●地元サッカークラブでプレー、4級審判員の資格も取得“アイドル界ナンバー1のサッカー通”と言われるアイドルグループ・日向坂46の影山優佳。サッカー番組などで活躍しているが、このたび人気サッカーゲーム「FIFA」シリーズの最新作「FIFA 22」(10月1日発売)の日本アンバサダーに抜てきされた。サッカーに対する熱量や豊富な知識で存在感を高めている影山にインタビューし、サッカーへの思いや本作の魅力を聞いた。――影山さんがサッカーを好きになったきっかけは何ですか?最初の最初で言うと、2002年の日韓W杯です。私は2001年生まれなので1歳で記憶には全く残っていないのですが、家族で試合をスタジアムに見に行ったそうです。私の家族はサッカーが大好きで、W杯だけじゃなくて、日本代表が海外遠征をしたとき、オーストラリアなどに行ったりしたみたいです。サッカーが好きになる環境が身近にありました。――生まれた時からサッカー漬け。すごい環境ですね。ただ小学生の時は、スタジアムに試合を観に行っていましたが90分集中力が持たない子で、見るよりも自分でプレーするほうが好きでした。地元のクラブで、男の子数十人の中に女の子1人混じってやっていました。足が速くて50メートル7秒台で、クラブで一番足が速かったです。――小学生で7秒台! ちなみに当時のポジションは?低学年の頃は右サイドハーフが多かったです。右サイドから駆け上がってパスを供給するなり、自分で中へ切り込んでシュートを決めるプレーをよくしていました。高学年になるにつれて、男の子のパワーが増していって、かつ自分の中に接触プレーへの恐怖心が芽生えてきた時、自分は何ができるか考えたんです。そうしたら、意外と皆に比べて視野が広くて、インサイドキックが得意な意識があったので、正確にパスを供給しつつ、全体を把握してスペースをよく常に見ている人じゃないとできないボランチが自分に向いていると思って「ボランチやりたいです」と志願しました。ただ「得点決めたくなったら右(サイドハーフ)に置いてください」と言っていましたね。――男子とは肉体差があったといえど、女子サッカー選手を目指そうと考えたことはなかったんですか?一度クラブのコーチに呼ばれて「女子のトレセン(ナショナルトレーニングセンター制度)に招待されているぞ」と言われました。ただ私は中学受験もあったりして都合が合わず、ご縁がなくて諦めました。もしその時トレセンのリーグに参加したり、体格差のない子たちと練習を重ねたりしていたら、プレーする楽しさをより見出していたかもしれないですね。熱中するタイプなので人生変わったかもしれないです。――その後、中学生になってからはどのような変化が?自我を持って、しっかりサッカーを好きになっていきました。というのも、サッカーの見方があまり詳しくなくて、「サッカーを知る努力をしたら見方が変わるのでは」と考えて、母と2人でサッカー4級審判員の資格を取得しに行きました。資格は今も毎年更新しています。あとは小さい頃から『やべっちFC』(テレビ朝日系で2020年9月まで放送)を見ていて、「デジっち」(サッカー選手にビデオカメラを渡し、選手間で自由に撮影してもらう企画)に出てくるサンフレッチェ広島さんがすごく好きで、そこから広島の戦術や選手にハマり、さらにサッカーのルールや歴史、戦術を勉強したのが重なってサッカー熱が高まりました。――現在は日向坂46の一員としてアイドル活動を行いつつ、サッカーの仕事が増えています。この状況をどうお感じですか?サッカーはブログや番組で、ただただ自分が好きなものを表現することしかやってこなかった気がします。それでお仕事させて頂けるのは、サッカーファンの皆さんが「何なんだ、この子は?」と見つけてくださったおかげです。あとは番組を制作している皆さん、サッカーを運営している皆さんが、私と一緒にお仕事しようかなと思って動いてくださったおかげ。ご縁と皆様のご尽力に感謝したいです。私に求められているのは発信すること。発信して、サッカー界を盛り上げる活動をよりがんばって、結果を出したいです。●サッカーゲーム「FIFA 22」アンバサダー就任に驚きと喜び――シリーズ最新作となる「FIFA 22」のアンバサダーに起用された今の心境はいかがでしょうか?ゲームのアンバサダーを任される存在に私がなるとは、生まれてこのかた思ったことがありませんでした。それでしかも私が大好きなサッカーのゲーム。驚きとともに、純粋にうれしかったです。これから日本アンバサダーとしてどんな活動ができるか楽しみです。――どんな活動を思い描いていますか?日本でFIFAシリーズを楽しんでいる皆さん、そしてまだプレイしたことがない皆さんと一緒にプレイできたらいいなと考えています。活動を通して本作の魅力を皆さんと共有するとともに、サッカーの魅力を再認識してサッカー界を盛り上げていく一役を担えたら嬉しいです。――「FIFA」シリーズは以前からやっているんですか?はい。前作(「FIFA 21」)もけっこうやりました。私はけっこう守備の選手が好きで、最後列は3人だけど、守備は5枚になるような戦術をよく使っています。後ろの選手は全員190センチ超えの選手を揃えました(笑)。サッカーゲームは点数取ってナンボみたいなところもあるかもしれないですけど、スタッツの高い選手、いわゆるスター選手に対して、複数人で枚数かけていかに攻略していくか、というところに楽しさを見出していました。今のように、コロナ禍で友達たちと現実で集まってサッカーができない状況の中、オンラインで実際にいる選手を使って、サッカーを語り合いながら、ゲームを一緒にするのは楽しいです。離れていても、サッカーゲームを通して心の距離を近づけられるのは、今の時代に合ったコンテンツだと思います。――最新作の「FIFA 22」の見どころは?最新テクノロジーを駆使して、より選手の動きがリアルに、プレイに関与していない選手の動き、細かい表情や仕草が鮮明になっているのが進化したポイントの一つです。そんなところもぜひ注目してほしいです。――おすすめの選手は?パッケージにもなっているエムバペ選手です。今も波に乗ってらっしゃって、そのスピードはこのFIFAでも能力値がずば抜けていて特徴的です。相手選手のブロックを気にせず駆け抜けていけるのは、初めてプレイする人にとってもすごく使いやすくておすすめです。「FIFA 22」では私も多用していきたいです。ただエムバペ選手は、リアルの世界でも能力値がバグってらっしゃいますよね(笑)●「夢のようだった」最高のサッカーの思い出とは?――これまでのサッカーのお仕事で一番うれしかったことは?私がJリーグを好きになったきっかけであるサンフレッチェ広島の佐藤寿人さんにお会いできたことです。一番最初にお会いしたのは2018年のJリーグキックオフカンファレンスで、私がJ2のコーナーのブースレポーターを務めた時、寿人さんから「いつも応援してくださってありがとうございます。息子がグループを好きで……」と声をかけてくださって、写真を撮ったりしました。憧れの選手やチームが一堂に会している空間で夢のようだったんですけど、寿人さんが私を知ってくださっていたこと、話しかけてくださったことが本当に夢みたいでした。あの一瞬はあっという間でしたが、思い返すと今でも永遠のような幸せを思い返せます。――今や“アイドル界ナンバー1のサッカー通”と言われていますね。知識はぜんぜんないです。私は今20歳で、20年より前のことはあまり知らないですし、移籍情報や戦況をどこのリーグでも毎日更新されていくので、それに必死にくらいついていって、常に情報を新しくしていきたいです。新しい情報は楽しみながら取り入れつつ、サッカーの歴史や世界史にも興味があるので、それぞれ結びつけながら学んでいきたいです。「常に学ばないといけない」という気持ちは強く持っていきたいです。――向上心の塊ですね。アイドル活動も忙しいと思いますが、最近はサッカーの試合をどれくらいの頻度でご覧になっていますか?毎日どこかしらのリーグが試合をやっていて、海外ヨーロッパのリーグだと日本時間の朝4時から始まったりすることもあります。大体その試合は必ずどこかの1試合は見ています。そう考えると、ほぼ毎日リアルタイムで1試合は見ています。――ということは、1日24時間のうち必ず90分割いて1試合見ている。そうなりますね。――非常に強いサッカー愛を感じます。そんなサッカーにまつわる影山さんの野望は?海外のスタジアムに一度も行ったことがないので、各国のリーグのスタジアムは生きているうちにたくさん回りたいです。後は、アイドルならではといいますか、色んなクラブのユニフォームをおしゃれに着こなして、フォトブックのような形にしたいです。日本でも海外でも、風情ある街とかおいしい食べ物がたくさんあると思いますので、そういう魅力を私なりに表現するものを何か実現できたら嬉しいです。そのためにこれからもがんばりますので、どうか応援のほどよろしくお願いします。■影山優佳2001年5月8日生まれ、東京都出身。日向坂46の1期生。10月27日に6thシングル「ってか」発売。大のサッカー好きで「あなたのハートにゲーゲンプレス」がキャッチフレーズ。
2021年09月28日アイドルグループ・日向坂46の影山優佳が2日、東京・丸の内TOEIで開催されたアニメ映画『さよなら私のクラマー ファーストタッチ』(6月11日公開)の完成記念イベントに、お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之、声優の島袋美由利、声優で歌手の小林愛香らと登壇した。同作は『四月は君の嘘』の新川直司氏による青春ストーリー。同作は『四月は君の嘘』の新川直司氏による青春ストーリー。子どもの頃から男子と共にサッカーを続けてきた主人公・恩田希の、男子サッカー部で苦闘する中学生時代を描く。『さよなら私のクラマー』プロジェクトの応援マネージャーを務める影山は、自他共に認める“サッカー”をこよなく愛するアイドル。サッカー少女だった5歳から小学校6年生の頃を「地元のサッカーチームは男の子ばかりで、女の子は私1人しかいなくて。男子が20人近くいる中で、女子1人でやってきました。男の子たちの体格が大きくなって、当たり負けしてしまうことが多くなっていって……。悔しくても自分ではどうすることもできない問題でした」と振り返り、「(希の)葛藤は分かります」とストーリーに共感した。続けて、「私もポニーテールでした」と主人公と同じ髪型だったことを回顧すると、矢部から「澤穂希さんもそうでしたね」と返され、「いや、ちょっと、名前を並べるのは恐縮です」とはにかんだ。また、今シーズンのサッカーについて聞かれた影山が「監督の目線に立つと、苦しい1年だったのかな……」と語り始める場面も。熱いトークを一同が見守っていると、突然「あぁ! 話しすぎちゃった!」と我に返る影山。「すみません! すみません!」とポニーテールを激しく揺らしながら謝罪し、自分の頭を小突く姿に、矢部は「アイドルと思えないくらい詳しい」と感心の声を上げていた。(C)新川直司・講談社/さよなら私のクラマー製作委員会
2021年06月02日日向坂46の影山優佳が、『さよなら私のクラマー』アニメプロジェクトの応援マネージャーに就任。テレビアニメ本編では声優にも初挑戦する。『さよなら私のクラマー』は『四月は君の嘘』などで知られる新川直司の、女子サッカーマンガをアニメ化した作品。4月から放送中のテレビアニメに加え、6月11日からは『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』が劇場公開予定だ。小学生時代には地元サッカークラブでのプレー経験があり、中学2年生でサッカー4級審判員の資格を取得するなど、サッカーに対する愛情がひと際強い影山。彼女に『さよなら私のクラマー』に対する印象や初の声優経験や応援マネージャーへの意気込み、さらには日向坂46での活動についてじっくり話を聞いた。――『さよなら私のクラマー』という作品、原作はご存知でしたか?影山はい、元々知っていました。高校の女子サッカーを扱う漫画はすごく珍しいなと思って読み始めたんですけど、想像していた以上に選手1人ひとりのバックボーンや、その時々の感情にフォーカスを当てているところが新鮮で。『四月は君の嘘』を先に知っていたので、絵の素敵さはもちろんですが、言葉の1つひとつもすごく綺麗な漫画だなと感じていました。『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』(C)新川直司・講談社/2021「映画 さよなら私のクラマー」製作委員会――確かに、各キャラクターの言葉が印象に残る作品ですよね。劇場版アニメでは主人公の恩田希の中学時代が舞台で、男子に交ざってサッカーをしていく大変さが表現されています。影山さん自身もサッカーを経験してきた身なので、シンパシーを感じる部分があったのではないでしょうか?影山そうですね。私が男の子に交じってサッカーをやっていたのは5歳から小学6年生の間で、ちょうど私もフィジカルの差というのを感じたときがあって。小2ぐらいのときに男の子が蹴ったボールが体に当たって、その痛すぎた衝動で辞めたいと思ったんです。でも、小3〜4ぐらいで身長が一気に伸びてからは倒されることもあったけど、負けず嫌いな気持ちも強かったのでなんとかやっていたんですが、高学年になると体格が大きくなる男の子も増えて、当たり負けすることも増えて。サッカーをやる楽しさよりも、怪我するんじゃないかという怖さが増えてきた時期が私にもあったので、希ちゃんみたいにフィジカルの差を感じつつも試合に出たいという強い意志はカッコいいなと思いました。――テレビシリーズはそこから高校生になり、女子サッカーの世界で伸び伸び楽しむ姿も描かれています。影山私は高校1年のときに学校のフットサル部に入ったんですけど、今の仕事との両立で部活動に参加できる日が少なくて。だからアニメを観て、「ああ、部活のみんなはこんなふうに楽しんでいたのかな?」と振り返りつつ、ちょっと羨ましいなと感じていました。――影山さんは今回、そのテレビシリーズで声優に初挑戦しましたが、難しかったですか?影山元々お芝居が好きだったので、声だけのお芝居にもすごく興味があったんですが、いざ挑戦してみたらすごく難しくて。特に声にその人のすべてを乗せるというところで、根本的にどうやったらいいんだろう?と躓いてしまったんです。それに、声色の本当に些細な変化で伝わり方が変わってしまうことも知って、収録のときも1回録って自分の声を聞かせてもらったりもしたんですけど、自分が思っている以上にちょっと平坦な声になっていたり、逆にモノローグにしては強すぎたりとか、自分がやっていることと聞こえ方にズレが生じて。そこは難しくもあり、新しい発見もありという感じでした。――海老名あやめという役は、ご自身の中でどう解釈しましたか?好評放送中のTVアニメ『さよなら私のクラマー』に登場する、浦和邦成高校女子サッカー部の「海老名あやめ」。影山が声優を担当する。(c)新川直司・講談社/さよなら私のクラマー製作委員会影山原作ではメインで登場するシーンが少なかったけど、アニメ版ではセリフも増えていたので、どう演じようかとちょっと悩みました。