワードランチがセットになって、6,980円(税・サービス料込み)で体験できるスペシャルコース。「ルボアトリートメント&NYパワードランチ」プランの実施期間は、6月1日~8月31日。ランチタイムは、 11:30~15:00。ランチコースでは選べるメインディッシュとサラダ、スープ、パン、15種類のデザートから自由に選べるブッフェ、ソフトドリンクバーのセットが楽しめる。プロの手による癒しのトリートメントの後に、味わうランチは格別。家族や友人と一緒に、また、頑張った自分へのご褒美として、上質の空間で贅沢なくつろぎのひと時を過ごしてはいかがだろう。利用を希望する方は、6F ルボアに電話予約を。6F トリートメントサロン&スパ「ルボア」TEL. 0120-531-022(11:00-19:30)※火曜日定休(プレスリリースより)【参考】・アビリタス ホスピタリティのプレスリリースオリエンタルホテル広島 | アビリタス ホスピタリティ
2014年05月24日広島県福山市・鞆の津ミュージアムは4月26日~7月21日、展覧会「ヤンキー人類学」を開催する。○ブチ上げ改造単車から相田みつをまで、"アゲと気合い"のヤンキー美学を一挙紹介同展は、一般的には、否定的理解のもとにおかれてしまう「ヤンキー」文化を肯定的にとらえ直す展覧会。超精巧なデコトラのミニチュア、自作のデコチャリ、ブチ上げ改造単車、ド派手な成人式の衣装、相田みつをの書など、自らを表現せずにはいられないその精神から生み出される、自由で生命力に満ちた表現を紹介するものとなる。かつて、70~80年代にかけて見られた、リーゼント・変形学生服・特攻服・改造車などに代表される文化を好んだ若者は「ヤンキー」と呼ばれた。しかし、当時、そのようなヤンキー文化は「バッドテイスト」(悪趣味)なものとみなされる社会の周縁的現象であり、いまやほとんど見ることができないものになっている。しかし、精神科医の斎藤環氏によれば、ヤンキー的美意識や、「気合主義」や「反知性主義」といったヤンキー性は日本文化を構成するひとつの原理として、消滅するどころか、様々なものにかたちをかえて日本社会の随所に偏在しているという。さらに、ヤンキー性は、自己存在の強烈な主張、権威や常識、既成概念に対する反骨精神、そして融通無碍で自由な編集性といった性質によっても特徴づけられ、それは独特の形象を生み出す創造性として発現している。同館では、同展を通じて、ヤンキー的表現に宿る刹那的で爆発力ある生き様や、そこから放たれる世の中をたくましく生き抜く"仏恥義理(ぶっちぎり)"のパワーを感じて欲しい、としている。開催日時は、4月26日~7月21日 10時~17時。会場は、鞆の津ミュージアム(広島県福山市鞆町鞆271-1)。休館日は、月・火曜日。ただし、4月28日、29日、5月5日、6日、7月21日は開館。4月30日、5月1日、7日、8日は振替休館。入館料は一般1,000円、小学生以下・障がいのある方は無料。また会期中は関連イベントとして、トークイベントを開催。相田みつを美術館館長・相田一人(5月11日 17時~19時 参加費1,500円)、都築響一×上野友行(5月25日 17時~19時 参加費2,000円)、脳科学者・茂木健一郎(日程調整中 参加費1,500円)、精神科医・斎藤環(6月15日 15時~17時 参加費1,500円)。会場はすべて鞆こども園(鞆の津ミュージアム裏手)。定員は、各100名(要予約・先着順)。
2014年03月02日嚴島神社と原爆ドーム、ふたつの世界遺産を擁する広島。なかでも嚴島神社のある宮島は「恋が叶うパワースポット」としても知られ、たくさんの女性が訪れています。そんな広島のご当地グルメといえばお好み焼き。 県内に数ある店のなかから、「この店の味を知らずして広島のお好み焼きは語れない!」という超有名店・3軒とその人気メニューをご紹介します。行列覚悟で行ってみましょ。 ■広島お好み焼きのスタイルを築いた名店 まずご紹介するのは、1950(昭和25)年創業の「みっちゃん 八丁堀総本店」。麺を入れる、ヘラを使って食べるなど、現在は当たり前になっている広島お好み焼きのスタイルを考え出したという老舗店です。変わらぬ味と品質が保たれている理由は、キャベツ担当、仕上げ担当など、分業制でメニューが作られていること。カウンターとテーブル席があり、常に多くの人でにぎわうので、確実に入店するなら開店直後がおすすめです。ここの人気No.1メニューは生イカ、生エビが入ったスペシャルそば950円(税抜き)。No.2は特製スペシャルそば1140円(税抜き)、No.3はカキ入りそば肉玉1140円(税抜き)だそう。■職人の焼きの技術が光る一品をめしあがれ 次に紹介するのは、広島市内にある行列店「八昌」。産地にこだわった甘みと水分たっぷりのキャベツを約20分かけて蒸し焼きにした後、押し焼くのが特徴。シンプルで飽きのこないメニューは多くの地元客がラブコールを送る。 平日は地元客が多く、休みの日になると9割が観光客になるそうで、18時までの入店が狙い目! そば肉玉、野菜肉玉、うどん肉玉の3種のみの厳選メニューで、なかでもダントツ人気のメニューはお好み焼きそば肉玉800円(税抜き)だとか。