連続テレビ小説『ちゅらさん』や映画『県庁おもてなし課』など、映像作品で数々のヒット作を放ってきた脚本家・岡田惠和が初めて舞台の脚本を手がける『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』が2015年1月に上演を果たす。演出は映像で活躍する傍ら、自ら劇団も率いる堤幸彦。この作品に出演する戸次重幸に話を聞いた。舞台『スタンド・バイ・ユー』チケット情報連れだって貸別荘に出かけた二組の夫婦。一組の妻ともう一組の夫が買い出しに出かけたところ大雪に帰り道を閉ざされてしまい、4人の男女はあべこべの組み合わせで一晩を過ごすことになる――。「脚本を読んで、なんてリアルな話だろうと思いました。僕も舞台の脚本を書くことがありますが、このままでいくと一生この作品は書けない。だって結婚してないですから(笑)。それくらい、経験者だからこそ紡ぎだせるエピソードやセリフの応酬がふんだんに入っているんです」と岡田の脚本を絶賛する戸次。本作で彼が演じるのは、見栄っ張りで肉食系の男・藤沢。地味で草食系な妻・ハルカ(ミムラ)に対して文句を言うことも多いという役柄。「藤沢はすぐに虚勢を張る、中身スッカラカンのチャラい男。まるで自分のことのよう(笑)。ノンストレスで演じられると思います」と笑う。共演者との顔合わせは5月にあったとのこと。「こんなに早く顔合わせをする舞台も珍しい。この事実からしても、制作陣の情熱を感じ取れますよね。百戦錬磨の方々がこんなに長い期間をかけて作る作品が面白くならないわけがない」と稽古を楽しみにしている様子だ。演出の堤とも事前に話す機会があったという。「『戸次さんに任せます』とおっしゃられたんです。僕はどちらかといえば0から100まで演出をもらって、それを再現するという芝居の作り方がしっくりくる方なので、あまり泳がせてほしくない(笑)。でもそうおっしゃるなら精一杯泳ごうと。ただ、やはり笑いについてはとても細かく演出されるようで、それはすごくうれしいし、心強いです」。今年初め、自ら執筆した小説をもとにした一人芝居『ONE』を上演した戸次。「舞台に出るのは自分一人だから、誰にも頼れない。あんなにもプレッシャーを感じた作品はなかった。だからこそ『ONE』を経験して、今後どんな舞台もやる自信ができました。この作品で得たものについては、6月にリリースされた『ONE』DVDの特典映像でさらにたっぷりしゃべっていますので、ぜひ観てください(笑)」。冗談交じりに宣伝を挟みつつ、「みなさんが『スタンド・バイ・ユー』を観るためにかけてくださる時間とお金も、絶対に損はさせません」ときっぱり言い切る姿に、今作への自信が垣間見えた。1月12日(月・祝)から27日(火)まで東京・シアタークリエで上演。その後、大阪、静岡、愛知、福岡でも公演。福岡公演のチケットは12月8日(月)午前10時より発売。そのほかの公演はチケット発売中。取材・文/釣木文恵
2014年11月14日「TEAM NACS」の戸次重幸が10月13日(祝・月)、主演作品『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』の公開を記念して行われた舞台挨拶に登壇。劇中のラブシーンについて熱く(?)語り、会場を沸かせた。女性向けのCS放送チャンネル「LaLa TV」オリジナルのドラマとして8月に放送された作品がディレクターズカットで再編集され、期間限定で劇場公開される。一流商社マンとして仕事も家庭も順風満帆に見える立花。社運を賭けたプロジェクトのために、二十数年ぶりにかつての恋人とSNSを通じて再会するが、やがて不倫関係に陥り…。戸次さんの相手役としてセックスレス気味の妻を酒井若菜が、二十数年ぶりに再会し不倫関係となる元カノを小島聖が演じているが、戸次さんは「酒井さんは本当にキレイな方で、周りからあんなにキレイなカミさんがいて、何で不倫するんだ?そもそもの設定がおかしいと言われました…」と苦笑いを浮かべる。一方でラブシーンで絡むことが多かったのは小島さん。戸次さんは「これだけ(ラブシーンが)多いのは初めてで、最初は緊張しました。小島さんとはクランクインして初日からいきなりラブシーンでした」と明かしたが、「逆に、人間関係が出来てないのでその方が照れくさくなくてよかった」とも。ちなみに、撮影前に歯を磨いたりするのか?