「放課後デイサービス」について知りたいことや今話題の「放課後デイサービス」についての記事をチェック! (1/6)
就学前から始めた放デイ探し。でも入れたのは小2からで……現在9歳の息子は、3歳でASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)の診断を受けました。好奇心旺盛で色んなことに興味や疑問を持ち、暇な時間があると「楽しまないともったいない!」と言うくらい、エネルギッシュ。就学相談をし、小学校では通常学級に所属しながら、週に1回、特別支援教室に通っています。わが家は、就学前の夏休み明けから10か所程の放課後等デイサービスに問い合わせしましたが、結局は入れたのは小学2年生になってから。そんなわが家の経験をお話しします。放課後等デイサービス、候補だった10か所は、ほぼ満員で門前払い状態⁉まず、大事にしたのは立地です。最寄り駅から3駅以内の場所をマストにしました。その条件で当時通っていた児童発達支援先から教えていただいた施設と、インターネットで自分で検索し、候補を絞り、残ったのは10か所。まずは、とにかく電話をかけて問い合わせました。聞いたことは「空きがあるか」、「見学や体験はできるか」、「送迎はあるか」に加えて、「どのようなお子さんが通っていらっしゃるか」などを質問しました。まずショックだったのは、最初の電話の時点で、ほとんどが満員、ほぼ門前払い状態だったことです。「空きは出ないので、見学に来てもすぐの利用はいただけません」「満員なので、かなり空きを待つ状況になると思います。それでもいいなら、見学は可能です」みなさん電話での声は優しかったのですが、相手方の背後で子どもたちがはしゃぐ声が聞こえ、職員さんの声が聞き取りづらかったり、「ちょっと待ってください」と言われ電話が中断されたり。受け入れの余裕がなさそうな施設では、見学や体験のお話をする前に、「別の事業所さんに問い合わせてみてください」と言われたことにも驚きました。結局、候補がすべて「空きがない」「いつか分からないけれど待つしかない」という状態だったので、入学に合わせて放課後等デイサービスに通うことは断念せざるを得ませんでした。Upload By ユーザー体験談学校に慣れた1年後、再び探し始めたら……。ママ友のおすすめの放デイに見学も小学校入学後はバタバタしていて、息子も新しい環境で疲れ気味でした。そんな様子を見て、入学と同時に放課後等デイサービスに通うことは難しかっただろうなと感じたので、(見つからなかったのも結果オーライだったのかな)と思いました。そして学校にも慣れてきた1年生の終わり頃に、放課後等デイサービス探しを再開しました。ですが、状況は1年前とほぼ同じ……。いつになったら通えるのかと思いながらママ友に相談したところ、「この施設がおすすめだよ」とある放課後等デイサービスを紹介してもらいました。見学に行ったところ、息子に合っていそうな施設!ここならばと、その放課後等デイサービスで空き待ちの登録をしました。それともう1件空き待ち登録をしたのですが、実はこの2施設、小学校3年になった今でも待機状態です……。地域差もあると思いますが、本当に空いている施設を探すのは難しいことだと実感しました。そんなわが家がどうやって今通っている施設に入れたのか?それは、新規オープンの施設を探し続けたからです。狙いは新規オープン!工事中の施設に問い合わせをしたらこのように空きがない状況の中、私は並行して新しくできる放課後デイサービスを検索し続けました。定期的に「○○(最寄り駅)放課後等デイサービス新規オープン」でネット検索をしたり、放課後等デイサービスを運営している施設のホームページを巡回し、オープン情報が載っていないかをチェック。発達ナビの施設検索ページももちろん使いました。そんな中、最寄り駅近くに放課後等デイサービスが新規オープンする情報をゲット!まだ建物も建っていない工事中の状態でしたが、インターネット経由で問い合わせをしました。するとすぐにお返事を下さり、工事完了後すぐに見学と体験をスムーズに行うことができました。体験での息子は『ワクワクが止まらない』といった様子でした。そして「通いたい!」宣言。また、先生方の接し方がやはりプロ。ここなら安心して預けられると思い、この施設に通うことにしました。現在は週に1回通っています。Upload By ユーザー体験談「良いところを見つけてくれてありがとう!」と息子。通ってみて感じたことこの施設では、自主性を育てるような関わりをしていただけます。息子も楽しく通っており、その日のフィードバックもありますし、私も困りごとを相談しやすく、良いところに巡り合えたと思っています。うれしかった出来事は、自ら準備~後片づけを一連の流れで行えることが増えてきたことです(しかも楽しそうに!)。今までは、後片づけは後回しになることが多く、嫌がっていたのですが、見違えるようです。また、自分の持ち物を確認するようになるなど、成長をうれしく感じています。放課後等デイサービス探しには時間を要しましたが、良いタイミングで、わが子に合った施設に通うことができているので、よかったのではないかと思っています。また、何かあった時(急な病気や災害等)に備え、自宅近くや学校近くにあるというのも心強いです。親子共に、家庭や学校以外にも居場所はあること、放課後や休みの日に一緒に過ごせる同世代の友だちがいること、また、優しく接してくれる先生方がいらっしゃることのうれしさを感じています。わが子に、「良いところを見つけてくれてありがとう!」と言われた時には、探し続けてよかったな、と心から思いました。これからも、ワクワクを見つけ、わが子らしく成長していってほしいなと思います。イラスト/SAKURAエピソード参考/七転八起(監修:森先生より)放課後等デイサービス探しに苦戦された経験談をありがとうございます。10か所もの施設に満員で断られながらも諦めずに探し続けたのですね。お子さんが心から通いたいと思える場所に巡り合えたこと、本当に素晴らしいです。「発達障害」とひとことにまとめられることも多いのですが、ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)は別の特徴を持っています。ASD(自閉スペクトラム症)は社会的コミュニケーションの困難さや、特定の興味への強いこだわり、感覚過敏などの特徴を持つ発達障害です。一方、ADHD(注意欠如多動症)は、注意を持続させることが難しかったり、衝動的な行動を取ったり、落ち着いて座っていられないなど多動が目立つ状態です。お子さんのようにASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の両方の診断を受けるケースも珍しくなく、これを「共存診断」と呼びます。お子さんの「好奇心旺盛でエネルギッシュ」という素敵な特性は、ADHD(注意欠如多動症)の多動性やASD(自閉スペクトラム症)の特定の興味への集中力から来ている可能性がありますね。さて、お子さんが楽しく成長している様子を見ると、適切な環境がいかに大切かが分かりますね。放課後等デイサービスなどの支援機関や学校の先生と情報共有をすることで、お子さんの成長に合わせたサポートを受けることが可能になります。特性で集中が難しい場合でも、放課後等デイサービスでの「準備~後片づけ」を楽しそうにできたように、小さな目標を達成する機会を増やすと自信につながります。時間の管理が苦手なケースでは、予定をカレンダーや絵カードで見えるようにすると安心感が増します。お子さんが自分でチェックできるとさらに良いですね。また、「好奇心旺盛」という強みを生かし、お子さんが夢中になれる活動(工作、科学実験など)を一緒に探すと、興味の幅をさらに広げることができるでしょう。これからも親子で「ワクワク」を見つけながら、お子さんらしいペースで進んでいけることを願っております。支援機関探しに悩まれているお子さんやご家族の希望になる素敵なお話をありがとうございました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2025年04月15日レデックス株式会社(本社:東京都町田市、代表取締役:五藤 博義)は、放課後等デイサービスおよび児童発達支援向けクラウドサービス『脳バランサーキッズ2』を2025年4月8日(火)から提供開始します。脳バランサーキッズ2(ツー) 放デイに必要なアセスメントを提供発達に困りごとがある園児・児童・生徒を支援する施設、放課後等デイサービス(放デイ)と児童発達支援施設(児発)では、厚生労働省の通達等で一人ひとりの子どもの特性に基づいて個別支援計画を作成し、支援を行うことが義務付けられています。その計画の作成にはWISC(ウィスク)などの発達検査が利用されますが、資格をもつ専門士しか検査を行うことができません。また、子どもに検査を行う場合、前の検査との間隔を1年以上空けなければならない場合がほとんどで、成長をし続ける子どもの変化を適時に捉えることができません。脳バランサーキッズ2(脳キッズ2)は、数分で行えるゲームを10種類程度行うだけで、個別支援に必要な認知情報が得られます。クラウドサービスで施設にあるほぼすべてのタブレットやパソコン、スマホで利用することができ、特許に基づいて毎回異なるゲームが出題されるため、実施する間隔を空ける必要もありません。従来の発達検査では、資格をもつ専門士を探して1回1万円程度の費用がかかるのに比べて、脳キッズ2では月額1万円(税別)で30名の子どもの認知情報を継続的に自動記録できる点も利点です。さらに、子どもの発達状況をグラフと表で保護者に分かりやすく伝えるレポート作成機能で、施設利用者の満足度を上げることができます。利用期間の制限もなく、入会した月はいっさい無料にしていることも、施設が使い始めやすい点です。施設への導入前にはオンラインでの相談対応、導入後は動画やオンラインを使った解説や研修も用意しています。※オンライン相談 ※YouTubeレデックスチャンネル 利用者画面■商品特長(1) ほぼすべてのタブレット、パソコン、スマホですぐに利用クラウド化により、施設にある既存の機器を使って、インストール不要ですぐに利用が開始できます。(2) 厳選された17種類の課題で、認知機能データを記録英才塾として著名な花まる学習会で長年使われたパズルを中心にし、さらに、世界でもっとも使われている注意力検査「トレイルメイキングテスト(TMT)」や文部科学省が子どもの抑制力(キレやすさ)の調査に使用した「ゴー・ノーゴー(go/no-go)」などの定評ある発達検査を基に、子どもが楽しんで使えるように17種類の課題(タスク)を開発しました。※原案:橋本圭司(医師・昭和大学准教授)、高濱正伸(花まる学習会代表)(3) 独自特許に基づく個別発達アセスメントレデックスの開発した特許に基づき、課題への取組結果を6種類の認知機能(注意・抑制、言語理解、記憶、協調運動、推理・応用、視空間認知)に分けて、数値化・グラフ化を行います。個別支援計画作成の根拠として活用できます。(4) 保護者向けレポート作成「ほうかごアシスタント2」を標準搭載現在と過去の指定した時期の認知機能の変化を、表とグラフで可視化するレポートが半自動で生成できます。認知機能の変化と施設での活動実績を関連付けて保護者に提示することで、施設への信頼が高まります。保護者レポートの半自動作成(5) 「個別支援計画」の作成に役立つ、支援のヒントを解説するガイドブック(PDF)本サービスの結果を活用して、個別支援計画の作成や一人ひとりに合わせた支援方法の考案、子どもたちを伸ばしていく様々な活動アイデアをガイドブックで紹介します。(6) 二次元コードの読み取りで家庭でも使える「おうちログイン」子ども一人ひとりの情報に紐づいた二次元コードを発行する機能があり、それをタブレットやスマホに読み込むことで自宅でも利用が可能です。施設側では、その取り組み内容を把握でき、さらに細かな個別支援が可能になります。(7) 初月無料、月単位での支払い、初期費用や利用期間のしばりなし基本セット 月額10,000円(税別)だけで子ども30名が利用できます。追加する場合、人数は15名ごとに月額1,500円(税別)で必要な人数まで増やすことができます。初期費用はなし、初月は無料、利用期間のしばりもありませんので手軽に利用を始めることができます。(8) 導入施設向けの各種サービス施設職員の教育に役立てられる動画コンテンツを提供します。各動画は5~7分で視聴でき、効率的な研修が可能になります。施設の要望があれば、多数の自治体で研修を担当した経験を持つレデックス代表の五藤が、職員研修や保護者向け講演会を受託実施します。■商品概要名称 : 脳バランサーキッズ2対応機種: 標準的なブラウザの使えるタブレット、パソコン、スマホ※インターネット常時接続環境が必要※子どもの利用には7インチ以上のタブレットを推奨価格 : 基本セット(10,000円、30名)、利用者人数の追加(15名単位で1,500円)、同時利用のデバイスの数の制限はありません。※すべて月額・税別入手方法: 下記Webページから購入。または、最寄りのレデックス特約店(仙台、東京、名古屋、鈴鹿、大阪、神戸、福岡、那覇)にご相談ください。URL : ■今後の予定レデックスは、株式会社ネットアーツと協力し、脳バランサーキッズ2の活用に役立つ6回のオンラインセミナーを2025年4月~11月に実施します。※HUGオンラインセミナー【特別企画】子どもたちを知るシリーズ ■レデックス株式会社概要本社 : 〒194-0001 東京都町田市つくし野1-31-3-2階代表 : 代表取締役 五藤 博義設立 : 2005年7月資本金 : 2,200万円主要事業内容: 福祉関連コンテンツの企画・開発、教材ソフトの企画・開発、教育カリキュラムの開発、教育機関・療育施設・高齢者施設等へのコンサルティングURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年04月08日放課後等デイサービスを運営する一般社団法人きざはし(所在地:愛媛県今治市、代表理事:八木 佐織)はクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて、自閉症者カフェを併設し、不登校児童の居場所となるログハウス建設のためのプロジェクトを、2025年2月26日(水)に開始しました。3月31日(月)まで支援を受け付けております。「READYFOR」クラウドファンディングサイト ■プロジェクト実施背景放課後等デイサービスと生活介護事業所(カフェ)の併設に伴う、不登校児童の居場所と親の相談場所、障がい児のショートステイに向けたお泊りの練習ができるログハウスの購入費のため、クラウドファンディングを通じて広く支援を呼びかけることにいたしました。<ログハウスを選んだ理由>障害福祉サービスの事業の建物を使って、不登校支援やお泊りの練習をすることは許されていないため、建物を準備する必要があります。そこで、職員と子ども達が自分たちでも作れるようログハウスを選びました。毎月楽しみなアートワークショップ■特徴*不登校児ログハウスでは、不登校児の学習ができる居場所づくりや、孤立しがちな不登校児の親御さんの相談に乗りたいと考えています。連携をとっている愛媛県全域・東予地域のフリースクールや親の会などの情報を紹介いたします。また、学校との支援会議の開催・参加をさせていただきます。*自閉症者カフェすでに5年間行ってきた自閉症児への療育のアプローチにより、料理や芸術、作業ができるようになった方達が働きやすい環境を整えたカフェを作ります。自閉症者と普段から当たり前に関わり、接し方や方法がわかることで、当たり前にインクルーシブが実現できる場所にします。みんな共にこの地球に生きる人たちという意識をもっていただくことができます。■リターンについて10,000円:※クッキー2袋×※ドリップコーヒー1回分×3袋詰め合わせ20,000円:※ドリップコーヒー10回分×2袋詰め合わせ30,000円:障がいのあるなしに関わらず、子育てのお悩み相談をお受けさせていただきます。70,000円:子育て、不登校、強度行動障害等講演会に伺います。※コーヒー、クッキー共に障がい者就労継続支援B型事業所の手作業によりつくられたもの■プロジェクト概要プロジェクト名: 「いいよ」と「いいね」のインクルーシブな場所づくりを目指して期間 : 2025年2月26日(水)~3月31日(月)23:00URL : 大人は手伝いません飯盒炊飯中■団体概要団体名 : 一般社団法人きざはし代表者 : 代表理事 八木 佐織所在地 : 〒794-0007 愛媛県今治市近見町2丁目1-61設立 : 2024年1月1日(事業は2020年3月より開始)事業内容: 多機能型障がい児通所支援事業資本金 : 50万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】一般社団法人きざはし お客様相談窓口TEL:0898-52-8106 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月10日放課後等デイサービス「ウィズ・ユー和歌山中」(運営:合同会社ヴィルクリ、所在地:和歌山県和歌山市、代表:藤本 啓介)は、開業初日に起こった事故の影響で不足している運営資金を補い、子どもたちにより良い環境を提供することを目的としたプロジェクトを、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて2025年2月12日(水)に開始いたしました。