■駅ビルASSE2階で1日中にぎわう注目店 広島を出発する前に、おいしいお好み焼きを食べたい!と思ったら、迷わず広島駅直結の「麗ちゃん」へ。ここは広島駅の駅ビル内にあり、行列が絶えない店として知られています。 季節ごとに異なる産地のキャベツを使用するなど、素材はとことん厳選。注文はメニューに記載の番号で伝えて。こちらの人気No.1メニューは生スルメイカや生エビがたくさん入ったスペシャル(生イカ・生エビ)1143円(税抜き)。No.2はそば・豚肉・玉子入り695円(税抜き)、No.3はイカ天・そば入り790円(税抜き)とのこと。みっちゃん 八丁堀総本店 tel.082-221-5438 広島県広島市中区八丁堀6-7 広電八丁堀電停から徒歩5分 11:00~14:00LO、17:30~21:00LO (土・日・祝は11:00~14:30LO、17:00~21:00LO) 水曜定休 八昌 tel.082-248-1776 広島県広島市中区薬研堀10-6 広電銀山町電停から徒歩10分 16:00~22:30(日・祝は~21:00) 月、第1・3火曜定休 麗ちゃん tel.082-286-2382 広島県広島市南区松原町2-37 ASSE 2階 JR広島駅直結 11:00~21:30LO 不定休 「旅で元気になる」をコンセプトにしたガイドブックシリーズ、 『地球の歩き方Cheers!』 。 『地球の歩き方Cheers! 広島・宮島・せとうち2014』 では、嚴島神社と原爆ドーム、ふたつの世界遺産はもちろん、地元の人がこっそりが教えるおいしいお好み焼き、宮島カキ、売り切れ続出スイーツなどとっておきの情報が満載。瀬戸内のゆる~い港町のお散歩マップも見逃せません。詳しい情報は 『地球の歩き方Cheers! 広島・宮島・せとうち2014』 をチェック!
2014年02月21日広島県は14日から16日まで、イオンと連携し「広島トップかき」の「殻付かき電子レンジパック」を関東圏の100店舗で販売する。○広島の殻付かきを自宅でチンして同県は首都圏で、生産者がこだわりを持って養殖・選別した「広島トップかき」のPRや販売促進を実施している。同商品は、殻付の蒸かきを簡単に楽しめる商品となる。特徴は、特殊容器に入った殻付きかきを電子レンジに入れ、約5分加熱。簡単な調理で素材そのものの味を楽しむことができるという。「家庭で殻付きかきを食べる」という新たな提案により、かきの消費拡大につなげてゆきたいとしている。殻付かき5個入りで、価格は非公開。14日と15日には、埼玉県越谷市の「イオンレイクタウンMORI」にて、「広島トップかきPRイベント」を開催。試食用として、連日11時から200個、14時から300個のかきを提供する。また、東京都江東区の「イオン東雲店」ほか5店舗では、「広島トップかき」の試食コーナーを設置し販売。広島県内では、広島市・府中町のイオン4店舗で、14日から16日に同商品を販売する。同県による、首都圏かき販促キャンペーンの概要は、特設WEBサイトで閲覧できる。
2014年02月13日広島県立総合技術研究所西部工業技術センターは、JA三原柑橘事業本部(尾道市瀬戸田町)が生産・販売している「ハート型レモン」生産用の新しい型枠を開発した。「ハート型レモン」は、輪切りにするとハートの形になるレモン。JA三原柑橘事業本部が国内で唯一生産し、業務用や贈答品として販売しているほか、観光キャンペーン「おしい!広島県」のポスターデザインにも採用されている。今回同センターでは平成23年度から、「型枠を付けても半分程度の果実しかハート型にならない」などの課題を解決するため、農業技術センターやJA三原と連携し新しい型枠の開発に着手。3Dプリンターで作成した試作型枠での検討や、使用面での設計改善を進め、新しい型枠を開発した。この新型枠は、今年7月から生産現場に導入。その結果、出荷できる果実の割合が従来の5割から8割以上にアップ。さらに形が良くなったため、ハート型の輪切りがとれる部分も大幅増えたほか、作業面でも型枠の設置時間が30秒と従来の4分の1に短縮されたという。生産者からも「形もよく、作業しやすくなった」と好評で、今後この型枠により、ハート型レモンの生産・販売が拡大することが期待されている。なお、新型枠でのハート型レモンの収穫は1月下旬頃までの予定。