という問いには「めっちゃ磨きます!1時間前から煙草も吸わず、メントスやフリスクで、口を南極状態、フレッシュミントな状態にしておきます!」と明かし、笑いを誘った。また、ラブシーンの動きや細かい段取りなどに関して、監督によっては「お任せで」と俳優陣に委ねてしまうこともあるそうだが、今回、戸次さんは事前に松田礼人監督に事細かく指示・演出するようにお願いしたそう。その理由について「『お任せします』と言われるのは俳優にとって一番ツライです。なぜなら地が出ちゃうから(笑)!お客さんにも女優さんにも『戸次は普段からこうなんだ…』と思われたらイヤですから!」と照れくさそうに明かした。また、ラブシーンの際にはやってはいけない“NG事項”がその都度存在するそうだが、戸次さんは今回のラブシーンに関して、メイクや衣裳の女性スタッフから「手が挙動不審」と指摘を受けたと述懐。「自分で見ても確かに(手が)変な動きをしていると思ったんですが、それは、普段ならそこで(撮影ではNG行為である)胸に(手が)行ってるからなのかと…(笑)」と大胆な告白で女性ファンで埋まった客席を沸かせていた。『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』は全国にて期間限定で順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~ 2014年10月11日より渋谷シネクイントほか全国にて期間限定上映
2014年10月14日CS放送で話題を呼んだドラマをディレクターズカット版として再編集した劇場で上映する『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』の公開を記念して10月13日(祝・月)、主演の戸次重幸(TEAM NACS)、松田礼人監督が舞台挨拶に登壇した。今年8月に女性向けチャンネル「LaLa TV」にて放送され反響を呼んだラブサスペンス。家庭も仕事も順調なエリート商社マンの立花は、社運を賭けたビッグプロジェクトのリーダーを任され、そのプロジェクトに関わるキーマンたちと繋がっている元カノの麻里衣とSNSで二十数年ぶりに連絡を取り再会する。彼女のおかげもあって仕事は順調に進むが、2人は不倫関係に陥り…。台風19号が関東に接近する中、午後9時開始の舞台挨拶&上映にもかかわらず、客席は戸次さんのファンで満員。戸次さんが姿を現すと劇場は拍手と大歓声に包まれた。8月のCSでの放送後の反響について「いい話しか聞きませんね」と自信たっぷりの戸次さん。「脚本が素晴らしかったです。誰も予想していないラストが待っていて『面白かった』という声が多かったです」と語る。この日の客席には既に放送を見たというファンもいたが、戸次さんはそうした人々に「聞きたいことがあります!」と質問。自身が演じた立花について、戸次さん自身は「僕は立花康介の味方!」と堂々と宣言するが、客席のファンはどう感じたのか?結果は立花に対し「許せない」と反感を感じた人よりも、「かわいそう」と感じた人の方が多く、これには戸次さんもホッとしたよう…。「(立花の中に)悪意があるのか、ないのか?など監督とは多くディスカッションして作っていきました」とふり返った。エリート商社マンという設定に関しては「ご存知の方もいると思いますが、僕は大学を一浪し2回ダブった(=留年した)ので卒業したときは25歳で、エリートとか一流とは対極(笑)。自分と違う人間を演じるのが役者の醍醐味なので、今回も『嘘をついてやろう!』と思いました」と語った。専業主婦でセックスレス気味の妻の役を酒井若菜が演じたが、戸次さんはプライベートでは未婚。「戸次さんは未婚ですが…」と司会者が口にした瞬間に客席からは笑いが漏れ、これには戸次さんも「笑いたくば笑え!」と苦笑い。妻子持ちの役で、劇中とはいえ不倫を経験してみて「結婚と恋愛は違うんだと結婚する前に分かってよかったです(笑)。結婚したら恋愛しちゃいけないんだな…。結婚には相当な覚悟が必要なんだなと思いました」としみじみと語る。一方で「冒頭からいきなり、冷え切った夫婦関係を演じなくてはならず、こんなに結婚に憧れているのに冷え切った夫婦関係を演じるって嫌でした(苦笑)。もちろん、想像がつかず、スタッフに聞いたんですが『全然足りませんよ。ウチはこんなもんじゃないですから。戸次さん、目を見て話してるでしょ?