私が原作を読んで感じたのは、冷静に分析しつつも強い相手とマッチアップしたときは「萌える!」というセリフが出るくらい熱くなる子なのかなと。なので、セリフに関しても心の声は冷静にしつつも、口に出した言葉は結構強くしてみたりとか、そういうふうに臨みました。――共演された他の役者さんからは、何かアドバイスはありましたか?影山実は今のコロナ禍の状況で、同じブースに複数入れないということで、完全に別録りだったんです。だから、かけ合いのときはどうしようと不安だったんですが、先にアフレコ収録されていた声優さんのセリフに合わせつつ、「こうやって言うんだ!」と参考にしながら収録しました。――では、テンションもそこに合わせていったわけですね。影山そうですね。そういう意味では、参考にできるものがあってやりやすかったんですけど、この作品に限らず今のアニメ業界というのは皆さんこうなんだと思うと、本当に大変だなって。シリアスなシーンとか声を上げるシーンとか、どうやって演じているのかな、きっと難しいだろうなというのは、演じていて感じました。監督さんにも「周りに人がいないから、やりづらいと思うけど」と言われましたが、実際に前振りもリアクションもないので、人に説明したり言葉を投げかけるシーンは本当に難しかったです。日向坂46で声優に挑戦したら面白そうなメンバーは?――ちなみに、日向坂46のメンバーにはアニメが好きな方も多いかと思いますが、影山さんが声優を務めることに対して反響はありましたか?影山メンバーの丹生明里は声優の経験があるので、個人的に「声優さんの現場ってどういう感じなの?」と聞いたりしました。あとは、小坂菜緒や渡邉美穂はアニメがすごく好きなので、「楽しみです!」と言ってくれましたし、いろんなメンバーから「頑張ってね!」と声をかけてもらいました。――その丹生さんや渡邉さんをはじめ、最近は日向坂46メンバーが出演する声優をテーマにしたドラマ『声春っ!』(日本テレビ)も放送中ですが、影山さんが思う「今後声優に挑戦したら面白そうなメンバー」はどなたかいらっしゃいますか?影山日向坂46は声に特徴のあるメンバーが多いんですが、三期生の森本茉莉は番組では普段より3オクターブくらい高い声で喋るので、合うんじゃないかな?(笑)本人は人前に出ると緊張して高くなっちゃうみたいで、あれだけ声の幅があったらいろんな声を出せるんじゃないかなと個人的に思っていて。よく収録でも「声が高いね?」ってイジるんですけど、あの声は武器なんじゃないかなと思います。――逆に、他のメンバーから影山さんの声について何か指摘されたりは?影山お腹から声を出しているせいか、「よく通る声だね」と褒めてもらえることは多いですね。歌声についても「ポンと突き抜ける声だね」とか。あとは、私もはしゃいでいるときと落ち着いているときの声の高低差が激しいとよく言われるので、森本に似ているかもしれませんね(笑)。――影山さんは『さよなら私のクラマー』の応援マネージャーにも就任しました。この作品をどう広めていきたいですか?影山こういう作品をPRする立場というのが初めてだったので、決まったときは「私でいいんですか?」という気持ちもありつつも、すごく嬉しかったです。あまりアニメを観ないサッカーファンにはこの作品のことをより知ってほしいですし、逆にアニメは観るけどサッカーは詳しくないという方にはこの作品がサッカーにハマる第一歩になると思うので、そのお手伝いができそうだなと私自身も楽しみです。と同時に、この作品をPRしつつサッカー業界全体を盛り上げる、その一役を担えたらなとやる気満々な気持ちでいます。――影山さんは『FOOT×BRAIN』をはじめ、さまざまなサッカー関連番組に出演する機会も多いですが、以前と比べてサッカーとの接し方に変化を感じることは?影山結構ありますね。というのも、サッカー選手や関係者の方々だけではなくて、サッカー番組を作ってらっしゃる方々に出会ったことで、どういう思いで番組を作っているのか、どうやってJリーグを盛り上げていくのか、そういうお話を耳にする機会が増えて。あるいは、クラブチームを作っている側の人は、勝てない試合が続くとサポーターの方から厳しい言葉を投げかけられることもあると思うんですけど、そういう方たちの立場を知ることができたことで、サッカーを多角的に見られるようになってきたので、私の中でもすごく糧になっていると思います。それこそ、以前はただ試合を観て応援して楽しんでいたところが、使命感みたいなものも生まれてきたので仕事という側面もありつつ、でも移動中や仕事の合間に携帯で試合のハイライトを観たり、家でもハイライトで観る試合数が増えたりと、なんやかんやで楽しんでいますね。あとは、そういう番組に出演すると「すごいことを言ってくれるんじゃないか?」と期待されているのを感じることもあって(苦笑)。そういうプレッシャーはありつつも、やりがいを感じながら楽しんでお仕事ができていると思います。大きくなるライブ会場やセットにグループの成長を実感する――サッカーはチームプレイが重要ですが、テレビ番組を観ていると日向坂46にもチーム力を感じる瞬間が多々あります。影山さんが日向坂46のチーム力を感じる瞬間は?影山以前、林修先生の『日曜日の初耳学』(TBS系)にメンバー5人で出演させていただいたとき、エピソードトークの時間になったときにMCの方が誰かメンバーを指名すると、「そういえば、こないだ誰々が〜」みたいな感じでトークを回していって、指名される前に5人全員が1周したことがあって。前もって相談していたわけではなくて、思いつきでやっていたので、そのときのチームワークはすごいなと思いました。隣のチームメイトが話す場面を作ろうと純粋に思っているところや、そうやってぽんぽんエピソードが出てくるぐらい仲が良いことは、我ながら感心した出来事でしたね。でも、トークが長すぎたので本編では使われず、あとからみんなで「すごいね」って笑ってました(笑)。全員で前へ、前へという姿勢はすごいですね。誰ひとり取り残さないぞという気持ちも強いし、そういうところが日向坂46ってあたたかいし、名前どおりのグループだなと思います。――学業で2年間活動休止していた影山さんですが、グループに復帰してからこの5月で丸1年経ちました。この1年間の活動が及ぼした影響で、一番大きかったものはなんですか?影山私が休業前に活動していた頃は、グループ名も今とは違う“けやき坂46(ひらがなけやき)”でしたし、何ならメンバーの数も全然違っていて。しかも、私が休業した後に日向坂46に改名して、すごいスピードで坂を登り始めて、それこそ歌番組やレコード大賞、紅白歌合戦に出演したり、大きな会場でライブをすることも私は未経験だったので、日向坂46のメンバーの一員としてみんなと一緒に活動してきたことすべてが、自分の中ではすごく大きかったです。――ライブに関してもこの1年で無観客、有観客の両方を経験していますが、けやき坂46時代と比べて変化を感じることは?影山復帰してからはしばらく無観客が続いていたので、観てくださる空気感というのは分かりかねるところはあるんですけど、例えばクリスマスライブの“ひなくり”は世界観をすごく大切にしていて、おとぎ話の中に入り込んだような世界感のライブが年に1度必ずあるのは、ちょっとしたお祭りみたいでやりやすくていいですね。あとは、会場もどんどん大きくなって、セットや演出も規模が大きくなっているところに、グループとして大きくなっていることを実感します。――特にステージを複数使う形は贅沢ですよね。影山そうですね。この3月末にもデビュー2周年ライブが2日間あったんですが、実際ステージを観たときはすごく感動しましたね。あのときはテーマと演出によってステージを使い分けていて、メインステージはセットや電飾がすごく大きくて、隣のBステージはARメインなので逆にまっさら、Cステージはお客さんと一番近いステージで、垂れ幕のようなLEDスクリーンを使う演出もある。そういうこだわりに対して、ライブを作ってくださる皆さんの日向坂46への愛情を日々感じています。夏には映画にも出演。声優挑戦で得られたものとは?――個人としても、特に今年は声優初挑戦の他に、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』にも出演したりと、演技に関するお仕事が増えています。体を使った演技と声だけで表現する演技、両方経験したことで得られた気づきはありましたか?影山声にすべてを乗せる難しさを感じつつも、プロの声優さんたちはそれを平然とやってらっしゃるわけですから、声だけですべてを表現することは可能だと知れたことで視野が一気に広がりました。今までは表情だけでなんとかしようとしてきたところも、声でも表現できるかもしれないという自分の可能性に、今は本当に気づきはじめたばかりなので、今回の『さよなら私のクラマー』ではできないことだらけだったんですけど、そういう選択肢の可能性にこれからの活動がすごく楽しみになりました。――では、この1年の活動を経て新たに定まってきたアイドルとしての目標と、影山さん個人としてこうなっていきたいという目標を、それぞれ聞かせてください。影山アイドルとしてはこの1年の活動を通して、自分が楽しみながらやっていることで一番楽しさが伝わる、笑顔になってもらえると実感できましたし、皆さんを楽しませたい、幸せにしたいという気持ちも強いので、まずは自分が幸せに生きることが大事かなと。だから、アイドルとしていろんなお仕事を楽しんで、それこそ壁も楽しみながら乗り越えていけたらいいなと思っています。影山優佳個人としては5月8日で20歳になり、自分で未来を選択していくことが今後増えると思うし、もっと言えば誰かの責任を負う年齢にもなってくると思うので、困っている人がいたら手を差し伸べたり、逆に声をかけないでそっとしておいてあげたりと、そういうふうに周りを見て行動できるようになれたらいいなと思います。取材・文:西廣智一撮影:源賀津己『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』6月11日(金)より公開TVアニメ『さよなら私のクラマー』TOKYO MX、BS日テレほかにて放送中日向坂46・影山優佳さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=9bd8a33d-f2b6-4973-b2a5-f3b6f10e0b89&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年05月26日《山口達也さんの映像をそのまま使い、5人を強調する演出をしたスタッフとメンバーに拍手です》《鉄腕DASHの過去映像の中で、山口達也さんがハッキリ映っていたのがうれしかったです》《DASHスタッフさん、達也の入った映像もたくさん流してくださってありがとうございます》3月28日、TOKIOの冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)に元メンバー・山口達也氏(49)の出演する過去映像が流れた。冒頭のコメントは、彼の“再出演”に対する喜びの声だ。’18年2月、泥酔した山口氏は女子高生を自宅に呼び出して、わいせつ行為をはたらいたとして書類送検。後に、ジャニーズ事務所との契約を解除。事実上の芸能界引退となった。「山口さんは事件後、心療内科専門病院で双極性障害(躁うつ病)と診断され療養生活を送りました。退院後は東京郊外にある家賃7万円ほどの賃貸マンションに移り、断酒も決意。週に数日、近くのお寺で読経や写経、境内の掃除などに取り組んでは自分を見つめ直していたそうです。前の奥さんや2人の息子さんがハワイに住んでいるため、友人から移住を勧められたこともあったそうです。それでも山口さんは『家族に申し訳ないし、俺は日本で頑張ってみるよ』と断ったと聞いています」(山口の知人)しかし昨年9月22日、酒気帯び運転で現行犯逮捕された山口氏。再び、飲酒によって苦境に立ってしまった。「事務所を退所して以降、山口さんはメンバーと一切連絡を取っていなかったそうです。しかし、ジャニー喜多川さん(享年87)が亡くなったことをキッカケに少しずつ連絡を取るように。そして“TOKIOにいつか戻りたい”という思いを抱き続けていました。ですが逮捕の2ヵ月前、長瀬智也さん(42)がジャニーズを退社すると発表しました。報告を受けた山口さんは、“自分の思い描いていた居場所がなくなってしまうのでは……”と次第にふさぎ込むように。そして、再びお酒を飲むようになっていったそうです」(芸能関係者)■ベースを封印し、“何者でもなかったころの自分”に逮捕の前日となる9月21日は、奇しくもTOKIOのデビュー記念日だった。「メンバー全員が大切にし、山口さんも忘れるはずのない1日です。TOKIOでの日々を思い出しながら、一人で飲んでいたのかもしれません」(音楽関係者)そんな彼は今、ベースを封印しているという。本誌は昨年10月、彼の愛器が貸し倉庫に運び出されていく様子を目撃している。「TOKIOが結成されたのは、ギターを弾いていた城島茂さん(50)とベースの山口さんが出会い『バンドをやろう!』と意気投合したことがキッカケ。つまり、山口さんのベースはグループにとっての原点なんです。しかし山口さんは今、ベースと距離を置いています。そうして、“何者でもなかったころの自分”に立ち返ろうという思いがあるのかもしれません」(前出・山口の知人)まっさらな気持ちで立つ現在地。山口氏はテレビに映る自身の姿をどう見つめただろうか。
2021年03月31日アイドルグループ・日向坂46の影山優佳が、映画『かぐや様は告らせたい2~天才たちの恋愛頭脳戦~(仮)』(8月20日公開)に出演することが18日、明らかになった。同作は赤坂アカによる同名コミックの実写映画化作。将来を期待されたエリートたちが集う私立・秀知院学園で、頭脳明晰・全国模試上位常連の生徒会会長・白銀御行(平野紫耀)と、文武両道で美貌の持ち主・大財閥の娘である生徒会副会長・四宮かぐや(橋本環奈)が互いに惹かれ合っていたが、高すぎるプライドが邪魔して、告白することが出来ず、「いかにして相手に告白させるか」という恋愛頭脳戦を繰り広げていた。演技での映画初出演となる影山が演じるのは、生徒会会計監査・伊井野ミコ。非常にまじめな性格で融通の利かない頑固者な上、正義は必ず報われると妄信している理想主義者で、白銀(平野)率いる生徒会に強い憧れをもって入会したものの、日々繰り広げられる白銀とかぐや(橋本)の恋愛頭脳戦が理解出来ず、厳しく物申す役どころ。“裏ヒロイン”とも言われる人気のキャラクターで、平野ら前作出演メンバーも楽しみにしていた新キャラだという。○影山優佳 コメント元々原作もアニメも大好きな作品なので、お話を頂いたときは「こんな奇跡があるんだ!」と驚きと嬉しさでいっぱいでした! 日向坂46のメンバーにも作品のファンが沢山いて、メンバーも一緒に喜んでくれました! 今回演じさせて頂く「伊井野ミコ」は、自分の中の正義を持っていて、少し頑固な所もあるけど自分の気持ちに凄く素直で、似ていると感じる部分もあり大好きなキャラクターです。ミコちゃんの魅力を表現できるように頑張りますので、映画の公開を楽しみに待っていてください!