2013年11月22日何事にも日本一や日本初がある。多くは横浜や神戸といった鎖国後に開かれた港町や、東京や大阪といった大都会だが、実は意外なものに地方が初めてということがある。その中のひとつ、日本で最初に国産バスが走ったのは、広島市の横川と河部(かべ)の間だったということをご存知だろうか。○最初の国産バスは明治38年2月に登場正確に言うなら、複数の人が乗った車(バス)が日本で初めて走ったのは京都だったと言われている。しかし資料を見る限り、京都のそれは「外国の自動車を改造した複数乗りの車」と言うのが正確だろう。だが広島市のものは、残されている写真で分かるように、日本で設計して作ったまさに「国産初のバス」だった。日本最初の国産バスが走ったのは明治38(1905)年2月で、「広島駅」西隣の「横川駅」の近くだった。総ケヤキづくりのボディで重量は1屯(たむろ)、それにアメリカ製の18馬力のエンジンを乗せた、屋根付きの12人乗りの車である。車掌付きで、広島市西区横川町から安佐北区可部までの約14,5kmを結んだという(製作は日本車輌)。そのバスが10年前に復活されたのだが、それは広島市が「JR横川駅前広場改良工事」を提示したことがきっかけだったという。横川商店街で理事長をしている村上正さんは、「せっかく駅前を綺麗にするなら、『日本のバス発祥の地』の記念碑を建立してほしいと地元で要請しました」と説明する。それを受けて市も快諾し、実物大のモニュメントを作るとの回答を得た。そして市は、モニュメント作りのために広島市立大学芸術学部の吉田幸弘教授に、CGでの立体画像の作成を依頼。「モニュメント作りに魅了された吉田教授は、『バスが横川商店街を疾走する動画』まで作成されました」と村上さん。○復元には4,500万円必要「ところが、市から『モニュメントは1度見に来たらそれでおしまいなので、いっそ自分たちで実物通りに復元されたらいかがか。ただし資金的援助などは一切できない』という信じられない提案がされました」(村上さん)。そして吉田教授を中心に、商店街・市民有志などで「レトロバス復元の会」が結成された。「とりあえず、地元の自動車メーカーであるマツダを訪ねて復元計画を相談しました」と村上さんは言う。しかし、車1台作るのに大体4,500万円必要と提示されて意気消沈。それでも、「日本初の国産バス復元」を旗印に計画を続行することになったという。○市民や企業からの寄付で実現そうした様々な出来事があった中、多くの広島市民、有力企業の協賛を得ながら、吉田教授の工房を拠点としてメンバーが集まって、半ば手弁当でバス復元に取り組んだという。「地元の鉄工所が鉄の部分を無性で作成してくれたりしたおかげで、何とかバスを復元させることができました」と村上さん。復元したバスは、2004年3月28日に広島~可部間14.5kmを記念走行した。「ただし、車検を取得していないため公道は走れません。道路でない河原などを走ったり、道路は皆で引っ張ったりしながら、約4時間かけて可部にたどり着くと、可部の街では黒山の人だかりで大歓迎を受けました」(村上さん)。最終的に集められた資金は2,400~2,500万円。最後に残った100万円は、地元にいた映画監督にボランティアで「横川サスペンス」というバスをテーマにした60分の映画を作成してもらって、これも話題になったとなった。10年たった現在も、「日本初の国産バス」は各種イベントに引っ張りだこだという。
2013年11月08日三井住友銀行は8日、東京都大田区と大阪府東大阪市の2カ所に、中小企業を対象としたソリューション専門拠点「中小企業ソリューションセンター」をオープンした。同センターには、専門スタッフをそれぞれ10名程度配置し、中小企業に対して各種コンサルティングやアドバイスなどを行う。製造業を中心に中小企業集積度の高い地域として知られる大田区・東大阪市に設置することで、海外進出や事業承継、事業再編といった顧客の各種経営ニーズに対し、より細かく対応する体制を構築するとしている。主なサービスは、資金調達手段の提供、ビジネスマッチング、経営改善・事業再編などに向けたコンサルティング、事業承継アドバイス、海外進出サポート、決済サービスの提供などとなる。所在地は、大田区が東京都大田区蒲田5-41-8、東大阪市が大阪府東大阪市長堂1-11-22。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月08日広島県広島市中区にある「三島食品広島工場」は、「ゆかり(三島食品の登録商標)」など同社のふりかけや、混ぜごはんの素の製造工程を見学できる家族向けツアー「2013春休み 親子工場見学ツアー(広島工場限定)」を開催する。日時は3月27日、4月3日の2日間、定員は30名。同工場は、広島市の小学校3・4年生の授業に使われている副読本にとりあげられ、課外授業の一環として、毎年約8,000人の児童が来社しているという。見学では、しそ・わかめ・かつおなどの原料から、処理・調味・乾燥・袋詰めと製品ができあがるまでの工程を見ることができる。予約は、大人1名・子供1名以上の家族単位(合計9名以下)。原料や機械の近くを通ることがあるため、未就学児(平成25年4月からの新小学1年生含む)や、重篤な食物アレルギーがある人、ペースメーカーを着用している人は参加できない。また、見学時は、帽子・マスクなどを着用。子供は学校で使われている給食用エプロン(スモックタイプ)・子供用マスク・上靴の持参が必要となる(エプロンは貸し出し可能)。大人向けのエプロンは工場で用意するとのこと。開催時間は10時から11時30分を予定。予約の締め切りは3月27日開催が3月20日、4月3日開催が3月27日となっている(定員になり次第締め切り)。