「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト クラファントップ画像■プロジェクト実施背景当施設は、2024年9月2日に開業し、発達に課題を抱える子どもたちをサポートする場として活動を始めました。しかし、開業初日の夜に施設へ車が突っ込む事故が発生し、幸いにも人的被害はなかったものの、通常通りの営業ができず、予想を超える費用が生じました。本来ならば子どもたちの支援に充てるべき運転資金を事故後の対応に充当せざるを得ず、今後安定的な運営が難しい状況に直面しています。こうした状況にあっても、「何があっても子どもたちを支える場所を守り抜く」という想いは揺らいでおりません。子どもたちや保護者の方々から寄せられる「この施設があって助かりました」という声を励みに、今回、クラウドファンディングを通じて広く支援を呼びかけることにいたしました。事故画像1■当施設の特徴事業内容 :発達に課題を抱える子どもたちへの療育の提供理念・ビジョン:・子どもたちの未来に貢献・子どもたちが未来を創る当施設では、子どもたちの可能性を信じ、一人ひとりのペースや特性に合わせた支援を行っています。社会で生きていくために必要な自信やスキルを育むと同時に、保護者や地域とも協力し、子どもたちが安心できる居場所を作ることを大切にしています。施設外観施設内観1■リターンについて ※その他のプランはプロジェクトページをご確認ください応援プランB(3,000円)【感謝の気持ちを込めたデジタルお礼メッセージ】&【オリジナルデジタル壁紙・アイコンを配布!】プロジェクトに関連したデザインの壁紙やSNSアイコンを支援者限定で配布いたします!【企業スポンサー5万円】ウィズ・ユー和歌山中の企業スポンサーになれる権利です。(1)公式Instagramプロフィール固定投稿に企業名・ロゴ・紹介文を掲載させていただきます。企業名をPRできます。【企業スポンサー10万円】ウィズ・ユー和歌山中の企業スポンサーになれる権利です。(1)公式Instagramのプロフィール固定投稿に企業名・ロゴ・紹介文を掲載させていただきます。(2)公式Instagramのリール動画で企業の紹介動画を投稿(年2回)&ハイライト投稿に紹介動画とリンクを掲載させていただきます。■プロジェクト概要「開業初日の放課後等デイサービスに車が突っ込み大損害!子どもたちの空間を守りたい!」期間 : 2025年2月12日(水)~3月31日(月)23:59目標金額 : 300万円主な資金用途: 運転資金の補填・療育空間の整備・教材や設備の充実(プログラミング教材、学習支援ツールなどの拡充)実施方法 : クラウドファンディングサイト(CAMPFIRE)にて実施URL : 詳しくは下記「お問い合わせ先」までお問い合わせください。当施設では、発達に課題のある子どもたちが、自らの力で未来を切り拓いていけるよう、丁寧な個別支援を行っています。子ども一人ひとりの得意を伸ばし、自信を育むことが、苦手分野への挑戦につながるという考えのもと、学習支援やコミュニケーション力の育成などを行っています。しかし、子どもたちの成長をさらに後押ししていくには、より多様な教材・設備の導入や、落ち着いて療育できる空間の整備が不可欠です。今回のクラウドファンディングにより、子どもたちが安心して過ごし、学び、挑戦できる環境を整え、質の高い療育を提供してまいります。■施設概要店舗名: ウィズ・ユー和歌山中所在地: 和歌山県和歌山市中116-5営業日: 日曜日を除く9:00~18:00URL : ■会社概要商号 :合同会社ヴィルクリ代表者 :代表社員 藤本 啓介所在地 :〒591-8012 大阪府堺市北区中村町229-15設立 :2024年3月事業内容:放課後等デイサービス・児童発達支援資本金 :200万円【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】放課後等デイサービス ウィズ・ユー和歌山中担当 : 代表 藤本 啓介メールアドレス: euph0219@gmail.com 電話番号 : 090-6058-1064 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年02月27日【放課後等デイサービス・児童発達支援探し、その後の短期入所、ショートステイなど】アンケートの結果発表!発達ナビ利用者の皆さんから寄せられたコメントも紹介!Upload By 発達ナビ編集部施設探しはおおむねスムーズにいった:50%施設探しは大変だった:38%その他 :12%発達ナビでは利用者の皆さんへアンケートにて「放デイ(放課後等デイサービス)、児発(児童発達支援)」についての体験を募集いたしました。「施設探しはおおむねスムーズにいった」が50%、「施設探しは大変だった」が38%、「その他」が12%という結果になりました。今回は「施設をどのように探したか」についてのコメントを抜粋してご紹介いたします。・施設探しは大変だった二人とも、特性が違うため、それぞれの特性に合わせたデイサービスを探すのが難しかったです。ひとつは、相談できる場所としてのデイサービス事業所を選び、二人ともが利用して、さまざまな課題について相談しました。また、特性に合わせて、姉弟分離し、子供達それぞれが、デイサービスで生き生きと過ごせるような時間を作ってもらいました。常に、姉弟のセットでは、個々への対応が中途半端になると考えたからです。・施設探しはおおむねスムーズにいった入学前に2つの放課後デイを見学させてもらい、より息子が好きそうな方の放課後デイに決め小学4年生の現在も利用しています。 By 発達ナビ編集部短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことがある (21%)短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことはない (79%)長期休みなど、ずっと子どもと一緒だと仕事や家事が進まない、体力的に厳しい、叱ることが多くなって反省ばかり……などといった場面も増えるのではないでしょうか。発達ナビでは「長期休みでの子どもの障害者支援施設や児童福祉施設などの短期入所(ショートステイ)、家族のレスパイトケア」についてのアンケートも行いました。「短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことがある」が21%、「短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことはない」が79%と約2割の方が短期入所を利用したことがあるという結果になりました。短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアの利用については以下のようなコメントが寄せられています。・短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことがある子どもが支援学校中学部に進学した頃からレスパイトを利用し始めました。友人(支援学校の先生)から「今後のことを考えて、先生、親以外の大人と接する経験をした方が良いと」アドバイスを受けたこともきっかけの一つです。・短期入所(ショートステイ)、レスパイトケアを利用したことがないかかりつけの児童精神科へのレスパイト入院を申し込んでいるが、なかなか空きが出ないのと、本人が超絶拒否(必要性が云々というよりとにかく嫌だ)。必ずしも入院が必要な程の問題行動があるわけではないので、強制入院させるのも抵抗はあるが、個人的にはシンドイのが正直な気持ち。児童発達支援や放課後等デイサービスもですが、短期入所(ショートステイ)も地域によって探し方の難しさに差があるようです。短期入所など、今のお子さんの年齢などを考えると「まだ早い」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、事前に自治体のサービス内容などを確認しておくと安心かもしれません。放課後等デイサービス、児童発達支援、短期入所(ショートステイ)などの関連コラムはこちら公立の特別支援学校を希望することに決定したかしりりあさんの長男のりーくん。就学先は決定し、次に待っていたのは放課後等デイサービス探し!理想通りの施設にはなかなか出合えない……でも求める条件は譲れない……りーくんに合っていそうなところやご夫婦の希望を話し合った結果……。幼児期から外遊びを嫌がる傾向が強く、体を動かす機会が少なかった娘さん。体育の時に走るのが遅いことをからかわれてからは学校を休みたがり、「みんなの声がうるさいから」と体育を見学するようになってしまいました。静かな環境で運動の経験を積んだほうが良いのかも?と運動療育の放課後等デイサービスに通うことになりましたが……。2つの事業所を経験して感じたエピソードは施設探しの参考になりそうです。放課後等デイサービス探しを意識したのは息子さんが年長の夏、就学相談を経て特別支援学級への進学を決めた時だったという苗さん。そんな苗さんの住む地域にはなんと36の放課後等デイサービスが!特色もそれぞれ。放課後等デイサービス探しは「やることが多い」「関係者が多い」「出向く場所が多い」「よく分からない用語がいっぱい」と大変だったと振り返っていただきました。みんさんの住む地域には、近所に特別支援学校があるので、放課後等デイサービスの数は比較的多いほうだとのことでした。でも多いからこそ、知的障害(知的発達症)を伴うASD(自閉スペクトラム症)の次男Pくんにどの施設を選べば良いのか分からず悩むことになりました。まずは利用可能な放課後等デイサービスの情報を集めましたが全ての施設を見学する時間も余裕もありません。みんさんの考える、数ある放課後等デイサービスの中からわが子に合う施設を選ぶポイントとは何だったのでしょうか。4歳で知的障害(知的発達症)と診断された現在33歳の息子さん。中学生からレスパイトを利用し、20歳でショートステイに登録、現在はグループホームで暮らしています。レスパイトの想定外だったメリットや「お守り」になったショートステイ、特別支援学校高等部卒業後の進路など「親なきあと」に備えた準備は必見です。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2025年01月24日【放デイ・児発探しは大変だった?何か所利用してる?】皆さんのアンケートの結果発表!発達ナビ会員から寄せられたコメントも紹介!Upload By 発達ナビ編集部施設探しはおおむねスムーズにいった:51%施設探しは大変だった:37%その他 :12%発達ナビ利用者の皆さんへのアンケートでは「施設探しはおおむねスムーズにいった」を選んだ方が51%、「施設探しは大変だった」を選んだ方が37%という結果となりました。約半数の方がスムーズに探すことができた一方で、大変だった方も40%弱いらっしゃったようです。Upload By 発達ナビ編集部発達支援施設を1か所利用している:39%発達支援施設を2か所利用している :26%発達支援施設を2か所以上利用している:17%発達支援施設を利用していない:17%その他 :2%「1か所利用している」を選んだ方が約39%、「2か所利用している」を選んだ方が約25%、「2か所以上利用している」という方は約16%となりました。1か所以上利用している方は約41%と多いようです。施設探しについては以下のようなコメントが寄せられています。・施設探しはおおむねスムーズにいった私が仕事をしているので、毎日入れる新規の事業所を紹介してもらいました。当時の相談支援の方がすごく仕事のできる人だったなと思います。今はもう週1でしか行ってませんが、良かったです。・施設探しは大変だった就学前に、10カ所くらいの放デイに、まずは電話で問い合わせしました。最初の電話の時点で、ほとんどが満員で門前払いのような対応でした。’この状況だと空きが出ないから、見学に来ても意味がないかもしれません。’と言われたり。そのうち4割くらいが、’満員なので、かなり空きを待つ状況になると思いますが、見学は予約ができます。’と言われました。併用利用については以下のようなコメントが寄せられました。・発達支援施設を2か所利用している放デイ、2個所使っています。ちょっと人多いけどしっかり体動かせる系と、動きは少ないけと人少なめな所、と。デイでのちょっとしたことで「もう行かない」と言い出すので。複数使ってると、いい気分転換?になるようです。・発達支援施設を2か所以上利用している集団療育メインのところ、個別療育メインのところ、と棲み分けして児童発達支援を利用しています。集団に関しては、親子同伴のところだけ通所していましたが、本人の体力がついてきた年中から、一人で日中を過ごす生活メインの療育にも通い始めました。合計3カ所ですが、それぞれの色や雰囲気が違うので、本人なりに気分を変えながら、楽しみを見つけて利用しています。お住まいの地域や担当の相談員によって、施設探しの難しさには違いがあるようです。また、施設の利用に悩まれている方は、ご家庭の事情やお子さまの特性に合わせて、1か所に限定せず複数の施設を併用することもいいかもしれませんね。では以下から施設に関する記事をまとめてご紹介します。どうやって探した?通った変化は?児童発達支援に関するコラム、基礎知識はこちらからプクティさんのご長男は、幼稚園でのさまざまな困りごとがきっかけで、年中の夏頃から発達支援施設に通い始めました。ご長男が小学校へ入るまでに通った2か所の発達支援施設についてご紹介いただいています。鳥野とり子さんの息子さん・ねこ太くんは1歳11か月で発達遅滞と診断されたため、2歳4か月から児童発達支援施設に通うことになりました。通い始めて息子さんに起こった変化、そして保護者としての思いも語っていただいています。にれさんのご長女・まゆみさんは1歳8か月から療育を始めました。その際、どんな風に児童発達支援施設に通い始めたのか、相談支援員、施設での面談なども振り返っていただきました。児童発達支援とはどういう施設なのか、利用の仕方、料金などについて知りたい方は、以下の施設記事をご覧ください!児童発達支援(児発)とは?支援内容、探し方、料金や保護者の声も小学校入学後も支援に繋がりたい!放課後等デイサービスに関するコラム、基礎知識はこちらから特別支援学級に進学したプクティさんのご長男。「放課後の居場所」を学童にするか、放課後等デイサービスにするか悩まれていました。プクティさんたちの選択と、現在の変化についてご紹介いただきました。集団活動が苦手で先生からの集団への指示が通りにくく、スーパー不器用な息子・スバルくんには習い事は難しいと諦めていた星あかりさん。しかし、放課後等デイサービスを探し始めると、諦めていたあれやこれを経験できる素敵な施設を見つけ、舞い上がって契約したのですが……。放デイ探しの反省点をお話いただきました。小学2年生から放課後等デイサービスを利用しているSAKURAさんのご長女・あーさん。中学生になってから、勉強や部活で忙しくなり、長い休み期間などに、数日しか通えなくなりましたが、あーさんにとって放デイは大切な場所でした。小学校~中学校での放デイ利用についてのエッセイです。放課後等デイサービスとはどのような場所か、利用までのステップ、料金といった基礎知識についてはこちからご覧ください。放課後等デイサービス(放デイ)とは?支援内容、探し方、料金や保護者の声もLITALICO発達ナビ「施設情報ページ」をご活用ください!LITALICO発達ナビの施設情報ページでは、日々新たな発達支援施設が掲載、利用者の声も更新されています。施設ブログでは、各施設の日常もお届けしています。「以前探した時は施設が近くになかった……」「なかなかお子さまに合う施設が見つからない」という方がいらっしゃいましたら、是非ご利用ください。発達ナビ|施設情報ページ(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2025年01月03日千葉県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報Gripキッズ柏校では、小学校低学年のお子さんを中心とした「預かり+発達支援」に加え、中学年以降のお子さんや保護者の方にも必要とされる「放課後等デイサービス」を目指しています。社会生活を送る上で必要な規律性・忍耐力・問題解決能力を身につける目的で「集団プログラム」と「学習支援」を毎日行っています。事業所が目指している発達支援を実現するために保育士・幼稚園教諭・小学教諭・理学療法士・心理士などのスタッフが集まり、お子さんたちの些細な変化を見逃さず、的確な声かけを心がけているそうです。千葉県の放課後等デイサービスをもっとみる愛知県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報2025年2月にオープン予定のみらいベース名古屋高畑駅前では、「苦手にとらわれず、得意を伸ばす」という理念に基づき、子どもたちの可能性を広げるサポートをしていくことを目指しています。「苦手を克服する」アプローチではなく、「得意を伸ばす」ことに重点を置き、新しい経験と体験を積めるよう環境を整え、お子さんの支援へ強い思いを持ったスタッフが迎える準備をしています。名古屋市営東山線「高畑駅」より近く、送迎についても柔軟に対応するそうです。愛知県の放課後等デイサービスをもっとみる福岡県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報スカイウイング小田部は、自主性と自己肯定感を育てる自立課題や、経験を積む外出イベントなど、多種多様な発達支援を通じて楽しみながらいろいろな力を身に付けて、成長することができます。ウインググループの放課後等デイサービスは全国に約30事業所あり、多くのお子さんと保護者の方を支え、卒業生を社会に送り出してきた経験が大きな強みとなっています。福岡県の放課後等デイサービスをもっとみる「もっと施設の情報を詳しく知りたい!」「見学をしてみたい!」と思ったら、Webからもお問い合わせが可能です。施設情報ページでは、掲載されている施設の情報を地域ごとに検索して見ることができますよ。
