俳優の稲垣吾郎が主演を務める映画『窓辺にて』(11月公開)の追加キャストが5日に発表され、中村ゆり、玉城ティナ、若葉竜也、志田未来、佐々木詩音の出演が明らかになった。本作は、『愛がなんだ』『街の上で』などの今泉力哉監督にとって17作目となる完全オリジナル作品で、今泉ワールドの特徴でもある等身大の恋愛模様に加え、これまで以上に好きという感情そのものについて深く掘り下げて描き切った、美しい大人のラブストーリー。その今泉監督作に初参加するのが、『半世界』『クソ野郎と美しき世界』などで斬新な役柄に挑んできた稲垣吾郎で、妻について「ある悩み」を持つフリーライター・市川茂巳を演じる。このたび追加キャストが発表され、市川の妻・紗衣役に、『母性』の公開が控える中村ゆり、高校生作家・久保留亜役に『ホリック xxxHOLiC』など多数の話題作に引っ張りだこの玉城ティナ、市川の友人でプロスポーツ選手の有坂正嗣役に今泉監督作の常連で『街の上で』で主演を務めた若葉竜也、有坂の妻・ゆきの役に幅広い役柄でキャラクターを演じ分ける志田未来、そして紗衣と浮気している売れっ子小説家・荒川円役に若手俳優の佐々木詩音が抜擢された。個性的な俳優陣が今泉組に集結し、濃密でほろ苦い愛についての群像劇を繰り広げる。さらに、映画『空のレストラン』の主題歌などを担当したスカートが主題歌を手掛けることが発表された。ノスタルジー溢れる温かなポップスが鑑賞後感を特別なものにする。劇伴は、抒情派エレクトロ・ダブ・バンドの、あらかじめ決められた恋人たちへの池永正二が担当した。追加キャスト5人がコメントを寄せた。○■中村ゆり稲垣さんとは、撮影中コミュニケーションを取れるような時間も余りなかったのですが、夫婦役としてお芝居で対峙した時に、物凄く繊細に丁寧にお芝居を受け取ってくださるので、予期せず心揺さぶられている瞬間が何度もありました。映画の中で、ご自身も苦悩する人物でありながら、色んな登場人物の想いを受け止めて寄り添う主人公を本当に魅力的に演じていらっしゃり、私も心が癒される想いでした。そして、今泉監督の作品は以前から拝見しているのですが、人間に対する洞察力が鋭い上に、登場人物たちの欠落している部分に対しても「大丈夫だよ」と言ってくれているような優しさを作品に感じていました。今作でも人間の、簡単には表せない心の機微を繊細に描いている素晴らしい脚本に、初見から共感し、感動しました。この映画で今泉作品に参加できた事を本当に嬉しく思っています。○■玉城ティナ久保留亜、はとても素直でいじらしく子供っぽい部分もありながら、他の人にはできないような事を平気でやってのける、自分をきちんと見据えて生きている子です。そして稲垣吾郎さん演じる市川茂巳さんは、留亜の輝きと幼さを近くで眺めてくれ、区別をせず言葉を選ばず会話をしてくれるとても大切な大人でした。撮影中は、稲垣さんとのシーンがとても多く、今泉組らしい台詞の多さに圧倒されながら、一日一日をどうにか置いていかれないように必死に過ごしていました。監督と稲垣さんで作り上げられていた世界観に、適切な形で入り込まねば、と固くなっていた時もありましたが、稲垣さんとかわす会話であったり、監督を信じる事で、どうにか留亜としての時間を保つ事ができました。今泉組のオファーを頂いた時は不安もありましたが、今は早く観てもらいたい気持ちでいっぱいです。○■若葉竜也撮影中は『こいついいやつだなぁ。』『素直だなぁ』と思いながら演じてたはずなのに...完成版みたらめちゃくちゃクズでした。不思議体験しました。○■志田未来包み込んでくださるような優しさで導いてくださった今泉監督。今作でご一緒させていただけた事をとても嬉しく光栄に思いました。私が演じさせていただいたゆきのは、妻として母として、何が正しいのかしっかりと区別できる地に足がついた女性です。ゆきのの覚悟や強さが皆様に伝わればと思って演じました。日常の一部を切り取ったような画を通して、普段、気づくことのできない人間の本質に気づかされる作品になっていると思います。また、その本質に気づいても前に進むことを躊躇してしまうこともありますが、一歩踏み出すことで、また新しい自分に出会えることも作品を通して教えていただきました。○■佐々木詩音ある日突然、今泉監督から連絡が来ました。僕の Twitter で昔に投稿した、殴り書きの日記のようなものを見て、連絡を下さりました。「あなたにならこの役が務まるんじゃないかと思っています」と。脚本を読んでみて、自分に荒川円という人間の葛藤を表現出来るか、とても悩みましたが、僕を信頼して声を掛けて下さった今泉監督を信じようと心に決めました。普遍的なようでありながら、誰しもが理解できる感情ではないもの、と同時に誰しもが共感できる感情を、本作品は描いていると思います。是非劇場で楽しんで頂ければ幸いです。(C)2022「窓辺にて」製作委員会
2022年07月05日日向坂46の渡邉美穂が28日、東京国際フォーラム ホールAで開催された「渡邉美穂 卒業セレモニー」に出演し、アイドルとしてラストステージを飾った。けやき坂46時代の楽曲「ハッピーオーラ」のイントロと共に、ステージ中央から渡邉が登場。涙を堪えるような表情を見せながらも他のメンバーと合流し、パフォーマンスを行なった。キャプテンの佐々木久美が「来てしまいました、この日が」と話すと、渡邉は「いや〜、実感湧かないですね」「ラストステージで奇跡のように全員が揃うのが、持ってるなーって思います」とおどけた様子で、久しぶりに全メンバーが揃ったライブに喜びを嚙みしめていた。渡邉が参加しているユニット曲、2期生曲も多数披露。加藤史帆、上村ひなのとのユニット・リスペクトスリーの「やさしさが邪魔をする」や埼玉出身の金村美玖、丹生明里とのユニット・カラーチャートの「あくびLetter」のほか、2期生初の楽曲「半分の記憶」、「沈黙が愛なら」を涙まじりにファンヘ届けた。中盤には、1期生と3期生が渡邉とのパフォーマンス権をかけて、渡邉に関するクイズコーナーを実施。仲の良い先輩の加藤が2問先取するも、3期生が追い上げをみせ、最後のボーナス問題を正解し、渡邉がずっとやりたいと言っていたという3期生曲「Right?」を披露した。しかし、1期生の影山優佳が「今日だけは先輩の圧力かけるから。やりたいよね?」と問い詰め、結局1期生とも「それでも歩いてる」をパフォーマンスした。終盤は、最新シングル「僕なんか」、渡邉と齊藤京子がセンターの「NO WAR in the future 2020」、最新シングル収録の2期生曲で渡邉がセンターを務める「恋した魚は空を飛ぶ」のほか、ライブの定番曲「誰よりも高く跳べ! 2020」を披露。「誰よりも高く跳べ! 2020」では、大サビ前に佐々木に促された渡邉が「おひさま(日向坂46ファンの総称)、跳べー!」と絶叫するも、感極まって号泣。そして本編最後は、「飛行機雲ができる理由」を渡邉がセンターで歌唱し、終了した。アンコールには、日向坂46のグループカラーである空色のドレスを身にまとった渡邉がひとりでステージに登場。「アンコールありがとうございます。わー、ドキドキしますね」と言いながら、卒業のスピーチを行なった。「正直、ずっと実感が湧かなくて。今この瞬間も私本当に卒業するのかなって思うくらい、ほんとに信じられないですね。それくらい日向坂46っていうものが私の人生の一部になっていて、それがこれからなくなるってぜんぜん想像できないんですよ。でも、それってすごく寂しいことだと思うんですけど、幸せだなって思って。メンバーって家族みたいな存在で、メンバー以外にも支えてくださる周りの方や、おひさまのみなさんもほんとに私にとってはとっても大切で。そんな人達の囲まれて、今この場を迎えられるってほんとに幸せだなって思います」と感謝を伝え、最後は、「私はこれから、また違った道を私の足で歩き始めますが、もっとなりたい自分になって、また違った形でみなさんと会えるのを楽しみにしてます。長くなりましたが、このへんで締めさせていただきたいなと思います。ほんとに5年間、ありがとうございました」と結んだ。その後、メンバーが登場し渡邉を囲むと、同期の小坂菜緒が「私は2期生で入ってきて、美穂とすごい親しい存在っていうか。先輩と一緒に混ざってお仕事することも多かったり、ふたりで前に立つことも結構多くて。だからこそ悩んでたこととか、活動に対して思うことがどんどふたりとも似てきて。同じ感情を共有できるような仲間に出会えて、それ自体がすごく心強かったし。個人的な話になっちゃうんですけど、私が少し長い間、お休みをしてたんですけど、その間もずっと美穂が私を離さないでいてくれて。それが私がここに戻ってくるきっかけにもなってたし、もしかしてそれがなかったら私は今ここに立ててないかもしれないなって思ってた」と、渡邉との絆が感じられるエピソードで会場の涙を誘い、最後の曲「JOYFUL LOVE」でセレモニーは幕を閉じた。ライブ後、ステージに残った渡邉は、会場のファンとひと通り目を合わせて「私の5年間いたこのグループを、あらためて、みなさんで守り続けてください。ありがとうございました」とあいさつし、ステージを後にした。■「渡邉美穂 卒業セレモニー」セットリストOVERTUREM1:ハッピーオーラM2:やさしさが邪魔をするM3:あくびLetterM4:半分の記憶M5:沈黙が愛ならM6:青春の馬M7:それでも歩いてるM8:Right?M9:僕なんかM10:NO WAR in the future 2020M11:恋した魚は空を飛ぶM12:誰よりも高く跳べ! 2020M13:飛行機雲ができる理由EC1:JOYFUL LOVE
2022年06月29日日向坂46が、2期生・渡邉美穂の卒業セレモニーを6月28日に東京・東京国際フォーラムホールAで開催した。2017年8月に前身グループ・けやき坂46(ひらがなけやき)の2期生として加入した渡邉。2期生の中では初の卒業生で、こうしたセレモニーが行われるのはグループとしても初となる。開演前の影アナは、渡邉とともに「ゴリゴリドーナッツ」というユニットを自称する富田鈴花、松田好花が担当。「ミホワタナベのラストダンスの始まりだー!」という合言葉とともに、会場にOVERTUREが鳴り響いた。そしてけやき坂46時代から歌い継いでいる曲「ハッピーオーラ」のイントロが流れると、ステージ中央から渡邉が登場。すでに感極まりつつあるのか、涙を堪えるような表情を見せると、他のメンバーたちに合流してパフォーマンスを行った。歌い終えたメンバーは、一列に並んでMC。さっそくキャプテンの佐々木久美が「来てしまいました、この日が」と水を向けると、渡邉は「いや〜、実感沸かないですね」と応える。佐々木美玲や宮田愛萌、山口陽世が、渡邉がいかにムードメーカーとしてグループを明るくしてくれていたのかを語る。実は、日向坂46の全メンバーがコンサートでそろったのは久々。渡邉は、「ラストステージで奇跡のように全員が揃うのが、持ってるなーって思います」と少しおどけながらも、幸運に感謝した。続いて、1期生の加藤史帆、3期生の上村ひなのからのメッセージVTRが流れる。ふたりは渡邉とともに「リスペクトスリー」というユニット名で楽曲「やさしさが邪魔をする」を歌っているメンバーで、加藤は「ハッピーオーラ」で初センターを務めた際に渡邉に抱きしめられ、励まされた思い出を語る。上村も、いつも支えてくれる渡邉のことを「優しいお姉さん」と例え、VTR明けには3人で「やさしさが邪魔をする」を久々に披露した。今度は丹生明里のラジオ風ナレーションが流れる。ともに埼玉県出身の丹生、金村、渡邉は、かつては「埼玉トリオ」と名乗っていたが、ラジオ番組を通じて「カラーチャート」という正式ユニット名が生まれた。金村の家で誕生日パーティーをした際にケーキ作りを失敗した話を披露しながら、「美穂は卒業しちゃうけど、カラーチャートは永遠です!」と締めくくり、3人でユニット曲「あくびLetter」を歌った。次は金村、松田、富田が出演するVTR。2期生が活動初期に撮影を行った思い出深い学校スタジオで、卒業する渡邉のこれからについて話し合った。松田は「辞めてからも輝くんだろうなっていうのは想像つくので、不安な気持ちはないですね」、金村は「(卒業すると聞いて)未来のことをいろいろ考えちゃいましたね。あれするのかなーとか。卒業したらできることの幅が広くなるから」、富田は「逸材じゃん。どこに行ってもいろんな成果を出して活躍するんだろうなって」と渡邉への期待を語った。VTR明けには、2期生が初めてもらった楽曲「半分の記憶」を披露。VTRで感極まったのか、メンバーたちのすすり上げる声がマイクを通して聞こえてきた。続いて、日向坂46の1stシングル収録曲「沈黙が愛なら」をパフォーマンス。ライブで披露する機会が少ない曲だが、今回は歌唱に重点を置いた特別な振り付けで届けた。そして、1期生の久美、齊藤京子、高本彩花のVTRが流れる。グループ内外のドラマに出演し、グループきっての演技力を見せてきた渡邉について、久美は「切り替えがすごい。よーいスタートってなった瞬間に、目つきが変わって、何回も置いていかれた」、高本は「台本に書いてないのに美穂が泣いてたの。気合いが違うなって思った」、齊藤は「お芝居とかに対する意欲がほんとにすごい子なので、頑張ってほしい」と語った。その後、全体曲の「青春の馬」を披露。曲中、小坂菜緒が濱岸ひよりの手を取って前に出る振り付けがあるが、今日は小坂が渡邉の手を取り、一緒に踊るというくだりもあった。サプライズ出演のオードリーが語る渡邉美穂との思い出ここで「ミホワタナベのクイズコーナー」へ。「おみそしるコンビ」と呼ばれる河田陽菜と丹生の司会で、1期生と3期生に対して渡邉に関するクイズを出題。勝った方は渡邉と楽曲をパフォーマンスできるという趣旨だ。第1問は、松田が出題。「美穂の家のリビングの机の上に必ず置いてある三点セットと言えば、ウェットティッシュ、ティッシュペーパー、あとひとつは?」という問いに、加藤は「プロテイン」などと微妙なボケをはさみつつ、正解の「リップクリーム」を回答。続く2問目は富田鈴花から。「美穂が初期のころから履いているレッスン着。どうしても気になることが……」という問いに、これも加藤が「糸が出てる」と正解。3問目は金村からの出題。「寝癖がついててもかわいい美穂ちゃんですが、美穂が寝癖がひどいときに必ずやることと言えば」という問いに、3期生の髙橋未来虹が「(自撮りの)写真を送る」と見事正解。