この漫画は書籍『夫がわたしを忘れる日まで』(著:吉田いらこ)の内容から一部を掲載しています(全19話)。 ■これまでのあらすじドラッグストアで会計せずに店を出ようとし、店員に止められてしまった翔太。実母が見に行ってくれたおかげで事なきを得ましたが、妻の不安は的中してしまいました。そこで、家事を手伝ってくれるのは嬉しいけど、無理をしないで欲しいと翔太に伝えた彩。しかし挽回したいのか「次は大丈夫」と言う翔太。手伝ってくれる気持ちは嬉しいけれど、翔太ががんばると周りが困ってしまうかも…、そう思った彩は、次からはひとりで行かないようにとお願いするのでした。突然、学校から連絡があり飛んでいった彩。陽翔がクラスメイトにケガをさせてしまったようで…。何も知らない彩は「手をあげてはいけない」と怒ります。しかし陽翔に話を聞くと「あいつの父親頭おかしい」と言われて、どうしても許せなかったと話します。陽翔の気持ちがわかり、苦しくなる彩ですが「やったことは悪い」と後で謝罪に行くことに。翔太の異変に気づきかけている陽翔。もうごまかしきれない…と感じた彩は、ちゃんと説明をしなきゃと思うのでした。次回に続く(全19話)「夫がわたしを忘れる日まで」連載は7時更新! 『夫がわたしを忘れる日まで』 著:吉田いらこ(KADOKAWA) 「夫がわたしを忘れる日まで」はこちら 愛する人がどんな姿になっても愛することはできると結婚するときに誓った彩。しかし突然、45歳の夫・翔太が「若年性認知症」と診断されたのでした。幸せな生活が一変し、病状のせいで別人のようになっていく夫。若年性認知症の夫と向かった3年間を描いたお話です。
2024年04月24日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:ちょもす学校の宿題をやらない息子出典:愛カツ小学1年生の息子出典:愛カツ夫に声をかけるが出典:愛カツここでクイズ主人公がお風呂に入っている間何が起きたのでしょうか?ヒント!主人公は夫に激怒しました。[nextpage title="N;NQl0LQemtN-"]ある交渉をしていて出典:愛カツ正解は…正解は「夫と息子が裏で交渉していた」でした。夫に息子の宿題を確認するよう声をかけた主人公。すると入浴後、息子から「チェックしてもらったよ!」と言われます。しかし翌日学校から電話があり、息子が宿題をしていなかったと判明!なんと夫は「一緒に寝てくれるなら…」と息子と口裏合わせをしていたのです。事実を知った主人公は激怒し…。バツとして2人にお皿洗いと風呂掃除の当番を与えたのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年04月21日皆さんは、子育てでの悩みはありますか? 今回は「問題を起こす反抗期の息子」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言問題を起こしてばかり主人公は、中学生の息子の反抗期に悩まされています。息子は学校で何度も問題を起こし、その度に主人公が学校に呼び出されていました。そんななか、夫は体調を崩した義母の様子を見るために義実家に帰ってしまい…。夫がいなくなり、主人公の負担は増える一方です。言い争い中に出典:モナ・リザの戯言ある日、息子がまた学校で問題を起こしたため、主人公が自宅で息子を叱っていると…。言い争いの途中で主人公が突然倒れてしまい、息子は「おい!母さん!」と慌てます。その後、病院に搬送された主人公は「倒れた原因は極度の過労とストレス」と診断され、息子は言葉に詰まるのでした。読者の感想過労とストレスで倒れてしまうなんて、主人公は相当無理していたのでしょうね。このことをきっかけに息子の態度が変わるといいなと思いました。(30代/女性)倒れてしまうほどに、ストレスを抱えていたことに家族が気づけなかったのが悲しいですね。夫も義実家が大変かもしれませんが、これを機に息子も一緒に家族で助け合ってほしいです。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年04月18日大人気マンガシリーズ、エトラちゃんは見た!さんの『息子の担任から衝撃の連絡があり学校へ向かった結果』を紹介します。息子やその友人たちの嫌がらせについて話し合うため、学校に来た主人公。教室に足を踏み入れた瞬間、甘ったるい臭いに咳込んでしまいました。臭いはクラスメイトと、その保護者からしているようで…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:エトラちゃんは見た!#5息子の担任から衝撃の連絡があり学校へ向かった結果出典:エトラちゃんは見た!臭いがきつくて…出典:エトラちゃんは見た!タバコの臭いがひどい…出典:エトラちゃんは見た!制止する担任の先生出典:エトラちゃんは見た!様子を心配して…出典:エトラちゃんは見た!仲間外れにされているという出典:エトラちゃんは見た!何か言いたげ出典:エトラちゃんは見た!押し黙ったまま…出典:エトラちゃんは見た!次回予告出典:エトラちゃんは見た!自分の息子であるクラスメイトが、家に友人を連れてこないことを不思議に思っていたという保護者。そこでクラスメイトが仲間外れにされていることを知ったというのです。主人公たちが黙っていると、保護者は怒り出しますが…。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月18日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言反抗期の息子に向き合わない夫主人公は夫と息子の3人家族です。反抗期の息子が問題を起こし、学校に謝りに行った主人公。息子を叱っても…出典:モナ・リザの戯言主人公が「どうしてこんなことしたの!」と息子を叱っても、息子は反省しようとしません。夫も「いろいろな人に迷惑をかけている自覚はないのか」と息子を叱りますが効果はなく…。息子に「頼んでねえよ!」と言い返された夫はある行動に出ます。問題さあ、ここで問題です。夫はどうしたでしょう?ヒント夫は息子の対応を主人公に押しつけようとします。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「実家に帰った」でした。夫は「もう疲れた」とため息をつき「実家に帰る」と言い出したのです。主人公が「息子が暴れたら、私じゃ止められない」と訴え、夫を止めますが…。夫は聞く耳を持たず「じゃあな」と言って実家に帰ってしまったのです。その後、息子の対応と仕事そして家事を1人でこなし疲弊してしまう主人公。すべてを放置して平気な夫に「いい加減にして!」と思う主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2024年04月14日大人気マンガシリーズ、エトラちゃんは見た!さんの『息子の担任から衝撃の連絡があり学校へ向かった結果』を紹介します。小学生の息子と暮らす会社員の主人公。息子は、町内のお年寄りがタダ同然で開いている空手道場に通っていました。ヤンチャだった息子を大人しくしてくれた空手の先生に、主人公は感謝していて…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:エトラちゃんは見た!