2024年12月27日タレントで女優のはいだしょうこが21日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「情報解禁!!」はいだしょうこ、日テレドラマ『放課後カルテ』ゲスト出演を報告!「土9ドラマ「放課後カルテ」おもひで✨ここで再会できるとは。。。」と綴り、同ドラマで共演した子役の増田梨沙とのツーショット2枚の写真をアップした。「皆さんは、もうご存知だと思いますが、今回、日本テレビ、土9ドラマ「放課後カルテ」の中で、「ゆきちゃん」役を演じていた「増田梨沙ちゃん」は昔、NHK「みいつけた!」の4代目のスイちゃんをしていました」と綴り、久々の再会&共演を大いに喜んだようだ。 この投稿をInstagramで見る はいだしょうこ(@haida_shoko)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「わーしょうこお姉さんと、りさスイちゃんだ〜お2人にはうちの子ども達が大変お世話になりまして…(^^)❤️」といったコメントが寄せられている。
2024年12月22日生活協同組合コープさっぽろ(以下、コープさっぽろ)では、2025年4月より放課後児童クラブ「コープの学童 トドックキッズクラブ」(しんことに・のっぽろ)を開所いたします。それに伴い、2025年1月9日(木)より申し込み受付を開始いたします。放課後児童クラブとは、「学童保育」と言われたもので、保護者が就労等で昼間家庭にいない子どもを対象に、放課後の安全安心な遊びや生活の場を提供し、子どもの状況や発達段階を踏まえながら、子どもの健全な育成を図ることを目的とする施設です。昨今、少子化が進んでおりますが、共働き世帯の増加により北海道内でも放課後児童クラブの需要は増えています。コープさっぽろでは「食」や「体験」を通じて、「体験」「知る」楽しさを子どもに経験してほしい、さらに忙しい保護者(組合員さん)をサポート・支援したいと考え、トドックキッズクラブを開所する運びとなりました。トドックキッズクラブのコンセプトは「ただいま!」とかえってこれるホッとする場所です。コープさっぽろならではのネットワークを活かし、生産者ツアーやおしごと体験などの様々な「コト体験」や、地元食材を選んで食事やおやつを作ってみんなで食べたり、食品工場を見学して北海道の職を知る機会を作りたいと考えています。このような体験を通じ、自分がやりたいことを実現できる子どもや、課題を見つけて自分で改善する子ども、学年を超えた仲間づくりで相互扶助の心を育てていきたいと考えています。今後もコープさっぽろでは、「人と人」「人と食」「人と未来」をつなぐために様々な取組みを行ってまいります。概要■名称:コープの学童トドックキッズクラブ■住所:しんことに札幌市北区新琴似1条12-6のっぽろ 江別市野幌松並町9-20■対象学区:徒歩で通所できる小学1年~6年生■7つの特徴・専用施設でのびのび:安心、広々、のびのびとすごすことができます・体験もりだくさん!:システムエンジニア、畑の指導、お魚調理などスキルを持ったスタッフが体験サポート・こどもミーティング:子ども主体のコミュニティづくり、子どもたちの様子や声を活動に活かします・おやつとごはん:時にはみんなで手作りのおやつタイム、家庭的な食事の提供もあります・通所指導で安心:入学後1週間はスタッフが小学校までお迎えにいきます・延長可能:働く時間にできるだけ対応します・アプリ連絡:スマホアプリで連絡が可能です■詳細: 生活協同組合コープさっぽろコープさっぽろは「つなぐ」を合言葉に、「北海道で生きることを誇りと喜びにする」を理念に、「"安心"と"革新"」を使命に掲げ、北海道内に100以上の店舗を構え、安全・安心なコープ商品や宅配システムトドックをはじめ、子育て、環境や福祉など、組合員さんのための多彩な事業活動を行っています。また、多岐にわたる分野で問題解決へと「つなぐ」事業を実施しています。HP: 創立:1965年(昭和40年)7月18日理事長:大見英明お問い合わせ先【報道関係のお問合せ先】生活協同組合コープさっぽろ広報部広報メディアグループ森ゆかり〒063-8501札幌市西区発寒11条5丁目10-1TEL 050-1741-5516(平日9時~18時) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年12月20日松下洸平主演ドラマ「放課後カルテ」のクランクアップ写真が公開された。本作は、小学校を舞台に、口も態度もでかい小児科医・牧野(松下)が、その観察眼で言葉にできないSOSを見抜き、未来へ向かう子どもたちの背中を押す保健室ヒューマンドラマ。クランクアップは、最終回のラストシーンとなる保健室のシーンにて。牧野、篠谷(森川葵)がいる保健室に、児童たちがやってくる場面だ。拍手の中、中庭に集まった児童ひとりひとりに、松下と森川から花束が渡され、「頑張ったね!」「お疲れ様!」と優しく笑顔で声をかけられた児童たちは、涙を流しながら「3か月間とても楽しかったです」「また会えるように頑張ります!」と口々に挨拶をした。続いて、森川に花束と児童たちからの寄せ書きが渡され、森川は「最初は『先生なんてできるかな』と思っていたのですが、一緒に過ごす時間の中で、みんなが『先生』と言ってくれるから、篠谷先生という存在になれたんだと思います」と感謝を伝えた。そして最後に、松下にも花束と児童たちからの寄せ書きが贈られ、「僕は、地上波で単独で主演をやらせていただくのは、この作品が初めてでした。この作品で初めて主演をさせていただくことができて本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と挨拶。さらに「このドラマに参加するにあたって、1つ決めていたことがあります。それは『主役は児童役のみんな』ということです。常に一生懸命な皆さんと3ヶ月間一緒にお芝居ができたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございました。これからも周りに何を言われようと自分が最高だと思ったことを信じて突き進んでいってください。その自信を持っていれば、絶対、何があっても大丈夫だと僕は思います」とメッセージも送った。最終話(12月21日放送)あらすじ卒業式が近づく中、保健室の牧野(松下洸平)のもとに、新年度に産休から復帰する養護教諭・岩見(はいだしょうこ)が引き継ぎの挨拶にやってくる。そんな中、牧野が学校へ行く理由となった過去の患者・真琴(三浦綺羅)の様子を咲間(吉沢悠)に聞きに行った牧野は、真琴が「胸の痛み」を隠していることを知る。精神的な原因があるのではと考えた牧野は、その「痛み」を取り除くのが自分の仕事だと、高崎(田辺誠一)に真琴のケアを願い出る。「放課後カルテ」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月20日放課後の居場所はどこがいい?Upload By もっつんタクが小学校に入学した頃の私はフルタイムで働いていました。当時はタクに発達障害の特性があるとは思わずに、悩むこともなく地域の学校の通常学級に進学。そして当たり前のように地域の学童に申し込みをして利用を始めました。入学からしばらくすると授業中に教室を脱走してしまったり、お友だちとのトラブルが増えてきて、学校から電話で報告される度にとても悩んだことを覚えています。そしてタクの教室脱走癖は学童でも続いていました。仕事でヘトヘトになって学童に迎えに行くと「今日は〇〇を壊しました」「勉強時間なのに勝手に外で遊んでいました」と耳の痛い報告ばかりで……私はいつも謝罪をしてタクを叱らなくてはいけないストレスを抱えていました。その後、タクは小学校1年生の終わり頃に発達障害と診断されました。学童と改めて面談を行い、通常学級から特別支援学級に転籍したことや多動を抑えるために服薬をしていること、それでも特別扱いはせずにルールを破った際にはしっかりと叱ってほしいという希望を伝えました。当時の学童の先生は発達障害などにとても理解があって快く迎え入れてくださり、2年生からも学童の利用を継続することにしました。お迎えの時間は憂鬱…悩み多かった学童利用期Upload By もっつんタクの放課後の過ごし方に変化があったのは2年生の終わり頃のことで、タクの下に妹が産まれたのがきっかけでした。私は1年間の育休を取得して、タクは学校が終わったらそのまま自宅に帰宅するようになりました。タクとゆっくり過ごせる時間はとても有意義だったと思います、宿題を見たり一緒に工作をしたり……あっという間に1年が過ぎていきました。大きなトラブルが起こってしまったのは、タクが4年生になり久しぶりに学童を再利用し始めてからでした。私は1年ぶりに職場復帰をしましたが、人事異動などもあって毎日精神的にも肉体的にもものすごい疲れを抱えながら過ごしていたのを、タクも敏感に感じ取ってストレスになっていたのかもしれません。毎日服薬してから登校していましたが、下校時間頃になると薬効が薄れてきているのか「タクくんが落ち着きがなくて困ります」と報告を受けるようになりました。その都度厳しく注意はしていましたが、何度言っても同じ過ちを繰り返してしまうのも特性の一つで……タクは学童にとって先生を困らせる問題児になっていきました。そしてある日、学童の先生の一人に「もうタクくんは面倒みられません」と言われてしまい、学童を即日退所することになりました。この問題については後々市役所職員の方や学童責任者から謝罪がありましたが、とても悲しくつらい時期でした。障害児通所受給者証を取得し、放課後等デイサービスの利用手続きを済ませてUpload By もっつん地域の学童を退所してからしばらくは、タクは放課後は近くの義実家で面倒をみてもらうことになりました。しかし、タクは勝手に工具箱を開けて家電を分解してまう、義両親に気づかれないように家を出て近所の友だちの家に手当たり次第押しかけるなど問題行動を起こしてしまいました。私は学童退所問題の際にお世話になった市役所の相談員の方に現状をお話しして、早急に放課後等デイサービスを探し始めました。また、大急ぎで障害児通所受給者証を取得して、指定特定相談事業所へ支援計画の作成をお願いしました。この頃の私は無我夢中で動いていて、初対面の相談員さんや職員さんの前で泣いてしまうことも。普段の生活をするだけでもストレスや疲れが溜まりがちな環境に加え、放課後等デイサービスを利用開始するまでの手続きがとても負担に感じました。必死に動いた末に、4年生の途中からタクは放課後等デイサービスを利用できるようになりました。脱走癖に疲弊!学童に続いて放課後等デイサービスでも!?Upload By もっつん私の住む地域は田舎ということもあり、放課後等デイサービスの数自体がとても少ないようでした。それに加えて私が仕事をしているために学校への送迎有りが希望条件だったので、利用可能な施設の選択肢は1か所しかありませんでした。最初に利用した放課後等デイサービスは、重度の身体障害がある子どもも在籍しておりどちらかというとのんびり静かな教室だったかと思います。やっとのことで放課後デイサービスの利用を開始して、これで私も仕事に集中できるかと思ったのも束の間……タクは放課後等デイサービスの教室も繰り返し脱走してしまいました。周りの静かな子に合わせて、音読鑑賞や塗り絵などのインドアな過ごし方が合っていなかったのだと思います。個室に鍵を閉めて閉じこもって窓から庭へ脱走、そして駐車場に座り込み先生を困らせました。当時のタクは石が大好きで、お気に入りの石を探すことを何時間でもやりたいという衝動が我慢できませんでした。仕事中に「タクくんが出て行っちゃって困ってます、落ち着かないからお迎えお願いします」と電話が頻繁にかかってくるようになりました。当時の私はかなり精神的に参ってしまっていて「学童も放課後等デイサービスも無理なんて……私たちはどうすればいいの?」と泣いてばかりの日々でした。その後タクは、遠いけれど運動療育に力を入れている事業所に出合い、楽しい時間を過ごすことができました。タクと似てるタイプの子と意気投合して遊んだ話を楽しそうに聞かせてくれて安心しました。さまざまな環境で過ごし、いつの間にか大きく成長していたタクUpload By もっつん現在のタクは中学3年生になりました。中学生になってからは部活に真剣に取り組むようになったので、平日は利用せずに夏休みなどの長期休みのみ利用しています。放課後等デイサービスを通してタクと気が合う友だちができたのはとても素晴らしいことで、タク自身もさまざまな特性がある子どもたちと共に成長しました。先日タクのひいおばあちゃんが遊びにきた際には、タクが上手に車椅子を押しながら「デイで友だちを手伝っていたんだよ!」と教えてくれました。いつの間にか広い視野を身につけていて、胸が熱くなりました。特性がある子の子育てはバランスが難しく、親の負担が大きくなってしまうことがあります。放課後等デイサービスは子どもの発達支援の場でもありますが、親のレスパイトの場でもあるように思います。放課後等デイサービスとは相性問題があるので、もし選択肢がある環境ならばいろいろな事業所へ見学に行くことをおすすめします。当時のわが家には最初は選択肢がなかったのですが、ここ数年で放課後デイサービスの数が急激に増加した印象です。放課後等デイサービスをはじめいろいろなサポートを受けながら、長い子育てを少しでも明るい気持ちで過ごして行けたらいいですね。執筆/もっつん(監修:室伏先生より)学童から放課後等デイサービスへ移られた経緯や、放課後等デイサービス利用の手続き、もっつんさんのお気持ちなど共有くださり、ありがとうございます。もっつんさんも書いてくださったように、放課後等デイサービスは、活動内容、雰囲気、条件(送迎の有無など)は施設によって異なり、お子さんによって合う施設を見つけることは簡単なことではないかもしれません。一方で、一つの施設で合わなかったとしても悲観せず、新しい施設にチャレンジしてみてもよいということでもあります。市町村の公的な窓口では、公平性の担保のため、どこかをおすすめしてもらうということが難しいことが多いです。また、お子さんの特性や好きなこと、ニーズ(コミュニケーションスキルを伸ばすような集団での活動、学習のサポート、音楽や運動などを用いた療育的な活動、安心してほっと一息つける場所、etc)などを総合的に判断して決める必要があるので、お子さんのことをよく知っている人でないとアドバイスは難しいかもしれません。お子さんが雰囲気や活動内容を好むかどうかは実際に体験してみないと分からないことも多いので、お仕事や育児が忙しい中大変ですがいくつか見学して、ご本人に合った場所を見つけられると良いですよね。放課後等デイサービスが、ご家族が安心してお子さんを預けられる場所でもあり、またご家族がお子さんとのよりよい関わりについてヒントをもらえる場所にもなるといいなと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年12月20日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。長女ムスメが友だちと放課後によく遊びに行くようになって、次女オコメは少々寂しそうでした。寂しいのと宿題をやりたくないのは別問題ですね。はい。と、寂しそうにしつつも、時々私からもお手伝いや用事に誘ったりしてなんだかんだオコメだけでも楽しそうに過ごせるようになってきました。すると、帰宅したムスメからまさかの提案が。前までオコメを連れ歩いていたこともあってムスメのお友だちから、「オコメとも遊びたい」「弟妹と遊ばせたい」と声をかけてもらえたそうです。なんと嬉しい!ムスメも、連れて行っても遊ぶ内容によってはオコメが孤立しちゃうことを気にしていたので、これを聞いて喜んでまた連れて行ってくれるようになりました。オコメもムスメも嬉しそうで私としても一安心!仲良く遊べる環境に助かっています。ムスメにも、ムスメのお友だちにも感謝しかないですね。