予約は、同工場見学ツアー公式ページから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月04日音戸の舟唄全国大会実行委員会は1月27日、呉市制110周年記念「第6回音戸の舟唄(おんどのふなうた)全国大会」を開催する。開催場所は、音戸公民館ホール(広島県呉市南隠渡1-7-1)。「音戸の舟歌」は、その昔、呉市警固屋と音戸町との間にある「音戸の瀬戸」で漁をする人が、小さな船で艪(ろ)をこぎながら瀬戸の流れに合わせてうたったとされ、日本三大舟歌の一つとして知られている。同大会では、一般の部予選を1部から4部にかけて実施。ジュニアの部を挟み、一般の部の決勝戦、さらに過去5大会の一般の部最優秀賞受賞者による名人戦を行う。今大会では、初の「名人位」が決定するという。また、同時開催として、音戸特産の海産物や呉地域のグルメなどを販売する「呉の物産展」も実施するとのこと。開催時間は、9時30分から18時まで。詳細は、呉市観光ホームページ「くれナビ」でみることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月16日広島県呉市は、かつて日本最大かつ東洋最大の海軍工廠(かいぐんこうしょう。艦船や航空機を開発・製造する海軍直営の軍需工場)があった地であり、有名な「戦艦大和」などを製造した歴史を誇る。そして、ここで製造された戦艦や弾丸の展示を行っているのが、通称「大和ミュージアム」と呼ばれる「呉市海事歴史科学館」だ。「同ミュージアムは、JR呉駅から歩道橋を利用して徒歩5分ほどの呉湾に面した海沿いに建っている。通称名から想像できる通り、展示の目玉は実物とほぼ同じ工程で制作された10分の1スケールの「戦艦大和」のモデルである。「設計図がないので、写真などの資料を手掛かりに復元されているのですが、新しい資料が見つかれば、それに合わせて随時改修もしています」と運営グループの井坂純子さん。本物の大和は全長263m。展示品も10分の1スケールとはいえ、全長が20mを越える圧巻の大きさ。実物を前にすると、その迫力に圧倒されることは間違いない。ちなみに本物は、昭和初期に建造されたのにも関わらず、空調設備やエレベーターなどが設置されていたという。また、ここには実物の展示も多く、例えば館外には大和以前の主力艦だった「戦艦陸奥」の主砲や、日本初の有人深海調査艇「しんかい」などがある。さらに、特殊潜行挺(せんこうてい)「海竜」後期量産型や「九三式魚雷」、特攻兵器「回天」十型試作型、「零式艦上戦闘機六二型」なども展示されている。軍港としての呉市の歴史は、明治22年(1889)に呉鎮守府、明治36年(1903)には呉海軍工廠が設置されたことに始まる。同市はその後、戦艦「大和」をはじめとする数多くの船舶を製造して、海軍工廠の街として栄えた。そして戦後は、戦前から培われてきた様々な技術を生かし、さらに新しい技術を導入して、世界最大のタンカーを数多く建造する有数の臨海工業都市として発展してきた。ミュージアムにはそうした呉市の歴史を写真や映像、資料などで詳しく紹介している展示室も設けられている。建物の最上階には、科学技術の素晴らしさを伝える目的で、操船シミュレーターや波の性質を学べる実験水槽が設置されている。また、科学の不思議を体験するサイエンスショー、工作教室なども行われているので、子どもたちが楽しみながら学ぶことができる。また、「ボランティアガイドによる館内案内も行っています。映像や模型などの展示は個人でもご見学いただけますが、ボランティアガイドの解説をお聞きいただくのも面白いと思います」(井坂さん)とのこと。家族連れでも友達同士でも大いに楽しめること間違いなしのスポットなのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日広島まちコン実行委員会は2013年2月9日、広島県広島市の横川商店街にて「第1回 横川コン」を開催する。同イベントは、歴史の街・横川で広島まちコン実行委員会と横川商店街連合会とが協力して開催する。広島生まれ広島育ち、広島が大好きなスタッフがイベントの企画から運営まで実施しているという。男性200人、女性200人という”メガ合コン”で、4時間で横川商店街の個性あふれる複数の飲食店を食べ飲み歩きするとのこと。イベント当日は、横川シネマ割や横川商店街スタンプラリーウオーキングでキャッシュバックなどの事前イベントも多数開催予定。時間は15時~19時。参加費用は男性6,000円、女性4,000円。20歳以上35歳以下の男女が対象で、定員は男女各200名(2名1組で申し込み)。参加申し込みは広島まちコン公式ホームページで受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日福岡銀行は14日、北九州市小倉北区の北九州営業部および行橋市の行橋支店を新店舗に移転し、リニューアルオープンすると発表した。いずれの新店舗とも、ふくおかフィナンシャルグループのブランドスローガン『あなたのいちばんに。』を実践していくために、快適で機能的な空間を提供する工夫を凝らし、環境にも配慮した取組みを行なうとともに、顧客に質の高いサービスを提供できる店舗にしているという。