#2息子の担任から衝撃の連絡があり学校へ向かった結果出典:エトラちゃんは見た!昔から教えていること出典:エトラちゃんは見た!仲間外れという言葉に…出典:エトラちゃんは見た!怪しい反応出典:エトラちゃんは見た!実は学校では…出典:エトラちゃんは見た!晩ご飯の時間出典:エトラちゃんは見た!1本の電話が…出典:エトラちゃんは見た!担任の先生から出典:エトラちゃんは見た!息子が…!?出典:エトラちゃんは見た!次回予告出典:エトラちゃんは見た!息子には昔から、嫌がらせや仲間外れはしないよう言い聞かせてきた主人公。そんなある日、担任の先生から主人公のもとに電話がありました。担任の先生は、息子がクラスメイトに嫌がらせをしているというのです。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月06日学校から帰ると泣き出した自閉症長男。同級生の女の子とトラブルがあったようで……Upload By taekoある木曜日のことです。学校から帰宅したミミがポロポロと泣き出し、学校で嫌だった出来事を話してくれました。保育園から一緒だった同級生の女の子にフラフープをぶつけられたのだそうで「泣くほど痛かった」と。心配したほかの友達が駆け寄ってきてくれたそうです。また、ほかの場面でもその女の子に「どけ」と言われたそうで、「生きるのつらい。消えちゃいたい……」と涙のミミ。私は自分の小学生時代を思い出し(4年生の女子は強かったな……。そんなこともありそうだな……)と考えたりしつつ、「それは悲しかったね」とミミを抱きしめました。それから、学校から配布される電話相談カードを見せて、「いつでも電話で相談できるよ。電話してみる?」と伝えると、ミミは「どうせ意味ない」と拒否。さらに「そのカード捨てて!」と不機嫌になってしまいました。「先生に電話して何があったか言えるなら、明日学校休んでいいよ」と言っても、ミミは電話しようとはしませんでした。担任の先生への信頼が薄い長男私は、もちろんミミから言われた話をいつも信じるようにしています。ですが、事実かは分からない、とも思っています。担任の先生に私から事実を確認したり相談するか考えましたが、ミミは担任の先生があまり好きではなく、「聞き取れなかったから先生に聞きに行ったのに『一度で覚えろ』って言われた」、「授業中も分からないから手をあげていないのに、指してくるんだよ!」と怒って先生への文句をよく言っています。ですので、「先生に話しても無駄」だと思っているのでしょう(私は「学校はいろんな人がいることを学ぶところだから、合う人・合わない人がいるんだよ」といつも伝えています)。少し迷いましたが、ミミも4年生なので、嫌なことがあってもそれに自分で対応することも必要でしょう。また嫌なことがあったらきっと話してくれるはず、次なにかあったらまた考えようと思い、私は、私から先生には伝えず、見守ることにしました。渋りながらも学校へ行ったけれど、学校は大丈夫かな……翌日の金曜日、ミミは渋りながらも学校へ行くことはできました。なんとか登校してくれたけれど大丈夫かな、またあの女の子ともめていないかな……と心配していたのですが、1日学校で過ごし帰宅したミミは、インターネットである曲を検索してノリノリで聞いています。「学校のお友達に聞いたんだ!」と嬉しそうなので、私がその歌の歌詞をプリントして渡すと覚えて楽しんでいました。そのあとの土日は休みだったので、ミミは自分で好きなことをやっていました。歌を歌う、ペットの猫と遊ぶ、叔父さんからもらった図書カードで好きなマンガを買って読破!この充実した休日でよく気分転換もできたし、元気も蓄えられたのでしょう。週明けの月曜はスムーズに登校できました。Upload By taekoいつのまにか自分で切り替えられるようになったんだねUpload By taeko月曜日、学校から帰宅すると「今日は少しだけ楽しかった」と学校のことを話してくれました。例の女の子とはどうなったんだろうと思いつつも、あえて私からは触れませんでした。それから1週間後、ミミとの会話の中でその女の子の名前がでたので、「そういえばあれからどうなった?」と聞きました。すると物を投げられたりはなく、言葉で言い合っているようです。それを話す時のミミの様子は明るくて、怒っている様子は皆無。よかった!先週の木曜日のことからミミは自分で切り替えることができたんだ!と安心しました。1年生の時だったら考えられないことです。すごく成長したんだなと思いました。私は、笑顔で「言い返したんだ~」と明るく相槌をうちました。これから、嫌なことを自分だけで消化することが増えるかもしれないけれど、嫌なことがあったら一人で抱え込まないで私に言ってね、なにかあったら助けるからね。話してくれてありがとう。執筆/taeko(監修:鈴木先生より)今の日本の教育では、学校や担任の教師の神経発達症に対する理解の乏しさが問題となっています。各市町村の教育委員会や医師会の学校医委員会などで現場の先生方と定期的に神経発達症に関する勉強会ができればいいのですが、教育現場の多忙さなどもあり、なかなか実現が難しいのが現状です。本人から親御さんへ学校の出来事を話すのが困難な場合は、連絡帳を通して伝えてあげればいいのですが、神経発達症に対する理解が乏しい担任の教師だとなかなかそれができていないことが多いのです。校長先生や支援の先生など誰か一人でも子どもに耳を傾けて聴いてくれる先生がいればいいのです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年04月06日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言反抗期の息子に向き合わない夫主人公は反抗期の息子に悩まされています。ある日、学校で暴れてドアを壊した息子。両親そろって「申し訳ございません!」と学校に謝罪しに行きました。そして息子を叱りますが「説教は聞き飽きた!」と叫ぶだけ。夫が「いいかげんにしろ」と言っても息子は聞く耳をもちません。叱っても…出典:モナ・リザの戯言言うことを聞かない反抗期の息子にうんざりしてしまう主人公。夫も「もう疲れた」とため息をつきます。その後、夫は衝撃の言葉を放ちました。問題さあ、ここで問題です。夫はなんと言ったでしょう?ヒント夫は息子と向き合う気がないようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「実家に帰る」でした。数日後、夫は「母さんが体調を崩した」と言って実家に帰ってしまいました。主人公が「今父親に抜けられたら困る」と訴えても聞いてくれません。息子の対応を丸投げする夫に困惑する主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2024年03月22日元タレントで現在はクリエーターとして活動するおかもとまりが2月29日に自身のアメブロを更新。息子が夫に告白してくれた学校のことについてつづった。この日、おかもとは「【転校】夫に告白してくれたこと」というタイトルでブログを更新し「昨日も寝かしつけ確認しました!