2024年12月14日日本テレビの土曜ドラマ9「放課後カルテ」がいよいよクライマックスを迎える中、次期ドラマ「相続探偵」との特別なコラボが実現した。「放課後カルテ」で小児科医・牧野先生を演じる松下洸平が、「相続探偵」のセットを訪れ、相続トラブル専門の探偵・灰江七生を演じる赤楚衛二にバトンを直接手渡し、エールを送った。さらに、松下と赤楚の共演動画が、それぞれのドラマ公式Xで公開されている。赤楚が「放課後カルテ」のセットを訪問し、松下とやりとりしている貴重な映像が収められている。「放課後カルテ」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送中。「相続探偵」は2025年1月25日より毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年12月14日2014年に放送されたアニメ『妖怪ウォッチ』(テレビ東京系)。小学生を中心に大ブームとなりました。そのエンディング曲を担当していたのが、5人組ダンス&ボーカルユニット『Dream5』です。『Dream5』は、『ようかい体操第一』などをはじめとした『妖怪ウォッチ』のエンディング曲をヒットさせ、歌番組『第65回NHK紅白歌合戦』(NHK)の企画コーナーにも出演しました。2016年をもって『Dream5』は、活動を休止。元メンバーの日比美思さんは俳優、大原優乃さんはグラビアやモデル、俳優として活躍しています。唯一男性メンバーだった、高野洸さんは舞台に出演したり、歌手としてCDデビューしたりさまざまな場所で活躍。2024年10月から放送している、テレビドラマ『放課後カルテ』(日本テレビ系)にも出演中です。ドラマの撮影現場では、出演する子供たちと一緒に『ようかい体操第一』を踊っていました。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る 放課後カルテ【公式】日テレ土ドラ9(@houkagokarte_ntv)がシェアした投稿 一緒に踊っている子役たちが生まれた頃にヒットした『ようかい体操第一』。時の流れを感じますね。10年経ってもキレキレなダンスを見せた高野さん。教師役として、最後に子供たちの顔を見る姿に成長を感じます。コメント欄には、このような声が上がっていました。・ヤバい!ご本人が踊ってくれている!・あのお兄さんが立派な大人になって…。教える側になったのね。・懐かしい!相変わらず、爪の先まできれいなダンス。・この子たちは、あの曲が大ヒットした頃に生まれたのか…。10年という時の流れを感じさせないほど、当時と変わらないダンスを見せてくれた高野さん。今後、俳優として活躍している元メンバーたちとの共演も楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2024年12月02日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。わが家の3歳差姉妹、常日頃からべったりの仲良しです。それ自体はほほえましいのですが、ちょっと私には気になることがありました。毎日のように遊びにいくムスメ。それに当たり前のようにオコメがくっついていきます。オコメも私もうれしい限りですが、ムスメは無理してないだろうか、と少々気になっていました。妹を置いていく、という選択肢にびっくりしたムスメにびっくりしました。(伝わります?)少なくとも嫌々連れて行ってくれているわけではないとわかり、よかったのですが…少し気まずそうに、妹を置いていくと伝えてきたムスメ。その選択肢が出たことに一安心。オコメも、納得はしているんですよね。寂しいだけで。姉からの自立への第一歩!ということで、フォローしつつ見守っていきたいと思います。
2024年11月30日本人が安心し楽しく過ごせる場所発達障害のある私の娘は現在25歳。私は、娘が安心して楽しく過ごせる“居場所”をずっと探してきました。娘が小学生の頃にはまだ放課後等デイサービスがなかったので、娘は放課後の居場所として隔週で2時間程、近所の造形教室に通っていました。そこはフリースクールが主宰していて、不登校のお子さんも通っており、年齢もさまざまでした。毎回、制作のテーマはありましたが自由度が高く、時間の半分ぐらいは個々が好きなことをして過ごしていました。最初の1、2回は私も同伴しましたが、慣れてくると娘はひとりで通うようになりました。講師の先生は、子どもたちの大胆な発想や伸び伸びとした感性をいつも褒めてくれました。幼稚園の頃から絵を描くことが好きだった娘は、そこでは水を得た魚のようにイキイキとしていました。そこは娘にとって居心地がよい場所で、小学校卒業までこの造形教室に通いました。中学生になると娘は、障害児専門の塾に通い始めました(この塾はのちに放課後等デイサービスになりました)。また、基幹相談支援センター(地域活動ホーム)主催の余暇支援活動にも通い、料理やフラワーアレンジメントのほか、ネイルや化粧やヘアメイクなどもプログラムにも参加しました。高校生になってからは、同センター施設内のショートステイなども利用しました。社会人になってからは医師が主宰する“インターネットを活用した余暇支援活動”に参加しました。これらはすべて私が探し、事前に下調べをして娘に合っているかなどを確認してから参加していました。子どもに必要な福祉や支援の情報を調べること、伝えることの限界娘は高等特別支援学校卒業後、特例子会社(※)に就職しました。そして、親元から離れ、グループホームに入居することを自ら選びました。※特例子会社とは、障害のある人の雇用促進と雇用の安定化を図るために設立された会社のこと娘が選んだグループホームは県外だったため別の自治体管轄になり、福祉支援の担当者も変わりました。グループホーム入居後に、娘から余暇を過ごす場所について相談されたことがありました。一緒に暮らしていた高校生までは、私が娘に合いそうな居場所やコミュニティについて調べていましたが、娘が入ったグループホームのある地域の支援情報を私はほとんど知らなかったので「支援者の人に聞いてみて」としか言えず、親の私から支援の情報を伝えることの限界を感じました。娘はその後、多くの支援者の方のお世話になり、私がサポートしなくても余暇を過ごす場所やコミュニティにも出合うことができました。6年勤務した特例子会社を退職し、就労継続支援A型事業所(※)に転職しますが、そのときも相談支援センター相談員やハローワーク、ジョブコーチなどの支援者の方々がサポートしてくださいました。※障害や難病のある人が、雇用契約を結び支援を受けながら働くことができる障害福祉サービス大学のセミナー、とな⁉娘が就労継続支援A型事業所に転職してしばらくしたころ、「高校時代の恩師から、大学のセミナーに誘われた」と連絡がきました。娘が通っていた高等特別支援学校でお世話になったG先生が定年退職後、カレッジ型福祉サービスなどに携わり、障害のある子どもたちの支援に尽力されていることは知っていましたが、大学のセミナーに娘が誘われるなんて、私はびっくり仰天です。Upload By 荒木まち子私は、まずセミナーにかかる金銭面が心配でした。以前娘が特例子会社で働いていた頃、そこの先輩に『自分が興味あることを学びなおしたい』という理由で退職し、それまで働いたお金で専門学校に入学した方がいました。でも、娘にはそのような貯蓄はありません(むしろマイナス)。私は娘に「先生に、自分は他の同級生とは違って実家暮らしじゃないからお金に余裕がないけど大丈夫かどうかを聞いてね」と伝えました。恩師G先生その後、そのセミナーは障害のある若者と大学生が共に大学で学ぶための行政と大学の連携・協働を通じたインクルーシブ・プログラムであること、セミナー受講が無料であることなどが分かりました。社会人向けの生涯学習に近いものと知り、私はほっとしました。インクルーシブ生涯学習プログラム【夢をかなえるセンター】生涯学習:「みんな集まれ!大学で学ぶ楽しみ発見セミナー」の紹介「みんな集まれ!大学で学ぶ楽しみ発見セミナー」の紹介チラシ娘は高等特別支援学校卒業後、就職をしましたが、「大学に進学したい」という思いがあったことは察していました。また、娘は中学2年生まで通常学級で過ごしていたこともあり、“定型発達の人たちのコミュニティへの参加”をどこかで求めていたことも私は知っていました。そんな娘がこのプログラムに強い関心を持つのは当然でした。娘の卒業から7年が経ちますが、その間もG先生はずっと子どもたちのことを想い、彼らが活き活きと過ごせるような居場所を創り続けてくださっていたと知り私は胸が熱くなりました。新しいインクルーシブ・プロジェクトこのような取り組みをしている自治体や大学があることを、私は全く知りませんでした。G先生は「当事者と大学生がフラットな関係性の中で学べるようになることを願っています。インクルーシブ・プログラムは大学生にとってもかけがいのないものだと思います」とおっしゃっています。私もこの取り組みが全国に広がってスタンダードなものになってくれたら良いな、と思います。そして日本の従来のインクルーシブ・プログラムとは違う『障害のある当事者自身が己の意志を発信し、大学生たちも能動的・自主的に関わっていく』そんな“青年期のインクルーシブ・プロジェクト”が今後、社会にどのような変化をもたらすのか、今から楽しみでなりません。親として思うこと親は“子どものため”と思ってさまざまな情報収集をし、居場所を探します。親なきあとのことを心配して、就労先や住むところを探します。でも、その行動は果たして子ども本人が望んでいることなのか、本人はそこに幸せを感じているのか。実は一連の行動は“親自身の安心のため”なのではないか?子どもが成長するにつれ、いろいろと考えさせられます。高校生までは私が娘にとって必要であろう福祉や支援の情報を探してきましたが、今回のように娘自身が積極的に情報を探すようになってきたことを私はとてもうれしく思っています。それらは、親のフィルターを通さず、娘自らが望み、選んだ情報だからです。そして、そんな場を創ってくださる方々、サポートしてくれる人々に、私は感謝の気持ちでいっぱいです。執筆/荒木まち子(監修:井上先生より)勉強だけでなく、余暇や居場所づくりは幼児期から成人期まで継続的に必要なことです。成人期になって、自分でそういった場が選択できるようになったベースには、幼児期からの親御さんのご努力があったのだと思います。働く場所以外の交流の場は、親にとって心配な部分もありますが、信頼できる支援者の方たちのサポートがあることによって、本人も親御さんも安心して参加できる場所になっていると思います。先輩や友人との交流によって、自分の価値観や生活スタイルに広がりがでてくるとよいですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年11月12日グラドル、アイドルグループ放課後プリンセスの小日向ななせが25日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】グラドル・黒嵜菜々子”恋人待ちシチュ風”の美麗ショットが「最上級に可愛い」とファンから絶賛!小日向ななせは「可愛くなりたい!!」と綴り、最新の短編動画を公開した。ビキニモードとタグにある通りで、白の紐水着にて魅了ダンスを無邪気に踊る彼女。あどけないフェイスに色気を醸し出すうえ、羽織物を着用したスタイルにも絶賛の声が集まっている。 この投稿をInstagramで見る 小日向ななせ(@kohinata_nanase)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「めっちゃ可愛い大好き」「既に可愛いからなりたい!って思う必要ないと思うけどw」といったコメントが寄せられている。
2024年10月26日女優の森川葵が12日、自身のインスタグラムを更新。【画像】森川葵「季節先取りすぎ⁉︎」なモコモコ衣装が可愛いと話題!「本日21時〜#放課後カルテ第1話始まります!」と綴り、自身が写った写真1枚をアップした。森川が演じるのは熱意あふれる一生懸命な教師「篠谷先生」役だ。 この投稿をInstagramで見る 森川葵 Morikawa Aoi(@aoi_morikawa0617)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「ずっと楽しみにしてたよーリアタイしますっ!!撮影大変だと思うけど頑張ってね葵ちゃん!!」といったコメントが寄せられている。
2024年10月12日学童?放課後等デイサービス?長男の小学校入学を翌年に控えた11月。就学相談の結果、無事に希望が通り、特別支援学級へ就学することが決まりました。ホッとしたのも束の間、次なる悩みが出てきました……。Upload By プクティそれは長男の「放課後の居場所」をどうするか?ということでした。わが家は共働きのため、小学校が終わった後、長男が過ごす場所が必要になります。小学校内に設置されている学童へ通うのか、はたまた放課後等デイサービスを利用するのか……。私たち夫婦はその2択で悩んでいました。児童発達支援センターへ相談自分たちだけでは決めかねたので、児童発達支援センターで相談させていただくことにしました。Upload By プクティ調べてもらうと、わが家から近くて通いやすい場所には、放課後等デイサービスが1つもないということが分かりました。少し遠くになってよいならいくつかあるけれど、どこも人気があるので、すでに満員でキャンセル待ちになる可能性が高いということでした。Upload By プクティ放課後等デイサービスが近くになく、遠いところでもどこも激戦という話を踏まえて、私たちは再び考えました。長男が通うのは特別支援学級だし、やはり通常学級の子たちとの関わりも持ってもらいたいという願いもあり、学童に入ることを決めました!そして学童に通い出し…Upload By プクティ幸い、学童には空きがあり、小学校入学と同時に入ることができました。入学してすぐの時期は学校に慣れることを優先し、放課後に学童は利用せず自宅で過ごしていた長男。私も長男に合わせ仕事量を減らし、帰宅した長男に学校の様子を聞いたり、宿題を見てあげたりしていました。そして特別支援学級に通い出して1ヶ月経ち慣れてきた頃、まずは様子を見るため1時間から学童の利用を始めました。学童への引き渡しは学校側で行ってもらえるということでしたが、初めての日は特別支援学級の担任の先生から離れようとせず、なかなか学童へ行くことができなかった長男。落ち着くまで、しばらく担任の先生が付き添ってくれていたそうです。しかし、1度行ったことで学童の楽しさを感じられたからか、行き渋ったのは初日だけで、2回目からは一人で学童へ行くことができるようになりました。長男の様子を見て大丈夫そうだと感じたので、学童に通い始めてから1ヶ月後には、2時間程預けることも多くなりました。Upload By プクティ学童に通い始めて半年ほど経った今では、すっかり環境に慣れたようで、通常学級の子とも一緒に遊ぶなど関わる時間が増えて、本人も学童の時間を楽しんでいるようでした!今のところ毎日学校にも学童にも嫌がらず楽しそうに通ってくれているので、とても安心しています。執筆/プクティ(監修:室伏先生より)長男さんが学童の時間を楽しんでいるとのこと、本当にうれしいですね。学童か放課後等デイサービスの選択で迷われる親御さんは多いですが、お子さんが快適に楽しく過ごせることが一番大切ですよね。学童のメリットは、プクティさんもおっしゃってくださった通り、通常学級のお子さんとの交流ができる点です。一方で、ケアできる大人の数に対してお子さんの人数が多いため、サポートが行き届かず、お子さんの特性によっては過ごしにくい場合もあります。放課後等デイサービスでは、施設ごとに異なる療育やプログラムが提供されており、お子さんに合った場所を見つけやすいです。ただ、希望する施設に空きがないことや、複数の施設に通う必要が出てくる場合もあります。