2021年03月18日日向坂46の影山優佳が、8月20日(金)に公開される映画『かぐや様は告らせたい2~天才たちの恋愛頭脳戦~(仮)』に出演決定。新キャラである生徒会会計監査・伊井野ミコ役を演じることが明らかとなった。本作は、2015年5月から『週刊ヤングジャンプ』にて連載を開始し、現在までにシリーズ累計発行部数1,400万部超えを記録(2021年1月時点)、TVアニメも第3期製作が決定するなど高い人気を誇るラブコメ漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(赤坂アカ / 集英社)を原作とした実写映画の第2弾。2019年9月に公開された1作目では生徒会会長・白銀御行役をKing & Princeの平野紫耀、生徒会副会長・四宮かぐや役を橋本環奈が演じ、興行収入22.4億円、観客動員数180万人を超える大ヒットを記録。先日、待望の続編が今年の夏に公開されることが決定し、大きな話題となった。そしてこの度、平野ら前作出演メンバーも楽しみにしていた新キャラがついに登場。影山が演じる伊井野ミコは、非常にまじめな性格で融通の利かない頑固者な上、正義は必ず報われると妄信している理想主義者。白銀(平野)率いる生徒会に強い憧れをもって入会したものの、日々繰り広げられる白銀とかぐや(橋本)の恋愛頭脳戦が理解できず、厳しく物申す役どころで、“裏ヒロイン”とも言われる人気のキャラクターだ。生徒会の中でも重要な一員である伊井野ミコ役に抜擢された影山は、「もともと原作もアニメも大好きな作品なので、お話を頂いたときは“こんな奇跡あるんだ!” と驚きと嬉しさでいっぱいでした!」と出演が決まった当時を振り返った。日向坂46のドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』以外、女優としては初の映画出演となる今作。影山は「伊井野ミコちゃんの魅力を表現できるように頑張りますので、映画の公開を楽しみに待っていてください!」と撮影への意気込みを語っている。映画の公開をぜひ心待ちにしていただきたい。●伊井野ミコ役:影山優佳(日向坂46)元々原作もアニメも大好きな作品なので、お話を頂いたときは「こんな奇跡があるんだ!」 と驚きと嬉しさでいっぱいでした!日向坂46のメンバーにも作品のファンが沢山いて、メンバーも一緒に喜んでくれました!今回演じさせて頂く「伊井野ミコ」は、自分の中の正義を持っていて、少し頑固な所もあるけど自分の気持ちに凄く素直で、似ていると感じる部 分もあり大好きなキャラクターです。ミコちゃんの魅力を表現できるように頑張りますので、映画の公開を楽しみ に待っていてください!『かぐや様は告らせたい2~天才たちの恋愛頭脳戦~(仮)』8月20日(金)より公開
2021年03月18日ジャニーズJr.のグループ・IMPACTorsの椿泰我、影山拓也、鈴木大河が、新型コロナウイルスに感染したことが24日、明らかになった。ジャニーズ事務所が公式サイトで発表した。サイトでは「弊社所属ジャニーズJr.椿泰我・影山拓也・鈴木大河(IMPACTors)が新型コロナウイルスに感染していることを確認いたしましたのでご報告申し上げます」と発表。「定期的に検査しておりますPCR検査の結果、12月16日に椿が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。椿の検査結果を受けまして、IMPACTorsメンバーがPCR検査を実施したところ、12月17日にメンバーの影山・鈴木も陽性であることが確認されました」と経緯を報告し、「椿に鼻づまりの症状がある程度で、影山・鈴木ともに感染した際にみられる症状はなく、保健所にご指導いただき、現在、療養及び経過観察しております」と伝えた。続けて、「保健所のご指導による濃厚接触者の特定につきまして、影山と鈴木は、椿の濃厚接触者に該当しておりますが、それ以外に弊社所属タレント並びに社員の中で3人の濃厚接触者に該当するものはおりませんでした。弊社関係者以外で濃厚接触者に該当された方にも個別にご連絡しております。弊社関連施設への立ち入りがございましたので、該当施設の消毒作業を実施いたしました」と対応について説明した。
2020年12月24日ファジアーノ岡山やアジア各国で代表チームに関わり、現在はU-20ワールドカップを目指すU-19日本代表を率いる影山雅永監督。前編ではコミュニケーション能力や子どもたちの本能を目覚めさせることについてお話を頂きました。後編では親と子どもの関わり方について伺いましたのでご覧ください。(C)松尾祐希■昔に比べ足元の技術は高いが運動能力が低下している現代の子どもたち前編では大人たちのスタンス次第で子どもたちの本能を呼び起こし、自ら意見を発する場を作れる可能性についてお話をしました。子どもたちの技術は以前と比べて向上したのは間違いありません。「技術は格段に高くなりました。ロングキックをあまり使わなくなって来たのでそこはレベルが上がっていないかもしれませんが、ファーストタッチの能力、インサイドキックの質。止めて蹴る能力はすごく高いです」影山監督が認めるように子どもたちのレベルは目を見張るものがあります。一方で現代の子どもたちは屋外で活動する機会が減り、部屋の中で遊ぶ時間が多くなりました。その影響は少なからずあり、身体を動かす機会が減ったことで運動能力の低下が叫ばれてきました。外で遊ばない傾向は海外も同様で、問題点として上がっているそうです。影山監督が以前研修で訪れたオーストリアのレッドブル・ザルツブルグでは、育成年代の施設に一工夫を凝らしており、その光景は今でも鮮明に覚えていると言います。「外で遊ぶ子どもが減ってきているので、オーストリアのレッドブル・ザルツブルグは面白い施策をしていました。プロとは別にアカデミーの施設を持っている中で、ピッチの周りに遊具がずらりと並んでいたんです。クラブの方に理由を尋ねると、『今の子どもたちが山や川などで遊ぶ機会が減っているから遊具を設置した』と仰っていました。アスレチックから落ちないようにしたりして、週に1回は遊具で遊ばせているそうです。運動不足の問題は世界中で起こっているのだと感じました」■スポーツへの欲求は高まっているしかし、影山監督は新型コロナウイルス感染拡大の影響による休校、チーム活動停止によって、外で身体を動かしたいという欲求が高まっているとも感じているそうです。「外で遊びたいという理由から、子どもを連れて外遊びをしていた方も多いですよね。みなさんも休校中は親子連れの方を公園でたくさん見かけたと思います。その中で、僕が住んでいるエリアではサッカーをやっている子が一番多かったかもしれません。『改めてサッカーはすごい』と感じましたが、コロナ禍でステイホームを余儀なくされたので、子どもたちは外で遊びたいという欲求が出たと思います。これまでのように思い切りスポーツができない時期があったことで、よりスポーツへの欲求は高まったのではないでしょうか」■サッカー強国スペインでは12歳までクラブ所属禁止のチームも。その理由とはこうした状況に置かれたからこそ、親が子どもとどのように関わるかは重要です。では、親御さんはどのように向き合っていくべきなのでしょうか。影山監督は言います。「サッカーだけやって英才教育をしてうまくなることを肯定する人もいます。しかし、子どもたちはいろんな可能性を秘めています。様々な研究により、いろんなスポーツをやっている子どもの方が最終的に一流の選手になる傾向があるそうです。今年1月にU‐18日本代表でスペイン遠征を行なった際に、私はリーガエスパニョーラのレアル・ソシエダで研修を受けました。そこで多くの事を学んだのですが、バスク地方では12歳までクラブに所属することを禁じていました。いろんなスポーツをやってほしいという観点から、クラブに所属するのは13歳からというバスク独自の法律があるそうです。サッカーを本格的に学ぶのは13歳からと決まっているのは、本当に素晴らしい考えだなって思いました」様々な競技にもトライさせることで、子どもたちの運動に関係する神経が刺激されます。バレーやキャッチボールをすれば落下地点や空間把握能力が高まりますし、他のスポーツから得られる学びはたくさんあります。積極的に子どもたちにスポーツに触れさせることは健やかな身体の発育にも繋がり、サッカーを上達させる一因になるのは間違いありません。■小学生年代でサッカーに向いていない、プロになれないの判断は早すぎるプロ選手になるためには幼い頃からその競技に触れていた方がいいのかもしれませんが、あくまで一例です。サッカーでも、中学校からキャリアをスタートさせてプロの世界へ飛び込んだ選手もいます。だからこそ、影山監督はゴールデンエイジという言葉に対し、必要以上に影響されて欲しくないと言います。「中学年ぐらいだとまだ発育的にも将来どんな選手になるのか分かりません。ゴールデンエイジという言葉を勘違いされる親御さんも多いのですが、12、3歳ぐらいでその年代のトップレベルにいないからプロになれないということはありません。中学生からサッカーを始めてプロになった選手たちもいるので、技術が身に付けられない訳ではないのです。ゴールデンエイジは神経も発達する時期なので、より多くボールに触れた方が技術を身に付きやすいのは間違いありません。ただ、技術の向上は努力次第で何歳からでもできます。自分も引退してからの方が上手くなっているぐらいですから。なので、小学校3、4年生でサッカーに向いているか、プロになれる可能性があるかなど、将来を判断するのは早いと思います。子どもたちは大きな可能性を秘めています。小学生の時にトレセンに入っていなくても、高校で伸びた事例は多くありました。中学まで違うスポーツをやっていたけど高校から始めて、素晴らしい才能を持った選手もいます」様々な場所でサッカーに携わってきた影山監督。自身も小学校5年生の息子を持つ親として、子どもとの向き合い方を考えてきました。その中で重要なのは、大人たちがコミュニケーションを取る環境や様々な角度でスポーツに触れられる場を設け、子どもたちの才能をより磨くことだと言います。心身を鍛えれば、サッカーだけではなく、1人の人間として大きく羽ばたくきっかけにもなります。子どもたちの可能性をより広げるためにも、大人たちのアプローチが重要なのかもしれません。影山雅永(かげやま・まさなが)福島県の磐城高校を経て筑波大学に入学。同期の井原正巳氏(現・柏レイソルヘッドコーチ)、中山雅史選手(アスルクラロ沼津)らとプレーし、卒業後は古河電工(現・ジェフユナイテッド市原・千葉)に入団。Jリーグでも活躍し、1995年は浦和レッズ、翌年はブランメル仙台(現・ベガルタ仙台)に籍を置いた。引退後は筑波大学の大学院で学び、1998年にはワールドカップに初出場した日本代表で対戦国のスカウティングを担当。その後はケルン体育大学などで学び、2001年からはサンフレッチェ広島でコーチを務めた。以降はアジア各国でA代表や育成年代の監督を歴任。2009年からはファジアーノ岡山のヘッドコーチに就任し、翌年からは監督として指揮を執った。2017年からはU-18日本代表監督(U-20ワールドカップを目指すチーム)となり、昨年5月のFIFA U-20ワールドカップ・ポーランド大会ではチームを2大会連続となるベスト16入りに貢献。現在はU-19日本代表監督として、来年開催予定のFIFA U-20ワールドカップ・インドネシア大会を目指している。(取材・文・写真:松尾祐希、JFA)
2020年12月14日TOKIOでベースを担当していた山口達也「酒気帯び運転の交通事故で検察から拘留請求をされたり、釈放後には警視庁の家宅捜索が入るなど、今回の山口さんの不祥事には異例の対応が取られました。以前にアルコール依存症と報じられたこともあり、お酒を止められるのかというのが今後の課題になると思いますが、生活を監視してくれるような人がいないため、このままでは厳しいだろうと言われています」(スポーツ紙記者)■不祥事多いバンドの「ベース」9月22日、東京・練馬区内で元TOKIOの山口達也(48)が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたことは、世間に大きな衝撃を与えた。彼の逮捕にショックを受けている人が多い中、ネット上では以前から、ミュージシャンに対してある傾向を指摘する声が上がっていた。《大概バンドって、ベースやらかすよな》《バンドで問題起こすのだいたいベース説》山口はTOKIOでベースを担当しており、’18年にも女子高校生への強制わいせつ容疑で書類送検されていた。今年9月18日には、ロックバンド『BUMP OF CHICKEN』のベーシスト・直井由文が既婚であることを隠し、元タレントの女性と不倫していたことが、文春オンラインの報道で明らかに。’17年には元『KANA-BOON』のベーシスト・飯田祐馬が清水富美加(現・千眼美子)との不倫を認め、その後’19年にバンドから脱退している。ベーシストに女性トラブルが多い理由を、エンタメ事情に詳しいフリーライターの大塚ナギサさんはこう分析する。「かつてのミュージシャンは全体的に女性関係が派手な人が多く、それが武勇伝になっていました。しかし、コンプライアンスが厳しくなった現代では、ミュージシャンといえど不倫といった女性トラブルが発覚すれば、活動休止や脱退に追い込まれるリスクがある。そのため、バンドの顔になりやすいボーカルやギターはトラブルを起こさないような生活を送っている人が増えた印象です。その一方で、ベースは熱心なファン以外には顔や名前を認知されていないケースが多いので、“自分なら大丈夫だろう”と脇が甘くなっているのかもしれません」不倫だけでなく、逮捕されるベーシストも目立つ。6月にはバンド『ニホンジン』のベーシストで、『劇団ニホンジンプロジェクト』のメンバーでもあるペンション佐々木が女性への強制わいせつ致傷容疑で逮捕。古くは、『シャ乱Q』のベース担当・しゅうも、’98年に未成年女性への暴行が発覚したことでグループから脱退している。ロックバンド『RIZE』や『Dragon Ash』で活動していたベーシストのKenKenは昨年、大麻を所持していたとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕されている。また、逮捕はされていないものの、人気ビジュアル系ロックバンド『Janne Da Arc』のベース担当・ka-yuは“社会的正義から著しく反する行為”が発覚したことで、’19年3月に脱退。彼の脱退を受けて、バンドは同年3月末を持って解散した。「ベースは職人気質で音楽センスが高く、ミュージシャン仲間からリスペクトされる人も多いんです。そのため、自分のバンド以外のイベントに参加することも多く、交友関係が広くなるため、悪い誘いも増えるのかもしれませんね。だからといってまじめに音楽活動をしている人たちのほうが多いので、不祥事を起こすベーシストは迷惑でしかないですよ」(レコード会社関係者)《またベースがやらかしたのか》と言われる事件が、もう起きないことを願うばかりだ。