気になっちゃうんだよね」とLINEのスクリーンショットとともに説明。「朝教えてくれた話」と述べ、息子が夫に対し「学校つまらない、あと2回寝たら自由な土日だ~って話していたみたい」と明かした。続けて、夫が理由を尋ねると「休み時間、折り紙している子が多いから」と返答があったことを説明。「たぶん息子は外で遊びたいんだよね」と推測し「群馬の小学校の倍以上の人数だから、校庭の使用も分けているみたいだし、仕方がない」とつづった。また「夫は“時間が解決させるでしょ”と言ってくれますが」と明かしつつ「なんか申し訳ない気持ちになっちゃいます」とコメント。「夫に結構話してくれるんだなぁ。と思った」といい「息子にとったら、夫の方が話しやすいこともあるんだと思う。なので、定期的に話聞いてもらおう」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月01日この漫画は書籍『すべては子どものためだと思ってた』(著者:しろやぎ秋吾)の内容から一部を掲載しています(全16話)。 ■これまでのあらすじ未熟児で生まれてきた息子・こうた。母・くるみは、こうたは特別じゃなくても立派じゃなくてもいい、健康で幸せに生きて、この世に存在してくれるだけでいいのだとのだと思っていました。生まれて間もない息子と対面したとき、そう願っていたはずなのですが…。学校で体調を崩してしまったこうたを早退させることにしたくるみ。帰り際クラスメイトから「プールで勝負しようって言ったのに」とこうたが帰ってしまうことを残念がる声が。しかし、中には「こうたにはできない」「こうたに何かあったら怒られる」と話すクラスメイトも。体の弱いこうたに無理をさせてはいけない、という縛りのせいで、「こうたにはできない」と決めつけられてしまっていたのでした。次回に続く(全16話)「すべては子どものためだと思ってた」連載は7時更新! 『すべては子どものためだと思ってた』 著者:しろやぎ秋吾(KADOKAWA) 「すべては子どものためだと思ってた」はこちら 未熟児で生まれた長男・こうたは、体が弱く大人しい性格。小学校内のクラスメイトからこうたが下に見られがちであることを知ってた母・くるみは、こうたに普通の生活を手に入れて欲しいという思いから中学受験を決意しますが、その決断が後に家庭を犠牲にしてしまうことになるとは思ってもいなかったのでした。
2024年03月01日皆さんは、家族との関係に悩んだ経験はありますか? 今回は「反抗期の息子に振り回される母」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言息子が反抗期で…反抗期の息子に頭を悩ませていた主人公。何度も学校に呼び出され、夫と疲弊していました。しかし夫はそんな状況から逃げ出すように「母さんの体調が悪いから」と言って、義実家へ行ってしまいます。そしてほとんど家には帰ってこなくなり、主人公は1人で息子の世話をするようになりました。ある日も息子がケンカをしたため、学校に呼び出され…。懸命に謝罪出典:モナ・リザの戯言仕事と家事と息子の対応に追われ、疲弊していく主人公。そしてある日、ついに倒れてしまったのです。息子は「おい!母さん!」と慌て、主人公は救急搬送されました。その後、医者から「お母さんは過労とストレスが原因で倒れました」と言われ…。それを聞いた息子は「…っ」と反省するのでした。読者の感想家庭内が大変な状況なのに、主人公を放置して逃げ出した夫にガッカリしました。しかし主人公が倒れたことで息子が反省してくれて、本当によかったですね。(30代/女性)反抗期の息子がいると大変ですよね。逃げるようにして義実家に行ってしまった夫には呆れてしまいました。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年02月20日皆さんは、家族の関係に悩んだ経験はありますか? 今回は「反抗期の息子と無責任な夫」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言反抗期の息子に疲弊…夫と中学生の息子と暮らす主人公。息子は反抗期真っ只中で、学校や周りの人に迷惑をかけていました。そんな状況に、疲弊した主人公夫婦は…。ため息…出典:モナ・リザの戯言「もう疲れた…」と、夫はため息をつきます。しかしそんな状況のなか、夫は「母さんの体調が悪いから」と言ってしばらくは義実家で暮らすと言い出しました。主人公は「無責任なこと言わないで!いい加減にして」と激怒するのですが、夫は無視して出ていってしまいます。するとその後、1人で家事と子育て、仕事をこなしていた主人公は、倒れてしまったのでした…。読者の感想お母さんの体調も心配ですが、主人公を無視して出て行ってしまう夫に呆れました…。主人公が無事なことを祈ります。(20代/女性)大変なことが重なりつらかっただろうなと思いました…。話し合いが必要ですね。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年02月17日皆さんは、家族に嘘をつかれていた経験はありますか? 今回は「義実家から帰ってこない夫」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言息子の子育て夫と中学生の息子の3人で暮らしている主人公。学校で問題ばかり起こす息子の子育てに悩んでいました。そんな中、夫が体調を崩した義母の様子を見ると言って、義実家に帰ってしまいます。仕事をしながら1人で問題を起こした息子の対応をしていた主人公。無理をした結果、ある日突然倒れて入院することになってしまいました。主人公が倒れたことを心配した息子は、父に事情を説明して「帰ってきてよ」とお願いします。しかし父は「そうは言ってもなあ」と、義母の体調を理由に一向に帰る様子がありません。そこで息子は、父を説得するために義実家に向かうことにします。すると義実家にいたヘルパーから、義母はいつも元気なことを伝えられ…。全部報告する出典:モナ・リザの戯言父が嘘をついていたことを知った息子は大激怒。父に「全部母さんに報告する」と言い渡しました。息子の言葉に、父は「それだけは勘弁してくれ!」と慌てるのでした。読者の感想息子から助けを求める電話が来たにもかかわらず、嘘をつき続けて帰ろうとしなかった夫に呆れました。真実を知った息子が激怒するのも無理はないと思います。(30代/女性)問題ばかり起こしても、倒れた主人公の心配をした息子が動いてくれてよかったですね。逃げるようにして義実家に行ってしまった父には呆れてしまいます。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年02月16日皆さんは、子育てでの悩みはありますか? 今回は「問題を起こす反抗期の息子」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言問題を起こしてばかり中学生の息子の反抗期に悩まされている主人公。息子は学校で何度も問題を起こし、その度に主人公が学校に呼び出されていました。そんななか、夫は体調を崩した義母の様子を見るために義実家に帰ってしまいます。夫がいなくなり、主人公の負担は増える一方。