最後の問題は丹生から出題。ここまでで1期生が1ポイントリードしていたが、最後はお約束どおり1万ポイントのボーナス問題。「美穂、みほちー、キョロちゃんなどいろいろなあだ名がある美穂ですが、私、丹生あかりだけが唯一呼んでいるあだ名は?」というマニアックな問題に、上村が「みほる」という正解を出した。これで、クイズに勝った3期生と渡邉がパフォーマンスすることに。曲は、渡邉がずっとやりたいと言っていたという三期生曲「Right?」。10代の4人に囲まれて、渡邉も元気よく踊った。しかし曲終わり、舞台袖からステージをのぞく1期生の姿が。影山優佳が「今日だけは先輩の圧力かけるから。やりたいよね?」と渡邉を詰め、結局は1期生ともパフォーマンスすることに。楽曲は「それでも歩いてる」。渡邉がグループに加入した当初、オーディションを経て2期生の中でひとりだけ出演することになったドラマ『Re:Mind』の主題歌だ。曲中、椅子の上を順番に歩いていくシーンでは渡邉が先頭に立ち、1期生が続いた。再びMCコーナーに移ると、久美が渡邉に対して「最初よりぜんぜん悲しくなさそうなんだけど」と鋭い指摘。ライブ冒頭では涙をこらえていたにも関わらず、今は笑顔になっている渡邉は、「みんなと踊るの楽しすぎて、最後だって忘れちゃうんですよ」とその理由を語った。ここでサプライズが。日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』の司会を務めるオードリーからのビデオメッセージが流された。若林が「ひなあい、何週間かに一回苦しい企画もありますけど、諦めず前へ前へと何かを起こそうとする渡邉さんの姿勢、目に焼き付いております」と称えれば、春日も「我々は何度も救われましたよ」と語る。ここからはライブ終盤。最新シングルの表題曲「僕なんか」、渡邉が齊藤とともにセンターを務める「NO WAR in the future 2020」、最新シングルに収録の2期生曲で渡邉がセンターを務める「恋した魚は空を飛ぶ」、そして「誰よりも高く跳べ!2020」をパフォーマンス。「誰よりも高く跳べ!2020」では、冒頭のイントロで渡邉の決めポーズ「ガオー」を全員でやったほか、大サビ前には久美に促された渡邉が「おひさま(日向坂46ファンの総称)、跳べー!」と絶叫した。グループを代表する楽曲の最後のパフォーマンスでアオリを担当した渡邉は、感極まって号泣しながら歌い終えた。そして本編最後は、最新シングルから「飛行機雲ができる理由」を渡邉がセンターで歌唱。歌い終わったとき、久美は「私達メンバーも、こうして最後の瞬間を噛み締めながらパフォーマンスできたのは、幸せだったなと思います」と語った。私の5年間いたこのグループをみなさんで守り続けてくださいアンコールには、日向坂46のグループカラーである空色のドレスを身にまとった渡邉がひとりでステージに登場。「アンコールありがとうございます。わー、ドキドキしますね」と言いながら、卒業のスピーチを行った。「正直、ずっと実感が沸かなくて。今この瞬間も私本当に卒業するのかなって思うくらい、ほんとに信じられないですね。それくらい日向坂46っていうものが私の人生の一分になっていて、それがこれからなくなるってぜんぜん想像できないんですよ。でも、それってすごく寂しいことだと思うんですけど、幸せだなって思って。メンバーって家族みたいな存在で、メンバー以外にも支えてくださる周りの方や、おひさまのみなさんもほんとに私にとってはとっても大切で。そんな人達に囲まれて、今この場を迎えられるってほんとに幸せだなって思います」その後は、加入してからの5年間でアイドルとしても人間としても成長させてもらえたこと、握手会などで自分も誰かの希望になれているのかなと思えたこと、そして1期生、2期生、3期生への言葉を述べた。最後は、「私はこれから、また違った道を私の足で歩き始めますが、もっとなりたい自分になって、また違った形でみなさんと会えるのを楽しみにしてます。長くなりましたが、このへんで締めさせていただきたいなと思います。ほんとに5年間、ありがとうございました」と言って、涙ながらにスピーチを終えた。ここで2期生が登場。金村が「美穂だからこそこんなにたくさんの人に愛されてたんだよって言いたくて」と伝えれば、渡邉とよく買い物に行くという濱岸ひよりが「これからも焼き肉いっぱい行きたいね」と続くと、渡邉も「まだみんなに会えるからさ、そんなにグーッと来る感じじゃないんだよね。私普通すぎるよね?」と今の正直な心境を語った。そして、2期生と上村からのサプライズが。富田のピアノの伴奏で、渡邉を囲んで「君のため何ができるだろう」を歌唱。思いもしなかったはなむけの歌を聞きながら、渡邉は再び号泣していた。そして1期生や他の3期生も登場して、あらためて渡邉を囲む。公私ともに仲のいい小坂菜緒は、「私は2期生で入ってきて、美穂とすごい親しい存在っていうか。先輩と一緒に混ざってお仕事することも多かったり、ふたりで前に立つことも結構多くて。だからこそ悩んでたこととか、活動に対して思うことがどんどんふたりとも似てきて。同じ感情を共有できるような仲間に出会えて、それ自体がすごく心強かったし。個人的な話になっちゃうんですけど、私が少し長い間、お休みをしてたんですけど、その間もずっと美穂が私を離さないでいてくれて。それが私がここに戻ってくるきっかけにもなってたし、もしかしてそれがなかったら私は今ここに立ててないかもしれないなって思ってた」と、ふたりの絆と運命を感じるエピソードを語った。3期生の髙橋は、渡邉と「Right?」をパフォーマンスしたことで「3期生にすごく愛を注いでくれたんだなって気づけた」と言い、渡邉がドラマ『声春っ!』で演じた尼崎あまね役の髪型で今日はステージに立っていたことを明かした。最後は、キャプテンの久美が「私達はみんな絶対に美穂の味方だし、おひさまも味方してくれるから、これからも胸を張って頑張ってください」とエールを送る。そして本当に最後の曲「JOYFUL LOVE」を歌ってセレモニーを終えた。ライブ後ステージにひとり残り、会場のファンとひと通り目を合わせた渡邉は「私の5年間いたこのグループを、あらためて、みなさんで守り続けてください。ありがとうございました」と言ってステージを後にした。グループ初の卒業セレモニーは、主役の渡邉美穂がやりたいことが詰まっていると同時に、メンバーからの愛が詰まったイベントになった。Photo:上山陽介<公演情報>日向坂46『渡邉美穂 卒業セレモニー』6月28日(火) 東京・東京国際フォーラムホールA開場18:00 / 開演19:00セットリストOVERTUREM1. ハッピーオーラM2. やさしさが邪魔をするM3. あくびLetterM4. 半分の記憶M5. 沈黙が愛ならM6. 青春の馬M7. それでも歩いてるM8. Right?M9. 僕なんかM10. NO WAR in the future 2020M11. 恋した魚は空を飛ぶM12. 誰よりも高く跳べ!2020M13. 飛行機雲ができる理由EC1. JOYFUL LOVE<リリース情報>日向坂46 7thシングル『僕なんか』Now On Sale●初回仕様限定盤TYPE-A(CD+Blu-ray):税込1,900円日向坂46『僕なんか』初回仕様限定盤TYPE-Aジャケット(表)日向坂46『僕なんか』初回仕様限定盤TYPE-Aジャケット(裏)【CD収録内容】1. 僕なんか2. 飛行機雲ができる理由3. もうこんなに好きになれない4. 僕なんか off vocal ver.5. 飛行機雲ができる理由 off vocal ver.6. もうこんなに好きになれない off vocal ver.【Blu-ray収録内容】1. 「僕なんか」Music Video2. 「飛行機雲ができる理由」Music Video3. 「ひなたのバス旅 ~一期生編~」●初回仕様限定盤TYPE-B(CD+Blu-ray):税込1,900円日向坂46『僕なんか』初回仕様限定盤TYPE-Bジャケット(表)日向坂46『僕なんか』初回仕様限定盤TYPE-Bジャケット(裏)【CD収録内容】1. 僕なんか2. 飛行機雲ができる理由3. ゴーフルと君4. 僕なんか off vocal ver.5. 飛行機雲ができる理由 off vocal ver.6. ゴーフルと君 off vocal ver.【Blu-ray収録内容】1. 「僕なんか」Music Video2. 「ゴーフルと君」Music Video3. 「ひなたのバス旅 ~二期生編~」●初回仕様限定盤TYPE-C(CD+Blu-ray):税込1,900円日向坂46『僕なんか』初回仕様限定盤TYPE-Cジャケット(表)日向坂46『僕なんか』初回仕様限定盤TYPE-Cジャケット(裏)【CD収録内容】1. 僕なんか2. 飛行機雲ができる理由3. 真夜中の懺悔大会4. 僕なんか off vocal ver.5. 飛行機雲ができる理由 off vocal ver.6. 真夜中の懺悔大会 off vocal ver.【Blu-ray収録内容】1. 「僕なんか」Music Video2. 「真夜中の懺悔大会」Music Video3. 「ひなたのバス旅 ~三期生編~」●初回仕様限定盤TYPE-D(CD+Blu-ray):税込1,900円日向坂46『僕なんか』初回仕様限定盤TYPE-Dジャケット(表)日向坂46『僕なんか』初回仕様限定盤TYPE-Dジャケット(裏)【CD収録内容】1. 僕なんか2. 飛行機雲ができる理由3. 恋した魚は空を飛ぶ4. 僕なんか off vocal ver.5. 飛行機雲ができる理由 off vocal ver.6. 恋した魚は空を飛ぶ off vocal ver.【Blu-ray収録内容】1. 「僕なんか」Music Video2. 「恋した魚は空を飛ぶ」Music Video3. 「ひなたのバス旅 ~作戦会議編~」4. 「ひなたのバス旅 ~おまけ編~」【初回仕様限定盤・封入特典】・スペシャル抽選応募シリアルナンバー・メンバー生写真(各TYPE別22種より1枚ランダム封入)●通常盤(CD Only):税込1,100円日向坂46『僕なんか』通常盤ジャケット(表)日向坂46『僕なんか』通常盤ジャケット(裏)【CD収録内容】1. 僕なんか2. 飛行機雲ができる理由3. 知らないうちに愛されてた4. 僕なんか off vocal ver.5. 飛行機雲ができる理由 off vocal ver.6. 知らないうちに愛されてた off vocal ver.特設サイト:日向坂46 DVD&Blu-ray『3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~』in Tokyo Dome2022年7月20日(水) リリース【完全生産限定盤】『3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~ -DAY1 & DAY2-』●5DVD:12,800円(税込)●3Blu-ray:16,800円(税込)・三方背BOX仕様・特典映像「Behind the scenes of 3回目のひな誕祭 in Tokyo Dome」収録・フォトブックレット・ポストカードセット封入(6枚組 ※全46種のうち6枚1セット封入)【通常盤】『3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~ in Tokyo Dome -DAY1-』●2DVD:5,200円(税込)●Blu-ray:7,200円(税込)『3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~ in Tokyo Dome -DAY2-』●2DVD:5,200円(税込)●Blu-ray:7,200円(税込)【収録内容】■DISC1 ※『3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~ in Tokyo Dome -DAY1-』同内容・VTR-Road to Tokyo Dome-・Overture・ひらがなけやき・キュン・青春の馬・アディショナルタイム・My fans・僕たちは付き合っている・ホントの時間・ひらがなで恋したい・ドレミソラシド・こんなに好きになっちゃっていいの?・イマニミテイロ・最前列へ・君に話しておきたいこと・ときめき草・DANCE TRACK・アザトカワイイ・ソンナコトナイヨ・期待していない自分・君しか勝たん・永遠の白線・DANCE TRACK・半分の記憶・DANCE TRACK・ってか・NO WAR in the future 2020・誰よりも高く跳べ!2020・VTR・JOYFUL LOVE・約束の卵 2020・日向坂■DISC2 ※『3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~ in Tokyo Dome -DAY2-』同内容・VTR-Road to Tokyo Dome-・Overture・キュン・ドレミソラシド・おいで夏の境界線・キツネ・ハッピーオーラ・窓を開けなくても・こんなに好きになっちゃっていいの?・抱きしめてやる・こんな整列を誰がさせるのか?・My god・Dash&Rush・未熟な怒り・この夏をジャムにしよう・Right?・それでも歩いてる・DANCE TRACK・アザトカワイイ・ソンナコトナイヨ・期待していない自分・君しか勝たん・永遠の白線・DANCE TRACK・半分の記憶・DANCE TRACK・ってか・NO WAR in the future 2020・誰よりも高く跳べ!2020・VTR・JOYFUL LOVE・僕なんか・日向坂・約束の卵 2020■DISC3 ※完全生産限定盤のみ特典映像「Behind the scenes of 3回目のひな誕祭 in Tokyo Dome」関連リンク日向坂46 オフィシャルサイト日向坂46 オフィシャルTwitter日向坂46 オフィシャルTikTok:日向坂46 オフィシャルYouTubeチャンネル