また、送迎が必要だったり、利用時間が学童より短いこともあり(特に長期休暇など)、保護者の勤務に影響を与えることも考えられます。どちらを選ぶにしても、実際に見学して、親子で安心して過ごせる場所を見つけられるといいですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年10月05日松下洸平主演ドラマ「放課後カルテ」のポスタービジュアルが公開された。本作は、小学校を舞台に、口も態度もでかい小児科医・牧野が、その観察眼で言葉にできないSOSを見抜き、子どもたちの背中を押す保健室ヒューマンドラマ。今回のポスターは、小学校の保健室を背景に、笑顔あふれる児童たちに囲まれながらも、無愛想な表情を見せる学校医・牧野(松下)と、優し気な微笑みを浮かべる教師・篠谷(森川葵)が登場し、多幸感に満ちたビジュアルとなっている。なお、ポスターのメイキング映像は、ドラマ公式SNSで公開中だ。第1話あらすじ小児科医の牧野(松下洸平)が、学校医として東多摩第八小学校に赴任した。仏頂面で「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」と言い放つ牧野に、児童たちも、6年2組の担任・篠谷(森川葵)も唖然。牧野は医師を学校に常駐させるという新たな試みで大学病院から送られたのだが、その影にある事情を抱えていた。その日、いつものように保健室にやってきた児童・ゆき。授業中にもよく居眠りをしてしまうゆきは、保健室で寝る時間が心のオアシスだったが、「勝手に寝るな」と牧野に言われ、その平穏が破られる。一方、やんちゃな児童・拓真は、裏山の立入禁止エリアにカッコいい秘密基地を発見したと大興奮。興味を持った宏哉と大和を引き連れて、裏山に行くことに。しかし、体調が良くないことを隠していた拓真は、藪の中で突然倒れてしまう…。篠谷と共に現場に向かった牧野は、拓真の症状を見て即座に病気を絞り込んでいく。数日後、一向に居眠りが改善しないゆきについて、牧野に相談しに来た篠谷。児童の本心を理解する難しさを吐露する篠谷だが、気持ちを理解してくれない牧野と、言い合いになってしまう。するとそこに、ゆきがグラウンドで倒れたという知らせが届き――。「放課後カルテ」は10月12日より毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年09月29日不安とともに始まった放課後等デイサービスASD(自閉スペクトラム症)のスバルが最初に通所していた放課後等デイサービスは、とても楽しい場所でした。週に何度か外部から先生が来て、さまざまなレッスンをしてくれました。集団での活動が苦手で一斉指示が届きにくい特性を持つスバルは、それまで習い事を諦めていました。しかし特性を持つ子が集まる放課後等デイービスでは「先生やお友達に迷惑をかけるかも」と気にすることもなくレッスンに参加できることが魅力でした。もう1つの魅力は、特性のある子の対応に長けたベテランの先生たちです。放課後等デイサービスにはさまざまな特性のあるお子さんが集まるのでトラブルはあるだろうと思っていました。しかし見学時、癇癪を起こしたお子さんに対する先生の丁寧な対応を見て「ここならば安心して通わせられる!」と思い通所を決断しました。スバルは癇癪を起こすタイプではありませんが、いわゆる「空気が読めない」立ち振る舞いをしてしまうタイプのコミュニケーションに難ありっ子なので、信頼できる先生に見守られながらコミュニケーションを学んでほしいと思いました。しかし春になり通所が始まると、見学時に顔を合わせたベテランの先生たちがごっそりいなくなっていました。新しくできた系列施設に移動したとのことです。こうして不安とともに始まった放課後等デイサービスの通所ですが、スバルは楽しそうに通っていました。異変「暴れている子がいるよ」スバルの生活に放課後等デイサービスが定着してきた頃、帰宅後そんな話をするようになりました。別の小学校から通う子が毎回癇癪を起こしており、先生が数人その子にかかりきりになっているとのことでした。スバル自身は初めて見るような激しめの癇癪に驚いていたものの、心身に大きな影響はなさそうでした。癇癪について簡単な言葉で説明しつつ「心が落ちつくまでそっとしておいてあげてね」と伝えました。スバルは物理的にも精神的にも距離感が近すぎるところがあり、トラブルを察知すると無関係なのに心配して寄っていってしまうことがあります。幼稚園時代は無関係なケンカに巻き込まれたり、怒っている子の神経を逆なでしたり、先生がなだめているのを当事者みたいなポジションで聞いていたりしました。そんなこともあり「怒っている子や泣いている子はそっとしておく」「トラブルに近寄らない」という話はあの手この手で伝えてきました。その甲斐あってか、癇癪を起こしている時にはその子に近寄らず過ごせているようでした。「何もなかった」……?それからしばらく経った頃、放課後等デイサービスから帰って来たスバルは頬に保冷剤を当てていました。癇癪中のその子に叩かれたとのことでした。それからたびたび、叩かれた、引っかかれた、蹴られたと言って帰ってくることが増えました。送迎の先生からは「念のため保冷剤を……」と説明されました。スバル本人も「叩かれたけど大したことない」と言うようになりました。Upload By 星あかり先生も深刻そうではなかったし、過去の出来事からスバルは「叩く」の種類や悪意の有無があまり分かっていないようなので、手や足が当たってしまった事を大げさに「叩かれた」と伝えているのではないかと考えました。しかしそれにしても回数が多いので放課後等デイサービスの先生には「癇癪を起こしている子にスバルが近寄りそうな時は止めて欲しい」とお願いしました。先生は今まで以上に注意深く見守ると言ってくれました。その後は先生からもスバルからも「今日は何もなかった」と報告される日々が続きました。ほっと一安心……とはいかず、「何もなかった」はずの放課後等デイサービスがあった日だけ、激しめの常同行動やチックが出るようになりました。先生に質問や相談をしたいけど「何もなかった」と説明されている以上、「本当は何かあるんでしょう?」と詰め寄ることもできず、ほかの誰に相談したら良いのかも分からずモヤモヤした日々を過ごしていました。現場を目撃そんなある日、用事の帰りに偶然放課後等デイサービスの近くを通りかかったので、そのまま迎えに行って一緒に帰ることにしました。最近の様子から、放課後等デイサービスでどんな風に過ごしているのか見たいという気持ちもありました。玄関の前に立つと、玄関の隣の窓から悲鳴のような声が聞こえました。慌てて窓から中を覗くと、そこには箒を振り回すその子と、止めようとする先生、泣いて逃げ惑う子たちでパニック状態でした。慌ててチャイムを押すと、スバルと先生が飛んできました。そしてスバルは「今日もいつも通り、何もなかったよ」と言いました。Upload By 星あかりスバルは直接自分が叩かれることがなければ、ハードな現場に居合わせても「何もなかった」と表現することが分かりました。もしくは先生が「何もなかった」と説明しているのを聞いて、スバルもこの出来事を「何もなかった」に分類したのかもしれません。しかし本当はストレスを感じていてチックなど体調に表れたのだと思います。スバルは「何もない」と言いますが、体調に表れるほどにストレスを感じていることに不安に感じ、この放課後等デイサービスは辞めることにしました。知るべきは事実私はこの一件を本当に反省し、学校や放課後等デイサービスから帰って来たスバルへの声掛けを「今日楽しかった?」「どうだった?」という曖昧な質問で終わらせないように心がけるようになりました。スバルが拙い言い回しで伝えてくる今日の出来事の中のちょっとした不穏なワードを見逃さず、本人の「何もなかった」と言う感想を鵜呑みにしないように注意して聞くようにしました。そうは言っても尋問のようになると本人が話してくれなくなるので、あくまで楽しい会話のキャッチボールの中で自然に聞くような形です。そして気になることがあれば「こんな些細なことで……」と躊躇せず早めに先生に相談するようになりました。他人からの悪意や暴力に気づきにくいスバルのフィルターを経由し、ほのぼのとしたエピソードとして語られた出来事の中には重大な事件が隠されていたこともありましたし、幼稚園の頃より人間関係が複雑になっている分、注意深く見守らなければいけないと感じました。現在は目立ったチックや常同行動もなく、学校も放課後等デイサービスも楽しく通っているように感じるのでスバルの成長とともに少しずつ見守り体制はゆるくなってきています。しかし心配性の母は、今日も不穏なワードに目の奥をギラつかせながら、にこやかに学校や放課後等デイサービスでの出来事を聞き出しているのでした。執筆/星あかり(監修:新美先生より)見学に行って信頼できそうだと思ったスタッフがいるから選んだ放課後等デイサービスで、入ってみたら、そのスタッフたちがごっそりいなくなってしまったとは、想定外なことでしたね。学校や放課後等デイサービスなどでの様子をお子さん本人に聞いても、さっぱり要領を得ないというのは、よくあることですね。そもそも、空気が読めなかったり状況把握が上手じゃなかったりして、何が起きているかを分かっていないということもあるかもしれないですし、伝えるべきことがどういうことか分からないとか、どのように伝えたらいいか分からないというようなコミュニケーションの難しさがあることもあります。「楽しかった」「何もなかったよ」と答えるのがパターンになっていて、それ以上の答え方のバリエーションが増えないというようなこともよくあります。今回のエピソードではないですが、お友だちや先生に口止めされたのを真に受けて律儀に相手側に不都合なことを言わないということもまれにあります。その場に聞き手がいなかった状況を聞き取るときに、その場にいた登場人物を棒人間で書いて、その人が言ったこと、やったこと、その時どう思ったか、などを聞き取りながら図解して確認するような方法(コミック会話)をとることで、聞き取りがしやすかったり、「何があったの?」とオープンクエスチョンで聞くよりは、選択肢を選んでもらうなどのやり方で聞き取ると、少しは状況が見えてくることもあります。ただ毎回のようにやると、それこそ尋問のようになってしまって、めんどくさがられますよね。星さんもおっしゃっていたように、なにより帰宅後のご本人の様子で、そこに行かない日と比べて、イライラしていたり、何らかの症状が強まったり、こだわりが強くなっていたりと、お子さんの変化を見ることで判断するというのは大事だと思いました。なかなかお子さんから「これが大変」ということは発信してもらいにくい場合、気になる時は、実際に見に行ってみたり、スタッフの方としっかりお話ししたりして状況改善を図ったり、無理なら撤退するというのは必要な対応だと思いました。お話聞かせていただきありがとうございました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年09月25日ASD(自閉スペクトラム症)の娘は小学2年生から放課後等デイサービスを利用しています小学2年生から放課後等デイサービスを利用している娘。中学生になってから、勉強や部活で忙しくなり、長い休み期間(夏休み)などに、数日しか通えなくなりましたが、娘は今も放課後等デイサービスで過ごす時間が大好きです。娘は、ここで多くのことを学びました。放課後等デイサービスには、いろいろな子がいます。学校で、強いこだわりやパニックを起こし、周りに合わせてもらい、特別扱いが多い娘ですが、放課後等デイサービスでは、娘のような個性を持った子たちがたくさんいるため、誰も特別ではありません。自分に譲れないこだわりがあるように、周りにもこだわりを持った子がいます。Upload By SAKURAみんな、こだわる行動には理由があるということを周りの子から学び、周りの子を見て、自分のことを客観的に見ることができるようになりました。Upload By SAKURAUpload By SAKURA中学生になった娘の放課後等デイサービスでの過ごし方は……中学生になってからは、すっかりお姉さんポジションになり、小さい子たちに合わせることが多くなった娘。小学生の子たちと一緒に遊ぶのは、楽しいのですが、長時間だと疲れてしまうそうです。Upload By SAKURAそんな時は、先生方が考慮してくれ、離れた部屋や1人になれる場所を用意してくれ、静かに過ごせるようにしてくれます。Upload By SAKURA娘が小学2年生の時からずっと同じ先生が見てくれているため、娘のことはよく理解してもらっています。どう声をかけたらいいか、どう接したらいいか、どんなことが好きか……中学生になって、こだわりやパニックがある程度落ち着いても、配慮は変わらず温かいです。今の娘があるのも、放課後等デイサービスで過ごした時間があるからだと思っています。親の私では、教えることができなかったことを、周りの先生や友達から学ぶことができた娘。あの時、放課後等デイサービスに通うという判断をして、本当に良かったと思っています。執筆/SAKURA(監修:藤井先生より)放課後等デイサービスを利用することで、先生がSST(ソーシャルスキルトレーニング)を行ってくれていた様子が伝わってきました。放課後等デイサービスでは何をしているのか、利用したほうが良いのかと、相談を受けることがあります。利用者が多く、空きがない現状もありますが、学校や家とは違った場所で、お子さんのペースを大切に必要なスキルを少しずつ身につけられる場所があるのはとても大切かと思います。パニックやこだわりがあっても、対処法を一緒に考えてくれる場所があるという安心感が娘さんの成長につながったのだと思います。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年09月11日10月スタートの新ドラマ「放課後カルテ」において、主人公・牧野を演じる松下洸平が、先日ついにクランクインしたことが分かった。日生マユの同名漫画を原作とした本作は、文句ばかりで口も態度も大きい小児科医・牧野が、小学校を舞台に、鋭い観察眼で子どもの小さなサインを見逃さず、救っていく保健室ヒューマンドラマ。クランクインの場となったのは、舞台となる小学校の保健室。居眠りしがちな児童・ゆきが、無断で保健室のベッドで寝ているところを牧野に発見され――というシーンだ。スタッフから「牧野役の松下洸平さんです!」と紹介され、拍手が起こる中、松下は笑顔で挨拶し、いよいよ撮影がスタート。松下は監督と芝居の動きを繰り返し確認し、合間には児童役の子と談笑する姿もあったそう。「初日から子どもたちの集中力と演技に刺激を受けています」という松下。「クランクインの今日は児童1人と牧野先生というような少人数のシーンがわりと多かったのですが、これから先、30~40人と一緒に作るシーンも出てくるので、それも楽しみですね」と期待し、「1人でも多くの方にご覧いただきたいですし、ぜひ子どもたちの笑顔と涙から、皆さんの日常のプラスになるようなヒントを受け取っていただけたらと思います」とコメントした。第1話あらすじ小児科医の牧野(松下洸平)が、「学校医」として東多摩第八小学校に赴任した。仏頂面で「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」と言い放つ牧野に、児童たちも、6年2組の担任・篠谷も唖然。牧野は医師を学校に常駐させるという新たな試みで大学病院から送られたのだが、その影にある事情を抱えていた…。その日、いつものように保健室にやってきた児童・ゆき。授業中にもよく居眠りをしてしまうゆきは、保健室で寝る時間が心のオアシスだったが、「勝手に寝るな」と牧野に言われ、その平穏が破られる。一方、やんちゃな児童・拓真は、裏山の立入禁止エリアにカッコいい秘密基地を発見したと大興奮。興味を持った宏哉と大和を引き連れて、裏山に行くことに。しかし、体調が良くないことを隠していた拓真は、藪の中で突然倒れてしまう。篠谷と共に現場に向かった牧野は、拓真の症状を見て即座に病気を絞り込んでいく。数日後、一向に居眠りが改善しないゆきについて、牧野に相談しに来た篠谷。児童の本心を理解する難しさを吐露する篠谷だが、気持ちを理解してくれない牧野と、言い合いになってしまう。するとそこに、ゆきがグラウンドで倒れたという知らせが届き――。「放課後カルテ」は10月、毎週土曜日21時~日本テレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年09月05日VISH株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、2024年8月21日(水)、当社が開発・提供をする児童発達支援・放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」が第18回キッズデザイン賞を受賞したことをお知らせいたします。