そしてある日、主人公は自宅で息子と言い争っているときに突然倒れてしまいます。医者の診断は出典:モナ・リザの戯言病院で目を覚ました主人公。すると付き添ってくれていた息子が「先生呼んでくる」と医者を呼んできました。「お母さんは…」と切り出した医者によると、主人公が倒れた原因は極度のストレスと言います。「心当たりは?」と聞かれた息子は「…っ」と絶句するのでした。読者の感想主人公は体力的にも精神的にも限界だったようですね…。この出来事をきっかけに息子がこれまでの行動を改めてくれるといいなと思いました。(20代/女性)子どもの反抗期は、どうしても親の負担が増えストレスが溜まると思います。夫婦で協力できたらいいのですが、主人公の夫にはもう少し家庭のことも考えてほしかったですね。(50代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年02月09日小学校が大好きで毎日楽しそうに通っていた息子。しかし小学3年生の冬休み後、急に「学校へ行きたくない」と言いだします。はじめは休み明けで気がのらないだけだと思っていた私ですが、ある日ずる休みをするまでに……。心配した私は夫に相談。夫が息子に話を聞くと、学校に行きたくない理由が明らかになったのです。 息子が学校に行きたがらない理由 小学3年生の息子は学校が大好き。毎日下校後に学校であったことを楽しそうに話してくれます。 しかし3年生の冬休み後、急に「学校に行きたくない」と言い出しました。休み感覚が抜けていないだけだと思った私は「なまけないで、ちゃんと行きなさい」と無理矢理送り出すことに。 このやりとりが数日続いたある日の朝、とうとう「絶対行かない!」と学校をずる休み。学校で何かあったのではと心配になった私は、仕事から帰宅した夫にこのことを相談。夫は「俺からちょっと聞いてみるよ」と言い、息子と2人でお風呂に入っていきました。お風呂からあがった夫に話を聞いてみると、保育園時代からずっと仲良しのAくんとケンカをしてしまい、まだ仲直りができていないとのこと。息子は謝り方がわからないと言っていたそうです。夫が「ごめんねって、ひと言伝えるだけでも良いんだよ」と教えると、謝る勇気が湧いて学校へ行く気になったようでした。 次の日、学校から帰宅した息子が「ちゃんと謝れた! 昼休みにAくんと一緒にサッカーして遊んだ!」と、とてもうれしそうに話してくれました。それ以降、息子はまた楽しそうに学校へ通っています。私は、「学校に行きたくない」と最初に言っていたときに、きちんと話を聞いてあげればよかったと後悔。学校のことに限らず、もっと息子と向き合い、寄り添うべきだと学んだ出来事でした。 作画/mosu著者:杉本加奈
2024年02月08日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言【漫画】息子に限界を感じた結果主人公には夫と中学生の息子がいます。学校で次々に問題を起こす反抗期の息子に手を焼いていました。息子の教育について悩んだ主人公は夫に相談するのですが…。「自由にさせよう」とどこか他人事の夫。さらに夫は「義母の体調が悪いから」と実家に帰ってしまったのです。そんな中、またしても息子は問題を起こし、学校へ謝罪に向かいます。帰宅後、息子と話し合おうとする主人公。しかし息子は全然言うことを聞いてくれません。取り合わない息子出典:モナ・リザの戯言息子の態度に主人公は限界を感じていました。この後、ある事件が起きてしまいます。問題さあ、ここで問題です。問題児の息子の面倒をほぼ1人で見ていた主人公。言うことを聞かない息子に限界を感じており…。そんなときに起きた衝撃の事件とは?ヒント主人公はかなりの心労を感じてしまっていたようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「突然倒れた」でした。言い合いに発展し、家を出ていこうとした息子。するとストレスが限界に達し、突然倒れてしまう主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2024年02月07日皆さんは、家族に手を焼いた経験はありますか? 今回は「反抗期の息子に戸惑う母親」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言反抗期の息子に…反抗期の息子に悩まされてながら働いている主人公。息子が暴力を振るうことも増え、学校からの呼び出しが後を絶たなくなっていました。そんな中、夫は逃げるように実家に入り浸ってしまいます。すべてを1人で抱えなくてはならず、限界がきていた主人公。ある日、息子との言い合いの最中に倒れてしまったのです。主人公が倒れた!?出典:モナ・リザの戯言「母さん!」という息子の呼びかけに応じることもできず、意識を失ってしまった主人公。救急搬送された主人公は目を覚ますと病院にいて仰天。お医者さんからは日ごろのストレスによるものと言われたのでした。読者の感想こんなにたくさんのストレスを抱え込んだら倒れてしまうのも頷けます。これを機に、息子には改心してほしいと思いました。(20代/女性)肝心な時に支えにならない夫にビックリしました。これを機に息子は迷惑をかけなくなるといいのですが…。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年01月30日元タレントで現在はクリエーターとして活動するおかもとまりが15日に自身のアメブロを更新。息子が学校に行きたくない理由を明かした。この日、おかもとは息子について「朝ごはん食べながら、初めて、『学校行きたくない・・・』と言いました」と告白。「聞いたら、つまらないからとのこと」と息子が学校に行きたくない理由を説明し「『前の学校みたいに友達もまだ少ないし、寂しいよね』って話を聞きました」とつづった。続けて「休み時間、楽しそうに遊んでいる子たちに頑張って、一緒に遊ぼうって声掛けてみようか!」と提案したことを明かしつつ「出来ない」と返答があったといい「学校は休みたくないから頑張って行く、とは言っていたので、帰宅したらマリカとスイカゲーム対決しようねって約束しました」と報告した。また「まだ転入して2週目だからね」と述べ「パパもママも味方だし、家族だから、辛い時は恥ずかしいと思わず、辛いって言ってね、と話しました」と説明。最後に「放課後どうかな・・・」と心配そうにつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「心配ですね」「不安ですよね」「楽しい学校生活を送れますように」などのコメントが寄せられている。