まずそこから違います』と言われました」と明かし、会場は笑いに包まれた。娘役の女の子に対しては実の娘のような思いを抱いたそうで「クランクアップが寂しく、別れがつらかったです。個人的にギャラを出すので、別の日にまた親子関係をやってくれないかとお母さんにお話をしたくらい(笑)。酒井さんにも同じことを相談したんですが、『事務所を通してくれ』と断られました…」と明かし、会場は再び笑いに包まれた。『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』は全国にて期間限定で順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~ 2014年10月11日より渋谷シネクイントほか全国にて期間限定上映
2014年10月14日CS「女性チャンネル♪LaLa TV」で放送されるや、大反響を呼んだ「TEAM NACS」戸次重幸主演の“SNS不倫”ドラマが、『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』として、10月11日(土)より期間限定でレイトショー公開される。ドラマ終了時には、SNSのタイムライン上に「想定外!」「全く予想してなかった展開!」「恐い!」といった、SNS不倫が招くラストへの驚愕の声が続出した本作から、公開に先駆けて特別映像がひと足先にシネマカフェに到着。戸次さんの上半身裸のメイキングショットや、キャストインタビューに加え、SNS不倫の実態をTVで人気の“新婚”弁護士・大渕愛子先生が語っていることが分かった。本作は、仕事も家庭も順風満帆なはずのエリート商社マンが、ふとしたきっかけから甘く危険な“SNS不倫”に溺れていく禁断のラブ・サスペンス。社運をかけたビッグプロジェクトのリーダーとして同僚や部下を引っ張っていた立花康介(戸次重幸)は、献身的な妻・奈保子(酒井若菜)がありながら、SNSの実名交流サイトがきっかけで大学時代のセクシーな元カノ・麻里衣(小島聖)と再会し、逢瀬を重ねていく。これだけSNSが普及した現在なら、いまにもどこかで起こっていそうな出来事だが、それを裏付けるような話が、今回解禁となったスペシャル映像には登場する。男女や夫婦間のトラブルに詳しい大渕先生によれば、SNSに関する異性トラブルは「2~3年前から急増している」という。3年前といえば、映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開されたころでもあり、日本国内でも登録者数2,000万人以上というFacebookの普及率の上昇にも一致する。また、大渕先生は、かつての相手がいまどうしているか気になったときに、「過去の繋がりをたどれることが強い誘惑となる」とも話している。劇中では、それまで全くSNSに興味のなかった康介が、SNSを介して“元カノ”と偶然繋がったことから、あれよあれよとSNSにハマり、次第に危険なSNS不倫へと足を踏み入れていくのだが、そんな康介の様子とも生々しく重なっていく。ちなみに、「SNSを介した不倫は30代後半から40代が多い」というデータも出ており、康介ら本作の登場人物とも合致。さらに、裁判ともなれば、SNS上の「写真データや文字のやり取りが決定的な証拠となる」そうで、写真やテキストを気軽にやりとりできるSNSの便利さが、不倫のツールとなると、請け負う代償がかなり大きいことも裏付けている。SNS不倫が、やけにリアルに感じられてくる本作。決して他人事では済まされないその行く末がどうなるのか、ぜひ劇場で見届けてみて。『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』は10月11日(土)~10月17日(金)渋谷シネクイント、ユナイテッド・シネマ札幌にて、10月25日(土)~10月31日(金)MOVIE IN やまがたにて期間限定公開。※同時上映:スペシャル・メイキング映像(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~ 2014年10月11日より渋谷シネクイントほか全国にて期間限定上映