2020年10月04日山口達也酒気帯び運転の疑いで逮捕された元TOKIO山口達也の“飲酒運転"報道がいまだ止む気配がない。当初は警視庁の調べに「酒が残っているという自覚があった。事故さえ起こさなければ捕まらないと思っていた」と容疑を認めていたのだが、2日後の東京地検の取り調べに対し、「酒が残っているとは思わなかった」と否認。“証拠隠滅の可能性がある"として、家宅捜索される事態にまで発展した。2018年に書類送検された『女子高生に泥酔キス』の一件も含め、まさかあの山口達也がこんなことになってしまうとは、誰が想像できただろうか。テレビを見ている限り、ほかのメンバーの誰よりも熱心に農作業に取り組んでいたし、後輩思いで頼れるアニキのイメージが強かっただけにショックも大きかった。“山口達也とアルコール"でいえば、2016年に行った離婚会見の際、別れたきっかけについてこのようなコメントを残している。「大きなひとつの原因というのはありません。すべてが原因だと思っています。趣味のサーフィンだったり、お酒の飲み方であったり……」『サーフィン離婚』というのがどんな類のものだかはわからないが、このときからすでに飲酒量は相当なものであったと見てとれよう。しかし、報道にあるような“アルコール依存”になるまでには長い歴史があったことも想像に易い。果たして彼は酒とどのように付き合ってきたのだろうか──。「山口達也のアルコール史」を過去の発言などから辿ってみたいと思う。■25年後に逮捕される“予言”ジャニーズとしてはそこそこお兄さんな17歳(高2)で入所、まもなくTOKIOとしてデビューする。20歳のときに父親とケンカしてひとり暮らしを始めた。《クルマを買おうと思って金を貯めてたのに、家を出るために使っちゃったんだよなぁ》(『ポポロ』2002年8月号)というのが理由らしい(ちなみにバイクもすでに大好きだったようで、高校時代にバイト代と親から借りたお金で購入したという資料も。なんと中古で50万円)。そんなちょっぴりヤンチャ臭のする彼の、深酒にまつわる最も初期のものと思われる発言は、確認できる限りだと1995年(23歳当時)。《不摂生で内臓の調子はよくないけど、外側は大丈夫ですよ。たぶん、車にひかれても平気じゃないかな、アハハ。バイクでけっこう突っ込んだけど、全然ケガしないもん。これ、自慢にならないか(笑)》(『JUNON』1995年3月)25年後を予期させるかのような発言にドキッとするが、この根拠のない自信や調子のいいノリに、今となっては何か因果を感じずにはいられない。同年にはほかにも友人から留守番電話に《飲みすぎると顔がはれるから気をつけろ》と吹き込まれる(『エフ』1995年9月)など、酒豪の道を歩み始めたばかりのころを思わせる描写もある。■どうしょうもないときは松岡に……そして、肝心の“酒癖”に関して。これについての記述が残っているのが、2002年(30歳当時)に行われた5歳年下のメンバー・松岡昌宏との対談だ。TOKIOのなかで「最強&最悪コンビ」と雑誌に形容されたふたりが、お互いの居心地の良さを語る一幕。《山口:酔っ払って気にせず電話できる唯一の相手が松岡かも(笑)。(中略) 松岡にはムチャなことを言えるんだよ。松岡:ま、兄ぃにひとつだけ言えるとしたら、酒癖はよくしたほうがいい(笑)山口:ごめん。ホントにそれは変わらない(笑)。申し訳ないんだけど変わらないんだよ(爆笑)。で、酔ってどうしようもなくなったときに面倒をみてくれるのは、この人だけですから(笑)。松岡:ホントに参っちゃうね。ちょっとポポロ向きの話題に変えよう》(『ポポロ』2002年8月号)まさかアイドル雑誌で行われた何気ないインタビューのひとくだりから、ここまでのやりきれなさが浮かび上がってこようとは……。2018年のTOKIO会見でパワーワードとして世間に取り上げられた、松岡が山口に告げた「正直、あなたは病気です」。今振り返るとこの発言がかなり深い意味を持っていたことがわかる。ヤクザ映画で見たことあるタイプ(多くは薬物だが)の切なさだ。同会見で「決してお酒が悪いんじゃない。悪いのは彼ですから。その甘さと、自分の考えを改めてもらえない限り、俺たちは何もできない」と突き放した松岡だが、今年の7月に『株式会社TOKIO』の設立を発表した際には、「なんだかんだ言って、TOKIOというのは、デビューしたあの5人なので。そこはこれからも変わらない。やってきた絆は絶対なので」とコメントしている。そんな矢先の逮捕劇。一部報道によると、再結成も見えてきたかというタイミングでの不祥事に松岡は“大荒れ"なんだという。当たり前だ。いくらアルコール依存症に苦しめられていようと、泥酔状態でバイクを運転する・しないの選択には大きなハードルがあり、そこを「事故さえ起こさなければ捕まらないと思った」(現在は供述自体を否定しているが)と飛び越えられるのは、やはり普通ではない発想だ。これが松岡のいう“甘え”だとするならば、この根源はどこからくるのか──。■忘れ去られたもうひとつの“強制わいせつ”疑惑実は山口、2006年にも『週刊女性』(5月23日号)の芸能ワイド記事(小ネタ集?)のなかで“セクハラ事件"を起こしていたことを報じられている。都内でOLをしている20代女性・A子さんの怒りの告発の内容はこうだ。その日、彼女は西麻布のバーで女性の友人グループと飲んでいた。山口はカウンターにひとり。女性のうちのひとりが山口の知人だったらしく、それをきっかけに山口に呼ばれたA子さんが隣に着席、するや否や泥酔状態の彼が驚きの発言を繰り出したのだという。《舐めたいんだけど……》「えっ?」と聞き返したA子さんに対し、また《舐めたいんだけど……》と繰り返し、舌を出して動かし始めたという。──妖怪じゃないか。これだけで充分すぎるくらいヤバいが、驚くはその後。徐々に舌のムーブが勢いづき、A子さんが「冗談はやめてください」と言おうとした瞬間、服をいきなりずらし、あらわになった胸にしゃぶりついたのだ。怖すぎる。びっくりして声も出なくなった彼女の身体を舐め続けながら、《この後も……》と関係を迫ってきたので、なんとかかわしたのだという。この舌足らずな感じも妖怪っぽさを感じさせる。とにかく恐ろしいの一言だ。今だったらネットでものすごい話題になりそうなものだが、当時はまだSNSも『mixi』が全盛の時代で、ニュースが個人間で拡散されることも少なかった。もしこの記事が本当なら、完全なる『強制わいせつ罪』であるが、結局ジャニーズ事務所は不問に。くわえて当時は元妻と長期にわたる“事実婚"状態で、記事中でも浮気ではないか?と触れられているが、ふたりは2年後に結婚をしている。元妻はこの事自体を知らなかったのか、知ったうえで許したのか、「週刊誌に書いてあることなんて全部ウソだよ」で通せたのかはわからない。とにかく、このような事実があったとして、それがメディアを通じて世に放たれたにも関わらず、スター街道と幸せなプライベートにさして悪影響は起こらなかったわけだ。そりゃ素行不良も進行するはず。芸能界という特殊な世界と、そこのみで通ずる不文律が“俺は大丈夫”の特権意識を強くさせたのかもしれない。松岡の酒癖を直せとの指摘に「申し訳ないけど変わらないんだよ」と爆笑した30歳、あるいは「バイクで突っ込んでも全然ケガしない」と無鉄砲な発言をした25歳、それとももっと前か──。山口はずっと“俺は大丈夫”のまま時が止まっていた。そう考えると、ここ数年の行動にも納得がいきそうだ。酔った山口が松岡に電話をかけなくなったのはいつからだろうか。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2020年09月30日山口達也シルバーウィーク最終日に飛び込んできた山口達也逮捕のニュースに驚いたが、容疑が“酒気帯び”と聞いてあ然とした人は多いだろう。検察への供述を変えたのでは?と報じられたり、家宅捜索が行われたりと、今も騒動は継続中といったところか。山口が女子高生に対する強制わいせつ容疑で書類送検(その後、起訴猶予)されたのは‘18年のことだった。ジャニーズ事務所との契約解除から1年後、『女性セブン』(’19年5月30日号)が激変した山口の姿を捉えている。坊主頭で無精ひげを生やし、サングラスをかけた山口のビジュアルは人気アイドルとはるかにかけ離れたものだった。このとき、記者の問いかけには多くを語らなかった。それから4か月後、同誌は再び山口を取材(2019年9月12日号)している。そのときの記事の“体裁”は激変していた。まるでイケメン若手俳優が特集されるようなカラーグラビアページと見間違えるほど、清潔感あるビジュアルで笑顔をみせた。■水面下で復帰をサポートしていたジャニーズこの号に掲載された『山口達也激白300分』と題された独占告白記事で、彼はTOKIOについての思い、躁うつ病の治療に励んでいること、そして「これから酒を断つ」という意思も大いに語った。「この『独占告白』の記事には、違和感を覚えました。事件を起こしたタレントが雑誌で独占インタビューをうけて持論を展開することは珍しくないですが、正式に復帰をしていない状況でカラーグラビアに登場するケースはまれ。内容も彼に寄り添った切り口であることがわかります。実はこれ、ジャニーズサイドが彼をサポートしていなければ出せない記事なんです。このことからすでにメンバーと山口は連絡を取り合い、TOKIO再始動にむけて話しあっていたことがわかります」(週刊誌記者)その後、‘21年3月いっぱいで長瀬智也は事務所を退所。残りの3人は『株式会社TOKIO』を設立し、独立することが発表された。社長にはリーダーの城島が就任し、国分と松岡は副社長職を務めるという。“TOKIO再始動”を目論んでいるので、なぜ長瀬だけが新会社に所属せずに退所するのだろうか──。■ジャニーズから見放されて……「もちろん長瀬さんご本人が望むとおり“裏方仕事をするため”というのもありましたが、なかには後々、メンバー全員が合流して音楽活動を再開するときに、“はじめから山口を引き入れるために独立した”と思われないためという意図もあります。この『株式会社TOKIO』の代表取締役はジャニーズ の社長・藤島ジュリー氏になんです。ジャニーズとしては山口のように強制わいせつ事件などを理由に契約解除になったタレントを復帰させることなどできませんが、別事務所なら非難を浴びることもないだろうと考えたようです」(芸能プロ幹部)だが先日、山口は飲酒運転の疑いで逮捕された。水面下で働きかけていたジャニーズとTOKIOメンバーの計画は頓挫した。芸能プロ関係者によると「早ければ来年には5人での活動を始める可能性もあったのですが、少なくともジャニーズは今後、“山口さん復帰にむけてのサポートはしない”とのことでした」TOKIOメンバーと密に連絡を取り合いながら、そして復帰が見えてきているのになぜ飲酒運転という行動をとってしまったのか。「山口さんにしてみれば、間違いなく復帰できるという手ごたえを感じたのではないでしょうか。しかもそんなに遠いことではなく。あとは時が来るのを待てばいいということになる。報道では家賃8万円のアパートに住んでいることが強調されていますが、実は貯蓄があり生活はそこまで困窮していなかったそうです」(ワイドショースタッフ)“なぜこのタイミングで……”という声が世間からあがっているが、“このタイミングだからこそ”気が緩んだのかもしれない。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2020年09月30日山口達也9月の4連休最終日、日本中に激震が走った!「元TOKIOの山口達也さんが、酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。22日の午前9時半ごろ、都内の交差点で信号待ちをしていた乗用車に、山口さんが運転していたバイクが追突。双方ケガはありませんでしたが、呼気検査で基準値を大幅に上回る約0・7ミリグラムのアルコールが検出され、逮捕に至りました」(スポーツ紙記者)大量に飲酒していたことに対して、世間からは厳しい声があがった。「警察の取り調べに対して、事故前日の午後9時から午前0時ごろまで、麦焼酎をロックで5~6杯飲んでいたと供述。当日は、親族にプレゼントを届けるためにバイクで家を出たといいます」(同・スポーツ紙記者)■最初は「一杯だけ」だったのが……’94年にTOKIOのメンバーとしてデビューした山口は、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)にも出演し、幅広い世代からの人気を得た。しかし、2年前の“事件”ですべてを失った。「’18年4月に、未成年の女性に対する強制わいせつ容疑で書類送検されました。起訴猶予となったものの、ジャニーズ事務所との契約を解除され、グループも脱退しました」(同・スポーツ紙記者)山口は、一部のメディアでアルコール依存症の可能性があると報じられたが、昨年8月に発売された『女性セブン』のインタビューでは、《いまはお酒のいらない生活をしています》と答えるなど、改善しているように見えた。なぜ、また誘惑に負けてしまったのだろうか。アルコール依存症に詳しい『新宿東口ハートクリニック』の中田貴裕院長は、一般的にアルコール依存症の治療は難しいと指摘する。「治療に成功する方は3割程度。山口さんの場合、今回の事件だけでアルコール依存症であると断定できませんが、1度はお酒をやめられたと思っても、また飲みだして、規範意識が薄れてしまったのだと思います。最初は1杯だけと思っていたのが、次第に2杯、3杯と量が増えていったのでしょう」最初の“事件”から2年半たつが、実はこの時期は注意が必要だという。「半年から1年の間は、施設に入るなどして、治療がうまくいく可能性が高い。ただ、2年後、3年後にどう向き合っていくかが重要なんです。 “自分はもう大丈夫”と思った後、どう治療に取り組んでいくか見据えていかなければなりません」(中田院長)■証拠隠滅の可能性を考えて“家宅捜索”今回は、飲酒運転で物損事故での逮捕だったにもかかわらず、異例ずくめの展開に。「逮捕された2日後に、検察が山口さんに容疑者の身柄を拘束する勾留請求をしました。さらに、釈放された後には、本人を立ち会わせて自宅マンションの家宅捜索まで。飲酒量の裏づけをするために行われたそうですが、ネット上では“家まで調べるのはやりすぎではないか?”という声もあがりました」(ワイドショー関係者)弁護士法人『天音総合法律事務所』の正木絢生代表弁護士は、逮捕されたこと自体がめずらしいと話す。「酒気帯び運転か酒酔い運転か、物損の程度にもよりますが、通常は証拠隠滅や逃亡のおそれがない限り、そもそも逮捕されないと思います。逮捕された場合、警察は48時間以内に検察に身柄を送致し、その後、検察は24時間以内に、釈放か勾留請求を行う必要があります」今回、検察は山口をなんとしても勾留しようとしていたように見えるが、それにはこんな思惑が。「酒気帯び運転で初犯であれば、書類送検で略式手続きという流れになり、勾留請求されないのが普通です。今回、検察からの勾留請求が裁判所から却下されたのに、さらに準抗告されたのは、検察側が山口さんを釈放すると証拠隠滅のおそれがあると考えていたからだと推測されます。特に、彼は供述の変遷があり、検察は単に釈放すると、家に帰って、お酒をいつまで飲んでいたかや何をどのくらい飲んだかがわかるような証拠を隠滅してしまうと考えた可能性はあります」(正木弁護士)家宅捜索が行われたのも、供述内容が変わったことが大きいという。山口は、逮捕直後は“朝まで酒を飲んで、バイクに乗った”と供述していたのに対し、送検後は“1度寝て、酒が残っていると思わずに乗った”と内容を変えていた。「前者と後者では、悪質性の観点から違いが大きいので、警察、検察は確認が必要と考えたのではないでしょうか。ただ、ここまで厳しく供述の真否を確認しようとするのは、有名人である山口さんへの警察、検察の対応が世間に与える影響を考えた見せしめのような狙いがあるのかもしれません」(正木弁護士)またもや世間を騒がせた山口。逮捕されるまでどのような生活をしていたのだろうか。彼が暮らしていた都内の自宅マンションに足を運んだ。■食事は毎日ウーバーイーツ最近、山口を目撃した人がいないか、近隣住民に聞いてみたが、「山口さんは1度も見たことありませんし、住んでいるという話も聞いたことはありません。この辺りは芸能人が住むエリアではないので、彼が歩いていれば、目立つと思うんですけどね」目撃されていないのも無理はない。家からほとんど出ることがなかったのだ。「食事は毎日ウーバーイーツですませていたようです。今回の件で、山口さんの部屋だとわかったのですが、彼の部屋にはたびたびウーバーの配達員が来ていました。人目を避けるために、昼も夜も出前ですませていたのだと思います。ウーバーは、玄関の前に置くよう手配すれば、配達員と顔を合わせずに、受け取ることができますからね」(同じマンションの住人)買い物に繰り出すこともなかった。「だいたいのものはAmazonで買っていましたよ。ネットショッピングなら、誰かに見られることもありませんからね。多いときは月に数十万円使うこともあったみたい」(山口の知人)たまに外出する際は、バイクに乗っていたが、周囲への警戒を怠らなかった。「いつもフルフェイスのヘルメットをかぶり、顔を出さないようにしていました。ガソリンを入れるときも、セルフスタンドの場所を選んでいましたね。お店の人と話して、声でバレるのを恐れていたのでは」(同・山口の知人)アイドル時代の華やかな生活から一転、地味な毎日を送っていた山口。徹底した“隠遁生活”が彼の理性を壊してしまったのかもしれない─。