同行は、中期経営計画ABCプランの基本方針のひとつとして「お客さまとのリレーション強化」を掲げている。店舗は地域の顧客との最大の接点であるため、今後も顧客の利便性向上を図り、あらゆる金融ニーズによりきめ細かく対応していくために、店舗機能の向上に努めていきたいとしている。新店舗営業開始日2013年3月18日所在地福岡県北九州市小倉北区堺町二丁目2番18号(仮店舗移転前の旧店舗地)新店舗営業開始日2013年2月18日所在地福岡県行橋市中央三丁目1番22号(仮店舗移転前の旧店舗地)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日広島県広島市の広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)武道場で、「2013新春神楽」が行われる。開催日は2013年1月2日(水)、3日(木)の2日間。時間は開場10:00、開演11:00、終了16:30の予定。入場料は前売り券2,500円、当日券3,000円、小中学生500円、未就学児無料となっている。演目を一部紹介すると、2日(水)は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の物語を宮乃木神楽団が演じる「伊吹山」。吉田神楽団が演じるのは、平将門の娘が亡き父の無念を晴らそうとする「滝夜叉姫」。琴庄神楽団からは「羅生門」が披露される。3日(木)の演目は、天照大神の物語を大都神楽団が演じる「天の岩戸」、今吉田神楽団が演じるのは土蜘蛛と源頼光の戦いの物語「葛城山」、平家滅亡の物語「壇ノ浦」、そのほか。イベント詳細は広島観光ナビで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日東京都台東区の浅草寺境内では、12月17日から19日にかけて「歳の市(羽子板市)」が行われる。浅草寺本堂周辺で、羽子板を売る店が50軒ほど立ち並ぶ。同イベントは正月の縁起物として羽子板を取り扱うことから、浅草の年末の恒例行事となっている。羽子板は「邪気をはね返す板」として、女児の成長を願う風習から来ているという。本堂周辺に並ぶ羽子板を売る露店には、装飾用の大きなものから子ども用のものまで、様々なタイプの羽子板が華やかに飾られる。歌舞伎の絵柄などの他、その年に人気を呼んだ著名人も羽子板になって登場する。2012年は誰が羽子板になるのかも見どころのひとつだ。羽子板市は12月17日~19日に開催するが、18日は浅草寺の観音様の「ご縁日」でもあり、より多くの人で賑(にぎ)わう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日東京都世田谷区では12月15日、16日、および2013年1月15日、16日の4日間、「区制80周年記念 ボロ市」が行われる。「世田谷のボロ市」は430年以上にわたる歴史を誇り、東京都指定無形民俗文化財にも指定されている伝統の市。今回は、世田谷区制80周年記念の節目の開催となる。露店数700店舗、来場者数・数十万人と、活気あふれる同イベント。骨董(こっとう)類、古着、植木から玩具、日用雑貨、食料品など、多種多様な商品が販売される。今回は5年ぶりに代官行列が行われ、地域の人々が江戸当時を模した装束を身につけ、会場内を行列が練り歩く(代官行列は12月、1月ともに15日のみの実施)。さらに東日本大震災の被災地復興を支援するため、復興支援物産展を開催する。日程は、12月15日~16日、2013年1月15日~16日、9時~20時。雨天実施。会場は、東京都世田谷区・世田谷一丁目・通称”ボロ市通り”とその周辺。詳細は、世田谷区公式ページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日滋賀県草津市では、市を代表する観光使節として、草津市の魅力を市内外にPRし、草津市の観光振興に努める、「平成25年度グッドウィルナー草津」の募集を12月3日から開始した。募集人数は2人で、任期は3月の選任式から1年間。応募の条件は、草津市内に在住・在学・在勤で、平成25年4月1日時点で18歳以上。性別は不問。ただし、高校在籍者は除くとのこと。さらに、平成25年度中に草津市観光物産協会が出動を依頼する各種の行事(年間出動約20回)に参加でき、グッドウィルナー草津の活動について、家族および勤務先、学校の理解と協力を得られこととしている。応募は、所定の応募用紙に必要事項を記入、写真貼付の上、平成25年1月11日(金)必着。直接持参しても郵送でもOK。自薦、他薦は問わない。選考会は2月2日(土)14時00分~17時00分の間で、1人約10分程度。選任者には、賞金10万円やコスチューム一式、記念品が贈呈される。なお、出勤が予定されているイベントは、「草津宿場まつり」「草津納涼まつり」「草津街あかり・華あかり・夢あかり」「県外観光PRキャラバン」ほか、同観光物産協会が行う観光PR行事及び参加する観光PR事業など。