2022年06月29日女優の菅野美穂が出演する、朝日生命保険・あんしん介護の新CM「ロゴハーモニー」編が、18日より放送される。新CMでは、白いワンピース姿の菅野が登場。家族の映像を見つめながら、軽やかなステップで飛び石を渡り「介護って老後の話?」「ううん、未来の話!」と話す。CM楽曲には、11年ぶりのオリジナルアルバム『SOFTLY』を発売する山下達郎の「YOU (ユー)」を採用。新CMとリンクしている歌詞に注目だ。撮影後のインタビューで現場の印象を聞かれた菅野は、「演出の監督さんもカメラマンさんも私も含め女性で、柔らかさみたいなものがCMの世界観に反映されたらと思いました。これまでの朝日生命らしさと新しい部分が映像に反映されていると思います」とコメント。CM楽曲に関しても「山下達郎さんらしい音楽と『君となら分かち合える生きることの喜びを』という歌詞を含めて、家族だったり、友人だったり、身近な人の大切さを感じることができましたし、今回のCMにピッタリの素晴らしい楽曲だなと感じました」と魅力を伝えた。また、同CM出演25周年を迎えたことについては、「最初にお話しいただいたときは19歳で、(その後)結婚して子供も生まれ、25年もお世話になれるとは思っていなかったので、本当にありがたいです」と振り返りながら、「自分も一生懸命仕事をする時期と、結婚して子育てが始まり仕事との両立を模索している今と、ライフステージが変わっていく中で人生を考える商品のお手伝いをさせていただけるということが、その時々で感じることも違うので、ありがたいなと思っています」と語った。
2022年06月15日28日に東京国際フォーラム ホールAで開催される「日向坂46 渡邉美穂 卒業セレモニー」が、同日にdTVで生配信されることが決定した。2017年にけやき坂46の2期生としてデビューし、グループ初のソロ1st写真集『陽だまり』を発売するなど、グループをけん引してきた渡邉。4月に自身のブログで、1日発売の7thシングル「僕なんか」の活動をもって日向坂46から卒業することを発表した。dTVでは、渡邉のラストステージとなる同公演を生配信するほか、当日23時からはリピート配信も実施。視聴チケットは28日(~23:00)まで販売され、通常3,500円だが、dTV会員は特別価格2,500円で購入することができる。
2022年06月06日女優の菅野美穂が出演する、キッコーマン食品「キッコーマン うちのごはん」シリーズの新CM「うちのごはん キャベツのガリバタ」編が18日より放送される。新CMのテーマは「できるな、わたし!」。 菅野の「できるな、わたし!」というセリフと、キャベツのジューシーな見た目、家族のおいしそうな表情が見どころだ。今回のCM撮影中、モリモリ食べる子役の姿を、笑顔で見守った菅野。最初は緊張していた家族役のキャストも、菅野のアドリブ混じりのチャーミングな演技ですっかり打ち解けていた。○■菅野美穂コメント「キャベツのガリバタ醤油炒め」は、にんにくとバターとしょうゆベースのソースとキャベツのシャキシャキ感があいまって、とてもおいしかったです。「香味ねぎだれふっくらチキン」も、鶏肉がすごくふっくらしていて、とてもおいしかったです。商品の中に具材が入っていて、見た目からもおいしさが伝わってきます。鶏肉をパウチの中に入れて、レンチンするだけで、こんなにジューシーに仕上がるのだというのが驚きでした。どの商品も、いつもの手料理をちゃんとおいしくしてくれて、「できるな、わたし」と思っちゃいました。みなさまもぜひご賞味ください。
2022年04月15日女優の菅野美穂と俳優の坂口健太郎が出演する、キリンビール・キリン グリーンズフリーの新CM「登場」編が、15日より放送される。新CMでは、エメラルドグリーンの世界観の中に菅野と坂口がぞれぞれ登場。「大人に新提案!」と投げかけられた菅野は、「なんの話でしょう」と興味深々の様子で同商品を一口飲む。そして「あー……」と驚きの表情を浮かべる。一方の坂口は「大人に新提案!」という声に、嬉しそうな表情で「なんでしょう」と反応。同商品を勢いよく飲み、至福のひと時を噛み締める。■菅野美穂インタビュー――新しくなった「キリン グリーンズフリー」を飲んだ感想を教えてください。前の「キリン グリーンズフリー」もおいしかったですが、さらにおいしくなった! という感動がありました。CMで「大人だから気持ちよく」というセリフもありますが、本当に気持ちもリフレッシュできるんです! 軽やかな味わいなので毎日でも飲みたいと思えるノンアルコールビールだと思います。パッケージも(エメラルド)グリーンの爽やかな色合いが素敵ですよね!――新しくなった「キリン グリーンズフリー」はどんなシーンで飲むのがおすすめですか。日常の中でひと段落ついてリフレッシュしたいという時に飲みたいなと思いました。外出する機会も減っているので、普段の生活で、何か飲んで息抜きしたいなという時に飲んで欲しいと思います。私自身は、家族がいるので、たまに訪れる一人になる時間の時に飲みたいと思いますね。ちょっとピリ辛なエスニック料理とかと一緒に楽しみたいなと思います。――CM内で「大人に新提案」というセリフもありましたが、菅野さんが理想とする大人像を教えてください。軽やかに人生を楽しんでいる方や、逆に、マイペースに演技に向き合っている女優さんは素敵だなと思います。あとは、四季折々の行事を楽しんだり、旬のお花を飾ったりと丁寧な暮らしをされている大人に憧れますね。今は憧れからはちょっと遠いんですけど(笑)。――パッケージも味も大刷新し、挑戦した「キリン グリーンズフリー」ですが、新しく挑戦したいことはありますか?最近子どもがノコギリや焚き火ができるようになったんですよ。だから、キャンプに行って気持ちをリフレッシュしたいな、と思います。■坂口健太郎インタビュー――新しくなった「キリン グリーンズフリー」を飲んだ感想を教えてください。おいしかったです。すごくビールに近いな、という感覚でしたね。とてもさっぱりしているので、ごくごく飲めるし、まるでお酒を飲んでいるような気持ちになりました。パッケージも、 色がとても素敵だなと思いました。ノンアルコール飲料はあまり濃い色のパッケージの印象がないので、この(エメラルド)グリーンはとてもいい色だなあ、いいデザインだなあと思いました。――新しくなった「キリン グリーンズフリー」を飲んで、ノンアルコール・ビールテイスト飲料への印象は変わりましたか。印象が変わりました。これまでノンアルコール・ビールテイスト飲料はお酒が飲めないシーンで飲む、というイメージがありましたが、「キリン グリーンズフリー」は、昼とかにあえて飲むという選択もありだなと思いました。僕は家で台本を覚えるなど仕事の準備をする時間が多いのですが、その合間にリフレッシュで「キリン グリーンズフリー」を飲みたいなと思いました。――CM内で「我慢する日のノンアルはもう終わりです」という言葉にかけて、坂口さんが「ちょっと我慢しているけど解放したいこと」を教えてください。1クールドラマを作るために、3~4カ月くらい撮影に没頭するので、終わったタイミングで自分へのご褒美を買うようにしたいと思っています。といいつつ、最近は買ってないですけど(笑)。ちゃんとした靴を買いたいなと思います。最近、役の衣装などを着る機会が多いので私服を着る機会が全然ないんですよね。そうなると、実は素足で過ごすことが多くて。もう30歳にもなるので、一足良い靴を買いたいと思っています!――CM内で「日常をちょっと特別にするおいしさ」という言葉にかけて、坂口さんが体験した「最近あったちょっと特別なこと」を教えてください。普段自分で出た作品を見返しても、自分が演技しているし内容も把握しているので、これまでは、あまり感情があふれることがなかったんですよね。でも、最近自分が出た、ある映画を見直したとき、すごい入り込めたんです。その映画は、不思議と見ていて思わず感極まった瞬間があって……ここまで感情があふれた体験は、自分自身にとって特別なことでしたね。
2022年04月14日今田美桜主演ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」第1話に志田未来がゲスト出演することが分かった。本作は、やる気と根性は人一倍、けれどマイペースすぎて組織からはみ出しがちな麻理鈴(今田さん)が、会社の最下層から駆け上がっていく出世エンターテインメント作品。志田さんが演じるのは、巨大IT企業「オウミ」の営業部に勤める入社3年目の大井美加。2020年に入社した“コロナ年入社組”で、社会人生活の幕開けと共に緊急事態宣言が発令、入社したタイミングで強制的にリモートワークが始まってしまい、先輩に直接仕事を教えて貰うことができずにやってきた。最近、ようやく普通に出社できるようになったものの、新入社員とほとんど変わらない経験値の自分にコンプレックスを強く感じている美加。未だに同僚に名前すら間違えられてしまうような存在感の薄い美加にとって、麻理鈴をとても鬱陶しく感じているが、麻理鈴と関わることで大きく変化していく。今田さんと初共演となる志田さんは「麻理鈴と重なるようなとっても明るくてチャーミングな方で、撮影現場も笑い声で溢れています」と現場での様子を明かし、「近年、多くの方々が抱えている悩みなどがリアルに描かれていて、私が演じる美加は観ている方のの代弁者のような役だと思いました。美加を通して、働くことの楽しさや仕事でのやり甲斐を感じる喜びなどを表現できたらと思っています。一人でも多くの方々にご覧いただけたら嬉しいです」とコメントしている。新水曜ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」は4月13日(水)より日本テレビ系にて放送開始。(cinemacafe.net)
2022年03月23日菅田将暉主演月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」の第10話(3月14日放送)に志田未来が出演することが分かった。これまで、その洞察力と膨大な知識で意図せずとも事件を次々と解決へと導いてきた整。第10話では、整が偶然ライカ(門脇麦)と一緒に食事をとることになった焼肉店で、とある事件を目の当たりにする。初詣帰りに2人が食事をする焼肉店で働いているのが、志田さん演じる沙也加。見た目はごく普通の明るい店員だが、少し様子がおかしいことに気がつく整とライカ。実は、彼女にはとある秘密が――。近年では、「監察医 朝顔」や「SUPER RICH」への出演が記憶に新しい志田さん。同世代の菅田さんとは、12年前に「ハンマーセッション!」で同級生役として共演しており、「10年くらい前に一度共演させていただいていて、当時の話などで懐かしい気持ちになりました。久しぶりにお会いするので緊張していましたが、楽しく撮影させていただきました」とコメント。また沙也加役については「手や声の震えなど微妙なバランスを意識して常に緊張感をもって演じていました。また、整さんが助けてくださったときの安堵(あんど)感との差がしっかり出るように意識して演じました」と明かし、「普通の焼肉屋さんの娘ですが、実はとんでもない秘密が隠されています。一度だけではなく、視点を変えて何度か見ていただけると、さらに面白い回になっていると思います」と見どころを語っている。「ミステリと言う勿れ」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年03月07日『ドラゴン桜』の真面目な優等生役で一躍注目を集めた女優の志田彩良さん。主演映画『かそけきサンカヨウ』も公開し、次にブレイクするのは彼女と各方面から期待の声が上がっています。そんな志田さんはどんな女の子なのでしょうか。次世代ヒロインの素顔に迫りました。性格はマイペース。小さい頃の夢は薬剤師さんでした――小さい頃はどんなお子さんでしたか。母からはマイペースだとよく言われていました。また、迷子常習犯だったらしいです。自分でも記憶しているのが、家族でショッピングセンターに行ったときのことです。お店からトイレまで近かったので、私ひとりでトイレに行ったのですが、トイレから出た瞬間、右から来たのか左から来たのかわからなくなって、近場でも迷子になってしまうような子供でした(笑)。――家族のみなさんとは仲が良いんですか。とても仲が良いです。父も母もとても面白い人で、兄はすごく優しくて、なんでも妹の私に譲ってくれる人です。そんな優しい家族に育てられたこともあって、今も性格はすごく末っ子体質(笑)。お仕事のときは周りのみなさんにご迷惑をかけないよう(に)早め早めの行動を心がけていますが、普段の私は…今でもマイペースなままです(笑)。――小さい頃の夢はなんですか。薬剤師になりたかったです。仲の良かった女の子の友人がお医者さんを目指していて。その子がやっている病院の横で、私は薬局をやるねという話をよくしていました。――当時は芸能界に入りたいという気持ちはなかったんですか。まったくありませんでした。恥ずかしがり屋だったので、まさか自分が人前に立つ仕事をすることになるとは思っていませんでした。――それが、小学6年生のときにお母さまがネットにアップした写真がきっかけで、今の事務所からスカウトされることに。本当にびっくりしました。ただ、その頃からテレビドラマをよく観るようになって。なんとなく私もこういう仕事ができたらな、と興味を持ちはじめていた時期でした。その頃、『14歳の母』を毎週欠かさず観ていました。なので、声をかけていただいたときは、素直にやってみたいと思いました。――最初はモデルからスタートしたんですよね。はい。事務所に入るときから、お芝居がやりたいですという話はしていたのですが、その前に表情の勉強になるから雑誌のモデルさんをやってみようかと当時のマネージャーさんに言われて、『ピチレモン』で専属モデルのお仕事をさせていただくことになりました。――そして、2014年、短編映画『サルビア』で女優デビューにして初主演を飾りました。初めての演技はいかがでしたか。すごく楽しかったです。カメラの前でお芝居することや事故に遭う役だったので、特殊メイクをしたのですが、何もかもが初めてだったので、ワクワクしていました。初めて完成した映画を観た時、画面の中に私がいることが信じらませんでした。不思議な気持ちでいっぱいでした。