2020年09月29日2020年9月22日、アイドルグループ『TOKIO』の元メンバーである、山口達也氏が飲酒運転で逮捕されました。山口氏は、同月24日には釈放され、家宅捜索が行われています。同月29日に放送された、情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、独自に元妻からのメッセージを紹介。「素晴らしいコメントだと思う」といった声が寄せられています。「何かの形で世の中に貢献できれば」山口氏の元妻は、『バイキングMORE』の取材に対し、心境と取材に応じた理由を明かしました。私の方からお伝えすることは何もございませんが、ただ、このような形で世間をお騒がせしておりますことは、大変申し訳なく思っております。全く、事実無根のことがインターネット記事やテレビで報道されたり、それを見た方がそれを元に憤慨されたり心を痛めたり、コメントされてること。本当に正直、胸が痛くやるせない気持ちです。沢山取材の申し込みをいただきましたが、もし、何か私からお話させていただけるのであれば…この出来事に対してではなく、これから大人になっていく全ての子供たちのために、次から次へと情報が溢れる時代の中で、誰かを批判したり自分と他人を比べ常に優劣を測り、不安と安心を行き来する生き方ではなく、自分と他人を肯定し合える考え方や、誰もが互いを励まし合える未来になる様な事として、自分の今までの経験を元に、2人の息子を持つ母親として、何かの形で世の中に貢献できればと思います。改めて世間をお騒がせしたことに対してお詫びいたします。バイキングMOREーより引用2020年9月現在、山口氏とは夫婦関係になく、この一件についても謝罪しなければならないわけではありません。しかし、元妻の立場から謝罪し、世の中への貢献を考えてコメントを寄せたといいます。また、お酒での失敗については「世の中に知識や環境が整わないと治らない」と訴えました。アルコールだけではなく心身の病気は、職業や立場など関係なく、世の中にその知識や環境が整わないと治らないと感じていますし、人々の批判や臆測よりも、ご本人や様々な立場にいらっしゃるご家族などへの理解が必要だと感じます。バイキングMOREーより引用このコメントを受けて、司会の坂上忍さんは「これは、僕らも重く受け止めないといけない言葉だと思います」とコメント。また、コメンテーターとして出演した、タレントのミッツ・マングローブさんは「元妻としても母親としても両方の立場で愛情にあふれたコメントをしてくださったなと思った」と感想を述べました。ネットでは、元妻のコメントに称賛の声が寄せられています。・グッとこみ上げるものがあった。このコメントがすべてだと思う。・もう夫婦の関係ではないし、謝る必要はないと思う。・とても共感した。でも、一般人なんだしそっとしておいてあげてほしい。飲酒運転は、時に人の命を奪いかねない危険な行為で許されるものではありません。しかし、1人ではお酒を断てない場合、近くで見守ってくれる人がいれば大きく変わるでしょう。そのような環境をどのようにしたら作ることができるのかを考えていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月29日9月22日朝、東京都練馬区の路上で乗用車に運転していたバイクを衝突させ、酒気帯び運転の道路交通法違反で現行犯逮捕されたTOKIOの山口達也元メンバー(48)。24日夜10時過ぎには釈放されたが、そのまま都内の自宅で家宅捜索が行われるという異例の釈放劇となった。「逮捕時、山口さんの呼気からは基準値を大幅に上回るアルコールが検出されました。取調べ当初、山口さんは逮捕前日の夜9時ごろから飲酒し、『朝も酒が残っていると自覚があった』と認めていましたが、24日には一転して否認。家宅捜索では事故前に飲んだとされる麦焼酎の紙パックやコップなどを押収したそうです」(警察関係者)本誌も捜査員が続々と山口元メンバーの自宅に入っていく深夜のガサ入れ現場を目撃。異例の展開について、元刑事で調査会社オフィスワイズの吉川祐二代表はその理由をこう分析する。「基本的には否認した山口さんの発言の信憑性を確かめるためのガサ入れだったのでしょう。『飲酒量は覚えてない』といった発言もごまかしているのではないか、いつから飲んでいたかといったことの裏付けを行うためだと思います」’18年2月に自宅へ呼び出した女子高生にわいせつな行為をはたらいたとして書類送検された際も記憶が定かでないほど泥酔していたという山口元メンバー。同年5月にTOKIOを脱退することになったのは記憶に新しい。またしても飲酒によって身を滅ぼしたわけだが、再起に向けて奮闘していたところだった。「’18年の事件後、双極性障害、いわゆるそううつ病と診断された山口さんは心療内科専門病院で療養生活を送ることに。退院後は都心から離れた家賃7万円の賃貸マンションに移り、日課のウオーキング以外はほとんど部屋にこもる生活をしていました」(山口元メンバーの知人)昨年8月、『女性セブン』でのインタビューに応じた際、山口元メンバーは週に数日、お寺でや写経に取り組む生活を明かしたうえでこう語っていた。《今はお酒のいらない生活をしていますし、誰かと遊ぶこともありません》甘い誘惑を断る勇気も身に付けていたという。「’16年に離婚した山口さんの奥さんは2人の息子と一緒にハワイで暮らしています。新型コロナ流行前の今年初頭にハワイに住む友人から移住を勧められたそうですが、山口さんは『家族に申し訳ないし、日本でまだ頑張ってみる』と断ったそうです」(芸能関係者)しかし、積み重ねた努力もたった一回の過ちで一瞬にして露と消えてしまった――。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月29日2020年9月現在、アイドルグループ『TOKIO』の元メンバーである山口達也(やまぐち・たつや)さんの元妻について気になっている人が多いようです。そんな山口達也さんの元妻のインスタグラムや容姿、現在ハワイに住んでいるということ、馴れ初めなど、さまざまな情報をご紹介します。山口達也の元嫁はハワイ在住インスタの写真を見ると?山口達也さんの元妻は高沢悠子(たかさわ・ゆうこ)さんといい、以前はモデルとして活動していました。2人は2008年に結婚。同年5月に第1子長男、2010年9月に第2子次男が生まれています。しかし、2016年8月5日に離婚していたことを、山口達也さんが当時所属していたジャニーズ事務所を通して発表。同日に山口達也さんは会見を開き、以前から離婚の話し合いを妻と始めていたと明かしています。離婚の原因について、山口達也さんは「自分が未熟で幼稚だった」と告白しました。離婚成立後、高沢悠子さんは2人の息子を連れ、ハワイに移住。現地ではビューティーサロンをオープンさせるなど、起業家として活躍しているようです。そんな高沢悠子さんはインスタグラムのアカウントを開設しており、美しい姿を公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Valentines❤️❤️❤️ 笑大郎から 嬉しいーー パソコンでデザインして3Dプリンターみたいなのでつくるあれです←私全然分かんない感じの #valentine #fablab#長男#hawaii #手作り yuko takasawa (@believeoao)がシェアした投稿 - 2019年 2月月12日午後5時06分PST この投稿をInstagramで見る deep breathing in Hawaii 今日は山羊座の満月 #fullmoon#deepbreath #hawaii#hawaiilife#海外#子育て#男の子#男の子ママ#40s#40style#mom#shoandricky#boys#skateboard#dance#hiphop #cooking#health#beauty#happy#smile yuko takasawa (@believeoao)がシェアした投稿 - 2019年 7月月16日午後7時02分PDT小麦色に焼けた肌に、明るい笑顔がとても素敵な女性ですね。2020年1月24日の投稿では、オリジナルTシャツの売り上げを貧しい国の子供たちに寄付する活動を始めたと報告。 この投稿をInstagramで見る 自分好みのTシャツに出逢えるって難しくないですか? 首周りのデザインだったり、袖の長さだったり、好みのゆとりだったりと本当にTシャツは難しい だったら、この際自分で作ってしまえばいいかなぁと限られた枚数ですが、2月から販売いたします‼︎ 1枚$35です こちらも売り上げを様々な国の子供たちの食糧寄付にしたいと思ってます。 詳細はInstagramにてご報告させてください #手作り#tシャツ#tshirt #hawaii#hawaiilife#海外#子育て#男の子#男の子ママ#40s#40style#mom#shoandricky#boys#skateboard#dance#hiphop #cooking#health#beauty#happy#smile yuko takasawa (@believeoao)がシェアした投稿 - 2020年 1月月24日午前12時07分PSTこの投稿を見たファンは「ぜひ、協力させてください!」「素晴らしすぎる」とたくさんのエールや称賛の声を寄せています。このほか、2人の息子についての投稿もたくさんあり、1人の母親としてその成長を優しく見守っています。 この投稿をInstagramで見る Rikimaru tooth was chipped! #転んで#歯が欠ける#永久歯#前歯#歯医者さん#ここの#歯医者さんは#独自の#保険があります#とは言え#日本みたいに行かないんだから#2人とも#顎の傷#前歯#お揃い#何でよ#やんちゃ## yuko takasawa (@believeoao)がシェアした投稿 - 2019年 2月月4日午前12時03分PST この投稿をInstagramで見る pool♂️ #鮫バッドマン#ただただ#寒い#冷たい#でも#空いてる#wetnwildhawaii #ここの#フレンチフライ#いつも人気 yuko takasawa (@believeoao)がシェアした投稿 - 2019年 1月月5日午後8時25分PST2020年9月21日には、同月15日に44歳を迎えたことを報告。40代には見えない抜群のボディスタイルを披露し、フォロワーを驚かせています。 この投稿をInstagramで見る 私事ではございますが 先日9月15日に44歳になりました。 健康に産んで育ててくれた 両親へ感謝の気持ちと 今まで私に関わってくださった 皆さんへ 心から感謝の思いでいっぱいです。 そして、2日後の9月17日 力丸も10歳の誕生日を迎えました。 彼のいつも明るく天真爛漫で 何をも楽しむ姿や 人を楽しませる事を常に考えてる 人思いな優しさを 母として誇りに思いながら 感謝の思いで誕生日を過ごしました。 あらためて この場をお借りして Instagramをいつも観てくださってる皆さん。 お祝いのメッセージや 日頃から沢山のメッセージ。 本当にありがとうございます。 いつもいつも 沢山の幸せを頂いてます。 これからも 私らしくInstagramを続けて参りますので 何卒よろしくお願い致します。 本当に感謝‼︎感謝‼︎です。 ありがとうございました。 yuko takasawa (@believeoao)がシェアした投稿 - 2020年 9月月20日午後12時27分PDT山口達也と元嫁の馴れ初めは?山口達也さんと高沢悠子さんは、1999年10月頃に行われた鍋パーティーで知り合っています。そこから意気投合した2人は交際に発展。2007年末には高沢悠子さんが第1子を妊娠しました。そして2008年3月8日に婚姻届を提出。ちなみに婚姻届には、タレントで歌手のピーターこと池畑慎之介(いけはた・しんのすけ)さんが証人のサインをしています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 池畑慎之介さん 長い間ずっと見守ってくださって、本当にいつも感謝の気持ちでいっぱいです。 先日、短い滞在中でお忙しい中、サロンに来てくださいました。 お写真はお出し出来せませんが、石川秀美さんもご一緒に 本当にありがとうございます。 #池畑慎之介#さん#ピーター#さん#youandibeautylounge#bodymassagehawaii#hawaiilife#海外#子育て#男の子#男の子ママ#40s#40style#mom#shoandricky#boys#skateboard#dance#hiphop #cooking#health#beauty#happy#smile yuko takasawa (@believeoao)がシェアした投稿 - 2019年10月月2日午後7時19分PDTその日の夜に行われた東京・日本武道館公演のステージ上で山口達也さんは「私、山口達也は結婚いたしました」「子供が生まれます」とサプライズ発表を決行。それを見守っていた約1万3000人のファンを驚かせました。山口達也の元嫁の人柄は?北斗晶が語る高沢悠子さんについて、タレントの北斗晶(ほくと・あきら)さんが自身のブログで紹介しています。2014年12月9日に『アイドルの妻』と題し、ブログを更新した北斗晶さん。「近頃ね、TOKIO・山口達也くんの奥さんと仲よくしていてね」とつづり、その人柄を褒めています。近頃ね、TOKIO山口達也 君の奥さんと仲よくしててねLINEでバカな事をやりとりしたり長電話して、くだらない事をおしゃべりしたり今度、スコーンを一緒に焼こうって約束してね本当に普通のママ友として楽しくやってるんだけど…彼女の作るスコーンは、あたしの長い人生の中で食べたスコーンの中で、1番美味しかったわ素朴な優しい味なのよ~彼女は、アイドルの奥さんなのに…全くそんな感じじゃなくて入れ物がなかったから、これですみませんと…回転寿しの持ち帰りみたいなパックでスコーンをくれた時はこれが彼女のかわいさだと思ったわ北斗晶オフィシャルブログーより引用このほかにも手作りのパンやリースを高沢悠子さんが送ってくれたといい、北斗晶さんは一家全員で大喜び。「一生懸命作った物を送ってくれる真心が素晴らしい」とべた褒めし、夫を影で支えているからこそできる気遣いだと絶賛しています。彼女が、真心を込めてスコーンや手作りリースを作って送ってくれるのも、全ては旦那の為なんだよね~何かを買って送るのは簡単なことだけど、手間暇かけて一生懸命作った物を送ってくれる、その心がねなんとなく、あたしには分かるんだ~北斗晶オフィシャルブログーより引用さらに、北斗晶さんは高沢悠子さんのことを「きれいだけど素朴な子で、会った人はみんなが好きになる」と評価。「まれに見るいい子だわ」とつづり、あらためてその人柄のよさを褒めています。高沢悠子さんにはこれからも子供たちと幸せな日々を過ごしながら、活躍してほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月25日2020年1月、ハーレーに跨がる山口達也「えぇ、だいたい日中にお見かけしていましたよ。ハーレーって言うんですか?大きなバイクに乗って出かけて。マンションの中からヘルメットをかぶったままなので、ちょっと気になってはいたんですけど、山口さんだったんですね」(近隣住民)山口達也が住む都内のワンルームマンション近辺では、普段から愛車のハーレーダビッドソンを駆る姿が目撃されていた。9月22日の午前、TOKIOの元メンバー・山口達也容疑者が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。基準値を5倍近く上回るアルコールが検出された山口は「自宅で一晩中酒を飲んでいた」などと話しているという。「そもそもは彼がバイクを運転中、前を走っていた警察官が運転する車に追突事故を起こしたことがきっかけで、飲酒が発覚しました。すでにテレビの報道番組などでも流れているドライブレコーダーの映像では、対向車に接触しそうなほどに中央線(センターライン)に寄ったり、ふらふらと蛇行して運転する山口の姿が映っています。車間距離も適切にとれないような状態で、追突するのは時間の問題でした」(スポーツ氏記者)今回こそ追突のみで済んだため、不幸中の幸いか、ケガ人は出なかったものの一歩間違えれば他者を巻き込んでの大事故を引き起こしていた可能性もある。何より自分の命を落としていたかもしれない。■飲酒運転は“自殺行為”警視庁交通局の調べ(平成30年中の交通事故の発生状況)によると、事故による自動車乗車中の死傷者数339,530人のうち、死者は1,197人と致死率0.35%となっている。対して自動二輪車乗車中の場合は、死傷者数28.103人のうち死者は401人で致死率1.43%と、自動車の約4倍にも跳ね上がる。「バイクは、自動車とは違って身体を露出して車道を走るため、当然ながら事故による死亡リスクは高まり、一命を取りとめたとしても半身不随などの障害が残るケースも多い。バイクでは常に緊張した状態での運転が求めらるのです。車ももちろんのことですが、飲酒後にバイクに乗るなんて考えただけで身が震えるし、特に経験を重ねたバイカーなら絶対にしない、ありえない“自殺行為”だと思います。その思考すら麻痺するほどにアルコールに依存しているのか、もしくは“もう、死んでも構わない”と自暴自棄になっているのか」(バイク専門誌編集者)2018年、酩酊状態で女子高生に強制わいせつを行ったとして書類送検され、TOKIOから脱退、ジャニーズ事務所をクビになった山口。子煩悩だったという彼の息子たちは現在ハワイに移住して、思うように会えずにいるとも。騒動後はお酒を断ったとされていたが、周囲の誰からも手を差し伸べられずに、再びお酒に手を出してしまったのか。「奇しくも彼が逮捕された前日はTOKIOのCDデビュー記念日で、ファンクラブ会員のもとには約1年ぶりの会報が届いたそうです。国分太一のメッセージには“5人でいる事”“TOKIO5人”という言葉が並び、メンバー4人による座談会の中では“山口は頑張っている”などの話にも触れられ、将来のバンド復活も示唆していたよう。山口がこの会報を知っていたかどうか、知っていたのなら未来に希望を持てたでしょうし、再度、お酒と向き合えたのでははないでしょうか」(芸能リポーター)逮捕前日、1人でTOKIOの記念日をお祝いしていたのだろうか。