2024年01月16日ある日、小学1年生の息子が号泣しながら帰宅。上級生の男の子とトラブルになってしまったようです。はじめは、子ども同士のよくあるケンカだと思ったのですが、普段とは比べものにならないほど大泣きする息子の様子に異変を感じたので、詳しく話を聞いてみると……。 子どもが上級生とケンカ?号泣のワケ ある日、小学1年生の息子が泣いて帰宅しました。息子に話を聞くと、帰宅途中に突然、前にいた上級生Bくんが近づいてきて殴ろうとしてきたと言うのです。近くにいた先生がすぐに気づいて止めに入ってくれたそうですが、私はその話を聞いて、すぐ学校へ連絡をします。 子どもたちを集めて話を聞いてみると、どうやら息子が帰宅中、後ろから来た上級生Aくんとぶつかったことがきっかけでした。上級生Aくんは急に立ち止まった息子に注意したあとに、上級生Bくんと合流。この経緯を聞いた上級生Bくんが、代わりに息子へ殴りかかろうとしたそう。息子は注意されたことには気づいておらず、急に暴言を吐いた上級生Bくんから殴られそうになったと感じていたようです。 学校での話し合いの結果、双方が謝罪し和解しました。上級生Bくんの言動は決して良くありませんが、友だちを思うあまりの行動だったのでしょう。その後、上級生Bくんと息子は仲良くなって、学校で顔を合わせると話したり遊んだりしているそうです。 作画/Pappayappa著者:さとうきみ
2024年01月09日息子が小学校4年生のとき、10歳を祝うハーフ成人式が行われました。そこで息子からもらった手紙にショックを受けた私。7人兄弟の3番目の息子が、母である私に伝えてきた気持ちとは? 息子からの言葉で、私が息子との関わり方を考え直した話です。 「知らなかった…」息子の本音がつづられた手紙 息子が通う小学校では、4年生になったお祝いに「ハーフ成人式」が行われます。ハーフ成人式には親も招かれ、子どもたちから親への感謝の手紙が渡される予定です。息子の姉2人が書いたハーフ成人式の手紙は、感謝の言葉でいっぱいでした。しかし、息子の手紙には「もっと俺の話を聞いてほしい」という内容が書かれていたのです。 私は息子に「ずっとそう思っていたの?」と聞くと、「弟が生まれて、お母さんはいつも俺の話を聞いてくれなかった」と少し気まずそうに話してくれました。息子が小学校に入学した3日後に弟が誕生したのですが、私は育児に手いっぱいで、息子と向き合う時間を作れていなかったのだと思います。息子は小学校生活を送りながら、母親がそばにいない不安を経験していたのです。 私は息子に「ごめんね」と謝ると、息子は「今度からはちゃんと俺の話聞いてね!」と少し照れているような、怒っているような……複雑な表情をしながら答えました。 ハーフ成人式で息子からもらった手紙は、息子との関わりを見直すきっかけに。忙しくても子どもたちの話はきちんと聞く! と心に決め、今では同時にしゃべる子どもたちの話に、まるで聖徳太子にでもなったかのように耳を傾けている私がいます。さらに、息子と2人だけの時間も大切にしたいと思った出来事です。 作画/yacco著者:つじぐちまき
2024年01月08日皆さんは、家族のことを心配した経験はありますか?今回は「学校が終わっても帰ってこない息子」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!息子が帰ってこない小学校に通う、双子の息子と娘と暮らしていた主人公。ある日、一緒に晩ご飯を作ろうと思い2人の帰りを待っていました。しかし学校が終わっても、息子が帰ってきません。「今日は遅いわね」と心配しながら息子を待ちますが、帰ってくる気配はなく…。「どうしたのかしら」と不安を感じる主人公でした。日が暮れたころ、主人公が玄関の扉の前で待っていると…。やっと帰宅して…出典:エトラちゃんは見た!夜になって「ただいま…」と帰宅した息子に「大丈夫!?」と駆け寄った主人公。なんと息子は泥だらけになって帰宅したのです。そんな息子の姿を見て、主人公は言葉を失ったのでした。読者の感想子どもがいつもの時間に帰ってこないと、不安になってしまいますよね。泥だらけになってはいましたが、息子が無事に帰ってきてよかったです。(30代/女性)小学生の息子が夜まで帰宅しないなんて、心配になってしまいますね…。無事でなによりですが、不安を感じながら待っている時間は恐怖を感じてしまいそうです。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2024年01月07日私には小学5年生の息子がいます。ある日突然学校に行かなくなり、どうやら嫌がらせをされていることがわかったのですが……。息子の担任は私の幼なじみです。理由も言わず、学校に行かなくなった息子を心配して、私は彼にそれとなく事情を聞くことに……。状況を把握するためしばらく様子を見てみると言う幼なじみの言葉に、私はすこし安心しました。しかしその後、信じられない現実と向き合うことになったのです。 不登校の原因は幼なじみの担任!?結論から言うと、息子を孤立させていたのは私の幼なじみである担任でした。問い詰めると、そんなことをする教師はいないと反論してきました。しかし私には心当たりがあり……。 じつは彼、10年以上前に私にプロポーズしてきたんです。でも私はその申し出を断り、今の夫と結婚。もう昔のことなので、子どもの担任として再会したときにも気にしていませんでした。 ですが、彼のほうは断られたことを根に持っており、久しぶりに会ったことで怒りや恨みが再燃。私ではなく息子に矛先が向いたようです。息子に私のことを悪く言ったり、クラスメイトに圧力をかけて息子との会話を禁止したりしたようです。 人としてどうなのかと詰め寄ると、薄笑いを浮かべて「子どもの言うことを信用するのか」 と詰め寄ってきて……。「証拠はあるのか」 とも言ってきましたが、私が息子を信じることに証拠の有無は関係ありません。 それを知った彼は安心したらしく、とんでもないことを言い出したのです。「俺の叔父、教育委員会にいるからな!」「もみ消してくれんだよw」私は彼の言葉に呆れてしまい……。でも彼は肝心なことを知りませんでした。「偶然ね、私の義父もいるのよ」 証拠が見つかり、幼なじみの彼は…義父は教育委員会でも偉い立場です。その事実を知ったとき、彼は焦り始めました。そして、私が彼の暴言を録音したデータを持っていると伝えると、また鼻で笑いました。 携帯電話や録音機器は校則で禁止されているため、そんなことはありえないと言うのです。しかしそれは実在しました。怒られるかもしれないとわかっていても、息子を助けたいと必死に録音してくれた子がいたのです。 悪事が明るみに出たことで、担任である幼なじみは処分されることになりました。最後になって、自分と人生をやり直さないかと言い出したときにはもう何と返したらいいか……。なにせ私、彼とはお付き合いをしたことがないのです。すべては彼の妄想のなかにあるようです。 周りの人たちの協力に感謝!私が担任を怪しみ始めたのは、休んでいる息子の様子を見に来たときでした。あのとき息子の情緒が急に不安定になったのです。しかもそのすぐ後に、同じクラスのお母さんから担任の嫌がらせを聞き、主犯が彼だと確信しました。 その後、私はクラスのお友だちや親御さんに協力してもらい、証拠集めに奔走しましたが、なかなか証拠を手にできませんでした。ですが、ひとりの女の子が担任の悪事の証拠を音声で録ってくれたのです。おかげで私は学校と教育委員会に報告ができ、幼なじみは処分されることになりました。 この一件が落ち着いた後、息子はまた学校に通い出しました。幼なじみの逆恨みを心配しましたが、今のところ問題なく登校しています。送迎は欠かせませんが、お友だちやその親御さん、学校の先生方の協力があり、ここまでやってこられました。とても感謝しています。 ◇ ◇ ◇ ほとんどの先生は生徒のことを第一に考えていると思いますが、担任の卑劣な行為は許せませんね。親のほうは子どものSOSに気づけるよう、ふだんから心がけを大切にしたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月28日息子の困った行動と、ある日の夕方の出来事Upload By べっこうあめアマミある日の夕方のことです。その日は子どもたちが持ち帰った汚れ物が大量で、私は大量の汚れ物の予洗いをしていました。すると、居間から娘が私を呼ぶ声がしたので急いで見に行くと、居間は大惨事となっていたのです。息子には感覚刺激を求めて遊ぶくせがあり、私が居間に駆けつけた時も、ちょうど夢中になって遊んでいるところでした。この行動自体は息子の自己刺激の一種で、日頃からよくあることではありました。しかし、その日は帰ってから息子がなかなか玄関から動かないなど、いろいろと続いており、さらに、疲労に加え体調不良もあって頭が全く回らない状態だった私。思わずカッとなって、息子にひどい叱り方をしてしまったのです。自分の育児に自信がなくなって……あふれる涙息子を激しく叱って泣かせてしまうと、過去のいろんな出来事や今の自分の状況が頭を巡り、私も涙がとめどなくこぼれました。自分がこれまでしてきたことは正しかったのか……何も現状が変わっていないように思えて、虚しく思えたのです。そして同時に、自分があまりにいっぱいいっぱいであることにも気がつきました。夫の帰りはいつも深夜が当たり前で、私の実家は遠方です。ワンオペ育児の疲労からか、頻繁に吐き気や頭痛に襲われる状態で、さらに自分自身の持病の不安も加わり、精神的にも不安定でした。相談しようと思えばできる人がいたと思うのですが、自分の弱さをさらけ出す勇気が出ず、誰にも言えない悩みやつらさだらけで、 追い詰められていました。次の日の朝、息子の反応はUpload By べっこうあめアマミ次の日の朝、ひどい頭痛で起きられずにいると、夫が息子の支度をすべて完了してくれていました。私は昨夜のことが気まずくて、息子にどう接していいか分からずにいました。すると息子は、家を出る時に私にぺこっと頭を下げ、手を挙げて「いってきます」のポーズをしてくれたのです。その姿に、激しい罪悪感に苛まれていた私は、勝手ながら少し救われた気がしました。息子は話すことができず、本心を知ることはできませんが、いつも通りの一日を始めることができました。ただ、また夕方が近づいてくると、息子にどう接していいのか不安になると共に、また昨日のようなことが起きないかと不安がどんどんふくれあがっていきました。息子の担任の先生に電話、先生の言葉に救われてUpload By べっこうあめアマミ夕方、私は散々迷ったあげく、昨日の出来事を誰かに話さなくてはならないような気がして、息子の学校の担任の先生に電話をしました。その日の息子の様子が気になって、このまま息子と顔を合わせるのが怖かったからというのもあります。電話口に先生が出ると、何から話していいか分からなくなりましたが、最近あったことをポツポツと話し始めました。先生はその話に一緒に驚き、共感してくれました。孤独感を強く抱いていた私でしたが、先生とは一番近い感覚で、息子の現状を共有し合えている気がしました。先生こそが、息子に対して私と一番近い認識を持ってくれている相手だと確信したのです。そして、話の流れから昨日の出来事を話しました。先生は私の話を聞いて、まず、「話してくれてうれしい」と言ってくれました。「お母さんが話してくれたから、助けようとすることができる、だから話してくれる存在になれたことがうれしいんです」と。続けて「親だってそうなってしまうことはある」と、気持ちに寄り添ってくれました。私のことを一切責めず、否定せず、共感し、労わってくれたのです。「すでにお母さんはこの電話をするまで、いっぱい反省したと思う。この電話をかけることもすごく勇気がいったと思う。だから、もう昨日起きてしまったことは、難しいかもしれないけど一旦考えないようにしましょう。もう自分を責めないで。」先生の言葉に、私は涙が止まらなくなりました。特別支援学校は、特別な支援を必要とする子どもだけを支援する場ではないUpload By べっこうあめアマミ先生は、息子の気持ちについても言及してくれました。今朝の出かける時の反応がすべてだと思うと。「気にしてないよ、大丈夫だよ」ということだと思うと。たぶん、何を言ってもやってもヘラヘラしているように見えるのは、息子本人もなんで怒られているのか分かっていないからで、まだ理解が難しいんだと思うとも話してくれました。そしてその上で、学校でどんな対策をしているかなども教えてくれました。先生は、こうも言ってくれました。「特別支援学校は、特別な支援を必要とする子どものためだけに支援をする場ではないと思っています。そうしたお子さんのご家族の支援もしていきたいから、これからも、何かあったらどんどん電話してほしいし、連絡帳にも書いてほしい。夜も寝られず悩むことがあったら、長文の手紙にして連絡帳に挟んでくれてもいい。学校に話しに来てくれてもいい。だから、いっぱい話しましょう。」そして、「お母さんって本当にすごいと思います、だって朝から夜寝るまで、ずっとですもんね」と言ってくれました。先生は、家で障害児をみる親の大変さを理解してくれていたのです。その上で、息子だけでなく、私や家族も支援したいと言ってくれました。学校は子どものためのもの、担任の先生は息子の担任であって、あまりご迷惑をかけてはいけないと思っていましたが、このときの先生の言葉に、私は心底救われたのです。私が欲しかった言葉をくれた先生、息子だけでなく、私にとっても頼れる存在娘のお迎えの時間がせまっていて、さらに泣きすぎてうまく受け答えができずにグズグズな情けない姿をさらしてしまいましたが、先生と話したことで、私の気持ちは落ち着きました。先生は、私が欲しい言葉を全てくれた気がしました。こうして私は、先生と話したおかげで、ずっと落ち込んでいた気持ちがすっきりし、「いつもの自分」で子どもたちのお迎えに出発することができたのです。次の日、なんとまた先生が電話をくれました。私の様子を心配しての電話でした。「何かあったら積み重なる前に、どんどん相談してください」と、また心強い言葉を言ってくれたのです。先生との電話を終えて連絡帳を見ると、そこにも心遣いのメッセージがありました。「迷うこと、不安になること、ママにしか分からないことがあっても、絶対に一緒に戦います。味方はいっぱいいます、頼ってください。」先生からの一つひとつの言葉に支えられて、今の私がいます。息子だけでなく、親である私のケアまでしてくれて、明日への力をくれる、そんな特別支援学校って最強だなと感じた思い出です。執筆/べっこうあめアマミ(監修:初川先生より)担任の先生の言葉に救われたエピソードのシェアをありがとうございます。特別支援学校だからこそ障害についての理解や障害のあるお子さんを育てる大変さをよくご存知で、少人数で支援が行き届きやすいといった側面はありますが、おそらく読者の方の中には、特別支援学級や通級指導教室、通常学級であっても担任の先生の言葉に救われたことに思い当たる節のある方もいらっしゃるかもしれませんね。家庭と学校はお子さんが長く過ごす場です。