『ドラゴン桜』の藤井くんみたいな意地悪な役もやってみたい――どの作品もそれぞれ思い入れがあると思いますが、中でも転機になった作品といえばなんですか。高校生のときに出演させていただいた『パンとバスと2度目のハツコイ』という映画が印象に残っています。この作品で、初めて今泉(力哉)監督とご一緒させていただきました。今の私の中にあるお芝居の軸は、今泉監督の現場でつくっていただいたものなので、そういう意味でも思い入れがありますし、改めてお芝居が好きということが再確認でき、こんなに楽しい仕事に参加できて感謝しています。――今泉監督はどんな方ですか。役者の意見を聞いてくださる方という印象があります。今泉監督はよく「今のシーン、やりにくくなかった?」と現場で確認してくださいます。正直、監督に話しかけることは勇気がいり、どうしても躊躇してしまうところがあるので、監督から話しかけてくださることが、ありがたかったですし心強かったです。そして、役者の意見を監督が聞いて下さったときに、ちゃんと自分の考えを持っておかないといけないということを学んだのも、今泉監督の現場でした。ただ言われたことをやるだけではなく、自分はどのように演じたいのか、ちゃんと意見を持って、時にはそれをしっかり相手に伝えること。そういうことをもっとできるようになりたいと、今泉監督とご一緒してから考えるようになりました。――今年は『ドラゴン桜』が注目を集め、志田さんにとっても飛躍の1年になったのではないかなと思います。この仕事を始めて10年になりますが、今まででいちばん濃い1年でした。『ドラゴン桜』をはじめ、バラエティ番組にも初めて出演させていただいて、私の知らない世界を知ることができました。最近は楽しいお仕事をたくさんやらせていただいて、おかげさまで本当に充実しています。――バラエティ番組に出るのは楽しいですか。楽しいです!お笑いが大好きです。最近はニューヨークさんにハマッていて、『NEWニューヨーク』を毎週欠かさず観ています。また、バナナマンさんと千鳥さんのファンなので、いつかご一緒したいです!――今後どんな女優になっていきたいですか。特定の役やイメージの強い女優さんも素敵ですが、私はいろんな役が演じられる、色のない女優さんになりたいです。これまで真面目な子や、何か問題を抱えている役を演じることが多かったので、今後は狂気的な役や今ドキギャルなどの全く違うキャラクターに挑戦いたいです。――確かにギャルをやっている志田さんは新鮮です(笑)。私は全くギャル要素がないので、役で演じてみたいです。なれることは役者の特権だと思います)。そういう意味では意地悪な役もどんどん挑戦したいです。『ドラゴン桜』で言うと鈴鹿さんが演じた藤井くんみたいな。人の虫カゴを蹴ることは、私生活では絶対にできないので、ドラマの中で体験してみたいです(笑)。<志田彩良をもっと知るためのAtoZ>Anniversary(大事な記念日といえば?)誕生日です。7月28日生まれなのですが、偶然見かけた車のナンバーが728だったり、ふと時計を見たら7時28分だったり、よく728という数字の並びを目にします。調べたら、そのような数字をエンジェルナンバーと呼ぶそうで、私のエンジェルナンバーはおそらく自分の誕生日だと思います。Book(好きな本は?)茨木のり子さんの『おんなのことば』という詩集です。もともと詩集が好きでいろいろ読んできましたが、その中でも茨木のり子さんの言葉は優しさの中に鋭さがあって、強く自分に刺さります。また、渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』も好きです。Cry(最近泣いたことは?)ある作品のオーディションで「最近、自分の中で一番印象に残っている作品は?」という質問があり、『ドラゴン桜』と答えました。私、『ドラゴン桜』の撮影初日に、共演者のみなさんのお芝居の上手さに圧倒されて、すごく悔しかったです。その話をしていたら、当時の悔しさが甦ってきて、オーディションにも関わらず大号泣してしまって(笑)。終わってから恥ずかしくなりました。Desire(今ほしいものは?)Desire(今ほしいものは?)演技力と語彙力です。このようなインタビューの場でもなかなか思うように言葉が出てこなくて。他の役者さんのインタビュー記事を読んでいると、素敵な言葉を使える方は考え方も素敵なんだろうなと憧れてしまいます。私も詩集を読んで、もっと自分の語彙力を高めたいです!Eat(きのう何食べた?)昨日は現場でお弁当を食べて、夜は帰宅したのが遅かったので、コンビニで野菜タンメンを買って食べました。コンビニはよく行きます。半生ドライフルーツ柿とクリームチーズを一緒に食べるとめちゃくちゃ美味しくて、見かけたらつい買ってしまいます。いつも行くお店には2つぐらいしか置いてなくて。私が毎回買い占めるせいか、ある日突然大量の半生ドライフルーツ柿が入荷されるようになりました(笑)。Family(家族との思い出といえば?)小さい頃、毎年軽井沢にある祖母の家に家族みんなで遊びに行ったのですが、軽井沢に向かう車の中でよく兄と後部座席にタオルを上からかぶせてテントみたいにして、その中でオリジナルの歌をつくって歌っていました。私にとって家族はいちばん応援してくれている存在であり、いちばん相談できる相手でもあります。私のことを私を知ってくれているのが、家族。大好きです。Gift(うれしかった贈り物といえば?)2歳の頃に祖父母からもらったピンク色のタオルは今でも寝るときに使っています。バスタオルくらいの大きさで、それがないと眠れません(笑)。だから、ホテルに行くときも必ず持っていきます。小さい頃はそのタオルのはしっこを噛むのが好きで、よくかじっていましたが、今でもその噛み跡が残っていて。もうボロボロなのですが、いっぱい思い出がつまっているので、絶対に手放せないです。Habit(うっかりやってしまう癖は?)ドラマのメイク中、共演者のみなさんと話している時に、無意識に話している相手の顔を向いてしまい、 「前向いて〜!笑」とよくメイクさんに両手で顔を前に向き直されています。普段も相手の目を逸らさずに話を聞いてしまい、友達から「少しは目逸らして話してよ」とよく言われています。Imposible(これだけはできないことは?)虫を食べることです。虫が大の苦手なので、触ることもできません。部屋にクモが出たら、どんなに小さくても大声で家族を呼びます(笑)。Kasokekisankayou(『かそけきサンカヨウ』の撮影の思い出といえば?)妹役のひなたちゃんがパンを食べているシーンで、カットがかかって新しいパンに変えたら、もともと食べていたパンの形がお気に入りだったらしくて、「あのパンじゃないと嫌だ」って泣き出してしまいました。そして、最初に使ってたパンを出演者・スタッフさん総出で探すというプチ事件がありました(笑)。ひなたちゃんは、めちゃくちゃ可愛い怪獣みたいな女の子でした。末っ子の私にとっては本当の妹みたい存在で、よく休憩中も遊んでいました。そしたら、ひなたちゃんが「お姉ちゃん大好き」と書いた手紙をくれて、ますます大好きになりました(笑)。Learing(今学びたいことは?)韓国語を学びたいというより学んでいます。きっかけは、Netflixで配信している韓国ドラマ『わかっていても』にドハマりして、そこから韓国ドラマをよく観るようになりました。韓国語を覚えられたらもっと楽しいだろうなと思うようになり、ドラマを観ながら、ノートに韓国語を書いて勉強中です。Music(今日聴いてきた音楽は?)さきほどまでメイク中にoasisの曲を聴いていました。『かそけきサンカヨウ』の撮影中に鈴鹿央士くんと遠藤雄斗くんがoasisの話をしていて、そこから聴くようになりました。最近、『オアシスネブワース1996』という映画を観て、ますますハマりました。Night(お気に入りの夜の過ごし方は?)友人との電話です。今はなかなか直接会えないので、代わりに電話でマシンガントークをしています。最長10時間ぐらい電話したこともありました。お互い何かしながら通話しているので、無言の時間もあるのですが、それもなんだか居心地がいいです。また、グループ通話が多いんですけど、夜中だと大抵誰かしら寝落ちしています(笑)。Oshi (推しはいる?)ワン・ダイレクションのリアム・ペインさん!中学生のときにバラエティ番組でワン・ダイレクションの曲が流れていて、調べてみたのがきっかけなのですが、メンバーの顔を見たらリアム・ペインさんがカッコよすぎて一目惚れしました(笑)。人生でいちばんハマッたグループです。Propose(プロポーズされるならなんて言われたい?)シンプルに「結婚しよっか」って言われたいです。憧れは、私の両親のプロポーズ。お風呂上がりの母に父が「結婚してください」と告白したらしいです。もちろん夜景の綺麗なレストランなどの非日常的な場所でプロポーズされるのも素敵ですが、何気ない日常の場面で突然プロポーズされたらドキッとするだろうなと思いました。両親は本当に仲が良くて、今でも休みの日はよく2人で出かけています。こんな夫婦になりたいなと思える、私の理想です。Queer(自分のちょっと変わっているなと思うところは?)Queer(自分のちょっと変わっているなと思うところは?)変なところが潔癖で、口に入るものだけはすごく神経質です。今はあまり気にならなくなりましたが、回し飲みなどに少し抵抗がありました。Room(お部屋のこだわりは?)物を置かないことです。3年前ぐらいにベッドも捨てて、今はマットレスだけです。机もないですし、家具らしい家具は何もないです。その方が掃除もしやすくて楽チンです。Scent(好きな香りは?)パクチー。味も香りも大好きで、何にでも乗せちゃいます。Thrift(節約は得意ですか?)日頃からあまり無駄なものはあまり買わないようにしているので、得意だと思います。ですが、好きなものには少しお金をかけてしまうところがあります。ガチャガチャが大好きで、少し高い800円のガチャガチャがあったのですが、ゴッホの絵がガチャガチャサイズになっていて、可愛くてついやってしまいました(笑)。Unrest(不安の解消法は?)友達から「不安に思ってることは大体起こらないよ」と言われたことがあって。確かに今までのことを思い返してみても、こうなったら嫌だなと思ったことってあまり現実にはならないことが多かったです。ですが、何も考えてないときの方が急に嫌なことが起こったりします。なので、何か不安に思ったときは、大体起こらないから大丈夫だって思うようにしています。Vacation(休暇をもらえたら何がしたい?)最近、いとこに赤ちゃんが生まれました。すごく可愛くて、毎週のように会いに行っています。世の中の状況が落ち着いたら、その子と一緒にディズニーランドに行きたいです!ディズニーランドは、ビッグサンダーマウンテンとタートル・トークが好きです。Wink(ウィンクできる?)一瞬だけなら!Xmas(クリスマスの思い出といえば?)幼稚園生のとき、母が「ちょっと卵を買いに行ってくるからお兄ちゃんと2人でお留守番してて」と言って出て行って。兄と2人でお留守番していたら、窓をコンコンと叩く音が聞こえて、覗いてみたらサンタさんがいて。ですが、私は怖くて、家の中で唯一鍵のかかる場所がトイレだったので、急いでトイレに逃げ込んで、兄が代わりに私の分のプレゼントも受け取ってもらいました(笑)。Youth(青春の思い出といえば?)母の手作り弁当がすごく変わっていて。たとえば、お弁当箱を出し忘れた次の日は、その弁当箱の上に「お弁当箱を出さないとこうなりますよ」ってメモがついてて、開けたらリアルなゴキブリ型の海苔が白米の上に乗っていました(笑)。あと、「おにぎりがちょっと小さくて足りなかった」って言ったら、次の日は私の顔よりも大きいおにぎりがドーンって入っていました(笑)。友人からも「今日のお弁当は何?」ってすごい注目されていて。毎日のお弁当がちょっとした楽しみのひとつでした。Zeal(今いちばん熱を注いでいるものは?)お仕事です。この仕事は、毎回違うことをするので、同じ現場が絶対にありません。なので、毎回新鮮で、現場ごとに人との出会いがあって、新しい役とのめぐり合わせがあってと、そういう毎日が今すごく楽しいです。<志田彩良のFashion&Beauty>――ファッションのこだわりは?あまりテイストを決めず、その日の気分に合わせていろんな服を楽しむようにしています。――今日の私服のポイントは?最近肌見せのファッションが好きで、この服も背中がちょっと開いてるのですが)中にデザイン性のある編み編みのキャミを合わせることで、あまり肌見せ感が出すぎないようにしています。――メイクのこだわりは?アイラインとリップが好きです。愛用しているアイラインの色がすごく可愛いです。向きによって細くかけたり太くかけたり調節できるのも便利で、お気に入りです。――今日のメイクのポイントは?アイラインは黒ではなく、赤みのあるブラウンを入れることで、柔らかい印象にしています。リップは洋服に合わせてマットなものに。髪は外巻きにして、ちょっと遊びをくわえています。<カバンの中身>シャネルのバッグは祖母のおさがりです。財布は、両親から成人祝いにもらったマルニの財布。鏡もいとこから誕生日祝いにもらったもので、ネーム入りです。ハンドクリームもマネージャーさんからプレゼントしてもらったもの。そう考えると、人からいただいたものばかりで、私は本当にいろんな人に支えてもらっているんだなと思いますね。ちなみにカメラはコンタックスです。写真を始めたのは14〜5歳の頃。当時のマネージャーさんから「自分で撮るようになると、どういうふうに写っているかわかるようになるからいいと思うよ」と勧められて、写ルンですを買ったのがきっかけで、そこからよく写真を撮るようになりました。普段は友人の現場のオフショットを撮ったりしています。休みの日には、裏路地とか気になった風景をよく撮っています。撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年11月16日琉球舞踊 重踊流主催による、重要無形文化財保持者(人間国宝)認定記念『琉球舞踊 志田房子の会』が2021年12月14日 (火)に国立能楽堂(東京都渋谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて11月17日(水)より発売開始いたします。