2014年10月10日「TEAM NACS」の戸次重幸を主演に、「女性チャンネル♪LaLa TV」で好評を博したオリジナルドラマ「エンドレスアフェア~終わりなき情事~」が、このほど『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』として新たに再編集され、10月11日(土)~17日(金)の期間限定でレイトショー公開されることが決定。さらに、ファン垂涎の「スペシャル・メイキング映像」が同時上映されることも決まった。社運がかかった2020年のビッグプロジェクトを何としても物にしたい、一流商社の次期部長候補、立花康介(戸次重幸)。専業主婦の妻・奈保子(酒井若菜)とは、最近セックスレス気味。念願のプロジェクトリーダーに任命されたものの、同期入社のライバルが現れ、立花は藁にもすがる思いで登録したSNSで、大学時代の元カノ・麻里衣(小島聖)がこのプロジェクトに関わるキーマンたちとつながっていることを知る。やがて、20数年ぶりに再会した2人は、一夜を共にしてしまい…。本作は、仕事も家庭も順風満帆だったはずのエリート商社マンが、SNSを通じて甘く危険なゲーム“SNS不倫”に溺れていく、禁断のラブ・サスペンス。「女性チャンネル♪LaLa TV」製作のオリジナルドラマ“LaLa ドラ”第2弾として、8月23日(土)に前編、8月30日(土)に後編が放送され、いま地上波を席巻する幾多の不倫ドラマにも負けない、ゾクゾクする甘くて危険な“ゲーム”は大きな反響を呼んだ。劇場版は、ドラマ版の監督を務めた松田礼人のこだわりにより、より過激にクールに再編集されたディレクターズカット版。ポスタービジュアルも、新たに色彩鮮やかにリニューアルされており、さらには劇場でしか見られないメイキング映像も同時上映されるという。主演を務めた戸次さんは、「続編でもスピンオフでもない、今回の“ドラマの映画化”という試み。ドラマはCS放送ということでしたので、観られていない方もたくさんおられると思います。ですので、主演させていただいた身としては、そういった方々にも観ていただける機会を得て、大変嬉しく思っています」と喜びのコメント。また、「テンポ良く見せなければならないドラマと違い、映画は登場人物の心情をより深く見せられるカット割りや、音楽の使い方ができるので、ドラマ版を観ていただいた方にも、また改めて楽しんでいただける作品に仕上がっています。男女で全く感想の異なるこの作品。できるなら男女で観ていただき、そしてできるなら、本当の感想を言い合っていただけたら幸いです」とアピールしながらも、「男性はなかなか難しいでしょうが…(笑)」と意味深に語った。さらに、松田監督からは「何が正しくて、何がうそなのか、答えはなくて。男性は間違っていて、女性は正しいのか、それだけでは言い表せなくて。ただ、女性がかっこよく歩いていく姿を描きたい、そんな思いでこの物語を紡いでいきました。その姿にみなさんなりの答えを見つけてもらえたら、と思います」と、劇場版への思いをコメント。「戸次重幸さんの演じる“オトコ”は全ての男性に共通する“オトコ”の姿。小島聖さんと酒井若菜さんの演じる“オンナ”たちに“オトコ”は到底かなわない。だったら“オンナ”たちにはとことんカッコよくいて欲しい」と、改めて本作を通して女性たちにエールを送る。新たに生まれ変わった“終わりなき情事”を、あなたも劇場で目撃してみて。『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』は10月11日(土)~17日(金)、渋谷シネクイント、ユナイテッド・シネマ札幌にてレイトショー公開。限定同時上映:劇場でしか見られない!スペシャル・メイキング映像(text:cinemacafe.net)
2014年09月01日CS放送・女性チャンネル♪LaLaTVのドラマ『エンドレスアフェア~終わりなき情事~』の放送直前プレミア試写会が20日、都内で行われ、キャストの戸次重幸、小島聖、酒井若菜、長谷川朝晴が出席した。同ドラマは、"SNS不倫"をテーマに描く大人のラブ・サスペンス。ビッグプロジェクトを何としても成功させたい一流商社マンの立花康介(戸次)は、キーマンとつながる元彼女・麻里衣(小島)にSNSで連絡をとる。妻・奈保子(酒井)に後ろめたさを感じながらも、20数年ぶりの再会で麻里衣と一夜を共にしてしまった康介は、その後キーマンと接触できたが――というストーリーで、前編を23日、後編を30日(両日22:00~)に放送する。過去のイベントなどで「異性と見て欲しい」と語っていた主演で演劇ユニット・TEAM NACSメンバーの戸次は、「男性は正直な感想を女性に言いづらい。