2020年09月23日アイドルグループ『TOKIO』の元メンバーである山口達也さんが、飲酒運転の道路交通法違反で、2020年9月22日に現行犯逮捕されました。山口さんは酒気帯びの状態でバイクを運転し、信号待ちで停車中の乗用車に追突。幸いケガ人は出ませんでしたが、『TOKIO』を脱退する原因となった不祥事を思い出す人が多かったようです。岡田圭右「なぜまた…」酒を飲んだうえで未成年にわいせつな行為をしたとして、2018年4月に書類送検された山口さん。2020年9月22日に放送された情報番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)では、今回の飲酒運転についての詳細を紹介するとともに、不祥事後の山口さんの発言も紹介しました。発言の中には、酒を断とうとする意志が感じられるものも。番組に出演した、お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右さんは、約2年で再び飲酒による失態を犯したことについて次のように胸中を語っています。ほかのメンバーが歯食いしばってテレビに出て、ある意味リスタートじゃないですけど頑張ってる姿を当然テレビで山口さんも見てると思うんですよ。そういう想いの中で、「なぜまたこういう行動に至ったか」というのが、本当に悲しすぎる…残念。ゴゴスマ~GOGO!Smile!~ーより引用ほかのメンバーの心境を思い、山口さんの行動を嘆いた岡田さん。ネット上では「まったくその通り」と共感する声が複数投稿されました。脱退の原因となった不祥事後は、山口さんの『アルコール依存症』を疑う声が噴出し、『TOKIO』のメンバーからも指摘が入っています。そのため、今回の事故を受け、「依存症に必要なのは、非難や刑罰より治療ではないか」との声も上がっていました。関係が深い人ほど、相手の失態を嘆かずにはいられないかもしれません。ですが何よりも、相手が更生への道を1歩でも多く進めることが肝心でしょう。山口さんが心身を整え、これ以上誰も不幸にしない人生を歩んでいくことを、多くの人が望んでいます。
2020年09月23日TOKIOの元メンバー・山口達也容疑者(48)が9月22日、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。各メディアによると、山口容疑者はバイクの運転中に信号待ちをしている乗用車に追突。けが人は出ていないが、基準値を超えるアルコールが検出された。調べに対して「酒を飲んでバイクを運転し、事故を起こしたことに間違いありません」と認めているという。山口容疑者は18年4月、未成年への強制わいせつ容疑が発覚。のちに書類送検となり、同年5月にはジャニーズ事務所を契約解除となっている。「山口容疑者は離婚問題などで環境が変化したことから、精神的に弱ってしまったそうです。その治療をするため、カウンセリングに通っていました。離婚は16年8月に成立。その後は回復しましたが、飲酒量を調整するために通院はしていたそうです。そんななか事件を起こしてしまって……」(スポーツ紙記者)当時、山口容疑者は会見を開き「私の身勝手な件で彼らがどれほどつらい思いをしているのかを考えると、どうしていいか分からない」とTOKIOの他メンバーへの謝罪の言葉を口にしている。いっぽうで、メンバーのショックは相当なものだったようだ。リーダーの城島茂(49)と松岡昌宏(43)は山口容疑者と特に縁が深かったため、我がことのように彼の過ちを受け止めていたという。「城島さんは『俺のせいだね。(山口の状態を)わかっていたのに、俺がちゃんと見ていなかった……』と悔しさをあらわにしたそうです。松岡さんは山口容疑者の精神状態を気にして、『何をしでかすかわからないから、必ずご家族がついてケアしてもらうようにしてほしい』と事務所関係者に頼んだといいます」(テレビ局関係者)また山口容疑者は、仕事の関係者たちに“謝罪メール“を送っていた。「そこには事件の被害者に対して『一生をかけて償っていきたい』と書かれていました。さらに自分の子供たちのためにも“これから何ができるのか”を日々考えているとつづられていました。昨年は週刊誌の取材にも応じていましたし、落ち着きを取り戻したのかなと思っていたのですが……」(別のテレビ局関係者)しかし、今回の逮捕――。彼の未来は、また曇ってしまった。
2020年09月23日TOKIOの元メンバー・山口達也容疑者(48)が東京都練馬区内でバイクを運転中に酒気帯び運転により現行犯逮捕されたと、各メディアが伝えた。報道によると山口容疑者は22日午前9時30分ごろ、練馬区桜台の交差点を1,200ccのハーレーダビッドソンで走行中に信号待ちの車と追突。山口容疑者の呼気からは、基準値を大幅に超えるアルコールが検出。山口容疑者は「お酒を飲んでバイクを運転し、事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めているという。「TOKIO時代はロングヘアだった山口容疑者ですが、逮捕時の映像で映し出されたのは丸刈りにサングラス姿。『すっかり変わり果ててしまった』と、TOKIO時代からのファンからはショックの声も上がっていました」(芸能記者)山口容疑者といえば女子高生タレントへの強制わいせつ容疑で書類送検され(のちに起訴猶予処分)、2018年5月6日にジャニーズ事務所を契約解除となった。不祥事の現場となったのは当時、山口容疑者の自宅だった都心の高層マンション。その際、山口容疑者はかなり酒に酔っていることが報じられていた。また当時は山口容疑者の不祥事を受け、TOKIOのメンバー4人がそろって会見。その場で山口容疑者の“飲酒問題”についても言及していた。リーダーの城島茂(49)は『現場で酒のにおいがするな、とか、ちょっと二日酔いで調子が悪そうだな、ということは、確かにありました。円滑にロケ(撮影)が進まないという部分もございました』と仕事に支障があったことを明かした。松岡昌宏(43)は山口に対して会見の数日前、『正直、あなたは病気です。だから自分のおかれている立場と今後のことをちゃんと向き合ってくれ』と宣告したことを告白。さらに『正直、僕らは山口がアルコール依存症じゃないかと思ってました』と主張。結局はアルコール依存症と診断されなかったことを説明し、納得できない様子で唇をかんでいた。「山口容疑者は4人の会見内容を知っていたはずです。しかし今回の逮捕は、そうした城島さんや松岡さんの切実な“警告”が伝わっていなかったことになります。また最近では元NEWSの手越祐也(32)がラブコールを送ったことで、復帰を願う声も上がり始めていました。そうしたファンも再び裏切ることになってしまいました」(前出・芸能記者)
2020年09月23日2020年9月22日、アイドルグループ『TOKIO』の元メンバーの山口達也氏が酒気帯び運転の道路交通法違反で逮捕されました。信号待ちで停車していた乗用車に追突する事故を起こした山口氏。幸い、ケガ人は出ませんでした。山口氏からは、基準値を超えるアルコールが検出され現行犯逮捕。2018年4月には、酒を飲んだうえで未成年にわいせつな行為をしたとして書類送検されていました。水卜麻美「どういう助けがあれば…」2020年9月23日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、MCを務めるお笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さんと水卜麻美アナウンサーが、山口氏にコメント。過去に2人は山口氏と番組で共演していたこともあり、胸が詰まる思いを明かしました。近藤春菜「なんで抜けてしまったんだろう」近藤さんは、今回の事故ではケガ人が出なかったものの一大事になっていた可能性を指摘しました。そうですね、やっぱりお仕事一緒にさせていただいたものとしてこのニュースを聞いた時、本当悲しい気持ちでいっぱいになりましたね。やっぱり今おっしゃった通り、今回はケガ人の方がいらっしゃらなくて本当に幸いでしたけど、自分のお酒が抜けてない状態で運転するということを選択してしまったことが悲しいですし、そうやって運転したことでもしかしたら他人を傷付けてしまうかもしれないっていう可能性が抜けてしまった。大丈夫だろうということで選択してしまったと思うので、そこがなんで抜けてしまったんだろうなっていう。ちょっと聞いていて本当に悲しかったです。スッキリーより引用引退後の2年間を信じていた水卜麻美アナ2018年5月に『TOKIO』を脱退し、ジャニーズ事務所からも退所した山口氏。それから2年の間、水卜アナは、山口氏がしっかりと自分に向き合っていたことを信じていたといいます。ずっと長く若手の時から本当お世話になってきて、優しくしてもらって、スタッフの方とか仕事とどれだけ真剣に取り組んできたかを横で見てたので。今でも山口さん、この2年間、すごく真摯に自分の状況と向き合っていたんじゃないかと私は信じていて。でもこういうことがあると、その2年もみんなに信じてもらえなくなっちゃうかもしれないし、それの印象が広がってしまうから私はまた会いたいなって思っていたのに、またそれが難しくなってしまうかもってすごく悲しいなってやっぱり思っていて。でもどういう状況、依存症なのか分からないですけど、自力で自分の状況と向き合うのが難しい、1人で闘うのが難しいのならばどういう助けがあれば山口さん元気になれるのかなっていうのを今すごく考えている状況です。スッキリーより引用一部では、山口氏が『アルコール依存症』なのではないかと報じられています。2018年にTOKIOのメンバーがおこなった会見では、「さまざまな病院に行っても山口氏にアルコール依存症という診断は下されなかった」と松岡昌宏さんが明かしていました。また、松岡さんは山口氏からの謝罪に対し「正直あんた病気です」と厳しい言葉をかけて自分への甘さと考えを改めるよう求めたといいます。再び酒による不祥事を起こしてしまった山口氏にかけた、2人の言葉。ネット上では、共感する声が寄せられています。・一緒に仕事していたから本当につらくて悔しいだろうな。・本当に寄り添う人が必要だと思う。サポートできる社会にしたい。・やっぱりアルコールを絶つのは難しいのかな。水卜アナのいうように、どうしても1人でアルコールを絶つことが難しいならば、どのようなサポートが必要だったのでしょう。難しい問題ではありますが、酒による事故を減らすためにも考えていきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月23日練馬署から警視庁に送られる山口達也容疑者(2020年9月)9月22日の午前、TOKIOの元メンバーである山口達也が、東京・練馬区の路上で道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで警視庁に現行犯逮捕され、本人も容疑を認めた。信号待ちをしている車に山口容疑者のバイクが追突。けが人はいなかったが、呼気を調べたところ、基準値を大幅に超えるアルコールが検出されたという。「いつの日かもう一度人前に出たい」。昨年、ある雑誌のインタビューでそう語っていた彼だが、2018年に強制わいせつ容疑で書類送検(その後、起訴猶予)され、ジャニーズ事務所から契約解除されている。「2019年には体型がひとまわり大きくなり、ひげをぼうぼうに生やしたビジュアルを『女性セブン』に撮影され、近況が報じられました。記事内では、歩けばすぐに座り込んだり、自転車に乗れば何度も転倒するという普段の様子も描写されていました。しかし、その数か月後には一転、同誌のインタビューに応じ、TOKIO時代を彷彿とさせる健康的な姿で登場し、修行僧のようにストイックな生活をしていることなどを語りました」(週刊誌記者)■参加できなかった息子の誕生日会確かに、そのインタビューでは《今はお酒のいらない生活をしていますし、誰かと遊ぶこともありません》と話していたのだが……。ここ最近の彼はというと、「コロナ禍で自宅にこもることが多く、最低限の食費で生活していたのですが、金銭的にどんどん困窮していたようです。もともと住んでいた、都内にある家賃7万円ほどのワンルームマンションも引き払っていたとか」(芸能プロ関係者)そんな生活を送るなか、心の支えは子どもたちの存在だったという。前述のインタビューでは子どもたちと定期的に《電話で他愛もない話をしています》とも明かし、子煩悩な一面をのぞかせていた。そんななか、行われていた“ビッグイベント”があった。「現在はハワイで暮らしている山口さんの元奥さんと、ふたりのお子さんたちの誕生日パーティーが行われていたんです。奥さんが9月15日、次男が17日ということで自宅で催されたそのときの様子が奥さんのインスタグラムにアップされました。大きな飾り付けのケーキに、テンションが上がっている息子さんの笑顔が印象的でしたね」(山口の知人)実は山口容疑者、ここ最近は家族とも疎遠になりがちだったようで……。「インタビューが行われたころよりは、お子さんとの電話のペースは落ちていたといいます。だからこそ、息子さんがたびたび登場する奥さんのSNSはこまめにチェックしていた。元奥さんが新しくはじめようとしている『子ども専用のITスクール』の宣伝用ポスターで、息子さんたちがモデルをつとめたときも写真を見て喜んでいたそうです。インスタにあげられた今回の誕生日会の様子も見ていたことでしょう。成長を微笑ましくみていたのと同時に、会えない辛さも押し寄せていたのでは?」(前出・山口の知人)誕生日を祝う動画や幸せそうな3人の写真がアップされたのは、山口容疑者が逮捕される前日のことだった。やっぱりやめられなかった酒はどのような味だったのだろうか──。
2020年09月22日全盛期は、バラエティ番組への出演にレシピ本の出版、さらには食品プロデュースなど、連日メディアに引っ張りだこだった、料理人でタレントの川越達也さん。当時は『イタリアンの貴公子』ともてはやされた川越達也さんですが、徐々に露出が減っていきました。しかし、2019年から、バラエティ番組『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)で川越達也さんがひっそりとテレビでの活動を復活させていたのです。川越達也さんが出演しているのは、『お願い!ランキング』の人気企画『美食アカデミー』。同企画は、川越達也さんが世に知られるようになったきっかけでもあり、視聴者の人気も高い企画の1つです。その後も川越達也さんは定期的に『美食アカデミー』に出演しており、現在の元気な姿を見ることができます。ネット上では、「激痩せした」「顔を整形した」などと根拠のないウワサが飛び交っていますが、現在の川越達也さんを見る限り、以前とまったく変わりません。また、久々の出演にともない、2019年12月13日に公開された番組告知記事では、当時の近況についても言及。長野県に住みながら子育てをしつつ、レストランのプロデュースも始めたことを明かしています。川越達也が「消えた」といわれるきっかけとなった炎上事件とは?当時のファンからも安堵と喜びの声が寄せられた、川越達也さんの久々のテレビ出演。しかし、一体なぜあそこまで活躍していた川越達也さんが、テレビへの露出を減らすことになったのでしょうか…。本業に集中するためとの見方もできますが、川越達也さんはタレントとして人気が出た後も、レストラン経営を並行していました。では、川越達也さんが「消えた」とまでいわれるきっかけとされているのが、2013年に起きた、通称『水800円事件』。当時、川越達也さんが経営したレストランに対するネガティブな口コミが、グルメサイトに登録されたことがありました。内容は「勝手に800円の水を注文されていた」といったもので、これに対して、川越達也さん自身がインタビュー記事内で「くだらない」と一蹴。「いい水を提供しているのだから当たり前」「高級店に行ったことがないから、水だけで800円も取られたという感覚になる」と反論しました。その後、インタビュー記事内での川越達也さんの発言が問題視され炎上する事態に。後に、川越達也さんはブログで謝罪と弁解をするも、信頼回復につながるまでに時間がかかった様子です。この度の件で、食べログの在り方や、ネットニュースの在り方に困惑しておりますのも正直なところでございます。本人の発言とは違った意味合いで、皆様に伝わってしまっているということを何卒ご理解いただければと思います。タツヤカワゴエオフィシャルブログーより引用川越達也銀座にオープンした店の現在は?テレビへの露出を制限した後は、レストラン経営や料理教室の主催など、本業に注力していた川越達也さん。2019年末には、銀座に新たな店『MANDA GINZA』をオープンさせています。しかし、オープン後すぐに新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行。銀座の店も、コロナウイルスの感染拡大を受け、一時、営業を自粛していたようです。なお、なお、店のウェブサイトを確認すると2020年6月3日からの営業再開が告知されています。レストラン経営に、テレビ出演…当時を知る人にはお馴染みの『川越スマイル』がまた見られる日は、もしかしたら近いのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年08月06日山口達也、悠子さんと長男(インスタより、一部加工)「長瀬智也の退社と『株式会社TOKIO』の設立と、グループにとって大きな岐路となる発表でしたが、改めてフィーチャーされたのが元メンバー・山口達也の存在。