カンフェティで11月17日(水)18:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 今秋、琉球舞踊界から初の人間国宝に認定された、志田房子の舞の世界を国立能楽堂にて冬の夜 想い人の面影を求めても得られぬ刹那さと、その慕情を舞う 古典女踊りの名作「諸屯(しゅどぅん)」、想い人の旅立ちの侘しさと航海の無事を祈る女心を描いた雑踊「本花風(もとぅはなふう)」、四季の移ろいの中で人生の機微をも感じさせる風を題材とした創作「風の詩」など、能舞台にふさわしい演目をお届け。芸歴80年を経て、味わいと深みを増す、志田房子の舞の世界をお楽しみください。※内容に一部変更の場合もございます。予めご了承ください。公演概要琉球舞踊 重踊流重要無形文化財保持者(人間国宝)認定記念 「琉球舞踊 志田房子の会」公演日時:2021年12月14日 (火)19時00分開演 /18時00分開場※上演時間:約1時間30分会場:国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)■出演志田房子 ほか[地謡]歌三線 : 新垣俊道、仲村逸夫、喜納吏一 /箏: 宮城秀子 / 笛: 入嵩西諭 / 太鼓: 比嘉聰演出: 織田紘二■チケット料金前売正面:10,000円/脇正面:7,500円/中正面:7,500円当日正面:11,000円/脇正面:8,500円/中正面:8,500円(全席指定・税込)*新型コロナ感染症対策の観点より、観客収容人数を制限いたしております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月03日●役づくりの方法を変えて臨んだ撮影女優の志田彩良が主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』(公開中)。『愛がなんだ』(18)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)などで知られる今泉力哉監督が、窪美澄氏の短編集『水やりはいつも深夜だけど』の一編「かそけきサンカヨウ」を中心に、もう一編「ノーチェ・ブエナのポインセチア」のエピソードも重ね合わせた同作。早くに大人にならざるを得なかった少女・陽の葛藤や成長が、同級生の陸との“恋までは辿り着かないような淡い恋愛感情”を交えつつ、ひとつの物語として描かれる。主人公・陽を演じるのは、今年放送されたTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』で、父親からDVを受ける少女という難しい役どころに挑戦し、大きな反響を呼んだ志田。今作では、幼い頃に母(石田ひかり)が家を出て以来、父(井浦新)とふたりで穏やかに暮らしていたのだが、ある日「恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と告げられ、父の再婚相手である美子(菊池亜希子)とその連れ子の4歳のひなた(鈴木咲)との生活を送ることになる少女を見事に演じている。彼女は今回、繊細な10代の少女の気持ちが揺れ動く様をどのようにとらえ演じたのか。そして『ドラゴン桜』という注目度の高い作品に出演したことで今感じること、同作で共演した鈴鹿央士、細田佳央太と3人で語り合う夢の話を聞いた。○■映画『かそけきサンカヨウ』出演に感謝と喜び――最初に『かそけきサンカヨウ』の台本をもらった時の感想を教えてください。台本を頂く前に窪美澄さんの原作を拝読したのですが、涙が止まりませんでした。陽の強い部分も弱い部分も愛おしくて、すごく素敵な作品だなと思いました。その後に台本を頂いて、その素敵な世界観にさらに今泉監督の色が加わって、また違う素敵な作品になっていたので、この作品に陽として携わらせていただけることがありがたくて、嬉しかったです。――役作りを行う際、志田さんはご自身が演じる人物の背景を掘り下げて、ノートに書いていくそうですね。今回も同様の作業を行ったのですか?おっしゃっていただいたように、今までは台本に書かれていない部分まで役を深く考えることが多かったのですが、今回はすごく繊細な10代の女の子の役だったので、その繊細さを出すためにどうすればいいんだろうなと思った時に、あえて、いつもみたいに深堀りするのではなく、その場で感じたことをそのまま言葉にして伝えたほうが、その繊細さが出せるのではないかと。父や、新しい母と妹との関係性については事前に考えましたが、セリフの言い回しであったり、“このシーンはこうしよう”ということは全く考えず、セリフだけを入れていって、現場での相手とのやり取りの中で感じたことをそのまま表現するようにしていました。――これまでのやり方を変えることに怖さはなかったですか?やっぱり不安が全くなかったわけではありませんが、今泉さんとはこれまでにもお仕事でご一緒させていただいたことがあり、現場では安心感がありました。“今泉さんがいらっしゃるから、きっと大丈夫だ”と、すごく心強かったです。○■陽と陸に重なる鈴鹿央士との関係性――新しい母と妹を家族に迎えて家ではどこか気をつかってしまう陽にとって、長らく会っていなかった実の母に会いに行く時に一緒にいてほしいと思えたり、何気ない愚痴をこぼしたりできる陸の存在は大きいだろうなと感じました。志田さんには、陽にとっての陸のような存在はいますか?陸役の鈴鹿央士くんは、『かそけきサンカヨウ』だけでなく、『ドラゴン桜』でも共演させていただいて、『ドラゴン桜』の撮影中にお芝居について悩んでいることがあった時、相談させていただいたり、「次のシーンこうしようと思うんだけど、どう思う?」と聞いたり、悩みも打ち明けられる存在です。陸と陽の関係性に私たちも実際近いのかなと思います。陸と陽みたいに“恋愛はどうなんだろう?” っていう関係は本当に全くないんですけど(笑)。――そこは違うんですね(笑)。お互いにそういった気持ちがないから仲良くできている部分もありますし、すごく信頼していて、尊敬している役者さんなので、そんな素敵な方が同い年で身近にいてくれることは刺激にもなり、大切な存在だなと思います。――お話を伺っていると、鈴鹿さんのことを本当に信頼していることが伝わってきます。撮影は『ドラゴン桜』よりも『かそけきサンカヨウ』のほうが前だったということですが、お二人は最初からビビッときて、仲良くなれたんですか?実は、『かそけきサンカヨウ』の時はお互いに人見知りをしていて(笑)。演技の話をすることはあまりなかったのですが、その絶妙な距離感が陽と陸のリアルな関係性を出せたのかなと思います。その後に共演した『ドラゴン桜』を通して、お芝居の悩みを相談できるようになったので、『ドラゴン桜』での共演がなかったら、ここまで央士くんに色々なことを話せるようになっていなかったかもしれません。●一番の夢は「脚本を書いて映画を作ること」○■『ドラゴン桜』出演で感じた“大きな変化”――前回マイナビニュースで取材させていただいた時は、『ドラゴン桜』放送中の時期でした。注目度の高い作品でしたが、今改めて振り返ってみていかがですか?『ドラゴン桜』に出演させていただく前と後では、自分の中でも大きな変化がありました。阿部(寛)さん、長澤(まさみ)さんをはじめとする共演者の皆さんから頂いた刺激はもちろんですが、TBS『日曜劇場』という枠で放送されるドラマを経験させていただいたことはすごく大きかったです。反響はとてもありがたいことなのですが、自分の実力ではなく、共演者の皆さんと、『ドラゴン桜』という作品の影響だったと感じているので、感謝の気持ちを持って、自分の活動で恩返ししていけたらと思っています。――『ドラゴン桜』の小杉麻里役もそうですし、志田さんがこれまで演じてきた役は、精神的にツラい経験をしていて、演じるのにエネルギーをすごく持っていかれそうですね。自宅に帰るとエネルギーを使っているのかなと感じることがあります。現場では朝からの撮影でも一日中同じテンションで、「ずっと元気だね」という風に言われることが多いのですが(笑)、家に帰った瞬間に眠たくなるので、すごく体力を使ってるんだろうなと感じます。――役者の仕事は「別の人の人生を生きること」という風に言われると思うですが、“自分に戻ってきた”と感じる瞬間はありますか?カメラが回っていない時はすぐに素の自分に戻ることができるので、『ドラゴン桜』では「カメラが回ってる時と回ってない時のギャップが一番大きい」って、共演者のみなさんから言われていました(笑)。ですが、次の日が重いシーンの撮影だと、“あのシーンはどうしようかな……”とずっと悩んでしまい眠れなくなることはよくあります。常にどこかで役のことを考えてしまっています。○■鈴鹿央士、細田佳央太と描く夢――完全に役を忘れるのは難しいかもしれませんが、“この時だけは他のことを何も考えないくらい幸せだな”と感じるのはどんな時ですか?いとこの子供が1歳半なのですが、その子と遊んでる時間が一番楽しくて癒されるし、幸せだなって思います。休日はよく一緒に遊んでいます。ちなみに、昨日もお休みだったので遊んでました。――お話されている笑顔で幸せなのが伝わってきました(笑)。1歳半だと、まだ名前は呼んでくれないくらいですかね?「彩良って言ってみて」と話すと言ってくれないのですが……昨日、お別れする時に「帰らないで!」って泣かれてしまうので、気づかれないようにこっそり帰ろうとしたら、私の名前を呼びながら歩き回ってる動画が送られてきて! すごくかわいかったです(笑)。――それはたまらないです(笑)。では最後に、今後実現したい目標を教えてください。やりたいことはたくさんありますが、その中でも映画を作ってみたいと思っていて。脚本を書いて映画を撮ってみたいというのが一番の夢で、鈴鹿央士くんと細田佳央太くんと3人で監督をして、共同で一つの映画を作りたいという話をよくしています。――細田佳央太さんも一緒に! 『ドラゴン桜』から青春が続いている感じがして、一ファンとして嬉しいです……。ありがとうございます(笑)。日常生活において、“この瞬間映画にしてみたい”って思った瞬間があったらメモして、3人で共有してネタ集めしています。それぞれ3人が色んな経験をして、人としても役者としても1人前になった時に実現したいです。■プロフィール志田彩良(しだ・さら)1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。2013年よりファッション誌『ピチレモン』の専属モデルとして活動。2014年、短編映画『サルビア』で初主演を務め、女優デビュー。2017年、『ひかりのたび』で長編映画初主演。2021年、TBS系日曜劇場『ドラゴン桜』で小杉麻里役を演じ、大きな注目を集める。そのほか、ドラマ『チア☆ダン』(18/TBS系)、『ゆるキャン△』シリーズ(テレビ東京系)などに出演。
2021年10月20日今、映画界から最も注目されている監督の一人である今泉力哉監督の最新作に出演した井浦新さんと志田彩良さん。最新作に込められたメッセージから、映画を愛する想いまでを聞きました。観客の心に染み入る“嘘のない”芝居。父と娘の二人暮らしから、再婚相手と連れ子を含めた4人家族へ。思春期の少女の戸惑いや、同級生への淡い恋心を穏やかに描いた今泉力哉監督最新作『かそけきサンカヨウ』が間もなく公開となる。――日常を生きる人物をリアルに描く作風で知られる今泉監督。現場ではどんな方でしたか。井浦:一見物静かで、実際に物腰の柔らかい方なんですけど、現場での監督は、常に悩み、苦しみながらご自分と闘っていました。ご自身の内側に、映画作りへと駆り立てる、ものすごく大きな馬力のエンジンを積んでいるんだろうなと。僕はずっと今泉組に参加したくて、今回念願が叶ったわけですが、また一緒に人間というものを追求したいと思いました。志田:映画作品で監督とご一緒させていただくのは今回が3作品目で、今泉組には勝手に仲間意識を感じています。監督作品で主演させていただくことは、私にとって大きな目標でした。こんなにも早く実現するとは思いませんでしたが、とても嬉しかったです。これまでの現場では、監督から「こういうふうに演じてみようか」とアドバイスをいただくことが多かったのですが、今回は監督から役についての指示があまりなく、少し不安でした。しかし、これまで築いてきた信頼関係があったので、今泉監督が「OK」と言うのなら大丈夫なんだろうという、絶対的な安心感がありました。――高校生の陽を志田さん、父親の直を井浦さんが演じた本作。どんなメッセージが込められた作品なのでしょうか。志田:父親の直、娘の陽、再婚相手とその連れ子、陽が憧れる同級生…、この映画には誰一人、相手の意見を否定する人が出てきません。どのシーンも、みんな相手が伝えてくれた言葉をちゃんと自分の中に落とし込んで、自分の気持ちもちゃんと伝える。一人ひとりが相手を思いやり、尊重し合いながら、一生懸命関係を築いていく物語だと思います。井浦:これは、今泉監督作品の根本だと思うんですが、相手を許して、受け入れていこうとする人間たちをこの映画では描いていて。親子関係、友達や恋人同士など、人と人とが関わるって、大変じゃないですか。でも、互いを受け入れ合いながら人と関わって生きていくさまをとても瑞々しく描いていて、心に染み込むように伝わる作品になったのではと思います。――志田さんは、陽の感情の揺れを繊細に表現していましたが、どんなことを考えて演じましたか。志田:ちょっとした言葉で傷ついたり、周りからの刺激で揺れ動く10代ならではの感情を一つひとつ丁寧に、目の前にいる父や同級生の陸くん(鈴鹿央士)の言葉をちゃんと受け止めて、嘘のないように、ちゃんと動けるようにしようと思って演じていました。――井浦さんは、直と陽の親子関係をどのように感じましたか?井浦:直の妻が去ってからの二人の距離感というのは、心がすれ違ったとしても、けっして遠くはなくて、時には恋人のように見えるほど近くなることもあります。時どきで変わるそうした距離感を大事にしたくて、その都度その都度、監督と相談しながら演じました。――お互いの印象は?井浦:志田さんは真っすぐで瑞々しい方。すでにご自身が等身大で持っているものと、僕が陽に感じた危うさや不安をうまく混じり合わせて、内側から表現できるのが素晴らしいなと思いました。