今後もクラウドサービスを通じて、児童発達支援・放課後等デイサービスに関わる人すべてに笑顔が溢れる社会の実現を目指して参ります。「コノベル」公式サイト: コノベルがキッズデザイン賞を受賞!▼キッズデザイン公式HPはこちら ■児童発達支援・放課後等デイサービスの業務における課題社会全体で子どもたちへの療育の必要性が認められ、児童発達支援・放課後等デイサービスが増加。現在、療育施設は全国で約30,000施設を突破しました。参考: (厚生労働省:統計情報)ところが、ニーズの増加に伴って現場で働く職員の事務作業は拡大・煩雑化を極め、子どもたちへの質の高い支援の提供や、家族支援を含めた保護者とのコミュニケーションの時間確保が困難であるのが現状です。■「コノベル」が提供する3つの価値【1】児発・放デイに特化した唯一のサービス児発・放デイに特化した唯一のサービスで、「煩雑かつ不定期な利用予定の調整」や「発達障がいに必要な療育の記録」といった独自の業務に柔軟に対応可能です。【2】直感的で分かりやすい画面デザインパソコンなどのデジタル媒体に苦手意識のある職員・保護者でも使いやすくするため、直感的でわかりやすいUI/UXを採用。「コノベル」の使用イメージ【3】全ての人の笑顔を実現するため無償提供「子どもを真ん中に関わる人全てに笑顔とゆとりを」をコンセプトに、1日でも早く障がい児童福祉に関わる方の負担軽減を支援するべく、無償で利用できる【スマイルプラン】を提供。■第18回キッズデザイン賞主催 :特定非営利活動法人キッズデザイン協議会後援 :経済産業省、内閣府、消費者庁、こども家庭庁<表彰部門>・子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門・子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門・子どもたちを産み育てやすいデザイン部門※英語表記については、キッズデザイン賞Webサイト「受賞メリット」―「キッズデザイン賞英語表記」をご参照ください。 ■キッズデザイン賞とはキッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。 ■キッズデザイン協議会とはキッズデザイン協議会は、次世代を担う子どもたちの安全・安心の向上と、健やかな成長発達につながる社会環境の創出のために、さまざまな企業、自治体、研究教育機関、医療・デザイン関係団体が業種を超えて集うNPO法人です。設立年月日:2007年4月2日会長 :坂井 和則(TOPPANホールディングス株式会社 代表取締役 副社長執行役員COO/TOPPAN株式会社 取締役) ■児童発達支援施設・放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」とは「コノベル」は、利用者情報管理を中心に、職員と保護者の連絡手段のデジタル化や職員の働き方改革に寄与する低価格なクラウドサービスです。2024年8月1日時点で約500施設以上(解約・閉園除く)の障がい児療育施設の業務負担軽減を実現しております。今後も「コノベル」を通じて、障がいの有無に関わらず誰一人取り残さないサービスの提供を目指してまいります。公式HP : 公式Instagram: コノベル【VISH株式会社(ヴィッシュ株式会社)会社概要】代表者: 代表取締役 田淵 浩之所在地: 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F設立 : 2004年12月資本金: 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月21日わが家が放課後等デイサービスを探し始めたきっかけわが家が放課後等デイサービスを探し始めた理由は、息子が小学2年生の頃学校で過ごすのがつらくなってしまったからでした。当時、息子はまだ通常学級に在籍していました。授業の間おとなしく座っていることが難しく、立ち歩いたり、大きな声を出したりしていました。その頃は新型コロナが流行し始めていて、息子にとってもストレスが大きかったのか、常に何かにイライラしたり怒ったりしている状態でした。Upload By メイ学校で対応してもらうのにも限界があり、だんだん学校に行くのがつらくなってきているようでした。そこで、学校以外にどこか息子の安心できる居場所があればいいなぁと思って、放課後等デイサービスを探すことに決めたのでした。最初に施設を選んだポイントは「自宅からの近さ」最初は心配も大きかったので、何かあったときにすぐに帰ってこられるように、家から近いというのを1番の条件にして施設を探していました。そこで、まずは息子の通う小学校の学区内にある唯一の放課後等デイサービスに見学に行くことにしました。実際に見学に行ってみると、職員の皆さんが子どもたちと全力で遊んだり、関わったりしていて、ここなら安心して預けられるかもしれないなと思いました。Upload By メイしかし、スタッフの方に詳しく話を聞いてみると、こちらの施設には主に知的障害(知的発達症)のお子さんが多く通っているということでした。そこで初めて、放課後等デイサービスは事業所ごとに特色があり、違いが大きいということが分かりました。施設を探し始めた当初は、とにかく息子が安心して過ごせる居場所になればとしか考えていませんでした。でも、やっぱりせっかく通うのだから、安心だけではなく、少しでもお友だちとの関わりや生活習慣を身につけてくれたらいいなぁと考えるようになりました。次第にはっきりしてきた「放課後等デイサービス」に求めることそこでもう1件見学に行ってみることにしました。次に見学に行った施設も、職員さんたちはとても誠実に対応してくれました。部屋の中にはいろんな工夫がしてありました。入り口から連絡ファイルを提出するまでの流れがイラストになって書かれていて、行動の導線が分かりやすくなっているのは、さすがだなぁと思いました。あまり広くない部屋でしたが、お勉強をするスペースと遊ぶスペースがきちんと区切られていたし、一人になりたい時はなれるようなそんな工夫もされていました。Upload By メイそのような工夫を見て、1件目の施設よりも、こちらの施設のほうが息子にとって学びが大きいかもしれないと感じました。そこで、2件目に見学に行った放課後等デイサービスでお世話になることに決めたのでした。放課後等デイサービスに通い始めて4年。現在の様子は?小学2年生の秋から通い始めて小学6年生になった今でも、息子はとても楽しく放課後等デイサービスに通っています。外遊びは好きではない息子ですが、デイサービスでみんなと公園に行くときには「あんまり行きたくないなぁ」と言いながらも、年下の子と手をつないで歩いて行っているそうです。職員さんが公園のゴミ拾いをしようと声をかけてくれると、息子は喜んでたくさんのゴミを拾っているみたいです。Upload By メイ初めて施設を探すときには何を目的にどんなところを探したらいいのかよく分からずに悩んでしまいましたが、実際に行ってみることで、どんなことを求めたいのか自分の中ではっきりしたような気がします。デイサービスの職員さんはみんな子どものことよく見てくれていて、私が家で関わっているだけでは気づけないような息子の改善点なども共有してくれて、とてもありがたいと思っています。執筆/メイ(監修:新美先生より)放課後等デイサービス探しについて具体的に聞かせていただきありがとうございます。メイさんの息子さんは、学校で過ごすのがつらくなったのをきっかけに放課後等デイサービスを探し始めたのですね。このようなニーズの場合は、放課後等デイサービスではとにかく居心地よく安心して楽しく遊べるかどうかを大事に探されるとよいですね。学校で頑張ったあとの気分転換、ストレス発散ができたり、もし学校に行きづらくなったとしても、家以外に他者とつながって自宅でできない活動ができる居場所があることはお子さんにとって大きいメリットになると思います。メイさんの息子さんは2年生から6年生までずっと同じ放課後等デイサービスに通っているとのことですので、きっと息子さんにとって居心地の良い大事な居場所になっているのですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年08月17日VISH株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、当社が開発・提供をする児童発達支援・放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」にて、障がい児福祉サービスの実績記録の管理を補助する「実績記録票機能」のリリースをしたことをお知らせいたします。今後もクラウドサービスを通じて、児童発達支援・放課後等デイサービスに関わる人すべてに笑顔が溢れる社会の実現を目指してまいります。「コノベル」公式サイト: 「コノベル」が実績記録票機能をリリース!■実績記録票とは?児童発達支援・放課後等デイサービスでは、施設の運営をするにあたり、利用者へのサービスの提供実績を記録する「実績記録票」と呼ばれる書類を保管・管理をすることが義務付けられています。実績記録票には、サービス提供の根拠を示すために利用日ごとに必ず保護者確認が必要とされており、施設の職員は子どもたちへの支援が終わった後に、保護者の方に確認作業を実施します。現在療育現場では、実績記録票の作成や保護者確認は紙で運用していることが多く、利用人数分の紙を印刷して用意する必要があり、保護者確認についても保護者と職員が対面した状態で確認を行っています。実績記録票のイメージ■リリースの経緯発達に障がいを抱えた子どもたちに対して必要な支援を提供する児童発達支援・放課後等デイサービスでは、社会全体で子どもたちへの療育の必要性が認められ、現在では全国で約30,000施設以上の施設が設置されています。参考: (厚生労働省:統計情報)しかし、施設数の増加に伴い、子どもたちへの療育提供や居場所の確保は実現したものの、現場で働く職員の事務作業の膨大さや煩雑化によって、子どもたちへの支援や家族支援を含めた保護者とのコミュニケーションの時間確保が困難であるのが現状です。実際の業務では、実績記録票の作成業務に加え、保護者への確認作業をする際に「児童自らが通所を行う」場合や、「月に数回しか保護者と職員が会えない」といったケースもあり、実績記録票の保護者確認がスムーズに実施できないことが、職員と保護者双方の負担になっています。コノベルでは業界初となる児童発達支援・放課後等デイサービスに特化をした専用アプリを通じて、こうした現状を解決すべく、今回新たに「実績記録票」機能の提供を開始いたしました。今後も、システムを通じて子どもたちへの支援や家族支援を含めた保護者とのコミュニケーションの時間確保を実現することで、障がいの有無に関わらず誰もが生きやすい社会が作れるよう、尽力してまいります。■「実績記録票機能」の特徴実績記録票機能では、以下の機能をご活用いただくことが可能です。1. 実績記録票の作成医療型児童発達支援/児童発達支援/放課後等デイサービス/保育所等訪問支援の4事業での実績記録票の作成が可能です。保護者アプリからの連絡とシステムが連動することで利用実績は自動で作成されるため、集計作業もスムーズに行うことができます。実績記録票作成画面イメージ2. 専用アプリによる実績記録票の保護者確認機能従来紙で行っていた実績記録票の保護者確認が専用アプリから行えることで、職員と保護者の負担軽減に加え、施設のペーパーレス化が実現可能です。コノベルを活用することで、環境への被害を低減させることが可能です。専用アプリでの保護者確認イメージ3. 実績記録票の帳票出力保護者専用アプリと連動して作成された実績記録票は、帳票として出力することが可能です。事業者が利用者へのサービス提供時に報酬を受け取るための「国保連請求」を行う際に必要な帳票も、PDF出力がボタンクリックのみでできるため、作業負担を大幅に軽減します。4. 実績登録、保護者確認漏れアラート表示実績記録の登録や保護者からの確認漏れを見逃さないアラート表示機能も実装しています。この機能を活用することで、従来手動により発生しうる実績漏れなどのミスや職員の負担を大幅に軽減します。アラート表示機能イメージ※画面上の利用者名は架空の人物です。■児童発達支援施設・放課後等デイサービス向けクラウドサービス「コノベル」とは「コノベル」「コノベル」は、利用者情報管理を中心に、職員と保護者の連絡手段のデジタル化や職員の働き方改革に寄与する低価格なクラウドサービスです。2024年8月1日時点で約500施設以上(解約・閉園除く)の障がい児療育施設の業務負担軽減を実現しております。また、「子どもを関わる人全てに笑顔とゆとりを」をコンセプトに、1日でも早く障がい児童福祉に関わる方の負担軽減を支援するべく、2023年9月より「コノベル」を無償で利用できる【スマイルプラン】の提供を開始しました。今後も「コノベル」を通じて、障がいの有無に関わらず誰一人取り残さないサービスの提供を目指してまいります。公式HP : 公式Instagram: 【VISH株式会社(ヴィッシュ株式会社)会社概要】代表者: 代表取締役 田淵 浩之所在地: 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F設立 : 2004年12月資本金: 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月01日放課後等デイサービスを利用したことがないコウですUpload By 丸山さとこ神経発達症(発達障害)がある息子のコウは、中学3年生の今まで放課後等デイサービスを利用したことがありません。小学生の間は探したり空きを待ったりしていたのですが、結局一度も利用することなく小学校を卒業しました。中学生になってからは部活が忙しく、放課後等デイサービスは選択肢から外れている状態です。今は主に発達外来とスクールカウンセリングにお世話になっています。未就学児の間も、支援施設に通っていたのは1年間だけです。3歳児健診の際に勧められた週5回のクラスは定員に達していたため、1年で卒園する規定のある週1回のコースを利用していたのですが、その後も週5クラスの空きは増えずに療育園を卒園しました。そのため、4歳と5歳は保育園のみ通い、支援とは一切繋がりがない状態で過ごしていました。そうして、療育園卒園以降は特にどの支援機関とも繋がりがないまま小学校入学が近づいた保育園年長のある時、ふと「あれ?小学校入学前の相談とかしなくていいのかな?」と気になりました。保育園では先生や同級生の助けを得て過ごすことができたため、大きな問題は目立ちにくくなっていましたが、3歳児健診で「発達障害の可能性あり」と指摘された箇所は卒園が近づいても大きく変わっていないように見えました。Upload By 丸山さとこどこに連絡をすればよいのか分からなかった私は、ひとまず市の保健センターに相談の電話をしました。すると、「小学校内のことはスクールカウンセラーが対応しやすいので、入学後の活動が心配であれば、スクールカウンセリングを受けるのが良いと思います」と教えていただけました。Upload By 丸山さとこ「スクールカウンセラーの先生は、クラスの様子を直接見に行くことができます。学校内でトラブルがあったり、それについての小学校の先生とのコミュニケーションがスムーズに運ばなかったりした場合は、専門家としての意見を踏まえた上で調整を助けて下さることもあります」……と詳しく教えていただき、私は学校に連絡をとりました。そのおかげで、小学校入学後から中学3年生の今に至るまでとても助っています。私は今までに数人のスクールカウンセラーの先生にお世話になっています。「やはり相性の合う合わないは大きいな~!」と実感したこともありましたが、それでもメリットのほうが大きかったと思います。早め早めに動くこと、選択肢を多く持っておくことの大切さこのようにしてスクールカウンセリングという情報を得て助かった反面、当時の電話相談の中では『放課後等デイサービス』の名前が出ることはありませんでした。放課後等デイサービスは2012年4月に児童福祉法に位置づけられた支援です。コウが小学校に入学する頃はまだ選択肢が少なかったのも、今振り返れば「それはそうだろうな」と思います。ですが、三歳児健診で「発達障害の可能性が高い」として療育園への通園を促され、その後支援との繋がりがプツンと切れてしまった私は、当時その状況に戸惑いを感じていました。参考: 放課後等デイサービスガイドライン|厚生労働省Upload By 丸山さとこよく、「子どもが対象の福祉は受け身でいると得られない。保護者の積極的な行動が必要」という体験談を聞くことがあります。それは、コウをこれまで育ててきた中で私も実感していることです。スクールカウンセリングや病院での診察の際に「コウが通える放課後等デイサービスはありますか?」