国分太一が“5人の絆は変わっていない”“山口とつながっている”、城島茂も“彼にも報告”と話したことで、復帰も現実味を帯びてきました。そんななかで、山口さんのイケメンすぎる息子たちがハワイで“モデルデビュー”しているみたいですよ」(芸能リポーター)2018年5月、未成年女性に対する強制わいせつ容疑で書類送検され、その後にジャニーズ事務所を退所した山口達也。この約2年前、2016年8月に離婚したことを明らかにしていた。「2015年末には『週刊女性』が、都内の玩具店で2人の息子を連れた山口をキャッチましたが、この時すでに別居していたのでしょう。妻子は離婚後にハワイに移住。子煩悩な彼は、子どもとの面会時間がさらに少なくなり、酒量が増えていったと言います。とはいえ、あまりにもショッキングな騒動を引き起こしただけあって、スポンサーが絡むテレビ出演は今後も難しい。でも、株式会社TOKIOで裏方として務めることは考えられますね」(ワイドショースタッフ)■元妻がインスタで息子を公開そんな父親に対して、ハワイですくすく育っているという2人の息子たち。長男は今年で12歳、次男は10歳を迎える。「元奥さんの高沢悠子さんは日本でジムを開業し、ハワイに移ってからも事業を展開する起業家で、今年2月には現地でビューティーサロンをオープンさせました。子どもたちはハワイの学校に通っているので、すっかり英語も堪能になっているみたいですよ。悠子さんは、彼らの様子を度々自身のインスタグラムにアップしているというわけです」(前出・芸能リポーター)なるほど、彼女のインスタをのぞいてみると、サロンの紹介のほか、成長記録のように息子たちの日常が写真と共に綴られている。《2人の息子は、大好きなダンスをしたり、ハワイの自然、海や山にいつも触れながら、のびのびと成長しております》と、日々たくましくなる息子たちに目を細めている悠子さん。それにしても、さすがは元ジャニーズの息子たち。イケメンだ。Jr.時代の山口を知る芸能プロ幹部に画像を確認してもらうと、「山口は、入所後すぐにジャニー(喜多川)さんから目をかけられる存在になりました。長男くんのお顔を見てみると、少年から大人になり始める頃でしょうか、精悍な表情は父親そっくりですね。これは日本の芸能プロが放っておかないでしょう。ウワサを聞きつけて、すでにオファーを出した事務所もあるのではないでしょうか」山口の息子が芸能界に。あながち“ない”とは言い切れないとも。「山口さんと悠子さんの婚姻届には、ピーターさんが証人のサインをしているのですが、今もハワイを訪れた際には悠子さんと会食し、友人としていろいろな相談に乗っているようです。それこそ兄弟の進路についても話しているかもしれませんし、あれほどの“素材”ですから、本人たちの意思次第ではピーターさんも協力は惜しまないでしょう」(前出・芸能リポーター)■ウェブポスターで“モデルデビュー”悠子さんのインスタでは、コロナ禍の影響をうけて、サロン経営がままならないことを報告していた。「さすがは起業家か、さっそくサロン内のスペースを利用して、子ども専用のITスクール設立に動き始めているみたいですよ。その宣伝用のウェブポスターには、真っ黒に日焼けしたお子さんたちがモデルとして登場していました。これが“デビュー”第一歩になるかもしれませんね。将来は、英語も堪能な帰国子女ジャニーズ、というのも悪くない(笑)」(前出・芸能リポーター)その時はまた、父親として息子たちをサポートしてほしい。
2020年08月05日川越達也言葉は生き物。発した人の人生を、生かしもすれば壊しもする──。『ナインティナイン』の岡村隆史がラジオで発した“風俗発言”では女性差別という批判にさらされた。言動に注目が集まるタレントたちが味わった“天国から地獄”のきっかけになった言葉とは?■『食べログ』の「水だけで800円も」に反論イケメンなスマイルでメディアに引っ張りダコだった“川越シェフ”こと川越達也(47)。その人気に翳(かげ)りが差したのはグルメレビューサイト『食べログ』をめぐる発言がきっかけだった。’13年5月『サイゾー』のウェブインタビューで「くだらない」「何をわかって書いてるの?」と批判したのだ。「僕の店も“水だけで800円も取られた”と非難されることがある。でも、当たり前だよ!いい水出してるんだもん。1000円や1500円取るお店だってありますよ。そういうお店に行ったことがないから“800円取られた”という感覚になるんです」さらに「年収300万円、400万円の人は“お水にお金がかかるような高級店”には行ったことがないはず」とも。絶対音感ならぬ“絶対味覚”を持つと豪語する川越にとっては、これも正論だったのだろう。また、当時はそれくらい言っても許されそうな空気でもあった。「ジャンルにこだわらないイタリアン」が売りの『タツヤ・カワゴエ』は予約のとれない店として繁盛していたし、副業として、コンビニおにぎりやキムチ、牛丼、パチンコの景品までプロデュース。川越シェフ名義で『お米のおはなし』というCDも出すほど、彼自身がブランド化していたからだ。それゆえ、週刊誌でこんな反論もした。「レストランという娯楽の中で、少しでも現実を忘れてほしい」「水がいつも飲んでいる水道水ではさめてしまう」などなど。ただ、スマイルを忘れた川越シェフにさめたのは、世間のほうだった。店には無言電話や嫌がらせのメールが殺到。落ち込み、悩んだ彼はメディアから消えてしまう。■炎上後は地味な暮らしぶりに4年後、別の週刊誌ではこんな近況を語った。「家庭のことと子育てもありますし、できることなら世の中の人から僕の存在は忘れてもらいたいくらいです」実は’16年に再々婚。その後、2児の父となった。『タツヤ・カワゴエ』は閉店して、地元・宮崎の農家とコラボ事業を立ち上げたりしたが、以前よりは地味な暮らしぶりだ。それにしても、彼はなぜ『食べログ』の件でスマイルを忘れるほど怒ったのか。そのインタビューでは“水”の話ばかりがクローズアップされたが、意外な生い立ちも明かしていた。貧乏で、家族仲が悪く、親戚に障害者が何人もいたため、「一発当てるために早く自分の武器を見つけて磨かなければいけない」「川越家で何かあったら、俺が助けてあげられる人間になっていよう」という上昇志向や責任感を強く持って、生きてきたという。そんな秘められた熱さが、成功につながったものの、舌禍も招いてしまったのだろう。昨年、バラエティー番組の取材に手紙で応じた際、現在は長野在住で、都内に新たな店を準備中だとしていた。あれから7年、そろそろあの発言も“水”に流してもらえるころ合いかもしれない。(文/宝泉薫)ほうせんかおるアイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。近著に『平成「一発屋」見聞録』(言視社)『平成の死追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)
2020年05月29日山口達也元TOKIO・山口達也が『女性セブン』にキャッチされたのは、ジャニーズ事務所を退所して1年ほどたった今年5月のことだった。頭を丸め、ひげが伸び、一見ワイルドな感じはするが、くたびれた姿に驚いた人は多かった。それから4か月、今度は同誌で5時間にわたるロングインタビューを受けている。掲載されている写真を見ると、丸刈りなのは前回と変わっていないが、ひげはきれいに剃られてさっぱりし、目に力を感じる。痩せて引き締まった体に白いTシャツが良く似合っている。退所した当時の山口より、精悍さが増しているように感じた。だが、表紙をめくって驚かなかった読者はいないのではないか。巻頭ページに、腕を組みカメラをしっかりと見つめている山口の姿があった。しかもカラー写真。どう見てもこれは“グラビア写真”だ。隠し撮りされたモノではなく、きちんとセッティングされて撮影されたものだ。■記事と写真の“矛盾”インタビューでは、現在の生活や病状の経過、TOKIOに対する思いジャニー喜多川さんとのエピソードとともに、「芸能界復帰はない」といった心境を吐露している。そしてインタビューの最後は《今回取材を受けましたが、私は一般人なので今後は話すつもりはありません。今まで心配してくれていたかたがたに、“山口はなんとか元気です”と伝わればありがたいです》と結ばれている。インタビューでは何度か自分が一般人であることを強調しているが、巻頭の“グラビア写真”でポーズを決めているところをみると、正直、矛盾を覚えざるをえない。《もう話さないと決めていたんですが、これを最後の告白とさせていただきます》と重い口を開けたにしては、何枚もポーズを決めて写真を撮らせていることが同記事のネット版をみてもわかる。週刊誌に使われることがわかっているにも関わらず、腰や顎に手を当ててカメラ目線をとる彼の姿からは、とても“一般人”である自覚はみてとれない。そもそも不祥事を起こして表舞台から消えた人間は、写真を撮られ、しかも世間に公開されるのを嫌いそうなものだが……。■事前にインタビューは決まっていた?確かにファンは復帰を待ち望んでいるだろう。また、ファンにとってはこれほどありがたい記事はないだろう。だが、読者は山口のファンばかりではない。100歩譲って激白はまだいいとしても、ポーズを決めた“グラビア”写真はいかがなものか。アイドル然としたこれらの写真を目にしてしまうと、“自分は一般人”とか“芸能界復帰はない”という言葉は詭弁(きべん)にしか聞こえなくなってしまう。事件直後にも関わらず、会見で「TOKIOに席があるなら戻りたい」と口走ってしまったことからもわかるように、彼はきっと心の奥底では芸能界に戻りたいと言う気持ちでいっぱいなのかもしれない。たとえ、深く考えずに写真を撮らせたとしても、堂々とキメポーズを取っている写真で巻頭を飾られてしまうと、『女性セブン』と結託して復帰の筋道をつけようとする“プロモーション記事”と捉えられてしまう可能性すら出てきてしまう。また「自分の言葉をメディアで発信したい」という意図を隠すために、よくあるインタビュー記事ではなく、“体として”直撃風になるように記事を構成したのでは? と邪推されても仕方がない。それほど、この“グラビア写真”は深い意味を持ってしまうのだ。週刊誌にノセられてしまった結果なのかもしれないが、せっかくの“最後の告白”なのにこれではかえって印象を悪くしてしまいそうだ。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌などで取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2019年08月30日SCHOOL STAGE『ここはグリーン・ウッド』の公開ゲネプロが19日、東京・天王洲 銀河劇場で行われ、小西成弥、大平峻也、影山達也、長妻怜央が取材に応じた。同作は、1986~1991年にかけて『花とゆめ』(白泉社)にて連載されていた、那州雪絵の代表作。主人公・蓮川一也(小西成弥)は、初恋の女性が唯一の肉親である実兄と結婚してしまい、失恋のショックから全寮制の名門男子高校「緑都学園」に進学を決意。学園附属の寮・通称「グリーン・ウッド」は、寮長の池田光流(長妻怜央)・生徒会長の手塚忍(影山達也)・同室の如月瞬(大平峻也)を始め、“変人の巣窟”と噂される程、一筋縄ではいかない個性派な面子が揃っていた。初日公演を前に、「入学するときのようなどきどきとわくわくと緊張が入り混じってる感じ」と気持ちを表す小西。影山は「多くの方に愛されてる作品で魅力的なキャラクター、魅力的な役者が揃ったと思うので、楽しみにしていただければ」、長妻は「最初、皆さんに会った時は緊張して、僕自身がやっていけるか不安でした。しっかり演技についても教えていただき、このままずっと稽古していたいと思ったけど、やはり本番が来てしまったので、いい意味で稽古場と同じように。僕たちならやっていけると思います」とそれぞれ自信を見せた。稽古場で絆を深めたという4人だが、エピソードを聞かれると、小西は「怜央が、なんでかわからないんですけど毎日『ラーメン食べる?』って」と明かし、長妻も「僕もそれ、1番最初に思いつきましたね」と笑顔に。「毎日言われるんですよ。『成弥くん、ラーメン食べる?』『いや、今大丈夫……』って、それを1カ月くらい続けてました」という小西に、大平も「しかも朝、カップラーメン食べてるしね」と同意。長妻は「朝ごはんがカップラーメンに始まって、カップラーメンで終わる生活です」と振り返った。「これがナンバーワンエピソード」という4人だが、長妻は「(岡田)あがささんが、差し入れですごい量のラーメンをくださって。僕だけ食べちゃうと申し訳ないので、『成弥くん食べますか』と聞いてるんですけど、なぜか食べないんですよね」と理由を語る。さらに「人見知りと言ってたんですけど、めちゃくちゃ人のこといじる」と小西の印象を述べるが、大平は「稽古初日に、成弥が端っこの方で台本を開いてて、『すごいね』と言ったら、『人見知りで人としゃべれなかった』と言ってて、めちゃめちゃかわいいなと思いました」とエピソードを披露した。ほさかは、男性にも人気だという原作の魅力について「女性が書いたと思えないくらい、男子のわちゃわちゃ感が出ている。あの年代の男子たちの描き方が細かいし、キラキラしているだけでない」と分析。小西は改めて「約1カ月間稽古してきて、男子校、男子寮の感じがすでにカンパニー全体として出来上がっているので、あとはお客さんに楽しんで笑顔になって帰ってもらえれば」とアピールした。公演は天王洲 銀河劇場にて19日〜28日。
2019年07月19日●『ここはグリーン・ウッド』では光流派1980年代に連載されていた人気コミック『ここはグリーン・ウッド』の舞台化が、話題を呼んでいる。全寮制の名門男子高校「緑都学園」を舞台に、4人の男子たちを中心にした物語が繰り広げられる。SCHOOL STAGE『ここはグリーン・ウッド』が発表されると、Twitterではトレンド入りとなり、注目度の高さをうかがわせた。主人公でありいろいろと不運な少年・蓮川一也(小西成弥)、誰もが女子と間違ってしまう如月瞬(大平峻也)など個性的なキャラクターが登場するが、今回は同作の中でも2大”初恋ハンター”として名高い寮長・池田光流役の長妻怜央、生徒会長・手塚忍役の影山達也にインタビュー。長妻には、「太陽のような存在」という光流を演じるにあたって役作りで感じていることや、初共演となるキャストの印象などについて、話を聞いた。○■実際の高校生活は?――『ここはグリーン・ウッド』舞台化ときいてすごく楽しみにしているんですが、長妻さんにとっては生まれる前の作品なんですね。そうなんです。原作もアニメも面白くて、有名になる作品だというのがすごくわかりました。少女漫画が大好きな母の影響もあって、『ママレード・ボーイ』とか、昔の作品にもはまってます。『グリーン・ウッド』は、意外とファンタジー感に富んでいるところが面白いですね。幽霊が現れるとか、女の子の世界に行っちゃう、みたいな。那州雪絵先生に、お話を聞いてみたいなと思いました。――少女漫画だけど、男子の生活を描いている作品で、共感するところはありましたか?実際の高校生活では、クラスのほとんどが女子で、男子は5人くらいしかいなかったんです。体育の時間は2クラスの男子合同10人で、ちょうどバスケができるくらい。サッカーはできません。でも今回の稽古場も含めて、男子メンバーと仕事することが多いので、親近感はあります。男子寮のような環境は、気を使ってない感じがすごくいいなと思いました。ファンの方などの女性が前にいると、良いとこ見せようとしちゃうから(笑)。――原作ファンの間では「光流先輩派、忍先輩派、どっち?」という会話がよくあるんですが、長妻さんはどちら派ですか?僕は、光流派です! 色白な人が好きで、光流くんは僕の中ではけっこう色白なイメージです。演じる上でも、僕の性格的には完全に光流くんです! 明るい太陽みたいな人です。――長妻さんご自身も、太陽のような存在ということですね。自分も明るくて太陽みたいな人だと思ってます!(笑) 光流も明るいけど、いろいろ考えている。僕もそうなので、共感できるところがあります。意外といろいろ考えてて、そのまま……寝る。考えると眠くなっちゃうので(笑)。●「テーブル稽古」で物語が深く見える面白さ――稽古場には場面の流れがグラフのようになっている紙も貼ってあって、熱い稽古が行われているのかなと思ったんですが、いかがでしょうか。稽古初日に、ほさかさんが考案された「テーブル稽古」を行いました。原作と脚本を照らし合わせて、舞台版『ここはグリーン・ウッド』を面白くするには、ということをみんなで話し合うんです。「僕はこう思っていたけど、こうとらえる人もいる」「こういう引き出し方もあるんだ」ということがたくさんあって、すごく勉強になりました。――長妻さんは、そういうときにどんなことを話すんですか?原作は読み込ませていただいたので、光流の生い立ちがあった上で、「こう思ってるんじゃないか」という心境について考えたことを話しました。ほさかさんは、「蓮川くん(一也)とお兄ちゃん(一弘)の関係は、光流と弟の関係に似ているところがある」「光流は一也と一弘、どちらにも共感できる部分がある」と言っていて。僕にはその視点はなかったし、自分だけじゃ作り込めないというか、共演者の方と一緒に点と点をつなげて、ゴールまで持っていく感覚になりました。