現場でもこうしたインタビューでも、感じたことや想いを、ちゃんと言葉にして伝えることができて、しっかり芯が通っていますよね。志田:そんなふうにおっしゃっていただいて嬉しいです。新さんは、普段から一つひとつ丁寧に言葉を選んでいらっしゃって、嘘のない方だなあって。お芝居もそう。私は“お芝居で嘘をつかない”ということをひとつの目標にしているので、新さんのお芝居や立ち居振る舞いを間近で拝見して、勉強させていただいています。――最後に、映画にはどんな力があると思いますか。井浦:映画は、出会いがあるから面白いと思うんです。作る時は、役との出合いもあるし、表現者である俳優や監督、スタッフとの出会いから力をもらうことで、挑戦もできるんです。そうした現場で作られた映画は、観る側に自分の知らない世界との出合いをもたらしてくれますよね。小さな路地裏から、一生かけても辿り着けない遠い場所まで、見知らぬ世界に連れていってくれ、新たな気づきをもたらしたり、心を潤したりしてくれるのが映画の魅力ですね。志田:私にとって映画を観るということは、ごはんを食べるのと同じ感覚で、日常の一部です。そのくらいなくてはならないもので、家ではひたすら映画を流しています。自分の考えや価値観、時には人生さえも変えてくれる力が映画にはあると思っています。なので演じる側としても、一人でもそう感じてもらえる作品を届けたいですし、誰かの救いになると信じながら、責任を持って一つひとつの作品を丁寧に作っていきたいです。『かそけきサンカヨウ』長らく父親の直(井浦新)と二人暮らしだった高校生・陽(志田彩良)。直の再婚相手の美子(菊池亜希子)とその連れ子との新生活に戸惑いが隠せない。タイトルのサンカヨウは、雨に濡れると花びらが半透明になる植物。10月15日全国公開。【井浦新さん】My 名作映画『エンドレス・ワルツ』社会派で知られる若松孝二監督作。「狂おしいほど愛し合い、転がりゆく男女を、美しく、力強く描いた愛の物語。こんな純度の高い大恋愛ができたら素敵だと思わせてくれます」【志田彩良さん】My 名作映画『チョコレートドーナツ』同性愛カップルとダウン症の少年が司法や偏見と闘う。「昨日、3度目の観賞をしましたが、ふと観返したくなる作品。性別や血縁といったものは、愛があれば関係ないんだなって」いうら・あらた1974年9月15日生まれ、東京都出身。‘99年、『ワンダフルライフ』主演でデビュー。11月公開映画『恋する寄生虫』、10月15日スタートのドラマ『最愛』に出演。井浦さん・コート¥49,500(ティーエスエス/ティーエスエス 代官山ストア TEL:03・5939・8090)その他はスタイリスト私物しだ・さら1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。モデル活動を経て、2014年、『サルビア』主演で俳優デビュー。今年、『ドラゴン桜』第2シリーズでの好演が話題に。※『anan』2021年10月20日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・上野健太郎(KEN OFFICE/井浦さん)山本隆司(style3/志田さん)ヘア&メイク・NEMOTO(HITOME/井浦さん)髙取篤史(SPEC/志田さん)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年10月15日女優の志田彩良が主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』(15日公開)の本編映像が13日、公開された。『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉力哉監督が、窪美澄氏の短編集を実写映画化した同作。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれる。主人公・陽を志田、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、陸をTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』でも志田と共演した鈴鹿央士が演じている。この度公開されたのは、直が陽に恋人ができたことを告白するシーン。幼い頃に両親が離婚して以来、父と穏やかなふたり暮らしを送ってきた陽だったが、この突然の告白によって生活が一変するという映画のカギとなる重要な場面だ。陽が支度した夕飯を二人で食べていると、陽が席を外した瞬間、ふと思いつめた表情を見せる直。そして「陽、大事な話があるんだ。恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と切り出す。父からの突然の告白に驚き、思わず黒コショウを挽く手が止まってしまう陽。この後、父の再婚相手である美子(菊池亜希子)と連れ子の4歳のひなたとの新しい生活が始まる――。(C)2020 映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年10月13日映画『かそけきサンカヨウ』の完成報告会が9月27日、スペース FS 汐留で行われ、志田彩良、井浦新、鈴鹿央士、中井友望、菊池亜希子、今泉力哉監督が登壇した。映画は、人気作家・窪美澄の同名短編小説を映画化したもの。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれる。主人公・国木田陽に『ドラゴン桜』(TBS系)が話題となった志田彩良、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、陽の同級生・陸に『ドラゴン桜』でも志田と共演した鈴鹿央士、直の再婚相手・美子を菊池亜希子、陽と陸の同級生の沙樹を中井友望が演じる。監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本の作品が公開され、城定秀夫監督とのコラボ映画が来春公開を控える今泉力哉監督だ。報告会では、まず本作を映画化したいと希望していたという今泉監督が「小説を読んでいて、そこにある家族の関係性だったりとか、普通ならあまり描かれないような部分での、小さな衝突や、小さな気持ちに焦点を当てた作品」とコメント。さらに「家族のありかたとか、恋愛と呼べるのかというぐらいの距離感の、高校生の時間などもすごく繊細に描かれていて。そして特に惹かれたのは、父親と娘の時間と、そこに父親が再婚することによって新しい家族になっていく奥さんと子どもと、主人公の陽との距離感とか。そういう部分に惹かれて、この作品を映画にしたいと思いました」と語る。志田のキャスティングについても「何度かご一緒していたので、プロデューサーとも、志田さんならできるんじゃないかという話をしていました」と全幅の信頼を寄せている様子。その志田は「脚本をいただく前に小説を読ませていただいたんですが、その時に陽の強い部分も、弱い部分も含めて、すべてが本当に愛おしい女の子だなと感じて。もし私だったら、その場から逃げたくなることも、逃げずにちゃんと向き合って。前に進む姿が魅力的だなと思いました」と話した。続けて「今泉監督と初めてご一緒したのが『パンとバスと2度目のハツコイ』だったんですが、その時に監督から『いつか志田さん主演で映画を撮りたいと思っているので、その時はよろしくお願いします』と言っていただいて。そこからわたしも、いつか今泉組で主演することが目標となっていたので、まさかこんなに早くそれが実現するとは。私は今泉さんの現場が大好きなので嬉しかったですし、事務所(テンカラット)の25周年記念という大切な作品で、今泉組の主演という大役をいただけて、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」としみじみ。さらに主人公・陽の父親・直を演じた井浦は「監督が、現場で生まれてくる俳優のお芝居を受け止めてくださったので。先ほど、監督がおっしゃられた通り、小さなできごとを繰り返していく物語なので、俳優のお芝居にも繊細さが求められたと思います。その繊細さを共演者と確かめ合えた現場でもありましたし、父親の作り方もそういう風にやらせてもらって、ありがとうございます」と話した。そして陽が淡い恋心を抱く、同級生の陸を演じる鈴鹿は「陸くんは自分の家族だったり、陽のことだったり、自分の身体もそうですが、色々なところに進む中で壁ができていたんです。でも壁に当たった時にも人に当たらないというか、優しい人だったので。誰かに背中に押されて、自分で解決しに行く、その姿がすごく優しいし、ステキな男の子だなと思いながらやっていましたね」とコメント。さらに陽の新しい母親・美子を演じる菊池は「(鈴木咲が演じる娘の)ひなたちゃんが、良い意味で本当に子役っぽくないというか。どう動くか分からない場面がたくさんあって。予測できないというか、子どもらしさが炸裂している子だったので。お芝居をしている最中でもどこかへ行ってしまうこともあったんですけど、それがひなたっぽくて。それでオッケーになりましたが、すでにひなたができあがっているなと思いました」と笑顔で振り返る。陽と陸と三角関係となる同級生・沙樹を演じる中井は「陽と陸ほどは描かれていませんが、沙樹も家庭環境に何かしらのコンプレックスがあって。ふたりの男女の間に入る女の子がいたとしたら、ドロドロしたりすることも多いと思いますが、そうならないのは、陸と陽の関係性を見ていると納得できましたし、私自身が沙樹を演じて、強さだったり、優しさだったりを知りました」と語った。イベント終盤で最後のコメントを求められた志田は「私はSNSが主流になっている環境で育って陽みたいに、自分の気持ちを相手に顔と顔を合わせて、言葉で伝えるという経験がなかなかなかったんです。時代の流れとともに色々なものが便利になって、なくなってしまうものもありますが、人のぬくもりだったりや優しさだけは他の何ものにも変えられないなと実感することが最近多いです。『かそけきサンカヨウ』を通じて、自分よがりではない、相手を思う気持ちの大切さとか、そういう当たり前の大切さを伝えられたらなと思っています」とメッセージを送った。映画『かそけきサンカヨウ』10月15日(木)より全国順次公開
2021年09月28日江口のりこ主演、ベンチャー企業の破天荒な女性社長を主人公に描く木曜劇場「SUPER RICH」に、志田未来の出演が決定。江口さん演じる衛が経営する会社「スリースターブックス」でインターン生になる大学生・田中リリカを演じる。幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマン・氷河衛の、ジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く完全オリジナルドラマ。仕事にプライベートにと、苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出す。これまで、衛を慕い、会社の門をたたく貧乏専門学生の春野優役の赤楚衛二、優秀な右腕として衛を献身的に支える宮村空役の町田啓太が発表されてきたが、衛と共に激流に巻き込まれていく主要メンバーの配役が本日9月4日から7日間連続で発表される。今回、木曜劇場に「BOSS」(2009年4月期)以来、12年半ぶりの出演することになった志田さん。演じる田中リリカは、「スリースターブックス」のインターンに応募してきた大学生。負けん気の強い自信家で、採用試験の際には衛に対しても強気な質問をし、社員やまわりの学生を驚かせる一幕も。経営志望かつ前のめりな姿勢で、衛からも一目置かれており、採用試験の成績も優秀であることから満場一致で採用されることになる、という役どころ。インターンたちの世話係である空や、技術責任者の東海林達也にも全く物おじせず、自分の思ったことを言ってのける度胸の持ち主。“自らのものを見極める目に間違いはない”と考えているが、同じくインターンに応募した優(赤楚さん)と話しているときだけは、なぜかペースを乱されてしまう。さらに、「スリースターブックス」のインターンに応募した理由を、周囲には「インターン参加の実績と報酬が目的だった」と語っているが、実際は胸の内に秘めた思いがあるようで…。リリカの本心は回を追うごとに明らかになっていくという。リリカを演じるにあたり、志田さんは「リリカの持ち合わせている、若さゆえの悩みや葛藤が、見てくださる方々に伝わるように演じたいです。また、スリースターブックスの皆さんと一緒に働くことで成長していく、リリカの心境の変化を大切にしていきたいです」とコメント。また、共演する江口さんについては、「普段は優しく穏やかな印象ですが、本番になるとピシッと場を締めてくださり、いい緊張感を持って撮影に臨めています」と明かす。なお、「監察医 朝顔」シリーズで主人公の良きパートナーである法医学者・安岡光子役を好演したことも記憶に新しい志田さんだが、本作は「『監察医 朝顔』チームのスタッフさんが多いので、またご一緒できる事がとてもうれしいですし、心強いです」とコメント、「台本を読み、初回からジェットコースターのようなスピード感のあるお話だと思いました。原作のないオリジナル作品なので、これからどんな展開になるのか、私自身とても楽しみにしています」と期待を込めて語っている。勝ち気でどんな相手にも臆することなくぶつかっていくリリカを演じる志田の、体当たり演技には期待大。そして、そんなリリカが容赦なく食ってかかる、「スリースターブックス」創業当時から衛を支え続ける中堅社員・東海林達也の配役は、明日9月5日に発表される予定。木曜劇場「SUPER RICH」は10月、毎週(木)22時~フジテレビ系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2021年09月04日ドラマ「ドラゴン桜」で家庭に事情を抱える優等生を演じた志田彩良が主演を務める『かそけきサンカヨウ』。この度、繊細な表情の変化に注目の場面写真7枚が解禁された。この度解禁された場面写真では、志田彩良演じる主人公・陽が父の直(井浦新)と2人で過ごす中で天を見つめている姿や、父の再婚によって新しくできた義理の母・美子(菊池亜希子)と幼い妹・ひなたと一緒に過ごす優しい表情を浮かべる姿が写し出されている。