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)が広島のパセーラに、新たなブティックをオープンした。広島の基町クレド・パセーラにオープンしたブティックは、ワンフロアで構成された広々とした店内に、ラゲージやメンズのシューズ、メンズおよびウィメンズのバッグ、レザーグッズ、ベルト、アクセサリー、ファッションジュエリー、フレグランスが取り揃えられている。ボッテガ ヴェネタ広島店は、クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーによってデザインされ、ボッテガ・ヴェネタらしさを表現するストアコンセプトに基づいて、特注のウォールナット製のテーブルやガラス製のハンドクラフトのケース、レザーで覆われたドアハンドルが使用されている。また、マットなニュートラルカラーやアースカラーといった、落ち着いた感覚的な色合いが使われており、プライバシーや洗練された雰囲気、心地よさを感じる空間でショッピングが楽しめるようになっている。トーマス・マイヤーはオープンについて「広島に新しいブティックをオープンできること、特に空間デザインが非常にユニークなこの場所でオープンできることを嬉しく思います。ブティックのファサードは、日本のクラフトマンシップとボッテガ・ヴェネタらしい美的感覚を融合させました。このブティックはボッテガ・ヴェネタのプロダクトと同じインスピレーションに基づいて設計されており、現代的で時間を超越する、美しいものをデザインし、形にすることを意識しました。広島のお客様にここでのショッピングを楽しんでいただけると確信しています」と語っている。ボッテガ・ヴェネタの社長兼CEOのマルコ・ビッザーリも「広島のお客様をブティックにお招きして、ボッテガ・ヴェネタの卓越したサービスと比類のないラグジュアリーを楽しんでいただけるのを心待ちにしています」と語り、ボッテガ・ヴェネタの新ブティックオープンに対し、期待の意を示した。【ボッテガ・ヴェネタ広島店】〒730-0011 広島県広島市中区基町6-78元の記事を読む
2012年12月06日広島県安芸高田市にある市立八千代の丘美術館では12月8日(土)に「WinterFestival2012”ART×MUSIC”」を開催。時間は10時00分~20時00分で、入場は無料。同館は、15棟のアトリエ付きギャラリーからなり、1棟1名の芸術家の個展形式で展示を行う。作家の入館は1年とし、それぞれのギャラリーでは、年に3回、展示替えが行われ、12月から第11期(2012年度)入館作家の3rdseasonの作品が、各ギャラリーで展示されている。イベント当日は入館作家によるギャラリートークが行われるほか、「キラキラボックス」、「デコフォトフレーム」を作るワークショップも開催。13時00分~18時00分の時間内、いずれかに自由に参加できる。ただし、材料がなくなり次第終了。また、同館は通常17時00分で閉館だが、当日の夜は20時00分まで延長して開館。クリスマスにちなんだイベントを開催する。17時00分からは中庭がイルミネーションでライトアップされ、キャンドルで光のスロープを作る参加型イベント。ツリーの点灯式は18時00分からで、中央のケヤキの木がカウントダウンでクリスマスツリーに変身。19時00分からは、プロミュージシャンによる、ジャズ、ポップス、クリスマスソングなど、さまざまなジャンルの音楽からなるクリスマスコンサートがスタートする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日函館バス商会は、函館市・北斗市・七飯町のバスが冬休み期間中乗り放題になる、「2町1市バス乗り放題券 バス冒険キング」を12月3日より販売開始する。同券は12月22日~2013年1月17日までの期間中、函館市・北斗市・七飯町を運行する同社のバスが乗り放題になる定期券で、小学生・中学生を対象としている。販売価格は小学生が1,500円、中学生が3,000円。販売は函館バス各営業所、サンクス全店、その他各委託販売所にて行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日広島県は国の文化審議会が文部科学大臣に対し、11月16日に同県尾道市の瓢箪島(ひょうたんじま)を登録記念物(名勝地関係)に登録するよう答申を行ったことを発表した。瓢箪島は瓢箪の形をした瀬戸内海の無人島。広島県尾道市の生口島と愛媛県今治市の大三島との中間に位置し、NHKの『ひょっこりひょうたん島』のモデルとされる島のひとつとしても有名な島だ。島の周囲は約700メートルで、瓢箪型のくびれ部は県境が横切っている。このくびれ部分は昔、生口島(いくちじま)の神と大三島(おおみしま)の神が、島取りを目的として綱引きを行ったためにできたという民話が伝えられている。島の周辺海域は良好な漁場であるため、漁業権を巡る紛争もあった。境界争いの証拠として、島内には明治時代の境界石も残されている。