バトンのような感じで話していくと、物語が深く見えて面白いなと思いました。――かなり踏み込んでますね! 稽古も始まっていると言うことで、ぜひメインの4人の中で、ほかの3人の方の印象をぜひ教えてください。一番最初にお会いしたのが影山くんでした。共通の知り合いがいて、共演が決まった時に、一緒にごはんに行く機会を作ってくださったんです。すごく話しやすくて、心の拠り所です。役としても一緒にいることが多いので、台本に書かれてないシーンや役のバックボーンについて、いろいろ話しています。勉強になります。――小西さんについてはいかがですか?最初は「人見知りな方だな」と思って、「どうやって話しかけよう」と思っていたんですけど、一度帰りの時間が一緒になったことがあって、その時に話したら、すごい優しかった。……すごい優しかった。――2回おっしゃるくらい、優しかったんですね。すごい優しかったんですよ! もうびっくりしちゃって、めっちゃ話しちゃいました。「ラーメンが好き」と言っていて、僕もラーメンが好きなので、昨日も一緒に「せい家」というラーメン屋さんに行って。――それは小西さんの名前(成弥)にかけたんですか……?……いや、かけてないです! 勝手にかかってました!(笑) ただおいしいから行ったし、小西くんも多分気づいてなかったと思います。僕、けっこう勝手にかかっちゃうときあるんですよ。気付かずにダジャレ言っちゃうキャラですね。峻也くんは、意外と一緒のシーンが少ないので、まだあまり話せてはいないんです。峻也くんのことが気になっちゃって、夜も眠れないです(笑)。瞬はかわいいキャラですけど、峻也くんも稽古場でかわいいなと思います。でも稽古ではすごく大きな声で、肝が座ってらっしゃって……これからごはんに行ったりする機会もあると思うので、もっと仲良くなれればと思います。――8月には『7ORDER』も控えていますが、メンバーの方達は『ここはグリーン・ウッド』についてはどんな反応だったんですか?「めちゃめちゃいいや~ん」みたいな(笑)。良い反応でした。勉強にもなるし、すごく優しい作品だから。もう、本当に雲みたいに優しいです。いや、『グリーン・ウッド』だから緑かな?――舞台が続いて忙しいんじゃないかな? とも思いますが。本当に、ありがたいことです。時期も近いので、今回やらせていただいたことを持ち帰って、次の舞台にも活かしやすいと思います。もしかしたら、『7ORDER』でも、光流が見え隠れするかもしれません(笑)。そういう部分も楽しんでいただけたらと思います。■長妻怜央1998年6月5日生まれ、茨城県出身。バラエティ番組『イケダンMAX』(TOKYO MX 毎週木曜25:05〜)に出演中。8月には舞台「7ORDER」が上演される。ヘアメイク:伊熊美砂、スタイリスト:小田優士、衣裳:全てスタイリスト私物
2019年07月12日●後輩を「養いたい」という感覚が芽生える1980年代に連載されていた人気コミック『ここはグリーン・ウッド』の舞台化が、話題を呼んでいる。全寮制の名門男子高校「緑都学園」を舞台に、4人の男子たちを中心にした物語が繰り広げられる。SCHOOL STAGE『ここはグリーン・ウッド』が発表されると、Twitterではトレンド入りとなり、注目度の高さをうかがわせた。主人公でありいろいろと不運な少年・蓮川一也(小西成弥)、誰もが女子と間違ってしまう如月瞬(大平峻也)など個性的なキャラクターが登場するが、今回は同作の中でも2大”初恋ハンター”として名高い寮長・池田光流役の長妻怜央、生徒会長・手塚忍役の影山達也にインタビュー。忍役の影山には、生徒役の中でも年上のポジションで考えることや、盟友・須賀健太への思いについても話を聞いた。○■原作ファンプレッシャーに「ありがたい」――『ここはグリーン・ウッド』は私の周囲でも人気の作品なんですが、影山さんはもともとご存知だったんですか?お話をいただいたときに、速攻調べて原作を読んだので、すごく新鮮な気持ちで読むことができました。僕はあまり少女漫画を読むのが得意じゃなくて……バトル漫画は視覚で読み進められるけど、少女漫画は深いモノローグがあったり、文字も多いと思っていたんです。でも『グリーン・ウッド』を読み進めると、最初は学園もののドタバタコメディだと思っていたのに、キャラクターのバックボーンがあるからこその発言だったというのがわかって、どんどん作品にはまっていきました。お芝居でも、含みを持たせた表現ができたらいいなと思っています。――ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」のときとはまた違う感覚でしょうか?全然違います! 今回は会話劇が基盤になっていると思うので、テンポよく掛け合っていかないと、と思っています。実は生徒役の中で僕が一番年が上なんです。少し前までは、後輩をかわいがる感覚があまりわからなかったんですけど、『グリーン・ウッド』の稽古に入って、後輩に「かわいらしい」とか、「養っていきたい」みたいな感情が……。――養うんですか!?「おいしいもの食べな〜」みたいな(笑)。そういう気持ちになってきて、いっしょにお芝居を作るのが楽しいです。相方のながつ(長妻怜央)も若いし、2人の関係でも作品の幅を出していかないといけないと思っているので、コミュニケーションをとっていきたいです。――やっぱり忍先輩と光流先輩は非常に人気ですし、原作ファンの期待度も高いのかな? と思います。プレッシャーは、ありがたいです。そういう声も多くいただいているので、頑張らないといけない、と思います。――忍先輩はけっこう複雑なキャラクターかとも思うのですが、どう演じようされているんですか?僕もそう思っていたんですが、舞台を見てくださる方にも、原作を読んだ時のキャラクターの印象のまま、見ていただけると良いのかなと思っています。原作を読み進めれば、「こう考えていたのかな」とわかるので、お客様にも同じような体験をしていただければと思っていて。原作を知ってる方でも、初めて見る方でも、両方楽しんでいただけるように作っていけたらと思います。――稽古の際にすごく話し合われているというお話も伺いました。ディスカッションをして、バックボーンや設定を話し合っています。ほさかさんは初めましてなんですけど、大枠の設計図があって、さらに各々持ち寄ってシーンを作っていくという感じで、すごく楽しいです。ほさかさんのおっしゃることを聞いてても、「そうだ!」と思うことが勉強になって、刺激的ですね。●小西・大平・長妻の印象、そして須賀健太への思い――メインとなる、小西さん、大平さん、長妻さんはどんな印象ですか?ながつは、本当に初対面でした。感受性も豊かですし、実は頭がいいんじゃないかな? と思います。シーンを作っていく中でディスカッションをしていても、「ああ、いいな」と思うくらい読み込んでいるんです。あとはとにかく明るいので、助けられています。成弥くんも初めましてなんですけど、出演している舞台は何回も観たことがあります。初めて会ったときは、彼が人見知りなので、全然目が合わなくて(笑)。でも家が近かったりと共通点があるので、ごはんに誘おうと思ってます!峻也は10代から知っているので、改めて「すごく大人っぽくなったな」と思います。稽古終わりにごはんを食べに行ったりもするので、「こんな感じだったっけ!?」とびっくりしてます(笑)。でも、かわいらしいまんまだなと思います。――男子寮を描いた作品に、共感されたりするんですか?僕も18歳のときに3~4ヶ月、寮にいたことがあるので、当時のことを思い出します。先輩がよくしてくれたこともありましたし、いたずらを企んでたりもしました。トイレやシャワーも共同でしたし、ユニークな方もいました。例えば、すごく体格がよくて強面で柔道も強いけど、実は毎朝ベッドメイクに15分くらいかけてる方、とか(笑)。寮の中の人間模様やつきあい方は、今回の舞台でも見どころだと思うので、ぜひ楽しんでいただければと思います。――影山さんもいろいろな作品に出られて、どんどん大きな役につながっているのかな、と思いました。あんまり実感はないんです。地道にやってくタイプなので、一歩一歩、レベルアップできるように、お客様に楽しんでいただけるように、頑張って……どの作品もみなさんが楽しんでくれると良いなと思いながら毎回努力しています。今回もまたチャレンジとして、光流と一緒に頑張っていきたい。お客さんを引き込む側に行けたらいいなと思います。○■座長として責任を感じてみたい――役者としては、どのような方向性を目指しているんですか?最近はクールな役が多いんですが、やっぱり主役になるようなキャラクターを演じたい、と思っています。経験として、舞台に頭として立つ責任を感じてみたい。チャレンジしてみたいです。――ちなみに、今までに心に残ってる座長というと、どなたを思い浮かべますか?どのカンパニーでもあるけれど、やっぱり、(「ハイキュー!!」の)須賀健太です。年下ですけど、考えてることが2〜3個、上を行ってるというか……。最近も会ったんですが、彼自身は、すごく子供っぽいんです(笑)。でもお芝居では圧倒されますし、今も劇団☆新感線(いのうえ歌舞伎《亜》alternative『けむりの軍団』)で古田新太さんと稽古している姿に、「すごいな」と。健太に負けないようにやらないと、と思っています。――今回『グリーン・ウッド』で相方となる長妻さんとの関係性は、須賀さんとまた違う関係になりますか?けっこう、違うかもしれないですね。健太と僕は、互いに「こうするから」と行動で見せながら作っていった感覚でした。ながつとはまた別の感覚で、事前にたくさん相談しあって作り上げたらいいな、と思っています。役のバックボーンも含めて相談していけたら、より緻密な演劇ができるんじゃないかと思っています。――アクションやダンスなどのない、会話劇よりの作品になるのでしょうか?そこは……楽しみにしていてください(笑)。無限の可能性がある舞台だと思っていただければ! ドタバタの中にも色々なエンタメ要素があるかもしれないです! 気軽に、学校に行くみたいな感じで遊びに来ていただければと思います。■影山達也1992年7月12日生まれ、静岡県出身。2013年に『Blood Heaven〜第七天国 Sad Wings』で舞台デビューし、以来『ちっちゃな英雄』(16)、『プリンス・オブ・ストライドTHE LIVE STAGE』シリーズ(16〜18)などに出演。ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」 ではメインキャラクターの影山飛雄を演じ、話題となる。近年は『GANTZ:L』-ACT&ACTION STAGE-(18)、『どろろ』『信長の野望•大志 夢幻 ~本能寺の変~』(19)に出演し、9月には舞台『DARKNESSHEELS~THELIVE~』上演を控えている。 ヘアメイク:伊熊美砂
2019年07月10日舞台『ここはグリーン・ウッド』のキャストが1日、明らかになった。小西成弥、大平峻也、影山達也、の長妻怜央が出演する。同作は、1986~1991年にかけて『花とゆめ』(白泉社)にて連載されていた、那州雪絵の代表作。主人公・蓮川一也は、初恋の女性が唯一の肉親である実兄と結婚してしまい、失恋のショックから全寮制の名門男子高校「緑都学園」に進学を決意するも、入学前日に胃潰瘍を患い、1か月遅れで入学・入寮することに。学園附属の寮・通称「グリーン・ウッド」は、寮長の池田光流・生徒会長の手塚忍・同室の如月瞬を始め、“変人の巣窟”と噂される程、一筋縄ではいかない個性派な面子が揃っていた。国内のみならず海外でも高い評価を得ている同作だが、舞台化は初めて。蓮川一也役には『あんさんぶるスターズ! オン・ステージ』シリーズの小西成弥、如月瞬役にはミュージカル『刀剣乱舞』で第69回NHK紅白歌合戦にも出場経験のある大平峻也、手塚忍役にはハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」でメインキャラクター・影山飛雄を演じ切った影山達也、作品の中でも人気の高い池田光流役には今、舞台「7ORDER」で話題の長妻怜央が決定した。○小西成弥 コメントはじめまして、蓮川一也を演じさせていただきます、小西成弥です。学園ものということで制服を着られるので凄くワクワクしています。演出のほさかようさんとは何度もご一緒させていただいているので楽しみですし、素敵な作品になること間違いなし!だと思います。稽古に入る前にしっかり準備をして作品に取り組みたいと思います。皆さん、是非劇場でお待ちしております!!○大平峻也 コメントこの作品は、昭和、平成、そして令和、沢山の方の心に青春をくれた作品です。そんな偉大な作品に如月瞬役として出演させていただける事とても光栄に思います。原作ファンの皆様に当時の気持ちや、青春の香りを感じていただけるよう、初めてこの作品を知る方にはこの作品の世界を存分に楽しんでもらえるよう精進していきますので、ぜひ会場に足を運んでくだされば嬉しいです。○影山達也 コメント皆さま初めまして!「手塚忍」を演じさせていただきます、影山達也です!忍は冷静沈着、ポーカーフェイスな生徒会長という事で、僕とは正反対な性格の役どころを演じる事が今から楽しみです!皆さんに楽しんで頂けるように精一杯頑張ります!!夏の劇場に、いや、緑都学園のグリーン・ウッドに遊びに来て下さいね!○長妻怜央 コメントはじめまして、池田光流役を演じさせていただきます長妻怜央です。長く皆さんに愛されているこの作品に出演できるということでとても光栄です。原作も読ませていただいて、個性的なキャラクターが沢山いる中で、光流は、とにかく、かっこいい !というのが素直な感想でした!!こんなにかっこいい役で、僕よりも年上の方々と共演、さらに、年下の僕が先輩役をやらせて頂くのは不安もありますが、スタッフの方々に諸々ご指導いただきながら、しっかり役作りをしていきます。池田光流は、長妻怜央で良かったと思ってもらえるように、精一杯頑張ります!!!公演は7月19日~7月28日、天王洲銀河劇場にて。脚本・演出は、ほさかようが務める。(C)那州雪絵/白泉社
2019年06月01日山口達也山口達也がジャニーズ事務所からの退所を発表したのは昨年の5月6日だった。表舞台から姿を消して1年、『女性セブン』(5月30日号)がついに彼の姿をとらえることに成功した。同誌の写真を見る限り、現在の山口の姿は“これがあの華やかだったジャニーズアイドル?”と思ってしまうほど変わり果てていた。ただサーフィンやスポーツで鍛えたごつい身体は、Tシャツの上からもはっきりと確認でき、顔もこけ落ちたようには見えない。栄養は十分とれているようだ。激変はしているけれども激ヤセはしていていない。同誌記事中のテレビ局関係者の、《少しの贅沢もしてはいけないという修行僧のような生活です》というコメントには、やや違和感を感じる。また、山口の病状についても、同誌では詳しく書かれている。退所した後に都内近郊の療養施設に入院したのはある“持病”の治療のためとし、その持病は『双極性障害』だという。いわゆる『躁鬱病』だ。そして、医療関係者の話として、《彼は5年以上前から躁鬱で精神的に不安定な状態が続いており、不安を打ち消そうとアルコールを頼ってトラブルを起こすことがありました。1年前の事件も長年にわたる病気が背景にあり――》ともある。つまり彼が起こした事件やそれまでのトラブルはすべて“持病”に起因したものだと。これには、“ちょっと、ちょっとちょっと”とツッコミをいれたくなる人が多いのではないだろうか。■「美談」による「印象操作」この表現では、“アラフィフのオッサンが女子高生を自宅に呼びつけキスを迫ったのは、すべて躁鬱病のせいです”とも読み取れてしまうではないか。また、同誌には芸能関係者の話として、同じく女性への暴行で逮捕されたAAA浦田直也の話も引き合いに出している。内容を要約すると、「彼の会見に比べて罪を認めて真摯(しんし)に謝罪した山口は立派かつ、被害女性も謝罪を受け止めて示談に応じているわけだから、病気が完治したら復帰を認めてもいいのではないか」といった感じ。事件発覚前の山口はテレビのレギュラー番組が5本もあり、高額なギャラを稼いでいたという。また不動産などの多額の資産を保有していたが、同誌によると、違約金や賠償金を支払い、今は手元に蓄えはほとんどないそうだ。そのため、事件当時は家賃100万円と言われる都心のタワーマンションに住んでいたが、今は都下の家賃7万円のワンルームマンションに住んで、そして必死にリハビリに励んでいる。その闘病生活は想像を絶するものだったと。記事は全体として“美談”に仕上がっているが、共感した読者はどれくらいいるのだろうか。山口に対する明らかな“印象操作”をみてとれるのは私だけではないだろう。そこに同誌の忖度(そんたく)が垣間見えるのだ。一部報道では「山口の復帰はない」と断定しているメディアもあったが、早くも復帰の道筋をつけようとしている者がいるのは間違いない。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌などで取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2019年05月17日