また庭先でひなたに対して感情的になっている姿など、優しい表情とは対照的な顔を見せるカットも。さらに想いを寄せる同級生・陸(鈴鹿央士)と共に、美術部で絵を描いている様子や、陽の実の母で画家・佐千代(石田ひかり)の個展で絵を真剣な表情で見つめている姿なども切り取られている。新しい家族や同級生との関係性の変化によって、悩みながらもまっすぐにゆっくりと成長していく陽のみずみずしい魅力が伝わってくる場面写真となっている。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年09月02日「ドラゴン桜」への出演も話題となった志田彩良と、井浦新が親子役で共演する今泉力哉監督最新作『かそけきサンカヨウ』より予告編が公開された。今回公開された映像は、志田さん演じる陽が、同級生との会話をきっかけに、母親と過ごした幼い頃の記憶を思い出すシーンから始まる。幼い頃に出ていってしまった母。母親不在でも父との静かな暮らしに満足していた陽だったが、父から「恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と唐突に打ち明けられ、陽の生活は一変。新しい母と幼い妹が家族に加わり、一人、宙ぶらりんな気持ちを抱える陽。そして、そんな感情がついに爆発してしまう様子も映し出されている。また予告編と併せて、陽と父・直が一緒に過ごす、穏やかな時間が切り取られたキービジュアルも到着した。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年07月15日女優の菅野美穂が主演を務める映画『明日の食卓』が、TELASA・auスマートパスプレミアムできょう11日に配信開始された。5月28日に公開され、今回が最速配信となる『明日の食卓』は、椰月美智子氏による同名小説(角川文庫刊)を実写化した瀬々敬久監督の最新作。菅野は『ジーン・ワルツ』(11年)以来10年ぶりの映画主演を務める。元フリーライターでやんちゃ盛りの息子2人を育てながら仕事復帰を目指す留美子(菅野)、大阪でシングルマザーとして非正規の仕事を掛け持ち、時間に追われながらも息子のために健気に生きる加奈(高畑充希)、年下の夫と優等生の息子に囲まれ一見何不自由なく幸せを手に入れているあすみ(尾野真千子)、同じ「石橋ユウ」という名をもつ息子の3人の母親たち。些細なことからそれぞれの忙しく幸せな日々が崩れ、思いもよらない方向へと向かっていく。どこで歯車が狂ってしまったのか。「ユウ」の命を奪った母親は誰なのか。そして3つの石橋家がたどり着く運命とは。(C)2021『明日の食卓』製作委員会
2021年06月11日《「優しそうな菅野美穂でも子供怒るんだ……よかった、私だけじゃない」と思えました》《リアルに子供と向き合って奮闘してる女優さんには好感湧く。嘘くさくなくて本当にいい》ネット上で、菅野美穂(43)の子育てに共感が相次いだのは5月下旬のこと。『めざましテレビ』(フジテレビ系)にVTRで出演した菅野は、子供を育てる母親としての葛藤を赤裸々に明かしたのだ。番組内で彼女は、おおらかな対応を目指しているのにもかかわらず、真逆になっている現状を、「こんなに子供とずっと一緒にいられるのって人生の中でほんのわずかな時間のはずなのに、本当にずっと怒っちゃうんですよ」そう語っていた。’13年に堺雅人(47)と結婚し、彼との間に5歳と2歳の子をもうけた菅野。’21年1月クールに4年ぶりの連ドラ主演を果たし、現在公開中の『明日の食卓』でも10年ぶりに映画主演を務めている。ドラマや映画に大忙しの彼女だが、こんな姿も目撃されている。「ロケ地への移動時間中に台詞を確認したり、仮眠を取ったりして、なんとか時間をやりくりしている様子でした。疲れからか、撮影の待ち時間に、ついうたた寝する菅野さんを見かけたこともあります」(ドラマ関係者)さらに彼女は多忙を極める生活を周囲に漏らしていたと、このドラマ関係者は続ける。■「ボディソープで全身を洗ってた」「『仕事をしているときしか自分の時間が取れない』と話していました。毎日6時に起きて子供の朝食を準備してから撮影に向かい、23時ごろに帰宅。そこから台詞覚えをして、寝るのが深夜2~3時になることもあったそうです」彼女が女性たちから支持を受けるのは女優として、母として頑張っているからだけではなく、リアルな自分を隠さないからだろう。菅野は5月21日に生出演した『あさイチ』(NHK)でも飾らない子育てエピソードを披露。「とにかく自分のことよりも、子供を洗って湯冷めしないうちに自分も出ないといけないので、ボディソープで(頭髪も含めて)全身を洗ってた。リンスもなしで(頭髪は)バッサバサ」と自分のケアは二の次だと打ち明けていた。そんな菅野の“女優らしからぬ告白”に、《飾り立てたお料理とか、オシャレな子供さんとのエピソードよりも、とても現実感と共感を感じます》と子育てママたちはネット上で大共鳴していたのだ。「AERA.dot」で6月3日に配信された鼎談では、《SNSとかで「ステキな子育て」を目にしたりするけど、いや日常にはできないから!》とも語っていた菅野。彼女の飾らない言葉は育児に疲れたママたちをほっこりさせ続けていくだろう。
2021年06月11日志田彩良と井浦新が親子役で共演する映画『かそけきサンカヨウ』の新たなキャストが発表された。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽(志田さん)の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている本作。今回新たに発表されたキャストは10名。志田さんも出演する現在放送中の「ドラゴン桜」で藤井遼を演じている鈴鹿央士が、陽の淡い恋の相手となる同級生で、同じく家族に悩む清原陸。陽の産みの親役には石田ひかり。父の再婚相手で陽の新しい母親役にはモデルで女優の菊池亜希子。陸の母役を西田尚美、祖母役を梅沢昌代が演じる。さらに陽の友人役には、「やめるときも、すこやかなるときも」の中井友望、「青葉家のテーブル」の鎌田らい樹、遠藤雄斗。劇中劇に石川恋、海沼未羽が参加している。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年05月27日女優の菅野美穂が主演を務める、映画『明日の食卓』(5月28日公開)の特別映像が26日に公開された。作は椰月美智子による同名小説を実写化した、瀬々敬久監督の最新作。同じ「石橋ユウ」という名をもつ息子の3人の母親たちの物語となり、元フリーライターでやんちゃ盛りの息子2人を育てながら仕事復帰を目指す留美子(菅野美穂)、大阪でシングルマザーとして非正規の仕事を掛け持ち、時間に追われながらも息子のために健気に生きる加奈(高畑充希)、年下の夫と優等生の息子に囲まれ一見何不自由なく幸せを手に入れているあすみ(尾野真千子)の姿が描かれる。解禁されたのは、母親役を演じた菅野美穂・高畑充希・尾野真千子3人の女優のインタビューとメイキング映像・本編映像が折り重なった特別映像「3人の女優 渾身のキャラクター編」。豪華女優陣がそれぞれ演じた母親を語り、その舞台裏も明かされている。菅野美穂が「必死な人」と評する留美子は、復帰したばかりの仕事に育児にと、必死にパワフルに向き合っており、今回解禁された映像でもとにかく一生懸命な姿が印象的。その一生懸命さに、自らも子育てに向き合う菅野自身も「育児をしている立場だと、どういうところに息が詰まって、どういうところに自分の喜びを感じるのか、というのが想像しやすく、すごく共感するところが沢山ある役でした」と語る。息子のために、雨が降ろうと自転車を漕いで仕事に向かい、健気に頑張る姿が印象的な加奈を「学はないけど、頭は悪くない人」と分析する高畑充希。「しっかりしているし、計画的だし、頑張れるし、理性も効くし、できた人だな、と思います」と話すように、辛い顔を見せずに笑顔で頑張る姿が母としての責任感の強さを引き立てつつ、一方で孤独感も象徴している。「すごく難しかった」と尾野真千子が語るのは、何不自由なく幸せを手に入れていると思いきや、徐々にその幸せが崩れていってしまう・あすみ。難役に挑戦した尾野は「正解のことをやっているつもりだったのですが、子供目線のト書きとかを見ていると、“ダメなんだ”って、色々なことを気づかされる役、に感じました」と、自身の演技を振り返った。
2021年05月26日女優の菅野美穂が主演を務める、映画『明日の食卓』(5月28日公開)の本編映像が22日に公開された。同作は椰月美智子による同名小説を実写化した、瀬々敬久監督の最新作。同じ「石橋ユウ」という名をもつ息子の3人の母親たちの物語となり、元フリーライターでやんちゃ盛りの息子2人を育てながら仕事復帰を目指す留美子(菅野美穂)、大阪でシングルマザーとして非正規の仕事を掛け持ち、時間に追われながらも息子のために健気に生きる加奈(高畑充希)、年下の夫と優等生の息子に囲まれ一見何不自由なく幸せを手に入れているあすみ(尾野真千子)の姿が描かれる。公開されたのは、菅野美穂演じるフリーライターの留美子が仕事で徹夜作業をしていたため寝坊してしまい、忙しない朝を迎えるシーン。2人の息子たちの遠足の日で、お弁当を急いで用意する留美子は、ウィンナーとブロッコリーを一緒に茹でたり、卵焼きに失敗してしまい炒り卵にしたりと、焦る気持ちのなか何とか切り抜けようとする。そんな中、兄の悠宇は「なんで起こしてくれなかったんだよ! 早くしてよ」と、留美子に当たり散らかし、さらには下の息子は泣き喚く。“こっちが泣きたい気分……”と思う中、まさかのラスボスとして夫の豊(和田聰宏)が登場。「朝からうるせえなあ」と完全に他人事であるだけではなく、「帰ってきたの、2時だぜ?」と自分の苦労話をする。そんな夫に「こっちは徹夜だったんですけど?」と応戦する留美子だが、軽くあしらわれてしまい、さらには「あー、お茶飲みたい。お茶ないの?」と、“3人目の子ども”のような言葉も飛び出し怒りが止まらない様子。さらに弟を置いて行こうとする、長男・悠宇を必死でなだめるが……。仕事も家庭も両立させようとする母親と、なかなか協力をしてくれない夫と子どもたち。まさしく、“ワンオペ育児”を映し出したシーンは、本作で取り上げられる育児の問題を象徴している。
2021年05月22日女優の菅野美穂が、18日から放送されるロッテ「キシリトールガム」新CM「キシリトール フィンランド」編に出演する。今回のCMでは、菅野がキシリトールのブランドカラーをイメージした緑のワンピース姿で登場。フィンランドでキシリトールを研究する教授から、フィンランドの家庭や保育園で食後に毎回食べるキシリトール習慣を教えてもらい、「知らなかった!」と驚く姿が撮影されている。CM撮影中は、なかなかベストなポーズが決まらず悩むカメラマンに、「とりあえず……色々やってみます!」と菅野自らポーズを提案。爽やかな笑顔で、首を傾げたり、手を前に組んだりと様々ポーズを見せると、「最高!」「良いですね~!」「かわいい!」とスタッフから大絶賛の声が上がった。また、撮影後のインタビューでは、「その歯と100年。キシリトール。」というブランドコンセプトにかけて、「私、乳歯が一本残ってまして、『60歳までもったら良いね』って歯医者さんに子供の頃言われたことがあるのですけど、100歳まで使えるように今手入れしています。この先100年だと140歳になってしまうので、それはちょっとおかしいなっていう感じですけど(笑)、その歯と100年ということで言うなら、一本残っている乳歯と100歳までやっていけたらなと思います」と菅野ならではのエピソードも明かした。
2021年05月12日主演・志田彩良、その父親役を井浦新が演じた映画『かそけきサンカヨウ』が10月15日(金)より全国公開されることが決定した。原作は2017年に発売された人気作家・窪美澄の『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫刊)に収録されている同名短編。物語は、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が描かれる。監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、『愛がなんだ』のヒット以降、『アイネクライネナハトムジーク』、『mellow』、『his』と作品を作り続け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本も作品が公開された今泉力哉。窪美澄の短編集から自ら映画化を希望し、主人公・陽が家族について悩みながら成長していく姿を丁寧に描き出した。主人公・国木田陽を演じるのはドラマや映画など幅広く活躍中の志田。現在は『ドラゴン桜』(TBS)や『ゆるキャン△2』(TX)に出演中だが、本作は『ひかりのたび』以来の映画主演となる。今泉監督との仕事は『パンとバスと2度目のハツコイ』(2018年)と『mellow』(2020年)に続く、映画3作目にして主演への抜擢となった。井浦は陽を優しく見守る父親役を演じる。キャストとスタッフからのコメントは以下。<志田彩良(主演:国木田陽役)>誰かの言葉や存在で少しだけ心が軽くなる。自分よがりでない相手を思う気持ちの大切さに改めて気づかされました。戸惑いながらも前に進んでいく陽の強さも弱さも全部が愛おしくて、大好きな今泉組で陽として過ごした時間は大切な宝物です。密かに目標のひとつとしていた今泉組での主演が、まさか本当に、そしてこんなにも早く叶う日が来るとは想像もしていなくて嬉しさと有難い気持ちでいっぱいです。大変な状況下ではありますが少しでも多くの方に届く事を祈っています。そして、この作品が誰かの救いとなりますように。<窪美澄(原作者)>人と人との境目はがっちりとした強固なものではなく、淡く滲んでいたほうがいい。年齢を重ねるにつれ、そんなことを強く思うようになりました。そう思っていたほうが人は深く息ができるからです。親子、恋愛、友情、この映画にはさまざまなことが描かれていますが、人と人との縁の不思議さ、淡く行き来する感情のようなものを今泉監督は原作のなかから丁寧に掬いあげてくださいました。やさしさ、誠実さ……、雑多な日常のなかでそういうものを私たちは忘れてしまいがちですが、この映画を見終わったあとには、自分のなかのそういう光の部分をもう一度大切にしてあげようと思えます。ぜひ、たくさんの方に見ていただければ、原作者としてこれほどうれしいことはありません。そして、こんなにやさしい映画にしてくださった今泉監督、ありがとうございました。<今泉力哉(監督)>窪さんの小説はいつも、どこか弱い人、何かが欠けている人、人生がうまくいかない人について描いている気がします。私もずっとそういう人を描いていきたいと思っていて、今まで映画をつくってきました。強さではなく弱さについての物語。小説「かそけきサンカヨウ」を読んだ時に感じたのは、その弱さが単純なものではなく、曖昧で、強さとも表裏一体であること。嫌いになってもおかしくない相手に確実にもっている愛情。恋愛と呼べるかわからないようなモラトリアムの時間。気丈に振舞っているけど実は張り詰めている感情の機微。言葉にするなら、ある家族の再生の物語、とかなのかもしれませんが、言葉では説明できない細微な感情をめいっぱい詰めこんで映画にしました。何度もご一緒して絶対的な信頼を置いている志田さん、いち映画ファンとして憧れでもあった井浦新さん、また、スタッフに支えられて生まれたこの映画を見た誰かの体温を少しだけあげることができたら。秋の日の陽気の中で。<宇田川寧(プロデューサー)>『かそけきサンカヨウ』を映画にしたいと監督からお話をいただいたのはちょうど、『パンとバスと2度目のハツコイ』の撮影前でした。その作品で初めて志田さんとご一緒しましたが、あのほっこりした笑顔と共にある、その凛とした佇まいと内面にある意志の強さを感じ、瞬間的に『かそけき~』の陽がいましたねと、監督と話したのを覚えています。上品でチャーミング、彼女の魅力のおかげで、より一層作品に余韻を与えてくれました。『かそけきサンカヨウ』10月15日(金)公開