と伺っては、選択肢の少なさと空きのなさに打ちのめされたことは数知れず……「放課後等デイサービスを利用するには、保育園に入る時と同じか、それ以上の『リサーチと行動と運』が必要だな!」としみじみ思いました。早め早めに動くこと、頼れる先を多く持っておくことの大切さそんな風にオロオロしたまま過ぎてしまった『コウが小学生だった頃』に比べると、今は選択肢が多くなったようです。市内を移動中に「あっ、ここにも新しくできたんだ!」と目にするほど支援施設が増えたことを実感しています。とはいえ、まだ順番待ちだったり、合うところを選べなかったりすることも多いだろうと思います。このたった10年ほどの間にもこれほど状況が変わっていったことを考えると、事前リサーチが空振りになることも、きっとあるのだろうなと思います。それでも、調べたことや行動したことは無駄にはならないのだろうということも、私はこの10年で実感しました。3歳児健診にて療育園の情報は貰えますが、連絡や入園手続きは保護者の私が行わなければなりません。スクールカウンセリングを利用しなければ、発達外来の受診や服薬についても様子見期間がもっと長くなっていた可能性があります。そうであれば、コウは今よりも学校生活に疲れ果てていたかもしれません。Upload By 丸山さとこ今回のコラム内では「時期によって状況や得られる情報は変わる」というお話をしましたが、時期だけでなく地域による差も大きなものです。地元に詳しい医師やカウンセラーなどの支援者を頼るほか、地域の親の会に参加するのも選択肢のひとつだと思います。それはそれとして、私は、本来であれば児童福祉に関する情報が得られるかどうかが保護者次第であってはならないと考えています。現状が結果的にその状態であったとしても、「ちゃんと情報を得ないのは親が動かないからだ」と他者から責められるいわれはないし、自分を責める必要もないと思っています。その上で、何とかして多くの家庭が支援に繋がれることを願っています。情報がなく頼れるところがない状況で子育てをするのは大変なことです。書籍やWebサイトの情報を足掛かりに放課後等デイサービスなどの支援に繋がり、多くの保護者と子どもが助けを得られるようになって欲しいと思っています。執筆/丸山さとこ(監修:室伏先生より)さとこさん、放課後等デイサービス探しの状況や、児童福祉に関する情報を得る方法などについて共有くださり、ありがとうございました。さとこさんのおっしゃる通り、現在は放課後等デイサービスは増えてきてはいるものの、情報が整備されていて、誰でも簡単に情報にアクセスできる状況かというと、まだ課題がある部分と思います。さとこさんには、学校外の活動である、放課後等デイサービスについてご紹介いただきましたが、それに加えて現在では学校での支援も少しずつ強化されてきています。就学にあたって、特別な配慮・教育を希望される場合や、発達に不安があり就学先について相談・検討をしたい場合には、各自治体で行われている就学相談を受けることができます。特別な配慮・教育を受けられる学校、教室としては、特別支援学校、特別支援学級、通級指導教室などがあり、お子さんの知的能力や、お困りの内容や程度によって、どちらを利用するのが望ましいのかを、専門スタッフで検討します。就学相談を受けられると、その決定した場所に必ず通わなければならないのかと心配に思われる親御さんもいらっしゃるかと思いますが、この決定に強制力があるわけではなく、最終的な判断は親御さんにしていただけるようになっています。放課後等デイサービスを選ぶにしても、学校や教室を選ぶにしても、やはりリサーチは必要ですし、迷われることも多いと思います。このような時には、園の先生方、療育先のスタッフの方々、市区町村の相談先など、地域のプロフェッショナルの方々に相談してみるのもよいかもしれません。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年07月28日LITALICOジュニアスタンダードコースってどんなところ?スタンダードコースは、通所受給者証を使って通うコースで、児童発達支援と放課後等デイサービスの2種類があります。児童発達支援は0歳から年長のお子さま、放課後等デイサービスは小学1年生から高校3年生のお子さまが対象です。スタンダードコースでは、約10人の子どもたちが集団で過ごす場と個別指導を組み合わせ、合計3時間程度の支援を行っています。(※)体験授業では、豊富な知識や経験に基づき、一人ひとりに合わせて楽しく学べるような工夫がされた授業を実際に体験できます。※お子さまの状況やニーズに応じて1.5時間などでの支援提供もしております。詳しくはお問い合せ時におたずねください体験授業を受けてくれるBくんのプロフィールUpload By 発達ナビ編集部今回体験授業を受けるのは、保育園に通う5歳の男の子Bくんです。保育園で友達に手を出してしまうことがあり、「友達と仲良く過ごせるようになってほしい」というご両親の願いから、LITALICOジュニアスタンダードコース・児童発達支援の体験に参加しました。事前にお母さまにお話を伺いました。「Bは手が出てしまうこと以外にも、眠くなると怒りっぽくなったり、落ち着きがないところもあるんです」LITALICOジュニアスタンダードコースの体験授業では具体的にどんなことを体験できるのか、Bくんの1日体験の様子をご紹介します。丁寧なヒアリングでお悩み相談しながら困りの整理ができる!体験授業を申し込むと教室から電話があり、体験授業の内容やその後の流れについて説明があります。その後、お子さまの困りごとを先生が丁寧にヒアリングします(教室やご状況によって、当日行われる場合もあります)。「好きなことがたくさんあって素敵ですね!注意が逸れやすいのは、興味の幅が広いということも関係してるかもしれませんね」「お母さまに手が出やすいのも、お母さまやお家が安心できる場だからこその行動なのかなと思いました。お母さまが汲み取ってくれるからBくんも安心できるんでしょうね」などお子さまのいい面をしっかり分析しているのも印象的でした。お母さまに事前の面談について、感想を聞いてみました。「先生がいろんな視点から質問してくださって、質問の内容もとても的確で、あ、そういえばそうだなと答えながら思うこともたくさんありました」「いろんなお子さまを見てきたから分かるんだろうなと、先生の専門性の高さを感じました。とにかく話していてとても安心感がありました」先生にも、事前の面談でどんなことをヒアリングされているのか聞いてみました。「困りごとは同じでも、その要因はお子さまによってそれぞれです。ですので、より細かくお話を聞きながら、考えられるたくさんの要因のうち、お子さまの困難さはどこにあるのか、困りごとの根底にある要因を見立てていきます」「お子さまはこういう様子がありそうなので、体験ではこういうところを見ていきましょう」というように体験授業で見るべきポイントを提示してもらえるので、お母さまも一緒の目線で体験授業を見られるところもいいですね。Upload By 発達ナビ編集部体験授業では、LITALICOジュニア川崎駅前教室を訪問しました。教室は明るくカラフルで、子どもたちの賑やかな声が聞こえてきます。お母さまと教室にやってきたBくん。数日前まで風邪をひいていたこともあり、体調が万全ではないとのこと。お母さまと離れるのが難しく、予定していた集団授業のお部屋に入ることができません。そこで、先生はタブレットで集団のお部屋の様子を見ることを提案。「ここでお友達がどんなことしてるか見られるんだよ」とタブレットを見せると興味津々のBくん。徐々に笑顔が見られました。先生とほかの教室を一緒に探検したり、好きなもののお話をしていくうちに、Bくんは先生とすっかり打ち解けていました。集団授業に入って体験を受けられる予定でしたが、予定を変更し、このまま個別で行われることに。最初お母さまと離れることが難しかったBくんも、先生と2人でお部屋で過ごすことができました!先生から好きなものを聞かれると答えたり、「これはどうかな?」「こうやってあそぼう!」と自分からもたくさんお話しする姿がみられました。Upload By 発達ナビ編集部このように、お子さまの状況に合わせて、体験できるのは安心ですね。最初はお母さまと離れるのも難しそうだったBくんがここまで楽しそうに過ごせたのはなぜなのか、先生に伺いました。「体験授業は、お子さまのご様子をみて、必要に応じて形を変えて行うこともあります。それは、まずはお子さまに楽しかったなと思ってもらうことを目的にしているからです。そのために、お子さまの興味がありそうなおもちゃを用意したり、お子さまが興味をもたれたものは積極的に共感したりしながら、まずは『楽しい場所だ!』『褒めてくれる人だ!』と思ってもらえるような関わりを意識しています」Upload By 発達ナビ編集部また、Bくんとあそびながらも、Bくんの得意不得意や事前の見立てがあっているかなどを見ながら授業をしていたという先生。先生は具体的にどんなことをされていたのでしょうか。「隣の部屋の音を気にしていたり、先生の持っているシートのにおいを気にしたりしている様子から、もしかしたら感覚の過敏さがあるのかもしれないなと思いました」「また、力いっぱいおもちゃを押す様子があったので、力のコントロールに苦手さがあるのかなと感じたので、『そっと押すとうまくできるよ』と声をかけると、上手に力をコントロールできていました。このように、お子さまの困りごとはどんなところにあるのか、どういう声かけをしたら解消できそうかを考えながら接していました」お子さまも楽しく過ごせている状態で、困りごとの根底にあるもの、どういう支援や関わり方でそれが解消できそうかを専門的な視点で見てもらえるのはうれしいですね。また、先生があそびの中でも、「教えてくれてありがとう」「先生のお話聞いてくれてありがとう」などBくんの一つひとつの行動を見逃さず褒めている姿が印象的でした。※クリックするとLITALICOジュニアのお問い合わせページに遷移しますお子さまの困りの要因や関わり方のアドバイスを教えてもらえる!Upload By 発達ナビ編集部体験中の様子はリアルタイムで視聴でき、体験後には授業中のお子さまの様子や課題の解決方法についてフィードバックがあります。Bくんの体験授業について、先生からは「人も場所もはじめてのところで見通しが立っていなかった中、2、30分でこれだけ慣れることができたので、事前に情報が分かるとBくんのいいところがたくさん発揮できるかもしれないですね」とお話が。的確なアドバイスをしてくれる先生に、お母さまから就学に向けての相談も。「園での様子があまり分からないんですが、手が出てしまうという話は聞いているので、小学校入学に向けて今のままで大丈夫か心配で……」先生からは「通う小学校を事前に見ておいたり、学校の先生と面談をしておくと、どんなことをするところかが分かって安心して通えるかもしれないですね」とアドバイス。また、「園の様子が分からないと不安ですよね。LITALICOジュニアでは保育所等訪問支援を行っているので、指導員が園を訪問してお子さまの様子を見てお母さまに共有したり、LITALICOジュニアでうまくいった方法を園の先生と共有したり、連携することもできるので、一緒に活用されるのもおすすめです」と、実際のサービスを使ったときのイメージがわくような説明も。体験授業のあとにどんなお話をされているのか先生からもお話を伺いました。「体験授業後は授業の振り返りとともに、どういうスキルを獲得すれば過ごしやすくなるかといった個の側面と、どんなふうに環境面を整えてあげれば過ごしやすくなるかといった環境の側面のそれぞれで、LITALICOジュニアではどんなアプローチができそうかといったことをお話ししています」Upload By 発達ナビ編集部体験授業後、お母さまにお話を伺いました。「とにかく褒めて、とにかく居心地のいい居場所をつくることに全力を尽くしてくれる先生がいるという安心感がありました。園で怒られて、家でもうまくいかなかった日も、ここでは絶対に褒めてもらえるということが、子どもの力になるんじゃないかと思いました。体験授業の1回だけでも、子どもが成功を実感して積み重ねていける『成功体験の場』だと実感できました!」「ほかにも、『感覚の過敏さはありますか?』という質問をされたのですが、まさに聴覚過敏気味なのが気になっていたので、『体験の時間だけで見抜くのがすごい!プロの目ってこういうことだ!』と実感しました」Bくんは体験が終わってからも、「次はいつ行く?」とお母さまにLITALICOジュニアのパンフレットを持ってきてくれるそうです。Bくんが楽しめた様子が伝わってきますね!「子どももとっても楽しかったみたいです。親としては子どもが楽しいというのであれば、じゃあ行こうか!という気持ちになりますね!」とお母さまもお話しされていました。LITALICOジュニアスタンダードコースは、お子さまが楽しみながら学べる場所。教室によってはすぐに体験授業を受けられる場所もあるそうなので、気になった方はまずは問い合わせてみてはいかがでしょうか。先生に聞く!体験授業を受けると何が分かる?Upload By 発達ナビ編集部LITALICOジュニアスタンダードコースの体験授業を受けるとどんなことが分かるのか改めて先生にお伺いしました。「LITALICOジュニアスタンダードコースの体験授業は、実際の集団指導を受けられるので通ってからの様子がイメージしやすいと思います。また、体験授業後には、指導員の視点から見たお子さまの様子をお伝えしているので、お子さまの新たな強みを知ることができるかもしれません」「そして、今後どうすればいいか手立てが分かるので、やるべきことの整理がしやすくなるのも体験をおすすめするポイントですね」Upload By 発達ナビ編集部何をするべきか、今どのステップにいるのかが分かるだけでも体験授業を受ける価値がありそうですね!保護者さまのお話を聞く先生のあたたかい雰囲気がとても印象的ですが、どんな気持ちでご家族を迎えられているのか聞いてみました。「保護者さまは、さまざまな困りごとやお悩みがあって相談してくださっていると思うので、まずはその気持ちをしっかり受け止めたいなと思っています。そして、違う側面から見るとお子さまの素敵な強みを知っていただき、お子さまと関わる時のヒントになればいいなと思っています 」「たとえば、園などの集団の中では『できていない』と判断されてしまっても、大人になって広い世界に出たときには、お子さまの強みが発揮されることもあります」「LITALICOジュニアでは、困りごとを解消するために必要なスキルの獲得をサポートしているのと同時に、お子さまの強みを伸ばすことも心がけています。お子さまには強みを伸ばしながら、いずれはお子さま自身が自分のもっている強みを理解して発信できるようになるといいなと思っていますし、保護者さまにもお子さまの強みにあらためて気づいてもらえたらいいなと思っています」お子さまが楽しみながら必要なスキルを獲得できるように、指導員みんなでご家族をサポートしてくれるスタンダードコース。気になった方はまずはお問い合わせしてみるのがおすすめです。LITALICOジュニアスタンダードコースの体験授業のまとめ教室ではどんな授業を受けられるのか、利用したときの様子をイメージできるLITALICOジュニアスタンダードコースの体験授業。集団生活の中での困りごとや、学習でのつまずきなど、お子さま一人ひとりの課題に合わせて集団指導と個別指導を受けられるスタンダードコースの体験授業であれば、お子さまの困りごとの解決の糸口が見つかるかもしれません!体験授業では、利用するにあたっての疑問点や不安なことも相談することができるので、気になった方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。※この記事は、LITALICOジュニアに掲載のコラムの一部を変更し、構成しています※クリックするとLITALICOジュニアのお問い合わせページに遷移します