また、周辺では瓢箪型の小島を誇らしく歌い上げた舟歌も伝えられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日海遊館(大阪市港区)は12月22日~25日の4日間、同館のダイバーによるサプライズ・メッセージ・サービス「アクアメッセージ」を6年ぶりに再開、13日より参加者の募集を開始した。各日1組ずつ計4組をメールにて募集、応募締め切りは12月6日となる。同館では今年の冬、「smile smile winter」をテーマに掲げ、来場者が笑顔になれるさまざまなシーズナル・イベントを実施。「アクアメッセージ」はそのメインイベントのひとつで、家族や友人、恋人など、大切な人とのすてきな思い出を作りたいという要望を受け、6年ぶりに再開する。同館では、生き物とのふれあいだけでなく、大切な人を笑顔にするきっかけを提供し、思い出に残るひとときを過ごしてもらいたいと話している。開催時間は17時30分~。場所は、同館「太平洋」水槽(ジンベエザメ)または「タスマン海」水槽(カマイルカ)。料金は無料だが、海遊館の入館料が必要となる。定員は各日1組ずつ計4組。対象は、参加希望日の16時30分に入館できる人。サプライズイベントのため、事前の打ち合わせ連絡(電話・メール)に協力できることが条件となる。その他、応募の詳細などは同館ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日広島銀行は7日、消費増税を控え、住宅購入にかかる相談が増加していることから、住宅ローンセンターの営業体制を強化すると発表した。広島駅周辺の再開発や大型商業施設の集積などがすすむ広島市東エリアにおけるローン相談拠点として、同行「温品支店」内に住宅ローンセンターを新設し、11拠点での営業体制へ拡充する。12月3日から営業を開始する。名称〈ひろぎん〉広島東住宅ローンセンター所在地広島市東区温品1丁目3番2号フォレオ広島東1階(広島銀行温品支店内)取扱業務住宅関連ローンを中心とした個人ローンの相談、申込受付業務人員体制4名(センター長1名、担当者2名、スタッフ1名)営業日・営業時間平日・日曜日9:00から16:30(水曜日、土曜日、祝休日、大晦日・正月3が日は休業日)同センターと併設する「温品支店」は、大型ショッピングセンター「フォレオ広島東」にあり、買い物の合い間に「資産運用」や「保険」も含めた幅広い相談に応えることができる「マネーコンサルティングデスク」を備えた店舗となっている。また、休日営業を実施する住宅ローンセンターも拡大する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日藤田観光は1日より、2013年秋に開業予定の「広島ワシントンホテル」において、地元「広島県」をテーマにした客室「ひろしまルーム」を制作するとともに、同客室のデザインを広島県出身、または広島県在住者から募集している。「ひろしまルーム」は、広島県が誇る文化や風情など地域の魅力や特色を内装のデザインに反映させ、ホテル利用者に客室内でも「広島県らしさ」を感じてもらうことを目的とした取り組みとなる。今回の募集は、2013年12月開業予定の仙台ワシントンホテルの「みやぎルーム」に続くもの。地元広島県の若手デザイナーはもちろん、これからデザイナーを志す人たちに対し、新たな発表の場を用意することで地域文化の発展に貢献していく、としている。募集テーマは、「広島県が感じられる客室」。選考基準は、客室コンセプトが明確であり、広島県の魅力が上手に表現できていること。採用数は1件以上で、優れたデザイン多数の場合は複数採用する場合もある。採用作品に対し、各20万円のデザイン料が支払われる。応募資格は広島県出身、または広島県在住のデザイナー、デザイナー志望者。応募受付期間は、11月1日~12月27日。その他、詳しい募集内容については、ワシントンホテルのホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日瀬戸内海の広島県江田島市で「6峰登頂記念スタンプラリー」を実施中だ。期間は2012年10月29日から2013年2月28日まで。イベントは、指定のスタンプラリーの用紙に、山の頂上付近にあるスタンプボックスでスタンプを押し、旧海軍兵学校前のふるさと交流館まで持参するか郵送すると、登頂記念の缶バッジが先着300名にプレゼントされるというもの。さらに、申込者の中から毎月抽選で2名に「ふるさと産品セット(5,000円相当)」が当たる。対象の山は、クマン岳(399.8m),古鷹山(394m),陀峯山(438m),真道山(286.6m),野登呂山(542m),砲台山(401.8m)の6峰。スタンプラリーのシートは江田島市内の各公共施設、桟橋ターミナルなどで入手できるほか、江田島市観光協会のサイトからダウンロードも可能。イベント詳細は 江田島市観光協会ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日広島県呉市で第20回となる「2012くれ食の祭典」が行われる。