お子さんの難しさやずっと一緒にいることでそばにいる大人にかかる負担など、先生方と保護者の方とでは共有できるものがたくさんあります。アマミさんはずっとこれまで親だから自分で頑張らなければ、担任の先生は子にとっての先生であって自分が頼る相手ではないとかなりご自身を律してこられたのだな、とこのエピソードを読んで思いました。ただ、どんな人にも気持ちやコンディションはあって、いつもいつも頑張れるわけではないです。そして、お子さんに障害などの難しさがあったらなおのこと、負荷がかかっている面があるのも当然だろうと感じます。保護者の方がいっぱいいっぱいになられた際に、弱音を吐いたり、つらいと言えたりする相手や場があるといいなと心から思います。アマミさんのように担任の先生がそのお相手となることもありますし、場合によっては養護の先生や特別支援コーディネーターの先生であることもあるかもしれません。スクールカウンセラーや地域の子育て相談窓口がそこを担うこともあると思います。「何かあったら積み重なる前に」「相談してほしい」と思っている支援者は探してみると近くにいるのではと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年12月23日皆さんは、家族のことが心配になった経験はありますか?今回は「帰ってこない息子」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!日が暮れて…双子である小学生の娘と息子と暮らしている主人公。ある日、一緒に晩ご飯を作ろうと思っていたのですが息子がなかなか帰ってきません。学校は終わったはずなのに、帰ってこない息子に違和感を抱く主人公。不安になりながらも待っていると、日が暮れたころに息子がやっと帰宅して…。思わぬ姿で…出典:エトラちゃんは見た!帰宅した息子は、なんと泥だらけになっていました。心配していた主人公は「怪我してない!?大丈夫!?」と息子を抱きしめます。実は息子は、大切なお守りをなくしたと言う年下の女の子を助けるために、一緒にお守りを探していて泥だらけになってしまったのです。主人公が心配してくれていたことがわかった息子は「ごめんなさい…」と謝罪するのでした。読者の感想子どもがいつも通りの時間に帰ってこないと、とても不安になりますよね。頭ごなしに責めず抱きしめた主人公は、素敵な母親だと感じました。(30代/女性)なかなか帰ってこない息子が、泥だらけで帰ってきたらゾッとしてしまいますね。主人公も息子も家族思いなことが伝わり、お互いの優しさに感動しました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年12月18日息子が小学1年生になり、下校時間になると学校の近くへ迎えに行っていました。そのときの息子の行動にびっくりしてしまい……。 下校時に迎えに行ったところ…小学1年生になった息子。下校時はひとりで帰ってくるので、最初は私が学校の近くまで迎えに行っていました。 ある日のこと。信号の向こうで、お便りのような紙を手に持っている息子が見えました。赤信号を待っているとき、紙を落とした息子。その瞬間、風で飛ばされるお便りを追いかけ、車道に向かって走り出したのです。 そこは交通量の多い道路で、車もビュンビュン走る場所。ハッとしましたが、赤信号で私が向こうに行くことができず、大声を出したとしても声が届かない距離。心臓が飛び出そうになりましたが、車道に出るギリギリのところで、息子はその紙を拾いました。 ただ運がよかったとしか思えず。息子には物より命が大事だから、絶対に追いかけて取りに行かないようにと話しました。 ◇ ◇ ◇ 小さな子どもはまだ視野が狭いことも多く、それが事故につながってしまうことも。命に関わる危険なことはしっかり話しておきたいですね。 作画/森田家著者:尾中ぽこ
2023年12月05日家庭の事情が原因で、学校や職場でトラブルに繋がってしまう事もあるようです……。今回は、MOREDOORのオリジナル創作漫画『言われた側は覚えている』よりワンシーンをお届けします。弟が泣き出し……?誰しも何かしらの事情を抱えて生活しているもの。しかし、何気ない一言で傷つくこともあります。今回は姉と弟、そしてシングルマザーの3人で暮らす家族のお話です。いじめられていた……弟がいじめられた理由は?“父親がいない”から!弟は、‟父親がいない”という理由で、学校でいじめを受けていました。そしてその事情を聞いた姉や母親までも涙を流し……。この漫画に読者は『子ども同士はストレートに言葉を投げかけ合いがちなのはわかっていても、息子を見て親としての責任を感じると思いました。』『ユウマくんが自分自身の気持ちを正直に打ち明けた事が重要だと思いました。その事から家族の絆が深まっているなと感じました。』『離婚のことで虐められるのは親としてはすごく辛いですね。』など、実にさまざまな意見が集まりました。家庭の事情で責められる必要はない家庭にはさまざまな事情があるもの。しかしそれを勝手に持ち出して、からかったり、いじめの材料として使うのは絶対にダメですよね。今回の弟は、父親がいないことをきっかけに同級生にいじめられ、傷ついていたようです……。もし、あなたや周囲に同じように誰かの言葉で深く傷ついている人がいたら……、あなたならどうしますか?※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月25日皆さんは、子どもが学校で怪我をしたことはありますか?今回は、子どもの怪我のことでママ友とトラブルになったエピソードを紹介します。イラスト:まひろ小学校から連絡が…本当は…相手の親から…その内容に…子どもが押されて怪我をしてしまい、その後の対応でモヤモヤしてしまった主人公。相手のことを考えた誠意ある行動をできるようにしたいですね。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年11月18日ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくん。4月に入学してからすぐ、「学校に行きたくないよぉ」と登校しぶりが始まりました。小さなころから常同行動や強いこだわりなどがあり、集団の中で順番や列を覚えるのが苦手だったまっちくん。発達検査を受けたものの、診断名はつかず、「年齢とともに緩和してくることもあるので、様子を見ましょう」とのこと。悩みを解決する糸口が見つかればいいなと期待していたねこじまさんは、悶々としてしまいます。結局あまり登校できないまま1学期が終了。あっという間に夏休みが終わり、2学期が始まりました。2学期が始まると、まっちくんの登校しぶりはますますひどくなってしまいます。そんな中、予約していた大学病院の心理発達科を再び受診し、医師に悩みを相談したところ、「お母さんじゃなくて、本人の困りごとは?」「慣れたらまた変わってくるでしょう」と言われてしまいました。 診断名もつかず、言われることはいつも同じ……。受診する意味がわからなくなってしまい、つらい気持ちになったねこじまさんは、もうこの病院へ訪れることをやめる決断するのでした。 そして、10月ごろのある朝……。 どうしてこんな日に限って…! その日は、下の子のための保健センターの1歳児教室の日でした。