2024年07月22日心が重たい放課後等デイサービス探しスバルが年長の秋頃、当時通っていた療育先で1番の情報通ママから「放課後等デイサービス探しもう始めてる?」と聞かれました。就学相談や学校見学やサポートブック製作で身も心もいっぱいいっぱいなのに、情報通はもう放課後等デイサービスも探しているのかと焦りました。その人は「放課後等デイサービス探しは意外と楽しいよ」と言っていましたが、私は「楽しい訳あるかい」と思いました。スバルは3歳でASD(自閉スペクトラム症)と診断され、当時入園する予定で通っていたプレ幼稚園を退園になり、大急ぎで幼稚園を探したことがありました。その記憶とリンクして心が重たくなりました。さらに私の住む地域では放課後等デイサービス契約までの道のりはやたらと長くややこしいものだと分かりました。私の心はますます重くなるのでした。楽しくなってきた放課後等デイサービス探し市のWebサイトに放課後等デイサービスの一覧がありました。想像していたよりたくさんの放課後等デイサービスがあり、地域でしぼったあと、1つずつインターネットで検索しました。その際にWebサイトがなかった放課後等デイサービスは候補から外しました。なんかアナログだから古そう……と思ったのです。いろいろ調べて行くうちに居場所系、療育系、お勉強系、イベント系など施設によって特色があることが分かりました。この時点で少し楽しくなってきていましたが、とある新しい施設のWebサイトが目にとまり、さらにテンションが上がりしました。その放課後等デイサービスでは毎月たくさんのイベントがあり、外部から特別講師が来て教えてくれるというのです。英会話、ダンス、ヨガ、工作、化学、プログラミング、ほかにもいろいろなイベントの日があり、こんなところに通えたら最高だと思いました。スバルと習い事と私スバルが赤ちゃんの頃、スバルの寝顔を見ながら夫とこんな話をしていました。「スバルは大きくなったらどんなことに興味を持つかな」「オレは水泳をさせたいな」「運動系ならダンスや体操もいいね」「剣道や柔道にも憧れる」「今の時代は英語も必要かな」「プログラミング教室も駅前にあったよ」「楽器もいいね」習い事ができる年齢になる頃にはASD(自閉スペクトラム症)と診断されており、集団活動が苦手なこと、先生からの集団への指示が通らないこと、びっくりするくらい不器用なことが分かりました。「先生の指示が聞けないと命に関わるから水泳は無理だね」「不器用だから楽器も厳しいね」「スバルは英語に興味がありそうだけど、集団だとほかの生徒さんに迷惑がかかるから英語教室も難しいかもね」「あれも……」「これも……」と諦めてきました。Upload By 星あかりそんな記憶がブワッっと溢れて、この放課後等デイサービスではあれも選べるこれも選べると感動しました。放課後等デイサービスの中でなら苦手なことにだって挑戦できるし、失敗したって集中できなくだって迷惑だなんて考えなくていいし、未知の分野に触れることもできる……。なんて楽しい場所なんだ!なんなら私が通いたい!と思いました。スバルは新しい場所や新しい体験が好きなのできっと楽しんで通えると思いました。アドレナリンがドバッと出て、その後は面倒な手続きもあっという間にこなしてしまいました。結局こちらのイベントもりもりの放課後等デイサービスと、これといってイベントはないけれど先生の印象がとても良かった放課後等デイサービスの2ヶ所に通うことになりました。いざ通所が始まると……小学校に入学し、学校に慣れ始めた頃に放課後等デイサービスの通所を開始しました。今まで体験した事のないイベントや習い事に目を輝かせて「楽しい!」と言っていたスバルですが、1ヶ月経った頃から行きたがらなくなりました。行くたびに違うことをしなくてはいけない環境に疲れてしまったのです。冷静になって考えるとスバルは新しい場所や新しい体験は好きなのですが、ルーティンが落ち着くという性質もあります。1ヶ月経ち、放課後等デイサービスへの通所がスバルにとって「日常」になったのでルーティンの優先度が上がったのだと思います。私が自分の欲望に目がくらみ、スバルの本質を忘れてしまったために起こったミスマッチでした。Upload By 星あかりその後はスバルが好きなイベントの日をメインに通い、もう1つの放課後等デイサービスとバランスを取りながら楽しく通所していましたが、数ヶ月後人間関係のトラブルで辞める決断をしました。紆余曲折あり、もう1つの放課後等デイサービスも辞め(その話はまたの機会に)現在は穏やかにルーティンをこなしながらエッセンス的に毎日楽しい活動がある放課後等デイサービスに通っています。人間関係も活動内容もスバルにぴったりあっているようで、心の底から楽しんで通っているのが分かります。この放課後等デイサービスはWebサイトがありませんが、先輩ママの紹介で見学に行き決めました。「Webサイトがない放課後等デイサービスはなんか古そう」と避けていた私ですが、WebサイトがなくてもSNSなどを上手に活用して情報を発信している施設がたくさんあることをこの時に学びました。SNSに疎かった私のほうがアナログでした。現在のスバルと習い事幼稚園児の頃と小学校低学年の頃は集団の中で活動しているスバルの姿が想像できなくて諦めていましたが、なんと現在は習い事に通っています。この習い事は、小学3年生になったスバルが「最初の放課後等デイサービスのイベントで体験したあれが習いたい」と言い出して決まりました。この頃には集団の中でも活動に参加できるようになっていたので、体験教室に何度も通い決定しました。楽しかったりつまづいたりしますが、小学5年生になっても自分の意思で習い事を続けています。舞い上がった私が決断した最初の放課後等デイサービスへの通所は、反省の多いものになりましたが、今の習い事につながったことで少しだけ心が軽くなりました。執筆/星あかり(監修:新美先生より)放課後等デイサービスは、活動内容や雰囲気が施設によってかなり異なっています。定員もあり、放課後等デイサービスを探すのは本当に大変ですよね。放課後等デイサービスを利用する目的として、療育的な関わり、学習サポート、家や学校でできない活動を経験する場、安全に過ごせる居場所などさまざまあると思います。学校生活を頑張ったあとにほっと一息、安心して過ごすことを目的とするなら、自由度が高くのびのび過ごせる放課後等デイサービスを選んだほうが良いでしょうし、ふだん家だけではできない活動を発達特性を踏まえてサポートを受けながら経験する場にしたいのであれば、興味ある活動が多い場所が気になりますね。放課後等デイサービスは定員があり、通える地域の制約もあるのでインターネット発信をほとんどしていない施設もけっこうあります。福祉サービスを紹介してくれる窓口は公的機関だと公平性の担保のため、どこがおすすめというようなことは教えてもらえないことも多くて、探すのは本当に大変です。相性の問題も大きいので、少々面倒でもいくつか見学して、ご本人に合った場所を見つけられると良いと思います。スバルくんは、放課後等デイサービスでの活動がきっかけで、やりたい習い事がみつけられたのですね。慣れて安心して通える放課後等デイサービスのイベントだったからこそ、その活動に出合えたといえるのかもしれません。そして、その活動をもっと深めたいと思えて、習い事を始めることができたのですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年07月14日授業の「人数」と「時間」が変更に。リニューアルのメリットは?Upload By 発達ナビ編集部緒方広海(おがた ひろうみ)臨床心理士、公認心理師。行政機関にて心理専門職として15年間勤務。精神保健福祉センター、発達障害者支援センター、子ども家庭総合センターで、乳幼児から成人期までの精神保健福祉・障害福祉の分野で幅広く心理臨床業務に従事。現在はLITALICOの中で支援に関わる指導員への研修やスーパーバイザー育成の統括などに従事する。ーー障害福祉サービスの制度・基準変更に伴い、LITALICOジュニアのサービス内容がリニューアルされました。まずは、改めてサービスの変更点についてお聞かせください。LITALICOジュニアでは、これまで1対1から1対3の個別指導や少人数グループを対象に、45分から1時間程度の比較的短い時間の支援を提供していましたが、2024年4月からは、10人前後のお子さまが同じ空間内で過ごす「集団の場」を中心とした支援を開始しました。それと同時に、1回あたりの支援時間が45分から3時間へと大幅に拡大されました。(※)この変更後も、集団の場と並行するかたちでお子さま一人ひとりの状況に合わせた個別指導は引き続き実施しています。集団と個別、両方の支援を組み合わせることで、お子さまの発達段階やニーズに柔軟に対応できる体制を整えたのが今回のリニューアルのポイントだといえます。※児童発達支援ではお子さまの状況やニーズに応じて1.5時間での支援を提供する場合もあります。また、放課後等デイサービスでは1.5時間支援を中心にしています。詳しくはお問合せ時におたずねください。Upload By 発達ナビ編集部ーー今回の支援形態の変更のメリットは、具体的にどのようなところにあるのでしょうか?発達支援に限らず、支援は個別最適であることが何よりも大切です。そう考えると、支援のバリエーションは多ければ多いほどよく、理想としては一人ひとりのお子さまや保護者さまの状況に合わせた支援を選択できる状態です。これまで特別プログラムとしての提供にとどまっていた集団支援を支援形態の1つとして正式に位置づけることで、個別支援と組み合わせたサービスを提供できるようになりました。この変更により、お子さま一人ひとりにとって最適な支援を届けやすくなったことが大きなメリットだと考えています。集団の場は、学んだスキルを自分のものとして身につけるための練習の場Upload By 発達ナビ編集部ーー個別と集団、それぞれに違ったよさがあると思いますが、集団授業ならではのメリットは、どのようなところにあるのでしょうか?お子さまが快適な生活を送るために必要なスキルの獲得を目指すのが個別支援の大きなテーマです。しかし、スキルを獲得することは最終的なゴールではありません。大切なのは、学んだスキルをご家庭や保育園・幼稚園、学校で使えるようになることなんですよね。LITALICOジュニアの集団の場にご参加いただく最大のメリットは、学んだスキルを応用し、自分のものとして身につけるための練習の場ができる点にあります。お子さま一人ひとりの特性を理解した指導員が見守る中、お友達と関わる機会を持っていただくことには、大きな意味があると考えています。保育園や幼稚園、学校などの集団に参加することに不安があるお子さまでも、安心して参加できる集団の場をつくりたいという思いで、集団授業のプログラムをつくりました。ーーこれまでの個別授業では難しかった支援ができるようになったのですね。その通りです。指導員との1対1の空間では、そもそもご家庭や園での困りごとが表に出ないこともありました。どのような場面で困りごとが出てくるのかを確認しなければ、最適な改善策を提案するのが難しいケースもあり、それも個別支援の中で1つの課題になっていたんです。今回、LITALICOジュニア内に集団の場を設けることで、日常生活でのお子さまの困りごとの発見と、その解決策の提案がスムーズになる効果も期待できると考えています。※クリックするとLITALICOジュニアのお問い合わせページに遷移します支援時間の拡大により多様な経験の提供が可能にUpload By 発達ナビ編集部ーー1回あたりの支援時間が3時間となりましたが、この支援時間の拡大によるメリットについても教えてください。集団授業では、自由あそびやおやつの時間、みんなで一緒に活動する時間など、さまざまな場面を設定しています。授業時間を延長することで、このようにお子さまの成長を支える多様な経験を提供できるようになったことが一番のメリットですね。ーーおやつの時間のように、今までの授業にはなかった日常的な場面も取り入れることで、お子さまの新たな一面を発見することにもつながりそうですね。そうなんです。つい最近、「3歳のお子さまが自分のおやつを分けてくれたんです」と嬉しそうに報告してくれた指導員がいました。お子さまの新たな一面を発見したり、できることが増えていく姿を見られたりすることは、指導員のやりがいにもつながります。Upload By 発達ナビ編集部ーー集団生活の中でお子さま同士のトラブルが起きた場合はどのように対応されていますか?LITALICOジュニアでは、お子さま一人ひとりの状況に合わせた環境調整を行うことを大切にしています。たとえば、お友達とあそぶ時のルールを決めたり、おもちゃの取り合いを防ぐために同じおもちゃをいくつか用意したり、それぞれの子に合った過ごし方を提供したりと、工夫できることはたくさんあるんです。もちろん、個別授業の中でお子さまに対して「次はこんな伝え方をしようね」のように伝えることも必要です。ただ、LITALICOジュニアとしては、そもそもトラブルが起こらないようにするには何ができるのかを考えたうえでの環境面へのアプローチを今後も重視していきたいですね。※クリックするとLITALICOジュニアのお問い合わせページに遷移します丁寧なアセスメントによって実現する、個別最適な支援Upload By 発達ナビ編集部ーー集団の場でも一人ひとりのお子さまに合わせた支援を提供できる理由はどんなところにあるのでしょうか?LITALICOジュニアでは、お子さまとご家族に寄り添った丁寧なアセスメントを行うことが大切だと考えています。お子さまの発達状況や特性について、アセスメントを通して深く理解するからこそ、一人ひとりに合わせた支援の提供ができるんです。ーーLITALICOジュニアで行っているアセスメントとは、具体的にどのようなものなのでしょうか?アセスメントでは、保護者さまへのヒアリングをはじめ、お子さまの行動観察、質問用紙を用いた発達状況・特性の調査など、いくつかの客観的な評価を組み合わせながら、一人ひとりの特性を多角的に理解していきます。その情報をもとに、お子さまが次に目指すべき目標を決め、それを達成するためのサポート内容を具体的に考えていきます。同時に、お子さまが過ごしやすくなるような環境づくりについても検討します。こうして、お子さま一人ひとりに合った個別支援計画をつくりあげていくんです。最後に、個別支援計画の内容について保護者さまにも詳しくご説明し、同意を得たうえでサポートに移るというのがアセスメントから支援開始までの一連の流れになります。支援を開始したあとも定期的にモニタリングを行い、必要に応じて個別支援計画の見直しをしています。アセスメントから支援、モニタリングまでのサイクルを丁寧に回していくことが、お子さま一人ひとりに合った支援を実現するための鍵となっています。Upload By 発達ナビ編集部ーー個別支援計画を作成する際の目標設定について、何か気をつけていることはありますか?目標設定では、抽象的な目標ではなく、具体的な行動に落とし込んだ細かい目標を設定するようにしています。たとえば、「楽しくあそぶ」という目標では、何をもって達成とするのかが曖昧で、指導員によって評価にバラつきが出てしまいますよね。そのため、「おもちゃを貸してと言われた時に、5回中4回は貸すことができる」というように、明確な行動基準を設定するんです。具体的な目標を設定することで、指導員同士が同じ基準でお子さまの行動を評価できますし、今後の支援内容を検討する際の意見交換もしやすくなります。「ブロックで30分集中してあそぶ」という目標を設定し、お子さまがそれをクリアできたら、自然と「40分集中してあそべるようにするためにできることは?」と、建設的な議論につながります。このように、具体的な行動目標を設定することで、支援の方向性が明確になり、スタッフ間の連携もスムーズになります。これが、お子さま一人ひとりに対する支援の質を高めることにつながっていると考えています。※クリックするとLITALICOジュニアのお問い合わせページに遷移します今後も「お子さまが自分らしく生きる力を育める場所」でありたいUpload By 発達ナビ編集部ーーサービスのリニューアル後、保護者さまからはどのようなお声がありましたか?リニューアル後は多くの方から「楽しく通えている」「支援時間が伸びたことで、自分の時間を確保できるようになった」などのポジティブな感想をいただいています。また、集団の中で過ごす様子から、お子さまの成長を実感できることも、保護者さまにとってうれしい変化のようです。授業をモニタリングいただいた保護者さまからは「こんなふうにお友達と関わることができるんだ」という驚きの声が上がることもあるんですよ。ーーお子さまの発達が気になる保護者さまは多くいらっしゃると思いますが、LITALICOジュニアの児童発達支援や放課後等デイサービスはどのような方におすすめできるでしょうか?LITALICOジュニアには「自分らしく生きる力を育む」というコンセプトがあるんです。苦手なことを克服するだけでなく、周囲の理解や配慮を促すことも重視しながら、お子さまが自分らしく生きていくための発達支援を提供し続けたい。そのために、お子さまの特性を深く理解し、周囲との関わり方を共に考えていくパートナーでありたい。そう考えながら、私たちは日々お子さま一人ひとりと向き合っています。なので、お子さまが自分らしく生きていくためのサポートを求めている方には、ぜひLITALICOジュニアをご利用いただきたいです。お子さまの発達が気になる方であれば、どなたでもご利用いただけるサービスですので、心配ごとがある方はぜひ一度教室にお越しいただければと思います。ーーありがとうございました。※この記事は、LITALICOジュニアに掲載のコラムの一部を変更し、構成しています※クリックするとLITALICOジュニアのお問い合わせページに遷移します(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年07月05日