開催日時は11月4日(日)10:00~16:00まで。会場は蔵本通り公園一帯のほか、楓橋、れんがどおり、そごう呉店など。イベントは、呉発祥といわれる「肉じゃが」のほか、「呉細うどん」、「国産和牛もも炭火焼き」など呉市ならではの味を来場者に楽しんでもらおうと言うもの。第20回を迎える今回は呉市制定110周年のメモリアルでもある。イベント内容を一部紹介すると、地元組合による「青空市場」では地元の食材と料理の作りたてを味わうことが出来る。さらに一般参加者による各種料理や、呉広域商工会による「うまいもの市」が開催。「肉じゃが食べて元気いっぱい広場」では日本一の大和鍋で1,100食もの肉じゃがが用意されるほか、呉の地酒22品目が勢ぞろいする「呉地酒まつり」も行われる。れんがどおり会場ではフリーマーケットや、呉青年会議所60周年記念事業として「日本一の太巻きに挑戦!!」を実施。呉海軍工廠で竣工した世界最大の戦艦「大和」の主砲と同じ20.7mの太巻き作りに挑戦する。楓橋会場では「呉生衛まつり」と題して各組合のPR、飲食コーナーのほか、マジックショーなどステージイベントも用意されている。なお、関連イベントとして11月3日(土)10:00~17:00まで広島ガス呉支店会場にて「最新ガス機器展示即売会」、「新鮮青果市」が行われるほか、9日(金)、10日(土)、11日(日)の10:00~19:00には「れんがどおり」で「北海道と全国うまいもの市」などが実施される。イベント詳細はくれナビで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日広島県のほぼ中央に位置する東広島市には、多くの歴史ある建物が残されている。特にJR西条駅近くには、昔ながらの白壁やなまこ壁、赤れんがの煙突などが立ち並んでいるのが印象的だ。この一帯は「西条酒蔵通り」と呼ばれている。なぜこの名がついたのかというと、ここに多くの酒造が存在するからなのだ。西条で造られる酒は、全国新酒鑑評会(旧全国清酒品評会)においても高い評価を受けている。しかも、神戸の灘(なだ)と京都の伏見と並び、「日本三大酒処」のひとつに数えられているほど。西条はもともと水に恵まれた土地だったのだが、実はその水、酒造りにはあまり向いていない軟水だった。東広島市観光協会の石川さんによると、東広島市の安芸津(あきつ)という場所で酒造りをしていた故・三浦仙三郎氏が、研究に研究を重ねて軟水醸造法を発明。他の蔵元にもそれを伝えたことから、この地での本格的な酒造りがスタートしたのだとか。また、精米機のメーカー「サタケ」が西条にあったことから、米を削る技術が発達し、次第に吟醸酒造りも盛んになっていったのだという。現在、JR西条駅から半径約1kmの範囲に蔵元が8つ(市内全域では11)あることから、これらを巡るコースも設定されている。「狭い地域の中に酒蔵8つも密集していることが、他の地域にはない大きな特徴です」(石川さん)。各酒蔵では酒造りの工程を解説したビデオの上映や、酒の試飲を行っている。「冬の早朝はタイミングがあえば、米を蒸す時に出る蒸気が街中に立ち込めている風景を観ることができます」と石川さん。東広島市はその立地ゆえ、江戸時代には山陽道の宿場町として栄えた。ちなみに市内の四日市宿にあった本陣は、藩内最大の規模だったという。市内にはそうした歴史をしのばせる史跡や古いまち並みなどが残っており、蔵元の周辺でもそうした情緒溢(あふ)れる町並みが楽しめる。蔵元の方でも、訪れた人たちを迎えるために様々に工夫を凝らしている。例えば、代々守り伝えてきた仕込み水を飲み比べてもらうために提供している蔵元もある。また、酒蔵を改装したカフェやショップを設けて、各蔵の酒だけでなく、お酒のグッズやお菓子などを販売しているところも。また、毎年10月には、全国から集められた900を越える日本酒が楽しむことができるイベントが開催される。その他、各酒蔵が趣向を凝らした出し物を用意する「酒まつり」も開かれていて、2012年は約24万人もの人が訪れたそうだ。また、東広島市には酒造以外にも様々な見どころがある。歴史的に興味がある人におすすめなのは、史跡公園として整備されている「三ツ城古墳」。隣接した「東広島市立中央図書館」には出土品も展示されている。江戸時代の情緒に触れたいという人は、古くから交通の要衝だった白市(しらいち)まで足を伸ばしてみよう。大規模な瓦ぶきの町屋などが、今でも現役の家として残されている風景を観ることができる。おいしいものが食べたいなら、西条を代表する清酒「賀茂鶴」を製造している賀茂鶴酒造が直営する「佛蘭西屋 元祖 美酒鍋」がイチオシ。「酒まつり」でも人気の美酒鍋の他、広島のご当地グルメも楽しめる。秋が深まるこれからの季節は、食も散策もますます楽しくなるもの。今年の秋は、その両方をいちどきに楽しめる東広島を訪れて、リフレッシュしてはいかが?気にいったお酒を見つけたら、お酒好きな友だちや家族にお土産として購入することもお忘れなく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月27日