保健士さんに個別相談ができる日だったので、どうしても参加したかったそう。 前日からまっちくんには説明していたものの、当日、結局登校しぶりになってしまい、まったく予定通りに事が運ばず、ねこじまさんは焦ってしまうのでした。 子育ては予測不可能な事態の連続。時間がないときに限って予想外なことが重なり、うまくいかないことってありますよね。いつもなら待てることでも、日頃の「勘弁してよ……」という思いが積み重なり、思わず涙が出そうになってしまうことも。ねこじまさんの言動に共感できる方も多いのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2023年11月10日ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくん。4月に入学してからすぐ、「学校に行きたくないよぉ」と登校しぶりが始まりました。小さなころから常同行動や強いこだわりなどがあり、集団の中で順番や列を覚えるのが苦手だったまっちくん。発達検査を受けたものの、診断名はつかず、「年齢とともに緩和してくることもあるので、様子を見ましょう」とのこと。悩みを解決する糸口が見つかればいいなと期待していたねこじまさんは、悶々としてしまいます。そんな中おこなわれた夏休み前の個人懇談で、先生に登校しぶりについて相談すると、「無理なく、ゆっくりやっていきましょう」と言ってくれました。 そして、次の席替えでまっちくんの席を、先生がサポートしやすく、声も聞き取りやすい一番前の席にすることを提案してくれたのでした。 結局あまり登校できないまま夏休みに突入し、「しばらく毎朝の戦いをしなくていいと思うと、気がラクだ」とホッとするねこじまさん。 そして、あっという間に夏休みも残り2日となった日のこと……。 学校へ行くのは、何のため? 2学期が近づくある日、「なんで学校って行かなきゃいけないの?」と、本質を突くような質問をしてきたまっちくん。ねこじまさんは、「学校はいろいろなことを体験し、自分の可能性を広げたり見つけたりする場所」と前向きに話しました。 まっちくんには笑顔で答えつつも、内心「『好きなことなんて学校じゃなくても見つけられる』と言ってしまうと、本当に学校へ行かなくなってしまうのではないか」と感じていたようです。 SNSのコメント欄には、「子どもがつらそうにしていると、『じゃあ行くのやめちゃおっか〜』と言ってあげたくなってしまうけれど、行くことで広がる可能性について考えると、そんな簡単に発していい言葉でもないだろうし……と悩みます」 「私は『将来の選択肢と視野を広げるために学校に行くんだよ』と話しているかな。絶対の正解がない難しい問題だと思う」 「私は『行くのやめようか』と言われると、逆に『行かなきゃ行かなきゃ』となってしまうタイプの人でした」 など、いろいろな意見が集まりました。 何のために、学校へ行くのか……、という正解のない難しい問題。たとえ今は完全に理解できなくても、信頼できる存在である家族が、自分のことを心から思ってくれていることは、きっと伝わっているはずです。皆さんがもしこの質問をされたら、どのように答えますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
2023年11月07日水ソムリエと化した息子ですUpload By 丸山さとこある日、学校から帰ってきた中学生の息子のコウが「学校の水は、飲む場所によって味が全然違う」と言い出しました。「そんなに違うの?」と聞くと、「お母さんも一度飲んだら分かるよ」とうなずきつつ、さらに詳しく説明してくれました。「1階の水が冷たくておいしい。特に北校舎前の水道水は日陰にあるから、一番水が冷たくておいしい。においもあまり感じない。3階の水はねー、ぬるくてまずい。サビのにおいを感じるような気がする」Upload By 丸山さとここのように水場ごとの味の違いをとくとくと語るコウを面白く思いながら、私は「あぁ、よかった。コウは学校で水を飲んでいるのだな」と胸をなで下ろしました。なぜなら、神経発達症(発達障害)の感覚鈍麻によるものなのか、コウは小さな頃から喉の渇きを自覚しにくい傾向があったからです。水分をとらない息子と、熱中症の危険性にハラハラする私ADHDの特性からか何かと忘れ物が多いコウですが、その中でも特に心配になる忘れ物が水筒です。体操服であれば学校から借りたり授業を見学したりして対応することが可能ですし、箸やマスクは予備を持つことができます。宿題を忘れても授業を受けることはできます。ですが、水筒の忘れ物は健康面への影響があるため、「何とかなるだろう」で済ませることはできません。家庭でできる対策として、水筒を3本用意しつつペットボトル飲料を常備するようにしています。Upload By 丸山さとここのようにさまざまな工夫をしてコウに水分を持たせるようにしても、ほとんど飲まないまま帰って来ることはよくありました。コウも知識としては水分摂取の大切さや熱中症の危険性を理解しているのですが、「喉が渇かない」という体感のほうを優先してしまうため、なかなか水分をとることが身につかない状態でした。Upload By 丸山さとこそんなコウでしたが、8月に入り暑さが本格的になると少しずつ水を飲むようになり、「見て、水筒がほぼ空だよ!」と自慢する日も出てくるようになってきました。「あまり熱心に褒めると『褒められるために水を捨ててから帰る』などのつじつま合わせをしかねないな」と考えた私は、極力大きく褒めないよう心がけることにしました。その上で、「へ~、コウが水筒を空にするくらい、今日は暑かったんだねぇ!」などの感想を伝えるようにしました。そのかいあってか、たまたまそういう時期だったのか、コウは今年の夏から少しずつ水を飲むようになっていきました。自分で考えて対処したコウに、少しホッとしましたこうして水を飲めるようになったはずのコウでしたが、学校での生活は私には見えないため、本当に水を飲んでいるのか今までは分かりませんでした。だからこそ、「学校の水は、飲む場所によって味が全然違う」というコウの発言にはリアリティを感じてうれしく思いました。また、水筒を忘れた・中身を飲み切ったという状況に対してコウが『美味しい水場を探す』という一工夫を入れたことには、「小さなピンチがあっても楽しみながら対処している様子が見えるようだ」と感じて少しホッとする気持ちになりました。Upload By 丸山さとこ執筆/丸山さとこ(監修:藤井先生より)暑くても水分摂取をしないという相談はときどき伺います。ご自身の体調の変化に気づきにくいお子さんもいるので、喉が渇いたらよりは、休み時間に一口飲むなど、具体的に飲んだほうが良い時間を提示して対応する場合もあります。コウさんは、少しずつ水筒のお水を口にすることができるようになり、水筒を忘れたときには、学校の水道水でも対応ができるようになっていたのですね。水ソムリエと化したエピソードから、小さなピンチに対処できるようになったと成長を見つけたさとこさんの、見守り方も素敵です。コラムを読ませていただきありがとうございました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年11月02日