2021年05月06日現在放送中のTVドラマ「ドラゴン桜」に出演する志田彩良が主演し、その父親を井浦新が演じる、今泉力哉監督映画『かそけきサンカヨウ』の公開が決定。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長を描く。本作は、2017年に発売され、日々悩みながらも前を向いて賢明に生きようとする人たちの姿を描いた、作家・窪美澄の短編集「水やりはいつも深夜だけど」(角川文庫刊)所収の同名作品が原作。『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』『mellow』『あの頃。』などを手掛けた今泉監督が、自ら映画化を希望し、主人公が家族について悩みながら成長していく姿を丁寧に映像化する。主人公・国木田陽を演じるのは、現在「ドラゴン桜」「ゆるキャン△2」に出演中の志田さん。今泉監督作品には、『パンとバスと2度目のハツコイ』『mellow』に続き映画では3作目の出演。『ひかりのたび』以来の映画主演となる志田さんは「誰かの言葉や存在で少しだけ心が軽くなる。自分よがりでない相手を思う気持ちの大切さに改めて気づかされました。戸惑いながらも前に進んでいく陽の強さも弱さも全部が愛おしくて、大好きな今泉組で陽として過ごした時間は大切な宝物です」とふり返り、「密かに目標の一つとしていた今泉組での主演が、まさか本当に、そしてこんなにも早く叶う日が来るとは想像もしていなくて嬉しさと有難い気持ちでいっぱいです」と喜びを明かす。そして「大変な状況下ではありますが少しでも多くの方に届く事を祈っています。そして、この作品が誰かの救いとなりますように」と願いを込めた。また原作者の窪さんは「親子、恋愛、友情、この映画にはさまざまなことが描かれていますが、人と人との縁の不思議さ、淡く行き来する感情のようなものを今泉監督は原作のなかから丁寧に掬いあげてくださいました。やさしさ、誠実さ……、雑多な日常のなかでそういうものを私たちは忘れてしまいがちですが、この映画を見終わったあとには、自分のなかのそういう光の部分をもう一度大切にしてあげようと思えます。ぜひ、たくさんの方に見ていただければ、原作者としてこれほどうれしいことはありません」と語り、今泉監督は「言葉では説明できない細微な感情をめいっぱい詰めこんで映画にしました。何度もご一緒して絶対的な信頼を置いている志田さん、いち映画ファンとして憧れでもあった井浦新さん、また、スタッフに支えられて生まれたこの映画を見た誰かの体温を少しだけあげることができたら」とコメントしている。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年05月05日女優の菅野美穂が主演を務める、映画『明日の食卓』(今春公開)の場面写真が19日に公開された。同作は椰月美智子による同名小説を実写化した、瀬々敬久監督の最新作。同じ「石橋ユウ」という名をもつ息子の3人の母親たちの物語となり、元フリーライターでやんちゃ盛りの息子2人を育てながら仕事復帰を目指す留美子(菅野美穂)、大阪でシングルマザーとして非正規の仕事を掛け持ち、時間に追われながらも息子のために健気に生きる加奈(高畑充希)、年下の夫と優等生の息子に囲まれ一見何不自由なく幸せを手に入れているあすみ(尾野真千子)の姿が描かれる。このたび解禁された場面写真では“3人の母親”たちが母親、そして女性として三者三様に懸命に生きる姿が切り取られている。2人の息子を持つ留美子は、慌しい朝に息子たちを学校へと送り出し、母親らしい姿を見せる一方、息子である悠宇は暗い部屋で耳を閉し何かに怯えているようで、この一家に降りかかる問題を予感させる。また生活費を切り詰め懸命に暮らすシングルマザーである加奈が、息子に真剣な表情で向き合い、そして小さな体で息子をしっかりと抱きしめる姿からは、2人の温かくも厳しいリアルな日常が伝わってくる。さらに一見優雅な暮らしを送るように見えるあすみだが、息子・優を不安げな表情で見つめ、一人呆然と立ち尽くす姿も写し出されており、降りかかる事件を予感させる。自分なりに注いできたつもりの愛情も、子供たちには思うように届かない。ワンオペ育児や困窮するシングルマザー、世の母親たちを取り巻く環境は過酷で「こんなはずじゃなかった」と理想と現実の狭間で揺れ、息子への愛と憎しみを行ったり来たりする母親たちと、そんな母親の感情を複雑な気持ちで受けとめる息子たちとの間で、思いはすれ違っていく。決して他人事ではないリアルな現実を感じさせる場面がとらえられた。
2021年04月19日女優・菅野美穂さんが、資生堂のセルフメイクアップブランド『グレイシィ』の新ミューズに就任!2021年3月18日(木)に開催された新ミューズオンライン発表会に登場しました。「3分でバッチリ仕上げられる」菅野さん流の時短メイクとは…?発表会で菅野さんは、ブランドのコンセプトである『3 min MAKE-UP(スリーミニッツメイクアップ)』(※)にちなみ、“3分でハッピー&スマイル”な時短メイク術を紹介。また、菅野さんが出演する新TVCMのお披露目もされました。※最小限の「時間・価格・アイテム数・テクニック」で、最高・上質な仕上がりを実現するトータルメイクのこと普段のメイクで菅野さんは、“肌の明るさ”を重視しているとのこと。“3分でハッピー&スマイル”なメイク術を聞かれると、最近よく自宅で利用するというフードデリバリーサービスにちなんだテクニックを披露しました。菅野さんはおうち時間でフードデリバリーを使うことがあるそうで、特にバタバタしていて「メイクしてなかった!」と慌ててしまうこともある様子。そんな時に「電話を切った後にメイク台に駆け込んで支度を整えられるのは、グレイシィのいいところ」「3分でバッチリ仕上げられるので、慌てることはないですね」と、忙しい中でのあるあるエピソードとともに時短メイクアップ術を披露しました。また、菅野さんは、一般の方々の時短メイクのエピソード「ファンデがマスクにつくから薄くのばしてナチュラルに」するといった声に共感。顔が出ている部分はしっかりと見せていきたいと話しつつ「素肌に近い仕上がりを心がけています」と、今ならではのメイクへのこだわりも明かしました。メイク悩みも告白!アドバイスに「すごーい!」発表会では、資生堂のヘアメイクアップアーティスト・齋藤有希子さんが『LINE』でメイク悩みに応える新サービス『メイクのお悩み相談』のデモ体験を行いました。菅野さんは「忙しい朝は、メイクをパパっと仕上げたいけど、肌悩みはちゃんと隠したい……」と悩みを相談。齋藤さんからのアドバイスコメントや、簡単なメイクのコツをまとめた動画がモニターに表示されると「すごーい!絵文字とかが、親身になって相談に応えてもらっている感じがしてすごくいい」と話しつつ「指の動きは動画だとわかりやすいし、簡単キレイが実現しちゃいますね」と、分かりやすさも絶賛していました。CM撮影では「背中を押してもらうことを実感」イベントでは、新CMの放映と撮影秘話も明かされました。菅野さんは自身が出演する新TVCMがお披露目されると、「初めてお目にかかるスタッフの方が多かったのでちょっと緊張してたんですけど、メイクルームでみなさんとおしゃべりしたり、楽しい動画を観たりしながら、緊張を緩めていただきました」と、和やかなムードで撮影できたことを告白。さらに、「メイクすることで前向きになる、背中を押してもらうということを実感」できた撮影だったと振り返りました。菅野さんの透明感あふれる美肌にうっとり!新TVCMは『プレミアムBBクリーム』篇で2021年3月21日(日)から放映予定。ブランドサイトでは『プレミアムBBクリーム』篇とともに、『プレミアムパクト』篇と『わたしは3分、ハッピーのコツ』篇の動画も公開されています。菅野さんの透明感あふれる美肌と爽やかな笑顔に思わずうっとりしてしまう内容になっているので、こちらも要チェックです!CM使用アイテムはこちら!菅野さんも時短メイクとして絶賛していたアイテムをご紹介します。『インテグレート グレイシィ プレミアムBBクリーム』¥1,200(税抜)便利なBBクリームは時間がない朝の強い味方!【商品情報】『インテグレート グレイシィ プレミアムBBクリーム』価格:¥1,200(税抜)色数:2色容量:35gSPF50・PA+++『インテグレート グレイシィ プレミアムパクト』レフィル¥1,600(税抜)/ケース¥800(税抜)ひと塗りですっと伸びて、厚塗り感のないファンデはマスクメイクで重宝するはずです。【商品情報】『インテグレート グレイシィ プレミアムパクト』価格:レフィル¥1,600(税抜)/ケース¥800(税抜)色数:4色容量:8.5gSPF25・PA++菅野さんのハッピー&スマイルな時短メイクはぜひ参考にしたい……!CMからも目が離せませんね。【参考】「グレイシィ」新ミューズに菅野美穂さんが就任菅野流「3分でハッピー&スマイル」な、とっておきのメイク術を披露!「資生堂『グレイシィ』新ミューズオンライン発表会」 開催レポート-PR TIMES©︎株式会社資生堂文/mihoko
2021年03月23日「菅野美穂さんは、部屋着のセンスもすごくよくて、30代、40代の大人が着ても楽しめるデザインだと思います。こんな服を着ているお母さんって理想的です。自分が子どもだったら洋服の借りっことかしたい!」こう話すのは、芸能人がドラマやバラエティ番組で着用した衣装を見つけられるコミュニティサイト「コレカウ」運営会社スタッフで元アパレル勤務の鎌形さん。現在放送中の冬のドラマにはファッションでも注目したい作品もあるそう。そこで、気になるドラマの中から注目のコーデを紹介!■『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系・水曜22時~)【水無瀬 碧役/菅野美穂(43)】・ちょっと冒険したいときにおすすめの、大人が楽しいワンピース。スリッパは実はハイブランドの高級品!・上級者向けの丈長ジャケットは、肩掛けで抜け感を作り、脚長効果のあるハイウエストスカートに合わせるとバランスが◎・ケープ形の襟はトレンドの’90年代デザイン。体のラインが目立たないワンピースはアラフォーの鉄板【水無瀬 空役/浜辺美波(20)】・デザイン性のあるニットはボトムスも茶系を合わせて今年っぽく・刺繍入りのコートはシャープな靴やバッグで大人コーデも可能■『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(テレビ朝日系・土曜23時30分~)【吉丸奈美役/吉瀬美智子(46)】・ゆったりめのスエットも、ハリ感のある素材やジップの入ったデザインでオシャレ度UP・ワンピースの上にボレロがセットのワントーンコーデ。体形をカバーできて楽チン!「普通は適当な服になってしまいがちなのにオシャレを忘れていない。おうちでもこうでありたい!って憧れちゃいます」(鎌形さん)「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月19日女優の菅野美穂と俳優の大森南朋が、キリンビール「キリン グリーンズフリー」の新イメージキャラクターに就任したことが19日、分かった。新CM「ティザー」編、「登場」編、「実感」編は20日から全国で放送される。「ティザー」編は菅野バージョンと大森バージョンがあり、友人に勧めるために一口飲んだときの表情を捉えている。「登場」編では大自然に囲まれる菅野が、「実感」編では自宅でバーベキューを開催する大森が、それぞれのシチュエーションで味わいを堪能する姿を描いた。リニューアルした今回の商品に掛け、菅野に新しく始めたことを聞くと「40代になって、茶道を始めました。60歳くらいになったときに形になっていれば」と明かした。現在はコロナ禍という状況もあり中断しているが「タイミングを見て、丁寧に勉強したい」と展望を語る。茶道には「せっかちなので、落ち着きを教えて頂くという意味でも」と期待も。“落ち着き”は「本当に自分に足りないもの」だという。実際に始めた感想については「お着物を着てお稽古に行く機会もあったり、背筋の伸びるような時間を持てていいなと思ってます」と笑顔で述べた。
2021年02月19日