同性と見て本音を語り合って」と発言を修正しつつアピール。同ドラマでは、戸次と小島のラブシーンも見どころとなっており、戸次が「濡れ場は男性の方が映るから、服を脱ぐシーンの前は筋トレをしてた。プロデューサーに『女性から見て美しい体にしてきて』と言われたので」と照れながら明かすと、小島は「いつも筋トレをしてました。素敵だったと思われます」と戸次の裸体を笑顔で称賛した。一方、戸次のライバル役を演じる長谷川は、現在、活動停止中の演劇ユニット・ジョビジョバに所属していることもあり、「『TEAM NACSめ!』と思いながら演じました」と笑いを誘うと、酒井は「(ジョビジョバリーダーの)マギーさんは前哨戦って言ってたけど、TEAM NACS対ジョビジョバが見れて個人的には萌えました」とニンマリ。また、酒井から子役にデレデレだったことを暴露された戸次は、「会った瞬間に『パパ、大好き!』ってチュッとされて。将来が心配……」と独身ながらも父親のような表情を浮かべ、「ずっと一緒にやりたくて、わざとNGを出したり。別れる時は悲しくて目を合わせられなかった」と撮影中を振り返っていた。
2014年08月21日演劇ユニット「TEAM NACS」の大泉洋、森崎博之、安田顕、戸次重幸、音尾琢真が5月30日(水)、3年ぶりの本公演「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」の東京公演開幕を前に記者会見に臨んだ。侍たちが覇権争いを繰り広げる戦国時代。織田信長(戸次さん)とその部下の柴田勝家(森崎さん)、豊臣秀吉(音尾さん)に明智光秀(大泉さん)、同盟者の徳川家康(安田さん)がそれぞれの思いを胸に波乱の世を渡り歩いていく様を描く。全国18都市を巡る今回の全国公演も、この日からの東京公演(6月10日まで)でいよいよ最後を迎えるが「大河ドラマのようで迫力があると言っていただいてます」(音尾さん)、「初めて行く街での熱狂がすごかった。アンコールも福山雅治でも出てくるんじゃないかっていうくらい(笑)」(大泉さん)とそれぞれに手応えを感じているよう。演出を兼任する森崎さんは「僕らは北海道のローカル劇団。それがみなさんのおかげで全国で59公演もできるようになった。この東京公演でも全てを余すことなく発揮したい」と意気込みを明かした。メンバーはそれぞれ劇中の衣裳で登場したが、一際目立つのは裏地が真っ赤なマントを羽織った信長役の戸次さん。大泉さんから「TVに出るからってカッコつけてる。目も濃いし」と突っ込まれていたが「役のモチーフは京本政樹さん(笑)」、「秋葉原からやって来ました」とおどけていた。“裏切り者”の光秀を演じる大泉さんに裏切られた経験は?とメンバーに尋ねると戸次さんは「ひとりで勝手に東京に行ったことですかね」とすっかり“全国区”となった大泉さんを見やり、少し悲しげに明かしたが、大泉さんは「みんなで決めたことだろ?」と思わぬ身内の“裏切り”コメントに怒り心頭の様子。森崎さんの「彼は裏切りはしないけど、嘘はつく」という微妙なフォロー(?)に、「裏切っていいならとっくに(劇団を)辞めてるよ!」とまで語り、「次の公演は未定ですからね。これが『TEAM NACS』の事実上の休業宣言になるかも。またいつかお会いできたらいいですが…」と東京公演開幕を前に解散まで示唆する事態に…。マスコミ陣からは地元・北海道での人気の高さについて「日本ハム(ファイターズ/本拠地・札幌)より人気が高いのでは?」という声も。過去に何度も何気ない些細な発言が意図せずしてニュースのトップを飾る“舌禍事件”を経験している大泉さんは、「そんなこと(自分たちが肯定したと)記事にされたらたまらんからハッキリ言っときます。日本ハムの方が人気あります!」となぜか公演とは無関係のプロ野球チームを声高にアピールするハメになっていた。「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」は赤坂ACTシアターにて5月30日(金)より6月10日(日)まで上演。公式サイト:■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会■関連記事:麻生久美子、出産後初の母親役はパンクロッカー!『グッモーエビアン!』特報解禁
2012年05月30日